ソースNHK
カタカナの起源は朝鮮半島にあったか
奈良時代に朝鮮半島から伝わったとされる仏教の経典に、漢字を省略した多くの文字が特殊な
方法で記されているのが見つかりました。調査した専門家は、「漢字を省略して作る日本語の
カタカナの起源が当時の朝鮮半島にあった可能性が考えられる」としています。
この経典は、奈良市の東大寺が所蔵し、国の重要文化財に指定されている「大方廣佛華厳経」
で、西暦740年ごろ朝鮮半島の新羅で書かれたあと奈良時代に伝わったとされています。
広島大学の小林芳規名誉教授と韓国の研究グループが、この中の1つの巻物を調査したところ、
墨で書かれた漢字の横に、棒の先をとがらせた「角筆」という筆記具で紙をくぼませて文字が書かれ
ているのが確認されました。
文字は1100行余りの全編にわたって360か所に書き添えられ、中には、「伊勢」の「伊」のつくりの
部分など漢字を省略した文字も多くあったということです。
小林名誉教授によりますと、これらの文字は漢文を読み下すために使われたとみられ、漢字の横に
添えられた読みがなとみられる文字は、新羅の言語だということです。このため小林名誉教授は、
「漢字を省略して作るカタカナの起源が当時の朝鮮半島にあった可能性が考えられる」と話して
います。
カタカナは専門家の間で、平安時代に日本で作り出され、日本だけで使われてきたと考えられて
いますが、今回の発見は、カタカナの起源を探る研究成果として注目されそうです。
NHKニュース: 2013年9月2日 4時29分
ネトウヨまた負けたのかwww
>>1
音価と字体が一体化した「文字」としての片仮名が他から輸入されたという事実は、
下記を考慮する以上、原理的にあり得ません。
江→エ(e)
千→チ(chi)
止→ト(to)
三→ミ(mi)
女→メ(me)
これら(借訓仮名)は大和言葉圏(すなわち日本列島)においてしか生じない。
「新羅語」は定かではないが、漢語なら、
江→エ(kou)
千→チ(sen)
止→ト(shi)
三→ミ(san)
女→メ(jo)
としかならない。
また、そもそも漢字の省略自体は片仮名成立以前からある。702年の美濃国籍帳における「牟」の「ム」表記など。
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