シルバーマンジム
街雄「今日のトレーニングを始めるよ!」
ひびき朱美彩也香ジーナ里美「はーい!」
街雄「その前にジーナさん」
ジーナ「?」
街雄「ジーナさんは、あそこにいる外国人インストラクターと一緒にトレーニングして」
ジーナ「何で私だけ?」
街雄「どうしてもジーナさんと一緒にやりたいって言ってたよ」
ジーナ「……?」
ジーナは、外国人インストラクターがいる所に向かった。
街雄「……」
ジーナ「……」
インストラクター「……」
ジーナ「あの~……」
インストラクター「……」
ジーナ「何で私と一緒にトレーニングしたいの?」
インストラクター「……オ前ガ……」
ジーナ「……えっ?」
インストラクター「ロシア人ダカラダ!」
インストラクターは、突然ジーナに殴りかかった。
ジーナ「うわっ!」
ジーナは、インストラクターのパンチを避けた。
インストラクター「死ネェ!」
インストラクターは、攻撃を止めない。
ジーナ「ままま、待って待って待って!何で攻撃するの!?私が何したって言うの!?」
インストラクター「俺ハ、ウクライナ人ダ……」
ジーナ「!」
インストラクター「オ前ノ祖国ノペーチン首相ノ暴走ノセイデ俺ノ家族ハ、全員死ンダ……ダカラ俺ハ、ロシア人ガ憎イ!」
インストラクターは、ダンベルをジーナに投げつけた。
ジーナ「ぐわっ!」
ダンベルは、ジーナの額に直撃した。
ジーナ「痛っ……」
インストラクター「俺ノ家族ガ何シタッテ言ウンダ!」
ジーナ「!」
インストラクターは、ジーナの胸ぐらを掴んだ。
インストラクター「何デ俺ノ家族ハ、死ナネバナラナカッタンダ!」
インストラクターは、ジーナを床に思い切り叩き付けた。
ジーナ「ぐぁは!」
インストラクター「何デダ!何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ!」
インストラクターは、仰向けになったジーナの顔面を何度も踏みつけた。
ジーナ「ぶっ!はっ!ぐっ!ぶっ!ぶごっ!」
インストラクター「何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ何デ!!」
ジーナ「いっ!たっ!まっ!やっ!めっ!てっ!ばっ!」
インストラクター「何デダアアアアアアアアアア!」
インストラクターは、ジーナの頭を蹴飛ばした。
ジーナ「ごはぁ!」
ひびき「街雄さん!何でジーナが!?」
街雄「……」
ひびき「……ジーナ!今助けるぞ!」
街雄「駄目だ……」
街雄は、ひびきの右手首を掴んで折った。
ひびき「ぐわああああああああ!」
朱美「ひびき!」
街雄「彼の復讐の邪魔は、させないよ」
街雄は、ひびきの頭をダンベルで殴った。
朱美彩也香里美「!?」
街雄「……」
ひびきの脳味噌は、潰れた。
ひびき「」
朱美「ひびき……ひびきいいいいい!」
彩也香「ひでぇ……」
里美「殺人は、犯罪ですよ!通報しますっ!」
街雄「……」
街雄は、里美の顔面を殴り飛ばした。
里美「ぶっ!」
街雄は、里美が落とした携帯を踏み潰した。
彩也香「止めろお!チンカスマッチョ!」
彩也香は、街雄の股間に右ストレートを叩き込んだ。
街雄「のおおおおお!」
朱美「はあっ!」
朱美は、街雄の頭をダンベルで殴った。
街雄「がうっ!」
彩也香「うおおおおおおおお!」
彩也香は、街雄の顔面にジャブを何度も食らわせた。
街雄「ぶぶっぶっぶっぶっ」
彩也香「街雄さんは、私が足止めする!二人は、ジーナを助けるんだ!」
朱美「分かったわ!」
朱美と里美は、ジーナとインストラクターがいる所に向かった。
インストラクター「ロシア人ノマンマン最高!ペーチンハ、最低ダケド!ハフッハフッハフッハフッハフッ!」
ジーナ「あっやっやめやっやあっ」
インストラクターは、ジーナをレイプした。
朱美「ジーナ!」
里美「き、鬼畜……」
インストラクター「オ前ラモコノロシア人ノ仲間カ?」
朱美「今すぐジーナを解放しなさい!」
インストラクター「嫌ダ!ロシア人ハ、絶対ニ許サン!全員死ネ!皆殺シダ!」
里美「……何でジーナさんが憎いの?」
インストラクター「俺ガウクライナ人デ、コイツガロシア人ダカラ……ッテ言エバ理解出来ルカ?」
朱美「だから?」
インストラクター「ニュースヲ見テナイノカ!?ロシア人ガウクライナニ何シタカ知ラナイノカ!?」
朱美「……ジーナは、あなたの大切な人を殺したの?」
インストラクター「殺サレタンダヨ!俺ノ家族ハ!ロシア人ニ!」
朱美「ジーナがやったの?」
インストラクター「ロシア人ハ、全員同罪ダ!連帯責任ダ!」
朱美「……」
里美「……」
インストラクター「コイツノ仲間モ同罪ダ!」
ジーナ「パマギーチェ!」
朱美「……ロシア人だから何もしてないジーナを[ピーーー]の?」
インストラクター「ソウダ!ロシア人ハ、悪ダ!第2第3ノペーチンガ生マレル前ニ滅ボス!」
朱美「……つまり大量殺人犯になりたいのね。ペーチンのような」
インストラクター「……何ダト?」
朱美「「戦争で大量殺人」と「復讐で大量殺人」……どっちも同じ大量殺人犯よ」
インストラクター「悪ヲ滅ボスノガ悪ダト言ウノカ!?」
朱美「ロシア人だからという理由でジーナを悪だと決め付けるあなたは、悪よ!」
インストラクター「……コノ声ガ聞コエルカ?」
朱美「……?」
インストラクター「死ンダ家族ノ声ガ聞コエルンダ……ロシア人ヲ許スナ、ロシア人ヲ殺セト言ッテイル」
朱美「……」
インストラクター「オ前ハ、正義ダト言ッテイル!ロシア人ヲ殺スノハ、イイコトナンダ!俺ハ、間違ッテナイ!」
朱美「……私もさっき大切な友達を失った」
インストラクター「ナラ聞コエルダロ!?友達ノ声ガ!」
朱美「聞こえないわ」
インストラクター「!」
朱美「仮に聞こえたとしても……ひびきは、絶対にそんなこと言わないわよ……復讐なんて無意味だって分かってるから」
インストラクター「……」
朱美「あなたの家族は、そんなこと言う人達だったの?自分を殺した敵の祖国の国民を皆殺しにしろと」
インストラクター「オ前ニ何ガ分カル!平和ナ国デ育ッタオ前ニ!」
朱美「本当は、聞こえないんでしょ?家族の声……」
インストラクター「黙レ……今モ聞コエテル……オ前ニハ、分カラナイ……」
朱美「自分を殺したペーチンのような大量殺人犯になれと言ってるの?」
インストラクター「違ウ……俺ハ、ペーチント同ジジャナイ……正義ダ……」
朱美「……何の罪もない人を裁くのが正義?」
インストラクター「黙レ……ロシア人ハ、悪ダ……皆殺シダ……俺ハ、正義ダ……」
朱美「……ならジーナが犯した罪を具体的に教えて。「ロシア人だから」無しで」
インストラクター「……」
朱美「……何で黙るの?ジーナは、あなたにとって悪なんでしょ?」
インストラクター「……ロシア人ダカラ、ソレ以外ハ、無イ」
朱美「具体的にって言ったでしょ?ジーナがいつどこで何をしたのかを聞いてるのよ」
インストラクター「……」
朱美「答えられない……ということは、ジーナは無罪」
インストラクター「アアアアアアアアアアアアアアア!」
朱美「!」
インストラクターは、ジーナの首を掴んで持ち上げた。
ジーナ「ぐええっ!」
朱美「ジーナ!」
里美「ジーナさん!」
インストラクター「ゴチャゴチャウゼェンダヨ!俺ハ、死ンダ家族ノ声ガ聞コエル!ロシア人ガ憎イ!ダカラ皆殺シニスル!ソレガ全テダ!ハイ論……」
インストラクターは、ジーナの首を折った。
インストラクター「破!」
朱美里美「!?」
インストラクター「キイイイイイウウウウウウ!」
インストラクターは、ジーナを床に勢いよく叩き付けた。
朱美里美「?!!?」
ジーナ「」
ジーナの首は、あらぬ方向に曲がった。
朱美「うっ、ぐすっ……」
里美「何で……こんなことに……」
インストラクター「ロシア人ハ、糞尿!ロシア人ハ、抹殺!ロシア人ハ、絶滅!ハハハハハハハハハハ!」
街雄「終わった?」
朱美「……彩也香!」
里美「上原さん!?」
彩也香「」
街雄は、四肢が無い彩也香の死体を朱美と里美の目の前に投げ捨てた。
街雄「……」
朱美「街雄さん……」
朱美は、悲しみと憎しみが入り交じった表情で街雄を見つめた。
街雄「……ごめん、奏流院さん、立花先生……」
朱美「謝る相手が違います!」
朱美は、街雄の大胸筋に平手打ちを食らわせた。
街雄「……どんな気持ち?」
朱美「無視しないで下さい!」
インストラクター「コノ程度デハ、満足出来マセン!ナノデロシア人ノ仲間ノ日本人モ殺ス!ハハハハハ!」
里美「キャアアアアアア!」
朱美「先生!」
街雄「……」
朱美「街雄さん!あいつを止めて下さい!」
街雄「……」
朱美「街雄さん!!!」
街雄「彼は、病気なんだ」
朱美「……?」
街雄「2月24日、家族が死んだ日から……」
朱美「!」
インストラクターは、里美の胸を握り潰した。
里美「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
街雄「ロシアが彼を変えたんだ……これまでおだやかだった彼を……壊したんだ……」
朱美「……だからジーナを生け贄に?」
街雄「ロシア人をあげれば恨みが消えて元に戻ると思ったんだ……」
朱美「その結果がこれですよ……」
街雄「……頼む、奏流院さんも生け贄になってくれ……」
朱美「……は?」
インストラクター「ハフッハフッハフッハフッハフッハフッ」
里美「ひぎっあっあっあっあっあっはっあんっ」
インストラクターは、里美をレイプした。
街雄「暴走した彼にとっての敵は、おそらく自分以外の全人類だ」
朱美「なら街雄さんが生け贄になって下さい」
街雄「僧帽筋が死にたくないって叫んでる!」
朱美「……クズマッチョ」
インストラクター「ウゼェゾ!」
インストラクターは、里美の膣内に射精した。
インストラクター「フウ……」
里美「な、中出し、し、したの?」
インストラクター「ゴチソウサマ」
インストラクターは、里美のけつを蹴飛ばした。
里美「ぎゃん!」
朱美「見損ないました」
街雄「……」
インストラクター「オラァ!」
インストラクターは里美の頭を掴み、バーベルのディスクに勢いよくぶつけた。
里美「ぎぷっ!」
インストラクター「オラァ!オラァ!オラァ!」
何度もぶつけた。
里美「ぎっ!ぐあっ!げはっ!」
インストラクター「ハハハハハ……ア?」
朱美「……」
その時、朱美がインストラクターの背後から抱きついた。
インストラクター「今凄ク良イテンションナンダ!邪魔スンナブス!」
朱美「はあっ!」
インストラクター「!」
朱美は、インストラクターを持ち上げた。
インストラクター「離セェ!」
インストラクターは、朱美の頭にエルボーを食らわせた。
朱美「ぎあっ!」
インストラクター「離セッテ言ッテルダロ!」
何度もエルボーを食らわせた。
朱美「ぐ、シルバーマンジムで……鍛えた……私の体を……」
インストラクター「!?」
朱美「なめないで!!!」
朱美は、インストラクターにパワーボムを食らわせた。インストラクターの後頭部は、バーベルのディスクに勢いよくぶつかった。
インストラクター「」
朱美「はあ……はあ……はあ……」
里美「や、やったの?」
街雄「……」
朱美「うっ……」
朱美は、糸が切れたマリオネットのように倒れた。
里美「奏流院さん!大丈夫!?」
朱美「力……使い果たしました……動けません……」
里美「……凄かったわ、さっきの技」
朱美「みんなのおかげです……」
里美「?」
朱美「ひびきが……ジーナが……彩也香が……力を貸してくれたんです……」
里美「若者の友情って凄いわ」
インストラクター「ゲァバハッ!!!!!!」
その時、インストラクターがバーベルで里美の頭を叩き潰した。
朱美「!?」
里美「」
インストラクター「フーッ、フーッ、フーッ、フーッ」
朱美「先生!」
インストラクター「ブッ殺シテヤルウウウウウ!」
インストラクターは、朱美の首に噛み付いた。
朱美「痛……ぐわ……あ……」
インストラクター「ウウウウウ!」
インストラクターは、朱美の左胸を引きちぎった。
朱美「あ゛……あ゛……」
インストラクター「ウアアアアアアアアアア!」
インストラクターは、朱美の左胸があった所に手を突っ込み、心臓をもぎ取った。
朱美「」
インストラクター「ハハハハハハハハハハ!大満足ウウウウウウウウウウ!」
街雄「……」
ひびき「」
ジーナ「」
彩也香「」
里美「」
朱美「」
インストラクター「……」
街雄「……正直、僕も殺されると思ってたよ。やられたらやり返すけど」
インストラクター「……」
街雄「……どんな気持ち?」
インストラクター「街雄サン……」
街雄「?」
インストラクター「虚シイデス……復讐スル前ヨリ苦シイデス……」
街雄「……」
インストラクター「コンナ苦痛ヲ抱エタママ生キルナンテ出来マセン……」
街雄「どうしてほしいの?」
インストラクター「……シテ」
街雄「?」
インストラクター「殺シテ……」
街雄「……分かった」
こうして戦争が作った怪物は、死んだ。
インストラクター「」
街雄「ペーチン……絶対に許さない……」
この後街雄はロシアに向かい、消息不明になった。
完
あとがき
タイトルのパマギーチェは「助けて!」という意味です。
ダンベルの再放送で○ーチンみたいなキャラが出てくる話がカットされたという話を聞いて思い付いたSSです。
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