P「ばぶう」 (191)

P「ばぶう」

小鳥「喋れませんか?」

P「舌は回り辛いですが、何とか喋れます」

小鳥「ではお聞きしますが……」

小鳥「な ん で 赤 ち ゃ ん に な っ て る ん で す か !?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1377279184

P「ホギャ~~~~!!」

小鳥「ちょ?、プロデューサーさん。冗談は止めて下さい」

P「ホギャア、ホギャア!!」

小鳥「アアッ、ゴメンなさい。ヨチヨチ、泣きやんで……」

………………

小鳥「……ハァハァ」

P「やっと落ち着きました」

小鳥「心は大人じゃなかったんですか!?」

P「この姿だと引っ張られるみたいで……。ソフトな対応をお願いします」

小鳥「他人事みたいに……」

小鳥「じゃあお尋ねしますが、あなたはプロデューサーさんですね」

P「ハイ、765プロの敏腕プロデューサー、魅惑のPとは私のコトです」

小鳥「ビールの瓶なら、酒屋さんに引き取って貰えますけどね」イラッ

小鳥「それで本題に入りますが、どうしてそんな姿になったんですか?」

P「愚問だぞ、ピヨすけ」

P「天が廻り晴れやかな朝が来るのも、月日が流れ乙女が美しく花咲くのも、此れ凡て天の配剤」

小鳥「……で?」イライラ

P「サッパリわかりましぇーん」

小鳥「ええと、赤ちゃんポストって九州だけだったかしら」

P「すみません。もう、ふざけ無いので勘弁して下さい」

…………………

P「まあ、ホントにわからんのですよ」

P「仕事が溜まってたから事務所で徹夜で片付けた後、仮眠から覚めたらこの姿」

P「正直、驚く間も無く小鳥さんが入ってきたので……」

小鳥「取り敢えず、脅かしてみたんですか」

P「イヤだなぁ。喜びのあまり、つい、愛らしく笑ってしまっただけじゃないですか」

小鳥「『ウケケケケ……』と、白目を剥いて嗤う赤子が、何処にいますか!?」

P「まあまあ、いい歳してチビってしまったコトはナイショにしておきますから」

小鳥「……急に、パチンコ行きたくなりました」

小鳥「プロデューサーさんは良い子だから、車で待っててくれますね」

P「本当に、すみませんでした」

P「ってか、ネタがヤバすぎるので、先に進めましょう」

小鳥「この先、何をしでかす気ですか」

P「せっかく赤子になってしまったのだから、うちのアイドル達に世話して貰おうとおもいまして」

小鳥「また、マニアックな」

P「赤子だと堂々と全裸で、オッパイお姉さんにダッコして貰えるコトに気づきましたので」

ボスッ!

パタパタ……

P「ありゃ?顔を真っ赤にして去って行ってしまった」

P「ヤラ3を、あまりからかうもんじゃ無いな」

P「しかし、ソファの上に放置されたまま、一向に動けん」

P「ハイハイどころか寝返りも出来んとは、不自由な身体になったもんだ」

ガチャ

「おはよーございまーーす」

P「おお、やよいか。助けてくれ」

やよい「えっ?なんであかちゃんが」

やよい「プロデューサー。どこですかーーー」

P「ココだ、ココ。この赤子が、今の俺の姿だ」

やよい「アッ、あかちゃんがしゃべった!?」

P「やよい。驚かないで聞いてくれ。俺がPだ」

やよい「うっうーー!プロデューサー。あかちゃんになっちゃったんですか?」

P「うむ。長い人生、赤子に戻ることも、ままあるモノなのだ」

やよい「そんなもんなんですかーー」

P「と、いう訳で世話を頼む、やよい。サッパリ動けん」

やよい「アッ、特売で買ってきた浩三のオムツがあります。コレを……、ヨイショ!」

グイッ

P「オウッ!?」

やよい「ハーイ、足あげて。いい子ねーー」

パフパフ……

P「ハフン」

やよい「こなこな付けるよーー。サラサラして、気持ちいいねーー」

サワサワ

P『アンッ!お尻の割れ目から、キンタマの裏まで……』

シュッ、ペタペタ……

やよい「ハイ、できました」

P『可愛いやよいにオムツを当てられてしまった。この背徳感がたまらんな』

やよい「ガマンしたねー、いいこいいこ」

チュッ

P「うひゃう!?」

やよい「アッ、ゴメンなさい。オムツ変えた後、チュッするのがクセになってて」

P「へそにチュウされたのは初めてだ」

やよい「ゴメンなさーい。こうすると浩三が喜ぶんで、つい……」

P「なに、俺も大喜びだから、謝ることではない……イッキシッ!」

やよい「わっ!クシャミ?そういえば、はだかんぼです。カゼひいちゃう」

やよい「とりあえずこのワイシャツでくるんで……。何か着るもの買ってきますね」

P「オウ、頼む。俺の抜け殻から財布、持ってってくれ」

やよい「このスーツですね。ハンガーに掛けてっと……」

やよい「行ってきまーーす」

パタパタ……

P「……しまった。やよいを行かせてしまっては、世話をしてくれる者が居ない」

P「どうしたもんか……」

ウトウト……

あかPが寝たので>>1も寝ます
どう転がすかな…

てす

考えてみればID変わるんで鳥付けます

…………………

ガチャ

「アレッ?ダレもいないyo」

「小鳥も?たるんでるわね」

「あらあらーー、お買い物にでも行ってるのかしら?」

「プロデューサー殿も今日は、いる筈なんだけと……」

「あれ!コレなに?」


クークー……

「…………」
「…………」
「…………」
「あらーー、可愛いですねー」


「くぉらーーー!プロデューサー!!鳥ーーー!!なにしでかしたーーーー!?」

ビクンッ

P「ボギャーーーーーーー!!」


律子「エッ?チョット?なに?」

P「フギャッ、フギャッ、フギャッーーー……」

律子「ア、アノ……、チョット……」

伊織「チョッ、なにフリーズしてんのよ。何とかしなさいよっ!」

律子「……………………」


伊織「モウッ!ほんとイレギュラーに弱いんだから。亜美、何とか出来る?」

亜美「エエッ!?いおりん、ムチャブリすぎるよーー」

亜美「あずさお姉ちゃん、パス」

あずさ「アッ、ハイ。ヨイショ!」

ダッコ

あずさ「よーしよし。いい子いい子。泣かないで」


ギュッ

ポンポン

ヨシヨシ

P「……フヤフヤ」

あずさ「♪…………」

亜美「な、なんとか泣きやんだyo」

伊織「フウッ、さすがはあずさね。良くやったわ。それにしても……」


律子「………………」

伊織「アンタはいつ迄固まってんのよ!」

律子「……フェッ?あ、そう、プロデューサー、プロデューサーはどこ!?」

あずさ(の方向)「オウ、ここだ」


亜美「…………」チラッ

伊織「…………」チラッ

律子「…………」チラッ

あずさ「?」

伊織「あ、あずさ。変な声、出さないでよね」

亜美「エッ?ニイちゃんじゃ無いの」

律子「バ、バカね。プ、プ、プロデューサー殿なんて、い、いないじゃない」


律子「あずささん。こ、こんな時にふざけないで下さい」

あずさ「いえ、この子が……」

P「俺だよ、オレ」

亜美「エエッ?ニイちゃん、あかちんになってるyo」

P「長い人生、赤子になることも……」

伊織「そんなわけ無いでしょ!」

ビクッ


P「フエッ……」

あずさ「アアッ、ヨシヨシ、ゴメンなさい。驚いたねーー」

ユサユサ、ポンポン……

P「フエッ、フニュフニュ……」

あずさ「伊織ちゃん。赤ちゃんを驚かしてはダメよ」


伊織「だ、だってソイツ……」

あずさ「……伊織ちゃん」

亜美「逆らわない方がイイよ、いおりん」

亜美「あずさお姉ちゃん、完全にお母さんモードに入っちゃってる」

伊織「わ、悪かったわよ」


P「ウム、気をつけてくれ。いおりん」

伊織「アンタはッ!」

亜美「まあまあ、いおりん。話が進まないから」

亜美「……で、ニイちゃん。なんで赤ちゃんになっちゃったの?」

P「正直わからん。まあ最悪20年チョットで戻るからな。気にしないでよろしい」


P「で、せっかくだから赤ちゃんライフを満喫するコトにした」

亜美「タフだね。ニイちゃん」

伊織「いいかげんなだけよ」

P「ウムッ、あずささんの抱かれ心地は良い加減だぞ。実にクッションが効いて……」

あずさ「あらーー、ありがとうございます」


伊織「アンタはっ!あずさも礼なんか言ってんじゃないわよ!セクハラよ、セクハラ!!」

P「赤子にセクハラもなにも無いもんだ」

P「ならば伊織。代わりにダッコしてくれ」

伊織「な、なんでわたしが……」


P「フム、伊織はあずささんを、セクシャルハラスメントの毒牙にかけたままで良いと」

伊織「なっ?そんなこと……」

P「フウッ、ガッカリしたよ。仮にも龍宮小町のリーダーたるモノが……」タメイキ

伊織「な、なによ!わたしだってダッコぐらい出来るわよ!!」

Pあみ『『ちょろい』』

sagaがsag aになっとるよ


伊織「ホラ、貸しなさいよ、あずさ。こんなもんこうして……」

グラッ

あずさ「キャアッ!」

ハッシ!

亜美「ダミだよぉ、いおりん。ニイちゃんまだ、首がすわって無いんだから」

亜美「こうして首をおさえてあげないと……」

>>37 ドモです。これでいいかな


P「オオ、亜美。なかなか上手いな」

亜美「病院(ウチ)に来た赤ちゃん、ダッコさせて貰ったりしてるからねーー」フフン

亜美「でもいおりんも、やよいッチのトコで浩三ちゃんダッコしてたりしてなかったっけ?」

伊織「……怖いからあんまり」

P「じゃあ良い機会だ。俺で練習してみろ」

伊織「い、いいわよ。そんなの」


P「伊織なら出来るさ。いつもやってるじゃないか」

伊織「いつもって……」

P「シャルルさんを抱いてるだろ。うらやましいもんだ」

伊織「そんなの……」

P「同じだよ、伊織。お前はシャルルさんを大事に思ってる」

P「同じ気持ちでやってみろ。慣れたら浩三も将来の伊織の子もダッコ出来るんだぞ」

伊織「……やってみる」



………………

P「そうだ。片手でお尻と背中を抑えて、もう片手の肘の内側で、頭を抑えるんだ」

亜美「ウン、そんな感じだよ。いおりん」

伊織「こ、これぐらいなんとも無いわ。この才気あふれる伊織ちゃんにとって、造作も無いことよ」

P「ならもうちょっと、しっかり抱いてくれ。ヘッピリ腰だと身体が浮いて恐い」


伊織「こ、こう?」

ギュッ

P「そうそう。ちょっとクッションが足り無いが、なかなかイイぞ」

ポン

ドサッ!

P「ソファーといえ、投げ出すなよ」

伊織「うるさい!うるさい!うるさい!!この変態プロデューサー!!」



亜美「まあまあ、いおりん。ニイちゃんが変なのは、いつものことだよ」

ギュッ

亜美「ホラ、ニイちゃん。亜美のクッションはどうかニン?」

P「子供だと思ってたが、ずいぶん成長したなぁ。ニイちゃん、感慨に耽っちゃうよ」

亜美「ンフーー、真美に0.5ほど差をつけたもんねーー」

P「ほう。して、ウエストは?」

亜美「そこは聞かないのが、ブチのなさけだよ」


あずさ「あ、亜美ちゃん。私にも抱かせてぇ」

亜美「エエーー、もうちょっと」

伊織「ちょっと!ソレの中身はプロデューサーよ。あの変態オヤジよ!!」

伊織「律子もなんとか……、って、まだフリーズしてんの!?」

律子「……ソンナコトアリエナイ。ソンナコトアリエナイ」

伊織「モウッ!たいがいにしなさ……」

亜美「いおりーーん……」

伊織「なによ!!次から次に!?」



亜美「ニイちゃんがーー……」

P「ウムッ。尿を漏らしてしまった。オムツを替えてくれ」

あずさ「お願いしますね」

亜美「ガンバレ、いおりん」

伊織「な、なんでわたしが!」


伊織「ってか、なんで漏らしてんのよ。アンタ大人でしょ!」

P「見ためは赤子、頭脳は大人なんだがな。身体能力が完全に赤子だからしょうがない」

P「さあ、俺の尿まみれのオムツを付け替えてくれ。ハリーハリーハリーー!」

伊織「ふざけんな!そんなことまで、面倒みきれないわよ!」


亜美「まあまあ、いおりん。ここは共同作業ということで」

あずさ「そうよ、伊織ちゃん。プロデューサーさんだって悪気は無いんだから」

伊織「悪意の塊じゃないの!わたしはイヤよ」

亜美「(コソコソ)いおりーん。オムツ替えちゃうんだよ。ニイちゃんのし・た・ぎ」

伊織「!?」

亜美「いおりんとこ、お兄ちゃんと歳はなれてるから見たことないっしょ」

伊織「べっ、別に見たく無いわよ!……そうよ、そんなもの見たくなんて」


亜美「……そうだよねーー!だけどホラ。今は赤ちゃんだけど、戻ったニイちゃんに
『なによ!オムツ替えて貰ったクセに!!』(くぎゅう風)って、いばれますぜぃ」

伊織「………………」

亜美「たのむよーー、いおりーーん。亜美達だけじゃ不安だよーー」

伊織「……しょ、しょうがないわね。このリーダー伊織ちゃんが、面倒みてあげるわ」

亜美『ニイちゃん、ほめれ』隠れピース

P『GJ』サムアップ


あずさ「あらーー、やる気になってくれたのね、伊織ちゃん。協力してがんばりましょう」

亜美「で、新しいオムツは?」

あずさ「あらあらーー、どこかしら」

伊織「そもそも、オムツなんてあるわけ無いじゃない」

亜美「でも、今してるっしょ」キョロキョロ

亜美「アッ!あった。コレコレ」

あずさ「ああ。やよいちゃんのお買い物みたいね。後でお金払ってあげなきゃ」


伊織「じゃあ、コレを着ければいいわけ?」

あずさ「その前に拭いてあげなきゃいけないんじゃないかしら」

伊織「エッと、濡れタオル、濡れタオル」

亜美「そういややよいッチ、なんかパフパフしてたような」

伊織「シッカロール、シッカロール」

あずさ「伊織ちゃん、積極的ね。頼もしいわーー」

伊織「アンタも動きなさいよ!」


亜美「チャーハン(丁半)そろいましたね。では、まいります」

ペリペリ

パサッ

ジーーーー……

伊織「エッ?コレが……」

亜美「確かに、亜美たちと違いますな」

あずさ「……コレ、届くのかしら?」

亜美「届く?」

伊織「亜美は知らなくてイイの!てか、あずさは何を口走ってんのよ」



ピューーー……

あみあずいお「「「キャアッ!?」」」

伊織「な、何漏らしてんのよ!」

P「うむ、オムツが外れた解放感で、つい尿道が緩んでしまった様だな」

P「なんとも清々しい気持ちで一杯だ」

P「惜しむべきは、狙ったわけでは無かったから命中させられなかった事だな」


伊織「殺す!成長する前に息の根止める!!」

亜美「いおりん、デンチュウでござる!ピカチュウでござる!」

あずさ「伊織ちゃん!大声出すとプロデューサーさんが……」

P「ボ ギ ャ ア ーーーー!!」

伊織「知るかぁ!そんなクソプロデューサー。トイレに流してやる!!」

ポンポン

「ハイハイ、伊織。落ち着いて」


伊織「……律子」

P「おお、律子。やっと再稼動始めたか」

律子「おかげさまで。あまり伊織をからかわないで下さいね」

P「別にからかっちゃいないんだがな。いつも通りだ」

律子「ナチュラルに挑発してるんですね。わかりました。とにかく……」

脱がし脱がし……



P「イヤン、はずかちい。優しくして」

律子「オシッコまみれでいたいんですか?」

P「自分のでは、流石に嫌だな」

律子「じゃあジッとしていて下さい。伊織、その濡れタオルちょうだい」

伊織「………………」スッ……

フキフキ……


P「すまないねぇ。こんな時おっかさんが生きていてくれたら……」

律子「ハイハイ、キレイになりましたよ。あずささん、そこのシッカロール取ってもらえます」

あずさ「あ、はい。これ」

パプパフ……

亜美「りっちゃん、オムツ」ぺりぺり……

律子「あら、ちゃんと開いて。わかってるじゃないの」

亜美「ムフーー、亜美様にぬかりはないでござるよ」


律子「はい。オムツつけますよ」

クイッ

サッサッ

ペタペタ……

律子「おしまい」

あみあずいお「「「オオーーー!」」」

P「鮮やかな手並みだな。やった事あるのか?」

律子「子供の頃ですけどね。割と覚えているもんです」

亜美「ま、まさか、涼ちんの涼チンを……」

ゴン!

真美「イッタぁーー」

律子「アイドルがそういうこと言わない」



律子「まあ皆んな、良くやったわ」

伊織「……ナニよ。フリーズしてたクセに」

律子「ゴメンね、伊織。あなたも頑張ってたわ」

P「アア、伊織は頑張った。俺が保証しよう」

伊織「なに偉そうに言ってんのよ!」

あずあみ「「まあまあ伊織ちゃん(いおりん)」」

律子「で、まだ続けるんですか?」

P「ああ、まだオレはようやく登り始めたばかりだからな」


P「この、はてしなく遠い赤子坂をよ!」


 未 完























伊織「終わってんじゃない!」

>>60
妹をかばうためにはワープでもテレポートでもなんでもします。
真美に出来ないのは、人をだますことだけなのです。


………………………………………………

ゴン!

真美「イッタぁーー」

律子「アイドルがそういうこと言わない」


………………………………………………

で、おねがいします。orz


肝心なとこ、なおしてねぇーーーーーーーーーー



………………………………………………

ゴン!

亜美「イッタぁーー」

律子「アイドルがそういうこと言わない」


………………………………………………

です。トホホ……



伊織「そうはいかないわよ!」

P「どうした?伊織」

伊織「私たちだけこんな目に合わされて、納得出来る訳ないでしょ!」

P「やよいもやったぞ」

伊織「やよいなら楽勝に決まってるじゃない」


亜美「まあ、そうだねぃ。亜美はマコちんや千早お姉ちゃんあたり、見てみたいな」

あずさ「貴音ちゃんなんかも、違う意味で面白いかも」

P「あずささんまでノリノリとは、意外ですね」

あずさ「ちょっとイジワルかしら?ウフフ……」

律子「まあ私も醜態を晒したことですし、このまま終わりと言うのも釈然としませんしね」

亜美「ここで止めても、ニイちゃんが元に戻るわけでないっしょ。
かんさつぞっこーー!」


P「わかった。じゃあお前たちは社長室に隠れていてくれ」

P「モニターがあるから赤子に異常が無い様、よく見張っているように」

伊織「えっらそぉに」

律子「まあまあ。でも、なんでこんな所にモニターが?」

P「小鳥さんと仕掛けました。アイドル達の自然な生態を眺めてハァハァするために……」

律子「……戻ったら説教が待ってますからね」

律子「じゃあ、とりあえず隠れるわよ」

ほーい
フン
ウフフ

ゾロゾロ……



……………………

ガチャ

「たっだいまーーー」

「ほら美希、ちゃんと歩いて」

「ネムイのーー」

「すぐに熱いお茶淹れるから」


P『早速帰って来たか。この声は、真美、真、美希、雪歩だな』

真美「ありゃりゃ?みんないないヨン」

真「確か、プロデューサーと打ち合わせのはずだよね」

真美「ウン、でもニイちゃんどころか、ピヨちゃんもいないyo」

真「お使いにでも出てるのかな」


フラーー……

美希「美希、ネムイの。お昼寝してるの……」

P「よう」

美希「……ジャマなの。そのソファーは、美希のベッドなんだよ」

ヒョイ

ギュッ

ポスン

クークー……


P「さすが美希だ。図太い」

P「ってか、ぬいぐるみか何かと勘違いしてるのか?アッサリ抱っこして、寝入ってしまった」

P「しかし……」

ムギュ

P「こ、呼吸が……」

ジタバタ

真美「ミキミキーー、まだ寝ちゃダミだよーー……って、ナニこれ?」

ヒョイ

P「おう、真美。助かったぞ。危うく窒息するところだった」


真美「エ?」

P「まあ、女の胸に埋れて往くのは、男の夢ではあるがな。ハハハ……」

真美「……ア、アハハ、相変わらずニイちゃんはエロいなぁ」

真美「ヨシ、真美のパフパフ攻撃だーーー」

パフパフ……

P「フッ、俺をたおすには0.5ほど足りないな」

真美「ああーー、亜美のやつ、バラしたなーーー!」

真美「でも亜美、おなかは1.5も増えたんだよ。デブデブだよ」


…………………………

社長室
亜美「そんなに増えてなーーい!」(怒)

律子「まあまあ。それにしてもあの子達、動じないわね」

あずさ「美希ちゃんは寝ぼけてたみたいだけど」

伊織「意外なのは真美ね。すんなり対応してるわ。
もうちょっと騒ぐかと思ったけど……」

亜美「フンだ。あんなのとーひしてるだけだよ」




りつあずいお「「「?」」」

亜美「赤ちゃん見つけてチョーびっくりしたところでニイちゃんから声かけられたから、
ソッチに逃げただけだモン」

伊織「流石に双子ね。良くわかってるわ」

亜美「人をおとしいれるヤツなんて、姉でも妹でもないわ」プンプン

律子「そんなに怒らないの。ほら、今度こそ面白くなりそうよ」

あずさ「雪歩ちゃんが行きますね」

…………………………


雪歩「お茶、はいりましたよ。これ飲んで目を覚まして……」

P「おう、俺にも頼む。いつものように渋いヤツを」

真美「あかちゃんなのに、おっとなー」

P「そう言えば身体に悪いかな。雪歩、どう思う?」

雪歩「………………」


真「やっぱり、みんないない……、どしたの?」

雪歩「……アッ、真チャン。ワタシ、シブいお茶、イレてクルから」お盆パス

真美「あっ、みきみき。真美、雪ピョン手伝ってくる」赤子パス

(スタタタタ…………)×2

真「お茶ならコレじゃん……って、美希。ナニ抱いてんの!?」

P「おう、まこ……」

真「エッ?」

P「ま……、ママーーー」

真「ええーーー!?」



…………………………

社長室

伊織「妙な行動に出たわね」

律子「みんないまいちスルー気味だったからね。攻め手を変えたのかしら」

あずさ「プロデューサーさん、わたしには……」ムゥッ

亜美「ンッ?どしたの。あずさお姉ちゃん」

あずさ「……な、何でも無いのよ、亜美ちゃん」

…………………………


真「えっ?キ、キミ誰だい?」ヒョイ

P「ママーーー」ギュッ

真「アッ、ちょっと。……しょうがないなぁ」ギュウッ

真「ウヒャア、やわらかい。ちっちゃい。かわいーい」

真「ねぇキミ、何処から来たの?」ジーーー

真「……てか、プロデューサーに似て無い?」

P『ヤバイ』プイッ


真「アハッ、そんな訳無いよね。美希がママなの?」

P「ママ」ジーーー

真「ボク?ボクはママじゃ……」

P「ママ」

真「………………」キョロキョロ

ギュウッ

真「……ママですよーー」

美希「真クン!なにしてるの!?」


真「ワアッ!美希、起きて……」

美希「その子、ナニ?いつの間にPの子、産んだの!?」

真「ち、違うよ!この子は……」

美希「真クンにはミキの赤ちゃん、産んでもらうの!」

真「そっちかよ!……ってか、産ませないし、産んでもいないよ!!」

雪歩「そうです。落ち着いて下さい。美希ちゃん」


真「雪歩、言ってやって言ってやって」

雪歩「まず、真ちゃんに産ませたプロデューサーをうめるのが先です」

真「ウン。雪歩から落ちつこうか」

真美「もう、しゅらばは三人で行ってて。ニイちゃんは真美が引き取るから」

美希「プロデューサーの子は、ミキが産むよ」

雪歩「じゃあ、真ちゃんの子はわたしが……」


真「い い か ら 黙 れ!!」



……………………

真「……で、プロデューサーなんですか?」

P「そうです。わたしが変なPです」

真美「♪変な赤ちゃん、変な赤ちゃん」

真「…………」ギロリ

Pあみ 「…………」ガクブル

真「で、なんで、赤ちゃんになってんですか」

P「さあ?」

真「…………」パキャン!

P「無言でコップを握り潰さないで下さい。本当にわからないんだってば」


雪歩「ま、真ちゃん、手、大丈夫?」

真「鍛えてるからね。赤子の一人や二人……」

P「なんでそんなに好戦的なんだ。かよわい赤子に向かって……」

真「あんなこと言って、ボ、ボクに恥ずかしいこと言わせた癖に」

雪歩「……プロデューサー」

P「怖いからシャベルを置きなさい。つい『ママーー』と、甘えただけです」

P「明るく振舞っているがな。こんな体になって、本当は不安なんだ……」(遠い目……の演技)

真「……プロデューサー」



P「だからつい、優しい母の胸を求めてしまったのさ」

P「すまない。プロデューサー失格だよな」(哀しげな……ry)

真美『ニイちゃん、だましにかかってるな』

真美「そっかぁーー、ニイちゃんも辛かったんだね。マコちん、許してあげようよ」

雪歩「真ちゃん……」

真「……ウン、わかったよ。気付いてあげられなくてゴメンなさい」ポロポロ……


P『ヤバイ、やり過ぎた』

P「あっ、あーー、と言うわけで雪歩にもダッコして欲しいなーー」ゴマカシゴマカシ

雪歩「えっ?私ですか」

真美「この子、いい抱き心地ですぜ。ユキピョンのダンナ、グェッヘッヘッ……」

雪歩「そのゲス顔止めて、真美ちゃん」

雪歩「でもわたし、ヒンソーでチンチクリンで……」

真「……ボクからも頼むよ、雪歩」グスグス

雪歩「真ちゃん?」


真「プロデューサーの辛い気持ちもわからず、怒っちゃうなんてボクは……」グスン

P『なんか罪悪感がハンパない』

美希「深く考えないの、真クン。赤ちゃんはおっぱい好きなだけなんだよ」

雪歩「エッと、じゃあ……」ヒョイ

雪歩「コレで良いですか?」ギュッ

P「おふぅ、癒されるぅ。パライソパライソ」


……………………

社長室

伊織「……そろそろ殴りに行かない?」

律子「ま、まだ許容範囲内でしょ。かろうじて……」

あずさ「プロデューサーさん、明るく振る舞ってたのに、本当は辛かったんですね」ポロポロ

亜美「イヤイヤ、アレはニイちゃんのえんぎっしょ。ムダにうまくてムカつくけど……」

…………………………



クゥーー……

雪歩「プロデューサーさん?」

P「そういや、なんか腹減ってきたな」

雪歩「幼児用の水出しのお茶、淹れましたけど……」

亜美「おやつのタマゴボーロあるよん」

真「幼児と言うより赤ちゃんだからな。大丈夫かな?」

美希「それならコレなの」スパッ

まこゆきまみ「「「!?」」」

P「コ、コラッ!!服を脱ぐな」


美希「赤ちゃんのゴハンは、ミルクに決まってるんだよ」ヌギヌギ

美希「ミキ、おっきいからたぶんいっぱい出ると思うの」プッチン

プリン

P「イ、イカン。流石にソレは倫理規定に違反している」

美希「遠慮しないの。いっぱい飲んで、おっきくなるんだよ」プルプル

真「美希!ダメだって」ガッシ

雪歩「ヤメテェ!そんなの」ムネカクシッ

真美「そうだよ。ニイちゃんには真美が……」メカクシ

美希「さあハニー、飲ん……」

スパーーーーン

美希「イタッ!?」


律子「あん」スパン!
律子「たは」スパン!
律子「なにを」スパン!
律子「やってんの!!」

スパンスパンスパン!!!

美希「痛い痛い痛いぃーー!律子、ハリセンヤメテェ!」

伊織「『ママ』ですって?プププ……」

真「なっ!?伊織?」

亜美「ダレが1.5もふえたぁ」(怒)ポカポカ

真美「はらの方が育ってたのはじじつじゃい」ダダッコパンチ

あずさ「プロデューサーさん。辛かったんですね。ママって呼んで良いんですよ」ギュウッ

雪歩「アッ、アノ……。みんなどこから……」オロオロ

P「フ ギ ャ ア ーーーーーー!!」

バタン!!

やよい「赤ちゃん泣かすの、だ れ で す か ーーーーーーーー!!!」



…………………………

P「すんませんでした」

やよい「プロデューサー。イタズラはほどほどにしてくださいね」

やよい「律子さんもダメですよ」

律子「面目ない……」

美希「律子、ランボーなの」

律子「アン?」ギロッ


あずさ「まあまあ、律子さん。美希ちゃんも、いきなりオッパイ出したりしたらダメですよ」メッ

P「全然怖くない『メッ』が、カワユ過ぎますなぁ」フヒヒ

まこいおりつ「………………」ギロッ!!!

P「おまいらのメンチ切り、怖過ぎ。アイドルなんだから少し控えなさい」

雪歩「………………」ニコッ

P「お前は笑顔が怖い!もっとボクに優しくしてよ」


やよい「プロデューサーもはしゃぎすぎです。おしりペンですよ」

P「………………」

P「優しくしてね」ポッ

真「……律子」

律子「はい、ハリセン。フルスイングでね」

P「…………」ガクブル


P「と、とにかくだな、お前らの女子力について、問題を洗い出しておいたほうがいい訳だ」

P「残り少しだし、もうちょっとだけ試さないか?」

亜美「こりないね、ニイちゃん」

真美「まあ、お姫ちんの行動には、真美も興味あるし……」

伊織「響、大慌てよ。キット」キシシシシ……

真「……春香と千早が一緒だと、むしろ安定しそうでつまらないかな」

あずさ「もう!そんなこと言っちゃだめよ、真ちゃん」

雪歩「ゴメンなさい。わたしも、ちょっと楽しいかなって……」


やよい「もーー、赤ちゃんで遊んじゃダメです」

律子「まあまあ、中身はプロデューサー殿なんだし、何事も経験よ」

P「ほら、やよい。皆、お前みたいに育児経験が無いんだし、試しておくも重要だぞ」

P「今はこんな身体だがな。お前達の為になるなら、どんな事でも喜んでやるさ」

P「俺はお前達のプロデューサーだからな」キリッ


やよい「プロデューサー……」

美希「ハニー、カッコ良いの」

伊織「……ほんっと、どこまで本気かわからないわよね」

真「たまに妙に良いこというよね、プロデューサー」

律子「だからあんた達、騙されちゃダメよ」

律子「とにかく続行するのね。残りが帰ってくるまで、社長室に撤退よ」

一同「おぉーーー……」


……………………


「ただいまーー」

「おはようございます」

「帰ったぞーー」

「只今、戻りました」

P「おう、おかえり」


春香「………………」
千早「………………」
響「………………」
貴音「お疲れ様です。あなた様」

はるちはひび「「「イヤイヤイヤ…………」」」


貴音「どうしたというのです。みな」

響「どうしたは貴音の方だぞ。アレがプロデューサーだっていうのか?」

貴音「はて面妖な。プロデューサー以外の何者というのですか?」

春香「エッと、貴音さん。私にはなんと言うか……」

千早「赤ちゃんにしか見えないんだけれど……」



貴音「?」ジーー……

P「貴音!近い近い」

貴音「なんと!?これは面妖な。プロデューサーが赤子に戻っております」

響「ウン、もっと早く気付こうな。……ってか、それ本当にプロデューサーなんかさーー」


春香「確かに言われて見れば……」

千早「面影はあるけれども……」

P「おう、まごうことなく、プロデューサーだ」


響「いったい、どうしたんさーー!?」

P「どうかすれば、こうなると言うのか!?」

響「エッ?」

P「本来、不可逆な事象が顕現されたのだ。原因を推測してもそれは単なる仮説に過ぎず、
只、空論を行使した所で、この現象を打破するに至ら無い事は明白なのに、お前は其れでも、
逢えて説明を求めると言うのか?」

響「エッ?エッ?エッ?」

P「仮説と考察による明察は、この事態に対する幾らかの根拠を示す事が能うかもしれんが、
その説明に依る安堵は、其れ自体机上の空論に過ぎず、事実に理屈をこじ付けただけの、
寧ろ害悪に近い空虚な概念だ」

P「何 故、貴 様 は そ れ を 理 解 し 無 い の か!?」

響「ウェーーン、ゴベンナサーーイ!!」号泣

P『フウッ、響をイジるのは楽しいなぁ』



貴音「……あなた様」

ムギュ……

P「イライ、イライ。ホッヘ、ヒッハフハッ!(痛い、痛い。ホッペ、ひっぱるなっ!)』

貴音「響で遊ぶのは構いませんが、泣かすことは許しませんよ」

ムニーー


はるちは「「チョッ、チョット、貴音(四条)さん」」

P「フ ギ ャ ア ーーーー!!」

はるちはたか「「「キャアッ(なんとっ)?」」」

P「ホギャー、ホギャー、ホギャー……」

貴音「ああっ、わたくし、そんなつもりじゃ……」ホロホロ……

響「アーーン、貴音が泣いてるーー」ビャアッーー……

春香「もうっ、なんでみんな、泣いちゃうんですかぁ」グスッ……

Pたかひびはる「ウェーーーン」


千早「……なんなの、これ」


…………………………

P「一時はどうなることかと……」

春香「元凶が言わないで下さい」

響「ホントだぞ。まったく」プンプン

千早「着いていけなかった私が、一番つらかったと思うわ」


貴音「まあまあ、如月千早。この様に愛らしくなったのですから、良いとしましょう」ダッコ

P「おう、貴音。なかなか上手いな」

貴音「遠き昔、この様に妹を抱いたものです」

響「じ、自分も抱いてみたいぞ」

P「ン?大丈夫か。動物とは違うんだぞ」


P「なってみて気付いたが、赤ん坊は生物として虚弱過ぎる。サイズは同じぐらいでも、
ブタ太にも負けるぞ。しま男やもも次郎も厳しい。ハム蔵だって勝ちにはいけないぐらいだ」

響「なんの自慢さーー。心配しなくても、島にもちっちゃい子いたからな。
普通に慣れてるぞ」ヒョイ

P「ウン。安定の抱かれ心地だが……、少し痩せたか?」

響「ン?ライブに向けてダンスレッスン増やしたから。少し絞れたかも知れないさーー」


P「最近、貴音と別行動も多いしなぁ。響は体調に出やすいんだから、チャンと管理しろよ」

響「はいサーー」ショボン

貴音「あなた様。響はわたくしが食べさせますから……」

P「お前が肥やして響が絞ってだから安定しないんだよ。むしろ連れてくべきは……」チロッ

72「…………」ソラシ


P「じゃあ次は春香頼む」

春香「エッ?私ですか」

P「最近、菓子の差し入れが増えたからな」

P「お前、ダイエットのストレスを料理で晴らす傾向にあるだろ」

春香「ソンナコトナイデスヨ」のワの

P「イイからダッコしてくれ。測ってやる」


……………………

社長室

伊織「ナチュラルにセクハラしてるわね」コクコク

律子「見た目が赤ちゃんだと、どうしても警戒心が弛むからね」ズズーー

亜美「ヘッ?ニイちゃんにダッコして貰うなんて、いつものことじゃん」ポリポリ

やよい「そーだよね。ナデナデと同じくらい、いつものことだよね。
ネェ、真美?」モグモグ

真美「ふらないで欲しい……」(///)ペロペロ

あみやよ「「?」」


美希「美希もよくハニーにダッコするよ。ギュッて……」マグマグ

律子「アンタは控えなさい、まったく。外じゃしてないでしょうね」

美希「律子……さん、うるさいの」


あずさ「あらーー、みんないいわねぇ。私なんか手を繋いで貰うぐらいしかないし……」カリッ

真「エエッ!?あずささん、プロデューサーとお手々つないでもらってるんですか?」ムシャムシャ

あずさ「ええ、迷い子にならないように、迎えに来てくれた時は引っ張ってくれるの」

真「いいなぁ。ボクなんか組手の相手ぐらいしか接点がないや」

雪歩「でも、たまにナデナデはしてくれますよね。ちょっと恥ずかしいけど、
気持ちいいです」コポコポ

律子「あんたたち……。ほんっと、外では自重しなさいよ」グーーイ!

…………………………


P「やっぱりちょっと、ふっくらしてるなぁ」

春香「エーーン。プロデューサーさんのいじわるーー」

P「まあ、維持しようという意志は認めよう。さて……」


千早「………………」のの

P「………………」ジーー……

千早「………………」のの

P「……千早」

千早「……何ですか」

P「抱け」


千早「春香に抱いて貰ってるじゃありませんか」

P「誰に抱いて貰っているかは関係ない。俺はお前に抱けと言っている」

千早「……嫌です」

P「素直に抱かないと、酷いことするぞ」

千早「……お好きなように」


P「ラーメン禁止」

貴音「なっ!?」

P「ペット同行禁止」

響「なんさーー!?」

P「お菓子持ち込み禁止」

春香「ち、ちょっと、プロデューサーさん!?」


P「ああ、安心しろ。全部なんて言わないから」

春香「いや、それでも……」

P「その内のどれかを、千早が選んでくれる」

千早「なっ!?」

P「無論、選ばない場合はすべて適応されるがな」


P「さあ、千早。誰を助ける?」

千早「そ、そんなこと規制する権利、あなたには……」

P「当然あるよ。俺はプロデューサーだぜ。アイドル達の体調管理や事務所の管理も仕事の内だ」

千早「クッ」

P「ほら、早く選ぶんだな。誰を助けて、誰を見捨てるのかを」


千早「…………わかりました」

P「ンンーー?何がわかったんだ」

千早「あなたを……抱けばいいんでしょ」

P「『抱かせて下さい』だろ」

千早「なっ!?」

P「おいおい、この俺を抱けるんだぜ。頭を下げてお願いするのが道理ってもんだろ」

千早「クッ」


P「別にイヤならいいんだぜ。俺を抱きたいってヤツは、ゴマンといるんだ」

千早「わ、わかり……ました」

春香「だ、ダメだよ。千早ちゃん!」

貴音「そうです。そんなこと……」

響「自分らなら、デージーさー」

千早「みんな……」


…………………………

社長室

真「なにやってんの?みんな……」パクッ

伊織「あいつ、小芝居好きよねぇ」コリコリ

雪歩「妙に引きづられちゃうんですよね」ツツーー

あずさ「あそこにいたら、参加しちゃうような気がしますね」カチャカチャ


亜美「でもニイちゃん……」アムッ

真美「困ってるよニーー」ペキッ

やよい「そうなの?」チュルッ

律子「ツッコミが弱いから悪役芝居が辞められなくて、深みにはまってるわね」ボリボリ


雪歩「ああ、だからさっきから……」

真「ちらちらカメラの方見てるんだ」

あずさ「助けを求めてるのね。うふふ……」

亜美「ここはやっぱし」

真美「ほーちでしょ」

やよい「プロデューサー。ガンバってくださーーい」カンパーイ

…………………………


P『……助け(ツッコミ)が来ん』

千早「いいの、みんな。こんなの大丈夫だから」

千早「さあ、来なさいプロデューサー。私は負けないから!」

P「お、おう」

P『まあ、しゃあない。流れで続けるか』


P「で、言うことがあるんじゃなかったか?」

千早「クッ、『プロデューサーを抱かせて下さい』」

P「『お願いします』は?」

千早「お、お願い……します」

P「んーー、千早は背が高いからなあ。遠くてよく聴こえんよ」

千早(お辞儀)「お願いします。プロデューサーを抱かせて下さい!」ペコリ


P「まだ高……」

ギュッ

P『イテテ』

春香(黒)『それ以上やったら、IN THE コインロッカーですよ』オシリツネリ

P『オ、オウ』ガクブル


P「では、やって貰おうか」

ダッコ

千早「こ、これで満足ですか」

P「肋骨が当たって痛い」

千早「くっ」

P「だいたい千早に無いのは『胸』じゃなくて『肉』なんだ」

P「ろくに食わずにトレーニングばかりしてたら、痩せる一方だろ」


P「貴音はともかく、響も春香も一生懸命、体調管理に勤めてるんだぞ。……貴音はともかく」

貴音「何故、二回言ったのでしょうか?」カシゲ

響「デージなことだからじゃないかっさーー」

千早「………………」

P「春香も何時も心配している。小鳥さんも律子も、むろんみんなもだ……」

P「無意識に自分を虐めるのは止めてくれ。それが俺たちの願いだ」

千早「プロデューサー……」

……………………

社長室

あずまこゆきみきやよ「………………」ボロボロ

りついお『あのヤロウ……』ギリッ

亜美「ニイちゃん、カッコイイーー!!」ヒューヒュー

真美「………………」

伊織「なんで、あんなに口説き癖がヒドいの、アイツは!!」イライラ


律子「恐ろしいのは、まったく自覚して無いところよね」

律子「いい、みんな。プロデューサーのアレはただの習性だからね!軽く流さなきゃダメよ」

一同「………………」

美希「……律子だって」ポツリ

律子「アン?何か言った!?後、『さん』をつけなさい」

…………………………


P「と、時間を稼ぎ、千早の胸を堪能した訳だ」オフゥ

千早「クッ!」

P「で、そろそろ腹が減ったんで、ミルクを貰えんかな」

響「ひぇっ!?やっぱりプロデューサーは変態だぞ」

貴音「響。その様な事を言ってはなりません。食は何よりも大切な物です」


貴音「では、僭越ながらわたくしが……」プチプチ……

春香「ちょっと、貴音さん!」

P「ウン、止めて。それさっき美希がやったから」

P「そこらにやよいが買ってきた、粉ミルクと哺乳瓶があるからヨロシク」

千早「高槻さんが?」

春香「それに美希って……」


響「……雪歩の茶道具が無くなってるぞ」

貴音「小鳥嬢のすとっく菓子も消えておりますね……」

P『ヤバイ』

はるちはびびたか「こらーーーー!!!!」


…………………………

やよい「ごめんなさーーい」

千早「高槻さんはいいのよ。恐らく巻き込まれただけだし」

春香「やはり責任者は……」

律子「……最年長者?」

響「プロデューサーに決まってるさーー!」

律子「ほらプロデューサー殿。言われてますよ」

貴音「貴方です。秋月律子」


P「往生際が悪いぞ。律子」

千早「主犯はプロデューサーです」

P「そんな!赤子に責任を押し付けるなんて」

千早「………………」ギロッ

P「すべて私の不徳と致す所であります」


亜美「んで、これからどーするの?ニイちゃん」

真美「うちの病院で検査する?」

P「検査してどうなるもんでも無いだろうしなぁ」

P「まあ、そのうち戻るべ」

亜美「ニイちゃんはのんきだなぁ」

一同「あはははは…………」



……………………
……………………
……………………

P「えっと、今日は千早が海外から戻りで、雪歩の舞台が中日か……」

ガチャ

P「おはようございます」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん。もうすっかり元通りですね」

P「……そうですね」

P「ええ、これでやっと言えます」

小鳥「……?」


P「小鳥さん。俺と結婚して下さい」

小鳥「ピヨッ!?プ、プ、プロデューサーさん。からかわないで下さいよ」

P「あなたしかいないんです。もう、俺にはあなたしか見えない」

小鳥「だってこんなオバちゃんに……」

P「小鳥さんは素敵な女性です。それに……」










P「俺、50代の熟女にしか燃えないんです」



アイドル達「まさか本当に20年以上かかるとは……」



てす

このスレR-18で書いて良いんだっけ?
続きってか、二、三人分電波が来たんだが…


P「ばぶう」(黒)

小鳥「またですか?」

P「ふっ、俺をあんな熟女マニアと一緒にするな」

小鳥「その分、オールマイテイな変態なんですね。わかります」




バン!

P「誰に口をきいているのかな?」

P「アンッ、ビンタありがとうございます。プロデューサー様。無礼をお許し下さい」

P「体力とチンチンは元のままと言うチート設定だから、あまりなめないように」


小鳥「それは舐めろと言うフリですね」

P「その辺の判断は、キミに任せる」

小鳥「では失礼して……」パクッ

クチュクチュ……

P「……相変わらず下手くそだな。30まで蜘蛛の巣張らせてた喪女な訳だ」


小鳥「ああっ、申し訳御座いません。賤しい小鳥をメス豚にして戴いた尊き物に、
満足に御奉仕すらできないなんて……」

チュッ

クチュクチュ

ジュポジュポ……

P「……ち、ちょっと小鳥さん。出来ない設定で演ってるんだから、ペース控えて下さい」

小鳥「……30過ぎの喪女ですから聞こえません」


P「あ、怒っちゃいました?二十代の優しいお姉さん。どうか許して下さい」

小鳥「最初の濃いのを飲ませてくれたら許してあげます」

P「アッ、アアッーー!」

ピルピル……

………………………………



ゴックン

小鳥「ご馳走様でした」

P「はい、お粗末さま。それで計画を進めたいんですが……」

小鳥「赤ちゃんの姿で油断した、アイドル達を食っちまうんですね?この外道!」満面の笑み


P「失礼な。この厳しい業界を生き抜いていくためには、一皮剥ける必要があるんですよ」

小鳥「プロデューサーさんも、一皮剥けた方がいいですね」

P「縮むと子供チンチンなんだからしょうがないでしょ」

小鳥「これがズル剥け黒マラ八寸胴返し真珠入りになる訳ですか……」

P「真珠は入れてねぇよ」


P「……と、言う訳で、一人ずつ演技指導をかまします」

小鳥「では私は、社長室に退避しまーす」

P「ビデオ、回しといて下さいね」

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