ランカ「遊戯王が新しい制限になりましたよ!」 シェリル「ふぅん」(237)

ランカ「シェリルさぁ~ん」タッタッタ

シェリル「あら、ランカちゃん」

ランカ「大変ですよ!遊戯王の制限が変わりましたよ!」

シェリル「ふぅ~ん」

ランカ「どうしましょう・・・フォーミュラが制限になっちゃいましたよ・・・」ウルウル

シェリル「(正直、勝てないから遊戯王面白くないのよね・・・)」

ランカ「何か新しいデッキ考えないとぉ・・・」

シェリル「・・・・」

ランカ「シェリルさんは制限が変わって、何か変わりました?」

シェリル「えっ!?そ、そうねぇ・・・」

シェリル「(そうは言われても、私のデッキは何も変わらなかったのよね・・・)」


ランカ「あーあ。ライブラリアンまで制限になるなんて!ひどいですよね?」プンスカプンスカ

ランカ「そうだ!シェリルさんは今から暇ですか?一緒にカードショップ行きません?」

シェリル「う~ん、そうね。いいわよ」

ランカ「わーい♪」

はよ

~カードショップ~

ランカ「何かいいカードないかなぁ・・・」キョロキョロ

シェリル「今回の制限の目玉はなんなの?」

ランカ「『カオスソルジャー開闢の使者』ですよ!効果を調べたら、凄い強かったですよ!」

シェリル「禁止カードだったのよね?どんな効果?」

ランカ「現物があればいいんですけど・・・。う~ん、ここのカードショップには売ってないみたいだなぁ・・・」

シェリル「なんとなく、でいいわよ」

ランカ「んと、攻撃力3000のモンスターで、簡単に出せて、除外が出来て、2回攻撃出来るんです!」

シェリル「(なにそれ・・・)」

ランカ「まぁ、開闢はそのうち再録されるからいいんですけどね!」

シェリル「(そんなカードが出たら、ますますアルトやランカちゃんに勝てなくなっちゃうわ・・・)」

ランカ「そうだ、新しいデッキ考えないと・・・。どのカードがいいかなぁ・・・」キョロキョロ

シェリル「ランカちゃん、私はデュエルスペースにいるからね」

ランカ「はぁ~い」


~デュエルスペース~

シェリル「ふぅ・・・」

シェリル「(まったく・・・最近のカードは強いのばっかりで困るわ)」

シェリル「(どれもこれも簡単に出せるし、攻撃力2500↑は当たり前だし、そのうえさらに効果があったりするし)」

シェリル「はぁ・・・」


男「す、すみません・・・、良かったらトレード・・・」スッ

シェリル「御断り」

男「・・・・」ショボーン

シェリル「(ランカちゃん早く来なさいよ・・・ったく・・・)」

シェリル「・・・・」

ランカ「シェリルさぁ~ん」トコトコ

シェリル「組みたいデッキ、見つかった?」

ランカ「えぇ、見つかりましたよ!前使ってた、シンクロデッキよりは弱いと思いますけど・・・」

ランカ「ま、待っててください!今デッキ組みますから・・・」


シェリル「zzz」

ランカ「よーし、出来た!」

ランカ「出来ましたよ~。シェリルさん」

シェリル「あっ、出来たぁ~?」

ランカ「早速決闘(デュエル)しましょう!」

シェリル「ちょっと待って」

ランカ「・・・・?」

シェリル「やるなら公園でやりましょう?ここだとオタクが見てるし。デュエルディスクあるんでしょ?」

ランカ「あ、わかりました。シェリルさんがそう言うなら・・・」

※2059年のデュエルディスクはソリッドビジョン+色々な機能付きだから、公園等の広い所でやるぞ!

シェリル古参かよ

~公園~

ランカ「えっと、デュエルディスクにセットして・・・っと」カチッ シャカシャカ

シェリル「(ランカちゃんのデッキ・・・。前より弱くなったって言ってたけど・・・)」カチッ シャカシャカ

シェリル「(どんなデッキなのかしら・・・)」

ランカ「えへへ、初めてのデッキだからお手柔らかにお願いしますね!」

シェリル・ランカ「決闘(デュエル)!!」


シェリル「私の先攻!ドロー!」バッ

シェリル「私は『宝玉獣サファイア・ペガサス』を召喚!」

[宝玉獣サファイア・ペガサス 攻撃力1800]

