【虹ヶ咲】『Eutopia』との出会い【スクールアイドル部】 (48)

【虹ヶ咲】『Eutopia』との出会い【スクールアイドル部】

『Eutopia』プレストーリー


スクスタが終わるため、緊急で。
スクフェス2のプロローグ風ショートを


主人公を『高咲 侑』とはしていますが、スクスタ『あなたちゃん』です。

スクスタランジュ絆エピソードのネタバレ含み



曲を使いたいのと、ミアちゃん編で野球をテーマにする都合などで。
『8月のシンデレラナイン』もまぜますが、知識はそこまで要らないとは思います。

では、始めます。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1683118695

無事に建てられてます?
スマホからは始めてです。



??(CVことり母)「『青春偶像の願い』(スクールアイドルの願い)。それは学生時代に前人未踏の奇跡を起こした生徒に贈られる、どんな願いも叶えられる輝石」
 「『スクールアイドル』とは言ったものの、なにもスクールアイドルに限った事ではなく。『奇跡を起こした』事実の方が大切なの」


キラッ

??「本来ならばこの輝石は最後の最後に負けた私じゃなくて、あなたが持つべきだった宝石よ」

彼方「失礼します」

コンコンコン


??「どうぞ」
 「話は、高坂穂乃果さんから聞いています」

彼方「本当にありがとうございます!」


??「礼は不要よ。元々この輝石は私の物ではないのだから」
 「それと、大学時代の友人も輝石を与えられているかもしれないわ。もちろん、もう使ってしまっている可能性もあるけど」

彼方「先生ですか?ちょうど西木野総合病院に勤務していて、協力してもらっています」

??「本当に?誇らしいわね」

テレビ「続いては、イギリスから」
 「『ロンドンの奇跡』の英雄。『上原歩夢さん』の誕生日を祝う記念式典の様子です」


??「馬鹿けているわ」ピッ
 (でも、市民や観光客合わせておおよそ1000万人に対して唯一の犠牲者。さらに混乱で英国が機能停止に陥った場合を考えれば………、こんな形でしか感謝を表せないのでしょうね)

ハアァ



??「コレは1人の少女と、2人の迷子が紡ぐスクールアイドルの物語」
 (上原歩夢さん。貴女の『願い』は、本当にそれでよかったの………)

【TOKIMEKI Runners】

8月某日 スクールアイドルフェスティバル


メイ「私は神宮音楽学校スポーツ科1年の『米女 メイ』。今日は今人気の『スクールアイドル』のライブに取材に来ているんだ!!」
 「元々取材を予定していた四季が急用で来られなくなってしまってな。同じ新聞部の私が代理で来たのはいいけど……」


ランジュ「それでね。今朝の侑ちゃんってば」

金髪の派手めな女子生徒?「そうでしたか」

メイ「あの!すみません」
 「ちょっと聞きたいことが」

ランジュ「あら、なにかしら?」
 「侑ちゃんのサインが欲しいのなら、ライブのあとで呼んできてあげるわ!」

菜々「ランジュ、声をかけてくる人全員が『高咲 侑』さんのファンではないのですよ」


ランジュ「違うの?」

メイ「すみません……」

ランジュ「侑ちゃんを知らないだなんて、つまらない人生を送っているわね」
 「無問題ラ!これからアタシ達のライブを観たら、すぐに侑ちゃんのファンになるはずよ!!」

菜々「ランジュ」
 「すみません、何かに困っていてわたし達に声をかけたのですよね」

ランジュ「残念……。侑ちゃんのファンではないのね」コホッ
 「どのような困り事ですか?」

メイ「あの、私、今日は取材で来ていまして」
 「えっと。『虹ヶ咲学園スクールアイドル部』の『Eutopia』のみなさんを探しているんです。案内していただく予定で……」

