兄「妹が援交しているかもしれない……」 (145)

プロローグ―――

兄「妹…援交、しているのか……?」



妹「……だったらどうする?」

兄「……」


目の前が真っ暗になった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383316453

きっかけはケータイだった。

最近、帰りが遅いし

帰って来るなりすぐシャワーを浴びに行くし……いやこれは普通か?

とにかく……不審な点はいくつかあった。

たまたま居間に放置されている妹のケータイをこっそり覗いた結果、今に至る。


兄「このおじ様って誰だよ…」

妹「誰だっていいでしょ、お兄ちゃんには関係ない」

兄「ぐっ…」

兄「と、とにかく援交なんてやめろよ!父さんも母さんも心配するだろ!」

妹「二言目にはいっつもそれだよね」

兄「!」

妹「心配する、心配するって……私のことなんてちっとも見てないくせに」

兄「そんな…ことは…」

反論できない。

口先だけの心配で。

俺は妹のことをきちんと見ていなかったのかもしれない。


それなのに…


妹「そんな顔しないでよ」

クスッと笑う。

兄(何でこいつはこんなに余裕なんだ?)

家族に援交がバレたというのに。

妹「ねぇ…援交やめさせたい?」

兄「あ、当たり前だろ!」

妹「だったらさ…」










妹「お兄ちゃん、私を抱いてよ」



兄「……………は?」

思考回路がショートした。

妹「最近、普通にヤるのに飽きてきたんだよねぇ」

兄「」

妹「そろそろバレるんじゃないかとも思ってたし」

妹「だからさ…」


妹「援交やめてもいいけど、代わりにお兄ちゃんが私を抱いてよ」

妹「実の兄妹でSEX…!背徳感があって面白そうだし」クスクス

兄「お、お前は……」

兄「何を…言っているんだ?」

妹「だからさっきから言ってるジャン」

妹「私が援交をやめる条件として…」

兄「そうじゃない!俺たちは兄妹なんだぞ!そんな事できるわけが…」

妹「……あっそ」

妹「じゃあこの話はもうおしまいね」

つまらなそうに妹はさっさと出て行こうとする。

兄「ちょ、ちょっと待て!」

妹「何さ」

兄「えっと………一晩考えさせてくれ」

妹「…ふ~ん」

ニヤニヤと笑みを浮かべる妹。

くそっ、あの顔は絶対下種の勘繰りをしてる。

妹「何だかんだ言ってお兄ちゃんも私とえっちしたいんだぁ~?変態っ」

兄「ち、違っ!俺はこれ以上、妹に変な事をさせないようにだな…」

妹「はいはい、そういうことでいいですよー」

相変わらずニヤニヤしてやがる。

ちょっと可愛いと思ってしまったのが情けない。

妹「それじゃ明日また部屋に行くからさ、その時に返事聞かせてよ」

兄「え」

妹「あと援交費用として3万円」

兄「え」

妹「できればゴムも用意してねっ。まぁ……童貞のお兄ちゃんが持ってるとは思えないけど」クスクス

兄「え」

妹「それじゃあね」

兄「待て待てまてまてまてまて!」

妹「何さ」

兄「何で俺が童貞だと知ってる……じゃない!おい、ふざんけな!色々おかしいだろっ!」

妹「えっどこが?」

兄「何で返答期限があるんだよ!何で金払わないといけないんだよ!しかも高けぇし!」

妹「私の楽しみを奪おうとしてるんだからそれくらい当然でしょ」

兄「楽しみって…」

妹「あのさぁ…そもそもお兄ちゃんに主導権があると思ってるの?」

兄「何…だと」

妹「私としてはこれでも譲歩してるくらいなんだよ?」

兄「…」

妹「だからさ」



兄「いや……主導権はこっちにあるぞ」

妹「え?」

兄「妹の事を姉さんや母さん達に言う。そうすれば…」

妹「あはっ無理♪」

キッパリと言い切られた。

兄「何でだよ」

妹「お兄ちゃんにそんな度胸ないもん」

兄「…」



妹「事を大きくしたくないからお兄ちゃんだけで内密に解決したい……そんなところかなぁ」

妹「今の脅しも口先だけのハッタリ」

妹「バレバレだよお兄ちゃん」


兄「へっ………よくご存知で」

妹「うん、お兄ちゃんの事ずっと見てたから知ってるよ」


妹「お姉ちゃんと私にどうしようもなく甘いダメ兄貴だって」

兄「…」

妹「3日後に返事聞かせて?準備とか色々大変でしょ」クスクス

そう言い残して妹が部屋を出たのがつい先ほど。

すでに時刻は日付が変わろうとしていた。

兄(期限は3日…)

どうにか説得して、猶予を3日に伸ばしてもらった……のだが。

兄(はぁ………どうっすかなぁ……)

妹の援交をやめさせるために大金払って妹を抱く。

兄(それ何てエロゲ)

色んなことがあり過ぎてうまく考えがまとまらない。

兄(妹……昔は鬱陶しいくらいによく俺に付きまとってたのに…)

今では金銭目的で他の男と寝るようになるなんて。

さっきの会話を思い出し、また気分が落ち込むがそれ以上に自分の不甲斐なさが情けない。

兄(確かに最近、妹や姉さんに構ってやれなかったかも)

妹が高校生になって半年。

思春期真っ只中の俺は何となく気恥ずかしくて、必要最低限の会話しかしなくなった。


それにつられるように、姉さんとも。


兄(……そういえば、姉さんもまだ家に帰ってきてない)

妹に指摘されるまで全く心配すらしてなかった。

信用しているとは言えば聞こえはいいが、要は気に留めていないというだけで……

兄「あぁぁああ!もう!」

いかん。

このままではネガティブスパイラルに陥ってしまう。

兄「こんな時は……[田島「チ○コ破裂するっ!」]だ!」キリッ

グダグダ考えてもしょうがいない。明日じっくり考えよう。

あ、伏字忘れた

Day1

翌朝―――

姉「おい起きろ猿」ゲシッ

兄「ぐへぇ!?」

胸部に思いっきり蹴りを入れられ、最悪な朝を迎える。

姉「起きろと言っているんだモンキー野郎」

兄「ごほっ……何でしょうか姉上。生憎と草履なんて持ち合わせていませんが」

姉「ちげーよバカ」



姉「お前の部屋臭いんだよイカ野郎が」

兄「!!??!!???」

姉「するなとは言わんが致したら、うがい手洗い換気くらいしろ」

兄「はぁ…」

姉「あと母さんがうるさいから早く起きろ」

兄「ん、分かった」

姉、退室。

まるで起こしに来たのがついでと言わんばかりの理不尽さ。

兄「………そんなに臭うのか」

愕然。



コンコン

妹「お兄ちゃんおはよう」

姉さんと入れ替わるように妹が入室。

妹「あれ、お兄ちゃんが起きてるなんて珍しいね」

兄「あ、ああ。……姉さんに蹴り起こされた」

妹「ああー…それはうん、ご愁傷様」

テヘヘと困ったような笑み。

妹よ、お前もか。お前も蹴り起こされたクチか。

兄「…それより妹」

妹「…」ビクッ


兄「………俺の部屋って、そんなに臭う?」

妹「え、あ。んー…?」スンスン

妹「よく分からないけど、ちょっと変な臭いする…かも?」

兄「うーん…」

やっぱり換気するか。

兄「分かったありがとう。とりあえず着替えるから出て行け」

妹「はーい」

妹、退室。


兄「…」


兄「昨日のこと夢だと思ったけど……さっきの態度、やっぱり夢じゃないんだな」


本当に最悪な朝だ。

居間―――

姉「…………」

兄「…」

妹「…」

空気が重い。

何ゆえこんなプレッシャーの中、ブレックファストしないといけないのか。

姉「…」

諸悪の根源である姉さんは不貞腐れた顔で黙々と朝食を口に運ぶ。

明らかに「私、不機嫌です」と言わんばかりのドス黒いオーラを周囲に撒き散らしながら。

母「それじゃあ、母さんもう家出るから。最後に出る人、戸締りお願いね」

兄&妹「「うぃー」」

姉「……」


………。


兄「なぁなぁ」ヒソヒソ

妹「なになに」ヒソヒソ

兄「姉さん、何であんな不機嫌なの?」

妹「あー…えー…」

物凄く困った顔をする妹。


……何だろう。嫌な予感がする。

兄「あ、やっぱり何でm

妹「えっと…お母さんから聞いた話なんだけど、ね」





妹「お姉ちゃん、朝帰りだったみたい」

兄「」

学校―――

昼休み。

兄「鈍感系とか難聴系主人公てみんな死滅するべきだと思うの」

兄友「え?何だって?」

兄「……」イラッ

有無を言わさず顔面に右ストレートを叩き込む。

兄友「ぐほぉっ!何しやがる!?」


今は学校の昼下がり。

そして教室でランチタイムの俺と兄友。


兄「俺って思った以上に鈍感なんだなって、最近そう思った次第なんですよ」

兄友「お!ようやく気づいたかこの野郎」

兄「ようやく?」

兄友「兄に気がある女子、結構いるぞ。お前は全く気づいてなかったみたいだけどな」

兄「……マジか」

兄友「マジマジ。とは言え、今年のお前は一個上に姉先輩、一個下には妹ちゃんと最強の布陣敷いてるから」

兄友「周りの女子なんてアウトオブ眼中なのかもしれんがな、アッハッハ」

兄(…その姉妹もアウトオブ眼中だったんですが)

