【安価とコンマでダンガンロンパ風SS】 (134)

ダンガンロンパ風の安価SSをやります。基本的なルールは『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』を参照。

安価とコンマでキャラクターを作成し、そのキャラ達にコロシアイの共同生活を行なってもらいます。

いわゆる推理ものですが、トリックとかに粗があっても許してください。



まずはキャラクターを作成していきます。16人分作るわけですが、一気には大変なんで分けて作ると思います。

取り敢えず、まずは才能を募集します。ダンガンロンパに登場するキャラクターは、何かしらの【超高校級の才能】を持っています。

風紀委員や軽音楽部などの学校系、アイドルや探偵などの職業系、幸運やロボットなどの性質系……どんなものでも大丈夫です。好きな才能を安価してください。

ただし、原作に登場する才能は無しでお願いします。3枠は原作の才能にしようかなと思っているので。

よって、13人分の才能を安価で募集。一人5つまで安価してください。

↓3まで募集。捌きにくそうなのは安価無効となるかも。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1642343643

まさかこんなに人がいないとはね。上二つは採用しようと思っていますが、もう一つくらい安価が欲しいです。

というわけで、再度才能の安価を取ります。先程安価してくださった方ももう一度安価して大丈夫です。

↓1~3まで

あっ、すいません! 一レスに5つまでオッケーなのは継続でした。

というわけでもう一回だけ。全部で12個貰ってるので、一レスに3つまでに変更です。

↓1~3まで

筆跡鑑定人、ゴシップ記者、レーサー、図書委員、書道部、風来坊、評論家、オカルト研究部、スプレーアーティスト、蝋人形師、猫カフェ店員、ボランティア、指圧師

が採用決定。



それでは、次は残りの才能を決めます。一つは【超高校級の???】なので、二つを原作の才能から安価で決めます。一人二つまで才能を安価してください。ダンガンロンパシリーズの中に出ていればどんな才能でもオッケーです。

↓2まで募集。その中から二つ選びます。

【超高校級の筆跡鑑定人】
【超高校級のゴシップ記者】
【超高校級のレーサー】
【超高校級の図書委員】
【超高校級の書道部】
【超高校級の風来坊】
【超高校級の評論家】
【超高校級のオカルト研究部】
【超高校級のスプレーアーティスト】
【超高校級の蝋人形師】
【超高校級の猫カフェ店員】
【超高校級のボランティア】
【超高校級の指圧師】
【超高校級の???】
【超高校級の幸運】
【超高校級の料理人】

これで決定です。



次は主人公の才能を決めます。主人公になれそうな才能を一つ選んで安価してください。

↓2~3まで募集。コンマの一番高いものが主人公になります。

主人公は【超高校級の図書委員】になりました。そして、そのついでに性別もこちらで割り振りました。



[男子]
【超高校級の図書委員】(主人公)
【超高校級のゴシップ記者】
【超高校級の書道部】
【超高校級の風来坊】
【超高校級の評論家】
【超高校級のオカルト研究部】
【超高校級のスプレーアーティスト】
【超高校級の幸運】

[女子]
【超高校級の筆跡鑑定人】
【超高校級のレーサー】
【超高校級の蝋人形師】
【超高校級の猫カフェ店員】
【超高校級のボランティア】
【超高校級の指圧師】
【超高校級の???】
【超高校級の料理人】



それでは本格的なキャラクター作成に移ります。16人分を一気には作らず、四分割くらいして作ろうかなと思っています。

まずは主人公の【超高校級の図書委員】を作成します。主人公の名前、性格、スキルを安価してください。


名前:苗木誠(ナエギマコト)
性格:お人好し
スキル:折れない心


上のようにです。基本的に何でも構いません。スキルはそのキャラクターを表す要素だと思ってもらえれば。

下3~5まで募集し、その中から選んでいきます。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。その他の性質は名前や性格で選ばれなかったレスからいくつか。一つは必ず選びます。

そして、同時に身長・胸囲のコンマ判定も行ないます。

身長・胸囲は募集したものの真ん中のコンマで判定。身長はコンマ十桁で、胸囲はコンマ一桁で判定します。1が一番小さく、0が一番大きいです。具体的なサイズではなく、大きめ・小さめを決める感じです。

まぁ、とにかくやってみましょう。主人公の【超高校級の図書委員】のキャラクター作成です。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二つまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前:雨月 読 (うげつよみ)
性格:普段は内気で気弱だが、本関係や自分の身に何かがあると雰囲気が変わる
スキル:超集中状態

本宮司(モトミヤツカサ)男
【超高校級の図書委員】
『図書委員』(才能)……本に対する造詣が深く、知識が豊富。
『心優しい』(性格)……誰に対しても優しく接する。
『主人公』(特別スキル)……主人公補正が掛かりやすい。死亡確率が下がり、好感度が上がりやすくなる。
『聞き上手』(スキル)……人の話を聞くのが上手く、どんどん相手に話をさせる。
『超集中状態』……集中力が異常に高い。そのせいで過集中になってしまう事も。


身長・胸囲の判定なんですが、止めようと思って下書きから消すのを忘れていました、すいません。無かった事にしてください。

それ以外はこんな感じで進めていきます。ただ、性格の安価はシンプルな方がありがたいかもです。

続いては【超高校級のゴシップ記者】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。その他の性質は名前や性格で選ばれなかったレスからいくつか。一つは必ず選びます。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前:新城 春紀 (しんじょうはるき)
性格: 陽気
スキル:誘導尋問

名前:瓜生 朝陽 (うりゅうあさひ)
性格:好奇心旺盛やや強引な性格
スキル:マイペース

毒島礼樹(ブスジマレイキ)男
【超高校級のゴシップ記者】
『ゴシップ記者』(才能)……著名人などのスキャンダラスなニュースを正しく報じる能力がある。
『陽気』(性格)……基本的に明るく、朗らか。
『真実の探究者』(スキル)……あらゆるゴシップを暴くが、間違った情報は流さない。必ず事実を報道するという信念を持つ。
『マイペース』(スキル)……いつでも自分のペースを崩さない。



続いては【超高校級の筆跡鑑定人】(女子)のキャラクター作成です。男女交互にやろうかなと思います。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。その他の性質は名前や性格で選ばれなかったレスからいくつか。一つは必ず選びます。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前: 犬飼 調 (いぬかいしらべ)
性格: どこか浮き世離れた性格
スキル:揺るがぬ心

犬飼調(イヌカイシラベ)女
【超高校級の筆跡鑑定人】
『筆跡鑑定人』(才能)……データがあれば誰の筆跡が鑑定する事ができる。
『引っ込み思案』(性格)……あまり前に出るタイプではない。
『弱点看破』(スキル)……人の心の弱いところを見抜ける。
『揺るがぬ心』(スキル)……滅多な事では自分の心は動じない。



続いては【超高校級の書道部】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前:垣原 印 (かきはらしるし)
性格:真面目
スキル:忍耐強い

