【テイルズオブアライズ】シオン「お祭り?」 (20)

アルフェン「ああ、3日後の夜に催されることになってな」

シオン「随分と急ね」

アルフェン「紅の烏の連中が古い文献を漁っていたら、昔のダナでやっていた催しを見つけてな」


アルフェン「世界が平和になった記念にやろうって事になったんだ」

ロウ「それってどういう奴なんだ?」

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アルフェン「何でも『デミセ』や『ヤタイ』が立ち並んで食べたり遊んだり・・・」

アルフェン「楽器を鳴らして『ボンオドリ』なるものを踊るそうだ」

リンウェル「へぇ~楽しそう!」

フルル「フルゥ!」

テュオハリム「それは興味深いな」

キサラ「色んな国の人達が集まりそうですね」

シオン「そのヤタイっていうの、美味しい食べ物がたくさん出るのかしら?」

アルフェン「あ、ああ…そうみたいだ」


シオン「それは待ち遠しいわね、皆で準備を手伝いましょう!」


アルフェン「気合入ってるな…」


アルフェン「あ、それと…」

シオン「?」


アルフェン「当日はこれを着て欲しいそうだ」

キサラ「これは…」

アルフェン「ユカタというらしい」

リンウェル「綺麗な柄だね」


シオン「一体どんな食べ物が出るのかしら…」ダラダラ

アルフェン「聞いてないな…」



~アルフェン達は衣装「祭の華」を手に入れた~

~祭り当日~

ロウ「おっせーなー…女ってのは何で着替えが遅いんだ?」

アルフェン「まぁまぁ」

テュオハリム「焦っても祭りは逃げんぞ」





リンウェル「お待たせ~」

ロウ「やっと来たか・・・」

リンウェル(緑色でフルル柄の浴衣)「ど、どう・・・」

ロウ「ん~いつもよりは可愛いんじゃねねーの?」

リンウェル「いつもよりって何よ!」

フルル「フルゥ!」




キサラ(黒色で猫柄の浴衣)「私はあまりこういうのは…」

テュオハリム「そんな事はないぞ、君の魅力が十分に出ている」



シオン(白地に薔薇柄の浴衣)「お腹空いたわ、早く行きましょう」

アルフェン「あ、ああ…」

ワイワイガヤガヤ

リンウェル「わぁ、これがお祭りなんだね」

ロウ「中々賑わってるじゃねーか」


キサラ「あそこの金魚すくいというのが面白そうだな…ねぇテュオハリム」

キサラ「…テュオハリム?」



シオン「ほら、まずはあの焼きそばっていうのからいくわよ」

アルフェン「ま、待ってくれシオン…」

~やぐらの近く~

キサラ「テュオハリム…いなくなったと思ったら…」


テュオハリム「おおお・・・これが太鼓というものか、いい音色を響かせる」ドンドンドン




キサラ「まったく…まぁ楽しそうで何よりです」

キサラ「しかしあの音色を聞くと…踊りたくなってくるな」ウズウズ



~テュオハリムは称号《太鼓の鉄人》を手に入れた~

~お面屋の前~

リンウェル「あ!ダナフクロウのお面がある!」

フルル「フルゥ!」


リンウェル「いや~いい買い物したな、ねぇロウ?」

リンウェル「ってあれ?ロウ?」




ロウ「ったくリンウェルの奴…どこ行ったんだよ…」キョロキョロ

~会場の外れ~

リンウェル「あれ、適当に歩いてたら外に出ちゃったよ…」

フルル「フル…」

リンウェル「戻らなきゃ…」


ガサッ

リンウェル「?」


はぐれズーグル「ガアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

リンウェル「えっ…」




グシャッ

はぐれズーグル「」ピクピク

ロウ「ったく、どこほっつき歩いてんだよ」

リンウェル「ろ、ロウ…なんで…」

ロウ「その辺の連中にフクロウ連れたちっこい女の子が外へ出歩いてくの見たっての聞いたんだよ」

リンウェル「ち、ちっこいって…他に聞き方あったでしょ!」

ロウ「ほら、行くぞ」ギュッ

リンウェル「あ、ちょっ…」

ロウ「て、手握ってればもう迷子にならないだろ///」

リンウェル「ロウ///」





リンウェル「さっきズーグル殴ったあと手洗ってないでしょ!」

ロウ「今更それ気にする!?」

リンウェル「もう!最低!」

フルル「フルゥ!」


~リンウェルは称号《潔癖症》を手に入れた~

~たこ焼きの屋台前~

アルフェン「な、なぁシオン…」

シオン「ふぁにふぉ(なによ)?」モグモグ

アルフェン「タコ焼き…気に入ったのか?」


ゴクン


シオン「ええ、タコを衣に包む…何て画期的なのかしら」

アルフェン「そうか…お、あっちに射的があるぞ」

シオン「やってみましょうか」

パンッ! ドサ


シオン「こんなものね」

アルフェン「流石だな」

屋台のオヤジ「ひいい…もう勘弁してください…」


~シオンは称号《屋台あらし》を手に入れた~

アルフェン「お、景品の中に面白い物があるぞ」

シオン「何かしら」

アルフェン「家庭用タコ焼き機だそうだ、レナの技術で作られたらしい」

シオン「つまり…いつでもタコ焼きが食べられるとういうわけね」ジュルリ

アルフェン「そ、そうだな…おっとそろそろ時間だ」

シオン「?」

ヒュウウウウウウウウウウウウウウ…ドーーーーーーーーーーン!!!


シオン「わぁ…」

アルフェン「花火だ、綺麗だろ?」




テュオハリム「美しい…」

キサラ「そうですね」




ロウ「ほら、肩車すれば良く見えるだろ?」

リンウェル「ちょ、ちょっとやめてよ!」

フルル「フルゥ…」

シオン「お祭りっていいわね…」

アルフェン「そうだろ?」


シオン「こうやって毎日美味しいものが食べられるんですもの、毎日やれないかしら」

アルフェン「そ、それは無理だと思うぞ…」

シオン「テュオハリムに頼めばやってくれそうね…」

アルフェン(本当にやりそうだから怖い…)



~おわり~

これで終わりです


何気にリンウェル14歳で身長158㎝あるから将来性はあったり…?

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 18:41:20   ID: S:5El7-1

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