兄友「ん?どうした、急に黙り込んで」

兄「いや、何でもない」

兄(……)

朝の顛末はこうだ。

朝帰りの姉帰宅

居間にて父さんとうっかり鉢合わせ

大喧嘩

そして伝説へ…



兄(はぁ……どうなってんだこれ)

昨日今日で我が家に問題が噴出し過ぎて授業どころじゃない。

しかも、問題がどれもアダルティな内容だし。

経験のない俺には刺激が強すぎる。

兄(とりあえずは)

できる事から始めよう。いろいろ時間がない。

放課後―――

あれから色々考えたけど。

やはり俺一人でどうにかできる問題じゃない。

誰かに相談しようと思う。

家族以外で妹と親しくて、妹のことを相談できる相手に。

兄(となると…)

兄「妹友ちゃん」

妹友「あれ、兄先輩どうしたんですか?」

終礼の合図とともに教室を飛び出し、目的の人物に接触を試みる。

妹友「妹ですか?妹ならもういないですよ」

兄「え?」

妹友「今日は用事があるってすぐに教室出て行きましたもん」

兄(これは…)

妹の用事が凄く気になる。今すぐにでも後を追いたい。が

兄(まだ何も分かってないんだ。ここは堪えよう)

兄「いや、今日は妹友ちゃんに用事があるんだ」

妹友「私ですか?」

兄「ああ、ここじゃちょっと……話しづらい内容だから」

妹友「もしかして、屋上ですか?」

兄「え、あっいや。う~ん…」

屋上は……どうだろう。誰かに聞かれるとも限らないしなぁ。

妹友「それとも校舎裏ですか!?定番ですよね!」

兄「定番?」

校舎裏?

待て。何か話が噛み合わないぞ。

妹友「え、告白じゃないんですか?」

兄「いや、違うんだが……」

妹友「なぁんだ、残念」

兄「何が残念なのかは追求しないとして」

兄「ちょっと……相談があるんだ」

妹友「…?分かりました」

どこかの喫茶店―――

妹友「ちょえぇええ!妹が援交!?」

兄「ちょっ!?声が大きい!」

俺と妹友ちゃんは場所を変えるべく、学校からそれほど近くない喫茶店に来ていた。

兄(この時間、学校近辺はどこもウチの生徒で賑わっているからな…)

目的はもちろん妹の事についてだ。

妹友「す、すまみせん。びっくりしたものですから」

兄(俺も別の意味でびっくりだよ)

現在、年頃の男女が2人きりなこの状況で。

なるべく不穏当な発言は控えていただきたい。

兄「あくまでかもしれない(という設定)ってだけだから。仮定(であってほしい)の話だから」

妹友「そ、そそそそうですよね」



妹友「はぁ~…でも確かに」

兄「ん?」

妹友「最近、授業が終わるとすぐいなくなるんですよ。付き合いもなんか悪いですし」

兄「そうなの?でも先週の休みに、妹と遊んでてたじゃん。そんな風には見えな」

妹友「ちょっと待ってください」

兄「ん?」

妹友「先週の休みって?」

兄「先週の土日どちらも。妹が妹友ちゃんと隣町に行って来るって外出したから…」

妹友「えっ」

兄「えっ」

妹友「私、先週の休みは妹と出掛けてませんよ。用事ありましたし」

兄「…………」

兄「あ……えっと、妹の様子がおかしいのっていつ頃からか、覚えてない?」

妹友「そうですね…正確な時期は分かりませんが1ヶ月くらい前からでしょうか」

兄「ふむ…」

1ヶ月か…まだまだ十分取り返しがつくな。傷も浅く済みそうだし。

兄(それにしても…)

予想はしていたが…妹友ちゃんも事情は知らなかったか。

まぁ、大っぴらに言うことじゃないしな。

妹友「あの…」

兄「あ、はい」

妹友ちゃんの呼び掛けで思考を一時中断。

妹友「私も妹に聞いてみますよ。…やっぱりそういうの良くないですから」

兄「…ありがとう」

妹友「そんな、お礼なんていいですよ」

妹友「妹は大事な友達ですし」


妹友「それに」


妹友「私は妹のこと信じてます。そんな事するような子じゃないって」ニコッ

兄「…………そう、だね」

妹友ちゃんの笑顔を直視できなかった。

カランカラン

<アリガトウゴザイマシター

兄「あ」

妹友「い?」

兄「妹のこと何か分かったら連絡が欲しいんだけど」

妹友「はい、それは直ぐにでも」

兄「うん、それはありがたいんだけど……妹友ちゃんの連絡先、知らない」

妹友「あっ…言われてみればそうですね!」

兄「と言うわけで、連絡先教えて下さい!!」

妹友「先輩…」

妹友「本当は私の連絡先知りたかっただけなんじゃないですかぁ~?」ニヤニヤ

兄「いや違うぞ!?俺は純粋に妹が心配でだな…」

妹友「ふふっ冗談ですよ」

寝る
続きは明日書きます

帰宅後。

コンコン

姉「開いてるぞ」

兄「姉さん、少し時間いいかな」

兄「聞きたいことがある」

姉「…」

妹の件も心配だが、姉さんも心配だ。

幸い(?)、妹はまだ帰ってきてない。

妹友ちゃんにも相談したし、妹のことはとりあえず置いといて。

兄「今日、朝帰りだったんだって?」

姉「はぁ?だから?」

兄「単刀直入に言うよ」

兄「昨日の夜どこで何してた、の」

姉「はっ」

鼻で笑われた。

姉「私が言うとでも?兄には関係ないだろ」


―――お兄ちゃんには関係ない


兄(全く……どいつもこいつも)



兄「姉さん……俺さ」


兄「姉さんのこと好きだよ」

姉「」

兄「がさつで横暴だけど本当は優しい姉さん」

兄「昔、俺や妹が虐められた時も助けてくれたね」

兄「男のくせに情けないぞと、笑ってくれた漢気溢れる姉さん」

兄「いつだって姉さんは俺の憧れだった」

兄「姉さん知ってる?俺が姉さんと同じ学校に入ったのも実は」

姉「あわわ!ちょ…っとストップ!タンマ!」

兄「なんだい姉さん」

姉「えっと…その……兄……くん?私たち姉弟…なんだよ?それに好きって言うのは」

兄(姉さん顔真っ赤だ。言葉遣いもなんか違うしかわいい)

兄「それはもちろん」



兄「家族として好きに決まってるじゃないか」ニコッ

姉「っ~~~~~!///」

姉「…………はぁあぁぁぁぁ」

姉「分かった私の負けだ。言うよ言いますよ」

姉(あのまま恥ずかしい告白を延々聞かされたら悶絶死する)

兄「それで…昨日の夜どこ行ってたの?」

姉「…れ……ゃに…た」

兄「何だって?」

姉「だから!」


姉「カレの部屋に居た!」

兄「」

兄「………カレ?」

姉「彼」

兄「彼氏?」

姉「彼氏」

兄「boyfriend?」

姉「yes!that's right」

兄「え、え、え……じゃあ昨日の夜は…」

姉「い、言わせんな!恥ずかしい…///」

兄「そ、それはお…お、おめでとう……?」

姉「う、うん」

兄「……リア充爆発しろ」ボソッ

姉「しねーよ」

姉「それにしても…アンタにしては意外ね」

兄「え、何が?」

姉「今までは、そーいう事に疎いっつーか、知ってても見なかったフリしてたじゃない」

兄「まぁ………思春期ですから」キリッ

姉「へぇー…」ニヤニヤ

兄「…何だよ」

姉「シスコン!」


兄「まぁ……否定しないけど」

姉「…え」

兄「それじゃ、もう部屋に戻るよ。おやすみ」

姉「ちょい待て」

兄「なに姉さん」

姉「アンタ……さっきの告白、もしかして本気…だったりする?」





兄「……だったらどうする?」

Day2


兄「快適な朝だ」

珍しく時間通りに起きたせいか目覚めがいい。

昨日とはうって変わって爽やかな気持ちだ。

姉さんの件はもう大丈夫……だと思う。

あとは当人達の問題だから、外野の俺がとやかく言うことじゃない。

少し寂しい気分になったが自家発電したらスッキリした。

妹「お兄ちゃんおはよう」

兄「おはよう」

姉「う、おはよ」

兄「姉さんもおはよう」

姉「…」プイッ

そっぽを向かれた。

どうやら昨日のことを気にしているご様子。

面白いからしばらくこのままにしとこう。

兄(あとは…)

妹「…明日だね」ヒソ

兄「!」

兄(妹を何とかしないとなぁ)

姉「なになになに。何の話」

兄「あ、いや。別にたいした話じゃ」

妹「たまにはお兄ちゃんと一緒に登校したいなぁって話してたの」

妹「ねっ、いいでしょ?」

兄「う、うん…そうだな」

妹「へへっ」

姉「ふーん」

兄(………)

