潜水空母 潜水艦 について (25)
巡潜甲型改二 潜水空母 伊13 から 呂号潜水艦 呂500 まで
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1613960431
【 伊13 】
艦隊の双子姫。
右が伊13で左が伊14。
伊13「そんな島根と鳥取みたいな覚え方やめてください」
伊14「しかも間違ってるよ!」
【 伊14 】
伊14「飲めや、歌えや♪」
提督「あいかわらず酔ってるな」
伊14「提督も飲もうよー」
提督「あーもう、空瓶がこんなに」
提督「空酒は胃を壊すぞ、何かつまんどけ」
伊14「あい」ヒョイ
提督「チンコじゃねーよ!」
提督「チンコつまんでどうすんだよ」
伊14「ちっちゃかったから、つい」
提督「小さくねーよ!」
伊14「別にチンコちっちゃくても気にしないよ」
提督「いい女っぽく言うのやめろ。あとチンコ言うな」
伊14「でへへ~」
提督「まったく……見た目は可愛いのに中身はおっさんだな」
伊14「えっ、何?見た目が何だって」
提督「何でもねーよ」
伊14「何さ何さ、見た目が何だって」
提督「あー、ちんちくりんな子供だなー」
伊14「チンチンくりくり?」
提督「おっさんだー、おっさんがいるぞーっ!」
【 伊400 】
伊400「まず服を全部脱ぎます」
伊400「裏表よく焼きます」
伊400「これで水着の跡は目立ちません」
伊8「おお~」
伊26「すごいよ、しおんちゃん」
伊19「天才なのね」
伊400「問題は日焼けする場所なんだけど」
伊168「港はどうかな」
伊8「往来が激しいよ」
伊400「じゃあ中庭は」
伊401「しょっちゅうお茶会してるね」
伊58「意外と難しいでちね」
伊8「日当たりがよくて、人が居ない所……」
伊26「屋上とかどうかな」
伊168「鍵かかってる。危ないからダメだって」
伊13「裏庭は……」
伊14「あ、裏庭いいかも」
伊8「でも……虫がたくさん」
伊19「虫除け撒けば平気なのね」
伊400「決まりだね」
伊58「サンオイル持っていくでち」
伊401「大きなシートあったっけ」
伊26「飲み物も忘れずに!」
◇
伊8「外で裸なんて変な気分」
伊26「解放感がすごいね」
伊19「何か癖になりそうなの……」
伊14「イヨは慣れてるよ」
伊13「それは問題だってば」
伊168「じゃあ、これでしばらく焼けばいいのかな」
伊58「お昼寝すればすぐでちよ」
伊400「眩しいけど寝れるかな」
伊401「まあ、大丈夫だよ」
◇
提督「あー、疲れた」
提督「書類も溜め込むと大変だな」
提督「換気でもするか」ガラッ
提督「……」
提督「桃源郷……かな」
全員「……zzz」スヤスヤ
【 伊401 】
潜水艦は海の中。 今日も明日も明後日も。
潜水艦は黒の中。 朝も昼間も真夜中も。
潜水艦は闇を恐れない。
何故ならば、ずっと夜に居るからだ。
五十鈴「どうして一人でトイレに行けないのよ!」
伊401「だって、怖くて」
五十鈴「暗いの平気なんでしょ!?」
【 伊47 】
茶碗蒸しに入っている銀杏が嫌い。ユリ根が好き。
迅鯨「はい、ヨナちゃん」コトッ
迅鯨「銀杏は抜いときましたから」
伊47「わあ、迅鯨さんありがとう」
川内「よくない!よくないな~」
川内「好き嫌いしてると大きくなれないよ」
那珂「まあ苦手なのもあるよね」
川内「ダメダメ!もう子供じゃないんだから」
川内「嫌いでも我慢して食べなきゃだよ!」
鳳翔「お待たせしました」コトッ
川内「あー!もう、鳳翔さんてば!椎茸抜いてって言ったじゃん!」
神通「好き嫌いはよくないのでは」
川内「いやいや、椎茸は無理だって!無理!」
鳳翔「増量しときましたから」
川内「やーだー!」
【 伊168 】
潜水艦は水の中。毎日毎日水の中。
ずっと海に浸かっていたら、ふやけて溶けてしまいそう。
提督「何してんだ」
伊168「甲羅干し」
提督「こんな地べたでか」
伊168「膝枕してくれてもいいよ」
提督「男がするもんじゃねーだろ」
伊168「じゃあ、イムヤがしてあげる」
提督「こんな炎天下でか」
伊168「そうやってすぐ物陰に連れ込もうとするんだから」
提督「してねーよ」
伊168「司令官はエッチだよね」ヌギヌギ
提督「ちょっと待て、何で水着を脱ぐ」
伊168「脱がないと汚れちゃうじゃん」
提督「いや待て、何でだよ」
伊168「それを女の子に言わせるつもり?」
提督「いいから脱がないで服を着ろ」
伊168「着たままがいいの!?」
提督「何がだよ!」
【 伊8 】
伊8「大鯨さん、いつもありがとう」
大鯨「いえいえ、どういたしまして」
伊8「毎日お弁当楽しみです」
大鯨「そう言ってもらえて嬉しいです」
伊8「今日も頑張ってきますね」
大鯨「はい、元気でいってらっしゃい」
潜水艦のお弁当は超豪華。
大鯨が技巧を凝らした多彩なメニュー。
佐渡「ずるいよ、ずるいよ!潜水艦ばっかり」
天龍「仕方ねーだろ、潜水艦は大変なんだ」
天龍「毎日毎日真っ暗闇で、気分転換も出来ねーんだぞ」
天龍「せめて飯くらい楽しみがないと参っちまうぜ」
大東「ヤダヤダ!あたいも変わったお弁当食べるー」
天龍「うーん、困ったな」
提督「よし、なら俺が作ってやろう」
佐渡「司令が?」
天龍「提督って飯作れんのか」
提督「学生時代はずっと自炊してたからな。そこそこ出来る」
大東「やったー!作って作って!」
◇
佐渡「何だよあの弁当は?餃子入ってたぞ!」バンッ!
提督「餃子弁当だからな」
大東「何で餃子入れるのさ!馬鹿なの?」
提督「シウマイ弁当に対抗して」
佐渡「しかもにんにくマシマシじゃねーか!超臭い!」
提督「サプライズだぞ」
大東「驚いたよ!衝撃だったよ!」
提督「酢豚弁当も作れるぞ」
佐渡「最初からそれにしろよ!」
【 伊19 】
野球選手はユニフォーム姿で街に出ない。
料理人も休日にコック帽は被らない。
消防士も警察官も、休みの日はみんな制服は着ないんだ。
提督「分かるね」
伊19「はいなの」
提督「で、その格好は」
伊19「ビキニなの」
提督「分かってないじゃん!むしろ悪化してんじゃん!」
伊19「制服じゃないのね」
提督「私服なの!?」
伊19「提督はこういうの好きなのね」
提督「好きだけれども」
伊19「イクは気にしないのね」
提督「お前以外の全ての人が気にするけどな」
提督「そんな格好じゃ、どこにも行けないだろ」
伊19「出掛けなくても別にいいのね」
提督「デートしたいって言ってたじゃん」
伊19「提督と一緒なら、場所なんてどこでもいいのね」
提督「む……」
伊19「それに……」
◇
伊19「どうせこうやって全部脱がすくせに ///」
提督「それは、うん、まあ、そうね」
伊19「提督はえっちなのね ///」
提督「イク、可愛いぞ」
伊19「やれやれなの ///」
【 伊26 】
提督「レッサーパンダ?」
大淀「ニムちゃんのイメージ映像です」
提督「イメージ映像」
大淀「足柄さんの狼とか、夕立ちゃんの犬みたいな」
提督「あー、なるほど」
大淀「ネットにも沢山の画像が」
提督「言われてみればニムはそうかもな」
◇
提督「それだと大淀はウサギかな」
大淀「えっ?ウサギですか」
提督「バニーガール可愛かったし」
大淀「あっ…… ///」
提督「また見たいものだ」
大淀「も、もう着ませんから ///」
金剛「Hey提督!バーニングラーブ!!」ドアガチャバターン!
提督「お前は毎日騒がしいな」
金剛「私も可愛いウサギデース!」
提督「お前はバニー姿してないだろ」
金剛「ウサギは寂しいと死んでしまいマース!」
提督「そんな騒がしいウサギがいるか」
金剛「もっと構ってクダサーイ」ダキーッ
提督「こらよせ、くっつくなって」
金剛「駄目デース!もう離さないデース!」ニコーッ
【 伊58 】
秘書艦にしてみれば分かるが、実は意外とでちでち言わない。
提督「なあ、でち公」
伊58「何でちか?」
提督「いきなりかよ!?」ガタッ!
伊58「な、何がでち」
提督「いきなり言ってんじゃねーか!」
伊58「だから何でち」
提督「色々作戦を考えてきたのに」
伊58「作戦でちか」
提督「全部無駄骨だよ!ガッデム!」
伊58「さっきから何を言ってるでちか」
提督「だからお前に言わせたかったんだよ」
伊58「ご、ゴーヤに言わせるでちか……」
提督「そうだよ、お前にだよ」
伊58「そ、そういうのは、男の人から言うものでちよ…… ///」モジモジ
提督「告白じゃねーから!」
【 まるゆ 】
天龍「まるゆがウザい?」
木曾「少し甘やかし過ぎた。毎日遊びに来る」
木曾「可愛いのだが騒がしくて敵わん」
天龍「なるほどなぁ」
◇
暁「あ、あのね、天龍。眼帯をつけてみたの」
暁「べ、別に憧れてなんかないんだからね!」
暁「でもちょっと前が見辛いわね」フラフラ
暁「きゃああーーっ!」ドンガラガッシャーン!
響「やあ天龍、一緒に飲まないか」グビグビ
響「とっておきのウオッカを持ってきたよ」ガブガブ
響「つまみはどこだっけ……」フラフラ
響「ウラーーッ!」ドンガラガッシャーン!
雷「雷に任せて!制服洗濯しといたわよ」
雷「大変!間違えて漂白剤入れちゃったわ」
雷「と、とりあえず部屋干ししとくわね」
雷「踏み台に乗って…っと、とと、きゃああーーっ!」ドンガラガッシャーン!
電「はわわっ、大変な騒ぎなのです」
電「電の手には負えないのです」
電「頼りになる助っ人を連れてきたのです」
五月雨「五月雨です!助けに来ましたああぁぁーーっ!」ドンガラガッシャーン!
天龍「お前も大変なんだなぁ」
木曾「いや、うん、すまん」
【 呂500 】
当たりの印がついたアイスの棒
改造が始まり薄れていく意識の中で、ずっと握りしめていた
制服も変わった
装飾も変わった
艤装も変わった
国籍も変わった
名前も変わった
口調も変わった
顔も 性格も 肌の色すらも
すべてが変わってしまったけれど
変わらなかったものがひとつだけ
伊58「まったく、いつまで待たせるでちか」
呂500「!!」
伊58「急ぐでち。駄菓子屋が閉まるでち」
呂500「あ、あの……その」
伊58「ちゃんと当たりくじは持ってるでちね」
呂500「改造で……もう、U(ユー)は……」
伊58「ほら、早くするでち」ギュッ
呂500「!!」
伊58「走るでちよ!」
――― トモダチ
呂500「うんっ!でっち!」
以上です。
このSSまとめへのコメント
イムヤちゃんはね~アルカディア号に魚雷あてたんだよ~Blu-ray《わが青春のアルカディア》より