まどか「杏子ちゃんとお友達になりたいな、って」(287)

まどか「さやかちゃんはいつも私を励ましてくれる大切なお友達」

まどか「ほむらちゃんはいつも私を助けてくれる大切なお友達」

まどか「マミさんはいつも私を見守ってくれる大切な先輩」

まどか「杏子ちゃんは…」

まどか「そっか、私まだ杏子ちゃんとお話したことが少なかったんだ」

まどか「杏子ちゃんってどんな子なんだろう…」

まどか「お友達になって、もっといっぱいお話したいな」

まどか「でもどうしたらいいんだろう…?」

まどか「杏子ちゃん、ちょっと怖いから心配だな…」

まどか「…そうだ! >>5 に相談してみよう!」

ワルプルギスの夜

まどか「そういえば、ほむらちゃんは何か言ってたな」

まどか「ワルプルギスの夜っていう魔女は過去の魔法少女達の魂の集合体だっけ?」

まどか「よくわかんないけど」

まどか「でも、もうすぐワルプルギスの夜が来るみたいだから、そのときに聞いてみよう!」

♪『エエエ~エ~ェ~ エエエ~エ~ェ~』BGM(Magia)

ワルプル「KYAHAHAHAHAHA」

ほむら「くっ」ドガッ

ほむら(まどかを魔法少女にさせないようにして、コイツを倒さなければ!」

ギィィ ガチャ

まどか「あ、いた!ワルプルギスの夜さん!」

ほむら「!?(何故こんなところにまどかが!?」

まどか「私、杏子ちゃんとお友達になりたいんです!何をしたらいいと思いますか!?」

ワルプル「KYAHAHAHAHAHA」

QB「あの魔女は>>14 と言っているようだよ?まどか」

ほむら(何故あなたがそんなことわかるの!?)

Ich weis es nicht

まどか「え!?何でドイツ語なの!?」

QB「彼女にはドイツ出身の魔法少女も含まれているからね」

まどか「…」

まどか「私、あなたの言っている事、理解できない。納得いかない」

QB「…(やれやれ、どうしたものか)」

QB「彼女は『私にはわかりません』というニュアンスのことを言っているようだ」

まどか「そっか、それじゃぁ仕方ないよね」

まどか「それじゃぁ、さよなら、ワルプルギスの夜さん。元気でね」ギィィ ガチャン

ほむら「えっ?そ、それだけのためにここまで…?」

ほむら「ほっとしたような、悲しいような…」

ワルプル「HAHAHAHAHA」ゴォォッ

ほむら「ぁぁっ」

QB(いつも助けてくれる友達なんだから、たまにはまどかもほむらのこと助けてあげてもいいと思うんだけどね…)

まどか「見滝原市の様子が大変みたいだけど、今は杏子ちゃんと仲良くなるのが先決だよね」

まどか「杏子ちゃんとお友達になったら、きっと見滝原市にい続けてくれるはずだし!」

まどか「ティヒヒ!そうと決まったら、次は >>26 に相談してみようかな?」

ほむらちゃん

まどか「そうだ…、私の相談を正面から受け止めてくれると言ったら、ほむらちゃんしかいないよね」

まどか「さやかちゃんもちゃんとお話聞いてくれるけど、たまに茶化される時あるから…」

まどか「ほむらちゃんならきっと何とかしてくれるから」

まどか「…あれ?そういえば、さっきほむらちゃんいなかったっけ?」

まどか「戻ってみよう!」タタタッ

~ワルプルギスの夜戦中~
ほむら「っく!」バタッ

ほむら「どうしてなの?何度繰り返してもあいつを倒せない…」じわ

ほむら「最近まどかも他の事にそわそわしてて、話しかけてくれない…」じわじわ

ほむら「私が繰り返すたびにまどかとの距離が離れていく…だったら私は…」じわじわじわ

ほむら「…」

スッ

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「(誰の足…?まどか!あの暗闇の向こうには…ピンクのストライプ!?)」

まどか「わ!ほむらちゃんのソウルジェムの輝きがすごいことに!?」

ほむら「何かしら?まどか」ファサッ

QB(もうすこしで魔女化したのに…)チッ

ほむら「あなたは私の大切な人、何でも相談に乗るわ」

まどか「ありがとう!ほむらちゃん!」ギュッ

まどか「あのね?私ね、杏子ちゃんとお友達になりたいの!」

ほむら「…」

まどか「ほむら、ちゃん?」

ほむら「い、いいえ、何でもないわ」

まどか「それでね、私何をしたら杏子ちゃんと仲良くなれるかがわからないんだ…」

ほむら「…それなら、 >>39 をするといいわ」

グリフシードをプレゼント

ほむら「グリーフシードをプレゼントするのよ」

まどか「!そっか、たしかに杏子ちゃんいっぱいグリーフシードを集めてたよね!」

ほむら「ええ、彼女にとっては今一番大切なものよ」

まどか「ありがとう!ほむらちゃん!…あっ」

ほむら「どうしたの?まどか」

まどか「私、グリーフシード持ってない…」

まどか「魔法少女じゃないから魔女も倒せないし…」

QB「だったら僕と契約して魔法少女にっっ…」シュバッ

タァン

QB「」

ほむら「それなら、>>45 すれば調達できるわよ」

囲碁

ほむら「囲碁をすれば、グリーフシードは調達できるわ」

まどか「え!?囲碁!??」

ほむら「そうよ、中学生囲碁大会の三将戦があるわ」

ほむら「トーナメントを勝ち抜いて優勝するの」

ほむら「その優勝商品がグリーフシードなの」

まどか「そんなの絶対おかしいよ!」

まどか「でも、そうしなきゃグリーフシードが手に入らないんだよね…」

まどか「どうしよう…私囲碁なんかできないよぉ…」ぽろぽろ

ほむら(しまった…、まどかを泣かせてしまった…)

ほむら「まどか、もう一つだけ、方法があるわ」

まどか「本当?ほむらちゃん!?」ウルウル

ほむら(まどかの泣き顔可愛い… /// )

ほむら「それはね…」

マミ「魔女の気配を感じてきてみたら、あなた達何をしているの?」

まどか「マミさん!」

ほむら「(チッ 巴マミ…)グリーフシードの調達方法について話をしてたのよ。魔女退治以外の方法でね」

マミ「それだったら、>>50 してくれたら、私が譲ってあげる」

QBと遊んでくれたら

マミ「QBと遊んでくれたら、グリーフシードをあげるわ」

まどか「本当ですか!?マミさん!」

マミ「ええ」

まどか「あ、でもQBさっき撃たれて…」

QB「僕ならここにいるよ」

まどか「QB!?一体どうやって…」

QB「細かいことはいいじゃないか。さぁ、いっしょに遊ぼうよ、まどか!」

まどか「え?あ、うん!そうだね!」

ほむら「巴マミ、あなた余計なことを…」

マミ「暁美さん、あなた、魔女の相手をしなくていいの?」

ほむら(正直ワルプルギスの夜とこれ以上戦うのは厳しいわ…」

マミ「見逃してあげるって言ってるのよ」

ほむら(見逃してもらえるならそうしたいところだけど…)

まどか「えへへ、QBってふわふわしててさわり心地いいんだね」ナデナデ

QB「僕の体は特別製だからね」

QB(誰かに触られたりなでられたりするというのも、悪い気がしないね)

まどか「それじゃぁ、何して遊ぼうか?」

QB「僕は何でもいいよ。君が遊びたいことを決めて、まどか。」

まどか「それじゃぁ、>>60 しよっか?」

リアル鬼ごっこ

まどか「それじゃぁ、リアル鬼ごっこしよっか?」

QB「何だい?それは」

まどか「えっとね、全国で同一姓の人をある条件の下捕まえて処刑するんだって」

QB「それは穏やかでないね。とても遊びとは思えないよ」

まどか「うん、でも映画を見たとき、ちょっとどきどきしちゃって」

QB「それで、どの姓の人を対象にするんだい?」

まどか「QB」

QB「え?」

まどか「QBって、代わりがいっぱいいるんでしょ?さっきほむらちゃんから聞いたよ?」

まどか「私、人とか動物とかを死なせたりするのは嫌なの」

まどか「だから、QB、ごめんね」スッ

QB「ちょっと待ってよ!まどか!」

まどか「あはは、QBったら、冗談だって」

QB「まどか、あんまり僕をからかわないで欲しいな」

まどか「でも、迫真の演技だったでしょ?」

QB「そ、そうだね(君の場合だと、魔法少女としての素質がありすぎるから冗談には聞こえないんだよ、まどか…)」

QB「でも良かった、まどかはやっぱり良い人間だよ」

タァン

QB「」

QB「ちょっとほむら!君は一体何回僕を撃つ気なんだい!?」

ほむら「チッ」

マミ「QB、鹿目さんに遊んでもらった?」

QB「あ、うん(やれやれ、遊んだ気になれないよ…)」

マミ「それじゃぁ、はい、約束のグリーフシード」

まどか「ありがとうございます!マミさん!」

マミ「うふふ。それでね、もし良かったらこれから私と一緒に遊びに行って…」

QB「まどかとほむらならもういないよ」

マミ「…ぐすっ」




まどか「グリーフシードも手に入ったから、杏子ちゃんの所に行こうかな」

まどか「その前にコンビニでお菓子買って行こう!」

まどか「杏子ちゃん、お菓子好きみたいだし、話の切り出し方には最適なアイテムだよね!」

まどか「それじゃぁ、>>71 を買っていこうかな」

きのこの山(しかし杏子ちゃんはたけのこの里派だった!!!)

まどか「そうだ!きのこの山にしよう!」

まどか「きのこの山って美味しいんだよね!頭と柄の部分を切り離して別々に食べても美味しいし!」

コンビニ『イラッシャイマセー』

まどか「すみません!きのこの山ください!」

店員「すみません、きのこの山は売っていません。たけのこの里しかありません」

店員「ていうか、きのこの山派は帰ってください」グイグイ

まどか「!??」

まどか「どうして!?きのこの山の方が絶対美味しいのに!」

ほむら「まどか、あきらめて。きのこの山とたけのこの里は相容れない存在なの」

スッ

まどか「きのこの山!ほむらちゃん、これは!?」

ほむら「まどか、あなたにあげるわ」

まどか「ありがとうほむらちゃん!ほむらちゃんは私と同じきのこの山友達だったんだね!」

ほむら「…(ごめんなさい、まどか。私はたけのこの里派なの…)」

まどか「プレゼントも決まったし、お菓子も手に入ったし」

まどか「これで杏子ちゃんともお友達になれるよね?ほむらちゃん!」

まどか「あれ?ほむらちゃん?(突然いなくなっちゃった…)」

まどか「…そういえば、杏子ちゃんって今どこに住んでいるんだっけ?」

まどか「前にさやかちゃんが言ってたかな?杏子ちゃんは普段>>80 にいるって」

ほむらちゃんち

まどか「そうだ!ほむらちゃんの家に居候してたんだっけ!」

まどか「ほむらちゃん何も言ってくれないし、すっかり忘れてたよ」

まどか「ひょっとしてほむらちゃんは、杏子ちゃんが家にいるかどうか確認しにいてくれたのかな?」

まどか「ティヒヒ!やっぱりほむらちゃんは優しいな!」

~ほむほーむ~

ほむら「杏子、あなた今すぐここから出て行くかどこかに隠れていなさい」

杏子「おいおい、いきなり何だよ?ほむら」

ほむら「早くしないと今後一切うちの敷居をまたがせないわよ?」

杏子「わかったよ。ったく、一体何なんだよ…」ブツブツ

ほむら(これでまどかがうちにきても杏子との接触はなくなる)

ほむら(まさかまどかが杏子にゾッコンになるとは思えないけど…)

ほむら(まどかのこと(貞操)は私が守る!)

まどか「ほむらちゃんの家はこっちだったよね」テクテク

まどか「…あれ?あそこの自販機の下で何か探しているのは…」

まどか「杏子…ちゃん?」

杏子「うわぁっ!?な、何だよ、あんたかよ」

まどか「あ…こ、こんにちわ!」

杏子「何か用でもあんのか?」

まどか「用事っていうか…その…」

杏子「用が無いならさっさと帰んな」

まどか「(ビクッ)」

まどか(やっぱりちょっと怖い…。でも勇気を出さなきゃ!)

まどか「あの、これっ!」

杏子「!グリーフシードじゃねーか、これ」

まどか「杏子ちゃんにプレゼントしたいなって思って」

杏子(ポカーン)

杏子「お、おう、ありがとな」

まどか「それでね、ちょっとお話したいなって思って。杏子ちゃんと」

杏子「話?」

まどか「うん…ちょっとだけでいいんだけど」

杏子「いいぜ。こいつのお礼だ。少しくらいつきあってやるよ」

まどか「!ありがとう、杏子ちゃん!」パァァ

杏子「ただ、あたしもどこかに隠れているように言われてるんだ。>>90 に行かねーか?」

ラブホ

杏子「ラブホに行かねーか?」

まどか「えっ!?」

杏子「以前にずっと借りてたところがあってさ、そこの店長と知り合いなんだ」

まどか「きょ、杏子ちゃんひょっとして…」

杏子「バカ! /// あたしは一度もそんなことしてねーよ!」

杏子「そこのラブホで提供している衣装の試着やモデルになるって条件で住ましてもらってたんだ」

まどか(それって…)

杏子「まぁいいや、行くぞ?」グイッ

まどか「え?あ、きゃっ」ズルズル

杏子「二人でなら堂々と入って行けるよな」

まどか(どうしよう、こんなところ誰かに見られたら…)

杏子「ほら、行くぞ?ほむらのやつに(ぶらついているのを)見つかったら大変なことになるからな」

まどか「え!??(ほむらちゃん、もしかして杏子ちゃんとそういう関係に…)」


>>99「あれ?あの2人は…。!?ここってラブホ!?ひょっとして…」

鹿目詢子

~ラブホ部屋内~
杏子「さ、まぁゆっくりくつろいでくれ」

まどか(こ、こんなところでくつろげないよぉ… ///)

杏子「おい、大丈夫か?」ピトッ

まどか「ひゃん!?」ビクッ

杏子「お、おいおい」

まどか「ご、ごめんね!?杏子ちゃん」

杏子「?まぁいいや。で、話ってなんだ?」

まどか「あ、その前にこれ」つ『きのこの山』

杏子「おお!サンキュー」バリバリッ

まどか「杏子ちゃんはきのこ派?たけのこ派?」

杏子「あたしはどっちも好きだな」

まどか「どうしてっ!?」

杏子「どっちも食べ物なんだ。ありがたく感謝して食わねーとな」

まどか「…そっか、そうだよね」

杏子「食べ物にはいつも感謝の心を、だぞ?」

まどか「うん!」

まどか(杏子ちゃんて、やっぱり良い子なんだよね。だから私は…)

まどか「あのね?杏子ちゃん」

杏子「ん?何だ?」

まどか「私ね、杏子ちゃんとお友達になりたいな、って」

杏子「…」

杏子「>>107

kskst

杏子「なんで?」

まどか「え?なんでって…杏子ちゃんともっと仲良くなりたいから…」

杏子「仲良くなって、あんたはどうしたいんだ?」

まどか「も、もっといっぱいお話して、一緒に遊んで、それで…」

杏子「…」

杏子「一緒にいっぱい楽しいことをしたいってことか?」

まどか「うん!そうだよ、杏子ちゃん」

杏子「まどか、だっけ?あんたの言う一緒に楽しむだけの仲なら、それは友達でもなんでもない、ただの馴れ合いだ」

まどか「…え?」

杏子「そんな半端な気持ちであたしと一緒にいようっていうのなら、悪いことは言わない、あきらめな」

まどか「そんな…どうして!?」

杏子「友達ってのはな、ただ楽しいことを共有するだけじゃないんだ」

杏子「辛さも、苦しみも、痛みも全部一緒に共有して初めて友達になるんだ」

杏子「あたしはさ、そういう意味でさやかは友達だと思ってる」

杏子「まぁ、あいつはあたしのことどう思ってるかわかんねーけどな」

まどか「…」

杏子「?どうした?」

まどか「だったら、私、>>118する!」

杏子ちゃんをペットに

まどか「だったら、私、杏子ちゃんをペットにする!」

杏子「…はぁ?」

まどか「だって、杏子ちゃんが私のペットになったら、杏子ちゃんも家族の一員になるから」

まどか「家族だったらね、痛みも苦しみも共有しあえるんだよ?」

杏子「…あんた、あたしのことなめてんのか?」

杏子「友達が駄目なら家族、ペットってか?」

杏子「それならあれか?グリーフシードは餌付けのための道具ってことか??」

まどか「違うよ!そんなつもりじゃ…」

杏子「もうこれ以上話すことは無いな。さっさと帰れ」

杏子(ギロッ)

まどか(うっ…でも私は… そうだ!ペットと言えば動物!動物と言ったら…)

杏子「どうした?早く…」

ガシッ

まどか「よ~しよしよしよしよし」ナデナデナデナデ

杏子「!??ちょっ…あんた何を!?? ///」

まどか「こうするとね、自然と相手の気持ちがぽかぽかしてくるんだって、テレビで言ってたから」

杏子(こ、こいつマジで信じてるのかよ!?あれって、かまれたこともあるんだよな!?)

杏子(まずい、こいつのペースに乗せられては駄目だ!>>125 しないと)

レイプ

杏子(そうだ!こいつをレイプして黙らせてやれば良い)

杏子(でも、いくらなんでもやりすぎじゃねーか?それは…)

杏子(いや、こいつには一度現実って物を見せてやらねーといけない。だから…)

ガシッ

まどか「ふぇ!?杏子ちゃんどうしたの!?」

杏子(押し倒す!)

まどか「きゃっ、きょ、杏子ちゃん!?」

杏子(下着を…)スッ ズリズリ

まどか「やっ、待って、杏子ちゃんっ ///」

杏子「おとなしくしな」ギロッ

まどか「っっ…」

杏子(制服が邪魔だな)シュルシュル

杏子(中のシャツも脱がすか…)プチプチ

杏子(!こいついっちょ前にブラなんかつけてんのかよ…)パチン

杏子「ふぅ、これで後はスカートと靴下だけだな」

まどか「(かぁぁぁ)///」

杏子「どうした?友達になりたかったんじゃねーのか?」

まどか「あ…あの」

杏子「(この辺にしておくか)これに懲りたらもうあたしに関わろうなんて…)

まどか「優しく、してくれると嬉しいなって」

杏子(!??やばい、こいつ何か勘違いしている!?早く>>131 しないと!)

首締め

杏子「くっ(首を絞めて…)」ガシッ

まどか「!?やめて…杏子、ちゃん…くるしぃ…」ギリギリ

杏子「…あたしと関わったやつは皆不幸になるんだよ。だからさっさと…」

詢子「まどかっ!」

杏子「!?誰だてめーは!」

詢子「!あんたこそ、うちのまどかに何やってるの!?」ガシッ

杏子「くっ」バッ

まどか「うっ…かはっ ゲホッゲホッ…」

詢子「大丈夫!?まどかっ」

まどか「うん、だ、大丈夫だよ、ママ」

杏子(チッ、こいつの母親かよ…)

詢子「あんた、わかってんだろうね?中学生をこんなところに連れ込んだあげく」

詢子「服を脱がせて、あまつさえ首をしめるなんて…」ギリギリ

杏子「…」

まどか「違うのママ!」

詢子「はぁ?」

まどか「私が杏子ちゃんに無理なお願いしたの!」

まどか「杏子ちゃん嫌がってるのに、お友達になってって…」

詢子「まどか、あんた何言って…」

詢子「そもそもそんなことくらいで首を絞めるやつがいるかよ!」

杏子「…」

詢子「杏子ちゃん、だっけ?あんたも何か言うことはある?」

杏子「…」

杏子「>>138

次はあんたの番だ

まどか「違うのママ!」

詢子「はぁ?」

まどか「私が杏子ちゃんに無理なお願いしたの!」

まどか「杏子ちゃん嫌がってるのに、お友達になってって…」

詢子「まどか、あんた何言って…」

詢子「そもそもそんなことくらいで首を絞めるやつがいるかよ!」

杏子「…」

詢子「杏子ちゃん、だっけ?あんたも何か言うことはある?」

杏子「…」

杏子「>>150

すみません…
一瞬ここ落ちてたので2重投稿になってしまいました…

杏子「次はあんたの番だ」

詢子「はぁ?あんた一体何を言って…」

まどか「きょ、杏子ちゃん?」

杏子「言っただろ?あたしと関わるやつらは皆不幸になるって」

杏子「まどか、あんたもだよ」

詢子「何を言ってるのかわからないけど、いくら子供でも容赦しないわよ」

杏子「…」ヘンシン!

詢子「!?何?服装がいきなり変わって…」

まどか「!?やめてっ、杏子ちゃん!!」

杏子「ハッ」

ドゴッ

詢子「うくっ…!? かはっ…」ヨロヨロ

杏子「もう一発だ」

まどか「やめて!」

まどか「もうやめてよ!杏子ちゃん!酷いよ、あんまりだよ!」

杏子「…」スッ

杏子「もうわかっただろ?これ以上あたしと友達になろうだなんて、思わないことだ」

まどか「私、あなたとなんか友達にはなれないっ!」

杏子「フンッ」ズキッ

杏子(これでいい。あたしと一緒にいると危険な目に会うことのほうが多い)

杏子(これを機に他の魔法少女のやつらとも距離を置いてくれれば、あんたやあんたの家族が悲しむことは無くなるさ…)

まどか「ママ、大丈夫?」

詢子「あ、ああ、平気だよ」

まどか「早く帰ろう?」

詢子「…杏子ちゃん」

杏子「ああ?」

詢子「>>162

通報するから

詢子「通報するから」

杏子「…勝手にしな」

杏子(これで見滝原にもいられなくなっちまったな)

杏子(さやかやマミ、ほむらのやつらともお別れか…)

杏子(もともとあたしは一人だったんだ。これで良かったんだよ)

まどか「ママ、そこまでしなくても…」

詢子「いや、こういう子は今のうちに更生してやらないと、後々もっとひどいことになる」

まどか「でも…」

詢子「杏子ちゃん、あんたの住所は?ご両親は?一度会って話をしておきたい」

杏子「…親なんてもういねーよ」

詢子「…え?」

杏子「住所も何も、今は転々と渡り歩いているだけだ」

杏子「私には帰る場所も帰りを待つ人もいねーんだよ!」

まどか「杏子ちゃん…」

杏子「もう、これ以上家族ってやつを…見せ付けるのはやめてくれ…」

ぽたっ 

まどか「杏子ちゃん、もしかして泣…」

杏子「っ」  パリーン

詢子「と、飛び降りた!?ここ6階なのに…!?」

詢子「あれ…?消えた?」

まどか「だめ…」

詢子「どうしたの?まどか」

まどか「杏子ちゃんをあのままにしちゃ駄目!早く探さないと!」ダッ

詢子「まどか!?」

携帯『Prrrr』カチャッ

まどか「もしもしっ! >>174 ですか!?」

警察

まどか「もしもしっ!警察ですか!?」

警察『こちら見滝原警察署です。どうされましたか?』

まどか「女の子が一人、行方不明なんです!」

まどか「早く探さないと…もしかしたら…っく、そんなのやだぁ…」

警察『落ち着いてください。その女性の外見や格好はどんな感じかわかりますか?』

まどか「赤い髪のポニーテールで…、今は多分、真っ赤な服を着ていると思います…」

警察『わかりました。あなたの場所は、そちらの携帯電話から大体の位置は把握しました』

警察『応援を要請して付近一体を捜索します』

まどか「おねがいします!」

まどか(お願い杏子ちゃん…どうか早まらないで…)

ファンファンファン

杏子(どういうことだ、オイ。辺り一帯が警察だらけじゃねーか)

杏子(!もしかしたら今までの盗みがばれたのか!?)

杏子(それとも、まどかの母親が本気であたしのこと捕まえようとしているのか!?)

杏子「…」

杏子「どちらにしても、年貢の納め時、ってわけか」

杏子「もう十分自分勝手な暮らししてきたからな」

杏子「…」

杏子「おとなしく、捕まるか…」

杏子「そうだ…、最後に>>190 に行こう…」

奈良

杏子「そうだ…、最後に奈良に行こう…」

杏子「あたしのうちは教会だったけどさ、実は仏教ってのにも興味があったんだよな…」

杏子「小学生の頃修学旅行で行った、奈良の大仏…あの大きさに感動してたっけな…」

杏子「もう一度だけ、見ておきたいな…」

杏子「今だったらあの手のひらに乗れるかもなっ。はははっ」

杏子「はは…」

杏子「でも、行くにしても、魔力を使った移動では他のやつらにばれてしまう」

杏子「無賃乗車か…。新幹線で名古屋駅まで行って、近鉄で奈良駅に行くのがいいかな…」

杏子「奈良といえば、あの鹿には参ったよな」

杏子「面白がって、『食うかい?』なんて言って鹿煎餅だしたら」

杏子「あたしの手まで噛み付かれたからな…」

警察『~~~~』ザザッ

杏子「っと、ここにも警察か。駅に行くにしても、こう警察が多いとなかなかきついな」

>>202「ん?あそこにいるのは…」

デブさん

~~~~~~~
マミ「とりあえず、>>220さんには屋上に来てもらおうかしら?個別授業『ティロ・フィナーレ』のお時間よ」
~~~~~~~

マミ「ん?あそこにいるのは…」

マミ「佐倉さん!」

杏子「っ、ま、マミ!?」

マミ「あなたこんなところで一体何を…」

警察『~~~』ザザッ

マミ「まさか、あなた…」

杏子「…」

マミ「とにかく、うちに来て!」

杏子「やめてくれ、もうこれ以上あたしに関わらないでくれよっ!」

パシッ

杏子「!?」ヒリヒリ

マミ「お願い、佐倉さん…」

杏子「…」コクン

~マミハウス~

マミ「佐倉さん、一体何があったの?」

杏子「…」

マミ「何であんなに警察がいるの?それに避けようとしてたの?」

杏子「…」

マミ「…黙っていては、何もわからないわ」

『ピンポーン』

まどか「マミさん!杏子ちゃん見つかったって本当ですか!?」

さやか「杏子っ、あんた一体何したんだよ!?」

ほむら「どういうことか説明しなさい」

杏子「皆…!?」

杏子「…あたしが」

杏子「あたしがまどかを襲って首を絞めたんだよ」

マミ「!?どういうこと!?」

杏子「それで、まどかの母親が来て、そいつも殴った」

さやか「杏子!あんたなんてことしてんのよ!」グワッ

まどか「やめてさやかちゃんっ、これには訳があるの!」

さやか「訳もなにもないよ!本当なら、あたし、杏子を許さない!」

杏子「…」

ほむら「杏子…」

杏子「何だよ?」

ほむら「>>220

好きよ

ほむら「好きよ」

杏子「…え?」

マミ「ちょっと、暁美さん!こんなときに何をふざけて…」

さやか「そうだよ!今はそんな話してる場合じゃないでしょ?」

ほむら「ふざけてなんかいないわ、私は杏子のことが好き」

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら「巴マミ、美樹さやか、あなた達のことも好きよ」

さやか・マミ「えっ!?」

ほむら「もちろん、まどかのことも。大大大好きよ」

さやか(あー、そこやっぱり強調するんだ…)

杏子「ほむら、あんた…」

ほむら「杏子、あなたはどうなの?」

杏子「え?」

ほむら「あなたは私のこと、嫌い?」

杏子「そ、そういうわけじゃねーけど…」

ほむら「なら、好き?」

杏子「…」

ほむら「巴マミや美樹さやか、まどかも多分、あなたのことが好きなの」

ほむら「だから皆あなたのことを心配して、心を開いて話し合おうとしているの」

杏子「…」

さやか「杏子!私もあんたのこと好きだよ!」

マミ「私もよ!佐倉さん」

まどか「わたしも…わたしもやっぱり杏子ちゃんのことが気になる」

まどか「杏子ちゃんとお友達になりたいって気持ちは、やっぱりまだ残ってるんだよ!」

杏子「私は…  私は……」

杏子「>>230

そうだ、京都に行こう

杏子「そうだ、京都へ行こう」

ほむら「はぁ?」

さやか「きょ、杏子??」

まどか「杏子ちゃん、どうしちゃったの??」

マミ「佐倉さん、錯乱さんになっちゃったの…?」

さやか・まどか・ほむら「「「(しーん)」」」

マミ「な、何よ!///ちょっと場の雰囲気を変えようとしただけじゃないの!」

杏子「一度、遠くに行ってさ、もう一度自分を見つめなおしてみる」

杏子「あそこには丁度寺やら神社やらがたくさんあるじゃねーか」

杏子「あたしは教会の子供だから、ひょっとしたら変に思われるかもしんねーけど」

杏子「それでも、新しい自分になってみようと思う」

杏子「あんた達に好かれる友達にふさわしい自分に」

まどか「杏子ちゃん…」

ほむら「そう、あなたがそう思うなら、もう止めはしないわ」

さやか「うん、杏子が決めたんなら仕方ないよね」

杏子「すまねーな、皆」

さやか「こっちの魔女はまかしといて!魔法少女さやかちゃんがガンガン守りまくっちゃうから!」

ほむら「ガンガン行き過ぎないようにして欲しいけど」

さやか「何をー?」

杏子「ふふっ」

マミ「それじゃぁ、これ」パサッ

杏子「!?こんな金、受け取れねーよ!」

マミ「旅費と食費、生活費だから、とっておいて。ちゃんと生活できるまででいいから」

杏子「…わかった、ちゃんと返すよ」

マミ「期待しないで待ってるわ」

まどか「杏子ちゃん…」

杏子「まどか…」

まどか「いろいろ、わがまま言ったりひどいこと言ったりして、ごめん」

杏子「こっちこそ、あんたやあんたの母親には酷いことしちまった」

杏子「どう謝りゃいいかわかんねーくらいに…」

まどか「もういいの。ママにもちゃんと話す。だから、心配しないで」

杏子「…ああ」

まどか「また、会いに行ってもいい?」

杏子「いいよ、いつでも来な」

まどか「…うん」

まどか「杏子ちゃん」

杏子「?何だ?まどか」

まどか「>>243

(くちびるに)キスして

まどか「キス、して」

杏子「ええ!?///」

ほむら「ほむっ!????」

まどか「仲直りと、行ってらっしゃいの、キス」

杏子「そ、そうは言っても…」

さやか・マミ「キース、キース、キース」

杏子「外野は黙ってろ!」

ほむら「そうよ!あなた達黙っていなさいっ!!」

さやか(怖い…)

杏子「ったく、こいつらはいつも…」



チュッ

杏子「!????? /////」ズザザザ

まどか「えへへへへ~隙ありだよ?杏子ちゃん!」

杏子「お、お、おい、まど…」


チュッ

ほむら「ん… むぅ…」チュッチュッ

杏子「~~~~!??? /////」

ほむら「ぷはっ」ツーッ

さやか「ヒュー」

マミ「暁美さん、あなたまで…」

ほむら「ふ、ふん、これはあくまでまどかとの関節キスのためよ」

マミ「それじゃぁ、私も」

さやか「私も私もー」

杏子「こ、こらっ、やめろーっ」

まどか「クスッ」

ほむら「まったく…」

まどか「ほむらちゃんも、ありがとうね?」

ほむら「/////」

まどか「杏子ちゃん…」

まどか「行ってらっしゃい!」

杏子「…」

杏子「ああ、行ってきます」

~Epilogue~

さやか「あれから2年か…」

マミ「そろそろ、こちらに戻ってくるみたいね」

ほむら「そうでないと困るわ。杏子ほどの戦力は、今の見滝原にとって必要だから」

まどか「まちどおしいなー」

マミ「うふふ、まるで恋人の帰りを待つみたいね」

まどか「ええっ、そんな ///」

ほむら「…」

『ピンポーン』

まどか・さやか・ほむら・マミ「!」

ダダダダッ ガチャッ

杏子「おう、ただ今」

マミ「お帰りなさい」

さやか「お帰り!杏子!」

ほむら「お帰りなさい、杏子」

まどか「おかえり、杏子ちゃん!」

杏子「ああ、ただ今、まどか」

杏子「あんたとの約束、忘れてないよ」

まどか「…うん!」

杏子「まどか… >>259

st

杏子「友達になってくれ」スッ

まどか「!」パァァァッ

まどか「… うんっ!!」


ギュッ


~Fin~

~おまけ~

QB「おわかりであろうか。ここに物語を影から支えた僕の存在を…」

QB「一番最初のワルプルギスの夜をどうしたかって?」

QB「全宇宙の僕達を総動員してがんばって捕食したよ!」

QB「ワルプルギスの夜が残っていたら、見滝原も壊滅してたよね」

QB「このSSのMVPって僕なんじゃないかな!?」

QB「え?お呼びでない?」

QB「訳がわからないよ!」

おわり

~マミ先生の『ティロ・フィナーレ』特別授業~

マミ「こんな時間まで付き合ってくれてありがとうございます」

マミ「読んで頂いた方、支援、レス頂いた方にはとても感謝しているわ」

マミ「実はね、>>1は一番最初の安価で挫折しかかっていたみたいで」

マミ「最初予想していたレスとはことごとく違うベクトルだったみたいね」

マミ「それでも、最後はなんとかきっちりまとまったみたい。良かったわ」

マミ「皆、本当にありがとう!」

マミ「感謝の気持ちをこめて、皆に乙・フィナーレ!」

QB「きゅっぷい!」

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