ランジュ「その制服は神宮の。いつもの若菜さんではないのね」
 「取材の話は『ここの』から聞いているわ」


メイ「四季。いや、若菜四季は急用ができてしまいまして……」

ランジュ「いつも四季さんをそう呼んでいるならば、アタシ達も気にしません」

メイ「はい」

思ったより時間がなくなったので、続きは明日にします

はじめます~


侑「みんな、取材の人が来てくれたみたい」

璃奈「お~!待ってたよ~!」

果林「キミが私達を取材してくれる子ね?」

栞子「新しい方ですね。はじめまして」

せつ菜「わたし達が『虹ヶ咲学園スクールアイドル部』の『Eutopia』です」
 「よろしくお願いします!」

かすみ「日本一かわいいスクールアイドル、かすみんで~っす!」
 「虹ヶ咲学園と言えばかすみんですけど、知っていますかぁ?」

メイ「か、か、か……。かすみんって、あのかすみん!!」


かすみ「そうですよ」

メイ「去年の『ラブライブ!』ソロスクールアイドル部門の決勝ステージ。な、生で見てました!」
 「私ファンなんです!!」

かすみ「本当ですか~」

ID変わっていますが、書いている内容で判断してもらえれば

本番はトリップ付きでやります



メイ「『Eutopia』に加入したんですね」
 「あの……。ソロ活動は辞めてしまったんですか?」

かすみ「ソロ活動も続けますよ。少しばかりこちらを優先していたのは、確かですが」
 「かすみんの最後の1年は。グループとソロ同時優勝しますよ!」 

メイ「!!」ポタ
 「…………。ひくっ、んぐ」

かすみ「ご、号泣するほどのことですか!?」
 「誰か。ティッシュ持ってません?」

金髪の生徒?「わたくしのを。使ってください」


かすみ「ありがとう。愛ちゃん」
 「ほら、鼻チーンって」

メイ「クシュン!」

愛と呼ばれた少女?「涙は止まりましたか?」

メイ「すみません。私は取材に来たはずなのに、公私混同してしまって」

愛?「良いのですよ」

メイ「あなたは?」

愛「わたくしは情報処理学科1年の『宮下 愛』と申します」ペコッ
 「本日はどうぞよろしくお願い致します」


栞子「では、ご案内します」

しずく「こっちです」

かすみ「その子はかすみんのファンなのですから、かすみんが~」


侑「そうだ!」
 「今日の人ははじめて会った人だから、みんなでライブ前に自己紹介をしておかない?」

ランジュ「みんな、侑ちゃんの言う事は絶対よ!!」

栞子「ランジュ……。まあそうですね」
 「私は普通科1年の『三船 栞子』と申します。よろしくお願いいたします」

璃奈「アタシは情報処理学科3年の『天王寺 璃奈』!」
 「りなりーって呼んでねー?」


ランジュ「普通科2年の『高咲 ランジュ』です!」
 「侑ちゃんの妹なの!アナタも侑ちゃんのファンになりなさい!!」

侑「ちょっと、ランジュちゃん!!」
 「ほとんど初対面人にはやめて」


ランジュ「ランジュには、妹として侑ちゃんの素晴らしさを世界中に広める使命があるのよ!!」

侑「私は宗教じゃないよ~」

メイ「・・・・・・」


菜々「ランジュは義姉のことになると自制が効かなくて、申し訳ありません」

メイ「いえいえ」

侑「ついでにやっちゃおうか」
 「ランジュちゃんと同じ普通科2年の『高咲 侑』です。よろしくお願いします!」

かすみ「普通科3年の『中須 かすみ』で~っす!」
 「あなたには必要ないかもしれませんが」

せつ菜「普通科2年の『優木 せつ菜』です」
 「大好きを世界に広めたいと思っています!」

遥「ら、ライフデザイン科1年の『近江 遥』です!」
 「本当に、はじめたばかりで、まだ自己紹介とかも決めてなくて」

メイ「いいですよ」

果林「ライフデザイン学科3年の『朝香 果林』よ」
 「一児の母です!!」キラッ

ランジュ「あ、朝香先輩。それは……」


メイ「あぁ。お子さんがいるんですね~って、子持ちぃ!?」



