ロック「ロアナプラが冠水してる…」(177)

ロック「確かに最近雨続きだったけど、一晩でアパートの前が川って…」

ロック「ロアナプラってどっちかといえばベトナム寄りだし海抜も…」

ロック「…やめよう。不毛だ」

ロック「どうしよう。取り敢えず事務所に向かうにもコレじゃあなぁ」

レヴィ「おーいロックー」バシャバシャ

ロック「……当たり前の様に泳いでるし」ハァ

レヴィ「お前も来いよー。地獄の湿地戦ゴッコしようぜ。お前坊ちゃんあがりの米兵役な」

ロック「子供だ。子供がいる」

ロック「大体なんだその地獄の湿地戦ゴッコって」

レヴィ「何って、水中から音もなく1人、また1人とサイレントキルで仕留められて行く恐怖を味わうんだよ。お前が」

ロック「はぁ…」

シン…

ロック「?、アレ?レヴィ?どこ行った?」

(足元)ゴポポ

ロック「ん?なん…」

レヴィ「っしゃおらー!」ザバ 足首ガシッ

ロック「うわうわわーッ!!」ズルッドパン

レヴィ「にゃっはははっ。バーカバーカ」ゲラゲラ

ロック「ぶっはッ!しょ、小5だ…。小5のガキ大将だ」ビショ

ロック「うわぁ、完全に胸まで浸かる深さだ。…しかも結構汚いぞ水。ほぼコーヒー牛乳だぞコレ」

レヴィ「そーか?この辺の川なんてこんなもんだろ。女々しいぞモヤシロック」

ロック「そこは戸惑えよ…。現代人として…」

レヴィ「いつまで辛気臭ぇツラしてんだロック。慣れりゃ楽しいモンだぜ。ほれっ」バシャ

ロック「うわっぷ!ペペっ、や、やめろレヴィ!」

レヴィ「けけけ、ほーれほーれ」バッシャバッシャ

ロック「やめ、やめろ怒るぞ!?やっやめてーーッ!!」

ビタン

ロック「…ん?」ズルッ

つ コンドーム(使用済み)

ロック「」


レヴィ「ぶっひゃっひゃっひゃっ」ゲラゲラゲラ

ロック「……帰る」ザブザブ

レヴィ「あァ?逃がすと思ってンのか?待てオラー」ブンブン

ロック「やめろ!生ゴミ投げながら追っかけてく…猫の死骸は本気でやめろ!!ギャー!!」ビシャバシャ

グニゴリ

ロック「…」ピタ

レヴィ「お?観念したか?」

ロック「何か踏んでる…。何か具体的に想像が着く感触と大きさのモノを踏んでる…」ダラダラ

レヴィ「おう。引っ張りあげろよ。知ってる顔かもしれねぇぞ」

ロック「できるかーーッ!!」

レヴィ「馬鹿言え、シャレじゃねぇよ。もし例えばエダのバカだったりしてみろ。一生もんの笑いばなs

ゴンッ

エダ「アローハー。早速楽しんでるじゃないかいロメオ」ボボボボ(モーターゴムボート)

ロック「エダさん!轢いたよ!今ボートで轢いたよ!」

エダ「あァん?そういやレヴィは?」

レヴィ「オウこっちだクソアマ。潜水の世界記録を更新させてやるよ」ズキズキ チャキ

エダ「なんだいレヴィ。赤い顔して。チアノーゼか?」

レヴィ「おっおっおまっ」ブチブチ

ロック「落ち着け!落ち着けレヴィ!」ガッシ

エダ「やァだよ、レヴィ。お前の生まれたジャングルじゃねェんだから、水着にぐらい着替えたらどうだい?」ププ

レヴィ「よォーし!ここ、殺し殺してやる、そこ動くなエダ」 ガチャガチャ

ロック「エーダーサーン!!」バシャバシャ

ボボボボボ…

レヴィ「………」ムスッ

エダ「わーるかったって言ってンじゃんかよ。レヴィ」

ロック「でも助かりましたよ。この距離を泳ぐのはゴメンだったんで」

エダ「いいのいいの。水クセェこと言いっこなしだぜロックゥん」

エダ「それよりどぉお?アタシの水着。ソソるだろ?」ズズイ

ロック「ちょっ、ちょっと露出が多過ぎるんじゃ…」タジ

レヴィ「はッ、水着?てっきりビールの結束バンドかと思ったぜ」

エダ「お前の分も買ってきたぜ。ほれ」

つ スクール水着(旧)

バンバンッ バンッ


ーラグーン商会ドッグ前ー

ダッチ「ん?おお、丁度いい所に来たなロック。悪いが背中にオイル塗ってくれ」ヌルテカ

ダッチ「どうした?密林航海終えてきたみてェな疲れ果てたツラだな」

ロック「何か乗り物にこの二人と乗り合わせるのは二度とごめんだ…」ゲソ

レヴィ「…」グググ

エダ「…」ギギギ

ロック「と言うか、ダッチまで…仕事はどうするんだ?」

ダッチ「こうも水浸しじゃ、おちおち荷下ろしもできん。水が引くまでは休業だな」

ダッチ「幸い急ぎの仕事も出費の予定も無い。ノンビリやるさ。それよりオイルをだな」ヌルヌル


ロック「ベニーは?」

ダッチ「さっき機材室から青い顔して出てきたと思ったら、それきりポンコツだ」

ダッチ「配電盤のショートと湿気で機材がやられたらしい。今はドックの二階で冷蔵庫にバイナリーがどうとかジャバがどうとか話してるぞ」

ロック「あぁ…」

ロック「仕方ない。取り敢えずイエローフラッグにでも行って…ってこの水じゃなぁ」

ロック「エダさんのボートも途中で蜂の巣だし…」

プシュー

レヴィ「シネッ!このッ!」 バシャバシャ

エダ「てめェがッ!このサルッ!」バシャバシャ

張「そう悲観的になるなロック。こういう時は楽しんだ者勝ちだ」スイー(モーターボート)

ロック「張さん!………って、派手なブーメランビキニですね…」

張「何を言ってるロック。男はブーメランビキニと孔子も言ってる」(金と銀のツートーンに雲龍模様)

ダッチ「全くだ。男は黙ってブーメランだロック」モッコリ

ロック「もう色々と濃過ぎるよダッチ」

張「ああ、そうか。分かったぞロック。センスのいいブーメランを持っていないんだな。それで劣等感を」

張「なに、気にする事は無い。おい彪。俺のコレクションにアレがあったろ、あの紫のヒョウ柄。アレをロックに」

彪「はい大兄」

ロック「いいいいです!お気持ちだけで!」

張「日本人は遠慮深さが美徳だが、過ぎるのも考えモノだぞ。まぁいい。足がなくて困ってる。そうだろ?」

ロック「え、あぁ。そうなんですよ。途中までゴムボートがあったんですけど、あの二人が…」チラ

レヴィ「」ブクブク

エダ「」ブクブク

ロック「…え、うそ。ちょ、ちょっと大丈b

レヴィ「っぶっはぁッ!」ザバッ

エダ「ばはぁッ!!」ガバッ

ロック「」

レヴィ「はい勝ちー!あたしの勝ちだざまみろバーカ!」

エダ「馬鹿言え!同時だ同時!やり直しだよ!」

張「今モーターボートタクシーで小銭を稼いでいてな。ちょうど一台あまりがある。使うといい」

ロック「いいんですか?助かります!流石セレブは気前がいいなぁ」

ダッチ「ロック、此処が何処かもう一度思い出してみろ」

ロック「………おいくらですか」

張「顔馴染みのよしみだ。安くしとくよ」

ロック「ま、まぁどのみち足がないとこの先どうしようも無いですし、お借りします」ゲンナリ

張「後日ウチの事務所に持ってきてくれ!」ドルルン ザボボボ…

ロック「ありがとうございましたー」

張「あ、それとなぁロックー!」

ロック「?、はい?」

張「三合会はー!?」ボボボボボ…

ロック「…」

張「三合会はー!?」ボボボボ

ロック「ちょ、超サイコー…」

張「ははは!じゃあなロック!楽しめよ!」

ダッチ「あのセンスさえマトモなら良く出来た人なんだがなぁ」

ロック「さっきそのセンスに思いっきり賛同してたじゃないかダッチ」

レヴィ「おいロック!」

ロック「ん?」

レヴィ「この売女がピーピーうるせぇから審判しろ!審判!」

エダ「おーいおい冗談じゃねぇぜ。おめェの息のかかった男が審判?寝言は寝て言えケツ穴」

レヴィ「あんだとオラァ!?」ザバ

ロック「いい加減にしろ!」

???「おーい!おーい姐さーん」ザブザブ

エダ「あん?あッリカルド!」

リカルド「姐さーん」ブンブン

エダ「てめェ姐さんって呼ぶんじゃ…いや、それより良い所に来た!お前もやれ!審判!」

ヨランダ「なァにやってんだいエダ」プカプカ

エダ「げっ、シスター!?」

ロック「…その筏の真ん中のって、十字架じゃ…」

ヨランダ「生憎ボートがなくてねぇ」

ヨランダ「それよりエダ。お前、教会が商品の運び出しでてんやわんやだってのに、何油売ってんだい?」ギロ

エダ「えへ、えへへへ…」

レヴィ「プスーッ!ばっかでぇ説教食らってヤンの」プークスクス

エダ「(殺すッ!後で殺すッ!)」

ロック「シスターはどちらへ?」

ヨランダ「年寄りには年寄りの社交があってねぇ。簡単な話、安否確認さ」

ヨランダ「エダ、さっさと教会へ帰りんな。お前の為にMGの運び出しをとって置いてるんだからねぇ」

エダ「ひぃい」

ヨランダ「それじゃあ坊や達、失礼するよ。それ引け!」ペシペシ」

リカルド「ひひーん!じゃあそう言う事なんでまた!姐さんすいません!」ニコニコーザブザブ

ロック「絵的に色々趣深いですけど」

レヴィ「だってよ。さっさと帰ってに運びしてろバーカ」

エダ「うるせぇ!覚えてやがれ糞サル女!」バシャバシャ

レヴィ「へっ潜水であたしに勝とうなんざ5億年早ぇんだよ」ヘヘン

ロック「最終的に潜水関係なかったけどね」

レヴィ「足も手に入ったし、さっさと飲みにいこーぜ!」

ロック「単純なところも益々子供だな…」ガチャブロロ

ボボボボボ……


ダッチ「オイル…」

バオ「おう。よく来たな。ってか来れたな」

ロック「営業してたのか…凄いバイタリティだな」

レヴィ「そこんとこコイツは筋金入りさロック。半壊したって次の日には店開ける。そういう奴さ」

バオ「お褒めに預かり光栄だが、半壊させてる張本人の口から聞くと複雑な心境だぜレヴィ」

ロック「みんな水着で水に浸かりながら酒を飲んでるのは中々シュールな光景だ」

レヴィ「全くだ。アル中の多い街だぜ。おいバオ!ラムだラム!」

ロック「何、『自分は違う』みたいな口ぶりなの?」

???「あいや。あんたがたも来てるでしたか」

レヴィ「あん?シェンホアじゃねぇか」

シェンホア「相変わらずサルみたいに元気そうね」

レヴィ「どいつもこいつもサルサル言いやがって。何しに来たんだ。この辺じゃナマズは捕れねぇぞ土人」

シェンホア「酒場に酒飲む以外何するに来る思うですかアンポンタン。この水良く破傷風なるですだよ。試してみるか?」シャキン

ロック「まぁまぁ。あれ?いつも一緒にいる他の二人は?」

シェンホア「おう!アナタいつぞやのボンクラ。ソーヤーとロットンの事か?アレなら……」

ロットン『僕は金槌だ…脛まで水があれば溺れる…。それに……この水は美しくない…』キリッ



レヴィ「ホント見てくれだけだなあいつは」

シェンホア「ソーヤーは人工声帯に水入って壊れたらそれきりポンコツね。コレもいつもの事よ。室の隅っこで石になってるます」

ロック「今なら気が合いそうな人、1人知ってますよ」

……………………………


ロック「飲み過ぎだぞレヴィ」ヨッコラ

レヴィ「うるへー。あいつろーなった。あらひ、勝ったらろ?」フラフラ

ロック「無理だよレヴィ。アレはお酒のツボから産まれた人だよ。ザルのレヴィこんなになってもケロっとしてたもん」


シェンホア『華人にお酒で勝負しかけるの2千年早いですね。にゃははは』ケラケラ


レヴィ「うー今まで殺したやつが見えるー。あ、あいつ何だっけすっげー面白い死に方したんだぞえっとー」

ロック「嫌すぎるだろその幻覚」

レヴィ「あ、んにゃろクソ眼鏡ー。ここであったが百年目だー」フラフラ

ロック「はいはい。送るから寝てなよ。いるわけないでしょ。大体確か死んで無いし
…」

ロベルタ「お待ちくださいお坊っちゃま。ただいま水質を検査しておりますので」チャプチャプ

ガルシア「べ、別にこんな所で泳がないよロベルタ…」

ロック「………まぁ、そういう事もあるか」

レヴィ「てめぇー!勝負ら勝負ー!潜水でー!」ブンブン

ロック「やめた方がいいよレヴィ。今日勝負運抜群に悪いから多分」

ガルシア「あ、ラグーン商会の。おーい」

ロベルタ「いけません坊っちゃま。あのような連中に関わるとろくな事になりません」

ロック「あ、ガルシアくんだ。また大きくなったみたいだね。遠くて声届かないけど」

ガルシア「大丈夫だよロベルタ。挨拶するだけさ」

ロベルタ「あぁ若様。その甘ちゃけた所も愛おしい」ウットリ

レヴィ「バーカバーカバカ眼鏡ー!ガキのオナニーでも手伝ってやがれー!」ベー

ロベルタ「若様ここでお待ちください。私も"挨拶"して参りますので」ドボン

ロック「聞こえたよ。アレ絶対聞こえたよ」

「サンタマリアの名に誓い、全ての不義に…」ブツブツ ザババババ

ロック「ほら!あの口上始めてるもん!怒ってるよアレ!絶対!」

ロベルタ「ハァァア…許さないィイ」ザバァ

ロック「うわーッ!!裏モードだー!!」

レヴィ「上等だアバズレー!今度こそ泣かしてやっかんうぼぇ」ボコッバキッ

ワーワーギャー バキュン ザップンザップン

ガルシア「ははは。みんな仲良しさんだなぁ」

???「あら。あの子私たちと同い年ぐらいよ兄様」

???「そうだね姉様。良いお友達になれるといいけど」

ガルシア「?」

ヘンゼル「こんにちわ。若様」

グレーテル「こんにちわ。若様」

ガルシア「あ、えと。こんにちわ。貴方達は?」

グレーテル「ふふふ。誰か、ですって。兄様」クスクス

ヘンゼル「ふふふ。可笑しいね。姉様」クスクス

ガルシア「??」

ヘンゼル「誰か、なんて。どうでもいいじゃないかそんなの」

グレーテル「そうよ。大切なのは、どんな思い出を残せたか」

ヘン・グレ「「さぁ、一緒に遊びましょ?」」

レヴィ「クソッタレー!OVAで片手片足もげてたくせにー!!」ガシッボコッ

ロベルタ「うるさい黙れお前。殺す。今度こそ殺し切る」ゴッガッ

ロック「やめろレヴィ!どれだけ殴り合いが好きなんだ!また船が壊れる!…アレ?ガルシアくん度一緒にいるのって…」

ヘンゼル「何して遊びましょうか?」

グレーテル「姉様ったら、"ナニ"だなんて節操無い」クスクス

ヘンゼル「やだわ、違うわよ。兄様ったら」クスクス

ガルシア「??え、えと。それなら飛ばしっこ(水)何てどうかな?」

ヘンゼル「!!」

グレーテル「!!」

ロック「逃げてーーッ!!ガルシアくん!早くッ!!走って逃げて!!」

グレーテル「(この子"やり手"よ兄様)」ヒソヒソ

ヘンゼル「(そうだね姉様。僕たちも本気でかからないと)」ヒソヒソ

パン(ハイタッチ)

ガルシア「???、どうしたの?ハイタッチなんかして」

ヘンゼル「何でもないよ。若様」ニコ

グレーテル「さ、こっちへ。若様」クイ

ガルシア「え?水辺から離れるの?何処へ連れて行くの?」

ロック「ガルシアくーんッ!!行っちゃだめだーッ!!」

ロック「ダメだ全然声が届かない!ロベルタさん!早くしないとガルシアくんがとんでもない事に!」クルッ

レヴィ「よォし良いかー?あのボール先に撃ったヤツが勝ちなー?」チャキ

ロベルタ「いいですわ。ボールの後に殺してやる」ガチャ

ロック「全然聞いてない!?」ガビン

ロック「しかもアレ、ボールじゃなくてローワンだよ!ローワンの頭だからアレ!!」

レヴィ「いくぞーヨーイ」ガショ

ロック「逃げてローワン!潜って!!誰かこの酔っ払いとキ○ガイ止めてーッ!!」

ローワン「ん?ヘェーイ!!レヴィ!お前も休暇かぁ?こっちで飲んでけよー!脱法もんの安酒だがなー!」ハハハ

昼飯食べて来る

あいやー遅くなった遅くなった。
ごめんなされよ。

ローワン「おう、日本人のニーちゃんも一緒か!来い来い!パイオツもいっぱいあるぜぇーウハハハハ」

ロック「あぁもう残念な事に凄いバカ!」

パンパン ババン ノーーノーー マイゴーーッド

ガルシア「この暗い小屋が遊び場かい?」

グレーテル「遊び場…うまい言い回しね若様」

ヘンゼル「僕もう我慢できないよ姉様」ハァハァ

グレーテル「嫌だわ兄様ったら。なんか違うアニメのキャラみたいよ」

ガルシア「あ、あれ?二人とも近くないかい?そんなに寄ったら暑いよ?」ドキドキ

グレーテル「暑いのね。じゃあお服を脱ぎ脱ぎしましょーね♪」スルスル

ヘンゼル「あぁすごく綺麗な肌だよ若様…この肌がこのあと……になるなんて考えただけでボクもう…!」サワサワハァハァ

グレーテル「兄様はホント好きねーこういうタイプ」



ガルシア「えっ、なんで脱がすんだい?ちょっ、触らないで….あぁっ」ピクン

グレーテル「私も同い年位の相手をするの始めてだから興奮しちゃう…ちゅっ」

ガルシア「はぁあ」ピンク

ヘンゼル「良いよぉ。良い顔だよ若様…ちゅっ」

ガルシア「うぁっ」ビビクン

ガルシア「だ、ダメだよ…こんなのダメだよ…僕たちまだ出会ったばかりなのにそんな…でも…大人になるってこういう事なの…?父さん…っ」ドキドキハァハァ

ガチャン

ガルシア「が、がちゃん?」(手錠)

グレーテル「油断してはダメよ兄様」

ヘンゼル「そうだね姉様。こう見えて、相当の好き者らしいからね」

ガルシア「なんで手錠?と、とってよコレ!とって!」ガチャガチャ

ヘンゼル「若様ったら。好きなくせに」

グレーテル「そういうプレイよ。兄様」

ヘンゼル「あぁそうか!僕とした事が。じゃあどれから使おうか?」ドサドサ

ガルシア「何それ!?どこから出したの??何に使うの!?」ダラダラ

グレーテル「私これが良いわ。可愛いもの」ニコニコ

ヘンゼル「"イルカちゃん"かぁ。そうだね。僕もそれがいいと思うよ」ニコニコ

ガルシア「何それ!?全然イルカに見えないよ!?なんでパンツ脱がすの!?まさかやめてヤダヤダやめ」ジタバタ

グレーテル「盛り上がってるね若様」

ヘンゼル「結構大きいけど、若様なら大丈夫よね。きっと」ヌリヌリ

ガルシア「や…やだ……お願い…やめて…やめ…」ガクガクブルブル

ガポッ

ガルシア「んぐ!?んぐぅーー!」(猿轡)

ヘンゼル「はぁぁあんっ、最高の表情だよ若様!」ハァハァ

グレーテル「それじゃいっきまーす♪」グッ

ガルシア「」


アッーーーーーーーー………


ピキピキピキーーン

ロベルタ「!?若様!?若様ーーッ!!」シュッ ドプンッ ザバババババ

レヴィ「あッ!待ちやがれ逃げんらーっ!」バンバン

ロック「ローワーーン!!息してるかーー!?」

死ーン

レヴィ「ったくどいつもこいつもよぉーー」グビグビ

ロック「まだ飲むのか!」

レヴィ「チクショー、煮え切らねえ。不完全燃焼だぜ胸糞ワリー」

ロック「悪酔いし過ぎた。今日はもう帰って寝よ…どわっ」ドサ

レヴィ「へっへっへ…、よオロック。発散させる違う方法思いついたぜェ」ヌギヌギ

ロック「よ、よせレヴィ、落ち着け。焦点があってないぞ…。絶対明日後悔するぞ、やめるんだ…」グイグイ

レヴィ「ゴチャゴチャ抜かすな、減るもんじゃなし!」ガバーッ

ロック「減る!減る気がするッ!!質量的な何かが…アッーーー!!」

ウヘヘーロックー ヤメテー ギシギシバシャバジャ

オボロロロロ ギャーー


玉緒「…タイミングを逃しましたわ」コソ

銀「面目次第もありやせんお嬢」コソ





一方その頃ホテルモスクワにて

バラライカ「良いな軍曹」

ボリス「はい大尉」

バラライカ「離すなよ…!絶対離すなよ!」バチャバチャ

ボリス「大丈夫です大尉。はい右左右左」チャプチャプ

バラライカ「んぐぐ!ンググググ!!」ブクブク

ボリス「大尉。息継ぎをしてください」ザブザブ

おしまい

バラライカ「おい軍曹」ガチャ

ボリス「はっ、何でしょう大…ぶほッ」ブバッ

バラライカ「これはいいぞ軍曹。シンプルでチャラケ無いデザイン。行き届いた機能性。軍人の水着に相応しい」ブルン

ボリス「た、大尉、それは一体何方で…」ボタボタ

バラライカ「協会の白人尼が持っていてな。気に入ったので買い取った」ムチッ

ボリス「………」

バラライカ「この部分に名前を書くらしい。ドッグタグと同じだな。あとココから水着の中に溜まった水が即座に抜けて陸上戦闘を迅速に行える」ブリリン

ボリス「そ、それは宜しかったですね…」

バラライカ「しかし、私には少しサイズが小さい様でな…」

ボリス「いえ。それでジャストサイズかと」グッ

バラライカ「?、そうか?」

ボリス「はいッ!」



ーーーーーーーーーーーー

レヴィ「おいエダ!!なんだその花束と高ぇ酒!!酒だけ寄越せ!」

エダ「いや、何かよ。バラライカの姉貴の秘書にイキナリ渡されてよ。ハグまでされて何回も礼言われた」

レヴィ「おいおい、それプロポーズじゃねぇのか?」ゲラゲラ

エダ「いや、そういう様子でもねぇし、気味悪くってよー」

エダ「あ、あと『すぐ逃げろ』って言われた」

ロック「今日なんかホテルモスクワの兵隊が多いなー。会合でもあるのかな」

おしまい

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