【艦これ】明石「つくりました! 」提督「捨てろ」【コンマ】 (81)


基本的に二人だけ
テキトーに測って駄弁りたい(願望)
人がいなければ自分でコンマ
すぐ終わる


明石「えー? 好感度とか色々測りたくありません? 」

提督「測りたくありません」

明石「またまたー、気の置けない相手の色んな気持ち知りたいでしょう? 」

提督「俺はお前との関係に満足してるからいい」

明石「あ、そ、そう……」

提督「あぁ」

明石「……」

提督「……照れんな馬鹿」

明石「だってぇ……」


提督「ってことでそのけったいな機械は捨てろな」

明石「や、それとこれとは別でしょ? うん? 」

提督「あのさ」

明石「……測りたくありません? 」

提督「測りたくねぇな。……炬燵で蜜柑食って駄弁ってる相手にさ」

明石「? 」

提督「普通に嫌われてたら怖ぇわ俺。そんなメンタル強くねぇし」

明石「でもほらー、私とあなたでしょう?
そこそこ信頼してされてそこそこ好いて好かれてる感じになりますよ? 」

提督「そんなことあけすけに言える関係が壊れんのはどーなのよってこと。
どっちかが何かしら我慢してたとしても今は上手くいってんだから」

明石「えー? 」

提督「えー、じゃねぇよばーか」


明石「こんな凄いの手慰みにつくれちゃう私に馬鹿とはなんです馬鹿とは」

提督「さて、俺は蜜柑を追加で持ってくるけど、お前は? 」

明石「無視すんな。……あ、私も一つか二つ」

提督「はいよ」

明石「これ割と感度が繊細なんで一時の感情が振れ幅として出る優れ物なんですよー?
今と明日でちょっとした感情の違いも測定できちゃうんですよー? 」

提督「知るか。緑茶も淹れてくるからな」

明石「お願いしますー。…………じゃ、まずは好感度、っと」




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提督→ 明石
↓1
明石→ 提督


【好感度】

【提督→ 明石 96】

【明石→ 提督 89】




明石「ふへっ、ふへへへへ……」

提督「何気色悪い顔してんだお前。遂に産廃行きか? 」

明石「またまたー。そういう私も好きなくせにー」

提督「そうだな」

明石「はいはい、そうで……はい? 」

提督「そういう意味の分からんガラクタつくって変な遊びを始めるお前のことも好きだって言ってんの」

明石「ほ、ほえー……ほえー? 」

提督「ほら、蜜柑と緑茶」

明石「あ、これはどうも」

提督「あぁ」

明石「……」

提督「……」

明石「……えへ」

提督「あ? 」


明石「やー、そっかー……あれぇ? 」

提督「あれー? は俺の台詞なんだが……寧ろ大して好感度も高くない相手と炬燵囲む人種に見られてたのか俺」

明石「や、だって男性ってそういうものでしょう? 取り敢えず囲んで取り敢えずヤるんでしょ? 」

提督「なんだお前……そうしてほしいのか? 」

明石「そうじゃないですけど」

提督「じゃあいいじゃねぇかそれで。……で? 」

明石「はい? 」

提督「予想通りだったんだろ? どっちがどんな感じだったんだ? 」

明石「あなたから私が96で私からあなたが89ですね」

提督「は? 」

明石「? 」

提督「……」

明石「……? 」

提督「ねぇわそれ、それは無いわ……こんだけ付き合いよくてお前は90も行ってねぇとか無いわ」

明石「やー……あはは、は? 」


提督「好かれたくてやってるわけじゃねぇとはいえ……いやいや」

明石「まぁ、ほらそこは私がそれだけ魅力的だってことで! 」

提督「…………」

明石「…………」

提督「…………」

明石「…………」

提督「…………あ、そうか」

明石「は、はい? 」

提督「好感度なんて曖昧なものだからそうなるんだよそれ」

明石「? 」

提督「感情を数値化してる時点で意味分からんが大概そういうのは細分化すればする程正確になる、筈」

明石「なる、ほど? 」

提督「つまりもう少し範囲を狭めて……できるか? 」

明石「当然! この明石特製感情測定器に不可能はございませんとも」

提督「不可能はあれよ。……む」

明石「む? 」


提督「愛情度、でどうだ」

明石「は、はぁ……? 」

提督「それを測ればLoveな感じなのかLikeな感じなのか自ずと分かるんじゃないか? 」

明石「30が出れば現在の好感度の内で愛情、つまりLoveな感じな割合が出るから? 」

提督「その場合七割はLikeって感じだな。普通の親愛」

明石「なるほど……ほう? 」

提督「あん? 」

明石「あなたもなんだかんだ知りたくなってきちゃいましたねー? 私の愛情っ」

提督「お、ここのボタン押せばいいんだな」

明石「聞け、聞いてよ……聞いてください、ねーえー? 」



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【愛情度(の割合)】

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提督→ 明石
↓1
明石→ 提督



あかし


【愛情度(の割合)】

【提督→ 明石 28】

【明石→ 提督 64】




明石「は? 」

提督「あ? 」

明石「これ壊れてません? ねぇ壊れてますよね? 」

提督「知らねぇよお前のつくったもんだろうが」

明石「おかしい……これは不可解、いや、不正の類いでは……」

提督「あん? 」

明石「この際私の感情は置いておいて……何故この人の愛情度はこんなにも低いのか」

提督「そりゃあお前気の置けない友人だからだろうが」

明石「……この明石さんの魅力に負けて何でも言うことを聞く男だと自覚させる筈が……おかしい」

提督「はぁ。……そういうところじゃねぇのか、数値に表れたとすれば」


明石「……提督からは28%の愛情と72%の親愛」

提督「割に予想通りだな」

明石「対して私からは64%の愛情と36%の親愛」

提督「そんなもんじゃねぇの」

明石「これがどういうことか分からないんですか?! あなたには分からないんですか?! 」

提督「俺たちって割といい関係なんだね、って」

明石「そこを否定されても困りますけども! これは私の方が惚れた側ってことなんですよ?! 」

提督「いいじゃん別に」

明石「よくない! なんかこう女として負けた気がします! 」

提督「知らねぇよそんなの……ほら、蜜柑もう一個剥いたぞ」

明石「あぁ、ありが……違うそうじゃない貰うけど! 」

提督「お、おう……」


明石「んぐぐぐぐっ……」

提督「今年の蜜柑ってどうなんだろうな。普通に美味いけど」

明石「全体的に上々の出来らしいです、じゃなくて! 」

提督「飛沫を飛ばすな。蜜柑にかかる」

明石「どうでもいいでしょそんなの! こうなったら! 」

提督「このご時世どうでもよくはねぇだろう家族でも……んで? 」

明石「欲情度、測ってやりましょうこの際! 相手に対するヤバい感情! ー

提督「お前が火傷する未来しか見えねぇんだけど。特にさっきの愛情度見る限り」

明石「嗚呼……友人だなんだと宣いつつ高い好感度の裏には身体を舐め回すように見るいやらしい視線が! 」

提督「お前のテンションどうなってんだ」

明石「出でよ色欲魔人の顔ォ! 」

提督「やべーわ蜜柑止まらねーぞなんだこれ」



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【欲情度】

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提督→ 明石
↓1
明石→ 提督


あかし



【欲情度】

【提督→ 明石 56】

【明石→ 提督 76】




明石「」

提督「えぇ……」

明石「」

提督「俺も女友達に向ける視線としては割に高いけど……お前さ」

明石「」

提督「何? もしかしてこの炬燵って危険? 俺襲われちゃうの? 」

明石「」

提督「最初に言っておくと身体は反応するだろうけど普通に友人として……明石? 」

明石「」

提督「……し、死んでる」


明石「おかしい……こんなことは許されない……」

提督「だから言ったじゃねぇか。こんなもん捨てろって」

明石「なんだかんだ言いつつ私の身体に欲情していてそれが暴露た結果開き直って襲ってくる提督はどこ……? 」

提督「どこにもいねぇよそんなやつ。……今の聞いてるとマジでお前危ねぇ女だな」

明石「んぎぎぎぎぎぎぎぎぃ……! 」

提督「ってもそんな悔しがる程かね。お前が欲しいんなら別な俺も吝かではな

明石「次! はい次! 次に何か測れそうなやつ! 私が提督を馬鹿にできるやつ! 」

提督「情緒不安定かお前。あと理由が不純過ぎる」

明石「不満度! 不満度といきましょう次! えーい! 」

提督「はぁ。……高くても低くてもダメージ負うのお前な気がするぞ、マジでさ」



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【不満度】

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提督→ 明石
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明石→ 提督


さて……

ここまで>>1の独り芝居……(泣)


【不満度】

【提督→ 明石 61】

【明石→ 提督 98】




明石「うぉぉおるぁぁぁぁ! なんぼのもんじゃーい! 」

提督「不満ハンパねぇなお前。わざわざこの寒い中魔性の炬燵出て蜜柑と緑茶持ってきて、
しかもその上蜜柑剥きながらくだらない話に付き合ってやってるのにも拘らずこれってお前」

明石「これに反省したらそのすかした顔をやめて私をもっと女として見ろやぁ! 」

提督「や、えーと……えぇ? 」

明石「もうなんか体裁とかどうでもよくなってきましたよ私。
取り敢えずなんとしてでもあなたのこと慌てふためさせてやれればそれで万事オッケー」

提督「それで不満度が減るならまぁ……ストレスは身体に良くないからな」

明石「むきーっ! その生暖かい目に腹が立つぅぅぅぅ! 」

提督「どうしろっていうんだよ……」


明石「なんか、何か無いか……何か、面白おかしくできて且つギャフンと言わせられる、そんな何か」

提督「おい……一人芝居はそこまでにしておいた方が」

明石「一人芝居で結構ですー。どうせ私は愛情とか貰えなくて単に友人として見られてるだけの女ですー」

提督「論理性の欠片も無ぇぞお前。……それさ」

明石「何? 」

提督「睨むなよ……一時の感情によって割と振れ幅出るんだろう? 」

明石「明石特製とはいっても深層心理なんてものを抉り出すのは難しいってのもありますけどね」

提督「ならほら……うーん……」

明石「何? 」

提督「だから睨むな。……ほら、信頼度でどうだ? お互いの仕事への感情」

明石「ほう……? 」

提督「俺からお前への信頼はまぁ低くはならないと思うしさ、な? 」

明石「そんなに言うならまぁ……」

提督「頼むよ。……………………低くかったらどーしよ」



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【(仕事関係の)信頼度】

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提督→ 明石
↓1
明石→ 提督


【(仕事関係の)信頼度】

【提督→ 明石 72】

【明石→ 提督 41】




提督「ほら! な? 俺の方が仕事関係の依存度? 高いぞ凄いなお前! 」

明石「ま、まぁ……そうですね」

提督「対してお前は大して俺のこと上官としては信頼してないな? な? 何かそれはそれで腹立つけど! 」

明石「や、だってこう、ねぇ……? 」

提督「あん? 」

明石「こう、あなたのことを上官として見る機会って最近はあんまり無いから……」

提督「は? 」

明石「男性として見てるのに女として見てもらえない女の悲哀が分からないんですか?! 分からないでしょうねぇ?! 」

提督「あのさ……情緒とか理性はどこに投げ捨ててきたの君」


明石「結局それってさぁ……愛情としての不満が転化されてるだけっていうか」

提督「今度はいきなり落ち込むのか……」

明石「あー……」

提督「……」

明石「……」

提督「……」

明石「……」

提督「……蜜柑、食う? 」

明石「貰います。…………あ、そーいやこれ感情以外も測れるんですよ」

提督「あん? 」


明石「割と不完全なシステムなんで信頼性は感情度より落ちますけど……やります? 」

提督「やらないと何されるか分からないからやる」

明石「今更何もしませんけど……能力値的なあれですね」

提督「ふぅん? 」

明石「あんまりピンポイントなやつはできないですけどふわっとした感じでこうなんとなく出ます」

提督「ピンポイントな能力値弾き出すよりよっぽど凄いんじゃねぇのかそれ」

明石「ただのおまけ機能なんですけどね……欲情したあなたになんとかかんとかされた後の遊びで使おうと思ってたんで」

提督「お、おう……? 」

明石「どーせならどこまで低いか試してみるのもいっか。女子力、測ってみましょう? 」

提督「女子力ぅ? 俺男なんだけど」

明石「とか言ってどーせ私より高いんでしょ? 知ってる知ってる」

提督「はぁ……あんまり五月蝿いのもあれだけど卑屈になられるのもダルいな」



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【女子力Lv.】

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提督→ 明石
↓1
明石→ 提督


ミスです……
正しくはこう


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【女子力Lv.】

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提督
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明石


【女子力Lv.】

【提督→ 明石 87】

【明石→ 提督 76】




提督「」

明石「知ってた」

提督「」

明石「そりゃあねぇ? お母さんかってくらいマメでお世話好きですもんねぇ? 」

提督「え、いや、えーと……」

明石「鳳翔さんとか間宮さんと人気を分ける料理上手でぇ?
大井さんとか筑摩さんみたいな屈折した愛情持った方にアドバイスできるレベルですもんねぇ? 」

提督「…………」

明石「私もなんだかんだ言ってね? 数値に出てるように実は自信あったんですよ?
あなたを振り向かせる為にお洒落もお料理も始めましたし? でもねぇ……? 」

提督「…………」

明石「何ッであんたは頑張ってる女より素で高いんだよォ! 」

提督「あー……なんか、すまん。夜は何食べたい? 」

明石「あなたの料理なら何でもいいですよぉ! あぁもう! 」

提督「お、おう……」


明石「なんか逆に振り切れて楽しくなってきた気がする」

提督「えー……そうか? 」

明石「今のところのあなたってね? 部下に深い信頼を寄せててそれでも相手の信頼を大事に受け止めてね?
上官としてとか男としての強権なんて全く無くね?
親愛の証としてお料理とかお世話してくれる凄いいい人ですからね?しかも女子力が高い! 」

提督「まぁ、並べられると……うん」

明石「対して私はどうですか! 好かれてるなーって喜んでたらあらゆる意味で依存してね?
剰え勝手に股濡らしてる馬鹿ですよ馬鹿! 変態馬鹿! 」

提督「や、そんなこと、無いだろう? 」

明石「逆にもうここはあなたの欠点を探す流れですよね! 私はおまけとしてどうでもいい数値になってますし」

提督「やー……? 」


ちょっと休憩いただきます

そろそろネタが無くなってきました
感情でも能力でも測れそうなのって何かありますか?
捌けるかは分かりませんが何か出していただけるとちょっと嬉しいです

必要度…………依存度とかわんねえかな?
自分にとって相手がどれだけ必要かっていう


>>35

や、必要度いいですね
依存とはまた違った感じで
ちょっと再開


明石「もうここまでくるとあなたってクソド無能でも誰かしら貰ってくれそうですよね」

提督「そ、そうか? 」

明石「家政夫として使ってもよし、主夫としてもよし。
これで指揮能力まで数値上も高ければ内に外に完璧過ぎでしょ」

提督「そんなことまで測れるんなら最初にそこを測ってほしかったんだが」

明石「そんなのつまんないじゃないですか。
少なくともあなたのこと無能だと思ってる子なんていないと思いますし」

提督「雰囲気の良い職場としていいじゃねぇか。つまんないってなんだつまんないって」

明石「はぁ……」

提督「溜息吐きたいのは俺なんだが……」

明石「…………あ、お互いの必要度、と。これを裏返せば私の無能度も分かるんですねぇ」

提督「卑屈さよ……しかも指揮能力じゃねぇのかよ」




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【(お互いの)必要度】

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提督→ 明石
↓1
明石→ 提督


【(お互いの)必要度】

【提督→ 明石 50】

【明石→ 提督 57】





明石「知ってた」

提督「え、いやでも割と理想的なんじゃねぇのこれ」

明石「まぁ、お互い無くてはならない存在として思いつつ依存し過ぎない感じですよね。……で・も! 」

提督「う、うん? 」

明石「絶妙なラインで毎度の如く私の方が必要気味じゃないですかぁ!
私だけ愛情の分想いも重い感じ出ちゃってるじゃないですかこれぇ! 」

提督「お前のつくる機械ってマジですげーんだなって思ってたわそこら辺は」

明石「そりゃあいっつもサポートしてもらって万全の態勢で臨めてますからねぇ! あっはっはっー」

提督「壊れんな馬鹿」

明石「次はイケメン度ォ! 頼むからこれくらい低くあって!
ちょっと女々しい感じの好み分かれる感じで! 誰も私から奪わないで! 」

提督「おい最後」



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【イケメン度】

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提督
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明石

低目ではある(今までの提督を見れば)


【イケメン度】

【提督 60】

【明石 32】



提督「お、おう……? 」

明石「当然のように人並を越えてくるのに慣れ過ぎてなんか低い気がする」

提督「これ高い、のか? 」

明石「そりゃあ一応50前後で人並ですからね。
割と万人に対して不快感は与えないレベルではあるでしょ」

提督「そっか……そうか」

明石「私も当然のように低いし。まぁ、これは別に低くてもいいんだけど……でも腹立つ」

提督「別にいいじゃねぇか。俺はそれでいいと思うが」

明石「はい出ました強者の余裕上から目線」

提督「別にそんなつもりじゃ……ほら、じゃあ指揮能力やろうぜ。さっき言ってたやつ」

明石「それも私の数値大して意味無いやつですね」

提督「いいじゃん駄弁ってるネタが欲しいだけだし。…………俺は」

明石「はいはーい、っと。現在の指揮能力はー? 」

提督「穏当に穏当に……せめて平均点はあってくれよ、頼む」



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【(現在の)指揮能力】

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提督
↓1
明石

m9


【(現在の)指揮能力】

【提督→ 56】

【明石→ 26】





提督「えっ」

明石「ふーん……」

提督「えっ……え? 」

明石「なんかちょっと安心してる自分がいるのが嫌。……提督」

提督「え、え、えー……何? 」

明石「一応平均値は高級将校の中で、ですから。別に一般人に毛が生えたレベルってことは無いですよ」

提督「そ、そうか……いや、でもこれ低いなさすがにショックだわこれ」

明石「それでも失点って程ではないですから。いいんじゃないですかこれから頑張れば」

提督「そうだけど……うぅん、それしか、無いか」

明石「ええ」


提督「確かにお前たちの能力に依存していた部分は……そうか」

明石「任せる、っていうのは管理職として大切なファクターだと思いますけどね。
ゼークトも何やかんや言ってましたし劉邦とかもそんな感じでしょう? 詳しくないけど」

提督「それでも……うーん……」

明石「まぁ、最悪それでクビになっても少なくとも家政夫としては引くて数多なんで頑張ってください」

提督「家政夫っておま……」

明石「私なら雇いますよ。なんなら料理人としてでもいいです。家事なんておまけです」

提督「や、お前の部屋の惨状見て掃除始めねぇやつはいないと思うが」

明石「……ふん」

提督「んっ……蜜柑のヘタをぶつけるなみみっちいな」


明石「でもこれで見えてきましたね」

提督「あん? 」

明石「私人としてのあなたは超絶有能な善人だとして、
そうであるからこそなのか何故軍人になったのかレベルなのです! 」

提督「……それ言葉にしないでくれねぇかな。割とこう志があって兵学校目指したんだが」

明石「いいじゃないですか。敗残者の精神保たせてくださいよ閣下」

提督「閣下とか言われても……次は? 」

明石「うーん、人望、とか? 」

提督「何かそれ二人して滅茶苦茶ダメージ負いそうじゃないか? 」

明石「今更でしょ。少なくとも表面上は皆さん上官として敬ってくれてますし」

提督「お前も技術屋として頼られている、と。
酷い結果でも明日からは自分の精神力と演技力で耐えろって? 」

明石「ですです。さ、いってみましょー」

提督「本当お前投げ遣りになったよな。ある意味それが一番怖いよ俺」



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【(鎮守府内での)人望】

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提督
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明石


あかしゃ


【(鎮守府内での)人望】

【提督 98】

【明石 70】




明石「知ってた」

提督「泣きそう……マジで泣きそうなんだけど」

明石「やー、慕われてますねぇ……さっすが我らが提督閣下」

提督「及第点レベルの上官ですまない……これからしっかり精進するから、期待に応えるから」

明石「私も結構高いんだけどなー。なんか圧倒的過ぎる人がいてネタにもならないなー? 」

提督「皆……皆の為に、やるよ俺……俺……っ! 」

明石「ケッ」

提督「皆の期待、背負い切って見せる……! 」

明石「はいはい。……マジでこれ私のライバルが多過ぎるアレよね、絶対。
指揮能力としてとかじゃなくて人格とか男としての人望だよこれ絶対」

意外な人徳!

そして低かったら演技力判定でもあったのかな?


提督「明石……」

明石「はい? 」

提督「ありがとう。この素晴らしい機械をつくってくれて。これで明日からも頑張れるよ俺」

明石「はいはい。別にただの手慰みですから礼には及びませんって」

提督「勝手に感情を知るなんて卑怯なことだけど……でも、知れてよかった」

明石「そうですねぇ、こんなに好かれてたらそりゃそーでしょ」

提督「明日からちゃんと……今までよりもっと皆の為に頑張らないといけないな」

明石「ご勝手に。……でもこれ恋慕と信頼の割合測ってみたら面白いのかな。
上官として頑張りたいこの人の気持ちと擦れ違う修羅場鎮守府……? ふふ……」

提督「ん? どした? 難しいような歪んだような笑い方して」

明石「なんでも。……はい、取り敢えずピピっと」

提督「? 何測ったんだ? 」

明石「さぁ? 」



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【恋慕度(←→信頼度)】

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提督
↓1
明石


【恋慕度(←→信頼度】

【提督 67】

【明石 52】




明石「凄まじい人望の内で実に七割程が恋慕……」

提督「なぁ、お前何を測ったんだ? 」

明石「これ仮に私が射止めてても別の意味でヤバかったんじゃあ……うーん」

提督「おーい? 明石くーん? 」

明石「というかこれ最低でも上官として信頼してないと人権無いってことよね。
女社会でそれに耐え切ってる2%が逆に怖いよ」

提督「あーかーしー? 」

明石「むむ……ってことはやっぱまずは根回ししっかりして……や、いっそ共有財産として……んん……? 」

提督「共有財産……? 」


明石「やっばいなぁ……女ってこれだから」

提督「?? 」

明石「しかも本人は女子力高いくせに鈍感とき……鈍感? 」

提督「あ? 」

明石「待てよ? あれだけ女子力高いんだからもしかしてこの素振りが全て演技という可能性も……」

提督「???? 」

明石「いやいやいやいや……まさかそんな……でも……全て気付かない振りってのはさすがに」

提督「???? 」

明石「…………鈍感度、ぴぴっと」

提督「うん? 鈍感度? 」



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【鈍感度(←→演技度)】

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提督
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明石


【鈍感度(←→ 演技度)】

【提督 39】

【明石 06】




明石「…………」

提督「? 」

明石「……まぁ、そうよね、そうなるわよね……」

提督「明石ー? 」

明石「指揮能力は並といってもこの歳で高級将校やってる気遣い上手が鈍感なわけないわよね」

提督「うん? 何が? 」

明石「ほぼほぼ気付きつつ泳がせたり放置できる部分はそのままにしてるパターンかぁ……」

提督「おーい? 」

明石「数値は私の方が酷いんだけど状況的にこれ皆がちょっと不憫な……」

提督「なぁ、だからさ」

明石「これ演技とか気付かない振りが多分にあるって暴露たら暴動……いやいや」

提督「そうならない為に俺がいるんだぞ馬鹿」

明石「!!???!???!!? 」


提督「時に鈍感だったりアホな振りをするのは疲れるけどそこそこ有効なんだ。
頼むから変な暴露らし方だけはするなよ? 」

明石「えーと……もし、暴露らしたら? 」

提督「全力で誤解だって根回しした後に」

明石「後に? 」

提督「お前が嫌われまくるようにでもするかな。戦力的にはお前を捨てられるわけ無い」

明石「おおもう……」

提督「ま、俺もできればそんなことしたくないからな。お前のこと好きなレベル96もあるんだぜ? 」

明石「すげー説得力……や、自分の発明だけども」


提督「ま、ネタとしては中々だったなそれ。精度もそれにりにヤバいし」

明石「あはは……」

提督「演技があるとはいえ信頼や親愛に嘘は無いさ。……さて」

明石「は、はい? 」

提督「何でもいいんだったな? 夕食は」

明石「まぁ、はい」

提督「じゃあ今日はカルボナーラにするから。サラダとスープも軽めで行くけどいいな? 」

明石「ええ。楽しみにしてますね」

提督「ん……あぁ、蜜柑食い過ぎるなよ? 」

明石「はいはーい」


明石「…………まぁ、概ね予想通り、かな。あの人有能だし優しいし」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………で、演技入ってる部分も悪意無いのがマジだって分かったし、うん」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………どうやって女として見てもらうかより安全に射止める方が難しいのもほぼ確定したけども」


明石「…………ま、恋しちゃったしなぁ」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………仕方無いと、いえば、うん」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………」

明石「…………あ、でも変態度ってどうなんだろう?
それだけ、それだけ測ったら、ただの女の子として勝負しよう、うん」




唐突に、それだけ知りたくなったのだ

あの、澄ました顔の有能な善人に裏があるのかどうか、なんて

好きになった女の子に、どこまでしたいのか

私が将来、どんな受け止め方をしなければならないのか、なんて



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【変態度(スキモノ度)】

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提督
↓1
明石

シズメシズメ♪


【変態度(スキモノ度)】

【提督 15】

【明石 63】





明石「聖人かよあんたァ! そこはドギツイ性的倒錯抱えててよォ! 」

提督「は? 」









終わり!


難しいだろうなーと思いつつやり易い数値で助かりましたね……

ご協力いただきましてありがとうこざいました
また似たようなものをする可能性も無いことは無いです

ありがとうございました

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