キルア「進撃の巨人ゲーム?」(235)


※キャラ口調、設定に違和感あるかも しれませんがスミマセン。


キルア「小遣いくれるって言ったから わざわざ戻ったのに ゲームかよ」


ミルキ「このゲームは ただのゲームじゃない」


ミルキ「まあ俺にかかれば楽勝にクリアだがな」


キルア「早く約束の 2000万ジェニーくれよ」


ミルキ「このゲームには ハンターライセンスが必要だ」


キルア「兄貴 ライセンス持ってねえもんな」


ミルキ「いちいち堪に障る奴だな 早くライセンス出せよ」 ムカムカ


キルア「2000万ジェニー」


ミルキ「いつもの口座に振り込んでやる」カチャカチャ


キルア「で…ライセンスがいるって事は グリードアイランドみたいなもん?」


ミルキ「原理は同じだ 念を使ってゲームの中に入る」

ミルキ「ゲーム中に死ねば 本体の人間も死ぬ」


キルア「ふーん」


キルア「兄貴と一緒にゲームって言うのは 気が進まないけど」


キルア「面白そうだから 俺も参加するわ」


ミルキ「頼んでねえぞ」


キルア「いいじゃんか あっ金半分返すからさ」


ミルキ「邪魔だけはするなよ」


キルア「はいはいっと」


ライセンス差し込む


キルア「じゃあ 早速」 シュワ

ミルキ「先に行くなよ」シュワ

ピカッ


―進撃の巨人ゲーム中―

キルア「ふぅん ほんとグリードアイランドみたいだな」


キルア「兄貴いないけど…まあ いいか」


キルア「にしても 周りは草原だし…誰もいないじゃん」


キルア「あっ! ゲームの内容聞くの忘れた」


ドドドドドド


キルア「?」


キルア「でかっ!!あれ人間かよ!?」


キルア「ああ…進撃の巨人だから、あれが巨人かぁ」

キルア「でも走り方 気持ち悪!」


ドドドドドド


巨人「ウガァ…」 バンッ


キルア「何だ?口あけて」 ヒョイッ


巨人の頭に乗る


キルア「うーん 見渡す限り 草原しか見えないなぁ」


巨人「ウガァ」 バンッ


キルア「こんな ノロマに捕まらねえよっと」


キルア「とりあえず倒しておくか」 シュッ


バキィ!


巨人「…ウガァ」


キルア「顔半分吹っ飛んだのに…まだ生きてる」


「ちょっと そこの子供!!危ないよ!!」


キルア「ん?」


ハンジ「っていうか 子供が素手で巨人に挑むなんて!!」


ハンジ「見ていて危ないけど…すっげえな君!!!!まるで奇行種に出会ったみたいだよ」 ハアハア


キルア「なんだ このオバサン…」

パシュ クルクルクルクル ズサッ

巨人「」ドサッ


リヴァイ「おい…クソ眼鏡…これは どういう状況だ?」


キルア「あっ 巨人の弱点…もしかして項?すげえ回転切り」


リヴァイ「おいガキ…てめえは なんで ここにいる」


キルア「あっ…俺?」


ハンジ「この子供凄いんだよ!!巨人をキックして 顔半分吹っ飛ばして」


リヴァイ「信じられねえが…それは俺も見ていたが」

ハンジ「ねえ君!!人間!?どうやって そんなキックができるの!?」


キルア(ゲームキャラに説明すんのも 面倒くさいな)

キルア「体 鍛えたから」


ハンジ「すっげえ強いな!!人間技とは思えないよ!!反射神経も半端ないし!!」 ハアハアハア


キルア「ねえオジサン…このオバサンさっきから気持ち悪いんだけど」

キルアから見たら二人ともおじさんおばさんだよなぁ……
ところでこのキルアはもう針抜けてるの?

>>13

針…抜けてる事にします

>>13

針…抜けてる事にします


リヴァイ「クソ眼鏡が 気持ち悪いのは否定はしないが(オジサン?)」


ハンジ「プッ クスクス リヴァイがオジサンだってさ」 アハハ

リヴァイ「お前もオバサンだろうが」


キルア(どっちもどっちだと思うけど)


ハンジ「で…君はなんで壁外に?」


キルア(壁外?ああ…そんな設定なんだろな)


キルア「覚えてないんだけど…兄とはぐれて」 ブリッコ

ハンジ「お兄さんと!?」

絶対勝てない敵の前で抜くとかのほうがいいと思った


ハンジ「そうか…(お兄さんがいないって事は捕食されたんだろうな)」 シンミリ


キルア「…」 ジー


リヴァイ「なんだ?」


キルア「兄貴に似ているような…」


リヴァイ「そうか…(兄は捕食されたんだろうな)」


シーン

>>17

スミマセン…
戦闘シーン ほとんど無いです


ハンジ「リヴァイを兄だと慕ってくれていいからね」 グスッ


リヴァイ「必ず家まで送り届けてやる」


キルア(この雰囲気…兄貴死んだと思ってるんじゃね?)


キルア(兄貴とりあえず見つけないと ゲームクリアが分からないよな)


キルア「兄貴探したいし とりあえず一緒に行動するわ」


ハンジ(お兄さん探すって…不憫) グスッ


―――


キース「貴様は何者だ?」


ミーナ「はっ!豚小屋出身の家畜以下です!!」


一同(豚小屋…) チラッ


ミルキ(おい…)


ミルキ(なんで俺が こんな所に…)


―――
夕食時

コニー「笑っちゃいけないのは分かってるんだけどさ」


コニー「俺『豚小屋出身の…』の時 思わず吹きそうになったぜ」


ジャン「あ?あいつだろ」 チラッ


ミルキ「…」


ジャン「この食糧難に…なんで あんなに肥えてやがるんだ?」


マルコ「ジャン…聞こえるよ」


ジャン「はぁ?さっきから空になった皿見て呆然としてるから平気だろ」


ミルキ(クソ不味いスープにパン…)


ミルキ(肉とかねえのかよ) グウー


ミルキ(早いとこ ゲームクリアして…ズラからねえと) グウー


ミルキ(キルアの野郎…どこに居てるんだ?) グウー


ミルキ「おい!お前…そこのお前だよ」


ミルキ「金やるから パンよこせ」ガサガサ


サシャ「へ?」


ミルキ(チッ ゲーム入る前にポケットに入れてた金…ねえじゃないか)


サシャ「お金より私は パァンの方が欲しいです」


ミルキ「チッ」


―――


コニー「すげえよな あのミルキって奴」


コニー「姿勢制御訓練の時、重すぎて支柱しなっていたよな!」


ジャン「肥えすぎだろ」


コニー「でもさ 動きは早いんだよな~ 対人格闘とか敵わねえしよ」


ジャン「あれじゃ兵士無理だろ…立体起動のワイヤー切れるんじゃねえのか?」

マルコ「でも…ミルキ だんだん痩せてきたよ?」


コニー「訓練キツイわ 飯少ねえわ だと痩せるだろ」


ミルキ(俺は…何やってんだよ)


ミルキ(っていうか ハンターライセンスねえと 現実世界に戻れねえ)


ミルキ(キルアの野郎!!どこに行ってやがるんだよ!!) グー


ミルキ「チクショウ!!チクショウ!!」


―――

キルア「♪」 ヒュン ヒュン


キルア「これいいじゃん♪団長さん 最高!!」


エルヴィン「ハハハ 君は本当に凄い逸材だよ キルア」


エルヴィン「立体起動は使いこなすし 戦闘にも長けている」


キルア「でも いいのかよ 俺 兵士じゃないぜっ」


エルヴィン「上層部も納得済みだよ、是非 人類の為に力を貸して欲しい」


キルア「ふーん」


ハンジ「リヴァイより強い人間がいるなんて、しかも子供!」


ハンジ「ウォールマリア奪還も夢じゃないよ!」


エルヴィン「ああ」


キルア「ウォールマリア?」

エルヴィン「ああ…キルアは記憶喪失だったな」


エルヴィン「この世界は 3つの壁で囲まれている」


ハンジ「キルアと初めて会ったのは 壁の外だよ」


キルア「ああ…壁の外には巨人がいるんだっけ?」


キルア「あの弱っちいの」


エルヴィン「巨人が弱い とはね」


ハンジ「いやぁ 君と出会えて最っ高に嬉しいよ!!」


キルア(巨人って念も使えない ただのデクノボウじゃん)


キルア(ゲームクリアは そのウォールマリア奪還ってヤツか?)


リヴァイ「どうだ?立体起動の調子は?」


キルア「超最高」 ヒュン ヒュン


キルア「ねえ 兄貴見つかった?」


リヴァイ「いや…」


キルア「超デブのブタ君なんだけどさ」


リヴァイ(不憫だな…)


キルア「あいつの事だし、どっかで飯食ってんじゃねえかな」


ハンジ(キルアは記憶喪失で…お兄さんは生きてると思ってるんだね)


ハンジ(不憫…)


シーン


キルア「いや…だから何度も言うけど 生きてるって」

エルヴィン「…キルア 君にこれをあげよう」 パサッ


キルア「何…このマント」


エルヴィン「自由の翼だ」


キルア「え?ガキじゃねえし…マントで遊ばねえし」

エルヴィン「君は自由を手に入れる力がある…前を向いて進んでいこう」


キルア(もしかして…慰められてるのかよ)


キルア「そのウォールマリアだっけ?奪還してもいいけど」


キルア「兄貴見つからないと帰り方わかんねえし」


キルア「とりあえず めっちゃブタいたら 連れてきてよ」


ハンジ「うんうん 見つけてあげるからね」

キルア(探す気ねえだろ)


―――


ミルキ(このゲーム内では…あれから ずいぶん年月が経った)


ミルキ(ゲーム内での1年は 現実世界での1日)


ミルキ(訓練なんか辞めて 町にでるべきだった)


ミルキ(だが…ゲームクリアのキーマンとなる者は 訓練兵と聞く)


ミルキ「誰なんだよ!!」


ジャン「あ?嫌味か それは…」


ジャン「誰って…お前だろうが…首席は」


ミルキ「?」


ミカサ「ミルキが一番…私が二番…力が及ばなかった」


ミカサ「よって 私はあなたをブタと心で呼ぶのをやめよう」


アルミン「ミカサ…(ブタって呼んでいたんだね)」


エレン「おいミカサ ミルキは もうブタじゃねえよ」


エレン「すっかり細くなったな!!ミルキ」


ミルキ「あぁ?殺されてえのか?」


エレン「ミルキの毒舌にも すっかり慣れたぜ」


エレン「お前は憲兵向きじゃねえよ」


エレン「調査兵団に入ろうぜ!」


ミルキ「いや…俺は


エレン「俺は調査兵団に入り 巨人を駆逐する」 キラッ


ミルキ「ん? お前…そのカギ…」


ミルキ(もしかして こいつが主人公か?)


ミルキ(主人公が持つという 地下室の鍵…)


エレン「おいミルキ?」


ミルキ「俺も調査兵団に入ってやる」ニヤ


ミルキガ チョウサヘイ? シュセキダロ?


―――

カンカンカン

エレン「おい!ミルキ!調査兵団が帰ってきたぞ!」

ミルキ(俺は何で こいつと馴染んでるんだ…) チッ


エレン「あれが…人類最強の兵士…リヴァイ兵長か…って…あれ?」


ミルキ(んん!?)


エレン「ミルキ…お前…すげぇ似てるな!!」 ビックリ


「見て あの訓練兵…リヴァイ兵長にそっくり」

ガヤガヤガヤ


ミルキ(あれは…キルア!?)

「あの…リヴァイ兵長の弟さんですか!?」

「あなたも 強そうだ これは人類に希望が持てる!!」

ミルキ「うるせえな!!おい!!どけよお前ら!」


ミルキ「キルア!!」


エレン「キルア?」


ミルキ「チクショウ!!ここからじゃ聞こえねえか!!」


ハンジ「毎度の事ながら 君の人気は凄いね、リヴァイ」


リヴァイ「…」


ハンジ「今日は特に 民衆が騒いでるよ」


キルア「ふーん、そうゆうもん?」 パカラパカラ


ハンジ「キルアもその内 名前が知られるよ」


ハンジ「なんたって 今回の壁外調査の討伐数だけで 17体だよ?」


キルア「巨人って 騒いでる割に 数少ねえのな」


ハンジ「壁外調査は なるべく巨人との戦闘を避けるからね」


ハンジ「皆 キルアみたいに強くはないんだよ?捕食されてしまうリスクを避けるんだ」


キルア「捕食ねえ」


ハンジ「今回は リヴァイとキルアの活躍で 兵士は無償で帰れたよ」


キルア「ふーん」

痩せたミルキは完全にリヴァイだなw
続きが楽しみ

>>43
ありがとうございますー 更新チビチビですが 見てくださり嬉しいです


―――


ミルキ「エレンが喰われた…だと?」


アルミン「…」


ミルキ(主人公 エレンじゃねえのかよ)


ミルキ(超大型巨人が現れて…俺が後方にいた間に)

ミルキ(じゃあ ここにいる意味ねえだろ…)


ミルキ(チッ ガスはもうすぐ無くなる)


ミルキ「巨人なんて弱っちいのに、喰われるなんてな」


ミルキ(主人公だろ?)


アルミン(僕を助ける為に…エレンは…)


ミカサ「ミルキ…巨人が弱いと言うのなら」


ミカサ「この状況を あなたなら救えるというの?」 ギロッ


ミルキ「ぁあ!?」


ミカサ「できもしないのに…エレンを侮辱した」


ミカサ「よって あなたにはしかるべき制裁が必要」 ジャキ


ジャン「やめろ!!お前ら!!んな事をしてる場合かよ!!」


ジャン「ガスの補給をしようにも…本部は巨人がウロチョロしてやがる」


ジャン「あいつらを どうにかしねえと…俺らは戻れねえ!!」


ジャン「こんな時に争うんじゃねえよ!!」


ミルキ「あいつらを一掃すればいいんだな」ジャキ


ミルキ「お前ら俺を雇うだけの金もねえくせに…チッ」

マルコ「え?ミルキ…ガスも足りないのに 無茶だ!自殺行為だよ!!」


ミルキ「うるせえな」 シュッ

ジャン「ミルキ!!!!」


―――

コニー「なあ…ミルキが巨人一掃してるよな」


マルコ「うん…」


コニー「なんで あいつ あんなに強いんだよ」


コニー「俺がバカだから わからねえんじゃないよな?」


マルコ「救世主…」


ジャン「はあ?」

待ってた!
わくわく


マルコ「あっ…いや ミルキがいたら 世界を救えそうな気がしたんだ」


ジャン「救世主ねえ…口の悪い救世主様だな」


マルコ「でも…凄いよね なんか こうオーラを感じるよ」


ジャン「オーラねえ」


ジャン「まあ…でも この最悪の状況は打破できたな」


ミカサ(マルコの言ってる事は一理ある)


ミカサ(何故なら ミルキの周りが白く…エネルギーに満ちている)


ミカサ(私には見える)


アルミン「ミルキ…凄いね」

ミカサ「ミルキはエレンを侮辱した…でも…」


ミカサ「皆を救ったのも事実」


ミカサ「よって…私はミルキに謝罪しよう」


―――


ミルキ「なあ」 シュタッ


ミルキ「巨人一掃してたら なんか その内の一匹からエレン出てきたぞ」


一同「!!!!!!」


ミカサ「ぇ…エレン!!エレン!?」 ダダッ


ミカサ「ぅ…うわぁーん!!」 ダキシメル


アルミン「え? え?」


ミルキ「項削いだ時に出てきたが…」


ミルキ「もうちょい深く削いでたら 死んでたかもな」

ミルキ(危なかったじゃねえか)


ミルキ「なんで巨人の項に 人がいるんだよ?」


ミルキ「誰か説明しろ…お前知らねえか?」 ジロッ


アニ「」


アニ「なんで私に聞くんだよ?」


ミルキ「お前が一番 冷静に見えたからな」


アニ(何…こいつ…)


アニ「知るはずないじゃない」


ベルトルト「そんな事を…説明できる人なんていないんじゃないかな」


ミルキ「お前…誰だっけ?」

ベルトルト「」


ミルキ「お前らが恐れてる 超大型巨人や鎧の巨人も同じじゃないのか?」


ミルキ「項に人がいる」


アニ「…推測にすぎないね」

ミルキ「ああ今はな…まあ俺にかかれば明らかになる」フン


ミルキ「とりあえず腹減ったし 俺は戻るぞ」 ヒュン


ジャン「あいつ…ほんと訳わかんねえ奴だな」


アニ「…」


ミカサ「なんでもいい…エレンが無事なら」


―――


ペトラ「兵長!増援を集めてきました!」


キルア「もう終わったけど?」


リヴァイ「今回も怪我人はゼロだ」


ペトラ「凄いですね!!先日から 兵士は誰も捕食されていませんね!!」


リヴァイ「キルアが戦果をあげている」


エルヴィン「リヴァイ!」


エルヴィン「戻るぞ…様子がおかしい」


リヴァイ「?」


エルヴィン「五年前と同じだ…」


エルヴィン「壁が破壊されたかも知れない」


リヴァイ「!?」


キルア「またかよ」


エルヴィン「急いで戻るぞ」 ヒヒーン


リヴァイ「ああ」


―――


リヴァイ「おい…ガキ供…これは どういう状況だ!?」

ミカサ、エレン、アルミン「…」


キルア「お?巨人がいるかと思ったけど…いないじゃん」 シュタ


ミカサ「それは…


ミルキ「キルアぁぁぁ!!」


キルア「へ?」


ミルキ「お前!!どこをほっつき歩いてんだよ!!」


キルア「ん?兵長が二人?」

キルア「ああ…ゲームだから バグった とか」


ミルキ「るせえな!!俺が今まで どんだけひもじい思いをしたか分かるか!!」

キルア「ひもじい?……」

ミルキ「チクショウ!!俺だ!!わからねえのか!?」


キルア「もしかして…兄貴?」


ミルキ「イライラさせんなよ!!」


リヴァイ「兄が生きていたのか?」


キルア「んー だいぶ別人なんだけど」


キルア「痩せたな!」グッ


ミルキ「軽く言うなよ!!」

>>50

嬉しいです!
ありがとうございますm(__)m
少しずつですが 進めます

コメ沢山ありがとうございますm(__)m 嬉しいです


ミルキ「お前がいないから!俺は帰れねえだろうが!」


キルア「あっ そうなの?」

ミルキ「ライセンスねえと 帰れないんだよ!!」


キルア「ふーん」


キルア「にしても…ププッ 今まで何してたんだよ?えらい痩せたじゃん」


リヴァイ「キルアの兄は 訓練兵だったのか…」


キルア「ブッ…訓練兵!!」


キルア「兄貴 訓練兵なんだ!(笑)」


ミルキ「…殺すぞ」


キルア「まあまあ いいじゃん 訓練きつくて痩せれたんだろ?」


ミルキ「訓練なんてな 親父に仕込まれた修行に比べたら 屁でもないわ!!」


ミルキ「飯だ飯!菓子もねえし!ジュースもねえし!」


キルア「あー笑いすぎて腹いてえ!!」


ミルキ「…」


シュタッ

ハンジ「おっ!!リヴァイ!どう?やっぱり壁壊されてた!?」


ミルキ「俺はリヴァイじゃねえ」


ハンジ「ん?」


ハンジ「え?大丈夫かよ!!リヴァイ…頭でも打った?」


ハンジ「そういえばリヴァイ…背ぇ伸びた!?」


ハンジ「ハッ もしかして巨人に引っ張られて伸びた…とか?」


ハンジ「それなら是非とも話を聞かせて欲しい!!今後の研究の為にも!!」 ハアハア


ゴンッ!

ハンジ「」


キルア「すげえ兵長の頭突き…」


キルア「兵長って 身長の話タブーなんだ」


リヴァイ「…」 プイッ


キルア「確かに似てるよな~兄貴と兵長」 マジマジ


リヴァイ「他人の空似だろうが」


ハンジ「え!?キルアのお兄さん!?」 ムクッ


キルア「すっげえタフだな この人」


ハンジ「ええ!?見つかったの?生きてたの!?」


ハンジ「訓練兵…?」


イアン「彼の活躍で この作戦において、兵士は1人も捕食されていない」


ハンジ「おっ イアン久しぶり!」


キルア「へえ~兄貴やるじゃん」


キルア「普段引き込もってゲームばっかりなのにな!」


キルア「俺、尊敬するわ」 ニヤニヤ

ミルキ(ぜってえ殺す!キルア!)


ハンジ「兄弟揃って強いんだね」


ミカサ「あの」


イアン「なんだ?アッカーマン」


ミカサ「エレンを忘れないで欲しい」


ミカサ「巨人化したエレンの体力が限界…よって然るべき治療と休息を」


全員(ミルキに注目しすぎて…忘れていたな)


―――

ミルキ「とりあえず一旦戻るぞ」


キルア「えぇ~ 面白くなってきたじゃん」


ミルキ「俺は…コーラが飲みたい」


キルア「コーラかよ」


ミルキ「スナック菓子も食いたい!!分かるだろ!!見ろ…手が震えてきている」


キルア「へえー」


ハンジ「おーい キルア!審議所行くよ」


キルア「あっ 悪い!兄貴 また後で!」タタタッ


ハンジ「ほらほら早く」


ミルキ「おい!こら!キルア!!」


キルア「審議所って…例の巨人になれる奴の審議?」

ハンジ「そうそう…巨人化して岩で穴を塞いだ訓練兵ね」


ハンジ「んー あの時 あの場所に私達もかけつけたんだけど…」


ハンジ「いまいち どの子がエレンか覚えてないんだよね」 ハハッ


キルア「ああ~ 皆 あの時兄貴に注目しすぎだろ」


ハンジ「そうそう リヴァイが2人いて びっくりだよ」

キルア(あっ…また兄貴に ゲームクリアの話を聞くの忘れたじゃん)


ハンジ「多分 エレンは 調査兵団預かりになるはず」

キルア「ふーん」


ハンジ「そうなる様に演出を考えたから」


キルア「ふーん」


キルア(巨人になれる奴…主人公とか?)


キルア(影薄くね?)


―――

オルオ「旧調査兵団本部…このデカイお飾りが お前を囲っておくには 最適の物件になるとはな…」パカパカ


エレン「…」 パカパカ


オルオ「おい…調子に乗るなよ!!新兵!」


オルオ「お前みたいなションベン臭いガキンチョに…リヴァイ兵長が つきっきりになるな ガリッ


オルオ「ウオゥオォォォ!!!!!!」 ブシュッ


キルア「ダサっ!」


キルア「ねえ…この人 舌かんだんだけど」


ペトラ「うん 気にしなくていいわよ」


オルオ「」


キルア「全く気にしてねえけど 単にカッコ悪い」


オルオ(くそっ!!このクソガキがぁ!! くそっ!!しゃべれねぇ!!) ダラダラ


―――


キルア「エレンだっけ?」


エレン「はい!」 バッ←敬礼

キルア「あっ…別に敬礼とかいいし」


キルア「1つ言っておくけど 俺、兵士じゃねえし」


エレン「え!?でも調査兵団の精鋭部隊に…」


キルア「うーん 成り行き?」


キルア「まあ それは置いといてさ」


キルア「巨人になれるのって 誰でもなれるもん?」


エレン「少なくとも俺の周りにはいないし…俺がどうして巨人化できるのかも分からない」

キルア「ふーん」


キルア(やっぱり こいつが主人公だよな)


キルア「じゃあさ、聞くけど…何か望みとかある?(ベタだけど 願い事叶えたらゲームクリアとか)」


エレン「俺の望みは…巨人を駆逐する事しか考えていない」


キルア「自分、駆逐できんの?」


エレン「」


キルア「もっと具体的にないの?」


エレン(子供だよな? なんだ この威圧感…尋問?)


エレン「シガンシナ区にある…俺の家の地下室に行く事かな」


エレン「地下室にさえ行けば…巨人の謎が分かる と親父が言ってた…」


キルア「それだ!!」


エレン「!!」 ビクッ


エレン「え…それ?」


キルア「あっ こっちの話」


キルア「よし!行くか そのシガンシナ区」


エレン「え!?」


エレン「いや…シガンシナ区に行くには ウォールマリアを奪還しないと」


キルア「ウォールマリア…ハンジが言ってたな」


キルア「うん、なんか繋がったわ」


エレン(分隊長を呼び捨て!?)


キルア「だいたい分かった、あっ!もう自分いいわ」

エレン(ぇえ!?)


エレン(なんか調査兵団って 変わり者すげえ多いよな)


キルア「んじゃあ!」


―食堂―

バンッ


キルア「いたいた!兵長」


リヴァイ「…なんだ?」


キルア「ウォールマリアって どうやったら行けんの?」


オルオ「ブフッ!!!!」


ペトラ「オルオ汚い…お茶吹くの止めてくれない?」

オルオ「ゲホッ グホッ いや…だってな このガキンチョが 『ちょっと近所行ってきます』みてえに言うからな」


ペトラ「仕方ないでしょ?キルアは記憶喪失で この世界の事が分かっていないんだから」


オルオ「それにしてもだな!」


※睡魔が… 一旦きります 読んでくださりありがとうございます


ペトラ「ウォールマリアが破壊されたから…シガンシナ区に行くのは容易ではないのよ?」


ペトラ「シガンシナ区に行く為には、ルートを考えて少しずつ進まないと」


オルオ「いいか!?ガキンチョ!!お前には分からないか?」


オルオ「何故分からないか分かるか?それはお前が俺の域に達していないからだ」


キルア「今日は舌を噛まずに言えたじゃん」


オルオ「」


ペトラ「オルオはともかく 危険よ?キルア」


オルオ「フッ ペトラ、こんなガキに言っても理解できないだろう」


オルオ「なるべく巨人との戦闘は避ける…これが壁外で死なないコツだ」


キルア「ふーん 怖いんだ」

オルオ「お前は知らないから教えてやろう…何故俺が精鋭と呼ばれているのか」

オルオ「俺の巨人討伐数は39体…どうだ?ションベンちびったか?」


キルア「え!?まじ!?」


オルオ「どうだ?ビビったか!?」


キルア「少なっ!!」


オルオ「」


キルア「巨人と遭遇しない様にとか、戦闘を避けるだの言ってる限り」


キルア「何年かかっても、ウォールマリア奪還なんて無理なんじゃねえの?」


リヴァイ「キルア…お前の言う事は最もだな」


リヴァイ「だが…兵士を死なせる訳にはいかない」


リヴァイ「お前に実力があるのは認める」


リヴァイ「今度の大規模壁外遠征での活躍しだいによっては…上に進言してやろう」


キルア(勝手に話を決めるなって兄貴怒るかもな)


キルア(まあ…構わないな、全然) ニヤリ


キルア「OK その話乗った」


―大規模壁外遠征―

ドドドドド

ペトラ「兵長!!指示を!!」


エルド「指示を下さい!!」


オルオ「あいつは危険です!俺達が殺るべきです!!」

グンタ「兵長!!」


エレン「また…仲間が…俺がやります!」


キルア「じゃあ そろそろ」 シュッ

きょうはもう終わり??

>>97
スミマセン!中途半端できれてしまい 次からは 「終わり」って入れますね


キルア「…」 ヒュン


ペトラ「え!?もしかして キルア、戦うの!?」


オルオ「兵長!!いいんですか!?」


キルア「あっ!兵長ー!!俺一人でいいから」 ヒュン


キルア(こいつ他の巨人と比べて早えな) ヒュン


キルア(まっ…他の巨人と比べて…だけど) ニヤッ


キルア「…」 ヒュン


ペトラ「え!?もしかして キルア、戦うの!?」


オルオ「兵長!!いいんですか!?」


キルア「あっ!兵長ー!!俺一人でいいから」 ヒュン


キルア(こいつ他の巨人と比べて早えな) ヒュン


キルア(まっ…他の巨人と比べて…だけど) ニヤッ


キルア「…」 ヒュン


ペトラ「え!?もしかして キルア、戦うの!?」


オルオ「兵長!!いいんですか!?」


キルア「あっ!兵長ー!!俺一人でいいから」 ヒュン


キルア(こいつ他の巨人と比べて早えな) ヒュン


キルア(まっ…他の巨人と比べて…だけど) ニヤッ

>>101

携帯の調子悪くて 連続投下になってしまいました…
読み辛くてごめんなさい

大丈夫だよー!待ってました!

>>104

ありがとうございます


キルア(スピードをあげて近づくか)ギュイイイン


女型「!」


キルア「項 狙い♪」 シュッ

ガキィン!


キルア「?」


キルア(項が硬貨した?)


女型「…」 ブンッ!


キルア(そんなパンチ当たらねえよ!)


キルア(ふーん 硬貨できる能力か…) ヒュン


キルア「…」 ギュイイイン


ヒュン! ザシュ! ザシュ! ヒュン! ザシュ!


キルア(削ぎまくって、硬貨で防ぐ時間なんて与えねえよ!) ザシュッ
ギュイイン

女型(何?早すぎて見えな…い)

ヒュン!ザシュ!!ザシュ!!



ペトラ「兵…長 キルアを目で追う事が できません」


女型(いちかばちか…!!) ガシィ!


キルア「おわ!(ワイヤー掴んだ!?)」


キルア「っていうか…逆にワイヤー邪魔」


女型(やったか?) ギリッ


キルア(ワイヤー切ってしまおう) ブチッ


女型「!?」


キルア「スッキリ♪ほんじゃあ」 シュタッ

タタタタッ


女型(え!?え!? 肩を登ってる!?)


キルア「落雷!!」

バリバリバリバリ!


女型「」 バタァァァン


キルア「えーと 項に人がいるんだよな…」 ジャキ!


ザシュ! ザシュ!


キルア「見っけ♪ あっ やっぱり中身も気絶してるよな」 ズリッ


キルア「兵長ー!女入ってたけどー!」


リヴァイ「…」


リヴァイ「お前ら…捕獲しろ」


一同「あ…はっ… はい!」

キルア「ロープ?」


ペトラ「口は猿ぐつわして!また巨人化したら いけないから!!」


ペトラ「ねえ…キルア、雷が落ちたように見えたけど…」


キルア「ああ、雷落ちたんじゃね?」


ペトラ「凄い…キルア、早くて見えなかったよ?」


キルア「そうかな」


オルオ「お前…ワイヤー切るなんて 自殺行為としか思えん」


キルア「逆にワイヤーあるから 動き鈍った」


オルオ「」


―――

ハンジ「え!?女型捕獲したって!?」


リヴァイ「ああ…」


ハンジ「中身さんは?」


リヴァイ「キルアが見張っている」


ハンジ「もしかして…キルアが捕獲したの!?」


リヴァイ「…ああ」


ハンジ「あの子…凄いね」

ハンジ「んで、エレンは無事?」

期待!
きょう終わり?


リヴァイ「ああ…無事だ」


リヴァイ「キルアが交戦を始めた時に、馬でその場を駆け抜けさせた」


リヴァイ「エルドとグンタがついているから、大丈夫だろう」


ハンジ「良かったよ」


ハンジ「女型捕獲用の罠が出番なくて 残念だけどさ」 チェッ


エルヴィン「リヴァイ エレンは無事に 巨大樹を抜けたそうだ」


エルヴィン「戻るぞ」


リヴァイ「ああ…」


―壁内――

エルヴィン「キルア よくやった!」


キルア「これで ウォールマリアだっけ?奪還しに行っていいよな?」


エルヴィン「ああ そうだな、上層部も納得するはずだ」


エルヴィン「だが、まだ女型の中身…アニ・レオンハートへの尋問が先だ」


キルア「えぇ~」


キルア「尋問って拷問?俺 得意だけど?」


エルヴィン「キルア…君は一体…その強さといい、今まで どんな育ちかたをしてきたんだ?」


キルア「え?俺?(暗殺者だけど)」


エルヴィン「いや…記憶が無かったんだな」


キルア「今回さ…頑張ったんだし、俺も尋問に参加させてよ(早くウォールマリアに行きたいから)」


―――


リヴァイ「気分はどうだ?」

アニ「あまり良くないね」


キルア「あっさり負けたもんな」


アニ(このムカつく感じ…誰かに似ている) ムカッ


リヴァイ「知ってる事を全て話してもらおうか」


アニ「何も知らないね」 フイッ

>>114

ありがとーございます。 これで今日はおわりにしますm(__)m

皆さんコメントありがとうございますm(__)m


キルア「仲間入るんだろ」


アニ「いないね」


リヴァイ「お前らの目的は何だ?」


アニ「お前らじゃなく、私だけ」


リヴァイ「人類を滅亡させるのが目的か?」


アニ「さあ…」


キルア「ラチあかねえくない?」


キルア「仲間いるんだろ」


アニ「いないね」


リヴァイ「お前らの目的は何だ?」


アニ「お前らじゃなく、私だけ」


リヴァイ「人類を滅亡させるのが目的か?」


アニ「さあ…」


キルア「ラチあかねえくない?」

>>125

スミマセン 削除でお願いします


キルア「俺さぁ、早くウォールマリア奪還したいんだよね」


キルア「痛い目みる?」


アニ「脅しても何も言わないよ」


キルア「この世界って 電気存在してるか知らないけど」バチッ


キルア「経験ないなら さぞかし苦しいだろうな」 バチバチッ


アニ「?」


リヴァイ「おい…キルア」


キルア「俺は 散々拷問の訓練で慣れっこだけど」 バチバチバチッ


キルア「かなり痛いよ?」 バチバチバチッ


アニ「あんた…何者?」


キルア「お前らこそ 何者だよ」 バチバチバチ


キルア「あっ!言っとくけど、気絶したらしゃべれないからさ」 バチバチバチ


キルア「かろうじて意識ある程度に押さえるわ」 バチバチバチ

待ってました!
毎日楽しみにしてます


キルア「雷拳(イズツシ)」ビリッ!

ビリビリッ ビリビリッ!


アニ「ヴ!ヴワァァァァァァァ」 バリバリバリバリッ

ビリビリッ ビリビリッ!


アニ「アァァァァァァ!」


キルア「意識あるから余計辛っしょ」


アニ「」 ビリビリビリビリ

>>130

後で また続き書きます ありがとうございます!


キルア「拷問は、精神苦痛や肉体苦痛を与えて自白させるけど」
バリバリバリバリ

キルア「体を切り刻んでも…巨人は再生するみたいだからさ」
バリバリバリバリ


キルア「電気を流し込む拷問が一番じゃねえの?」
バリバリバリバリ


アニ「アァァァァァァ」 ビリビリビリビリ


――――――
―――
――


――――


キルア「泣く位なら、人殺しするんじゃねえよ」


アニ「…」 グッタリ


リヴァイ「よくやった…キルア、これで超大型巨人と鎧の巨人の人物が特定できた…」


リヴァイ「お前らに守りたいものが有る様に…俺は人類滅亡を阻止する事に全力を尽くす」


キルア「あっ…もう意識無いんじゃね?」


アニ「」


リヴァイ「キルア…お前は 闇の世界に身を投じていたのか?」


キルア「ノーコメント」


リヴァイ「まあいい…俺も人の事を言えたもんじゃねえし」


キルア「…」


キルア「これでウォールマリア奪還ができるんじゃね?」


リヴァイ「ああ…問題は山積みだが…」


リヴァイ「エレンの生家を目指す為に…まずはウォールマリア奪還が先決だ」


――――


ミルキ「キルアぁぁぁ!!」


キルア「ん?兄貴、久しぶり」


ミルキ「久しぶりじゃねえよ!!お前はぁぁぁ!!」


キルア「いいじゃん、もうすぐゲームクリアするんだし」


ミルキ「俺はお前に ゲームクリアの条件を話してねえぞ?」


キルア「だいたい分かった」

キルア「あっ 近々ウォールマリア奪還しに行くから、兄貴も頑張れよ」


続きは 明日に書きます

読んで下さりありがとうございましたm(__)m


ミルキ(こいつ 本当にムカつくぜ) ムカムカムカ


キルア「おっ、その制服…兄貴 調査兵団?」


ミルキ「あぁ!?」


キルア「大規模壁外調査行った?」


ミルキ「ああ…大して大規模じゃなかったがな」


キルア「知性巨人の女、捕まえたとか 知らねえの?」

ミルキ「何も知らされてないが?」


キルア「ふーん じゃあ兄貴何してた?」


ミルキ「巨大樹の木の上で巨大を引き寄せてたな」

>>139

スミマセン

×巨大を
○巨人を


キルア「え?それだけ?」


キルア「マジで!? ダサッ」

ミルキ(マジでムカつくぜ!!)


キルア「あっ 俺さ 知性巨人捕獲したから」


ミルキ(こいつ!いいとこ取りかよ!ムカつくぅぅぅ)


キルア「女型の巨人でさ」


ミルキ「あいつじゃねえか?訓練兵の女…確か…アニ」


キルア「お!?兄貴 やるじゃん」


ミルキ「あいつの目を見たら分かるだろ?何かを隠している…」


キルア「兄貴 変に勘するどいのな?」


ミルキ「フン」


ミルキ「仲間もいただろ?訓練兵に」


キルア「へえ~、やるじゃん(オタクデブのくせに)」

キルア(ああ…もう 痩せてただのオタクか)


ミルキ「俺に分からない事なんてねえよ」 フン


キルア(調子のってね?) ププッ


ミルキ「ぁあ!?何笑ってんだよ!?」


キルア「何でもねえよ」


キルア「ウォールマリア奪還 頑張れよ」


ミルキ「その前に 一旦帰ろうぜ」


キルア「またかよ」


オルオ「おい!ガキンチョ!団長が呼んでるから 早く戻れ!!」


オルオ「あっ兵長!」 バッ←敬礼


ミルキ「兵長じゃねえよ」


オルオ「?」


キルア「ああ、これ俺の兄貴」


オルオ「ぇえ!?(そういえば背がたけえ)」


オルオ(チクショウ…俺とした事が!!兵長を間違えるなんて…)


キルア「で、団長が呼んでるって?」


キルア「んじゃ、そうゆう事で!」


オルオ「まて…ガキンチョ」

オルオ「ここに立っている兵長もどきが、兄貴というなら 話が早い」


オルオ「お前の兄も呼ぶよう言われている」


キルア「え?この1団員を?」


ミルキ「おい…人を小物扱いするなよ!!」


キルア「悪い 悪い」 クスッ


―――


エルヴィン「先日の女型捕獲、女型…もといアニ・レオンハートへの尋問においての活躍」


エルヴィン「見事だった…キルア」


キルア「別に大した事じゃねえし」


エルヴィン「お陰でウォールマリア襲撃に係わる…他の二名の身柄も拘束できた」


キルア「もう拘束したんだ、それ 俺参加してない」


エルヴィン「深夜 彼らが就寝中に…極秘に実行したからな」


キルア「ふーん」


キルア「まあ 奴等も油断してたってわけね?」


エルヴィン「ああ」


エルヴィン「いよいよ ウォールマリア奪還に向けて 兵を動かす」


キルア「お!?やっとかよ」


エルヴィン「問題はここからだ」


キルア「そう?ウォールマリア奪還すればいいんだろ?」


エルヴィン「二名捕獲時に…リヴァイが負傷した」


キルア「あっそうなの?」


エルヴィン「そこでだ…キルア、ミルキ」


ミルキ「?」


エルヴィン「リヴァイは強さの象徴であり、調査兵団の希望だ…」


エルヴィン「リヴァイがいないと 兵の士気にかかわる」


キルア「そうなんだ」 フーン


エルヴィン「リヴァイの代わりをしてくれないか?ミルキ」


キルア「影武者ってわけね」


ありがとうございました
とりあえず 今日は終わります

めちゃ面白い


ミルキ「背低いから無理だろ」 キッパリ


エルヴィン(皆が言わない事を はっきりと…)


エルヴィン「普段 馬で移動する事が多いので、意外とリヴァイの身長はバレていないはず」


キルア「それって皆が遠慮して 言わないだけじゃね?」


エルヴィン「大丈夫だと言ったら大丈夫だ…何か私の決定に不満でもあるのか?」


キルア「そっちがいいなら いいけど(面白いし)」


ミルキ「おい…お前が返事すんなよ」


キルア「いいじゃん」


キルア「それとも何?兄貴自信ねえの?」


ミルキ「んなわけねえだろ!!」


エルヴィン「決まりだな…ミルキにはウォールマリア奪還の際、特別作戦班の指揮をとってもらう」

>>153、154、155

皆様 コメントありがとうございます(>_<)


―――

エルヴィン「ウォールマリア奪還するために!!」


エルヴィン「前進せよ!!」
ドドドドド


キルア(団長 すげえ顔芸)

キルア(めっちゃ引くわ)


ミルキ「おい キルア!よそ見をするな!」


キルア「へーい」


ペトラ「ねえ オルオ」


オルオ「なんだ?そんなに俺と話たいのか? 仕方ねえな…乗馬中だが話してやるよ」


ペトラ「うん また乗馬中に舌を噛んで死ね」


オルオ「死ねとかさぁ 言うなよ」


ペトラ「リヴァイ兵長…おかしくない?」


オルオ(すまん!!ペトラ、俺は先日 あれはキルア兄だと知ってしまったんだが)


オルオ「いつも通り 冷静沈着な 紛れもなく兵長だが?」


ペトラ「ん~」


ペトラ「なんか乗馬中の座高高くない?」


ペトラ「鞍の位置も高いし」

オルオ「はぁ?お前は兵長がシークレットブーツだと言いたいのか?(すみません兵長)」


ペトラ「ああ…シークレットブーツね」


ペトラ(兵長 気にしてたんだ)


エルド(え!?兵長がシークレットブーツだと!?)


グンタ(これはリヴァイ班の極秘事項だな)


エレン(後ろでペトラさんが何か喋ってる?)


エレン(ウォールマリア奪還作戦について…だろうか)

エレン(俺は…俺にできるだろうか?)


エレン(体を硬貨して 穴を防ぐ…)


エレン(大丈夫だと信じるしかないな…)


エレン(リヴァイ兵長は前を向いて入っている、俺はこの人を信じよう)

>>163

×入っている
○走ってる

スミマセン 誤植です


エレン「…」 キリッ

ダダダダッ


キルア(皆が真面目な顔して 兄貴について行ってる)

キルア(なんか すげぇ 面白い!) クスクス


ペトラ(キルア笑ってる?余裕なのね…あの子スゴイ強いし)


ペトラ(それにしても…シークレットブーツか) チラッ

エルド(ダメだ!!兵長の足元が気になる) チラッ


グンタ(シークレットブーツ…) チラッ


ペトラ「前方に多数巨人発見!」


エルド「今回の遠戦は 巨人を避ける為じゃなく、一匹残らず駆逐ですね!?」


エレン「くっ…駆逐してやる…」


ペトラ「兵長!指示を!」


ミルキ「…」


ペトラ「?」


エルド「あの…兵長 指示して下さい」


ミルキ「…」


強烈な睡魔が…(おわります)
スミマセン 明日は もうちょい進めます

お疲れさま!

自分のペースで書こう!w

>>169
ありがとうございますー 皆さん。

今から 少し書いて また夜寝る前に書きます


キルア「返事したら?兵長(っていうか兄貴)」


ミルキ(兵長って俺か…聞き慣れないんだよ!)


ミルキ「お前ら…巨人を全滅しろ」


一同「「おおー!!」」


キルア「じゃあ 俺は適当にさせてもらうから」 パシュッ

エレン「駆逐してやる!!」 シュッ


キルア(スピードあげて一気にいくか)


キルア「雷光石火」 ビリッ


ザシュッ 巨人「」 巨人「」

ザシュッ 巨人「」 巨人「」


ペトラ「え!?次々 巨人が倒れてる!?」 パシュッ


オルオ「ペトラ!!よそ見をするな!」 ザシュッ


巨人「」


オルオ「フッ 俺の華麗なブレードさばきを見たか?」


ペトラ(無視) ザシュッ! 巨人「」


オルオ(くっそう!!) バシュッ

ミルキ(あー数多い ダリぃ) シュッ

クルクルクル ザシュッ 巨人「」


ペトラ「やっぱり兵長の回転切り素敵」


オルオ「…」


ミルキ(だいたい このワイヤー邪魔ないだよな)


ミルキ「…」 ヒョイッ ザシュッザシュッザシュ

巨人「」 巨人「」 巨人「」


エレン(スゴイ…リヴァイ兵長… ワイヤー無しで飛んでる!?)


キルア(あー 兄貴…影武者なのに) シュタッ ザシュ! ザシュ!
巨人「」 巨人「」


―――


エルヴィン「ウォールマリア内の 巨人は全滅した」


ハンジ「早く終わって びっくりだよ」


エルヴィン「扉にネットを張れ!」


モブ兵「はっ!!」


ハンジ「フフフ…この日の為に用意した 特殊ネットが役に立つんだね」 ハアハアハア


エルヴィン「時間かせぎにしかならないが…」


エルヴィン「今のうちに エレン!!巨人化をしてくれ」

エレン「はっ!!」


ウォォォォォォォ


キルア「ふーん あいつが巨人になる所初めてみた」


キルア「あいつって兄貴と同期だろ?よく影武者バレなかったな」


ミルキ「間抜けな話だ」


キルア「それにしても…皆が 兄貴の足元見てたよな?」


ミルキ「会う奴会う奴…俺の足元を見やがる」 チッ


キルア(シークレットブーツとか思われてんじゃね?)


エレンゲリオン「ウォォ!」


ハンジ「エレン!!扉の穴を硬化で防いで!」


エレンゲリオン(どうやって硬化するんだ) オロオロ


アルミン「エレン!!イメージするんだ!!」


エレンゲリオン(イメージ…イメージ) ムーン


キルア「必要に迫られたら硬化するんじゃね?」


キルア「ネズミが猫に襲われるみたいにさ~追い詰められた感出すとか」


ミルキ「…面白いな」


ミルキ「やってみるか」


キルア「だろ?俺やっていい?」


ミルキ「勝手にしろ」


キルア「よっしゃ!」 バリバリ


エレンゲリオン「?」


キルア「♪」 シュタッ


キルア「さてと!!ナルカミ!!」

バリバリバリバリ


エレンゲリオン「「!!」」 ビリビリ


エレンゲリオン「ぅ…ウォォォォ ウォォォォ!!!!」 シュウ シュウ シュウ

ハンジ「煙で見えない!!」


シュウ シュウ シュウ


ハンジ「…ん?」


エルヴィン「扉が…塞がっていく」


エルヴィン「成功だ!!」


ウワァー! オオー! ヤッタナ!


エルヴィン「ただちに エレンを救出せよ!!」


一同「「はっ!!」」


―――


エレン「…んっ」


ミカサ「エレン…良かった 気が付いて」


エレン「俺は…一体」


アルミン「エレン 扉は無事に塞がったよ!」


エレン「そうか…良かった」

ジャン「こんなに早くにウォールマリア奪還できるとはな」


エレン「ジャン…無事だったのか」


ジャン「今回 ウォールマリア奪還に参加した兵士は 全員無事だ」


エレン「え!?全員がか!?」


ジャン「何でだか分からねえが…巨人が次々と倒れていったんだとさ」


ジャン「しかもご丁寧に 項も削いで」


ジャン「マルコが言ってた救世主が現れたのかもな」 ハハッ


エレン「そうだ…ミルキは?」


ジャン「あ?ミルキなら特別作戦班だろうが」


エレン「いや…あれはリヴァイ兵長で」


ジャン「お前な…」


アルミン「どういう事情で リヴァイ兵長が参加していないのかは知らないけど」

アルミン「ミルキが影武者をしていたんだと思うよ?」


エレン「ええ!?」


アルミン「僕達…104期は気付いていたんだけど」


ミカサ(エレン…かわいすぎる)


―――


ペトラ「兵長!!お疲れ様でした」


ミルキ「あ!?」


エルヴィン「もうウォールマリア奪還したんだ…特別作戦班には話してもいいだろう」


ミルキ「リヴァイじゃねえよ」イラッ


ペトラ「え!? ええ!?」


オルオ(スマン!ペトラ!!)


キルア「ああ これ 俺の兄貴」


エルド グンタ ペトラ「「ええ!?」」


ペトラ「だって シークレットブーツは」


ハンジ「リヴァイがシークレットブーツ履いてると思ってたんだ」 クスクス


ペトラ「スミマセン…あまりにも似ているので」


ハンジ「似ているから 急に身長が伸びたから シークレットブーツだと?」 クスクス

ペトラ「兵長には内緒にしてください!!」


グンタ「リヴァイ兵長は?」

ハンジ「ん? ああ…んーと」


ハンジ「階段から落ちて 捻挫したんだよ」


リヴァイ「おい…こら クソ眼鏡」 グリグリ


ハンジ「い!!痛い!!痛い 頭グリグリ止めて!!」


ペトラ「リヴァイ兵長!」


エルヴィン「確かに彼は負傷してね だが…ウォールマリアを奪還できたので」

エルヴィン「早馬を走らせて 呼びに行ったんだよ」


リヴァイ「誰がシークレットブーツだ?」


一同「…スミマセン」


一旦 休みますm(__)m


モブ兵「団長!!エレン・イェーガーの生家の瓦礫を撤去しました!!」


エルヴィン「ご苦労」


ハンジ「いよいよだね!!これで、巨人の謎が解明される」


エルヴィン「エレンの話が本当なら…そうだな」


ハンジ「うぉー!テンションあがってきた!!」


エレン「懐かしい俺達の家が…」


ミカサ「うん」 ギュッ←手を繋ぐ


エレン「あの日…ここで母さんが巨人に」


ミカサ「…」 ギュッ


アルミン「辛いだろうけど…エレン、地下に行かないと」


エレン「ああ…そうだな」 チャリ(鍵)


キルア「たかがゲームとタカをくくってたけど、長すぎ」


ミルキ「お前が一旦セーブして帰らねえからだろ?」

キルア「で…地下に行ったら なんかあんの?」


ミルキ「行ってみたら わかるだろ」


キルア「知らないんだな」


キルア「あっ 団長ー!!」


エルヴィン「なんだ?キルア」


キルア「俺達 結構頑張ったよな?」


エルヴィン「ああ…これは勲章ものだ」


キルア「勲章とかいらないからさ、俺達を先に地下に入らせてくんない?」


エルヴィン「そうだな…君達の功労を称えて、エレンと一緒に一番に入るといい」


キルア「やりぃ!!」


ハンジ「いいな~キルア」


キルア「じゃあさ!サクッと鍵あけてよ」


ミルキ「早くしろ、エレン」

エレン(この人達…)


ミカサ「エレン…行ってらっしゃい」


カツ カツ カツ カツ


エレン「家に こんな地下があるなんて知らなかった」

キルア「ふーん、そう?(兄貴と兵長間違える位だもんな…注意深く生きてないんだろ?)」


キルア「結構 階段が地下深くまで続いてるのな?」


カツ カツ カツ カツ


ミルキ「行き止まりだな、扉がある」


エレン「…この扉の鍵を父さんが渡したのか」


エレン「…よし!」

ガチャッ…ガチャリ


キルア(簡単な鍵だな…鍵なくても開けれるじゃん)

エレン「開けるな?」


ギ… ギギギィ


パァァァァァァァ


エレン「え!? なんだ…この光は!?」


キルア「お!?やっぱりクリアじゃん♪」


「お疲れ様でした。これで『進撃の巨人』ゲームクリアとなります。」


「ここに着いた という事は、あなたの望みが叶った証拠…おめでとうございます」


キルア「望み?」


ミルキ「望みって何だよ!!」

パアアアアアア ピカッ!!


―現実世界―


キルア「んっ…」


ミルキ「んあ!?」


エレン「うっ…」


キルア、ミルキ「えっ!!?」

エレン「…え?」


ミルキ「なんで…お前がいるんだよ!?」


エレン「え? ここ地下室…!?」


キルア「地下室じゃねえし」

エレン「…どこだ?」


キルア「兄貴の(きしょく悪い)部屋」


エレン「…ミルキの部屋!?」 ビックリ

新展開キター!


エレン「え? え?」


ミルキ「おい…これは どういう事だ?」


キルア「訳わかんねぇよ」


キルア「望みが叶った…とかさ」


キルア「エレンが こっちに来ただけじゃんか?」


トゥルル トゥルル トゥルル


ピッ


キルア「はい もしもし、ゴン?」


エレン(何だ…あれ…)


キルア「ああ…俺? 今さ家に帰ってたんだけど」


キルア「え? ああ…ビスケに偶然会ったの? うん うん」


キルア「俺はさ、念を使うゲームしていて…クリアしたんだけど…ゲームの名前?」


キルア「進撃の巨人」


キルア「え?マジで!? ああ…分かった じゃあ すぐ行くわ」 ピッ


ミルキ「行くってどこに?」

キルア「ああ…今さ友達からの電話なんだけど」


キルア「一緒にいる奴が(ビスケ)がゲームの内容知ってるって」


キルア「俺 行くけど…兄貴(嫌だけど)くる?」


ミルキ「俺は出ない…報告をよこせ」


キルア「はい はい」


キルア「…」


エレン「…」


キルア「ここにいても 解明しないからさ、とりあえずついて来て」


エレン「ああ…(俺は一体どこに来たんだ?)」


キルア「じゃあ俺行くわ、兄貴せっかく痩せたんだから あまり食うなよ」


ミルキ「うっせえよ!」


―――


ゴン「スゴいね キルア!ゲームクリアしたんだ?」


キルア「大したゲームじゃねえよ、バーカ」


キルア「ウスノロ巨人が出てきただけ」


エレン(見慣れない物で溢れている…分からない…俺はどうしたんだ?)


ビスケ「ふーん、進撃の巨人ゲームをクリアしたらしいね?」


キルア「そうそう もう訳わかんねえよ!」

>>201

ありがとうございます
今日は終わりますー

おつ!
今度はハンターの世界でのクロスオーバーか!?
楽しみだ

>>209

ありがとうございます~ 実は もうすぐ終わる予定です
いつも見ていてくださり ありがとうございます


キルア「ラストでさ 『望みは叶った』とか言われたんだけど、叶ってねえし」


ビスケ「そりゃ キルアは無理だわさ」


キルア「え!?なんで!?」


ビスケ「進撃の巨人ゲームはね!念能力者が開発した」


ビスケ「究極の『ダイエットゲーム』だからだわさー」


キルア「へ?」


ビスケ「美容に詳しい念能力者の間では 有名なゲームだわさ」


キルア「はぁ~!?」


ビスケ「私みたいに かわゆくてスマートな女の子には必要ないけどね♪」


キルア「…ゴリラ ジャン」


ビスケ「なんか言った!?」


キルア「いや」


ゴン「凄いね!!面白そう!!キルア 痩せたの!?」


キルア「いや全然…っていうか 元から太ってねえし」

キルア「あ…そうか!!」


キルア「兄貴痩せたわ」


ゴン「キルアのお兄さんって ハンター試験にきていた人?」


キルア「違う めっちゃくちゃデブでオタクの奴」


ゴン「痩せたんだ!」


キルア「そういえば あいつだけ 訓練兵からスタートだったな」


キルア「なんだ!ダイエットゲームって…やって損した気分」 ガクッ


ゴン「まあまあ」


ビスケ「で? 彼は?」


キルア「ああ…ゲームの主人公だけど こっち来たんだよ」


エレン(ゲーム?) オロオロ


ビスケ「ふーん 主人公は進撃の巨人ゲームの中で 何度もループするからね」


ビスケ「君、簡単に言うと…また昔に戻るんだわさ」

エレン「昔に?」


ビスケ「キーワードは、ヒロインの『いってらっしゃい』と言う言葉だわさ」


エレン「ヒロイン? それに『いってらっしゃい』なんて ありふれた言葉だし」


ビスケ「まあ 戻ってみたら分かるわいさ」


エレン「俺…戻りたい」


ゴン「ええ~ 戻っちゃうの? もっと話をしたいよ」


キルア「バーカ ここにいても仕方ねえだろ?」


ゴン「バカって言った方が バカなんだからね!」 プン


ビスケ「まあまあ せっかく こっちの世界にきたんだから 何か美味しいものでも食べて!楽しんだら?」

キルア「ゲームキャラが飯食えんの?」


ビスケ「このゲームキャラはね 不思議な事に人間らしいんだわさ」


ビスケ「もしかして…この世界には 色々な異次元があるのかも知れないよ」


キルア「異次元って 俺達ガキじゃねえし 信じねえよ」

ゴン「異次元かぁ 行ってみたいなぁ!!そっか 異次元と異次元を念で結んだのかな?」


キルア「」


ビスケ「幸い ここはレストランだし」 パンパンッ


ビスケ「お姉さーん」


店員「ご注文ですか?」


ビスケ「こっからここまで 注文で」


店員「かしこまりました」


ビスケ「今日は 私が奢ってあげるからさ 楽しみな」


キルア、ゴン「やったぁ!!!!」


――


エレン「凄い!!こんな食べ物初めて見た…」


ビスケ「お肉も魚もパスタもデザートもあるからね」

エレン「肉…肉なんて手に入らないのに」


キルア「ここでは普通に食えるわけ」モグモグ


エレン「パクッ …上手い!!こんな上手い食べ物初めてだ!!」 ムシャ ムシャ ムシャ


ビスケ「いい食べっぷりだわさ」


ゴン「スープも美味しいよ!」


エレン「スープ…これが?凄い いい匂いだ」 ズズッ


エレン「旨い!!訓練所のスープの何千倍も旨い!!」


エレン「肉もパンも柔らかいし…天国にきたみたいだ」


キルア「天国かよ」


ビスケ「なら、パフェも食べてみたら♪」


エレン「パクッ 甘い!!え!?なんで こんなに甘くて…とろけそうに旨いんだ!!」


エレン「旨い飯が沢山…あっ だからミルキは始めは太ってたのか」


キルア「俺達太ってねえし あいつは節操がねえだけ」

エレン「皆にも食わしてやりたいな」


ビスケ「君のいた世界は貧しいんだね?確か…巨人に世界を支配されていて」


エレン「俺達は巨人を駆逐して 外の世界に出たいんだ」


ゴン「ねえ 巨人って強いの?」


キルア「すっげえ弱い でも数が多かったな」


エレン「キルアは この世界から来たから 強かったんだ」


ゴン「この世界でも キルアは凄く強いよ!!」


キルア「ゴン…(照れるだろ)」


ゴン「俺もまた遊びに行くね!!」


エレン「ああ…待ってるよ」

キルア「エレン弱いからな 死ぬなよ」


エレン「頑張って自分の力で 巨人を駆逐するさ」


ビスケ「そうそう エレンが自分でクリアできたら…また世界は変わるかも知れないよ」


キルア「じゃあ 頑張って地下室行けよ」


ゴン「頑張ってね!」


キルア「エレンを戻すのって どうやるの?」


ビスケ「それは簡単だわさ♪」


ビスケ「ゲーム機にハンターライセンス差し込むだけでいいだわさ」


キルア「ゲェ…また家に帰るのかよ」


ゴン「ついて行こうか?」


キルア「いや…いい」


キルア「じゃあ腹ごしらえも済んだし…行くか?」


ゴン「気をつけてね エレンまたね!」


エレン「ああ ありがとう」


―――


キルア「…で 何、その腹?」


ミルキ「うるせぇな 食いたい物を食って何が悪い」


キルア「また そんなんじゃ 肥えるぞ?」


ミルキ「うっせえんだよ!」

ミルキ「これがダイエットゲームだとは…」


キルア「太ったら またやれば?」


ミルキ「もう やりたくねぇよ 不味くて少ない飯はうんざりだ」


キルア「ふーん(どうでもいいけど)」


キルア「あっ…じゃあな!エレン!ハンターライセンス差し込むわ」


エレン「色々有り難うな」


スッ ピカァ!!! !


―進撃の巨人ゲーム内―

「行ってらっしゃい…エレン」


エレン「ん…」


ミカサ「エレン! エレンってば」


エレン「ん…ミカサ?」 グス


ミカサ「エレン?泣いてたの?」


エレン「泣いてなんか…」 ゴシゴシ


ミカサ「早く帰らないと おばさんに叱られるよ」


エレン「あれ…ミカサ…髪伸びた?」


ミカサ「…」


ミカサ「寝ぼけるまで 夢見てたの?」


エレン(夢… あれは夢だったのかな…)


ミカサ「行こう…エレン」


エレン「ああ…」


エレン(なんだか懐かしい夢だな)




――――
FIN


最後までお付き合い有り難うございます。
毎晩ちょこちょこ更新して、皆さんコメント入れてくださり嬉しかったです!

誤字が多くて すみませんでした。


ミルキってキルアに似てるよな~ と思って いつか進撃とハンターのコラボを書きたい と思ってました(^_^)


長々とお付き合い有り難うございます。

携帯から書き込みなので…もし どなたか 完結作を書き込むスレに アップして頂ければ幸いです。

完結作スレ書いておきますね

>>231、230

スミマセン 完結作スレ有り難うございます!!


皆さんコメント有り難うございます
嬉しいです!

>>229

ミルキってキルアに × リヴァイに○

最後まで スミマセン(汗)

おもしろかった!

最初から読んでたよ!

>>234

有り難うございます!! コメント嬉しかったです!

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