潜水空母 潜水艦 について (25)



巡潜甲型改二 潜水空母 伊13 から 呂号潜水艦 呂500 まで



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【 伊13 】


艦隊の双子姫。

右が伊13で左が伊14。



伊13「そんな島根と鳥取みたいな覚え方やめてください」

伊14「しかも間違ってるよ!」



【 伊14 】


伊14「飲めや、歌えや♪」

提督「あいかわらず酔ってるな」

伊14「提督も飲もうよー」

提督「あーもう、空瓶がこんなに」

提督「空酒は胃を壊すぞ、何かつまんどけ」

伊14「あい」ヒョイ

提督「チンコじゃねーよ!」

提督「チンコつまんでどうすんだよ」

伊14「ちっちゃかったから、つい」

提督「小さくねーよ!」

伊14「別にチンコちっちゃくても気にしないよ」

提督「いい女っぽく言うのやめろ。あとチンコ言うな」

伊14「でへへ~」

提督「まったく……見た目は可愛いのに中身はおっさんだな」

伊14「えっ、何?見た目が何だって」

提督「何でもねーよ」

伊14「何さ何さ、見た目が何だって」

提督「あー、ちんちくりんな子供だなー」

伊14「チンチンくりくり?」

提督「おっさんだー、おっさんがいるぞーっ!」



【 伊400 】


伊400「まず服を全部脱ぎます」

伊400「裏表よく焼きます」

伊400「これで水着の跡は目立ちません」

伊8「おお~」

伊26「すごいよ、しおんちゃん」

伊19「天才なのね」

伊400「問題は日焼けする場所なんだけど」

伊168「港はどうかな」

伊8「往来が激しいよ」

伊400「じゃあ中庭は」

伊401「しょっちゅうお茶会してるね」

伊58「意外と難しいでちね」

伊8「日当たりがよくて、人が居ない所……」

伊26「屋上とかどうかな」

伊168「鍵かかってる。危ないからダメだって」

伊13「裏庭は……」

伊14「あ、裏庭いいかも」

伊8「でも……虫がたくさん」

伊19「虫除け撒けば平気なのね」

伊400「決まりだね」

伊58「サンオイル持っていくでち」

伊401「大きなシートあったっけ」

伊26「飲み物も忘れずに!」



伊8「外で裸なんて変な気分」

伊26「解放感がすごいね」

伊19「何か癖になりそうなの……」

伊14「イヨは慣れてるよ」

伊13「それは問題だってば」

伊168「じゃあ、これでしばらく焼けばいいのかな」

伊58「お昼寝すればすぐでちよ」

伊400「眩しいけど寝れるかな」

伊401「まあ、大丈夫だよ」



提督「あー、疲れた」

提督「書類も溜め込むと大変だな」

提督「換気でもするか」ガラッ

提督「……」

提督「桃源郷……かな」

全員「……zzz」スヤスヤ



【 伊401 】


潜水艦は海の中。 今日も明日も明後日も。

潜水艦は黒の中。 朝も昼間も真夜中も。


潜水艦は闇を恐れない。

何故ならば、ずっと夜に居るからだ。



五十鈴「どうして一人でトイレに行けないのよ!」

伊401「だって、怖くて」

五十鈴「暗いの平気なんでしょ!?」



【 伊47 】


茶碗蒸しに入っている銀杏が嫌い。ユリ根が好き。



迅鯨「はい、ヨナちゃん」コトッ

迅鯨「銀杏は抜いときましたから」

伊47「わあ、迅鯨さんありがとう」



川内「よくない!よくないな~」

川内「好き嫌いしてると大きくなれないよ」

那珂「まあ苦手なのもあるよね」

川内「ダメダメ!もう子供じゃないんだから」

川内「嫌いでも我慢して食べなきゃだよ!」

鳳翔「お待たせしました」コトッ

川内「あー!もう、鳳翔さんてば!椎茸抜いてって言ったじゃん!」

神通「好き嫌いはよくないのでは」

川内「いやいや、椎茸は無理だって!無理!」

鳳翔「増量しときましたから」

川内「やーだー!」



【 伊168 】


潜水艦は水の中。毎日毎日水の中。

ずっと海に浸かっていたら、ふやけて溶けてしまいそう。



提督「何してんだ」

伊168「甲羅干し」

提督「こんな地べたでか」

伊168「膝枕してくれてもいいよ」

提督「男がするもんじゃねーだろ」

伊168「じゃあ、イムヤがしてあげる」

提督「こんな炎天下でか」

伊168「そうやってすぐ物陰に連れ込もうとするんだから」

提督「してねーよ」

伊168「司令官はエッチだよね」ヌギヌギ

提督「ちょっと待て、何で水着を脱ぐ」

伊168「脱がないと汚れちゃうじゃん」

提督「いや待て、何でだよ」

伊168「それを女の子に言わせるつもり?」

提督「いいから脱がないで服を着ろ」

伊168「着たままがいいの!?」

提督「何がだよ!」



【 伊8 】


伊8「大鯨さん、いつもありがとう」

大鯨「いえいえ、どういたしまして」

伊8「毎日お弁当楽しみです」

大鯨「そう言ってもらえて嬉しいです」

伊8「今日も頑張ってきますね」

大鯨「はい、元気でいってらっしゃい」



潜水艦のお弁当は超豪華。

大鯨が技巧を凝らした多彩なメニュー。



佐渡「ずるいよ、ずるいよ!潜水艦ばっかり」

天龍「仕方ねーだろ、潜水艦は大変なんだ」

天龍「毎日毎日真っ暗闇で、気分転換も出来ねーんだぞ」

天龍「せめて飯くらい楽しみがないと参っちまうぜ」

大東「ヤダヤダ!あたいも変わったお弁当食べるー」

天龍「うーん、困ったな」

提督「よし、なら俺が作ってやろう」

佐渡「司令が?」

天龍「提督って飯作れんのか」

提督「学生時代はずっと自炊してたからな。そこそこ出来る」

大東「やったー!作って作って!」





佐渡「何だよあの弁当は?餃子入ってたぞ!」バンッ!

提督「餃子弁当だからな」

大東「何で餃子入れるのさ!馬鹿なの?」

提督「シウマイ弁当に対抗して」

佐渡「しかもにんにくマシマシじゃねーか!超臭い!」

提督「サプライズだぞ」

大東「驚いたよ!衝撃だったよ!」

提督「酢豚弁当も作れるぞ」

佐渡「最初からそれにしろよ!」



【 伊19 】


野球選手はユニフォーム姿で街に出ない。

料理人も休日にコック帽は被らない。

消防士も警察官も、休みの日はみんな制服は着ないんだ。



提督「分かるね」

伊19「はいなの」

提督「で、その格好は」

伊19「ビキニなの」

提督「分かってないじゃん!むしろ悪化してんじゃん!」

伊19「制服じゃないのね」

提督「私服なの!?」

伊19「提督はこういうの好きなのね」

提督「好きだけれども」

伊19「イクは気にしないのね」

提督「お前以外の全ての人が気にするけどな」

提督「そんな格好じゃ、どこにも行けないだろ」

伊19「出掛けなくても別にいいのね」

提督「デートしたいって言ってたじゃん」

伊19「提督と一緒なら、場所なんてどこでもいいのね」

提督「む……」

伊19「それに……」





伊19「どうせこうやって全部脱がすくせに ///」

提督「それは、うん、まあ、そうね」

伊19「提督はえっちなのね ///」

提督「イク、可愛いぞ」

伊19「やれやれなの ///」



【 伊26 】


提督「レッサーパンダ?」

大淀「ニムちゃんのイメージ映像です」

提督「イメージ映像」

大淀「足柄さんの狼とか、夕立ちゃんの犬みたいな」

提督「あー、なるほど」

大淀「ネットにも沢山の画像が」

提督「言われてみればニムはそうかもな」





提督「それだと大淀はウサギかな」

大淀「えっ?ウサギですか」

提督「バニーガール可愛かったし」

大淀「あっ…… ///」

提督「また見たいものだ」

大淀「も、もう着ませんから ///」

金剛「Hey提督!バーニングラーブ!!」ドアガチャバターン!

提督「お前は毎日騒がしいな」

金剛「私も可愛いウサギデース!」

提督「お前はバニー姿してないだろ」

金剛「ウサギは寂しいと死んでしまいマース!」

提督「そんな騒がしいウサギがいるか」

金剛「もっと構ってクダサーイ」ダキーッ

提督「こらよせ、くっつくなって」

金剛「駄目デース!もう離さないデース!」ニコーッ



【 伊58 】


秘書艦にしてみれば分かるが、実は意外とでちでち言わない。


提督「なあ、でち公」

伊58「何でちか?」

提督「いきなりかよ!?」ガタッ!

伊58「な、何がでち」

提督「いきなり言ってんじゃねーか!」

伊58「だから何でち」

提督「色々作戦を考えてきたのに」

伊58「作戦でちか」

提督「全部無駄骨だよ!ガッデム!」

伊58「さっきから何を言ってるでちか」

提督「だからお前に言わせたかったんだよ」

伊58「ご、ゴーヤに言わせるでちか……」

提督「そうだよ、お前にだよ」

伊58「そ、そういうのは、男の人から言うものでちよ…… ///」モジモジ

提督「告白じゃねーから!」



【 まるゆ 】


天龍「まるゆがウザい?」

木曾「少し甘やかし過ぎた。毎日遊びに来る」

木曾「可愛いのだが騒がしくて敵わん」

天龍「なるほどなぁ」





暁「あ、あのね、天龍。眼帯をつけてみたの」

暁「べ、別に憧れてなんかないんだからね!」

暁「でもちょっと前が見辛いわね」フラフラ

暁「きゃああーーっ!」ドンガラガッシャーン!


響「やあ天龍、一緒に飲まないか」グビグビ

響「とっておきのウオッカを持ってきたよ」ガブガブ

響「つまみはどこだっけ……」フラフラ

響「ウラーーッ!」ドンガラガッシャーン!


雷「雷に任せて!制服洗濯しといたわよ」

雷「大変!間違えて漂白剤入れちゃったわ」

雷「と、とりあえず部屋干ししとくわね」

雷「踏み台に乗って…っと、とと、きゃああーーっ!」ドンガラガッシャーン!


電「はわわっ、大変な騒ぎなのです」

電「電の手には負えないのです」

電「頼りになる助っ人を連れてきたのです」

五月雨「五月雨です!助けに来ましたああぁぁーーっ!」ドンガラガッシャーン!



天龍「お前も大変なんだなぁ」

木曾「いや、うん、すまん」



【 呂500 】


当たりの印がついたアイスの棒

改造が始まり薄れていく意識の中で、ずっと握りしめていた


制服も変わった

装飾も変わった

艤装も変わった


国籍も変わった

名前も変わった

口調も変わった


顔も 性格も 肌の色すらも


すべてが変わってしまったけれど

変わらなかったものがひとつだけ



伊58「まったく、いつまで待たせるでちか」

呂500「!!」

伊58「急ぐでち。駄菓子屋が閉まるでち」

呂500「あ、あの……その」

伊58「ちゃんと当たりくじは持ってるでちね」

呂500「改造で……もう、U(ユー)は……」

伊58「ほら、早くするでち」ギュッ

呂500「!!」

伊58「走るでちよ!」



――― トモダチ



呂500「うんっ!でっち!」




以上です。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2023年04月14日 (金) 06:40:22   ID: S:Fr3uQD

イムヤちゃんはね~アルカディア号に魚雷あてたんだよ~Blu-ray《わが青春のアルカディア》より

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