セレス「人狼は夜に一人だけ、村人を食べてしまいますの」【一部安価】 (205)

モノクマ「これからレクレーションを行います」

モノクマ「今日オマエらが遊ぶゲームはこれ、ワンナイト人狼」

モノクマ「夜のターンに誰が人狼かを探して昼に話し合うゲームだね」

モノクマ「回を重ねるごとに疑心暗鬼になるこのゲームは、まさにオマエ達にうってつけのゲームだよね」

モノクマ「その卓で一番勝率が高い人を優勝とし、今日まである権利を与えようと思います」

モノクマ「なんと優勝者たちには、一緒の卓になった一名に一回だけ命令をすることができます」

モノクマ「日頃の恨みを晴らすも良し、その日の恨みを晴らすも良し、またそれを使って人を[ピーーー]も良し」

モノクマ「なお、命令しなかったり、命令に刃向った場合には軽いおしおきが待っていますので注意してください」

モノクマ「それでは始めようか」

read me
本作は人狼パートとその後のパートに別れています
安価は人狼パートにしか行いませんのであしからず

後のパートの都合上、
対戦相手うち一人はセレスティア=ルーデンベルクにさせていただきます

対戦相手が決定しましたら四人の中から安価を取ります
その安価で決まった人物の目線でワンナイト人狼が開始されます
そして一試合が終わったら再び安価を取ります
次の試合はその人の目線で始まり――人狼パートが終わるまでこんな感じです

そして確実にセレスの設定が原作と違います
運極振りだと人狼には勝てないのだよ……


それでは苗木とセレスと人狼をする人
一人目>>3
二人目>>5
一試合目の目線>>7

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376498080

きりぎり

>>4

闍玲惠縺上s

……枕って舞園さんで合ってる?

苗木「よろしくね」

舞園「皆さん。よろしくお願いします」

霧切「よろしくお願いします」

セレス「よろしくおねがいします」

セレス「それで私から一ついいですか?」

舞園「いいですよ」

セレス「これから行うゲームはゲームと割り切らないと本当に友情が壊れかねないゲームですわ」

セレス「ですのでこれはあくまでゲーム。そのことを念頭に置いてほしいのです」

霧切「そうね。私もゲームだと思って楽しませてもらうわ」

舞園「もちろんです。苗木君もそれでいいよね?」

苗木「もちろんだよ!」

霧切「……」

セレス「……そうですか。それでは始めましょうか」

第一試合
side 苗木誠

――あなたは怪盗です。夜の行動を選択してください

あなたは怪盗です。どの行動を選択しますか?
 プレイヤーと役職を交換する。
  舞園さんと交換する。
   舞園さやかの役職は【人狼】です

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

霧切「私から行くわ」

霧切「役職は占い師。中の役職を覗いたら【村人】と【人狼】だったわ」

 ということはセレスさんが村人か。なら霧切さんに便乗すれば

セレス「それはおかしいですね。実はわたくしも占い師でしたの」

 えっ?

セレス「それで、私は怪盗を直接占いましたがどなたかは言いません。答えないのであれば人狼と交換したものとして発表させてもらいます」

 これはどういうことだろう。

 舞園さんがクロだってことは僕と舞園さんが知ってる。

 それで役職が被るってことはどちらかが嘘をついているってことだ。

 『中の役職を覗いたら【村人】と【人狼】だったわ』

 そうか。わかったぞ

苗木「僕が怪盗だよ。それで、セレスさんと交換したら占い師だったよ」

 霧切さんの発言は矛盾している。

 もし霧切さんの発言が本当なら人狼は一人しかいないのだから。

セレス「そうですか。舞園さん、あなたにも勝ちを分け与えますので役職をカミングアウトしてください」

 ん?

舞園「えっ……?」

霧切「……そういうことね。舞園さん、あなたの役職を言いなさい。それであなたの、私たちの勝ちよ」

舞園「えっと、私の役職は【人狼】でした」

セレス「そして私の役職は【村人】ですわ。だとしたらどうして怪盗は私を【占い師】だと思ったのでしょう?」

苗木「それは、えっと……」

 そういうことか。はめられた!

霧切「少し意地が悪いわよ」

セレス「それはしょうがないことですわ。これは元来人を騙すゲームですもの」

苗木「ちょっと待って、どうしてそんな嘘ついたの?」

セレス「これから競う相手にコツを教えるほど、私は甘くないですわ」

投票タイムに入ります。誰に投票しますか
 セレスさん

――投票結果を発表します。吊られるのは苗木 誠です。
 そして結果は……残念でした。苗木誠は人狼です。

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:怪盗 セレス:村人 霧切:占い師 舞園:人狼

次に投票はこうなってました。
苗木→セレス セレス→苗木 霧切→苗木 舞園→苗木

霧切「いきなりやってくれるわね」

セレス「何のことですか?」

霧切「流石は超高校級のギャンブラー。こういう遊びもお手の物ってことかしら」

セレス「お褒め頂き恐縮ですわ」

第二試合目の視点
>>20

苗木

第二試合
side 苗木誠

――あなたは人狼です。夜の行動を選択してください

あなたは人狼です。
もう一人の人狼はセレスティア・ルーデンベルクです

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

苗木「えっと役職持ちいるかな?」

セレス「私役職もちですわ」

 セレスさんかなり慣れてるみたいだし、ここは任せよう。

霧切「聞かせてもらっても?」

セレス「占い師ですわ」

セレス「苗木さんを占ったら【人狼】でしたわ」

 ちょっとセレスさん!?

 いや、でもさっきの試合を考えると何か裏があるのかも……

霧切「なるほどね。実は私の役職も占い師なの。それでセレスさん。あなたを占ったら【人狼】だったわ」

 ああ、霧切さんが本物の占い師か。

 だとすると僕にできることはセレスさんを助け――いや、セレスさんは僕をクロだと言っている。

 セレスさんを庇うと自演がばれてしまう。

セレス「なるほど、私の目線から言うと苗木さんがクロ。そして苗木さんを庇い、かつ私に対抗した霧切さんさんもクロ」

霧切「私からするとあなたがクロだ。苗木君はシロかしら」

セレス「そうですか。でも後だしの占い師は根拠に乏しいですわよ」

 なるほどセレスさんの狙いがようやく見えてきた。

 セレスさんと霧切さんの両吊り、と見せかけて霧切さんを吊ればいいんだね。

 霧切さんは僕をシロだと思ってるみたいだから難しくないはず。

舞園「あの、私怪盗でした。それで霧切さんと交換したら【占い師】でした」

霧切「形勢逆転ね」

セレス「…………そうですわね」

 まずい、これでセレスさんが人狼なのはばれてしまった。

 そして僕もシロを演じなきゃだから動けない……。

セレス「なら白状しますわ。霧切さんの言う通り私は人狼です」

セレス「そしてこの中に人狼は私しかいないことを知っています」

セレス「ですから、わずかな望みにかけて実は【怪盗】と交換されていたパターンにかけたいと思います」

 うまい! 流石セレスさん。

苗木「セレスさんと舞園さんで指し合い、僕と霧切りさんで一人ずつ指すパターンかな?」

霧切「確かに、舞園さんが交換した可能性も捨てきれないわ。それでいきましょう」

舞園「……」

セレス「私はもう黙っておきますわ。後は好きに話し合ってください」

霧切「それでどうしましょうか」

 僕が勝つには舞園さんを吊るように仕向ければいい。

 それ自体は簡単だ。

 でも問題は本当にセレスさんが人狼かどうかだ。

 舞園さんは霧切さんと交換したって言ってたけど、本当にセレスさんと交換した可能性もある。

苗木「それじゃ僕がセレスさんを指して、霧切さんが舞園さんでいい?」

 どっちにしても両吊りにしたら人狼である僕は負けなんだ。

 やることは変わらない……。

霧切「わかったわ。それで行きましょう」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか?

――投票結果を発表します。吊られるのは舞園さやかさんです。
そして結果は……残念でした。舞園さやかさんは人狼です。

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:人狼 セレス:人狼→怪盗 霧切:占い師 舞園:怪盗→人狼

次に投票はこうなってました。
苗木→舞園 セレス→舞園 霧切→舞園 舞園→セレス

舞園「負けるのは途中でわかってましたけど、苗木君もグルだったんですね」

霧切「苗木君?」

苗木「ごめんなさい! でもほら、僕も負けたわけだし」

セレン「……(私は勝つ仕組みでしたけど、今回は声をかけにくいですわね)」

第三試合
ちょっと離席するのでゾロ目に……
>>33

ふむ。今日はもうお休みするので
起きた時に>>33の安価で投下します

おやすみー
安価st

第三試合目
side 苗木誠

――あなたは人狼です。夜の行動を選択してください

あなたは人狼です。
あなたのパートナーは舞園さやかです

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 舞園さんがパートナーか。

 セレスさんはもちろん、頭が回るっぽい霧切さんにも注意しないと……。

苗木「役職ある人いるかな?」

「「「「…………」」」」

セレス「どうやらいないみたいですね」

霧切「【占い師】と【怪盗】がいない。または【怪盗】だけいて【人狼】と交換して黙っているパターンね」

 そうなると僕たちがやれることは村人を装い潜伏すること。

 そして二人で協力して村人一人を吊れれば勝ちだ。

セレス「……」

 問題は怪盗がいるパターンだ。

 もし怪盗がいる場合、僕たちのどちらかが確実に交換されているはずだ。

舞園「セレスさん何かないですか?」

セレス「いえ、さすがにノーヒントだと動きようがありませんので」

霧切「その発言自体が嘘という可能性も考えられるわ」

セレス「そういうあなたこそ、随分饒舌じゃありませんこと?」

舞園「セレスさん達、少し落ち着いてください」

苗木「そうだよ。このままだと時間だけが過ぎて終わりだよ」

霧切「……」

セレス「……と言っても本当に話すことありませんわね」

 あれ? そう言えば舞園さんさっきからセレスさんセレスさん言っている気がする。

 もしかして……。

苗木「えっと……セレスさんは誰が怪しいと思う?」

セレス「こんな段階で誰が怪しいもないでしょう。言うなればみんな怪しい、ですわ」

舞園「確かにそうですね。それじゃ投票はどうしましょうかセレスさん」

 やっぱりそうだ。

 これはセレスさんを吊ろうという舞園さんのサインだ。

セレス「……個人の判断でするしかないでしょうね」

苗木「ちなみにセレスさんは誰に指すの?」

セレス「それなら苗木さんに指すとしますわ」

苗木「冗談でもやめてよ」

セレス「ええ、冗談ですので」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか
セレスさん

――投票結果を発表します。吊られるのはセレスティア・ルーデンベルクです
そして結果は……おめでとうございます。セレスティア・ルーデンベルクはシロの村人でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:人狼 セレス:村人 霧切:村人 舞園:人狼

次に投票はこうなっていました。
苗木→セレス セレス→苗木 霧切→舞園 舞園→セレス

セレス「……まあ、仕方ないですわね」

霧切「ごめんなさい。あなたが冗談とかいうから深読みしてしまったわ」

セレス「いえ、こちらの配慮不足ですわ」

舞園「あれ? もしかして二人ともわかってたんですか?」

セレス「まあ、そのあたりはもう少し場数を踏めばわかるようになりますわ」

やばい……話を書けば書くほど疑心暗鬼になっていく >>1 の姿が……

次の試合
>>44

霧切さん

第四試合目
side 霧切響子

――あなたは占い師です。夜の行動を選択してください

あなたは占い師です。どの行動を選択しますか?
 真ん中の二枚を見る。
  真ん中のカードは【人狼】と【怪盗】です

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 人狼と怪盗ね。普通に言ったら人狼は黙り込むからどうしましょうか。

苗木「誰か役職いるかな?」

 セレスさんならどうするかしら?

 ……そう、彼女ならそうね。

 人狼を欺けばいいじゃない。

霧切「【占い師】だったわ。他に占い師はいるかしら?」

 これで対抗が出ないなら思った通り事が運ぶはず。

セレス「……」

霧切「…………いないようね。中に埋まってたのは【人狼】と【村人】だったわ。だからこの中に怪盗がいる。それは誰かしら?」

 人狼は一人しかいない。

 そのことを言い当てた私の発言を、人狼は信じるはず。

 さあ、人狼はどう出るのかしら?

苗木「……」

舞園「……」

 怪盗として人狼は出てこない……後は最後の詰めね。

霧切「どうやら【怪盗】は【人狼】と交換したようね。それで【人狼】はどなたかしら?」

「「「……」」」

霧切「怪盗が出てこない以上、黙っているメリットはないわよ」

セレス「……」

 ……もしかして気づかれているのかしら?

 見落としていたわ。

 苗木君たちなら引っかかるだろうけど、こんな思い付きの作戦がセレスさんに通じるのだろうか?

舞園「あの、私が【人狼】でした」

 考えすぎだったようね……。

霧切「決まりね。舞園さんを吊りましょう」

舞園「えっ、ちょっと何でですか?」

セレス「……簡単なことですわ。霧切さんが本当に見たカードは【村人】じゃなくて【怪盗】だったんですわ」

セレス「ですからあなたが名乗りを上げた時点で終了、ですわよね?」

霧切「ええ、その通りよ」

舞園「そんなあ……」

 ……助かった。やっぱりセレスさんは気づかれていたようね。

 本当に厄介だわ。

苗木「……」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか
 舞園さん

――投票結果を発表します。吊られるのは舞園さやかさんです
そして結果は……おめでとうございます。舞園さやかさんはクロの人狼でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:村人 セレス:村人 霧切:占い師 舞園:人狼

次に投票はこうなりました。
苗木→舞園 セレス→舞園 霧切→舞園 舞園→霧切

苗木「なるほど。どんな嘘を付けばいいのか、なんとなくだけどわかってきたよ」

セレス「そうですか。皆さんが気づいたようですので、ここからが本番でしてよ」

セレス「ここまではウォーミングアップ。ここからはただ発言するだけでは信用は勝ち取れません」

セレス「人狼は如何に村人を欺くか。そして村人は如何に人狼を欺くか」

霧切「中には味方まで欺く人もいるようだけど」

セレス「あんなのはただの小細工、序盤にしか通じませんわ。それに敵を騙すにはまず味方からというでしょう?」

セレス「それと、さっきの試合は見事でした」

霧切「あなたには気づかれてたみたいだけどね」

セレス「いえいえ、あれは私が【村人】だからこそ余裕があっただけです。私が【人狼】だったらどうなっていたかわかりませんわ」

舞園「あはは……はは」

セレス「それじゃ始めましょう、五試合目を」

>>55

セレス

第五試合目
side セレスティア・ルーデンベルク

――あなたは占い師です。夜の行動を選択してください

あなたは占い師です。どの行動を選択しますか?
 霧切さんのカードを見る。
  霧切響子のカードは【人狼】です。

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 クロが誰かは分かっていますのが、まずは様子見ですわね。

霧切「私からいいかしら?」

舞園「いいと思いますよ」

霧切「占い師で舞園さんの役職は【村人】だったわ」

 舞園さんもクロの疑いあり。

苗木「それはどうだろう。僕も占い師だったんだ。それで霧切さんのカードを見たら【人狼】だったんだ」

 ……苗木君もクロ。

 となると元からのクロなのか、それともシロからクロになったのか……。

 辻褄が合うのは後者、怪盗だとしたら占い師に化けるのも容易。

 しかし、私のようにクロをシロと思わせる戦法なのかもしれません。

 それと朝日奈さんがクロの可能性もありますわ。

 となるとこの試合は黙って誘導しましょうか。

 苗木君、あなたは確実にクロなのですから。 

舞園「ええっと、この場合はどうなるんでしょう」

セレス「……順当に考えるなら、苗木さんと霧切さんのどちらかが【人狼】。片方が本物の【占い師】で片方は嘘をついてますわね」

霧切「そうね。そして後は怪盗がこの中にいるかどうか」

セレス「私は【怪盗】ではありませんが、舞園さんはどうです?」

舞園「私は霧切さんの言った通り【村人】ですよ」

霧切「ということは私からクロの線を見ると苗木君、あとは【怪盗】または【人狼】でセレスさんかしら」

セレス「なるほど、苗木さんはどうです?」

苗木「霧切りさんがクロ。残りの二人は何とも言えないかな」

舞園「あの、霧切さんと苗木君を吊ればいいんじゃないでしょうか?」

霧切「いえ、その意見は認められないわ。あなたは安全でもセレスさんがどうかがわからない」

苗木「僕もそれは認められないかな」

 苗木さんが周りに占い師だと信じ込ませ、私がもう一人の人狼のように振る舞う。

 あとは苗木さんがそれらしいコンタクトを私に下されば私の勝ちですわ。

セレス「とは言っても、このままでは埒があきませんわ」

セレス「互いに完全なシロであることを証明することは不可能です」

セレス「ですが、そうですね。個人的な目線では苗木さんでしょうか。やっぱり後から発言したのが気になりますわ」

 そして、これで霧切さんは私を怪盗だと疑わないはず。

苗木「……なるほど、セレスさんは霧切さんとグルなんだ。だから僕を陥れようと」

セレス「なら私と苗木くんで両吊りにしましょう。それなら文句はないですわよね?」

苗木「いや、その提案も乗れないよ。僕は霧切さんがクロだってわかってる。だから霧切さん以外指すつもりはないよ」

 苗木さん、コンタクトを……。

舞園「なら苗木君が疑っている霧切さんとセレスさんが苗木君を、苗木君と私とで霧切さんを指しましょう」

霧切「……私はそれでいいわ」

 ……これで霧切さんが承諾したってことは舞園さんが二人目のクロですわね。

 ですが、苗木君を占い師だと思っている時点であなた達の負けですわ。

 そう両吊りにできれば私の勝ちなんです……。

セレス「私もそれで構いません」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか?
 苗木君

――投票結果を発表します。吊られるのは苗木誠です。
そして結果は……おめでとうございます。苗木誠は人狼です。

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:怪盗→人狼 セレス:占い師 霧切:人狼 舞園:人狼

次に投票はこうなってました。
苗木→霧切 セレス→苗木 霧切→苗木 舞園→苗木

msった

ちなみに役職はこうなっていました。
苗木:怪盗→人狼 セレス:占い師 霧切:人狼→怪盗 舞園:人狼

霧切「なるほど。それであなたは苗木君苗木君言ってたのね」

セレス「ええ、私から見れば彼は確定でしたから」

霧切「ということは私か苗木君を?」

セレス「ええ、霧切さんを占いましたわ」

苗木「……ずっと僕ばっかりに言うから少し怪しいとは思ったんだけどな」

舞園「分かります。だって占い師なら普通言うじゃないですか」

舞園「それなのにこっちに都合のいい発言するから、私も利用しようかなって思っちゃいましたよ」

苗木「う、うん。そうだね」

さて、後半戦に入る前にここまでの推移を見てみましょう。
苗木  → 負け → 負け → 勝ち → 勝ち → 負け
セレス → 勝ち → 勝ち → 負け → 勝ち → 勝ち
霧切  → 勝ち → 勝ち → 負け → 勝ち → 勝ち
舞園  → 勝ち → 負け → 勝ち → 負け → 負け

トップが四勝で霧切とセレス
続いて二勝で苗木と枕

さて、感情移入しながら書いてたら疑心暗鬼で気分悪くしたのでちょっと遠目に安価を……。
>>70

思ってたより近かったので再安価
>>75

苗木

多恵子ちゃん!!

今日の投下は18:00辺りに再開します。

第六試合
side クリスティア・ルーデンベルク

――あなたは怪盗です。夜の行動を選択してください

あなたは怪盗です。どの行動を選択しますか?
 プレイヤーと役職を交換する。
  苗木君と交換する。
   苗木誠の役職は【村人】です

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 苗木さんと交換してシロですか。

 どうにも燃えない展開ですわね。

舞園「役職もちはいらっしゃいますか?」

霧切「【占い師】だったわ。舞園さんと交換して今は【村人】よ」

 霧切さんが占い師、本当なら平和ですわね。

セレス「……奇遇ですわね。私は苗木さんと交換して【村人】でしたわ」

霧切「あなたは【怪盗】だと言いたいのね?」

セレス「ええ、その通りです」

舞園「この場合って……」

苗木「平和だね。みんな右隣の人を指せば全員の勝利だけど……」

霧切「本当に平和ならの話ね」

セレス「何が言いたいのですか?」

 やっぱりそうなりますわよね。

霧切「残念ながら、私はセレスさんと苗木君がグルという可能性を捨てないわ」

セレス「それは私から見ても同様ですわ。霧切さんと舞園さん、二人がクロという可能性も十分にあります」

舞園「私は平和でいいと思うんですけど」

苗木「僕もそう思うよ」

霧切「二人は深く考えてないようだけど、これは勝負なの」

霧切「仮に平和なら差は埋まらないし、広がらない」

霧切「それより怖いのは平和だと思わせておいての人狼の一人勝ち」

霧切「だからこそここは慎重に考えるべきところなのよ」

セレス「確かにそうかもしれませんわ。所詮これは娯楽ですもの」

セレス「結論は出ない状況――つまり益体のない考えにふけこむのもまた一興」

セレス「ですが私はこれでも勝負師ですわ。決める時は一瞬の閃きで十分」

セレス「私は右隣を指します。後は皆さんのお好きにしてください」

霧切「……」

舞園「えっと……苗木君どうします?」

苗木「僕も右隣を指すかな」

舞園「なら私もそうしますね」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか
 霧切さん

――投票結果を発表します。吊られるのはセレスティア・ルーデンベルクです
そして結果は……残念でした。セレスティア・ルーデンベルクはシロの怪盗でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:村人→怪盗 セレス:怪盗→村人 霧切:占い師 舞園:村人

次に投票はこうなってました。
苗木→セレス セレス→霧切 霧切→セレス 舞園→苗木

セレス「まあ、これはしょうがありませんわね」

舞園「……」

苗木「……」

霧切「…………」

>>86

霧切さん

第六試合
side 霧切響子

――あなたは村人です。夜に選択できる行動はありません

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 村人……他の人の出方を見るしかないわね。

舞園「役職ある方いますか?」

「「「……」」」

霧切「どうやらいないみたいね」

苗木「ということはまた【人狼】が二人いるパターンだね」

セレス「……いえ、そうとも限りませんわ。なぜなら【人狼】は私だけですもの」

セレス「怪盗と占い師が出てこないということは、誰かが私の【人狼】と交換したのでしょう」

苗木「えっと、人狼はセレスさんだけってこと?」

セレス「そうですわ」

 セレスさんは人狼だと言っている。

 ここで占い師、怪盗というメリットはないから人狼なのは確定ね。

 ただし些細な問題はあるけど。

霧切「いえ、まだ【人狼】がもう一人いる可能性は十分あるわ」

 さすがにないとは思うけど、彼女は二試合目で味方の人狼を名指ししてきた。

 今回もいろいろなパターンを想定して考えすぎということはない。

セレス「確かにその可能性もあります。というよりも私も【人狼】二人の方がよかったですわ」

苗木「どういうこと?」

セレス「今のこの状況、私が負ける確率が非常に高いですもの」

セレス「この中にいる【怪盗】を二人以上が勘で当てる。それがどのくらいの確立かわかりますか?」

 2*2*3通り分の4通りね。

舞園「【人狼】がセレスさんだけなら1/3です」

セレス「つまり六割以上の確率で私の負け。ですがここで黙って4/27にかけるよりはマシですわ」 

セレス「そういう判断でのカミングアウトだと思ってください」

 ここで彼女が黙っていたら分母が3*3*3……確かにその状況ならしゃべった方がマシね。

霧切「……わかったわ」

苗木「と言われても……」

舞園「結局のところ運任せですから、特に話すことはないんですよね……」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか?
 苗木君

――投票結果を発表します。吊られるのは霧切杏子です
そして結果は……残念でした。霧切響子はシロの村人でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:村人 セレス:人狼→怪盗 霧切:村人 舞園:怪盗→人狼

次に投票はこうなっていました。
苗木→霧切 セレス→舞園 霧切→苗木 舞園→霧切

セレス「……当たりませんでしたね」

霧切「それでもあなた自身は人狼を当ててるところ、さすがの超高校級ね」

セレス「どうでしょう? それは偶然だと思いますわ」

霧切「その偶然に強くなければ、超高校級のギャンブラーにはなれないわよ」

苗木「あはは……はは」

舞園「苗木君、落ち込まなくてもいいと思いますよ?」

セレス「そうですわ。幸運とは常にいい結果を残せるものではありません」

セレス「しかし後から思い返してみると、実はそれが幸せに繋がっていたという話もありますわ」

舞園「それを考えると、私に一勝をくれたことが苗木君の幸せに繋がってるのかもしれないですね」

霧切「……その話はさておき、明日の朝食どうしましょうか」

セレス「そうですわね。私は最近中華にはまっています。ですから朝から餃子なんてどうでしょう?」

霧切「あら、以外ね。でも朝から重い物はちょっと……」

セレス「あら、残念ですわ」

舞園「露骨に話を逸らさないでください……」

セレス、霧切 勝利数4
舞園     勝利数3
苗木     勝利数2

7試合目
キリがいい数字で安価は >>100

じごろ

第八試合
side 苗木誠

――あなたは占い師です。夜の行動を選択してください
あなたは占い師です。どの行動を選択しますか?
 舞園さんの役職を見る。
  舞園さやかの役職は【人狼】です
恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください


前回のが第7試合でした……

苗木「僕は占い師だったんだ。それで舞園さんを占ったら【人狼】だったんだ。何か言い分はあるかな?」

舞園「奇遇ですね。私も占い師です。私は【怪盗】を占いました。出ないなら苗木君と交換した物として発表します」

 これは一試合目のセレスさんと同じだ。

 でも怪盗が出る保証は……そうか! 人狼は二人いるんだ!

 舞園さんは二人目を知っているからこんなことを。

霧切「わた――」

セレス「――直接占われたなら仕方ないですわね。私が【怪盗】ですわ」

セレス「どうしました霧切さん?」

霧切「なんでもないわ」

セレス「そうですか。そして私は【人狼】と交換しましたわ」

舞園「!?」

 えっ? どうしてそんなことを?

セレス「何が言いたいのかわかりますわね? 勝ちたいのなら、本物の占い師を指しなさい」

 ああ、そうか。それが狙いか。

霧切「……随分強引な手を使うのね。人狼が一人だったらどうするつもりだったのかしら?」

セレス「どちらと交換したか、探りを入れても無駄ですわよ」

セレス「人狼が私を指さないのなら私の勝ち。逆に指されたのなら私の負け。実に単純でいいじゃありませんか」

セレス「占い師と嘯く人狼と交換した可能性、占い師じゃないもう一人の人狼と交換した可能性、両方とも充分にあり得ますわ」

セレス「故に私は黙らせてもらいます。後は人狼のお好きになさってください」

 まずいことになった。

 僕はセレスさんを指せばいい。

 けれど人狼の二人は迷っているみたいだ。

 いったいどちらが今怪盗なのだろう。

苗木「……それで、二人ともどうするつもり?」

霧切「私は彼女を指すわ。それで終わりよ」

舞園「そうですね。私もそうさせてもらいます」

苗木「……」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか?
 セレスさん

――投票結果を発表します。吊られるのは苗木誠君とセレスティア・ルーデンベルクです
そして結果は……おめでとう。セレスティア・ルーデンベルクはクロの人狼でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:占い師 セレス:怪盗→人狼 霧切:人狼 舞園:人狼→怪盗

次に投票はこうなっていました。
苗木→セレス セレス→苗木 霧切→セレス 舞園→苗木

セレス「あらあら、またこういう結果ですか」

霧切「当たり前よ。あなたに一勝与えるのと苗木君に一勝与えるの、勝つためにはどちらを取るべきかぐらいわかるわ」

セレス「そうでしたか。それは意外な要素でしたわ。せっかくあなたも勝てましたのに」

舞園「勝敗と言えば、次の試合に勝てばリーチですね」

セレス「そうですわね。ところで同率一位の場合、特権はどうなるのでしょうか?」

モノクマ「そこのところは心配しなくていいと思うよ」

霧切「あら、居たのね」

モノクマ「酷いなあ。呼ばれたからやってきたのにこの扱い……僕涙が出そう」

セレス「そんなことより特権の話をお願いできますか?」

モノクマ「そんなことって、君もさり気なくひどいなあ。えっとね、複数の優勝者がいた場合も命令権はそれぞれ授与されます」

モノクマ「もちろん、優勝者に命令したらいけないってルールはないから使いどころは考えてね」

モノクマ「それじゃ残り二試合、頑張って騙し合ってください」

第九試合

>>110

ね、眠い……誰か睡眠代行頼む

苗木

第九試合
side 苗木誠

――あなたは占い師です。夜の行動を選択してください

あなたは占い師です。どの行動を選択しますか?
 真ん中の二枚を見る。
  真ん中のカードは【人狼】と【村人】です

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 これで九試合目。

 ここまでの勝数は僕が三勝でみんなが四勝。

 つまり僕が優勝するためにはここで勝たないといけない。

 そして占い師で見た二枚の役職。

 二枚とも人狼に――いや駄目だ。人狼が対抗してきたらお終いだ。

 セレスさんと霧切さん、二人なら僕の意図にすぐ気付くかもしれない……。

 だとすれば、狙うべきは怪盗。

 怪盗は人狼と交換している可能性もある。

舞園「それでは、役職を持ってる人はいますか?」

苗木「僕は【占い師】だったよ。それで中の二枚を見たら、【人狼】と【怪盗】だったよ」

セレス「ちなみに、占い師の対抗はいらっしゃますか?」


「「「「……」」」」


セレス「いないようですわね」

霧切「それでこの状況、どうするつもり?」

舞園「でも、【役職が埋まってる】からこれ以上はもう……」

苗木「それは違うよ!」

舞園「っ!?」

苗木「違うんだよ舞園さん。僕が本当に占ったのは【人狼】と【村人】だったんだ」

セレス「つまりこの中に怪盗がいると?」

苗木「そう、そして怪盗が名乗り出ない理由は【人狼】と交換したからなんだ」

霧切「説明してもらえるかしら?」

苗木「怪盗がとったパターンは三つ。村人と交換したパターンと僕と交換したパターン、そして人狼と交換したパターン」

セレス「なるほど……考えましたわね」

霧切「……村人と交換したのならあなたの発言に突っ込むはず」

セレス「あなたと交換していたのなら、あなたの真意に気付いて名乗りを上げるはず」

苗木「そして人狼と交換していた場合は、僕を二人目の人狼だと思うはずだ」

舞園「なるほど」

霧切「そう。なら黙っている必要はないわね。私が【人狼】よ」

セレス「ちなみに私は【村人】――と言ってもここで言っても証明のしようがありませんわね」

舞園「私も【村人】です」

セレス「可能性としては霧切さんと苗木君のダブル人狼の可能性もありますが、その少しイラッとするドヤ顔に免じて信じましょう」

セレス「舞園さん、私と両吊りで構いませんね」

舞園「はい……」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか
 舞園さん
 
――投票結果を発表します。吊られるのはセレスティア・ルーデンベルクと舞園さやかです
そして結果は……おめでとうございます。舞園さやかはクロの人狼でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:占い師 セレス:村人 霧切:人狼→怪盗 舞園:怪盗→人狼

次に投票はこうなってました。
苗木→舞園 セレス→舞園 霧切→セレス 舞園→セレス

舞園「うう……」

霧切「中々いい手だったわよ苗木君」

セレス「あとそのドヤ顔も」

苗木「あはは、でもこれは霧切さんのおかげなんだ」

霧切「どういうことかしら?」

苗木「前に霧切さんが占い師で人狼を騙したことあったよね?」


霧切「ああ、四試合目のことね。それであなたはそれを参考にしたと」

苗木「そういうこと」

セレス「なるほど。確かにこの方法なら少しリスクは負いますが、怪盗と村人のどちらかが埋まっていても使えますわね」

セレス「お見事、としかいいようがありませんわ」

セレス「さて、お遊びも次で最後。最後に笑うのは誰になるのでしょうか?」

たぶんラスト安価
第十試合、最終戦

>>

セレス 勝数5
霧切 勝数5
苗木 勝数4
舞園 勝数4

oh……

>>123

苗木

苗木君人気すぎww

舞園とはなんだったのか

(最終戦セレスで想定してたから書き直さないと)

最終戦
side 苗木誠

――あなたは怪盗です。夜の行動を選択してください

あなたは怪盗です。どの行動を選択しますか?
 プレイヤーと役職を交換する。
  セレスさんさんと交換する。
   セレスティア・ルーデンベルクの役職は【占い師】です

恐ろしい夜が明け朝が来ました。議論を始めてください

 セレスさんの役職は占い師。

 これで僕の優勝はなくなってしまった。

 さて、ここは僕から言うべきか……いや、セレスさんには何か策があるかもしれない。

 ここは出方を伺うとしよう。

舞園「役職もちの方はいらっしゃいますか?」

霧切「私が【占い師】で、舞園さんは【村人】だったわ」

 霧切さんが占い師。ということは霧切さんは人狼か。

 舞園さんは……まだわからないな。

 村人と人狼、両方の可能性がある。

舞園「他に役職を持ってる人はいませんか?」

霧切「……いないようね」

 どうしてセレスさんは言わないんだ?

 いや、何か理由があるはずだ。

 となるとセレスさんはどこを占ったのだろう。

 霧切さんと舞園さんはたぶん違う。

 もしどちらかを占ったのなら、きっとさっき発言していたはずだ。

 僕、もしくは中の役職……。

 中の役職を見た場合も怪盗(僕)の存在には気づいているはず。

 ということはやっぱり僕の出方を伺っているということか。

 それなら僕がセレスさんの占い師と交換したと宣言する。

 そして僕とセレスさんで霧切さんを吊れば試合は終わりだ。

 でも、最後の試合がこんな終わり方でいいのか?

1.確実に勝ちにいく
2.少し遊ぶ
安価>>130

1

 いや、これでいいんだ。

 例え優勝はできなくても、僕は最後まで勝ちに行く。

苗木「そうとも限らないよ霧切りさん。僕は【怪盗】だったんだ」

苗木「セレスさんの【占い師】と交換したんだけど、何を占ったか聞かせてもらってもいいかな?」

セレス「……私は埋まっている役職を見ましたわ。それで両方とも【村人】でした」

 となると舞園さんは人狼だったのか。

セレス「苗木さんは黙っていた私の役職を見事的中させました」

セレス「それをもって私は苗木さんはシロであると信じます。それでどちらを指しましょうか」

霧切「……」

 霧切さん達がいくら嘘をつこうとも、僕たちが二人で人狼を指せば終わりだ。

苗木「それじゃ霧切さんに票を集めよう」

セレス「わかりましたわ」

投票タイムに入ります。誰を投票しますか
 霧切さん
 
――投票結果を発表します。吊られるのは霧切響子と苗木誠です
そして結果は……おめでとうございます。霧切響子はクロの人狼でした

ちなみに役職こうなっていました。
苗木:怪盗→占い師 セレス:占い師→怪盗 霧切:人狼 舞園:人狼

次に投票はこうなってました。
苗木→霧切 セレス→霧切 霧切→苗木 舞園→苗木

霧切「占い師が埋まっている二つの村人を見て、怪盗がそれを証明する」

霧切「さっきの試合はどう行動していても私たちの負けね」

舞園「私も苦し紛れに怪盗って言おうと思ったんですけど……」

セレス「その時は霧切さんが矛盾するので、みんなで刺すように誘導して終わりですわね」

舞園「はい……」

霧切「セレスさん、優勝おめでとう」

セレス「ありがとうございます」

霧切「それで、あなたはそれを何に使うのかしら?」

セレス「秘密ですわ。私、切り札は最後まで残しておく主義ですの」

くぅ疲云々カンヌン以下省略

後はアレだ。
正直ここでやめておけばいいんじゃないかって気がしているのだが……。

continue?
>>138

続ける

今日ワンナイト人狼やってきたけど、こんなに議論出来なかったわ……
実際に人狼重ねるとこんな議論出来んの?

>>139
やばい人は本当にやばい
初心者狩り楽しいなあとか言ってる

賞金(意味深)ありでやってみるのをお勧めする
空気がピリピリするから

それと投下はあと時間を少しくださいな

モノクマ「オマエらお疲れ様でした。これにてレクレーションを終了します」

モノクマ「これで周りにいる人がどういう人なのかわかったんじゃないかな?」

モノクマ「今日のことは君達の本番、コロシアイの糧になれば幸いです」

モノクマ「それと命令権を勝ち取った人は、必ず今日中に命令を下してください」

モノクマ「それでは解散といたします」

――1F廊下

桑田「おう苗木。これから体育館でドッチボールやるんだが、お前もどうだ?」

苗木「もちろんいいよ。今誰が集まっているの?」

桑田「男子は十神以外全員だな。後は江ノ島と不二咲」

苗木「なるほど、他に誰か誘う?」

桑田「いや俺のノルマは達成だから別にいいわ」

桑田「江ノ島から三人以上メンツ集めて来いって命令されてよ」

苗木「ああ、例の命令権?」

桑田「そうそう。まあそれはいいとして、もし体育館に行く途中に合ったらその時に誘うってことでいいか?」

苗木「うん、それでいいと思うよ」

桑田「そうか。それじゃ行こうぜ苗木」

――体育館

桑田「おい誰か江ノ島止めろ!」

大和田「俺に任せろ」

江ノ島「隙あり!」

山田「うげぇっ! 痛い。痛いですぞぉ……」

石丸「でもこれでボールは止まった。よくやった山田君!」

江ノ島「ほら、来るからボケッとしない苗木」

苗木「う、うん!」

桑田「次はこっちの番だ。大和田こっちに回せ」

大和田「任せたぜ桑田」

石丸「僕たちとどちらが強いか。勝負だ江ノ島君!」

桑田「山田!」

山田「なるほど、パスを回して焦らす作戦ですな。石丸殿」

石丸「大和田君!」

江ノ島「……たぶん桑田で来るから。気を付けて」

苗木「わかった」

山田「そこだっ!」

苗木「うわっと……」

江ノ島「ナイスキャッチ!」

大和田「おいてめぇ!」

山田「ひいっ!」

石丸「今はやめたまえ! まだ勝負の途中だぞ!」

セレス「あらあら、まったく相変わらずですね」

苗木「あれ? セレスさん」

セレス「ちょっと山田君をお借りしたいのですがよろしいですか?」

大和田「ま、まあ別にいいけどよ」

セレス「ありがとうございます」

石丸「山田君。用事が終わったらすぐに駆け付けたまえ!」

葉隠「苗木っち今がチャンス、パスだべ!」

大和田「てめえ、汚ねえぞ苗木。テメェも男ならバシッとかかってこい」

江ノ島「いやいや、そっちだってパスしてたから。普通にパス出しちゃいな」

 葉隠君へのパスコースを大和田君が塞いでいる。

 ここは――

苗木「不二咲さん」

不二咲「ええっ! うう……」

葉隠「不二咲っち。こっちだべ!」

不二咲「う、うん」

葉隠「おいらの玉は三割当たる! いくべ!」

大和田「来いっ!」

江ノ島「ああああっ!!」

大和田「ん? 痛っ……てめえ卑怯だぞ!」

江ノ島「ふふん、引っかかる方が悪いから」

苗木「そ、それで次はどうしようか?」

江ノ島「山田がいないんじゃ三対四だね。それとも山田を待つ?」

大和田「そうか、なら俺は三人のチームに入る。江ノ島テメェは四人のチームに入れ、リベンジだ」

江ノ島「ん? まあ全然いいけど」

石丸「なら僕も三人チームに入ろう」

大和田「ほう根性あるじゃねえか」

石丸「ふん、君の方もな」

 それからしばらく三対四で遊んでいると、山田君が体育館に帰ってきた。

 服は少しボロボロになっていたけど、彼はどこか満足そうな表情を浮かべていた。

 そして山田君を入れると、夕方になるまで体育館で遊ぶのだった。

夕食カットするかどうか

>>152

する

 その後、夕食を食堂ですませると、セレスさんに呼び出された。

 そして僕はセレスさんに言われるまま、彼女の部屋に訪れるのだった。

苗木「それでセレスさん。僕に用事って何?」

セレス「そうですね……まずはお茶にしましょう」

苗木「……お茶を淹れるのは?」

セレス「もちろん苗木さんですわ」

苗木「それじゃ改めて……僕に用事って何かな」

セレス「命令権をあなたに使います」

苗木「レクレーションの?」
セレス「はい」

苗木「内容は?」

セレス「私とお話をしましょう」

苗木「それで、何の話をすればいいのかな?」

セレス「それは貴方にお任せしますわ」

苗木「そう……それじゃ――」


『10時になりました。これから夜時間と――』

セレス「あら、もうこんな時間ですの」

苗木「そうだね。それじゃ僕は失礼するよ」

セレス「お待ちなさい」

苗木「どうしたの?」

セレス「ちょっとベットの前に立ってくださいませんか?」

苗木「別にいいけどどうし――」

セレス「えいっ」

苗木「っ! ……ねえ、セレスさん。どうして僕の上に乗っているの?」

セレス「あなたを逃がさないためですわ」

苗木「逃がさない?」

セレス「苗木さん、人狼のターンで何をするのか、あなたは知っていますか?」

苗木「ワンナイト人狼の話?」

セレス「いえ、その元となった汝は人狼なりやでの話ですわ」

セレス「人狼は夜に一人だけ、村人を食べてしまいますの」

苗木「えっ、食べる? それってつまり……」

セレス「この状況ならあなたでもわかりますわよね? 私はあなたのことが……これは命令ではないので選択肢をあげます。もし嫌ならそう言ってください」

苗木「そんなの……」

セレス「……」

苗木「そんなの嫌に決まってるよ」

セレス「っ!? そう、ですか……」

苗木「えっ、セレスさん。どうして泣いて――」

セレス「――いいから。早くこの部屋から出て行きなさい」

苗木「う、うん。この事は誰にも言わないから」

セレス「そうですか。ありがとう……ございます」

苗木「それじゃあ」

 セレスさんの部屋を出て壁に背中を預ける。

 まだ緊張で鼓動が早くなっている。


 それにしてもまさか、セレスさんが僕を殺そうとしてたなんて……。

――翌日

霧切「おはよう苗木君」

苗木「おはよう霧切さん」

朝日奈「今日遅かったけど、どうしたの苗木?」

苗木「いや、ちょっと色々あって寝付けなくて」

大神「何かあったのか?」

苗木「まあ色々と」

大和田「そう言えばセレスも今日は遅えな」

苗木「……」

舞園「苗木君、さすがにちょっと解りやすすぎですよ?」

苗木「えっ」

「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」

霧切「まさかとは思うけど苗木君。彼女に何かしたんじゃないわよね?」

苗木「僕は何もしてないよ!」

霧切「僕 は?」

苗木「うっ……」

葉隠「ってことはあっちからしてきたってことか。もしかして殺されそうになったっべか?」

大神「葉隠、冗談でもそういうことは言うものではない」

苗木「……」

「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」

苗木「ん? あっ、違うよみんな。そんなわけないじゃないか」

舞園「ですよね。もう驚かせないで下さいよ」

山田「そうですぞ。苗木殿も人が悪いですなー」

霧切「それは本当かしら」

不二咲「どういうこと?」

霧切「彼が嘘をついているって事よ」

石丸「それならば僕が聞こう。苗木君、君はセレス君に殺されかけたのかね」

苗木「ううん、違うよ」

石丸「ほら、彼もこう言っている。これでこの件は終わりだ」

霧切「そういえば昨日のレクレーション、苗木君と彼女は私と舞園さんと一緒だったわ」

霧切「それで、セレスさんが勝ったのだけど、舞園さんは彼女に何か言われたかしら?」

霧切「ちなみに私は何も言われてないわ」

舞園「私も何も言われてません」

霧切「苗木君、あなたは彼女に何を言われたのかしら?」

苗木「それは、その……」

霧切「……否定はしない。これで苗木君が何かしら隠していることが確定したわね」

苗木「あ、いや、僕も何も言われてないよ!」

舞園「苗木君、それはさすがに無理があると思います」

葉隠「ってことは、もしかして本当に苗木っちのことを?」

大和田「これはもう本人に聞くしかねぇな」

朝日奈「ねえ止めようよみんな!」

大神「朝日奈。ここまで状況が揃うと庇うのは無理だ」

桑田「それじゃセレスの部屋に行くぞ!」

山田「うおおおおおお!」

大和田「お、おう!」

舞園「あっ、それは女子だけで行くのでみんなはここで待っててください」

石丸「そ、そうだぞみんな。僕たちはここで待っていようではないか」

セレス「それで……わざわざ部屋にまで迎えに来て、何かあったのですの?」

霧切「それを今から調べる所よ」

セレス「どういうことです?」

霧切「昨日のことについて話してもらえるかしら?」

セレス「昨日のこと? っ! ……もしかして苗木さんが?」

霧切「そうよ」

セレス「そう。そうですか……」

モノクマ「ちょっとそこまで!」

苗木「モノクマ!?」

モノクマ「えっと、これから簡易学級裁判を執り行います」

江ノ島「……簡易学級裁判?」

モノクマ「そう。本来なら誰か殺された時に学級裁判をやろうと思ってたけど、どうやら面白いことになってるからね」


桑田「そもそも学級裁判ってなんだよ」

モノクマ「(以下略)」

モノクマ「理解できたかな? 今回はその簡易版。誰が悪いのかクロを決めて、もし正解していたらクロには軽いおしおきを受けてもらいます」

霧切「それで、もし間違えたは?」

モノクマ「特に何もありませーん! さあクロの人は一生懸命弁解してね。それじゃ学級裁判場に行こうか」

 僕はこの事は言わないと彼女に約束をした。

 だから僕はあくまで彼女との約束を果たすため、僕から何も言うことはできない。

霧切「それじゃ今まで出た情報を纏めましょうか」

桑田「というかクロはアイツじゃね」

石丸「桑田君! 決めつけるのはよくないことだ!」

霧切「そうね。石丸君の言う通りだわ。苗木君――は口を閉ざしているから舞園さん頼めるかしら」

舞園「はい。それではまず事件は昨日起きたものと思われます。犯行場所、動機は不明で――」

セレス「ちょっと待ってください。事件ってどういうことですか?」

十神「そこのところ、俺にも詳しく教えてもらおうか」

腐川「そ、そうだそうだ」

霧切「セレスさん、あなたが苗木君を殺そうとしたかもしれないということよ」

十神「ほう……」

セレス「そう、彼はそんなことを……」

苗木「違うよセレスさん!」

セレス「……」

霧切「――それで、あなたは認めるのかしら?」

セレス「そんなことありませんわ。私がそんなことすると本当にお思いで?」

山田「しかし、犯人は皆そういうのですぞ」

セレス「この腐れ……はぁ。もう罵る気力すらありませんわ。お好きになさってください」

霧切「……舞園さん、続けて」

舞園「はい。犯行現場、動機は不明でセレスティアさんと苗木君がこの件の関係者であると思われます」

葉隠「とりあえず【加害者はセレスで決まりだべ】」

霧切「それは違うわ!」

霧切「その逆のパターンも充分考えられる。今ここで決定するのは早漏よ」

桑田「早漏……」←真っ先にセレスがクロだと言った人

舞園「はい。ですので昨日のレクレーションの後から振り返ってみましょう。みなさんはあの後、何をしていましたか?」

桑田「俺たちは体育館でドッチボールをしていた」

霧切「それは何人で?」

大和田「十神以外の男子全員と江ノ島と不二咲で8人だ。そういえば途中でセレスも来ていたな」

霧切「まずはそこを追ってみましょう。それで、彼女は何を?」

桑田「それが山田を呼び出して行ったからよ。俺達にはさっぱり」

舞園「山田君、お願いできますか?」

山田「そうですな。呼び出された後はひたすら投げられたり足を払われたりで散々でしたよ」

朝日奈「それきっとアレだよ!」

霧切「……アレとは何かしら?」

朝日奈「昨日はさくらちゃんとプールで泳いでいたんだけど、途中でセレスちゃんが来て」

大神「我に護身術を教えてほしいと頼まれてな。その後彼女に少し教えていたのだ」

舞園「それでどういう護身術を教えたんですか?」

大神「うむ。セレスは力が弱いからな。相手の力を利用した投げ技を主に、相手を転倒させる払い技を少々」

霧切「それで決まりね。彼女はプールに泳いでいた大神さんに護身術を習った後、体育館に向かい、山田君でそれらを試していたと」

山田「僕はサンドバックじゃないのですが……」

セレス「……」

大神「……我は相手の力を利用した投げ技を教えたと言ったわけだが」

桑田「それって襲い掛かったってことなんじゃね?」

山田「……」


霧切「いえ、どちらかというと練習の為にそうするように頼まれたと見るべきね。まあその話はおいておきましょう」

山田「(ほっ)……」

セレス「……そこのラードは何度か私の体に触れて喜んでいましたわ」

山田「ちょっと、セレスティア殿おお!」

石丸「不純だぞ山田君!」

朝日奈「えっち!」

桑田「ああ、そういえば帰ってきたら満足そうだったもんな。結局、お前は美味しい思いをしてたのかよ」

舞園「……話を戻します。それで、ほかにセレスさんを目撃した人はいませんでしたか?」

十神「俺は見てないぞ」

腐川「わ、私も見てないわ」

霧切「私と舞園さんは舞園さんの部屋で話をしていたから見ていないわ」

舞園「それでは時間を進めますね。夕食の時何か気づいたことはありませんでしたか?」

十神「俺は見てないぞ」

腐川「わ、私も見てないわ」

霧切「私と舞園さんは舞園さんの部屋で話をしていたから見ていないわ」

舞園「それでは時間を進めますね。夕食の時何か気づいたことはありませんでしたか?」

大和田「おお、そう言えば苗木が食い終わった後、セレスに呼び出されてたな」

霧切「それは彼女から苗木君に、で合ってるのね?」

大和田「お、おう」

霧切「その後苗木君は?」

大和田「帰って来なかった」

霧切「となるとそのまま二人はどこかに向かい、事件が起きた、と。その後誰か見てないかしら?」

「「「「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」」」」

霧切「事件が起きたとすればその時ね。セレスさんから呼び出したところを見るとやはり――」

セレス「はぁ……もういいですわ苗木さん。もう約束を律儀に守らなくていいです」

霧切「あの約束?」


苗木「本当にいいのセレスさん?」

セレス「しつこい男は嫌われてしまいますわよ」

霧切「……苗木君、頼めるかしら?」

苗木「……事件の真相はこうだよ」

苗木「レクレーションが終わった後、彼女はプールで遊んでいる朝日奈さんと大神さんに頼んで護身術を教えてもらっていたんだ。

その後、体育館で遊んでいた山田君を連れだすと、教えてもらった技を山田君で試していた。

そして夕食の後、呼び出された僕は彼女の部屋に向かったんだ。

その後、紅茶を飲みがなら話をしていると、いつの間にか夜時間になっていたんだ。

それで僕は部屋を出ようとしたんだけど、彼女に呼び止められたんだ。

そしたらベッドの前に来るように僕を誘導して――」

霧切「――ごめんなさい苗木君。一つ聞くけど、それは本当に起きた話なのね?」

苗木「当たり前だよ!」

霧切「ごめんなさい。続けて」

苗木「ベッドの前に来るように僕を誘導して僕を押し倒したんだ」

苗木「それで僕に人狼の夜の行動を覚えているかって聞いて僕の耳元で囁いたんだ」

苗木「『人狼は夜に一人だけ、村人を食べてしまいますの』って」

セレス「うぅ……」

霧切「……それで?」

苗木「それで彼女は嫌ならそう言えって言ったから、僕は嫌だって答えたんだ」

霧切「……」

苗木「それで僕は事が大きくならないように僕を殺そうとしたことは言わないって彼女に言ったんだけど……」

セレス「それ、本気で言ってますの……?」

苗木「え?」

セレス「いえ、もういいですわ……」

霧切「……私はもう誰に投票するか決めたのだけど、みんなはどうかしら?」


舞園「はい。私も決まりました」

桑田「同じく」

十神「ふん、くだらん事に俺を巻き込むな」

腐川「ほ、本当だわ! 私でもこんな酷い話は書かないわよ」

山田「僕も同意見ですぞ」

葉隠「流石にこの結末はあんまりだべ」

朝日奈「これは……ちょっと庇えないかな」

大神「我も同感だ」

不二咲「僕も、ちょっとひどいって思うな」

大和田「これが終わったら、その根性叩きなおしてやる」

石丸「見損なったぞ苗木君!」


苗木「えっ、僕? ちょっと待ってよみんな!」

霧切「モノクマ」

モノクマ「はーい」

江ノ島「えっと、苗木ぃ?」

苗木「江ノ島さん!」

江ノ島「まああれだよね……とりあえず歯ぁ食い縛っとけ」

苗木「」

モノクマ「投票スタート!」

モノクマ「というわけで、クロは苗木君に決定しました」

苗木「ちょっと待ってよみんな」

モノクマ「大正解!」

苗木「」

モノクマ「まあ僕から言えることは、乙女の純情を踏みにじる奴は戦車に引かれて死んじまえってことかな」

苗木「乙女の純情? それって……もしかして――」

モノクマ「――それじゃお待ちかねの罰ゲームターイム! と言っても実は何も考えてないんだ。だから君たちの好きにしていいよ」

モノクマ「あっ、でも殺しちゃったら本当の学級裁判が始まるから、僕としてはそれもそれでプププ」

霧切「……さて苗木君の罰ゲームだけど私が決めてもいいかしら?」

十神「お前らの好きにしろ」

桑田「俺たちは別にいいよな」

山田「もちろんですぞ」

大和田「なんだったら俺が一発ぶん殴ろうか?」

霧切「それは彼女が悲しむから駄目よ」

大和田「……それもそうだな」

霧切「それで苗木君、覚悟はいいかしら?」

苗木「ちょっと待ってよ霧切さん、みんな!」

霧切「問答無用よ。さあ、私たちに謝りなさい」

霧切「こんなことに一日中【付きあわせて】、その果てにいちゃいちゃラブラブしたことを誠意を込めて謝りなさい」

苗木「それは違うよ!」

苗木「僕は黙っているつもりだったのに、霧切さん達が無理矢理暴いたんじゃないか!」

セレス「苗木さん」

苗木「っ!」

セレス「まだ私の気持ちには、気付いていらっしゃらないのですか?」

苗木「それは……今さっき気付きました」

セレス「それではもう一度答えを聞かせてください」

苗木「僕で良ければ、こちらこそよろしくお願いします」

セレス「そうですが。ですがわたくしは言い訳をする人間が大嫌いです……わたくしも一緒に謝りますから」

苗木「ごめん。ありがとう」

霧切「……」


「「こんなことに一日中付きあわせて、その果てにいちゃいちゃラブラブしてすいませんでしたっ!!」」


霧切「さて、みんなはこれでいいかしら?」

舞園「そうですね。私はこれでいいと思います」

桑田「最後にまたいちゃつかれたのがちょっとムカつくけどな」

石丸「不純異性交遊は駄目だぞ苗木君!」

大神「もしセレスを泣かすことがあれば、我が相手になろう」

山田「(どうやら僕は事なきを得そうですな)」

舞園「そう言えば山田君、セレスさんの体の感触はどうでしたか?」

大和田「そう言えばそうだったな。アレだ。絞めとくか」

山田「舞園さやか殿おお、どうして今そのことを聞くのですかあああ!?」

舞園「聞かなければいけない気がしたんです。私、エスパーですので」

霧切「まったく、早くここを出ましょう」

 その日の夜、僕は再びセレスさんの部屋に訪れていた。

セレス「まったく、昨日の今日でとんだめにあいましたわ」

セレス「告白したら必死の形相で降られて、皆さんに告白した台詞を暴露され、オマケにみなさんに頭を下げるだなんて」

苗木「それはその……ごめんなさい」

セレス「……許してほしいですか?」

苗木「うん」

セレス「そうですか。なら――ベッドの前に立ってくれませんか?」

苗木「……わかった」

セレス「それではいきま――っ!? ってどうして私を押し倒すのですか!?」

苗木「セレスさん。人狼のターンで何をするのか、知ってる?」

セレス「…………ワンナイト人狼の話ですの?」

苗木「いや、その元になった汝は人狼なりやでの話だよ」

苗木「人狼は夜に一人だけ、村人を食べてしまうんだ」

セレス「あら、私は人狼さんに食べられてしまいますの?」

苗木「そうなるかな。好きだよセレスさん」

セレス「はい。私も大好きです」

???「友情に亀裂が入ればってワンナイト人狼をやらせたんだけど、これはいい絶望だわ」

???「特に舞園と霧切。昨日は苗木のことで盛り上がってたくせに、ね」

???「コロシアイが起きないから焦っちゃったけど、これでしばらくは退屈せずにすみそう」

???「ああ、彼女を殺す動機を得た三人がどういう行動にでるのか。楽しみで楽しみでしょうがないわ。ねえ、残姉?」

くぅ~(略

これにて本SSは終了です。

安価に参加してくださった方々、ありがとうございました。

たまには綺麗な枕でもいいと思うんだ。

本当に蛇足。
コピペ臭がする霧切さん。
人狼パートより後のパートを書くのが早かったため起きた。
安価って難しい

簡易裁判にて

霧切「そう言えば昨日のレクレーション、苗木君と彼女は誰と一緒だったかしら」

霧切「私と舞園さんだったわ」

霧切「それで、誰が勝ったの?」

霧切「ええ、セレスさんね」

霧切「なら聞くけど二人は彼女に何か言われたのかしら?」

霧切「私は何も言われてないわ」

舞園「私も言われてません」

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