新学期テンノ高校(短編SS集) (18)

このSS集は現在Steamにてオープンベータ中のゲームWarFrameに登場するwarframeと言う装備(?)を擬人化(?)し、高校生活を送らせてみたものです。

WarFrameをやっていないとわからないネタがちょくちょく出ます。
拙い文章かもしれませんが、どうか御付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375026051

第一話 入学式

どうも初めまして、のばと申します。今日は私がこのテンノ高校に入学する日。どんな先輩方がまっているのか…ワクワクで胸がいっぱいです!
「脂肪がいっぱいの方がいいけどな」
「ぼーばん、爆散してみたい?」
「いえすいません、だからその反物質抑えてくれ」
こいつ…この人は同い年のぼーばん。機械の扱いが得意ないわゆるオタクというやつ…人です。彼も今日は入学、私と同学年になる学生…この学校ではテンノ、と呼ぶそうです。何ででしょうね?

と、そんな無駄話をしていたら校長先生…ろーたす校長のお話が始まります。

「えー本日は大変めでたい日ですね。こんな日は鯛を食べるのがニンジャ風なのですが…」


三十分後


「グリニア高校との仲違いもあったものの…」

「うぅ…」

話が長い上に全く進まない…ぼーばんなんて爆睡してるし…大丈夫なのかなぁ…

「先生、そろそろお時間です」

私がオロオロしていると白い学ランをきた品行方正そうな青年が校長先生の話を遮った。みんなとは違う学ランだけど、特別な生徒なのかな?

「あぁ、ごめんなさいね。私ったらつい」

てへぺろ、という擬音と共に茶目っ気たっぷりで言い放つ…もちろん年齢が年齢なだけに残念な感じですが…

「えー、みなさん、お待たせしました、ここからは私、生徒会長のふろすとが司会進行を務めさせていただきます」

どうやら生徒会長だったようだ。なるほど威厳があるわけだ。

「かくかくしかじかで、本校はみなさんの入学を心よりお祝い申し上げます。それではみなさんに充実した学生生活が訪れることを」

生徒会長というべきなのか、こういう場は慣れているのかな?簡潔にまとめてくれた。

「ではクラス分けを貼って行きますね」

豊満な胸を持つ先輩がシートを貼る。うらやましぃ!

「えっと…げ、ぼーばん同じクラスか…」

「なんだよ、悪いか」

「だってぼーばんおっさんっぽいし」

「ひでぇなおい」

「あとは…あ、あしゅくんが同じクラスだ。どこだろ…」

あたりを見回すが、なかなか見つからない。

「あいつほんと影薄いから見つけるのにも苦労しそうだぜ」

ぼーばんがそんな軽口を叩いた直後、煙幕と共にあしゅくんが現れた。

「…」

じっと見つめる先は、ぼーばん。

「あ、多分今言ったこと気にしてるんだよ、ほら、ぼーばん、謝りなよ」

「はぁ?だって事実だし…」

「…」

なおももあしゅくんはぼーばんをにらみ続ける。

「ぐ…悪かったよ…」

「…む」

納得したかと思うとこちらをみた瞬間、目をそらし、クラス分けをみて、さらに悶絶した。なかなか反応が面白い。とか思っていたらボワっと消えてしまった。

「ほらな?いったろ。ボワっと消えるってな」

「ぼーばん、もう黙って」

なんにせよ、私たちのテンノ生活は始まったばかりだ。

to be continue...

第二話 幼馴染

「新入生来たってな!かわい子ちゃんいるかなぁ!」

「うるせーよロキ、落ち着け」

朝からうるさいやつだ、とかリバーは思いながら朝食のパンを頬張る。いつものことながらロキは迎えが早い。テレポートでもしているのだろうか?

「あ、二人ともおはよう。朝から元気ねー」

幼馴染三人集の最後の一人、マグだ。

三人は昔から仲がいいのか、腐れ縁なのか、小学校からずっと絡んでいる。

カリバーはマグとよく付き合っているのか?とからかわれるのだが、マグとはそういう関係ではない、と彼がキッパリ公言している。マグのほうはどう思っているかはわからないが。

ロキはその様子を面白がり、それを肴によくカリバーやマグをからかっている。

何度ひどい目にあっても(例えば逃げても逃げても引きずり寄せられたり、閃光で目潰しを食らったり)めげずにからかっている。

きっとそれが今一番面白いことなのだろう、とカリバーいつも自己暗示をしているが、やはり閃光を食らわすのが何故か我慢できない。

「朝からアツアツだねぇ」

「おっ、ライノニキちっすちっす」

頼れる兄貴分、ライノの登場だ。デカイ、強い、硬いの三拍子揃った皆のアニキとして学園の柱の男(一人は女だが)たちの一人を担っている。

「先輩までそんな…からかわないでくださいよ」

苦笑いを浮かべるカリバー。てれるマグ、ニタニタ笑うロキ。安定の幼馴染三人集である。

ライノは毎朝これを見ても飽きなさそうだな、と思いながらも今日も登校するのであった。

 to be continue...

第三話 遅刻魔

ノヴァ「あわわ…遅刻しちゃう」ワームホール

ロキ「珍しく寝坊しちゃったな…いそがねぇと」デコイ&スイッチテレポート

アシュ「…寝坊…」テレポート

ボルト「遅刻だ遅刻ー!」SPEEEEED


ロータス「出席取りますよーみなさん揃ってますかー?」

一同「はーい」

ノヴァ(なんとか間に合ったー)

ロキ(うむ、今日もカリバーといつも通り登校できたな。うんえん)

アシュ(…めざまし…また設定しないと…)

ボルト「ギリギリセェーッフ!」キーンコーンカーンコーン

ロータス「またぼるとくんギリギリに…あら?サリンちゃんがいないわねぇ…」

サリン「ふえぇ、すいません、遅刻しましたー!」ユッサユッサ

男子一同(乳揺れ!最高!)

女子一同(ぐぅうらやましいッ!)

to be continue...

第四話 ホモ疑惑


「なに?俺がホモ?そんなわけないだろう。おれは正真正銘ノンケだ」

『インタビュー』に対して一般人らしい回答を返される。

「ですよね。すいませんね、こんな質問…うちの先輩が聞いて来いと」

「ニュクスか、あいつは全く何を考えているのか…すまんなバンシー、面白い回答ができなくて」

申し訳なさそうに謝るライノ先輩。悪いのは質問した私なのに。

「まぁ、いいです。ではこれで失礼しますね」

「あぁ、ニュクスには俺から何か行っておこう」

ぴきり、と何かスイッチが入った音がした。

「…あの…よろしければ今度…一緒に昼食などいかがでしょうか?」

何を言っているのだろう。気があるわけでもない…はずなのに。

「んぁ…あぁ、いいぞ。じゃあ明日、中庭でどうだ?」

「はい…その…お弁当も作ってきますので…」

「おお、ありがたいな。ご馳走になろう」

なんでこんなことを言っているんだろうか。

私は彼に気があるのか?

無意識のうちに惚れていたのか…?


…まぁいいや。

「うぇひひ軽い暗示かけただけで面白いことになってるなぁ。今度の記事はこれで決定だな」

「何をやっているのかな?ニュクスくん」

「うえひひ…って生徒会長っ!?あ、いや、これは」

「…詳しく説明してもらおうか。『生徒会室』で。」

「ひや、そんな、らめえええ!」

次の日、あの強靭なライノが中庭で白目を向いて倒れたのはまた別のお話。

今日はここまで、それではおやすみなさい。

オタッシャデー

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