【ゆっくり】 女勇者「あー、暇やわー」 【安価】 (539)

女勇者「やる事、ホンマあらへんがな」

女勇者「何すりゃええねん、うち……」

女勇者「どないしよか……?」



安価下2 現在地
1、城の中
2、町の中
3、村の中
4、外(山の中など、場所指定)
5、その他(自由指定)


安価下4 行動(自由指定)


【注意】
再安価する場合あり
安価じゃなくても勝手に採用する場合あり
スレタイ通り、更新めっちゃ遅い


以前、VIP+で書いてたのが落ちたので、改めて一からやり直し
非才なので前スレのネタを流用する時も多分あるかと

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379675349

【洞窟内】

女勇者「ここの洞窟の魔物はもう全員コテンパンにのしたったでな。かかっ」

女勇者「まあ、こんでここの魔物たちもちょいとは大人しゅうなるやろ」


魔物たち「」ピヨピヨ、ピヨピヨ


女勇者「さてと、ここじゃもうやる事あらへんし、街にでも帰ろかな」

女勇者「まずは洞窟内から脱出する魔法使て」ヒュイン


魔物ボス「……な、何だよ、あの女…………。一人でここの洞窟を完全に制圧してきや……」ガフッ

魔物ボス「」コテン……

【洞窟外】

ヒュイン……

女勇者「脱出完了っと。ほな、次は街に移動やな」

女勇者「移動魔法でひょひょいとな」ヒュイン

【大きな町(街)】

ヒュイン……

女勇者「ひょいっと」スタン

女勇者「さてさて、ほなら次は……」キョロキョロ


安価下2
女勇者の行動
1、洞窟の魔物倒した事を町長に報告しよかー
2、お腹空いたで、とりあえずご飯やー
3、買い物でもしよかー
4、その他(自由指定)

女勇者「腹が減っては戦は出来んゆうし、まずはご飯やな!」

女勇者「丁度、夜やさかい、ええ匂いがそこら中からプンプンするがな♪」

女勇者「さてさて、どこの店にしよー?」



安価下2
女勇者の選択
1、ご飯言うたら肉やっちゅうねん! 向こうの小洒落たレストランに決めたで!
2、ご飯言うたら、屋台で一杯が基本や! 向こうの焼き鳥の屋台にするで!
3、ん? なんか向こうに怪しげな料理店があるがな。おもろそうやし、そこにしたろ
4、その他(自由指定)

女勇者「んー……」クンクン

女勇者「なんやごっつ美味そうな匂いがあそこの店からするがな」ジュルリ

女勇者「よっしゃ、あの店に決めたで」タッタッタ

女勇者「えーと、何て名前の店や?」


『鮮烈新鮮海鮮料理店』


女勇者「韻をふんどるようでふんどらへんがな……」

女勇者「ちゅうか海鮮って、海でとれた新鮮な魚介類の事やから、鮮烈も合わせて意味がかぶっとるがな。どんだけ新鮮さを強調しとんねん、この店」

女勇者「まあ、でも、美味そうな匂いするし、ええか。ほな、邪魔するでー」ガチャ

【鮮烈新鮮海鮮料理店】

ウェイター「いらっしゃいませー。新鮮な1名様ですか?」

女勇者「せや。ピチピチの1名様やで」

ウェイター「それならどうぞ、あちらの新鮮なテーブルへ」

女勇者「ちゅうか、何でもかんでも新鮮つければええもんちゃうで?」

ウェイター「いえ、ここは新鮮さが売りの店なので。かくいう私も、実は昨日雇われたばかりの新鮮ウェイターでございます」

女勇者「もろ研修中やないか、おい。上手く誤魔化そうとすなや」

ウェイター「いえ、お客様。うまいのはここの料理でございます。私が保証しましょう」ハハハッ

女勇者「誰がうまい事言え言うた。しかも、今日雇われたやつに保証されても信憑性0やっちゅうねん」

ウェイター「ちなみにコックも今日向こうの店から盗ってきたばかりの新鮮なコックでございます」

女勇者「ヘッドハンティングまでしたんかい、おい! この店大丈夫かいな!」

【食事中】

女勇者「ああ、うん……。意外と味は大丈夫やわ……。生もんばっか出てきそうで、ごっつ心配やったんやけど……」パクパク

女勇者「にしても、これ食べた後、どないしよかな」ゴクゴク

女勇者「んー……」



安価下2
女勇者の行動

1、今日はもう遅いし宿屋に泊まろかな……
2、もうちょい夜の町をうろついてみよかー
3、さっきのウェイターの兄ちゃんに、最近なんかおもろい事がなかったか尋ねてみよかー
4、その他(自由指定)

【食事後】

ウェイター「ありがとうございましたー。また新鮮なご来店をお待ちしておりまーす」

女勇者「二回目に新鮮も何もあるかい!」パシンッ

ウェイター「おうふっ!」

女勇者「ああ、悪い、兄ちゃん。うち、ボケられるとツッコまずにはいられへんねん」アセアセ

ウェイター「い、いえ、また新鮮なボケを用意してお待ちしておりますので」ヨロヨロ

女勇者「ボケよりも食材の方を用意せんかい!」ドスッ

ウェイター「ひでぶっ!」ピプー……

女勇者「ああ、アカン! つい、秘孔をついてまったがな! もどれ!」ドスッ

ウェイター「がふっ!」ドサッ……

女勇者「ふう……。ギリギリセーフやな……。危うくツッコミで人を殺すところだったがな……」フゥ……


女勇者「さてと……ほな、兄ちゃん。ご馳走さんな。また来るで」

ウェイター「お、お待ちしておりまふ……」ピクピク……

女勇者「さてさて、ほなら今日はもう遅いし、宿屋に泊まろかな」

女勇者「んー……どこにしよかー?」キョロキョロ



安価下2
女勇者の泊まる場所

1、うちは女勇者やー! ごっつ高級そうなとこ泊まったろやないか。かかっ
2、普通の宿屋にしよかー。高いと落ち着かへん
3、やっすいとこに泊まるのうち好きやねん、一番安いとこにしよー
4、その他(自由指定)

【街外れ、つうか、もう外】

女勇者「うち、貧乏暮らしが結構長かったさかいな。やっすいとこのが好きになってもーた」テクテク……

女勇者「で、こういうところにある一番安そうな宿屋言うたら……」テクテク……

女勇者「やっぱ、橋の下が定番やな。むしろを敷いただけのみんなで雑魚寝上等の宿屋や」パンパカバーン

女勇者「ほな、邪魔するでー」バサッ

店主「いらっしゃい……何名だい?」

女勇者「おいちゃん、女一人や」

店主「へ………………?」

女勇者「なんや、どないしてん? そないアホみたいな顔して」

店主「てか、アホはお前だよ。ここをどこだと思ってやがる。金のない荒くれもんや、大っぴらに町を歩けない訳ありの犯罪者もどきが泊まる場所だぜ」

女勇者「知ってるで、そんな事ぐらい」

店主「いんや、知らないね。お嬢ちゃんみたいな可愛らしい女が一人で泊まったら、速攻で乱暴されて、明日の朝には精液で真っ白になってらあ。泊める訳にはいかないよ」

女勇者「さよかー」



安価下2
女勇者の選択

1、ほなら、別のとこに行こかー
2、別に構へんでー。問題あらへんわ
3、なら別のとこ紹介してくれへんか?
4、その他(自由指定)

女勇者「ほなら別のとこに行こかー」

店主「そうしな。ここは真っ当な人間の来る場所じゃあない。トラブルが当たり前の場所だ。二度とお嬢ちゃんに会わない事を祈ってるぜ」

女勇者「おおきにな。おいちゃん、何だかんだで男前やな。なんか困った事があったらいつでもうちに言ってきーよ」

店主「小娘に頼るようになったら、俺はその時こそおしまいだ。さあ、さっさと出ていきな」

女勇者「は。おいちゃんのそういうとこ嫌いやないで。ほな、またな」バイバイ

店主「けっ。二度と面を見せんなよ、小娘」バイバイ

【橋の上】

女勇者「さてと……宿屋を断られてもうたし、どないしよかな?」

女勇者「どっか他に泊まるとこはあらへんやろか……」キョロキョロ



安価下2
女勇者の選択

1、めんどい、今日はこのまま町の外に出て野宿でええかー
2、知り合いのとこにでも泊めてもらおかいな(人物指定)
3、ん? 今、どっかから悲鳴が聞こえへんかったか?
4、その他(自由指定)

女勇者「そいや、女剣士が確かこの街に住んどったっな……」

女勇者「ちょい気が引けるけど、今日はそこ泊めさせてもらおか」

女勇者「えーと、あいつの家はと……」トコトコ……

【女剣士の家の前】

女勇者「あー、ここやここや」

女勇者「」コンコン

女勇者「女剣士、おるかー?」

\ はーい /



安価下2
女剣士の性格

1、健気
2、勝ち気
3、わがまま
4、その他(自由指定)

忘れてた

安価下2
女剣士の強さを決めて

1、スライムで苦戦するぐらい
2、まあ普通
3、中ボスぐらいなら、余裕で一刀両断出来るぐらい
4、その他(自由指定)

ガチャッ

女剣士「やん!/// 女勇者様!」パアッ

女勇者「おー、久しぶりやなー、元気しとったか?」

女剣士「もちろんですわ!// だって今、女勇者様に会えたんですもの! 例え千度の高熱を出して死の境をさ迷っていたとしても、そんなの一瞬で吹き飛んでしまいますわ//」

女勇者「うちは新種の特効薬かい。ちゅうか、千度の高熱はおかしいやろ、どう考えても」

女剣士「いやですわ、それはものの例えですことよ。とにかくどうぞ、中にお入りになって」

女勇者「さよか。おおきにな」トコトコ……

【女剣士の家】

女勇者「なんちゅうか、相変わらず少女趣味な部屋やな……」

女剣士「いやだ// 恥ずかしいですわ」ヤンヤン♪

女勇者「ぬいぐるみとかめっちゃ置いてあるし」

女剣士「私の手製ですの♪ あ、これ、紅茶ですわ。飲んで下さい」コトッ

女勇者「ハート型のカップとか、うちこの家に来て初めてみたで」

女剣士「それも私の手製ですの♪」

女勇者「ホンマか!? 陶芸までやるんかい!?」

女剣士「お恥ずかしい限りですわ//」テレッ

女勇者「恥ずかしがるポイントずれとるがな、おい」

女剣士「ところで女勇者様は今日はどうさああああああああああああああっ!!」

女勇者「」ビクッ!!


女勇者「な、なんや、どないしたん!?」

女剣士「大変ですの! 女勇者様が来られたと言うのにお茶菓子が一つもありませんですの!!」

女勇者「どうでもええがな、そんなん! びっくりさせんといてーなー!」ドキドキ

女剣士「ダメですわ、女勇者様相手に粗相をするなど、あってはならない事ですもの! 今、買いに行って参りますので、少しだけお待ちになって下さいね!」タタタタッ

女勇者「あ、ええで、ホンマに! うちなら構……」


ガチャッ、バタンッ!!


女勇者「行ってもーたがな、相変わらず激しいやっちゃやな……」

【菓子屋】

ダンダン、ダンダン

女店主「あー、もう! 何の用だい! さっきから戸をダンダンと!」

ガラッ

女剣士「すまない。夜分に失礼した」ペコリ

女店主「あら、いえ、女剣士様じゃないですか。どうなされたんです、こんな時間に」

女剣士「誠に申し訳ないが、お菓子を売って頂けないだろうか。訳は言えないが、どうしても今、お菓子が必要となってな。お菓子がなければパンで、という訳にはいかないのだ」

女店主「あら、そうなんですか? 何だかよくわかりませんけど、この街を守ってくださってる女剣士様の頼みですからね。もちろんお売りしますよ」ニコッ

女剣士「良かった。すまない。ダメだと言われたら、途方にくれて強奪するところだった。感謝する」ホッ

女店主「いえいえ、そん…………え?」

女剣士「え?」


女店主「…………」

女剣士「…………」


女店主「……ええと……今、なんて……?」

女剣士「そこの最高級菓子を売ってくれと」

女店主「え? え?」

女剣士「出来るだけ早くしてくれないだろうか」シレッ

女店主「あ……えと……はい…………??」

【女剣士の家】

ダダダダダッ

ガチャッ、バタンッ!!

女剣士「」ハァハァ、ハァハァ

女剣士「ご、ごめんなさい、女勇者様、今すぐ用意しますね!」タタタッ

女勇者「あ、ホンマに構へんで。そない気いつかわんといてやー」アセアセ

女剣士「いえ、私が好きでやってる事なので!」ドタドタ、バタバタ


女勇者「アカンわー……。やっぱこいつの家には来るんじゃなかったわー……」ハァ……

女剣士「そ、それで女勇者様……」ハァハァ、ハァハァ

女勇者「めっちゃ肩で息しとるがな、焦りすぎや、おい」

女剣士「あ、あの……今日はどうなされましたの……?」ハァハァ……

女勇者「とりあえず、ちょい落ち着きーや。そこの紅茶飲み」

女剣士「」ゴクゴク

女勇者「一気飲みや。どんだけ喉渇いっとたんねん」

女剣士「……ええと、それで……」

女勇者「ああ、うん。悪いけど今夜一晩泊めてくれへんか? 泊まるとこに困っとったんねん」

女剣士「も、もちろんですわ!// 一晩と言わず何百日でも!//」ハァハァ、ハァハァ

女勇者「何でまたハァハァ言い出したんや、怖いがな、おい」

女剣士「ところで、女勇者様」

女勇者「ん? なんや?」

女剣士「女勇者様はどうしてこちらの街に?」

女勇者「ん、ああ、この街の近くに洞窟あるやろ?」

女剣士「はい」

女勇者「そこの魔物が悪さしよるいうのを聞いたんで、ちょいとのして来たんや」

女剣士「流石は女勇者様ですわ♪」

女勇者「別に大した事あらへん。暇潰しにちょいと寄っただけや」

女剣士「それが私たちにはなかなか出来る事ではありませんの。それを軽々とやってのける! そこに痺れる! 憧れるー♪//」

女勇者「やりにくくてかなわへんがな、おい」

女剣士「それでこれからはどういたしますの?」

女勇者「ん? せやな……」



安価下3
女勇者の明日の行動か、これからの目的

自由指定。勝手に決めてー

てーきゅうの坂東さんに見えてきた

>>45
イメージ的には鉄拳の飛鳥ですね
性格はちょい違いますけど
知らない人はググってみて
エクストラコスチュームが可愛い

女勇者「特に決めとらへんけど、適当に旅に出て、変なのおったら倒して、仲間言うか家来をぎょうさん作るつもりやな」

女勇者「最終的にはうちの軍団作って、いずれは世界征服したるがな。かかっ」

女剣士「ステキですわ♪//」



安価下2
女勇者の選択

1、女剣士を仲間に入れるー
2、こいつはいらへんなー
3、なんか役に立ちそうな情報もっとらへんか聞いてみるー
4、その他ー(自由指定)

女勇者「よっしゃ。ほならお前もうちの仲間に入れたる。一緒にこの世界を征服するでー!」

女剣士「はい!//」

女勇者「ちゅう事で、今日はもう寝るで。睡眠不足は美容の大敵やからな」

女剣士「そうですわね。それでは女勇者様はどうぞベッドをお使い下さい。私はソファで寝ますわ」

女勇者「ええんか? うちがベッド使ても?」

女剣士「もちろんですわ」ニコッ

女勇者「ほな、お言葉に甘えようかな。おおきにな」

女剣士「いやん// そんな、大した事じゃありませんわ。むしろ、当然の事ですから」ヤンヤン♪

女勇者「何で照れてん?」


女剣士「ああ、そういえば女勇者様。明日はどちらに行かれるつもりですの?」

女勇者「ん? せやな……」



安価下3
女勇者の行く先を決めてー

自由指定

女勇者「明日は漁港や」

女剣士「漁港?」

女勇者「せや。今日の夕方、新鮮な兄ちゃんに悪い事してもうたでな」

女剣士「新鮮な??」

女勇者「せやから、新鮮な魚でも獲ってきて新鮮な兄ちゃんに新鮮なプレゼントをしてやるんや」

女剣士「???」

女勇者「ちゅう事でもう寝るで。海人の朝は早いんや」

女剣士「はあ……」

女海人「ほな、お休みなー」

女剣士「いつの間にか名前が変わってる!?」

【朝4時】

女海人「起きろー! 女剣士、朝やで!」ユサユサ

女剣士「あ、あさ……? え、え……?」ムニャムニャ

女海人「はよ行かな、ええポイント全部他のやつらに取られてまうがな。早よ起きーて」ユサユサ

女剣士「へ……? うう……」ボーッ

女海人「早よ早よ。起きん言うならそのヒラヒラスケスケのネグリジェ姿のまま連れてくで、ええんか、おい」ユサユサ

女剣士「だ、だめでふ……。ちょ、ちょっと待ってくらはい……」モチョモチョ

女海人「サンドイッチにコーヒーももう用意してあるさかい、急ぎーよ。今日はクジラでも獲ったるがな、かかっ」

女剣士「流石は女勇者様でふ……」モゾモゾ

【海人の朝は早い】

女海人「ほな、用意も出来た事やし、漁港に行くで!」

女剣士「ふぁい……」ゴシゴシ、ムニャムニャ

女海人「移動魔法でひとっ飛びや。ほいっとな」ヒュイン

女剣士「ふぁぁ……」ヒュイン

【漁港】

女海人「さてさてと……」

女剣士「」ウツラ、ウツラ……



安価下2
女海人の決断

1、沖に出て、網を使てがっさり魚を獲るでー
2、港で釣りが基本やー!
3、素潜りでサザエとかええかもなー
4、その他(自由指定)

女海人「んー……天気からして沖はちょいやめといた方がええかもしれんな。素潜りでサザエとかのがええかもなー」

女剣士「素潜りでふか……」ウツラ、ウツラ

女海人「せや。向こうのちょい深めの方に行くで」タッタッタ

女剣士「ふぁい……」トットット

【海岸】

女海人「」ゴソゴソ……

女剣士「?」

女海人「ほい。水着やー」ジャーン

女剣士「はあ……」

女海人「これは女剣士の分な」ジャーン

女剣士「はい……」

女海人「ほな、着替えるでー」ヌギッ、パサッ……

女剣士「女勇者様、大胆です// いくら他に人がいないからってこんなところで//」

女海人「別に女同士や、恥ずかしがる事なんかあらへんがな。ほら、さっさと女剣士も着替えるでー」

女剣士「え? で、でも……///」ヤンヤン♪

女海人「んー、めんどいな。うりゃ」ガシッ

女剣士「え、ちょ、ちょっと、女勇者様!///」

女海人「ほい、ほい、ほいっとな」ヌガシッ、ポイポイッ

女剣士「あ/// やぁ、やめてー/// 脱がさないでー!」ジタバタ

女海人「大人しゅうせんかい。そりゃ!」ポイッ

女剣士「やあーん!///」

【着替え終了後】

女海人「うん。なかなか似合うで、女剣士」

女剣士「あう……///」グスッ


女海人「じゃあ、潜る前にまずは準備体操やな。足つったら大変な事になるさかいな」

女剣士「ふぁい……」グシュ

女海人「いっちに、さんし」ノビッ

女剣士「にーに……にーに……」グシュ

女海人「ちょい待ち。妹キャラになっとるがな、おい」

女剣士「ふえ?」

【準備体操、終わり】

女海人「よしっと。準備はええか、女剣士?」

女剣士「はい、なんとか……」

女海人「それじゃあ行くで」ピョーン

ザッポーン!!

女剣士「え? え? いきなりですか? まっ、待って下さい、女勇者様ー!」ピョーン

ザッポーン!!

【海中】

女海人(んん♪ 海で泳ぐんとか久々やがな。楽しいでー)スイッ、スイッ

女剣士(ま、待って下さいー)スイッ、スイッ

女海人(へー、女剣士も意外と泳ぎ上手いがな。こりゃ二人して大漁の予感やで!)ウキウキ


女剣士(女勇者様、素潜りって私、初めてなんですけどー!)


女海人(さてさて、どっかにええ獲物は……)キョロキョロ……

女海人(おったで。イシダイ発見や!)キラーン

女海人(持ってて良かった聖剣や!)スチャッ

女海人(…………せーの、ほいっと!)ズサッ!!


女剣士(一撃で!?///)


女海人(獲ったどー!!)イエーイ♪

コンマ下1
獲ったどー!の数を決めて

十の位+1が女勇者
1の位が女剣士

【お昼頃】

女海人「いやー、大漁やったな」ホクホク

女海人「イシダイ2匹、タコ1匹、サザエ3個、ホタテ2個、おまけに真珠が1やー!」ジャンジャジャーン

女剣士「流石は女勇者様ですわ!//」パチパチ

女海人「そういう女剣士も初めてでタコ1匹獲っとるがな。偉いで」ナデナデ

女剣士「きゃあん!///」ドキドキ

女海人「よっしゃ。ほならあの兄ちゃんには、イシダイとサザエ持ってたろか。真珠は街で売り飛ばすとして、とりあえずご飯やでー!」

女剣士「やったあ!///」ピョーン

女海人「女剣士、お前はそこらでソイソースか塩をもらってき。うちは焼き網を借りてくるさかいな」

女剣士「はい!」

安価下1
女勇者と女剣士、どっちの行動を追う?

1、女勇者
2、女剣士
3、その他(自由指定)

【海岸近く】

女勇者「んー」キョロキョロ

女勇者「お、あそこの庭先に人おるがな。おーい」タタタッ

女「?」


女「ええと、あの、どちら様ですか?」

女勇者「怪しいもんちゃうで。姉ちゃん、突然で悪いけどな、焼き網貸してくれへんか?」

女「焼き網?」

女勇者「せや。海で魚とか貝とかとったさかい、焼いて食うんや。よかったら姉ちゃんも来るかー? とれたてやからきっと美味いで」

女「あ、いえ、それはご遠慮しときますけど……焼き網だけでいいんですよね?」

女勇者「もちろんやがな。貸してくれるんかー?」

女「ええ、まあ、いいですけど……」

女勇者「おおきにな。お礼になんかしよか? うち、こう見えて女勇者やでな。顔広いし、色々優遇きくし、大概の事やったら出来るで」

女「はあ……そうですか」



安価下2
女の対応

1、それなら1つだけお願いしてもいいです?
2、いえ、特にはないので
3、まずは女勇者だっていう証拠を見せてもらってもいいですか?
4、その他(自由指定)

女「それなら1つだけお願いしてもいいですか?」

女勇者「ええで。なんでもバッチ来いや!」

女「はあ……」

女勇者「そんで、頼みいうんはなんや?」

女「実は……」



安価下2
女の頼み事

1、魔物関連の事
2、恋愛関連の事
3、仕事や金銭面の事
4、その他(自由指定)

女「手合わせをお願いしたいんですけど……」

女勇者「なんや、そないな事かいな。ちょい待て、そないな事かいな!?」

女「はい。実は私こう見えて」



安価下2
女の正体は?

1、女武闘家
2、女魔法使い
3、実は変身してた魔物
4、その他(自由指定)

安価下2
女侍の性格を決めて

1、沈着冷静
2、バトルマニア
3、世間知らずの箱入り娘
4、その他(自由指定)

女侍「侍ですので」チャキッ

女勇者「なんや、お侍さんかい」

女侍「あら、意外ですね。驚かないのですか?」

女勇者「さっき説明したやろ。うちを誰や思てんねん。ジパングのナニワから来た女勇者やで。侍なんかゴロゴロおったちゅうねん」

女侍「なるほど……そうですか。どうやら本当に女勇者のようですね」

女勇者「疑っとったんかい。まあ、それもしゃーないかもしれへんけどな」

女侍「」フッ

女勇者「それでなんや、手合わせ言うてたな。ええやろ。受けてたったるで」

女侍「流石は女勇者様、潔い。実に楽しみです」チャキッ

女勇者「ついでや。格の違いっちゅうんを見せたるわ。うちも魔法は使わへん。剣だけで勝負したる」

女侍「そうですか。私もずいぶんと舐められたものですね。後で後悔しても知りませんが……」スッ……

女勇者「ふん。ええで。いつでもきいや」スッ……

女侍と女勇者

二人のとった構えはほとんど対称的


女侍は刀を抜いた状態での突きの構え

かたや、女勇者は聖剣を抜かず居合の構え


勝負は……ほとんど一瞬の内についた



女侍「喰らいなさい! 牙突!!」ダダダッ!!

『弐式!』


女勇者「はん。九頭竜閃やー!!」ズバッ!!

『壱、弐、参、肆、伍、陸、漆、捌、玖!』



女侍「…………まさか」

女勇者「これが現実や。……終わったで」チンッ

女侍「ぐはっ!」ドサッ


女勇者「かかっ。うちに勝とうなんて一万年と二千年は早いっちゅうねん!」

女勇者「ほな、勝手に焼き網借りてくでー」スタスタ

女侍「ぐ……無念!!」ピクピク

【海岸】

女勇者「うんまー♪ ソイソースかけただけなのに、この美味さは反則やわー♪」パクパク

女剣士「本当ですわね♪ たまりませんわー! ほっぺたが落ちそうですことよ♪」モグモグ

女勇者「自分で獲ったもんちゅうんもあるんやろけど、ホンマ美味いわー♪ 酒が欲しなるっちゅうねん」パクパク

女剣士「私は赤ワインが欲しいですわー♪」モグモグ

【食事後】

女勇者「あー、お腹一杯で満足やわー♪」

女剣士「全くですわ♪」

女勇者「それじゃ片付けをして、新鮮兄ちゃんのとこに行くか。きっと喜ぶでー」

女剣士「その……新鮮兄ちゃんというのは一体誰の事ですの?」

女勇者「ピチピチの兄ちゃんの事や」

女剣士「はあ……。そそられそうでそそられないネーミングですね」

女勇者「昨日、ちょいと殺しかけてもうたでな」

女剣士「ちょいとで殺人未遂!?」

女勇者「まあ、見ればわかるっちゅうねん。さ、片付けるでー」ヒョイヒョイ

女剣士「あ、はい」サササッ

女勇者「ところでそのソイソース、どっからもらったんや?」

女剣士「ああ、これはですね」



安価下2
もらった人

1、そこらにいた漁師のおっちゃん
2、実は女侍
3、偶然、落ちてましたー テヘッ
4、その他(自由指定)

女剣士「ここからちょっと行った先の、家の人からもらいましたの」

女勇者「ああ、そうなん」

女剣士「はい。何故だか庭先で倒れてまして」

女勇者「ん?」

女剣士「大丈夫ですか、ソイソースを少しもらえませんかって言ったら、息も絶え絶えのまま、私と手合わせして勝ったら渡そうって。変わった女の方でしたわ」

女勇者「お前も十分変わっとるで」

女剣士「?」

女勇者「で、その後、どうしたん?」

女剣士「いざ尋常に勝負といってきかないので、仕方なく超究武神覇斬を喰らわせまして」

女勇者「ちょい待て。お前の超必殺技やろ、それ」

女剣士「それで、向こうの剣が折れたものですから、止めとばかりにエンドオブハートもかまそうとしたところ」

女勇者「お前、ノリノリやないか」

女剣士「彼女は、こちらをクルリと振り返って、背中の傷は侍の恥だと」

女勇者「カッコええがな」

女剣士「そして、倒れて気絶してしまったので」

女勇者「結局、喰らわせたんかい、おい」

女剣士「一応、毛布はかけておきましたわ」

女勇者「そんな優しさ見せるぐらいなら、最初から止め刺すなや、可哀想やろ」

女勇者「まあ、もう済んでしまった事やし、仕方あらへんけどな」

女剣士「というより、自業自得な感じもあるんですけど……」

女勇者「それは否定出来へんな。とはいえ、うちにも多少の責任はあるでなあ……」

女剣士「?」

女勇者「とりあえず、焼き網とソイソース返すついでに様子を見に行こかー」

女剣士「そうですわね。行ってみましょうか」

【女侍の家の前】

女勇者「とりあえず、もう倒れてはおらへんな」キョロキョロ

女剣士「そうですわね。少しほっとしましたわ」ホッ

女勇者「ちゅう事は、家におるんかな?」コンコン

女剣士「たのもー、が正しいのかしら、この場合?」


ガチャッ……


女侍「誰だ……何の用だ……ってお前らは!」

女勇者「お、意外とピンピンしとって安心したわ。これ、焼き網とソイソースな。おおきに」

女剣士「助かった、礼を言う」キリッ

女勇者「急にキャラ変わりよったで、おい」

女侍「というか、もうお前らは帰ってくれ。私は刀も自信も失ったのだ。武士の恥だ! こんな私を見ないでくれ!」

女勇者「ちゅうてもなあ……」



安価下2
女勇者の考えー

1、しゃーない、刀ぐらいは新しいの用意したろかー
2、せやから、うちの仲間になり
3、ちゅうか負けたんやからうちの家来や!
4、その他(自由指定)

女勇者「しゃーない、刀ぐらいは新しいの用意したるで。ごっつええ刀を手に入れたるっちゅうねん」

女侍「それは本当か?」

女剣士「無礼者! 女勇者様が嘘などつくはずがないだろう!」

女勇者「うち、つく時はつくで?」

女剣士「女侍よ、貴様は嘘も方便という言葉を知らないのか、恥を知れ、恥を!」

女侍「どう転んでも私が悪くなるのか……」フゥ……


女勇者「とにかくまあ、うちに刀は任しとき」ドンッ

女侍「それはすまない……恩に着る」

女勇者「せやから、うちの仲間になり」

女侍「仲間か……ふむ……」

女勇者「ちゅうか、負けたんやから家来やー!」

女侍「なんだ、その三段論法は……!」

女勇者「ついでに魔法刀も出せるようにしたるっちゅうねん。うちが特訓したるでー!」

女侍「いや、ちょっと待て! 落ち着け!」



安価下2
女侍の反応

1、刀はもらう。でも仲間はダメー
2、仲間はOK。でも家来はイヤー
3、家来は仕方ない。でも、魔法刀はムリー
4、その他(自由指定)

女勇者「なんや、女侍、どないしたんやー? やっぱうちの家来は嫌なんかー?」

女侍「いや、そうではない」フッ

女侍「むしろ、その逆だ。私は今日この日、あなた様に会うために生まれてきたのだろう。我が主よ」

女勇者「ホンマにどないしたんや、おい」

女侍「私が何故このような、侍とはまるで無縁の漁港で暮らしていたかと言えば、それはこの混沌とした世の中に嫌気がさしたからだ」

女勇者「なんか頼まれもせんのに語りだしよったで」

女侍「私より強い者でなければ、我が主たる資格なし……。しかして、人の心を汲める者でなければ、それもまた我が主たる資格なし……」

女勇者「生き方に美学を求めるタイプや。侍らしいと言えば侍らしいけど、めんどいと言えばめんどいねん」

女侍「あなた様が家来になれと言うのであれば、私は比類なき忠臣になろう。だが、これだけは忘れないで頂きたーいーのー」ラーラーラー♪

女勇者「いつの間にかオペラになっとるがな。ホンマに侍か、おい」

女侍「あなたが私の期待を裏切った時、あるいはあなたが私よりも弱くなった時。その時は、私は容赦なくその牙をあなたに向け、立場を逆転、あ、させる、させるとおおお」イヨーッ、カポンッ♪

女勇者「ムリヤリ歌舞伎調に変えよったで」

女侍「そういう訳だから、我が主様。これからは私の事を自分の手足のように使ってくれ」

女勇者「さよか? ホンマに仲間やなくて、家来でええんか?」

女侍「無論だ。仲間では給料は出ないからな」フッ

女勇者「最後の言葉でこれまでの流れ台無しやがな、おい」

女剣士「あ……!」シマッタ

女勇者「お前も今気付いたみたいな顔すな、うち結構ショックやがな、これ……」ショボン

女侍「ああ、それと我が主様」

女勇者「なんや?」

女侍「まことに無礼だとは思うが、やはり魔法剣は私の性には合いそうにないのでな。刀一振りで私は生きていきたい」

女勇者「さよかー。ま、相性いうんもあるでな。ええで、刀は何とかしたる」

女侍「それと給料も宜しく頼む」

女勇者「ええで、それも任しとき。ついでに女剣士、お前にも払たる。うちは商売の町生まれの女や。そこんとこはしっかりするで」

女侍「かたじけない」

女剣士「やあん!/// 女勇者様、ステ……」

女侍「!?」

女剣士「」ゲホッ、ゴホッ

女剣士「あ、ありがとうございます、女勇者様」キリッ

女勇者「なんかめんどいのが増えよった気がするで……。大丈夫かいな、これ……」

女勇者「とにかく、そこら辺の詳しい話はちょいと後回しや。早よせんと、魚の鮮度が落ちてまうでな」

女剣士「そうですね。それでは参りましょうか」

女侍「私は我が主様に付き従うのみ。地獄の果てであろうとお供いたします」

女勇者「ほな、移動魔法使て、街へと行くで」

女剣士「はい!」
女侍「御意」

ヒュイン……

【大きな町(街)】

ヒュイン……

女勇者「ほいっと」スタン

女剣士「はいっ」スタン

女侍「よっ」スタン


女勇者「さてさて、あの店は確かこっちやな」トコトコ……

女剣士「いざ、参りましょうか」トコトコ……

女侍「かしこまった」スタスタ……

【鮮烈新鮮海鮮料理店】

ウェイター「いらっしゃいませー、海鮮な三名様ですかー?」

女勇者「せや。全員、漁港から来たばっかりやで」

ウェイター「それではあちらの海鮮なテーブルへどうぞ。今日、海から引き上げたばかりの極上物ですよ」ニコッ

女勇者「ビショビショやないかい! 捨てられてたもん拾っただけやろ、おい!」ドスッ!

ウェイター「あべしっ!」ピプー……

女勇者「ああ、アカン、またやってもーた! ていっ!」ドスッ!

ウェイター「りちちんっ!!」ドサッ……

女勇者「アカン、こいつの存在はうちにとってかなり危険や。ある意味、魔物より恐ろしいがな」フゥ……


女剣士「」
女侍「」

ウェイター「し、死ぬかと思いました……」ピクピク……

女勇者「堪忍な、兄ちゃん。ついやってもーたんや、悪気はなかってん」アセアセ

ウェイター「いえ、お気になさらず……。それよりもお席へどうぞ……」ピクピク

女勇者「研修中とはとても思えへん社畜っぷりや。ただもんやない」

女剣士「あ、あの……女勇者様……。そんな事より……」

女勇者「ああ、せや。兄ちゃん、実は今日はお詫びに来てん。これ、良かったら食べてんかー。獲れたてピチピチのイシダイとサザエや」スッ

ウェイター「あ、ありがとうございます……」ピクピク

女勇者「ちゅうか、さっきのお詫びにこの真珠もやるで。ホンマ、堪忍な、兄ちゃん」ペコリ

ウェイター「はははは……。た、大した事ではありませんから……」ピクピク

女勇者「男前や。ホンマ、ただもんやない」



安価下2
どうする?

1、一応、兄ちゃんの素性を確認しとこかー
2、これ以上おったら、またなんかしそうやがな。店を出るでー
3、折角やし、ちょっとだけ、注文してこかー
4、その他(自由指定)

【外】

\ あ、ありがとうございま……ガフッ /


女勇者「あ、ついに力尽きよったか……」

女剣士「海鮮な生き様の男だったな。名は聞けずとも、この記憶、忘れる事はあるまい」フッ

女侍「良いもののふであった」ウムウム

女勇者「全員、あいつに敬意を払て、今から2分間の黙祷を捧げるで」

女剣士「はい」

女侍「黙祷!」


女勇者「…………」

女剣士「…………」

女侍「…………」

【2分後】

女勇者「」ゴソゴソ

女剣士「?」
女侍「?」

女勇者「」ジャンジャジャーン

女剣士「そろばん?」


女勇者「で、女侍。給料はこんなもんでどや?」パチパチ

女侍「十分です。かたじけない」

女勇者「女剣士はこんなもんやな。ええか?」パチパチ

女剣士「いえ、そんなにも頂く訳には参りません。これで結構です」パチッ

女勇者「うーん。それやとあまりに低いでな……。せめてこんぐらいはもらっとき」パチパチ

女剣士「……いえ、本当にこれだけで結構ですから」パチッ

女勇者「やかましわ。四の五の抜かさずこれだけもらっとき。決めたで」パチッ

女剣士「本当に宜しいのですか? 本音を言えば、確かに嬉しいのですが、しかし、私など給料などなくても結構ですよ。むしろ、貢ぎたい」

女勇者「何の話やねん。おかしいやろ、それ」

【給料決定後】

女勇者「とりあえず、これで良しとして……」

女勇者「せやけど、出費が増えよんな。うち、勇者言うたかて、王国から給料もろてる訳やないさかいな」

女勇者「最初の時にもろた支度金だけやがな。あとは魔物退治の礼金とか賞金首捕まえた時とかの懸賞金で、結局、全部、自分で稼いどるがな、おい」

女勇者「家来が二人出来てもうたし、ちょいと金を稼ぐ必要があるな……」

女勇者「さて、どないしたもんか……」



安価下2
まずは当面困らんぐらいの金を手に入れるでー!

1、女のロマン! 財宝探しやー!
2、国王脅して金をむしりとるでー!
3、カジノで一攫千金やー!
4、その他(自由指定)

女勇者「せやな、女のロマンは財宝探しやっちゅうねん」

女勇者「しかもうちは最強の女勇者やー! この世界の財宝は全部うちの物にしたるっちゅうねん。かかっ」

女勇者「よっしゃ。そうと決めたら、早速行動開始や!」



安価下2
探す財宝の場所を決めてーなー

1、陸
2、海
3、空
4、その他(自由指定)

女勇者「女剣士、それに女侍、行くでー」

女剣士「どちらへ行かれるのですか?」

女勇者「とりあえず銭が欲しいで財宝探しやー」

女侍「財宝ですか。それでどこを探されるおつもりで?」

女勇者「んなもん決まっとるがな。財宝言うたら『一つなぎの大秘宝』やっちゅうねん」

女剣士「『ワンピース』を!?」

女勇者「とりあえず、まずは海賊王になったるで!」ドンッ!!

女勇者「んで、財宝探しつつ、ついでに海を全部征服したるがな。一石二鳥で丁度ええわ。かかっ」

女侍「はあ……」

女剣士「やん/// 女勇者様、カッコいい!」キャーキャー♪

女侍「………………」

女剣士「しまった……! つい!//」

女勇者「それじゃ、まずは船を手に入れる事からやな」

女勇者「どないしよかな……」



安価下2
女勇者の考えー

1、貯金を全部はたいて船を買うでー
2、んなもん、海賊から奪ったればええかー
3、折角だから、一から作らせたろ
4、その他(自由指定)

女勇者「まあ、んなもんは海賊から奪ったればええか」

女勇者「となると、まずはこの街から移動やな。さっきの漁港にでもまた行くかいな」

女勇者「女侍。ちょっと聞くけどな」

女侍「はい」

女勇者「お前、あの漁港に住んどったやろ? そん時、海賊の噂とか聞かへんかったかー? 出来れば大物がええで」

女侍「そうですね……」



安価下3
海賊の噂

1、沖に出てしばらく行ったところの小島が海賊集団の根城になってる
2、王国に認められた大海賊の拠点が漁港からしばらく行った場所にある
3、ここから東に真っ直ぐ進んだ海の真ん中辺りは丁度海賊たちの激戦区
4、その他(自由指定)

女侍「確か、王国に認められた大海賊の拠点が、漁港からしばらく行ったところにあったはずです」

女勇者「は。略奪許可証持ちの腐れ海賊かい」

女侍「お気に召さないので?」

女勇者「あれは海賊言うより商売人やねん。船出す時には貴族や王様から援助金もろて、帰ったら略奪した分の分け前を渡すゆうやつや。株式会社の社長みたくて気に食わへんのや」

女侍「はあ……」

女勇者「海賊やったら独立せいっちゅうねん。しかも狙うのはほとんど非武装の民間船ばかりやで。うちは甘ちゃんも弱い者いじめするやつも大嫌いやねん!」

女剣士「流石、女勇者様! しびれますわー//」キャーキャー

女勇者「よっしゃ。丁度ええ。二度とんな事出来へんぐらいにいてこましたる。燃えて来たでー!」メラメラ

女剣士「勇者! 勇者! キャー!///」パチパチパチ

女勇者「ほな早速行くでー! 移動魔法!」

ヒュイン!!

【漁港】

女勇者「ほいっと」スタン


女勇者「さて、大海賊をどないしていてこましたろかー」

女勇者「女剣士、それに女侍。お前ら、なんかええ考えあるかー?」

女剣士「そうですわね……」

女侍「ふむ……」




安価下3
それぞれの戦略

1、女剣士「拠点の海賊全員を倒すのは無理なので、大海賊本人のみを狙いましょう」(潜入)

2、女侍「船が出港したところを見計らって、まずは拠点を先に落としましょう」(分断、制圧)

3、女勇者「せや! 爆弾バンバン放り投げて混乱したところを一気に落としたろ!」(突撃、力技)

4、その他(自由指定)

女侍「船が出港したところを見計らって、まずは拠点を先に落としたら良いかと」

女勇者「うん。なるほどな。留守を押さえるいうんはええな。向こうの戦力も半分になるし、拠点がある分迎え撃ちやすいわ」

女侍「問題はそれをどうやって実行するかですが」

女勇者「うーん。せやなあ……」

女剣士「そうですわね……」


安価下3
それぞれの戦術

1、女勇者「それぞれ三方向から攻めて、一人残らずふんじばったればええか」(やっぱり力技)

2、女剣士「海賊たちをどこかに閉じ込めてしまえば宜しいのでは?」(誘導、罠)

3、女侍「まずは内通者を作って利用すべきかと……」(寝返り工作)

4、その他(自由指定)

女剣士「海賊たちをどこかに閉じ込めてしまえば宜しいのでは?」

女勇者「せやな。うちらは3人しかおらへんし、それが現実的かいな」

女剣士「それにしても、向こうはどれぐらいの数がいるのでしょうね? それによって閉じ込める場所も考えないといけませんわ」

女勇者「女侍、大体何人ぐらいおるか知らへんかー?」

女侍「噂ですので、あまり当てにはなりませんが、確か……」



コンマ下1
出た数字 × 100人

6400人っすね
ちょいとした町の人口です

女侍「6400人ほどだそうですよ」

女勇者「ちゅう事は拠点の規模も結構でかいな。ちょっとした町ぐらいの大きさがあるんちゃうかー?」

女侍「そもそも、大海賊自体、2個艦隊程の戦力を持ってるみたいなので。大型ガレオン船5隻にキャラック船やガレー船が20隻程です。貴族の称号まで持ってますから」

女勇者「はん。略奪働いて貴族様かい。ますます気に食わへん。徹底的に潰すで」

女剣士「ですけど、それだけの大規模の人数を閉じ込める場所とかってありますの? 拠点の守備に半分ぐらいは残すはずですから、3000人ぐらいはいますわよ?」

女勇者「かかっ。心配せんでも、あるに決まっとるがな」

女侍「ほう。どこに、ですか?」

女勇者「んなもん、拠点ごと閉じ込めたればええねん。拠点なんかもういらへん。船が手に入ればええっちゅうねん」

女侍「はあ……。ですがどうやって?」



安価下2
どうやって閉じ込める?

1、魔物で囲んだれ
2、水を流し込んだれ
3、結界を張ったれ
4、その他(自由指定)

女勇者「水を流し込んだったらええねん」

女侍「水攻めですか……」

女勇者「せや。どうせ拠点なんか魔物対策用に高い塀で囲んどるやろ? あれな、魔物相手にはええけど、人間相手やったら格好の餌食やで」

女勇者「昔、それで悪さしとった貴族の屋敷、女剣士と協力して水浸しにしたったがな。かかっ」

女剣士「天誅ですわー!//」キャーキャー

女侍「この人たち、絶対、敵に回したくない……!」

女勇者「ついでやから、カエルも大量に放り込んだってな。貴族も涙流しながらゲコゲコ泣いとって大合唱やったわ。かかっ」

女剣士「あの夜は月が綺麗でしたわね……//」ウットリ

女侍「すごい怖いんだけど、この人たち……!」

女侍「あの……それで、どうやって水を流し込むおつもりですか?」

女勇者「前の時はうちが水魔法使てやったったけど、今回はちょい規模がでかいでな。うち一人じゃ無理やわ」

女剣士「ですけど、私は魔法が使えませんわ」

女侍「私も魔法は使えないな。私に出来る事は悪を斬る事だけだ」

女勇者「ほなら、どうしよかー……?」



安価下2
女勇者のアイディア

1、ごっつ強い魔法使いを仲間に入れよかー
2、海の魔物に協力させよかー
3、川の水せき止めて、一気に流し込んだろかー
4、その他(自由指定)

女勇者「せや、ええ事思いついたで!」ピコーン

女剣士「なんですの?」

女勇者「剣を突き立てて、地下水噴水させたったらええねん!」ドヤッ

女剣士「やあん!// ナイスアイディーア!」パチパチパチ

女侍「正気か、我が主様……」

女剣士「女勇者様に向かってなんたる口を! 貴様に決闘を申し込む!」

女侍「お前も正気か、目を覚ませ」


女勇者「んなもん、やってみなわからんっちゅうねん。それに、神さんの御加護を受けとるうちなら出来そうな気がするで! とりあえず、こんな感じでどや? うりゃ!!」ズサッ!!

女勇者「手応え、ありや!」


女剣士「//」ドキドキ、ドキドキ

女侍「」ハァ……


シーン………………


女勇者「なんでやねん!」

女侍「いえ、それが当たり前かと……」

女剣士「おかしいですわ!?」

女侍「おかしいのはお前だ。常識で考えろ」

この時、3人は全く気がついていなかったが

女勇者が地面に突き刺した聖剣の波動は

誰にも気がつかれないまま、遥かな地下深くまで、ぐんぐんと、ぐんぐんと伸びていき

やがて竜脈とも呼ばれるガイアエネルギーの一点まで辿り着いた!



山で木の伐採をしていた、木こり(42歳)はその時の事をこう語る

「いんやー、あん時はおったまげただー!」

「ドッコーンいう大きな音さ聞こえただ思たら、漁港の隅の方から水柱がドーン出ただよ!!」

「あれはまんず20メートル近くは上に噴き出してただ!」

「オラ、あんまりにも驚いてな、青龍が飛び出て来ただ、なんて思てな!」

「思わず持ってた斧をポーンよ、ポーン!」

「そすたら、斧が湖の中に入って、拾お思たら女神が出てきて、あなたが落としたのはこの錆び付いた斧ですか? 言ってきただ」

「オラが、そうだけんども、言うたら、そうですか、あなたは正直者ですね、言うてな」

「そのまま湖の中に帰ってっただよ……」グスン

【漁港の隅の方】

ブシュー!! ドーン!!


女勇者「なんやねん、コレー! 嫌やー! 流されるー!」ゴボゴボ!!

女剣士「お、女勇者様! 今、私がこの命に代えてもお助けし……ごふっ!」ブクブク!!

女侍「我が主様! 私に掴まり下さ……ぐはっ!」アップアップ



3人を飲み込んだ水柱は、一挙に津波のごとき濁流へと変わり

そのまま、大海賊の拠点へと一直線に突き進んだ!!

安価下1
大海賊の性別を決めてー

1、男
2、女
3、その他



安価下3
大海賊の性格を決めてー

1、豪胆
2、のほほん
3、躁鬱
4、その他(自由指定)



安価下5
大海賊の武器を決めてー

1、斧
2、魔法
3、拳、蹴
4、その他(自由指定)



安価下7
今更ながらだけど、女剣士、女侍、大海賊の見た目を安価する?

1、する
2、しない
3、その他(自由指定)



【注意】
安価が明らかにずれた場合は、スルーしてその下で決定
ID同一の場合は訂正も受付
連投の安価取りはマナーとしてなしでー

しない、1に任せる

>>160
はいな。じゃあ、今まで通りイメージなしで
それぞれで想像してー

【拠点】


ゴゴゴゴゴゴ……


海賊A「おい、何だよ、この音……」

海賊B「つーか揺れてないか? 地震……?」


\ 逃げろっ!! 津波だ!! /

\ 逃げろっ!! 逃げろっ!! 逃げろーっ!! /


海賊C「いい!?」

海賊D「ヤバイぞっ!! 退避!! 退避ーっ!!」

海賊E「急げ!! 逃げろっ!! 逃げろっ!!」ダダダダダッ!!

海賊F「走れ! 走れーっ!!!」ダダダダダッ!!

【拠点内、船長室】

バタンッ!!

副船長「お頭! 津波です! 逃げて下さい!!」

女大海賊「あら? 津波?」

副船長「はい! もう、すぐそこまで!! お頭、早く!!」

女大海賊「ダメよ、慌てちゃ。この世に慌てるような事なんて何一つないんだから」ニコッ

副船長「そんなん言ってる場合じゃねーんですよ! 早くして下さい!」

女大海賊「私はいいわ。それよりも他の船員たちを逃がしてよ」

副船長「ダメですよ! まずはお頭が逃げないと!!」

女大海賊「相変わらず融通がきかないのね……」ハァ……

副船長「融通とかそんな問題じゃないんでさあ!」

女大海賊「わかったわ。それじゃ、このお茶を飲んでから仕度するから、ちょっと待ってて」プンプン

副船長「あんた、アホか!! 一刻を争ってるんだよ、こっちは!!」

女大海賊「アホとは何よ、アホとは。アホって言う方がアホなのよ」プンプン

副船長「子供かよ!!」


メキョッ!!


副船長「うおっ! まずい! もう水が!! ドアが破られる!!」

女大海賊「あらあら、大変」アハハッ

副船長「何がおかしいんだ! このアホっ!!」

女大海賊「だから、アホじゃないってさっきか……」



ドドドドド、ザッパーン!!!

コンマ下1(1の位)
女勇者、女剣士、女侍のその後ー

0、1 → 3人とも無傷
2、3 → 女勇者だけ無傷、他の二人はヨロヨロ
4、5 → 女勇者だけ無傷、他の二人は気絶
6、7 → 3人とも気絶
8、9 → その他(自由指定、安価下4)



コンマ下2(1の位)
拠点の被害状況

0、1 → 拠点ごと跡形もなく海に押し流された
2、3 → 拠点はボロボロで残ってるけど、海賊は全員気絶
4、5 → 拠点は半壊、海賊の7割が気絶
6、7 → 拠点が水浸し、海賊の3割が気絶
8、9 → その他(自由指定、安価下6)

【津波の瞬間、船長室】

ドッパーン!!!

副船長「助け……! 流され……!!」ゴボゴボ!!


女大海賊「あらまあ」



大量の水が船長室に流れ込んだ瞬間

女大海賊は持っていたティーカップを机の上に置き、立ち上がった

彼女の一連の動作はこの上なく流麗且つ緩やかに行われた様に副船長は感じたが



水が船長室に洪水の如く流れ込んだ刹那に、全ての行動がされた事に疑いの余地はなく

それは副船長が己の危機に瀕して、体感時間を限りなく圧縮し

自らの時を止めるに等しい状態に置く事でしか、女大海賊の動きを目で捉える事が出来なかった事に起因する

つまり真相は


女大海賊「」アハハッ

女大海賊「せあっ!!!」


ドンッ!!!


洪水の如く流れ込んだ水さえも吹き飛ばす程の、神速の蹴りである!!


副船長「た、助けてー!!」ヒューン!!







 

【四年前】

女大海賊「」フゥゥ……

女大海賊「」アハハッ

女大海賊「せやっ!!!」



女大海賊、21歳、冬


己のプロポーションと色気に限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果

彼女が辿り着いた結論は

ダイエットだった


120キロを超える体重、それを自分なりにどうにかしようと思い立ったダイエット方法が

一日一万回

笑いながらの、正拳突きと後ろ回し蹴り


気を整え

笑って腹筋を鍛えつつ

構えて

突く! 蹴る!


一連の動作を一回こなすのに、当初は6秒

一万回終わらすのに、初日は18時間以上を費やした

終われば倒れる様に眠る。起きたらまた再開するの繰り返し

そんな日々を2年ほど過ごした頃、異変に気付く

一万回こなしても、まだ日が暮れていない

齢23を越えて、才能が完全に羽化する!

笑いの正拳突きと後ろ回し蹴り、一時間を切る!!

代わりに、友達とお茶する時間が増えた


体重が45キロになった時、女大海賊の拳と蹴りは



女大海賊「せやぁっ!!!」

パンッ!!



音を置き去りにした!!


天才武闘家が誕生した瞬間である……







 

【現在、海上】

女勇者「」ブクブク、ブハッ!!

女勇者「あー、もう、たまらんがな! ひどい目に遭うたわ」フーッ

女勇者「ちゅうか、女剣士と女侍はどこや!? アカン、探さんと!」


女剣士「」ブクブク、ガハッ!!


女勇者「ああ! 良かったでー! 女剣士無事やったんやな!」パアッ

女剣士「は、はい……! 女勇者様こそ無事で良かったですわ!//」

女勇者「あとは女侍や! あいつはどこや!」


女侍「」ブクブク、ゴホッ、ゲホッ!!


女勇者「良かったがな! よく無事でおったな! ホンマ良かったでー!!」パアッ

女侍「お、女勇者様こそ、よくぞご無事で……」ハァハァ……

女勇者「ちゅうか、よう見たら、そこら中溺れとる海賊だらけやないかい」キョロキョロ

女侍「幸いというか、なんというか、拠点ごと海に押し流されたようなので、そこら中に木片が浮いてて、助かりますが……」

女剣士「彼らも海賊である以上、泳げないなんて事はないでしょうから、多分、全員大丈夫でしょう」

女勇者「せやな。……にしても、拠点を包囲するつもりが全破壊やがな。ホンマに徹底的に潰してもうたわ」

女剣士「有言実行してしまう女勇者様、ステキですわ//」

女侍「危うく死にかけましたが……」ジトッ

女勇者「それは堪忍してーや! うちかて、こんな事になるなんて思とらへんかったんや。ホンマやで」

女侍「まあ、私も確かに信じてませんでしたけどね……」ハァ……


女侍「とにかく、女勇者様。今後は迂闊な行動は避けて下さいね。改めて女勇者様の凄さがよくわかりましたので……」

女勇者「二人とも、ホンマ堪忍な。許してやー……」ショボン

女剣士「女侍! 女勇者様が落ち込んでしまったではないか! 今すぐ責任を取って切腹せよ!」

女侍「モンスターペアレントか、あんたは。擁護し過ぎだ」

安価下2
女勇者たちのこの後の行動

1、今の内に船を強奪
2、何はさておき、陸に上がろう
3、女大海賊を探す
4、その他(自由指定)

女剣士「とにかく、女勇者様。今の内に船を奪ってしまいましょう。今が絶好の機会ですわ」

女勇者「なに言うてんねん、女剣士。今の状況なら船なんかいつでも奪えるがな。それよりも女大海賊を先にいてこましたるでー!」

女剣士「やあん// 勇ましいですわ!」

女勇者「女侍、お前かて女大海賊と一戦交えたいやろ? うちについてき!」

女侍「ははっ! この刀の錆びに……あっ、私、今、刀がない」ガクン

女勇者「ああ、そういや、そやったな。ならしゃーないかー……。うーん……」


女勇者「よし、決めたで。女剣士、お前は船をとりあえず奪ってき。どうせなら一番ええ船を奪ってきーよ」

女剣士「はい! 女勇者様の為に、立派な船を奪ってきますわ!」

女勇者「それで、女侍。お前は刀を探してき。こんだけごつい拠点やったんや。武器庫の1つぐらいあったやろ。流されたそれを探し出して、そん中から好きなの選んでき」

女侍「主様のご命令とあらば!」

女勇者「んで、うちは女大海賊を探してのしたるがな。かかっ。それじゃ、行動開始や! 行っくでー!」

女剣士「はいっ!」

女侍「はい!」



安価下2
誰の行動を追う? ちなみに選択されなかったキャラの行動は、安価じゃなくてコンマになるよ

1、女勇者
2、女剣士
3、女侍
4、女大海賊
5、その他(自由指定)

安価下2
誰の「気になるあの子」?

1、女勇者
2、女剣士
3、女侍
4、女大海賊
5、その他(自由指定)

安価下2
女大海賊の「気になるあの子」を決めて

1、王子
2、商人
3、遊び人
4、その他(自由指定)

安価下2
王子の性格を決めよう

1、優しい
2、型破り
3、素直
4、その他(自由指定)



安価下4
王子の強さを決めよう

1、まあまあ
2、激弱
3、けっこう強い
4、その他



安価下6
王子の居場所を決めよう

1、王宮
2、漁港
3、拐われて牢屋
4、その他(自由指定)

温和にして諂わす勇にして驕らず

1

ちょいややこしなったので整理


性格→優しい

>>193は性格なのでスルー
なので、>>194が強さの安価

強さ→まあまあ

その下2が居場所の安価になるので

居場所→漁港


これで進めます

【少しだけ時をさかのぼって、漁港】

ドドドドド……ザッパーン!!


町人A「おい、何だよ、あれ! 津波!?」

町人B「真っ直ぐ、女大海賊の拠点に向かってったぞ! まずくないか!?」


王子「何だと!?」



安価下2
王子の状況を決めて

1、漁港の視察に来た(家来つき)
2、お忍びで町の様子を見に来た(一人)
3、女大海賊に会いに来た(家来つき)
4、その他(自由指定)



安価下4
王子と女大海賊の関係を決めて(気になるあの人、なので恋人、愛人、セフレ以外)

1、知り合い程度
2、結構仲がいい
3、実は両想い
4、その他(自由指定)

王子「女大海賊が心配だ! それに海賊たちも!」

王子「すぐに助けに行かなくては!」



安価下2
王子の選択

1、まずは屯所に向かい、兵士や救護兵を連れていくぞ!
2、そこらにいる者たちに呼びかけ、人員を集めるぞ!
3、すぐさま向かうぞ!
4、その他(自由指定)

王子「そこの者たち!」

町人A「?」
町人B「?」
町人C「?」

王子「海賊たちを救助に行くぞ! 男も女も皆でだ!」



コンマ下1
集まった人数を決めてー(人数が多いほど、王子の統率力、魅力、王者の資質が高くなるよ)

町人A「俺は行くぞ!」

町人B「……海賊だしな。悪いがほっとくよ」

町人C「…………」スタスタ……



王子「結局集まったのは11人だけか……。不甲斐ないが仕方ない」

町人たち「ほら、なにやってんだ、そこの兄さん! さっさと助けに行くぞ! 善は急げってやつだ!」

王子「すまない。急ごう!」タタタッ

町人たち「それっ!」タタタッ

【元船長室】

女大海賊「あらあら、服にちょっとだけ水がかかっちゃったわ」

女大海賊「私もまだまだね//」テヘッ

女大海賊「それにしても津波だなんて運が悪かったなー。拠点、流されちゃったし」

女大海賊「ああ、そうそう。手下たちはどうなったんだろ?」キョロキョロ

女大海賊「ふくせんちょー! いないのー?」

女大海賊「ふっくせんちょー!」

女大海賊「なんだか、ピーターパンの船長さんみたいー」アハハッ

女大海賊「って笑ってる場合じゃない? ひょっとして」

女大海賊「とりあえず、手下たち全員海に流されちゃったみたいだし、助けに行こっと」

女大海賊「えっと、なんか丁度いいものは……」キョロキョロ

女大海賊「この柱でいっか」

女大海賊「よいしょっと」バキッ

女大海賊「で、この柱を海の方に投げて」ブンッ!!

女大海賊「飛び乗って移動っと!」ピョーン、スタッ


ビューン!!


女大海賊「風が気持ちいい!」アハハッ



こうして、女大海賊を乗せた柱は、海の方角にぐんぐんと飛んでいき、そして……



コンマ下1(1の位)
柱の落ちた場所

0、1 → 岸近くの海へ(女勇者と遭遇)
2、3 → 船の近くへ(女剣士と遭遇)
4、5 → 拠点が沈んだあたりへ(女侍と遭遇)
6、7 → 誰にも会わず(手下の救助)
8、9 → 安価下3(自由指定)

【拠点が沈んだあたり】

女侍「ふむ……。このあたりか。少し潜ってみるとしよう」ゴボゴボ


女侍(む……泳ぎは得意なのだが、服を着たままだから相当泳ぎにくいな)スイッ、スイッ

女侍()キョロキョロ……

女侍(うむ、あったぞ。発見した)

女侍(……しかし、綺麗に沈んだものだな。拠点の原型をほとんどとどめている)スイッ、スイッ

女侍(恐らくは、地盤が緩かったのと拠点の土台がかなりしっかりしていた事が原因だろう)スイッ、スイッ

女侍(これなら物は探しやすいな。武器庫はどこだ……?)キョロキョロ



コンマ下1
女侍の息継ぎ時間

0、1 → かなり潜っていられるので、武器庫も無事発見。中に
2、3 → 武器庫は見つけたけど、そこが限界。一度浮上
4、5 → 武器庫見つけられず。一度浮上
6、7 → 魔物と遭遇
8、9 → 安価下2(自由指定)

女侍(あった、ここが武器庫だ)

女侍(都合の良い事に、扉も壊れている。これなら入れるぞ)

女侍(……が、探索している程の余裕はないな。泳ぎにくい分、浮上まで時間がかかる。ここは一度息継ぎをしなければなるまい)

女侍(場所はわかったのだから、焦る事もないだろう。ここは一旦上がる)スイッ、スイッ

女侍(あった、ここが武器庫だ)

女侍(都合の良い事に、扉も壊れている。これなら入れるぞ)

女侍(……が、探索している程の余裕はないな。泳ぎにくい分、浮上まで時間がかかる。ここは一度息継ぎをしなければなるまい)

女侍(場所はわかったのだから、焦る事もないだろう。ここは一旦上がる)スイッ、スイッ

二重送信、失礼

【一方、海上では……】

ビューン!!

ザッパーン!!

女大海賊「はいっと」ピョイーン、クルクル

女大海賊「気功の極意! 軽気功!!」アハハッ!!

フワッ……



軽気功

それは通常の気功、つまり硬気功とは対となる気功

硬気功が体を鋼のごとき硬さに変える気功なら

軽気功は体の重さを消し去る究極の気功

これを使えるのは世界広しと言えど、女大海賊のみ!


彼女の今の体重は

実に、1グラム以下!


即ち、木の葉が水に浮かぶのが当然のように

彼女の体もまた水に浮かぶのが当然!



女大海賊「あら?」ピチャッ

女大海賊「ちょっと投げる場所がずれたのかな? 少し移動しなきゃ」ピチャッ、ピチャッ



まるで地上の様に水面を自由に歩くその様は……

ザワザワ……ザワザワ……


異様! 異常! 異形!

……圧倒的異様!!

女侍「」ブクブク、プハッ!!


女大海賊「あら?」ピチャッ……

女大海賊「こんなところに人いたのね。あなた、大丈夫?」

女侍「な!? み、水の上に浮かんでいるだと!?」

女大海賊「…………」チャプ

女侍「貴様、一体何者だ!?」

女大海賊「……それはこちらのセリフ……なのかな? 私の軽気功を知らない手下がいる訳ないもの」

女侍「軽気功……!?」

女大海賊「ま、それは置いといてさ」

女侍「…………!」

女大海賊「一応先に言っとくけど、また持ってきちゃダメだよ」

女侍「……知っている。というか、それは言う必要があったのか?」

女大海賊「え、だって言わないと、ほら、アレだし」

女侍「アレ?」

女大海賊「うん。アレ。何て言うか忘れちゃったから、それ別にもういいんだけど」

女侍「そうか……」

女大海賊「で、話を戻すけど……あっ! 今思い出した! 話の蒸し返しってやつ!」キャイキャイ

女侍「グダグダではないか、お前の話は。子供か!」

女大海賊「違うよ! 私、子供じゃないもん! バカにしないでよ、もう!」プンプン

女侍「子供か!」

女大海賊「あんまり酷い事言うと、王子様に言いつけちゃうよ!」プンプン

女侍「子供か!」

女大海賊「王子様と私、スッゴク仲がいいんだから。ホントだからね。羨ましいでしょー?」

女侍「子供か!」

女大海賊「それで、あなたは一体ここで何してたの? 何者かな?」

女侍「人に名を尋ねる時は、まずは自分から名乗るのが礼儀だろう」

女大海賊「あ、そうなの? えっと、私の名前は女大海賊よ」

女侍「ほう……」キランッ

女大海賊「なんか急に目が変わったね。闘気まで出しちゃってさ」アハハッ

女侍「わかるか。流石は名高いだけの事はある。実に面白い」ウズウズ

女大海賊「超ウケるー」アハハッ

女侍「いや、そういう面白いではない」

女大海賊「あ、そうなの?」

女侍「」コクン

女大海賊「えへっ//」テヘペロ

女侍「キャラが訳わからんな、こいつ……。だが、腕は本物のはず……!」ギラリ

女大海賊「?」

女侍「私は女侍という。一つ手合わせ願いたい……!!」キラーン

女大海賊「別にいいよ?」



コンマ下1
一応、まあ、勝敗を決めて……うん……

00    → 女侍の勝ち
01    → 引き分け
02    → 武器を取りに一旦潜水
それ以外 → 女大海賊の勝ち

女侍「それでは、いざ尋常に勝負!」キラーン

女大海賊「ん……? いいの、そのままで? 陸に上がって勝負してあげてもいいけど?」

女侍「構わぬ」

女侍「そもそも、戦場において万全な態勢と言う方が珍しいのだ。だが、だからと言って敵が容赦してくれる訳でもなし」スッ……

女侍「刀もなく、足場もなく、服は水を吸って鉛のように重く、ずっとその状態のまま泳ぎ続けていたので体力もかなり消耗しており、そして目の前には恐らく過去最強の敵!」

女侍「つまり!」

女侍「絶好の戦場という訳だ!」ドンッ!!


女大海賊「ふーん。カッコいいわね、女侍さん」アハハッ

女侍「ふ」

女大海賊「せいっ!!」

ドンッ!!


女侍「あーれー!!」ヒューン……


女大海賊「お星様になーれ」アハハッ


キラーン!!

【一方、その頃、巨大ガレオン船では……】

女剣士「んしょ、んしょ」ヨジノボリ

女剣士「はいっと」スタン

女剣士「んー、疲れましたわー……」フゥ……

女剣士「服が水を吸って、重くて重くて……」

女剣士「おまけにライトアーマーとはいえ、この鎧も……」

女剣士「鎧を外して、服をちょっと絞りましょ」カチャッ、ドサッ

女剣士「よいしょっと」ギュッ、ザバー……


海賊A「んん? 誰だ、そこにいるのは?」

海賊B「どうした? 誰かいるのか?」


女剣士「しまった、人がいたんですのね! まずいわ、どうしましょう!」アセアセ



コンマ下1(1の位)
女剣士の判断

0、1 → 隠れる
2、3 → 別の場所に逃げる(船内)
4、5 → 戦う
6、7 → 誤魔化す
8、9 → 安価下3(自由指定)

女剣士「こうなったら戦うしかありませんわ」チャキッ


海賊A「おい、一体、誰だ? そこでな」

女剣士「消えなさい」シュパッ!!


海賊A「ぐはっ!!」ドサッ……


海賊B「おい、ど」

女剣士「眠りの国へと!」ズバッ!!


海賊B「がふっ!」ドサッ……


女剣士「不運。それもまた貴方たちの運命」チンッ



コンマ下1
戦いの音

0、1 → 誰にも気付かれなかった
2、3 → 少人数だけど、気付かれた
4、5 → 船に乗っている全員に気付かれた
6、7 → そもそも、この船に乗っていたのはさっきの二人だけ
8、9 → 安価下3(自由指定)

コンマ下1
あと何人乗っているか決めて。出た数字。

ただし、ゾロ目の場合は100人だよ

【船室A】

海賊C「おい、なんだ、今の音は!?」

海賊D「敵襲か!?」

海賊E「くそっ! こんな時に!」


【船室B】

海賊F「野郎共! 敵だ!!」

海賊G「武器を取れ! 戦闘だー!!」

海賊H「やっちまえー!!」

海賊I「潰してやる!」


ウオオオオオオオ!!!


ガチャッ、バタンッ!!

ガチャッ、バタンッ!!



【マスト】

海賊J「敵だー!! 敵だー!!」

海賊K「敵襲だぞー!!」


ダダダダダダダダダッ!!



【甲板】

女剣士「くっ! 迂闊!」チャキッ

女剣士「だが、敵はそれほど多くはない! ならば、全員、斬りふせるのみ!」ドンッ!!

【食堂】

海賊L「甘い物を食べても、頭を使えば太らないんですけどね」パクパク

海賊M「可愛い女の子に踏まれたいー!//」

海賊N「私は今、食堂にいます」チョキチョキ

【再び甲板】

ウオオオオオオオ!!!


女剣士「よかろう。来るなら来い!」チャキッ


海賊O「いたぞ、こっ……///」ドキッ

海賊P「おっ……///」ドキッ

海賊Q「うはっ……///」ドキッ


女剣士「どうした……? 来ないのか?」


海賊R「いや、姉ちゃん、ずいぶん色っぽい格好してるな//」

海賊S「服が濡れて下着が透けてるぜ//」


女剣士「え? ええ!? あ///」カアッ

女剣士「いやー!!/// 見るなー!!///」


海賊T「見るな、言われても、姉ちゃんから見せてるんだからそら仕方がな」

女剣士「貴様ら、許さん/// 最終奥義っ!!!」ゴゴゴゴゴ……!!!


海賊U「いいっ!!?」
海賊V「なっ!!?」
海賊W「げっ!!?」
海賊X「うおっ!!?」


女剣士「究・極・斬・鉄・剣!!」シュパッ!!!



スパッ……!!!



海賊C「そんなっ……!!」

海賊D「馬鹿なっ……!!」

海賊E「巨大ガレオン船が……!!」

海賊F「真っ二つに……!!」

海賊G「嘘だろ……!!!」

海賊H「有り得ない……!!!」


女剣士「貴様らの命運もここまでだ。海の藻屑となれ」チンッ


海賊集団「がはっ!!」ドサッ、ドサッ、ドサッ…………



女剣士「ふんっ。乙女の下着姿を見た罰よ。もうっ!///」

女剣士「脱出っと!」ピョーン!!



\ あー!! 鎧、忘れたー!! /

【一方、その頃、海岸では……】

女勇者「あー、もう、お前らホンマなんやねん! こんだけおって、炎魔法が使える奴が一人もおらんってどういう事やねん!」

海賊A「す、すみません……」

女勇者「早よ、温まらな、風邪引くがな、ほいっ。炎魔法!」ボーッ!!

海賊B「あー、あったけー//」

海賊C「ありがとうございます!」

海賊D「助かります!」

女勇者「ええねん。それより、誰か鍋を持ってき。浜鍋でも作ったるがな。こういう時は体の中から温まらなアカンて」

海賊E「鍋ですか! いいっすね、わかりました!」

女勇者「あと、怪我しとるやつはおらへんかー? うち、多少なら回復魔法使えるで、治したるで」

海賊F「あ、確か何人か向こうに。すぐ呼んできます!」

女勇者「あと、元気な奴はそこらから、薪でも拾ってきーよ。炎魔法も限界あるでな」

海賊G「あ、じゃあ、俺が行きます!」

女勇者「魚とれる奴は魚取ってくるんやで。鍋にぶちこんだるっちゅうねん。かかっ」

海賊H「へい! じゃあ、俺が!」

女勇者「他の奴らの救助も急ぎーよ! そっちのが優先やでー!」

海賊I「わかっとりやす、姐御!」

海賊J「合点承知でさあ!」



王子「……あ、なんか我々の出番がない」

町人一同「とりあえず、救助はもう必要ないみたいだし、俺たちは調味料とか持ってきて、鍋の準備でもするか……」タタタッ

王子「あ、行ってしまった……」

王子「……私はどうしよう?」オロオロ



安価下2
王子の判断

1、女大海賊が見当たらなくて心配。探そう
2、というか、何で女勇者がここに? 話しかけてみよう
3、いや、理由など今はいいか。私も多少なら回復魔法を使える。手当てを優先しよう
4、その他(自由指定)

王子「女大海賊が見当たらないのが、少し心配ではあるが……」

王子「だが、あいつの事だ。津波ごときで死ぬような事は絶対にないだろう」

王子「女勇者がどうしてここにいるかはわからないが、今は私も負傷者の救助にあたろう」

王子「他の事は後回しだ」タタタッ


王子「私も、回復魔法を多少は使える! 怪我人はこちらに!」

海賊A「お、そりゃありがたい!」

海賊B「おーい、こっちの兄ちゃんも回復魔法が使えるってよ! 怪我したやつらはこっちに来な!」

海賊C「どこのどいつだか知らねえが、兄ちゃん、ありがとな。恩に着るぜ」

王子「礼などいいさ。人として当然の事だ。それより、怪我がひどい者から、こちらに並んでくれ。みんなを誘導してくれるか?」

海賊A「おうよ、任せときな!」



安価、下2と下4
一周したので、追跡をリセット
誰の行動を追う? 二人選んで
他の人は安価じゃなくてコンマに変わるよ

1、女勇者
2、女剣士
3、女侍
4、女大海賊
5、その他(自由指定)

【海上】

女大海賊「」トコトコ


海賊A「あ、お頭!」

海賊B「お頭だ!」

海賊C「お頭が助けに来てくれたぞ!」


副船長「お、お頭ー!」


女大海賊「あら、副船長。こんな所にいたの? 探したのよ」

副船長「あんたが吹き飛ばしたんだろ! アホか!」

女大海賊「またアホって言ったー! 違うって言ってるのに! 泣いちゃうよ!」

副船長「子供かよ!」

女大海賊「とにかく、あなた達はこの船に乗りなさい。さっきそこから引っ張ってきたから」

海賊A「へい!」

海賊B「ありがとうございます!」

海賊C「みんな、乗り込めー!」

海賊たち「ういっす!」



【船の上】

女大海賊「さてと……これで全員助け終わったみたいね」

副船長「俺達が最後でしたか」

女大海賊「うん、そう。ここが一番遠かったから。他の皆も救助にあたってて、助かったわ」

副船長「そうですか……。しかし、拠点はもうなくなっちまいましたね……」

女大海賊「みたいね。海の底。後で宝物庫を回収しとかないとまずい?」

副船長「まずいですよ! なに言ってんすか、アンタ!」

女大海賊「じゃあ、そうさせるとして……後はどうしよ?」

副船長「お頭、アンタでしょ! アンタが決めなくてどうすんの!」

女大海賊「あ、やっぱ私が決めるんだ。でも、もうクッチャクチャになっちゃったし、なんかめんどくさくなってきちゃって」アハハッ

副船長「笑い事じゃねーんですよ! てか、何がおかしいの、アンタ!」



安価下2
女大海賊の判断

1、冗談抜きで、もう海賊団を解散しちゃう?
2、とりあえず津波の原因を調べましょっか?
3、拠点立て直しの為に、王様に資金援助をお願いする?(女大海賊が仲間にならないのが確定)
4、その他(自由指定)

女大海賊「とりあえず、津波の原因を調べましょっか?」

副船長「原因ですか」

女大海賊「そう。だっておかしいじゃない。津波は海から来るものなのに、あれ、陸の方から来たわよね?」

副船長「ええ、そう言われてみれば確かに……」

女大海賊「その原因が何か調べてからじゃないと、どうするかなんて決められない気がするし」

副船長「まあ、確かに」

女大海賊「それに、手下じゃない女がいたのよね。拠点の沈んだ辺りにさ。何しに来たかはすっかり聞き忘れて蹴り飛ばしちゃったけど」アハハッ

副船長「だから、何がおかしいの、アンタ! 結構、重要なミスじゃねーですかい、それ!」



安価下2
女侍ってどうなった?

1、山まで蹴り飛ばされた
2、海岸まで蹴り飛ばされた
3、船まで蹴り飛ばされた
4、その他(自由指定)

安価下2
船まで飛ばされた女侍の状態

1、気絶
2、ヨロヨロ
3、元気
4、その他(自由指定)



安価下4
船ってどんな状態?
1、女剣士がぶったぎって真っ二つ(女剣士と合流)
2、女剣士が新しく乗っ取った船(女剣士と合流)
3、全く関係ない船(一人)
4、その他(自由指定)

【巨大ガレオン船】

海賊A「なめるなー! てりゃ!」ブンッ

女剣士「遅いわ」スッ

海賊A「くっ! だがま」

女剣士「いいえ、もう終わり」シュパッ!

海賊A「ぐわっ!」ドサッ……


海賊B「ちくしょう! やってやる、やってやる! 女ごときに負けてたまるか!」ビュン!!

女侍「甘い」パシッ!

海賊B「真剣白羽取り!?」

女侍「話にならん。出直して来い!」ケリッ!!

海賊B「ごふっ!」ドサッ……


女剣士「よし。これで海賊たちは全て片付けたわね」チンッ

女侍「そのようだな」スッ

女剣士「それにしても、貴女、なかなかタフですわね。空中から飛んできたっていうのに、もうピンピンしているし……」

女侍「実はこんな事もあろうかと、先程、薬草を食べておいたのだ」ドヤッ

女剣士「いえ、おかしい。薬草にそこまで即効性はないのに。ていうか、薬草は傷にあてるものなのに、食べてしまったの!?」

女侍「意外と苦いものだな」

女剣士「別に感想はいらないですわ」

女剣士「まあ、何にしろ助かりましたわ。おかげで船が簡単に奪えましたし」

女侍「ふむ。見事に任務を果たされたか。それは上々なのだが、私の刀はどうしたものかと」

女剣士「海賊たちが持ってた刀ではダメなのかしら?」

女侍「あれは円月刀であったりダガーであったりと、私にはどうにもしっくりこない。やはり侍の魂は刀なのだ」

女剣士「薙刀とかはどうかしら? 似合いそうですけど」

女侍「薙刀も使えない事はないが、やはり刀がいいな。それよりも、女剣士殿。その鎧は一体? いつの間に代えたのだ?」

女剣士「ええ……。少し込み入った事情があって、そこらに置いてあったものを……」ズーン

女侍「?」

女剣士「ですが、やはり私もきちんとしたライトアーマーが欲しいですわね。貴女、確か、武器庫の場所は把握してましたよね?」

女侍「無論だ。ならば今から参るか?」

女剣士「そうですわね……」



コンマ下1(1の位)
女剣士の選択

0、1 → 行く
2、3 → 行かない
4、5 → 女侍だけ行く
6、7 → 女勇者が気になる
8、9 → 安価下3

女剣士「いえ、やめておきましょう。まずはこの船を確実に手に入れる事の方が大事ですわ」

女侍「ふむ……。確かに一理ある。わかった、ならばそうしよう。奪い返されてはたまらんからな」

女剣士「まずはこの船にいた海賊たちを全員ボートで下ろして」

女侍「その後、誰にも見つからぬところに隠しておくのだな」

女剣士「そうですわね。特に、貴女が戦ったというあの女大海賊。彼女に見つかったらきっとひとたまりもありませんわ」

女侍「そうだろうな。あの強さは異常だ。恐らく、私とお前の二人がかりでも……いや、ひょっとしたら我が主様を加えた三人がかりでも倒せれぬかもしれぬ」

女剣士「いいえ、そんな事は絶対に有り得ませんわ」キッパリ

女侍「む……。何故、そう言いきれる?」

女剣士「だって、女勇者様は最強ですもの///」キラキラ

女侍「…………そうか」ハァ……

女侍「とにかく、私たちは私たちの任務に集中するとしよう。あまり時間はかけたくない」

女剣士「そうですわね。では早速、私はボートを何艘か用意してきますわ」

女侍「それでは私はそこらに倒れている海賊たちを甲板に集めておこう。彼らが傷の手当ても出来るよう、薬も探しておく」

女剣士「頼みましたわよ」タタタッ

女侍「任せておくがよい」タタタッ

コンマ下1
この後の展開を決めてー

0、1 → 作業中、思わぬ物を発見
2、3 → 作業は何事もなく終了。だけど船を移動させようとしたところを副船長に見つかる
4、5 → 最悪。船を移動させようとしたところを女大海賊に見つかる
6、7 → 作業も移動も無事終了。船は少し離れた小島へ
8、9 → 安価下3

【倉庫】

女侍「しかし、流石に大型ガレオン船だけあって広いな……」

『大型ガレオン船の収容人数は約450名』

女侍「薬とかは一体どこにあるのだろうか?」ゴソゴソ

女侍「ここではないか……。ここにはロープや木材などの応急措置ばかりだ。ならば隣の倉庫に行ってみるか」



【隣の倉庫】

女侍「む」ガチャッ、ガチャッ

女侍「鍵がかかっているな……」

女侍「誰かまだ海賊が潜んでいたか?」

女侍「ならば突き破るのみ!」スッ

女侍「刀がなくともこれぐらいの扉……開けるのは容易い! 牙突!!」ダダダダダッ

『無式!』


バキッ!!


女侍「ふ……」

女侍「さて、ここには何が……なにっ!?」

ピカーッ、ピカーッ!!

女侍「宝石の山だと!?」

女侍「これは……すごいな。一生遊んで暮らしてもお釣りがくるぐらいはあるぞ」

女侍「女勇者様もさぞや喜ぶであろう。刀は手に入らなかったが、これは私の良き手柄だな」ウムウム

女侍「ならば、後はこの船をしっかり守るだけだ。どこかの小島に隠した後、女勇者様と合流しよう」

女侍「もっとも、女勇者様が無事であればの話だが……やはり心配だな」フゥ……

【一方、その頃、海岸では……】

女勇者「よっしゃ。こんで怪我人は全員治ったな。さあ、女大海賊をいてこましに行くでー!」メラメラ

女勇者「ちょい、そこの兄ちゃん。女大海賊がどこにおるか知らへんかー?」



コンマ下1(1の位)
話しかけたのは誰?

0、1、2 → 王子
3、4、5 → 海賊
6     → ニューキャラクター
7、8、9 → 安価下3(自由指定)

一応ググった


海士(かいし)-海上自衛隊における階級名

海士(あま)-海人(漁師)

海士(あま)-古代の部民(海部)

海士(あま)-能の演目の1つ


航海士でいいかな?



安価下1
航海士の性別を決めて

1、男
2、女
3、その他



安価下3
航海士の性格を決めて

1、ワイルド
2、ナイーブ
3、チキン
4、その他(自由指定)



安価下5
航海士の武器を決めて

1、槍
2、弓
3、モーニングスター
4、その他(自由指定)



安価下7
航海士の強さを決めて

1、弱い
2、そこそこ
3、強い
4、その他(自由指定)

海士さんって俺海に潜る漁師のつもりたったんだがな

>>271
ああ、ごめん。てっきり航海士かと思ってた
ID違うけどまあいいや
海士だとイメージがわかないんで、悪いけど『漁師』にして、『航海士』→『漁師』にしたまま安価続行

安価なら↓

一応、整理

女漁師
性格→ワイルドで暑苦しい
武器→銛
強さ→女勇者ほどではないが強い


あと人も少なくなってきたみたいだし、試しに安価近くして、選択肢をなくすから、ヨロで

女漁師「あん? なんだい、アンタ? 兄ちゃんってひょっとしてアタシに言ったのかい?」クルッ

女勇者「わちゃ。姉ちゃんやったんかい。堪忍な、後ろ姿やったさかい、間違えてん。ホンマ、ごめんな」

女漁師「ああ、まあ、髪短いし、背が高いし、こんな格好だからね。後ろからだとよく間違えられるからそれはいいさ」ボインッ

女勇者「前から間違えられる事は有り得へんな。むっちゃ巨乳や。羨ましい」

女漁師「そういうお嬢ちゃんも結構あるじゃないか。どれ」ムギュ

女勇者「うぎゃー///」

女勇者「いきなり何すんねん!// 失礼やろが!」パシンッ

女漁師「ぐあっ!」

女勇者「全くホンマ何やねん//」

女漁師「あいたた……。ちょいとからかっただけだよ。叩く事ないじゃないか」

女勇者「あるわ、ボケー! なめとったらいてこますで!」

女漁師「なんだい、アンタ。私とやろうってのかい。そういうつもりだっ」

女勇者「でりゃ!」バシコンッ

女漁師「ぐあっ!」

女勇者「はん! うちはなめられるのは嫌いやー! やる気やいうなら徹底的にやったるでー!」ゴゴゴゴゴ……

女漁師「なんなのさ、この子! 怖い!」ビクッ

女勇者「で、どや? やるんかい、やらんのかい? はっきりしーやー!」ゴゴゴゴゴ……

女漁師「わ、わかったよ! 落ち着きなよ!」

女勇者「ふん。わかればええねん、わかれば」

女漁師「ケンカっ早い子だね、全く。危険な子だよ、この子」

女勇者「ナニワの女をなめるからや。ナニワっ子は人がええけど、プライドは高いねん!」

女漁師「ああ、わかったよ、わかったよ。んで、アンタ、女大海賊を探してたんだっけ?」

女勇者「せや。姉ちゃん、知らへんかー?」

女漁師「場所は知らないけど、なにせこんな状態だからね。船で沖に出て、手下を助けてるんじゃないのかい?」

女勇者「ああ、まあ、そやろな。ちゅう事はまた逆戻りかい。もう、ここで待ってた方がええんちゃうか、これ……?」

女漁師「ああ、ところでさ、アンタ。一つ尋ねるけど、女大海賊に何の用があるんだい? 手下になりに来たって風には見えないけどさ」

女勇者「かかっ。逆やっちゅうねん。いてこましに来たったんや」

女漁師「いてこましに……?」



安価下1
女漁師の反応ってどんな感じ?
セリフか行動か心境か事情で

女漁師「あはははっ! へえ、そりゃ面白そうだね、私も乗っかるよ、その話!」

女勇者「ん? 一緒にいてこますいう事かー?」

女漁師「ああ、そうさ。前からあいつらが海でのさばってるのも気に入らなかったしね。この銛で一突きにしてやるよ!」ジャン!!

女勇者「まあ、一緒に来たい言うなら来てもええで。実際、うち一人で十分やけどな」

女漁師「そりゃ頼もしいねえ。でも、アンタこそあの女を舐めてると痛い目を見るよ。武闘家としては最高ランクに位置してるからね」

女勇者「はん。最高ランクがなんやねん。うちは世界でただ一人の女勇者やでー! 敵なんかおらへん!」

女漁師「アンタが女勇者? ははっ。ま、そういう事にしといてやるよ、お嬢ちゃん。さ、それならさっさと船を出して行くよ。海賊たちが守っていない今がチャンスだろうからね」

女勇者「姉ちゃん、船、持ってるんかー?」

女漁師「あたぼうさ。ほら、行くよ」タタタタッ

女勇者「あ、待ってーなー、うちを置いてかんといてー」タタタタッ

【一方、少し離れた海岸では……】

王子「よしっと。これで怪我人の手当ては一段落ついたな」

王子「しかし、いまだに女大海賊の姿は見えずか……」

王子「間違いなく無事とは思うが、やはり少しだけ心配だな」



安価下1
王子の行動
セリフか行動か心境で

王子「そうなのだ。こうしていなくなってみて初めて気がついた事だが、あの人は私にとってとても大切な人なのだ」

王子「なんとしてでも、探さなくては。例え、この命が尽きようとも!」メラメラ

王子「見渡す限り船もなし、だが、私にはこの足がある! 手がある! 泳ぐには十分ではないか!」メラメラ

王子「いざ、行かん! 女大海賊を探しに!」タタタタッ、ザッポーン!!


王子「」バシャバシャ、バシャバシャ


王子「今、行くぞ、女大海賊!」


王子「」バシャバシャ、バシャバシャ……

【一方、沖合いでは……】

女大海賊「じゃあ、そういう事で、私は津波の原因を探ってくるね」アハハッ

副船長「わかりやした。その間、俺は無事な野郎共を引き連れて、拠点の沈んだ場所でお宝や武器をサルベージしてきやす」

女大海賊「うん。よろしく」ニコッ

女大海賊「じゃ、そうゆう事でっと」ピョーン、クルクル

女大海賊「月歩!」アハハッ

タン!!

女大海賊「よっ、ほっ、はっと」タン、タン、タン!!



海賊A「今度は空中をピョンピョン跳んで、あっと言う間に見えなくなっちまった……」

副船長「いつ見ても、お頭の技はほとんど俺には理解出来ねえ……。物理的に有り得ねーんだが……」

海賊A「それを言うなら、剃や鉄塊もなんですけどね……。お頭、あの若さでもう人間の域を超えてますし……」

副船長「武闘家の拳や蹴りは凶器だって言うけど、ありゃ凶器を通り越して爆弾だよな……」

【一方、漁船にて出航した女勇者と女漁師】

女漁師「海ーを超ーえー! 行こーよー!!」

女漁師「口ー笛ー!! 吹きーつーつー!!!」

女漁師「ひゃっはっはーー!! チェキラウッ!!!」


女勇者「おおう……。なんか船乗ったら人格変わりよったで、コイツ……」

女漁師「人格ー? そんなもの変わるわ訳ねーだろ! さあ、ノリノリでかっ飛ばすぜー!! イエーイ!!」

女勇者「かっ飛ばす言うても帆船やから、風任せやがな、おい」

女漁師「OK! 今日もご機嫌だな、お前ら! このままイッツヒートアップ! hooooooooo!!」

女勇者「人の話を聞かんかい、おい」

女漁師「それじゃ、ここらで次の曲いってみよーか! 次のリクエストナンバーは、ナニワ出身の、ペンネーム女勇者さん(笑)から!」ケタケタ、アホヤッ

女勇者「おい、コラ、殴り飛ばすで、お前」

女漁師「私はこれから女大海賊をぶっ飛ばしに行こうかと考えています。おー、いいねー、青春だねー」

女勇者「どう考えても青春ちゃうやろ、おい」

女漁師「ですが、それが上手くいくかどうかわからなくてとても不安です。あー、うん、そーだねー! 女の子の方からそういう事をするのって勇気いるもんねー! Say love you!!」

女勇者「なに告白しに行きますみたいな感じに言うてんねん、おかしいやろ」

女漁師「ですので、この曲を聞いて勇気をもらいたいです。ハッハー、問答無用で聞かせちゃうぜ、ベイベー!」

女勇者「お前が歌いたいだけやないか、コラ」

女漁師「それでは聞いて下さい。女漁師で、カモメの水兵さん」

女勇者「女漁師なんかカモメなんか水兵なんか訳わからんくなっとるがな、どないなってんねん」

女漁師「カッモッメーの!! 水兵さんっ!!!」

女勇者「しかも何でそない全力投球で歌うねん、お前! 段々、鬱陶しくなってきたがな、おい!」

ちょいと今の状況を整理


女剣士、女侍 → 財宝を積んだ巨大ガレオン船を乗っとり、近くの小島へ

女勇者、女漁師 → 船に乗って女大海賊を探しに

王子 → 泳いで女大海賊を探しに

女大海賊 → 津波の原因を探る為に海岸へ移動中

副船長と海賊集団 → 沈んだ拠点へ移動して、財宝をサルベージしに行くところ



そろそろ、女勇者&女漁師 VS 女大海賊



安価下1
先に女大海賊を発見したのはどっち?
1、女勇者&女漁師
2、王子
3、その他(自由指定)

【海上】

女勇者「あはっ! 跳んで、跳んで、跳んで、跳んでー♪」タン、タン、タン、タン、タンッ!!



女漁師「見つけたー!! 4時の方角!!」

女勇者「え、おい、どっちやねん、4時って!?」キョロキョロ

女漁師「ここで会ったが百年目ー!! ぶっ放すよー!! 銛を使ったアタシのオリジナル超必殺技!!」ブンブンブンブン!!

女勇者「銛を振り回すなや! うちに当たるがな、おい!」アセアセ

女漁師「必殺、モ・リ・ナ・ゲ!!」

女勇者「そのままやないか!」

ビュィンッ!!!


しかし、そのダサいネーミングセンスとは裏腹に

女漁師の投げた銛は

驚異的な速度で一直線に女大海賊の背後へと向かっていった!!

『その時の様子をたまたま崖から見ていた、兵士(38歳)はこう語る』


兵士「背後から狙うのが卑怯? いや、違うな」

兵士「彼女は海賊で、しかも、かなり名の馳せた人物だ」

兵士「となれば、常々命を狙われて当然の事。つまり、彼女はいついかなる時も戦場にいるのと同様という事になる」

兵士「……戦場で、後ろから刺された、後ろから……と騒ぎ立てる兵士がどこにいる?」

兵士「いたら物笑いの種にされるだけだろう」

兵士「戦場では、騙し討ち、不意打ちが日常……」

兵士「皆、なんとか相手の寝首を掻こうと、後ろに回ろうと、策を巡らしている」

兵士「それが戦いと言うものだ」

兵士「女大海賊はこの時」

兵士「ただ、背後から不意打ちをくらった。それだけの事だ」フッ

コンマ下1
女大海賊を狙った銛が、命中したか、してないか。

00      → 命中(致命傷)
01、02   → 命中(重傷)
03から09  → 命中(軽傷)
それ以外の奇数 → 回避
それ以外の偶数 → キャッチ
それ以外の素数 → 反撃つき

女大海賊「あらまあ、はいっと」キャッチ


女漁師「そ、そんなバカなーっ! アタシの超必殺技がっー!!」ガーンッ!!

女勇者「しかも背面キャッチしたで、あいつ……。見てもおらへんがな、気配だけで察知かい……。ちょい驚きやがな……」


女大海賊「あなたたちね、この銛を投げたのは?」タン、タン、タンッ


女漁師「お、終わった……。私は殺される……」ガクンッ……


女勇者「ちゅうか、先に一つ聞きたいんやけど、何でお前空を飛べんねん。ちょい楽しそうやがな」

女大海賊「んー……そうね、結構楽しいわよ。ずっとやってると足疲れちゃうけど」アハハッ

女勇者「ひょっとして、うちにも出来るかー、それ? なんかコツとかあるん?」

女大海賊「えー、特にはないよ? 空中で足をタンタンする感じ?」タン、タン、タン

女勇者「さよかー。どれどれ、ひょいっと」ピョン……ストッ

女勇者「出来へんがな、おい」

女大海賊「あー、まあ、足の力を結構使うからねー。蹴りで鉄板を粉々にするぐらいになれば多分出来るよ?」タン、タン、タン

女勇者「出来るかい、んなもん」

女大海賊「出来るって。頑張れ♪」キャイキャイ


女漁師「何だこの和やかな雰囲気はっ!! 有り得ないだろっ!! 有り得ないだろっ!!」

女大海賊「で、話がずれちゃったけど、これ、あなたたちの銛でしょ?」タン、タン、タンッ

女勇者「そや。返してくれるんか?」

女大海賊「うん。いいよー。て言うか、ちょっと疲れちゃったから、そっち降りるね。よっ、ほっ、はっと」タン、タン、タン、スタッ



【漁船の甲板】

女大海賊「はい、どうぞ、銛」スッ

女漁師「いや、私は騙されんぞーっ!! そう言って誘き寄せ、グサッと一突きにす」

女勇者「ん。おおきになー」ヒョイッ

女大海賊「どういたしまして」アハハッ

女漁師「なぜだーっ!! なぜこんなに和やか!?」

女勇者「女漁師。ちょいうるさいで、黙り」

女漁師「ああ! 味方までも私を裏切るのかっ! 四面楚歌とは正にこの事!!」

女勇者「やかましわ」スパンッ

女漁師「あうちっ!」

女大海賊「超ウケルー//」アハハッ、アハハッ、ケラケラ

女大海賊「えっと……それでどうする? 今度は、あなたが戦う?」アハハッ

女勇者「あ、やっぱ気づいとったん? 大海賊の親玉いうんは伊達やないな」

女大海賊「んー、まあねー。こんな事しょっちゅうだし」アハハッ

女勇者「そこ、笑うとこちゃう」

女大海賊「で、どうするの? 戦う? 逃げる? それともワ・タ・シ?//」ヤーン

女勇者「なんの話や、おい。しかも、何で照れてんねん」



安価下1
女勇者の判断
どうするー?

セリフか行動か心境で

女大海賊「それで、どうするのー? 決めなかったらデコピンしちゃうよ?」

女勇者「子供かい」

女漁師「私は聞いた事があるぞ! 女大海賊のデコピンによって20メートル以上吹き飛ばされた男の話を!!」

女勇者「んな事あるかい。それよりも決めたで、女大海賊」

女大海賊「なになにー?」ワクワク

女勇者「お前にしたる。脱げ!」

女大海賊「やん、エッチィ///」バシンッ

女勇者「あーれー!!」ヒューン……!!


キラーン!

女漁師「ああっ、星に! だから言わんこっちゃないと!!」

女大海賊「飛んでっちゃった。つまんないなー」

女漁師「これでもう完全に終わったか……。さあ、殺すなら殺せ! アタシは降参も逃げるのもしないよ!」

女大海賊「あはっ。カッコいいね、それ。でも、殺しなんかしないよ。強くなったらまた来なよ」

女漁師「情けなんかいらないね! っていうか、ゴメンだよ! さあ、やりな!」

女大海賊「あはっ。あなた、やっぱカッコいいね。でも、そういうタイプ、私、苦手だから。じゃあねー」ピョーン、クルクル

女大海賊「バイバーイ」シュババババッ!!

女漁師「今度は海の上を走るのかい!! ホント、化け物だよ、アイツ!!」

【一方、結構離れた海上では……】

王子「」ハァハァ、ハァハァ

王子「泳いでも泳いでも一向に女大海賊が見つからない」

王子「そろそろ体力の限界が……!」ハァハァ、ハァハァ

王子「岸に帰るにも、もう腕が、足が、つりそうだ……!!」

王子「女大海賊……すまない。私は早まったかも知れない」

王子「やはり、ボートか何かで来るべき……だった……」ガボガボ……



安価下1
王子のピンチ
どうにか助けてあげよう

【商船】

船員「船長ー! また溺れてる人を発見しました!」

船長「了解だ。助けるぞ! 船を寄せろー!」

船員「アイサー!」



船員「おーい、今からロープを投げるから、それに掴まれー!」バサッ

王子「た、助かった……! 天の助け! 神よ、感謝する!」ガシッ

【商船、甲板】

王子「すまない、助かった。礼を言う」ペコリ

船員「へえ、海賊にしちゃ、ずいぶん礼儀正しい兄ちゃんだな」

王子「私は海賊ではないが……。まあ、それはいい。それより、この船はどこに向かっているのだ?」

船員「そこの漁港に帰るとこだよ。途中で大波が来たかと思ったら、海賊たちの拠点が流されてるじゃないか。だから、助けに回ってたところさ」

王子「という事はこの国の商船か。後で礼をする。そなたたちは命の恩人だからな」

船員「そなた、ねえ。ずいぶんお偉いさんみたいだな。貴族様かい?」

王子「そのようなところだ」

船員「そうかい。それなら一応船長に報告しとくよ。しかし、何だってこんなとこに?」

王子「女大海賊を探していたのだ。どこにも見当たらなかったのでな。出来れば探してはくれないだろうか」

船員「ふーん。なるほどね。わかったよ、ちょっと待ってな。船長を呼んでくるからさ」

王子「すまないな」

【説明後】

船長「なるほど。女大海賊とは親友ってところか」

王子「そうなのだ。それゆえ、心配でな」

船長「まあ、探すぐらいなら構わないさ。女大海賊がいないってのはこの国にとってもまずい事だからな。それに、貴族様に恩を売れるいい機会だ」

王子「必ずや礼はしよう」

船長「OK。わかったよ。おーい、お前ら、これから女大海賊を探すぞ! 手の空いてるやつはマストや甲板に出て、周囲を探せ!」

船員たち「アイアイサー!」

場面転換→女勇者

安価下1
女勇者が飛ばされた場所はどこ?


安価下2
女勇者は無事? どんな状態?

1、重傷
2、気絶
3、無傷
4、元気
5、その他(自由指定)

【王の城、中庭】

植木屋「ふんふんふーん♪」チョキチョキ

弟子の少年「親方ー」タッタッタ

植木屋「おう、どうした?」

弟子の少年「これ、おばさんが今日の昼飯にって。シチュー」

植木屋「そうか。そこに置いといてくれ。もう少しで一段落つくからな」

弟子の少年「はい!」

植木屋「らーららーらー♪」チョキチョキ


ヒューン……!!


弟子の少年「なんだ……あれ?」

弟子の少年「女の子!?」

弟子の少年「親方ー! 空から女の子が!!」

植木屋「おっと、少し切りすぎたか。ここをもう少し切ってと」チョキチョキ

弟子の少年「と、とにかく受け止めないと!」タッタッタ

【塀の近く】

弟子の少年「梯子をかけてと……」

弟子の少年「んしょんしょ」ヨジヨジ

弟子の少年「よし、これでギリギリ受け止められるぞ」



女勇者「」ヒューン……


弟子の少年「…………あ、シチューを置いてと」カタン


女勇者「」ヒューン……


弟子の少年「…………軽い?」キャッチ……

弟子の少年「誰だろう、この子……? えっ、急に重く……!」ズンッ

弟子の少年「ぐぎぎぎぎ……!」

弟子の少年「ぐっ……うっ……!」モチアゲ……!!

弟子の少年「」ハァ……ハァ……

弟子の少年「誰だろう、この子……? いや、この人か……。女の子かと思ったら女の人だ……気絶してるみたいだけど……」

女勇者「」ピヨピヨ……

弟子の少年「どうしよう……?」



安価下1
どうすんねん?

セリフか行動か心境で

弟子の少年「うわあ……この人、胸……大きいや……// いい匂いするし……//」ドキドキ

弟子の少年「」キョロキョロ

弟子の少年「誰もいない……」

弟子の少年「大丈夫ですか? しっかりして下さい///」サワッ、モミッ

女勇者「」ピヨピヨ……

弟子の少年「ダメだー、起きないやー(棒)」

弟子の少年(ど、どうしよう……?///)ドキドキ



安価下1
弟子のエロ少年の判断

ホント、どないすんねん?

エロ少年「とにかく、ここに放りっぱなしには出来ないや」

エロ少年「ひとまず親方に言って、ちょっとだけ休みをもらおう」

エロ少年「親方ー!」タッタッタ


女勇者「」ピヨピヨ……

【休みをもらった後】

エロ少年「よし。えっと……とりあえず僕の部屋に運ぼう」

エロ少年「お姫様抱っこは流石に無理だから、背負って行こうかな。よいしょっと」ダキッ

エロ少年(あ、胸が背中に当たって……///)ドキドキ

エロ少年(なんか今日は得した気分だ……/// 素晴らしい一日を神様に感謝しなきゃ……///)トコトコ

女勇者「」ピヨピヨ……

安価下1
エロ少年の家族構成は?

安価下2
エロ少年の家は大きい? 小さい?

エロ少年「ただ今ー」

エロ母「あら、エロ少年、お帰り。仕事はどうしたの?」

エロ祖父「それより、その女の子はなんじゃ? けひひひひ」

エロ祖母「どこからお持ち帰りしてきたんかいのう? くひひひひ」

エロ弟「やったー、今日のオカズはその女の人だー///」ピョイーン

エロ母「美少年はいなかったのかい?」ショボーン

エロ少年「ダメだよ、みんな。この人は単に空から落ちてきただけなんだから」

エロ弟「えー、そうなのー? ちぇー、つまんないなー」

エロ祖母「じゃあ、まあ、お前の部屋で介抱してやるといいさ。ふんっ」プイッ

エロ祖父「全く……。期待させおって」ブツブツ

エロ母「エロ少年、一応言っとくけど、する時は無理矢理はダメよ。ちゃんと合意を取ってからにしなさいよ。あと、避妊はしっかりするのよ」

エロ少年「うん、わかってる。じゃあ、部屋に連れ込むね」トコトコ

エロ弟「する時は僕も混ぜてよ、兄ちゃん! 絶対だからね!」

エロ少年「わかってるさ。がっつくなって、ははは」

女勇者「」ピヨピヨ……

【エロ少年の部屋】

エロ少年「とりあえず、僕のベッドに寝かせて……よいしょっと」

女勇者「」ポフッ……


女勇者「」ピヨピヨ……


エロ少年「まだ気絶してるや……」

エロ少年「さて、どうしよう……?」



安価下1
ホンマどうすんねん?

セリフか行動か心境で

エロ少年「とりあえず、気絶してたら何も出来ないから……ってダメだよ、こんなやらしい事ばかり考えてちゃ!」

エロ少年「人として僕は大人になるんだ。童貞臭漂う大人になんかなっちゃダメだよ!」

エロ少年「ここは真面目に看病するよ!」


パーパパパーパパバー♪

『エロ少年は少年にレベルアップした!』

ピロピロリン♪


少年「まずは風通しを良くする為に窓を開けてっと……」バタン

エロ弟「しまった! 覗きがバレた!」

少年「邪魔だよ!」ポカン!

エロ弟「あいたー! 兄ちゃんがぶったー!」

エロ母「ダメよ、少年。弟をいじめちゃ」

少年「母さんまで、何で覗いてるんだよ!?」

【数時間後……】

女勇者「んんっ……」パチクリ

少年「あ、目を覚ました?」

女勇者「んん、何やねん、ここ……。どこやー……? 知らない天井やがな……」

少年「ここは僕の家だよ。お姉さん、突然、空から降ってきたからさ。気絶してたんで、とりあえず僕の部屋に運んだんだ」

女勇者「さよかー。それは、おおきになー」ムクリ

少年「もう起き上がって大丈夫なの? もう少し寝てた方がいいんじゃない?」

女勇者「んん。まあ、平気や。寝てたりするのは、うち、好きやない。もったいないがな、寝とるなんて」

少年「そういう問題じゃないと思うけど……」

女勇者「そういう問題や。起きとればその内勝手に良くなるっちゅうねん。アカンかったら寝ればええんや。起きれるっちゅう事は大丈夫やー、いう事やろ」ピョン……

少年「あんまり無理はしないでよ。あ、それとお姉さん。何で空から飛んできたの?」

女勇者「蹴り飛ばされたからや」

少年「あははっ」

女勇者「あん時、とっさに聖剣でガードしとらんかったらヤバかったっちゅうねん。気絶する前に浮遊魔法ギリギリでかけれて良かったわ。久々に死ぬか思たで、ホンマ」

少年「あれ…………マジなの…………? 冗談とかじゃなくてて…………?」

女勇者「とにかく、おおきにな、少年。なんかお礼しなうちの気がすまんさかい、何でも言うてやー」

少年「お礼だなんていいよ、大した事した訳じゃないし」

女勇者「遠慮せんでええで。ちゅうか、礼する言われた時は素直に礼を受けとるんがマナーやで。だから、何でも言うてや」

少年「何でもって急に言われてもなあ……思い付かないし……」

女勇者「なら、うちの胸でも揉むかー? うり//」ドンッ

少年「え、あ、いや、その……!///」

女勇者「かかっ。冗談やっちゅうねん。ホンマに揉む言うたら、鼻の穴から指突っ込んで奥歯ガタガタ言わしたったところやで」

少年「あ、さうでふか……」ダラダラ……

女勇者「なんや、少年。汗ダラダラかいてどないしたんや。そない暑いかー、この部屋?」

少年「い、いえ、何でもなひでふ……」ガクガク

女勇者「?」

女勇者「そんで、少年。礼は何がええんやー? 何でも好きなもん買うたるでー」

少年「あ、えっと……」



安価下1
少年の返答

セリフか物かお願い事でー

少年「じゃあ、拡声して」

女勇者「覚醒やな、任しとき」

少年「うん」

女勇者「で、どっちが覚醒すんねん。うちか? それともお前の方かー?」

少年「?」



安価下1
どっちやねん?

少年「えっと……よくわからないけど、じゃあ僕の息子を///」ハァハァ……

女勇者「息子?」

少年「う、うん///」

デロデロデロデロ……

『少年はエロ少年にレベルダウンした』

ピロピロリン♪

エロ少年「い、今、見せるから……///」ハァハァ、ハァハァ……

エロ少年「ズボンを下ろして……///」カチャカチャ、ポロン……

女勇者「…………はん」フンッ

エロ少年「は、鼻で笑われた! なのに、何故か興奮する! なにこの新感覚!///」ドキドキ

女勇者「そない粗末なもん、見せびらかしてどうすんねん。恥ずかしないんかい」

エロ少年「は、恥ずかしいです///」ドキドキ

女勇者「この変態が。しゃーない、ちょいと大人の世界いうんを教えたるでー! 四つん這いになって尻をこっちに突き出さんかい」

エロ少年「は、はい!/// お願いします!///」

【30分後……。少年の家、リビング】

\ アッー、アッー、アッー!/// /

\ はん。尻で何をよがってんねん、この豚が! まだまだ本番はこれからやでー! /

\ あふっ!/// 兄ちゃん、これしゅごいのー! 初めての感覚ー! ああっ、もっと踏んで下さい、お姉様ー!/// /

\ 兄弟揃ってあえぎまくりかい、ホンマにどうしようもない変態どもやな。お仕置きとして、次はローソクやー! /

\ あひぃ! イクッ! イクッ! またイッちゃうー!/// /


エロ母「あらあら、激しいわね//」テレッ

エロ祖母「若いってのはええもんじゃのう。うひひひひ」

エロ祖父「ワシも混ざりたいのう……」ショボーン

【2時間後……】

ドMに覚醒したエロ少年「あふっ、もうらめぇ……///」ピクピク

ドMに覚醒したエロ弟「お姉様……スゴかったでふぅ……はあぁ///」ピクピク

女勇者「はん。これしきの事でもうグロッキーかい。情けない豚どもやな」

ドMに覚醒したエロ少年「お、お許し下さい、御主人様ー……///」ハァハァ……

女勇者「まあええ。介抱してもらったさかい、こんぐらいで許したる。感謝しーよ」

ドMに覚醒したエロ弟「あ、ありがとうございまふぅ……///」ハァハァ……


女勇者「うっし。こんで恩は返したし、もっかい女大海賊にリベンジやー! 負けっぱなしなんてうちのプライドに関わるっちゅうねん。次は必ず勝ったる!」メラメラ

女勇者「正攻法じゃきついんはもうわかったで、次はもうちょい何とかせなかんな。なんかええ方法を考えなアカンわ」

女勇者「どないしよかー……?」



安価下1
女勇者の考え
どうする?

セリフか行動か作戦で

女勇者「せやな、今度はあいつの苦手分野で挑んだろ」

女勇者「ちゅうかあいつの苦手分野って何やろ?」

女勇者「一度、探ってみなアカンな」

女勇者「敵を知り己を知れば百戦危うからずいうでな。まずはあいつの事を探る事からやな」

女勇者「さて、どないして探ったろかー」



安価下1
女勇者の判断

セリフか行動か作戦で

占い師のキャラを決めよう

安価下1
性別を決めて

安価下2
性格を決めて

安価下3
知り合いか初対面か決めて

安価下4
居場所を決めて

3は知り合い
4は町の外れ

うーん……。安価二つ取ってる訳じゃないんで、個人的にはまあ、OKみたいな感じもあるんですけど……

ただ、他のスレだとマナー違反になってるみたいなんで、このスレもなしでお願いします


前にも一応書きましたけど、連投はなしでー(安価取ってからの加速下ならOK)

あと、>>341みたいな、1レスで二つの安価に対応みたいなのも出来ればなしでー

安価の2連続取りも、過疎ってない限りはなしでお願いします

出来るだけみんなで楽しんで下さいねー


とりあえず連投の注意書きは前にしてあったので、今回はこれで↓



占い師

性別   → 女
性格   → アホの子で精神的に幼いが、占いをする時だけはものすごく真面目になる
女勇者と → 知り合い
居場所  → 漁村のすぐ近く

女勇者「そや、思い出した! そういえば女占い師が漁村のすぐ近くにおったがな」ポンッ

女勇者「あいつに頼んで占ってもろたらええわ」

女勇者「って、思いついたはええが、あいつアレやでな……」

女勇者「占いは100%当たるんやけども……」



安価下1
占いが100%当たる為に必要な……

条件か、リスクか、必要な物、あるいは必要な行動を決めてー

女勇者「必ずお月さんの綺麗な夜に行かへんと、占いが出来へんさかいな……」

女勇者「アホのくせして、なんで、ロマンティックが止まらないねん。おかしいやろが、おい」

女勇者「まあ、しゃーない。とりあえず、今日の夜に行ってみよかー。ひょっとしたら今日が綺麗な夜かもしれへん」

女勇者「そしたら、ちょい時間があまるな。まだ夕方やでな」

女勇者「せや。女剣士と女侍はどうなったんやろ? ちゅうか、女漁師の方が心配やがな! あいつ無事やろか!」アセアセ

女勇者「とりあえず、漁港に戻るで! 移動魔法!」ヒュイン



ドMエロ少年「あふっ……/// 行っちゃったよー……//」ピクピク……

ドMエロ弟「まっ、待ってよー、お姉様ー……// もっと踏んでくらはいぃ……///」ピクピク……

【ここで、かなり時間を遡って……】

安価下1と下2
女大海賊、女剣士&女侍、女漁師、王子のうち、誰の行動を追う?

それぞれ一組づつ選んで
選ばれなかった他の二組は安価出来ないよ

【女大海賊戦後……船の上】

女漁師「くそっ! くそっ! くそっ! 悔しい!」

女漁師「このアタシが! 子供みたいな女に子供の様にあしらわれるなんて!」

女漁師「ちっくしょー!! ううっ」グシュッ……

女漁師「絶対、あの女に勝ってやる! このままじゃすまさない! アタシは漁師の中の漁師だよっ! 狙った獲物は絶対に仕留めてやるさっ! ううっ」グシュッ

女漁師「ちくしょう……!」ゴシゴシ

女漁師「修行に出てやる! それもチマチマしたやつじゃなくて、ドーンとしたやつだ!」

女漁師「帰ってきた時、見違えるほど強くなってるか、死んでるかのどっちかってやつだよ!」

女漁師「そうと決まったら早速!」



安価下1
女漁師の修行先ー
どこへ何しに行くー?
(場所と内容によっては当分帰ってこないかもー)

女漁師「あの、崖の近くの波が激しい漁場に行ってやるさ!」

女漁師「海底と地上の地形が入り込んでいるせいで、常に強風、大波だらけ。しかも、波の方角も風の方角もてんでバラバラで、海流なんか誰も読めやしない!」

女漁師「おまけにしょっちゅう大渦が出来るわ、伝説級の海の魔物はゴロゴロ現れるわで、あそこに入ってまともに帰って来た船なんて、一隻もありはしない場所さ!」

女漁師「通称、悪魔の大口! でも、あそこから無事に帰ってきたら、アタシは必ず今の何倍も強くなってるはずさ!」

女漁師「よしっ! 腹ぁくくったよ! 行ってやるさね!」

女漁師「どこまでもー! かーぎりなくー! っとくらぁ! ヒャハッー!!」ドンッ!!

【一方、女大海賊を探してもらってる王子は……】

船員「見つけやしたー、船長! 女大海賊です!」

船長「ようし! どっちの方角だー!」

船員「2時の方角です! 走ってこっちに来ます!」

船長「バカヤロウ、そんな訳あるか! 寝言は寝て言え!」

船員「ですが、本当に!」



女大海賊「」シュババババババッ、ピョーン……


クルクル、フワッ…………



船員「おおっ!!」

船長「ビューティフォー!」



クルクル、スタッ……



女大海賊「」ファサッ……

女大海賊「ヘロー♪」アハハッ



王子「おおっ! 女大海賊、よくぞ、無事で!」

女大海賊「あれ? 王子様じゃん、元気ー?」キャイキャイ

王子「元気だとも! それよりも、心配したぞ。そなたに会いたかった!」

女大海賊「えっ?//」ドキッ


船員、船長「なに!? 王子!?」ビクッ

【商船、船室】

船長「し、知らぬ事とはいえ、失礼しました、王子様……どうかお許しを……」ガクガク

王子「なに、気にする事はない。私が王子だろうと、そなたたちが命の恩人である事に変わりはないからな。これまで通り接してくれ」ニコッ

船長「い、いえ、そんな! 滅相もない!」ガクガク

女大海賊「ねえ、それよりも王子様はどうしてここにー?」

王子「無論、そなたを探しにだ。心配したのだぞ」

女大海賊「そうなの……?//」ドキドキ

王子「すまないが、船長。少し席を外してくれないか? 二人で話したい事があるのだ」

船長「アイアイサー!」ガチャッ、パタンッ……

王子「さて……女大海賊」

女大海賊「あ……な、なに?//」ドキドキ

王子「私はそなたの事を大切な友人だと思っている」

女大海賊「」

王子「いや、正確には思っていたが正しい」

女大海賊「え……?//」ドキドキ

王子「今回の一件でわかったのだ。そなたは私にとって大切な友人以上の存在だと」

女大海賊「それって……///」ドキドキ、ドキドキ

王子「私と正式にお付き合いしてもらえないだろうか?」

女大海賊「あ……////」テレッ

王子「そなたは確かに海賊とはいえ、同時に貴族でもある。父上はあまり良い顔はしないであろうが、強く反対もすまい。どうだろうか?」

女大海賊「あ、ああああの、す、少し考えさせて////」パニック

王子「そうか。わかった。良い返事を期待しているぞ」ニコッ

女大海賊「こ、こちらこそ!///」

王子「??」

【一方、女剣士&女侍……。近くの小島、船の上】

女侍「」バサッ、バサッ

女剣士「」バサッ、バサッ


女侍「ふむ……。木の葉によるカモフラージュはこれぐらいで良かろう。これならば、遠目からでは気がつかれないはずだ」

女剣士「そうですわね。あとは女勇者様を探してここまでお連れしないと……」

女侍「どちらかが留守番だな。船を完全に留守にする訳にはいかない」

女剣士「そうですわね。では、私が女勇者様を探しに行って参りますわ」

女侍「そうか。それならば私は留守番をしていよう。宜しく頼むぞ」

女剣士「お任せ下さいな」ニコッ

【ボート】

女剣士「」ギコギコ

女剣士「さて、女勇者様はどこにいらっしゃるかしら」

女剣士「女大海賊を倒しに行くと言ってられましたから、多分……」



安価下1
どこに行く?

女剣士「女勇者様はきっと海岸の方に向かって……」

女剣士「それで、海岸辺りで女大海賊を倒して……」

女剣士「その後はきっと、祝杯やー! って感じで漁港の方に向かって……」

女剣士「そこで多分がっつり飲んで……」

女剣士「お店にいたおじ様やお姉さんとかと意気投合したあげく……」

女剣士「良かったら私の家で飲み直さない? とか色っぽいお姉さんに誘われて……」

女剣士「それで、近くの漁村にある家に行って、そこでまんまと酔い潰されて……」

女剣士「うえっへっへっへっ……このお姉さんが味見しちゃうから、うふん♪ とか…………」

女剣士「何て事!! 女勇者様の貞操の危機ではないか!!」

女剣士「おのれ、許さぬ!! 叩き斬ってくれようぞ!!」

女剣士「今、参りますわ、女勇者様!! それまでどうか御無事でっ!!」ギコギコ、ギコギコ、ギコギコ!!

少し時間を進めて、現在の状況整理
これをしないと自分がこんがらがる


女剣士→漁村に到着

王子→船で海岸に

女大海賊→同じく海岸に

女漁師→修行に出かけ中



女侍→船で待機

副船長→仲間と一緒に財宝と武器のサルベージ

女占い師→家でのんびり

女勇者→エロ少年の家で気絶中



多分、あと二周か三周したら、女勇者との時刻のすり合わせが完了


安価下1、下2
誰の行動を追う?
2人選んで

(女侍、副船長、女占い師、女勇者は抜きで)
残った2人は安価出来ないよ

【海岸】

王子「助かったぞ、船長。後ほど、礼は必ずしよう」

船長「あ、ありがとうございます……!」ペコペコ


女大海賊「…………//」ポーッ

女大海賊(王子様から告白されちゃったあ……///)

女大海賊(つい先伸ばしにしちゃったけど……///)

女大海賊(返事どうしよう……///)



安価下1
女大海賊の返事ー

セリフか行動か心境でー

セリフか心境かでずいぶん違ってくるので……

どっち?

安価した人からの返事待ちで

30分待っても返事が来なかったら安価下1

はいな、了解

女大海賊「あ、あの、王子様///」ドキドキ

王子「どうした?」

女大海賊「あ、あのね、ほ、本当に、私なんかでいいの?///」

王子「?」

女大海賊「ほ、ほら、あれ。私ってちょっと子供っぽいし、その…………」

王子「その?」

女大海賊「あんまり女らしくないから……」ショボン……

王子「…………」

女大海賊「お、王子様なら、もっとステキな貴族のお嬢様とか……他の国のお姫様とか一杯いるし…………ね……?」

女大海賊「私じゃ王子様にやっぱり釣り合わないんじゃないかって思って…………」シュン……

王子「何を言う、女大海賊。私はそなただからこそ付き合いたいのだ。他の女性の事など目にもくれてはいないさ」ニコッ

女大海賊「あ////」カアッ……

王子「もう一度言おう。女大海賊、私と付き合ってはくれぬか?」

女大海賊「や、やあん!/// 喜んで!///」バシンッ

王子「うわーあー! たーすーけーてー!!」ヒューン……


女大海賊「うにゃっ!! やっちゃった!!」


キラーン……!!


女大海賊「まっ、待ってー! 王子様ー!!」シュババババババッ!!



船長「」
船員「」

安価下1
王子の飛ばされた場所

どこやねん?(場所によって滞空時間が変化)



安価下2
王子の状態

どないやねん?(無傷は不可能。死亡はなしでー)

女大海賊の足は速い


彼女が本気を出した時の最高速度は、実に時速250キロを超す

地上を走る動物の中ではチーターが最速。しかし、それでも時速120キロ程度

生物界最速と言われる燕で、時速210キロ程度

彼女の最高速度は、実に、トップテニスプレーヤーのサーブ並の速度!


しかし、そんな女大海賊でも、弱点というものは確かに幾つかある

その一つが

持久力!


女大海賊のすさまじい力はほとんど瞬発的なものであり、持続性というものはあまりない

故に、彼女がトップスピードを維持できるのは、せいぜい10分が限度!


しかし、この時ばかりは……!



女大海賊「王子様ー! 待ってー!!」シュババババババッ!!



彼女は、トップスピードを30分以上維持し続けた!!

山を越え



女大海賊「どいてどいてどいて、邪魔邪魔ー!!」バキッ

木こり(42歳)「はびしっ!!」ヒューン……

キラーン……!!



谷を越え



女大海賊「せーのっ、えーいっ!」ピョーーーーーーーン!!



僕らの町も越え



女大海賊「やっ! ほっ! はいっ!」ピョーン、ピョーン、ピョイン!!

町人「ちょっと、女大海賊様! 急いでるからって、屋根の上を飛ぶのはやめてくださいって何度も!」

女大海賊「今、それどころじゃないの! うるさいよっ!」シュバッ!! ピョイーーン!!

町人「Oh……洗濯物がズタズタに……」



そして、王の城へと!


女大海賊「うっりゃー!!」ドッカーン!!


兵士A「し、侵入者だー! 城壁が壊されたぞー!!」

兵士B「出合え、出合えー! 討ち入りだー!!」

【食料倉庫】

女大海賊「」アハハッ

女大海賊「せいっ!」バキッ!!


ドッカーン!!


女大海賊「よしっ! 場所を確保したよ。あとは……」


王子「」ヒューン……


女大海賊「角度よし、風向きよし、あとは消力(シャオリー)で衝撃を全て消してキャッチするだけ!」

女大海賊「うまくいってよ……神様!」ドキドキ


王子「」ヒューン……


女大海賊「せーのっ!」ピョイン

女大海賊「せいっ!」クルクル……

パンッ!!

女大海賊「よしっ! 成功!」キャッチ!!

女大海賊「良かった、無事で!! 王子様!! 王子様!!」スタッ

王子「」ピヨピヨ……

女大海賊「気絶してる! それに左腕が折れてる!」

女大海賊「腕は気功で治せるかも! 私、攻撃以外の気功は苦手なんだけど……」ソッ……

フイン……

女大海賊「治れ、治れ、治れー!」



兵士A「ここか! 曲者は!」ダダダッ!!

兵士B「大人しくし……王子様!? それに女大海賊!?」



安価下1
見つけた兵士たちの判断


セリフか行動か心境でー

兵士A「まーたお前か。ったくいい加減にしろよ。貴族様だろうと、国の英雄だろうと、今回ばかりは言わせてもらうぞ。毎回、毎回、王子様を吹っ飛ばすのはやめろ」

兵士B「王子様が毎回かばわれるから、仕方なく見逃してるが、本来ならギロチンものだぞ。城壁や倉庫とかも何度もぶっ壊してるんだからな」

女大海賊「ご、ごめん……」シュン……

女大海賊「で、でも、わざとじゃないから……」

兵士A「子供か! わざとじゃなきゃ何でも許されるってもんじゃないぞ!」

女大海賊「こ、子供じゃないわよっ! 大人だもん!」

兵士B「子供か!」

女大海賊「違うってばー! あんまりいじめると、泣いちゃうよ? いいの?」

兵士A「子供か!」

女大海賊「だ、だって!」アセアセ

兵士AB「子供か! だってとでもが多いのは例外なく子供なんだよ!!」

女大海賊「あわわわ」アセアセ

王子「」ピヨピヨ……

兵士A「とにかく、治療も終わったみたいだし、王子様はこちらで預かるからな」

女大海賊「そんなっ!」

兵士B「そんなじゃないだろ。こっちだって気絶した王子様を放ってはおけないんだよ。寝室で静かにお眠り頂く」

兵士A「それに、城壁や倉庫の修理代をもらうから、その金を用意してから来な」

女大海賊「私、貴族だよ! 偉いんだよ! 命令するなんてひどい!」

兵士A「貴族だろうと、物を壊したら弁償するのが当たり前だろ。ましてやここは王様のお城だぞ。諦めろ」

女大海賊「いきなり引き裂かれる二人の愛……どうして……?」ハッ

女大海賊「まさか、これが恋の試練!?」

兵士A「どうでもいいから、ほら、帰った帰った」グイッ

女大海賊「あーれー! 王子様ー!」ズルズル……

【一方、その頃、女漁師は……】

突入したはいいが色々大変な事になっていた


ザッパーン! ベキッ!


女漁師「ああっ! 船のマストが折れた!! これでは舵がきかない!」


ゴボゴボ……


女漁師「と思ったら、今度は船底から浸水!? 急いで応急修理を!」ダダダッ!!


シーサーペーント「グワアアッ!!」ガブッ!!


女漁師「いきなり伝説の怪物まで!? 船を食べるんじゃない!! 必殺、モ・リ・ナ・ゲ!!」ブンッ!!


シーサーペーント「フンッ」ペシッ


女漁師「はたき落とされた!? どうしろと言うんだい、この状態!?」

女漁師「船が壊れるよりも先にアタシのプライドのが壊れちまったし、マストと一緒に心も折れちまったよ!!」


ゴボゴボ、ゴボゴボ……


女漁師「浸水が! 怪物が! 生涯最大のピンチが一日に二回ってどういう事だい、コレ!?」

女漁師「ホント、どうすりゃいいのさ! 助けて!!」



安価下1
どうにか助けてあげて(ムチャぶり)

行動かナイスアイディアか奇跡で

シーサーペーント「グワアアッ!!」ガブッ!!

女漁師「また船が!! ダメだ、もう終わりだよ!!」

シーサーペーント「」モグモグ……ムグムグ……

女漁師「あっ、じっくり味わうタイプなのね……この子」

シーサーペーント「ウマーッ///」モグモグ……

女漁師「今、絶対に美味いって言ったよ、この子!?」

シーサーペーント「味ノ宝石箱ヤーッ///」ムグムグ……

女漁師「喋れるのかい!? 流石、伝説の怪物だけあるねっ!!」


女漁師「」ハッ!!


女漁師「喋れるって事は何とかなるかもしれない!!」

女漁師「とりあえず、今の内に頭の上に飛び乗って!! でやっ!!」ピョーン!!

シーサーペーント「?」


シーサーペーント「…………」

女漁師「」ドキドキ……


シーサーペーント「ウマウマ///」ムシャムシャ……ムグムグ……

女漁師「良かったあ……」フゥーッ……

【シーサーペーントの頭の上】

女漁師「さてと……あんまり安心もしてられないね。コイツが沈んだら、きっと私は溺れ死んじまうからね」

女漁師「今は船を食べる事に夢中で安定してるからいいけど、食べ終わったらどうにもならないよ」

女漁師「どうにかして、コイツを陸まで連れていかないと……」



安価下1
陸まで連れてく方法

セリフか行動かアイディアで

女漁師「そうだ! そういえば、ポケットの中に」ゴソゴソ

女漁師「あったよ! アタシ特製、海獣用の餌が!」ジャジャーン

女漁師「船を食べ終えたら、コイツを海に放り投げて、誘導してけばいいね!」

女漁師「近くの岸までなら何とかもつだろ。もたなかったらアウトだけど、そん時はそん時だよ!」

女漁師「えっとどれぐらいあったっけ……」ゴソゴソ



コンマ下1
餌の数ってどれぐらい?

60以上で岸までもつよ
11、33、55、77、99なら餌付けも出来ちゃうよ
00なら餌をシーサーペントは食べなくて失敗

女漁師「3袋と2つだから62個だね。うん、これならギリギリもちそうだよ」

シーサーペント「」ガブッ、モグモグ……ムグムグ……

女漁師「それなら、この子が船を食べ終えるまではしっかり掴まってと」ガシッ

女漁師「それにしてもこのペースだとずいぶん遅くなりそうだね……大丈夫かな……」

シーサーペント「ウンマー///」

女漁師「なんか腹立ってきたよ、もう!」

【一方、漁村では……】

女剣士「女勇者様ー! どこにいらっしゃいますのー!!」

ダンダンダンダン!!

村民「あー、もう、うるさいな! なんだい!」ガラッ

女剣士「失礼する!」バンッ

村民「ちょっとあんた! なに勝手に人の家に入ってるんだい!」アセアセ

女剣士「ふむ……ここにはいませんわね。お邪魔しましたわ」ピョン、ダダダッ!

村民「なんだい、あの女の子は……! まるで台風みたいな子だよ……!」

女占い師の口調で悩んで、二種類書いたから、AかBで選んでー

【A】


【占い師の家】

女占い師「今日のご飯は鰹のたたきー、たたきー♪」ルンルン♪

女占い師「久しぶりの、御馳走ー、御馳走ー♪」ピョン、ピョン

女占い師「いっただきまー」

ダンダンダンダン!!

女占い師「はうっ!? なになにー!?」ビクッ

\ 女勇者様はここか! 神妙に開けて頂きたい! /

ダンダンダンダン!!

女占い師「いやーっ! なにー!?」

女占い師「開けてって言われても怖いー、怖いー! 無理、無理ー!」ブルブル

【B】


【占い師の家】

女占い師「にゃっはは♪ 今日のご飯は鰹のたたきだにゃー♪」ルンルン♪

女占い師「久しぶりの、御馳走なのにゃー♪」ピョン、ピョン

女占い師「いっただきまー」

ダンダンダンダン!!

女占い師「はうっ!? にゃ、にゃに!?」ビクッ

\ 女勇者様はここか! 神妙に開けて頂きたい! /

ダンダンダンダン!!

女占い師「ふにゃーっ! にゃんにゃの、一体!?」

女占い師「開けてって言われても怖いにゃ! 無理にゃ!」ブルブル

安価下1から下3で多数決
女占い師の口調を選んでー

AかBのどちらかー

聞き忘れー

コンマ下1
女剣士と女占い師は知り合い?

奇数で知り合い
偶数で初対面

\ 開けなさい! 開けないと言うなら叩き斬ります! /

女占い師「何でー!? いやー!!」

女占い師「ドアがなくなったら困るー、困るー!」アセアセ

\ ならば開けなさい! /

女占い師「はわわわわ、どうしよー!!」パニック!!



安価下1
女占い師のバグ行動

どうする?

\ もういいです! あと十秒の内に開けなかったら叩き斬ります! /

女占い師「ふっぎゃー!!」パニック!!

\ 10、9、8、7…… /

女占い師「か、隠れるー! 隠れるー!」アセアセ!!

女占い師「こ、ここー!!」ズササッ!!

\ 時間です……。警告はしましたわ /

ズバッ!!

ズズズ……ドサッ……

女剣士「さあ、いざ覚悟なさいま…………?」


女占い師「」ガタガタ、ブルブル


女剣士(お尻が出てる……。何してるの、この子? ひょっとしてこれで隠れたつもり?)


女占い師「」ガタガタ、ブルブル


女剣士(いえ。油断させといて、いきなり、なんて可能性も……)



安価下1
あるかも? ないかも?

女占い師の強さを決めよう

安価下1
意外とかなり強かった女占い師

武器は何?


安価下2
強さと行動が微妙に噛み合わないんで、制約つきか条件つきの強さにしよう

どんな制約か条件?
(月の綺麗な夜しか本領発揮出来ないとかそんなのー)


ちなみにこの世界にはスタンドとか悪魔の実とか念能力みたいなものはないよー
一応ドラクエとFFがベースなので、あまりにも世界観に合わないものは再安価もあるかもー

矛と槍の区別を一応


矛 → 刺す、突く、斬る、を目的とした武器。長さと形状は槍、刀身は剣みたいな感じ

槍 → 刺す、突く、を目的とした武器。刀身が矛より短く、小さい

女占い師「あうう……」ガタガタ、ブルブル

女剣士(……ないわね。強さを感じられない。子供にも負けそうな雰囲気だわ)

女剣士(オマケに、頭隠して尻隠さず。絶対、アホね、この子)

女剣士(なら放置しておいて……)


女剣士「」キョロキョロ……

女剣士「女勇者様はいないか……」ボソッ


女占い師(女勇者様……?)ガタガタ、ブルブル

女占い師(女勇者様を探してるのー……?)ガタガタ、ブルブル


女剣士「だけど……」

女剣士(それなら、何故、ドアを開けなかったの……?)

女剣士(ひょっとして、女勇者様の居場所を知っている可能性もあるわね……)

女剣士(一応、聞いてみましょう)


女剣士「そこの娘」ヒョイ

女占い師「あうっ! バレたのー!?」ジタバタ

女剣士「何故、隠れてたのかしら? 女勇者様の居場所を実は知っているのではなくて?」

女占い師「いやー! 助けてー、助けてー! 怖いー!!」ジタバタ

女剣士「喋らないつもりなら、斬る!」チャキッ

女占い師「ふっぎゃー!! こーろーされーるー!!」ジタバタ

女剣士「素直に言うなら何もしませんわ。むしろ、お礼もしましょう。さあ、吐きなさい!」

女占い師「女勇者様は知ってるけど、(居場所は)知らないー! 知らないー!」ジタバタ

女剣士「あら、言わないつもりですの? 見上げた根性ですけど、とうてい賢い選択とは言えないですわね」チャキッ

女占い師「あわわわわわ!」ブクブク、ガクッ……

女剣士「……あら……? 気絶してしまいましたわ…………。弱りましたわね、どうしましょう……?」

女剣士「ええっと……」

女剣士「とりあえず、拉致しておきましょう。女勇者様は漁村にはいませんでしたし、今、この子だけが居場所を知っているようですから……」

女剣士「ついでに、ここに矛がありますし、一旦、これを持って女侍の所に行きましょうか。あの人も武器なしでは不安でしょうから」ヒョイ

女占い師「」ブクブク……

一周したので、時間を進めて、一旦、整理


女第海賊→王の城から追い出され、弁償金を持ってくる為に海岸に移動済み

王子→王宮の寝室、丁度目が覚めたとこ

女漁師→シーサーペントに乗って無事に岸へと帰還。ただし、修業は失敗した上、漁船も失ってる

女剣士→奪ったガレオン船に女占い師と矛を持って移動済み

女侍→女剣士と合流

女占い師→船まで拉致。気絶中


副船長→財宝と武器をサルベージ済み、海岸に

女勇者→エロ少年たちをドM調教中



安価下1、下2、下3、下4
追跡リセット

あと一周で女勇者と時間がすり合うよ


誰の行動を追う?

女第海賊、王子、女漁師、女剣士、女侍、女占い師、の中から一人ずつ選んで

選ばれなかった二人は安価出来ないよ

【船】

女侍「ふむ……それでこの女の子を拉致してきたと?」

女剣士「ついでに矛も持ってきましたわ」ニコッ

女侍「てりゃ」ポカンッ

女剣士「あいたっ。何をしますの?」

女侍「何をしますのではないだろう。そういうのを誘拐拉致と言うのだ。おまけに強盗まで働くとはどういう事だ」

女剣士「で、でも、この子は女勇者様の居場所を知っていると言いましたし、女勇者様の貞操の危機があるのではと……」

女侍「ていっ」ポカンッ

女剣士「痛い。叩くのはおやめ下さいな」

女侍「何を訳のわからぬ早とちりしているのだ、全く……。しかもこのようなか弱きおなごを気絶させるとは……。武士ならば切腹ものだぞ」

女剣士「気絶は不可抗力ですわ」アセアセ

女侍「問答無用。それに、もっと穏便な方法などいくらでもあったであろう。頭に血が上りすぎだ」

女剣士「あ、う…………」

女侍「とにかく今からこの子を起こすので、きちんと謝罪するがよい。良いな?」

女剣士「は、はい……ごめんなさい……」シュン

失礼、テス

女侍「よし、では……」オコシッ

女占い師「」ブクブク……

女侍「はいっ!」ドンッ

女占い師「はうっ!?」パチクリ


女侍「すまなかったな、そなた。怖かったであろう」

女占い師「あ、あの、ここはどこー? 何があったのー?」キョロキョロ

女侍「ここは海岸から少し離れた小島だ。その船の上にいる」

女占い師「何でー?? 何で私ここにいるのー? おうちはー? 鰹のたたきはー?」オロオロ

女剣士「すみませんでしたわ。私が連れてきてしまったの。この通りですわ」ペコリ

女占い師「うっぎゃー!! この人、怖い人ー!! 助けてー!!」ダダダダッ、カクレ

女侍「よしよし。さぞ怖かったであろう。もう安心だからな」ナデナデ

女占い師「ほんとにー?」ブルブル

女侍「無論だ。もう心配はいらぬぞ。私がいるからな」

女占い師「お姉さん、いい人ー!」ピョンピョン♪


女剣士「私が完全に悪役に…………! 刷り込みされてしまいましたわ…………!」

女剣士「……それはともかく、本当にすみませんでしたわ。この通りですの。許してくれませんか」ペコリ

女占い師「うー!」ガルルルル

女剣士「もちろん、後で家は直しますわ。そうそう、鰹のたたきも新しく用意しますの!」

女占い師「うー……でもー……」

女剣士「飴もあげますわ」

女占い師「子供じゃないんだから、飴なんかじゃ、やー、やー!」

女剣士「極上のワインも用意いたしますわ」

女占い師「お酒飲めないー、飲めないー」

女剣士「それなら、オレンジジュースを」

女占い師「だから、子供じゃないー! 違うー!」

女侍「ふむ……ならば宝石はどうだろうか?」

女占い師「ホントに!? やったー、やったー!」ピョンピョン♪

女侍「すまない。それは嘘だ」

女占い師「はうっ!? 騙されたの!?」

女剣士「悪役が言いましたわ。騙される方が」

女占い師「悪いのー、悪いのー! ホーッホッホッホッ!」

女剣士「よしっ。問題は解決しましたわね」

女占い師「はうっ!? また騙されたの、私!?」

女剣士「まあ、とにかく、それ相応の謝罪はしますわ。本当に申し訳ありませんでした」シュン……

女占い師「んー……わかったー……」

女剣士「本当にすみませんでしたわ。ところで教えて欲しい事があるんですけど……」

女占い師「なにー? なにー?」

女剣士「あなた、女勇者様の居場所を知っているのですよね? どこにいますの?」

女占い師「んー……今は知らないー、知らないー」

女剣士「ほう」チャキッ

女占い師「うぎゃー!!」

女侍「こら」ポカリッ

女剣士「あうっ。何度も人の頭を叩かないで下さい!」

女侍「ならば、剣を使っての脅しはやめるがよい。全く……」

【なんとかかんとか事情を説明後】

女剣士「あら、女勇者様のお知り合いでしたの?」

女占い師「ふっふん」ドヤッ

女侍「しかも戦う占い師とはな……」

女占い師「恐れ入ったー」ドヤッ

女剣士「か、が抜けてますわね」

女占い師「?」


女剣士「ですが、それなら丁度いいですわ。女勇者様の今の居場所を占ってもらえませんこと?」

女占い師「今は無理ー、無理ー。私、占星術師だから、星や月が綺麗じゃないと占えないー」

女剣士「ああ、そういう事ですの。それなら仕方ありませんわね。まだ夕方なので、どちらも出てませんし」

女侍「しかし、闇雲に探すよりは占ってもらった方が早いかもしれんな。幸い、今日はよい天気だ。きっと夜空は綺麗だろう」

女剣士「そうですわね。それにしても、こんな事でしたら集合場所を決めておくべきでしたわね。今更な話ですけども……」ハァ……

女侍「それは次回の教訓に活かせば良かろう。それよりもどうするのだ。ここで夜まで待って占ってもらうか?」

女剣士「そうですわね……」



安価下1
女剣士の判断

どうする?

セリフか行動か心境で

女剣士「」ゴソゴソ……

女侍「?」

女占星術師「?」


女剣士「女侍はこれに着替えて下さいな。ドレスですの」スッ

女侍「いや、私はこのようなフリフリヒラヒラのは似合わないぞ//」

女占星術師「っていうか、今、どこから出したのー? 不思議ー、不思議ー?」


女剣士「そして、女占星術師は、ここの椅子に座っていて下さいな」ポンッ

女占星術「それはいいけど、何するのー? なにー、なにー?」


女剣士「では、私は向こうでタキシードに着替えますから……そうですわね。10分後にまたここで」

女侍「ふむ……」

女占星術「うん……」

【10分後】

デロデロデロデロデロデロ、ジャンジャジャーン♪

女侍「それでは紳士淑女の皆様、大変お待たせいたしました。プリンセスケンシーの登場です!」

ボンッ!!

パンパカパーン!!

女剣士「ハーイ! センキュー! センキューですわ!」


女侍「驚愕です! 何もないところから、いきなりのご登場!」


女占星術師「スゴいー、スゴいー!///」パチパチ!!


女侍「では、早速。プリンセスケンシー、今日はどんなマジックを?」

女剣士「」ボソボソ

女侍「ええっ!? そんな事を!?」


女占星術師「なにー、なにー?//」ドキドキ


女剣士「」ボソボソ

女侍「はあ、なるほど……。会場の中から誰か一人お手伝いを……」

女侍「お客様の中にどなたか、プリンセスケンシーのお手伝いをしてくれる方はいませんかー? 出来れば美少女が良いそうですがー」


女占星術師「私ー! するー! するー!//」ワクワク


女侍「これは美しいお嬢さんですね。ありがとうございます。では、こちらの黒い箱の中に入ってもらえますか?」

女占星術師「入るー! 入るー!」トコトコ、ピョンッ

女侍「それでは扉を閉めまして」バタンッ

女占星術師「ふえっ!?」

女侍「厳重に鍵もかけます」ガチャッ、ガチャガチャ

女占星術師「何でー!? 何でー!? 開けてー!!」ダンダンダン


女侍「用意が整いました。それでは、プリンセスケンシー、お願いします」


女剣士「」チャキッ


女占星術師「なになになにー!? 怖いー!! 怖いー!!」ガタガタガタガタ


女剣士「人の世の無情さ……全て断ちましょう……」

女剣士「切り捨て御免!!」ヒュンッ!!


スパッ!! ズズッ……ドサッ……


女侍「ああっ! 箱が真っ二つに!! 中に入った美少女の運命はー!?」

女剣士「ふっ……」


女侍「そ、それでは私が確認を……」ゴソゴソ、パカッ

女侍「いない!? どこにもいません! 何故!?」

女侍「プリンセスケンシー、あのお嬢さんは一体どこに!?」


女剣士「あちらのマストを御覧下さいな」スッ


女占星術師「はうー!!///」ジャンジャジャーン♪


女侍「これは!? いつの間に!?」


女剣士「謎はいつも貴方のそばに。それでは私はこれで!」ボンッ!!


女侍「今度はプリンセスケンシーが消えましたー! 皆さん、素晴らしい切り捨て御免を見せて頂いたプリンセスケンシーに盛大な拍手をお願いします!」


女占星術師「きゃー!///」パチパチ

女剣士「…………」

女侍「…………」

女占星術師「きゃー、きゃー!///」ピョンピョン


女剣士「さて、動き回っても仕方ありませんですし、ここで待ちましょうか」

女侍「私はもうドレスを脱いでいいのか? 動き辛い上、恥ずかしいのだが……//」

女剣士「女占星術師、お詫びにご飯でも作りますわ。是非、食べていって下さいな」

女占星術師「うん! 食べるー、食べるー!」

女侍「待て、女剣士、ドレスは? せめて、着物に……///」

女剣士「さてと……何を作りましょうか……?」

女侍「ドレスは…………?//」



安価下1
女剣士の献立

何を作る?

ゲテモノ

>>427
了解。無茶安価と判断したものはスルーで

女剣士「そうですわね。ブイヤベースでも作りましょうか……。私の得意料理ですわ」

女侍「ぶいやべーす?」

女占星術師「ブイヤベースー!// 好きー!」

女侍「ちょっと待て。ぶいやべーすとはどんな料理なのだ?」

女剣士「簡単に言えば、魚介類と野菜を、トマト、オリーブオイルで味付けしたスープ、かしら?」

女侍「つまり、西洋風の味噌汁か」

女剣士「……まあ、そんな感じなのかしら?」

女侍「ならば、私は魚か貝でも取ってこよう。野菜は食料庫にあったはずだ」

女占星術師「私はー?」

女剣士「あなたはお客様ですので、何もしなくていいですわ。適当にお待ちしていて下さい」

女占星術師「待つー、待つー♪」ピョンピョン

女侍「では、着替えよう。流石にこの格好では魚など取れぬ」

女剣士「BGMをおかけしましょうか?」

女侍「ストリップか! いらぬわ!//」

【元の服に着替え終了】

女剣士「ではお願いしますわ」

女侍「任せておけ」

女侍「それっと」ドッポーン



コンマ下1
獲ったどー! 何匹?

1の位が獲った数
10の位が7なら、別の物も獲ってくるよ

【一時間後、甲板】

女侍「」

女剣士「」

女占星術師「」


鮫「」ビチビチ!!


女剣士「女侍さん。何でこんなもの獲ってきちゃうんですか……」

女侍「わ、私だって狙って獲ってきた訳ではない!」

女占星術師「女侍、漁が上手ー! 上手ー!」ピョンピョン

女剣士「なるほど、ジョーズと」ポンッ

一同「」ハハハッ


女侍「…………」

女剣士「…………」

女占星術師「食べるー?」ドキドキ



安価下1
どうする?

セリフか行動か心境でー

ちなみに新鮮な鮫は、塩焼きとか唐揚げやムニエルに出来るよー
ヒレを干せばフカヒレも出来るねー
ただ、ブイヤベースはきついかな……

女剣士「まあ、折角ですし、頂きましょうか……。私が捌きますので、刺身にでも致しましょう」

女侍「それは構わぬが、鮫は普通に切っただけでは、多少クセがあるので、湯引きをせねばならぬぞ」

女剣士「湯引き、ですか? 湯通しとは違いますの?」

女侍「多少な。まずは鮫を捌いて」

女剣士「はい。お命ちょうだい!」スパスパ

鮫「」ガフッ……

女侍「次に塩水で湯通しをして」

女剣士「これは海水でいいですわね。大鍋で汲んで」ザバッ

女占星術師「てりゃー! 炎魔法ー!」ボッ

グツグツ……

女侍「湯通しが終わったら冷水に浸して、塩をたっぷりとまぶし、二十分ほど待機」

女占星術師「氷魔法ー!」キーン

女剣士「で、お塩を」バサッ、バサッ



【二十分後】

女侍「後は塩をよく洗い流して、また塩水で湯通し」

女剣士「」ジャブジャブ

女占星術師「炎魔法ー!」ボッ

グツグツ……

女侍「最後に冷水にまた浸して」

女占星術師「氷魔法ー!」キーン

女侍「辛子味噌で食べる」


女剣士「」パクッ

女剣士「美味しい!//」

女占星術師「さっぱりー、さっぱりー!//」パクパクッ

女侍「そう。淡白な味なので、どれだけでもいける。お酒にも合うしな」パクパクッ、グビッ

【食事終了】

女剣士「ごちそうさまでした」

女占星術師「お腹いっぱいー。満足ー、満足ー//」ゴロゴロ

女侍「食べてすぐ寝ると牛になるぞ」

女占星術師「ふぎゃーっ!! ほんとー!?」

女侍「すまない、それは嘘だ」

女占星術師「はうっ!? 騙されたのー!?」

女剣士「熟練の兵士が言いました。戦いとは」

女占星術師「騙しあいー、あいー! 駆け引きなのー!」

女剣士「よしっ。問題は解決したわね」

女占星術師「はうっ!? またこのパターンにやられたのー!?」

【一方、女漁師は……】

女漁師「ぐっ、くそっ! 無事に岸までたどり着いたはいいものの全てを失っちまったよ!」

女漁師「でも、負けてらんないね! まだまだ終わる女じゃないよ、アタシは!」

女漁師「逆境をバネにどこまでも強くなってやろうじゃないか! 全てはこれからさね!」

女漁師「一度は心を折られちまったけど、そんなものはもう忘れたよ! アタシは海の女だ! 波にもまれて強くなるんだ!」

女漁師「とはいったものの、流石に多少は頭は冷えたよ」

女漁師「アタシとした事が、キレてあのお嬢ちゃんの存在をすっかり忘れちまってたからね」

女漁師「かなり強そうなお嬢ちゃんだったから、死んではいないとは思うけど、流石に心配だよ」

女漁師「確か、お城の方向に飛ばされていったっけ」

女漁師「とりあえず、あのお嬢ちゃんを探しだそう」

女漁師「確か、漁村に腕のいい占い師がいたはずだね。あの子に占ってもらって居場所を聞いてみるかい」

女漁師「とは言っても、漁村に行くには海岸を通る事になるね……」

女漁師「下手したら、あの女大海賊にまた出くわす事になっちまう」

女漁師「どうしたものかね……」



安価下1
女漁師の判断

セリフか行動か心境か代案でー

女漁師「仕方がないね、今、あいつには会いたくないしね」

女漁師「かなり遠回りになるけど、山の方から回り込んで行くよ」

女漁師「ついでに狩りでもしてお土産でも持っていくかい。兎か雉ぐらいなら私でも獲れるだろ」

女漁師「さあ行くよ」スタスタ

【一方、海岸では……】

女大海賊「はぁ……」トボトボ

女大海賊「恋人になれたと思ったらいきなりこれかあ……」トボトボ

女大海賊「切ないなあ……」トボトボ


副船長「あっ、お頭ー!」

女大海賊「……ああ、副船長かあ。何?」ズーン……

副船長「なんかがっつり落ち込んでる」

【お互いに状況説明後】

副船長「そうなんですかい。いや、でも、そんなの一時的な事じゃないですか。それよりも、王子様の恋人になれたって事を喜びましょうや」

女大海賊「しーっ! しーっ! 声が大きいってば」アセアセ

副船長「ああ、こいつは失礼。秘密なんですね」

女大海賊「だって恥ずかしいじゃない//」

副船長「子供ですかい。禁断の愛とかそんなんじゃあないんすか」

女大海賊「だって私、貴族だもん」エヘン

副船長「ああ、そういやそうでしたっけ。あんまりにもイメージ合わないんですっかり忘れてやしたが」

女大海賊「」アハハッ

副船長「いや、笑うとこじゃないですよ、そこ」

女大海賊「?」

副船長「とにかく、そういう事なら、早い内にお城に行った方がいいですね。幸い、財宝やら武器は全部無事だったんで、貯えはありやすし」

女大海賊「うん。そうする」コクン

副船長「ついでに着替えて行かれたらどうです? 折角、お城に行かれるんですから、正装をしていった方がいいでしょう」

女大海賊「いやん/// 勝負下着とかそういう意味?///」ドキドキ

副船長「何でそういうとこだけ、大人思考なんですか。ていうか、人の話し聞いてました?」

女大海賊「? 聞いてたよ?」

副船長「もういいです。それよりさっさとドレスにでも着替えてお城に行って下さい。馬車は手配しておきやす」

女大海賊「馬車はカボチャの馬車じゃなきゃ嫌だよ?」

副船長「すげーカボチャ臭くなるけど、そこはいいんですかい?」

女大海賊「え?」

副船長「え、じゃなくて」

女大海賊「あっ、でも、拠点流されちゃったから着替えがないや」アハハッ、オッカシー

副船長「いい加減腹立ってきた」

女大海賊「えっと、どうしよう? ドレスじゃないとまずい?」

副船長「まずいって事はないと思いやすが、何が起こるかわかりやせんし、正装の方がいいんじゃないですかい?」

女大海賊「そうよね。いきなりお父様に紹介とか言われるかもしれないし//」ドキドキ

副船長「王様、知ってるでしょ、あんた。てか、そんな庶民レベルの話じゃないんすけど」

女大海賊「副船長、どうしよう? 困っちゃったよ、私」

副船長「あんま困ってる様には見えないんですけど」

女大海賊「困ってるよ!」プンプン

副船長「何で逆ギレしてるんすか、全く……」



安価下1
副船長のアイディア
ドレスをどうやって手に入れる

セリフか行動でー

副船長「仕方ないですね。あっしが漁村の住民に借りてきやす。頭下げれば、貸してくれるでしょう」

女大海賊「それは嬉しいけど、いいの?」

副船長「いいですよ。それより、国王とかの心証を悪くする方がまずいんで。確か、漁村にサムライとかいう昔ジパングの王に仕えていた女がいたはずなんで、そいつならドレスの一着ぐらいは持ってるでしょう。行ってきやす」

女大海賊「私も一緒に行こうか?」

副船長「いえ、お頭が直接出歩くのはあまりよくねーんで。これは威厳の問題でさあ。大人しくここらで待ってて下さい」

女大海賊「んー、じゃあお願い。よろしくね」

副船長「へい」タッタッタ

【漁村、女侍の家】

副船長「おーい、誰かいるかー」

ダンダンダン

副船長「弱ったな、いねーのかい。無理矢理入って勝手に借りてもいーんだが、そいつをするとお頭の立場が悪くなっちまうからな……」

副船長「かといって、他にドレスなんて高級な服を持ってそうなやつなんて、この漁村にはいねーはずだ」

副船長「参ったな……。どうしたものか。もう夕方だってーのに」

副船長「少なくとも、今日中には弁償金だけは届けさせた方がいいだろうし」

副船長「なんかいい方法はねーだろうか……?」



安価下1
どうする?

セリフか行動でー

安価下1
副船長の手下→女海賊

モブ? キャラ安価?

どっち?

じゃあキャラ安価で



安価下1
女海賊の性格を決めて



安価下2
女海賊の、海賊団の中の地位、もしくは役割を決めて



安価下3
女海賊の武器か得意な魔法を決めて(両方可。なしでも可)

女海賊のまとめ

性格→天然ドジ、恥ずかしがり屋でシャイ
地位→下っぱ、落ちこぼれ
武器→クナイ

補足
コスプレマニア
コスプレ衣装を作るのが好きで、ドジだけど裁縫と薬の調合だけは上手い
人をまとめるのが苦手



安価下1
女海賊の強さを決めて(ただし、女侍以下。あと、ドジ補正が勝手に入ります。ランクで選ぶのはなしでー)


ちなみにこれまでのキャラをランク分けすると大体こんな感じー
MAXがSS+かな?

女大海賊→S+
女勇者→A以上(未知数)
女剣士→B
女占星術師→B(条件付き)
副船長→B以上(未定)
女漁師→C+
女侍→C+(ただし、回復力はS)
王子→D(豪華な装備のおかげで防御力だけB)
一般兵士、海賊→F

シーサーペント→S

ごめん、ランクはなしかな
そこそこ、でいい?

再安価ならそこそこより少し弱いくらい

文字化けしてるみたいなんで、>>463

副船長「ああ、そういや、手下に一人コスプレマニアがいたな。思い出した」ポンッ

副船長「多分、あいつならドレスの一着や二着ぐらいは持ってるはずだ」

副船長「よっぽど大事にしてて、衣装だけは別のとこで保管してたはずだから、流されてもいないし濡れてもいないだろ」

副船長「背丈もお頭と似たようなものだ。丁度いいな」

副船長「また逆戻りだが仕方ねえな、急ごう」タッタッタ

【拠点跡】

副船長「おーい、女海賊! 女海賊はいねえか?」キョロキョロ


女海賊「はははははい! なななななんですか!?///」コソッ


副船長「いいから物陰から出てこい。どれだけ恥ずかしがり屋なんだ、おめーは」


女海賊「ああああああの、わわわわわわ私はここここここがいいので///」コソッ


副船長「あー、もう、めんどくせー。まあ、時間がないからそこでいい。お前、ドレス何着か持ってねーか?」


女海賊「もももももも持ってまふ///」コクコク


副船長「それなら一着、一番豪華なのを貸してくれねーか。お頭が着るんだ。しかも少し急いでる」


女海賊「おおおおおおおお頭ですか/// わわわわわわわかりました、すぐに///」コソッ


副船長「ああ、急いでくれ」


女海賊「///」コクコク



副船長「…………」


女海賊「…………///」



副船長「早くしてくれねーか、おい」


女海賊「ああああああの、見られてると恥ずかしいので、うううううう後ろを向いてもらってていいですか///」コソッ


副船長「おめーは、ラブコメのヒロインか。お前が服を着替える訳じゃねーんだから、早くしろ」


女海賊「でででででででででも///」アセアセ


副船長「わかったよ、もう。早くしてくれよ」クルッ


女海賊「ふぁふぁふぁふぁふぁふぁい! いいいいいいい今すぐ!」シュバババッ!!


女海賊「あっ!!」コケッ

女海賊「あわわわわわわわわわっ!」ドンガラガッシャーン!!


副船長「なんで何もない場所で転べるんだ、おい!」

【女海賊の衣装保管所】

バタンッ!!

女海賊「ふーっ……//」ドキドキ

女海賊「さっきは焦ったよ、もう/// 思い出すと恥ずかしいよ///」カアッ

女海賊「やっぱり普通のこの格好じゃダメかな。別の衣装に着替えて、別人になりきらなきゃ恥ずかしい///」テレッ

女海賊「で、何の衣装にしよう?」ワクワク



安価下1
コスプレー

何にする?
あんまりにも時代背景に合わないのは再安価もあるよー

女海賊「」ゴソゴソ

女海賊「うん♪ 今日はこれに決めた! 女剣士セットー!」パンパカパーン

女海賊「早速着替えて……」モチョモチョ

女海賊「剣も装備と……」ゴソゴソ



【五分後】

偽女剣士「問おう。貴方が私のマスターか」

偽女剣士「エクスカリバー!」ジャキンッ!!

偽女剣士「カッコいい……//」ウットリ

偽女剣士「では、参りましょう。いざ、ドレスを女大海賊の元に!」ダダダダッ!!

ガチャッ、バタンッ!!



ガチャッ!!

偽女剣士「ドレス忘れちゃった! あわわわわわわわわわ!」アセアセ

【海岸】

副船長「タバコまで、湿ってやがるか……」シュボッ、フーッ

副船長「それにしても遅いな、女海賊……。またどっかでドジやってるんじゃないだろうな」


海賊A「副船長、一応馬車の用意は出来ましたけど、これだけ遅いと今日中には多分城までたどり着けないですね。どっかで一泊する事になりますよ」

副船長「ああ、そうだな。こんな時、移動魔法が使えるやつがいればいいと思うんだが、うちの海賊団にはいねーしな」

海賊A「移動魔法使えるやつなんて滅多にいませんからね。まあ、うちはお頭が馬より遥かに早いんで、困った事なんて滅多にないんですけど」

副船長「そのお頭が今回は正装で行くからな。ドレスで飛んだり跳ねたりする訳にはいかねーし。今回は今日中に着くのは諦めだ」

海賊A「仕方がないですね。了解です」

副船長「それより、女海賊はいつまでモタモタしてや……ん? 誰だ、あいつ?」


偽女剣士「」ダダダダッ!!

偽女剣士「」ハァハァ、ハァハァ


副船長「………………」

海賊A「………………」


偽女剣士「お待たせした。ドレスはここに」スッ


副船長「誰だ、あんた」

偽女剣士「……? 何の事だ?」


副船長「??」

偽女剣士「??」

場面転換→お城(王子)

ニューキャラ登場
侍女



安価下1
侍女の性格を決めて

【一方、お城の王子】

王子「む……」パチクリ

王子「ここは……?」キョロキョロ


侍女「良かった! 王子様、お目覚めですね! 本当に良かった!」ホッ!!

王子「侍女……?」

侍女「では、今すぐ祝杯を! 思いきって79年もののワインを開けちゃいますね!」

王子「ま、待ってくれ、侍女! それは私の大切なコレクショ」

侍女「プロージット!」バリンッ

王子「叩き割られた!!」

王子「…………」グスン

侍女「ささ、王子様! 泣いてないで、また寝て下さいな! 全身全霊、命をかけて休んでください!」ドンッ、ドサッ!!

王子「はぐっ! ごふっ!」

侍女「お医者様から、今日一日は安静にしている様に言われてますから。動き回っちゃダメですよ」

王子「」ゲホゲホッ

侍女「あらまあ、大変! 風邪かしら! またお医者様を呼んでこないと!」

王子「だ、大丈夫だ、侍女!」

侍女「大丈夫というのは王子様が決める事ではないですよ。お医者様が決める事で」

王子「い、いや、それより、私はどうしてここに?」

侍女「え…………覚えてないんですか?」

侍女「」ハッ!

侍女「まさか、記憶喪失!?」

王子「落ち着いてくれ、侍女! 私は無事だ! だから、落ち着いてくれ!」アセアセ

王子「それで、私は何故ここに?」

侍女「女大海賊様に飛ばされて、気絶されてたそうですよ。ここに連れてきた兵士がそう言ってました」

王子「ああ、そうか……そういえばうっすらとそんな記憶がある……」

侍女「いつもの事とはいえ、心配してたんですから。あまり心配をかけさせないで下さいね」ゴシゴシ、キュッキュッ

王子「後で掃除するぐらいなら、何故ワインを叩き割ったのだ……」グスン



王子「そういえば、女大海賊は? ここにはいないのか?」キョロキョロ

侍女「衛兵が追い返しましたよ。また城壁と倉庫を壊していったので。王様もお怒りのご様子でしたわ」ゴシゴシ

王子「それはまずいな、すぐに父上に会わねば」ムクッ

侍女「ダメです!」ガシッ、ダシンッ!

王子「ごふっ!!」ゲホゲホッ!!

侍女「さっきも言いましたが、今日一日は安静にして寝ているようにと言われています。起こすわけにはまいりません!」

王子「い、いや、しかし……!」

侍女「抵抗される場合は実力行使しても良いと王様から言われてます! どうしても行くと言うなら、丸焼けをお覚悟して下さい!」メラメラ、メラメラ!!

王子「」ビクッ

侍女「伊達に王子様の侍女に選ばれている訳ではありませんよ! ローストプリンスになりたいと言うのなら別ですが!」ゴゴゴゴゴゴ……!!

王子「……くっ!」

ようやく、時間のすり合わせ完了

夜までもう少し


現在状況

女勇者→女漁師を探しに漁港へ

女剣士、女侍、女占星術師→船で夜待ち

女漁師→山。女占星術師の家まで迂回中

女大海賊、副船長、女海賊(偽女剣士)→海岸

王子、侍女→お城


キャラを増やしすぎてややこくなってもーた
これ、話がまとまるんだろうか? 安価に期待



安価下1、下2、下3
この5組の中からそれぞれ1組ずつ選んで

選ばれなかった2組は安価出来ないよ

【漁港】

ヒュイン……

女勇者「よっと」スタン

女勇者「アカンアカン、女漁師、無事やろか?」アセアセ

女勇者「とりあえず、ここらの人間に片っ端から聞いたろ。知ってる人間が誰か一人ぐらいはおるやろ」


漁師たち「ふーっ、今日も疲れたなー」トコトコ


女勇者「あ、丁度ええわ」

女勇者「おーい、そこのおいちゃん、おいちゃん。ちょい聞きたい事あんねん、教えてんかー!」タッタッタ


漁師たち「? ……なんだ?」

女勇者「あんな、おいちゃんたち。女漁師って知ってんか?」

漁師A「あー、その子なら知ってるよ。この浜じゃちょっとした有名人だ」

女勇者「ほな、丁度良かったわ。うち、今、女漁師探してん。どっかで見かけへんかったかー?」

漁師B「今日か? どうだったかな……?」

漁師C「あー、えっと……」



安価下1
漁師たちから聞いた、女漁師の情報

セリフでー

漁師A「確か、熊に襲われたとか何とか」

女勇者「はいー!? 何で漁師が熊に襲われんねん!? 猟師ちゃうで! クマった、クマったとか言うとる場合ちゃうやろ、ちゅうかまだ誰も言うとらへんがな、おい!」ビシッ

漁師A「」
漁師B「」
漁師C「」


漁師B「ああ、うん。でも、俺たちだって年がら年中海にいる訳じゃないし、漁師じゃないやつだって住んでない訳じゃないからな」

漁師C「特にここの漁港は山に近いだろ? 猟師だってそれなりにいて、たまに買い物とか、山でとったものとかと魚とを物々交換しに来るんだよ」

漁師A「で、ついさっき来た猟師の一人がそんな事を言ってた気がするんだけどな。俺たちと話してた訳じゃないから、そこまで詳しくは知らないけど、でも、話自体は間違いないと思うぜ」

女勇者「さよかー。ほな、あの後山にでも飛ばされたんやろか……? とにかく、おおきにな、おいちゃんたち。ちょい探しに行ってみるさかい」

漁師A「今からか? やめとけやめとけ。もうすぐ暗くなる。夜の山に入ったら危険な上、道に迷うぞ」

漁師B「それよりもあいつの家の前で待ってた方がいいだろ。良かったら案内してやるよ」

女勇者「さよか? うーん……」



安価下1
どうする?

セリフか行動か心情でー

女勇者(おいちゃんたちの気持ちはありがたいんやけど、それならもう女占い師の家に行った方がええかもしれへんな)

女勇者(そやな。もうあいつに全員の場所を占ってもらうのが一番ええかもしれへん)

女勇者(うん。そうしよ。決めたで)

女勇者「おいちゃん。気持ちはありがたいんやけど、それなら別んとこ行くさかい、大丈夫やで」

漁師A「そうか? まあ、それならいいけどな」

漁師B「じゃあな。山には入るなよ」

漁師C「どこ行くか知らんが、気をつけて行けよ」

女勇者「うん。ありがとな、おいちゃんたち。ほなまたなー」タッタッタ


漁師A「また、ね。ずいぶん人懐っこい子だったな」

漁師B「そうだな。元気があっていいねえ。いい漁師になりそうなんだが」

漁師C「うちの息子の嫁にほしいな」ハハハッ

【一方、海岸……】

副船長「とにかく、まあ、ありがとよ。どこのどなたかは知らねえが助かったぜ」

偽女剣士「何の冗談だ?」

副船長「なんか妙なのに絡まれちまったな、おい」

偽女剣士「??」


副船長「ああ、そうだ。お前、ドレスをお頭のとこに」

海賊A「へい!」タッタッタ


偽女剣士「よし。それなら私は戻る。また会おう」クルッ

副船長「ちょいと待ちな、ねーちゃん」

偽女剣士「?」

副船長「世の中、タダほど怖いものはないって言うだろ。それに、このまま返しちまったら、海賊の名折れだ。ちょっと待ってな」ゴソゴソ

偽女剣士「??」

副船長「ほら、400ゴールドだ。これだけあれば新しいドレスが買えるだろ。受け取りな」スッ

偽女剣士「……いいのか?」

副船長「いいさ。それより、一つ聞かせてもらえるかい」

偽女剣士「何だ?」

副船長「どうして、ドレスが必要と知っていた?」

偽女剣士「頼まれたからだが……??」

副船長「……?(女海賊にって事か?)」

副船長「そうか……。わかった、もういい。引き止めて悪かったな」

偽女剣士「構わない。それでは私はこれで」クルッ

副船長「ああ、それじゃあな」

偽女剣士「失礼する」スタスタ


副船長「なかなかいい女だな、あいつ……」ボソッ

【ドレスに着替え終了】

女大海賊「うーん。やっぱ動き辛いのよね、この格好……」ヒラヒラ、フリフリ

副船長「」ブハッ

女大海賊「何で笑うのよー! ひどいじゃない!」プンプン

副船長「い、いえ、失礼しやした。あんまりにも見慣れない格好だったんでつい……」

女大海賊「こうしてると、私も貴族のお姫様っぽいでしょ?」シズシズ

副船長「」ハハハッ

女大海賊「泣くわよ、ホントに! ひどい!」

副船長「すいやせん……。悪気はなかったんで……」シュン

女大海賊「んー、もう! やっぱドレスとか嫌! いつもの格好がいい!」

副船長「まあ、今更なんで……。そこは我慢して下さい。それより、向こうに馬車の用意が出来てるんでどうぞ」

女大海賊「もう!」プンプン

【女海賊の衣装置場】

ガチャッ

偽女剣士「ふーっ……緊張したー……」

偽女剣士「でもラッキー♪ 400ゴールドももらっちゃったよ。これでまた新しい衣装が作れるね」

偽女剣士「さてと、用事も済んだし、衣装を着替えようかな」

偽女剣士「っていうか、今、思ったんだけど、私たち今日どこで寝泊まりするんだろ?」

偽女剣士「上の人達は多分、無事な船で寝泊まりするんだろうけど、私たち下っぱまでは入りきらないだろうし」

偽女剣士「ひょっとして……」

偽女剣士「そこらで雑魚寝? はわわわわわわわ///」

偽女剣士「無理、そんなの無理!///」

偽女剣士「寝顔とか見られるかもなんて有り得ない!///」ヤンヤン

偽女剣士「どどどどどどどうしよう!////」アセアセ



安価下1
どうする?

セリフか行動か心情で

偽女剣士「そ、そうだ! 衣装場で寝ればいいんじゃん!」ポンッ

偽女剣士「私、頭いい!」キラキラ

偽女剣士「多分今日はもうやる事ないだろうし、ここで寝ちゃおう」ゴソゴソ

偽女剣士「えっと……タオルか何かあったはずだから、これを枕にすればいいか……」ポンポン

偽女剣士「それじゃかなり早いけどもう寝」グキュー、グルグル

偽女剣士「おおおおおおおお腹の音が///」

偽女剣士「そういえば、今日、まだ晩ご飯食べてなかった……」ショボン

偽女剣士「お腹空いたー……」

偽女剣士「何か食べたいけど、でも、みんなに見つかるとそのまま雑魚寝させられるかもしれないし…………」

偽女剣士「うーん…………困ったな…………」グキュー……



安価下1
どうする?

セリフか行動でー

偽女剣士「仕方ないか……。ちょっとだけ寝て、みんなが寝静まった頃に余ったご飯でも食べよう」グキュルルル

偽女剣士「それじゃ、着替えて……」ガチャッ、ファサ……

偽女剣士「メイクも落として……」ジャバジャバ


女海賊「うん。すっきり」

女海賊「さあ、寝よっと。寝れるといいけど……」トコトコ、ズルッ

女海賊「あっ、タオル敷いたの忘れ……はわわわわわわわ!」ツルン

ゴチンッ!!

女海賊「あうう……もうラメ……」ドサッ


女海賊「」ピヨピヨ、ピヨピヨ……

【一方、女漁師……】

女漁師「どっせい!」バキッ!!

熊「……!!」ガフッ!!

女漁師「どりゃあっ!!」ゴスッ、ドカッ、ダシコンッ!!

熊「……ガ、ガルルッ……!!」ドサッ……


女漁師「ふんっ! どうさね!」

熊「」…………


女漁師「ふっふっふっ、思いがけない極上の獲物が手に入ったよ。いい手土産が出来たね。今日は熊鍋だよ!」

女漁師「さあ、こいつを縄でくくりあげてと……」グルグル

女漁師「ちょいと手こずっちまったから、遅くなっちまったしね。もうすぐ日が暮れちまう」

女漁師「さっさと女占い師の家に行くとするか」グイッ、スタスタ

熊「」ズルズル……

女大海賊と女漁師は流れ的に安価が出せなかったので、次の周回に持ち越しでー

代わりに船でちょっとしたオマケしやふ

【一方、船では……】

女侍「ふむ……。日が暮れ始めたか。夜までもう少しだな」

女剣士「そうですわね。女占星術師、占いの方、頼みましたわよ」

女占星術師「任せるー、任せるー♪」ピョンピョン


女侍「しかし、ただ待つというのも退屈だ。一つここは三人で賭けをしないか?」

女占星術師「賭けー?」ワクワク

女剣士「あら、面白そうですわね。それなら……」ゴソゴソ

女剣士「私、今、丁度トランプを持っておりますの。これで一勝負といきませんか?」ジャジャーン

女占星術師「するー、するー!」

女侍「というか、どこから出したのだ? さっきもそうだったが、本当に手品師ばりだな……」

女剣士「ええ。女勇者様が遊びに来られた時、退屈しない様にと覚えましたの」スマシ

女侍「おおう……。並々ならぬ献身……。方向はともかく、その忠義心は見習うべきところがあるな」

女剣士「本当に大変でしたわ。手品師に弟子入りして、二年間みっちりと教えてもらいましたから」

女侍「そこまでくると逆に怖いぞ、私は!」

女占星術師「怖いー? はうー?」

女剣士「とにかく、まあ、いたしましょうか。それで一体何を賭けますの?」

女侍「そうだな……。勝者が敗者の言う事を一度だけ何でもきくというのはどうだろうか?」

女剣士「あら、大丈夫ですの? そんな事を言ってしまって。先に言っておきますが、私、結構賭け事も得意ですわよ」

女侍「私とて、賭けは得意だ。特に駆け引きを用いたのはな」

女占星術師「私も強いー、強いー。負けないー!」ピョンピョン


女剣士「そうですか、それなら決定という事で……。お二人とも覚悟はよろしくて?」ゴゴゴゴゴ……

女侍「ふっ、笑止。返り討ちにしてくれよう」ゴゴゴゴゴ……

女占星術師「私が勝つー、勝つー」ゴゴゴゴゴ……



コンマ下1、2、3
キャラの名前を書いて、書き込んだコンマで決定
キャラの名前がないコンマは無効だよ
もしも被った場合は書き込みが早い方を採用

コンマの数値が一番大きかったキャラが勝者で、一番小さかったキャラが敗者

コンマが同数の場合はもう一回そのキャラ同士で再コンマ
一人でもゾロ目が出たら、なんかボーナス(ただし、採用されたコンマに限るよー)

【ポーカー】

女侍「ふっ。すまないな、二人とも。やはり、私は賭け事が得意だ。フルハウス!」ジャン!

女剣士「ふふっ。甘いですわね、フォーカードですわ!」ジャジャン!

女占星術師「ほーほっほっほー。ストレートフラッシュなのー!」パンパカパーン!!

女侍「何だと!? そんな馬鹿な!!」ガーン!!

女占星術師「私の勝ちー、勝ちー♪ 私、強いー!」ピョンピョン

女侍「ぐっ! 仕方あるまい……。武士に二言はない! さあ、何でも一つだけ命令するが良い!」

女占星術師「えーとねー、それじゃー、それじゃー」ワクワク



安価下1
女占星術師の命令ー

お好きにどうぞ

女剣士を一晩だけ犬みたいにする
言葉を喋らせないでワンしか言わせない

>>502
女剣士は敗者じゃないんで無理かな
女侍でいい?
30分返事がなかったら再安価でー

はいな。多分ちょい時間かかるから、ゆっくり待ってて

女占星術師「んっとねー、それなら女侍は今日一晩だけ私のワンコー、ワンコー♪」ワクワク

女侍「ワンコ……犬だと!?」ガビーン

女占星術師「イヌー、イヌー♪」コクコク

女剣士(……悲惨だな)

女侍「しかし、犬などと……! それはいくらなんでも……!!」

女占星術師「うー、うー。負けたのにずるいー、ずるいー」プクー

女侍「ずるいだと……!? 私が……!? くっ……!!」

女侍「だが、犬になるなど、武士の名折れ!! ああ、私はどうすれば!!」

女剣士(葛藤してる……)

女占星術師「言い出したのは女侍の方ー、約束は守るー、守るー」プクー

女侍「くあっ!! ううう……!!」

女剣士(墓穴を掘るってこういう事を言うのかしら…………)

女占星術師「早くー、早くー」

女侍「くっ……。わかった、私も武士だ。約束は守ろう」

女占星術師「武士じゃないー、ワンコ、ワンコー♪」ワクワク

女侍「うああああっ!!」

女剣士(追い討ちまで…………)

女占星術師「まずは四つん這いー、四つん這いー♪」ワクワク

女侍「くうっ! 好きにするが良い!///」スッ


女剣士「なんか羞恥プレイっぽい//」テレッ


女占星術師「喋っちゃダメー、ダメー。ワンコはワンワン鳴くだけー」ワクワク

女侍「ううっ……わ……わんわん////」


女剣士「あどけない顔してこの子、ドS//」テレッ


女占星術師「お手ー、お手ー♪」

女侍「わん!/// わん!////」スッ


女剣士「芸までさせられてる///」テレッ


女占星術師「チンチンー、チンチンー♪」

女侍「なっ!////」カアッ


女剣士「いやん、エッチぃ!////」ヤンヤン

【一方、お城では……】

王子「くっ、そろそろ限界が……!」

王子「侍女よ、私はトイレだ! だから、部屋から出してくれ!」

侍女「ダメです、寝ててください!」グイッ、ポーイッ

王子「うわあああっ!」ヒューン、ドサッ!!

侍女「そう言って逃げる気でしょう。他の人は騙せても、私は騙されませんからね」エヘン

王子「違う! 本当にトイレなのだ! このままでは漏れてしまう!」アセアセ

侍女「はいはい。全く王子様ったら、いくつになっても遊びたがりですね」クスッ

王子「だから違うと!!」アセアセ

侍女「でも、そういうところは少し可愛いですよ♪ ふふっ」ニコッ

王子「悪魔の笑顔にしか見えないのは何故だ!?」

侍女「それじゃあ、早く寝れる様に私が本でも読みますね。だから安静にしてて下さい」ニコッ

王子「だ、誰か、助けてくれー!!」

一周したので一応現在状況↓ 時刻は夕方から夜に


女勇者→女占星術師の家の前に到着

女漁師→熊を引きずって女占星術師の家に移動中。もうすぐ到着

女大海賊、副船長→近くの町まで移動済み。宿屋に宿泊

女海賊→衣装保管所で気絶中。次回かその次までは気絶したまま

女剣士、女侍、女占星術師→船で待機。占いが可能に

王子→何とかトイレに

侍女→トイレ前で見張り



今回は、女勇者、女漁師組と女大海賊、副船長組が持ち越しされてるので、全員安価でー

【女占星術師の家】

女勇者「な、なんやねん、コレー!」

女勇者「無茶苦茶なっとるがな、どないしたんや、一体!」

女勇者「家のドア壊されとるし、矛がなくなっとるし、鰹のたたきはそのままやし、何があったんねん!?」パクッ

女勇者「うまっ! 流石、漁村やわ。めっちゃ美味いがな、この鰹のたたき!//」パクパクッ

女勇者「っと、食べとる場合やないっちゅうねん! 女占星術師のやつ、どないしたんや、一体!」

女勇者「ホンマ、今日はおかしいわ! 女剣士も女侍も女漁師も女占い師も全員見つからんてどういうこっちゃ!」

女勇者「とにかく、あいつ探さな始まらへんわ。どないしよ!」



安価下1
どうする?

セリフか行動か心境でー

女勇者「そや、ひょっとしたら、この家になんか手掛かりが残っとるかもしれへん」

女勇者「とりあえず、片付けしながら探してみるかいな」パクッ

女勇者「うんまっ。酒が欲しなるな、これ」

女勇者「ついでにこいつもうちの胃袋に片付けたるで」

女勇者「でも、まずは壊れたドアからやな。よしょよしょっと」ガタガタ、ゴソゴソ

【一方、女漁師】

女漁師「うん。あそこの家だね。明かりもついてるし、いるみたいだ」テクテク

熊「」ズルズル……


女漁師「これを見せたらきっと喜ぶだろうね。毛皮は売れるしいい事ずくめだよ」テクテク

熊「」ズルズル……


女漁師「ってアレ? 玄関で扉直してるのってひょっとして……」テクテク

熊「」ズルズル……

【女占星術師の家】

\ おーい、そこのお嬢ちゃん /

女勇者「?」


女漁師「ああ、やっぱりお嬢ちゃんじゃないかい。探してたから丁度良かったよ!」テクテク

熊「」ズルズル……


女勇者「女漁師やんかー! やっぱ無事やったんやな、良かったわ!」

女漁師「ははっ。アンタこそ、無事で良かったよ! ところでこんなところで何をしてるんだい? ドアなんか直してさ」

女勇者「そういう女漁師もなにしてんねん。熊なんか引きずって。獲ってきたんかー?」

女漁師「ああ、そうさ。女占い師へのお土産というか占い料がわりに丁度いいと思ってね。アンタの行方を占ってもらおうと思ってたからさ」

女勇者「さよかー。それならうちと一緒やな。ちゅうか、その女占い師が、今、おらへんねん。んで、ドアやら壊れとるし、どないなっとるかさっぱりやわ」

女漁師「へえ。そいつはちょっとただ事じゃないね。それなら、アタシも探すのに協力するよ」

女勇者「ホンマか! おおきにな!」

女漁師「礼なんかいいさ。それよりもどうするかだね。闇雲に探したんじゃ多分見つかりっこないからさ。さて、どうしようかね……」

熊「」…………



安価下1
もう一回。どうする?

セリフか行動か心境でー

女勇者「そういえばその熊って生きてるん?」

女漁師「ん? ああ、気絶してるだけだよ。しめるのは食べる直前がいいかと思ってね」

女勇者「今、思ったんやけど、その熊使て女占い師の匂いたどる事って出来へんやろか?」

女漁師「ああ、なるほどね。熊の嗅覚は犬の10倍はあるからね。出来るとは思うけど、言う事をきくかな?」

女勇者「そういうんはうち得意やで。調教なら任しとき」

女漁師「そうなのかい? でも、すぐに調教出来るってもんじゃないよ。犬だって調教には二週間以上はかか」

女勇者「起きんかい、この豚が!」ピシィッ、ピシィッ

熊「ガ、ガルルーッ///」アヒーッ///

女漁師「」

女勇者「うりうり。なんや、聖剣で尻突かれるんがそんなにええんか? この変態クマ野郎め! うりゃ!」ズコズコ

熊「ガルーッ////」ウッヒョー///

女漁師「おおう…………この子、怖い」

【一方、近くの町の宿屋……】

女大海賊「ねえ、もうこのドレス脱いでいいかな?」ヒラヒラ、フリフリ

副船長「ええ、どうぞ。ただし、そこら辺にほったらかしとかはやめて下さいよ。明日も着るんで」

女大海賊「私、そんな事しないよ? こう見えて几帳面だし」

副船長「念の為に言っただけでさあ。ところで話は少し変わりやすが」

女大海賊「うん」

副船長「例の津波の原因は突き止められたんで?」

女大海賊「あ、ううん、まだ」アハハッ

副船長「だと思ってこっちで勝手に調べときやした。どうもあれ、地下から噴き出してきたみたいですぜ」

女大海賊「噴水?」

副船長「そんなロマンチックなもんじゃあねえですが。ただ、原因はわからないですね、まだ。もう少し詳しく調べておきやすが」

女大海賊「ふうん。まあ、小難しい事は副船長に任せるから。私は他に考える事あるし」

副船長「そうですね。船も錨で繋いでおいたんですが、何隻か流されたか壊れたかでずいぶん減ってしまいやしたし。今後、どうしていくかをお頭にはしっかり考えてもらわねえと」

女大海賊「そうなのよね……。明日のデートをどうするかを考えないと……///」ドキドキ

副船長「人の話を聞けよ、コラ」

副船長「お頭、もうちょっと真面目に考えて下せえ。仮にも大海賊団の頂点なんですぜ」

女大海賊「だって私、その前に恋する乙女だもん! しかも、相手は王子様だよ! こっちの方が絶対大事じゃない!」プンプン

副船長「25歳で乙女も何もないんすけど……」

女大海賊「乙女に年は関係ないよーだ」ベーッ

副船長「子供ですかい。もう少し精神的に大人になってほしいんですが」

女大海賊「いいの。王子様はそんな私を好きって言ってくれたから///」ドキドキ

副船長「へいへい」

女大海賊「副船長が冷たいよ! ひどいっ!」

副船長「そこら辺はどうでもいいんで。しかし、本当に結婚とかなったらどうするつもりですかい。例えば、プロポーズされたりとかしたら」

女大海賊「やあん、そんなまだ……////」テレッ

副船長「仮定の話でさあ」

女大海賊「えっと……/// 子供は男の子と女の子の一人ずつ欲しいかな……///」テレッ

副船長「家庭じゃねーよ、コノヤロウ」

副船長「まあ、結婚したら次期王妃って訳ですから、流石に海賊稼業からは足を洗うしかねーですね」

女大海賊「王妃///」キラキラ

副船長「まあ、状況が変わった今、いっその事、ここで海賊団を解散しちまうってのも確かに手かもしれやせんが……」

女大海賊「うん」

副船長「もう少し悩みましょうか」

女大海賊「やっぱり?」

副船長「へい。なんせ、手下が六千人近くもいやすからね。解散しちまったら、こいつらは行き場がねーんでさあ」

女大海賊「うーん。そうなのよね……」

副船長「幸い、拠点の財宝は全部回収出来やしたが、たんまり宝石積んどいたガレオン船がどこかに流されて沈んじまったみたいなんで……」

副船長「残った財宝だけだと、全員に配っちまうと、大した金額にはなりやせんからね」

女大海賊「うーん…………うーん…………」

副船長「まあ、今すぐにとは言いませんが、海賊団をどうするか、ちょいと考えといて下せえ。それではあっしはこれで」スッ、スタスタ

パタンッ……


女大海賊「うーん……。どうしよ……?」



安価下1
なんか案(無茶ぶり2回目)

セリフか行動か心境でー

多分ここらで女大海賊の今後が決まるかな?

女大海賊「あっ」ポンッ

女大海賊「王子様にプロポーズされたら、その時、手下たち全員を兵士にしてもらうよう頼めばいいんじゃない?」

女大海賊「王子様、優しいし、きっと頼みを聞いてくれるよね」

女大海賊「びっくりー。私、すごく頭いいかも//」キラキラ

女大海賊「じゃあ、これで全部解決よね。さあてと、じゃあ普通の服に着替えて着替えて」ヌギヌギ……


女大海賊「よしっと。ご飯食べに行こーっと。今日は気分いいしお酒も飲んじゃえー♪」アハハッ♪

【一方、ガレオン船……】

女剣士「うん♪ 今夜はいい月ですわー。これなら占いがきっと出来ますわね」

女侍「わ、わん//」

女占星術師「キレイー、キレイー♪」ピョンピョン


女剣士「それでは女占星術師、女勇者様の今の居場所を占ってもらえますか」

女占星術師「わかったー。占うー、占うー♪ それと、ワンコもしっかり吠えるー♪」

女侍「わんわん/// わんわん///」


女剣士「ではお願いしますわ」

女占星術師「はうー、任せるー!」エヘン


キラーン……!

女剣士「あら、流れ星?」


女占星術師「…………なるほど。女勇者様は南東の方角ですね。そこにいます。恐らく海岸近くでしょう」スッ

女占星術師「更に、星の動きを見るに、恐らく複数人で行動しています。それほど数は多くはないかと。せいぜい2人か3人ほどでしょうか」


女剣士「誰ですか、この人…………。顔つきから雰囲気まで完全に別人なんですけど…………」

女侍「わん…………」

女剣士「えっと……それで、女占星術師……さん?」

女占星術師「なにー? なにー?」

女剣士「あっ、戻った……」

女侍「わん」


女剣士「あの……占いだと私たちはどういう行動を取った方がいいと出てますの?」

女侍「わんわん」

女占星術師「ええ、それはですね……」キリッ

女剣士(また変わった)

女侍(また変わったワン)



安価下1
占いの内容は?

セリフか行動でー

女占星術師「今は動かず機会を伺うようにと出ています」

女剣士「機会……ですの? それって私たちが動くとまた女勇者様とはぐれるという事かしら?」

女侍「わんわん?」

女占星術師「いえ、そうではないですね。ベテルギウスが月と丁度重なっていますので、これは……」



久々に選択肢あり安価
女占星術師の占いの内容パート2

1、良い事が起こる前触れです
2、危機が迫っている証です
3、その他(自由指定)

ちなみに女占星術師の占いは100%的中するので、必ずそうなるよー

女占星術師「危機が迫っている証です」

女剣士「危機!?」

女侍「わん!?」

女剣士「女占星術師、危機とは一体どういう事ですの? 一体、何が起こるというのですか!」

女侍「わんわん!」

女占星術師「そこまでは私にもわかりません。しかし、ろくでもない事態が起きるというのは確かです。それに備える為にも、私たちはここから動かない方がいいでしょう」

女剣士「そんなっ……!」

女侍「わん!」

女剣士「では、女占星術師。その危機と言うのは私たちに起こるか、それとも女勇者様の方に起きるか、それだけでもわかりませんか?」

女侍「わんわん!」

女占星術師「それならわかります」



安価下1(選択肢つき)
危機について
1、女剣士、女侍、女占星術師の方に起きる
2、女勇者、女漁師の方に起きる
3、両方に起きる
4、その他(自由指定)

女占星術師「女勇者様の方にです」キリッ

女剣士「きゃあーーー! 大変ですわ! 急いで女勇者様の元に行かないと!」アセアセ

女占星術師「落ち着いて下さい、女剣士。さっきも言った通り、動かずここで機会を待つのです。それが結果的に女勇者様の為になります」

女剣士「そんなの聞いてられませんわ! 女勇者様が危機に遭うとわかってて、どうしてこんな所でじっと待ってられますの!」

女占星術師「なるほど……これは仕方がありませんね」スッ

女剣士「矛!? いつの間に!?」

女占星術師「落ち着くー、落ち着くー。でないとこの矛で戦うー、戦うー!!」スチャッ

女侍(戻った!?)

女剣士「…………!」



安価下1
女剣士の選択

どうする?

セリフか行動か気持ちでー

女占星術師「悪い事は、私、言わないー、言わないー。それに、私の占いは絶対ー。素直にここで待つー!」

女侍「わんわん!」

女剣士「……言いたい事はそれだけかしら?」ゴゴゴゴゴ……

女占星術師「」ビクッ
女侍「」ビクッ

女剣士「私は女勇者様の為なら命をも投げ出す所存ですわ! 女勇者様の危機にお側にいないなど、論外の極み!!」

女剣士「例え敵が一万人いようとも! 例え困難が一万回あろうとも、全て乗り越えて見せます!」チャキッ!!

女占星術師「はううっ! 女剣士、ちょっと怖いー! 怖いー!」

女侍「わん!!」

女剣士「あなた方二人も十分に強い。ならば、二人とも力づくで連れていくまでですわ!」ダダッ、ピョンッ!!

女剣士「お覚悟!!」シャキンッ


女占星術師「ま、負けないー!!」スチャッ

女侍「わん!!」スッ



勝敗を決めて
女剣士が勝てば安価通りにシナリオが進むよ

計算式↓
女剣士の戦闘力?(女占星術師の戦闘力+女侍の戦闘力)
小数点以下は切り捨て

計算後の数値が+なら女剣士の勝利、?なら女占星術師&女侍の勝利、0なら相討ち


コンマ下1
女剣士の戦闘力

献身ボーナスで出た数値に+25


コンマ下2
女占星術師の戦闘力
出た数値×0.9


コンマ下3
女侍の戦闘力

出た数値×0.8
刀無し補整→出た数値?50(ただし、最低数値は10)


コンマ下4
月の輝き

出た数値÷5が女占星術師の戦闘力に加算


コンマ下5
1対2補整→出た数値÷5が女剣士の戦闘力から?される

あー、ごめん、マイナスが何故か?に変換されてる
そのつもりで読んで
このレスはコンマとは無関係でー

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