凛「むっつりんじゃないし」志希「で、真夜中?」茜「今度は、一体何を?」 (23)

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これの続きです。一ノ瀬志希、日野茜、むっつりんの三人がまったり真夜中のビルから脱出する話。

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凛「やーっと扉開いたと思ったら……なにこれ、今度はフロア全体閉じてるっぽい?」

志希「うーん、非常階段は全部閉まってるし、相変わらず真っ暗……停電は続いてるみたいだね」

茜「問題ありません!!お腹も膨れて、あと2日くらいはここで耐え凌げますよ!!!」ドン

凛「諦めてどうするの!とにかく、そろそろ明かりを付けないと……いだぁぁっ!!」ドゴォ

志希「ぷぷ、カッコつけて壁ぶつかってやんの~♪」

凛「ううっ……頭痛いし恥ずかし…」ヒリヒリ

茜「大丈夫ですか!?待っててください、今行きま……暗くて何も見えません!!!!」キョロキョロ

凛「……」

志希「流石に、そろそろ暗闇にも慣れない?手付いて歩いたり、やりよう色々あるでしょー」

凛「えーと…例えばこう、四つん這いになったり?」スッ

茜「這いつくばるんですよ、凛ちゃん!!!世界の果てまで、どこまでものし上がるように、地べたに身を擦り寄せるように!!!!」スリスリスリスリスリスリスリスリ

志希「いいね~情熱に満ちたスリスリ、素敵だよ~!!でも、ちょ~っと抑えた方がいいんじゃないかなぁ、ナニをとは言わないけど♪」スッ

凛「そうだよ茜、こうやってハイハイみたいに、よいしょ、よーいしょっと……んがぁぁ!!?」ガツン

志希「ねー凛ちゃん、せっかくむっつりんに改名したのに、今度はうっかりんにでも改名するの~?」

凛「う、うるさいよ志希!てか、むっつりんでもないし!!勝手に変えないでよね、もう…」ヒリヒリ

茜「うっかりんすけべちゃん!!また何か見つけましたよ!!」

凛「それもうわざとだよね、茜!!」

茜「えへへ、それほどでも…」

凛「……」

志希「ドンマ~イ、ドントマイ~ンド♪」ポンッ

志希「どれどれ~?何があったの~、茜ちゃ~ん?」

茜「えっと、多分通気口だと思うんですけど、中に何か入ってるみたいなんです!!」

凛「何かって、ひょっとしてまた脱出の手がかり?」

志希「今回もどっかに入力装置があるのかな~?」

凛「…もう答えおっぱいはやめて欲しいけどね」

茜「しかし!あのクイズのおかげで、私は女の人のおっぱいが大好きになりましたよ!!!」ドドン

凛「何を言ってるの?何がどう外れたらそこに行き着くの!?」

茜「おっぱいは暖かく、温もりに満ちていて……すごい美味しかったんです!!!!」キラキラ

志希「お~、何も知らない人が聞いたら絶対引いちゃうね♪」

凛「…恐るべしおっぱいプリン……」ゴクリ

志希「…ねえ、何考えてるの?むっつりん?」

凛「…どんな味、したん……って、やめてってその呼び方!」

茜「うっかりんすけべちゃんも、触れて食べてみれば分かります!!」キラキラ

凛「やめて!!私を変態に勧誘しないで!!」サッ

志希「むっつりんがそれを言ってもねぇ?にゃははっ!」

凛「ぎくっ……言い返せない……悔しい…!」クッ…

茜「あはははははははっ!!!」

凛「それ、もう完全に素だよね!?」

志希「まあ、多分今回も手がかりがあるだろうし、とりあえずそれ取ってみよ~?」

茜「はい!!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!!!」ガシャガシャガシャガシャ…




茜「ダメです!!!!!外れません!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドドドドドン




志希「うん、そりゃそうだよね~♪」ケロッ

凛「じゃあ、何で一回やらせたの…?」

凛「ねえ、事務所の隣の部屋、入れるみたいだよ?」ガシャ

志希「お!じゃあ何かあるかもね~」

茜「分かりました!!じゃあ、早速入りま……暗くて何も見えません!!!!!!」キョロキョロ

凛「いや、頭使いなよ!!」

茜「分かりました!!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!」ブンブンブンブン

志希「おーすごい!!頭を物理的に使う人なんて初めて見たよ!!」

茜「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」ボゴン!!!!!

志希「あ、なんか壊れた♪」

凛「もうヤダこの人達……」

茜「な、何故でしょう……さっきまで、暗かった目の前が、ま、真っ赤に……」クラクラ

凛「ちょっ!!茜、頭から血出てるよ!?」

志希「は~い、お注射入りま~す♪ちょ~っとチクッとするよ~」スッ

凛「すごい、志希!止血剤持ってたんだ!!これなら処置も……」

チクッ

茜「あはぁ……んん、っ……っん///」ブルッ

凛「…えっ?」

志希「はい、止血剤かんりょ~!」

凛「え、え、えっ?なんかおかしくない?」

志希「アタシもビックリしたけど、茜ちゃん、イヤらしい才能があるみたい!いや~ん!」モジモジ

茜「はぁ、っ、はぁ……っ、な、何か、オカしく、なっちゃうよ……な、感じです…はぁ…」

志希「お、そんなにリクエストするなら……この志希ちゃん!ここで、一曲歌っちゃいま~す!!」

凛「歌わなくていいよ!!てか、志希。茜に打ったのって、ホントに止血剤?」

志希「え?そりゃそうだけど、どして?」

凛「だっておかしくない?ほら」





茜「うっ……はぁ、ぁ、ぁっ……!!!くぅっ…///……ううく、ぅっ……///」ダラァ





凛「…絶対、間違えたよね?」

志希「…あ!止血剤こっちだったわ♪」

茜「くぅっ……へ、ヘンな、気分、ですぅっ……」

志希「あちゃー、いずれ地味な子に使って性格捻じ曲げようと思ったおクスリ、ここで使っちゃうかー。うっかりん、うっかりん!」テヘッ

凛「さ、最低すぎる……い、いや、今はそんなことより、茜をなんとかしないと!」



凛「どうすればいいの!」

志希「致す!!!」

凛「……へっ?あ、あの、志希さん」

志希「致す!!!致せばよろしいのだー!!はっはっは!!」

茜「わっはっはっは!!!」

凛「なんで、茜も笑ってるの!?」

茜「む、むりして、見ました……っ……」

凛「えぇ……」

凛「て、てかさ、ここって何の部屋なんだろう……!?医務室だ!ほら、薬箱!」ガシャッ

志希「おー!これなら、茜ちゃんも女の子の尊厳を失わずに済みそうだね!」チラッ

茜「はぁ、っ……っく、はぁ……お、おっぱいが、おっぱいが欲しい、です……欲しい、よぉ、っ……///」ムズムズ

凛「……」

志希「……手遅れじゃね?とか、思っちゃダメだよ」

凛「お、思ってないし!!さあ、媚薬の効果を薄めるには、どうすれば……」ガサガサ

志希「ふふん、任せてよ!ここは、私の得意分野なんだよ、り~んちゃん!」

凛「そっか!じゃあ、志希には何とか出来るの?」

志希「うん、多分ね~。でも、それにはちょ~っとだけこの部屋には暗いかな?懐中電灯とかないか、探して来てくれない?」

凛「分かった!」ダッ!!

志希「よろしくね~」






志希「……」


志希「……」チラッ


【…!?】サッ


志希「……ふ~ん、なるほど、ね♪」ニヤリ




凛「…志希!これでいい?」カチャリ

茜「ま、眩しい……いいカンじです!!」

凛「茜が答えてどうするの!小さめのランタンだけど、やっと灯りが手に入ったよ…」

志希「うん!アタシの方も、ちょうど出来たよ!はい、じゃじゃじゃじゃーん!!!」



おどろおどろしいドロドロの謎の液体「」



凛「…うん、じゃあ他にも明かりがないか探してくるよ……」スッ…

志希「いやいやいやいや!!出来たよって!これだよこれ!!」ガシッ

凛「いや、どう見ても女の子に飲ませちゃダメなやつでしょ!?いくらなんでも、その冗談はヤバいって!」

志希「…へ?バナナとピーナッツを混ぜた、ただの液体状のお薬だけど」

凛「…えっ、これがそうだって?」スッ


ドロドロとした意味深な液体「」


志希「大丈夫!茜ちゃん、ソノ道の才能あるし!」

凛「やっぱそれ、絶対ダメなやつじゃん!!ダメだよ茜、絶対飲んじゃダメだよ!!」

茜「ううっ……凛ちゃ……んの…」

凛「ん?どうしたの、茜?」

茜「う、っ……」



茜「…凛ちゃ、んの……お、おっぱいが、ほ、欲し……」ムズムズ


凛「えっ……ええええええええっ!?」ドキッ

志希「あらまぁ!!直々のご指名だこと!」ポッ

凛「…いいいいあいいいいいや、ちょ、あああの……」

茜「……///」チラッチラッ

凛「うくっ…!!!?え、えとえええええあとそのいやおっ……え゛っ」グッ

凛「…っいったぁぁぁっ!!!!舌噛んだぁぁっ!!!」ゴロゴロ

志希「あ、やっぱうっかりんだ!!にゃはははっ!」

凛「いっはぁ……う、うるひゃい!!」

茜「はぁ、っ……も、もう……まてま、しぇ、んっ……凛ちゃ、はぁ、ぁぁっ///」ガシッ

凛「うひぃっ!!」

志希「さーさー、どーするーのかなー。ドッロドッロ~っとしたお薬を飲ませるかー、あろうことかトシゴロの自分のおっぱいを女の子に吸わせるのかー……どっちがいい?」

凛「っ……ひんじりゅから、ちゃんとこうかだゃひてよ!!」

志希「ふっふ~ん♪ご注文、うっけたまわりました~っ!!」グイッ

茜「り、りんひゃん……りん、ひゃ……!?あぐぐぐぐごごごがぁぁっ!!!!!!」グビグビ

茜「あ、あご、ごぼがぁっ……///がぁぁっ…」バタッ



茜「」チーーーーーン


凛「……」

志希「……」

凛「……へっ」

志希「……あ、ありゃ?」











茜「……っくはぁぁっ!!!!はぁっ、はぁっ、はぁ……し、死ぬかと、おもた…」ベタァァ






凛「おわっ!?び、ビックリしたぁ…」

志希「あっぶな……い、今のはマジで焦ったよ……!!に、にゃははっ♪」

凛「茜!!よかった、元に戻ったんだね!」

茜「凛、ちゃ……ってわわわわわわっ!!!わ、わわ私、凛ちゃんのお、おおおおっぱいを、見てしまって!!!!!」ポッ

凛「…ん、ん?なんか、変な気もするけど、無事でよかったよ、茜……」

茜「確か、急に顔が熱くなってから、そのまま凛ちゃんを押し倒してしまい、そのおっぱいに顔を埋めてしまい、同性の性の喜びを堪能してしまい……」グルグルグルグル

凛「いやいや、そんなこと起こってないよ!?混乱しすぎだよ、落ち着いて?」

茜「凛ちゃんの、おっぱい……り、凛ちゃんの、若々しい、艶がある、お、おっぱ……」アワアワアワアワアワアワ…

凛「や、やめてやめて!!!なんか言われてるこっちの方が恥ずかしい!!!」カァァァァ

志希「うりうり~、ホントは照れてるくせに~♪」ツンツン

凛「うるさいよ、志希!!と、とにかく、これでやっとひと段落……ん?」ザクッ

志希「ありゃりゃ?なんだろ~、これ?」スッ

凛「足元に血しぶきが……って、ガラス?ひょっとして、茜が割ったのって、ここのフラスコ?」

茜「ええと、確かにパリンといった感じの感覚が頭に……あっ!!当たったところの髪に、棒やすりが引っかかってました!!!」ガサガサ…

凛「えええ……何それ……」

志希「そんなデッカいのあって、気づかないことあるんだ~♪」

茜「うっかりんすけべです!!ですが、これを使えば……任せてください!!!!」ダッ

凛「あっちょ……なんでそこでスケベが出てくるの…」

志希「割と茜ちゃんもむっつりんだったりしてね?にゃはは!」

凛「…え、そ、そうなんだ……」

志希「…あれ、凛ちゃん嬉しいの?」

凛「い、いやそんな訳ないでしょ……っ!!」

茜「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ……!!!!!!!!」コスコスコスコスコスコスコスコスコスコス

志希「…ねぇ、凛ちゃんってこう言う時にスをシに変えて一人で恥ずかしがったりするの?」ツンツン

凛「えっ!?い、いや、何言ってんの急に!!」ドキッ

志希「うんうん、こうやってふっかけると大抵赤らむのもむっつりんの特徴……っと」

凛「や、やめてって!!」

志希「にゃっはは~ん♪」

茜「この通気口を棒やすりで……やりましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!」バガッ!!

志希「おー、すっごーい!!全然見てなかったけど!」

凛「お手柄だよ、茜!!それで、中には何が入ってたの?」

茜「ええとですね……『ぶぶっ……い、いいものを見せてもらったのじぇ~、マジで、マジで感謝なのだじぇ~!!!』……へ?」

凛「…薄々前回のおっぱいプリンから察してたけど、仕掛け人いるよね、これ」

志希「うん、そーだよ……それも、確実に知り合いだよねー、これ」チラッ

【…!?】ポチッ

茜「ん?何の音でしょうか?」

凛「あれ……見て!いつの間にか、エレベーター動いてるんだけど!!」

志希「でも、一つだけ……あくまで、一つだけ下に行けるみたいだよー」

凛「てことは……これ、まだ続くんだ……」

茜「次は、何か美味しいものが来ることを祈りましょう!!」

志希「ま、なんだかんだ楽しいし、別にいっかー!!ささ、早く次行こーよ、二人共ー」



凛「もう……ま、行かなきゃ終わんないんだし、グズグズしてはられないね」


茜「ええ、その意気ですよ、むっつりんすけべちゃん!!ただ……あ、あの、さっきのことは、忘れて……い、いや何でもないです!!」モジモジ


志希「さて、この先には、果たして何が待ってるのか……それはまだ、アタシ達もだ~れも知りませ~ん!!にゃはは~っ♪」


続く。

まさかの続いてしまった、凛、志希、茜トリオシリーズ。
この後も不定期で続くんで、見かけたらまた顔出ししてみてください。

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 23:30:18   ID: S:Wnf-X2

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2 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 01:01:40   ID: S:KdBJ34

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3 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 06:17:25   ID: S:-H1Who

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