ヨシオ VS ワルヒコ
バトルoh!RX チェンジザボンバー
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ワルヒコ「俺のターン、ドロー!"奇石 ミクセル"を召喚!」ズバッ
ヨシオ「うっ、踏み倒しメタか…!」
ワルヒコ「悪いが本気で行かせてもらうぜ、ヨシオ。ヒロミちゃんとデートするのは俺だ!」
ヨシオ「お前みたいな意地悪でずるいやつにヒロミちゃんを任せられるか!僕がデートする!」
ヒロミ「やめてー!2人とも私のために争わないでー!」
デュエマ博士「どうしてこんな状況になってしまったんじゃ…」
ヨシオ「僕のターン、ドロー!"ボルシャック・栄光・ルピア"を召喚!」シュバッ
ヨシオ「山札の上から1枚目をマナゾーンに置いて…よし、ドラゴンだ!追加でもう1枚置くよ!」
ワルヒコ「チッ、相変わらずインチキじみたブースト速度だな…俺のターン」
ワルヒコ「"蒼刀の輝将"をギャラクシールド・スタンバイ、効果で1枚引いてエンドだ」スッ
ヨシオ「…ワルヒコ。そんなチンタラしてていいのかい?」
ワルヒコ「何い?」
ヨシオ「悪いけどこのデュエル、一気に決めさせてもらうよ!僕のターン!」
ヨシオ「"王来英雄 モモキングRX"を召喚だ!」
ヒロミ「来たわ、ヨシオさんの切り札!」
デュエマ博士「登場時効果は手札を1枚捨てて、2枚引き…」
ヨシオ「このクリーチャーから進化できるコスト7以下のクリーチャーを1体、手札から踏み倒せる」
ヨシオ「僕が出すのはこいつだ!"ボルシャック・モモキングNEX"!」ビシッ
ワルヒコ「くそっ、もう出てきやがったか…マナも足りてるからミクセルも反応しねえか、クソ!」
デュエマ博士「ボルモモはバトルゾーンに出た時、山札の上から1枚目を表向きにしてレクスターズか火のクリーチャーなら出せるぞ!」
ヨシオ「さあ僕のデッキトップはぁ!」ペラッ
ワルヒコ「"メンデルスゾーン"捲れ…!」
ヨシオ「来た!2体目のモモキングRX!」バンッ
ワルヒコ「ぐわああああ!!」
ヨシオ「2体目のモモキングRX効果で、1枚捨てて2枚引いて…」シュババ
ヨシオ「"アルカディアス・モモキング"に進化!」ビシッ
ワルヒコ「おごごごご」
デュエマ博士「アルカディアス・モモキングは相手の光以外の呪文を封じ、各ターン1体目のクリーチャーをタップインさせる効果があるぞ!」
ヒロミ「すごい!もう生半可な防御は効かないじゃない!」
ヨシヒコ「さらに、ボルモモの効果は攻撃時にも使える!ボルモモでワルヒコへ攻撃する時、山札の上から…」ペラッ
ワルヒコ「メンデル捲れえええ!!」
ヨシヒコ「"切札勝太&カツキング-熱血の物語-"を踏み倒すよ!」
ワルヒコ「ギギギ…」
ヨシヒコ「勝太カツキングの登場時効果で山札を5枚捲り…2枚目のアルモモを手札に!」
ヨシオ「これで効果の処理終わり!ボルモモでワルヒコのシールドを、蒼刀の輝将を含めてWブレイク!」ガシャーンッ
ワルヒコ「ぐおおお!!」
ヨシオ「続けてアルカディアス・モモキングでーー」
ワルヒコ「…ヨシオのくせに…調子に乗ってんじゃねえよ!」
ワルヒコ「シールド・トリガー!"ドラゴンズ・サイン"!」キュイーン
ヨシオ「うっ、しまった!」
デュエマ博士「アルカディアス・モモキングでは縛れん光の呪文か…!」
ワルヒコ「俺は手札から"煌龍サッヴァーク"をバトルゾーンに出す!その登場時効果により、アルモモをてめえのシールドにハリツケだ!」
ヨシオ「くっ、スター進化耐性により2体目のRXはバトルゾーンに残る…勝太カツキングでミクセルに攻撃して破壊」
ヨシオ「これでターンエンドだよ。ダイレクトアタックには届かなかったか…」
ワルヒコ「ビビらせやがって…だが」
ワルヒコ「このターンで仕留めきれなかった時点で、テメーの負けだ!」
ヨシオ「何っ!?」
デュエマ博士「さっきのドラサイ…そしてマナゾーンに見えているクリーチャーは6コスト以下ばかり…」
デュエマ博士「まさか、ワルヒコ君の切り札は!」
ワルヒコ「俺のターン!呪文、"スクランブル・チェンジ"!その効果でコストを軽減し…」
ワルヒコ「"爆龍皇ダイナボルト"、召喚だ!」バンッ
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ヒロミ「ダイナボルト!?」
デュエマ博士「攻撃するたび、手札か山札の上から6コスト以下のクリーチャーを2体呼び出す…横並びの鬼じゃ!」
ワルヒコ「その通り!ダイナボルトでボルモモに攻撃する時、W・マジボンバー発動!」ボカーンッ
ワルヒコ「山札の上2枚を見て…よし!"龍装艦チェンジザ"と"最終龍覇ロージア"をバトルゾーンへ!」ズバズバッ
ヨシオ「チェンジザだと!?…うっ、まずい!そのデッキにはミクセルが!」
ワルヒコ「察しがいいじゃねえか。チェンジザの登場時効果で2枚引いて、1枚捨てる…」
デュエマ博士「そして各ターン最初に捨てた5コスト以下の呪文を、タダで唱えられてしまうぞ!」
ワルヒコ「俺はミクセルの呪文面"ジャミング・チャフ"を詠唱!ヨシオ、てめえは次の俺のターンの初めまで呪文を唱えられねえ!」
ヒロミ「なんて呪文封じの応酬なの…!」
ワルヒコ「そんで最終龍覇ロージアの効果!自身に"銀河大剣ガイハート"を装備!」ジャキンッ
ワルヒコ「攻撃時効果はこれで処理終了だ。バトルでボルモモを破壊!」ボカーンッ
ヨシオ「くっ、しかし1枚目のRXはバトルゾーンに残る…!」
ワルヒコ「お次はロージアでヨシオに攻撃!アルモモが張り付いてないシールドをブレイクだ!」ガシャーンッ
ヨシオ「うっ…トリガーはない…」
ワルヒコ「よおっし!ロージアの攻撃終了時、ガイハートが龍解!出でよ"熱血星龍ガイギンガ"!」
ワルヒコ「龍解時効果で2枚目のRXを破壊!ガイギンガで1枚目のRXに攻撃して破壊!」ドカンドカン
ヨシオ「うぐぐ…!僕のクリーチャーが栄光ルピアとカツキングだけに…!」
ワルヒコ「まだまだぁ!サッヴァークでヨシオに攻撃して、アルモモがいない盾を2枚ブレイクだ!ニンジャはいるか?」
ヨシオ「いない…」
ワルヒコ「まあそのデッキじゃそうだろうな…いくぜ、ドラゴンWブレイカー!」
ワルヒコ(さて、シールドを表向きで重ねるか裏向きで新たに追加するか2枚分選べる。サッヴァークがいれば表向きのシールドを味方クリーチャーの身代わりにできるが…)
ワルヒコ(次のターンRXからアルモモかボルモモが飛んできたら俺の盾を全部割られて、栄光ルピアでダイレクトまで行かれちまう。ここは安全策だ)
ワルヒコ「俺のシールドを裏向きで2枚追加。そんでヨシオのシールドを2枚ブレイク!」ガシャーンッ
ヨシオ「ううっ…トリガーはなしだ…」
ワルヒコ「へっ、運はさっきの捲りで使い果たしたみてえだな。ターンエンドだ」
ヒロミ「な、なんてこと…ヨシオさんのバトルゾーンが壊滅!効果を使い切った栄光ルピアとカツキングだけになってしまったわ!」
デュエマ博士「対してワルヒコ君はサッヴァーク、ダイナボルト、チェンジザ、ロージア、ガイギンガ…」
ヒロミ「攻撃するたびアドバンテージを稼ぐ子やら、除去耐性持ちの子やら、そうそうたるメンツね」
デュエマ博士「シールドも5枚に回復しておる、さっきサーチしたアルモモを出してもダイレクトアタックまでは行けん…」
ヒロミ「もう逆転はできないの…?」
ワルヒコ「へへへ…そうだヨシオ、いいこと教えてやるよ。見な」ピラッ
ヨシオ「それは…"本日のラッキーナンバー!"!」
ワルヒコ「次のターンもこいつで防御を封じながらトドメを刺しにいくからな。今のうちに潔く降参してもいいんだぜ、ギャハハハハ!」
ヨシオ「くっ…!」
ヒロミ「ヨシオさん!そんな性悪のワルヒコさんなんかに負けないで!」
ヨシオ「ヒ、ヒロミちゃん…」
ヒロミ「ヨシオさんのデュエマを心から愛して、ピンチでも諦めずに頑張るところ…私はとっても素敵だと思うわ!だから!」
ヨシオ「…そっか、わかった。僕、もう少し頑張ってみるよ!」
ヨシオ「僕のターン!栄光ルピアをアルカディアス・モモキングに進化させ、ダイナボルトに攻撃だっ!」
ワルヒコ「フン、サッヴァークの効果発動。テメーのシールドのアルモモを墓地に送って耐えるぜ…無駄無駄!」
ヨシオ(ヒロミちゃんが励ましてくれたんだ、諦めるもんか…僕にはまだシールドが2枚ある)
ヨシオ(やることはやった、あとはシールドトリガーに賭ける…デュエマはいつだってそういうゲームだ!)
ワルヒコ「俺のウィニングターン、ドロー!」
ワルヒコ(チッ、"単騎連射マグナム"は引けなかったか…まあいい)
ワルヒコ「3コスト支払い、"決闘者・チャージャー"!山札の上から3枚を表向きにして…"ボルシャック・サイバーエクス"を回収!」
ワルヒコ「そして3マナ支払い、ラッキーナンバーを詠唱!宣言は"3"だ!」
デュエマ博士「ヨシオ君のマナに見える"終末の時計ザ・クロック"を封じたか…!」
ヨシオ「くっ…!」
ワルヒコ「さあ攻撃だ!ガイギンガでアルモモに攻撃して破壊!」ドカーンッ
ヨシオ「進化元の栄光ルピアはバトルゾーンに残る…」
ワルヒコ「それも潰させてもらうぜ!栄光ルピアにダイナボルトで攻撃時、再びWマジボンバー!」ボカーンッ
ワルヒコ「山札から2枚目の蒼刀と2枚目のサイバーエクスを踏み倒す!
ヒロミ「まだ増えるの!?」
デュエマ博士「しかもサイバーエクスはスピードアタッカーじゃ!」
ワルヒコ「蒼刀の効果で1枚ドローし、サイバーエクスの効果でカツキングを手札へ戻す!バトルで栄光ルピアを破壊!」
ヒロミ「ヨ、ヨシオさんのクリーチャーが全滅…!シールドも残り2枚しかないのに…!」
デュエマ博士「ワルヒコ君の攻撃可能なクリーチャーはサッヴァーク、チェンジザ、ロージア、サイバーエクスの4体…!」
ワルヒコ「さあ決めに行くぜ!サッヴァークでヨシオに攻撃する時に…再びドラゴンWブレイカー!」
ワルヒコ「今度は俺のシールドを表向きで2枚重ね、ヨシオ!テメーの最後のシールドをブレイクだ!」ガシャーンッ
ヨシオ「…!」
ヨシオ「シールドトリガー!」
ワルヒコ「何ぃ!?」
ヨシオ「2枚目のカツキングを召喚だーっ!」
デュエマ博士「そうか、カツキングは革命2でシールドトリガーとなる…!」
ヒロミ「コスト5だからラッキーナンバーにも引っかからないわ!」
ヨシオ「その効果で山札の上から5枚を見て…」
ヨシオ「…よし、希望は繋がった!"ボルシャック・ドギラゴン"を回収!効果でワルヒコのチェンジザを手札へ戻す!」
ワルヒコ「サッヴァークの効果発動!俺の表向きのシールド1枚を墓地に送って耐える!」
ヒロミ「ボルシャック・ドギラゴン…ダイレクトアタックされる時に使える、革命0トリガーのカードね!」
デュエマ博士「山札の上をめくって進化でない火のクリーチャーなら出してその上に進化し、相手のクリーチャー1体とバトルできる…しかし…!」
ワルヒコ「そぉうだ!まさかこんなしょっぱいトリガー1枚で返したつもりになってるんじゃないだろうな?」
ヒロミ「そうだったわね…ワルヒコさんの攻撃可能クリーチャーはあと3体。そしてサッヴァークの身代わり効果が1回分残っている…」
ワルヒコ「俺が怖かったのはクロックだけだ。カツキングもボルドギも、この状況じゃまるっきり焼け石に水なんだよ!」
ヨシオ「…それはどうかな?」
ワルヒコ「何ぃ?」
ヨシオ「ボルドギの強いところはバトルだけじゃない。進化元のクリーチャーの登場時効果を使えるんだ」
ヨシオ「それも考慮すれば、少なくとも僕が君の立場なら…そんなに余裕綽々にはなれないね」
ワルヒコ「ケッ、ベラベラと負け惜しみを!いいぜ、どんな勝ち筋があるのか見せてもらおうじゃねえか!」
ワルヒコ「チェンジザでダイレクトアタック!攻撃時効果で2枚引いて…」シュババ
ワルヒコ「神がかった引きだぜ!ドラサイを詠唱し、2体目のダイナボルトをバトルゾーンへ!」ズギャーンッ
ヒロミ「またクリーチャーが増えたわ!このチェンジザの攻撃を凌いでも、まだ3体のクリーチャーが襲ってくる…!」
デュエマ博士「しかもマジボンバーでまだ増える…これはもうダメかもしれんのう」
ヨシオ「革命ゼロトリガー、ボルシャック・ドギラゴン!山札の1番上は…!」
ヨシオ「"王来英雄モモキングRX"!バトルゾーンに出して、ボルドギに進化!ボルドギの効果でチェンジザとバトルだ!」
ワルヒコ「チェンジザはサッヴァークの効果で耐える!しょせん無駄な足掻きだったな、ギャハハハハ!」
ヨシオ「まだだ!RXの登場時効果で1枚捨てて、2枚引く…」
ワルヒコ「あん?…まさか」
ワルヒコ「いや、あれはテメーみたいな型のデッキに複数枚入れるようなカードじゃねえはずだ…そんな都合よく引けるわけが!」
ヨシオ「…答えてくれたね。僕のデッキ!」
ヨシオ「ボルドギを"燃える革命ドギラゴン"に進化だ!」
ワルヒコ「何ぃぃぃ!?」
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ヨシオ「革命2、発動!僕は次の僕のターンのはじめまでゲームに負けず、ワルヒコ君はゲームに勝てない!」
ワルヒコ「クソッ!ダイレクトアタックが通ってんのに勝てないなんてふざけてやがる!」
ヨシオ「君の捲りも十分ふざけてると思うけど…とにかく、これで僕はこのターン負けない!君のクリーチャーが何体いようとね」
デュエマ博士「しかも次のターン革命0の無限攻撃で反撃できるぞ!」
ヒロミ「なんて見事な切り返しなの…!」
ワルヒコ「ぐうう…しかし、ゲームに勝てなくても攻撃自体はできる。ドギラゴンはここで始末する!」
ワルヒコ「2体目のダイナボルトでダイレクトアタックする時、Wマジボンバーと革命チェンジを宣言!」ボカーンッ
ワルヒコ「デッキトップから"気高き魂 不動"と3枚目のサイバーエクスをバトルゾーンへ!さらに革命チェンジで1枚目のサイバーエクスも踏み倒す!」ババッ
ワルヒコ「そしてサイバーエクス効果2回でカツキングとドギラゴンを破壊だ!」ドカーンッ
ヒロミ「もう!本当にふざけた捲りだわ…これで無限攻撃作戦は潰えちゃったわね」
デュエマ博士「カツキングは革命0でスピードアタッカーのTブレイカーになる。次のターン出し直せば3枚はブレイクできるが…」
ワルヒコ「俺のシールドはサッヴァークのおかげで5枚まで回復しているし、蒼刀とロージアはブロッカーだ。ダイレクトアタックなんてできるもんかよ!」
ワルヒコ「対して俺のクリーチャーはサッヴァーク、ダイナボルト、チェンジザ、ロージア、ガイギンガ、蒼刀、サイバーエクス3体、不動の10体!」
ワルヒコ「仮にヨシオが次のターン4枚目のRXを出してシンカパワーで連続攻撃するにしても、進化先がボルモモじゃねえとガイギンガは倒せねえ!」
ワルヒコ「そしてボルモモだったとしても、アンタップ状態のロージア、蒼刀、サイバーエクス2体、不動は処理できねえ!」
ワルヒコ「変な全体除去を積んでたとしても不動の効果で破壊以外は効かねえ。てめえのデッキで次のターンの総攻撃を防ぐのは不可能だ!」
ヨシオ「…4枚目のRXはないよ。さっきカツキングの効果で捲れて、山札の下に行っちゃったからね」
ワルヒコ「なぁんだ、ギャハハハハ!じゃあおとなしく降参するこったなぁ!」
ヨシオ「それでも、あえて言葉を返させてもらうよ」
ヨシオ「このターンで仕留め切れなかった時点で、僕の勝ちだ!」
ワルヒコ「…何ぃ?」
ヨシオ「僕のターン。もう一度頼む!カツキング!」
ヨシオ「効果で山札を5枚捲り…2枚目のアルモモを手札へ!」
ワルヒコ(召喚するマナも残ってねえのにアルモモを…?何を考えてやがる…?)
ワルヒコ(もう一度奴のマナゾーンでも確認するか…)
ワルヒコ(…あのクリーチャーを出せれば、理屈の上ではなんとかなるかもしれねえ。しかしこの状況で出す方法なんて…)
ワルヒコ「…まさか…握ってやがるのか!?あの殿堂カードを!」
ヨシオ「ふふふ、君がシールドをバリバリ割ってくれたからね…カツキングでワルヒコ君に攻撃!するときに!」
ヨシオ「革命チェンジ!」
ヒロミ「!」
デュエマ博士「まさか!」
ヨシオ「"蒼き団長ドギラゴン剣"!」
ワルヒコ「がああクソが!!さっきからピン積みのカードをホイホイ引きやがって!!」
ヨシオ「今からもっとすごいクソゲーを見せてやる!ファイナル革命、発動!」
デュエマ博士「手札に戻ったカツキングを…?いや違う!」
ヨシオ「僕はマナゾーンから"未来王龍モモキングJO"をバトルゾーンへ出す!」
ヒロミ「RXの次はJO…!すごいモモキングのラッシュだわ!」
ヨシオ「いっけぇドギラゴン剣!シールドをTブレイクだ!」バッ
ワルヒコ(ブロッカーは温存すべきか…?いや、ボルモモからのカツキングやマナに見えている"無双龍騎ボルバル・モモキング"で除去されたらまずい!)
ワルヒコ「通さねえ!ロージアでブロック!」ガキンッ
ヨシオ「続けてJOで攻撃!する時に!」
ヨシオ「攻撃時効果でボルバルモモキングに進化!登場時効果で蒼刀とバトルして破壊し、Qブレイク!」ガシャーンッ
ワルヒコ「くっ、トリガーは…ねえか…」
ヨシオ「攻撃終了時、JOのシンカパワー発動!ボルバルモモキングを墓地へ置き、アンタップ!そして1ドロー!」
デュエマ博士「あっという間にワルヒコ君のシールドが残り1枚に…しかもJOは手札に進化モモキングがいる限り連続攻撃できる!」
ヒロミ「まさか…あの絶望的な状況から逆転してしまうというの!?」
ワルヒコ「クソッ、冗談じゃねえぞ!」
ヨシオ「再びJOでワルヒコに攻撃!アルモモに進化し、最後のシールドをブレイク!」ガシャーンッ
ワルヒコ「シールドチェック…!」
ワルヒコ「…来たぜ、シールドトリガー!最終龍覇ロージア!」
ヒロミ「でも、各ターン1体目は…!」
ヨシオ「そう、アルモモの効果でタップインだ!ブロックはできない!」
デュエマ博士「クーッ、とことん土壇場に強いクリーチャーじゃのう!」
ヨシオ「シンカパワー!アルモモを墓地へ送ってアンタップ、ドロー!そして3度ワルヒコに攻撃する時!」
ヨシオ「3枚目のアルモモに進化して、ダイレクトアタックだ!」
ワルヒコ「まだだ!ニンジャストライク、"光牙忍ハヤブサマル"を召喚!」
ヨシオ「何っ!?」
ワルヒコ「これは2体目だからタップインはしねえぜ。自身にブロッカーを付与してブロック!」ガキンッ
ワルヒコ「…この際だから聞いちまうが、手札に次の進化モモキングはあるか?」
ヨシオ「…ない。この攻撃終了時のドローで引けなければ、次の攻撃が最後だ」
ワルヒコ「俺はシールドから"怒流牙サイゾウミスト"を引けた。次の攻撃は止められる」ピラッ
ヨシオ(シノビとは想定外だ…ロージアやドラサイは踏んでもアルモモで対処できるって考えてたんだけど…)
ヨシオ「…ここで次のモモキングを引かないと、ダイレクトアタックできず…」
ワルヒコ「次の俺のターンに、逆にダイレクトアタックを食らってお前の負けだ」
ヨシオ「…だったら引いてやるさ。攻撃終了時にアルモモを墓地に送り、アンタップして…ドロー!」
ヨシオ「…」
ヨシオ「…JOで4度、ワルヒコに攻撃…する時に!」
ヨシオ「進化!"ボルシャック・モモキングNEX"!」
ヒロミ「来たわ!2枚目のボルモモ!」
ワルヒコ「…引きやがったか…」
ヨシオ「ボルモモの登場時効果で山札の1番上を見て!…2体目のJOをバトルゾーンへ!」バンッ
ワルヒコ「ニンジャストライク、サイゾウミスト!墓地をリセットしてシールドを追加!」シャキーン
ヨシオ「ボルモモでそのシールドをブレイクだ!」ガシャーンッ
ワルヒコ「畜生、俺だって…負けたくねえ…!」
ワルヒコ「…シールドトリガー、ドラゴンズ・サイン。さっき手札に戻したダイナボルトをバトルゾーンへ出して、ブロッカーを与える」バンッ
ヒロミ「まだトリガーが…」
デュエマ博士「…しかし、もう勝負はついておる」
ヨシオ「攻撃終了時にボルモモを墓地へ送り、1枚目のJOをアンタップ。ドロー」
ヨシオ「…"メンデルスゾーン"か。山札の中の位置が2枚目のJOと逆だったら、このダイナボルトを突破できずに負けていた…」
ワルヒコ「…いや。その時はきっと俺の山札の順番も違って、防御札を引けずにやられてただろうさ」
ワルヒコ「ヨシオ、てめーの勝ちだ」
ヨシオ「…そうだね。ありがとう」
ヨシオ「JOでダイレクトアタック」
ワルヒコ「ダイナボルトでブロック…」
ヨシオ「2体目のJOで…ダイレクトアタック!」バンッ
ワルヒコ「…やれやれ、俺らしくねえこと言っちまった。奴のバカ真面目さに当てられたかな…」チュドーン
決 着!
ヒロミ「ヨシオさん、勝ててよかったわね!いい試合だったわよ!」
ヨシオ「ぜえぜえ、ありがとう…じゃあヒロミちゃん、僕とデート…」
ヒロミ「あー、それなんだけど…実は私、自分より弱い人とデートするのちょっとイヤだから…」
ヒロミ「少し休んだら、私とデュエマしてもらってもいいかしら?私に勝てたらぜひデートしてほしいわ!」
ヨシオ「ええっ?…わ、わかったよ…」
~
ヒロミ「"我我我ガイアール・ブランド"でヨシオさんのシールドをWブレイク!」ガシャーンッ
ヨシオ「ううっ、トリガーは…ない…」
ヒロミ「じゃあ攻撃終了時に我我我が自壊して、私のクリーチャーが全部アンタップ!全部スピードアタッカー化!」ジャキーンッ
ヒロミ「"カンゴク入道"でダイレクトアタック!」ビシッ
ヨシオ「ワルヒコより強いじゃんか~っ!」チュドーン
デュエマ博士「やれやれ、どっちにしろデートはできなかったようじゃの…」
ワルヒコ「ていうかそう言うオッサン勝手に混ざってきてたけど誰だ?不審者?」
デュエマ博士「デュエマ博士じゃよ」
ワルヒコ「不審者ってことか?」
デュエマ博士「デュエマ博士じゃって」
おわり
読んでいただいてありがとうございました。
アルモモがいるのにワルヒコが決闘者チャージャーやラッキーナンバーを唱えているルールミスがありました。
勝敗に直結するものでないとはいえ作りが雑で申し訳ありません。
本当はワルヒコに"その子供、可憐につき"を使わせたかったですが一方的な展開になりそうだったので断念しました。
あれ強いですね…
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