兄(おかしい……何かがおかしい)

今日は久しぶりに妹と一緒に登校した。

最初は他愛のない会話をしてたのに、突然腕に抱きついてきた。

恥ずかしいので振りほどこうとしても頑なに離れようとしないし。

結局、妹友ちゃんと合流するまですげー恥ずかしかった。

兄(腕に妹の控えめな胸が当たってたが……あれ絶対わざとだ)

それだけじゃない。

昼休みになると突然、教室に来て一緒に食べようと誘われた。

姉さんも誘って皆で食べようと提案したが、別の人と食べるからと断られたらしい。

…あの口ぶり、絶対誘ってないだろ。

おまけに

兄友「ちくしょおおおお!お前なんてそのままもげちまえ!バーカ!ばーか!」

兄友には悪態を吐かれる始末。

帰りにお前の好きなベルギーワッフル奢ってやるから勘弁してくれ。

こうして

俺、妹、妹友ちゃんと最近ではお馴染みの面子で昼食を共にした。


……お互い例の件には触れずに。


兄(以前なら特に何とも思わなかったが)

兄(これって確実にモーションかけらてる…よな)

放課後―――

妹友「ごめんなさい」

開口一番謝られた。

兄「いやまぁ、うん。昨日の今日だからしょうがないさ」

妹友「私もそれとなく探りを入れてみたんですけど、ね」

タイムリミットまで半分を切った。

現時点での収穫ゼロ。

妹友「…もうこうなったら直接聞いてみるしか」

兄「いやいや!いいって!そこまでしなくても!」

そんな事したら絶対関係が悪くなる。

友情を壊すような過激な事だけはやめて欲しい。

兄「と・に・か・く!事を荒立てたくないのでなるべく穏便にお願いします」

妹友「…はぁい」

この子怖い。

たまに言動が過激なんだもん。

夜。


妹「ただいま」

兄「おかえり」

妹が帰ってきた。

時刻は既に21時をとうに過ぎている。

一昔前の小学生ならとっくに寝ている時間だ。

兄「…今日も遅かったな」

妹「まぁ…ね」


夕食時に最近、妹の帰りが遅いことについて

母さんにそれとなく聞いてみた。

曰く、

母「あの子も、もう子供じゃないから大丈夫でしょ。夕食の有無はきちんと連絡してくるし」

と、さほど心配していないご様子。

放任主義というかなんと言うか……アンタ母親としてそれでいいのか。

あ、父さんは最近忙しいのか深夜にならないと帰ってきません。


妹「お兄ちゃん、私シャワー浴びてくる」

兄「何でそれを俺に言うー?」

妹「覗かないでねっ!」

兄「俺がいつ覗いたことがありましたか」

妹「んっと……前フリ?」

兄「それは俺に覗けということか」

妹「変態」

馬鹿なやり取りをした後、着替えを取りに部屋に戻った妹はそのまま浴室へと向かった。



兄「よし……今が好機か」

妹の部屋。

ガチャ

ソローリ

兄(えーっと、妹のケータイは……あった)

机の上に置かれたカバンを漁り、目標物を発見。

薄暗い部屋にケータイのディスプレイだけが発光する中、慎重に操作する。

兄(指紋認証か……確かこれを)

自分の指で数回試してワザと間違える。

と、

兄(次にパスコード認証に移行する。数字だけの簡単な認証だ)

誕生日辺りを入れてっと……よし、ビンゴ。

まずはメールの確認。

兄(おじ様……妹の援交相手)

以前は、メールの内容を見だけで卒倒しそうになったが今回は違う。

兄(最初にメールのやり取りがあったのは25日前…やはり約1ヶ月だな)

兄(メール頻度は1日3、4通くらい。時間帯も夕方から深夜にかけてがほとんど)


兄(…あれ?)

今、ふと違和感が。


兄(いや、気のせいか。……えっと)

他に何か情報がないかアドレス帳を開いてみると

兄「なっ!」

兄(なんだコレ!?)

アドレス帳の一覧には

あっぴー、お兄ちゃん、お姉ちゃん、おじ様、クッキー、ごまちゃん、シーラカンス、たまごボーロetc…

兄(何で渾名で登録してるんだよ…)

誰が誰だかわっかんねぇだろコレ。


<チョット!オニィチャン!

兄(やべっもうあがった)

ガチャ

兄「なんだー!」

<バスタオルガナインダケド!

<ドユコト!?

兄「分かった!新しいの持って行くよ!」

<オネガイー

兄(ちっ…!時間切れか)

これ前に書いてた?デジャヴ

>>39
自分はSS投稿初めてです。
その辺にいくらでも転がってる題材だからおそらく別の方かと。

妹「もうっ!信じらんない!」

浴室から出てきた妹はやけにプリプリ怒っていた。

妹「何で準備しといたタオルがなくなってるの!」

兄「洗い物かと思って洗濯機に入れちゃったんだよ」

妹「いや、間違わないでしょ普通!?」

兄(本当は妹が出るタイミングを知るためにワザとなんだけどな)

兄「悪かったってば」

妹「」プイッ

兄「お詫びってわけじゃないけど……これ」

妹「…シュークリーム?」

兄「今日帰りに兄友と寄り道した時にさ。妹、大好物だろ」

妹「確かに好きだけど…」

兄「3つとも食べていいぞ」

妹「わ、私がそんな物で釣られると思ったら大まちが……3つとも食べていいの?」

兄「うん、全部やるよ」

妹「ありがとう!お兄ちゃん大好きっ!」

兄「ははは…」

妹「♪~」

兄「美味いか?」

妹「とっても!」

兄「それは良かった」

すっかり機嫌は直ったようだ。

兄(…こうして見るとすごく可愛いのに)

あんな事をしているのが未だに信じられない。

何気ない日常。いつもと変わらない態度に―――胸が締め付けられる。

妹「…」ジィー

兄「ど、どうした」

妹「お兄ちゃんも1つ食べる?貰っといて何だけどさ」

兄「いや、いいよ。余ったら別の日にでもさ」

妹「でもこれ凄く高いよ。たまに買ってるから知ってる」

兄「そんな気にしなくても」

妹「……私は気にするんだけど」ボソッ

兄「ん?何だって?」

妹「何でもないっ」

兄「それより妹」

妹「ふぇ?」

兄「ほっぺほっぺ」

妹「ほっぺ?」

兄「クリームクリーム」

妹「んー…」

妹「お兄ちゃん」

兄「はい」

妹「指ですくって舐めていいよっ」

兄「ああ!?誰かがやるか!!」

妹「えぇー…いいじゃん。これくらいのスキンシップ」

兄「過剰なスキンシップはお断りだ!」

妹「むぅうう」

ジト目で唸っていた妹は何やら思案した後、指でクリームをすくって

妹「てい」

兄「んぐぅ!?」

兄(口の中に妹の指が…!)

妹「んっ…」ピクッ

兄「…んはぁ」チュパ

兄「な、ななななな何をする!?」

妹「あはっ!どう?妹クリームの味は」

兄「………甘くて美味しい」

妹「うんうん、そうでしょう」

兄「くぅ…」

妹「へへっ」

兄「あ、っと、まだ残ってるけどもういいのか?」

妹「ん。残りは明日食べるよ」

兄(明日…)

妹「ねぇお兄ちゃん」





妹「明日、返事聞かせてね」

兄「…………あぁ」

兄の部屋―――

兄「明日、か」

兄(たった2日だったけど色々な事があったなぁ)

兄(妹の秘密を知ったり、お互い何食わぬ顔でいつも以上に一緒にいたり)

兄(姉さんの秘密を知って、お互い腹を割って話したり)

兄(……明日で何かが変わってしまうのだろうか)

いや、もしかしたらもう既に……



兄「…あ」

ふと自分のケータイに目が止まる。

点滅しているランプ。

メールの着信を知らせるものだ。

兄「もしかして妹友ちゃんからかな。何か情報があればいいのだけど……」


タイトル:
なし

本文:
妹友です。
メルアド変えました。


兄「ってただのアド変やないかっ!」

Day3


兄「…」

猶予最終日。

色々考えていたら、ほとんど眠れなかった。

兄(でも…)

自分なりに答えは出た。

覚悟もできた。


兄(妹、俺は……)

居間―――

妹「おはよ~」

姉「おはー」

兄「…はよ」

妹「?どうしたのお兄ちゃん?」

兄「何が?」

妹「なんかそっけない」

兄「別に…?」

姉「コーヒーうめー」

コソコソ

妹「…いよいよ今晩だね。楽しm」

兄「……」ガタッ

妹(え…?)

兄「俺もう出るから。最後の人、戸締りよろしく」

姉「いてらー」

ガチャ

バタン

妹「………」

姉「トーストうまうま。やっぱ朝はこの組み合わせが最強だわ~」

妹「あ、お姉ちゃん。私にもコーヒーちょうだい」

姉「ほい」

妹「ありがと」

姉「珍しいわね。妹がコーヒー飲むなんて」

妹「ん、たまにはね」



妹「苦っ…………」

学校―――

兄友「おい起きろ」

兄「ふぁああ……あれ?何で皆いないんだ」

兄友「なに寝惚けているんだ。次は移動教室だぞ」

兄「げっマジか!ってもう時間ないし!」

兄友「早く準備しろよ」


廊下。


妹友「……あれ」

妹「どうしたの?」

妹友「ねぇ、あそこにいるの兄先輩と兄友先輩じゃない」

妹「え」

兄友「やぁ、妹ちゃんに妹友ちゃん」

妹友「こんにちは。どうしたんですか?もう予鈴なりますよ」

兄友「移動教室でな。兄がモタモタしているから時間が」

兄「うるせー」

妹「あ、お兄ちゃん…」

兄「…悪い。話してる時間ないからもう行くわ」

妹「う、うん」

兄「兄友、急ぐぞ!」

兄友「おう!それじゃあ、お2人ともまたな!」

タッタッタッタ…



妹友「なした」

妹「え?」

妹友「喧嘩でもした?」

妹「べ、別にしてないよ…」

妹友「なぁんか兄先輩、避けてるみたいだしぃ。妹は朝から元気ないしぃ」

妹「気のせいだって」

妹友「ふ~ん…」

妹「………」

妹(お兄ちゃん…やっぱり)

放課後―――

兄友「兄~!放課後トゥギャザーしようぜ!」

兄「悪い。今日外せない用があるから先に帰るわ」

兄友「そうか…今日は一緒にケーキバイキングに行こうかと思ってたんだが」

兄「え…」

兄「何それ罰ゲーム?」

兄友「ちがわい!」

兄「何で野郎2人でそんな所に行かにゃならんのだ」

兄友「今日メンズデーだから!格安で食べ放題なの!」

兄「…本当に甘いもの好きだよな。妹も甘党だけどお前も大概だわ」

兄友「マジで!?妹ちゃんと食べ歩き来ちゃう!?近い将来お義兄さんって呼んじゃう!?」

兄「呼ばせねーしお前になんかやらねーよ!」

兄友「じゃ、じゃあ!お姉さまと今度、甘味処でお近づきになりたく…」

兄「姉さん甘いものダメなんだ。超辛党なんだ」

兄友「うぐぅ…」

兄「残念だったな。それじゃ」

ガラッ



兄友「……ふむ」


兄友「何か今日のアイツおかしいぞ」

深夜―――

兄(はぁー…き、緊張する)

コンコン

兄「ど、どうぞ?」

やべぇちょっと裏声った。

………

あれ?

兄(中々部屋に入ってこないぞ)

ガチャ

兄「何してるの。部屋の前で突っ立って」

妹「お兄ちゃん…」

妹「その…来ないほうが良かったのかな…って」

兄「どうした突然」

妹「何か今日一日避けられてるみたいだったから」

妹(もう嫌われたのかなって…)

兄「あー…その」

兄「き、今日のことを考えたらまともに顔合わせられなくて」

兄「気恥ずかしくてな……ゴメン」

妹「な、なぁんだ~…そんな事だったの」ホッ

兄「わ、悪かったな!」

妹「意外と小心者なんだね」クスクス

兄「小心者で結構……それに交換条件、だもんな。援交やめるのと」

妹「う、うん。当たり前じゃん」

兄「とりあえず部屋入れよ」

妹「うん」

兄「…で」

妹「で?」

一体何からすればいいのだろう。

昨夜覚悟を決めたものの、何をすればいいのかさっぱり分からん。

先に3万渡そうとしたら、後でいいよとやんわり断られるという

雰囲気ぶち壊しのこの状況で!

妹「もぅ…しょうがないなぁ」クスクス

妹「童貞で経験ゼロのお兄ちゃんじゃ分からないよね」

兄「よ、よろしくお願いします…」

年下にリードされる俺。

ちょっと情けない。

妹「まずはキスしよっか」


兄「ん…」

妹「んっ…」

チュ

妹を抱き寄せ、唇を重ねる。

体勢を維持できるよう、妹の背中に腕を回して支えてやると

妹も首に腕を回してきた。

兄(キス……してる)

キス。

実の妹とキス。

そして、これからこれ以上の事をしようとしてる。

そう考えただけで下半身に力がこもる。

どれくらい経っただろう。

おもむろに顔を離す。

兄「…ぷはぁ」

妹「…っはぁ」

兄「……ハァハァ」

妹「はぁ……へへっ、どう?初めての感じは?」

兄「……なんかすごい」

頭がポッーとする。

全身が火照ったみたいで。胸がドキドキして。

妹「んふふ。次は…」サワサワ

兄「ぁ…うっ///」

妹「こっちかな」

妹「これが……お兄ちゃんの…」ドキドキ

兄「……恥ずかしい///」ドキドキ

ズボンの中から引っ張り出された愚息は既にアーマーパージして臨戦態勢。

妹の目の前でそびえ立っている。

妹「フッー」

兄「…!」ビクッ

妹「えへへ」ギュッ

兄「ほょう!?」

妹「これだけで逝かないでねっ」シコシコシコ

竿を上下する小さな手の感触がたまらない。

兄「だ…っがこ…くらいで…!」

兄(ヤバイ超キモチいい。自分で擦るのと全然違う)

妹「はむっ」カプッ

兄「ひゃう!?」

妹「ちゅぱ…んぐ…んぐ……んん――!」ハムハム

兄「あ、あぅあ……!」

妹「ちゅる……チロチロ……ちゅぱ、ちゅぱ」

亀頭を口に含んだまま舌先で尿道を刺激される。

妹「じゅぽ、じゅぽっ、れろっ」

兄(くっ…やばっ)

兄「あっ……妹…もう!」

妹「ほのははふぁしてひーよ」

ああ、何言ってるか分からない。

やばい、出る…!

兄「あっ…」

ドピュ!ビュルビュル!

妹「ちゅぶ……ちゅ……」ジュブジュルルル

妹(お兄ちゃんの…ピュッピュッって出てる…)

兄「あ…うぁ…」ビクビク

妹「んぐっ、んぐぅ!」

コクコクと喉を鳴らして精液を飲み込む妹。


妹「えへへ……飲んじゃった」タラー

兄「ば、馬鹿!そんなもん飲むなよ」

ティッシュ箱から何枚か適当に引き抜き、口から精液を垂らす妹の口を拭ってやる。

妹「んんっ……」





妹「ねぇお兄ちゃん……しよ?」

兄「本当にこの体勢でするのか?」

ベッドの上に仰向けになる。

俺が下、妹が上らしいのだが。

妹「いいの!そのまま動かないでねっ!」

どうやら上体を起こすのもダメらしい。

妹「その………挿れるとこ見られるの恥ずかしいし」

兄「それはそうだが…」

俺が危惧しているのは。

兄「まさか……見えないのをいい事にオナホで済ませる気じゃ…」

妹「ないからっ!ちゃんとするからっ!」

ジュプ…ジュプ

妹「んんっ…!」

兄「ぅ…はぁ、あ…!」

ゆっくりと感じる温かい感触。

直接見ていないから分からないが

確実に棒が穴に入っている的なものが下半身へ快感として伝わってくる。

ジュプ…ツプッ…

妹「っ…!はぁ…はぁ……んんぅ…!」

兄(妹の膣内すごく狭い…!キュウキュウに締め付けてくる…!)

しかし、あまり奥まで入らずむしろ押し出されるような…


あれ……?


…!


兄(まさか…)ガバッ

妹「ぇ……あ!ちょっとお兄ちゃん!急に起きないでよっ!」

兄「…!」

妹「ちょっ!見るな!バカ!」

兄「……」

妹「……ばかぁ………見ないでよ…」ウルッ

兄「妹…」















兄「何で……血、でてるの」

妹の股から流れる一筋の鮮血。

それは、先ほどまで純潔だった証。

妹「っ……ぐすっ」フルフル

兄「……」


兄(ああ……そうか)

やっと分かったよ。

お前の気持ち。

兄「妹」

妹「お兄ちゃ…ひぐっ…違っ…これは…ぐすっ…んちゅ」

兄「ん…ちゅく……ちゅぷ」

妹「ぁ…ちゅぱ…ちゅう……ちゅぱ」

兄「ちゅう…じゅる…じゅぷ…」

兄(妹の唾液…味はしないのに美味しい…もっとほしい)

妹「ちゅ…ちゅるちゅる……ちゅぱ」

妹(ぁ…舌が絡まって凄くきもちいいっ…!お兄ちゃんっ…!)

兄「っぷはぁ……妹、一回抜くな」ニュル

妹「…え?や!ぁ、まっ」

兄「ダメ」チュ

妹「んっ」ビクッ

妹(首……お兄ちゃんに舐められてる…)ゾクッゾクッ

兄(汗ばんでるのかちょっとしょっぱいな……妹もやっぱり緊張してるんだな)チュウウゥ

妹「ハァ…ハァ……お兄ちゃん、あのね」

兄「大丈夫、俺に任せてくれないか」

兄(経験ゼロだけど)

妹「………うん」

妹「あっ…」

兄「妹、胸触るな」フニッ

妹「言ってから触るひゃんっ!」

兄「あれ、妹ブラしてないのか……もしかして、まだ」フニフニ

妹「し、してるよっ!寝る前は外してるのっ!」

兄「え、あ、そうだな」

妹「ぅぅぅ……どうせ私のはちいさいよう」

兄「気にしない気にしない」コリコリ

妹「ひゃ!あんっ!」

兄「触り心地もいいし、俺は好きだよ」フニュフニュ

妹「ふぁぁ…ほ、ほんとう…?」

兄「ああ」ニコッ

妹「…ぇへへ///」

兄「…」キュゥウウウ

妹「ゃあん!あっ!あぅ……そ、んな急にぃ!ぉっぱい摘んじゃ、ふぁ!」ビクッ

兄(あれ…?)

妹「っぁ……ハァ…!」



兄「妹……もしかしてイった?」

妹「ぅぅ……ちょっと、だけ///」

兄「はは、嬉しいよ。少しだけでも妹を気持ちよくさせることができて」

妹「お兄ちゃん…」

兄「ん?」

妹「また、キスして」

兄「分かった……んっ」チュ

妹「んっ……ちゅ」

そろそろ頃合か。

妹をやさしくベッドに押し倒す。

兄(流石に初めてで上はつらいだろうしなぁ…)

兄「俺、上手く出来るか自信ないけど……なるべくやさしくするから」

兄「改めて……挿入れるな?」

妹「うんっ///」

兄「くっ…」ズリュ

妹「ふぁ…!」

兄「…っ」グチュグチュ

妹「ぁん…あぅ!あっ、ぁ……」ヌプヌプ

ズリュズリュ……コツン

妹「ひゃ…!ゃっ…!あっん…!!」キュウキュウ

兄「っはぁ…はぁ……妹の…一番奥まで届いたよ」

妹「ぅん…うんっ…!」

兄「…」グリグリ

妹「ぁっ、そこぉ!グリグリしちゃ、ゃぁ!」

兄「ここ、だな…」ヌプッヌプッ

妹「ゃっ、ぁっ、ぁぅ、ぁぁっ!」キュウゥゥ

パンッパンッパンッパンッ

妹「お兄ちゃんっ…!お兄ちゃんっ…!」チュッ

兄「はぁ、はぁ…妹…んっ」チュプチュプ

妹「ちゅぱ、ちゅぱ、れろっ……きもちひい、気持ちいい、よぉ///」ゾクッゾクッ

兄「…はぁ、俺も…すごく気持ち、いいっ…!」

妹「はぁん!……ほ、ほんと?」

兄「ああ……俺たち、体の相性が…イイ、のかも……な!」

妹「お兄ちゃんと……嬉しいっ///」

兄「妹…俺、もうっ…!」

妹「ゃぁ…!いっしょに、いっしょにイこっ///」

兄「……」パンパンパン

妹「ぁ、ぁ、ぁ、」

兄「…ぅ…出るっ…!!」

妹「出してっ…!おにぃ、ちゃんの中に出してっ…!」キュンキュン

パンパンパン…ズリュ

兄「妹…妹っ!!」

ドッピュゥ!

妹「ぁん!ぁっ、あ、あ、ああ―――!!」ビクッビクッ

ビュルルル!ドピュ!ドピュ!ビュク!


兄「ふぅ…ふぅ……」ハァハァハァ

妹「はぁ……はぁ、ハァ…」ヒクッヒクッ





妹「お兄ちゃん…」

兄「妹…」



チュ

妹「ごめんね……」

先に口を開いたのは妹だった。

兄「…」

あれからどのくらい時間が経っただろう。

行為が終わった後もしばらくお互い抱き合ったまま…というより

俺が抱きしめて離さないのだが。

兄(今…ここで妹を離したら)

今回の件について、二度と話せなくなる気がしたから。



兄「やっぱり……嘘だったんだな」

妹「う、ん」

兄「あのメールは」

妹「妹友にサクラしてもらったの」

マジか。彼女もグルだったのかよ。

兄「…それじゃあ、妹友ちゃんが急にメアドを変えたのも」

妹「うん。アドレスからバレると思って。お兄ちゃんには1回ケータイの中を見られてるから」

兄「そうだったのか…」

妹「まさか、妹友に接触するとは思わなかった」

妹「そこまでしてもらう予定じゃなかったのに」

兄「妹のことを何とかしたかったからさ、形振り構ってられなかったんだ」

妹「妹友から聞いたよ」

妹「お兄ちゃんに心配されてるんだって知って」

妹「…すごく嬉しかった」

兄「…」ナデナデ

妹「あっ…」

兄「頭撫でられるの…好きだったよな」ナデナデ

妹「うんっ」ギュ


兄「ん……話、続けて」

妹「きっかけは1ヶ月くらい前かな…」

兄「1ヶ月前?」

妹「偶然ね、お姉ちゃんを街中で見かけたの……恋人と一緒に」

兄「ああ…」

妹「お姉ちゃん、恋人と手を繋いだりして…凄く楽しそうだった」

兄「…羨ましかった?」

妹「かも」

妹「……でもそれ以上に」



妹「怖かった」

妹「お兄ちゃんもいつか彼女が出来て、あんな風に楽しそうにして」

妹「考えれば考えるほど胸が苦しくなって……すごく怖かった」

兄「妹…」

妹「好きなの」

兄「…」

妹「お兄ちゃんのことが、好き」

妹「好きで好きで、どうしようもないくらい好きっ」

兄「それは…」

妹「変、だよね。実の兄が好きだなんて…」

妹「でもお兄ちゃんの恋人になれない事、分かってた」

兄「それで、今回のことか」

妹「…うん」

あたかも援交をしているような嘘をつき

兄の焦燥心を煽って

援交をやめさせるための交渉カードとして―――肉体関係を迫る。

妹「本当は」

妹「一夜限りの出来事で終わるつもり、だった」

妹「最後は何も知らないお兄ちゃんに軽蔑されて、嫌われて……終わり」

妹「そういう計画だったのに……全部バレちゃったね」テヘヘ

自嘲気味に力なく笑う。

兄「後悔…してるのか?」

妹「………すごく、してる」グスッ

妹「こんなの、我慢できないよ…」ポロポロ

兄「妹…」

妹「お兄ちゃんとつながってる間、心が満たされて凄く幸せで…」

妹「…ぐすっ、でもっ!」

妹「私のせいでお兄ちゃんが不幸になるなんて嫌っ!」

妹「こんな気持ち、持っちゃダメなんだって分かってるのにっ!分かってるのにぃ…」ポロポロ

泣き出してしまった。

……実の兄妹では当然、結婚できない。

そんなの社会が認めないだろうし、姉さんや両親も認めないだろう。

妹と一緒になるという事は、俺だけじゃなく周りの人々も不幸にしてしまう。


だったら…

最初から

何も知らなければ良かったのか?


そうすれば、お互いに一夜限りの過ちとして


忘れることができるのだから―――

兄(なんて…)

ちょっと前の俺なら考えてただろうな。

兄「妹…」


兄「俺………妹のこと、好きだよ」


妹「ひぐっ……え?」

兄「正直どういう好きかまだよく分からないし」

兄「先のことなんて全く考えてないけど、さ」

兄「それでも……妹のことすごく大切なんだ」

妹「お兄ちゃん…」







妹「ダメ、だよ…」

妹「私みたいなのを好きになっちゃ、ダメ…」

兄「ぇ……」

妹「自分のわがままで、妹友を巻き込んで」

妹「お兄ちゃんにもいっぱい迷惑かけた」

妹「わた、しは……ぐすっ、お兄ちゃんの傍にいて良い人間じゃ、ないから」



妹「でも……」

妹「最後に好きって言ってくれて嬉しかったよ」


兄「……何だよ最後って」

妹「なん、でもないっ…!ただの言葉のあや、だよ」

妹「別にいなくなるわけじゃないから……安心して」ニコッ

兄「……」

兄(なんだろう…)




妹がすごくかわいい。


バカだけど、とっても一途で。

俺の事をこんなにも想ってくれる妹が、凄く愛しい。


…今、その気持ちに押し潰されようとしてる彼女に

手を差し伸べてやれるのは

兄(俺だ)

俺だけなんだ。

自惚れでも何でもいい。

兄「妹」



兄「妹がさっき俺を不幸にしたくないって言ったように」

兄「俺も妹を不幸になんてしたくない」

妹「……っ」

兄「妹と一緒に食事をしたり、軽口を叩き合ったりしてる時」

兄「すごく楽しいし、心が落ち着く」

兄「そんな時間が今後なくなったりしたら……俺は嫌だ」

妹「……ぅぅ」ウルウル



兄「もし……これから先、妹がつらい思いをするなら…」

兄「俺が一緒に、妹の幸せを見つけてやる」

妹「ぅぅう…」ポロポロ

兄「だから」



兄「ずっと、俺の傍にいて欲しい……!」

妹「ぉ、にぃちゃん…」ギュ



妹「お兄ちゃんっ…お兄ちゃんっ!」ポロポロ

兄「妹……好きだよ」

妹「私も好きっ!好きっ!!大好きっ!!!」

兄(手離すもんか…)

この幸せを。

―――妹が泣き止むまでずっと抱きしめていた。

エピローグ―――


妹「えへへ、お兄ちゃん~」スリスリ

兄「急に甘えてくるようになったな」

妹「だって…ずっとこうしていたかったもん///」

兄「そ、そうか…」

妹「うんっ」

兄「んっ…」ナデナデ

妹「へへっ」

兄「そういえば…」

妹「?」

兄「その、股の痛み……とか大丈夫か?」

妹「も、もうっ!急に変なこと言わないでよっ」

兄「いや、だって…」

妹「んー…まだちょっとヒリヒリするけど、そこまで痛くは……ないかな?」

兄「……ごめんな」

妹「え」

兄「妹の初めて、あんな風にしちゃって…」

妹「…ううん、全然気にしてないよ」

妹「元はと言えば私がお兄ちゃんを騙そうとしたのが悪いんだし」

妹「それに…」

妹「どんな形であれ、お兄ちゃんに私の初めてあげられて凄く嬉しいよ///」

兄「…そっか///」

妹「お兄ちゃんの初めてもしっかりいただいたしね!」

兄「うっ……」

兄(すっかり忘れてたけど、俺、妹で童貞卒業したんだった……!)

兄「ところでさ、3万円…」

妹「い、いらないよっ!」

兄「え?だってあれは…」

妹「元々もらうつもりなかったし、受け取ったら後でこっそり返すつもりだったの」

兄「そうだったのか…」

兄(しかし、元々妹のために用意したものだしなぁ…)

兄「…そうだ」


兄「妹、良かったら今度の休日2人でどっか出掛けないか?」

妹「お兄ちゃんの奢りで?」

兄「え、あっ、はい…」

妹「冗談だよ」クスッ

兄「え?」

妹「流石に私もそこまで厚かましくないよ~」クスクス

兄「……それで、どうかな?」

妹「もちろん、いいよ!」

兄「じゃあ今度の休日に」

妹「うん!」


兄(とは言え……)

兄(何かプレゼントする分にはいいよな…?)

兄(行き先も含めて考えておこう……)


妹(デート……えへへへ、お兄ちゃんとデート……///)

兄「あの……妹、さん?いつまで俺の部屋に居る気で…?」

妹「んー…今日は一緒に寝たいかなぁ、って」

妹「ダメ?」

兄「お、おう!別にかまわないよ?」

妹「やたっ!」ギュッ

兄「ははは…」

妹「にへへっ///」チュ

兄「んぐ…!?」

妹「お兄ちゃん!ずっと一緒だよっ!」


本編はこれで終了です。
明日…というか以降は
幕間の話やその後の話をつらつら書きます。

後半、ほとんど無心で投稿してたから
起きて見直したら恥ずかしくて死ぬ。

色々詰め込みすぎたせいでブレまくってるのは分かってるんだ。
でももう、最後まで突っ走るしかねぇ。

約1ヶ月前―――

妹友「私がなりすませばいいのね?」

妹「そそ、メールするだけの簡単なお仕事です」

妹友「それよりもアンタ、相手の名前……」

妹「?」

妹友「おじ様はないわー流石にその名前はないわー」

妹「う、うるさいっ!このくらい安直な方がいいの!」

妹友「えぇー…」

妹友(妹のネーミングセンスが酷いのはいつもの事だけど、大丈夫かなコレ)

妹友「しかし、これだけで兄先輩が本当に引っ掛かるかなぁ…?」

妹「大丈夫」

妹「なるべく家に帰るの遅くしたり、他にも色々考えてるから」


妹友「………ねぇ」

妹「うん?」

妹友「妹の企みには協力するけど、さ……」



妹友「アンタ本当にそれでいいの……?」

妹「………」

妹「……覚悟してるよ」

妹友「…ふぅん」

妹「ごめんね……こんな変な事に付き合ってもらって」

妹友「あ、うん。気にしないで」

妹「んふふっ、それじゃ明日からいよいよ作戦決行だよ!」

妹友(………)

妹友(兄先輩、ウチの親友がひどくバカげた事をやろうとしています)

妹友(ほんのちょっとでもいいから、妹の想いに気づいてください)

妹友(願わくば……)





とある日の夜―――

<~♪

兄「ん?あいつ居間にケータイなんか放置して何やってんだ」

兄「……」キョロキョロ

兄「ちょ、ちょっとだけなら……見てもいいよな」ドキドキ

ピッ

兄「……え!?」


こうして妹の企みが始まった。


After1 作戦決行 End

兄「……うーん」

兄友「お、どうした兄」

兄「いや、ちょっと悩み事があって」

兄友「俺でよければ相談に乗るぜぇ?」

兄「そ、そうか?内容がアレなんで誰に相談しようか迷ってたんだ」

兄友「なんだなんだ、水くせぇなぁ。俺とお前の仲じゃないか」

兄「…とか言って、単に面白がってるだけだろ」

兄友「まぁな」シレッ

兄友「で?悩み事は何かな?この兄友さんに言ってごらん」

兄「実は……」





兄「妹を孕ませたくてしょうがないんだ」

兄友「……………………………」



え?今なんつった?

兄「最近、妹がかわいすぎて」

兄「妹のことを考えると胸が締め付けられるんだ」

兄「それでふと思ったんだが……」

兄「妹の子どもはもっとかわいいんじゃないか」

兄「しかし、妹が他の男となんて絶対嫌だし」

兄「考えただけで吐き気がする」

兄「だったら、俺が妹と結婚して子どもを作れば」

兄友「ストップ!スト―――ップ!!」

兄友「おおおお、お前!大丈夫か!?頭とか、頭とか!」

兄「いや大丈夫じゃない。けど問題ない」

兄友「大問題だっつうの!マジで何言ってるか分かってるのか!?」

兄「分かってる、自分がおかしな事を口走っているのも」

兄「でも……この衝動を抑えられないんだ!」

兄友(やべぇ……兄がぶっ壊れた)

兄友「兄……お前は今、心身ともに疲れているんだ……」

兄友「熱い風呂にでも入って、2、3発抜いて寝れば」

兄友「翌朝には今の発言が恥ずかしくて死にたくなるほど、スッキリ元通りになってるはずだ」

兄「そうなのか…?」

兄友「ああ」

兄友「つか妹ちゃんの前でそんな事言うなよ!?いくらお前に懐いてるからって流石に嫌われるぞ!」

兄「わ、分かってる」

ガラッ

妹「お兄ちゃん」

兄「妹」

兄友「妹ちゃん…!」

妹「一緒にかえろ?」

兄「うん、いいよ」

妹「良かったぁ~!今日、夕飯の買出しで荷物増えるかもだったの」

兄「いいよいいよ。妹にはいつもお世話になってるから」

兄「荷物持ちくらい手伝うって」

兄「母さんも最近、妹が夕食作ってくれて家事が楽になったって喜んでたし」

妹「そ、そうかな?」

兄「ああ、いつもありがとな」

妹「///」



兄友(とりあえず兄は大丈夫そうだけど……あれ、俺いらなくね?)

兄「っと、そうだ」

兄「俺も妹に頼みがあるんだった」

妹「?何、お兄ちゃん」

兄「妹」



兄「俺の子を生んでくれないか?」

妹「」

兄友「ちょっとおおおおおおおおおお!?」

兄友「ひと安心かと思ったらこれだよ!」

兄友「どストレートに何言ってんだこのバカは!!」

妹「や、やだっ!お兄ちゃんってば!」



妹「そ、そういうのは……2人きりの時に、ね…?」

妹「みんながいる前でそんな……恥ずかしいよぅ」

兄「ご、ゴメン…!こういうことってムードとか大事なのに突然すぎたよな」

妹「そうだよ!少なくても学校で言うことじゃないよ!」

兄「じゃあ、家に帰ってからテイク2ってことで…」

妹「もぉ…しょうがないなぁ~」

アハハハハ


兄友「いや待て!そこか!?そこが問題なのか!?」

妹「お兄ちゃん」

妹「私もお兄ちゃんに言うことがあるの」

兄「ん、何だい?」

妹「実はね…」


妹「今日、危険日なの///」


兄「そっか…///」

兄「なら、今日はたくさん子作りしないとな?」

妹「うんっ///」

妹「私、がんばってお兄ちゃんの赤ちゃん産むね!///」

兄「あぁ、子供が出来たら一緒に育てような」

妹「うん!///」



兄友「もうやだこの兄妹……」

兄「それじゃ」

兄「俺達もう帰るから」

妹「兄友先輩さよなら~」

ガラッ



妹「~♪」

兄「馬鹿、そんなにくっつくな。まだ学校なんだぞ」

妹「えぇーいいじゃん~」

キャッキャ


兄友「」ポカーン

兄友「………」

兄友「え、えっと……?」

兄と妹ちゃんがえ?子作り?

全く意味が分からないんだが。

兄友「展開が滅茶苦茶すぎる!これじゃまるで……」


―――夢でも見てるようだ。


妹「そうだよ」

兄友「…!?」

兄「だってこれは」










兄「お前の夢なんだから」

朝―――

兄友「うわあぁぁぁぁああ」

ガバッ

兄友「……ぜぇ……ハァ……ゼェ……」

兄友「…」

兄友「…な、なんだ夢か」

我ながら凄く気持ち悪い夢を見たぞ。

兄友(そういや最近、兄と妹ちゃんが以前に増して仲が良い気がするが…)

兄友「………」

兄友「ははははっ」


兄友「……いや、まさか……な」


After2 その後の兄友 End

姉が気になる

>>103
ごめんなさい。
設定をそこまで深く考えて作ってないんで
今後も出てくるけど、ぶっちゃけそんな出番ない。

帰り道―――

妹友「…で?あれからどうよ?」

妹「どうって?」

妹友「兄先輩と付き合ってるんでしょ」

妹友「その辺の背徳感溢れるイケナイ話なんかをじっくりとですね…」

妹「んふふっ、別に普通だよ~」

妹友「え……そうなの?」

妹「うん」ニコニコ

妹「お兄ちゃんと一緒にいる時間は増えたけど、別に普通だよ?」

妹友「えぇ~…何か期待してたのと違う」

妹「違うって…私は何を期待されてたの」

妹友「何かないの!?おはようのキスとか、一緒に登校とか、平日は制服デートとか…」

妹友「そんな感じのストロベリーな展開は!?」

妹「えっ…」

妹友「え?」



妹「それって普通じゃないの?」

妹友「」

妹友「…つかぬ事をお聞きしますが」

妹「はい」

妹友「所謂ABCでさ、どこまでいったの」

妹「んー…Kのちょっと手前?」

妹友「はぁ?」

妹「なんてねっ!」

妹友「いや待って!全然意味が分からないよ!?」

妹「分からなくていいよ!ちょ、ちょっとした冗談だから///」


妹友「……よく分からないけど、私はいつの間にか惚気話を聞かされていたらしい」

妹「へへっ」

妹友「爆発しろ!妹爆発しろっ!」

妹「しないよ!」

妹友「はぁ……でも妹は兄先輩や姉先輩と仲が良くて羨ましいなぁ」

妹「そうかな?」

妹友「うちも兄貴がいるけど、なぁーんか微妙でさ」

妹「あれ?妹友にお兄さんいたっけ?」

妹友「今、大学生で家出てるの」

妹「なるほど」

妹友「やっぱり疎遠なのが原因かな……血が繋がってないせいか性格も似てないし」

妹「ちょっと待った」

妹「妹友ってお兄さんと血繋がってないの?」

妹友「え、うんまぁ。両親が再婚した時、お互い連れ子だったから」

妹「何それズルい!!」

妹友「はぁ!?」

妹「だって、ごーほー的に兄妹で結婚できるじゃん!妹友ズルい!」

妹友「いやいやいやいや!ないって!微レ存でもないから!」


妹友「というかさっきからアンタの論点ちょっとズレてるよ……」

2人はいつも通りだったそうな。


After3 その後の妹友 End

姉「第1回!」

姉「○×家、家族会議~!」

姉「開幕ッ!」

兄&妹「「イェ~い!」」


兄「じゃないっ!!」

兄「何だこれは!ツッコミどころが多すぎる!」

兄「まずこれ、家族会議ってノリじゃないし!」

兄「大体何を議論するんだよ!夕食後に唐突に始まってこっちはポカーンだわ!」

妹(その割にはノリノリだったような…)

姉「こまけぇこたぁいいんだよ!」

兄「そもそも父さんと母さんもいねーし!俺らだけじゃん!」

姉「あの2人なら外食よん」

兄「え?」

妹「お父さん、最近遅かったじゃない」

兄(お前らもな…)

妹「何でもプロジェクト?の方が一段落したみたいで」

妹「お母さんと2人でお食事だって」

兄「へぇー」

兄(前々から思ってたけど……うちの両親、ちょっと放任主義やしませんかね)

兄「で、何を話すの」

姉「え、あー…」

姉(言えない……!実はその場のノリでやってみただけなんて!)

妹「お姉ちゃん……まさか勢いだけで言ったんじゃ」

姉「あっ…!あるある!議題ある!」


姉「ずばり!好きな異性のタイプは!?」


兄&妹「「…は?」」

兄「何でそんな事を議論つーか暴露しないといけないんだ」

姉「だって気になるじゃん?ねー」

妹「ねー」

妹「私もお兄ちゃんの好きなタイプとか気になるなー(棒)」

兄(こ、こいつら…)

兄「あー…うーん、そうだな……」チラッ

姉&妹「「……」」ジィー

兄(うっ…2人の視線が刺さる!特に妹の視線が痛い!)

これは迂闊なこと喋ったら後が怖いぞ。

兄「えっと……」





兄「かわいくて家庭的な人…?」


姉「うわっ超つまんねぇ」

姉「何だそのテンプレ回答は」

姉「女子に好きな男性のタイプを聞いて」

姉「やさしくて面白い人ですぅ」

姉「って答えるのと同レベルじゃん!」

姉「そんなんだから兄はいつもいい人止まりなのよ!10点!」

兄「人に振っといてこの対応!本当ひでぇ姉貴だ!」


妹「……」

妹(料理はできるし、それ以外の家事はこれから覚えていけば大丈夫……なはず)

妹(容姿は……お兄ちゃん、いつも私のことかわいいって言ってくれるし///)

妹「…よしっ」グッ

兄「…?どうした?」

妹「んーん。何でもないよ」ニコニコ

兄「?」

姉「次!次、妹!」

妹「え、私?」

姉「そっ!妹ちゃんの好きなタイプ、ゲロっちゃいなよ」

妹「んーそだねー…」

姉「ほらほらぁ~」

兄「……」


妹「……………お兄ちゃん」

兄「」ビクッ







妹「みたいな人かなぁ」

兄「お、ふぅ…」

姉「へぇ~…」


姉「あんた、意外と変わった趣味してるわね」

兄「…!?」ガーン

妹「ひどっ!変わってないよ!!」

姉「だってねぇ、兄みたいなタイプの人間って結構アレよ」

兄「アレって何だよ…」


姉「人の気持ちに中々気づかない朴念仁」

姉「そのくせ直情型で一度決めたら最後まで突っ走るけど、滅多な事では考えを変えない頑固者」

姉「あと、自分の気持ちはあまり表に出さない……そんな感じかな」

姉「まぁー所謂付き合うまでが一番めんどくさいタイプ、って所ね」


兄「姉さんの俺に対する評価ってそんなんなのか…」

妹「そ、そんなことない」

妹「確かに融通きかないし鈍感だけど」

妹「それでも人の気持ちにはちゃんと応えてくれるし」

妹「私にとって……お兄ちゃんは特別だから」

姉「ん?特別?」

妹「あっ、えっと…」

兄「…あー…あれだよ!」

兄「つまりさ」

兄「身近にいる親しい男性……例えば父親とか兄弟とか」

兄「家族を基準に異性を判断するって、よくあるだろ?」

兄「そういう意味なんじゃないかな!」

妹「…そ、そう!そんな感じ!」

姉「ん?んん~??」

姉「……あぁ、なるほど…?」

兄&妹((ホッ……))

妹(お兄ちゃんナイス!)

兄(話の論点がズレまくってるけど、姉さん気づいてないからこのままやり過ごそう…)

姉「話の結論を出すと……妹は歳上好き!」

妹「別にそういうわけじゃ…」

姉「兄は歳上好き!」

兄「オイ待て。何で俺をそこにカテゴライズした」

妹「お兄ちゃん、歳上が好みなの……?」シュン

兄「なっ!違う!!」


兄「俺はどちらかと言えば内角低めがストライクゾーンだ!」


姉「うわぁ……それもどうかと」

兄「そ、それよりも!」

兄「姉さんこそ、好きな異性のタイプは!」

妹「そうだよ!お姉ちゃんの意見まだ聞いてない!」

姉「んふふふ、それを聞いちゃう?私、語っちゃう?あぁん、喋っちゃう!」

兄(何だこのテンション)

姉「私の好きなタイプはね~…」



5分後―――

姉「~~でね」

兄「はぁ…」



15分経過―――

姉「……なんだけど、やっぱアイツみたいな」

妹「うん…」

兄(風呂沸かしてくるか…)コソーリ



30分経過―――

姉「~~とまぁ私としては……」


兄「なぁなぁ」ヒソヒソ

妹「なになに」ヒソヒソ

兄「姉さんのあれ……いつまで続くの?」

妹「さぁ…」

兄「最初、好きな異性のタイプを語ってたはずが」

兄「途中から彼氏の事ばっかりで、今では完全に惚気話なんだけど…」

妹「だ、だよね…」

兄「そもそも姉さんってあんなに饒舌だったっけ?」

妹「お兄ちゃん」



妹「女の子はね、恋をすると変わるんだよ!」

兄「お、おう…」

40分経過―――

兄(いい加減、姉さんの会話に相槌打つのも疲れてきた…)

ここは多少強引にでも打ち切るしかねぇ。

兄「ね、姉さん?分かったから!もういいよ!」

姉「…ん?そう?私はまだ喋り足りな…」

兄「話をまとめると姉さんは彼氏さんが大好きって事だね!」

姉「…ッ!」

ゲシッ

兄「痛っ!」

え、何で?何で今、俺蹴られたの?

姉「べ、別にそんな事ねぇーし!勘違いすんなしっ!///.」

妹(あれだけ喋っといて……)

兄(うわぁ……殴りてぇ)

妹「それより、もうこんな時間なんだけど…」

時計を見ると、家族会議とやらが始まってから1時間近くが経過していた。

……主に姉さんのせいで。

妹「もうお開きでいいんじゃないかな!」

姉「えぇーまだ議題1つしかやってないじゃんか~」

兄「…風呂!そうだ、この後みんな入浴しないといけないからさ!」

兄「最後の人が遅くなるから、今日はもうこの辺でいいと思うよ」

姉「それもそうね…」

姉「んでは」

姉「第1回!」

姉「○×家、家族会議~!」

姉「これにて閉幕ッ!」

兄&妹((や、やっと終わった…))

兄「入浴の件だけどさ」

兄「姉さん先どうぞ」

姉「ん……私は最後でいいよ、いつも長湯だし」

兄「じゃあ、妹で」

妹「私は2番目でいいよ。お兄ちゃん最初に入って」

兄「え、そう?俺が最初に入っちゃってもいいの?」

妹「うん」

姉「どうぞどうぞ」


妹(お兄ちゃんの残り湯…///)

姉(妹の残り湯…)ゴクリ


姉&妹「「ふふふふっ……」」

兄(な、何だ一体…?)

翌朝―――

母「……あら」

母「昨夜はシャワーで済ませたから気がつかなかったけど」

母「心なしか浴槽のお湯が、いつもよりちょっと少ないような…?」





部下「お、部長。今日も水筒ですか。いいですねぇ」

父「ああ」ニヤリ


After4 家族会議 End

ガチャ

兄「ただいま」

兄(あれ……まだ誰も帰ってきてないのかな)

妹や姉さんから特にメールが来てなかったから

先に帰ってると思ってたが。

リビング―――

兄(寝てる…)

妹「スー…スー…」

リビングのソファで眠っている妹を発見。

帰ってきてすぐ横になったのか、制服姿のままだ。

今の季節、その格好は風邪を引くぞ。

兄「おーい妹、起きろ」ユサユサ

妹「……ん……」

肩を軽く揺すってみるも起きる気配なし。

さて、どうしたものか。

兄「…あ」

寝返りをうったのか、衣服が若干乱れている。

襟元のリボンがほどけ、スカートも少しめくれ上がっており

太ももの先からチラリと見える薄いピンクの布地に思わず劣情が滾る。

兄(っ…ダメだ……!)

最近、両親から姉さんや妹と血の繋がっていないと言う

衝撃的な告白を受けて以来、2人を妙に意識してしまっている。

兄(相手は妹なんだ、しっかりしろ…!)

深呼吸してちょっと落ち着く。

兄「…とりあえず、運ぶか」

流石にこのまま妹を放って置くわけには行かないからな。

部屋に寝かせよう。

兄(頼むから途中で起きるなよ…?)

兄「よっと」

妹「ぅん……」

妹を抱きかかえる。所謂お姫さま抱っこというやつだ。

兄(思ったより軽いな…ちゃんと食べてるのか)

ちょっと心配気味に妹の方へ視線を落とすと

そのあどけない寝顔に思わず心臓が高鳴る。

兄(か、顔が近い…!)ドキドキ

この状況はよろしくない。さっさと運ばないと……


思った矢先。





妹「……おにいちゃん」

兄「い、妹…!」

やべぇ起きた。

兄「えっと、これは…!リビングで寝ている妹を部屋に運ぼうとだな……!」

ドギマギしながらこの状況を説明する。

決して下心があるわけじゃないんだ!

……多分。

妹「……」

何故か、首に腕を回してくる妹。

兄「え、あの……妹?」

そして


チュ


不意に感じる唇への温もり。

妹にキスされたのだと実感するまで、数秒ほど思考が停止した。

妹「……えへへ」

顔を離した妹は瞳が潤んでおり

心なしか頬も紅潮している。

妹「おにいちゃんにキス……しちゃった」

兄「い、もうと…」

妹「私ね、おにいちゃんの事大好き」

妹「おにいちゃんとしても……1人の男性としても好き」

妹からの突然のキスと告白に頭が混乱するも、

それ以上にさっきから抑えられない胸の鼓動に……俺の理性が切れた。

兄「妹……」



兄「……お、俺も」

兄「妹のこと………ぞっこんラブだよ」

兄友「…ぶっ!」

最初に沈黙を破ったのは兄友だった。

妹友「…っ~~~!」

必死に笑いを堪えている妹友ちゃん。

姉「……っくくく!あははははは!」

遂に吹き出した姉さんを皮切りに笑い出す一同。

兄「………」

そして笑い者の俺。

兄(もう帰りたい……)

姉「あははははは!ぞっこんラブって!今時ぞっこんラブって!」

妹友「もぉ~兄先輩、変なアドリブいれないでくださいよお」

ひとしきり笑い終わった面々から今度はダメ出しを受ける。

妹「お兄ちゃん、今のはちょっと…」

うわぁ、妹もちょっと引いてるし。

兄「いやだって!台本に書いてるし!流石に俺もおかしいと思ったけど!」

妹友「…?」

姉「?」

妹「?」

ポカーンとする3人。

姉「私の台本にはそんなセリフないけど?」

妹友「私もそんなセリフ書いた覚えないですよ?」

兄「え…」

これは一体どういう事だ。

兄友「…っくくく」

今だに1人笑い続ける兄友。

まさか

兄友「兄…今のはナイスだったぜ!バッチリ録音させてもらった!」

やはり貴様の仕業かこの野郎。

秋も深まり木枯らしが鳴き始める今日この頃。

我が校で近々、文化祭が行われる。

何でも催しの1つとして、申請すれば体育館で個人による出し物ができるらしい。

姉「私たちも何かやろう!」

という姉さんの鶴の一声で集まったいつもの面々だったが。

兄「演劇をやるのはいいけど……本当にこれやるのか?」

妹友「もちろんですっ!」

脚本・監修を務めるのは妹友ちゃん。

何でも一晩で台本を書いてきたらしい。

兄「えっと……タイトル『家族愛~偽りの三角関係~』ってエロゲか!!」

兄「しかも配役が主人公=俺、義理の姉=姉さん、義理の妹=妹……まんまじゃねーか!!」

兄友「俺なんか途中で出てくる間男だぜ……配役に悪意を感じる」

妹友(この兄弟は校内じゃ結構有名だから)

妹友(3人1セットそのままの配役で出したほうが絶対面白いと思うんだけどなぁ…)

姉「で、肝心のストーリーは?」

妹友「血の繋がらない姉、兄、妹3人の恋愛模様を描いた甘く切ないラブストーリーですよ!」

姉「あら意外と普通」

兄友(普通なのか…?)

兄「…げっ!本当だ。途中に姉さんとの絡みもある」ペラペラ

姉「何でそんなに嫌そうかなぁー?」ニコッ

兄「そ、そんなことないっすよ?」

妹「むっ……」

妹友「三角関係によるドロドロの愛憎劇!そこに現れる間男の影!」

妹友「浮気しているクロは一体誰なのか!?複雑な四角関係の行方は!」

妹「ねぇ妹友。これ推理パートが入ってる気がするんだけど…」

妹友「何言ってるの」


妹友「恋にはね…」

妹友「スリルとショックが付き物なのよ!!」グッ

兄「はぁ……」

兄友「サスペンスもあるよ!」

兄「うるせーよ!!」

妹友「まぁ……ぶっちゃけ間男と浮気してるのは主人公なんですけどね」

兄「何その衝撃的展開」

妹友「最後は間男と2人で駆け落ちして終わりなんですよね」

妹「うわぁ……」

兄友「おいコイツ、家族愛とか禁断の三角関係とか全部ブン投げてモーホーでオチつけようとしてるぞ」

兄「えっと妹友ちゃん…?流石にこの内容は」





姉「……イイ」

兄&兄友「「ゑ」」

姉「この脚本凄くイイ!序盤の背徳的な恋愛モノから一転したこの流れ!」

姉「アンタ才能あるじゃない!」

妹友「ですよね!ですよねっ!」

姉「あ、でもここの部分はこういう展開にした方が…」

妹友「……なるほど。確かにそっちの方がインパクトがありますね~」

妹友「あっ!だったらここはこうして……」

姉「んふふふ、見える!教師たちのびっくりした顔が……!」

兄(びっくりさせてどうするんだよ……)

目的が変わってきてるぞ。

<キャッキャワイワイ



兄「なぁ……2人とも」

兄友「ああ……」

妹「うん……」

兄&兄友&妹「「「嫌な予感しかしない……!」」」

かくして


文化祭当日、さらにバイオレンスになった『家族愛~偽りの三角関係~』が上演された。


結果は

生徒たちからそこそこ好評だったものの

教師たちからは大変不評で、

父兄の方々からは失笑を買い

父さん母さんは卒倒するという、

波乱に満ちた幕引きと相成ったのである。

(家に帰ってから3人とも怒られた)



ちなみに……

妹友ちゃんと姉さんはあの後、反省文を書かされたそうな。


After5 文化的にいこう End

以上で全部です。

勢いと妄想だけで書いた乱文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

とりあえず、会話主体の日常系SSでは
地の文の多用が思ってた以上に邪魔だと言う事が分かりました。
もう少し書き方考えてみます。

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