みこ「スバちゃん、緊急事態なんだけど」
スバル「え、急に何? 何があったの?」
みこ「実はみこ、知ってはいけないものを知っちまったんだよ」
スバル「なにその闇が深そうな話。サスペンス系の映画にありがちなやつじゃん。一体、何を知ったの」
みこ「スゴいアイドルグループを知っちゃったんだよ。もう沼にハマって抜け出せなくなっちゃうよ」
スバル「あれ、待って。それ、どこかで聞いたような気がするんだけど」
みこ「まさかスバちゃんも知ってんの? あの有名なアイドルグループを」
スバル「あー、えっと……それってもしかして……。いや待って、一旦聞こう、一旦ね。もしかしたら全然違うかもしれないし。それで、何? 何てグループ?」
みこ「ホロライブっていうんだけど」
スバル「やっぱりそうじゃんかー! 最初のスバルの予想通りなんだけど!」
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みこ「それで、今日はそれをスバちゃんにも教えたくて、みこ、インターネッツのピクルス百科事典で調べてきたんで」
スバル「ピクシブ百科事典だろ。ハンバーガーに挟んでありそうな名前にしないでもろて」
みこ「ちなみに、みこはダブチが好きー。そろそろマクドナルドさんから案件が来ないかなーってずっと待ってるんだけど、なかなか来なくてー」
スバル「確かに。確かにじゃないんだわ。え、ちょっと待って。これ、例のアレじゃないの? すいちゃんと一緒にやってたホロメンの適当紹介だよね?」
みこ「適当じゃないもん! みこ、いつも一生懸命に紹介してるし! 35Pからも、いつもわかりやすい紹介ありがとうって言われてるし」フヘヘ
スバル「何でちょっと半笑いなんだよ。絶対適当じゃねーか」
みこ「まあまあまあ、アレですね。エリートなみこちゃんと言えどもね、たまには間違えちゃう事もあるんでね。みこだってポンする時もあるっていう、おっちょこちょいアピールですね」
スバル「今回はノーコメントで。今、それどころじゃないし。すいせいの代わりにツッコミやらされそうになってる状況に震えてるんだが。大体、何で今回はスバルな訳? すいちゃんは?」
みこ「すいちゃん? だってすいちゃんはツッコミ多くて疲れるからやりたくないって言うんだもん。だから、今回はスバちゃんに。スバちゃんなら大丈夫だし」
スバル「いや、大丈夫じゃないんだが? アレさ、見てる分にはいいんだけど、実際やれって言われたらバチクソきつそうとか思ってたし。大体、すいちゃんは疲れるけど、スバルは疲れないみたいな事はないからね。スバルの摂取したカロリーはツッコミでほとんど消費されてる説とかあるし」
みこ「ほぇー……。そうなんだ」
スバル「そう。だから、やっぱりアレはみこめっとでやった方が」
みこ「じゃあ、今回はゲーマーズの紹介だけにしときますか」
スバル「いや、そうじゃねーから! 量の問題じゃねーんだわ! なんか返事がわかってなさそうと思ってたらやっぱりわかってなかったんだけど!」
みこ「えー、それではですね、ゲーマーズ最初の一人目、フブキングこと『白上フブキ』さんから」
スバル「うん。合ってる。まだ何もツッコミはいらない。なんかボケが必ず来るってわかってると妙に緊張感が出てくるんだけど、なんだこれ」
みこ「フブさんは1期生で、ゲーマーズのリーダーで、オタクキツネですね。その他にも『黒上フブキ』『赤上フブキ』『青上フブキ』『桃上フブキ』がいて、5人揃ってキツネンジャーと」
スバル「ちょい待て、みこち。勝手にレンジャーものにすんな。黒上フブキはいるけど、他の3人はいないから。確かに複数いる説とかAI説とかフブちゃんにはあるけども」
みこ「どんなジャンルのゲームでもするタイプで、フブさんは何でも上手くこなすイメージしかないなぁ。有名なセリフは金コイ耐久配信での『破壊だぁ!』ってセリフでー」
スバル「『赤いなぁ……』ね。それだと破壊の化身みたいになってんじゃん。そんな殺伐とした配信じゃなかったんだけど」
みこ「始まりのあいさつは『チェンジきーつね!』で」
スバル「まだ戦隊ものを引きずっとるやないかい! 『こんこんきーつね』だから。なんかカッコいいポーズとって登場するとかフブキはしないから。見てみたい気もするけど」
みこ「ちなみに、フブさんはホロライブ全体のリーダーって訳じゃないけど、まとめ役みたいなとこがあって、司会やMCとかも得意ですね。あと、ハイカラ料理が好きでー」
スバル「激辛の間違いだろ。ハイカラ料理って何? シンプルにわかんないんだけど。想像がつかない」
みこ「ホロライブの『コイキング』担当ですね」
スバル「せめてそこは『フブキング』担当にしない? フブキング担当も相当おかしな担当だけど。もしくは『キツネ』担当とかさ」
みこ「それでは2人目のゲーマーズですね。上から読んでも下から読んでも『大神ミオ』で有名なミオしゃです」
スバル「うん。……ん? うんじゃねーよ。違うじゃねーか。そうだったっけみたいに考えて、やっぱり違うじゃねーかってなったわ、今」
みこ「ミオしゃは、神社によく出没するゲーム好きな黒髪ケモミミ少女ですね。配信はゲームに歌枠、雑談枠と幅広い感じ。あと、月曜の朝には恒例の『ラジオ体操』をやってます」
スバル「いや、それだと普通に健康に気を使ってる一般人なんよ。ミオしゃがやってるのは『朝ミオ』だから」
みこ「始まりのあいさつは『鷹宮リォーン』で」
スバル「よその会社の子の名前だろがー! 初手、別人の名前とか完全におかしいだろ! 『こんばんみぉーん』な!」
みこ「ちなみにミオしゃは、タロット占いがよく当たると評判で、配信も何度かしてますにぇ。あと、コラボ企画も好きで、特にね、みことミオしゃとスバちゃんの3人でやったアレとか、かなり好評だったと思うんですけど、どうですか?」
スバル「あー、アレね。去年もやった秋の『ホロライブ大運』」
みこ「そう、『ホロライブの壺』。大好評だったよにぇ」
スバル「そっちじゃねーだろ! どう考えても運動会だろうが! 壺はアーカイブ残るか心配するレベルの企画だかんな! スバル、毎回ヒヤヒヤしながらやってんだから!」
みこ「ちなみに、ミオしゃはマリンたんのマネが得意で、ロリコン配信とかもしてたよね」
スバル「それ、ラジコン配信の間違いじゃね? ロリコン配信とかパワーワード過ぎるんだけど。大空警察案件ですよ、それ。フブキの二の舞いになるんだけど」
みこ「ホロライブの『そうめんASMR』担当です」
スバル「『占い』担当でいいだろ。なんでわざわざ尖った方にいくんだよ。年に一回だけやってる配信の担当とかキツ過ぎるわ」
みこ「それではゲーマーズ3人目、『白飯おかゆ』」
スバル「それは普通のおかゆなんよ。『猫又おかゆ』ね。何か『紅の豚』にあったじゃん。飛べない豚はただの豚だってセリフ。それと同じで、白飯のおかゆはただのおかゆだ、みたいな言葉が今スバルの中で生まれたんだけど」
みこ「まあ、どうでもいい話でしたね」
スバル「おいぃーっ!! 散々人にツッコミさせといて、それはねーだろっ!! 何か話を広げろよっ!! 放置すんな!!」
みこ「えー、おかゆんは、おにぎり屋さんのおばあちゃんに飼われてる猫ですね。配信はゲームメインで、たまに雑談や歌やASMRとかやってる感じです。あと、スーパーファミコンとかのレトルトゲームが好きです」
スバル「レトロゲームね。レトルトだとお湯で温めてからやるゲームになっちゃうから。おかゆのレトルトとかもあるけどさ」
みこ「おかゆんのレトルト? それ、スバちゃん、おかゆんをお湯で温めるって事?」
スバル「それは風呂だろ。猫又おかゆじゃなくて白飯おかゆの方だから。そのレトルトがあるって話を今スバ」
みこ「始まりのあいさつは『もぐもぐー、おかゆー』で」
スバル「聞けよーっ!! 今、スバルが一生懸命説明してたのに!!」
みこ「ちなみに、おかゆんはホロライブ3大センシンティブの一人でー」
スバル「待て待て待て待て、いきなりぶっ込んでくるな。それ以上は喋るな、みこち。ホロライブは健全なアイドルグループだから」
みこ「ホロライブの『おかにゃんアンチ』担当ですね」
スバル「『全肯定』担当か『温厚』担当のどっちかだろ。おかにゃんアンチって限定し過ぎだし。そして今回、何故かスバ虐が激しい」
みこ「それでは最後ですね。ゲーマーズの4人目、『ガミガミころね』」
スバル「『戌神ころね』ね。口やかましいおかんみたいになってもうてるやん」
みこ「こおねは、パン屋さんにいる犬です。配信はゲームがほとんどで、たまに歌枠とか雑談枠とかかなぁ。長時間配信とレトロゲー配信が他の人より多くてー、ライチュウ配信が多いのがとくちょーですにぇ」
スバル「耐久の間違いじゃね? ライチュウってアレだろ。ピカチュウの進化したやつじゃん」
みこ「始まりのあいさつは『おあよー』で、有名なセリフだと『エビ、エビー!』とかだよね、こおねは」
スバル「それは寿司屋に行った時のエビ好きな人間の反応だろ。『ゆび、ゆびー!』な。冷静に考えるとかなりヤバイ事言ってるんだけど」
みこ「ちなみに、かなたんと同じで野球好きです。あと、ソニックともおらよしててー」
スバル「コラボね。おらよはころねの口癖だろ。ソニックとおらよする状況ってもう意味がわかんないんだけど」
みこ「ホロライブの『圧』担当ですね」
スバル「間違ってないかもだけど、シンプル人聞きが悪い。『耐久』担当とかのがいい気がする。圧をかけられたいコロネスキーとか多いんだろうけどさ」
みこ「って事でね、これでゲーマーズの紹介は全員終わったんだけど、みんな、どぅーだったー?」
スバル「どうだったって、これ、ただただスバルがツッコミ入れるだけの地獄企画じゃん。この前のドッキリを思い出したんだけど、この後すいちゃん出てくるとかないよね?」
みこ「ないです。マジでドッキリじゃないんで。それより、ほら、スバちゃん、見て見てー。みんな『わかりやすい紹介ありがとう』って言ってるでしょー」
スバル「あ、ホントだー。これ、ガチでコメント言ってるんだ。普通にネタかと思ってたんだけど、みんな言ってる。スゴーイ」
みこ「これでね、まあ、みこのおかげなんですけど、スバちゃんもホロライブに興味を持っただろうから、後でYou Tubeやニコニコ動画やTwitchで検索してみて。絶対、沼にハマるから」
スバル「あー、えと……わかった。検索してみるわ。ホロライブ、メッチャ面白そうだし、一週間後にはどっぷりハマってるかもしんねー。楽しみにしとく」
みこ「え? あ……そ、そう? えと、なんていうか、あのー……アレですね、放送事故みたいになっちゃったけど、みんな気にしないでね」
スバル「ちょっと待て。なんかスバルがスベったみたいな空気出さないで。軽く乗っかってみただけじゃん。スバルだって一回ぐらいボケさせろよ。今までずっとツッコミ入れ続けてきたんだから、それぐらいいいだろ」
みこ「そうなの? じゃあ、最後の締め、スバちゃんがやっとく? なんかボケてくれたら、みこがツッコミ入れるから」
スバル「いいの? じゃあ、えーと、ちょっと待って。考えるから。えーと……えーと……」
みこ「おつみこすばでしたー。バイバーイ!」
スバル「おいいーーっ!! 判断が早えよっ! スバルにもボケさせろ! いい加減にしろよっ!」
ありがとうございました
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