エマ「もう。果林ちゃんってば!」
 「果林ちゃんの妻の『朝香 エマ』です。現在は、学校もスクールアイドルもお休みしています」

ランジュ「記者さん。ここのさんやかのんさん、四季さんから情報の取り扱いについての説明があると思いますが、さっきの果林さんの発言は無しでお願いします」

メイ「分かりました」

しずく「国際交流学科1年の『桜坂 しずく』です」」
 「演劇部とスクールアイドル部を掛け持ちしてます」


菜々「虹ヶ咲学園生徒会長の普通科2年の『中川 菜々』です」

ミア「I'm『Mia Taylor』。音楽科3年だ」

メイ「ミア・テイラーというと、今年の夏の……」

ミア「ああ。その大馬鹿なシンデレラさ!」
 「甲子園では驚かせてしまったかもしれないね。肩はギリギリで大丈夫だから、心配しないで」


侑「私達はこの12人で『Eutopia』なんだ!」
 「ちょっと前までは『UR』でやっていたけど、メンバーが増えた時に皆で話し合ってね」

メイ「そうなんですね!みなさん、よろしくお願いします!」
 「代理の記者ですが、絶対いい記事を書くんで!」

ランジュ「アナタに侑ちゃんの魅力をたっぷりと伝えるわ!!」

侑「あはは。妹が色々と、ゴメンね~」

メイ「い、いえ」


果林「もっとリラックスして」ふふっ
 「これから私達のライブを楽しんでくれるんでしょ?」

遥「わたし達はそろそろ行きますので、ここで」


かすみ「虹ヶ咲のパフォーマンスを楽しんでくださいね!」

メイ「もちろんです!!」



侑「まず一曲目は、ミア先輩達が加入した時のあの熱い夏の一曲を!」
 「今日は12人で歌いまーっす!!」

ミア&菜々「聞いてください。『No.1 HOLiC』」

【No.1 HOLiC】


ミア「決して臆する事ない強さ」

璃奈「Losersなんてゴメンだね Just Win」

侑「口先だけの強さなんて何の価値もないさ」

菜々「あるのは実力。結果だけ」

せつ菜「現実はこんなもんか」

ランジュ「弱いヤツらに興味はない!!」


愛&栞子&しずく&遥「最強のルーキー」

侑&ランジュ「負けるはずないじゃん!!」


果林「余裕だ。ネガティブはいらない!」

かすみ「不安に攻めて勝つ!」


ミア&璃奈「狙うのはNo.1」

侑&ランジュ&栞子「最強の私らに。お似合いは勝利!!」

ミア&璃奈&果林「不確じゃない確信さ」

かすみ「勝者の運命」

遥「Losersなんてゴメンだね」

全員「Just Win!!」

侑「信じられない。受け止めきれない結果……」

せつ菜&菜々&栞子&愛「初めての挫折を知った瞬間」

ランジュ「敗北なんて許されないと生き続け」

せつ菜&しずく&果林&かすみ&璃奈「今はただ立ち尽くした」



侑「どんな困難も乗り越えLook around more」

ランジュ「ずっと側にいたでしょ?忘れんな!」
 「さあ!Let's fight back together!!」



しずく&せつ菜&菜々「No buts挫けたら」

愛&果林「Game Overさ」

かすみ&璃奈&遥「Reset何て効かないReal」

せつ菜&菜々「譲らないんだ。譲りたくない」

ミア&璃奈&菜々&侑&ランジュ「私らが次代を担うスターさ!!」

しずく「打ち付ける雨、かき消されたその中で」

侑「声上げ、叫ぶ自分に……」

ランジュ「コレが最後だ!!」



全員「狙うのはNo.1!」
 「刻み込んだ本当の意味での勝利」

ミア「決して臆する事ない強さ」

全員「Losersなんてゴメンだね Just Win!!」


侑&ランジュ「狙うのはNo.1……。最強の」

かのん「愛ちゃ~ん。もうさいっこうだったよーー!!」
 「せっかくのお祭りなんだし。私達と一緒に歌おうよ!!」

メイ「先輩!?」

愛「かのんさん!?」
 「あの……。『Liella!』のステージは?」


かのん「数曲歌って、今は休憩中なんだ」
 「侑ちゃん。何人か借りてもいい?」

侑「もちろん。いいよ!」
 「誰が行く?」


せつ菜「わたしが行きたいです!!」

侑「OK!」
 「愛ちゃんと、せつ菜ちゃんと」

愛「栞子も来てください」

栞子「いいですよ。愛」

かのん「だったら、平等に『Liella!』からも3人の6人で」

せつ菜「菜々。行ってきます」

菜々「せつ菜。くれぐれも問題を起こさないように」

せつ菜「はい!」

ランジュ「いい加減に仲良くしなさいよ。菜々」はぁ
 「それぞれの形はあっても、せっかく姉妹なのだから」

菜々「わたし達の分も高咲姉妹が仲良くしてるから。これでいいんですよ」


せつ菜「行ってきます!!」

愛「わたくし達も」

栞子「行ってきます。侑さん、ランジュ」

【未来予報ハレルヤ!】


せつ菜「大好きっていま叫ぼう」

かのん「夢みるしかないでしょ!」

かのん「ダメな自分にモヤモヤしてた」
 「憧れまで隠して ごまかしちゃうほど」

かのん&可可「でもね、ほんとは」

かのん&千砂都「なりふり構わず」

かのん「頑張りたいわたしが震えてたの」


せつ菜「交差点 はしゃぐ風 スカートひらり踊る」

せつ菜&栞子「そのたび ときめいて」

せつ菜&愛「今ならきっと」

せつ菜「変われる気がするから」



せつ菜「大好きなキモチにもう」

かのん「嘘はつけない」

千砂都&可可「泣いたっていいや!」

栞子&愛「追いかけるよ」


全員「つまずきも羽にして」

かのん&可可&千砂都「飛べるさ よっしゃ!」

せつ菜&栞子&愛「聞こえてくるよ」

かのん「未来予報」

全員「ハレルヤーー!」



かのん「『Liella!』と」

愛「『Eutopia』でした!!」


パチパチパチパチ

ここの「お疲れ様です」
 「素晴らしいパフォーマンスでした」

愛「ありがとうございます」

すみれ「なら、もっと笑顔で言いなさいよ!澄まし汁先輩」

ここの「そう、ですね…」

すみれ「私もよかったとは思うわ」

愛「本当ですか!?」


すみれ「そんな嬉しそうにしないで」
 「さっさと自分のグループに戻りなさい」

可可「まったく。グソクムシは素直ではないデスネ~」

すみれ「かのんが帰ってくる前に!」
 「最近のあの子、愛といる時は目がヤバイのよ」

愛「すみません」

すみれ「別に、愛のせいでもないわ」
 「悪いのはウチの阿呆よ」

栞子「では、ありがとうございました。と、かのんさんへ伝えておいてください」

ここの「こちらこそ。ありがとうございました」

せつ菜「最後まで、お互いに頑張りましょう!」

かのん「あれ?愛ちゃんは?」

ここの「虹ヶ咲のステージも続いているため、もう帰らせました」

かのん「引き留めておいてよ~。ここの先輩」

千砂都「まあまあ。かのんちゃん」

愛「ただいま戻りました」

侑「お帰りなさい。愛ちゃん、栞子ちゃん、せつ菜ちゃん」

栞子「今どうなっていますか?」ハァハァ

ランジュ「ソロ曲を歌ったり、神宮と同じように他校を見てまわったり自由時間にしたわ」
 「ほら。水分補給は大切よ」

栞子「いただきます」ゴクッ


メイ「高咲さんには、簡単な取材もしてもらってました」

ランジュ「ええ!思う存分、侑ちゃんの魅力について語り合ったわ!!」

侑「あっ。うん」
 (ほとんどがランジュちゃんのマシンガントークだったような)

栞子「お疲れ様です」

侑「栞子ちゃんもね」
 「みんなが集まったら、今日の最後の一曲にしようか」

せつ菜「練習していた新曲ですよね」

侑「うん!」
 「全体には言っていないけど自信作なんだ」


メイ「本当ですか!?」

侑「よかったら、記者さんも最後まで聞いていって」

メイ「はい!!」
 「むしろ、いいんですか?」

ブー……ブー……


メイ「ったく、こんな時に誰だよ。四季か」

四季『メイ。資料送るの忘れていた』
 『密着取材してみたい子がいたら教えて』

メイ(なんとなく、かすみさんか愛さんかな~)

ステージ裏

侑「皆、ちょっといいかな?」

ランジュ「侑ちゃんに注目しなさい!!」


侑「前はドタバタしてたから言えなかったけどさ」
 「スクールアイドルらしく、円陣やってみない?」

せつ菜「いいですね」

栞子「分かりました」
 (どうせランジュがゴリ押すのでしょうから)

愛「はい!」


璃奈「いいね!!やろうよ」

ミア「ここでも円陣…?」

ランジュ「虹ヶ咲において、侑ちゃんの」

ミア「はいはい。菜々がボクの隣ならイイよ」


果林「だったら、加入順かしら?」

侑「それが自然だね!!」
 「栞子ちゃんとせつ菜ちゃん、先輩達はあとから決めるとして。時間も無いから集まって」

パッ!

侑「1」

ランジュ「2」

栞子&せつ菜「3」

愛「5」

しずく「6」

菜々「7」

ミア&璃奈「8」

遥「10」

果林「11」

かすみ「12!!」


侑「Just Believe」

11人「We are」

12人「Eutopia!!!」

【TOKIMEKI Runners】


せつ菜「生まれたのはトキメキ」

菜々「惹かれたのは輝き」

せつ菜&菜々「あの日から変わりはじめた世界」

ランジュ「見てるだけじゃ足りない。カラダ動かして」

『しずく』「できることないか?探してみようよ。ここで」


愛「これは夢かな?夢ってステキな言葉」

栞子「言ってるだけでイイ気分」

侑「きっと夢だと決めてしまえ」

遥「ああっ勇気が湧いてきた!」


ミア&璃奈「ワクワク叶えるストーリー」
 「どうなるかはボクら次第」

ミア&菜々「出会いって、それだけで奇跡と思うんだよ」

かすみ&果林「ワクワク叶えるストーリー」
 「皆で楽しくなろうよ!!」

侑「『生きてる!』ってココロが叫んじゃう。そんな実感欲しいよね……」
 「始まれー!」

『歩夢』「不意にきたよヒラメキ」

『せつ菜』「やれるかもと呟き」

『愛』「これからはキミと旅する世界」


『璃奈』「知らないことがたくさん」

『かすみ』「キモチ高まって」

『しずく』「できることあるよ。何かはわからないけど」


『彼方』「みんな夢見たい?」

『エマ』「夢っていつから見るの」

『果林』「気がついた時 もう見てる!」

『歩夢』「だからまっすぐに進んでみよう」

侑「わあっ!希望に呼ばれたよ」



侑「キラキラ求めるトゥモロー。どうしたいかは僕ら次第」
 「『願い』って大きなほどキレイだと思うんだよ」

全員「キラキラ求めるトゥモロー。皆で笑顔になろうよ」
 「がんばるんだ!ってココロよ叫んじゃえ」

ランジュ「そして走り出して」

璃奈「どこ行こうか?」

ミア「どこでも!」

栞子「トキメキに聞いてみよう」

遥「好きなことが鍵だよね」

愛「胸に手をあて」

果林「聞いてみるよ」

せつ菜&菜々「『大好き』を!」


しずく「キラキラ求めるトゥモロー」

かすみ「どうしたいかは僕ら次第」

ランジュ「『願い』って大きなほど」

侑「キレイだと思うんだよ」

全員「キラキラ求めるトゥモロー。みんなで笑顔になろうよ」
 「がんばるんだ!ってココロよ叫んじゃえ」

ランジュ「さあみんなも!」

11人「yeah!」

侑「ワクワク叶えるストーリー」

栞子「どうなるかは僕ら次第」

侑&栞子「出会いって それだけで奇跡と思うんだよ」

侑「ワクワク叶えるストーリー」

ランジュ「みんなで楽しくなろうよ」


侑&ランジュ「生きてる!ってココロが叫んじゃう」

侑「そんな実感欲しいよねっ」



9人(かすみ&果林&遥&璃奈&ミア&菜々&しずく&愛&せつ菜)「ワクワクしたいキミと ワクワク発ストーリー」

侑「始まれ!」

ランジュ&栞子「ワクワクしようキミも!」

9人「ワクワクしたいキミと ワクワク発ストーリー」

侑「始まれーーーーーっ!!」

『歩夢』「ワクワクしよう。キミも……」


侑(今、誰かの声が聞こえた気がした?)

せつ菜「気持ちよかったですー!」

侑「ライブを見てくれてありがとうございます」
 「私達のライブ、どうでしたか?」

メイ「すごかったです!」
 「ラブライブの優勝者が所属しているのに、皆かすみさんにも負けていない」

かすみ「当然ですよ。かすみんと肩を並べられる仲間なのですからね!!」

メイ「12人もいるのに、しっかりと一つの色に纏まっていて!」

果林「ありがとう」ふふっ


ランジュ「当然ラ!ランジュ達は侑ちゃんで結ばれているのだから」
 「もっと侑ちゃんを褒め称えなさい!!遠慮はいらないわ」

侑「ランジュちゃんはもう少し静かにしようか」

せつ菜「さっそく異論が出てますね~」

メイ「あの、私、四季やここの先輩から虹ヶ咲のスクールアイドルについては聞いていたんですが、パフォーマンスを生で見たのは初めてなんです」
 「ここまで素晴らしいものだったなんて……!」

璃奈「ほんと?うれしーなぁ!そんな楽しんでくれたなら、記事に期待しちゃってもいい?」

メイ「はい!」

菜々「そういえば、取材していただくには署名が必要なんです」
 「お願いできますか?」



メイ「自己紹介を忘れてました」
 「神宮音楽学校スポーツ科1年の米女メイです」

侑「すてきな名前だね。一瞬で覚えちゃう」

ミア「スポーツ科なら、ここのの後輩か」

メイ「よろしくお願いします!」

果林「同じ高校生なんだし、気楽にいきましょ」

メイ「よろしく」

かすみ「さっそく今から取材の続きをしましょう」
 「かすみんはいつでも準備万端ですよお~!」

璃奈「りなりーも!なんでも聞いて!」

メイ「取材は、後日にさせてくれませんか?」
 「四季も居ないし。この気持ちのまま取り止めのない質問になりそうだから、しっかりとまとめたくて」

ランジュ「無問題ラ!それでいいわ」
 「ランジュも、さらに侑ちゃんの魅力を伝える準備をしないと」

メイ「みんなにはしっかり取材してちゃんとした記事を書かないと」

愛「でしたら、何度も来ていただくのは申し訳ないですよね」

侑「じゃあ、チャットを使おうよ」

ランジュ「ナイスアイディアよ!侑ちゃん」

メイ「ありがとうございます!じゃあ……」


遥「登録できました」

菜々「何かあれば、いつでも連絡してもらえたら」

メイ「はい!これからよろしくお願いします」

高咲家

ランジュ「ただいま帰りました」

『ランジュ』「お帰りなさい二人とも!って、栞子も来たのね」ノノ

侑「お母さん!?」

ランジュ「お義母様!?」

栞子「『ランジュ』さん!!」

『ランジュ』「ただいま!何年ぶりかしら?」

侑「いやいや。4月にも帰って来てたよ」

『ランジュ』「あの日は、飛行機で来て、入学式後すぐに日本を発ったじゃない!!」
 「アナタ達の顔も壇上から見ただけで」


ランジュ「……。お義母様!!」ギュうぅっ

『ランジュ』(『ピイピイ』!!)

栞子「では、これで」

『ランジュ』「栞子。久しぶりにアタシに付き合いなさいよ」

栞子「いいんですか?」

『ランジュ』「ええ!すでに三船家には伝えてあるから、今日は高咲家に泊まってきなさい」

栞子「分かりました」



侑「お母さん。私達ね、スクールアイドル始めたんだよ~!!」

『ランジュ』「ほうぼうから聞いているわよ。侑」
 「少し驚いたけれど、良いと思うわ」


ランジュ「ランジュは侑ちゃんの素晴らしさをより多くの人に知ってもらうために、スクールアイドルになったわ!!」

『ランジュ』「そうなのね~。よかったわね~」
 (この子の育て方を間違えたかしら……)

『ランジュ』「侑はどんなスクールアイドルになりたいのかしら?」

侑「うぅ~ん」
 「今はただ楽しみたい、それだけかも?」

『ランジュ』「そう」

侑「お母さん?ダメだったかな…」


『ランジュ』「そんな事もないわ!」
 「アタシも、学生時代はスクールアイドルやっていたのよ」

侑「そうなんだ!!ねえ、何か残ってないの?」

『ランジュ』「…………。ここには何も無いわね」

侑「残念」

『ランジュ』「皆、虹ヶ咲ではしっかりとやれている?」

ランジュ「はい。ランジュはしっかり侑ちゃんをお世話しているわ!!」

『ランジュ』「くれぐれも周りを振り回さないようにね」

ランジュ「分かっています」

『ランジュ』「久しぶりにアナタの料理を食べたいわ」

ランジュ「卵焼きでいいですか?」

『ランジュ』「当然?!」

上の箇所?に文字化けしてますが
立つみたいな中国語の漢字です

『ランジュ』「美味しいわ!!」

侑「でしょでしょ。ランジュちゃん、ホントに腕上げたんだから」

ランジュ「侑ちゃんに、少しでも美味しい物を食べてもらいたいの」

栞子「少し卵焼きの割合が多い事を除けば」

ランジュ「なによ、栞子。ランジュの料理に文句があるワケ?」


栞子「そういうわけではありませんが」

侑「朝昼晩卵焼きだしね。私は好きだけどさ~」

ランジュ「侑ちゃんが喜んでいるのだから、栞子は我慢なさい」



侑「食事と言えば、最近の栞子ちゃんは『みやした』で食べてる事も多いよね?」

栞子「ええ。まあ……」

『ランジュ』「そうなの?あ、宮下さんのお店も美味しいわよね」

栞子「ど、同学年としての付き合いですよ!!」

『ランジュ』「??」
 (愛が栞子の同級生?彼女に妹なんて居たかしら)

侑「ちょっと寂しいけどね」


『ランジュ』「謝謝!!ごちそうさま」

ランジュ「お粗末様でした」

侑「そういえばさ。お母さんはいつまで日本に居るの?」

『ランジュ』「今年1年はずっと居るわよ」

侑「ええぇ~!?」

『ランジュ』「言ってなかったかしら」

ランジュ「お仕事で何かあったワケでもないですよね?」

『ランジュ』「しばらくは日本中心でやっていく予定にしてもらったの」
 「いつまでも娘に理事長の真似事を続けさせるワケにもいかないわ」

ランジュ「ランジュの事は気にせず!!」
 「だったら、スクールアイドルもお休みして」

『ランジュ』「いいのよ、ランジュ。前から考えていた事だから」

侑「そうだよ!ランジュちゃんに抜けられたら『ラブライブ!』はどうするの?」

ランジュ「それは……」

栞子「私達は12人で『Eutopia』ですよ」

『ランジュ』「(ピイピイ、)アナタも『今』を楽しみなさい」
 「ちょっと気になったけど『Eutopia』っていうのは?」

侑「私のグループ名だよ!」
 「皆で、話し合って決めたんだ」

『ランジュ』「!!?」

栞子「どうかしましたか」

『ランジュ』「奇跡ね………」
 「アタシの現役時代の曲名にも同じ『Eutopia』って曲があるの」

侑「本当に!?」

『ランジュ』「娘達の冬の『ラブライブ!』を見られるなんて……。帰って来た価値はあったわ」
 「侑、ランジュ!栞子も大好きよ!!」ギュッ

侑「お母さん。ちょっと苦しいよ」



『ランジュ』(ランジュにとっての幸せな時間はそろそろ終わる)
 (強くなって!この世界で、痛みを乗り越えられる強さを手に入れるのよ。高咲侑)





数ヶ月後に最初からのモノを出します。

子ランジュちゃんのネタバレを示しておきたかった感じでしょうか?


果林ちゃんの内容を辺りを、過去に方向性の違いでかすみんとケンカしたくらいの別なものにするかも?ですかね

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