姉「夏ですね、妹」 (45)

※注意

百合です。

多少エロです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377514500

妹「夏だね、お姉ちゃん」

姉「そうですね」

妹「暑いよね」

姉「夏ですからね」

妹「涼しくなりたいよね」

姉「そうですね、なれるものなら」

妹「よし」

姉「へ?」

妹「海に行くよっ!」ガタッ

姉「はいぃ!?」

姉「ちょっ、ちょっと待ってください」

妹「なに?」

姉「いやあの、なぜまた突然」

妹「だって、暑いでしょ?」

姉「たしかに暑いですけども」

妹「夏といったらさ、海じゃん? ほら、せっかくの夏休みだし」

姉「は、はあ……?」

妹「だから行こうよ!」

姉「いやあの」

妹「ほらほら準備準備!」

~海~

ザザーン

妹「海だーーっ!」

姉(なぜこんなことに……)

妹「わはぁ、冷たぁいっ!」パシャパシャッ

姉「少し早かったのかもしれませんねぇ」

妹「そうなのかな? 確かに人も少ないけど……」

姉「この辺に、レンタルしたテントを張りますか」

妹「はーい」

妹「できたー!」

姉「お疲れ様です」

妹「さあさあ! 海に入るよっ!」ヌギッ

姉「いってらっしゃい」

妹「何言ってんの! お姉ちゃんも行くよ!」

姉「私は……」

妹「ほらほら、下に水着着てるんでしょ? 脱いだ脱いだ!」グイグイ

姉「あ、あっ、ちょっ、まっ……!」

妹「えいっ!」スポーン

姉「!!!」

姉「あうう……っ」

妹「……」

姉「せ、せめて何か言ってくださいよ……///」

妹「……あっ、えっと、えと……にっ、似合ってる……よ……///」

姉「そ、そうですか……よかった……///」

妹「……」

姉「……」

妹「えっと……海、入る?」

姉「あ、まだ日焼けどめ塗ってなくて……」

妹「……塗ってあげよっか?」

姉「えっ? いえ、一人で塗れますし」

妹「一人じゃちゃんと背中まで塗れないでしょ? ほらほら、うつ伏せに寝っ転がって!」

姉「うぅ……」

妹「~♪」ヌリヌリ

姉「ん……」

妹「ん?」

姉「いえ、くすぐったくて……」

妹「んー、我慢してもらうしか……あっ」ピコーン

姉「?」

妹「いいこと思いついた!」

姉「……? どうして自分に日焼けどめを……?」

妹「ふふふ……えいっ♪」ヌリュ

姉「っ!?」

妹「こうやって、私の全身を使えば……んっ、くすぐったくないでしょ?」ヌリュヌリュ

姉「た、確かにくすぐったくはないですが……」

妹「んっ……ふう、んぅっ……」ヌリュヌリュ

姉(妹の声が……えっちです……)

妹「はふう、背中おわりー」

姉「……」

妹「お姉ちゃん、どうしたの? 次は前だよ?」

姉「えっ、あっ、いっ、いえっ、前は自分でやりますからっ」

妹「もう、私がやるって言ってるでしょ?」

姉「うぅ……」

妹「じゃ、仰向けになってね」

妹「よいしょ……っ」ムニュ

姉「ふぁっ……」

妹「ん……動くね」ヌリュ

姉「やっ……」

妹「ふうっ、んっ……」ニュルニュル

姉「はぁっ、やっ、妹っ……」

妹「あっ……これ、きもちいっ……!」ヌリュヌリュ

姉「はぁっ……水着越しに、擦れてっ……」

妹「んんっ、やぁっ……」ヌリュ

姉「妹ぉっ……だめぇっ……」

妹「……お姉ちゃん」

姉「え……?」

妹「上、脱がしてもいい?」

姉「……はい」

妹「ん、脱がすね……」

姉「……妹のも、脱がしますね」

妹「はっ……やぁっ、これっ、すごいっ」ヌチュヌチュ

姉「ひうぅっ! いもうとぉ、これっ、だめぇっ!」

妹「んっ、すごいっ、クリームでぬるぬるしてっ……」

姉「妹、んっ……」

妹「お姉ちゃん……んちゅ……」


『午後3時になりました。 当海水浴場の遊泳時間は、午後5時までとなっておりますことを、お知らせします』ピンポンパンポーン


姉妹「 「!!!」 」

妹「やっ、やばいよお姉ちゃん、泳がないと!!」

姉「そ、そうですねっ」

夕飯食べてました


再開します

妹「やっほーう!」ザプーン

姉「冷た……」チャプ

妹「なにもたもたしてるのっ! えいっ!」バシャッ

姉「うひゃあっ!?」

妹「ほらほらはやくはやはぶぅっ!?」

姉「……」ピュー

妹「けほっけほっ、どこから水鉄砲を……」

姉「……」ピュッピュー

妹「はぶぶっ、けほっ、しょっぱいしょっぱい!」

姉「……」ピュー

妹「はわあっ、ごめんごめんっ、ごめんってばー!!」バシャバシャ

姉「あっ、逃げたっ」


───────────────

~帰り道~

妹「うぐう……ひたすらおいかけっこするだけだった……」

姉「つまらなかったですか?」

妹「……楽しかったけど」

姉「けど?」

妹「もっと泳ぎたかったなぁ、とか……」

姉「そうですか」

妹「……」

姉「……ふふっ」

妹「えっ、な、なに?」

姉「また来年も行けばいいんですよ」

妹「来年も……」

姉「はい、私と一緒に」

妹「……~~~~っ」ギュウッ

姉「わっ、い、妹?」

妹「……お姉ちゃん、大好き」

姉「な、なっ、なななっ!?///」

妹「来年も一緒に、海に行こうね」

姉「……はい」

~お風呂~

妹「うあー、疲れたー」

姉「……」チャプーン

妹「どうしたの、お姉ちゃん?」

姉「……なぜ私は、妹と一緒にお風呂に入っているのでしょうか」

妹「姉妹だから?」

姉「そんな歳では」

妹「恋人だから?」

姉 ザプンッ

妹「あっ、潜った!」

───────────────

姉「ふう、さっぱりしましたね」

妹「そうだねぇ」

姉「お茶でも淹れましょうか」

妹「待って、お姉ちゃん」グイッ

姉「え? きゃあっ!?」ドサッ

妹「さっきの続き……ね?」

姉「なっ、今お風呂に入ったばっかりじゃないですか!」

妹「我慢できなくなっちゃった」

姉「……しょうがないですね」

姉「はふ……んんっ、ちゅう……」

妹「んっ、んむ……」

姉「はぁっ……ちゅるっ……くちゅ……」

妹「んっ…………んふぅ、ぷはっ……お姉ちゃん、積極的だね……」

姉「当たり前です……あんな、中途半端で止められたんですから」

妹「だって、泳ぎたかったんだもん……んんっ!?」チュウ

姉「……海よりも、私を見てください」

妹「……嫉妬かな?」

姉「別に……いいじゃないですか、独り占めしたいって思っても」

姉「……恋人、なんですから」

妹「」

妹「ここでそのセリフは……ずるくないかな」

姉「ふふ、仕返しです」

妹「むう、お姉ちゃんのくせに……」

姉「言いましたね?」

妹「えっ? あ、あっ」

姉「濡れてますね……びしょびしょ」クチュ

妹「それはその……///」

姉「はむっ」

妹「っ!?///」ビクッ

姉「れる……ちゅるっ、ぢゅるるっ」

妹「ちょっ、ちょっとおねえちゃっ……ひゃああっ!」

姉「ちゅぷっ、れろれろ……ぢゅっ」

妹「あっ、あうぅっ、だめっ……だめぇっ……」

姉「ちゅるっ……ちゅるるるるっ」

妹「ひっ……!? ひあああぁぁっ!!」ビクビクッ

姉「ぷはぁっ」

妹「はっ、はぁっ、はぁっ、はうう……」

姉「イっちゃいましたね」

妹「うぅ……」

姉「れろ……」

妹「ひゃうっ!? やっ、いまっ、今イったばっかりだからっ!」

姉「休ませませんよ?」

妹「あ……あうう……」

───────────────

妹「はぁ……はぁ……も……だめぇ……」

姉「まだ、ですっ……もっと、妹が欲し……ふあぁっ」クチュリ

妹「ひぅっ!?」ビクッ

姉「あっ……はぁっ…………くっついちゃった……」

妹「はっ……ふぁんっ……」

姉「妹……かわいい……」

妹「うぅ、お姉ちゃんのくせにぃ……んむ」チュ

姉「ぷは……余計なことを言う口は、この口かな?」チュ

妹「んんぅっ!? んっ、んん~~っ!!///」

姉「んふぅ、んちゅる、ぢゅるるっ」

妹「んっ、ゃっ、んはぁっ!」

姉「ぷはぁっ……ふふっ、そろそろ動きますね?」

妹「……うん」

───────────────

妹「………………はっ!?」ガバッ

妹「うわ、真っ暗っ!!」

姉「…………妹」

妹「……あ、お姉ちゃん」

姉「…………ごめんなさい」

妹「え?」

姉「なんといいますか、その、さっきのコト、なのですが……」

妹「あっ、えっと……」

姉「あの、調子に乗りすぎたというか、その……」

妹「お姉ちゃんのばかっ」ペシッ

姉「いたあっ」

妹「いちいちそんなこと気にしなくていいから!」

姉「ですが……」

妹「あのね、逆にこっちが恥ずかしくなるの! だから、気にしなくていいの!」

姉「すみません……」

妹「まったく……ところで、晩ご飯はどうするの?」

姉「あっ……すみませんっ、急いで作りますっ!!」バタバタ

妹「私も手伝うよ?」

姉「妹は待っててください~!」

~夕食後~

妹「ふうっ、ごちそうさまでしたっ!」

姉「お粗末さまです」

妹「ん~~っ、ふわああ……」

姉「疲れてるでしょうし、寝たほうがいいですよ」

妹「ん~、お姉ちゃんは?」

姉「お皿を洗ったら寝ます」

妹「手伝うっ!」ガタッ

姉「大丈夫ですから、妹は先に寝ててください」

妹「……むう、じゃあ、おやすみのちゅー」

姉「はいはい……ん」チュ

妹「えへへ、じゃ、おやすみなさーい!」

姉「おやすみなさい」

~翌日~

妹「むー」ピッピッ

姉「どうしました?」

妹「あ、洗濯終わったの?」

姉「ええ、終わりました。 それで、何かあったのですか?」

妹「んー、テレビがつまんなくて」

姉「平日の午後ですからね……隣、いいですか?」

妹「あ、うん」ピッピッ

姉「ほんとになにもやってませんね……」ギシ

妹「むーっ、もういいっ!」ポイッ

姉「ふふっ」

妹「むっ、なに笑ってんのさー」

姉「いえ、まだまだ子供だな、と」

妹「子供じゃないよ!」

姉「私から見れば、まだまだ子供です」

妹「ぐぬっ……子供じゃないもん……」

姉「そうですか」ナデナデ

妹「う、うぅ……」ショボーン

姉「頭撫でられるのは嫌ですか?」

妹「嫌、じゃない、けど……」

姉「けど?」

妹「……なんか、子供扱いされてるみたい」

姉「みたい、というか、してますね」

妹「もーっ、お姉ちゃんのばかっ!」

姉「はいはい」ナデナデ

妹「やっ……うぅ……」

姉「これでも、子供じゃないって言えます?」

妹「う、うぐぐっ、生意気言う口は塞いでやるっ!」グイッ

姉「へっ!? んむぅっ!?」チュッ

妹「ちゅぅっ……」

姉「んぐっ、ぷはぁっ」

妹「もう、お姉ちゃん……離しちゃだめ」

姉「えっ、やっ、まってくださっ……んんぅっ」

妹「んふ……ちゅる……」

姉「んっ、はっ、ちゅむ……」

妹「ん……お姉ちゃん……んちゅ、ちゅぷ……」

姉「んちゅぅ、ちゅくちゅく……」

妹「んんっ、はっ……れるっ……」

姉「ちゅっ……んっ、ぷはっ……」

妹「はぁっ……お姉ちゃん、キス、上手くなったね」

姉「そうでしょうか」

妹「うん、すっごく気持ちいいもん」

姉「それは……なんだか、照れますね」

妹「ずっとしてたくなっちゃう」

姉「……いいですよ? ずっとしてあげても」

妹「えへへ、それは嬉しいけど……でも」

姉「でも?」

妹「……夏祭りっ!! 行くよっ!!」

姉「はいぃ!?」

~夏祭り~

妹「えへへ~♪」

姉「なぜこんなことに……」

妹「お姉ちゃん、浴衣似合ってるよ♪」

姉「いつの間に、浴衣レンタルの予約を……」

妹「だって、着てみたかったんだもん」

妹「あと、お姉ちゃんの浴衣姿も見たかったの!」

姉(意外と策士ですね、妹は……)

妹「ほらほら、せっかく来たんだから、早く楽しもうよ!」グイグイ

姉「ちょちょっ、まだ始まったばかりですよっ」

妹「夏祭りなんてあっという間だよ! ほらほら!」グイグイ

姉「あわわああぁぁぁぁぁ…………」ズルズル

~射的屋~

妹「あっ、射的屋だって!」

姉「やりますか?」

妹「うーん、私苦手だし……あっ、お姉ちゃんがやりなよ!」

姉「え? いえ、私は……」

妹「すみませーん!」

姉「あっ、ちょっと!?」

射的屋「おう、1ゲーム3発だぜ!」カチャ

妹「どうする?」

姉「……分かりました、やりますよ」

射的屋「まいどっ、ほら、使いな」

姉「ありがとうございます。 で、何か取って欲しいものとかありますか?」

妹「ん~と……じゃあ、あそこの熊のぬいぐるみ!」

姉「分かりました」スチャ

射的屋「おおっ?」

姉「……」

妹「……」ドキドキ

姉 パンッ

射的屋「当たりだ、やるじゃねぇか嬢ちゃん」

妹「うわあ、お姉ちゃんすごい!」

姉「あと2発ありますが」

妹「じゃあ、あそこのお菓子詰め!」

姉「分かりました」スッ

射的屋(構えがプロだな……)

姉 パンッ

───────────────

射的屋「3発とも狙ったものに命中……すごいな、嬢ちゃん」

姉「ありがとうございます」

妹「よしっ! お姉ちゃん、次行くよ!」グイグイ

姉「あわわっ!? いちいち引っ張らないでくださいいぃぃ!!」ズルズル

~輪投げ屋~

妹「輪投げだ!」

姉「懐かしいですね」

妹「簡単そうにみえて、結構難しいんだよね~」

姉「そうですね」

妹「よしっ、お姉ちゃん」

姉「はい」

妹「やろう」

姉「はい!? また私がですか!?」

妹「すみませ~ん!」

姉「あっ、ちょっ」

輪投げ屋「真ん中に入れたら、五十点、その周りは二十点、またその周りは五点だよ」

姉「はい」

輪投げ屋「輪のストックは五個、合計二百点を超えると一等だね」

姉「分かりました」

妹「お姉ちゃん、頑張って!」

輪投げ屋「それじゃ、頑張ってね」

───────────────

輪投げ屋「すごいじゃないか、全て真ん中に入れてくるなんて」

妹「お姉ちゃんの意外な才能が、このお祭りで露呈しつつあるね……」

輪投げ屋「ほら、一等の景品だ。 たこ焼き器だよ」

姉「ありがとうございます」

輪投げ屋「持ちきれなさそうだね。 あそこにコインロッカーがあるから、使ったらどうだい?」

姉「そうします」

妹「よしっ、じゃ、早く行こーう!」グイグイ

姉「あうっ!? だから、引っ張るなああぁぁぁぁ……」ズルズル

~金魚すくい~

妹「さてと、荷物も預けたし……って、あら」

姉「どうしました?」

妹「お姉ちゃん! 金魚すくいやろう!」

姉「また唐突な」

妹「今度は私もやるよ!」

姉「別に構いませんが……」

妹「すいませーん!」

妹「よし、何匹すくえるか、競争ね!」

姉「のぞむところです」

妹「よーい……スタートっ!」

姉「……」パシャッ パシャッ

妹「え、あ、え、はっ、速っ!?」

姉「……」パシャッ パシャッ パシャッ

妹「う、うそ……」

───────────────

妹「うぐぐ……」

姉「全部で……52匹ですね」

妹「3匹……」

姉「私の勝ちですね」チャポチャポ

妹「え、あれ、全部戻しちゃうの?」

姉「ええ、妹の3匹で十分ですから」

妹「そっか……よし! じゃあ次行くよっ!」グイグイ

姉「えっ、やっ、きゃああぁぁぁぁ……」ズルズル

~くじ屋~

妹「あっ、くじ引きだっ!」

姉「ですね」

妹「やろうやろう!」

姉「はいはい……」

妹「ふむふむ……一等は……ゲームソフトかぁ」

姉「当たってもあまり嬉しくありませんね……」

妹「二等はト○ロの白いやつのぬいぐるみだって! よし、やろう!」

姉「当たるとは限りませんよ?」

妹「引いてみなきゃわかんないよ! すみませ~ん!」

くじ屋「ほい、この箱の中から一枚引きな」

妹「んーと…………これっ!」

くじ屋「ほれ、アンタも」

姉「はい、では、これで」

くじ屋「めくってみな」

姉「んー……と、はずれ、ですね……」ペリ

くじ屋「はっはっは、まあ、そう当たるもんでもないさ。 ほら、残念賞の飴だ」

妹「私は…………あっ」ペリ

姉「?」

妹「二等だ!」

くじ屋「ほぉ、当たりだ。 ほれ、ぬいぐるみ」

妹「やったー!!」

姉「妹にはくじ運がある、と……」メモメモ

───────────────

~河原~

妹「っあーー、遊んだ遊んだっ!」

姉「お陰で荷物がすごいことに……」

妹「二回に分けて家に持ち帰らなきゃね……」

姉「ここまで大漁になるとは」

妹「あはは、でも、楽しかったでしょ?」

姉「そうですね……楽しかったです」

妹「ならば良し!」

姉「ならば良し?」

妹「楽しかったらいいの!」

姉「はいはい」

妹「むぅ、なんか馬鹿にされた気がする……って、いつの間にか真っ暗だね」

姉「八時過ぎてますね……いつの間に、こんなに時間が経ってたんですね」

妹「早いなぁ」

ヒュルルルルル ドーン

妹「あ、もう花火始まったんだ」

姉「そうみたいですね」

ヒュルルルル ドーン

妹「きれい……」

姉「綺麗ですね……」

ヒュルルルル ドーン

姉「なんというか……」

妹「うん?」

ヒュルルルル ドーン

姉「夏ですね、妹」

妹「……あははっ、ちょっと今更すぎるんじゃない?」

姉「だって、夏って感じしません?」

妹「ふふっ、まあ、するけどさ」

ヒュルルルル ドーン

姉「……」

妹「……」

ヒュルルルル ドーン

妹「……お姉ちゃんも、綺麗だよ」

姉「え?」

ヒュルルルル ドーン

妹「いや、なんか、なんとなく」

姉「ふふっ、なんですか、それ」

妹「……むぅ」

ヒュルルルル ヒュルルル ドーンドドーン

姉「もうフィナーレですね」

妹「そだね」

ヒュルルル ヒュルルルル ドドーンドドーン

姉「妹の言う通り、ほんとにあっという間に終わっちゃうんですね……」

妹「……お姉ちゃん」ギュ

姉「どうしました?」

妹「好きだよ、お姉ちゃん」

姉「……急にどうしたんです」

妹「ううん、なんでもない……ただ、伝えたかっただけ」

姉「……」ナデナデ

妹「ん……お姉ちゃん……?」

姉「妹は、可愛いですね」

妹「え?」

姉「私も、好きです……いえ」

姉「……大好きだよ、妹」

妹「……っ///」

姉「顔、赤いよ?」

妹「……うううっ、お姉ちゃんのその、急に敬語じゃなくなるやつやめてよーっ! ギャップが、ギャップがもうっ……」

姉「それはちょっと無理かな……癖になっちゃってるから」

妹「むううっ、私も好きだもん、お姉ちゃんが大好きだもん!」

姉「うん、私も好きだよ」

妹「また、来年も夏祭りに行くからね」

姉「……うん、また、連れてってね」


おわり

おわりです。 ありがとうございました。


このSSは以前書いた、
姉「春ですね、妹」
の一応続きです。
よろしければそちらもどうぞ。

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