ミカエレ「エレアル」(63)

ミカエレ「エレアル」

エレアル「なんだ?」

ミカエレ「私は……どうしてエレアニと仲が悪いって思われている?」

エレアル「似てるのにな。リヴァエレ兵長はどう思いますか?」

リヴァエレ「目立ちすぎるんじゃねえか」

アルアニ「ふむ、と言うと?」

リヴァエレ「目立つと反発される。俺も似たようなものを感じてる」

アルアニ「なるほど……いろいろあるんですね」




アルアニ「ぷぷっ……すみません……兵長」

リヴァエレ「あ?なんだ?」

アルアニ「エレンの恰好でその鋭い目線、腹筋に悪いです……っ」

リヴァエレ「お前もだ。あの女の見た目でそんな明るく喋るなよ」

※前の人の性格で、後ろの人の見た目

少しややこしいが、面白そうだ 期待

ミカエレ「私は確かにあまり他の人とは喋らない。でも、仲が悪いつもりは」

エレアル「ミカエレってそう言うとこあるよな」

ミカエレ「この性格。どうすればいいと思う」

エレアル「ま、オレとは喋ってるからいいんじゃないか」

アルアニ「そういうことじゃないと思うよ……ミカエレは、はっきり言うと、友達がほしい。そうかな?」

ミカエレ「……うん」

アルアニ「大丈夫だよ。元から目立ってるから、うまく話せれば仲良くなれる」

アルクリ「そうそう。僕みたいに目立たない人は大変なんだよ?まず目立てるようにしなきゃいけないから」

ユミクリ「仲良くやってく必要ってあるか?一人でも別に飯は食えるだろ」

アルクリ「ユミクリはまたそういうことを言う」

ユミクリ「私は私の世界で生きてくよ」

アルクリ「そんなんだから、前ライクリと喧嘩したんじゃないか」

進撃の風刺SSか

ライクリ「人気者は言うことが違うな。俺は日陰者だ」

ライベル「俺そっくりのお前が日陰者なわけないだろ。しかも見た目は天使だ。
     俺みたいな図体のでかいのとは違う」

ライクリ「お前は確かに定番だ……でも、正直ギャグ役だろ?
     俺はどうも、見た目以上に性格が悪いらしくてな」

ライベル「……地味にこっちにもダメージ来るぜ」

ユミクリ「どっちも精神弱いからな!ガハハ!」

アルアニ「ユミクリ、君も見た目天使を崩さないでくれないか」

アルクリ「そうだよ、みんなもっと穏やかになろうよ!そんなに綺麗なのに」

エレアル「お前ナルシストだな」

アルクリ「え?」

エレアル「いや、何でもねえ」

前のスレでは暑すぎて聖書もどきになってしまいましたが、
今回はできるだけ短く締めるつもりです

アルミン の人だったか

エレアル「しかしお前ら、本当そっくりだよな」

ライクリ「性格はまるで違うけどな」

ユミクリ「声かける時、マジで面倒なんだよ」

アルクリ「ほくろ一つの違いもないからね……」

ミカエレ「私にも、その苦労、わかる」

エレアル「ああ、お前もか」

ミカエレ「よりにもよって、兵長と間違えられる」

リヴァエレ「あ?ああ。お前に間違えられるのは俺も納得いかねえな」

ミカエレ「ジャンエレもいる」

エレアル「大変だな。まあ、オレも少しは分かる……」

アルアニ「名前呼ばれても、たまに分かんない時があるんだっけ」

エレアル「そうだな。エレアニとな……」

アルアニ「ええと、エレクリとエレサシャもいるよね」

エレアル「実はもっといるみたいなんだけどな」

アルアニ「みんなそこそこ仲いいよね。たまに枕投げ合ってるけど」

エレアル「ああ。性格が似てるせいだろな」

ミカエレ「羨ましい」

エレアル「……?仲間に入るか?」

ミカエレ「そうしたい……でも、少し怖い」

エレアル「お前は有名人だから大丈夫だって!」

ミカエレ「あ、あの、むしろ……目立つから」

やばい すでに混乱してきた

ユミクリ「有名人って言うけどな、大体誰のことだ?」

リヴァエレ「まずは俺だ」

アルアニ「兵長ですからね。あと、ミカエレも」

ミカエレ「そ、そう」

アルアニ「君もそうだよ。ついでに、ライベルも」

ユミクリ「私も?へえ」

ライベル「俺はなあ。正直いい役回りじゃねえが」

アルアニ「そういう役も大切だよ!大丈夫!」
アルクリ「そういう役も大切だよ!大丈夫!……あっ」

エレアル「息合ってるな」

アルクリ「あはは……結構一緒にいるから……」

混乱してきた

全く混乱しないわw
読み方違うからかもしれんが

ミカエレ「それで……あの」

ライベル「おう」

ユミクリ「ああ」

ミカエレ「どうか……私が、みんなと仲良くなれる方法」



エレアル「……」

エレアル「やっぱ、オレ達の所に来いよ」

~翌日~

エレアル「よう」

エレアニ「待ってたぜ」

エレクリ「久々だな」

エレサシャ「芋食うか?」



ミカエレ「……あ、あの……よろしく」

ミカエレ「みんな、どうして、仲が良い」

エレアニ「遊んでるからじゃねえか」

ミカエレ「遊び」

エレクリ「一緒に夢を話し合ったり、エレアニが書いた小説を見たり」

エレサシャ「エレアルはギャグが得意。ライベルの可愛いバージョン」

エレアル「おいおい、ライベルだって面白いだろ」

ミカエレ「へえ……エレアニは、小説が好きなんだ」

エレアニ「いや、そんなでもねえけどさ」

エレアニ「……読む?」

ミカエレ「うん。どんなの?」

エレアニ「恋愛もの。あんま自信ないけどな」

ミカエレ「ううん、大丈夫」

アルミンスレの>>1か・・・頭のどこからこんな発想が出てくるんだ


ミカエレ(男Aは女Bが好きで、女Bも男Aが好き……でも、男Aのことを好きな女がもう一人、C)


ミカエレ(どうして胸が締め付けられる?どうしてもやもやする?)


エレアニ「ど、どうだ?面白いか」

ミカエレ「うん……とても」

エレアニ「やった!」

ミカエレ「あ、の」

エレアニ「なんだ?」

ミカエレ「……この小説の続き、書きたい」

エレアニ「マジで?こんな物の続きでいいのかよ」

ミカエレ「いいえ、とても素晴らしいから……私なんかが続きを書いていいか、わからない」

エレアニ「書こうぜ!読ませてくれ」

――――――

ミカエレ(とは言ったものの)

ミカエレ(話の展開が一つしか思い浮かばない)

ミカエレ(C子を幸せにしたい。この子はA男の幼馴染、報われてほしい)

ミカエレ(……駄目。A男はB子と結ばれる、これがエレアニの描いた結末)

ミカエレ(それを他人が汚すことはできない……でも)

ミカエレ(私が書けるのはこれだけ)




ミカエレ(書いてしまった)

ミカエレ(続きとは言えない。そう言うのはやめよう)

~翌日~

ミカエレ「これ」

エレアニ「おお……早えな!」

エレアニ「いただきます、と」




ミカエレ「ど、どう、だろうか」

エレアニ「ああ、すごく良いぜ。C子の想いが溢れてる」

エレアニ「ただ、な」

ミカエレ「……ただ?」

エレアニ「わりい……正直、すげえ……心が苦しい」

ミカエレ「ごめんなさい!ほんとうに、こんなのかいてしまって」

エレアニ「いいんだよ。書いてくれたのは嬉しいんだ。本当にな」

エレアニ「ミカエレは何も悪くないんだ。オレがB子に入れ込みすぎた」

ミカエレ「……」

エレアニ「オレはB子がタイプで、わかるか、後ろ暗い境遇とか持ってるだろ、そういうのが好きでさ」

ミカエレ「ごめん、なさい」

エレアニ「謝るなって!だけどな、お前のを読んでると……C子の真剣な気持ちも伝わってきて」

エレアニ「迷っちまうよ。オレが自分で作ったキャラなのに」

ミカエレ「……一人を選ばないと」

エレアニ「そうだな」

エレアニ「つらいな」

感服した
こういう発想が出てくるのほんとすごいと思うわ

エレクリ「難しいよな。選ぶのって」



ミカエレ「……」

エレアニ「おお。来てたんだな」

エレクリ「よう」

エレアル「おう」

エレアニ「お前らもか」

エレサシャ「どうしたんだ?」

エレアニ「いや――



――ってことでな」

エレクリ「じゃあ両方でいいんじゃね?」

ミカエレ「……」

エレアニ「……いや……でもよ」

エレクリ「じょ、冗談だ! ……オレにも、読ませてくれ」




エレクリ「ああ、うーん」

エレクリ「どっちもいいな。決めらんねえ」

エレサシャ「B子とC子、仲良くできればいいんだけどな」

エレアル「難しいな。C子は、A男抜きにしてB子を嫌ってるんだろ?」

エレクリ「あんなことやっちまってるからな」

エレアル「両方とも続き読みてえ」

エレクリ「オレは……書きたくなった」

エレサシャ「オレも。エレアルもどうだ?」

エレアル「いや、オレはそういう才能ないからな」



エレクリ「……コンテスト、やろうぜ」

エレアニ「コンテスト?」

ミカエレ「そ、それは」

エレクリ「ああいや、まあ、みんなで見せ合おうぜ」

エレアニ「面白そうだな。ミカエレはどうだ?」

ミカエレ「……うん。やる」

~数日後~

エレアニ「おいミカエレ、大丈夫か」

ミカエレ「うん……」

エレアニ「目に隈できてるぞ」

ミカエレ「書くのに夢中になりすぎて」

エレアニ「早く寝ろよ?訓練あるんだから」

ミカエレ「うん」

エレアニ「ミカエレは強いけどよ、それでも無茶はすんな。大事な体だ」

ミカエレ(エレアニ、私を家族みたいに気遣ってくれる。A男に似ている)




エレクリ「……ってことで、発表か?」

エレアニ「ああ」

エレアニ「どうする?回し読みするか?」

エレアル「いや、それぞれのを一斉に読んでいくってのもありだろ」

エレクリ「読んだ後に感想言ってな」

エレアニ「それもそうだな」




エレアニ「……ど、どうだ」

エレアニ「いいな。恋と罪との裏表って感じか」

エレクリ「A男はB子に思うところあるんだけど、それでもB子を許してくってのがすげえ」

ミカエレ「B子を許して最後まで救おうとするA男は、とても尊敬に値する」

アルミン ってなんのss?
ホモレイプ?

予想通りやっちまった
>>28

×エレアニ「いいな。恋と罪との裏表って感じか」

×エレアル「いいな。恋と罪との裏表って感じか」

両方×しちゃってるよ……眠気がやばいのかな……

○エレアル「いいな。恋と罪との裏表って感じか」


>>29
多分そうです。アルミンでスレタイ検索すれば出てくるかと。

ミカエレ「私のは、どうだろう」




エレアル「ああ、本当にC子は魂こもってるな」

エレアニ「B子を救おうとするA男のたくましさを見て、C子はさらにA男を好きになるのか。強いな」

エレサシャ「一途だよなあ」

エレクリ「じゃあ、オレの」

エレクリ「前の二人には及ばねえけど」





エレアル「ははははは!ははっ、は」

エレアニ「すげえなこれ、はは……三人一緒に幸せに暮らしました、って!」

エレクリ「適当で悪かったな」

エレアニ「いやすまねえ、でもこれはこれで面白いぞ」

ミカエレ「うふ、あはっ……現実的じゃないけど、たまに読むと疲れが取れそう」

ミカサシャ「これくらい平和だといいよな」

エレサシャ「オレはどうだ」





エレアル「ああ、いいな」

エレアニ「三人、恋するまでは行かなかったが」

エレクリ「友達として……仲良く」

ミカエレ「エレサシャは、平和が好き?」

エレサシャ「ああ」

エレアニ「オレもだ」

ミカエレ「私も」

ユミクリ(へえ、小説の見せ合いっこ……ね)


――――――



ユミクリ「おい、お前らよ」

アルクリ「ん?」

ライクリ「どうした」

ユミクリ「小説でも書いてみないか」

ライクリ「……何だと?」

また間違えそうなので、今日はここまで

声は前後どっちなんだ?
ライクリの声がライナーだったら笑えるし
クリスタだったら性格ライナーでも愛せる

読んでるとものすごい脳のトレーニングになる気がする
名前だけ見て瞬時に絵を思い浮かべられるようにならないとなあ
今のところ読むのにめっちゃ時間かかるんだがw

>>38
魂は前の人に準拠で、肉体は後ろの人に準拠……ってことで、声はクリスタ!
やったぜ。

アルクリ「小説?ユミクリ、一体何があったんだい」

ライクリ「お前が小説だなんて、頭に毒でも回ったか?」

ユミクリ「まあいいだろ。やってるやつがいてさ、凄く楽しそうだったからな」




アルクリ「何か統一するの?テーマとか?」

ユミクリ「……先に登場人物決めるか」

ライクリ「どうせお前は女子しか出さないんだろ」

ユミクリ「まあ私はな。そういう趣味だから。ってことで、男子はお前らに任せた」

……

・ナンシー:金髪碧眼の優良物件、だけど優柔不断な天使
・ユカノ:女、同性愛者、口が悪い
・エーリアス:男だけど女と間違えられる
・ガンドー:ガチムチ


アルクリ「これでいいのかな?」

ユミクリ「いいぞ」

ライクリ「大体予想通りだな」


※私はヘッズとは無関係であり、名前は偶然こうなっただけです。キエーッ!

アルクリ「……で、なぜか交替で書いていくことになったよ」

アルクリ「最初は僕か」


エーリアスは毎朝早く起きる。学校のある昼に頭が冴えているようにするためだ。
彼は自分の頭に誇りを持っていた。頭にだけは。
体力はからっきしだったし、大した筋肉もなく、精悍な顔つきではない。
そんな男らしさのかけらもない自身を、エーリアスは恨めしく思っていた。
実は男らしくないことで密かに人気が出ているが、彼には知る由もない。

エーリアスは普段通り窓を開け朝日を浴びた。
調理場に行こうと思ったが、しかしふと彼は道を見下ろした。
少女の髪が陽光の輝きを散らす。何の変哲もない風景だった。
彼女がエーリアスを変えることになるとは、この時の彼にはちっとも予想がつかなかった。


アルクリ「よし」

アルクリ(僕のキャラ主役にしちゃっていいよね。最初に書けって言ったの二人だし)

……

ユミクリ「へえ。この『彼女』っていうのがナンシーだよな」

ユミクリ「エーリアスめ、役得しやがって……もっと面白くしてやろう」


「遅かったな」
「ごめんね!」
まだ人気(ひとけ)のまばらな路地に、二人の少女が集まっている。
詫びている方は、どうやら先程の彼女のようだ。
「ナンシー様が遅れるなんて、どんな災いがあったんだ?巨人でも襲ってきたか」
意地の悪い方が細い目を歪ませると、真下にあるそばかすも動く。
ナンシーと呼ばれた少女は、絹の髪と陶器人形の瞳を持ち、周りからの評判も高かった。
「じゃあ、行くか」
二人は学校の同級生であった。


ユミクリ「あの男女を主役にはさせねえ」

何故フジキドを出さない

ライクリ「ナンシー様か。こういう女と結婚したいもんだ」

ライクリ(結婚させよ。俺のキャラに)

ライクリ(だがまだだ。他の二人がどう動くか、よく見計らわないとな)

「おはよう!」
声がした瞬間、教室の男たちが一斉に振り向く。
入る時、ナンシーはいつも丁寧に挨拶をする。
そういう点も含めて彼女は人気があるのだ。
「何見てんだよ」
男たちの一人が、ナンシーの相棒――名をユカノと言う――に目を付けられた。
「悪かったな」
しかし彼は動じることなく、ユカノには全く無関心な風に口をきく。
彼はガンドー。
同じ学級になった時からナンシーに一目惚れした、冴えないひとりの学生である。


ライクリ(とりあえず、ここは控えめに出ておくのが得策だろうな)

>>45
呪われそうなので……

アルクリ「あれっ!エーリアスどっか行っちゃった」

アルクリ「仕方ないな、同級生ってことにして……いや、そしたらエーリアス登校するの遅すぎだし……
      『エーリアスは時計を見た途端、急いで走り出した』!」

――

ユミクリ「ほう。二人ともなかなかやるな」

ユミクリ「なら、ナンシー様とユカノがどれくらい長い付き合いか書いてやる」

――

ライクリ「これは厳しい戦いだ……エーリアスもユカノもキャラが立ってるじゃねえか」

ライクリ「だが俺は戦士だ。ガンドーは……体育会系の愚直なキャラにしてやる」

――――

ユミクリ「ナンシー様は天使だったな」

アルクリ「天使すぎて」

ライクリ「全員と付き合うことになっちまったけどな……」

ユミクリ「♪天使のような悪魔の」

アルクリ「それ以上はだめ!」




ユミクリ「まあ、アレな結果になったが……小説書くのって楽しいな」

ライクリ「ああ。頭使うのがこんなに面白いとはな」

アルクリ「……今度はさ、みんなで別々に書いて、読みあおうよ」

ライクリ「いいな」

ユミクリ「賛成だ」

アルアニ「ねえ、エレアニ」

エレアニ「おう」

アルアニ「小説書いてるって聞いたんだけど」

アルアニ「……僕も、いいの思いついたんだ」


――


リヴァエレ「おいミカエレ。お前ら、楽しいことやってるって聞いたが」

ミカエレ「はい?」

リヴァエレ「物書きってやつだよ」

ミカエレ「兵長も興味を?」

リヴァエレ「日記よりは面白そうだからな」

ジャンエレ「ようミカエレ!……あっ、こんにちはリヴァエレ兵長」

リヴァエレ「お前もやるか?」

ジャンエレ「え?は、はい!やらせていただきます……?」


――そうして、僕たちの間に小説というものが広がっていった。

最初はみんな恋愛物を書いていて、それは男女だけでなく、

兵長やライベルが書く男同士であったり、ユミクリの書く女同士であったりもした。

そのうち、様々な恋愛模様を描いた小説が集まり、

それらは活発に交換され、読み比べられ、次々に保管されていった。

ライベルやエレアルが書いたお笑い物が人気を博すと、探検物や入れ替わり物など、

分野も多岐にわたるようになっていった。


(アルアニの手記より)

――――

エレアニ「なあ、今更だけどさ」

ミカエレ「うん」

エレアニ「オレの書いてるやつ、面白いか?」

ミカエレ「面白い」

エレアニ「本当か?」

ミカエレ「すごく」




エレアニ「一緒に書こうぜ」

ミカエレ「え、でも」

エレアニ「A男とB子、そしてC子で」

ミカエレ「それは、とても嬉しい……だけど、怖い」

ミカエレ「結末を、決めるのが」

エレアニ「だよな。でも」

エレアニ「お前となら、話し合って、いい結末を決められると思う」

ミカエレ「……そう」

エレアニ「だから、な」

ミカエレ「うん」

ミカエレ「ありがとう」



ミカエレ(考えの違うところはあるけれど、エレアニの小説に対する真剣さ、とても)

エレアニ(喧嘩するかもしれねえけど、こいつとなら……やっていける)

――――

コニサシャ「しんやしょうせつけいじばん?」

アルアニ「そう、深夜小説掲示板」

アルクリ「兵長が小説をすごく気に入って、みんなで見せ合えるところを作ったんだ」

エレアル「なんで深夜なんだ?」

アルクリ「……ほら、本業は兵士だから。小説は、深夜のお楽しみってことで」

コニサシャ「わかんねえけど、俺も書いていいのか?」

アルアニ「うん!君の書く二人の和やかな雰囲気、とてもいいと思う!」

コニサシャ「でも俺、字の間違いを言われるのがなあ」

アルアニ「そこは僕が直すよ!」

アルクリ「僕も!」

ライベル「ほう、掲示板か。これは面白そうだ」

エレアル「オレも頑張らねえとな!」

ライベル「お前と俺、どっちが笑い取れるか勝負するか」

エレアル「はは!負けてやるかよ!」




エレアル「なあ。ミカエレ」

ミカエレ「ん?」

エレアル「たまにはオレも、笑いじゃない物書こうかと思うんだ」

ミカエレ「良いと思う。読んでみたい」

エレアル「男二人女一人、幼馴染三人組の成長記」

ミカエレ「……素晴らしい」

エレアル「なんてな」

ミカエレ「なんて、では済ませない。読ませてもらう」

エレアル「はは」

ミカエレ「もし良ければ、私も参加したい」

エレアル「いいぜ!」




――そうして、深夜小説掲示板は日に日に盛り上がり、

戦に疲れた兵士たちの心を癒す糧となるのだった。



好きな人が好きなものを書き、好きな人が好きなものを読む。

それは素晴らしいことじゃないだろうか!

(アルアニの手記より)

終わり。あっさりと。

皆仲良くしようぜ。言いたいことはそれだけだったんだ。


登場人物をカプ好きに置き換えて読めばいいのか?これ

>>59
まあそれでも可能です。


これだけで終わらすの勿体ないので、以降小ネタ


(小ネタ1)

アルクリ「ナンシーマジ天使」

ライクリ「天使」

ユミクリ「天使」

アルクリ「でもさ、今気づいたんだけど」

ライクリ「ああ」

アルクリ「ナンシーって僕たちに似てない?」

ユミクリ「……金髪、青い目、小柄……」

ライクリ「……ああ」

アルクリ「ナルシストじゃない?」

ユミクリ「……」

アルクリ「そもそも……ナンシーの造形って、どうやって決まったんだっけ」

ライクリ「話し合いだ」

ユミクリ「全会一致だ」

アルクリ「そうだよね……理想の恋愛対象みたいなこと話し合って、みんな賛成したんだよね」

ユミクリ「……ナルシストだな」

アルクリ「いや、でも。
     小説の登場人物って、大なり小なり書き手を反映してるものだから」

ライクリ「だが……あまりにも我が強すぎると、感情移入してもらえないぞ」

ユミクリ「私らの書いたやつは、お笑いみたいなオチだからそれはそれで良いだろうが」

アルクリ「気を付けなきゃね」

ユミクリ「冷静さは大切だな」


(終)

(小ネタ2)

(おい、ミカエレ!)

ミカエレ「あなたは……?」

(何言ってんだよミカエレ!オレはエレミカだ!)

ミカエレ「エレミカ」

エレミカ「お前とオレは家族だろ!ずっと昔から」

ミカエレ「そう、家族……とても良い響き」

エレミカ「いいこと教えてやる。
     実は、A男は本心ではC子のこと気になってるんだよ」

ミカエレ「そう……それなら……とても幸せ……」



ミカエレ「えれみか……えれみかは、かぞく」

ユミクリ(寝言やめろよ……エレミカって誰だよ)

(終)

とりあえず寝る

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月04日 (土) 23:32:20   ID: Kt4d03Xd

キモ

2 :  SS好きの774さん   2014年02月19日 (水) 20:34:51   ID: 2F1y1G2u

よくわからねーーーー

3 :  SS好きの777さん   2015年01月03日 (土) 19:33:54   ID: bNVO75h8

いいと思う

4 :  SS好きの774さん   2015年06月26日 (金) 14:48:30   ID: 5kX_fJaR

エレミカとアルアニ消えろ

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