雪歩「うまい棒おいしいですぅ……」(218)

雪歩「えへへ、今日はチーズ味にしようかな」

ガサゴソ

雪歩「いただきます」サクサク

雪歩「あっ……こぼしちいましたぁ……」

雪歩「うまい棒って……美味しいからうまい棒なんだね……」ドヤァ

ガチャ

真「あ、こら雪歩、またそんなの食べて……栄養考えないと……」

雪歩「う、うん。でも仕方ないよ、だってお仕事来ないんだもん……」

雪歩「私、またお仕事減らされちゃた……」

真「ゆきぽ……」

雪歩「響ちゃんが風邪ひいちゃった時あったよね」

真「う、うん。あの時は大変だったね……」

雪歩「それで、事務所でずっとお花育ててる私が、代わりに行ったんだけど」

真「……」

雪歩「それ、『ワンちゃん大集合』ってタイトルだった……」

真「あぁ……」

雪歩「えっと、真ちゃんもうまい棒食べる?いっぱいあるよ」ガサゴソ

真「……やぁ~りぃ……、じゃあ……」チラッ

真「ボクもチーズにしようかな」

雪歩「……うん!」

真「あ、おいしいよ雪歩、おいしい」サクサク

雪歩「うん、だってうまい棒だもん、えへへ」

サクサク……

雪歩「もうアイドルやめようかな……やおきんで働きたいよ……」

真「雪歩!ネガティブになっちゃダメだ!」

雪歩「ううん、私きっと埼玉県の本社の工場でね……作業服着てるほうが……」

真「そ、そんなこと」

雪歩「私なんて……きらめく舞台に立つよりも、ライン作業でうまい棒をパックに詰めてるのがお似合いだよ……」

雪歩「きっとニセモノのアイドルだよ……」

真「違うよ!雪歩はれっきとしたアイドルだ!」

雪歩「うまい棒にかかれてる、ドラえもんに似たキャラクターくらいニセモノだよ……」

真「雪歩はあんなに灰色じゃない!」ドン!

雪歩「ちなみにあの子、名前ないんだよ……」

真「えっ」

雪歩「会社が、『うまいもん』って呼んで、だって……明らかに意識してるよ……」

真「そ、そうなんだ……」

雪歩「だからね?私もこのまま小鳥さんの妹って設定で消えてったほうが……髪型似てるし……」

真「それだけは言っちゃダメだろ!」ドン!

雪歩「ひっ」ビクッ

真「小鳥さんの妹だなんて!自分をそんなに下に見てどうするんだよ!!!」

雪歩「お、怒らないで……真ちゃん……」サクサク

真「食べるな!」バシッ

ポトッ

真「あっ……」

雪歩「あ、あぁ~!?テリヤキバーガー味が……あんまり売ってないのに……」

真「ご、ごめん……」

雪歩「ううん、私が、怒られてるのにうまい棒かじってるのがいけないんだよ……」

真「今すぐ買ってくるから」タッタッタ

ガチャッ

雪歩「あ……いいのに……」

雪歩「……」サクサク

雪歩「私、やっぱりダンスが出来ないから売れないのかなぁ、すぐにつまずいちゃうし」

ガチャ

春香「千早ちゃん、お疲れさま~!今日のライブも超わっほいだったね~!」

千早「えぇ、春香が、わざとらしく転んでアピールした時、すごく盛り上がったわよ」

雪歩「……」サクサク

春香「あ、雪歩お疲れさま~、あ、ま~たうまい棒食べてる!」

>雪歩「お、怒らないで……真ちゃん……」サクサク

>真「食べるな!」バシッ

ワロタ

雪歩「お、おはよ春香ちゃん、千早ちゃん……今日も忙しかったんだね……」

ヒョイ

雪歩「あっ!」

春香「今日は、どれどれ、チーズが多めだね」ガサゴソ

千早「萩原さん、アイドルには体力も必要なのよ」

雪歩「お金無いから……お父さんにも、勘当されちゃったし……」

千早「……」

春香「雪歩、私のクッキー入れておくから食べてね?」カサッ

雪歩「えっ」

千早「私も、カロリーメイトを入れておくわ」スッ

雪歩「あ、ありがとう二人とも……って千早ちゃん、それ缶のヤツ……ドロドロしてる……」

千早「それと、フルーツ味もあるわ」

雪歩「千早ちゃんもカロリーメイトばかり食べてるね……あと、私フルーツ味苦手ですぅ……」

千早「萩原さん、今は大変な時期だけど頑張りましょう?」

雪歩「う、うん!二人も頑張ってね……」

春香「私はカロメだったらポテト味かなぁ」

千早「春香、カロリーメイトはフルーツ味でしょう?」

春香「えー千早ちゃん、みっかく音痴~」

千早「はい?」カチーン

春香「そ、そんな怖い顔しないで……」

千早「あなたにカロリーメイトの何がわかるのかしら?どうせたまに、コンビニで200円で買うんでしょう」

春香「そ、そうだけど……」

千早「私は毎日マツモトキヨシで、100円で買うわ!そのくらいカロリーメイ党なの!」

春香「う、うん」

千早「そもそもカロメって略し方は何なのかしら?」

雪歩「あ、あの……喧嘩は……」

千早「萩原さんは黙ってて!」

雪歩「ひぃ~ん!」サクサク

この雪歩にはとても頑張ってほしい
色んな意味で

雪歩「な、なんだか目の前で喧嘩が始まっちゃいましたぁ……」サクサク

千早「萩原さんは、そこに座ってうまい棒を食べてればいいのよ!紫色のヤツを!」

雪歩「はい……メンタイ味ですね……」サクサク

ゴクゴク……

雪歩「うぅ……缶のカロリーメイトと飲むと喉焼けが……」ハギワラー

……。

千早「ゴリラーマンの主人公がミルク味が好物っていう設定も知らないでしょう!春香!」

春香「……」

春香「む~……千早ちゃん、言わせてもらうよ?」

千早「なにかしら?大塚製薬に代わって、私が聞くわ」

春香「1箱で400㌔カロリーくらいあるのにね……」

千早「えぇ」

春香「おむねにはカロリーいかないね」ヴァイ!

千早「……」

千早「……はい?」カッチーン

千早のお胸はカロリーメイトのようだね、

雪歩「あ、あの……」サクサク

春香「バランス栄養食ってキャッチコピーで売り出したのに、千早ちゃんのバランスは悪いよ」

千早「……」

春香「そこは、持っとかないと(笑)」

千早「それは……荒川良々さんのカロリーメイトのCM……」ピクピク

春香「メタルギアソリッドっていうゲームでも、カロメ出てくるけどね」

千早「3……でしょう……」ピクピク

春香「それに出てくるエヴァって女の人はボンキュッボンだったのにね~」ヴァイ!

千早「こっちの部屋に来なさい!!!春香!!!!」

春香「や~いや~い!千早ちゃんのカロリーメイトお胸はブロックタイプ~!」

千早「んあー!んあー!(怒)」

春香「わっほい!わっほい!」

バタン!

雪歩「……」

雪歩「何だったんだろう」

仲いいなwww

雪歩「うまい棒……おいしいなぁ……」サクサク

雪歩「お仕事……欲しいなぁ……」

タッタッタ……

雪歩「うん、成績のグラフとか見ても……」スッ

雪歩「ほらっ、うまい棒の長さくらいしかないよ……」

雪歩「……うまい棒は価格が10円固定だから、ひっそりと年々短くしてるんだよね……」

雪歩「それに比べて……」スッ

雪歩「春香ちゃんと千早ちゃんのデュオは、ジャンボチョコバーくらいある……」

雪歩「30円と、10円……その差は20円だけど、とても大きいね……」

雪歩「……」

雪歩「……」スッ

雪歩「ちなみに、真ちゃんはチョコバットくらい」

例えが凄く安っぽくて泣けてきた

ガチャッ

真「たっだいまぁ~!いや~うまい棒ってどこも値段一緒なんだね~」

雪歩「あ、おかえりなさい真ちゃん、うん、発売当初は50円だったんだけどね……」

真「中々売ってなくて困ったよ~」

雪歩「えっ、うまい棒は全国どこのコンビニでもお買い求めできるのに……」

真「探し回ったよ」

雪歩「雑誌とか買った時に、一本くらい買っていこうかなって思えちゃうのがいいのに……」

真「珍しいの買ってこようかと思ってさ、雪歩喜ぶと思って」

雪歩「そ、そうなんだ……だよね、すだこさん太郎の『隣に…』いつもあるもんね」ドヤァ

真「はい、これ」スッ

雪歩「えっ」

真「えっ」

雪歩「真ちゃん、これ、明治が出してるうまか棒……うまい棒じゃない……」

真「……」

雪歩「これ、アイスだよ……」

真「ご、ごめん……でももう一個珍しいのが……」スッ

雪歩「えっ」

真「えっ」

雪歩「真ちゃん、これよっちゃん食品工業が出してた、うまい象……うまい棒じゃない……」

真「……」

雪歩「パッケージが、ちょっと怖いアレだよ……」

真「ごめん」

雪歩「ううん、いいよ……やっぱり私ニセモノ、ですよね」

真「そんなこと……」

雪歩「うまい棒は類似品いっぱい出ちゃうけど……私の類似品は小鳥さんくらいだよね……髪型似てるし……」

真「いい加減にするんだ!雪歩はあんなんじゃない!!!」ドン!

雪歩「いいよ……私、うまい棒でなんとか食べ繋ぐから……」

真「そんなの……喉パッサパサじゃないか、雪歩……」

雪歩「大丈夫、一番カロリー高いたこやき味食べるから……」

真「たまに……サラミ味との違いがわからないじゃないか……雪歩ォ……!」

雪歩「36㌔カロリーもあるんだよ、えへへ」

真「わかめのお味噌汁と一緒じゃないか、そっちの方が栄養が……」

雪歩「女の子の1日の平均カロリーは1700㌔カロリーだから……」

雪歩「えへへ、47本で、なんとかなるね」

真「お弁当食べたほうが安上がりじゃないか……雪歩ォ……!」

雪歩「うん、だけど」

真「……」

雪歩「ずっと食べてれば、うまい棒アイドルとして注目されるかも……」

真「……」

雪歩「私、ダンスも歌もダメダメだから、せめてイロモノとして……ね?」サクサク

真「うん、わかった。いくらでも……食べていいよ……うまい棒……うっ……ぐす……」

ガチャッ

雪歩「ただいま……」

雪歩「うぅ、寒いよ……窓ガラス直さないと……」

雪歩「勘当されてひとり暮らし始めたけれど、電気も止められちゃった……」

雪歩「……」

雪歩「お仕事欲しいなぁ……」

雪歩「今日は、3本で我慢しようかな、チーズと、ぶたキムチと……」

雪歩「えへへ、この前お仕事で茨城県に行った時に買った……」ガサゴソ

雪歩「な、納豆味ですぅ~」パカパーン

雪歩「今日は、レッスン夜遅くまでやったから、ご馳走……かな」

雪歩「……」サクサク

雪歩「公園でくんだお水と一緒に飲むとおいしい」ゴクゴク

雪歩「やおきんのうまい棒!萩原雪歩もオススメですぅ!みんな食べてね」キュピン☆

シーン……

雪歩「あ、あわわ」カァ……

雪歩「ラブユー!ラブユー!うまい棒溢れる~」

雪歩「……替え歌も作ったのになぁ」

雪歩「私が、うまい棒のこと一番好きなのに……」

雪歩「事務所から貰った携帯電話でブログ、書こうかな」

雪歩「えっと……」

ポチポチ

雪歩「お仕事の予定は無しかな」

雪歩「日記は……」

雪歩「今日のうまい棒の豆知識、メンタイ味に明太子は使われていないんですぅ。あの赤い粉は赤ピーマンなんですぅ」

雪歩「や、やおきんさんに届け!えいっ!」ポチッ

雪歩「……」

雪歩「春香ちゃんのブログも見ようかな、わコメントいっぱい、ですぅ……」

雪歩「えっと、春香ちゃんは今日わっほいっておかしな奇声あげてました……と」

雪歩「私も春香ちゃんと千早ちゃんに負けたくない……」ギュッ

雪歩「いつか、ジャンボチョコバーよりもっともっと……」

雪歩「うん!チューペットの、半分に折らない長さくらいにはなろう!根性、ですぅ!」

雪歩「あ、コメント来てる……」

雪歩「えっ……」

雪歩「……」

雪歩「うまい棒の製造してる、リスカ株式会社ってなんとなく雪歩ちゃんっぽい、ヴぁい」

雪歩「そ、そんな……」プルプル

雪歩「わ、私リストカットなんかしてないよ……」

雪歩「どうしてだろ、どうしてヤンデレとか腹黒とか言われるんだろ……」

雪歩「黒くなんか、無いですぅ……」

雪歩「私の心なんてもう、うまい棒の真ん中の穴くらい……空っぽなんですぅ……」

雪歩「……」

雪歩「穴掘りが得意なだけに……」ドヤァ

ガチャ……

雪歩「お、おはようございますぅ……」

千早「なによ、春香なんてケーキばかり食べるから、お尻が大きくなったんでしょう!」

春香「千早ちゃんの馬鹿ぁー!気にしてるのにぃー!」

雪歩「……」ソォ~

雪歩「今日の朝ごはんも、うまい棒ですぅ……」

雪歩「うぅ、いきなり、黄金伝説で、うまい棒だけを1週間食べ続けるアイドルとか企画されないかなぁ……」

雪歩「そしたら、1か月くらいでも大丈夫なのに……」サクサク

ガチャッ

真「オハヨウゴザイマース!」

雪歩「おはよ……真ちゃん……」

真「ま、またうまい棒食べてるんだ……」

雪歩「うん、今日もやおきんからスカウトは来なかったよ」

真「そんなに毎日食べてて飽きない?おいしく感じる?」

雪歩「うん、うまい棒は美味しいんだよ、不味かったらまずい棒になっちゃうよ……」

雪歩「私ね、2009年に開催されたうまい棒大感謝祭にも行ったんだぁ」

真「そ、そうなんだ……」

雪歩「中の人も出たんだよ」

真「えっ、中の人って何?」

雪歩「アレ?おかしいなぁ、私いきなり変なこと言っちゃって、どうしたんだろ……?」

真「疲れてるんだよ、雪歩」

雪歩「う、うん、さすがに脂質とか摂り過ぎかな……」

真「お仕事来るといいね、雪歩……」

雪歩「私、もう秋葉原のコスプレアイドルでもいいよ……」

真「雪歩……」

雪歩「ねぇ、知ってる?うまいもんって1978年9月13日生まれなんだよ?」

真「33歳……」

雪歩「うん、あの可愛らしい外見で、意外とオッサンなんだよね……駄菓子のキャラなのに……」

雪歩「私も、もうオッサンでいいよ……オッサンアイドルでいいよ……」

真「雪歩がオッサンって言葉を使うなんて……」ウルッ

雪歩「私はね、アイドルじゃ、1位のチーズ味にはなれないよ……」

真「そんなことない……雪歩はチーズだよ……最近、チーズの匂いたまにするし……」

雪歩「最下位のピザ味でいいよ……」

真「……」

雪歩「うまいもんの趣味もコスプレだし……」

真「……」

雪歩「だから、コスプレする……うまい棒のコスプレする……」

真「雪歩……」

ガチャッ

P「おーい、雪歩~久々に仕事が入ったぞ~」

雪歩「ホントですか?!」

真「やったね!雪歩ォォォ!」ガシッ!

雪歩「うん!私頑張る!」サクサク

真「食べるな!」バシッ

雪歩「うぅ……なんだか広い部屋……」

雪歩「お仕事ってなんだろ……」サクサク
ガチャッ

富豪「ふっふっふ……よく来たね……雪歩ちゃん……」

雪歩「ひっ……あっ、今日はよろしくお願いしますぅ!」サクサク

富豪「楽にしてくれ」

雪歩「は、はいい」サクサク

富豪「ところで、雪歩ちゃんワシは君のような庇護欲の掻き立てられる女子が大好物でのぉ」

雪歩「わ、私のうまい棒好きより、大好物なんですかっ?!」

富豪「あぁ、仕事をやろう」

雪歩「ほ、ホントですか?!それじゃやおきんのイメージキャラ……」

富豪「その代わり……」

雪歩「えっ」

ボロン……

富豪「ワシのうまい棒もしゃぶってもらおうか……」

雪歩「ひっ……」ポトッ

雪歩「こ、これが男の人の……色、形的には、とんかつソース味にそっくり……」

富豪「さぁ」

雪歩「イ、イヤですぅ!そんなの出来ませぇん!」

富豪「仕事が欲しいんだろう……」

雪歩「うっ……」

富豪「なに、その白い肌まで汚そうってんじゃない」

雪歩「……」

富豪「……よし、まずはその手元のうまい棒を、エロくしゃぶってもらおうか」

雪歩「うぅ……はい……」

雪歩「んちゅ……こ、粉が……しょっぱい……赤ピーマン……ふぁぁ……」

富豪「ふっふっふ……ワシのうまい棒はさきいか味の匂いがして美味しいぞ……」

雪歩「た、食べたことない味……」

富豪「なぁに口でするだけだ……そうしたら仕事を大量にやろう……」

雪歩「……」

雪歩「お仕事……欲しいですぅ……」

雪歩「千早ちゃんのカロリーメイ党みたいに、イメージアイドルになりたい……」

雪歩「声が出なくなった千早ちゃんを……カロリーメイトの思い出が救ったみたいに……私もうまい棒で輝きたい」

富豪「さぁ……さぁ……」

雪歩「わ、わかりました……」スッ

雪歩「フェリックスのガムよりも……まけんグミよりも……」

雪歩「私は、うまい棒が……」

雪歩「うぅ……」

富豪「タラタラしてんじゃねーよ!」

雪歩「ひっ!」

富豪「お前は、ワシを悦ばせることも出来ないのか?ラーメンババァなのか?」

雪歩「……」

富豪「ほうら、よっちゃんイカの匂いがしてきただろう」

雪歩「この人……よっちゃん食品のファンだ……」

富豪「さぁ……」スッ

雪歩「ふぁ……」

雪歩(あと、少しで届いちゃう……富豪さんのうまい棒に……)

雪歩(いいんだ、だって私、アイドルやっててももうダメだし……)

──違うよ!雪歩ちゃんは、誰よりも頑張ってる!

雪歩(この声は……)

──ボクが一番、雪歩ちゃんを傍で見てきたからわかるよ!

雪歩「うまえもん(仮称)……ですか?」

──うん、ボクはうまい棒の精霊

雪歩「うわぁ、33歳だけあって、意外と野太い声ですぅ」

──思い出して、うまい棒の、味じゃない本当のうまさを!

雪歩「う、うまい棒が、原材料高騰にも負けず10円で売りだされている……こと」

雪歩「21世紀の現在で10円という価格で販売され続けているのは企業努力の結晶……(wikipedia調べ)」

雪歩「きっと、これから、ずっとずっと未来でも、チビッコ達は駄菓子屋で10円のうまい棒を、食べる……」

雪歩「大事なのはあ、諦めずに、続けること、ですか?うまえもん(仮称)」ハギワラー

富豪「な、何だその目は……」

雪歩「……えぇぇい!」グサッ

富豪「ぐあああ!うまい棒がワシのうまい棒にぃぃぃ!!!」ドピュドピュッ

そして……

雪歩「えへへ、今日はギョッ!the味 にしようかな」

ガサゴソ

雪歩「いただきます」サクサク

雪歩「あっ……1本だけだったのに、こぼしちいましたぁ……」

雪歩「うまい棒って……やっぱりいつまでも、うまい棒なんだね……」ドヤァ

ガチャ

真「あ、こら雪歩、またそんなの食べて……栄養考えないと……」

雪歩「う、うん。でも仕方ないよ、だってお仕事来ないんだもん……」

真「ゆきぽ……」

雪歩「でもね、アイドルもうちょっと続けてみるよ」

真「えっ……」

雪歩「私もね、うまい棒と同じくらい、何年先でも萩原雪歩は安泰、安心、安全のアイドルだねって呼ばれたいから」

真「雪歩ォォォ!!」ガシッ

雪歩「イエーイ!」サクサク                                   おわれ

閉店です!

何故バレた
タコヤキ味が一番好きです

お前さんか、やっぱり。

お前のせいでアイマス興味もったんだから、責任とって、ガチンコシリーズ化しやがってください

>>173
書いてて面白いんでするつもり、つもり


支援してくれた方、読んでくれた方ありがとうございました!

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