門司翔(モジカケル)男
【超高校級の書道部】
『書道部』(才能)……魂の込もった書を作り出す。
『誠実』(性格)……嘘を吐かず、何事も真面目に取り組む。
『一筆入魂』(スキル)……一筆ごとに己の心血を注いでいる。
『忍耐強い』(スキル)……途中で止めたり諦めたりする事が無く、その精神が書道にも発揮されている。



続いては【超高校級のレーサー】(女子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前:速水 胡桃 (はやみくるみ)
性格:明朗快活
スキル:誰とでも仲良くでくる

速水胡桃(ハヤミクルミ)女
【超高校級のレーサー】
『レーサー』(才能)……乗り物に関して圧倒的なセンスを持つ。
『姉御肌』(性格)……頼れる姉のように振る舞うため、誰とでも仲良くなれる。
『猪突猛進』(スキル)……これだと思ったら、それに向かって脇目も振らず一直線で突き進む。
『グラマラスボディ』(スキル)……かなり起伏のある体が特徴。



続いては【超高校級の風来坊】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。取り敢えず、この安価で一度止め、スレ本編を進めていこうかなと思っています。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前: 壬生 鋼(みぶはがね)
性格: 冷静沈着
スキル:様々な知恵

凩遊馬(コガラシアスマ)男
【超高校級の風来坊】
『風来坊』(才能)……定住する事無くふらふらと生きている。それ故に生存力や適応力が高い。
『冷静沈着』(性格)……どんな時でもクールに物事を俯瞰している。
『不干渉主義』(スキル)……周りの出来事にはできるだけ関わらない事が信条。
『腕に覚えあり』(スキル)……絡んできた相手をいなす程度には強い。
『様々な知恵』(スキル)……生きていくために色んな知識を蓄えてきた。



キャラクター作成は一度ここで止めます。スレを本格的に始めるので、その中で適宜作成していこうかなと。

その前に、舞台を決めます。コロシアイが行なわれるのはどこか。クローズド・サークルになりそうな場所を安価してください。

↓1~3まで募集。その中からやりやすそうなのを選びます。

山奥の研究所

舞台は【大型な豪華客船】に決定しました。

それでは始めていきます。こんな感じでゆるゆるやっていくんで、時間ある時に参加していただければなと。

本宮「……よし、こんなものかな……」

本宮(ボクは図書室の整理を終え、一息つく)

本宮(結構掛かっちゃったな……)

本宮「……まぁ、別にいいか」

本宮(……ボクはもう、この学校で図書委員として働く事は無くなるのだから)



本宮(ボクの名前は本宮司。本が好きなだけの普通の高校生だ)

本宮(そんなボクは今日、転校をする)

本宮(別に親の仕事の関係とか、不祥事を起こしたとか、そういう事ではない)

本宮(……あの“希望ヶ峰学園”にスカウトされたのだ)

本宮(希望ヶ峰学園……全国から現役の高校生をスカウトしている世にも珍しい学校)

本宮(スカウトの条件はただ一つ。何かしらの【超高校級の才能】を持っている事だ)

本宮(希望ヶ峰学園は、全国から才能の持ち主を集め、その生徒同士を高め合わせながら才能を伸ばしていくという独特の教育方針を取っている)

本宮(そのため簡単に入れるところではなく、希望ヶ峰学園に入学できるとなると、それは大きなステータスとなるらしい……)

本宮(……そんな規格外の学園に、ボクはスカウトされてしまったのだ)

本宮(……【超高校級の図書委員】として)

本宮(この高校の9割以上の生徒を本好きにして……それに伴って地域の読書量も格段に増やしたっていうのがスカウト理由らしいけど……)

本宮(……そんなので希望ヶ峰学園に入って大丈夫なのかな?)

本宮(ボクは、その人に合いそうな本を紹介してただけなんだけど……)

本宮(でも……誰もが知ってる希望ヶ峰学園からのスカウトを蹴れるほど、欲が無いわけじゃなくて……)



本宮(……ボクは、希望ヶ峰学園の入口にまで来ていた)

本宮「……実際に見ると、大きいなぁ……」

本宮(由緒正しい希望ヶ峰学園……今日からボクはその生徒になるわけだ……)

本宮「……緊張してきた」

本宮(……まだ入学式までは早いけど、先に入って待っていよう。時間が経てば緊張もほぐれるだろうし……)

本宮(そう思って……一歩踏み出すと……)



本宮「…………え?」

本宮(意識が……朦朧として……目の前が……真っ暗に……)

本宮(いし、き、が…………)

本宮(……………………)



□■□■□■□■□



本宮「…………」

本宮「………………」

本宮「……………………」

本宮「……うっ……」

本宮(……ここは……? 誰かの部屋みたいだけど……)

本宮(……気絶してたのかな。頭が痛い……)

本宮(希望ヶ峰の人が……学園の寄宿舎に運んでくれたのかな……?)

本宮(それにしては……ホテルの個室みたいだ。資料で見た部屋は、こんな感じではなかった気がするけど……)

本宮(……あ、壁に何か貼ってある……)

本宮(……『アナザーホープ号』の見取り図……)

本宮「…………船、だって?」






プロローグ【ゼツボウ進水式】




本宮(ここ……希望ヶ峰学園じゃないのか……!?)

本宮(確かに、学校の部屋にしては豪華だ……)

本宮(それに……)チラ……

本宮(ボクは部屋を見渡す。この部屋には、いくつかおかしな点があるのだ)

本宮(まずは、窓が完全に塞がれている事)

本宮(下ろして景色を遮断する新幹線の窓についているようなやつが、完全にネジで固定されているんだ)

本宮「……くっ……!」

本宮(……ダメだ、開かない)

本宮(それと……一番おかしいのは、天井から吊るされた監視カメラだ)

本宮(監視カメラがある事自体は無いとは言わないけど……流石に個室の中にあるのは、異常だ)

本宮(まるで……ボクを監視対象みたいに……)

本宮「……出られる、のかな」

本宮(すると、近くのテーブルに鍵が置いてあるのに気づいた)

本宮「……この部屋のかな?」

本宮「……ここにいても埒があかない。出られるんだったら、出てみよう……」

本宮(そう呟いて、ボクは部屋のドアノブを回す)

ガチャ……

本宮「……開いた」

本宮(監禁……されてるわけじゃないのかな……)

本宮「……他に誰かいないかな」



・本宮クンと出会うキャラクターを作成します。下から才能を一つ選択してください。その才能のキャラクター作成を行います。

【超高校級の評論家】
【超高校級のオカルト研究部】
【超高校級のスプレーアーティスト】
【超高校級の幸運】
【超高校級の蝋人形師】
【超高校級の猫カフェ店員】
【超高校級のボランティア】
【超高校級の指圧師】
【超高校級の???】
【超高校級の料理人】