シェリル「サファイア・ペガサスの効果発動!デッキから、宝玉獣と名の付くカードを『宝玉』(永続魔法扱い)としてフィールドに出すことが出来る!」

シェリル「私は、『宝玉獣コバルト・イーグル』を宝玉にするわ!」

ランカ「はい」

シェリル「(宝玉が1枚あるから、レインボールイン出しても大丈夫よね・・・?)」

シェリル「私は、フィールド魔法、『虹の古代都市-レインボールイン』を発動!」バッ

場 →レインボールイン

シェリル「レインボールインは、宝玉が1枚以上フィールドにある時、カードの効果では破壊されない!」

シェリル「カードを1枚伏せて、ターン終了」 ブイーン


シェリルの場

ルイン
ペガサス 宝玉(イーグル) 伏せカード


ランカ「私のターン、ドロー」バッ

シェリル「(ランカちゃんはどんなデッキなのかしら・・・?)」

ランカ「私はフィールド魔法『フューチャー・ヴィジョン』を発動します!」

シェリル「えっ?フィールド魔法?」

シェリル「(むむむ・・・、どうする・・・?一応『宝玉の祈り』を伏せてあるんだけど・・・)」

ランカ「ん?何かしますか?」

シェリル「いや!何でもない!いいわよ・・・」

場 レインボールイン(破壊)→フューチャーヴィジョン

シェリル「(今宝玉を減らすのは勿体無いし・・・、私の引きなら次のターンでレインボールインを引けるはずだわ!)」

シェリル「(祈りは大事なところで使わないと・・・)」

※『宝玉の祈り』→宝玉を1枚コストにカードを1枚破壊する罠


ランカ「よーし、『フォーチュンレディ・ライティー』を召喚!」バッ

フォーチュンレディ・ライティー 攻撃力??? レベル1

シェリル「あら可愛い」

ランカ「ライティーの攻撃力は、レベル×200になります!」

ライティー 攻撃力0→200

ランカ「この瞬間、『フューチャー・ヴィジョン』の効果発動です!」

ランカ「召喚したモンスターを、次のターンのスタンバイフェイズまでゲームから除外します!」

シェリル「(一体何が・・・?)」ゴゴゴ・・・

シェリル「・・・・」ゴクリ

ランカ「(ん・・・?シェリルさん、ライティー知らないのかな?)」


ランカ「あっ、ライティーの効果見ます?」

シェリル「いや、いいわよ。テンポ悪いから続けて」

ランカ「じゃあ、ヴィジョンの効果でライティーを除外しますね」

ランカ「この瞬間、ライティーの効果発動!」

ランカ「このカードが、カードの効果でフィールドから時、デッキから『フォーチュンレディ』と名の付くカードを特殊召喚します!」

シェリル「フォーチュンレディのデッキなのね」

ランカ「私は、『フォーチュンレディ・ファイリー』を特殊召喚します!」

フォーチュンレディ・ファイリー 攻撃力??? レベル2

ランカ「ファイリーの攻撃力はレベル×200です!」

ファイリー 攻撃力0→200

ランカ「さらにファイリーの効果発動!このカードが『フォーチュンレディの効果』で特殊召喚された時、相手の表側表示モンスターを1体破壊し、その攻撃力分のダメージを与えます!」

シェリル「えぇっ!?」

シェリル「(インチキ効果じゃない!!)」

ミス
ファイリーの攻撃力は400

ランカ「というわけで、サファイア・ペガサスを破壊で~す!」ビシッ

ペガサス「」ドカーン (破壊)

ランカ「さらにダメージ!」

シェリル「うぅっ!」 シェリルLP8000→6200

シェリル「で、でも!宝玉獣は破壊された時、墓地に送らず『宝玉』として場に残る効果を持っている!」

シェリル「サファイア・ペガサスを宝玉に!」

ペガサス → 宝玉

ランカ「でも、これでシェリルさんのフィールドはガラ空きですよ!」

シェリル「くっ・・・」

ランカ「ファイリーでダイレクトアタック!!」

ファイリー「攻撃力400」バシュッ

シェリル「ぐぅ!」 シェリルLP6200→5800

ランカ「カードを2枚セットして、ターン終了!」ブイーン ブイーン


ランカの場

ヴィジョン ファイリー 伏せカード×2

シェリルの場

宝玉(サファイア) 宝玉(コバルト) 伏せ(宝玉の祈り)


シェリル「(大丈夫。ファイリーの効果にはビックリしたけど、最近のカードには良くあることだわ!)」

シェリル「(このドローでもう1度レインボールインを引けば・・・!)」

シェリル「私のターン!!ドロー!」バッ

シェリル「・・・・」チラッ

[テラ・フォーミング] ←引いたカード

シェリル「(おぉっ!流石私のデッキ!)」

シェリル「私は『テラ・フォーミング』を発動!デッキからフィールド魔法を手札に加える!」

ランカ「むむっ!またルインですか・・・」

ランカ「宝玉揃うと面倒なので、カウンター罠『運命湾曲』を発動です!」

シェリル「か、カウンター罠ぅ・・・?」

ランカ「『テラ・フォーミング』を無効にし、ゲームから除外します!」

シェリル「じょ、除外!?」

ランカ「ただ、除外したカードはエンドフェイズに手札に戻りますよ」

シェリル「(う~ん、じゃあルインは次のターンに持ち越しね・・・)」

シェリル「だったら、私は『宝玉の導き』を発動!」

シェリル「宝玉が2枚以上ある時、デッキから宝玉獣を1枚特殊召喚する!」

シェリル「デッキからサファイア・ペガサスを特殊召喚!」

ペガサス 攻撃力1800

シェリル「さらに、ペガサスの効果で『宝玉獣ルビー・カーバンクル』を宝玉にするわ」

ルビー → 宝玉


シェリル「バトルよ!サファイア・ペガサスで、ファイリーに攻撃!」

ペガサスの攻撃 → ファイリー「キャー」ドカーン

ランカ「うぅっ!」 ランカのLP8000→6600

シェリル「(フォーチュンレディは皆攻撃力が低いのかな)」

シェリル「モンスターを守備表示で出して、ターン終了!」

シェリル「で、レインボールインが戻ってくる・・・と」

ランカ「待ってください!エンドに罠カード発動です!」

シェリル「ん?」

ランカ「罠カード『フォーチュン・インハーリット』!」バッ

ランカ「フォーチュンレディが破壊されたターンに発動出来て、次のターンのスタンバイフェイズに手札から2体のフォーチュンレディを特殊召喚できます!」

シェリル「なるほど・・・」

シェリル「(って言うけど、攻撃力高くないならそこまで・・・よね)」


シェリル「さぁ、ランカちゃんのターンよ」

ランカ「はいっ!私のターン、ドロー!」バッ

ランカ「私のスタンバイフェイスに、『フューチャー・ヴィジョン』で除外されていたライティーが戻ってきます」

ライティー「タダイマー」

ランカ「さらに、インハーリットの効果で『フォーチュンレディ・ウォーテリー』と『フォーチュンレディ・アーシー』を特殊召喚します!」

シェリル「どうぞ~」

ランカ「この瞬間、ウォーテリーの効果発動!」

ランカ「このカードが特殊召喚に成功した時、ウォーテリー以外のフォーチュンレディが存在する場合、デッキからカードを2枚ドローします!」

ランカ「どろ~」バッ

シェリル「(むむっ、ウォーテリーはなかなか強いわね・・・)」


ランカ「さらに、スタンバイフェイズにフォーチュンレディ達の効果発動!」

ランカ「フォーチュンレディはスタンバイフェイズ毎にレベルを1つ上げます!」


ライティー レベル1→2 攻撃力200→400

ウォーテリー レベル4→5 攻撃力1200→1500

アーシー レベル6→7 攻撃力2400→2800


シェリル「ちょ、ちょっと待って!」

ランカ「え?」

シェリル「アーシーの攻撃力の表示がおかしいわ!2800って・・・」

ランカ「あ、言い忘れてました。アーシーの攻撃力はレベル×400なんです」

シェリル「(えぇ・・・いきなりピンチじゃない・・・)」

シェリル「(良かった。宝玉の祈りを残しておいて・・・)」ホッ

ランカ「さらにこの瞬間、アーシーの効果発動です!」

シェリル「えっ?さらに効果が?」

ランカ「アーシーのレベルが上がった時、相手に400ポイントのダメージを与えます!」

シェリル「きゃぁ!」バシッ シェリルLP5800→5400

シェリル「(うぅ・・・攻撃力2800のくせにぃ・・・)」


ランカ「じゃあ、メイン入りますね~」

シェリル「(まぁ、いざとなったら祈り使えば・・・)」

ランカ「『大嵐』発動します」

シェリル「!?」

ランカ「全ての魔法・罠カード破壊ですよ~」

シェリル「(くっ、まさかもう『いざとなったら』な時が来るなんて・・・)」

ランカ「何かありますか?」

シェリル「もちろん!このまま何もしないわけないわ!!」

シェリル「罠カード発動!『宝玉の祈り』! このカードで、アーシーを破壊するわ!」

アーシー「あべし」ドカーン

シェリル「(やっぱ祈りは便利ね!フリーチェーンって奴だし)」

ランカ「むむむ・・・」


シェリルの場

ペガサス 守備モンスター(セット)


