愛「どういうつもり!?」かすみ「ひいっ!」 (29)

スクールアイドル同好会の部室

愛「……」

果林「……」

かすみ「……」

璃奈「……」

愛「どういうつもり!?」

愛は、怒りに任せて勢いよく机を叩いた。

かすみ「ひいっ!」

果林「……何で怒ってるの?」

璃奈「あ、愛さん落ち着いて……」

愛「……これを見て」

https://i.imgur.com/bjnZybT.jpg

かすみ「さ、逆さ撮り!?」

愛「この写真がネットに流出してるの!」

果林「……で?」

愛「これ撮ったのあんたでしょ!?」

愛は、果林を指差した。

果林「は?何で私?」

愛「この服、DiverDivaの衣装だよ!隣で踊ってた果林にしか撮れないよね!」

果林「……」

かすみ「果林先輩!本当なんですか!?」

果林「……」

かすみ「何で否定しないんですか!?」

果林「ははははははははははははははは!」

果林は、笑いながら近くにあった椅子を蹴飛ばした。

かすみ「ひいいっ!」

果林「そうよ、私が盗撮して流出させたの」

愛「はあ!?」

かすみ「えええええ!?何でですかああああ!?」

果林「嫌がらせで愛のモチベーションを下げて私がDiverDivaのNo.1になる為よ」

璃奈「最低」

かすみ「見損ないました!」

愛「……そんな人だったんだ」

果林「忘れたの?私達は、競い合うライバルなのよ?勝つためなら何でもするわ」

愛「だったら殴られても文句言えねーよなぁ!!!」

愛は、近くにあった椅子で果林の顔を思い切り殴った。

果林「ぶっはぁ!」

かすみ「!?」

璃奈「!?」

殴り飛ばされた果林は、窓に勢いよく突っ込んだ。窓ガラスが割れた。

果林「ぐ痛っ!」

愛「おらぁ糞女!これでも食らえ!」

愛は、果林の右目に鉛筆を突き刺した。

果林「ぎゃあああああああああああああああ!」

かすみ「愛先輩!やり過ぎですよ!」

果林「ぐ……目が……何するのよ……私は、モデルよ!」

愛「らあっ!」

愛は、膝をついて右目を押さえる果林の頭を踏みつけた。

果林「がはっ!」

愛「痛っ!」

果林は、自分の頭を踏みつけた愛の足を窓ガラスの破片で切った。

果林「はあっ!」

果林は、ハイキックで愛の頭を蹴飛ばした。

愛「ぼあぁ!」

蹴飛ばされた愛は、パソコンが置いてある机に勢いよく突っ込んだ。パソコンが壊れた。

かすみ「止めて下さい!部室がメチャクチャです!」

璃奈「……」

愛「おっらぁ!」

愛は、壊れたパソコンを果林に向かって投げつけた。果林は、避けた。

果林「はっ!」

果林は、椅子を愛に向かって蹴飛ばした。愛は、避けた。

愛「があっ!」

果林「はっ!はっ!」

愛「ぶっ殺してやるぜ!」

果林「それは、こっちの台詞よ!」

愛と果林の喧嘩は、部室の備品を巻き込んで壊すほど激しい戦いになった。

かすみ「誰か……助けて……」

璃奈「……」

かすみ「……りな子?」

璃奈「……」

かすみ「りな子!?」

璃奈「愛さん」

璃奈は、暴れる愛の背後から抱きついた。

璃奈「お願い……止めて……」

愛「離せやコミュ障!」

愛は、璃奈を突き飛ばした。

璃奈「あうぅ……」

突き飛ばされた璃奈は、机にぶつかった。後頭部が机の角に直撃した。

かすみ「りな子!」

璃奈「」

かすみ「頭から血が……あれ?」

璃奈「」

かすみ「りな子?」

璃奈「」

かすみ「……りな子?」

璃奈「」

かすみ「……りな子おおおおおお!」

璃奈は、死んだ。

愛「食らえ!」

愛は、果林の左目に鉛筆を突き刺した。

果林「ぐああああああ!何も見えないわ!」

かすみ「……」

愛「愛さんは、こっちだよー!」

愛は、果林にカンチョーを食らわせた。

果林「おおおおおおおおおおおお!」

果林は、倒れてうつ伏せになった。愛は、果林のスカートを捲ってタイツとパンツを脱がせた。

果林「何してるの!?」

愛「今から愛さんの中指を果林の中に挿入するよ!中指だけに!」

果林「な、中ってどこ」

愛「えいっ!」

愛は、中指を果林のまんまんに勢いよく挿入した。

果林「いっ、ああん!」

愛「気持ちいい?」

愛は、挿入した中指を激しく抜き差しした。

果林「あっ!ぐあっ!へやっ!痛っ!やめ、てっ!」

愛「ははははは!こいつ愛さんの指とセックスしてる!」

果林「ひいっひっひっはっはっはっはっはっ」

愛「指は、射精しないから永遠にセックス出来るよー!」

かすみ「おらぁ!!!!!」

その時、かすみがかすみんボックスを愛に向かって勢いよく投げつけた。

愛「痛っ、邪魔しないでよ!」

愛は、かすみんボックスを蹴飛ばしてかすみにぶつけた。

かすみ「ぶっ!」

愛「これでも食らえ!」

果林「わっ!」

愛は、果林を持ち上げてかすみに向かって投げつけた。

かすみ「がはっ!」

果林「ぐへっ!」

愛「はははははははははは!」

かすみ「ううう……りな子を殺した罪、償ってもらいますよ」

愛「ははは……りなりーを……殺した?」

璃奈「」

愛「……え?」

かすみ「今気付いたんですか……」

せつ菜「そこまでです!」

その時、せつ菜と生徒会の役員が部室に入ってきた。

せつ菜「スクールアイドル同好会の部室で暴れる者は、生徒会長兼スクールアイドルの優木せつ菜が許しません!」

かすみ「遅いですよ……もう終わりました」

せつ菜「えっ?」

愛「……」

璃奈「」

果林「うぅ……」

せつ菜「果林さん!大丈夫ですか!?」

果林「ごめん……なさい……許して……」

せつ菜「……彼女を保健室に運んで下さい!」

生徒会の役員は、上着で作った担架に果林を乗せて保健室に運んでいった。

せつ菜「……」

愛「……」

かすみ「……」

璃奈「」

せつ菜「説明して下さい……」

かすみ「……かすみんが説明します」

かすみは、愛と果林が暴れた理由と璃奈の死因をせつ菜に説明した。

せつ菜「……愛さん」

愛「……」

せつ菜「あなたは、最低です!!!」

せつ菜は、愛に平手打ちを食らわせた。

愛「うっ」

倒れた愛の視線の先には、璃奈の死体の顔があった。

愛「りなりー……」

かすみ「愛先輩、見えますか?壊れた部室の備品が……」

愛「……」

かすみ「見えますか?ボロボロになったみんなの衣装が……」

愛「……」

かすみ「見えますか?現実が……」

愛「……」

かすみ「愛先輩!!!」

愛「ひいっ!」

かすみ「全て先輩達が壊したんですよ!!!!みんなの思い出も!部室も!!りな子も!!!全部!!!!うっ、うっ……」

かすみは、涙を堪えながら叫んだ。

愛「ごめん……りなりー……ごめん……みんな……」

かすみ「……愛先輩」

愛「?」

かすみ「死んで下さい!」

かすみは、椅子で愛の頭を思い切り殴った。

愛「ぐぼあっ!」

かすみ「りな子を殺した罪、部室をメチャクチャにした罪、償ってもらいますよ!」

愛「うっ……」

せつ菜「かすみさん、そこまでです」

かすみ「せつ菜先輩……止めないで下さい……かすみんは……」

せつ菜「それは、私達の仕事ではありません」

かすみ「えっ?」

せつ菜「二人の処刑は、打首獄門同好会の仕事です」

かすみ「そんな同好会があるんですか!?」

愛「……」

せつ菜「愛さん、拒否権はありませんよ」

愛「分かってるよ」

璃奈「」

愛「待っててりなりー、すぐ会いに行って謝るから……愛だけに……」

翌日

歩夢「……かすみちゃん……何してるの?」

かすみ「……」

愛「」

果林「」

かすみ(かすみんの復讐は、これからですよぉ~!)

かすみが立っているステージには、愛と果林の生首が置いてあった。

かすみ「今からDiverDivaのラストライブを始めまぁ~す!」

歩夢「えっ!?」

かすみ「……あはは、おらぁっ!!!!!」

かすみは、笑いながら二人の生首を蹴飛ばした。

かすみ「あはっ、あはっ」

生首を踏んづけた。

かすみ「あはははは」

生首におしっこをかけた。

かすみ「あははははは」

生首の両目に鉛筆を突き刺した。

かすみ「あはははははははははは」

生首を燃やした。

かすみ「ははははははははははは!」

燃え尽きた生首を食べた。

かすみ「げほっげほっ、不味っ……ラストライブ終了!」

歩夢「……気持ち悪いよ」

かすみ「フーッ、スッキリしました!」

死者を冒涜したかすみは、この後打首獄門同好会が処刑しました。


あとがき
オチを考えずに書きました。このSS、どんなオチなら面白くなったかは、自分も分かりません。

https://imgur.com/WjOGDJR.png

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2023年05月23日 (火) 00:24:50   ID: S:yrhtjm

Diverdivaならあり得そう。

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