【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 16巡目 (708)

安価とコンマでハーピーと勇者の娘が未来から会いに来ました。
亀更新。行き当たりばったりですが宜しくお願いします。
連投禁止。決まったコンマや安価に文句は言わない。場合によっては安価方法を変更します。ルールも増えます。
十分経っても安価が来なかった場合、その時点での安価を採用します。
基本コンマは反転して採用します。
荒れたり空気が悪くなったら皆でお嬢様になります。意味が分からない? 心で理解してください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1643041712

過去スレ

最初の
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3巡目
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3巡目……違う、4巡目だ!
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5巡目
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有志の方が作ってくださった募集キャラまとめ
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R-18板
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しんすれ! ゆっくり頑張ります

埋めありがとうございましたー、ショコラ毎回1000取ってるイメージある

ごめんなさい今から一つだけやります!

~甘味処~

宿を探す前にまず腹ごしらえをしよう! というユウナの一声で僕たちは近くにあった甘味処によることにした。

ユウナ「どら焼きおいしー! ……お茶にがぁ」

はぐはぐと美味しそうにどら焼きを食べているユウナ、うーん見てるだけでなんか口の中にどら焼きの味……を感じるような気がする。

カステラうまー。

ペアリス「うぅ、ライブ近いから食べちゃ駄目なのに……餡子甘ーい」

ドロシー「ま、まあ糖分は頭を働かせるのに必要ですしこれは決して寄り道じゃないですよね。はい、はい」

食べちゃ駄目なのに駄目なのにと呟いているペアリスと、何か自分に言い訳をしているドロシーさんが仲良くお汁粉を食べていた。滅茶苦茶甘そうだし、やっぱり気になるのかな。そういうの。

パトナ「んー! 甘くて美味しい! わたし次はパパと同じカステラ食べよーっと」

そしてそんな二人とは対照的にユウナとパトナはパクパクと甘味を食べまくっていた……凄いな、なんか。

せっかくだし何か話してみようかな……あ、お団子食べよ。

1 仲間とお話!
2 全員とお話!
3 誰か居るかな……居るかも。

下3までで一番コンマが大きいものを採用します。

だーれだ

1 ユウナ
2 ドロシー
3 ペアリス
4 パトナ

先に二つとった人を採用します

パトナ「はむはむ……んー! あまあまー!」

店員さんが持ってきてくれたカステラを一口食べると頬っぺたを押さえてリアクションをする彼女。何とも大袈裟な……と思わなくもないけど、まあ、分かるぞ気持ち。

……ほんと、ユウナに似てるなぁ。この子。

パトナ「ん? どうかしたパパ? ジーっとわたしの事見つめちゃって……駄目だよこれはわたしの何だから!」

ワイズ「取らないよ! まだ自分のがあるのに!」

パトナ「ほんとかなぁ? 可愛い可愛い愛娘がかじったカステラが欲しくて欲しくて堪らないんじゃないのー? 間接キッス?」

……今ユウナに睨まれたような気がする。安心して、してください。しません、しませんから。

ワイズ「…………」

パトナ「さぁて、お金は沢山貰ってきたし、次は何を……んー」

一瞬で無くなったカステラの皿を端に寄せて、メニュー表を眺め始めた。

……よく食べる子だなぁ。あれか、スイーツは別腹って奴なのかな?


何かお話をしよう。
下3までで一番コンマが大きい物を二つ採用。

あ、口に食べかすついてるよ(ひょいぱく)

結果 >>18-19

それじゃあ今日はこれで終わりです。ゲリラでしたけど参加してくれてありがとうございましたー!

また次の更新でも宜しくお願いします……。

うーん、ワイズ君さぁ……。

ごめんなさい! 今日明日休ませてもらいます!

ひょいぱく安価とかいう地獄にちょっと笑っちゃった、全員分やってあげてよ……! ワイズ君なら出来るでしょ!

すみません、明日ももう一日だけ休ませてもらいます……ヒスイ地方に行かなくちゃいけないことをすっかり忘れていました。

休みまくりで申し訳ないです! でも許して!

自由会話だけでもやるのでもう少し待ってください……。

やりまーす!



ご趣味は?

ワイズ「うーん」

折角だし何か色々聞いてみたい……パトナは僕のことを知ってるのかもしれないけど、僕はパトナのことを全然知らないし。

けど何を聞いたものか……

ワイズ「……えっと、ご趣味は?」

パトナ「合コンか!? そんな堅苦しい感じじゃなくてさー、言葉選ばないでぐいぐい来て欲しいな!」

ビシッ、と突っ込まれてしまった。

パトナ「わたしの趣味はねー、歌を歌うことと漫画を描く事! あとアニメも好きだしネットも好きだし……あ! 可愛い女の子や男の子とお喋りすることも好き!」

ワイズ「お、おお……」

なんかすごい情報量だった。お、おお?

……うん? 最後のは趣味なのか?

パトナ「あーでもわたしの趣味って未来の物が多いしこっちの世界にはないかなー。歌と漫画はあると思うけど」

ワイズ「……歌うの好きなの?」

パトナ「うん! よくパパの前で歌ったりしたよ!」

そりゃあもうわたし「凄い歌上手い!!!! 凄い!!!!」 って滅茶苦茶語彙力のない褒め方されまくっちゃったんだから! 歌には自信あるよー?

ニヤリと笑いながらパトナはそう言った。へぇ、歌が得意なんだ……!

ワイズ「じゃあ、今度歌って欲しいな。知ってると思うけど僕歌を聴くの大好きなんだ!」

パトナ「えへへもちろん喜んで! パパの為に沢山歌っちゃうよー!」

あ、口に食べかすついてるよ

パトナ「んふふ、あー美味しいー!」

ぱくぱくと美味しそうに海国の甘味を味わっているパトナ。正直僕はもうお腹いっぱいなんだけど……よくあんなに食べられるな、凄いな。

……あ。

ワイズ「口に食べかすついてるよパトナ、ん」

パトナ「へっ?」

彼女の口周りにくっ付いてたカステラのかすをひょいっと摘まんで食べる。あまあまー。

ユウナ「……!」

ドロシー「……!?」

パトナ「…………」

ぽかーん、とパトナが口を開いたまま固まってしまった。それと同時になんか周りからの視線を感じる……?

ワイズ「……え、え? な、なに?」

パトナ「あ、あー。パパさぁ……うーん、成程ね。うん、そういうところだと思うよ?」

ワイズ「そういうところ!?」

そういうところってどういうところだ!?

パトナ「こうやって女の人を誑しまくってたんだねパパは……」

ワイズ「してないよ!?」

――なんか周りからの視線の圧が強くなってきた。い、痛い! 視線が痛い! 振り向くのが怖い!

パトナの好感度が上がりました!(102)

――――

――



ちょいちょい、と肩を後ろから突かれる。

ワイズ「えっ――え?」

ユウナ「……」

ドロシー「…………っ」

ペアリス「え、え? ……なにこれ? わ、私もやらないと駄目?」

何も言わず僕を見つめているユウナとドロシーさん……その口に餡子の粒が一つくっ付いていた。

その様子を見たペアリスも、見よう見まねで餡子を一つくっ付けた。なんで?

ワイズ「…………え?」

パトナ「うっわー、うっわー……」

これが生の修羅場かぁ……と、後ろで呟いたパトナ。修羅場なの!? これ!?

ユウナ「……パトナにはして、ぼく達にはしないんだ?」

ドロシー「わ、ワイズさん……ん!」

ペアリス「――――えっ!? あ、これさっきの奴をやって貰う奴なの!? わ、私も!?」

一人だけあわあわし始めたペアリスさん、可愛いなぁ……じゃなくて、どうやら僕は選ばなくてはならない――選ぶの? 駄目なのこれ?

――誰の食べかすを食べるかを僕は決めなくてはならないみたいだ。ど、どうすれば……。

ひょいぱく!!!!

1 ユウナのを
2 ドロシーさんのを
3 ペアリスのを
4 ……全員分のを

先に二つとったものを採用

結果 ユウナ

…………。

ユウナ「……!!!」

ユウナの口に付いてた餡子を摘まんで口に入れる。

当然甘かった。滅茶苦茶甘かった。

ドロシー「むっ……うぅ」

ペアリス「ほっ」

それを見てドロシーさんは悲しそうにした後餡子を口の中に放り投げた、ペアリスは安心して餡子を口に仕舞った。

ユウナ「……えへへ」

ワイズ「これでよかったの?」

ユウナ「うん!」

パトナ「うぉおおおお……これが若かりし頃のパパとママのいちゃいちゃ……」

ユウナの好感度が上がった!(183)

すみません今日はこれで終わらせてもらいます、ありがとうございました……

また次の更新でも宜しくお願いします。おやすみなさい……

ごめんなさいクリアしたので今日からちゃんとやります……

あとすみませんもしかしたら戦闘するかもなので、パトナちゃんとペアリスさんのスキル名いい感じの思い付いたら送ってくれると嬉しいです……よろしくお願いします

ごめんなさい遅れました! ちょっとだけですけどやります!

あと戦闘はちょっと今日は無理! 暫く待ってください! 全然本筋進まなくてごめんね!

スキルありがとうございました! 予想はしてたけどパトナちゃんのスキルパロディとネタっぽいのが多い!



――――

――



思う存分甘味を満喫した僕たちはカウンターでお金を払って甘味処を出ようとする。

パトナ「満足です……満足満足、ご馳走様でした」

ユウナ「?」

何故かパトナがユウナに両手を合わせてご馳走様をしていた。

……ご馳走様?

ドロシー「こほん! さあ寄り道も終わりです! 早く宿を探さないと夜になって……ね、寝場所がないなんてことに!?」

はわわわわ……と慌てふためくドロシーさん、でも確かにそろそろ寝場所は決めないと不味いかもしれない。

ユウナ「でもドロシーも美味しそうにぱくぱく食べてたような……」

ドロシー「そ、それはそれです! 甘味処に来たのに何にも食べないなんて失礼じゃないですか!」

うんうん、とペアリスも頷いている。

パトナ「……わたしとしては、一回くらいパパとママと野宿も経験してみたいなー」

ドロシー「の、野宿!? だ、駄目に決まってるでしょう!?」

……そろそろ進まないとドロシーさんが倒れちゃいそうだ。

でももうちょっとプンプン怒るドロシーさんを見ていたいような――ごめんなさい、なんでもないです。だから睨まないでください……!

1 宿屋を探してたら面白そうなのを見つけたよ!見つけちゃっただけだから寄り道じゃないよ!
2 ホテルに行こう! 野宿は嫌だ!
3 おーはーなーしー
4 その他(自由安価)

下3までで一番コンマが大きいものを採用

結果 おーはーなーしー

1 みーんーなーとー!
2 だーれーかーとー!(ユウナドロシーペアリスパトナから一人選択)

下3までで一番コンマが大きいものを採用

結果 皆と歩きながら

ペアリス「うぅ、ライブまでに走り込みしたら痩せるかなぁ……」

ドロシー「ぺ、ペアリスさん! わたくしも! わたくしも付き合いますよ!」

ペアリス「えっ!? ほんとに!?」

言い訳をしながら甘味を食べていた組がなにやら一致団結している……あれだけで太るものなの? 大丈夫そうに見えるけど……

ユウナ「走り込みするの? じゃあぼくも付き合うよ! 走るの好きだし! ほらワイズもワイズも! 体力付けないと!」

ワイズ「えっ」

パトナ「あっ! じゃあ私も付き合いたーい! 汗をかいて蒸れ蒸れになったらドロシーおばさんにママにパパ、ペアリスさん……!」

ドロシー「ふ、不健全な理由は駄目です! 駄目!」

は、走るの!? え、何で!?


何か色々話してみよー

下3まででコンマが大きいものを二つ採用。

ドロシーさん時空も超える魔法使えるようになるんだね…すごい

無効にしたらズレないの?それだと枠潰し感覚でとりあえず適当に取って後から無効にしてとか罷り通りそうだけど

結果 >>63,64

>>65
じゃあ次からズラします! 今回は見逃してくれ!!!

ドロシーさんが時空も超える魔法使えるようになるんだね……

ワイズ「そ、そういえば未来のドロシーさんは時間……時空を超える魔法が使えるようになるんだね、凄いね」

ドロシー「そう! そうなんですよ! あの伝説とも言われる時間移動の魔法を……時空超える魔法をわたくしが!!! し、信じられません……」

話題を振った瞬間ちょっと口調が早口になったドロシーさん、よかった調子を取り戻してくれたみたいだ。

ドロシー「その辺どうなんですかパトナさん! わ、わたくしが本当に! あ、貴方を過去へ?」

パトナ「うん! ばっちりドロシーおばさんが送ってくれたよ! わたしが未来に変える時にまた送ってくれるんじゃないかな?」

ドロシー「お、ふぉぉおおおおおお……!」

やっぱりドロシーさんは魔法の話になると目が尋常じゃないくらいにキラキラと輝く、しかもそれが未来の自分の話だとしたら尚更だ。

ペアリス「じゃああれ? もしかしたらドロシーが未来の自分自身と対面しちゃったりするのかな?」

ユウナ「いいなードロシー。ぼくも未来の自分と会って見たいなー……ふふん、きっととんでもない美人さんになってるだろうね!」

パトナ「そりゃあ勿論ママなんだから滅茶苦茶美人だよ! すっごいよ! もう街を歩くだけで男の人たちが視線を送り……」

ユウナ「……それはちょっと怖いね」

ドロシー「…………」

ワイズ「あれ、どうかした? ドロシーさん」

ドロシー「えぇと、その……確かに未来の自分自身には興味があるんですけど、けど。ちょっと怖いというか……」

ペアリス「怖い?」

ドロシー「何なんでしょうか、わたくしも良く分からないんですけど……うーん?」

首を傾げながらむむむ、と考え込んでしまったドロシーさん。未来の自分自身が怖い理由が、なんとなく分からないみたいだ。

パトナ「未来の自分がどんな感じなのか知るのが怖いみたいな? まあでも! 私が帰るころに未来のドロシーおばさんもこっちに来ると思うし、会うかどうかはその時考えれば? ドロシーおばさん」

ドロシー「う、うーん……でも時間移動の魔法は生で見たいんですよね……」

宿の話

ワイズ「宿どうしようねー、やっぱり温泉付きの宿が良い?」

温泉付きが良い!!!! ……凄い、見事に僕以外の全員の声が被った。

パトナ「温泉付きの宿なんて当たり前だよ! パパ! 混浴とか興味ないの!?」

ワイズ「こ、混浴!?」

こ、混浴……い、いや、興味……は……あるけどないみたいな……うぅ。

ペアリス「こ、混浴!? ひぇ……」

ドロシー「こ、混浴だけしかないわけじゃないですよ!? そもそも今時混浴なんて殆どありませんよ! もう!」

に、睨まれた……!

ユウナ「ワイズと温泉は入りながら温泉卵とか食べたかったけどなぁ……あ、そうだ。温泉宿は決定として、部屋割りはどうしよう?」

……部屋割り? そっか、宿をとるときに手間取ると迷惑だもんね。

パトナ「はい! はい! パパとママは同じ部屋で良いと思います!!!」

ユウナ「――パトナ!?」

ドロシー「……わ、わたくしも、その……い、一緒の部屋が良いんですけど……」

ペアリス「み、みんな進み過ぎてない……? わ、私ちょっとビックリしちゃうなー……なんてー……」

ユウナ「で、で! どうするのワイズ部屋割り! 残ってる部屋の数と分かんないけど……好きに決めていいよ!」

ワイズ「へっ!?」

部屋割り!

どんな部屋割りにしたいか自由安価(ワイズユウナ/ドロシーペアリス/パトナ)みたいな感じで

下4まで募集

くじで運任せ

ユウナドロシーワイズペア
ペアリスパトナペア

大部屋

>>70
意外なキャラ同士の絡みが見たい

全員一緒

>>72>>74は一緒で良いよね! あと>>73はずらします!



1 >>70
2 >>71
3 >>72

先に二つとったものを採用します

結果 くじ引き

ワイズ「く、くじ引きしよう!!!」

パトナ「……日和った」

ワイズ「そういうこと言わない!」

ええっとまず僕が一緒の部屋になる人の人数は……

1~3 一人
4~6 二人
7~9 三人
0 四人……全員だ!

コンマ一桁直下

ワイズだけぼっち回避はずるい気がするな。ワイズ君もぼっちになるようにします。ごめんね



ワイズ「……誰か一人だけ個室?」

……羨ましいような、寂しいような。

じゃあ、誰が個室になるかなーっと


一人個室はだーれだ!

12ワイズ
34ユウナ
56ドロシー
78ペアリス
90パトナ

コンマ一桁直下

結果 パトナちゃん

パトナ「えー!? わたし一人部屋なの!?」

ぶーぶー! とパトナから文句の嵐。でもくじ引きだしなぁ……

パトナ「やーだー! ママと同じ布団で寝たーい! 文句! 文句を言わせてもらいます! 日和るなー!」

ワイズ「え、えー……」

ペアリス「あ、あの。じゃあわたし変わろうか?」

ワイズ「え」

ペアリス「その、ほら? アイドルが男の子と同じ部屋で寝るのは……ふぁ、ファンの人たちに悪いし! アイドルはそういうの駄目!」

顔を真っ赤にしながら、お目目をぐるぐるしながらそういうペアリス。た、確かに……?

う、うーん

どうすっぺ
1 交換しましょう!
2 くじ引きは絶対!

先に二つとったものを採用

結果 交換!

ワイズ「じゃ、じゃあしょうがないなぁ」

ペアリスにそう言われちゃったらしょうがない……確かに僕もペアリスと同じ部屋とか、ちょっと緊張しそうだし。

パトナ「いっえーい! さっすがパパ! ペアリスさんもありがとね! それじゃあ宜しくね!!!」

ドロシー「よ、宜しく……」

ユウナ「……変なことはしちゃ駄目だよ?」

パトナ「し、しないよママ!? しないしない! 信じてよ実の娘を!」

目を泳がせながらいうその言葉を信じられないけど、まああんなことがあったばっかりだし、変なことはしないよね……?

ペアリス「あ、でも! 寝る前にお話に行くくらいはしに行くからね! ガールズトークとか憧れてたんだよね!」

……僕はその間どうすればいいんだろう。


※ 部屋割りが決まった!

それじゃあ今日はこれで終わりです! ありがとうございました!

また次の更新でも宜しくお願いします……ではおやすみなさい。

ペアリスさんとパトナちゃんのスキルまだ募集しようと思うので、なんか思いついたら送ってくれると嬉しいです……

ごめんなさい行動だけ安価します……昨日は何にも言わずに更新しなくてすみませんでした。



――――

――



青い空が段々とオレンジ色の染まっていく。

ドロシー「……温泉宿ってすぐに埋まっちゃうと思うんですよねー」

ユウナ「だ、だーかーらー! ちゃんと宿探してるって!」

パトナ「温泉で身体の洗いっこ……混浴でラッキースケベ、おっぱい揉んじゃったりして……うへへ」

ペアリス「温泉宿のご飯ってきっと豪勢なんだろうなぁ……は、走り込みすればセーフ、セーフ……」

……皆温泉宿が楽しみみたいだ。勿論僕も楽しみだ。

ドロシーさんは早く宿を探したほうが良いって言ってるけど……何だろう、なんか……その辺りは大丈夫な気がするなぁ。

ユウナ「……あれ、どかした?」

ワイズ「ん、なんでもないよー」

ユウナが何とかしてくれそうだし。


1 宿屋を探してたら面白そうなのを見つけたよ!見つけちゃっただけだから寄り道じゃないよ!
2 ホテルに行こう! 野宿は嫌だ!
3 おーはーなーしー
4 その他(自由安価)

下3までで一番コンマが大きいものを採用

結果 あ、なんだあれ!!!

海国にありそうなの 甘味処みたいな感じで

下3まで募集

妖怪資料館

のど自慢大会(飛び入り参加OK。賞金あり)

呉服屋

それじゃあ今日はこれで終わりです、ありがとうございました!

多数決はちゃんとした時間にやりたいと思います……では次の更新で宜しくお願いします

ごめんなさい、ついさっき起きました……おはようございます。

多数決は今日やります……宜しくお願いします

23時くらいになったら多数決したいと思います、宜しくお願いします……

それじゃあ多数決したいと思いまーす!
1 >>102
2 >>103
3 >>104

先に三つとったものを採用したいと思います

結果 >>103

――――

――



ワイズ「……なんか歌声が聞こえてこない?」

ホテル探しを兼ねた海国探索の途中、どこからか明るい音楽と歌声が聞こえてくる。

ペアリス「こ、これは……! こ、こっちだ! こっちこっち!」

ユウナ「あ! ちょっとペアリス!?」

走っていってしまったペアリスを追うように僕たちも走り出す……辿り着いた先では沢山の人が集まっていた。

パトナ「ふむふむ、成程。のど自慢大会やってるみたいだね! 優勝したら賞金も出るみたいだよ!」

ワイズ「のど自慢大会!?!?!?」

つまり……色んな人の歌が聴けるってこと!? やば! 凄いじゃん!

ドロシー「へー……海国でもこういう催しってあるんですね」

ペアリス「…………」

あ、ペアリスがうずうずし始めた。だよなぁ、皆楽しそうに歌ってるし……好きだよなぁペアリスこういうの。

パトナ「しかも飛び入り自由らしいよ! これは……ふっふっふー、当然参加に決まってるよね!」

ユウナ「えっ! 参加出来るの!? じゃあぼくも――あ! ペアリス早い!」

パトナの言葉を聞いた瞬間ペアリスは前の方に走って行ってしまった……。

ユウナ「ああもう! 先越されたぁ! ワイズ! ぼくの歌ちゃんと聞いてよね!」

パトナ「じゃあわたしも! パパ! わたしのとびっきりの歌声を心に刻み込んでよね!」

……母と娘も行ってしまった。残ったのは、僕とドロシーさんだけになってしまった。

ワイズ「……ドロシーさんは行かないの?」

ドロシー「えっ!? い、嫌ですよ恥ずかしい……」

ワイズ「僕も歌うより聴く方が良いなー……さぁて、楽しみだなー!」

パトナちゃんの歌判定してませんでした、やります。

コンマが大きいほど歌上手い! 低いほどだめだめ

コンマ直下

抜群の歌唱力 +25
最低保証60

結果 60

パトナちゃん普通よりちょっと上手いくらいじゃん! 甘やかされたな!

参考:ユウナ86、ワイズ51

ドロシーさんの歌判定したはずだけどメモに載ってねぇな……あとペアリスもやってないな。

ペアリスさんもやるぞー最低保証めちゃ高だー、いきなり最低保証とか付けちゃったけどゆるせ


ペアリスさん!

コンマ直下

アイドル! +30
最低保証80

結果98!

流石アイドル、めちゃ高だぁ……

【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 12巡目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1621789127/61)

ドロシーさん12か? 音痴なのは覚えてたけどめっちゃ低いじゃん……

そういや反転って書いてないから21ですね、んで上がって24。オッケーでーす

それじゃあのど自慢大会コンマします! コンマが高いほど盛り上がりました!

ユウナ コンマ二桁直下 +86

ペアリス コンマ下2 +98 +10

パトナ コンマ下3 +60

抜群の歌唱力(笑)

せっかくだし船で出会った人たちも巻き込もうぜ

>>130,132 どんどんパトナちゃんが親に甘やかされまくって育ってきた可能性が……キャラ説明の文は親が考えていた?

>>134 じゃあ船の人たちも出すか!

そこまで言ったら新しいキャラも出したいな……

結果 ユウナ157 ペアリス175 パトナ100

やっぱりペアリスは強かった!

すみません途中ですけど今日はこれで終わりにさせてもらいます、参加してくださった皆さんありがとうございました!

また次の更新でも宜しくお願いします……ではおやすみなさい。

のど自慢に参加出来そうなキャラ沢山居たので、まだ出て来てない海国募集のキャラでのど自慢に出そうなキャラ、考えといてください、大丈夫です出せます出せます、多分

ごめんなさい、新キャラ安価だけ先にやって終わろうと思います……日付が変わるくらいに募集するので宜しくお願いします。

前からキャラ募集で集めさせてもらったキャラから安価します、紛らわしい言い方をしてすみません、新しいキャラ案を募集するわけではありません

海国募集キャラ以外の魔国とか王国の未登場キャラでも大丈夫です、けどさすがに登場できなさそうだな……ってキャラは除外させて貰う可能性があります

アバウトでいいからいいよ/だめだよ基準教えてほしいな

何となく海賊全般、七聖剣、セブンスアビス辺りはダメそうだな~と踏んでるけど

>>142 海賊、七聖剣、セブンスアビスは止めて欲しいな……後はそうだな、明らかにのど自慢に参加しなさそうなキャラは止めて欲しい。

殺人鬼とか、人を殺すのが大好きとかそんな感じのキャラは流石に止めて欲しい。キャラ募集にいた気がするし

それじゃあ安価しまーす。因みに多数決です。

のど自慢に参加してる新キャラさん

下7まで募集

キャラ安価下3募集
20分になったら締めきります

それじゃあ募集終了です、ありがとうございました

アーティさんかなり前に登場したっきりだし、オッケー! 許す許す

設定見てきたら全員行けそうなのでこのまま多数決させてもらいます

だーれだ

1 スイレン
2 ヒノキ
3 カナメ
4 ユキヒメ
5 アーティ
6 ヤミザキ

先に3つとったものを採用、45分までに決まらなかったらその時点で一番多い人

結果 ヤミザキさん

それじゃあこれで終わりです、ありがとうございました!

――――

――



ペアリス「――ありがとー! さいっこーだったよー!!!!」

ワイズ「うおぉおおおおおおお!!!!」

わぁあああああああ――――っと、歓声が上がる。まるでライブ会場にいるかと錯覚してしまうほどの錯覚、審査員の人たちも椅子から立ち上がり大きな拍手をしている。

興奮の勢いでサイリウムをぶんぶんと振り回す。これでもかと振って盛り上げる。

ユウナ「むぅ……なーんでペアリスだけアンコールが許されるのさー! ぼくだってこれくらい盛り上がったような気がするけどなー!」

そう、これはアンコールである。最初にペアリスが歌ってクライマックスまで盛り上がってから、ユウナ、パトナと代わっていき……そこで二回目のペアリスの番がやって来たのだ。のど自慢でそんな贔屓をしたら駄目だろ! と、思わなくもないが、ペアリスの緊急ライブみたいなものだし! オッケーかな!

パトナ「ねえねえ! わたしの歌どうだったパパ! ねえねえ!」

ワイズ「ふぅ……えっ?」

……パトナの歌声、そりゃあ勿論しっかりと聴いた。何というか……高めの声で可愛らしくて、それでいて聞き取りやすい歌声ではあったんだけど……?

ワイズ「…………普通?」

パトナ「!?!?!?!?!?」

えっ!?!?!?!? みたいな反応をされてしまった……いや、まあ、ちょい上手?

パトナ「う、う、嘘でしょ!? 嘘だと言ってよパパ! わ、わたしパパとママに滅茶苦茶……その、歌上手だねって褒められたんだけど!? 抜群の歌唱力だって!」

ドロシー「……親バカで何でもかんでも褒められたとかじゃないの?」

パトナ「!?」

ドロシーさんに向かって親バカ!?!?!? みたいな反応をしている。未来の僕め……。

ユウナ「ねーえー! ワーイーズー!」

ワイズ「ユウナの歌も勿論! すっごいすっごい良かったよ! アンコールが羨ましいなら……じゃあ、ユウナのアンコールは僕と二人っきりの時にして欲しいな! 沢山歌聴きたいな!」

ユウナ「ほんとっ!?!?」

パトナ「えーっ!?」

……ビックリマークとはてなマークが沢山だな。なんか。

ペアリス「――――大満足」

ワイズ「ペアリス! すっごい良かったよその……ほんと! すっごい!」

戻ってきたペアリスさんに向かってこれでもかと褒め言葉を連発する、やっぱりペアリスの歌は最高だな……うんうん。まだ心臓がどきどきしてる。

ペアリス「えへへありがとう! ユウナもパトナもすっごい良い歌だったよ!」

ユウナ「ペアリスありがとっ! ふふん、やっぱりぼくって歌上手いんだな……」

パトナ「…………」

喜んでいるユウナとは対照的にパトナは固まって動かない。いつから抜群の歌唱力と言われていたのか分からないけど、多分ずっと……子供の頃から言われてきたんだろうなぁ、ほめ過ぎだ未来の僕。

パトナ「…………そんな」

ドロシー「ゆ、ユウナやペアリスさんが上手すぎるだけで! ぱ、パトナさんも十分上手だったと思います! わ、わたくしとは比べ物にならないくらいに!」

パトナ「ど、ドロシーおばさん……!」

ぱぁああああ……! っと、パトナの顔が明るくなる。うーん、流石だドロシーさん。

ワイズ「あはは……おっと、ペアリスさんの次の人が歌うみたい」

あの盛り上がりの後に歌うのはちょっと可愛そうな気もするけど……でも! それはそれとして! 楽しみだな!

こんな時間に投稿ごめんなさい……許してください。

それじゃあ、船で出会ったメンバーとヤミザキさんの歌唱力判定して終わります……。

コンマが高いほどうまくて、低いほどおんち!

フレスィ コンマ直下

ローデシア コンマ下2

スローム コンマ下3

ヤミザキ コンマ下4

フレスィ11 ローデシア27 スローム38 ヤミザキ72

ヤミザキさん以外低くない……? 特にフレスィさん。

降霊術行くか行かないかは安価よりコンマかなぁ。ドロシーさん欲に負けて普通に行きそうだし。


こんばんは、日付が変わるまでになかったら今日はありません。最近ちゃんと出来なくてごめんね

本当にごめんなさい、ちょっとだけ書き溜め終わったのでそれ投下して寝ます……安価はないです。



フレスィ「そ、それでは歌います!」

ワイズ「おっ」

滅茶苦茶に緊張しながら壇上に上がり、マイクを両手で握るフレスィさん。彼女ものど自慢に参加してたんだ……。

ワイズ「ドロシーさんドロシーさん、船でフレスィさんって人の話したじゃん? あそこにいるのがフレスィさんだよ」

ドロシー「へっ? ああ、そうなんですか? ……随分と緊張してますけど、大丈夫なんですか?」

チラリとフレスィさんの方を見る……うーん、やっぱりガチガチになってる。あんなに緊張してるんなら、どうしてのど自慢に参加したんだろう……?

フレスィ「す、すぅ――――!」

マイクを握る手に力が入る、そしてフレスィさんはすぅっと息を吸って――

フレスィ「――――!」

ワイズ「……うおぉ!?」

す、凄い! 全部外れてる! 音程が全然安定してない!

ドロシー「……こ、これは」

ワイズ「最初のドロシーさんと同じかそれ以上だね……き、聞いててゾワゾワする」

ドロシー「……えっ!? わ、わたくしこんなに酷かったんですか!? え、えぇ」

ワイズ「でもドロシーさんはちょくちょく音程合ってたけど、フレスィさんのは本当に全部外してるっぽいしなぁ……ううむ」

……歌好きとしてはちょっと見過ごせない、何処かで出会ったら修行したいな。ペアリスとか誘って。

ローデシア「ラ――――」

うーん、気持ちよさそうに歌ってるけど駄目駄目だな。でも楽しそうに歌ってるのは評価できるな、駄目駄目だけど。

というかあの人、船で会った時と髪型変わってる……? 前会った時はポニーテールじゃなかったような気がする。

……まあ何でもいっか。

ペアリス「あれ、ワイズあの人と知り合い?」

ワイズ「え」

ペアリス「なんか難しそうな顔してたからさ、ほら知らない人にそんな顔しないでしょ? ……違ったらごめんね?」

ワイズ「ああ、いや、知り合い……う、うーん。知り合いかなぁ……」

一応介抱……しようとはしてくれたしなぁ。知り合いかなぁ。

ローデシア「――――!」

ペアリス「それにしてもあの人、すっごい楽しそうに歌ってるよね! 見てるだけでこっちもウキウキしちゃう!」

ワイズ「そ、そうだねぇ」

……ちょい音痴だけどね。

スローム「あ、あれ……ど、どうかしましたか?」

ユウナ「ちょ、ちょっとワイズ……ワイズ! ぜ、絶対あの人ヤバい人だよ! 指名手配されてるよ絶対!」

ワイズ「うん、分かる。あの人絶対ヤバい人だよね」

……離れていても分かるこのオーラ。やはりただ者ではないな、スロームさん。

セブンスアビス幻の八人目とかでもおかしくない。

スローム「そ、それでは歌いますね? こほん……」

マイクから地獄の歌声が放たれて精神攻撃とかされるんじゃないかと思ったけど別にそんなことは無くて、普通に歌いだした……。

ユウナ「きっとああやって油断させておいてグサっ! って後ろから刺してくるんだよ……! 気を付けてね!」

流石ユウナ、僕が思ってることをこれでもかと言ってくれる。

ワイズ「……もしかしたらこののど自慢大会を邪魔しに来たのかもしれない」

ユウナ「!!!」

……スロームさんが歌っている間僕たちはジーっと監視し続けた。因みに、歌声は……普通って感じだった。もっと堂々と歌えば良いと思った。

――――

――



「…………」

知ってる人が何人か登場して、次に現れたのは……武人。って感じの人だった。

大きな身長で目元は見えず、着流しの上からでもバランスよく筋肉が付いているのが良く分かる。毎日欠かさず鍛錬的なことをしてるんだなぁと思う。

「では、一曲披露させていただく」

渋く男らしい低い声だった、その見た目には似合わないマイクを片手に持って歌ったのは……演歌だった。演歌、あんま聞いたことがないけど…………。

ワイズ「――――うおぉ」

何というか、心にジーンと響く……聴いたことのない曲調だからかもしれないけど、ペアリスの歌とは違うベクトルで心が揺さぶられる。そんな感じだった。

こぶしのきいた歌いっぷりに思わず見とれてしまう……演歌、演歌。こういうのもあるのか……良いな。

「…………ふぅ。あー……」

歌い終わったその人は、何かを言おうとする。海国を人型にしたみたいなイメージの人だけど……何を言うつもりなんだろう。

「もし、私の剣術を継承することが出来れば……私のように歌が上手くなるだろう」

おっと?

ヤミザキ「私の名前はヤミザキ、もし歌が上手くなりたければ私の道場に――む、申し訳ない」

係員の人にちょっと何かを言われて、ヤミザキさんはいそいそと壇上から降りてしまった……せ、宣伝だった。

……剣術が歌唱力に影響を? そんなわけある?

ユウナ「……剣術継承、かぁ」

――――

――



と、いうわけで。

ペアリス「賞金貰っちゃった! いっえーい!」

満面の笑みでペアリスさんは受け取ったばかりの賞金に頬ずりをした。のど自慢大会、ぶっちぎりの優勝だった。

でもアンコールは反則だよ、アンコールは。

それじゃあ、今日はこれで終わりです。こんな時間でごめんなさーい

ユウナ「……あ!」

ワイズとドロシー歌うたってない!

ワイズ「えっ」

ドロシー「な、なんでわたくしが参加しないといけないんですか! い、嫌ですよ恥ずかしい!」

ペアリス「思いっきり歌っちゃえば恥ずかしくないよ! それにアイドルになるなら、そういう気持ちを何処かに吹っ飛ばさないと駄目だよ!」

ドロシー「アイドルにはなりませんよ!」

パトナ「パパ! わたしの歌にあんなこと言っといて歌わないってどういうこと!? 今からカラオケ言ってパパとドロシーおばさんにあんな歌やこんな歌を歌って貰わないと……!」

ワイズ「や、やだよ! 僕は歌うより聴く方が好きだし……あっ。タンバリンをしゃんしゃんさせて合いの手を入れるとかなら僕、カラオケ行っても良いな――」

パトナ「うわーっ! うわーっ! パパが! わたしのパパが寂しいこと言ってるよママ!」

ユウナ「前にカラオケ行った時も似たようなこと言ってたでしょワイズ! 決めた、絶対に今度カラオケ行くときは歌ってもらうからね! 何を言おうと絶対に!」

ワイズ「くっ……!」

そんなことしたら僕が歌ってる間に誰の歌も聴けないじゃないか! カラオケの時間は無限じゃないんだから勿体ないよ!

ペアリス「じゃあワイズ! 私とデュエットしようよ! そしたらワイズは私の歌も聴けて、皆はワイズの歌を聴ける一石二鳥だよ!」

ワイズ「デュエット!?!?!?」

ぺ、ペアリスの素晴らしい歌に僕なんかの歌が混ざっていいのか!? だ、駄目じゃないか!?

ユウナ「あっ! ずるい! ぼくもワイズと一緒に歌う! ねえそれならいいでしょワイズ!?」

ワイズ「えっ、ユウナ!? ……いや、その。えっと……」

ど、どうすればいいんだぁ……!

ドロシー「こほん! カラオケはとりあえず置いといて!」

ユウナ「むっ……」

ドロシー「何で不満そうな顔をするんですか! のど自慢大会にしっかり参加しちゃったせいでもうすっかりと夜ですよ! 夜!」

……確かに、もう辺りはすっかり暗くなっていてのど自慢大会を見ていた観客の人たちも殆ど居なくなっていた。

あんなに歓声が響いていたのに、しーんと静かになって。ちょっと寂しい。

ドロシー「宿! まだ見つけてないじゃないですかぁ! どうするんですかこれから! この人数をいきなり泊めてくれる宿なんてあるんですか!?」

パトナ「ど、ドロシーおばさん! 落ち着いて落ち着いて、深呼吸深呼吸」

ペアリス「そうだよドロシー! そんなに怒ったら綺麗な顔がもったいないよ! アイドルの基本は笑顔笑顔!」

ドロシー「何でお二人はそんなに落ち着いてるんですか!」

ユウナ「よし分かった! じゃあ宿を見つけてくるね! 温泉付きで、皆泊まれる宿を!」

ビシッ! っと敬礼をして「皆はここで待っててね!」と言って、ユウナは走って行ってしまった……凄い勢いだった。

パトナ「おおっ、流石ママ。考えるより動くタイプだ」

ドロシー「……ど、どうせ暫くしたら。ごめん皆ぁ、見つかんなかった……と、ショボショボ歩いてくるんですよ。わたくしは、ずっとずっと言ったんですから」

さあ、わたくしたちは先に野宿をしても大丈夫そうな場所を探しましょう――――。

ユウナ「おーいみんなー! 温泉宿見つけたよー! 二部屋空いてるってー!」

ドロシー「ふゃぁ!?」

うーん、見事だ。見事なずっこけだ。

――――

――



ユウナが見つけて来てくれた温泉宿はそれはそれは立派なものだった。僕たちが思い描く海国の宿というものをこれでもかと完ぺきに再現した……和の雰囲気を感じる素晴らしいものだった。

ドロシー「…………」

ユウナ「もうなんでそんな拗ねてるのさドロシー! ほら、温泉入ろうよ温泉!」

ドロシー「貴方はどうしてこう……こう! 都合が良いというか運が良いというか……! うぅ」

ペアリス「二部屋あって本当に良かった……あっ! ワイズが嫌いなわけじゃないよ!? その、話したけどアイドルが男の子と同じ部屋で……ってのは! ちょっと駄目かなーって……!」

ワイズ「わ、分かってる分かってる!」

パトナ「温泉……温泉……!」

うっきうきのユウナ、拗ねるドロシーさん、慌てふためくペアリスに、欲望渦巻くパトナ。見事に皆バラバラだ。

……それにしても見事な温泉宿だ、ユウナの運が良いのは知ってるけどこんないい宿を見つけてくるなんてなぁ。温泉も、宿の料理も全部全部楽しみだ。

ワイズ「……そういえば」

このお部屋に案内される途中、知っている人を見かけた……フレスィさん、あとローデシアさんとかもいたな。

……色んな人がいるんだなぁ。

※ 海国で出会った人がこの宿に泊まってるかもしれません。

こんな時間に安価ですけどごめんなさい! 今日はこれで終わりですありがとうございました!



ワイズ「…………ふぅ」

荷物も置いて、ようやく自由時間だ! と、言ってももう夜だから外には出るつもりないけど……温泉にご飯もあるしね。

皆は……温泉に入ったり宿の探索をしたりかな? 売店とかあったしそこに行ってるとか。

ううむ、何をしようか悩むな。

宿だ!

1 おーんせん! おーんせん!
2 仲間とお話!
3 誰が泊まってるかな……
4 幕間!
5 その他(自由安価)

下5までで一番コンマが大きいものを採用

お風呂上がったらちょっとだけやります。0時半くらいになると思います。

結果 温泉!

温泉イベントです、やったね! パトナちゃんが万歳で喜んでるよ!

遅れました……やります!



――――

――



ワイズ「…………」

温泉宿に来たのだから温泉だ温泉! という勢いのまま着替えを持って来た訳だけど……。

ワイズ「マジであるのか」

男湯、女湯……そして、混浴の文字が書かれた暖簾。

……いや、別に? 興味ないけど……?

ワイズ「……ないけど?」

どうすっぺ
1 男湯
2 混浴

先に二つとったものを採用

ワイズ「…………」

混浴なんてあると思ってなかったから興味本位で混浴に入ってみるだけで、別に。そんな邪まな想いがあって暖簾を潜るわけじゃない。

それに男湯も混浴も変わんないし、どっちも温泉だし? それにほら、今時混浴に入る女の人…………なんて、居るわけないじゃん? 普通女湯の方行くし、だから混浴って実質男湯みたいなものだから、僕は別に間違ってなくて。

ワイズ「えーっと」

そういうわけで。籠の中に脱いだ服を入れて、タオルで下を隠して……僕は混浴に!

ワイズ「…………」

誰も、居なかった。

男の人も……女の人も居なかった。マジで僕以外誰もいなかった。大きな綺麗な温泉で……ほんと、温泉! って感じだった。

なのに誰もいなかった。嘘でしょ?

ワイズ「……身体洗お」

別に、残念がってないし。ショックじゃないし。全然。

コンマ8以上で来たぁ

コンマ直下

コンマ3 混浴に入る人なんているわけないだろ!


コンマ6以上で女湯から喋り声とか……

コンマ直下

失敗のつもりでやってたけどコンマ一桁だから反転しないじゃん

結果 聞こえた!

知ってる人でした。誰だろう

仲間含めて海国で出会った事のある人二人以上(ユウナ+フレスィみたいな)

下5までで一番コンマが大きいものを採用します

結果 ユウナとパトナ

ワイズ「ふぅ……」

温泉に浸かると気持ち良くて勝手に声が出てしまった。お風呂は羽がぐしょぐしょになるから好きじゃないんだけど……温泉は、結構好きかもしれない。

なんかそれが気にならないというか、ぐしょぐしょよりも気持ち良さが勝つからかもしれない。

ワイズ「しかも誰もいないから実質貸し切りじゃん」

……まあ、僕はこれを計算して混浴に入ったわけなんですけどね! あはは、

ワイズ「…………ん?」

肩までお湯に浸かってぼーっとしていると……隣の女湯から、がらららら! と扉を開ける音がした。これは僕が盗み聞きをしていたからってわけじゃなくて、音が響きやすいのと温泉と温泉を隔てる壁がちょっと薄めなのが悪い。

僕はそんな盗み聞きとかしない! うんうん。

ユウナ「おー! すっごい広い!」

パトナ「さっすが海国の温泉! 風情溢れる……!」

ワイズ「…………」

ユウナとパトナの声だと認識した瞬間、僕はしっかりと息を潜めた。もし僕の声が響いちゃったら、混浴に入っていることがバレるからだ。

パトナ「よーしそれじゃあママ! 背中の洗いっことかしよう! 温泉の裸の付き合いと言ったらそれしかないよね!」

ユウナ「洗いっこ! 良いね乗った! あ、じゃあその羽とか触って見ていい? ワイズのは触ったことあるけど、他のハーピーの触った事無くて」

パトナ「勿論! 思う存分ふさふさとしていいよ? パパに負けないくらいには触り心地が良いつもりだし」

ああでも、濡れちゃうとさすがに……だけどね?

……滅茶苦茶仲良くない? なんか、ちょっとギスギス下雰囲気だったような気がするけど……凄いな。

コミュニケーションお化けが二人合わさった結果か? これが。そんな相手とも仲良くなれそう……。

ワイズ「……」

二人はどんな会話してるかな……

下3まででコンマが大きいものを二つ採用

マッサージもしてあげる
女の子に合法的に触るためにマッサージ練習したんだーって

結果 >>220-221

マッサージ

パトナ「あ、そうだ!」

背中の洗いっこ……をしてたのかな? それが終わってパトナが何かを思いついたように声を出した。

パトナ「ママ! 折角だしマッサージしてあげよっか?」

ユウナ「えっ?」

パトナ「むふふ、実はわたし女の子に合法的に触るために――じゃなくて! 癒してあげるためにマッサージ練習したんだ!」

欲望が駄々洩れだった。僕でももう少し隠すぞ。

パトナ「ほら、ママって長い旅でお疲れでしょ? だったら温泉で気持ちよくなってもらおうと思って!」

ユウナ「えー? 大丈夫なの?」

パトナ「大丈夫大丈夫! 頑張って練習したから!」

自信満々なパトナの声が聞こえてくる。でも歌声は甘やかされまくってたからなぁ……どうなんだろう。

ユウナ「じゃあお願いしちゃおっかな! でも痛くしないでよ?」

パトナ「痛くしないしない! なんなら気持ち良すぎてエッチな声出させてあげちゃう!」

ユウナ「えっ」

パトナ「さあさあ! 背中こっちに向けて!」


マッサージ!!!

大きいほど気持ちよ、小さいほど痛い痛い痛い!

コンマ二桁直下

結果90 滅茶苦茶上手い!

女の子に合法的に触れる為だけにプロレベルになる女

ユウナ「ひゃぁ!? ちょ、ちょっとパトナ……!」

パトナ「はーい、じゃあ深呼吸してー……身体にギュッと力入れて、力を抜いてー……こうするとマッサージしやすくなるんだー」

ユウナ「う、うん……すー……はー……んっ……!」

パトナ「うっわ、すっごいママ凝ってるよ? 整体とか行った事無いの?」

ユウナ「い、行った事無い……ぁ、そ、そこ気持ちぃ……」

パトナ「オッケー。じゃあここを重点的にグリグリするねー……横になれたらもっとマッサージできるんだけど、流石に温泉で横になるのは不味いよねー」

もしよかったら夜寝る前にマッサージしようか? スッキリ眠れると思うけど。

ユウナ「ほ、ほんとに……? ふっ、ぁ……じゃ、じゃあ。お願いしちゃおう……かなぁ」

パトナ「やったぁ! よーしじゃあ、後ろは終わったから……耳もやろうかな、こうやってぎゅぅうううううう……って後ろから前に潰してあげると」

ユウナ「ふぁあああああああ……!」

パトナ「んふふ、耳って気持ち良いよねーママ。耳たぶを引っ張ったり、耳介を指で押してあげたり……ツボが多いんだって、耳」

ユウナ「ん、んぅ……」

パトナ「ママが気持ちよくなってくれると娘としてはとても嬉しいよね。はーいじゃあ耳はおしまーい。次は足をやるから前に行くねー」

ユウナ「え、ええっ? ちょ、ちょっとパトナ……! ――あっ!」

――――

――



マッサージが終わって、女湯からは気持ちよさそうな鼻歌が聞こえてきた。

ワイズ「……」

温泉気持ち良いねー、みたいな会話が聞こえてきて。最後にマッサージありがとうね、またやってね。みたいな事を言って……二人は、温泉を出て行った。

ワイズ「…………」

…………。

…………あっつ。

ワイズ「僕も出よ……」

マッサージが始まってから息を殺して音を立てないためにずっと温泉に浸かっていて、もうすっかり汗だくだ。

……結局、温泉を上がってから暫く、脱衣所から出れなかった。あと、パトナには後でマッサージのことを訊いておこうと思う。

過激すぎるとあっちのスレになりそうだからね。パトナちゃんは我慢したんだ。

それじゃあ今日はこれで終わりです、参加してくれた皆さんありがとうございましたー。

また次の更新でも宜しくお願いします、お休みなさーい

ちょっとだけ! やります!



――――

――



ユウナ「んっ……! あっ、あぁ、ああぁあああああぁ~~~……!」

ドロシー「ひゃぁ!? ちょ、ぱ、パトナさっ――ぃ~~~~っっっ!」

ペアリス「そこっ……ゃぁ! いっ!? ふっ、ふぅうぅううううううううう……っ!」

……………………。

パトナ「……大満足」

布団の隙間からちらっと覗くと、つやっつやで満足そうな表情をしたパトナと、それぞれの布団の上でぐったりと倒れている三人がいた。ペアリスは大丈夫なのか。

…………どうしてこうなった?

確か、懐石料理? 的なやつを食べて……それで、ユウナがパトナのマッサージ凄い良くてみたいな話をして、それで……うん、こうなった。

色っぽい声出して身体がぴくぴく震えているユウナ、を枕に顔を埋めて声を押し殺しても漏れちゃうドロシーさん、アイドルらしからぬ声を出しちゃうペアリス…………いや、別に、何にも思ってないけど。

パトナ「さぁて……つーぎーはー」

ワイズ「!」

グルン、と振り返ってパトナが僕の布団を向いた……!

ワイズ「……す、すぅ」

パトナ「…………あれ、パパはもう寝てるの?」

あ、あのマッサージはちょっと不味い! 今の僕があのマッサージを受けるのは……駄目だ! 寝たふりでやり過ごそう!

ワイズ「すぅ、すぅ……」

パトナ「……んもう、パパってばムッツリなんだから。それじゃあいいよーっだ、パパにはまた今度ね!」

それじゃあ、ペアリスさんを隣の部屋に連れていこーっと。そういうとパトナの傍になにやら……体格のいい男の人が出現してペアリスさんをお姫様抱っこして行ってしまった……なにあれ?

……ずっと布団を被ってたから何か眠くなってきた。まあ、いっか。このまま寝てしまおう……。

…………。

コンマ9以上で夜に目を覚ましちゃって

コンマ直下

まくあい!

海国で出会ったキャラとユウナドロシーペアリスパトナから好きなキャラを二人!

下5までで一番コンマが大きいものを採用

スローム ヤミザキ

結果 >>243

お互いがお互いにビビり合いそう

いつものシチュ!

下3までぼしゅう

ヤミザキさんの好感度判定早めにやっておかないと。



幕間 ヤミザキとスローム

スローム「…………」

視線が痛い、街を歩くだけで様々な人がヒソヒソと僕を見て喋っている……辛い。

闇国に生まれた一般人である僕は、周りにいた怖い人たちから逃げて隠れてを繰り返し……そして隙を見て船に乗り込んだ。あんな国はもうこりごりだったからだ。

色んなバイト……勿論健全な。配達とか、飲食とかそういうのを繰り返していざ観光! と思ったんだけど……。

スローム「……どうしてこうなるんだぁ」

何故か周りの人からは警戒されて堪らない、船でもワイズ君に滅茶苦茶威嚇されたし、のど自慢に参加した時もそりゃあもう大変だった。

スローム「観光したいだけなんだけどなぁ」

ヒソヒソ陰口を言われている僕だけどかなり大きな温泉宿に泊まることが出来たのはラッキーだったな。温泉が気持ち良くて最高だった……流石海国だ。

スローム「……ん」

夜の海国を歩いていると……大きな道場があった。木造のかなり雰囲気のある道場、海国は剣術が盛んだと聞いたことがあるしこの道場もそういう道場なのだろう。

……よし、ちょっと見学してみよう。

――――

――



ヤミザキ「…………」

スローム「――――」

不味い、不味い不味い不味い……! 入った瞬間道場主っぽい人に出会って……そのまま構えられた! 刀を!

と、とんでもない殺気だ……! 少しでも動けば……死ぬ!?

スローム「ひ、ひぃ……」

ヤミザキ「……道場破りか」

スローム「ち、違いますよ! 僕はちょっとこの道場に興味があって……あ、あ! 思い出しました貴方とても歌が上手かった人ですよね!? のど自慢で!」

ヤミザキ「む……のど自慢大会」

スローム「そ、そうだ。僕実は聞きたいことがあるんですよ! ほ、本当に興味があることで! そ、それだけなんですよ!」

だから道場破りとか……僕そんなんじゃ全然ないんですよぉ!

ヤミザキ「……」

……髪の隙間覗く鋭い目が僕を睨みつけている……お、落ち着け。こういう時は話を逸らすんだ……ちょうど気になっていたこともあるし、それでどうにか……。

スローム「け、剣術と歌唱力って全く関係がないように思うんですけど! どんな関係があるんでしょうか! もしかしてそういう流派……なんですかね? は、ははは……」

ヤミザキ「…………え」

スローム「――えっ?」

…………固まってしまった。殺気が出たまま。

ヤミザキ「……」

スローム「…………?」

ヤミザキ「……………………」

も、もしかして不味いことを訊いちゃったか……!?


け、剣術継承と歌唱力向上。その関係性!

1 実はこんな関係性が!(自由安価あとで)
2 …………ぬぅん!(圧を凄めて追い返そう)

先に二つとったものを採用

結果 自由安価!

剣術と歌唱力の関係性を述べよ!

下3まで募集

ヤミザキ「…………呼吸」

スローム「え」

ヤミザキ「剣術それ即ち呼吸。確かな呼吸を身に付ければ思うように剣は動くものだ」

……剣術の鍛錬とは呼吸の訓練。すると肺活量が鍛えられ身体の奥底、腹から歌声を出すことが出来るようになるのだ。

ヤミザキ「事実、私の歌声は……しっかりと通っていただろう?」

スローム「な、成程……」

肺が鍛えられてきっちりと歌声を出すことが出来るようになる……凄い、ちゃんとした関係性があったんだ。

スローム「お、教えてくださりありがとうございます!」

ヤミザキ「…………うむ。それで、何時までこの道場に……?」

スローム「あ、すみません! そのいきなり訪ねてしまって……失礼しました!」

大きく頭を下げてから、僕は道場の外まで走って行く。明日、お詫びの品とか準備したほうが――いや、何かもっと怒られそう、かな?

――――

――



ヤミザキ「…………」

ヤミザキ「…………くっ!」

――こわぁああああああ!!! な、何だったんだあのすっごい怖い雰囲気の人!? こんな時間に訪ねて来るとか止めてくれ本当に! 胃が死ぬ!

ど、道場破りかと思った! でも、戦闘にならなくてよかったぁああああ……あー、威嚇で剣握っといてよかった。

ヤミザキ「胃が……」

ほんと怖かったわー……もしあの人が入門したいとか言い出したらどうしようって思ったけど、そうならなくてよかった。いや良くないんだけど。

この口調マスターしておいて本当に助かった、何かあったらそれっぽい雰囲気出せるし……名家に感謝感謝……さて、胃薬飲んで寝よう。

ヤミザキ「…………むっ!?」

あ、あー! 胃薬がない!? しまったー……買いに行くの忘れたー……ど、どうしよう。くぅ、漢方は苦いから嫌なんだよなぁ……。

……はぁ。感謝はするけど恨むぞ本当に。家。

【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:28 魔力:28 筋力:41 俊敏性:135 知能:39 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:37 乗り物酔い耐性:34 歌:51 マッサージ:75 恐怖:57 お酒耐性:30
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:ムキムキとした暑苦しい男

【戦闘スキル】
『アタックスキル』
生命光翼(ライフ・ウイング) [LvMAX][消費 HPMP全/命][魔法/炎/風]己の全てを圧縮し、熱と風を持って大爆発を引き起こす命の光。※
羽ビンタ [Lv3][物理/格闘]相手に6のダメージ。
疾風迅雷キック [Lv3][物理/格闘/風/雷]1ターン準備をし、次のターンに相手に(俊敏性+20)のダメージを与える。また準備中に攻撃を受けるとスキルはキャンセルされる。
影分身 [Lv2][消費 MP8][魔法/補助]ワイズファントムを1体作成する。
風魔法・真空の刃 [Lv2][消費 MP7][魔法/風]相手に(最大魔力-5)+(コンマ一桁直下+2)のダメージを与える。
風魔法・春疾風 [Lv1][消費 MP5][魔法/補助]2ターンの間、敵全体の俊敏性が-15される。
『パッシブスキル』
装備・魔法鉱石の鎖かたびら [LvMAX]自身が受けるスキルダメージを常に-1する。
装備・光沢輝く鉤爪 [LvMAX]物理スキルダメージを常に+2する。
装備・シルフの忍者靴 [LvMAX]自分の敏捷性を+10する。
それは残像! [Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
嘘みたいな痩せ我慢 [Lv1]戦闘不能になるダメージを受けたとき、そのダメージをリセットする。一戦闘一回。
身代わりの術 [LvMAX]味方のHPが0になる単体攻撃スキルを喰らう時、その攻撃の対象を自分に変更する。このスキルで受ける攻撃は必中になる。
■■■■■ [Lv■]無限の可能性を意図的に引き出すことが出来る。■■■■■■■■■■■■■■■…………。※

【通常スキル】
フェニックス [LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実 [LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質 [LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
完全完璧パーフェクトなメイド [LvMAX]メイド服を着用中に限り、メイドとしての技能が完全完璧パーフェクトになる。所謂自己暗示。
鉄の胃袋 [Lv3]軽い劇物くらいなら食べても大丈夫。
歌好き [Lv2]歌を聴くと、かなりテンションが上がる。
採取 [Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳 [Lv2]ルーン文字の簡単な文章くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-10。
融合 [Lv2]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-15。
調合 [Lv2]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-15。
箒飛行 [Lv1]箒に乗って飛ぶことが出来る。が、まだまだ遅い…………あれ、これ意味ある?

【所持金】
金貨3枚 銀貨32枚

【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。四肢が欠損している女性の身体の木乃伊。
神の頭:神の身体の一つ。首から下が綺麗に無くなっている女性の頭蓋骨の木乃伊。
神の脚:神の身体の一つ。女性の太腿からつま先までの木乃伊。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。 
ポリジュース薬:黒い水飴。なりたい人物の身体の一部を包んで飲み込むことでその人物になれる。効果は一時間くらい。
メイド服:ええっ!? 男の子がメイド服を着るんですか!?
魔力増強剤:戦闘中に使用することで、5ターンの間最大魔力を+50する。
暴食龍の片角:セブンスアビスが一人、セリューの角の片一方。ゴツゴツしていてカッコいい……何かに使えるかもしれない。
戦闘用くノ一衣装:戦闘時に装着するくノ一衣装。桜色でミニスカでスパッツで露出が多い。凄い。
香薬:リラックス効果やストレス解消などの効果をもたらすお薬。贈り物に最適かもしれない。
変装セット:着流しに狐のお面を被り、そして腰には模造刀。とてもカッコいい。男らしい。
お宝に反応して光るペンダント:結構値打ちがありそうなアイテムに対して光るペンダント。光ったり光らなかったりなのであまり期待してはいけない。
不思議な力がありそうな宝石のペンダント:不思議な力がありそうな宝石がはめられたペンダント。ありそうなだけで、実際にあるかは分からない。
冒険者ライセンス:砂国のギルドにおいて冒険者であることを示すカード。

【好感度一覧】
『仲間』
ユウナ183「パトナ……?」
ドロシー149「また二人っきりで……空を飛びましょうね」
『海国』
ペアリス109「また聴きに来てね!」
フレスィ35「降霊術……楽しみです」
ローデシア78「な、なんか嫌われてる……?」
スローム74「どうしてこんな扱いを……」
パトナ102「パパもママも大好き! あーもう最高!」

それじゃあ今日はこれで終わりたいと思いますありがとうございました! 参加してくれた皆さんありがとうございました!

また次の更新でも宜しくお願いします、ではおやすみなさい……。

多分明日、海国衣装決めやるかもなので何か考えといてください……水着かもしれません。

ペアリスさんとパトナちゃんは決めるかな? 正式仲間じゃないけど

おつ
着物と水着を買ってエンジョイするのです
浴衣で夏祭りに行くのです

>>267 夏祭り!!!!! 夏祭りか!!!!!!!

すっかり忘れてた……やらないと。

最近全然予告してから出来てない! ごめん!



――――

――



パトナ「水着買いに行こう!!!!!」

ドロシー「…………はい?」

ユウナ「はいはいはい! パトナに全面的に賛成です!!!!!!」

朝起きて豪華なご飯を食べて、さぁてこれからどうしようか――と決めようとしたとき。二人がそんな提案をしてきた。

ペアリス「あー水着かー……うん! 確かに新しい水着欲しいし、ライブ用の奴も買いたいな!」

ドロシー「い、いや! ちょっと待ってくださいよ! ま、まあ水着は分かりますけど……でもなにも今じゃなくても――」

ユウナ「今だからだよドロシー! 神の身体探しで頑張ってる最中に水着なんて買いに行けないし……何をすればいいのか良く分かってなくて時間がある今だからこそ水着を買いに行けるんだよ!」

パトナ「さっすがママは分かってるね! ね! そう思うよねパパ!」

ワイズ「へっ!?」

ユウナ「ワイズは水着みたいんだよね!? ぼくとドロシーの!」

ワイズ「い、いやまあ……それは、まあ」

ユウナ「はい決定! じゃあ早いうちに買いに行こうねワイズ! 水着だけじゃなくて海国用の洋服も買わないと!」

ペアリス「おー!」

ユウナ「ワイズの都合がいい時で良いから、水着とお洋服買いに行きたくなったら何時でも言ってね!」

ワイズ「……あれ、今から行くんじゃないの?」

どうやら僕が今から行くか決めれるらしい……え、良いの? 用事とか大丈夫なの?

……僕としては本当に何時でも良いんだけど、まあ早めに決めた方が良いかもね。

…………水着かぁ。

どうしよう?
1 服と水着を買いに行きましょう!
2 今日はまだいいかな

先に三つとったものを採用します

結果 また後でね

ワイズ「うーん、今日はまだいいかなぁ」

パトナ「えー!? どうしてパパ!? 今すぐ買いに行きたいのに恥ずかしいからって理由でそんなこと言ったんでしょ!」

ワイズ「酷いな!?」

海国を見て回りたいんだよ!

ユウナ「んー、じゃあ今日は海国を見て回ろう! 気になるところ沢山あるしね!」

――――

――



と、いうわけで今日も海国巡りとなったわけだけど……どうしようかな、本当にすることがない。

いや神の身体探しという目的はあるけど、如何せん手がかりがなさすぎる……。

ワイズ「…………うーん」

……海国は広いし、一人で行くよりも誰かを誘って行ったほうが発見は多いかもしれない。それに海賊がいるって言われてるし、襲われでもしたら……。

ワイズ「外に出る前に誰かを誘っていくか考えてからにしようかな」



海国で行動するときは誰か一人を選んで一緒に行動することが出来ます。同じキャラと二日以上連続で行動することは出来ません。

特定のキャラと行動しているときにだけ起こるイベントがあったり……するかもしれません。

ワイズ「どーしよーかなー」

1 誰かと一緒に!(ユウナドロシーペアリスパトナから一人選択)
2 今日は一人で良いかな……

下4までで一番コンマが大きいものを採用

結果 一人で!

ワイズ「今日は一人で探索しようかな」

やっぱり最初は皆、自分が見たいところに行きたいよね。だったら僕が邪魔しちゃうのも悪いしね。

ワイズ「……おっと仮面仮面」

忘れてないぞ! 狐のお面!

……僕の恰好ってなんか妙に海国っぽいし、これで良いかもしれない。

どうしよう

1 誰かとお話!
2 面白そうな場所発見!
3 幕間!
4 その他(自由安価)

下5までで一番コンマが大きいものを採用。

結果 幕間!

海国で出会ったキャラと今一緒に行動してる4人から二人の選んでください。

下5までで一番大きいもの採用

パソコンが更新し始めたのでスマホからです、ゆるして

フレスィドロシー

ローデシアとユウナ

おんなじ値じゃーん! 多数決!

>>290
>>292

先に二つとったもの!

結果 フレスィドロシー!

じゃあシチュお願いします! 下3まで

幕間 フレスィとドロシー

ドロシー「ふぅ……」

買い過ぎましたね……両手いっぱいの魔導書を抱えながらわたくしはそう呟く。

砂国の時もそうでしたけど、新しい国に着いた時はまず本屋に行ってその国特有の魔導書を探す……海国では忍びの魔法が豊富で素晴らしい!

忍者が扱う魔法を海国では忍術という……確か魔法学校のクスノキさんが言ってましたね。

ドロシー「わたくしも分身の術とか火遁の術とか……ふふっ」

そう考えると思わず声が漏れてしまう、わたくしも忍者の仲間入り! なーんて――。

フレスィ「……ふふっ」

ドロシー「えっ?」

――両手に抱えた本を落とさないようゆっくりと振り返ると、そこには……わたくしのように両手に本を抱えてにやけている女性がいた。

フレスィ「……え?」

……長い金色の髪に、綺麗な蒼い瞳。思い出した、この人は――。

ドロシー「……フレスィさん?」

フレスィ「えっ!?」

――――

――



フレスィ「――分身の術! 良いですよね……! 私それぞれの分身に違う魔法を使わせて合体魔法みたいなことしてみたいなぁ……!」

ドロシー「あー! ロマンですよね合体魔法って! わたくしは同じマナを持つ魔法同士を合わせてより強力な魔法を生み出してみたり……」

――一瞬で意気投合! ああ、やっぱりこうやって魔法に付いて話せると最高ですね……!

喫茶店に入ってもう一時間半、ああ時間が過ぎるのは一瞬……でも楽しい!

フレスィ「同じ属性の魔法を合わせて一つ上の魔法に昇華させる……はー、堪りませんね。私、沢山練習はしてるんですけど火の玉を出したりすることが出来るくらいで……」

ドロシー「そうなんですか?」

フレスィ「魔力を沢山使えるように毎日頑張っているんですけど中々……ドロシーさんはどんな魔法が使えるんですか?」

ドロシー「わたくしですか? そうですね、炎に水に雷に風……あと身体強化魔法に、反射魔法なんかも――」

フレスィ「す……凄い!? 沢山使えるんですね魔法が!」

ドロシー「で、でもまだまだで……そうだ! じゃあ一緒に魔法の特訓をしませんか! わたくしの魔法をいくつか教えてあげますよ!」

フレスィ「本当ですか!? ありがとうございます……! 今日いきなりあったばっかりなのに……」

ドロシー「良いんですよ! 魔法を使える人が増えるのは嬉しいですから……!」

こんなに魔法が好きな人にだったら大歓迎! 魔法とは知識、教えあってより高めていくべきですから……!

フレスィ「……そうだ。ドロシーさん! 夜って空いてますか?」

ドロシー「夜ですか? まあ、今のところ予定はありませんけど……」

フレスィ「実は……これなんですけど」

彼女は何処からか一冊の魔法書を取り出してわたくしに見せてくる……これは、随分と昔の魔導書ですね。

――――もしかして、ワイズさんが言っていた?

ドロシー「……降霊術、ですか?」

フレスィ「ご存じなんですか!? 実は……その、今晩試してみるつもりなんです、降霊術」

ドロシー「えっ!?」

降霊術はかなり危険な魔法で、専門の術師でもかなりの時間をかけるもの……それを、フレスィさんが?

ドロシー「……大丈夫、なんですか?」

フレスィ「…………大丈夫ではないかもしれません。けど!」

この魔法を使えたらもしかしたらもっとすごい魔法を使えるようになるかもしれない……それに、気になって気になってしょうがないんです!

フレスィ「ドロシーさん降霊術に興味はありませんか!? もしよかったら一緒にやりませんか!?」

ドロシー「え、えっ!?」

――こ、降霊術を!? ま、まあ興味は……ものすごくあるけど! わたくしも試したいけど! でも……降霊術は毎年事故が起こる危険な……。

……く、くぅううううう……! 気になるぅううう……! 気持ち凄く分かるぅうう……! でもぉ……!


どうしましょう……っ!

1 …………や、やめておいた方が良いと思います……っ!
2 …………危なくなったらすぐに止めるんですよ! わ、わたくしが見ていますから!

先に3つとったものを採用

結果 わ、わたくしが見ているときにやるんですよ!

ドロシー「…………わ、分かりました!」

もしわたくしがここで断ったらきっとフレスィさんは一人で降霊術を行うでしょう……それは駄目です! どうなるか分かりませんから……。

ドロシー「わたくしも降霊術に付き合いましょう! でも、危なくなったらすぐに止めるんですよ! 少しでも怪しい魔力が流れてきたら切断です! 分かってますね!」

フレスィ「――――! あ、ありがとうございます!」

――というわけで、今晩はフレスィさんと一緒に降霊術を行うことになりました。安全に終わると良いんですけど……。

降霊術、降霊術……ふふっ……はっ! わ、笑ってません! 全然楽しみなんかじゃありませんから! どんな人物が憑依するんでしょうか!


※ドロシーさんは今晩、降霊術に付き合うようです。

それじゃあ今日はこれで終わりです、参加してくれた皆さんありがとうございました!

また次の更新でも宜しくお願いします、ではおやすみなさい……。

けど申し訳ないんですけど明日はお休みさせてもらいたいと思います。


幕間一日の最後以外いりませんかね? 時間がかかってしまったのはごめんなさい……。

幕間取ろうとする人が増えるんなら日の最後だけにした方がいいのかな

魔国の描写なら前に>>1がなんか書きたいって募集して異種族滅殺協会のアベル書いたように特定のシチュエーションを最初から募集した方がいいよ
幕間だと指定できるの2人だけだし

サタン様、ワイズ君にバレンタインチョコと称して何か便利なアイテムください

じゃあ幕間は日の最後だけにしますね、幕間結構好きだから完全に消すのは嫌なので。

幕間何とかするために新キャラ早く出さないと、そりゃそうだって感じなんですけど暫くは新キャラマシマシで行きたいと思います。

……あとこんな時間で申し訳ないです! 昨日も休んでごめんなさい!

>>322 本編やる気なくなったときにそんな感じでまたやりましょうね。幕間大スペシャルみたいな。

>>325 サタン「そんなほいほいアイテム渡して都合のいい神様、なんて風に思われたら嫌なので……」

――――

――



ワイズ「おぉ」

凄い、ちょんまげだ。

普通の髪型の人が多いからちょんまげなんて都市伝説か何かだろうなぁ、って思ってたけど実在したとは……希少だ。

ちょんまげって髪洗う時どうすんだろ。うーん何で僕はこんな良く分からないこと考えてるんだ。

ワイズ「まあでも、いいよね。こういうの」

見るもの全てが新鮮だ――王国や魔国の都会的な雰囲気でも、砂国の陽気でカラっとした雰囲気でもない……和? って言うのかな。

海! って感じの……いや海国なんだからそりゃ海なんだけど。兎に角、そういう雰囲気が凄く面白い。

ワイズ「もっと色んなところを見てみたいな」

そんで色んな人と話してみよう、侍とか忍者とか、後海賊とか……それ以外の人とも。まずはそれからだ。


何しよ!
1 知ってる人とお話!
2 面白そうな場所! そして知らない人(海国にありそうな場所安価、そっからその場所にいそうなキャラをピックアップします)
3 まどろっこしい! キャラ安価だ!(のど自慢でヤミザキさん出すときみたいな安価、たまに凄いことになります)
4 その他(自由安価)

下5まで一番コンマが大きいものを採用。

結果 妖怪資料館

妖怪、妖怪かー

妖怪じゃなくても別にただの資料館だから登場出来るんだよね、あと妖怪の範囲どうすっかな

今日は日付が変わる前に出来たら良いなぁって思います! お願いしまーす!

もうちょっとまって!

25分からやります!

~妖怪資料館~

そういうわけでやってきました妖怪資料館……いやどういうわけなんだ。

ワイズ「妖怪ねぇ」

館内に立っていた看板によると、海国由来の異種族のことを妖怪と言っているみたいだ。悪い妖怪もいれば良い妖怪もいて、その性質や特徴などを展示している……と。成程。

ワイズ「つまり悪い妖怪に出会った時の対処法とかを見ておけってことだね!」

情報収集をしながら対処も学べる……ううんなんと理想的。

砂国の時もこんな感じの博物館に行ったし、実は僕こういう場所好きなのかもしれない。

ワイズ「よぉし、行くぞー!」

うっきうきでパンフレットも買っちゃった!


だれだれだれだ
1 300キロあるらしい
2 ゲロニンジャァ
3 ペカー!
4 レッドボーイ

下5までで一番コンマが大きいものを採用

結果 1

1と3しかないやん!

2と4は誰じゃ

天狗、垢舐め、座敷童……いっぱいいるんだなぁ妖怪って。結構な数見た気がするけどまだまだ半分も終わってなさそうだ。

ワイズ「……ん?」

次は鬼かぁ……と思いながらその展示に向かおうとするとどうやら先客がもう見ているようだ。

「…………」

ワイズ「ひゃっ」

――露出が多い民族衣装みたいな服を着ていて、思わず声が出てしまった。は、恥ずかしくないのかな……。

…………い、いや。それよりも、それよりもだ。あの額と髪の毛の生え際の間から生えてるのは――。

「……ちょっと、何かアタイに用事?」

ワイズ「はいっ!?」

ま、不味い見てるのがバレた……! こ、こっちに来るぞ!?


好感度!

コンマ直下!

そう言えばルビィさんの肌って赤いのか? 赤鬼だし

角だけ赤い可能性もある

くそぅ青鬼の人の方も肌の色は書いてなかった!

>>353 あー、角が赤いのもあるか。成程なー



ルビィ57「……変な子」

「…………で、何の用?」

ワイズ「い、いや! 別に、貴方に何か用があるわけじゃなくて……その、展示に用があるというか……」

展示? と、僕の言った言葉をリピートしてくるりと振り返る。そして数秒固まって。

「ああそういうこと……アタイたちのことが知りたかったんだ」

ワイズ「えっ?」

ルビィ「アタイはルビィ、貴方が知りたがってた赤鬼……ほら、角生えてるでしょ」

生え際にある日本の角を指さして彼女、ルビィさんはピクリともしない表情のまま説明してくれる。

と、言うかこんなに露出の多い服装で……ち、近い……!

ルビィ「…………ごめんなさい、いきなり迷惑だったわね? 初対面だしね。じゃあ、アタイは――」

ワイズ「わ、わぁ! ま、待ってください待ってください! 話聞きたい! 僕話聞きたいです! 色々知りたいです!」

ルビィ「…………そうなの?」

変な子、と呟かれてしまった。


おはなし!

下3までで一番コンマが大きいものを二つ採用。

普段どんな仕事をしているのか

ワイズ「……え、えーっと」

ルビィ「…………」

ワイズ「ふ……普段何のお仕事をしているんでしょうか! お、鬼の人たちって!」

ルビィ「……は?」

くっ……! な、何を聞けばいいのか分かんなくなって変なことを訊いてしまった……!

ルビィ「仕事……ね、色々あるよ色々。土木や建築してるのもいれば、狩りをして生計を立ててるのも……あとは用心棒とか」

そういうアタイも用心棒で生活してるんだよ。と、丁寧に教えてくれた。

……用心棒、つまり護衛ってこと?

ワイズ「どんな人を守ったりしたことがあるんですか?」

ルビィ「…………言えないよ、守秘義務って奴があるからね」

ワイズ「あっ、そうですよねごめんなさい……」

ルビィ「別に、そんな謝らなくても」

仕事に関する話は避けた方が良いのかな……個人の情報だし、変に探りを入れてるとか思われちゃったら嫌だし。

うーん、じゃあ、そうだなぁ……うーん。

ムキムキしてなくて美人ですね!

ワイズ「そう言えば僕、鬼ってもっとこう……ムキムキしてて怖い顔してる印象がありました!」

ルビィ「あぁ、よく言われる。そういうのは大体男の鬼だけでアタイみたいな女はそんな筋骨隆々って感じじゃないの」

まあ、それでも男に負けないけどねアタイは。と、少し自慢げにルビィさんは呟く。

心なしかその表情が誇らしげだ。気のせいかもしれないけど、雰囲気が。

ワイズ「はい! だから、ルビィさんはムキムキしてなくて美人だなーって……」

鬼なのにムキムキしてない!? と驚いたくらいだからな、僕は。


まーたこういうこと言ってるよワイズ君

コンマが大きいほど真っ赤、低いほどそう……。

コンマ直下。

ルビィ「そう、ありがとう」

ワイズ「キュって引き締まってるっていうかなんというか……凄いなぁ」

普通の人と同じような見た目をしているのに、これであのムキムキの鬼と同じくらいの力を出せるって言うんだから驚きだ……フランちゃんも確か見た目からは想像もつかないような怪力だったな。

ルビィ「皆やっぱりそういう反応をするんだよね……別にいいけど。ただ」

……見た目だけで判断して襲ってくる奴とか居るんだよね。だから――一発で分からせてやるの。

ワイズ「――――へっ?」

ルビィ「あ、ごめんなさい。何でもないの忘れて」

……今凄い発言が聞こえてきたような気がする。一発で……って、何? 拳?

ルビィ「……」


好感度が上がりました!(60)

――コンマ!

コンマ7以上で――

コンマ直下

コンマ一桁ね! だから反転しないからね!



結果 襲撃しなーい

ルビィ「……じゃあアタイはこの辺りで」

次の仕事があるから、くるりと踵を返してルビィさんは――。

ワイズ「ま、待ってください!」

ルビィ「…………今度は何?」

ワイズ「その、最後に一つだけ! 一つだけ良いですか!」

――何で自分の種族の、鬼の展示を見ていたんですか?

ルビィ「――――そう、ね」

昔を思い出したかったから、かしら。分かんないわ。

ワイズ「……昔?」

ルビィ「久しぶりに故郷……に帰ってきたら変なのが出来てたから見に来ただけよ。それじゃあ」

……行ってしまった。

ワイズ「…………クールな人だったな」

冷静沈着というか、本当に鬼らしくない……は失礼だな。でも鬼ってもっと荒々しいのをイメージしてた、うん。


どーしよ
1 もうちょっと見て見よっかな(>>341続き)
2 もう良いかな(次だ次!)

先に二つとったものを採用

結果 外に出よう

――――

――



>>349上から順にルビィ、カナメ、ヒノキ、アッシュでしたー。



ワイズ「あー楽しかった!」

普通に楽しんでしまった……妖怪の人形劇とかやっててすっかりそれも見ちゃった。

……でもまだまだお昼……にもなってない? 時間が狂ってないか?

ワイズ「楽しいと時間が過ぎるのは早いっていうけど、違うな……」

さぁてドンドン行こう!


何しよ!
1 知ってる人とお話!
2 面白そうな場所! そして知らない人(海国にありそうな場所安価、そっからその場所にいそうなキャラをピックアップします)
3 まどろっこしい! キャラ安価だ!(のど自慢でヤミザキさん出すときみたいな安価、たまに凄いことになります)
4 その他(自由安価)

下5まで一番コンマが大きいものを採用。

やっぱり平日のこの時間は人がいませんね、そりゃそうだ。

それじゃあ今日はこれで終わりたいと思います、参加してくれた皆さんありがとうございました!

また次の更新でも宜しくお願いします、ではおやすみなさい……。


寝るので下3まで安価続けてください。宜しくお願いしまーす、勿体ないしね。

こんばんは、もし人がいそうだったら1時にキャラ募集を始めたいと思います。出したいキャラを募集して、今回は多数決ではなくコンマで決めたいと思います。


ストーリー展開が遅く申し訳ないです、色々考えさせてしまって。ですがあんまり人の安価に文句言ったりするのは止めていただけると嬉しいです。

更新もうちょっと頑張ります。すみませんでした。

取り合えず安価! 出したいキャラ!

下7まで! 被ったら合体!

歌がどうとか関係なしに七聖剣セブンスアビスはやめてって言ってたしまだ出せなそう

じゃあコンマ!991と00が出たらもっかいコンマ! 反転ね!

>>400 のど自慢で出てくるイメージがなかっただけで、今はいけそう。



だーれだ!

01~14カナメ
15~28ヒノキ
29~43スイレン
44~56ユキヒメ
57~70ノブタツ
71~84イリアス
85~98クオン

コンマ直下!

結果 カナメ!

垢舐めくノ一ちゃんです

シチュエーション固定でないなら海賊以外は出せるよって認識でいいのかな

京言葉難しい、時間掛かってごめんさい。



――――

――



ワイズ「むっ」

「ふん、ふーん、ふーん……」

忍者だ、忍者がいる。女の子の忍者だ。

ぱっつんおかっぱの小っちゃな女の子……もぐもぐと小さな口を動かして鼻歌交じりにそれを食べている。

……あ、お団子か。

「――おや、おやおやおやぁ」

そこのお兄はんお兄はん、と。小さく手招きをされる……あ、僕?

「立派な狐の面どすなぁ、着流しも似合っていて……海国には観光で?」

ワイズ「えっ、あ、まあそんな感じ……?」

「ええ、ええ。でもこん時期に来るなんて随分とちゃれんじゃぁで」

くすくす、と笑われてしまった……凄い年上って感じだな。この子。


好感度!

コンマ直下!

おしい!

>>405 海賊出せそうっちゃ出せそうだけど、今はちょっと早いかな。今はまだ駄目ー。



カナメ40「よろしゅうよろしゅう」

「ほらお団子があるから一緒に食べよ食べよ。店主はんが張り切っておまけしてあげるって……うちだけじゃ食べきれないわぁ、こんな量」

ワイズ「う、うん。じゃあお言葉に甘えて……」

いそいそとその少女の隣に座ると小さなお皿を前に差し出されてそこにお団子をぽいぽいと乗っけられる……みたらし、ずんだ、三食団子……よくこんなに色んな種類があるな。

「ここの甘味処の店主はんにはたくはんおせわになってるから断るわけにもいかんし……あぁ、嬉しいわぁ」

ニコニコと笑いながらまた一口お団子を口に頬張る……何というか、凄い様になってる。

「あ、そだそだ。自己紹介しましょうか」

うちはカナメ――見ての通り忍者、やっとるわぁ。

ワイズ「あ、僕はワイ――じゃ、なくて! エクス! エクスです!」

――あれ!? 僕ルビィさんの時偽名使ってないような!? やらかしか!?

カナメ「エクスはん、どすか。ええ名前どすなぁ」

ワイズ「ど、どうも」

……照れくさい!


自由会話!

下3まででコンマが大きいものを二つ採用

妖怪資料館の話
鬼の人にはあったけど他にも妖怪いるのかなって

結果 >>412-413

資料館の話

カナメ「それでエクスはんは海国のどんな場所に行ったんどすか? そこそこ大きな島国、色んな場所がありますけど」

ワイズ「んー、そうだなぁ……あ! 妖怪資料館に行きましたよ!」

カナメ「あらまぁ妖怪資料館! うちもあそこには行きますなぁ……」

ワイズ「へぇ、そうなんですか……資料館に鬼の人がいたんですけど、やっぱり海国って妖怪沢山居るんですか?」

カナメ「……鬼ぃ? へぇ、鬼が……こほん。ええたくはんいますなぁ。鬼はあまり見かけへんけど、天狗や雪女、あとは……狐や、垢舐めとか」

ワイズ「おぉ……」

凄い、やっぱりたくさんいるんだなぁ……! あれかな、もしかして僕がここに来るまでに沢山妖怪が居たのかな!

カナメ「もしよかったら、妖怪に付いて教えてあげましょか? 実はうち、海国については詳しいんどすよ?」

どうやら妖怪に付いて色々教えてくれるらしい! んー、どうしようかな。

1 天狗
2 雪女
3 狐
4 垢舐め

下3までで一番コンマが大きいものを採用

結果 狐!

カナメ「…………まあ例えに出したうちもうちやけども、エクスはんはよぉそれを選ぶなぁ」

ワイズ「えっ」

だ、駄目だった……?

カナメ「狐は狐でも九尾の狐、もふもふふかふかの白色の尻尾を九本もつけた、そんな妖怪やなぁ」

ワイズ「……おー」

カナメ「そして――海国でただ一人の九尾の狐は、海国で一番嫌われていて今もここから遠く離れた西洋の城に引きこもってますなぁ」

ワイズ「……え?」

――――あっ! そ、そうだ。妖怪資料館で見たぞ……? 確か、九尾の狐は――。

ワイズ「厄災の獣……!」

そしてそれは、確かあのローデシアさん情報だと――セブンスアビス!

カナメ「あら、妖怪資料館で予習済みどしたか……厄災の獣、クオン・クローディア。近くに居るだけで不幸を撒き散らす強大な呪力を放出する……海国で狐、と言ったらもっぱら九尾の狐どすなぁ」

ワイズ「……そんなに凄いんですか?」

カナメ「その呪力で厄災の獣がなんもしなくても小さな集落が幾つも滅んだとか……今の海国の住民であそこの城に近づこうとするものなんて居ませんわ」

――そう語るカナメさんの表情も少しこわばっている。震えているようにも見える……。

ワイズ「ご、ごめんなさい……変な話させてしまって」

カナメ「ええ、ほんまほんま。あーあー、ただの狐だったらこんこーんって、可愛らしゅうのに……なぁ?」

ワイズ「…………で、ですね!」

――い、今のは狐の物まね……?

神の身体!

…………そうだ。

カナメ「んー? うちの顔に何や付いてますか?」

そんなにジロジロと見られたら照れてしまうわぁ……と、わざとらしく身体をくねらせるカナメさん。

――海国に詳しいんだったら、神の身体についても知ってるんじゃないか?

まだ何の情報も得られてないし……ここは思い切って突っ込んでみよう! カナメさん優しそうだし教えてくれるかも……。

ワイズ「その、カナメさん。神の身体って知ってますか……?」

カナメ「…………うぅん?」

1 いやぁ、知らへんなぁ
2~5 おやぁよく神の身体なんて知ってますなぁ
6~9 …………エクスはぁん?
0 ……知らへんなぁ

コンマ一桁直下

結果 勉強熱心なんやなぁ

カナメ「エクスはん神の身体何て良く知ってますなぁ、確かに男の子はそう言うの好きそうやし……」

くすくすと笑われてしまった……。

ワイズ「え、えっと。その海国の神の身体って……今、どうなってます?」

カナメ「神の身体……あれは海国のお城の宝物庫に大事に大事にしまっていたお宝の一つなんやけど……」

――今は、憎い海賊の手元に渡ってしまってるなぁ。

カナメ「ほんま、忌々しいわぁ……賊風情が」

ワイズ「――――」

今、一瞬ビックリするくらいの殺意が――カナメさんから……。

カナメ「……あっ、いけないわぁすぐにこうやって……エクスはん?」

ワイズ「へっ!?」

――何にも感じてへんよなぁ? と、笑顔の圧を感じる……べ、別によくない? そう言うのあるよ、殺意とかあるある。

カナメ「――こほん。ほな、エクスはん? もし、賊に取られた財宝を取り戻すことが出来たらぜひぜひお城に来て欲しいわぁ」

報酬はたんまりと、出してもらえると思いますから……くすくす。と、カナメさんは呟いた。

……あ、駄目だ。情報引き出せないこれ。

……ちょっとだけ、怪しまれてる? いやそんな……え?


好感度が上がりました! (44)

――――

――



カナメ「ふふ、良い食べっぷりでしたわぁ。見てるだけでうちのお腹も膨れ上がってしまいそう」

お腹が膨れたようなジェスチャーをしながら笑うカナメさん。何というか、よく笑う人だ。

――忍者らしくないというか、忍者らしくなくありたいような、そんな感じに思えた。

いやでもあの殺意はほんと忍者ぽかったし――カナメさん、ちょっと不思議な人だ。

ワイズ「……うぷっ」

……というかちょっと食べ過ぎた、お腹がお団子だらけだ。

お昼ごはんだと思えば良いかな? うぅん、どうしよう――――?

カナメ「おやぁ? 何やら騒がしいどすなぁ……」

無効の通りで何やらざわざわと声が……? 何だろう?

それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います、こんな時間まで参加してくれた人はお疲れさまでした! ありがとうございました!

また次の更新でも宜しくお願いします、ではおやすみなさい……。

ストーリー、やったります。ワイズ君一人戦闘したい?

ごめんなさい! 今日はお休みさせてください!

書き溜め出来てない! けどなんか書きたい!

日付変わるくらいにちょっとなんか募集してやりたいです!!! 宜しくお願いします!

人いますか……? なんか書きたいのでシチュエーション下さい……

シチュエーションってなんか外が騒がしいなの部分?

>>436
ごめんなさい本編じゃない奴です! 小ネタです小ネタ!
前にやったアベルローアみたいなのです

結構来てて嬉しいです、突然だったのにありがとうね

ごめーん!!!!! もうちょっと募集させてください!!!!!

本編に関係ありそうなやつだと、ちょっと小ネタも考慮に入れないといけなくなっちゃってね……?

なんかほんとごめーん……我が儘に付き合ってくれて。

お姉ちゃん……お姉ちゃん良いな、お姉ちゃん。ユウナに会う前にどうやって会わせよう。

王国でベルフェの情報屋に居合わせて代わりに代金払ってくれてワイズくんがベルフェに殺されずに済む?

>>461-462 のどっちかやろうかな!!!!! 取り合えず最初の頃を見直してきます

あの、お姉ちゃん恋人概念ってどのスレでやったか覚えてる人います……?

11スレ目824あたり

>>467 ありがとうございます!!!!!!!!!

――――

――



ワイズ「ほ……本当に! 本当にありがとうございました!!!」

アイナ「気にしなくていいですよ別に、でも……これは忠告ですけどもうあんな所に立ち寄ったらら駄目ですよ」

――ぶんぶんと頭を下げて何度も何度もお礼の言葉を言う。もしあの時ベルフェとかいう情報屋にお金を払えなかったら……僕は。僕は今頃――おおっとこれ以上はいけない。死んでしまいそうだ。

僕の代わりにお金を払ってくれた彼女――アイナさんはジーっとこっちを見ている。何だこの生き物は、みたいな目で見られている。

真っ赤なポニーテールで何処か大人びた雰囲気のお姉さん。出来る大人って感じだ。うんうん。

アイナ「――では私はこの辺で。今度はちゃんとバイトでもしておくんですよ」

ワイズ「あ――」

それでは。そう呟いて踵を返していってしまう――いや、駄目だ。右も左も前も後ろも分からない、今にも地雷を踏んでしまいそうな僕を助けてくれた恩人――アイナさんに、何のお礼も出来ずに……そんなのは駄目だ!

神の身体とかいう良く分かんない使命もあるけれど――とりあえず今は!

ワイズ「待ってください!!!!!」

アイナ「……何ですか、私は」

ワイズ「貴方は恐らく僕の命を救ってくれた恩人! それなのに何もできないなんて――ちょっと僕は嫌だ!」

……彼女の眉間にしわが寄る。早く離れたい、関わりたくない。そんな表情だと一瞬で分かる。けど――ケジメくらい許してください! お願いします!

アイナ「……じゃあ何? さっき払ったお金を払ってくれるの? お金持ってないんでしょう? だったらとっとと――」

――――何でもします!!!!!!

アイナ「――は?」

ワイズ「お金はないけど身体はあります! 口もあるし手もあるしちょっと自慢の脚もあります羽もあります! 何が出来るか分からないけど何かは出来ると思います! なので――あのお金分アイナさんの頼みを何でも聞きます!」

宜しく! お願いします!!!

――僕はもう一度、頭を下げた。

――――何だこいつは。とすぐに思った。

銅貨一枚すら持たずにあの情報屋に情報を求めた常識知らずのハーピー……何とかなる、みたいな表情でヘラヘラ笑って……イライラする。

けど、そんな馬鹿っぽいハーピー……何でもすると、言ったのか?

アイナ「…………」

ワイズ「……」

……神の身体。私が求めるアイテム。各国にそれぞれあるとされている神の落としたアーティファクト。

もしかしたら、こいつは――使えるかもしれない。

アイナ「……分かりました」

ワイズ「っ!!! あ、ありがとうございます! 精一杯頑張ります!!!!!」

この命が尽きようとも! アイナさんの為に頑張ります!!!

なんとまぁ――――馬鹿っぽい。

精々城に潜入させて囮にでも使わせてもらう。

アイナ「では、宜しくお願いしますね」

ワイズ「はい!!!」

――――今この瞬間の私には予測なんてできるはずがなかった。

このワイズというハーピーと……どれだけ長い時を過ごすのか。この関係がいつ壊れて、それでもまだ行動を続けるのか――何にも、分かっていなかった。

ベルフェのお金を払って貰ってそこから関係をどう続けるかを考えたらこうなりました。アイナさんの僕(仮)ワイズ君です。

ただもうちょっとどうにか出来たような気がしないでもないですけど、ちょっと面白そうなのでヨシ!

続きも書けそうだしね

この時のアイナさんの好感度は21くらいです。こっからどんくらい上がるかなぁ(すっとぼけ)

アイナ「――――は? 今、なんと?」

ワイズ「実は僕神の身体……? って言うのを集めないといけないっぽくて」

あはは……と笑いながら目の前のハーピーは呑気にサンドイッチを頬張っている。

神の身体――なんて、でたらめでは出てこない単語だ。まさか、私が神の身体を狙っているのを知って近づいてきた――? なんて、考えすぎか?

…………何にせよ、これは利用できる!

アイナ「……実は私も神の身体を集めているの」

ワイズ「えっ!?!? そ、そうなんですか!? す、凄い偶然だ……」

はわわわわ……と口に手を当てて驚く表情。何ともまあわざとらしい……。

ワイズ「そ、それでなんで神の身体を集めているんですか!?」

アイナ「えっ」

あ、集めている理由? そんな――そんなの言えるわけがない。魔王……そんなことを言ってしまえば……何かいい嘘……!

アイナ「――――か、神様にそう言われたのよ」

ワイズ「えっ!?!?!? あ、アイナさんも何ですか!?!?!? ぼ、僕も神様に神の身体を集めないと元の世界に返さないって言われて……」

アイナ「??????」

な、なんだ――!? な、何を言っているんだこいつは――――!?!?!?!?

嘘をついたら変な方向に進んでしまって困惑するアイナお姉ちゃん。

好感度が上がれば上がるほど嘘だと言い出せなくて胃がキリキリ痛みだすんだよね……

なんかこれ以上はあっちのスレでやったほうが良いかも長くなりそうだし。ちょっと楽しくなってきた。

取り合えず今日はこれで終わりにしたいと思います! いきなりでしたがありがとうございましたー!

おつ。
多分これからお姉ちゃんの目の前で色々と無茶をして「目が離せない」とか「世話が焼ける」とか段階を踏んで絆されるんやろなあ


スレ違いネタが始まるのかな

>>479 あぁ^~良いっすねぇ~~。好感度がグングン上がってますよ!

>>480 すれ違いネタ結構好き何ですよね。

ごめんなさいずっと遊んでました、言ったつもりで無言で更新止めてて申し訳ないです

ワクチン打ってその服反応がちょっとキツいので、金曜日には再開しようと思っています

すみませんでした

まったりやりんしゃーい

1週間以上開く時は連絡だけでもいいから欲しいかも

ひょっとしたらエルデの王になってるかもね

「おらおらぁ! テメェ誰に向かってそんな口きいてんだ!? あぁ!?」

カナメ「おやおや、まぁまぁ……やっぱり」

目を細めて見つめるその視線の先には何やらガタイが良くて悪人って感じの顔の男たちが……お店の前で揉めていた。

腰にはサーベルと言ったほうがいいような剣がぶら下がっていて……あれ、もしかして。

ワイズ「あれが海賊って奴?」

カナメ「エクスはん海賊を見るのは初めてどすか? 出された食べ物が口に合わなかったか、それか店員の態度が気に入らなかったか……まぁだああいうのがいるんやなぁ」

下っ端も下っ端、下の下の下。虎の威を借りとるだけのしょーもない……けど、まぁ。ああいうのもどうにかせんとなぁ。

――カナメさんの表情が消える。何をするのか分からないけど――ちょっとそれは、嫌な予感がする。

ワイズ「す、ストーップ! ストップストップ!」

カナメ「……うぅん? どないしたんエクスはん、うちは――」

ワイズ「あ、あの海賊をどうにかすればいいんですよね!? か、カナメさんはちょっと待っててください!」

カナメ「…………はい?」

ワイズ「だ、大丈夫僕そこそこ強い……と思いますから! だからもっと笑って笑って! カナメさんはそっちのが似合うよ!」

カナメ「え、いやエクスはん――」

じゃ、じゃあ行ってきまーす!

「――――あん? おいこら坊主、テメェ俺たちに一体何の用で」

――――

――



ワイズ「ビクトリー!」

そういうわけで目にも止まらぬ描写すら間に合わない速度でぶっ飛ばしました!

というか……弱い! 魔法学校で闘った皆の方が強いよ!?

ワイズ「……あ、どうもどうもー」

集まっていた野次馬の皆さんからパチパチーと拍手を貰う。やるじゃねぇか! みたいな賞賛の言葉も貰った! 素直に嬉しい!

カナメ「…………エクスはんそないなに強かったんどすなぁ」

ワイズ「そうですか? う、うーん……実感がない」

僕が強いというか周りが強すぎるような……どうなんだ実際僕は?

カナメ「で、そないなエクスはんにうちからのふつーうのお願いがあるんやけど……な? な? 聴いてくれへんか?」

一生のお願いやー……と、手をすりすりと合わせながらお願いしてくるカナメさん。消えた表情はすっかりと元に戻っていて、可愛らしい感じになっていた。

ワイズ「……う、うん。良いよ?」

カナメ「そかそか! エクスはん優しいわぁ……ほな、行こかー?」

ワイズ「えっ、ど、何処に?」

カナメ「何処って決まってるやろ? 面白い冗談やわぁ」

――お城に決まっとるやろ?

――――

――



ワイズ「――――」

カナメ「……どないしたんそんな鳩が豆鉄砲を食ったようにぽかーんとして。エクスはんは鳩ちゃうやろ?」

王国のお城を初めて見た時のような――そんな衝撃がドーンと襲い掛かる。

あのお城とはまた一味も二味も違う、天高くそびえ立つような圧倒感とは違う、どっしりとそこに存在する迫力というか――ああもう! とにかくすごい! なんかばばーん! ってする!

カナメ「うちは一応関係者……というか下っ端やから。あんま下手なこと出来へんけど」

エクスはんのあの強さなら……良い力になってくれると思うわぁ。

カナメさんの後に続いて城の中に入る……おぉ。凄い宿屋みたい。

カナメ「……そないなに珍しいどすか? 城内が」

ワイズ「えっ? あ、いや城内……他の国のお城自体には入ったことがあるんですけど、海国は」

カナメ「海国は他の国と比べて変わっとるらしいからなぁ……ほな、着きました」

ちょっと豪華な扉……襖? の前に立って、失礼いたします。そう言ってカナメさんは襖を開いた。

>>491 沢山空くときは連絡するね……ごめんね……

>>492 3D酔いしちゃってあの手のゲームはあんまできないんだよね!!!


そんなわけで金曜日じゃなくて土曜日になっちゃいましたけど、今日はこれで終わりにしたいとおもいます。ありがとうございました

明日も出来るか分かんないんですけど、出来るよう頑張ります。宜しくお願いします。

あと、Twitter見るのは別にいいんすけどDMで早くやってくれとか毎日更新しろとかそんなかんじの催促はちょっと勘弁してください。すみません。

別に怒ってはないんすけど、ビックリしただけで

いやまあ通報はさせてもらったんで多分大丈夫です。心配させてすみません、言うべきじゃなかったですね。

あと。次更新でキャラ安価します男性大名と女性大名どっちにするー、みたいな。選ばれなかった方がもう登場しないとかはないつもりです。

こんな時間なんすけどぉ……20分になったらキャラ安価だけでもやりたいんですけど。人いますか?

そんじゃあやります! なんか怖いんで男か女かだけは書いときますね

だーれだ
1 風紀が乱れてます乱れてます!(女)
2 お茶目さん(男)

先に二つとったものを採用します

結果 お茶目さん!

ついでだし好感度判定までやるかぁ

「おぉ? どうしたカナメ――あぁん? おいどうしたそいつは」

大きな机の大きな椅子に腰を掛けたもっさりと髭を生やした威厳たっぷりのおっさんが僕を睨みつけている。感覚と雰囲気で解かる、あぁ、海国の偉い人だ。

カナメ「――ノブタツ殿、実はこの者についてお話が」

ワイズ「へっ」

またカナメさんの表情が変わる、仕事とプライベートは完全に切り替えるみたいな……僕にお団子をくれたときのあの笑顔と今の表情とのギャップに脳みそがバグりそうになる。

「……別に疑っちゃぁいないけどよ。昔からうちに使えてくれているお前が言うんなら聞いてやるさ」

カナメ「ははっ」

ワイズ「…………?」


好感度!!!

コンマ二桁直下!

ノブタツ59「こんななりでも優秀ならそれでよしだ」

それじゃあ今日はこれでおしまい! ありがとうございましたー

カナメ「――――」

ノブタツ「ふぅん、成程ねぇ……分かった分かった」

ノブタツさん? の耳元で内緒話をするみたいにひそひそと話をし始めるカナメさん。まるで僕に聞かれたくないことがあるみたいな……?

ワイズ「…………えっ!?」

話が終わったのかノブタツさんから離れるカナメさん。一歩二歩と下がって、その瞬間! シュバっとどこかに消えてしまった!

ワイズ「え、え、か、カナメさん!?」

何処行っちゃったの!? これが忍びの術というものですか!? ぼ、僕このおっさんと二人きりとか怖いんだけど!? えー!?

ノブタツ「おい坊主。みっともなくキョロキョロしてんじゃねぇよ、立派な仮面がずり落ちちまうぞ?」

ワイズ「へぇっ!? え、あ、はい……すみません……」

…………わ、悪い人じゃなさそう――でもない。やっぱり威圧感というかプレッシャーというかオーラというか、ノブタツさんから放たれる全てに委縮してしまう。

ノブタツ「エクス、だったか? 坊主の名前」

ワイズ「は、はい! え、エクスです宜しくお願いします!!!」

ノブタツ「…………」

あ、ヤバイ。ちょっとイラっとさせてしまった気がする。不味い不味い不味い! 変なことしたら――ブタ箱行きになる!

ワイズ「そ、それで! 一体全体僕はどうなるんでしょうか! か、カナメさんに連れてかれて正直何が何だか分からないんですけど!」

ノブタツ「なんだぁ? 坊主、お前本当に何にも知らずに連れてかれたのか? あいつも説明してやりゃあ良いのによぉ」

頭をぽりぽりと書きながら呆れたようにぼやくノブタツさん。すると「ん」とだけ言って壁に指をさした。

……戦力募集、と書かれた小さな張り紙がされていた。

ノブタツ「海国の色んな所にこれと同じもんが貼ってあっただろ? 要するにだ、お前には海賊に対する戦力として海国の力になって欲しいんだよ」

坊主は中々の戦力になってくれるはずだ、と。カナメの言っていたしよ、優秀ならどんな奴でも受け入れる体制だぜうちは。

……そう言ってくれるのは嬉しいけど、ぼ、僕が戦力に……? そんな張り紙されてたかなぁ……いやされていたん、だろうけど。全然知らなかった。

ノブタツ「んで、どうする? 別に坊主が嫌なら嫌と言って貰って構わないが――まぁ」

そう言ったらどうなるか、儂はちょっと分かんねぇけどなぁ……と、手の甲で刀の持ち手の先をくいくいっと動かした。

ワイズ「ひぇ」

――拒否権ない奴じゃん! やだー!

ノブタツ「大体は戦力になりたいと言って儂のところに来る奴らが殆どだしなぁ、坊主みたいに誰かに推薦されてくる奴なんて居ねぇし――ま、カナメに目を付けられたのが事故だと思って諦めるんだな」

あっはっはっはっは! と手を叩いて笑うノブタツさん。わ、笑い事じゃない……! う、恨むぞカナメさん……!

いや、まあ、でも――何をすれば良いのか分からなかった僕には、むしろこれは良い事なのかもしれない。海国の戦力として頑張っていけば何時か神の身体だって……手に入るような気がする。

ノブタツ「……なんでさっきから黙ってるんだよ。ほら、もっとこうあんだろ? 訊きたいこととかよ、いきなり戦力として数えられてんだから」

ワイズ「そ、そうですね……あ! そ、その! ぜ、全面的にそのお話は……飲まさせていただこうと思います! 宜しくお願いします!」

ノブタツ「ん、そうか! ならこれからは宜しくなぁ坊主! あーっはっはっはっは!」

……と、言うわけで。こんな感じで海国の戦力として頑張ることになりました! ユウナとかドロシーさんには何て言おうか! 全部勝手に決めちゃったよ!

ノブタツ「んで、質問! なんもねぇのか?」

ワイズ「あ、はい!」

質問! 分からないことはちゃんと聞いたほうが良い!

ノブタツ「…………」

ワイズ「……?」

と、いうか。何かずっと見つめられてる……? え、なに? 怖い……。

こんな深夜にこんばんは、明日質問自由安価やります。ワイズ君の仮面外しも明日やりたいな。

海国戦力まで急ピッチやらせてもらいました。

なんかゴツめの人と縁があるよねワイズ君。ワイズ君はそういう感じの人苦手なんだけど

こんばんは、今日もちょっとやります。

日付変わったくらいに自由安価させてもらいます、突然ですが宜しくお願いします。

それじゃあ自由安価!

何を聞こう?

下3まででコンマが大きいもの2つ採用

たまに怖い雰囲気出してましたけど、カナメさんてどんな人なんですか

結果 >>530-531

ごめんなさいちょっと離席してました。今から書きます……

カナメさんってどんな人なんですか

ワイズ「……そういえば何ですけど」

たまに怖い雰囲気出してたんですけど……カナメさんってどんな人なんですか?

ノブタツ「あん? なんだ坊主あいつが気になるのか?」

ワイズ「気になる……気になる、はい。気になります!」

ノブタツ「ふぅん。物好きだなぁ坊主」

ま、確かに好かれる見た目ではあるしな。と呟くノブタツさん。

ノブタツ「カナメはうちの元小間使いで、今はただの忍者だよ。普通のな」

ワイズ「忍者……小間使い」

ノブタツ「おうよ、最初は忍者なんてさせるつもりなかったんだが色々と人手が足りんくてな。本人にもちゃんと了承を得て汚れ仕事をしてもらってる」

申し訳ねぇとは思うがな。と、ノブタツさんは天井裏をチラリと見つめてからそう言った。

――小間使いから忍者へ。成程成程……そういうものなのか。

僕が知ってる忍者がちょっと忍んでない感じの元気っ娘だったからバグっているだけで、本来の忍者はあんな感じに怖い雰囲気を出すものなんだなぁ、うぅん。

ノブタツ「おっと、一応……坊主が言う怖い雰囲気ってのがあいつの素、というわけじゃないことだけは覚えておいとけよ」

ワイズ「はい?」

ノブタツ「これ以上は儂がいうことじゃねぇな。あとは本人に聞け、な?」

……話を強制的に終わらせられてしまった。確かに本人がいない所でその人のことをこれ以上聞くのはよくないかな?

ノブタツ「仕事中以外は団子でも食べてるだろうし、話し相手になってやれよ」

神の身体が欲しいです!

ノブタツ「ああそうだ、忘れねぇうちに聞いとくか」

ワイズ「な、何ですか?」

ノブタツ「お前ってもしかして偽名か? 何やらかした? 他の国で指名手配か?」

ワイズ「」

――――ひゃい?

ノブタツ「その反応は当たりだなぁ、確かにお前みたいな人間じゃない輩は見た目によらないが――案外やるのか?」

ワイズ「ちょ、ちょ、ちょ!? ちょ、ちょっと、ちょっと待ってください!?」

な、何故バレた!? ぼ、僕の完璧な変装が――何故!?

ノブタツ「エクス、という名前あんま慣れてねぇな? それに仮面を気にし過ぎだ、ちょっと見たことのある仮面だったが――どうやら関係はなさそうだな」

はっはっはっはぁ! と、また豪快に笑う。いや笑えないよ! ひやっひやだよ!

ワイズ「…………え、えっとー、ですねー……あの、その」

ノブタツ「海国はなぁまだ他の国との交流が盛んじゃねぇ。だから王国からの国際的な指名手配や犯罪者の情報が中々流れてこねぇ。だから、だ」

お前が何かやらかしてようと「この国の奴らにはバレねぇ」つまり堂々として大丈夫だ。

ノブタツ「それに今のお前はうちの立派な戦力だ、犯罪者だろうと力になってくれるならオーケー……分かるな?」

ワイズ「…………」

と、取ってもいいのか? この仮面を。偽名を使おう使おうと意識していてもポロっと本名言っちゃって、やっちゃったー……! って後悔しなくてもう良いのか?

追われないのか? この国なら――騎士とか、ヤバめの人たちから。僕は素を出していいのか?

ワイズ「…………じゃ、じゃあ」

ノブタツ「おお?」

僕は、長い間共にしたその仮面をゆっくりと外した。

ワイズ「え、エクスじゃなくてワイズです。宜しくお願いします……」

ノブタツ「…………結構普通の顔だったな、つまらねぇなぁ」

酷いよ!?


――――

――



ノブタツ「…………不死鳥、ねぇ」

ワイズ「い、一応ですけど」

神様の事とか大事なことは話してないけれど、一応戦力として数えられているっぽいし大事なポイントは教えておくべきだろうと言ってしまった。フェニックス。

……死んでも死なない不死の鳥。今のところ炎的な要素は含まれていないけど将来的には足からファイヤーする予定だ。

不死鳥ってそういうイメージあるでしょ?

ワイズ「な、なので一応、覚えておいてもらえると嬉しいなぁと。はい」

ノブタツ「……ふぅん」

本当かよ、と疑わしいものを見るようなものでこちらを見るノブタツさん。まあ、信じられないのも無理はない。

いきなり「ボクは死にません!」とか言われても、ねぇ。

…………あ、そうだ。一番大事なことを忘れていた。

ワイズ「あの、ノブタツさん……?」

ノブタツ「あん? どうした坊主」

ワイズ「そのぉ、海賊をもし倒せて全部終わったときの報酬……何ですけど」

ノブタツ「ああ何だそんな事か。そりゃこっちは国の機関だからな、ちゃんと報酬は払わせてもらうさ、心配しなくていいぞ。そういうところはきっちりとな」

ワイズ「じ、実は僕欲しいものがあるんですけど!」

ノブタツ「……なんだよ図々しいな。分かった分かった! んで、何が欲しいんだ言ってみろ」

ワイズ「…………神の身体が欲しいんですけど……どうですかね?」

ノブタツ「…………あぁ?」

ピクリ、と。眉毛が動いた。そしてゆっくりとこちらを見つめ始める。

……や、やらかしかな? これ。

こーんま

7以上で……ぐえーっ

コンマ一桁直下

結果 ぐえーってならなかった

ノブタツ「……残念だがそれは諦めろ」

ワイズ「えっ」

ノブタツ「そいつは海国の財産だ、流石にそれをお前みたいな奴には渡せねぇなぁ」

……まあ、それも今は海賊に盗まれちまってるわけだが。

ノブタツ「ま、一生を遊んで暮らせる……は流石に言い過ぎだけどよ、そこそこの金は渡すからそれで勘弁してやってくれ、な?」

ワイズ「…………はぁ」

ノブタツ「……何だその態度? 坊主……お前どの立場でモノ言ってんだ?」

ワイズ「い、いえいえ! 分かりましたすみません生意気言って! ごめんなさい!」


好感度が上がった! (60)

――――

――



ノブタツ「ま、分からねぇこととか助けが欲しいときは儂のところに来い。別に一人で戦えなんていうつもりはないし、必要だったら仲間と海賊をぶっ飛ばしても――ああ、なんならカナメを借りていくか? あいつにも休暇が必要だろうしな」

ワイズ「えっ」

ノブタツ「ま、必要ならでいいさ」

それじゃあ用がないなら帰っていいぞ。悪かったないきなり。

そういうとノブタツさんは机の引き出しから何か書類を取り出して作業を始めてしまった……。

…………じゃあユウナとかドロシーさんのことは話さなくても良いのかな? というか、手伝ってくれるのか分かんないけど……。

ノブタツ「んだよ、まだ何か質問か?」

ワイズ「し、失礼しましたー!」

そそくさと僕は部屋を出て行った。

ワイズ「…………ドッと疲れた」

やっぱりあんな感じの人はちょっと苦手だ。申し訳ないとは思うんだけどね。

……というか、もう僕仮面付けなくていいんだなぁ。

……解放感!

ワイズ「あー!!! 疲れたけど今はスッキリしてる!!!」

大きく伸びをして首をコキコキと鳴らしてみる。うーん、これが何にも縛れていない気持ちか……最高だ。

ワイズ「僕はワイズでーす! 宜しくお願いしまーす!」

さぁて何をしようか!!!

それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います、参加してくださった皆さんありがとうございました!

明日は更新できると思うので、宜しくお願いします。

仮面外しました、戦力になりました、わーい。

あの、こんばんは……最近毎回こんな時間で申し訳ないんですけど、人いますか……?

何するか安価だけでもやりたいんですけど……

すげぇ! 人いた!!!!!

まあうん、どうせ起きたら集まってるかな!!! 人いる時間にやったほうが良いのは分かるんだけどごめんね!!!

何しよ!
1 知ってる人とお話!
2 面白そうな場所! そして知らない人(海国にありそうな場所安価、そっからその場所にいそうなキャラをピックアップします)
3 まどろっこしい! キャラ安価だ!(のど自慢でヤミザキさん出すときみたいな安価、たまに凄いことになります)
4 その他(自由安価)

下5まで一番コンマが大きいものを採用。

結果 3

寝てる間に来ると思っていつも通り5でやったけど不味かった? じゃあ十分立ったしこれでお終い! 安価ありがとうございましたー!

明日キャラ安価します。宜しくお願いしまーす。

結構長い間やってんのに安価の使い分けも出来なくてごめんね。

点呼取って反応してくれた人の数参考に安価するのが一番楽なんだけど、最近ゲリラ多いし反応なかったとき困るんですよね。ゲリラは安価狭くでいいかな。


そういうわけで23時くらいにキャラ安価しまーす。宜しくお願いします。

時間だ!!!! 人いますか!!!!!!!

人いた! 感謝! キャラ安価は多めにやっとけって言われた気がするので多めにとるぞ!

じゃあ安価しまーす、4人反応してくれたから5でいいかな。あと前みたいにコンマで決めるね。

キャラだーれだ

下5まで募集

はいじゃあコンマ!

1~20 クオン
21~40スイレン
41~60コジロウ
61~80ヒノキ
81~00イリアス

コンマ直下

結果 コジロウ!!!

――――

――



…………ガサガサと音が聞こえる。まるで何かを漁るような、物色するような音だ。

ワイズ「えっ」

民家と民家、その間の細い道の先から音が聞こえてくる。野良犬がゴミ箱でも漁ってるのか? とか考えたけど、なんか野良犬っぽい感じではない。

ワイズ「え、えー……こわー……」

普段ならそそくさとその場を立ち去るんだろうけど今の僕は違う。仮面を脱いでも誰からも追いかけられないという解放感、何やっても何か大丈夫なんじゃないか? みたいな無敵感が僕を味方している。

まあつまりどういうことかというと、そのまま音のする方に向かってみることにした。

ワイズ「し、失礼しまーす……」

「…………うん?」

ワイズ「ひやぁぁ」

ビックリしてへんな声出ちゃった。

――ガサゴソとゴミ箱を漁っていたのは、おっさん。というかおじさんだった。


好感度判定!

コンマ直下

好感度ひっくいなぁ!

コジロウ17「んー? あんまり見ない顔だねぇ」

「あはは……ちょっと情けないところを見られちゃったかな」

ゴミ箱漁りをしていたおじさんはへらっと笑いながらこっちを向いた。

……腰に刀があるし、この人も侍。なのかな?

「いやぁね、おじさんもご飯を食べないと生きていけない訳で必死なのよ。分かる?」

ワイズ「……し、仕事は?」

「うわぁ痛い所を突くなぁ!」

うーん、なんというか掴みどころのない……。

「というか君、あんまりここいらでは見ない子だね? 何だいこんな時期に観光? おじさんを見て海国ってこんな国なんだ……とは思わないで欲しいなぁ」

ワイズ「いや別に思いませんよ! ちょっとびっくりしただけで……犬とかだと思ったら人だったし」

コジロウ「あー、野良犬だと思われてたかー……あ、おじさんコジロウって言うの、宜しくね」

ワイズ「あ、どうも。僕はエ……じゃなくて、ワイズって言います」

今一瞬エクスって言いかけたけどちゃんと本名を言いました!

僕の名前はワイズです! もう隠さなくていいちゃんとした本名です!!!

コジロウ「ふぅんワイズ君かぁ……良い名前だね」

ワイズ「あ、ありがとうございます……」

褒められちゃった。


何か話そう

下3までで一番コンマが大きいものを二つ作用

袖振り合うも他生の縁ということで…もしよかったら…これでちゃんとしたもの食べてください
つ 銀貨1枚

結果 >>587,589

銀貨一枚

ワイズ「…………あの」

コジロウ「ん?」

ワイズ「なんというかその……ちゃんと食べたほうが良いと思います」

着物の上からでもわかる、この人がガリガリに細いということが。ポキっと折れてしまうんじゃないかと不安になってしまうくらい。

コジロウ「そう? おじさんとしては君もなかなか細いから食べたほうが良いと思うけどなぁ。伯父さんと違って若いんだから、身体作らないと」

ワイズ「僕は良いんですよ僕は。それよりも現在進行形で行き倒れそうなコジロウさんです」

コジロウ「うっひゃぁ、君なかなか酷いこと言うねぇ」

本当の事だ、残飯漁りだけで大人が生きていけるとは思わない。いつか本当にぶっ倒れるぞ。

ワイズ「お金あげるんでちゃんとしたご飯食べてください。ちょっとしか食べれないかもしれませんけど」

コジロウ「――!」

手をギュッと握ってその手の平に銀貨を一枚だけ乗っける。

コジロウ「…………まさかこんな小さな子にお金を貰っちゃうなんてね、おじさん恥ずかしいなー」

ワイズ「恥ずかしいなら仕事しましょう仕事!」

コジロウ「えー」

剣技見てみたい

ワイズ「コジロウさんは侍なんですか?」

コジロウ「…………あー、はいはい。腰の刀みてね。成程ね」

まあ……侍、侍かなぁ。とぽつぽつと呟き始めるコジロウさん。その視線は自然と腰の刀に向けられていた。

ワイズ「……?」

コジロウ「まあ、うん。そんな感じかなー、あはは」

ワイズ「じゃ、じゃあ僕! ちょっと侍の剣技って奴を見てみたいんですけど!」

コジロウ「えぇ!? 君、ちょっと図々しくない?」

ワイズ「駄目ですか?」

コジロウ「んー……いやぁ、おじさん剣はちょっとね。てんで駄目なんだよねぇ……ほら、この刀も全然使ってないし」

ワイズ「……そうなんですか」

へらっと笑うおじさん。けどなんだろう……なんとなくこれが嘘のような気がしてならない。

僕に剣を見られたくないとか、そういうんじゃなくて……。

コジロウ「それにほら、おじさんが剣なんて振った日にはぎっくり腰になっちゃうよ。いやでしょ? おじさんを病院まで運ぶとか、医療費も君が払ってもらうことになるし――」

ワイズ「そ、そんな!?」

流石にそれは……止めて欲しい


好感度が上がった(19)

そういやヤミザキさんの好感度がまだだっけ

>>592 まだっすね。キャラ名出てて描写もあるのに好感度判定まだしてないのって結構珍しいですね

次の行動で一日の行動終わりにしたいと思います。なんか長くやりすぎちゃったね。



――――

――



おじさんなんかと絡んでたら周りに変な噂されちゃうよ? ほらほら、健全な青少年は行った行った。

……と、いう感じで追い払われてしまった。

ワイズ「嫌われてる感じがするなぁ」

お金あげたけどあんまり……いや別に仲良くなるために上げたわけじゃないんだけど。

ワイズ「……ちゃんとご飯食べてればいいけど」

いきなり脂っこいの食べるを胃が大変になっちゃうからうどんとか食べて欲しい。

……何の心配をしてるんだ僕は。


何しよ!
1 知ってる人とお話!
2 面白そうな場所! そして知らない人(海国にありそうな場所安価、そっからその場所にいそうなキャラをピックアップします)
3 まどろっこしい! キャラ安価だ!(のど自慢でヤミザキさん出すときみたいな安価、たまに凄いことになります)
4 その他(自由安価)

下3まで一番コンマが大きいものを採用。

ユウナに報告すんのやるの決定してるんだけど先にやっちゃうかなぁ

何か出来そうなイベントあっかな

あら、そうなの……ごめん
判断は>>1に任せる

空いた分、夜の夏祭りデートする?

>>600 別に悪いことしてないし謝んないでいいんやで。

>>601 あっ!!!!!!!!!!!!!!


夏祭りフェイズは何時かやろうと思ってたけど結局何時やるかちゃんと決まってなかったので、やっちゃいましょうか。

いやでもドロシーさん居ないの寂しいな……うーーーーん。


眠いから明日考えます!!!! 今日はありがとうございました!!!

次の更新でも宜しくお願いしますおやすみなさい! お疲れさまでした!

いやごめん! やっぱ夏祭り皆ちゃんといるときにやりたいわ!!!!

というわけで安価ずらさせてもらいます!!! 足湯ね!!!

降霊術やるの深夜0時とか丑三つ時なら時間が被らなくてドロシーさん夏祭り参加できるかも

ごめん3だった。キャラ安価ねキャラ安価。

それじゃあお休みなさーい

>>605 降霊術やんの深夜の予定だったし確かに夏祭り普通に参加出来たな……やべー。

でももうちょっと夏祭りは待って! キャラ安価するの!


23時20分くらいにキャラ安価します! 宜しくお願いします!

ひといますか!

はいじゃあやります! 

キャラ安価!

下5まで

なんか七聖剣混じってるけどまだワイズ君と出会ってないからセーーーーフ、ワイズ君的にはアウトだけど



1~20 スイレン
21~40イリアス
41~60クズハ
61~80クオン
81~00レイネ

コンマ直下

結果 イリアス

みんな大好きセブンスアビスです。クオンさんより先にでちゃった……。

わ、ワイズ君の肉はすぐ灰になっちゃうから……

――――

――



ワイズ「…………ん?」

日が沈み初め少しずつ辺りが暗くなっていく頃、ブラブラと歩いていると目の前のボロ屋から何やら不審な男の人が出ていくのを見た。

キョロキョロと異常なくらい辺りを見渡して、そしてそのまま逃げるようにその場を去って行った。

……怪しい。

ワイズ「このボロ屋になんかあるのか?」

誰も人が住んでいない、廃墟みたいになっているその小さな家の扉を開けると当然のようにそこに人は住んでいなかった。生活感なんてまるでなく、ぼろっちぃ大きな箪笥が一つ置いてあるだけ……でも、その箪笥の隣にそれがあった。

ワイズ「えっ、階段……地下?」

地下へと続く階段、まるでダンジョンみたいだなと僕は思ったがこんな海国のど真ん中にそんなものがあるわけなくて。

……何か危険があるかもしれない、けど。どうしてもあの男の様子が気になって……地下へ向かって足を動かす。

ワイズ「…………こわー」

石で作られた階段をかつんかつんと真っすぐに降りていくと、扉があった。途中分かれ道なんてなくこの階段の行き先がこの扉の奥にあることを理解して、僕はゆっくりと……その扉を開けた。

ワイズ「し、失礼しまーす……だ、誰か居ます?」

「――――はい、いらっしゃい」

――地下室に居たのは、これまたその場に似つかわしい。とても綺麗な女性だった。

お嬢様とか、貴族とかそんな風を思わせる高貴なオーラ。そして薄暗くて?燭の明かりしかない地下室からでも分かる肌の色白さ。それがなんだか……恐ろしい。

好感度!

コンマ直下

不死鳥+10
…………-15

高いなぁ!?

イリアス74「ふぅん……」

「……ちっ」

ワイズ「えっ」

舌打ちみたいな音が聞こえてきて戸惑ってしまう。もしかして僕を見て舌打ちしたこの人?

「……ねぇ、僕? ここがどういう場所か分かるかなぁ? ここは子供の遊び場じゃないから早くお家に帰ったら? ……わざわざ箪笥まで動かして」

ワイズ「た、箪笥……? あ、ああ。階段の横にあったやつですか?」

「――――はぁあああ。やっぱり海賊は脳みそ足りてないわね、箪笥を戻すことも出来ないなんて……まぁ、下っ端海賊ように開いてる事の方が問題よね、寛容してあげなきゃ」

ブツブツと何かを呟きながら天井を見つめているお姉さん。もう僕なんて眼中にないみたいですっかり忘れられている用だ。

ワイズ「あ、あのぉ……ここで何してるんですか?」

「あぁまだ居たの? 子供と付き合ってお金が貰えるんなら幾らでも付き合ってあげるけど……ねぇ僕? 貴方みたいな銀貨一枚銅貨一枚の価値にもならなさそうな子供と話してる暇ないのよねぇ、そろそろここも閉めたいし」

ひしひしと貴方が嫌い、と言われているような気がする……ちょっと怖い。

ワイズ「あ、えっと僕ワイズって言います。お姉さんは?」

「貴方話聞いてる? 私、もう帰りたいんだけど――――今、なんて?」

ワイズ「えっ」

「貴方、ワイズ? ワイズって、あの……………………」

…………ワイズ、ワイズ。と僕の名前を呟いて固まってしまった。そして、ゆっくりと僕の顔を見つめて、そのまま……微笑んだ。

イリアス「……私は、イリアス・アルカード。名前くらい聞いたことあるんじゃない? 特に……ほら、貴方のお仲間からとか」

ワイズ「…………?」

イリアス……イリアス? ……聞いたことあったかな。ん、んんんんっ……?

イリアス「……はぁ。イライラするわね、もしかして本当に聞いたことないの? ベルフェから」

ワイズ「えっ!?」

べ、ベルフェ……? な、なんでベルフェの名前が今ここで……!?

も、もしやこの人……いや、まさかマジで!?

イリアス「気にくわないけれど、一応セブンスアビスの『憤怒』担当してるわ……というか、セブンスアビス関係なく賞金首としてかなり悪名高いんだけど」

ワイズ「……うぇぇえ」

……これで残すは一人だけかぁ。セブンスアビス。

…………辛いなぁ。

イリアス「ま、そんなことはどうでもいいわ。そーれーよーりー……ねぇ。ちょっと私とお話しない?」

ワイズ「えっ」

い、いきなり態度を変えてきたな……な、何で?

イリアス「別に時間は取らせないわよ? それに喜びなさい? 貴方が気づいていない自分の価値っていうのを私が直々に付けてあげるんだから……ふふっ」

ワイズ「……っ」

なんか、ゾクってした。

…………セブンスアビス、しかも『憤怒』担当。怒らせないほうがよさそうだし……ジッとしとこう。

セブンスアビスお話編

下3までで一番コンマが高い物二つ採用

知ってるなら、砂国でのセリュー奪還戦の結末を教えてください

結果 >>642,644

ごめんなさい途中なんですけど今日はこれで終わらせてもらいます……参加してくださった皆さんお疲れさまでした!

また次の更新でも宜しくお願いします。ではおやすみなさい……

すみません、今日はお休みさせてもらいたいと思います……。

また暫く休ませてもらいます。ごめんなさい。

提督「嫌われスイッチ?」明石「はいっ」
提督「嫌われスイッチだと?」夕張「そうです!」
提督「嫌われスイッチだと?」夕張「そうです!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428849410/)
魔剣転生というスレの作者ですが、断筆する事に致しました。
魔剣転生というスレの作者ですが、断筆する事に致しました。 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1602503948/)

外野の反応に負けてエタった先人たち
彼らの冥福を祈りつつ我々は二の舞を演じない様に注意しよう

ご無沙汰しています、>>1です。

約一か月音沙汰なくスレを放置してしまい申し訳ありませんでした。そして先に結論を言いますと「【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです」は更新を無期限の停止。つまりエタらせて貰いたいと思います。

理由というか言い訳としては、リアルが忙しくなったことでまとまった時間が取れなくなり、創作が出来なくなり、安価もすることが出来なくなり……そして次第にスレも見ることが出来なくなりといった風になってしまった為です。

頑張って時間を作って耳かきの奴とかセリューさん奪還の奴とか、あっちのスレのエッチな奴の続きとか書こうとしても全く筆が進まず、何か書きたいという欲があってもそれを反映することが出来ませんでした。

何時もの様に時間が経てば書けるようになるかもしれませんがどんどん忙しくなっていってそれの保証も出来ませんし、なにより読んでくれている皆さんを無意味に待たせてしまうのも申し訳ないと考え。今回エタを決意しました。

本当に皆さん申し訳ありませんでした。そして、こんなスレに約2年ほど付き合ってくださりありがとうございました。

もし人がいたら聞きたいことがあれば投げてください。答えられそうなものは答えます。

なんか文章が変ですね、すみません。

今までありがとな

>>676
ありがとうございました、こんな結末ですみません

超ざっくりダイジェストでも構わないので旅の最後がどうなるのか見てみたいといえば見てみたい

おつ。
次のキャラ安価用に作っていたキャラ、供養に投げていい?

>>681 旅の最後一応考えてあるけどダイジェストで出来るか分かんない。考えてた設定みたいなのだけでもいい?

>>682 良いよ。

神の身体全部集め終わった日の夜に「闇国で待ってるから神の身体全部持って来てね」ってメッセージが脳に響き渡る。ワイズ君ニッコニコで承諾。

仲間にこの世界に残らない?一緒に暮らそうよ的なこと言われてルート分岐。
「真実とか知らんから仲間と一緒にこの世界で暮らす」(ハッピーエンド)
「神様からのお願いだぞ!行くに決まってるだろ!」(バッドorトゥルーエンド)

ハイライト消えた目で仲間のお願い断って一人で神の身体全部抱えて魔国へ。仲間と戦闘があるかもしれないし泣かせたりするかもしれない。

闇国のでっかいお城みたいなところで半透明の神様が待ってた。サタン様じゃなくて困惑はするけど何の疑いもなく神の身体全渡し、これで記憶が戻ってくるよ!元の世界にも帰れる!

半透明神様「ワイズありがとう!ずーっと命令を聞く従順なゴーレムで居てくれてありがとう!最後にそっちの神の身体も返してね!」
ワイズ君の身体がボロボロドロドロになっていって、ワイズ君の心臓が神様の手に渡る。ワイズ君の心臓も実は神の身体やった。

フェニックスの羽も取られて完全死亡。
半透明神様「これでようやく完全体になれるわ!あのクールぶった奴の力を借りるのは嫌だけどしょうがない!あいつをボコして私がこの世界の神様になる!」

ワイズ君死んで天界。
サタン様「お疲れさまでした。一応神の身体全部集めたわけだし君も神様になれるんだけどどうする?」ルート分岐
「なります!なってあいつぶっ飛ばす!」(トゥルーエンド)
「えっ……いや、でも。僕の使命は……」(バッドエンド)

ワイズ君ふっかーつ。今までの力と神様の力全部乗せ生命光翼を喰らえ!半透明神様は死んだ。多分。

神様パワーも全部使っちゃって身体も溶けたからまた死んだ。
サタン様「えぇ……まあ、面白いもの見せてもらったし復活させてあげるね」
ワイズ君二度目のふっかーつ、普通に死ぬ身体になったし可能性さんもほぼ消えたけどこの世界で幸せに暮らそう。仲間には後で土下座しようエンド。

メモに書いてあったことと覚えてることから、大体こんなエンドになる予定だったと思いました。
もう終わりだし隠してた? 設定全部書きだします

>>1さんの中にちゃんとプロットがあったのにキャラ募集しすぎたのと、大長編にし過ぎたのがダレた原因な気がする

神の身体:サタン様がこういうアイテムがあったほうが良いよねくらいのノリで自分の世界にばら撒いた女性の木乃伊。「頭・銅・腕・脚・口」そして「心」がある。
その木乃伊を義手にしたり食べたりで身体の一部にするとそれぞれに対応したステータスが「測定不能」になる。そのステだけ神の如き力になる。
それぞれ「頭と知能」「胴とHP魔力」「腕と筋力」「脚と俊敏性」「口と会話」「心と可能性」


半透明神様:名前は決めてません。サタン様の世界とは別に自分の世界があったが軽々しく住民に力を与えてたら「神殺しの剣」的なアイテムを大量生産されて、獣人とかの異種族に反逆されそうになって唯一の天使「アイドル」と一緒に自分の世界を捨ててサタン様の世界に逃げてきた。あんまり頭がよくない。

半透明「この世界私の物にしたいけど力も全然ないしなぁ……取り合えず適当な奴にちょっと力を与えてみるか、私の為に働けよ~」
アーベル「うおおおおお!力が漲る!異種族絶対に殺す!異種族はクソ!」
半透明「」
宗教が出来る。

半透明「宗教が出来てからめっちゃ時間が経ってようやく神の身体を一つだけ手に入れることが出来た……けどもう疲れたからゴーレム作ってそいつに神の身体集めさせよ! 私の為に従順に働けよぉ~、じゃあアイドル! いい感じの作ってくれな!」
アイドル「えぇ……」
アイドル「こんな糞みたいな神様の下で働けるか! ゴーレムにわざと神の身体ぶち込んでちょっと反乱してやる! ついでに凄そうなアイテムも入れてやる!」ボチャンボチャン


ワイズ君:半透明神様もとい異種族絶対殺す宗教の神様とその天使に作られたゴーレムハーピー。神の身体とフェニックスの羽を一気にぶち込まれた結果なんか歪なハーピーとなって誕生した。普通フェニックスは死ぬとき炎に包まれて死ぬけど、ワイズ君は身体が溶ける。
神の心の効果で測定不能になった可能性を無意識に使いまくって因果律も変えるしハーピーが覚えないような技もバンバン覚えるようになった。


サタン様と天使たち:完全な被害者。でもサタン様がおもしれー、って言いながらワイズ君の監視を天使のショコラに頼んだ。
姿形も名前もその時その時で変化する、そういう神になると意識した瞬間から本当の姿も名前も忘れちゃった。

>>688
大長編過ぎましたね……なんで国が6つもあるんだ! そんなに続けられるわけないだろ!
でも僕はウキウキで最初にそういう設定にしちゃいました。もし次があったら魔国だけとか海国だけとかそういうのにしようね……

ここどういうことなの? みたいなのあったら何でも訊いてください。多分自分すら思い出せない伏線があるので、言われたら思い出すかも。

シュナイダーさんの正体は?

>>692
マジで普通の人間。神の力を貰ったわけでもないし何か特別な出来事があったわけでもないのに、ただただ生まれたときから最強だった。世界のバグみたいな良い人。
サタン様も首を傾げるし、アベルも首を傾げるし、フルーチェも首を傾げる。「何?この人……こわ」

海国編やセリュー救出編がどういう展開を予定してたのか聞いてみたいかな

席はなれます、戻ったら返信します

サイタマみたいな人だったのかシュナイダーさん……

>>694
海国編は凄いふわっとしたものしか考えてなくて……。
スーパーキング復活して存分暴れまわって貰ったりとか、ユウナがヤミザキさんとか未登場のアルテミアさん辺りに剣術指導してもらうとか、ベルフェが襲来してきてワイズ君拉致ったりとか……、細かいサブイベントは考えてたんですけど、ラスボスとか本筋のメインイベント全然考えてないんですよね。

セリュー救出編も、なんか七聖剣とセブンスアビスがバチバチにやり合ってくれないかなーくらいの感覚で……書き溜めも消しちゃったし。ごめんなさい。

何にも考えてないじゃん! って言われるかもしれないんですけど、こんな感じで最初の王国編からやってたんですよね……。

>>696
そうだね、この世界のサイタマですシュナイダーさんは

勝手に生えてきた魔王周りの設定も特にはないか

>>699
半透明「あーどいつに神の身体取ってきてもらおうかなー、なんかいい奴がいれば良いんだけど……ん?」
アイナ「ここがはるか昔に勇者が魔王と激闘を繰り広げた魔王城……ね」
半透明「!!!!!」
半透明「……力が欲しいか」ウゴゴゴゴ
アイナ「えっ……?」

お姉ちゃんの魔王はこれの予定でした。けどこの半透明さんに詰め込み過ぎという理由で没になりました。

本当の魔王は別にいるけど、そっちは何にも考えてません。ベルフェのお姉ちゃんが出たらそのタイミングで掘り下げようかなーって考えてましたけど。

皆好きそうな強者達の強さランキングとか

強者で思い出したけど校長先生も謎多いキャラだったな、神の身体取らせて泳がせるようなことしてたけど結局何したかったんだ

>>701
強者ランキング作ろうとしたんですけど、なんか強そうな人いっぱいいて決められなかったです。ごめんなさい。
校長先生は……なんだったんだろうね? 生徒のことは考える人だからこうやって自分で考えることも大事だよ! 的な意味があったのかな。神の身体を取るのってそんな大事かな? みたいな

仲間の話をしようとしたんですけど、なんか書いててくさいと感じてしまったのでお蔵入りです。

それじゃあこれで終わりにしたいと思います、もしかしたらまだ答えたりするかもしれませんが終わりです。

キャラ案を送ってくださった方、安価コンマに参加してくださった方、長い間ずっと付き合ってくださった方本当にすみませんでした。

こんな最後になりましたが安価コンマ自体は本当に楽しかったので次があったらもっと短く終わる感じのスレをやろうと思います……キャラ募集は沢山しちゃう気がする。送られてきたキャラで色々考えるの楽しいし。

それじゃあ今まで本当にありがとうございました! また次があったらよろしくお願いします!

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 21:38:49   ID: S:xYaC5w

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