ランカの場

ウォーテリー(レベル5) ライティー(レベル2)


ランカ「じゃあ、チューナーモンスター『グローアップ・バルブ』を召喚します!」

シェリル「え?」

グローアップ・バルブ 攻撃力100 レベル1

ランカ「レベル1のグローアップ・バルブに、レベル5のフォーチュンレディ・ウォーテリーをチューニング!」

ランカ「シンクロ召喚!現れよ、『氷結界の龍 ブリューナク』!!」バッ

氷結界の龍 ブリューナク 攻撃力2300 レベル6  ババーン

シェリル「(シンクロ召喚・・・!)」

ランカ「ブリューナクの効果発動です!」

ランカ「手札を1枚コストにすることで、フィールド上のカード1枚を手札に戻します!」

ランカ「私はライティーを手札に戻しますね」

シェリル「(嫌な予感がしてきた・・・)」

ランカ「そしてフィールドから離れたライティーの効果発動です!」

ランカ「デッキから、ファイリーを特殊召喚します!」

ファイリー「おいすー」バーン 攻撃力400 レベル2

シェリル「ま、また・・・」

ランカ「ファイリーの効果で、ペガサス破壊します!ついでに効果ダメージ!」

ペガサス「泣」ドカーン

シェリル「きゃああああ!!」 シェリルLP5400→3600


シェリル「(うぅ・・・)」ボロ・・・

ランカ「さらにグローアップ・バルブの効果発動です!墓地からフィールドに特殊召喚します」

シェリル「(また嫌な予感・・・)」

ランカ「レベル1のグローアップ・バルブに、レベル6のブリューナク、レベル2のファイリーをチューニング!」

ランカ「シンクロ召喚!『氷結界の龍 トリシューラ!!」

シェリル「トリシュ・・・!!」

氷結界の龍 トリシューラ  攻撃力2700


シェリル「あわわ・・・」

ランカ「トリシューラの効果発動です!手札、フィールド、墓地から1枚ずつ除外出来ます!」

シェリル「(´;ω;`)」


ランカ「フィールドはその守備モンスターで、墓地はルビー、手札は右のカードでお願いしま~す!」

シェリル「(右・・・つまり私から見て左ね)」

シェリルの手札
[虹の古代都市レインボールイン] [究極宝玉神レインボー・ドラゴン]

シェリル「(良かった・・・レインボードラゴンが除外されなくて・・・)」

シェリル「(もう出せそうにないけど・・・・)」

ランカ「トリシューラでダイレクトアタック!」

シェリルLP3600→900

ランカ「ターン終了です!」

シェリル「(はぁ・・・・結局こうなるのね・・・)」

シェリル「(潔く、サレンダーしようかな)」スッ


   「お~い!」タッタッタ

シェリル「!?」

ランカ「あっ、アルトくん!」

アルト「お前ら人気アイドルの癖に、こんな所でカードゲームやってていいのかよ?」

ランカ「むぅ、いいんだもん!ねぇ?シェリルさん!」

シェリル「そ、そうよ!私はシェリルよ?」

シェリル「いざとなったら、公園を貸切にしてやるわ」フフン

ランカ「おぉ~」

アルト「ふぅ~ん、まぁそれはいいけどさ」

シェリル「・・・・? 何よ?」

アルト「シェリル、お前ボロ負けしてんな~」

シェリル「ばっ!////馬鹿ね!これから逆転するのよ!(たぶん・・・)」

シェリル「わ、私のターン!ドロー・・・」バッ

シェリル「(何か!何かいいカードっ!来てぇ・・・!!)」チラッ

[宝玉の恵み] ←引いたカード

※『宝玉の恵み』 墓地から宝玉獣と名の付くカードを、宝玉として場に出す


シェリル「・・・・・」ガーン

アルト「何引いたんだ・・・・?」チラッ

シェリル「ちょっ!!何覗いてんのよ!!変態!!!」ササッ

アルト「べ、別に隠さなくても・・・・」

シェリル「ふ・・・、フフフ・・・!逆転のカードを引いたわ!」

ランカ「えぇっ!?本当ですか!?」

シェリル「カードを1枚伏せてターン終了よ!!」ビシッ


シェリルの場

宝玉(サファイア) 伏せカード(宝玉の恵み)


シェリル「(ここは演じるのよ・・・!不敵な笑みを浮かべるの・・・!)」

ランカ「わ、私のターン・・・・(逆転のカードってなんだろ・・・?)」

シェリル「(ふっ・・・、攻撃してきなさいよ。ランカちゃん・・・・)」ギラッ

ランカ「(あの目・・・明らかに攻撃を誘ってる・・・・)」

アルト「(ミラフォか・・・?)」

ランカ「ドロー!・・・あっ」バッ


シェリル「(さぁ、攻撃してきなさい、ランカちゃん・・・!!!)」ギラッ

ランカ「『サイクロン』発動します!伏せカードが対象です!」

シェリル「えっ?」

ランカ「そのカード発動します?」

シェリル「いや・・・・」

伏せカード [宝玉の恵み] ドカーン

シェリル「・・・・」

アルト「恵みかよ!」

ランカ「なんだ恵みかぁ」

シェリル「(サイクロンが制限解除とか・・・世も末だわ・・・。3枚入るかは別として・・・)」

宝玉獣はオワコン

シェリル「負けたわ・・・」

ランカ「わ~い!」

アルト「ランカ、次は俺と決闘(デュエル)するか?」

ランカ「望むところだよ、アルトくん!」


アルト・ランカ「デュエッ」


キャッキャッ ウフフ


シェリル「(アルトとランカちゃん・・・実力は互角みたいね・・・)」

シェリル「(つまり私とアルトが決闘したら、私はフルボッコ・・・)」

シェリル「・・・・」スッ

アルト「・・・・ん?シェリル、もう帰るのか?」

シェリル「え、えぇ・・・。これから収録があるの」

ランカ「そうだったんですかぁ、また決闘しましょうね!さようなら~」

シェリル「さよなら・・・、またね・・・」

シェリル「・・・・」トボトボ

~シェリルの部屋~

  ガチャ

シェリル「ただいま・・・」

グレイス「おかえり。あら?どうしたの?元気ないわね」

シェリル「・・・・」

グレイス「それに、今日はオフだから彼やランカさんと遊ぶって言ってたじゃない」

シェリル「そうよ・・・。さっきまで遊戯王やってたわ」

グレイス「あら。楽しかった?」

シェリル「・・・・」

グレイス「?」

シェリル「グレイス・・・私は・・・・」

グレイス「んん?」

シェリル「私は・・・負けたくないイイイイイイイイ!!!!!!!!」

シェリル「勝ちたいイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!」


グレイス「あらま」

まさかこのまま代行天使使いに

~3日後~


ランカ「~♪」トコトコ

携帯<シェリルさんからTEL

ランカ「あっ!シェリルさんから電話だぁ!」

ランカ「(最近顔見てなかったけど、忙しかったのかなぁ・・・?)」

ピッ

ランカ「はい、もしもし。ランカですけど」

シェリル「ランカちゃん・・・?今から時間空いてる?」

ランカ「えっ?空いてますけど・・・?」

シェリル「じゃあ、決闘(デュエル)しない?」

ランカ「あ、はいっ!もちろんOKです!」

シェリル「うふふ・・・、じゃあ公園で待ってるわね。貸切にしてあるから・・・」

ランカ「えっ!?貸切!?」

携帯<通話終了

ランカ「えへへ、シェリルさんから誘って貰っちゃったぁ!急いで行かなきゃ!」タッタッタ

>>80
ストラク買うだけだからな

~公園~

ランカ「(あれ・・・?来たけど・・・・)」

ランカ「誰もいない・・・・。貸切だから、他の人はいないだろうけど・・・」キョロキョロ

ランカ「シェリルさぁ~ん!どこですかぁ~!」

     ここよ・・・・

ランカ「!?」

シェリル「・・・・・」スッ


ランカ「しぇ、シェリルさん!?」

ランカ「(どうして女王様みたいな恰好してるんですか・・・///)」

シェリル「うふふ・・・今の私はシェリルじゃないわ・・・」

ランカ「え?」

シェリル「『地獄の妖精』、ヘルシェリル・ノームよ!!」バーン

ランカ「えぇっ!?ヘルシェリルさん!?」

シェリル「ふふ・・・覚悟しなさい・・・!!今から行う決闘(デュエル)は、通常の決闘とは違うわ・・・・!!!」

ランカ「(つ、通常の決闘と違う・・・・?)」ドキドキ

シェリル「そうよ、今から行う決闘は『闇の決闘』・・・!!」ゴゴゴ・・・

シェリル「負けた者には、罰ゲームが待ってるわ」ニヤリ

ランカ「ば・・・、ばつげ・・・」

ランカ「(つ、つまり・・・・)」

公園が貸切 → 誰も来ない

通常の決闘とは違う → 遊戯王じゃない → プロレス?

闇の決闘 → 暗い所でプロレス

罰ゲーム → お仕置き

要約 → シェリル「ランカちゃん、暗い所で一緒にプロレスしましょ♪負けたらお仕置きなんだからね!」


ランカ「ヤック・・・デカルチャー・・・・」ドキドキ

シェリル「さぁ、ランカちゃん!」

ランカ「はいっ!シェリルさん!」

シェリル「デュエルディスクを構えなさい・・・地獄を見せてあげるから・・・!!」

ランカ「え・・・・?」

ランカ「あ、はい」

~その頃のアルト~

アルト「・・・・」トコトコ

アルト「(あ~、何処かに開闢落ちてないかな~)」トコトコ

アルト「(ったく、禁止だったころは誰も見向きもしなかったくせに)」トコトコ

アルト「(制限になった瞬間ショップからいなくなったからな)」トコトコ

アルト「(どうして皆開闢が欲しいんだか・・・)」トコトコ

アルト「とりあえず、今日も開闢ないか店チェックしとくか」


~カードショップ~

アルト「・・・・」キョロキョロ

アルト「う~ん、ないみたいだなぁ・・・」

アルト「EE2(エキスパートエディション2)は売ってるかな・・・」

アルト「パック売り場、パック売り場・・・っと」

すみません、ちょっとトイレ行ってきます

~パック売り場~

アルト「え~っと、EE2・・・」サガシサガシ

[EE]       [EE3]

アルト「な、無い・・・!EE2の所だけ歯抜けてる・・・!」

アルト「何だよ・・・。せっかく買おうと思ったのに・・・」


アルト「ま、今パックで開闢当てようなんて馬鹿だよな。当たるわけないのに」

アルト「そもそも開闢とかいらな・・・」

    EE2・・・・EE2・・・・

アルト「!?」

ブレラ「EE2・・・無いみたいだな・・・」

アルト「なっ!?ブレラ!? ・・・何やってんだよ、お前・・・」

ブレラ「・・・アルトか。ランカにEE2買い占めてきて☆って頼まれてな・・・」

アルト「(パシリ乙)」

ブレラ「どうやら、先を越されたみたいだな・・・」

アルト「今の時期にEE2買おうと思ってたのか?馬鹿だな~」

ブレラ「・・・・・」

アルト「さて、帰ろうかな・・・・ん?」

[Hidden Arsenal 4]

アルト「おっ、Hidden Arsenal 4が売ってるぞ。2パックだけ・・・」

ブレラ「トリシューラのパックか・・・」

アルト「・・・・」ジーッ

ブレラ「どうした?買うのか?」

アルト「買って・・・みるか」スッ


ブレラ「じゃあ、さっさと買って来い」

アルト「ま、待てよ!」

ブレラ「ん・・・?」

アルト「俺とお前で・・・1パックずつ買わないか・・・・?」

ブレラ「は?」

ブレラ「何故俺が・・・・」

アルト「うっ・・・それは・・・」

アルト「ど、どっちがトリシュ当てるか勝負だ!ブレラ!」ビシッ

ブレラ「・・・・」

ブレラ「(こいつ・・・。自分だけ買ってクソカードだけだと惨めだからって、俺にも買わせようとしてるな・・・)」

アルト「きっとランカだったら、『Hidden Arsenal 4でトリシュ狙うなんてカッコイイ☆』って言うんだろうな・・・」

ブレラ「そ、その手には・・・」

アルト「『(U^ω^)買わないの?さようなら・・・大好きでした』」

ブレラ「わかった。買えばいいんだろ?」


アリガトウゴザイマシター

アルト「・・・・」ドキドキ

ブレラ「(このパック、トリシュ以外何がある・・・?)」

ブレラ「(ケルベラルくらいか・・・?)」

アルト「よ、よし!開けるぞ!」

ブレラ「・・・・」

アルト「・・・・」バリッ

アルト「えっと・・・シークレットは・・・」

『Genex Ally Powercell』(パワーコール)


アルト「そ、そんな・・・」ガーン

ブレラ「(当たるわけないだろ・・・)」

ブレラ「・・・・」バリッ

ブレラ「えっと・・・、ん?白枠・・・・?」

アルト「な、何ィ!?」

『Genex Ally Triforce』(トライフォース)


ブレラ「・・・・」ガーン

アルト「アホらし・・・何でこんなの買ったんだ俺ら・・・・」

ブレラ「(こっちの台詞だ・・・・)」

アルト「あーあ、最近ついてないなー」

ブレラ「・・・・」


アルトの携帯<シェリルからTEL

アルト「ん・・・?シェリルから電話・・・?」

ピッ

アルト「もしもし?」

シェリル「はぁ~い、アルト・・・。元気してる?」

アルト「いや、むしろテンション下がったところだ」

シェリル「ふぅ~ん。なら、最高にハイテンションになれることを教えてあげましょうか?」

アルト「えっ?」

シェリル「今ねェ・・・。私、ランカちゃんと闇の決闘をしたのよ」

アルト「何ッ!?闇の決闘だって!?」

シェリル「それで、私がランカちゃんをボコボコにしてあげたところよ」

シェリル「見に来る・・・?ランカちゃんのなれの果てを・・・」

アルト「シェリル・・・!お前一体何を・・・!?」

~少し時を遡って~

シェリル「ふふっ・・・。行くわよ!ランカちゃん!!」

ランカ「あわわ・・・・」ガクブル

シェリル「ランカちゃんにダイレクトアタック!!」

ランカ「きゃあああああああ!!!」 ランカのLP0

ランカ「うっ・・・」ドサッ

シェリル「うふふ・・・。どう?私の新しいデッキは・・・?」

ランカ「(つ、強い・・・)」


シェリル「さて・・・罰ゲームの時間ね・・・」

ランカ「!?」ビクッ

シェリル「ランカちゃん・・・あなたが私にくれた屈辱と同じくらいの屈辱を味わってもらうわよ」

ランカ「い・・・一体何を・・・?」ガタガタ

シェリル「そうねぇ・・・。ヒトの心を忘れさせ、一生私の『犬』として過ごす、ってのはどうかしら・・・?」

ランカ「えっ?それって・・・・」

シェリル「ふん。問答無用よ!罰ゲーム!!」ズキュウウウウウウウン

ズキュウウウウウウン

ランカ「!」


~~~~~~

シェリル「うふふ・・・」

ランカ「・・・・」

シェリル「どう?ランカちゃん、気分は・・・?」

ランカ「(U^ω^)わん!」

シェリル「そう、よしよし良い子ねぇ・・・」

ランカ「(U^ω^)わふっ、ふごふご」

シェリル「アハハッ!そうやって無様に私の匂いを嗅ぐところ、犬そっくりね」


シェリル「ふふふ・・・。アルト、あなたにも同じようにしてあげるわ・・・!!!」

シェリル「・・・・」ピッピッ

シェリル「・・・・」プルルルル

~しばらくして 公園~

アルト「・・・・」タッタッタ

ブレラ「・・・・」タッタッタ

アルト「(シェリル・・・?何処だ・・・?)」キョロキョロ

ブレラ「アルト、あそこだ!」m6

アルト「!?」


シェリル「やっと来たのね、アルト・・・」スッ

アルト「シェリル!お前、どういうことだッ!闇の決闘をランカに仕掛けた、って・・・」

シェリル「そうよ?ほら、ランカ、アルトに挨拶しなさい」

アルト「何ッ!?」

ランカ「(U^ω^)くぅ~ん」

シェリル「うふふ、どう?私のペットは?・・・可愛いでしょう?」

アルト「(そんな・・・!何故こんなことに!?)」 アルトが見た物→http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2000056.jpg※エロ注意

シェリル「アルト、あんたもすぐにこうなるのよ・・・?楽しみでしょう?」ゴゴゴ・・・

アルト「・・・・」

アルト「(案外幸せそう・・・なのか?)」


ランカ「(U^ω^)くぅ~んくぅ~ん」ガリガリ

シェリル「何?お腹空いたの?」

ランカ「(U^ω^)わん!わん!」

シェリル「しょうがないわね・・・クッキーあげるわ」

ランカ「(U^ω^)わふっ!」

シェリル「ほら、クッキーあげるからお座りして。お座り!」

ランカ「(U^ω^)わん!わん!わん!」

シェリル「お座りって言ってるでしょ!!『お座り』!!」

ランカ「(U^ω^)?」

シェリル「このバカ犬!!!」バシッ

ランカ「きゃひぃん!!」ビクッ

アルト「!?」

シェリル「バカ犬!!バカ犬!!!」バシッ バシッ

アルト「やめろぉ!!飼い主なら何をしてもいいのか!?」バッ

シェリル「何よ・・・?これは『しつけ』よ・・・?」

アルト「しつけだと・・・?」

シェリル「そうよ?今のランカちゃんは『犬』なんだから・・・ねぇ!!」バシッ

ランカ「わふぅん!!!」ビクッ

アルト「シェリル!」

シェリル「・・・・」ピタッ

アルト「それ以上やりたいなら、俺に決闘で勝ってからにしろ・・・」ゴゴゴ・・・

シェリル「ふふっ・・・。どうやら、『闘る気』になったらしいわね・・・」ゴゴゴ・・・


シェリル「いいわ!決闘よ!」

アルト「・・・・・」ゴゴゴ・・・

シェリル「・・・・・」ゴゴゴ・・・


ブレラ「・・・・」ゴクリ

アルト「ブレラ、ランカを頼む」

ブレラ「あ、あぁ・・・」

シェリル「あんた居たの」

ブレラ「(最初から居たのに・・・)」



シェリル「ま、外野の事はいいわ」

シェリル「念のために言っておくけど、これからやる決闘は通常の決闘とは違う・・・。闇の決闘よ」

シェリル「負けた者には『罰ゲーム』・・・。今のランカちゃんのようになってもらうわ」

アルト「承知の上だ。代わりに、俺が勝ったならランカをもとに戻してもらうぞ」

シェリル「カッコイイわね~。自分の身を顧みずランカちゃんのために頑張るんだから」

アルト「(ランカのためだけじゃない・・・)」

アルト「(シェリル・・・。お前がどうして、こうなってしまったか知りたいから・・・!)」

アルト「行くぞ!シェリル!」チャキッ

シェリル「かかってきなさい・・・」

アルト・シェリル「決闘(デュエル)!!」


アルト「俺の先攻、ドロー!!」バッ

アルト「俺は手札から、『E・HEROエアーマン』を召喚!」

E・HEROエアーマン 攻撃力1800

アルト「カードを1枚伏せて、ターン終了!」 ブイーン


シェリル「ふふふ・・・。相変わらず、ヒーロー気取りなのね」

アルト「何ィ・・・?」

シェリル「その『正義』に、私は何度踏みにじられてきたか・・・!!」

シェリル「思い知らせてあげるわ!私のターン、ドロー!!」バッ

ブレラ「くっ、この勝負・・・一体どうなるんだ・・・・?」

ランカ「(U^ω^)」

ブレラ「アルトのHEROデッキは、漫画版GXの影響でかなり強化されている・・・」

ランカ「(U^ω^)」

ブレラ「属性HEROは素材を選ばないし、超融合にも広く対応するからな」

ランカ「(U^ω^)」

ブレラ「対して、シェリルのデッキはどんなデッキなのか・・・」

ランカ「(U^ω^)」

ブレラ「・・・・」

ブレラ「そうか、今ランカは『犬』なんだったな。話しても仕方ないな」

ランカ「(U^ω^)」

ブレラ「よしよし。大人しくしてて偉いな」ナデナデ

ランカ「(U^ω^)がるるる・・・・」

ブレラ「!?」ビクッ

エアーマンで何をサーチしたんだ

アブソ軸じゃないのか
エアー・オーシャン・アナネオで回すと

シェリル「私は手札から、永続魔法『未来融合-フューチャー・フュージョン』を発動!」

シェリル「デッキから指定された融合素材を墓地に送り、2ターン後に融合を行う!」

シェリル「私が指定する融合モンスターは、『F・G・D』!」

アルト「ドラゴン族デッキだと・・・?」

シェリル「F・G・Dの素材として、『伝説の白石』を3枚、黒竜の雛を1枚、真紅眼の黒竜を墓地に送る!」


シェリル「この瞬間、『伝説の白石』の効果発動!」

シェリル「このカードが墓地に送られた時、デッキから『青眼の白龍』を手札に加える!」

アルト「!?」

シェリル「墓地に送った伝説の白石は3枚・・・」

シェリル「よって、デッキから3枚の『青眼の白龍』を手札に加える!!」

アルト「(くっ・・・、青眼の白龍3枚だと・・・?)」

アルト「(俺がシェリルなら『アレ』を狙う・・・!)」


  青眼の白龍3体融合!!


シェリル「ふふっ、私は手札から・・・『融合』を発動するわ!」バッ

>>120
やばい、今気づいた


>>116はE・HEROワイルドマンをサーチしたってことで

シェリル「青眼を3体融合!」

ゴゴゴゴゴゴ・・・・

アルト「・・・・ッ!!」

シェリル「『青眼の究極竜』ッ!!!」

青眼の究極竜「ガオー」 攻撃力4500


シェリル「バトルよ!究極竜で・・・エアーマンを攻撃ッ!!」

シェリル「アルティメットバースト!!!」

アルト「させるかぁ!伏せカード、オープン!『次元幽閉』!!」

アルト「攻撃モンスターを1体、ゲームから取り除く!」

究極竜「」シュゥゥゥゥ

アルト「(何とか凌・・・)」

シェリル「ふふっ、アルト・・・?どこを見てるの・・・?」

アルト「なっ・・・!?」

    [融合解除]バーン

青眼の白龍×3「ギャオーギャオーギャオー」

アルト「くっ・・・!」

シェリル「フハハハハハハ!!どう?私の新しいデッキは!?」

青眼の白龍「ギャオー」 攻撃力3000

シェリル「行くわよ・・・!エアーマンに攻撃ぃ!」

シェリル「滅びの・・・・バァーストストリィーム!!!!」ビシィ

青眼の白龍の攻撃→エアーマン「ホアー」ドカーン

アルト「うぅっ!!」 アルトLP8000→6800

シェリル「2体目のバーストストリーム!!」

青眼「ドキューン」

アルト「ぐあああああああ!!」 アルトLP6800→3800


シェリル「最後の青眼で・・・哀れな没落役者にレクイエムを聴かせてやれぇぇ!!」

シェリル「滅びの・・・バーストストリイイイム!!!!」

青眼「ドキューン」

アルト「があああああああああ!!!」 アルトLP3800→800

アルト「(くっそぉ・・・。まだやられてないっつーの!誰が没落役者だ!)」

シェリル「ククク・・・今のうちにならサレンダーを認めてあげてもいいわよ?」

アルト「だ・・・、誰が・・・!!」

シェリル「フン。まぁ、いいわ」

シェリル「カードを2枚伏せてターン終了!」ブイーン ブイーン


シェリルの場

青眼×3 未来融合(FGD) 伏せ×2


アルト「(くそ・・・大分削られたな・・・)」 LP800

アルト「(だが、ここからがHEROの見せ場だ!)」


アルト「俺のターン!ドロー!!」バッ

アルト「手札から、『融合』を発動!」

アルト「手札のワイルドマンと、エッジマンを融合!」

アルト「現れろ!『E・HEROワイルドジャギーマン』!」

E・HEROワイルドジャギーマン 攻撃力2600


シェリル「フン、そんな弱小モンスターじゃ、青眼を倒すことは出来ないわよ?」

アルト「まだだ!手札から、『ミラクル・フュージョン』発動!」

アルト「墓地にあるモンスターを素材として、E・HEROを特殊召喚する!」

アルト「俺は墓地にある、エアーマンとワイルドマンを融合!現れろ、風のHERO!!」

アルト「Great TORNADO!!」

E・HERO Great TORNADO 攻撃力2800  バーン

アルト「Great TORNADOの効果発動!相手のモンスター全ての攻撃力と守備力を半分にする」

最近の遊戯王凄えな

>>146
3年前ぐらいのやり取りだろこれ

シェリル「なんですって!?」

アルト「ダウン・バースト!!」


青眼の白龍×3 攻撃力3000→1500


アルト「行くぞ!バトルだ!」

アルト「この瞬間、ワイルドジャギーマンの効果発動!」

アルト「このカードは、相手モンスター全てに1度ずつ攻撃出来る!」

アルト「インフィニティ・エッジ・スライサー!!」

ワイルドジャギーマンの攻撃×3→青眼「」ドカーンドカーンドカーン

シェリル「くぅ・・・よくも私の青眼を・・・ッ!!」 シェリルLP8000→4700


アルト「まだだ!Great TORNADOで、プレイヤーにダイレクトアタック!」

アルト「スーパー・セル!!」

シェリル「きゃあああ!!」 シェリルLP4700→1900

アルト「(よし、このターンで青眼はなんとかなったぞ)」

アルト「カードを2枚伏せて、ターン終了!」 ブイーン ブイーン


シェリル「フ・・・フフフ・・・」

アルト「!?」

シェリル「いい気にならないことね。アルト・・・」

アルト「な、なんだと・・・」

シェリル「私はこのターンのドローで逆転のカードを引いて見せる」

アルト「ま、またそんなことを・・・・」

シェリル「私のターン!!ドロー!!」バッ







一部ミスったところがあるから、ちょっとおかしいことになるかもしれないスマソ

アルト「・・・・」ゴクリ

シェリル「・・・・」チラッ

シェリル「フッ・・・引いたわ」

シェリル「私は墓地から『青眼の白龍』と『真紅眼の黒竜』を除外し・・・」

シェリル「『カオスソルジャー-開闢の使者-』を特殊召喚!!」

アルト「なっ・・・!開闢・・・!!」


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・

開闢の使者 攻撃力3000

アルト「(くっ・・・。だが、俺の伏せカードには『聖なるバリア-ミラーフォース』がある)」

アルト「(それが通れば・・・!)」

シェリル「行くわよ・・・バトル!開闢の使者で、Great TORNADOを攻撃!」

シェリル「開闢・双破斬!!」

アルト「今だ!罠発動!『聖なるバリア-ミラーフォース』!!」

シェリル「フン、甘いわね!罠発動!『トラップ・スタン』!」

アルト「(ま、まずい!)」

開闢の使者の攻撃→Great TORNADO「」ドカーン

アルト「ぐぅ・・・」 アルトLP800→600

シェリル「開闢の使者の効果発動!」

シェリル「このカードが、相手モンスターを戦闘で破壊した時、続けてもう1度攻撃することが出来る!」

シェリル「ワイルドジャギーマンに攻撃!!時空突刃・開闢・双破斬!!」


開闢の使者の攻撃→ワイルドジャギーマン「」ドカーン

アルト「ぐぁっ・・・!!」  アルトLP600→200


アルト「・・・・・」ガクッ

シェリル「私はターン終了よ」


シェリルの場

開闢 未来融合(FGD) 伏せカード



アルト「(じーちゃん、俺はどうすれば・・・・!!)」 残りLP200

アルト「(俺の手札はもう0・・・)」

アルト「(俺のフィールドのカードも、伏せてある『サイクロン』のみ・・・)」

アルト「(次で引く1枚のカードで逆転出来る可能性は薄い・・・)」

アルト「(それに、このデュエルで『シェリルがどうしてこうなったか』を見つけるはずだったのに・・・)」

アルト「(それすら見つかってない・・・)」

アルト「(もう・・・終わりか・・・)」

アルト「(むしろ、シェリルの犬になって一生を過ごすってのもいいかもな・・・)」

アルト「(わん・・・・わん・・・・)」


     諦めちゃ駄目だよ、アルトくん!!


アルト「(この声は・・・・?)」

(ランカ「アルトくん! アルトくんのライフはまだ0になってないよ!」)

アルト「(でも・・・・)」

(ランカ「なんでそこで諦めるの!? シェリルさんを救えるのはアルトくんだけなんだよ!?」)

アルト「(俺が・・・・・?)」

すみません、お腹が空いたので西友に行ってきます

すぐに帰ります


ランカ「お願い、死なないでアルトくん!
    ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、シェリルさんに勝てるんだから!
    次回、「アルト 死す」。デュエルスタンバイ!」

すみません、帰りました

魔神王捨てなかったけど、どうするかな・・・

アルト「(でもどうすればいいのか・・・)」

アルト「(勝つ可能性はある。次のドローで『ミラクル・フュージョン』を引き、シェリルの伏せカードをサイクロンで破壊)」

アルト「(そして、『E・HEROガイア』を出せば勝てる)」

アルト「(だが、そんな方法で勝ってもシェリルは救われない・・・)」

(ランカ「アルトくん、思い出して・・・」)

アルト「(・・・・・?)」

(ランカ「私たちが遊戯王を初めてやった時・・・あの時の『楽しさ』を思い出して」)

(ランカ「そうすれば、きっとシェリルさんも決闘を楽しめるようになる!いつものシェリルさんに戻るはずだよ・・・!」)


アルト「(あの頃・・・・か・・・)」

アルト「(あの頃はデッキを考えるのも楽しかったなぁ・・・。今じゃ考えられないカード入れてさ)」

アルト「(フェザーマンとか、バーストレディとか入れてたっけ・・・)」

アルト「(今じゃ属性HEROがあるからな・・・。特に何も考えなくても・・・)」

アルト「・・・・!」ハッ


シェリル「ちょっと・・・何ボケっとしてるの?」

アルト「・・・・」

シェリル「私はターンを終了したのよ?早くカードをドローしなさい!」

シェリル「まぁ、どんなカードを引いても同じだろうけど・・・」ニヤリ

アルト「(わかった・・・!シェリルを救う方法が・・・!)」

アルト「(だが・・・そのカードを引くことが出来るか・・・?)」

    (ランカ「出来るよ!アルトくんなら!」)

アルト「(そうだ、俺は引いてみせる。いや、シェリルのためにも引かなきゃいけないんだ!)」キリッ

シェリル「・・・・?(アルトの顔つきが変わった・・・・?)」

アルト「(頼む!俺のデッキよ!シェリルに光を与えるカードを俺の手に!!)」

アルト「俺のターン!ドローッ!!」バッ

アルト「・・・・!!」 バッ

アルト「伏せカード、オープン!『サイクロン』!」

アルト「シェリルの場に伏せてあるカードを破壊する!」

シェリルの伏せカード「」ドカーン

シェリル「くぅ・・・!でもまだ私の場には開闢の使者がいるわ!」

開闢の使者「・・・・」

シェリル「(それに、次のターンにはF・G・Dも特殊召喚される・・・!)」


アルト「俺は手札から『E-エマージェンシーコール』を発動!」

アルト「自分のデッキから、E・HEROを1枚手札に加える!!」

シェリル「・・・!?どんなHEROだろうと・・・!」

アルト「いや、そんなことない・・・」

アルト「俺は、『E・HEROバブルマン』を手札に加える!」

シェリル「バブルマン・・・いたわね、そんなの」

アルト「バブルマンの効果発動!」

アルト「手札がこのカードのみの時、フィールドに特殊召喚出来る!」

アルト「バブルマンの効果発動!このカードが場に出た時、自分のフィールドに他のカードが無い場合、カードを2枚ドロー出来る!」

アルト「2枚・・・ドローッ!!」バッ

[E・HEROスパークマン] [ミラクル・フュージョン]バーン

アルト「俺は手札から、『E・HEROスパークマン』を召喚!!」

アルト「さらに俺は『ミラクル・フュージョン』発動!」

アルト「墓地の『沼地の魔神王』と、場のスパークマンを融合!!」

シェリル「沼地の魔神王ですって!?」

シェリル「(まさか・・・あの時・・・・?)」


~~~~~~~

アルト「(くそ・・・大分削られたな・・・)」 LP800

アルト「(だが、ここからがHEROの見せ場だ!)」

アルト「俺のターン!ドロー!!」バッ

アルト「手札から、『沼地の魔神王』を墓地に送り、手札に加えた『融合』を発動!!」

~~~~~~~

シェリル「(アルトの奴、そこまで考えて・・・・!!)」

アルト「沼地の魔神王は『E・HEROフレイム・ウィングマン』の代わりとする!」

アルト「現れろ!!勝利のHERO!!」

アルト「『E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン』!!」

シェリル「そ・・・そんな・・・!!!」


シャイニング・フレア・ウィングマン 攻撃力2500  ババーン

アルト「シャイニング・フレア・ウィングマンの効果発動!」

アルト「墓地に存在するE・HEROの数×300ポイント攻撃力がアップ!」

アルト「墓地にあるHEROは3枚!よって900ポイント攻撃力がアップする!」

シャイニング・フレア・ウィングマン 攻撃力2500→3400


シェリル「くっ・・・!」

シェリル「(シャイニング・フレア・ウィングマンは、破壊し墓地に送ったモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える・・・)」

シェリル「(開闢の使者を攻撃されたら、私の負け・・・)」

シェリル「私の負け・・・・」

アルト「シェリル・・・」

シェリル「私の負けよ・・・・」

アルト「・・・・」

シェリル「無様ね・・・。勝ちに拘ったデッキを使っても、こうやって負けちゃうんだから・・・」ウルウル

アルト「・・・・・」

アルト「無様なんかじゃ・・・無いさ」

シェリル「えっ?」


アルト「確かに・・・ここまでシェリルに追い詰められたのは久しぶりだ。正直、ビックリした」

アルト「でも・・・シェリルはシェリルなんだな、って思った」

シェリル「ど、どういうことよ・・・?」

アルト「だってよ、勝ちに拘って青眼デッキ使っちゃうヤツはいないぜ?真紅眼の黒竜まで入れちゃってさ・・・」

シェリル「だ・・・だって!レッドアイズ入れた方が・・・カッコイイじゃない・・・///」

アルト「だから・・・・無様なんかじゃない・・・・」

アルト「むしろ、無様なのは俺だ」

シェリル「えっ?」

アルト「こいつを見てみろよ・・・」

シェリル「えっ・・・?」


シャイニング・フレア・ウィングマン「・・・・・」


アルト「こいつ・・・半分『沼地の魔神王』なんだぜ?」

シェリル「で、でもそれは・・・そうしなきゃ出しづらいからで・・・」

アルト「そう・・・俺も最近はそういう考えになってしまった」

アルト「属性HEROが出てからは・・・もっとひどい」

アルト「HEROと全然関係無いカード入れて、無理矢理融合して・・・」

アルト「ヒーローじゃないよな・・・。どんな力でも取り込んじまうなんて・・・・」

シェリル「アルト・・・」

アルト「そんなデッキと決闘して・・・楽しいわけないよな・・・」

アルト「HEROと言えば夢のあるデッキだったのに・・・」

アルト「今じゃ、パワーカードで・・・ボコるだけのデッキなんてよ・・・」

アルト「だから・・・シェリルは無様じゃないし、負けたっていいんだ」

アルト「むしろ・・・フロンティアで一番・・・遊戯王を楽しんでると思うよ」

シェリル「な、何よ・・・。煽てたって・・・・」

アルト「シェリル」ジッ

シェリル「なっ!何よ・・・///」アセアセ

アルト「今度さ、懐かしのあいつら・・・。フェザーマンやバーストレディ、クレイマンとか入れたデッキ作るからさ・・・」

アルト「その時は・・・、一緒に決闘してくれよ」

シェリル「・・・・!ば・・・馬鹿ね!良いに決まってるでしょ・・・?///」

シェリル「そんなこと気にするより、事故らないデッキに出来るか気にした方がいいわよ?」

アルト「ハハハ・・・。そうだな」


シャイニング・フレア・ウィングマン「・・・・・」


アルト「(悪いな・・・。今回は半分沼地でよ)」

アルト「(次はちゃんと揃えてやるからな・・・・)」


シャイニング・フレア・ウィングマン「・・・・・」

ランカ「(U^ω^)わんわん!」タッタッタ

シェリル「あら、ランカちゃん・・・」

ランカ「(U^ω^)くぅ~ん・・・」

シェリル「うん・・・。もう大丈夫よ。勝ち負けだけが全てじゃないのよね?」

ランカ「(U^ω^)わん!」


アルト「で・・・ランカは治さないのか?」

シェリル「あ・・・いや、もう少しこのままじゃ・・・駄目?」ナデナデ

ランカ「(U^ω^)」

アルト「仕方ないな・・・。今日一日だけだぞ!」

シェリル「ふふっ、流石アルト!わかってるわね!」

シェリル「よーし、ランカちゃん。お散歩しましょ!」トコトコ

ランカ「(U^ω^)わふっ」トコトコ

アルト「(やれやれ・・・。俺は帰って、デッキでも組むかね・・・)」



ブレラ「~おわり~」

ここまで見てくれてありがとう

他に書いたヤツも見てくれてありがとう


わかったと思うが、初めの方で沼地捨てるの忘れてたんだ。随分後に気づいた

あと、サイクロンも実は使うシーン考えてて、ラストは『手札も場も0、LPは200』になる予定だったんだ
アホでごめんな


ラストターンで破壊されたシェリルの伏せカードは何か考えてあるの?

>>228
実は、>>149でトルネードの攻撃に対してリビングデッドを発動するつもりだった
んでサイク・・・

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom