ハマーン「どこへ行くシャア」シャア「二郎だ」(627)

ハマーン「ジロウ?誰だそいつは」

シャア「ラーメン二郎だ」

ハマーン「ラーメンとは俗なものを」

シャア「二郎はラーメンではない!」

ハマーン「・・・お前がラーメンだと言ったんだろう」

シャア「店名はラーメン二郎だが二郎はラーメンではない」

ハマーン「ラーメンでないならなんなんだ?」

シャア「二郎だ」

ハマーン「・・・強化されすぎたか」

シャア「わたしは強化などされていない。二郎は二郎なのだ。なぜそれが分らん!!」

ハマーン「ラーメンはラーメンだろう」

シャア「二郎は二郎なのだと言っている!ザクとグフ異常に違うのだ!」

ハマーン「・・・ならばわたしもついて行ってやるよ。お前がそこまでいう二郎というものに興味がある。ちょうど食事に行こうと思っていたところ」

シャア「断る」

ハマーン「・・・なに?」

シャア「断ると言った」

ハマーン「なぜだ?返答いかんによってはその首飛ぶことになるぞ」

シャア「女は二郎に来るな」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「二郎は男の食べ物だ。女が来ていい場所ではない。そもそも二郎で『麺半分』などというのならば天下一品にでもいけばいいのだ」

シャア「二郎がなぜ愛されているか貴様に分るか?あの圧倒的な物量。パンチがあるというレベルではない味」

シャア「それが二郎が二郎である所以であるというのにやれ『面半分w』や『ニンニクなしでw』などと・・・馬鹿にしてっ!!」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「わかったか?女はあっさりしたラーメンwでも食べていればいいのだ。男同士の間にはいるな!」

ハマーン「なるほどな・・・」

シャア「わかればいい」

ハマーン「貴様はなんだかんだと理屈を並べて・・・その二郎とやらを人に勧める自信がないんだろう?」

シャア「なにぃっ!?」

ハマーン「美味いというのなら、おのずと人に薦めたくなるものだ。それをせず、他店を蔑むようなその言い草・・・」

ハマーン「その二郎とやらも貴様も、たかが知れるな」

シャア「ハマーン・・・貴様・・・っ!」

シャア「ええぃ分った。そこまで言うのならついてくるがいい」

ハマーン「是非一緒に来てください、だろう?」

シャア「・・・・・・その余裕が二郎を食したあとも残っているといいな」



ラーメン二郎 グラナダ店

ハマーン「・・・なんだこの臭いは・・・」

シャア「徒歩5分圏内に入ると漂う二郎の香り。まずこれを楽しむのだ」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「並び15人・・・二郎にありつけるまで30、40分というところか」

ハマーン「シャア」

シャア「なんだ?」

ハマーン「店の外に立ってなにをするつもりだ?なぜ入らない」

シャア「見たらわかるだろう、並んでいるのだ」

ハマーン「並ぶ?なぜそんなことをする。予約はしているんだろう?」

シャア「これだから素人は・・・いや、素人というよりもアクシズのお嬢様か」

ハマーン「ぶつぶつ言っている暇があるのなら早くエスコートしろ、俗物」

シャア「いいかハマーン。二郎に予約などというものはない」

ハマーン「なに?」

シャア「その時その時並んで二郎を待つ。それが二郎だ」

ハマーン「このわたしに外に立って待てというのか?」

シャア「そうだ」

ハマーン「ならば店主に文句を言ってやろう」スタスタ

シャア「ま、待て!!死にたいのかハマーン!!」

ハマーン「なんだ?」

シャア「いいか、ここは二郎なのだ。連邦政府でもアナハイムでもアクシズでも、なにものでもない。二郎なのだ」

ハマーン「ほう」

シャア「ゆえに、二郎では二郎の法が適応される。これを破ると宇宙漂流刑に処されても文句は言えんのだ」

ハマーン「・・・ふざけたことを」

シャア「ふざけてなどいない。実際お前と同じような髪の色をした女が二郎でのルールを破り、ジロリアンたちのギルティにより宇宙漂流刑に処されるところを見た」

ハマーン「そんなことわたしには関係ないな」

シャア「・・・いいかハマーン。お前は二郎を味わうと言って着いてきた。二郎は並ぶことを含め二郎なのだ」

ハマーン「・・・」

シャア「ならば自分の言葉に責任を持って、二郎のルールに従え。いいな?」

ハマーン「ふん・・・ならばわたしが退屈しないよう精々道化でも演じてみせろ」

『御馳走さまです』

『ありあとした』

シャア「入るぞハマーン」

ガラガラ

『っしゃい』


ピキィィィィィィン

ハマーン「な、なんだ!?このプレッシャーは!!」

シャア(女が入店して気が立っているだけだ。気にせず食券を買え)ボソボソ

ハマーン(ぐっ・・・カミーユビダン以上のプレッシャーだ・・・NTがいるのか!?)ボソボソ

シャア(NTなど比べ物にならない人類の新たなる段階、それがジロリアンだ。余計なことは言わず食券を買うのだ!)ボソボソ

ハマーン(ショッケンだな?)ボソボソ

ハマーン「おい店主、ショッケンを一つだ」


ビシッ


ハマーン「なんだ・・・このドロドロしたプレッシャーはなんだというのだ!!」

シャア「すまない、連れは初めてなもので・・・失礼をした」

シャア(ハマーン!)グイッ

ハマーン(なんだ!)

シャア(食券も知らないのかお前は!ここの券売機で買うのだ)

ハマーン(最初からそう言え、俗物!)

ハマーンかわいい

>>36-37
なんでお前らは様をつけられないんだ!!



シャア「まったく・・・これだから温室育ちは・・・」チャリンチャリンチャリン ガシャッ

カラン 大豚ダブル

ハマーン「これを買えばいいんだな?」

シャア「ま、待てハマーン!」

ガシャッ

カラン 大豚ダブル

シャア「ば、馬鹿な・・・お前という奴は・・・ハマーンっ!!」

ハマーン「今度はなんだというのだ。ちゃんとショッケンを買ったろう?」

シャア「いいか、二郎は小で普通のラーメン店の大盛り以上ある。カロリーにすれば一日の必要摂取カロリーを超える」

シャア「大豚のダブルともなれば大食い自慢の男たちですら後悔し、懺悔する。一部の選ばれたジロリアンでなければ頼むことは許されないのだ!」

シャア「それを、女のお前が頼んだと他のジロリアンに知れれば・・・即ギルティされても文句は言えん!」キョロキョロ

ハマーン「さっきからジロリアンだのギルティだのとわけの分らないことを・・・」

シャア「その食券はお前なんかが扱いきれる代物ではないということだ!こうなったらオヤジさんに言って食券を変えてもらうしか」

ハマーン「・・・ならばさっさと取り変えろ」

シャア「ララァならばこんなことには・・・」ボソッ

ハマーン「なに?」

シャア「すいませ」

ハマーン「店主。わたしはこの大豚ダブルというものをもらおう」

シャア「ハマーン!!」

『はいよ』

ザワッ ブヒブヒブヒ…ブヒブヒ…ブヒブヒッブヒ

シャア「ジロリアンが・・・怒っている・・・」

シャア「ハマーン!貴様どういうつもりで」

ハマーン「お前程度の男が扱えるものをわたしが扱えないはずがないだろう?」

シャア「そういう問題ではないのだ!二郎を残すということは死を意味するんだぞ・・・なぜそれがわからん!!」

ハマーン「残さなければいいんだろう?」

シャア「何度言えば分る、お前には無理だ!」

ハマーン「しつこいぞ男は嫌われるぞ?シャア」

シャア「ぐっ・・・お前は・・・ならば残さず完食してみせろ」

ハマーン「言われるまでもないよ」

ズルッ ズビズバッ ジュルジュル

ハマーン「みな普通に食べているではないか」

シャア「今いるのはみな見たことのある顔ぶればかり・・・常連だ。素人とは違う」

ハマーン「大げさな男だ。たかだかラーメンだろう」

ピキィィィィィィィン

シャア「これ以上余計なことはしゃべるな!」

ハマーン「・・・ふん」

ハマーン「それでいつ出てくるんだ」

シャア「・・・そろそろ私たちのロットをゆで始めたからな、もうすぐだろう」

ハマーン「ロット?」

シャア「一度に作ることができるのは約5人前、それをロットと呼ぶんだ」

シャア「失礼。堅めでお願いします」

『あい固めね』

ハマーン「ジロリアンというのはなんだ?それとギルティーはどういう意味だ」

シャア「二郎を愛する者をジロリアン、二郎のルールを守れない者に対する粛清がギルティーだ」

ハマーン「ほう・・・なかなか面白いことを言う」

シャア「・・・もう出てくる頃か・・・いいか、オヤジさんに『ニンニクは』と聞かれるから、その時はヤサイ少なめと答えろ」

ハマーン「ヤサイ少なめ」

ハマーン様に様を付けられない奴は挨拶が出来ない礼儀知らずと変わらないんだぞ・・・



シャア「そうだ、悪あがきかもしれんが、それでも少しは楽になるだろう・・・いいか、何度も言うが絶対に残すな」

ハマーン「このハマーン、見くびっては困る。大丈夫だと言っているだろう」

シャア「下手をすればアクシズで内乱が起きるかもしれないからな・・・アクシズの二郎は荒くれ者揃いと聞く」

ハマーン「馬鹿なことを」

シャア「冗談ではないのだ」

チャッチャッ

シャア「・・・このゆであがった麺の香り・・・いよいよだと実感させる」

『大の方ニンニクは』

シャア「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ」

『ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ』

ハマーン「今のはなんだ?」

シャア「コールだ。これを綺麗に決められるようになることがジロリアンの第一歩だ」

ハマーン「ならばわたしもヤサイマシマシニンニクアブラカラメだ」

『あいよ』

シャア「は、ハマーン!!聞かれる前にコールをするな!!それにヤサイ少なめにしろと言ったのを忘れたのか!?」

ハマーン「ふん、お前に出来てわたしに出来ないことなどないんだよ」

シャア「馬鹿なことを・・・」

??「ふふ・・・女連れでしかも躾も出来ていないとは・・・サイド3店の赤い彗星も地に落ちたものだな」

シャア「なにぃっ!?貴様は!」

『大の方ニンニクは』

マ「全マシで」

『全マシ』

シャア「テキサスコロニー店の死神、マ・クベか!?週9の二郎通いで肝臓をやられて死んだはずでは!」

マ「二郎は毒にもなる・・・しかし、毒は毒で裏返る。わたしの身体が二郎を受け入れたということだ」

シャア「そこまで二郎を極めたというのか!」

??「小僧に二郎というものを教えてやる」

『大の方ニンニクは』

ラル「ヤサイマシアブラ」

『ヤサイマシアブラ』

シャア「ホームを持たず、突然現れては数々のバトルを制してきたという・・・二郎ゲリラ・ランバラル!!」

シャア「戦いを忘れすぎて老人ホームに収監されたという噂は嘘だったのか・・・」

ラル「名前が売れすぎるとゲリラ屋としては動きづらくてかなわん。情報戦も戦いということだ」

??「懐かしい面々が揃っているな」

ラル「か、閣下!?」

『大の方ニンニクは』

ドズル「全マシマシで」

『全マシマシ』

シャア「ドズル中将!?二郎戦争の最終決戦地ソロモンでアムロとスレッガーロウにやられたはずでは!?」

ドズル「二郎が乱れていると聞いて地獄から戻ってきた」

シャア「くっ・・・なんというデスロットだ・・・」

ハマーン「おいシャア・・・ドズル閣下に挨拶をしたい。紹介しろ」クイクイ

シャア「今はそれどころではないのだ!」

『おまっせした』

ドン ドン ドン ドン

参考画像

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ハマーン「な・・・なんだこれは・・・」


マ「このヤサイがあればジオンはあと10年は戦える」

ラル「この量、この匂いこそ二郎よ!」

ドズル「ヤサイは量だよアニキ」

シャア「ララァ・・・わたしを導いてくれ」

マ「はふっはふっ、ずびずばっ」ガツガツガツ

ラル「ズルルルルングッはふっ」ズズズズズ

ドズル「うおおおおおおお!!」ズルズルドズル

シャア「身体の大きさが戦力の決定的な差ではないことを教えてやる!!」グルンッ

ハマーン「な・・・こいつらはなにをしているんだ・・・」

『おまち』

ドン

ハマーン「・・・・・・」

ハマーン「シャア、どう食べればいいんだ」クイクイ

シャア「ずごごごご」ジュルジュルジュル

ハマーン「シャア!」クイクイ

シャア「んぐっ、ええいっ、男同士の間に入るな!!」


ハマーン「・・・・・・」パクパク

ハマーン「なんだ、なかなか美味いではないか」



ハマーン「・・・・・・」パクリ

ハマーン「・・・・・・」モグモグ

ハマーン「・・・・・・」パクリ

ハマーン「・・・・・・」モグモグ

ハマーン「・・・・・・いつになったら麺が出てくるんだ」


??「ごっそうさん」ドン

シャア「なにぃっ!?」

ドズル「なんだとぉ!?」

マ「ま!?」


ラル「戦いとはこうあるべきだな・・・今回はわたしの勝ちだ。戦いに敗れるとはこういうことだ」

ラル「ランバラル、戦いを忘れなかった」スタスタ

『あっしたー』

シャア「ええいっ、これ以上負けるわけには!」ジュボボボボ

ドズル「やらせはせん!!やらせはせんぞぉおお!!」ドドドドド

マ「赤い彗星と閣下を仕留めてみせるよ!見ていろウラガン!!」マママママ


ハマーン「・・・」パク

ハマーン「・・・水が欲しい」

チリーン

マ「良い音色だろ?」

シャア「まさか!?」

マ「ごちそうさま。では失礼。この壺をキシリア様に届けないといけないのでね」スタスタ

ドズル「マにまで!?ジオンの栄光!この俺のプライド!やらせはせん!!やらせはせんぞおおおおお!!」スビスバッ

シャア「私、シャアアズナブルが黒ウーロンを飲もうというのだ!」ゴクゴク


ハマーン「水をくれ」

『あそこ』

ハマーン「・・・水も自分で調達するのか」

ハマーン「・・・・・・」ゴクゴク

ハマーン「ふぅ・・・」

二郎:残り8割以上

ハマーン「・・・・・・」

画像見る限り、野菜食わないと麺に辿り着けんのだが、
掘るの? 盛り付け崩れてテーブルが酷いことになりそうなんだが

二郎って一回食べて微妙だったんだけど二回目食べたら変わるのかな?

ハマーン「やっと麺が見えた・・・」

ハマーン「・・・・・・」チュルチュル

ハマーン「・・・・・・太い」


二郎:残り7割5分

ハマーン「・・・・・・うぷっ」

ハマーン「なんなんだこれは・・・これが人の食べ物だというのか!恥を知れ!俗物!!」

ハマーン(しかしシャアに残さないと言ってしまった・・・)

シャア「まだだ!まだ終わらんよ!!!」ズルズルズル

ハマーン(今なら気づかれないだろう)

ハマーン「マシュ
マシュマー「お呼びですかハマーン様!」シュタッ

>>235
だからこそ食べるのが遅い自覚あるならヤサイスクナメコール
これなら脇から麺を引っ張り上げて伸びる前に食べ始められる

>>236
味の感想はいまいちでも、ふ、とまた食べてみたい、と感じたらハマってるってことらしい

ハマーン「すまない、このラーメンを残すわけにはいかない。食べてくれ」

マシュマー「ラーメンをですか?」

ハマーン「やってくれるな?」

マシュマー「も、もちろんです!!・・・ところでこれはハマーン様が食べていらっしゃったのですか?」

ハマーン「そうだ」

マシュマー「・・・・・・・・・」

マシュマー「・・・・・・・・・」

マシュマー「ハマーン様ばんz「おい兄ちゃん」ガシッ

マシュマー「な、なにをする!?離せ!!」

ジロリアンA「並びを無視するとはいい度胸じゃないの」

ジロリアンB「しかも金を払わないで前の客の残した二郎を食べるなんて」

ジロリアンC「超ド級のギルティーだな」

ジロリアンD「だな」

マシュマー「な、なにをする貴様ら!!わたしはエンドラの騎士だぞ!!ハマーン様がお残しになられたラーメンを食さないといけないのだ!!離せ!!」

>>248
把握した
俺には自宅でサッポロ一番味噌をダブル、辛ネギ、辛モヤシトッピングで十分だわ

野菜少なめで肉だけ多くしたいときは?

ジロリアン達「「「ギルティー」」」

マシュマー「は、離せ!!どこへ連れて行く気だ!!やめっ、どこを触っている!!」

ジロリアン達「「「「「ギルティー」」」」」

マシュマー「やめっ、やめんか!!ただではすまさんぞ、うあっやめっ!!」



「ハマーン様ばんざあああああああああああああああああああ・・・・・・」


ハマーン「・・・・・・」

ハマーン「わたしも残したらああなってしまうのか・・・?」

ドズル「ごちそうさま!」ドン

シャア「くっ・・・豚一つの差で負けるとは・・・」

ドズル「それでも負けは負けだ。精々精進するんだな」スタスタ



シュア「そういえば・・・ハマーン。そっちは」

ハマーン「・・・・・・」

二郎:残り8割弱

シャア「だから言っただろう・・・」

>>256
自分の好きなラーメンの形があるんならそれが一番だね

ただ偏見まみれのジロースレで追撃もおかしいのだけど、
真面目にジローはラーメンじゃないジローって食べ物だから、
物見遊山で1回くらい食べとくのも経験だよ

個人的には20人並んでんのを待つ必要はないから、
通りがかってピーク時以外のすぐ食べられそうなのがあったらお試しを
混んでなけりゃ殺伐としにくいから
(普通に腹減ってイラついてるのが殺伐ムードの原因なのはファミレスでも一緒)

>>260
食券にチャーシュー追加用のがある
いわゆる「ぶた」って名前が付いて
小ぶた・大ぶたって感じに
その券でもって店員さんの「にんにくどうしますか?」に
ヤサイスクナメでって言えば良いんでない

ただ普通のチャーシュー麺をイメージしてチャーシュー追加すると違うのが出てくる
あれはチャーシューじゃない ブロック肉だ

>>280
これ全部俺が食べんの?って量だよな
まぁそれが快感なんだが

7、800円くらいだったか

二郎は腹を空かせがちな大学生の味方です

三田に通っていて二郎行ったことないって言ったらすごく馬鹿にされたんだけど

シャア「意地など張らず小に変えてもらえばいいものを」

ハマーン「黙れ俗物」

シャア「自分で食べられないほどの量を頼み、あげくほとんどを残そうとしているお前が言うのか?」

ハマーン「・・・」

シャア「しかし残すわけにもいくまい・・・これ以上は無理か?」

ハマーン「・・・」コク

シャア「仕方ない・・・お前はもう出ていろ。この二郎はわたしがなんとかする」

ハマーン「あれだけの量を食べてまだ入るのか?」

シャア「二郎を二つ食したともなれば、わたしの名も上がるというものだ」

シャア「それに、バトルに負けた今、さらなるレベルアップをするには調度いいものさ」

ハマーン「シャア」

シャア「勘違いするなよ?これはわたしの為であってお前の為ではない。いいから外で待っていろ」

ハマーン「・・・ふん」スタスタ


シャア「二郎というものはドラマのようにカッコイイものではない。だがそれがいい」

シャア「シャアアズナブル、いくぞ!」

>>282
行くときは大体が麺の量を見誤ったあたりで肉に立ち向かうから、
肉の豪快さにありがたみよりも絶望を覚える

満腹状態での二郎再突入は古今例の無いものである







シャア「・・・ごちそう、さま」ドン

『あいよ』

シャア「ぐふっ・・・さすがに・・・」フラフラ



『兄ちゃん』

シャア「・・・?」

『いつもありがとな』

シャア「お、オヤジさん・・・ごちそうさまでした」スタスタ


シャア「・・・わたしも認められたということか」

>>309
これで閉シャッター組やな

ハマーン「シャア」

シャア「ハマーン・・・うぷっ」

ハマーン「大丈夫か?」

シャア「この程度、どうということはない」

ハマーン「ふん、せめてもの情けだ、送っていってやろう」

シャア「・・・結構だ」

ハマーン「なに?」

シャア「分っただろう、二郎は二郎なんだ。そして女子供の来るところではない。男の戦場なのだ」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「これに懲りたら二度と二郎をラーメンだなどと言わないことだ」

ハマーン「・・・・・・」

シャア「お前と食事することももうないだろう、ではな」スタスタ


ハマーン「・・・・・・俗物」

後日

ハマーン「マシュマーはいるか」



ハマーン「そうだ、奴は・・・キャラ」

キャラ「はい、なんでしょうか」

ハマーン「ラーメン二郎というものを知っているか?」

キャラ「ああ、大盛りのお店だと聞いています」

ハマーン「行ったことは?」

キャラ「ありません」

ハマーン「そうか・・・」

キャラ「そうだ、確かラカンの奴がよく行くらしいですが呼んできましょうか?」

ハマーン「頼む」

元気一杯「ここは子供入店禁止なんですけど!」

ミネバ「」
ハマーン「」

ラカン「お呼びでしょうかハマーン様」

ハマーン「貴様はジロリアンか?」

ラカン「はっ?」

ハマーン「質問に答えろ」

ラカン「肯定であります」

ハマーン「わたしもジロリアンになる。アクシズにもあるらしいな?案内しろ」

ラカン「し、しかし」

ハマーン「なんだ、命令が聞けないのか?」

ラカン「軍人としてはもちろん命令には背きません。ただ、ジロリアンとしては・・・」

ハマーン「言ってみろ」

ラカン「二郎は女性が来るべきところではないかと」

ハマーン「ラカンダカラン、貴様もか!!」

>>361
けっしの覚悟だな

ラカン「もうしわございません、しかし、ジロリアンとして譲れないものがあるのです」

ハマーン「・・・・・・」

ラカン「恐縮ですが、なぜ二郎なのでしょう」

ハマーン「・・・わたしは二郎に負けた。なすすべもなくな」

ラカン「・・・」

ハマーン「そんなことわたしのプライドが許さないのだ。だからわたしはジロリアンになって、二郎を完食すると決めた」

ラカン「なるほど・・・では、一つだけよろしいですか」

ハマーン「なんだ」

ラカン「二郎の味はどうでした?」

ハマーン「中々好みの味だった」

ラカン「よろしい。しかしながらやはり二郎にご案内することはできません」

ハマーン「なぜだ!?」

ラカン「女性がいきなり二郎の店にいくのは難しいものです」

ハマーン「ではどうしろというのか」

ラカン「作ればよいのです。今夜このラカンが二郎を作って差し上げましょう」

>>364
審議拒否
自宅にコロニー落とし

>>365
コスパ最悪レベルの家二郎www

ラカン「これが家二郎です」

ドン

ハマーン「まさしく・・・しかしずいぶんと小さいな」

ラカン「最初はこれくらいで十分でしょう。段々と増やしていけばよいのです」

ハマーン「うむ・・・」パク

ハマーン「・・・」モグモウ

ハマーン「・・・美味い」

ラカン「ありがとうございます。しかしハマーン様」

ハマーン「なんだ?」

ラカン「二郎にいくのならば、せめて今の3倍のスピードで食べられるようにならないといけませんな」

ハマーン「3倍・・・」

ラカン「トップクラスのジロリアンともなれば、5倍・・・いやそれ以上でしょう。二郎とは味わうものではないのです」

ハマーン「そうか・・・よし」パクパクパク


こうして特訓は始まった

>>373
カロリーまじこわ

後藤隊長から教えをこう南雲隊長の図

ラカン「小腹がすいたら!」

ハマーン「ヤサイニンニクアブラ!」

ラカン「ガッツリいきたい!」

ハマーン「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ!」

ラカン「己に負けるな!」

ハマーン「全マシマシ!」

ラカン「限界を超えて!」

ハマーン「麺マシ!」

>>380
強化人間よりヒドい洗脳受けていらっしゃる…

>>379
言われてみれば



ラカン「二郎はヤサイからというのは間違いです!ヤサイと豚を沈めて麺から攻略!」グルンッ

ハマーン「はっ!」ビチャッ

ラカン「やり直しです!」



ラカン「豚をいくタイミングが重要なのです!最初に豚を一口味わい、その日のコンディションを見る!今日はいかがですか!」

ハマーン「・・・」パクッ

ハマーン「・・・ブレの範囲内!」


ラカン「そろそろ実戦といきましょう。アクシズ店は乳化はしていませんが、パンチのある盛りと豚で若者に人気です!」

ハマーン「マシマシ!」





ラカン「ついに大豚ダブルも攻略しましたか・・・わたしに出来ることはもうなにもありません」

ハマーン「よくやってくれたな・・・褒美を取らせよう。なにが欲しい?」

ラカン「いえ、女性でもジロリアンになれる、と教えて頂けただけでなにもいりません」

ラカン「小の少なめを食べてジロリアンを気取る女性もいます。わたしはそいつらが気に入らなかったのです」

ラカン「いえ、ほとんどのジロリアンがそうでしょう。あいつらは二郎をなにも分っちゃいない。少ない二郎など二郎ではないのです」

ラカン「だからジロリアンは女性客を嫌う。それは暗黙のルールのようなものでした」

ラカン「だが、ハマーン様はわたしに可能性を見せてくれた・・・オールドジロリアンのわたしにも夢を見せてくれた」

ハマーン「・・・・・・」

ラカン「これからはあなた達の時代です。それに、ジロリアンを目指した理由は他にもあるのでしょう」

ラカン「それが何かは聞きませんが、光栄にも師を務めたものとして応援しております」


ハマーン「・・・ふん、世話になったな」








シャア「なんだハマーン。わざわざ呼び出すとは・・・なにかあったのか」

ハマーン「なに、ちょっとしたことだよ」

シャア「ん・・・・・・?」

ハマーン「どうだ、わたしとロットバトルといこうじゃないか」

ハマーン「負けたままというのもわたしのプライドが許さないからな」

シャア「ハマーン、お前・・・」

ハマーン「なんだ?」




シャア「太ったか?」

ハマーン「っ!?」

ハマーン「き、貴様っ!!突然なにを」

シャア「以前はもっと顎のラインがシャープだったと思うのだが・・・」

ハマーン「・・・戦いの前にそんな精神的な揺さぶりをかけようとするとは・・・ちょこざいな、赤い彗星も落ちた」

シャア「それに・・・なにを食べたのか知らんが」

シャア「ニンニク料理を食べた後は歯をしっかり磨いたほうがいい」

ハマーン「っ!」バッ

シャア「お前も女性なのだからそういうところには気を使うべきだ。せめてガムを噛むくらいは」

ハマーン「・・・・・・」プルプル

シャア「震えてどうした?なんだか顎が揺れている気すらしてきたな」

シャア「それじゃハマーンじゃなくて」

ハマーン「っ!!」






シャア「ヒマーンじゃないか、ははっ」

ハマーン「・・・・・・」ブチッ

この後ハマーン様はシャアを殺そうとするも逃げられたため

連邦政府に喧嘩を売り、第一次ネオジオン抗争が勃発した。

そして二郎に八つ当たり的恨みを持ったハマーン様は二郎禁止令を出し

さらに最優先命令として二郎の各店舗の破壊を命じた為、それに反発したグレミーやラカンをはじめとする

アクシズのジロリアン達が反旗を翻し、戦争は二郎のスープ化した。

ハマーン様はダイエットに励んだ。

連邦政府からもジロリアン有志が集まり、ネオジオン二郎派と融合し、新国家ジロウが誕生した。

戦争はさらにド乳化するかと思われたが、ジロリアン達の戦闘力はすさまじく、

ネオジオン、果ては連邦政府までも掃討してしまった。

なんだかんだ二郎から抜け出せなかったハマーン様はジロウの宰相に就任した。

リバウンドしては敵わないと低カロリー二郎を開発しようとしたが異端扱いされ内乱が起きかけた為諦めた。

「低カロリーな二郎なんて二郎じゃない」がジロリアン達の総意だったのだ。

二郎絶ちを10日で諦めたハマーン様は毎日のウォーキング、二郎は週に1回まで、と自分ルールを定め

なんやかんやあって幸せに暮らしました。


逃亡生活を送っていたシャアは強化ジロリアンになったマシュマーにみつかり、ロットバトルに敗北しギルティされました。

             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',
               /:.:.:.:.:.:.ヽゝルヘヘソjノi/ノノソ:.:.:.:.∧
           ,.:':.:.:.:.:.:.:.:/:jヽji___ヽ! jノ_lノ l/!:.:.:.:.:.:.:.:∧
         /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{jヘ '´ ̄  , ´ ̄` イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧

        く:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.|:ヘ '''' r==┐ '''',':.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.,    ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ!

          \:.://:.:.:.:.:.:.:.:ヾヘ  、__,ノ  /j!」:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.\
              ヽ〈:.:.:.:.:;',.:.:.:.:.:.:.:>   イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ:.:.:>"´
             ―‐ 、二二ノ     |-、―- 、.:.:.>"´


終わり

忍法帳ふざけんなよ・・・いきなりレベル1になってAAがちっちゃくしか貼れねえじゃねえかよ・・・
ふざけやがって・・・・でも、二つだけ言えることは


ノー二郎ノーライフ

そして



ハマーン様ばんざーーーーーーーーい!!!

じゃあの

エンディングテーマ忘れた
http://www.youtube.com/watch?v=IgL5fALvqNQ

『一千万年二郎』


いく百 いく万 いく億の豚よ
なぜ光る アブラマシ 語る力はレポっす

今なら 俺でも マシマシコール こぼれるヤサイ

通う数だけ命を縮めてれば

ヤサイの盛りよ 天井超えてみせろ

この手が掴む 二郎のドンブリ滑る



まだ見えないよ ヤサイの下の麺は

ブレの範囲内 以上 今日のレポっす

前にシェリルとランカで書いてた人?

プルツー「ヤサイ少な
プル「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメー!」
プルツー「」

を想像してみた

キリコ「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメで頼む」

フィアナ「キリコ、それはよくないわ!」

キリコ「今の俺にはこれが心地良い」

>>288
塾生としては腹を切って死ぬべきほどの大ギルティーだなw

てす

てす

>>497
近場が池袋で、二郎系行ったことないんだけど、池袋でジロリアンデビューとか辞めた方がいいかな?
初心者用テンプレとかある?

>>500
むしろ池袋は初心者にオススメだよ。
よく「二郎のラーメンはラーメンではなく、二郎という食べ物」という表現がされるけど、
池袋店に関しては「二郎の作ったラーメン」というラーメンの範疇に収まる物になっている。
昼夜の食事時を外せば、並び時間もせいぜい10~15分なんで初心者にこそオススメ。
そこで大丈夫なようなら、評価の高い他店舗に行ってみるといいかも。

ただし、小滝橋・歌舞伎町あたりは「一応二郎を作ろうとしてみたが、失敗してしまったナニか」
になっていて本気でマズイので、初心者は絶対に行かないように忠告しておくよ。

関内は高評価・優良店舗の一つです。
汁なしがデフォで置いてあるから近場にお住みのジロリアンたちがうらやましい。

シロッコ「私の知らない脂が内臓されているのか?」

カミーユ「わかるまい。二郎を遊びにしているシロッコには
この俺の体を通して出る脂が!」

シロッコ「体を通して出る脂?そんなものでこの私の肝臓を倒せるか!」

「カミーユ・ビダンにはその力を表現してくれる脂がある」

シロッコ「女の声?」

ヒマーン「Ζ脂がな」

カミーユ「まだ抵抗するのなら!」

シロッコ「肝・臓!、動け!肝・臓!何故動かん!?」

カミーユ「ここからいなくなれー!」

シロッコ「私だけが死ぬわけがない・・・貴様の肝臓も一緒に連れていく、カミーユ・ビダン!」

カミーユ「光が、広がっていく・・・?」

・・・・・・

カミーユ「わぁ・・・大きな痛みがついたり消えたりしている。
肝臓癌かな?違うな、肝臓癌はもっとパァーッて痛むもんなー」

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