↓1

日本保守右派系の大嘘

「太平洋戦争は白人に対するアジア解放の戦いだった」
↓大嘘です
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20200815-00193356
すべての侵略戦争にあった「大義名分」
「アメリカの経済制裁が気にくわないから」という理由だけでは対米開戦としての大義は弱いので、
日本は対米開戦にあたり「アジア解放(大東亜戦争)」をスローガンに掲げたのである。
当時アメリカの自治国であったフィリピン(フィリピン・コモンウェルス=フィリピン独立準備政府)は
アメリカ議会からすでに1945年の独立(フィリピン・コモンウェルス成立から十年後)を約束されており、
日本軍の侵攻による「アジア解放」というスローガンは全く無意味として映った。
よって南方作戦で日本軍に占領されたフィリピンでは、そもそも日本の戦争大義が受け入れられず、
またアメリカの庇護下のもと自由と民主主義、そして部分的には日本より高い国民所得を謳歌していたフィリピン人は、
日本の占領統治に懐疑的で、すぐさまゲリラ的抵抗や抗日活動が起こった。

日本は、アメリカとの戦争の際「アジア解放」を掲げていたが、それよりさらに前の段階で、
同じアジア人に対し攻撃を加えていたのであった。よって多くのアジア地域では日本の戦争大義「アジア解放」は、美辞麗句で空疎なものと映った。
「アジア解放」を謳いながら、片方で同じアジア人である中国を侵略するのは完全な矛盾である。

「日本のおかげでアジア諸国は戦後独立した」
大嘘です。大日本帝国と関わりない中東やアフリカも独立してます。

「人種的差別撤廃提案で日本は唯一差別と戦った。白人は人種差別を支持した」
大嘘です。フランスやイタリアも日本に賛成してます。
https://w.wiki/4i4Q
日本国民自らが中国人を差別していることを思い起こすべきと主張し、吉野作造も日本が中国人移民を認めるだろうかという問いかけを行った。
事実、賛成しているのはどちらかと言うと移民を送り出す側の国であり、反対しているのが移民を受け入れる側の国である(イギリスも本国としては賛成だったが、オーストラリアの意向をくんで反対に回っている)。

「アメリカはドイツは人間として扱い、日本人を人種差別で化け物扱いした」
大嘘です。ドイツはアメリカに騙し討ちをしてませんから当然です。
開戦前に真珠湾奇襲で多くのアメリカ人を無差別攻撃した日本のイメージが最悪だっただけです。
https://w.wiki/4i4Z
原爆投下前に日本の風船爆弾でアメリカの民間人妊婦が殺害されています。ドイツより日本を恨むのは当然です。
「1945年5月5日、オレゴン州ブライで木に引っかかっていた風船爆弾の不発弾に触れたピクニック中の民間人6人(妊娠中の女性教師1人と生徒5人)が爆死した」
そもそも日本側も、アメリカとイギリスだけを鬼のように扱っていました。日本と開戦した連合国国家は他にもあります。(棚上げ)

日本の戦争犯罪は戦場経験者でもある水木しげるさんが証言して漫画にしてます。
詳しくは「水木しげる 姑娘」「水木しげる 慰安婦」で検索してください。
他には「スマラン慰安所事件」「バンカ島事件」で検索。

それでは【超高校級の幸運】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。取り敢えず、この安価で一度止め、スレ本編を進めていこうかなと思っています。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

四葉幸太郎(シバコウタロウ)男
【超高校級の幸運】
『幸運』(才能)……自分にとってラッキーな事象を引き寄せやすい……かもしれない。
『頑張り屋』(性格)……何に対しても全力で取り組む。そして大体できてしまう。
『いつもニコニコ』(スキル)……どんな時でも笑顔を絶やさない。
『自覚なき天才』(スキル)……あらゆる事に天才性を発揮するが、本人は自身の才能に気づいていないようだ。



四葉「あ! 良かった、人がいた!」

本宮「!」

本宮(向こうから来たのは、緑色のパーカーを着た青年だった。ニコニコと笑いながら近づいてくる)

四葉「キミも、知らぬ間にこの船にいた感じ?」

本宮「う、うん……」

本宮「キミは……?」

四葉「ボクは四葉幸太郎。希望ヶ峰学園の新入生だよ」

本宮「えっ……!? ボクと同じ……!?」

四葉「あ、キミも新入生? って事は、ボク達同級生なんだ」

四葉「よろしくね。えーと……」

本宮「本宮司だよ。よろしく」

四葉「本宮クンか、よろしく!」

四葉「でも……入学早々、何だかおかしいよね」

四葉「気がついたら、知らない船の中にいるなんて……」

本宮「うん……」

本宮(一体どういう事なんだ……?)

四葉「まったく……【超高校級の幸運】が聞いて呆れるよ。これじゃあ【超高校級の不運】じゃないか……」

本宮「……【超高校級の幸運】?」

四葉「ん? あぁ、ボクの才能だよ」

四葉「けど、ただの抽選枠だから、才能と言ってもいいのか微妙だけどね」

本宮(【超高校級の幸運】……全国の高校生の中から無作為に選ばれた幸運の持ち主……)

本宮(全国の高校生が希望ヶ峰学園に入る最後の手段として夢見る称号……なんても言われてるけど……)

本宮(今年は四葉クンがそうなのか……)

四葉「本宮クンは何の才能なの?」

本宮「ボクは……【超高校級の図書委員】だよ、一応」

四葉「へぇ……! 図書委員かぁ……!」

四葉「ボクも本は好きだけど、そんな才能を見出されるなんて、よっぽどの本好きなんだね!」

本宮「ど、どうだろう……ボクも自信は無いけど……」

本宮「そうだ……他にも人はいた、四葉クン?」

四葉「いや……ボクも今、部屋から出たところなんだ。何も分からないよ」

本宮「そっか……」

本宮(確かに……さっき、人がいたって喜んでたもんな……)

四葉「分かるのは……この『アナザーホープ号』が希望ヶ峰学園の持ち物って事くらいかな」

本宮「! そうなの?」

四葉「前に希望ヶ峰学園を特集した番組やっててさ。そこで紹介されてたんだよ」

四葉「希望ヶ峰学園の才能と財力を尽くした超巨大豪華客船……だっけ?」

本宮「それじゃあ……ボク達を連れて来たのは、希望ヶ峰学園……?」

四葉「どうだろう……何の説明も無いのはおかしいと思うよ。それに……」

四葉「……廊下の窓も封鎖されてるし、監視カメラもある。この状況は普通じゃない……と思うよ」

本宮「……確かに」

本宮(じゃあ……やっぱり誘拐? でも、一体何のために……?)

四葉「……!」

本宮「? どうしたの?」

四葉「人の声がする! あっちに誰かいるんだ! 行ってみようよ!」

本宮「あっ、ちょ、ちょっと……!」

本宮(四葉クンはボクをグイグイと引っ張り、廊下を走っていく)

本宮(も、もう少し慎重になった方がいい気もするけど……)



□■□■□■□■□



本宮(薄暗い廊下を抜けると、広く明るい場所に出た。部屋とは比べ物にならないくらい広く、天井も高い)

本宮(……明るいのは、天井の巨大なシャンデリアのおかげみたいだけど)

本宮(赤い絨毯が敷き詰められ、二階に上がるための大きな階段がある。踊り場が付けられたタイプのやつだ)

本宮(階段は二股に分けられていて、その中央に扉がある。どこかに繋がっているのかな……)

本宮「ここは……エントランスかな、多分」

四葉「多分そうだろうね。入口みたいなのもあるし」

本宮(そう、階段とは反対方向のところに、大きな扉が付けられているのだ。おそらく、あれが出入り口だろう)

四葉「取り敢えず、開けられるかどうか試してみようか」

本宮「うん、そうだね」



門司「止めておいた方がいい。開く事は無いからな」

本宮「!」

本宮(話し掛けてきたのは、袴を着た男性だった。鋭く意志の込もった瞳でボク達を見ている)

門司「不躾にすまない。だが、その扉が開かないのは俺達が確認済みなんだ」

本宮(よく見ると、話し掛けてきた人以外にも、四人の男女がいた)

本宮(この人数がいても、開かなかったのか……)

速水「そこで無駄に黄昏てる凩は何もしてないけどね」

凩「…………」

門司「自己紹介が遅れた。俺は門司翔。【超高校級の書道家】だ」

本宮(門司翔クン……数々の書道コンクールを総なめにしている【超高校級の書道家】だ)

本宮(彼の一本気の通った文字は、海外からの評価も高いらしい……)

門司「そして、こちらが速水胡桃さんだ」

本宮(門司クンが紹介したのは、どことなく勝気で、オレンジ色のツナギを着た少女だった)

速水「ちょいちょい、だから呼び捨てでいいってば!」

門司「い、いや……初対面の女性を呼び捨てにするのは……」

速水「固いし古いなー、門司は」

速水「まぁいいや。紹介の通り、速水だよ。才能は【超高校級のレーサー】。ヨロシク!」

本宮(速水胡桃さん……自動車競技では敵無しと言われるほどの天才レーサー……)

本宮(レーシングカーだけでなく、自転車やモーターボートの操縦も天才的らしい……)

速水「……ちょっと、アタシ達が自己紹介したんだからそっちもしてよ」

本宮「あ、あぁ……ゴメン……」

本宮「ボクは本宮司。【超高校級の図書委員】だよ」

四葉「そして、ボクは四葉幸太郎。【超高校級の幸運】として選ばれた男だよ」

四葉「ちなみに名字のシバは、芝生の“芝”じゃなくて、クローバーの“四葉”って書くんだ」

本宮(そうだったんだ……)



パシャッ!!

本宮「うわっ!?」

本宮(突然フラッシュが焚かれ、ボクは反射的に目を背けた)

速水「ちょっと毒島! いきなり写真撮るのはダメでしょ!?」

毒島「いやぁ、ごめんごめん」

毒島「今年の【超高校級の幸運】のデータ、全然無くてさぁ……本人が目の前にいるんだもん、撮らずにはいられないでしょ」

四葉「え、ボクの写真? そんなの撮ってどうするの?」

毒島「まっ、一応って感じかな。だって、俺は【超高校級のゴシップ記者】だからね。スクープの種は放っておけないのさ」

本宮(【超高校級のゴシップ記者】……という事は、このカメラを持った人は毒島礼樹クンか……)

本宮(学生時代から様々な著名人のスキャンダルを記事にし、名を轟かせている毒島クン……)

本宮(あの有名週刊誌からスカウトの話も来ているらしいけど……)

毒島「あ、本宮さんの写真も撮ってるよ、一応ね」

本宮「えっ」

速水「あと自己紹介してないのは……犬飼と凩ね」

速水「ほら、二人とも、こっちに来て! 自己紹介しなさい!」

犬飼「……別に、私は……」

速水「いいから! 早く!」

四葉「こういうタイプの人は、早めに言う通りにした方がうるさくないと思うよ」

速水「それ、どういう意味かしら……四葉?」

四葉「はは……他意は無いよ、他意は」

犬飼「…………はぁ」

犬飼「……犬飼調。【超高校級の筆跡鑑定人】」

本宮(犬飼調さん……確かAI並みの鑑定率を誇る【超高校級の筆跡鑑定人】だっけ……)

本宮(彼女の鑑定によって結果が覆った事例がいくつもあるらしい……)

犬飼「……もういい?」

速水「あ、ちょうどいいから凩を連れてきてよ」

犬飼「何がちょうどいいの……?」

門司「……彼は来ないんじゃないか? 人と関わるのはあまり好きじゃなさそうだ……」

門司「凩のような人間には、ゆっくりと時間を掛けて仲を深める方がいいだろう」

速水「でも、自己紹介くらいは……アタシ達だって才能聞いてないし……」

毒島「あぁ、凩遊馬さんの才能、【超高校級の風来坊】だってさ」

四葉「え、何で知ってるの?」

毒島「しつこく聞き出した」

門司「……あまり感心できないな」

毒島「まぁ……【超高校級の風来坊】がどんな才能なのかまでは聞けなかったけど」

本宮(【超高校級の風来坊】凩遊馬……どんな人物なんだろう……)

凩「…………」

本宮「ボクは目が覚めたらここにいたんだけど……皆もそうなの?」

門司「ああ……ここにいる者もそうだし、他のところにいる者達もそうだ」

本宮「……“他のところ”?」

速水「アタシ達、出口が無いかとか、他に誰かいないかって分かれて探索してるのよ」

犬飼「……今のところ、進展は無いけど」

毒島「他のメンバーも超高校級でね、魅力的な人達だよ!」

四葉「……それ、毒島クン的にじゃないよね?」

門司「階段を登ったところに他の人々がいるハズだ。挨拶してくるといいんじゃないか?」

本宮「うん……そうだね」



キャラクターを2名作成します。

まずは【超高校級の蝋人形師】(女子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前 蝋﨑 真理亜(ろうさき まりあ)
性格 毒舌キャラ
スキル 観察力が高い

蝋崎真理亜(ロウサキマリア)女
【超高校級の蝋人形師】
『蝋人形師』(才能)……美しい蝋人形を作るための高い技術を持つ。
『クールな職人』(性格)……職人気質で、納得のいく蝋人形を作る事以外にはあまり興味がない。
『圧倒的手先の器用さ』(スキル)……かなり器用だが、蝋人形を作る事以外にはその器用さは使われない。
『図太い神経』(スキル)……周りへの興味が薄いため、薄情や無神経と思われがち。
『観察力が高い』(スキル)……細かいところに気づくが、それを皆に共有する事は少なめ。



次は【超高校級の猫カフェ店員】(女子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

猫柳寧々子(ネコヤナギネネコ)女
【超高校級の猫カフェ店員】
『猫カフェ店員』(才能)……猫に関する知識を多く持ち、基本的な店員としての素養も兼ね備えている。
『のんびり』(性格)……まったりとした性格。マイペースに進む事が多い。
『コミュ強』(スキル)……のんびりとしているがコミュニケーション能力は高めで、誰とでも仲良くなれる。
『やんごとなき身分』(スキル)……高貴な一族の出らしい。



本宮(階段を登ったボクは、そのすぐのところに売店があるのを見つけた)

本宮(そして、そこには……熱心に売店を物色する女性と、その人物を見て微笑む女性がいた)

猫柳「……あら? 新しい方ですか?」

本宮「あ……う、うん。さっき起きたところなんだ」

本宮「ボクは本宮司。【超高校級の図書委員】だよ」

猫柳「まぁ、ご丁寧に……」

猫柳「わたくしは猫柳寧々子。【超高校級の猫カフェ店員】として希望ヶ峰学園に入学いたしますの。よろしくお願いしますね?」

本宮(猫柳寧々子さん……地方の小さな猫カフェを、一代で超人気猫カフェにした【超高校級の猫カフェ店員】……)

本宮(今では全国に猫カフェを展開しているらしい……)

本宮(……それ、もう店員じゃない気がするな……)

猫柳「ほら、蝋崎さん。新しい方ですよ。自己紹介を……」

蝋崎「あー、うん、ごめん。今忙しいから……」

蝋崎「成宮だっけ? よろしくよろしく」

本宮「……本宮です」

猫柳「ほら……間違ってるじゃないですか。やっぱり自己紹介はしっかりしないと……」

蝋崎「だから今忙しいって……しょうがないな……」

蝋崎「蝋崎真理亜。【超高校級の蝋人形師】」

蝋崎「今、使えそうな物が無いか物色中だから、後でね」

本宮(蝋崎真理亜さん……人間よりも美しく完成された蝋人形を作ると言われる【超高校級の蝋人形師】……)

本宮(蝋人形作りに対するそのストイックな姿勢は、世の芸術家を唸らせているとか……)

本宮「……蝋人形作りに使える物を探してるの?」

蝋崎「そりゃそうでしょ。それしか無いわよ」

蝋崎「……あっ、これ使えそう……?」

本宮(……そう言って、蝋崎さんは売店の物色に戻っていった)

猫柳「ごめんなさい……真理亜さん、さっきからあの調子で……」

猫柳「この売店、色んな物がたくさんありますけど……残念ながら出口はありませんでした」

本宮「そっか……」

猫柳「特徴的な物と言えば……この不思議な機械でしょうか?」

本宮「これ……ガチャガチャ?」

猫柳「おそらく……でも、今のわたくしは硬貨を持っていないので、試してみる事ができませんの」

本宮「ボクも持ってないや……」

本宮(そういえば……携帯も財布も無い。誰かに盗られたのか……?)



キャラクターを3名作成します。

まずは【超高校級のボランティア】(女子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうなので、一人二レスまで安価できるようにします。その場合、コンマ判定のため、二つに分けて安価してください。

名前:明石 真友(あかし まゆ)
性格:ハキハキしている
スキル:献身

名前:結城 優(ゆうき ゆう)
性格:平和主義者
スキル:自己犠牲

福士未央(フクシミオ)女
【超高校級のボランティア】
『ボランティア』(才能)……あらゆるボランティア活動の経験から、強い精神と肉体を獲得している。
『常識人』(性格)……癖の強い希望ヶ峰学園の生徒の中では普通の人。
『献身』(スキル)……少し自己犠牲精神が強めなところがある。
『高い行動力』(スキル)……思い立った時のフットワークが軽く、大きな事もすぐに実行する。



>>76さんの『自己犠牲』も採用し、>>74さんのスキルに組み込んでいます。

次は【超高校級の評論家】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうだなーって時は、一人二レスまで安価しても大丈夫です。

名前:氷上 豹真(ひかみ ひょうま)
性格:プライドが高い
スキル:豊富な知識

名前:氷川 智成(ひかわ ともなり)
性格:熱血漢であつくなりすぎるところがある
スキル:博識

名前:エミリオ・ジャッジメント
性格:天真爛漫だが抜け目無い
スキル:相手を出し抜くのはお手のもの

性格を決めるコンマが同数なので、再度コンマ判定を行います。

↓1のコンマ偶数で>>81さんを、コンマ奇数で>>83さんを採用。

京極唯一(キョウゴクタダヒト)男
【超高校級の評論家】
『評論家』(才能)……物事への分析力と自分の考えを正しく伝える発言力が高い。
『天真爛漫?』(性格)……無邪気で素直に見えるが、意外と抜け目が無い。
『博識』(スキル)……説得力のある評論を行うため、豊富な知識を身につけている。
『話術』(スキル)……自分の発言に説得力を持たせるための技術を持つ。



>>80さんのスキルは『博識』に含まれています。

次は【超高校級の指圧師】(女子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうだなーって時は、一人二レスまで安価しても大丈夫です。

名前:手代木 癒衣(てしろぎ ゆい)
性格:無自覚セクシー
スキル:ゴッドハンド

名前:心地 指亜(ここちしあ)
性格:掴み所の無い浮き世離れた性格
スキル:スキンシップ多め

黒山百合華(クロヤマユリカ)女
【超高校級の指圧師】
『指圧師』(才能)……天才的な指使いでマッサージを受けた人物を極楽に誘う。
『クールぶった天然』(性格)……冷静沈着な女性のように振る舞っているが、不思議な言動が隠しきれていない。
『ゴッドハンド』(スキル)……どんな人物でもマッサージで幸せにする事ができると言われる。
『スキンシップ多め』(スキル)……男女問わず無自覚に距離が近い。
『超握力』(スキル)……握力が信じられないくらい強いが、マッサージの時には相手の体を破壊したりはしない。



本宮(売店を出たボクは、他の二つある扉の近い方を開けた)

ガチャ……

本宮「ここは……」

本宮(そこは、ラウンジのようなスペースだった)

本宮(フカフカのソファーがいくつか置いてあり、暖炉には火が灯っている)

本宮(……いや、あの火は偽物かな)

本宮(奥には小さなバーカウンターがあり、お酒のような物もちらほらある)

本宮(書籍も少しあるけど……図書室という感じでないかな。あくまで休憩室……という雰囲気だ)

福士「あれ? 君は……まだ自己紹介してない人だよね?」

本宮「うん、さっき起きたばかりなんだ。ボクは本宮司。【超高校級の図書委員】だよ」

福士「やっぱり超高校級なんだねぇ……」

福士「私は福士未央! ちょっと気恥ずかしいけど、【超高校級のボランティア】なんて呼ばれてるよ!」

本宮(福士未央さん……紛争地域などに単身でボランティア活動家として乗り込んでいるという【超高校級のボランティア】……)

本宮(彼女の働きかけのおかげで支援が早まり、救われた村がいくつもあるらしい……)

福士「本宮君も出口を探しに来たの?」

本宮「いや、門司クンに言われて皆に挨拶しておこうと思って……」

本宮「ちなみに、出口の方は……?」

福士「全然ダメ……どの窓も閉め切られてるし、通気口とかも人は入れなそうだよ」

本宮「そうか……」



京極「まさに、出口なし! って感じだよね!」

本宮「! キミは……?」

京極「ぼくは京極唯一。【超高校級の評論家】ってやつだよ!」

本宮(京極唯一クン……斬新な切り口であらゆる流行を評論している【超高校級の評論家】……)

本宮(彼の評論で注目されるようになったカルチャーは少なくないらしい……)

本宮(……ボクも何冊か読んだ事あるよ。本人がいるなんて、少し緊張するな……)

京極「まっ、そもそも、ここはアナザーホープ号なんでしょ? 出られるわけないんだよね」

京極「希望ヶ峰学園の生徒やお偉いさんに危害が加えられないよう、この船は侵入が非常に困難になってるから」

京極「……それって、外に出る事も簡単じゃないって事じゃない?」

京極「そういう場合の緊急出入り口は用意されてるんだろうけど……それもロックされちゃってるからねぇ……」

京極「……だから、いつまでも無駄な努力は続けない方がいいよ、黒山ちゃん」

黒山「……無駄かどうかは、まだ分からない」

京極「さっきも同じ事言ってたでしょ……手が痛くなるだけだって。止めときなよ」

黒山「でも……」

福士「取り敢えず、一度止めて本宮君に自己紹介したら?」

黒山「…………分かった」

黒山「えっと……黒山百合華、です。【超高校級の指圧師】です」

黒山「よろしくお願いします……」ペコリ

本宮(黒山百合華さん……そのゴッドハンドであらゆる人間を極楽に送り届けるとまで言われる【超高校級の指圧師】……)

本宮(彼女にマッサージしてもらいたい人は色んな業界にいて、政界や芸能界からも御用達だとか……)

黒山「うーん……」

本宮「?」

黒山「ちょっと失礼……」サワサワ

本宮「うわっ!!?」

本宮(黒山さんがボクの体をまさぐり始めた。く、くすぐったい……!)

本宮「な、何を……!?」

黒山「……結構凝ってる。特に腰と肩、首、目の辺り。変な姿勢で本ばかり読んでる?」

本宮「た、確かにそうだ……」

本宮「触っただけで分かるものなの?」

黒山「当然。だって、私、【超高校級の指圧師】だから」エッヘン

本宮(それは凄いな……けど、急に触るのは止めてほしい……)



キャラクターを4名作成します。これでキャラクター作成は終了となります。

まずは【超高校級のオカルト研究部】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうな時は、一人二レスまで安価しても大丈夫です。

名前:幽島 翔平(ゆうじま しょうへい)
性格:ネガティブ思考
スキル:慎重

狩摩流加(カルマルカ)男
【超高校級のオカルト研究部】
『オカルト研究部』(才能)……幽霊や宇宙人など、オカルト系に造詣が深い。
『天邪鬼な仲間思い』(性格)……仲間思いの性格なのだが、わざとそう思われないような言動を取ってしまう。
『隠密行動』(スキル)……常に慎重で、誰にもバレないように動く。
『見えないお友達』(スキル)……たまに周りには姿の見えない誰かと話しているように見えるが……
『絶望耐性』(スキル)……絶望的な出来事に対する免疫があり、精神にダメージを負いにくい。



>>96さんのスキルは『隠密行動』に含まれています。

次は【超高校級のスプレーアーティスト】(男子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうな時は、一人二レスまで安価しても大丈夫です。

名前:斑鳩 虹平(いかるが こうへい)
性格:やる時はやるチャラ男
スキル:芸術は爆発

名前:バンク・シーザー
性格:いつもテンションが高い
スキル:熱血漢

クリア・ネヴァーマインド 男
【超高校級のスプレーアーティスト】
『スプレーアーティスト』(才能)……スプレーアートの高い技術や卓越した色彩感覚を持つ。
『ハイテンションハイスペック』(性格)……テンションが高く騒がしいが、基本的に能力は高い。
『芸術は爆発』(スキル)……強烈な生き方こそが芸術であるという確固たる信念を持つ。
『熱血漢』(スキル)……激しく熱い性格で、色々とやかましい。
『多言語話者』(スキル)……日本語はもちろん、他の言語の多くを操る。
『トリックアート』(スキル)……目の錯覚を利用した絵を得意とする。



性格の名称を少し変えましたが、内容は当然同じです。

これで男子は終了です。次は【超高校級の???】(女子)のキャラクター作成です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうな時は、一人二レスまで安価しても大丈夫です。

名前:唯一 夢二 (ゆいつむに)
性別:臆病で常にオドオドビクビクしてる
スキル:引きこもりがち

名前:天王寺 冥(てんのうじ めい)
性格:ほほ無口で無表情
スキル:疑り深い

高月夜子(タカツキヤコ)女
【超高校級の???】
『???』(才能)……詳細不明。
『寡黙で大人しい』(性格)……普段はほとんど喋らず、じっとしている。
『引きこもり』(スキル)……何が起きない限り、個室からは出ない。
『歯に衣着せぬ』(スキル)……喋ったと思ったら、急にズバズバ鋭い発言をする。
『勘が鋭い』(スキル)……直感力に優れ、周りよりも先に色々気づく。



最後は【超高校級の料理人】(女子)のキャラクター作成です。これでキャラクター作成は終了です。名前、性格、スキルを一つずつお願いします。

名前は>>1が合うと思ったものを一つ。性格はコンマの一番高いものを一つ。スキルは募集したものからいくつか。

↓3~5まで募集。人がいなそうな時は、一人二レスまで安価しても大丈夫です。

海老名こずえ(エビナコズエ)女
【超高校級の料理人】
『料理人』(才能)……あらゆる料理に精通し、誰もが唸る料理を作れる。
『フレンドリー』(性格)……誰にでも友好的で、人が良い。
『お世話好き』(スキル)……何かと世話を焼きがちで、すぐに料理も振る舞う。
『中華料理の王』(スキル)……特に中華料理が得意で、巷では“王”と称されている。
『こだわり抜く信念』(スキル)……自身の料理には強いこだわりがあり、何があろうと曲げない。



本宮(三人と別れたボクは、2階の残された部屋に入った)

本宮(そこは、まるで高級レストランのようだった。いや、実際にそうなのだろう……)

本宮(広いスペースに、上等そうなクロスが掛けられたテーブルがいくつもある。奥には厨房があるみたいだ……)

本宮(その厨房を確認しに行こうとすると……)

クリア「オイオイオイ! 新入りじゃねぇかァ!?」

本宮(……やたら熱い声に呼び止められた)

本宮「……え、えっと……」

海老名「クリアさん……落ち着いてください。この人、ビックリしてるじゃないですか」

クリア「ん? あぁ、それはすまなかったなァ!!」

本宮(声が大きいな……)

クリア「では、オレから自己紹介をしよう!!」

クリア「オレはクリア・ネヴァーマインド!! スプレーアートを描いている!! 希望ヶ峰には【超高校級のスプレーアーティスト】としてスカウトされた!! よろしくなァ!!!」

本宮(クリア・ネヴァーマインドクン……ストリートアート界の風雲児として名を馳せている【超高校級のスプレーアーティスト】……)

本宮(最近は各地で個展も開いて……軒並み大盛況だとか……)

本宮「……日本語、上手だね」

クリア「まぁなァ!! オレはネヴァーマインドの人間だからな、それなりに教養はあるんだァ!!」

本宮「ネヴァーマインド?」

クリア「あぁ、ノヴォセリック王国って知らないか? オレはそこの王族の血縁者なんだよ」

クリア「と言っても、分家も分家だから、王族とは何の関係もねェがなァ!!」

本宮(いちいち暑苦しいな……)

海老名「じゃあ、次は私ですかね?」

海老名「……というか、その前に、あなたの自己紹介がまだでしたね……」

本宮「あ、いや……大丈夫だよ」

本宮「えっと……ボクは本宮司。【超高校級の図書委員】だよ」

海老名「本宮さん……ですね! よろしくお願いします!」

海老名「私は海老名こずえです。【超高校級の料理人】です!」

本宮(海老名こずえさん……中華の激戦区で超人気レストランを経営する【超高校級の料理人】……)

本宮(その卓越した料理の技術はとてつもなく、彼女を“中華料理の王”と称する人もいるらしい……)

海老名「あ、本宮さん……お腹空いてます?」

本宮「え?」

海老名「さっき見てきたんですけど、ここの厨房、とっても設備がいいんです! 冷蔵庫の食材もいい状態だし!」

海老名「なので、お腹が空いてたら、何か作ろうかなーって」

本宮「……海老名さんの料理を食べれるのは嬉しいけど、今はいいかな。探索の段階だし……」

海老名「あ……それもそうですね。後にしましょうか」

本宮「うん……でも、提案は嬉しいよ。ありがとう」

海老名「いえいえ!」

本宮(すごく親しみやすい人だな……)

狩摩「ハッ……そんな事してていいのかねぇ……」

狩摩「俺達は、いずれ全員死ぬってのによ……」

本宮「……!」

本宮(い、いつの間に、こんなところに……)

海老名「もう、狩摩さん……またそんな事言って……」

狩摩「本宮……とか言ったか。あんたなら分かるんじゃないのか?」

狩摩「集められた男女……出られない空間……」

狩摩「……ミステリーには最適だろ?」

本宮「……それは……」

狩摩「……分かったよ」

本宮「……え?」

狩摩「分かったから……エノ、黙っててくれ。ちゃんと自己紹介するから……」

本宮「え、えっと……」

海老名「……狩摩さん、さっきからああやって時々見えない誰かと話すんです」

クリア「いわゆる、イマジナリーフレンドというやつだなァ!!」

狩摩「狩摩流加。【超高校級のオカルト研究部】……だ」

本宮(狩摩流加クン……オカルト研究の第一人者として名の知られた【超高校級のオカルト研究部】……)

本宮(彼の学説には説得力があり、多くの人間がオカルトに傾倒するようになっているとか……)

狩摩「……せいぜい気をつけた方がいい」

狩摩「……下手すりゃ、最初に死ぬのはお前かもしれねぇんだからな」

本宮「……心配してくれてるの?」

狩摩「……んなわけねぇだろ」

狩摩「……あ? あぁ……そうだな、エノ……」

狩摩「お前、自己紹介してんだろ? ここにはもう一人いるから、してこいよ」

本宮「あ、ありがとう……」

本宮「……どこにいるの?」

狩摩「あーっと……あれ? いねぇな?」

海老名「さっきまでそこにいたと思うんですけど……」

クリア「……おっ! いたぞ!! テーブルの下だ!!」

本宮(クリアクンが指差した方を見ると……テーブルの下から、ゆっくりと少女が出てきた)

本宮(……もしかして、ずっとあの場所にいたのか?)

高月「…………」

本宮「え、えっと……」

高月「……高月夜子」

本宮「ど、どうも……」

本宮「……あの、才能は……?」

高月「…………」

本宮「…………」

高月「…………」

本宮「…………」

高月「…………」

本宮「……よ、よろしくね」

高月「…………うん」

本宮(才能を話す気は無いんだな……)




ピンポンパンポーン

本宮「……え?」



『あー、あー! ただいまマイクのテストちゅーう!』

『大変長らくお待たせいたしました! ちょっとリアルが忙しくてさ!』

『皆々様、色々とご説明いたしますので、精々エントランスにとっととお集まりください!』

ブツンッ!!



本宮「……今の放送って……」

海老名「ここの責任者の方……でしょうか?」

クリア「そうか! やっと説明してくれるんだなァ!!」

狩摩「……なーんか、嫌な予感すんなぁ……」

高月「…………」

本宮「……取り敢えず……エントランスに行こうか」


□■□■□■□■□



本宮(エントランスに来たボク達は、他の皆と合流した)

四葉「あ、本宮クン。キミも放送を聞いて?」

本宮「うん……取り敢えずね」

門司「やっと責任者が出てくるのか……」

蝋崎「納得のいく説明貰いたいとこだけど」

毒島「さてさて……誰が出るのかねぇ……?」

本宮(ボク達が声の主を待っていると……)

モノクマ「いやー、オマエラ、ちゃんと集まってくれたね!」

モノクマ「うんうん、ボクは嬉しいです! 手間が省けるからね!」

本宮(そう言いながら、現れたのは……)



本宮「……クマ?」

本宮(……クマのぬいぐるみだった)

本宮(それも……黒と白のツートンカラーで、邪悪なクマと優しいクマのぬいぐるみをツギハギしたような……そんな不気味なクマだ)

黒山「クマが……喋ってる!?」

福士「い、いや……ら、ラジコンか何かですよね?」

京極「誰かがマイクで話してるんだろうけど、その人は出てこないわけか。いい根性してるね!」

モノクマ「いやはや……ありがたいですね。こんなに拍手していただいて……」

犬飼「どこがよ……」

速水「ぬいぐるみでも何でもいいわ! そんな事より、アタシ達をどうしてこんなところに監禁してるのか、説明しなさいよ!」

毒島「そうだね、一字一句逃さないよぉ……!」

モノクマ「はにゃ? 監禁?」

モノクマ「オマエラの世界では、自ら船に乗り込む事を、監禁って言うの?」

本宮「……え?」

猫柳「だ、誰も好き好んで乗ってはいません……よね?」

高月「……当然」

モノクマ「えぇ? だって、オマエラ希望ヶ峰学園の新入生でしょ?」

モノクマ「だったら、自分の意志でここにいるハズなんだけどなぁ……」

四葉「……それは、どういう事?」

モノクマ「うぷぷ……おっと、忘れるところだった! まずはボクの自己紹介をしないとね!」



モノクマ「ボクはモノクマ! 希望ヶ峰学園の学園長であり……」

モノクマ「この超大型豪華客船『アナザーホープ号』の船長なのだー!」

モノクマ「よろしクマ!!」



本宮(このぬいぐるみが……船長? そして……学園長だって?)

犬飼「ぬいぐるみが……学園長……!?」

速水「い、意味分かんないわよ! 何言ってんの!?」

京極「……本気で言ってるのー?」

モノクマ「本気も本気! 本気と書いてマジで読むやつだよ!」

モノクマ「……これ、もう古いかな?」

モノクマ「ま、いっか。今はリバイバルブームだし、古いネタをやっても大丈Vだよね!」

本宮(モノクマを名乗るぬいぐるみは……ヘラヘラとダミ声で冗談を言っていた)

本宮(それは……このおかしな状況とまるで合っておらず……)

本宮(……逆に、とても不気味だった)

門司「……まぁ、この際、お前が学園長でもいい……」

門司「とにかく、説明をしてほしい。そして俺達を解放してくれ」

モノクマ「ふーん……オマエラ、ここから出たいんだ?」

蝋崎「当たり前でしょ。ここじゃあ満足に人形作れないし」

海老名「こ、こんな閉鎖的な場所……いつまでもいられないです……!」

モノクマ「うーむ……でも、困ったなぁ」

モノクマ「希望ヶ峰学園の決定で、オマエラは“一生”ここから出られないって決まってるしなぁ……」

本宮「……は?」

本宮(出られない……“一生”?)

本宮「な……何だよそれ……!?」

黒山「い、意味が分かんない……!」

福士「ど……どうして!? どうして希望ヶ峰学園が私達を閉じ込めるの……!?」

モノクマ「……オマエラはさ、皆、【超高校級の才能】ってヤツを持ってるワケじゃん?」

モノクマ「でもさ、外って……危険でしょ? オマエラを付け狙う人がたっくさんいるでしょ?」

モノクマ「だから、希望ヶ峰学園は、そんなオマエラの才能を保護するために……この希望の船でずっと過ごしてもらう事に決めたのです!」

モノクマ「これは決定事項だから、もう変えられないよ! 政府の決定と一緒だね!」

本宮「そんな……」

モノクマ「……まぁ、出る方法が無いとは言わないけど」

本宮「……!」

四葉「出る方法……だって?」

毒島「それは、一体……?」

モノクマ「オマエラは希望ヶ峰学園の新入生……つまり、この世界から見たら『希望の象徴』なんだよね」

モノクマ「だから、希望にそぐわない行動を取った場合は……この学園から『卒業』してもらい、晴れてここから出られます!」

本宮「希望にそぐわない……行動……?」

狩摩「……おい、何だよそれって。もったいつけてねぇで教えろよ」

モノクマ「それはね……」



モノクマ「……人が人を殺す事だよ」



本宮「…………」

本宮「…………は?」

モノクマ「包丁でお腹をブスリ! ダンベルで頭をボコリ! 縄で首をグルリ! 方法は何でもオッケー!」

モノクマ「とにかく、何でもいいから殺人を犯してください。そうすればここから出られるよ!」

本宮「……な、何を……」

速水「ふ……ふざけるんじゃないわよ! そんな事、するわけないでしょ!?」

海老名「そ、そうです! 同じクラスメイトと、こ、殺し合うなんて……!」

京極「ていうか、意味不明だしね、そんなの」

京極「ぼく達だって馬鹿じゃないんだ、そんな事言われて本気にする奴なんかいるわけないでしょ」

京極「ね? 黒山ちゃん」

黒山「えっ!? う……うん!」

狩摩「……ちょっと本気にしてるじゃねぇかよ」

モノクマ「えー、なになに? オマエラ、全員そんな感じ? コロシアイとかに乗ってこない感じ?」

本宮「あ……当たり前だろ! コロシアイなんて、するわけない!」

門司「……しばらく待っていれば、警察が助けに来る」

門司「俺達希望ヶ峰学園の新入生が全員いなくなったんだ……問題になってないわけがない」

毒島「連日ワイドショーで大騒ぎだろうねぇ」

速水「そうよ! だから、今のうちに解放した方がいいんじゃない? これ以上罪が重くなる前に!」

モノクマ「…………」

モノクマ「なるほどなるほど……わっかりましたー……」

福士「え!? わ、分かってくれたの?」

狩摩「……いや、そういうんじゃなさそうだな」

モノクマ「つまりさ、オマエラ、ボクを舐めてるんだよね?」

本宮「……え?」

モノクマ「ボクが本気でコロシアイ・クルーズをやろうとしてるって、思ってないんだ」

モノクマ「まぁ、それもしょうがないね。だって、まだ進水式してないし!」

モノクマ「というわけで、今からモノクマによる進水式を行います! モニターにご注目くださーい!」

本宮(モノクマが叫ぶと、天井から大きなモニターが吊り下がってきた)

本宮(そこに、映っていたのは……)

本宮「……なっ……!」



本宮(椅子に縛り付けられた、男の人だった)

本宮(男の人は目隠しと猿轡をされており、身動きもほとんど取れない状態だ)

本宮(その人の後ろには……本で見た事しかないアイアンメイデンが鎮座している)

本宮(映像の中にはモノクマもおり、目の前にいるモノクマと同じように笑いながら……)

本宮(……ハンマーでボタンを押した)

本宮(すると、アイアンメイデンが男の人を飲み込んだ)

本宮(……まるで飲み込むように、男の人を格納したのだ)

本宮(……よく見ると、あのデザイン……ロケットか?)

本宮(すると……そのロケットもどきは高速で回転し出して……)

本宮(……飛んでいってしまった)

本宮(上に、上に……信じられないくらい高いところまで……)

本宮(……そして、急にロケットの火が止まった)

本宮(……当然、重力に従って、ロケットは下に落ち……)

本宮(……けたたましい音と共にロケットは破壊された)

本宮(その残骸から出てきたのは……)

本宮(……白骨死体だ)



モノクマ「どう? どう? この映像?」

モノクマ「急拵えの割には、なかなかよく撮れてるでしょ?」

本宮「……何だよ、これ……!?」

本宮(ボクは思わず口元を押さえながら、何とか言葉を絞り出す)

本宮(周りの皆も……概ね同じような反応だ)

モノクマ「何って……進水式だよ」

モノクマ「もとい……デモンストレーションだよ」

モノクマ「オマエラがボクの話を信じてないみたいだからさ……わからせてあげようと思ってね!」

モノクマ「……ボクは、本気だよ。本気でコロシアイ航海旅行をするつもりだよ」

モノクマ「あ、もしかして単位とか出席とか気にしてる? 大丈夫! これも授業扱いだから!」

門司「……あ、あの映像が、本物だという証拠は……」

四葉「……ボクには、本物に見えちゃったけどなぁ」

京極「……そうだね。ぼくにも本物っぽく見えたよ」

福士「そ、そんな……」

京極「まっ、ぼくは映像の専門家じゃないからね……」

京極「というわけで、映像に詳しそうな毒島ちゃん、コッチ系の映像ばかり見てそうな狩摩ちゃん……どう?」

毒島「……鑑定しないと正確には言えないけど……本物かもねぇ」

狩摩「……チッ、同じ意見だよ、クソが……!」

猫柳「何という事でしょう……」

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 17:37:35   ID: S:IS3fGZ

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

2 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 21:58:34   ID: S:KmiYDv

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

3 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 07:31:16   ID: S:Jwv3Gr

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom