【安価】ウィン「リリウム魔法学校へ! 7……ナナ?」【百合】 (1000)

◆あらすじ
魔法が当たり前に存在する世界の、魔法学校のお話。
良き学園ライフを送れるよう頑張りましょう。

◆注意
スレタイにもある通り、このスレは百合スレです。
女子校のため、もちろん女の子しかいません。
苦手な人は回れ右。

◆安価について
連取り禁止。
長文安価、意味不明な安価については部分採用もしくは再安価。

◆過去スレ
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◆リリウム魔法学校のご案内◆
全寮制の女子校。現実世界での高校(15~18歳)を想定。
寮は二人一部屋。
もちろん授業は魔法を用いたもの。

三人チームで戦う「マホリオ」という競技が存在する。
三人の中に一人大将を決めて、その大将が倒されるか降参するまで魔法で戦闘を行うというもの。
7月 学内トーナメント
10月 学外対抗戦
といった大会も存在する。

ストイックに勉強に打ち込むも良し、マホリオの大会で好成績を狙うも良し、怪しい魔術に手を出すもよし、誰かと恋愛するも良し。
どうぞ自由な学校生活をお送りください。

◆スケジュール◆
4月 入学、学内レク、部活紹介
5月 マホリオ一年生大会
6月 (結婚式)
7月 マホリオ学内トーナメント
8月 夏休み
9月
10月 マホリオ学外対抗戦、収穫祭
11月 文化祭
12月 クリスマス
1月 冬休み
2月 バレンタイン、修学旅行
3月 ホワイトデー、卒業式
※カッコの中は学校のイベントではなく、生徒の間で受け継がれてきた極秘のイベントです。

◆登場キャラクターの紹介◆

【名前】クロエ・アートルム
【容姿】金髪ツーサイドアップで碧眼。体格は並だが胸は平坦
【性格】自信過剰で高飛車だが、困っている人を放っておけないなど、お人好しな面もある
【得意魔法】
・闇魔法エターナルダークフォース
一瞬で相手を周囲の空間ごと闇に包み込み、相手の視界を封じる。
また、魔力のみを展開することで周囲の魔力を探ることができる。
・闇弾【ダークボール】
闇を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・巨大闇弾【ダークネスボール】
闇を大きな魔力に乗せて放つ巨大級魔法。
・獄闇魔法【ヘル】
闇を超強力な魔力に乗せて放つ獄級魔法。
・極闇魔法【タナトス】
闇の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・暗幕【ダークカーテン】
引き伸ばした大きな闇を展開することで、空を覆う、相手の目くらましをする、などといった使い方をする。

・ハイパークロエ
ヒカリの「魔力の形を変える力」、ローラの「魔獣の力を受け入れる力」がクロエに伝播し、「あらゆる人からの魔力を受け取り、あらゆる魔法を使いこなせる」状態になる。
・始原にして終焉なる魔法【フィナーレ】
たくさんの友達から魔力を貰い、あらゆる属性を含み、無属性で、全方位かつ、一極集中した魔力を放つ。
【備考】若干の厨二病をこじらせている

主人公。
演劇部所属、演劇部部長。
「闇の試練」を乗り越え、闇魔法を使いこなせるようになった。

孤児であり、クロエという名は孤児院の先生から、アートルムという名字は高名な魔法使いであるアートルムにあやかりローラから名付けてもらった。

ローラとヒカリと三人で付き合っており、ラブラブ。

凜華、モミジとマホリオでチームを結成しており、二年生時には学外対抗戦に出場。予選を突破し、決勝トーナメントを2回戦目まで勝ち上がった。
昨年の卒業マホリオではウィンチームと試合。全ての力をぶつけ、在学中にウィンチームに勝利した唯一のチームとなった。


ークロエの魔獣ー

【名前】ティト(由来はメテオライトから)
【種族】星空のような輝きを持つ肌の狼
【特殊能力】夜空で輝く星の力を魔力に変換する。星の輝きによって得る魔力が変わる。
【備考】ステラが落とした隕石から産まれた。闇や宇宙の魔力のある星に引かれ、隕石としてその星へ落ちてくるらしい。
性別という概念が存在しないらしいが、身体的特徴は地球上の生物では雌と同等。
星の掃除者と呼ばれる魔獣で、寿命を迎えた星を食べることで生きている。
成長し宇宙で暮らせるようになるまで、どこかの星で暮らすようだ。


【名前】テネリタス
【種族】闇属性の猫のような宇宙生物
【特殊能力】
・闇魔法使いとのシンクロ
・闇による侵食
時間などの概念的なものも蝕む事ができるらしい。お互いにコミュニケーションが取れていない状態だと魔獣側に振り回されがちになる。
・悪食【アクジキ】
魔力や物質問わず食らいつく。
・暴食【ボウショク】
ありとあらゆるものを喰らい尽くす。最後には宿主すら喰い尽くすらしい。
【備考】ステラが落とした隕石から産まれた。宇宙で卵(隕石)が生まれ、孵化するタイミングになると地上に落ちてくるらしいが詳しい生態は分かっていない。
魔力の元が宇宙の力であるため、この星の魔力とはまた違った性質らしい。

【名前】ローラ・リーケ
【容姿】緑髪のポニーテールで小柄で華奢な体格
【性格】気弱で引っ込み思案な性格だが、心優しい性格
【得意魔法】
・融合【シンクロ】
人間以外の生物と意思相通ができ、その生物と融合しその生物ならではの能力を使うことができる
【備考】実はかなりのお嬢様。リーケ財閥は魔獣の保護を筆頭に、あらゆる業界に会社を持つ。
クロエの幼少期からの幼馴染。
助っ人同好会所属。
クロエが大好き。

ーローラの魔獣ー
【名前】エアロ
【種族】小翼龍[プチワイバーン](肩乗りサイズのワイバーン)・風族種
【特殊能力】飛行・風属性のブレス
【融合能力】空気の流れを『観る』、透明化・飛行能力・風のブレス
【備考】最近は楓とも仲がいい。

【名前】きゅーちゃん
【種族】九尾の狐
【特殊能力】狐火を操る能力 火を壁にする・縄のように捕縛するなどなんでもござれ
【融合能力】狐火を操ることが出来るが殺傷力は薄れる(熱さは感じるのでマホリオでの攻撃や威嚇等では十分)
融合中は狐耳と小さめの九本の尾(もふもふ)が生える。性格は穏やかでおしとやかになるが同時にS度が跳ね上がる。

【名前】ユーニ
【種族】ユニコーン
【特殊能力】生物の魂の状態が分かる(ユニコーンの所謂処女関連の俗説は、魂が汚れている人間には決して友好的な態度を取らないことからきた誤解である)
【融合能力】相手の感情が分かるようになる(明確にどう考えているのかまではわからず、嘘をついてる、怒っている、悲しんでるなどの大まかな感情が分かる)

【名前】ミトラ
【種族】影獣(シャドー・ビースト)。見た目は真っ黒な子犬
【特殊能力】影の中に「潜り」姿を隠す(あまり長い時間は潜れない)
自分の質量の範囲内で形を自由に変えることができる。主に体を薄くして狭いところに入るのに使う
【融合能力】他者の影の中に「潜る」(潜っている間は水中のように呼吸ができず、長時間は潜れない)
その状態から近く(数メートル程度)の影へと移動することができる

【名前】クリア
【種族】水晶竜(の子供)
【特殊能力】空気を屈折させることで透明になることが出来る。また、取り込んだ光や熱を利用して口から閃光やビームを放つことも出来る。
空は飛べるが飛行はそこまで得意ではない。
普段は透明化能力で外敵から隠れている。
【融合能力】強力な魔力を扱えるようになり、息吹すら魔力を帯びるようになる。ただし長持ちはしない。
【備考】森の中に迷い込んで弱っていたところをローラに拾われて以来、ローラと共にいる。
人化にも成功し、成長著しい。ローラの言いつけをしっかり守るとっても良い子。

【名前】ラピス
【種族】水晶竜
【特殊能力】空気を屈折させることで透明になることが出来る。また、取り込んだ光や熱を利用して口から閃光やビームを放つことも出来る。
空は飛べるが飛行はそこまで得意ではない。
普段は透明化能力で外敵から隠れている。
【融合能力】???
【備考】クリアの親。貴重な存在のためドラゴンということは隠しているが、よく食堂で食事を摂っているところが目撃されている。
気づいたらローラに懐柔されていつも一緒にいるようになった。

【名前】ルク
【種族】不死鳥
【特殊能力】聖なる炎を司る
また血肉は万病に効く薬となる
【融合能力】???
【備考】美しく燃える羽を持った巨大な鳥。
数百年近く地下遺跡で眠りについていた
あくまで寿命が無いという意味の不死であり、かつて乱獲され不死鳥という種は絶滅したとされていた。
ローラの召喚石から自由に出入りできる。

【名前】リズ
【種族】バジリスク
【特殊能力】猛毒の牙、相手を睨むだけで殺せる
【融合能力】相手を睨むことで痺れさせることができる
【備考】卵から孵化し、すくすくと育っている。特にルクに懐き、取られそうだと感じると威嚇するなどといった行動を見せる。
ローラの召喚石から自由に出入りができる。
人化にも成功している。

なお、召喚獣からローラへの好感度は非常に高い状態です。

ーその他の魔獣ー

【名前】スフィア
【種族】不死鳥
【特殊能力】敵を排除する為の邪なる炎と、人々を守る為の神聖な氷の力
【備考】ルクよりも更に太鼓の時代に生息していた真の意味での不死鳥。人々や魔獣を守護する偉大なる種族だった様だ。しかし、その不死性を恐れるようになった人類によって、悪魔化させ不死の性質を失わせることによりスフィアを除いて根絶やしにされた。
悪魔化してからは「古の怨念」と呼ばれ、ローラに解呪してもらうまでは非常に強力な悪魔として知られていた。
魔界では魔皇帝と呼ばれ恐れられていた。
解呪されるまでの記憶があるのか、ルクを気に入っている。


【名前】レイア
【種族】黒鋼竜
【容姿】身長はラピスより一回り大きい程度
いつも西洋風の兜を被っている
兜の下は思わずハッとしてしまう程の黒髪ロング美人。瞳の色は紫
ちなみに胸の大きさはラピス以上
【性格】冷静沈着な武人肌。やや男性めいた口調で喋る
しかしその実極度のあがり症で、初対面の人の前では兜を被っていないと会話すらままならなくなってしまう
男性めいた口調も緊張感から来るもので、最愛の家族であるラピスやクリア、あるいは心を許した人の前では優しい女性口調になる
【特殊能力】己の肉体を金属質に変質させる。一部分だけ変化させることも可能
本気を出すと鈍く光る黒色の兜付きプレートメイルを纏い、見た目からは予想もつかない俊敏さで動ける
【備考】ラピスのパートナーでクリアのもう一人の母親
竜族のしきたりに従い遠く離れた地でもう一人の子供を育てていたが、ラピスの事が気になりはるばる彼女の元を訪れた
黒鋼竜はその名の通り黒く輝く鋼の肉体を持つ竜で
その鱗はとても価値が高く武具の材料・芸術作品などにも利用されている
数年前に、トッププロであるヴィーネらと共に「古の怨念」と戦ったことがある。


【名前】フェリス
【種族】黒鋼竜
【容姿】母親譲りの紫の目に黒髪ツインテール クリアとどっこいどっこいのロリっ娘 普段は竜の顔を模したお面を被っている
【性格】高飛車だが実際はあまり素直になれないツンデレ系 家族のことが大好き
【特殊能力】レイアと同じく身体を金属の甲殻に変えることが出来る しかしレイアと比べてまだ未熟なので甲殻の強度は低い
【備考】レイアが産んだレイアとラピスの娘 クリアとは腹違いの双子とも言うべき関係であり、全く同じ時間に卵として産み落とされ、さらに全く同じタイミングで卵から孵った
母親以上のあがり症かつ恥ずかしがり屋でお面を付けていないと家族以外の相手とはまともに話せないほど(ローラですら僅かに話せるか話せない程度)
竜形態はクリアと同じぐらいの黒鋼竜だがところどころ甲殻が未発達な箇所がある

【名前】ヒカリ・ロゥレス
【容姿】白髪ロングで背は高め。体型は着痩せしており脱ぐとすごい。
【性格】穏やかで物腰柔らか。困っている人は見捨てられない優しさを持つ。
ややボーイッシュなところがあり一人称は『ボク』
【得意魔法】実は昔から無自覚に魅了魔法を垂れ流しにしていた……が、やっと自覚するに至った。
その本質は「相手が心地よいと感じるような魔力を垂れ流す」ことで、魔力の質を意図して変えることでサポート能力を身に着けた。
・魔送【ライン】
魔力を他の人に渡すことができる。属性を変えることで、よりその人にあった魔力を渡すことも可能。
【備考】得意魔法の影響からか裏で彼女を慕う者が多いらしい。ただし魔法の件も含めて本人は全く気づいていないフラグメイカー兼フラグクラッシャー。
クロエと寮が同室。
演劇部所属。
クロエが大好き。


【名前】水津 凜華(すいず りんか)
【容姿】やや青みがかった黒髪ロング、紅い瞳。背はすらりと高く誰もが振り向くような美少女…というより美女
胸は控えめ
【性格】優しく紳士的な王子様タイプ
本人も自分が周りからそう思われていることを自覚しており、あえて男性のように振る舞って黄色い声をあげさせる事も
その実甘えん坊で甘いものと可愛いものが大好きという一面も
【得意魔法】
・氷魔法
自身の周囲の空気を瞬時に凍結させ、ダイヤモンドダストめいた小さな氷の結晶をたくさん発生させる
視覚的にとても綺麗な上に氷晶は結構固く、集中させて(凜華は発生させた氷晶を任意でコントロールできる)盾としても用いることができる
氷晶はしばらくすると溶けて消えてしまう
・氷弾【アイスボール】
氷を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・巨大氷弾【フロスト】
氷を大きな魔力に乗せて放つ巨大級魔法。
・氷晶盾【アイスシールド】
空気を凍らせ、目の前に氷の盾を作り上げる魔法。
・氷晶壁【アイスウォール】
空気を凍らせ、目の前に氷の壁を作り上げる魔法。
・巨大氷晶壁【アイスランパート】
空気を凍らせ、目の前に強固で巨大な氷の壁を作り上げる巨大級魔法。
・冷塵魔法【アイスフィールド】
空気を冷やすことで、相手の体温を下げていく魔法。
・氷礫魔法【アイスシャード】
たくさんの氷を魔力に乗せて放つ魔法。
・氷輪花【アイスフラワー】
花のような形状の氷を生み出す。実体は大きな氷の結晶で、形が似ていることからフラワーと名付けられた。
【備考】母親が高名な舞台女優で、彼女も卒業後は母と同じ道を歩む予定。
クロエとマホリオにて同チーム。一年生のみの大会で準優勝した。
二年生時には学外対抗戦に出場。予選を突破し、決勝トーナメントを2回戦目まで勝ち上がった。
舞と付き合っている。


【名前】モミジ・クレナイ
【容姿】背は低いが胸は大きいロリ巨乳 灰色の長髪と赤目
【性格】オドオドして引っ込み思案
【得意魔法】
引力や斥力を操り物体を引き寄せる・はね除けることが出来る
・重力魔法【グラビティ】
物や魔力に引力を与えることができる。
・反重力魔法【アンチグラビティ】
物や魔力に斥力を与えることができる。
【備考】自分を変えるために演劇部に入部。 部長曰く拙いが光るものがあったらしい。
徐々に自分を出せるようになってきた様子。
二年生時の修学旅行中にイオと付き合うことになった。
クロエとマホリオにて同チーム。一年生のみの大会で準優勝した。
二年生時には学外対抗戦に出場。予選を突破し、決勝トーナメントを2回戦目まで勝ち上がった。

【名前】ティア・ソレル
【容姿】白の癖っ毛に青と赤のオッドアイ 体型は見事な幼児体型 いつも寝ぼけ眼
【性格】無口で感情の起伏がほとんど表に出ないが優しい良い子 少々天然のフシがある
【得意魔法】
・浮遊魔法【フロート】
生物以外の物体を浮遊させることが出来る。物体が重ければ重いほど疲れる。
魔法に使用することでその魔力に干渉し、魔法を浮かせることも可能。
【備考】ローラと同室の娘。見た目や性格から無愛想と勘違いされやすいが実際は良い子。
喋るのがあまり得意ではないので筆談で話すことが多い。ちなみに余談だが地声は透き通るように綺麗で優しい声らしいが聞いた者はほとんどいないらしい。
アルシェのことが大好き。

【名前】アルシェ・ブランカ
【容姿】銀髪ショートのつるぺた幼女体型。瞳は明るめの琥珀色
【性格】感情が乏しく、自発的に動くことは滅多にない。しかし食欲は旺盛で、食事だけは積極的に行う。
【得意魔法】
・魔力の圧縮
魔力を圧縮したレーザーやビームを撃つ。高威力だが燃費が悪く、撃ちまくるとすぐに魔力が尽きる。
・破壊魔砲【キャノン】
圧縮した超威力の魔力を放つ。獄級魔法相当。
・凝縮魔法【ビーム】
凝縮した魔力を放つ。キャノンより低威力。基本魔法相当。
・殲滅魔法【デストロイ】
圧縮した魔力を広範囲に解き放つ。破壊力にさらに磨きがかかった超高威力魔法。極級魔法相当。
・貫通魔法【スピア】
圧縮した魔力を一本の槍として固める。貫通力に優れる。
・神槍魔法・貫【ブリューナク】
圧縮・凝縮した魔力を、さらに一本の槍として固める。神の槍が如き鋭さを備えた魔力の塊を放つ神級魔法。
・穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】
神をも討つ究極の圧縮魔法。極限まで圧縮された魔法は、どんなに硬い盾でも穴を穿つという。頂魔法。
【備考】かなり古い魔術家系の末裔。幼少期より社会から隔絶された場所で修行をさせられてきた為、かなりの世間知らずで情操教育も不足している
常に腹を空かせている為、餌付けすれば簡単に懐く
神社仏閣の集合地にて、ブランカ家とかつて修行を共にした別の家系と遭遇。大幅な魔力のパワーアップに成功した。

クロエのクラスメイト
ティアのことが大好き。一年生時の夏休み、夏祭りの時に告白し、晴れて恋人同士となった。


【名前】ナミネ・スフィアード
【容姿】比較的長身で結構なグラマラスボディ。髪はウェーブのかかった水色の長髪。瞳も同じく水色で眼鏡着用。
【性格】礼儀正しく慈愛と包容力に溢れる(物理的にも)。その様はしばしば『大天使』と形容されるとか。ただし少々ドジっ娘なところも。
【得意魔法】
・水魔法
水を自在に操ることが出来る。
・水弾【アクアボール】
水を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・巨大水弾【アクアマリン】
水を大きな魔力に乗せて放つ巨大級魔法。
・獄水魔法【ヘルアクア】
水を超強力な魔力に乗せて放つ獄級魔法。
・極水魔法【クラミツハ】
水の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・水障壁【アクアカーテン】
水をカーテンのように展開する、防御系の魔法。炎や雷などの属性魔法は吸収できるため非常に相性がいいが、隕石や肉体強化などの物理的な攻撃にはまるで意味をなさない。
【備考】ティアとアルシェのチームメイトで、無口な二人の考えを瞬時に理解出来たりする。二人と一緒の時は『母親と娘二人』に見えるとかなんとか。
またリリィ先生と一緒にいる時は独特の癒し空間を発現する。
リリィ先生に告白、その後お付き合いを始めて今ではラブラブ。


マホリオにて同チーム。
一年生のみの大会では三回戦敗退。ベスト16。

【名前】雨宮 楓(あまみや かえで)
【容姿】白髪(ポニーテール)。赤目のアルビノで肌も白い。身長はクロエと同じぐらいだがクロエ以上の絶壁。
【性格】飄々としたからかい好きで、一人称は『あたし』
胸の話題を出されるとキレる。
【得意魔法】
・風魔法
風を操ることが出来る。用途は風の刃を飛ばす、風の障壁を展開する、風を纏って移動速度を上げる、など多岐に渡る。
・風弾【エアロボール】
風を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・風斬魔法【かまいたち】
切り裂く力に秀でた魔法。高速回転する風をその場に留めることで、まるで鎌鼬が通ったかのような状態を引き起こす。巨大級魔法相当。
・極風魔法【イダテン】
風の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・風神魔法【ルドラ】
風の神が如き空気を纏った魔力の塊を放つ神級魔法。
・風加速魔法【マッハ】
風の力で箒を操り、超高速で移動する魔法。
【備考】クロエのクラスメイト。体質上日光が苦手でそれを補うために特殊な薬を貰っているらしく頻繁に保健室に通っている(薬のおかげでマホリオ含め学園生活を問題なく送れている)。
しかし普段はそんな自分の体質を嘆くことなく明るく振る舞っている。
ちなみに胸に関してはそれとは別に最大のコンプレックス。こっちはどうにかしたいらしくよく科学部や黒魔術部に顔を出しているらしいが成果は芳しくないらしい。
日光が苦手なのは吸血鬼の末裔のため。基礎能力は高めだが、体調をやや崩しやすい。


【名前】真壁 晶(まかべ あきら)
【容姿】赤髪ショート、瞳の色は翠、中性的な顔立ちで一見すると男子に見える。胸は膨らみかけ。
【性格】細かいことを気にしない大雑把な性格だが曲がったことは大嫌いな熱血漢。一人称は「アタシ」
【得意魔法】
・炎魔法
炎を発生させ操る。出せる炎の規模は彼女のテンション次第で視界を遮るほどの業火から明かり程度の小さなものまで色々と応用が効く。
なお本物の炎ではないので熱さこそ感じるが火傷は一切負わない。寒いときの暖房代わりにもなるが晶自身は暖かさを感じないので別途対策が必要。
・炎弾【ファイアボール】
炎を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・獄炎魔法【ヘルフレイム】
炎を超強力な魔力に乗せて放つ獄級魔法。
・極炎魔法【カグツチ】
炎の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・炎神魔法【アグニ】
炎の神が如き熱を纏った魔力の塊を放つ神級魔法。
【備考】クロエのクラスメイト。
実家は古武術の道場で彼女自身も習っている。
「かじった程度」とは本人の談だが少なくとも下手な不良とはケンカで負けないくらいの実力を持っているようだ。


【名前】七峯 嵐(ななみね らん)
【容姿】灰色の長髪に青の瞳。目はつり目で目付きが鋭い。ティアやアルシェとどっこいどっこいかそれ以上に背が低い。
【性格】気が強く少しぶっきらぼうなオレっ娘。しかし実際は極度のツンデレで割りと涙脆い。
【得意魔法】
・雷魔法
雷を操る魔法。手から稲妻を放ったり相手の頭上から雷を落とすことが出来る。
・雷弾【サンダーボール】
雷を魔力に乗せて放つ基本魔法。
・極雷魔法【ナルカミ】
雷の化身と見紛うほどの魔力の塊を放つ極級魔法。
・雷神魔法【インドラ】
雷の神が如き電気を纏った魔力の塊を放つ神級魔法。
・雷壁盾【サンダーシールド】
目の前に雷の盾を作り上げる魔法。
・避雷針【ライトニングロッド】
雷をその場に留める。強い光で辺りを照らす魔法。
【備考】楓の幼馴染。楓とは喧嘩することが多いが実は常に楓の体調を気遣っている(以前楓が保健室に連れていかれた時も、クロエが退室した直後ぐらいに駆けつけた)。
ちなみに体型レベルの胸だがそれでも楓よりはある。


三人ともクロエのクラスメイト。
マホリオにて同チーム。一年生のみの大会で優勝した。
全校生徒の大会でもベスト8に入り、リリウムの一年生最強トリオとして学外対抗戦に出場。予選グループにて6勝をあげる。
二年生時にも学外対抗戦に出場し、予選を突破。決勝トーナメントを3回戦目まで勝ち上がった。

三人で付き合っており、ラブラブ。

【名前】レナ・フォールン
【容姿】茶の姫カットに青の瞳 背はそれなりだがスタイルは良い
【性格】クールで物静かだが一度熱中すると周りが見えなくなることも
【得意魔法】
・盾魔法
物理的な力を反射出来るバリアを貼ることが出来る 魔法は反射出来ないが弱めることは出来る
・魔障壁【ガーディアン】
前方に非常に硬い壁を作り上げる。巨大魔法相当だが、魔法の性質ゆえに上位の魔法にも対抗できる。
・要塞魔法【ランパート】
前方広範囲に渡り、さらに硬い要塞を作り上げる。極魔法相当。
【備考】演劇部所属。クールな性格とは裏腹に演技に興味があり演劇部に入部した。
残念ながらクロエと同じく裏方スタートだが、その性分からより一層部活に打ち込んでいる。
デンとは出身校が同じ。
デンが好きで告白。お付き合いを始めた。
二年生時には学外対抗戦に出場し予選を突破。決勝トーナメントを3回戦目まで勝ち上がった。


【名前】デン・ハザード
【容姿】本来は低めの身長ながら胸はCカップで起伏もある。髪は明るい紫色のロングストレートで目はパッチリとした碧色。
中学時代のものをそのままトレースしたためか現在よりも自信や活力に満ちた顔つきになった。
【性格】魂に呪いでもかけられたかの如き劣等感の塊、他人が何を言おうがどれだけ公平な場でどんな結果を出そうが時には言いがかりそのものの超理論で自分を否定する。
闇の試練を乗り越えループを抜けたことで、中学生時代の自身のある性格に戻りつつある。
【得意魔法】
・肉体変換
自分他人を問わず、肉体を作り変えることができる。
・腕巨大化魔法【ビッグフィスト】
腕を巨大化させる。
・拳硬化魔法【アイアンナックル】
拳を硬化させる。
・身体軽量化魔法【ライトボディ】
体を軽くすることで、素早く動くことが可能になる。ただしダメージへの耐性は低下する。
・身体硬化魔法【ヘビィボディ】
体を硬化させ、直撃ダメージへの耐性を大幅に上げる。ただし動きは非常に遅くなる。
【備考】肉体変換は自分だけでなく他人の体にもできるが、今のところ他人の変換は長く保たない。
一年生の間ずっと「死に戻り」をしていた。その過程で自信をなくし、性格が変わってしまった。
今は素直で明るい子。
実はずっと前からレナのことを見ていたことが判明。告白され付き合い始めた。


【名前】イオ・ローライト
【容姿】銀のロングヘアーと金の瞳。身長はそれなりだが胸は得意魔法の如く爆発級。
【性格】臆病で引っ込み思案。人を傷付けることを嫌う。
【得意魔法】
・爆発魔法
強力だが故に制御が難しい。
・爆弾【ボム】
魔力を爆発させる。基本魔法相当の強さだが、魔力の性質ゆえに上位の魔法にも対抗できる。
・爆発魔法【エクスプロージョン】
魔力を大爆発させる。獄魔法相当。
・新星爆発【ノヴァ】
魔力をさらに大規模で爆発させる。極魔法相当。
・超新星爆発【スーパーノヴァ】
魔力を超規模で爆発させる。神魔法相当。
・破裂魔法【クラップ】
空気だけを破裂させ、大きな音を出す。
【備考】幼少期に自身の魔法で人を傷付けてしまったことがトラウマになっている。
そのため無意識に人を遠ざけてしまい、周りも彼女の性格と難のある魔法から深く関わろうとする者がいなかった。
クロエとの訓練のおかげで魔力をコントロールできるように。人助けにも使えると自信を取り戻した。
二年生時の修学旅行中にモミジと付き合うことになった。

【名前】ノワール・ヴァーミリオン
【容姿】薄い青の髪で瞳は金色。背は低め
https://i.imgur.com/FS2L9iM.jpg
↑(イラストいただきました、ありがとうございます!)
【性格】冷静な性格であまり感情を表に出したがらない。しかし内心は皆と仲良くしたいと思っている
【得意魔法】
・悪魔召喚【パンデモニウム】
ランダムに悪魔を召喚。戦闘力はピンキリで強ければ強い程制御が効かない。負の感情が高まっている時程強大な存在が呼び出され、特に怒りの感情に関しては本人の意思と無関係に魔法を発動させることもある。
・悪魔送還【パラダイスロスト】
召喚した悪魔を魔界へ還す。
【備考】幼少の頃に暴走した悪魔から自身を庇った事で両親が死亡しており、それ故に魔法を使うことに躊躇いがある。
魔法をあまり使いたがらない代わりに生身での戦闘力はかなり高い。
実は極度の怖がりで夜は1人でトイレに行けない。


【名前】イリス・オーレリア
【容姿】薄いピンク髪のカールがかかったショートヘアでBカップ、ライトグリーンの瞳
【性格】基本敬語で喋るが、真面目という訳では無い。誰に対しても優しいが、敵に対しては容赦がない
【得意魔法】
・時止魔法【ストップ】
時を止め、その中で自分だけが動くことができる。時を動かすまでに触れたものには、それまでの触覚・衝撃全てが一気にやってくる。
【備考】この魔法により相手が本当にいい人かどうかを見極めて今まで生きてきた。
魔法を悪事に使ったことは無いが、思考回路を読み取った際相手の秘めている思い(恋愛感情等)も無条件で分かってしまうのが悩み。
他人の色恋沙汰を見るのは結構好きだったりする。
元は魔力欠乏症という魔法が使えない病気だったが、母親の実験により魔法を使えるようになった。
紆余曲折あり母親とも和解し、今ではごく普通に学校に通っている。

二年生時の修学旅行中に付き合い始めた。

【名前】ステラ・ステラ
【容姿】紺色の髪は星空のような煌めきを放っている。スレンダーな美人さん
【性格】大人しいようで案外強気なところがある
【得意魔法】
・隕石魔法【メテオ】
空から隕石を落とす。
・双隕石魔法【ツインメテオ】
空から同時に二つの隕石を落とす。
【備考】年下に頼られるのが好き。年上には甘えたい。
クロエと同じマクベス・エクスルードハウスの出身。
ゼレスとお付き合いをはじめた。


【名前】ゼレス・ケルキオン
【容姿】低身長で幼児体型。金髪で色白な肌
【性格】丁寧な口調で話すが自分より弱い相手と馴れ合うつもりはない
【得意魔法】
・神聖魔法
天界の光のような魔法。“退ける力”に秀でており、他の魔法とは存在を画する。
ただし闇魔法とは相性が極端に悪い。
・聖弾【ホーリーボール】
聖なる魔力を放つ基本魔法。
・神聖魔法【ホーリー】
闇属性以外を一切受け付けない圧倒的な光魔法の光線を出鱈目に放出する。神聖と言っている割に魔法が発動した際の光景は外道としか言いようがない。獄級魔法相当。
・神羅魔法【セイクリッド】
聖なる光を照射する。“退ける力”が高まった光線は、他の魔法によって侵されることはない。
・聖包【ホーリーラップ】
聖なる光で何かを包む。包まれたものは神聖なる力に護られ、様々なものから身を守ることができる。
【備考】身長が低いことを気にしている。チビは禁句。
愛する者のためなら他はどうなっても構わないという危険な思考を持つ。
ステラと寮が同室。
ステラとお付き合いをはじめた。


【名前】ラクリマ・ソレル
【容姿】オッドアイじゃないこと以外はティアにそっくり(双子と間違われるほど)で、カラコンを付けたらティアにしか見えない
【性格】ティアとは真逆の性格。喋るの大好き
【得意魔法】
・転板【チェンジボード】
フィルターのようなものを最大で5枚まで展開。そこを通った魔法は攻撃方向や属性が切り替わる。自分の正面には出すことが出来ない為防御には(ほぼ)使えない。
【備考】演劇部所属。
ティアの妹。お姉ちゃん大好きっ子。お姉ちゃんが好きなものなら自分も好きなのでアルシェの事もきっと大好き。お姉ちゃんが書いた文字をお姉ちゃんの声真似で読み上げる事が出来る(本人が恥ずかしいと感じるくらいには似ているようだ)。
アイドルの卵としてスカウトされ、芸能事務所にも所属している。
ノルンと付き合っている。

三人はマホリオにて同チーム。一年生のみの大会でベスト8まで勝ち進んだ。


【名前】ノルン・サイネーラ
【容姿】金髪のおかっぱに碧の瞳。服の上からでも分かるほど胸が目立つ。
【性格】常にゆっくりと間延びした喋り方をするのんびりやの天然さん。昼寝が大好きで授業中も寝ていることが多い。一人称は『ノルン』
【得意魔法】
・睡眠魔法【スリープ】
実はねぼすけなのは自身の魔法が自身にも作用しているから(本人の性格もあるが)。
極まれに魔法を垂れ流してしまい、他の人を眠らせてしまうことも。
【備考】演劇部所属。
実は演劇部には道に迷って辿り着いていた。部活紹介の時もずっと寝ており見ていなかったのだが、部室に来てなんとなく興味が湧いたので入部してみることにした。
ラクリマと付き合っている。


【名前】紅林 御桜(くればやし みお)
【容姿】艶やかな長い黒髪と紅い瞳を持つまるで日本人形のような美人。美少女ではなく美女という感じ。
胸はそこそこある。
【性格】とてもマイペース。割と世間知らずなところがあり、たまにとんでもないことを無自覚でやらかしかけるがそこは令嬢。持ち前の愛想と機転の良さで切り抜けてしまう。
【得意魔法】
・魔力で構成された光輝く花吹雪を発生させる。
単純に他者の視界を奪う他、吹雪故にそこそこ強めの風も伴うので妨害などにも使える(風の強さや方向は彼女の意思でコントロールできる)。
あと見た目がとても綺麗。
【備考】ラクリマと同室の子。
歴史の古い名家の令嬢。姉が一人いるらしい。
身の回りの世話は殆ど使用人に任せている程の箱入り娘だったが、親の言いつけで社会勉強の為にリリウムに通うことになった。

【名前】音無 舞(おとなし まい)
【容姿】黒のショートヘアーに黒の瞳で童顔。体格はやや小柄。
【性格】穏やかで礼儀正しく、初対面では人畜無害そうな印象を受ける。
しかし実は並々ならぬ執着心を持つ。
【得意魔法】
・感情増幅
相手の感情を増幅することで暗示をかける(友情を徐々に愛情へと転じさせるなど)。
なお元々ある感情にブーストをかける方式なので、全く興味を持っていない方向に暗示をかけることは出来ない(同性に全く興味の無い相手を同性愛者にするなど)。
【備考】クロエ達とは違う学校の一年生。かつて凜華の母、水津真凜に演技を見込まれたことがある。学校の演劇部とともに、宝坂への入団も両立している。
元々は大人しく引っ込み思案だったが真凜に演技の道を示されたことでそれを克服した。
そのため真凜のことを尊敬しているが、自身の魔法が無意識に自分に作用したために真凜、そしてその娘の凜華に少し歪んだ愛と執着を抱いている。
二年生の夏休みの終わり、前学校があまりにも自身に頼りきりだったことから転校。リリウムの生徒となった。


【名前】シェリル・オルゼラリア
【容姿】水色の瞳の銀髪ツインテール。やや小柄だが隠れ巨乳。着痩せするタイプ
【性格】勝気。常に前向きで、どんな事にも手を抜かない。俺っ娘。
【得意魔法】
・鏡魔法
最大10枚の巨大な鏡を出現させる事ができる。鏡は魔翌力を反射する性質を持つ。
自身や対象を鏡に映す事で分身を作り相手を錯乱させる事も可能。
※分身は実態を持たない為、分身の攻撃によるダメージは発生しない。耐久力は分身の元となった人物の能力値により左右される。
【備考】口調はやや荒い所もあるが、基本的に礼儀は良く慢心はしない。可愛いものが好きだが周りには内緒にしている。虫が苦手。
マホリオの実力も相当な物で去年の大会も準決勝まで進んだもののウィンチームに敗北していた。

【名前】カーム・セレスティア
【容姿】銀髪ツインドリル、赤の瞳。身長、スタイル共に年相応。
【性格】落ち着いた性格。何かに熱中すると徹底的に極めていくタイプ。好きな事に関しては負けず嫌い。
【得意魔法】
・福音魔法【ゴスペル】
神聖魔法の亜種。敵による解除が不可能なバフを味方にばら撒く。発動中はカームの魔翌力が徐々に減っていくがその気になれば重ね掛けも可能。
【備考】
前年度の中学生マホリオ全国大会の優勝チームの一人。優勝したのは三年次のみだが圧倒的な実力とチームワークで幾度も上位まで昇り詰め、彼女が在学していた三年間は「福音時代」とまで呼ばれていた。
昨年度のリリウムの学園祭に来ており、その際に鑑賞した演劇部の作品に感動して入部を決めた(特に舞とラクリマの演技)。
マホリオ面に関しては強力無比なバッファーだが本人はバフに徹する必要がある性質上、高校でも結果を出せるかはチームメイト次第といえる。


【名前】ポメ・ラニアン
【容姿】ふわふわの茶髪ロングで背が低い
【性格】天真爛漫で好奇心旺盛
【得意魔法】
・獣化魔法【ビースト】
もふもふ。
【備考】体を動かせるのでマホリオが好き。いろいろな言葉を教えてくれるのでやよいのことも好きだが、覚えた言葉はすぐ忘れてしまう。入学試験では実技と座学、それぞれの点数が別の意味でぶっちぎりだった。


【名前】レティス・アウローラ
【容姿】肩にかかるくらいの長さのストレートヘア、地毛は金髪だが魔法染料で紫がかった色に変えている。眼のいろは透き通ったライトブルー。身長は158センチ
【性格】必要最低限の事しか喋らないため、時々話が噛み合わなくなる事がある。口数が少ないが人付き合いは好き。所謂不思議ちゃん?
【得意魔法】
・言霊
SVOCが明確な言葉を発する事でその通りの事象が発生する。ただし出来ることできないことは魔翌力量によって決まりレティス自身が何となく出来ないな、と感じる事は実現できない模様。常時発動する。普段無口なのはこの為。
【備考】
あまり多くのことを語らない謎多き少女。魔法については生まれた頃から本能レベルで理解しているので暗い過去とかは無く人と関わるのは普通に好き。諸事情で伏せられているが実はとある国のお姫様らしい。


マホリオでチームを組んでいる。

【名前】白峰 やよい
【容姿】黒のおかっぱに眼鏡 身長体型共に平均的
【性格】大人しくて読書が好きだが妄想癖があり一度考え込むと止まらない面も
【得意魔法】
・意識操作魔法【フォーカス】
集中力を操ることで注意を散漫にさせたり逆に何でもないものに集中させることで隙を生むことが出来る。
実は妄想癖はこの魔法の影響もあるとか。
【備考】リリウムの新一年生。
幼い頃から夢見がちな面があり色々な本を読んではその世界に浸るのが好き。
役者や脚本の表現など演劇部と自分の趣味が繋がるのではと思って演劇部の見学に来た。


【名前】シエラ・アリッサム
【容姿】大きめの緋髪ツインテール、つり目
背は平均よりやや小さい程度で胸はまったいら(当人曰く「ハンデ」)
【性格】自分の強さに絶対の自信を持つ高飛車娘
自分より弱いものは露骨に見下している…ように見えて的確なアドバイスを送ったりと意外と親切(要はツンデレ)
【得意魔法】
・光爆弾【ライトニングボム】
小爆発を起こす光弾を発生させ操る。
敵にぶつけたりバリアのように周囲に巡らせたり、あえて足元で爆発させ勢いで高く跳躍したりと応用が効く。
【備考】海外(どこかはお任せします。架空の国でも可)では神童として高名なマホリオプレイヤー
幼い頃からなんでもできる天才肌で、それ故に他者とのトラブルが絶えなかったらしい
…実際のところは彼女のツンツンした態度が反感を招いていたというだけの話で(シエラも自身の態度が要らぬ反感を買っていると気付いていて態度を曲げなかった)
本当は気遣いのできる優しい子


【名前】ロロナ・レーミア
【容姿】髪(ショート)も肌も真っ白。眼は真紅。スラりとしたスタイルでさながら白蛇を擬人化したかのよう
【性格】おどおどしていて引っ込み思案。すぐに自己嫌悪に陥る。
【得意魔法】
・揺動魔法【シェイク】
魔法のクラスがランダムで変動する。確率的にはかなり低いが頂クラスにもなり得る。
【備考】
シエラチームの3人目メンバー。魔法の性質を評価したシエラの勧誘によって加入。魔法性質抜きにしても魔力のコントロールが安定せず、昔から苦しめられてきた。実は得意魔法は極めれば意図したようににクラスを操れるというもので、魔力消費は多いもののゼーレの頂のような芸当も可能となる

【名前】樹(いつき)・ユグドラシル・リリウム
【容姿】年期を感じさせる青い三角帽とローブを纏った10歳ほどの少女
勿論この姿は強大な魔力を抑えるための自己封印であり、封印を解くと20代後半ほどの妙齢の女性となる(魔力量の影響でそこで成長が止まった)
服はどちらの姿でも問題ないように伸縮するが、大人の姿の時は見事な上乳が露になる
【性格】慈悲深く穏やか。先達として生徒達を優しく見守るみんなのお母さん
道を踏み外したもの、踏み外そうとしているものには厳しくも優しく接し正道へ導こうとする
【得意魔法】
・模倣魔法
一度見た魔法を自分のものとして使える
性質はそのまま樹自身の魔力を乗せる事でより強力な術として放てる(例外あり)ただし一度使用した術をもう一度使いたかったらもう一度同じ術を見る必要がある
【備考】リリウム魔法学校の校長先生。学校の創設者でもある。
クロエに警告したのは、かつてラミーを救えなかった後悔から。
ラミーが復帰した今は非常に仲睦まじく過ごしている。


【名前】ラミー・アルファウス
【容姿】重ための黒髪の小柄の少女 
【性格】自虐的で自分に自信がない臆病な性格 しかしそれ故に自分が守るべきと認めた相手には自分を犠牲にしてでも守ろうとする
【得意魔法】
・闇魔法
・暗黒壁【ブラックモノリス】
ラミーの護る力が強く出た魔法。非常に硬い板のようなものを前面に展開する。
【備考】かつて闇に飲み込まれた魔法使い 当時二年生
イジメや家庭内暴力によって荒んでいた時に樹によって救われ、彼女に教師以上の強い感情を持つ
最後の時も樹を救うため自らの意思で闇に飲み込まれた
闇の中で生存しており、クロエらの協力により闇から脱出。


【名前】リリィ・アンスリウム
【容姿】青髪ロング 穏やかさの中に情熱のこもった翠色の瞳 母性を感じさせる豊満な胸
【性格】生徒達を優しく見守るお姉さん属性
一方で情熱家でもあり、目標に向かって努力することと努力している人が大好き
【得意魔法】
・リラックス魔法
自身の周囲に心を落ち着かせリラックスさせるフィールドを発生させる。
【備考】教育実習生あがりの若い教師。
大家族の長女で、昔から仕事で忙しかった両親の代わりに弟妹たちの世話をよくしていた。
その関係で家事全般が得意。
ナミネに告白されてお付き合いを始め、今ではメロメロ。


【名前】峯岸 橘花(みねぎし きっか)
【容姿】白のショートヘアーに翠の瞳で眼鏡。幼モードの樹とどっこいどっこいのロリっ娘。
【性格】冷静でやや辛辣。どこか冷めているが、自分の興味を惹く分野にはぐいぐい来る。
【得意魔法】
・解析魔法【アナライズ】
魔法の仕組みや効果を解析出来る。ただし一部例外もある(エミールのパルプンテを予測するなど)
【備考】リリウムに勤める教師の一人。毎日研究室にこもって魔法の解析と研究を行っている。
年齢不詳だが、樹と同格のように会話しているとこが目撃されているため樹と同世代ではないかと噂されている。
エミールが卒業してからも、実験のために呼び出している。

【名前】カーラ・ファウスト
【容姿】 金髪ショートで背は高め、修道服を着用している
脱ぐとすごい
【性格】 心配性だがしっかり者のお姉さん、人が傷つくことを極端に嫌う
【得意魔法】
・生命力譲渡
自分の生命力を他人に分け与え爆発的な治癒力で対象を回復させる(対象の損傷が大きいほど自分への反動も大きい)
死んでしまった生命を蘇らせることもできるが膨大な量の生命力と準備時間が必要
庭で育てている草花から毎日少しずつ生命力を貰って蓄えている
【備考】クロエ達出身の孤児院、マクベス・エクスルードハウスの院長。孤児達を溺愛しており、幼い頃から面倒を見ていたクロエのこともとても心配している。


【名前】ソフィア・ルナール
【容姿】透き通るような白の長髪と暗闇でも怪しく輝く金の瞳を持ち、人形のように儚い外見の少女
【性格】口数が少なく機械的な口調で無機質な印象を受けるが悪人ではない
【得意魔法】
・闇魔法
クロエのように闇を発生させるだけでなく闇を凝縮させ様々な形を取ることが出来、その応用で使い魔のようなものを使役することも出来る。
・闇凝結【ダークコンデンス】
ソフィアの闇とすら友達となる力が強く出た魔法。
思い描いた姿に闇を固めることで、魔獣のような闇を使役することができる。
【備考】深い森の奥地に存在する廃墟となった古城に一人(+闇で作り出した使い魔)で住んでいる少女(ただし年齢不詳)
人の名前を呼ぶ際は必ずフルネームで呼ぶが、相手から要望があった場合は一応それに合わせてくれたりする


【名前】ミリア・メルトル
【容姿】銀髪ショートで赤と青のオッドアイ。見た目は完全に幼女だが歴とした成人女性
【性格】困っている人は放って置けないとても優しい性格。常軌を逸した自己犠牲精神の持ち主
【得意魔法】
・闇化
闇と化す。試練の魔物に姿を変えたり色々出来る。
【備考】マホリオのプロ選手。実年齢は不明。元は魔法が使えず闇使いの素質があるというだけで闇の試練と向き合う羽目になったが、力を行使せずに闇を受け入れ一体化するという形で試練を乗り越えてしまった(この時に肉体の成長が止まった)。闇に一方的に支配されることも無く、それどころか割と仲良くやれている。しかも闇との間に子供まで生まれてしまい今年で高校一年生になる。ご飯はたくさん食べる。もりもり食べる


【名前】エルク・メルトル
【容姿】銀髪サイドテール、漆黒の瞳。肌は雪のように白い。体型は割と平均的
【性格】良いところも悪いところも引っくるめて人間が大好き。人間の為ならなんだってしてあげられる
【得意魔法】
・想起
相手の心の闇(トラウマ)を想起させることができる。
【備考】ミリアと闇の間に生まれた子。いつもニコニコしているが謎の圧があり、周りからは怖がられている
人間という存在を心の底から愛しており、母の自己犠牲精神を歪んだ形で受け継いでしまっている


【名前】セレニテ・オーレリア
【容姿】ピンク髪ロングの濁った灰色の瞳、少々痩せ気味だがガリガリと言うほどではない
【性格】とても穏やかで落ち着いた性格だが、目的のためであれば手段を選ばないところがある。娘に対する愛情は側から見たら異常な域に達している
【得意魔法】
・権能【アブソリュート】
魔力を奪ったり与えたりする。
【備考】イリスの母にして天才科学者。リリウム魔法学校出身で在学時には図書館に所蔵されている全ての書物を読み尽くしてしまった。娘が魔法を使えない事を憂いており、様々な人から奪った魔力を与え続けているが、魔力欠乏症の本質については気付いていない。
現在はイリスとも和解し、様々な人と協力しながら魔力欠乏症への対応策を研究している様子。

【名前】ゼーレ・レジェンダリア・アートルム

【容姿】絶世の美少女。瞳の中に宇宙が存在しているかの如く煌く紺色の両眼と、肩から背にかけて流れるプラチナ・ブロンドの髪が印象的(普段は髪飾りで抑え付けられているがアホ毛がある)。背はやや高めで胸は巨乳というより美乳。

【性格】おとなしい性格で、自分の事より仲間の事を優先して考える。この世で最も非常識な存在であるのに反し、本人自体は常識を重んじるまともな性格。丁寧な口調で話すが親しい仲間に対しては砕けた口調になる。

【得意魔法】
・創造【クリエイション】
アートルムの固有魔法を除いた全ての魔法の起源となった原初の魔法。新たな魔法をランダムで生み出す。現代で言う魔力欠乏症の人間がこれにより生み出された魔法の使用者(記録媒体)となる(当時は魔法を使えないのが当たり前だった)
・魔文殿【アーカイブ】
現存する全ての魔法を使用できる。
・頂点【アルティマ】
使用魔法を最高位のものに変換する。

【備考】
全ての魔法の始祖とされる伝説の魔法使い。というよりこの世界においては彼女の「レジェンダリア」から伝説という意味が生まれた、まさに生ける伝説。

『創造』を用いて人々に魔法をもたらすという偉業を成し遂げた。ちなみに最初に魔法を与えたのが仲間の魔法使い二人。当時の人々からの尊敬はもはや崇拝の域に達しており神そのものであるとして神聖視する者さえいた。

固有魔法を3つも持つ生物としてみても規格外な人物。魔法法則を完全に無視したバグのような存在らしい。

彼女の『創造』が生み出した魔法の一つに悪魔化の儀式があり、それにより不死鳥達は魔界に追放された為、起源を不死鳥とする悪魔達からは憎悪の対象になっているが彼女自身は望まぬ結果であった(ゼーレ自身は悪魔化の魔法を一度も使っていない)。

時を超えてやってきたのではなく、不老の魔法を用いて現代に至るまで空かずの空間で生き続けてきた。これは魔王との戦いで負傷し、その傷を癒すことが目的。

スフィアとは親友であり、彼女だけは守ろうとしたが、自分はともかく仲間の魔法使い二人まで迫害を受けそうになった為、最終的には見捨てる形になってしまったことをずっと悔いている。

ルクが時代が違うにも関わらずスフィアについて知っていたのはアートルムがかつての不死鳥達について昔話として話していた事による。


【名前】アイリス・スノードロップ
【容姿】桃色のショートカット。瞳の色は緑で、ハートマークのような紋様が両の瞳に浮かんでいる(魅了魔法使用時に光る)
背はすらりと高く胸は平坦で、一見男性にも見える
【性格】明るく元気。初対面の人にも長年の親友であるかのように話しかけられる気さくさを持つ
一見何も考えていないように見えるが結構頭も切れる
【得意魔法】
・魅了魔法
ゼーレに授けられた魔法。「世界中全ての人と友達になりたい」という彼女の夢から産み出された。
視線を合わせるだけでちょっとだけアイリスに親しみを抱く程度から、彼女の言うことならどんなことでも聞いてしまう隷属状態にまでしてしまうことが可能だが(任意で調整可能)、アイリス自身はこの魔法を「裏技、ズル」と捉えていて、基本的には使用せず自主的に封印している。
【備考】世界中全ての人と友達になりたいと本気で考えており
そのために自分にできることをしようと現在世界のあちこちを巡って人助けに励んでいるようだ


【名前】リーケ・エターニア
【容姿】超小柄で何と140cmにも満たない。赤みを帯びた銀の長髪で、本人の身長よりも長いので、常に側にいる魔獣の背中にかけさせてもらっている。瞳の色は明るいオレンジ色で、常にジト目のように見える
【性格】ロロナや1年次のデンに匹敵するクラスのウルトラハイパーネガティブ思考の持ち主だがゼーレアイリスと魔獣たちの事は自分の命をかけてでも守ろうとする。
【得意魔法】
・魔獣領域
自分の周囲に魔獣を呼び寄せた上で魔獣たちが有利になる強力な結界を展開する。何匹集めようが一度に消費する魔翌力は変わらないというチート仕様。
【備考】
ゼーレの嫁その2。その名前はリーケ家の由来になっているが、血の繋がりはない。当時の魔獣愛護団体的な組織がリーケを崇拝してたとかで継がれていったらしい
ゼーレに魔法をもらう以前は神樹を囲む広大な森の中で魔獣たちと暮らしていたので出自は不明。人間たちに居住区域周辺の森を焼かれる形で故郷と仲間たちを失っているので後ろ向きな性格になっている
魔物を守る為の力をくれたゼーレと、そのゼーレが信頼するアイリスの二人に対しては絶対の信頼を置いている。

ーリーケの魔獣ー

【名前】トワ
【種族】星空のような輝きを持つ肌の狼
【特殊能力】夜空で輝く星の力を魔力に変換する。星の輝きによって得る魔力が変わる。
【備考】闇や宇宙の魔力のある星に引かれ、隕石としてその星へ落ちてくるらしい。
性別という概念が存在しないらしいが、身体的特徴は地球上の生物では雌と同等。
星の掃除者と呼ばれる魔獣で、寿命を迎えた星を食べることで生きている。
成長し宇宙で暮らせるようになるまで、どこかの星で暮らすようだ。
リーケに物心がついた頃にはすでに親友同士だった。地球規模で言えば寿命が存在せず、リーケ封印後も生き続けてずっと復活の時を待ち続けていた。

【名前】ウィン・フォルクス
【容姿】白銀のショートボブに金の瞳の垂れ目 背はクロエとどっこいどっこいだが実はスタイルは良い
【性格】無邪気で天然ボケののんびりや よく語尾が間延びする
マホリオの時は口数が少なくなり普段ののほほんムードが消える(>>366みたいな様子)
一人称は『ボク』
【得意魔法】
・時間操作
周囲の時間の進みを僅かな間だけ極端に遅くすることが出来る(周囲からは高速移動に見える)。
負担が大きいため連続使用や日に何度も使えたりするものではなくここぞという時に使っている。
ちなみに発動時に触れているもの(生物含む)は魔法の影響を受けない(時間が遅くならない)。
・時間魔法【クロック】
極端に遅い時間の中、ウィンだけが通常の速度で移動できる。
・時神魔法【クロノス】
周囲の時間の進みを遅くし、時の神が如き時空の歪みを持った魔力の塊を放つ。相手からは突然膨大な魔力が目の前に出現したようにさえ感じられる。神級魔法。
・時ノ頂・玉響【タマユラ】
神をも止める究極の時間魔法。時が止まったかと錯覚するほど遅くなった時間の中で、クロノス以上に高密度の魔力を放てば、どんなに鋭い感覚を持っていても玉響の隙を突かれるという。頂魔法。
【備考】
普段はのんびりとしてマスコットのように可愛がられているがマホリオの時は極度の集中から様子が変わる(周囲からはそのギャップが良いという声も)。
他者に屈託なく接するので友人も多い。好物は甘いもの。


【名前】ナナ・ヴァーミリオン
【容姿】青のショートヘアーに紅の瞳。小柄な体格で胸も小さめだが絶壁組よりはマシ。
【性格】優しく礼儀正しく献身的。いつも敬語口調で基本的に他人のことはさん付け(ただしウィンのことは時々『ウィン』と呼び捨てにしているらしい)。
【得意魔法】
・魔力譲渡
自身の魔力を相手に譲渡し回復させることが出来る。発動には身体的な接触が必要かつ接触方法で魔力譲渡の効率が変化する(一番効率的なのは粘膜を介した場合だとか)。
【備考】魔法の扱いがあまり得意ではなく、魔法の精度にやや難がある。
そのため最初は校内トップクラスの実力を持つウィンに引け目を感じていたが、そんな自分に屈託なく接してくれるウィンにいつしか惹かれていった。
そして結婚式の時に意を決して自分の想いをウィンに伝え見事受け入れられた。
ちなみに恋愛面に関してはぐいぐい行く方であり普段の様子に反して彼女が攻めらしい(結婚式のキスもナナの方から行った)。


【名前】早川 時雨(はやかわ しぐれ)
【容姿】黒のポニーテールにつり目。長身スレンダー体型で凛とした顔立ち。
【性格】真面目で気難しいが結構天然。一人称は『私』で男口調。
【得意魔法】
・光る斬撃
棒状の物に魔力を込めることで光の刀身を持つ刀を精製することが出来る。
物理的な攻防以外に斬った軌跡を飛ばしての遠距離攻撃も出来る。
マホリオでは味方と同時に斬り込む・無数の斬撃を飛ばしての迎撃など臨機応変に立ち回る。
・剣戟・飛燕
斬撃を魔力として飛ばす。切れ味も鋭く、まるで燕が空を飛ぶようにさえ見える。
・剣戟・双飛燕
素早い斬撃を二つ、魔力として飛ばす。
・剣戟・朱雀
強力な斬撃を魔力として飛ばす。その力強さは南方の守護者である朱雀を窺わせる。獄級魔法相当。
・剣戟・鳳凰
非常に強力な斬撃を魔力として飛ばす。どんな攻撃や盾にも屈しないその軌跡は、伝説である鳳凰の威圧感すら感じさせる。
・剣戟・斑鳩
斬撃をその場に留め、相手の魔法を迎撃する。
・剣戟・八咫烏
非常に強力な斬撃をその場に留め、相手の魔法を迎撃する。その姿はさながら守護鳥たる八咫烏に重なる。
・居合・閃
ほんの一瞬で居合を行う。その斬撃は閃光のような速さである。
・居合・隼
一瞬で居合を行う。その斬撃はまるで、隼が襲いかかるかのような素早さと猛々しさを持ち合わせる。
【備考】実家が剣道の道場であり自身も有段者。
身体・魔法どちらも高いポテンシャルを誇る。
入学当初は普段の様子からウィンのことを軽く見ておりマホリオの実力も魔法頼りと思っていたが、一騎討ちを行い完膚無きまでに敗北したことで見直しウィンを友人及びライバルとして認める。
さらにより近くで修練を積み少しでもウィンに近づくために同じチームになった。
鍛練に明け暮れた生活を送ってきたためか様々な知識、特に性知識に乏しく未だにコウノトリレベル。
ウィンとナナが付き合っていることは知っているが、彼女達が隠れてキス等していることや結婚式のことは全く知らない。


リリウムにおいて最強のトリオだった。

【名前】ヴィーネ・ケルキオン
【容姿】ゼレスを大人にしてスタイルを良くした感じ
【性格】常にハイテンションで落ち着きがない
【得意魔法】
・神聖魔法
ゼレス以上に何でもできる。
・聖弾【ホーリーボール】
聖なる魔力を放つ基本魔法。
・神聖魔法【ホーリー】
自身を包む球体を作り出す。さらにその一部を放つことで攻撃に変換することも可能。攻防一致の高難度魔法。獄級魔法相当。
・神聖・球【ザ・スフィア】
巨大な球体を放つ。退ける力を持った球体は迎撃されにくく、本人の魔力も相まって重要な決め手となる。極級魔法相当。
・天聖魔法【アマテラス】
天から聖なる光を降り注ぐ。神級魔法相当。
【備考】親馬鹿気味なゼレスの母親。マホリオのプロランキング一位に君臨するチームのリーダーで攻撃・防御・補助と何でもこなしてしまう器用万能型。固有魔法を使わずとも世界ランク2桁程度の相手なら瞬殺してしまう程に個として圧倒的な存在。性格は全く似ていないがマホリオが大好きなところだけは娘に遺伝した。

ゼレスは一人のマホリオプレイヤーとして母を尊敬している為、マホリオが絡む場面では親子としての関係ではなく名前にさん付けで呼んでいる。尚ヴィーネの方からはちゃん付けで呼び会うたびに熱烈なハグをする。


【名前】サリア・マグノリア
【容姿】鮮やかなライトグリーンの長髪に切れ長の碧の瞳、長身で均整が取れつつも大きな胸を持つ美形
【性格】冷静沈着でクールな性格 しかし実は甘いものが大好物という子供っぽい一面も
【得意魔法】
・未来予知
数秒~数分先までの未来を見ることが出来る(より未来を見ようとするほど魔翌力消費は激しくなる)
また意図せずして数日~数ヶ月先の未来が見えてしまうこともある
ちなみに予知の確率は100%ではないが、それでも九割方当たるほど精度が高い
・未来視【トキ】
意図した少し先の未来を視ることができる。
【備考】マホリオのプロランキング一位に君臨するチームの一人。21歳。リリウムの卒業生でもある(ウィン世代とは入れ違えに卒業)。
未来予知と魔翌力の地力の高さから十全に立ち回ることの出来るオールラウンダー。
実は凄まじい方向音痴であり、固有魔法を用いて未来をいくら見ても迷ってしまうほど。チームメイトからはその件でよく叱られており、必ず誰かと一緒に出かけるように言いつけられている。が、すぐに迷う。
それらのギャップがファンからは人気との噂もあったりする。


【名前】久遠 茜(くおん あかね)
【容姿】朱色髪のギブソンタック。巨乳
【性格】
おっとりぽわぽわとしているが、良くも悪くも言いたいことははっきりと言う。マホリオになると全く喋らなくなりちょっと怖い(他のメンバー曰く暗殺者)
【得意魔法】
・自己の肉体強化
原理は不明だが肉弾戦で魔法を打ち破ったりする。
・〇〇強化魔法【ザ・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々を上昇させる。基本魔法(ただし素の力が相当高いため、上位魔法への対抗も可能)。
・〇〇進化魔法【エヴォ・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々を強化する。獄級魔法相当。
・〇〇深化魔法【ヘビー・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々を大幅に強化する。極級魔法相当。
・〇〇神化魔法【ネオ・〇〇】
部位の筋力・速力・耐久力等々をさらに大幅に強化する。神級魔法相当。
【備考】
24歳。マホリオのプロランキング一位に君臨するチームの一人。性格に反して超肉弾戦特化。肉体強化魔法を使うと赤い花びらが舞ってカッコいい。マホリオ以外でも格闘技(この世界にある奴で)の世界王者だったりする。魔法の演出も相まってビジュアル的な人気はチームで頭ひとつ抜けている。

【名前】スキア・レジェンダリア・アートルム
【容姿】ゼーレと完全に一致した容姿。瞳だけはゼーレと違い虚無を思わせる漆黒の色をしている。
【性格】ゼーレ本体と悪魔達の事を第一に考えて行動する
【得意魔法】ゼーレと完全に同一であるが、彼女が人道に反するとして使用を躊躇うような魔法も平然と使う。例としては『黙示録』(隕石魔法+頂点)、『魔界顕現』(パンデモニウム+頂点)など。
・黙示録【アポカリプス】
メテオ+アルティマ。半径10kmに及ぶ範囲に無数の隕石を降らせる。
・魔界顕現【ラグナロク】
パンデモニウム+アルティマ。意図した大きさの魔界と人間界のゲートを、意図した位置に開く。
・蘇生魔法【リザレクション】
ライブ+アルティマ。筋組織を即座に再構成し、体力を回復する。
・貫ノ頂・魔槍【グングニル】
ビーム+アルティマ。神をも伐つ究極の圧縮魔法。究極まで圧縮された魔法は、どんなに硬い盾でも貫くという。頂魔法。
・盾ノ頂・不撓不屈【イージス】
シールド+アルティマ。神をも通さない究極の防御魔法。最硬度まで練り固められた魔法は、どんなに鋭い魔力にも撓(たわ)まず、屈しないという。頂魔法。
【備考】ゼーレ・レジェンダリア・アートルムが影分身に頂点を発動させることで生まれた実体のある分身。本体の意のままに動く分身としての性質を持っていたが、のちにゼーレの妹として振る舞う自我が生まれた(魔王を倒して休眠に入ったタイミング)。
自身が新たな魔王となり魔界を統率する事で人間界への侵攻を防ごうと考え実行したが、不安定な自我が魔界の瘴気に蝕まれたことによって本来の魔王同様人類に敵対するようになる。本体への回帰欲求からかゼーレだけは対象外(人類側から奪還したいと考えている)。

~前スレでの出来事~

アートルム神社から目覚めたゼーレ・レジェンダリア・アートルムは、そのままクロエ達と行動を共にするように。

テレポートでリリウム魔法学校へ現れたり、魔力欠乏症とされていたイリスに魔法を与えるなど、規格外っぷりを遺憾なく発揮する。

卒業式、卒業試合にてクロエチームvsウィンチームが実現。

練られたコンビネーションにより勝利。とうとうウィンチームに土を付けることに成功した。

そして春休み。

ラクリマが芸能事務所にスカウトされ、アイドルの卵としてデビューすることに。

アルシェの実家で修行をして、魔界から攻め入るという魔王を迎え撃つことに。

魔王スキア・レジェンダリア・アートルムとの戦いは、ドラゴンや学外の魔法使いの強力もあり、なんとか防衛に成功。

しかし、一年後にまた来るという言葉を残して魔王は去ってしまう。

そして新学期、クロエ達は三年生に進級。

一学期を過ごす中で、多数の下級生と知り合いに。

現在は学内マホリオトーナメント。全員が死力を尽くして戦う!

眠さが限界なので今日はここまで
本編は明日以降書いていきます

乙です

立て乙

闇属性特攻がある敵キャラを登場させる等すればエルクミリアソフィアら辺まとめて救済できそう

いちょつ
ゼーレのアーカイブはハイパー状態のクロエの「あらゆる魔法を使いこなせる」設定を意識して作ったのかなって今更気付いた

学内マホリオトーナメント、決勝戦ーー


ざわざわ ざわざわ


樹「これより学内マホリオトーナメント、決勝戦を始めます」

樹「ティアチーム対シェリルチーム、両チーム礼」


よろしくお願いします!


ティア「たしか、二年生……」


シェリル「知ってたんですか、光栄ですね」


ティア「一年生のとき優勝して、去年も準決勝まで出てたから。強いなって……」


シェリル「去年は、まあ……ウィンさんにやられましたから。でも今年は優勝をいただくつもりです。正々堂々戦いましょう」


樹「ティアチーム、大将はティアさん。シェリルチーム、大将はシェリルさん。確認いいですね?」

樹「では、試合開始!」


ティアチームの試合結果↓コンマ
偶数で勝利
奇数で敗北

ほい

ティアチーム優勝めでたい

最後の年はクロエチーム優勝して欲しかったなあ……

>>27
あと1分遅かったらコンマやべぇことになってるなw

しかもゾロたあ縁起がいいね

トワって狼なのね。リーケがいつも背中に髪をかけさせてもらってるって言ってたから浮翌遊する蛇か何かだと思ってた。ティトが狼だから、フェンリルとヨルムンガンド的な。

シェリル「鏡魔法【ミラー】!」ズラッ!

シェリル「痛い目を見る前に教えます。俺の魔法は鏡。どんな魔法でも反射しますよ」コンコン


ナミネ「厄介ですね……」


アルシェ「でも攻めないと負ける」


ティア「その通りです。……アルシェ」


アルシェ「ん!」スッ

アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ズゴオオオオッ!!


ズ……ッ!


シェリル「無駄です! 反射!」


ズオッ!


アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ズゴオオオオッ!


ドオオオオオオオンッ!!


シェリル「あれだけの威力の魔法を連発できるんですか……。でも無駄ですよ」ヒュンッ


ティア「鏡があんなにたくさん……!」


アルシェ「……アルシェ、頭よくないからあれに勝つ方法が分からない。強い魔法を撃つしか……」


ナミネ「アルシェさんの貫通力がある魔法なら、反射する前に鏡を砕けるのではないでしょうか」


ティア「ですね。あれだけの鏡で守ってる以上、ナミネさんが水を操っても防がれてしまうかもしれません」


アルシェ「じゃあ……神槍魔法・貫【ブリューナク】!」


シェリル「!!」バッ!


バキンッ!


ナミネ「割れた!」


シェリル「鏡!!」ズオッ!


バキバキバキバキバキバキバキンッ!!


シェリル「な……!?」


ズドオオオオッ!


樹「試合終了! 勝者、ティアチーム!」

ティア「あ、アルシェ……また強くなりました?」パチクリ


アルシェ「んーん。でも、ティアが一年目に負けて悔しがってたとき、すごく悲しかったから。だからティアのために負けたくなかった」


ティア「お、覚えてたんですか……///」


ナミネ「あらあら」ホッコリ


樹「両チーム礼!」


ありがとうございました!


ーーーーー

ーーー




樹「以上を持ちまして、今年の学内マホリオトーナメントを終了します」

樹「これからの夏休み、怪我だけはしないように。夏休み明けに皆さんの元気な姿を見せてくださいね」


「校長先生ありがとうございました。では各クラスごとに退場をします。教室でホームルームを行ってください」


ーーーーー

ーーー




先生「これで今年の一学期はおしまいです。二学期からは、さらに将来に向けていろいろ考えることが増えるでしょう。部活で最後の大会がある人もいるでしょう。なんにせよ、後悔のないよう過ごしてください」

先生「では、解散です。これからは夏休みですが、校長先生も言ったように怪我だけはしないように」


楓「夏休みだー!」


晶「さっそくはしゃぐな」


クロエ(夏休み、ね……)


わいわい がやがや


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

1/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

スキア(もしくは手下の悪魔)が魔獣島をリザレクションで蘇生させ、そのまま島に住う魔獣もろとも悪魔化して支配下に置いてしまう

……を感知するリーケ

ティアルシェ大好きガチ勢(ラクリマやらティア親衛隊やらリリウムちっちゃいものクラブやら)によってティアチーム優勝の祝勝会が開かれる
あまり羽目を外しすぎないように、という名目でリリィ先生が監督役として来ているが、実際はティアルシェガチ勢に負けないレベルでナミネのことを祝う気満々

イオモミ、どうやら前よりさらに大きくなったために夏休み用の水着の新調
試着室に二人で入って色々試すが、一年の時の旅行のことやら密室に二人きりやらで水着のチョイスがどんどん際どくなり二人とも変な気分になりかけていく

リーケに「どうして髪を切らないのか」と問うローラ

答えは「ゼーレに美しいと褒められたその時からずっと伸ばし続けている」との事で、それを聞いたゼーレのリーケすきすきゲージが爆発。クロエやローラの前であるにも関わらず、その場ではぐっとぎゅっと

ノワールの両親の墓参りに行ってからイリスの家に帰省するイリノワ
その道中、いい機会なのでお互いの過去の話を詳しくする事に

>>32
設定レスに「ティト同様の星獣」と書いてあったのでティトと同種かと思いこんでいましたが、同種だとは書いてませんね……
このまま狼型で進めるか、種族を決めるか皆様の意見を聞かせていだきたいです

食堂ーー


「ティアちゃんアルシェちゃんナミネさん! 優勝おめでとー!」


ナミネ「ありがとうございます!」


ティア「あ、ありがとうございます」


アルシェ「これ全部食べていいの?」


「いいよー♡」


リリィ「優勝祝いはいいですが、はしゃぎすぎてはいけませんよ。校長先生も言ってましたが、夏休みだからといって何でもしていいわけではありませんからね」


「そんなこと言って、リリィ先生もナミネさんの優勝祝いのためにすごい準備に気合いれてたじゃーん」


リリィ「な、ななな……!」


ナミネ「リリィ先生……!」キュンッ


アルシェ「あむあむ」パクパク


ちっちゃいものファンクラブ「「おくちちっちゃい! かわいー!♡」」


ティア「アルシェ、がっつきすぎですよ。口のはしにソースがついてるじゃないですか」フキフキ


ティア・ソレル親衛隊「「面倒見いい! やさしいー!♡」」


ラクリマ「わかる」ウンウン


ナミネ「リリィ先生」ギュッ


リリィ「な、ナミネさん……優勝おめでとうございます」ドキドキ


ナミネ「はいっ」ニコッ


わいわい がやがや


ーーーーー

ーーー

ショッピングモールーー


モミジ「えへへ、また大きくなっちゃって……。イオちゃんと来れてよかったよ」


イオ「私もです。水着買い直さないといけなかったので……誘ってくれてありがとうございます」


モミジ「あ、ここだね水着置いてるの。見てみよっか」

モミジ「うーんと、大きいサイズ大きいサイズ……」


イオ「こっちですかね?」


モミジ「おお、あった」


イオ「でも種類は多くないですね……」


モミジ「まあ探すの楽だと思えば……。気になるのいくつか持っていって試着してみよっか」


イオ「はい♪」


ーーーーー


モミジ「う、試着室埋まってるね……」


イオ「あ、あそこ一つだけ空いてますよ。どうせ見せるんですし一緒に入りませんか?」


モミジ「いいの? 狭くないかな……」


イオ「だめだったら交代で着替えましょう」


しゃーっ


モミジ「あ、意外と広い……」


イオ「えーっと、まずはこれですね。タンキニタイプの水着です。上半身部分がタンクトップ型なので、体型が隠しやすいかと。どうでしょうか」ピタッ


モミジ「似合ってるよ! かわいい! 私も同じタイプの持ってきたけど……」スッ


イオ「似合ってます♪」

モミジ「でも、こういうフレアタイプの方がかわいさはあるかな」ピタッ


イオ「そうですね、ふりふりがついてて可愛いです」


モミジ「……イオちゃんならこういうビキニでも」スッ


イオ「わわ、体の前で合わせないでください! なんだか恥ずかしいです……!」


モミジ「えへへ、ごめんごめん。これ私が着たらどうかな?」スッ


イオ「……///」ゴクリ


モミジ「イオちゃん?」


イオ「す、すごくいいと思います……」ドキドキ

イオ「あうう、ごめんなさい。なんだかドキドキしちゃって……///」カアッ


モミジ「そ、そっか……///」ドキッ


イオ「あ、あの……これ、合わせてみてください」


モミジ「ビキニだね……。それもさっきのより布が少ない……」スッ


イオ「……///」ポー…


モミジ「///」ドキドキ


ーーーーー

ーーー

街の外れーー


ノワール「こっちこっち」


イリス「ほんとに街の外れですよね。距離的には確かにリリウムよりもカサブランカの方が近い……」


ノワール「はい、ついたよ」


イリス「ここが……」


ノワール「私の実家。で、両親のお墓」


イリス「…………」


ノワール「ママ、お母さん。今日は彼女を連れてきたんだイリス「ちょ、ノワールさんっ///」


ノワール「……イリスには話しておかないとね。といっても、初めて会ったときには考えてることはバレてたんだっけ」

ノワール「まあいいか。私の魔法は、魔界とのゲートを開く魔法。そしてその穴を通れる一番強い悪魔がやってくる。人間界は悪魔にとって美味しい感情がたくさんあるから、自分が通れるゲートができると、他の悪魔を押しのけてやってこようとするの。だからその穴を通れる一番強い悪魔が来るってわけ」

ノワール「で、昔空けた穴から暴走した悪魔が出てきたの。それで私を庇って、ママもお母さんも死んじゃった」


イリス「…………」


ノワール「だからさ、悪魔がこの世界を好きにしようとしてるのが許せないんだ。私みたいな思いをする人が増える必要はないよ」


イリス「私もです。ノワールさんが守りたいものを一緒に守りたい」

イリス「ノワールさんのママさん、お母さん、娘さんは私が幸せにします」


ノワール「ありがと、イリス」

ノワール「……じゃ、イリスの家に行こっか」


イリス「はいっ!」


ーーーーー

ーーー

ノワール「イリスは昔どんな子だったの?」テクテク


イリス「ええっと……大人しい子でしたよ。今のまま小さくなったと思ってもらえれば」テクテク

イリス「ママやお母さんの言うことは守る。そしたらママ達が喜んでくれる。だからまた言いつけを守るようになる……そんな感じでした」


ノワール「確かにママの言うことは絶対って感じだった」クスッ


イリス「い、今は違いますよ!? ちゃんと自分で考えて、自分で行動してますから」


ノワール「でもママさんのあれも、闇に心を乗っ取られてたからなんだよね。そう考えるといたたまれないな……」


イリス「今はもう別の研究にシフトしてます。お母さんは今までの技量を活かして、魔力が少ない人を助ける方法を探してます。ママはそのお手伝いを」


ノワール「そっか。魔力がない人を助けるための研究から、魔力が少ない人を助けるための研究になったんだ」


イリス「あ、つきましたよ」


ノワール「久しぶりだな、この家……」


イリス「ママ、ただいま!」ガチャッ


セレニテ「あ、イリスちゃん。おかえりなさい。ノワールさんもようこそ」


ノワール「お邪魔します」ペコリ

セレニテ「イリスちゃん達は夏休みだものね。久しぶりに会えて嬉しいわ」


イリス「私も久しぶりに帰ってこれて嬉しいよ」


ノワール「あの、セレニテさん。イリスの小さい頃のアルバムとかあります?」


イリス「な、なに言ってるの!? そんなの……」


セレニテ「あるわよー。見る?」


ノワール「見ます!」


イリス「やめてー!///」


ーーーーー

ーーー

図書室ーー


ヒカリ「あ、やっぱりここにゼーレさん達いたよ」


ゼーレ「? 何か用?」


ローラ「あの、リーケさんってなんで髪を切らないんですか?」


クロエ「確かに気になるわね。いつも周りの魔獣が持ってるけど、それなら切っちゃえばいいのに」


リーケ「だ、だって……」チラッ


ゼーレ「?」


リーケ「ゼーレが、き、綺麗って言ってくれた、から……」テレテレ


ゼーレ「な……!」キュウウン


クロエ「あらあら」


ヒカリ「素敵なポリシーだね」ホッコリ


ゼーレ「リーケぇぇ……っ」ムギュウウウウ


リーケ「わ、わ……っ///」


ローラ「わ、大胆……///」


ゼーレ「こんな可愛いこと言われて何もしないとかないよ! ああもう可愛い! 大好き!」ギュウウウッ


リーケ「く、くるしいよう」エヘヘ

リーケ「……っ!」ピクンッ


ゼーレ「……リーケ?」


リーケ「……なんだろ、これ……。どこかで魔獣が悲しんでる……」キョロキョロ


ゼーレ「そっか。じゃあ……」


アイリス「お、行くか」


ゼーレ「うん。地図だとどの辺?」


リーケ「多分ここ……」スッ


ローラ「そこ、魔獣島……?」


ゼーレ「了解!」キンッ


ヒカリ「テレポートの魔法陣……」


ゼーレ「行きますよ皆さん!」


クロエ「え、ええ!」


ーーーーー

魔獣島ーー


魔獣島「ゴオオオオオオオオオオッッ!!」


ヒカリ「な……!」


ローラ「魔獣島が動いてる……!?」


クロエ「それだけじゃないわ、魔獣島にいる魔獣も我を失ってるみたい……」


リーケ「魔獣領域【ビーストガーデン】……!」ゴオッ!

リーケ「みんな、集まって……!」


ゼーレ「あそこ! 神弾【ネオ】!」ゴギャアアッ!


サキュバス「防御魔法【シールド】!」

サキュバス「あら、可愛い子が邪魔に来たわね~。お姉さんがいいことしてあげようかしら?♡」


アイリス「お断り! 魔弾【シュート】!」


サキュバス「防御魔法【シールド】!」


クロエ「なんであんたがいるのよ! 魔界に帰ったはずでしょ!?」


サキュバス「魔王様の命で新しい戦力を捕まえに来たの。それがこの島……いえ、この魔獣よ」

サキュバス「死体に悪魔化の魔法をかけた上で、蘇生。そしたら反抗されることもなく強力な悪魔の完成ってわけ♡」

サキュバス「あとはこの島にいる他の魔獣もついでに悪魔化して連れて帰るわ。そういうわけで大人しく見学しててねー」


リーケ「させない……!!!」ゴオッ!

リーケ「魔獣領域【ビーストガーデン】!!!」


ローラ「!!」

ローラ(す、すごい……魔獣島に残ってた魔獣がみんなリーケさんの言うことを聞いてる……!)

ぎゃう! ばうわうっ!


サキュバス「ちょっと! 邪魔しないでよ!」


リーケ「お前……許さないぞ……!!」ギリ…ッ


サキュバス「ひ……っ」ゾクッ

サキュバス「四大魔法【アルケー】!!」


ゼーレ「防御魔法【シールド】、頂点【アルティマ】!」

ゼーレ「盾ノ頂・不撓不屈【イージス】!」ガキイッ!


サキュバス「は!? この魔法防ぐとかアンタ何者よ!?」


ゼーレ「ゼーレ・レジェンダリア・アートルム。あなた達が慕う魔王の姉です」


サキュバス「アンタが……!」

サキュバス「ちっ! このデカイのだけは持って帰れって命令なのよ! 悪魔顕現【ラグナロク】!!」


ズオオオオオオッ!


サキュバス「来なさい、デカイの!」


魔獣島「ゴオオオオオオオオオオオッ!!!」


しゅううううううう……


リーケ「ま、待って……! だめ……!!」


アイリス「リーケ! 飛んで!」フワッ


ローラ「うそ……魔獣島が……」フワ…


クロエ「消えた……」


ーーーーー

ーーー

校長室ーー


樹「そう……魔獣島が悪魔に……」


スフィア「……」


ゼーレ「すみません、私が行っておきながら……」


クロエ「いえ、サキュバスは死んでも悪魔化した魔獣島を魔界へ送るつもりだったはず。悔やんでも仕方ないわ」


リーケ「……」グッ…


ローラ「リーケさん、そんなに唇を噛んだら血が出ちゃいますよ……」ハラハラ


アイリス「リーケは悔しいんだ。すこしほっといてあげてほしい」


スフィア「……私だけならまだしも、私の友達に手をかけるなんてね」

スフィア「アートルム、クロエ」


クロエアートルム「?」


スフィア「私も本気で人間界の防衛に手を貸すわ。あいつのことも元に戻して、魔王も救う。それで全部終わらせるわ!」


アートルム「スフィアが協力してくれるなら百人力です」


クロエ「ええ、もちろん魔獣島も救うわ。よろしくね、スフィアさん」


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

2/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

↓から↓5まで、魔獣島の名前も募集します
最高コンマのものを採用(思いつかなければ安価内容のみのレスでも大丈夫です)

レナ、デンの家にお呼ばれするの巻

名前はシャリラで(元ネタはシャングリラ)

大会に向けて演劇部の稽古
ペアの場面の稽古などでまたもやよいの妄想癖が暴走してしまうが、今回はよりによってR-18方面に振り切ってしまい稽古中はおろか部屋に戻っても悶々とした夜を過ごす羽目に
(しかもクロエ&ヒカリ&手伝いに来てたローラ、凜華&舞、ラクリマ&ノルンなど偶然にも実際に付き合っている組み合わせばかり)

トワの種族はまあ狼でいいんじゃない?

メインの安価は「島の件で落ち込んですっかりネガティブスイッチが入ってしまったリーケを皆で慰めて立ち直らせる話」

魔獣島の名前はアトモス

リーケだけでなくローラも魔獣島の件で不安になっていたのでローラの魔獣達やクリアにリズ、ルクも加わってローラを元気付ける

(スフィアの監視の下)ゼーレ達3人で街中デート

名前はフィッシュ

フィッシュ……

ゼーレの名前から伝説という単語が生まれたみたいに
・幼体が現代でいう魚に非常によく似た姿だったor現代における魚の祖といえる存在だった
・彼女の名前から『魚』という言葉が生まれた
・現代では彼女は島とみまごうほどの大きさと魚から遠くかけ離れた姿となったのでその由来は忘れ去られている
みたいな感じならアリやもしれん

今日の更新はなしです

魔獣島の名前はフィッシュに決定しました
また、トワの種族も狼で決定します

リザレクションとかいう治癒の極地みたいな魔法が存在するにも拘らずゼーレが数百年?眠る必要があったのは何故だろう

・回復魔法の類を跳ね除ける呪いを食らった
・当時は回復魔法が存在しなかった

他にそれっぽい理由あるかな

https://i.imgur.com/UqTwAWw.jpg

リーケちゃんってこんな感じかなー?
下手くそですまぬー

あら、かわいいじゃないの

アナログ絵だ。髪の色が綺麗だな。『赤みを帯びた銀』というのがよく分からなかったけど成る程しっくり来た。
身長140弱で超小柄という容姿設定だけど他にもロリっ子が多いから飛び抜けて小さいという印象はないんだよねリーケ。というか、ローラやソレル姉妹の身長はどの程度をイメージしているのだろうか?

>>60
かわいい!
ちっちゃくて華奢な感じが伝わってきます!
成長した星獣なので当然ですが、トワの方が大きいのもいいですね

自分もお絵かき上手くなりたいのですが、体さえ上手く描けないので羨ましいです……
ノワールのイラストやメイドクロエのイラストを時々見返しては、嬉しさやら感謝やらで胸がいっぱいで幸せになれます
また幸せになれるイラストが増えました!

本当にイラスト感謝です!

リーケ「フィッシュ……ううう……私がだめだめなばっかりに悪魔にされちゃったんだ……」ドヨーン


ゼーレ「リーケ……」ハラハラ


ローラ「リーケさんすごく落ち込んでる……」


クロエ「目の前で魔獣を連れ去られたんだもの。リーケさんの手前顔にはださないけど、ローラだって悲しいんでしょ?」


ローラ「う、うん……」


クロエ「リーケさんにもローラにも元気出してもらわないとね。でもどうしたらいいかしら……」


アイリス「リーケは魔獣と触れ合えば元気になるよ!」


ヒカリ「ローラさんもそうだよね。魔獣大好きだもん」


クロエ「……なら魔獣のいるところに行くしかないわね」


リーケ邸ーー


ローラ「ここ、私の家……」


クロエ「お母さん達には電話で許可を取ったわ。ローラのためなら魔獣のゲージはどれを開けてもいいって」


リーケ「……!!」キラキラ


ローラ「……みんな、ただいま!」


ぴゅいぃぃ! わんっ! ぶるる……っ!


ヒカリ「わわわ……!」


リーケ「よしよし……」ナデナデ


プチワイバーン「ぎゃうぅ……♪」


ゼーレ「すこし元気になったかな……?」


アイリス「うおー、もふもふ! ふわふわー!」ナデナデ


シバイーヌ「わふ~ん」モフモフ


リーケ「……シバイーヌはすごく人懐っこい。かわいいよね……」ナデナデ


シバイーヌ「わんっ♪」フリフリ

クリア「ローラ!」テコテコ

クリア「元気だして、きっとだいじょーぶだよ!」


ローラ「クリア……!」


ルク「リーケさんも元気出してください。私達が力を合わせれば、きっとフィッシュさんも救えます」


リーケ「不死鳥さん……」


トワ「その通りだ、ご主人。だから今はたっぷり癒やされてくれ」


リーケ「……うんっ」


ヒカリ「よかった、二人とも元気が出てきたみたい」


クロエ「魔獣大好きの二人だもの。これだけ魔獣に囲まれて元気にならない訳がないわ」


ゼーレ「リーケ、もう少しここで過ごしたら外に出よっか」


リーケ「……?」


ーーーーー

ーーー

街中ーー


スフィア「……」テクテク


アイリス「現代のデートしてみたかったんだー。いろいろ行ってみたいところもあるし!」


リーケ「で、でもフィッシュを助けるための作戦会議とかしないと……」


ゼーレ「今はいいの。少なくとも年度末にこっちに攻めてくることが分かってる以上、それまでは生かしておくはず」


アイリス「それに、今無理に魔界に攻めに行っても魔法使いは魔界の空気に耐えられないからね。やっぱり力を蓄えるべきだと思う」


リーケ「ゼーレもアイリスも頭いいね……わ、私やっぱりだめだめだ……」


アイリス「そんなことない! フィッシュのためを思って考えたことをだめとか言っちゃだめだよ!」


リーケ「あ、アイリス……」


ゼーレ「アイリスの言うとおり。今はデートを楽しもう?」


リーケ「うん……!」


スフィア(問題は起こさないでよ……)ハラハラ


ーーーーー

ーーー

部室ーー


クロエ「じゃあまずストレッチからね。しっかりぼくすこと」


はいっ!


やよい「…………」


クロエ「ヒカリ、ローラ、お願いしていいかしら」


ヒカリ「うん、任せて」


ローラ「お手伝いするね」


舞「凜華さん、私が背中を押しますね」


凜華「うん、お願いするよ」


ラクリマ「ノルンさんやわらかーい」グイー


ノルン「あー、のびる~……」ペターン


レナ「デン、手伝ってもらえる?」


デン「うん、もちろんだよ」


ぽわんぽわんぽわ~ん


~~~~~


ヒカリ「しっかりほぐさないとね」クチュクチュ


ローラ「ほら、じっとしてないと怪我しちゃうよ?」ガッシリ


クロエ「やぁっ、ひぐっ、んんぅっ!」ビクッ


舞「ああ、凜華さんのおまんこ……」ペロッ


凜華「んっ……! 私だって……!」ペロッ


ラクリマ「ノルンさんやわらかーい」モミモミ


ノルン「だめっ、むね、よわいからあ……っ!」ピクッ


デン「ちゃんとイけるように手伝ってあげるからね」クチュクチュ


レナ「はっ、あっ、~~~~っ!」ビクンッ!


~~~~~

ポメ「おーい、やよいー?」ユサユサ


やよい「はっ!?」ビクッ


ポメ「なんか部活から帰ってきてからずーっとボーッとしてたけど……大丈夫ー?」


やよい「う、うん、大丈夫……」

やよい(部活の記憶がない……。まさかずっと妄想に浸ってた……!?)

やよい(ううう……昨日読んだ小説にえっちなシーンがあったからかなあ……)モンモン


ポメ「やよい、寝ないの? 疲れてるんじゃない?」ハラリ


やよい「う……!」ドキッ

やよい(暑くて寝間着を緩く着てるから、胸元の肌色がちらりと……!)ドキドキ

やよい「そ、そうだね! 早く寝ないと……!」ボフッ


ポメ「おやすみー」


やよい「お、おやすみなさい」

やよい(ね、寝られるかなあ……)モンモン


ーーーーー

ーーー

レナ「……」ドクンドクン


デン「あは、緊張してるね?」


レナ「そ、そりゃそうでしょ。デンのお母さんに挨拶するんだから……」


デン「大丈夫だよ、怖い人じゃないって」


レナ「……て」


デン「て?」


レナ「手、握って」


デン「……うんっ」ギュッ


ガチャッ


デン「ただいま!」


???「おかえりなさい、デン」


デンのお母さんのプロフィールをつくります。

テンプレート↓
【名前】〇〇・ハザード
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまでループさせることで救うことにした。(その他付け足したいことがあれば。口調が違っても大丈夫です)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります

なお、時間軸そのものに干渉するループ魔法はかなり高度な魔法で、相当な手練でなければ使えないレベルです。
固有魔法はループ魔法や未来視に限りません。ループ魔法は魔法陣や術式を用いた魔法のため、使おうと思えば誰にでも使えます。
未来視は未来視を商売にしてる魔法使いなどもいるので、その人にデンの未来を見てもらったという可能性も十分にありえます。

ABの天使然り、fateのカレン然り、銀髪金眼は正義

【名前】
ロゼ ・ハザード
【容姿】
黒の長いツインテ、眼はデンと同じ青(人間体)
真っ青な球体から歪な5本の腕が生えた姿(???体)
【性格】
「性格」、と定義できるものを持たないが、「優しい母親」に該当する振る舞いを学習してそれを模倣している
【得意魔法?】
願望器
他人の願いを叶える。ただし何かしらの形で反動が生じる。例えばデンの時間をループさせて欲しい、という願いを叶えた場合、デンが死ぬたびにその苦痛が願ったものを襲う。叶える願いがないと何も出来ない。ひょっとするとこれは魔法ではないかもしれない
【備考】
デンのママに好意のような感情を抱いた謎の生物。それが恋愛感情なのかは分からないが、「一緒にいたい」という漠然とした思いは間違いなく抱いていた為恋人同士となり結婚もし、デンも生まれた。デンとママを悲しませたくないので人間として振る舞えるように努めている。
未来視に長けたデンママからの願いによって、デンにループ魔法をかけた張本人。運命を打ち破る力を付けるまでループさせることで救うことにした(死から救って欲しい、という直接的な願いはデンママが反動で死にかねなかったので却下していた)
人間への擬態は基本的な能力として備わっているらしい

【名前】ノア・ハザード
【容姿】紫のショートヘアーに銀の瞳 長身スレンダーボディーの美形
【性格】厳格だが慈愛に満ちている
【得意魔法】瞳魔法
未来や運命を『視る』、相手の心を『読む』など『目』に関わる魔法を行使することができる
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまでループさせることで救うことにした。
生まれつき盲目であり普段は目を閉じているが、目を開き相手の魔翌力を映すことで相手を擬似的に視認することが出来る
本来は人の運命を変えることは禁忌とされているが、どうしても娘を見捨てることが出来なかったため『一切の助言をせずに娘自身が極限まで努力し、あがき、最後まで諦めなければループを打ち破り助かることが出来る』という厳しい条件を付け救うことを選んだ
娘だけを苦しめないために自分とデンのママにもループの魔法をかけてループを繰り返していた

【名前】オリヴィ・ハザード
【容姿】茶髪のショートヘアー。生気を感じさせない白い肌……がこれは化粧が壊滅的に下手なため
【性格】優しいはずなのだが見た目が怖いので好意がちゃんと伝わってくれない
【得意魔法】ループ魔法。1人までなら他人も巻き込む事ができる。魔翌力貯蔵マックスから1回で底をつく程に莫大な魔翌力を使うので術者の命に関わるヤバめの魔法
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまで共にループすることで救うことにした。美的センスが壊滅しているが、絵だけは奇跡的に一周回って高評価なものになってしまう。凄まじい値が付くのでそれで生計を立てている模様

>>60
かわいいー。支援絵たすかる

連レス失礼

【名前】ヴァイ・ハザード
【容姿】銀髪金眼のバインバイン
【性格】常に言葉足らずで極力自分の内面を見せたがらない
【得意魔法】回復魔法
【備考】デンにループ魔法をかけた張本人。デンが幼い頃に、未来視によって死ぬことが確定している未来を知ってしまったため、運命を打ち破る力を付けるまでループさせることで救うことにした。

1.ロゼ
2.ノア
3.オリヴィ
4.ヴァイ

↓から投票
投票レスのコンマの1桁目の合計が最初に【15】を超えたキャラが???となります
本日中に誰も【15】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが???となります

3

1

4

1

1

2

4

変形能力が遺伝したとか良さげだし1

デンのお母さんはロゼ・ノワールとなりました
設定は>>70を参照

ロゼがすごく特殊な設定なので、上手く描写しきれないかもしれません
あらかじめご容赦いただけると助かります

ロゼ「あなたがレナさんね。デンから話は聞いてるわ」


レナ「は、はいっ! 娘さんとお付き合いさせてもらってます!」


ロゼ「そうかしこまらないで。外は暑かったでしょう。中でアイスティーでも淹れるわ、入って」


レナ「し、失礼します……」オズオズ


ロゼ「……」カチャカチャ


レナ(わ……紅茶淹れてるだけなのに綺麗……)


デン「先に私の部屋に行ってよっか。お母さん、紅茶お部屋まで持ってきてもらえる?」


ロゼ「ええ、持っていくわ」ニコリ


デンの部屋ーー


レナ「……」キョロキョロ


デン「面白いものでもあった?」


レナ「……デンの匂いがする」


デン「な……!///」カアッ

デン「ち、中学の頃のアルバム見るんでしょ。ほら、これだよ!///」


レナ「ふふ、照れてる」


こんこんっ


ロゼ「はい、アイスティーとクッキーよ。よかったらどうぞ」


レナ「いただきます」


ロゼ「それで……レナさんはデンのどこを好きになったのかしら」


レナ「ぅえっ!///」ビクッ

レナ「そ、それはその……中学の頃に声をかけてもらって……それから、です……」


ロゼ「そう」

ロゼ(声をかけてもらうことで好意が発生……学習完了)


ぺらっ


デン「あ、これレナのクラスの写真だ。ほらお母さん、レナは昔こんな感じだったんだよ」

ロゼ「……今とは雰囲気が違うのね」


レナ「昔はその……引っ込み思案なタイプだったんです。でも、デンに声をかけてもらったことが変わるきっかけになって……」


デン「それで私を追ってリリウムにまで来たの?」


レナ「追ってって言い方は好きじゃないけど、まあそうね。デンが行くならと思って勉強も頑張ったの」


デン「そしたら私が性格変わっちゃっててびっくりしたでしょ。よく今付き合えてるなってたまに思うよ」


ロゼ「それはループのせい?」


デン「そう。お母さんには話したけど、ほんとに何回も死んでたんだよ。お母さんのループ魔法のおかげでなんとか助かってるけどね」


ロゼ「……正確にはループ魔法じゃないのよ、デン」


デン「え?」


ロゼ「私の魔法は、人の願いを叶える願望器。それで、デンが死ぬ未来を知ってしまったママの願いを叶えたの」

ロゼ「『どうかデンが死なないようにしてほしい』。それがママの願いだった。でも願望器が媒介にするのは魔力じゃなくて願いの力。そんな願いを叶えたら、ママが死ぬほどの苦痛を感じることになってしまう。それは叶えることはできなかった」


デン「じゃあどうやって……」


ロゼ「ギリギリの妥協点が、デンが成長することによる死のハードルの低下だった。だから『デンが運命を打ち破る力を付けるまで時間をループさせる』という願いを叶えた」


レナ「そうだったんですね……」

デン「そんなのどうでもいいよ! ママとお母さんが私が死なないためにやったことだもん。どんな魔法でも、どんな理由でもいい。今生きてるのはその願いのおかげ」


レナ「そうです。私からもお礼を言わせてください。デンさんが死なないよう願ってくれてありがとうございます」


ロゼ(そう……この胸の奥が暖まるような、心地良い感覚は安堵。私はデンが生きていてくれて、幸せを感じている)

ロゼ「……ううん、デンが生きてて嬉しいのは私たち親だって同じよ。デン、レナさんと幸せなってね」


デン「……! うん!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

3/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

橘花のパルプンテ研究(実質デート)

今回は『一部屋のみに意図的に集中させるとどうなるか』というテーマで、研究室の物などへの影響を考慮して適当な部屋を探したところ例のベッドの部屋を発見したのでそこで行うことに
他の部屋に魔力が漏れないように結界を貼ったところ『自分以外の周囲の人間を軽く発情させる』という効果が発現
普通であればリリウム全体の人間がちょっとムラっと来る程度だったがそれが全て橘花1人に集中してしまい、橘花が弱々しくエミールにすがり付いて助けを求める

未来視で魔王の姿を見てしまった人が瓜二つの容姿のゼーレを偶然見かけてしまい、リリウムが魔王を匿っているという噂が立ち始める

ノワール、いつも呼んでるチビ悪魔に頼んでスキアが魔界で何をしているか偵察してきてもらう(魔王様がどんな子なのか興味があるから、みたいな感じで偵察の意図はぼかす)

春休みの際は魔王の件もあってドタバタした中での挨拶になってしまった為、改めてアルシェの両親に挨拶へ向かうティア

ケルキオン家にお呼ばれされて、夏休みを南国の別荘で過ごすことになったステラ

ヴィーネは忙しいので合間を縫って少しだけ会いに来る

南国の別荘ーー


ざざーん…… ざざーん……


ステラ「……」


ゼレス「久しぶりに来ましたね、ここは」


ステラ「ここが別荘、ですか……」


ゼレス「はい。機会もないと来ませんし、ステラさんとこれてよかったです」


ステラ(プライベートビーチに、豪華な別荘……。トッププロの財力すごい……!)


ゼレス「それにここなら、ステラさんの魔法の特訓をしても誰にも迷惑がかかりませんからね」


ステラ「……!」

ステラ「すみません、私一緒に過ごしたいだけで別荘まで来たのかと……!」


ゼレス「それもありますけど、魔王との戦いにはどれだけ備えても無駄なことはありませんから。そのためなら別荘くらい空けさせますよ」


ステラ「はい! 私も特訓頑張ります!」


ゼレス「その意気です!」

ゼレス「……不本意ですが、時々お母さんも見に来るそうです。その時は特訓を手伝ってもらいましょう」


ステラ「はい!」


ーーーーー

ーーー

アルシェ家ーー


ティア「お、お邪魔します」


アルシェ母「ようこそ、よく来てくれたわね」


アルシェ「今日は修行じゃない」


アルシェママ「ん、分かってる」


アルシェ母「はいはい。ティアさん中へどうぞ、ゆっくりしていってね」


ティア「は、はいっ」

ティア「そ、その……お母さん、ママさん! アルシェさんのこと、絶対に幸せにします!」


アルシェママ「……ん、頼んだ」


アルシェ母「アルシェがこんなに幸せそうなの初めてなのよ。あなたのことを大好きなのが伝わってくるわ。見てるこっちまで嬉しくなっちゃう」


アルシェママ「孫の顔を見せてほしい」


ティア「ま、孫ってそんな、気が早いと言うか……!」


アルシェ「いつか見せる。絶対にティアに似た可愛い子が産まれる」


アルシェ母「あらあらあら」ウフフ


ーーーーー

ーーー

休憩部屋ーー


エミール「こ、ここは……?」


橘花「他から隔離された結界が張れて、なおかつそれなりの広さが確保できる部屋だ」


エミール「こんなベッドだけの部屋があったんですね……」


橘花「さて、エミールの実験だ。外に魔力が漏れないようにした上でどうなるかを観察する」


エミール「は、はあ。撃っていいんですか?」


橘花「ああ、頼む」


エミール「では……えいっ!」ピカーン


もわんっ


橘花「……っ」クラッ


エミール「ど、どうですか……?」


橘花「ああ、これ、そうか……」フラフラ

橘花「弱い催淫効果が一極集中して……くっ」ムラムラ


エミール「さいいん……えっ!?」


橘花「えみーる……」クタッ

橘花「せつない……どうしたらいいんだ、これ……っ!」ハアハア


エミール「!!」ズキューン!

エミール「橘花先生、ベッドに横になってください。優しくしてあげます」


橘花「?」コロン


エミール「ここ、わかります?」スリッ


橘花「っ!」ビクッ


エミール「ここを優しくこするんです。そしたら気持ちよくなりますからね……」コシュッコシュッ


橘花「はっ、あっ! えみーる、えみーるっ!」ブルルッ


エミール「っ」ゾクゾクッ


橘花「~~~~~っ!!」ビククッ!

橘花「ーーはっ、はあっ、はあっ……! なんだ、いまの……」フウフウ

エミール「し、したことないですか?」


橘花「あ、ああ……。今のがもしかして絶頂というやつか……?」


エミール「そうです。イったんですよ」


橘花「あれが……はじめてのたいけんだ……」


エミール「体は大丈夫ですか?」


橘花「ん、あ、ああ。落ち着いたようだ。さ、今のをまとめないといけないから、さっさ出ようか」


エミール「は、はいっ」


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


ノワール「悪魔召喚【パンデモニウム】」ポンッ


「オッ? 久しぶりだナ!」


ノワール「久しぶり。実は聞きたいことがあって……」


「なんダ?」


ノワール「魔王が人間界に来ようとしてるって言ってたけど、魔王って今どんなことをしてるの? その……友達になるならどんな人なのか知っておこうと思って」


「そんなことカ! なら次来るまでにこっそり調べておくヨ! 任せロ!」


ノワール「ほ、ほんと!? お願いね!」


「おウ!」


ーーーーー

ーーー




魔界ーー


「…………」コソコソ


スキア「……見られてるな」


「!!」ビクッ


スキア「未来視か……」


サキュバス「どうしたんです、魔王様」


スキア「少し人間界に行ってくる。お姉ちゃんのことを守らないと」


サキュバス「……?」


「お姉ちゃん思いの悪魔だよナ……。すごく強くて優しい悪魔ダ」ウンウン


ーーーーー

ーーー

未来視屋ーー


「これは……リリウム魔法学校……!? すごい魔力の持ち主が……まわりをめちゃくちゃに……」キィィィ…ン

「リリウムはまさか魔王を匿ってる……!? リリウムに問い合わせないと!」


ーーーーー

ーーー




ざわざわ ざわざわ


クロエ「ちょっと、何ごとよ!」


樹「それが、リリウムが魔王を匿ってるって噂が出回ったらしくて……」


「魔王を出せー!」 「リリウムは危険だー!」


ゼーレ「……私が出ていくしかないですね」


ズオッ!!


スキア「魔弾【シュート】」ゴッ


ゼーレ「! 防御魔法【シールド】!!」ガキィッ!

ゼーレ「す、スキア……! なんでここに!?」


スキア「……ふん」


「お、同じ顔が二人……!?」 「あっちの人守ってくれたわよ……?」


スキア「うるさい人間は少し減らしてもいいかと思って」スッ

スキア「貫ノ頂・魔槍【グングニル】」ゴギュウウウウッ!!


ゼーレ「しまっ……!」


ラミー「暗黒壁【ブラックモノリス】!」ガキッ!


御桜「舞え、桜吹雪【サクラフブキ】」ブワッ

御桜「桜壁【サクラノカベ】!」フォッ


ナミネ「水障壁【アクアカーテン】!」ブワッ!


レナ「……すぅ」

レナ「城塞魔法【シタデル】!!」ゴゴウンッ!


ギインッ!!

スキア「……止められた。へえ」


ズオッ!


スキア「今日は本気で攻めに来たわけじゃないし……いいや、もう。また今度来るよ、じゃあね」スッ…


ゼーレ「……スキア! あなたのことも救ってみせる!」


スキア「!」


ゼーレ「だから……絶対に人間界に攻めてきなさい」


スキア「……まさかそっちから攻めてこいなんて言われることになるなんてね。でも残念。私がお姉ちゃんのことを救ってあげるから」


すう……


「消えた……」


ゼーレ「……皆さん、私はゼーレ・レジェンダリア・アートルムといいます。かつて魔王の攻撃により魔力の再生が著しく阻害され……長く眠ることでやっと現代に復活しました」


ざわざわ


ゼーレ「そして彼女は、魔王のいなくなった魔界を統治するために私が送った私自身の分身です。でも、魔界の毒素にあてられて、彼女が新たなる魔王となってしまった」

ゼーレ「私は私自身の名に懸けて、彼女を止めてみせます。ですから、どうかリリウムのことは悪く言わないでください……!」


「よくわからないけど、まあ……」 「アートルムが復活って、あの魔力は確かにすごかったけど……」


樹「信じる信じないは自由です。ですが、これまでリリウムを卒業した者たちが世界にとって不利益なことをしたことがないことは、皆さんの知るところでしょう」


「確かに……」


ざわざわ ざわざわ


樹「どうぞリリウムをこれからもよろしくお願いします。では、本日はお引き取りを」


ざわざわ ぞろぞろ……


クロエ「……なんとかなったわね……。よかった」

樹「……ふう~……」ホッ


ラミー「お、お疲れ様。急にすごいことになったね……」


樹「まあ校長やってればこれくらいはね……」


クロエ「それより御桜、あなたなんでここに?」


御桜「姉の友人が視た未来について電話が来たんです。なので防御のために来ました」ニコリ


クロエ「そうだったの……。防御組凄かったわね」


レナ「私の新魔法も使えたみたいでよかったわ。まだまだ頂魔法には及ばないけどね」


クロエ「でも神魔法クラスの堅さだったんじゃない?」


レナ「それは否定しないけど、そこで満足してたらよくないわ。私達はあの魔王と戦わないといけないんだから」


クロエ「ええ、そのとおりね」ニッ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

4/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

というわけであけましておめでとうございます!
スレは現在夏休みで季節感めちゃくちゃですが、今後ともどうぞよろしくお願いします!

あけましておめでとうございます!

あけおめちゃん
流石にこのタイミングは人がいないか

スキアが世界全体に未来視を妨害する結界を展開
その影響でサリアの魔法の精度が落ちてしまうが、茜とヴィーネのフォローによってチームとしての圧倒的な強さは健在な模様

初めはカームとやよいの2人だけででカラオケに行こうという話だったのだが、最終的にカームチームとシエラチームを合わせた6人で行こうという話に

そろそろ演劇大会の練習をしよう

衣装合わせ中に小一時間ほど行方不明になるレナデンと何かを察する舞

あけおめ、今年も良い百合期待してる

リリィ先生の実家にお邪魔したナミネ
そこでリリィ先生の弟妹達に囲まれて質問責めされあたふた

プロ入り後、ウィンと同じく期待のルーキーとして快進撃を続ける時雨へのインタビュー
その際に恋愛方面など疎すぎる話題を振られ、その回答のギャップに歓声がより黄色くなる

今日は更新なしです、すみません!

リリィ家ーー


ナミネ「お、お邪魔します……」


「お姉ちゃんおかえりー!」 「わ、だれ!? きれいなひと!」


わらわら


ナミネ「あわわ……!」


リリィ「学校の生徒よ。ちょっと顔見せついでに、みんなのお世話してもらおうかなって思って」


「別にお姉ちゃんいなくても大丈夫だったけどねー」


リリィ「確かに……。ちゃんとお部屋の掃除もしてるのね、えらいえらい」


ナミネ「あ、あの、私来てよかったんでしょうか……。校長先生に何か言われたりとか……」


リリィ「大丈夫です。ナミネさんの品行方正さは学校中みんな知ってますし、何も言われませんよ」


ナミネ「そ、そうですか」ホッ


「おねえちゃんおなまえは?」クイクイ


ナミネ「あ、自己紹介がまだでしたね。ナミネ・スフィアードといいます。よろしくお願いしますね」


「なみねおねえちゃん!」


ナミネ「はい!」


「なみねおねえちゃんはおねえちゃんのこいびと?」


ナミネ「へっ!?///」


「あ、それあたしも気になる」 「彼女なのー?」


リリィ「もう、ナミネさんを困らせないでください。ほらほら、せっかくのお姉ちゃんですよ? 一緒に料理でもしましょう!」


「するー!」 「今日はハンバーグなんだよ! 材料はちゃんと買ってある!」


リリィ「ハンバーグ! ほら、ナミネさん。こっちがキッチンです、一緒にお料理しましょう?」


ナミネ「は、はい!」


ーーーーー

ーーー

魔界ーー


スキア「……」


花「人間界からの帰参から何か思案なされていますが、いかがなさいましたか」


スキア「うーん……未来視されるのはまだしも、私とお姉ちゃんを間違えられるのはなあ……」

スキア「あ、そうだ!」


ヴォン


スキア「未来視妨害の結界を世界中に貼ろう!」ゴオッ!


ぐら…… ぐらぐらぐら……っ


サキュバス「ちょちょちょ……!」ガシッ


花「世界を対象に結界を……。さすがのお力です」


ーーーーー

ーーー




スタジアムーー


わあああああああっ!!


敵アタッカー「獄風魔法【ヘルウィンド】!」ゴオッ!


ヴィーネ「防御魔法【シールド】!」


サリア「ナイスです! 未来視【トキ】!」キィン

サリア「ーーっ!?」ガクッ


ヴィーネ「次の攻撃は!?」


サリア「み……見えません! 未来視がモヤがかかったように……!」


茜「!」


敵サポーター「縄魔法【ロープ】!」ビッ!


ガシッ!


敵サポーター「茜さんの片腕封じたよ!」


敵大将「オッケー! そのまま茜さんから狙っていこう!」

茜(これは……動きだけじゃなく魔力の流れまで抑制されるのか……)ギシッ


ヴィーネ「未来が見えないなら……茜! サリアのサポートするよ!」


茜「……」コクッ


敵サポーター「その状態で? 無理よ! 縄魔法【ロープ】!」ビッ


茜「脚進化魔法【エヴォ・レッグ】」バッ!


敵サポーター「消え……!?」


敵アタッカー「後ろ!」


ヴィーネ「後ろを取られたのはあなたも。聖弾【ホーリーボール】!」


敵アタッカー「ぐあっ!!」


敵大将「く……!」

敵大将(隙は大きいけどこれしか……!)

敵大将「要塞砲【フォートレスカノン】!!」ガコォン!


ヴィーネ「おおっ!? 防御系の超上級“攻撃”魔法! 魔力の装填に時間がかかるけど威力はすごいよ!」


サリア「解説はいいですから! 狙いをつけられないようとにかくバラバラに!」


ヴィーネ「オッケー!」


敵大将(狙いは……あんたよ! 大将!)ジャキッ!

敵大将「発射ァ!!」ギュゴオオオオオッ!!


サリア「!!!」


ヴィーネ「神聖・匣【ザ・キューブ】!」ガチンッ!


敵大将「止められた!?」


茜「脚神化魔法【ネオ・レッグ】、腕深化魔法【ヘビー・アーム】」ブワッ

茜「すぅ……破ッ!」ゴッ!!


ごしゃああああああ……っ


ヴィーネ「さて、一人欠けて強力な魔法も打ち消されて……まだやる?」


敵大将「……降参です」


わああああああああっ! パチパチパチパチ!!

サリア「す、すみません。助かりました……」


ヴィーネ「……」ジ…ッ


サリア「な、なにか?」


ヴィーネ「いや……目に異常はないみたいだし……。なんだろ、なんか薄い結界の中にいる感覚はあるんだよね……。ま、気のせいか」


茜「そういうのは後でいいですよ~。ほら、挨拶しましょ~」


審判「両チーム礼!」


ありがとうございました!


ーーーーー

ーーー

他のスタジアムーー


レポーター「本日のヒロインは、一瞬の隙を突き試合を決めた! ルーキーの時雨選手ですー!」


パチパチパチパチ!


レポーター「大活躍でしたね! この歓声、どうですか?」


時雨「ありがとうございます。すごく嬉しいです」


わああああああっ!


レポーター「あの判断、ベテランの選手でもそうはできません。どのように身に着けた技術なのでしょうか」


時雨「私は昔から剣道とマホリオだけに情熱を注いできましたから。もしかしたら剣道の経験が活きたのかもしれません」


パチパチパチパチ!


レポーター「というと、彼女にいいプレーを見せるぞー! みたいなのはないんですね」アハハ


時雨「え、あ、ああ……。そう、ですね。その……彼女というのができたことがないし、恋愛というのもよく分からないので……そういうことはない、です」モジモジ


きゃあああああああああっ!!


レポーター「おおっと、会場の女性たちからとてつもない黄色い声が! ではその会場の皆さんに最後に一言お願いします!」


時雨「明日の試合も応援よろしくお願いします!」


わあああああああああっ!


レポーター「ということで、本日のヒロイン、時雨選手にお越しいただきました! 時雨選手、ありがとうございましたー!」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


テレビ『あの試合のあと、時雨選手のグッズが大売れだったらしいですよ! 皆さんもこの新人、要チェックです!』


カーム「あの人……ウィン選手とリリウムでチームを組んでた人だよね。すごいなあ……」


やよい「そうそう。私達とは入れ違いに卒業しちゃったけど……。1チームから2人もプロってすごいよね。それにどっちも大活躍!」


カーム「私達も頑張らないと!」


やよい「でも学生たるもの息抜きもしないとね。えっと、学校近くのカラオケは……」ポチポチ


ポメ「やよいー!」ダキッ


やよい「ポメちゃん? どうかしたの?」


ポメ「なにもないよ! でもやよい見つけたから!」ニコー


やよい「そっか」ナデナデ


カーム「あ、ポメ暇? よかったら一緒にカラオケ行かない?」


ポメ「! いく!」


カーム「となると……。みんな誘おっか」


やよい「うん!」


ーーーーー

ーーー

カラオケ屋ーー


ポメ「いえーい!♪」キイイイイイン!


シエラ「ちょっと! ハウリングしてる!」

シエラ「……」チラッ


レティス「…………♪」


ロロナ「れ、レティスさん魔法大丈夫なの……?」


カーム「歌わないけど来てみたかったんだって。マラカスとタンバリンで盛り上げるみたい」


レティス「♪」シャンシャン


やよい「よーし、歌おー!」


ーーーーー

ーーー

部室ーー


クロエ「今日は役ありと衣装係で衣装合わせをするわ。しっかり体型に合わせてね。最近太ったとか、胸のサイズが大きくなったとか、そういうのはある程度はデンの魔法でなんとかするけど、まずは素直に申告すること」

クロエ「じゃあ各自で衣装合わせ開始よ!」


はいっ!


ヒカリ「衣装合わせも最後か……」


凜華「そう考えると感慨深いね……」


モミジ「……その、胸の大きさが……」ゴニョゴニョ


衣装係「えっ! さらに大きく!?」


モミジ「……///」コクリ


凜華「そういうのを感じる暇がない人もいるみたい」クスッ


舞「あれ、レナさんとデンさんは……」


ーーーーー

ーーー




クロエ「衣装合わせ終わったわね。それじゃあ調整はこれでおしまい。明日からまた練習になるから、しっかり体は休めること」


はいっ!


レナ「あ、あら、終わったの?」ハアハア


デン「そ、そうみたい……」フウフウ


舞「……」

舞(……そういうことですか)フム


クロエ「ああ、二人とも。衣装合わせは終わったわよね? 今日はもうおしまいよ」


レナ「わ、分かったわ。じゃあまた明日ね」


クロエ「ええ、また明日」


デン(うう、下着の濡れた感覚が……)モジモジ


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

5/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

また、一年生のカラオケスキルをコンマで判定します
高いほど上手
カーム ↓コンマ
ポメ  ↓↓コンマ
やよい ↓3コンマ
シエラ ↓4コンマ
ロロナ ↓5コンマ

端役ではあるが声優の仕事が回ってきたラクリマ、声だけでの演技のコツを掴むためにティアとアルシェに協力してもらう
アルシェに目隠しをして左右から声を聞かせてどちらがティアかを当てさせるというものだが、卓越した演技力のラクリマと恋人への想いで演技力をブーストしたティアでどっこいどっこいに
実質ティア二人によるASMRを聴かされる形になってしまったラクリマ、辛抱堪らなくなってティアを押し倒す
(※なおラクリマはお邪魔虫にならないように退散した模様)

>>118
ミス、最後ティアを押し倒すのはラクリマではなくアルシェです
安価下

カームは芸術方面は凡才って感じだなぁ。コンマはこのレスがポメになるかな

レティスについて知ったティア、筆談を勧めてみる。ついでにオススメの紙とペンも教えてあげる

イリスの家で久しぶりに家族の温かみを感じ、両親が恋しくなってしまったノワール
夜、無性に寂しさを感じいつも以上にイリスに甘え、求めてしまう
それに応じて、優しく慰めるイリス

>>118の話をしたところ、自分にもやってほしいと頼むノルン。ティア同様に恋人ブーストがかかるので……(察し)

魔翌力を洗い流す雨が降りレティスの髪の染料が落ちてしまう。慌てて隠そうとするも、たまたま通りかかったシエラに気付かれお姫様ということがバレてしまう

下3人が音痴すぎる

おやすみかな

すみません、久々のセックスシーンのため時間がかかっています
本日中に書き上げて投稿予定です、お待たせして申し訳ありません

1組くらい卒業まで健全なままでいるカップルいてもいいのよ?

学生妊娠しなければセーフ

イオモミはそこら辺奥手そうだけど、一線越えたら抑圧されてたぶんもあってすごいことになりそう

やよい「らー♪」


シエラ「らぁー」


ロロナ「らー……」


レティス「……♪」シャンシャン


カーム(やよいはまあ聞けるレベルだけど、あとの二人ともあんまり……)


ポメ「あんまり上手じゃないねー?」


カーム「!!」ギョッ


ロロナ「や、やっぱり私なんか来ないほうがよかったよね、ああ、誘われたからって来なきゃよかった……」ブツブツ


シエラ「ふ、ふん。私はマホリオの練習ばかりだったからです。才能がないわけては……」ブツブツ


ポメ「でも楽しそうだからもっと歌ってほしいなー。ね、ね、誰かデュエットしよう!」


やよい「あ、はいはーい! 一緒に歌おうポメちゃん!」


ポメ「いえーい♪ らぁ~♪」


やよい「わ、ポメちゃんうまい! らー♪」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


さああああああ……


シエラ(雨か……)


レティス「……っ、……!」バシャバシャ


シエラ「!!」


レティス「……ふー……」

レティス(ここで雨やどりしよう……)


シエラ「れ、レティス様……っ!」キョロキョロ


レティス「……シエラ」シー


シエラ「いや「しー」じゃなくて! お嬢様髪が……!」


レティス「……髪……?」チラリ

レティス「……!!」


シエラ「は、早くお部屋で染め直しましょう!」


ローラ「あ、いたいたー」


ティア「……」トコトコ


シエラ「!」サッ


ローラ「あ、あれ。レティスちゃんに用があったんだけど……」


シエラ「なんですか、私が聞きます」


ティア【なぜシエラさんが?】


ローラ「えっと……アウローラのお姫様だから、かな……?」


ティア「?」


シエラ「な、なぜそれを……!」


ローラ「私、これでも社交界に顔が利くんだ。そのパーティーで見たことがあるんだよ。公にしてないみたいだから、隠したいのかなと思って言って回ったりはしてないけど……」


レティス「……お久しぶりです、ローラ様」ペコリ


ローラ「あ、ここでは様付けはなし! 同じ学生だからね」


レティス「……はい」

ローラ「で、あなたはアウローラの子かな? お姫様一人じゃ危険だもんね」


レティス「……」コクリ

レティス「……シエラ、天才。……アウローラで一番強い」


シエラ「お、お嬢様……!///」テレッ


ローラ「それで同学年だし、警護も兼ねて一緒に入学したんだね。やっぱり秘密にしてた方がいいのかな?」


シエラ「お願いします。騒ぎにはしたくないので」


ローラ「うん、分かったよ」


ティア【あの】


ローラ「あ、そうそう。ティアちゃんがレティスちゃんに用があるんだった」


ティア【しゃべるのが苦手なら、この紙とペンをプレゼントします】スッ


レティス「?」


ティア【筆談です 私もしゃべるの苦手なので、こうしてます】


レティス「……なるほど」カキカキ

レティス【ありがとうございます】スッ


シエラ「おおお……」


ローラ「これならなにか伝えたい時に書けば大丈夫だよ」


ティア【筆談仲間が増えるのは大歓迎です】


レティス【~~~~~~】カキカキカキカキ


シエラ「とにかく筆を走らせるのが楽しいみたいですね……」


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


アルシェ「それじゃあ目隠しをする」キュッ


ノルン「の、ノルンも」キュッ


ラクリマ「二人に見分けられないようにお姉ちゃんの声真似か~。声優の端役とはいえ、ちゃんと練習しないとだもんね」


ティア「……こほん」


ーーここから目隠しした二人視点ーー


「ノルンさん、アルシェ、ちゃんと目隠ししてますか?」

「私の声だけ聞こえますか?」

「ふふ。私の声が両方から聞こえてくる感じでしょうか」

「そわそわしちゃだめです。じっとして……そうです」

「えらいえらい……♡」ボソッ

「せっかく顔が見えなくて恥ずかしくないので、二人にいつも思ってることをささやきますね」

「アルシェ、小さい体で強力な魔法を使うカッコいい魔法使いさん。……大好きです」

「ノルンさん、いつもはおっとりしてるけど、決めるときは決める、カッコいい魔法使いさん。……大好きだよ」


ーーーーー


アルシェ「……っ!」バッ


ノルン「~~っ!」バッ


ティア「あ……」


ラクリマ「目隠し外しちゃった」

アルシェ「ティア」ズイッ


ティア「は、はい」


ちゅっ


ティア「!!///」


ラクリマ「!」キャー


ノルン「……ラクリマさん」グイッ


ラクリマ「おわ、なになに? お姉ちゃん達のこともっと見てたいよー」ズルズル


アルシェ「そんなこと言われたら我慢できない」ジリ…


ティア「ま、待ってくださいっ、さっきのはラクリマかも……」


アルシェ「ティアだった」キッパリ


ティア「あ、ぅう……!///」


アルシェ「ティア、アルシェのこと好き?」


ティア「好き、です……」


アルシェ「ん、アルシェもティアのこと大好き」ギュッ


どさっ……


ティア「……っ」


アルシェ「ティア……」


ちゅっ ちゅ……


ーーーーー

ーーー

別の空き教室ーー


バタン ガチャリ


ラクリマ「え、なんで鍵まで閉めて……」


ノルン「ラクリマさん」ギュッ


ラクリマ「!」


ノルン「さっきの……すごくドキドキした。最後、ちゃんとラクリマさんの声だった」


ラクリマ「あはは。真似とはいえ、さすがにお姉ちゃんの声でノルンさんに好きって言うのは違うもんね」


ノルン「……ノルンも、ラクリマさんのこと大好き」


ラクリマ「!!///」カアッ


ノルン「さっきの聞いてから、胸の奥がきゅううってなって、もう、ずっとずっとドキドキしっぱなしなんだよ。……ほら」


むにぅ……っ


ノルン「ラクリマさんっ、ラクリマさん大好き……っ」ギュウウウッ


ラクリマ「あ、あわわ……///」


ちゅっちゅっ ちゅうう……


ーーーーー

ーーー

♡幕間
  ノワールとイリスの……♡

寮のベッドに横になって、ひんやりとした感触の中で思考を滑らせる。
イリスの実家に行ってから、少し寂しがり屋になってしまったらしい。
温かいご飯、笑いの絶えない緩やかな時間、成長を記録したアルバム……。
悪魔に両親を殺された私には、もう二度と感じることのできないものだと思っていた。
でも、オーレリアの家にはそれがあった。
そこから戻ってきた今、心に穴が空いたように無性に寂しさを感じる。

「ノワールさん?」

思案に耽っていると、部屋の逆側から声がかけられる。
可愛らしい声で、でも起こさないようにとちょっとささやき声。

「なあに、イリス」

「あ、やっぱり起きてましたか……。目が開いてるように見えたので、眠れないのかなと」

どうやら心配して声をかけてくれたらしい。
その気づかいに胸が暖かくなる。

「寝れないわけじゃないんだけど……。ねえ、そっちで一緒に寝てもいい?」

暗闇の中でぱちくりと目を見開くのが分かる。それでも目を優しく細めて。

「いいですよ、来てください」

そう甘く誘ってくれた。

ゆっくりとベッドに上がると、スプリングの軋む音もゆっくりと響く。
ふわりとブランケットに包まれて、イリスの匂いと暖かさが全身に行き渡る。

「イリス……」

「はい?」

ぎゅっと抱きついてみると、優しく抱きしめ返してくれた。
さらに強くイリスの匂いが鼻孔をくすぐる。
ぐりぐりと鎖骨のあたりに頭をこすりつけて、さらに強く抱きしめる。

「どうしたんですか? なんだか今日は甘えんぼさんですね」

よしよし、なんて言いながら背中をとんとんと叩いてくれる。
それがさらに胸の奥底の感情を揺さぶって……。

「あ、あれ、ノワールさん泣いてるんですかっ? えっと、えっと……!」

気づけば涙が溢れていた。
きゅううと胸が締め付けられる、切なさに近い心地良い感覚。
多分、幸せすぎて涙が出ているのだろう。
決して嫌な涙ではなく、その涙は温かい。

「ノワールさん、どうしたんですか……?」

親指の腹で優しく涙を拭ってくれる。
その間も背中をとんとんと叩くのもやめない。

「……あのね、イリスのママに会って、家族っていいなぁって……っ」

ずび、と鼻水まで出てくる。
これはまずいと、ベッド脇のテーブルにあるティッシュを取るために起き上がろうとする。
すると、後ろから抱きしめられる感覚。

「イリス……?」

「ノワールさん……ママも、お母さんもいないんですもんね……」

「……うん」

「……私が、家族になりますから。どうか悲しまないでください」

イリスの吐息が首筋にかかる。
押し付けられた胸の感触をありありと感じてしまう。

「……ママ」

「ふふっ。いいですよ、今だけはノワールさんの……ノワールのママです」

液体まみれの顔を袖でごしごしと拭って、イリスママに抱きつく。
おっぱいをパジャマの上から探し当てて、躊躇なく吸い付く。

「ひゃんっ! もう、えっちな子ですね……♡」

そう口では言うものの、背中をさするのはやめない。
とろとろに甘やかされて、幸せすぎてどうにかなってしまいそうだ。

「ママ、おっぱい……」

パジャマをくいくいと引っ張ると、恥ずかしそうにしながらもボタンを外していく。
そしてすべてのボタンを外し、ぷりんと小ぶりなおっぱいをさらけ出した。

「はい、どうぞ♡」

「はぷっ!」

「きゃんっ!」

巨乳ではないが、確かにある胸。
その中心の突起をコロコロと口の中で転がして、たまに甘噛みをしてみたりする。

「ぁあっ、あっ! んっ、ふやぁ……っ!」

ぴくぴくと耐えるイリスを見ていると、こちらまで切なくなってしまう。
イリスの胸に舌を這わせながら自分でも下腹部へと手を伸ばし、そしてパジャマの中へと手を侵入させる。
うっすらと濡れているのか、指で優しくクロッチを押し込むとひんやりとした感触がした。

「あんっ、も、もお……っ! えっち、ですね……!」

ぐいっと肩を押されて口を離す。ふるんと胸が揺れて、その先に付いた唾液もぽたりと落ちる。
口寂しくなったかと思えば、今度はキスをされる。

「ふ、んぅ……っ」

その感触にうっとりとしていると、いつの間にかイリスの右手が下まで降りてきていた。

「んぅっ!?」

濡れた秘所をパジャマの上からなぞられる。ただそれだけで肌がぞわりと粟立ち、びりびりとした快感が背中を駆け抜ける。

「大丈夫ですよ。身構えないで、そのまま気持ちよくなってください」

こしゅっ。こしゅっ。
決して激しくはないその動きに、私の熱は徐々に上がっていく。
優しくゆっくりとなぞられているだけなのに、イリスの優しさが快感となってそこから全身を駆け巡っているかのようだ。

「ぁっ……あぅっ……!」

気づけばイリスの手は下着の中にまで侵入し、直接そこをかき乱していた。
粘ついた液体がイリスの手によってかき混ぜられ、くちゅくちゅと控えめな水音を響かせる。

「ふふっ、きゅうきゅうって締め付けてきてますよ。イきそうですか?」

もはや声は出せず、イリスの肩口にこくこくと額をこすりつけることでしか意思表示できない。

「あぅっ、ぁあっ、ひぁああっ!」

こちゅっこちゅっこちゅっ。
少しずつイリスの指の動きが早くなり、それに合わせて私の喉も声を漏らす。
まるでイリスに弾かれている楽器のように、イリスの手の中でいいようにされていた。

「イくところしっかり見せてくださいね。ほら、イっていいですよっ」

イリスの動きがさらに早くなり、水音も比例して大きくなる。
全身に電撃魔法を浴びたような衝撃が広がってーー。

「あっあっあっ、あっ、や、ふやぁぁああああああっっ!!」

目の前のイリスにしがみついて、とてつもない浮遊感に耐える。
体が浮いてどこまでも飛んでいってしまいそうな絶頂。
ゆっくりとその感覚から戻ってくると、未だに背中を優しくさすってくれていることに気がついた。

「えらいえらい、ちゃんとイけたね……♡」

ちゅっと軽いキスが1つ落ちてくる。
すべてを肯定するような、どこまでも甘い言葉。
それを聞きながら、ゆっくりと眠りに落ちていった。

ーーーーー

ーーー




クロエ「もうちょっとで演劇部の全国大会ね……。気合入れないと」パンパンッ


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

6/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

カームポメ
カームレティス
カームやよい
やよいポメ
シエラカーム
シエラやよい
シエラロロナ
シエラレティス

1年生は組み合わせ候補が多いな

安価は、『時雨とウィンのチームが試合をすることになる』

大会に向けて他の参加校の情報収集
舞がいなくなった後のカサブランカが結局どうなったのかも知っておきたい

大会に向けて稽古
なんだかんだで効果はあったらしく声の演技が更に向上していたが、トレーニング方法を聞かれてしどろもどろになりながら誤魔化すラクリマ(+人知れず真っ赤になっているノルン)

レティスの髪をセットするシエラ。レティスもこの毎朝の日課を気に入ってるようで心なしか楽しそう。

イリスがノワールの事をさんを付けずに呼んでいる事に気付くイオモミ
軽い気持ちで何があったのか尋ねる
顔を赤らめて慌てる二人を見て、何かを察するイオモミ

朝、シエラとレティスの部屋ーー


すっ…… すっ……


レティス「♪」


シエラ「楽しそうですね?」スッスッ


レティス【この時間好きなんだ シエラの手付きが優しくて、また寝ちゃいそう】


シエラ「そ、そうですか……。私も本来の付き人の代わりとはいえ、毎朝お嬢様の御髪に触れられるのは幸せです。さらさらと流れて、まるで水を梳いているようで……」


レティス【そっか】


シエラ「はい」キュッキュッ

シエラ「……できました。今日は三つ編みにしてみましたよ」


レティス「……!」

レティス「……シエラ、ありがとう。素敵な髪型……♪」


シエラ「『普通の学生らしく、色々な髪型を試したい』と言われた時は驚きましたが、今ではセットしてるこちらも楽しいですよ」


レティス「♪」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


ノワール「演劇部は夏休み中ほとんど部活なんだ。このあとも部活?」パクパク


モミジ「うん。全国大会も近いから、みんな集中してる」


イオ「今年は演劇部の大会、見に行きますね!」


モミジ「うん! といっても主役じゃないけどね……」


イオ「名前のある役は十分すごいですよ! リリウムに入ってから演技を学んでそれだけの実力をつけたんです。胸を張ってください」


モミジ「う、うん……!」


イリス「ふふ、仲良しですね。あ、ノワール、お醤油取ってください」


ノワール「はいはい。どうぞ」


イオ「あれ、今呼び捨てでした? 前までさん付けだったような……」


モミジ「うん、呼び捨てだった。何かあったの?」


イリス「え、あ、つい……!」オロオロ


ノワール「な、何かってそんな、ねえ?」キョドキョド


モミジ(あれ、この空気まさか……)


イオ(そ、そういうことでしょうか……)ドキドキ


ーーーーー

ーーー

部室ーー


ラクリマ「あー、あー、あー!」


クロエ「ラクリマ、ここ最近でぐっといろいろな声を出せるようになったわね。何か特別な練習でもしたの?」


ラクリマ「え、いや、特別なことはその、してないですよ? お姉ちゃんの真似をしてただけで……」トギマギ


クロエ「ほー……やっぱりラクリマは人真似が演技の基礎になってるのね」


舞「声の出し方は一朝一夕では身に付きませんし、今からそれだけの声が出せるのは強い武器ですね」


ノルン「……///」


カーム「あれ、先輩顔赤いですよ。大丈夫ですか?」


ノルン「だ、大丈夫大丈夫~! あはは……///」


クロエ「そうそう、カサブランカは今年も全国大会に来てるわよ」


舞「……そうですか」


クロエ「なんでも、舞がいなくなったことに奮起した生徒が少数だけどいて、その子達が主導して演劇部をまとめてるらしいわ」


凜華「どうやら舞さんの発破は効果てきめんだったみたいだね」


舞「ええ。……ふふ、それは安心しました」


ヒカリ「二連覇する学校だもん。舞さん以外の生徒だって粒ぞろいに決まってるよね」


デン「出場校の一覧は出てるし、いろいろ調べてみてもいいかもね。男装して演技するところもあるし、ミュージカルをやるところもあるみたい」


レナ「いろんな学校があってこそ優勝のしがいがあるわ。さあクロエ、練習しましょう!」


クロエ「ええ!」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


テレビ『今日の注目カードはこちら。勢いのある新人達の戦いです! なんと中でもこの二人、学生時代は同じチームで戦っていたそうで、それがプロとなって別のチームに! この戦い……大・注・目・です!』


クロエ「あ、今日いよいよウィンさんと時雨さんの戦いなのね」


ヒカリ「どっちもすごいみたい。新人だけどすごく強いって話題だよ」


クロエ「どっちが勝つかしらね」


スタジアムーー


ウィン「いよいよ時雨のチームと対戦かー」


時雨「今日は勝たせてもらうぞ」ニッ


審判「試合開始!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオオッ!


時雨「剣戟・飛燕!」ザウッ!


ゴオオオオオオッ!!


時雨チーム大将「時雨、右だ!」


ウィン「魔弾【シュート】」


時雨「!」ガキィッ!


ウィン「……いい目だ」


時雨チームサポーター「加速魔法【ソニック】! 時雨、いけ!」


時雨「はい!」


ウィンチームブロッカー「鋼鉄壁【アイアンウォール】!」ゴギイイイッ!

ウィンチームブロッカー「これは斬れないぞ! 鉄の壁だからな!」


ウィン「……いや、斬るよ」


ウィンチームブロッカー「は?」


ザン……ッ!


時雨「衝撃には強いだろうが、私にとっては大した壁ではないな」


ウィンチームブロッカー「な……!」

ウィンチーム大将「ウィン、大将狙って!」


時雨チーム大将「時雨、大将を狙え!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴォウッ!


時雨「剣戟・群飛燕!」ジャッ!


時雨チーム大将「渦魔法【ボルテックス】!」ズオオッ!

時雨チーム大将(魔力の渦で相手の魔法を飲み込む!)


ぎゅうううううっ


ウィンチームブロッカー「鉄壁【バリケード】!」


ウィンチーム大将「増殖魔法【インクリース】!」ズラッ!

ウィンチーム大将(触れた魔法を増やす! これで壁を増やせば……!)


ガキンガキンガキンッ!


時雨チーム大将(飲み込みきれない……!? 魔力が多すぎる!)


ウィンチーム大将(壁を増やすスピードが間に合わない! 加速した剣の迅さについていけない……!)


どおおおおおおおっ!


審判「し、試合終了! モニター班!」


ーーーーー


クロエ「同時に見えたけど……」


デン「やっぱりあの二人すごいね……。プロの中でも大活躍だ」


テレビ『判定が出ました! 非常に珍しいことですが、同時に大将が戦闘不能になったため引き分けとのことです!』


ーーーーー


審判「両チーム、礼!」


ありがとうございました


時雨「いいチームだな。攻守ともに優れたチームだ」


ウィン「そっちこそ。サポーターのおかげで時雨の速さに磨きがかかってるね~」


時雨「ふふ、彼女の魔法は加速だけではないとだね言っておこう」


ウィン「それはそれは……次が楽しみだなー」フフッ


ーーーーー

ーーー

クロエ「大会まであと3日……。緊張するわね」


現在の目標
・最後の演劇部の大会に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

7/10回目の行動です
7回目の行動後演劇部の全国大会となります

初めて公式の試合でヴィーネチームと対戦する事になったウィン。ハンデありの手合わせや、ゼーレの分身を利用した模擬戦こそ経験した事があるものの、いざ本気の彼女達と戦ってみるとゼーレには再現できない3人のチームワークや個々の判断力といった点で圧倒される

昔の時代よりも気温が高いのか、盛大にバテてしまうリーケアイリス。ゼーレの清涼魔法やリーケの氷魔獣、スフィアの氷などを使って涼む。そのついでで演劇部の練習場所を涼しくしてもらう

大会前夜、最後の大会やカサブランカと競い合うことなどから緊張している舞を、舞台の上でも私生活においても『パートナー』という立場から励まして緊張を解す凜華

南国のゼレステ、脚が攣って溺れたゼレスにステラの人工呼吸イベント

ついついセレニテのことをママと呼んでしまうノワール。それに対して優しく抱きしめてあげるセレニテ

生粋のママっ子なイリスはその光景を目の当たりにして少しやきもちなご様子

イリノワ家族尊い

普段敬語の子が特定の相手にだけ口調が崩れるの好き

自分もどこかでそれ言ったけど、とてもわかるマン

スタジアムーー


ウィン「……いよいよ」


ヴィーネ「ここまで来たわね」


茜「ふっふっふ~、学生ナンバーワンに、プロナンバーワンの本当の実力を見せてあげよ~」


ウィン「楽しみです」


審判「試合開始!」


ウィン「魔弾【シュート】」ズゴオオッ!


サリア「防御魔法【シールド】!」ギイッ!


ウィン「……珍しいですね、サリア選手がシールドなんて」


サリア「喋ってる暇はないぞ」


茜「拳強化魔法【ザ・ナックル】」フワッ


ウィンチームブロッカー「鉄壁【バリケード】!」ガキイッ!


ゴオオオォォンッ!!


ウィンチームブロッカー(やっぱりだ! この魔法は打撃には相性がいい! 茜さんでも凹ませるのが精いっぱいだ!)


ウィンチーム大将「ウィンさん! ネオ!」


ウィン「神弾【ネオ】」ギュコオオオッ!


ウィンチーム大将「増殖魔法【インクリース】!」


ゴゴゴゴゴゴオオオオオッ!!


サリア「未来視【トキ】!!」


ウィン「なっ……!」

ウィン(未来視ができなくなったわけじゃないのか? なんで温存を……いや、考えてる場合じゃない!)


サリア「茜さん、左のネオを!」


茜「腕深化魔法【ヘビー・アーム】」フワアッ

茜「フッ!」バチイッ!

サリア「ヴィーネさん、動かないで」


ヴィーネ「おっけー」


ドオオオオオオオッ!!


ウィンチームブロッカー「当たった! あたし達の勝……ち……!?」


ヴィーネ「いやー、ネオの雨はすごいね。それもウィンさんほどの使い手ならなおさらだ」


ウィン(ネオ一発を分散させて、他のネオにぶつけて誘爆させた……)

ウィン「面白い……!!」ゾクゾクゾクッ

ウィン「時神魔法【クロノス】!!」ゴッ!


茜「腕神化魔法【ネオ・アーム】、脚神化魔法【ネオ・レッグ】」ブワッ!


ゴシャアアアアアアアアッ!!


ウィン「な……!」


ヴィーネ「大将さんがら空き!」スッ


ウィンチームブロッカー「鋼鉄壁【スチールウォール】!!」


ウィンチーム大将「増殖魔法【インクリース】!」


ガギガギガギィィィンッ!!


ヴィーネ「神聖矢【フェイルノート】!」フォッ


ウィンチームブロッカー「そんなただの矢でスチールウォールは崩せないよ!」


ウィン「違う、避けて!」


ズオオオオオオオオッ!!


ウィンチーム大将「!!」


ドオオオッ!


審判「そこまで! 勝者ヴィーネチーム!」


わあああああああああっ!!


ーーーーー

ーーー

ウィン(ボクが接近戦に弱いことは知ってて、斥候を茜さんにした。茜さんの攻撃が相性悪いと見れば即座に防御役に徹し、ヴィーネさん主体の攻めに変える……)

ウィン「コンビネーションすごかったなあ……。それにあの魔法も……」


ヴィーネ『神聖矢【フェイルノート】!』フォッ


ズオオオオオオオオッ!!


ウィン「“当たったものを貫く”んじゃなく、“狙った場所に到着するまでの障害物を無視する”魔法なんて、どうやって防げばいいんだろう」


ウィンチームブロッカー「ウィン……なんで笑ってるんだ?」


ウィン「え、ボク笑ってた? 無意識だったな~」

ウィン(あんなに面白い魔法見せられて笑うなって言う方が無理だけどね~)ゾク…ッ


ーーーーー

ーーー

南国ーー


ドオッ ドオッ ドオオオオッ!


ステラ「はあっ、はあっ……。連発はキツイですね……」ポタポタ


ぜレス「今日の練習はこんなところでいいでしょう。海で一緒に泳ぎませんか?」パシャパシャ


ステラ「はい、泳ぎます!」チャポチャポ


ぜレス「こうして平和だと、魔王が攻めてくるなんて嘘みたいですね……」


ステラ「ですねえ……」


ぜレス「っ!」ビクンッ


ざぼんっ


ステラ「ぜレスさん!?」


ぜレス(そんな、足が攣った……! 助けて、助けてステラさん!)ゴボッ


ステラ「ぜレスさん!」ザブンッ!


ぜレス(ステラ、さ……ん……)コポ…


ぐいっ ざばあっ!


ステラ「ぜレスさん、ぜレスさんしっかりしてください!」

ステラ「そ、そうだ人工呼吸……! 浜に寝かせて……」ソッ

ステラ(ぜレスさん……!)チュッ


ふううーっ ふううーっ


ぜレス「ーーっげぼっ!」ガボッ


ステラ「……!」グブッ

ステラ「ぺっ! すぅ……」チュッ


ふううーっ ふううーっ


ぜレス「…………っ」ピクッ


ステラ(反応が……!)

ステラ「ぜレスさん、ぜレスさん大丈夫ですか!?」


ぜレス「……」コクン

すとっ


ヴィーネ「よっと。ちょっと試合激しかったから癒やされに来たよ~」


ステラ「ヴィーネさん! 助けてください!」


ヴィーネ「え、なになに!?」


ステラ「ぜレスさんが溺れて……!」


ヴィーネ「!」バッ


ぜレス「…………」


ヴィーネ「神癒【ディバインヒーリング】!」ポワ…

ヴィーネ「偶然だけど来てよかった……。これでもう大丈夫」


ステラ「よ、よかったあ~……」


ヴィーネ「でも病院には連れてかないと。すぐ手配するから、ステラちゃんも手伝って!」


ステラ「はい!」


ーーーーー

ーーー

オーレリア家ーー


セレニテ「おかえり、二人とも」


イリス「もうすっかり馴染みましたね」


ノワール「うん、そうかも」フフッ


セレニテ「今日は冷やし中華を用意したから、涼んでいってね」


ノワール「わあ、ありがとうございます、ママ」


セレニテ「……」ポカーン


イリス「ママ……?」


ノワール「はっ!? 違っ、セレニテさんありがとうございます!///」アワアワ


セレニテ「ふふっ」クスッ


ぎゅっ


セレニテ「私のこと、ママって呼んでもいいのよ?」


ノワール「……!」


ぎゅっ……


セレニテ「ふふ、娘がもう一人増えたみたいね」ナデナデ


イリス「……むー……」プクーッ


むぎゅっ


セレニテ「イリス?」


イリス「ママは私のママだもん……」ギュー


セレニテ(かわいいいい……!!)


むぎゅうー……


ーーーーー

ーーー

図書室ーー


リーケ「…………」クタッ


アイリス「……」グター


クロエ「ちょっと、どうしたのよこれ」


ゼーレ「暑いみたいです。……よし、できましたよ」カンッ


キュインッ!


アイリス「おお……! 涼しい……!」


クロエ「清涼魔法の入ったエアコンもついてるけど、それじゃだめなの?」


リーケ「……自然な風じゃないから、ぞわぞわする」


ゼーレ「今回は自然な風を作る魔法を用意してみたの。あとはスフィアの氷の魔力も混ぜてるから、しっかり涼しいわよ」ナデナデ


リーケ「……うん、涼しい」ニコッ

リーケ「……あ、そうだ」キンッ


アイスキャット「ふにゃ?」


リーケ「……つめたい」ムギュー


ゼーレ「うーん……せっかく用意したし、演劇部でも使ってみますか?」


クロエ「いいの? 体育館前のステージを借りてるけど、あそこエアコンの風が届きにくいのよね」


ゼーレ「では魔法陣を用意しましょうか。体育館に行きましょう!」


ーーーーー

ーーー

大会前日ーー


パチパチパチパチ!


クロエ「リハーサルは大成功ね。あとは各自明日に向けて準備してちょうだい!」


はいっ!


ーーーーー

ーーー




部室ーー


舞「……ふう」キュッ


凜華「やっぱりここにいた」


舞「凜華さん」


凜華「舞台少女だもん。体動かしてないと落ち着かないよね」


舞「はい。やっぱり緊張してしまって……」


凜華「今から緊張してたら寝れないよ? そうだ、ここ座って」ポンポン


舞「?」ストッ


凜華「深呼吸の手伝いをするよ。リラックスして、目を閉じて。私の言うタイミングで深呼吸してね」

凜華「まず肺の中の空気をゆっくり全部出すところから。吐いてー……」


舞「はー……」


凜華「吸ってー……」


舞「すー……」


凜華「吐いて……」


舞「はあー……」


凜華「そう、その調子。大丈夫、明日観客は私達の演技に夢中になる。浴びせられる歓声、鳴り止まない拍手……」

凜華「……はい、こんな感じかな。いいイメージはできた?」


舞「……はい、すごく落ち着きました」


凜華「よし、それじゃあ明日に備えて寝よっか」


舞「はい!」


ーーーーー

ーーー

翌日、会場ーー


がやがや がやがや


クロエ「さあ皆、準備するわよ。今までやってきたことを思い出して、最高の舞台にしましょう!」


はいっ!!


ーーーーー

審査員『ーー学校の皆さんありがとうございました。1時間のセットタイムの後はリリウム魔法学校の発表となります』


クロエ「よし、舞台の準備! セットは素早くね!」


ばたばた ばたばた


ーーーーー

ーーー




ビーーーーーーッ


クロエ(今年の舞台は、昨年文化祭でやった「闇の試練」を元にしたシナリオの発展版。魔王との戦いに臨む、諦めない魔法使いの話)


ラクリマ「人の絶望を影から啜る存在……それが私達悪魔だ」


クロエ(物語は、悪魔が学校にやってくることから始まる)


ラクリマ「人は必ず来る恐怖にこそ絶望する。……一年だ、一年後に全ての人間を絶望に染めよう」


モミジ「帰りましょう、魔王様。今回為すことは終わりましたわ」


ラクリマ「ああ、さらばだ人間ども」


凜華「魔王が……一年後に……」


クロエ(でも凜華は諦めない。友達と手をとって、恋人を守るために強くなって……)

クロエ(そして最大の見せ場。くるくま先輩から教わった殺陣。敵味方が入り乱れて激しいアクションを繰り広げる)


凜華「ふっ、はあっ!」


ヒカリ「人間ごときがボクたちに敵うと思うなァ!」ブオッ!


舞「人間は絶望には決して負けない。……ね?」


凜華「ああ!」ブンッ!


ヒカリ「ぐおっ!?」ガキンッ!


ラクリマ「……絶望せよ、人間」ズオッ


クロエ(私の闇を使った、絶望の演出。その中でスポットライトから浮かび上がるシルエット)


凜華「人は希望があれば、どんな絶望にだって屈しない!」


クロエ(そして、魔王は打ち倒される……。最後は、百合江先輩のようなラブロマンス)


舞「ユウキちゃん……」


凜華「アイ……。これからも、平和な世界を一緒に生きよう」


舞「……はいっ!」


ビーーーーーーッ


パチパチパチパチ!!


クロエ(……そして幕は降ろされた)


ーーーーー

ーーー

クロエ「みんな、おつかれさま。いい劇だったわ。結果が出るまでは自由時間。好きに過ごしていいわよ」


自由時間ができました
何をして過ごしますか?
1.他の学校の演劇を鑑賞(カサブランカ魔法学校の舞台を見に行きます。誰かと見ることも可能)
2.誰かと談話(誰と何を話すかも指定。人数制限なし)
3.その他(自由安価)

1でヒカリ&ローラ(ローラはこの場に来ていたらの話で)
可能なら他の演劇部カップリングも見てる描写欲しいです。特に舞

神聖魔法、回復もできるのか

ステージーー


クロエ(カサブランカの舞台……『春姫と冬将軍』……)


ローラ「あ、はじまるみたい」


ヒカリ「どんな舞台だろうね……」


ーーーーー


レナ(温和な春姫、冷徹な冬将軍……。姉妹だけれど、跡目争いのために互いに仲良くするわけにはいかない……)


デン(うわ、すごい。衣装から春姫と冬将軍が一目瞭然だ……)


ーーーーー


モミジ(冬将軍がツンと顔を背ける動きだけでクールな性格だって分かる……。春姫は歩き方が温和な感じ……)


イオ(お話にぐいぐい惹き込まれる……)


ーーーーー


ラクリマ(おお、ああやって体を動かすのか……)フムフム


ノルン(春姫が冬将軍を刺した……! あああ……)グスン


ーーーーー


凜華(舞さんは、この才能達が埋もれることを危惧してリリウムに転校してきたのかな)


舞(皆さん……すごい……。よくここまでの舞台を……)


ーーーーー

ーーー

閉会式ーー


審査員『全ての発表が終了しました。これより閉会式に移ります』

審査員『まずは、特別審査員を勤めていただいた水津真凛様よりご挨拶です』


真凛『今年はすごくレベルが高かったね。どの学校もいい演技だった。ま、挨拶はそこそこにしておこう。結果発表しないとだもんね』


審査員『では、発表お願いします』


真凛『では発表します……まずは優秀賞3校から』


リリウム演劇部の結果
コンマ↓1~3の合計
1~100 優秀賞
101~200 特別賞
201~300 最優秀賞

にょ

惜しかった

真凛『ーー続いて、特別賞。リリウム魔法学校』


クロエ「!!」


真凛『並びに、カサブランカ魔法学校。そして最優秀賞はーー学校です』


舞「…………」


パチパチパチパチ!


ーーーーー

ーーー




クロエ「……みんな、お疲れ様。とりあえず学校に戻るわよ」


はいっ!


ーーーーー

ーーー




部室ーー


クロエ「みんな、改めてお疲れ様。……特別賞だったわね」


ヒカリ「クロエ……」


クロエ「なんでかしら。最優秀賞じゃなかったのに、すごく嬉しいの」

クロエ「皆で作り上げたものがちゃんと評価されてよかった……。最優秀賞じゃなかったのはもちろん残念だけど、それ以上に嬉しいわ」

クロエ「みんな、ありがとう。私から言えるのは感謝の言葉だけだけど、みんなと演劇部で出会えてよかった……っ」グスッ

クロエ「だから……ありがとう……!」

レナ「私も……この演劇部に入れてよかったわ。クロエ、今までありがとう」


モミジ「私も入ってよかった。自分を変えるために入って、いろいろな経験ができたから……」


ヒカリ「ボクは演劇に興味があったわけじゃないけど、入ってよかったって心から言えるよ。今は演劇が大好きになれたから」


凜華「私は演技力を向上させようと入って……でも、みんなと演技をするのがすごく楽しくって……。だから、入ってよかった。みんなに会えてよかった」


舞「私は昨年までカサブランカの生徒でした。正直いい顔はされないと思っていたのですが……。リリウムの方は全員優しくて、転校してよかったと思っています。ここで最後の大会を迎えられてよかったです」


クロエ「……」ポロポロ


ヒカリ「あーもう、泣かないの」ナデナデ


クロエ「ぐすっ……。みんな、ほんとにありがとう……っ」


ーーーーー

ーーー




クロエ「ごめんなさいね、落ち着いたわ」ゴシゴシ

クロエ「さあ、私達三年はこれで部活はおしまい。これからは二年生に跡をついでもらうわ。さしあたって部長を決めないとね」

クロエ「部長は、ラクリマ。あなたよ」


ラクリマ「え、は、はい!」


クロエ「ただ、ラクリマは皆知ってのとおりアイドルとして活動をしているわ。演技力はずば抜けてるし二年生の中で中心的な存在ではあるけど、常に部活に気を配る訳にはいかない。そこで、副部長を立てることにしたわ」

クロエ「副部長はノルン。この二人でこれからの演劇部を引っ張っていってちょうだい」


ラクリマノルン「はいっ!」

クロエ「それじゃあ私達はここまでね。これからはラクリマの指示にしたがうように!」


はいっ!


クロエ達が引退しました。
ラクリマが部長に、ノルンが副部長になりました。


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・夏休みを過ごす
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

8/10回目の行動です

スキア、事前告知とばかりに世界中の主要都市上空に時限式の超高威力魔翌力爆弾を設置。襲撃日丁度に爆発するとの事。アウローラも対象であるらしく気が気でないレティスとシエラ

以前のエミールとの件から研究にも身が入らない橘花、エミールにされたことを思い出しながら見よう見まねで自慰に耽る
エミールを何度も求めるような言葉を紡ぐが、一通り終わって我に帰るといつの間にか樹が研究室に来てガッツリ見られていたことに気付き、顔を真っ赤にしながら追い返した
余談だがその夜、樹の部屋からも悩ましい声が響いていたという

ゼーレは未知の文化への興味から、アイリスはお腹が減ってたから、リーケは他2人がやると言ったからとそれぞれの理由で大食いにチャレンジ

大会も一段落ついたので皆で海に遊びに行く(例年の旅行イベントではなく日帰りな感じ)
その中で以前新調していた水着を披露する形になるイオモミ
(ちなみに際どい水着も一応買いはしたが、流石に皆に見られるのは恥ずかしすぎて着られないらしい)

様子見がてら夏の旅行は皆でアウローラに行こうって流れになる

そろそろ自暴自棄になった人が暴動起こし始めそう

食堂ーー


ゼーレ「おお……」


アイリス「これが大盛り……」


リーケ「…………」


クロエ「なんで大食いチャレンジを?」


ティア「アルシェやラピスさんの大食いを見てやってみたくなったそうです」


アイリス「私はお腹空いたから!」


リーケ「……二人がやるって言ったから」


ゼーレ「よし、食べよう! いただきます!」


ーーーーー

ーーー




リーケ「……けぷっ。ごちそうさまでした……」


ーーーーー


ゼーレ「うう、お腹いっぱい……」


ーーーーー


アイリス「ごちそうさまでした……」ケプッ


アルシェ「残すのはもったいない。余らせたなら食べる」


クロエ「とか言って途中からおこぼれもらう気満々だったわよね」


アルシェ「ん。いただきます」パクパク


ゼーレ「気安く手を出すものではありませんでした……」


リーケ「……でも楽しかった。ご飯わけっこしたり、あーんしてもらったり……」


アイリス「ねー。一緒にご飯食べるのっていいねー」


ゼーレ「ですね」フフッ


アルシェ「もぐもぐ」


ーーーーー

ーーー

橘花の研究室ーー


橘花「……」モンモン


ガタッ ぼふっ……


橘花「ん……」

橘花(あの時はこう、ベッドに寝かされて……)スリッ

橘花「んっ……」

橘花「ぁ……えみーる……えみーる……っ」コシュッコシュッ

橘花「ん、く、ぅ……!」フニフニ

橘花「ひぁ、ぁあっ! えみー、るっ……!」ビクンッ!


樹「///」ジー


橘花「はあ、はあ……。……えっ!?///」ガバッ!

橘花「お、おい樹何見てるんだ! で、でてけ!///」ベシベシ


樹「ご、ごめんなさい! 声かけたけど返事がなかったから……! で、出るわ、出るから叩かないで!」


ーーーーー

ーーー




その夜、樹の寮室ーー


樹「橘花、気持ち良さそうだった……///」

樹「……んっ」プニッ

樹「ん、く……っ、らみい、ラミー……!」クニクニ

樹「ひ、ん、あああっ!」ビクンッ


あん、あっ、ああっ!


ーーーーー

ーーー

海ーー


楓「ひゃっほーい!」


嵐「こら楓! まずは日焼け止め塗る!」


楓「ちぇー」


クロエ「さ、今日はたっぷり遊ぶわよー!」


おー!


モミジ「……」モジモジ


イオ「……」テレテレ


晶「おー、二人とも水着新調したのか。似合ってるな」


楓「水着……新調……!?」


クロエ「まさかさらに大きくなったというの……!?」


レナ「はいはい妬まない妬まない。ほら、二人とも待ってるわよ」


ローラ「クロエちゃん、ここに寝て?」


ヒカリ「背中の方日焼け止め塗ってあげるね」


クロエ「ええ、お願いするわ」


ずおっ!


デン「……? あれ何だろ……」


凜華「黒い球体……? 街の上に浮かんでるみたいだけど……」


ジリリリリ!


ス魔ホ『速報です! 各都市の上空に魔界からの高威力爆弾が設置された模様です! 声明によりますと、来年の3月31日までは爆発しないとのことで、各国の代表は触れるべきではないとの見解で一致している模様です。繰り返します、速報ですーー』


クロエ「……やってくれるじゃない」


ーーーーー

ーーー

リリウム魔法学校ーー


レティス「……」ソワソワ


シエラ(お嬢様……)


クロエ「レティス、シエラ、ちょっといいかしら?」


ローラ「あの爆弾がアウローラにも仕掛けられてるって聞いて……」


クロエ「ローラに聞いたけど、二人ともアウローラゆかりの生徒だったのね。爆弾を探るついでにアウローラに旅行に行くことにしたけど、一年生達もついてくる?」


レティス「……!」コクコク!


シエラ「もちろん行きます!」


クロエ「分かったわ。夏休みの最後の3日間で行くつもりだから、用意しておいてね」


シエラ「はい!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・夏休みを過ごす
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後3日程度の行動を指定してください

9/10回目の行動です
10回目の行動はアウローラへの旅行に振り替えられます

アウローラへ行くための準備
ついでにアウローラがどんな国なのかの描写とかも

ラクリマがアイドルを始めた影響で、リリウムちっちゃいものファンクラブのメンバーが急増しているらしい

不安と恐怖に潰れかけた生徒による暴動発生

人類、悪魔側の言う事鵜呑みにしすぎてて大丈夫かって少し心配しちゃう

安価下

世界中でも暴動が起き始めているので、対策を立てる事に(アートルムの存在とその実力を世界中に知らせて落ち着かせるとか?)

行く人がどれくらいいるか確認

なんとなくアウローラ=オーロラで寒冷地イメージしてた

樹「うーん……」


ラミー「どうしたの?」


樹「あの爆弾、リリウムの上空にもあるじゃない。それで夏休み中も学校に残ってる生徒が不安になっちゃって……」


ラミー「ああ、確かに怖がってる人は多いかも」


樹「どうにかしたいけど、つっついて爆発しても困るし、放置して生徒が不安になるのも嫌だし……」


わああああああああ!


樹ラミー「!?」


中庭ーー


「う、撃ち落としてやる! あんなのがあるから怖いんだ! 落としてやるッ!!」


クロエ「ちょっと、落ち着きなさいよ!」


「やれ! 落とせ!」

「壊せー!!」


リリィ「あわわ、リラックス魔法が効かない……!」


ゼーレ「く……っ。アイリス、お願いしていい? やりたくないかもしれないけど……」


アイリス「ううん、これは仕方ないよ。魅了魔法【チャーム】!」キイッ!

アイリス「はいみんな聞いてー! みんなの親友アイリスだよー! 爆弾触るのは一旦中止ー!」


ざわざわ ざわざわ


「まあアイリスが言うなら……」

「うん、やめとくよ」


クロエ「え、なに? 急に……」


ゼーレ「アイリスの魅了魔法です。言うことを聞いてもらうにはこうするしか……」


ヒカリ「魅了魔法ってこんなにすごいんだ……」


ゼーレ「解析魔法で見てみたところ、確かにあれは期日までは動かないようです。ですが、それを私一人が言ったところでどうにもなりませんし……」

クロエ「でも今は世界中でもちょっとした暴動が起き始めてるし……。ねえ、あれを消すことはできないの?」


ゼーレ「不可能ではありませんが、消したところでまた爆弾を用意される可能性が高いです。それどころか、機嫌を損ねれば問答無用で爆発させるかも……」


クロエ「ならゼーレさんの実力を知らしめて、世界中に安心するよう訴える?」


ゼーレ「私もそうするしかないと思います。ですが、どうやって私の実力を知ってもらうかが思いつかなくて……」


ゼレス「ママを使ってください」ザッ


クロエ「ゼレス。ママって、ヴィーネ選手のこと?」


ゼレス「はい。世界でも指折りのトリオを相手に、ゼーレさん達三人で戦うんです。もちろん生中継で、ヤラセはなし。勝てれば大抵の人は実力を認めてくれるはずです」


ゼーレ「……いいんですか?」


ゼレス「世界のためです。ママにはいつでも手伝ってもらう約束を取り付けてあります。ゼーレさんさえよければ今からでも」


ゼーレ「……分かりました。それで皆さんに信じてもらえるならやりましょう!」


ーーーーー

ーーー

マホリオ協会ーー


ヴィーネ「うん、分かった。アウローラのスタジアムでね」ピッ


茜「電話ですか~?」


ヴィーネ「うん、ゼレスちゃんからね。アートルムさんの実力を世界に知ってもらうって」


サリア「電話がきたということは、試合をする訳ですね」


ヴィーネ「ええ。三日後、アウローラスタジアムでやるわ」


茜「アウローラか~」


サリア「楽しみですか?」


茜「もちろん。あのアートルムと戦えるなんて夢みたいだな~」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


ラクリマ「……もぐ」チラッ


ティア【どうしました?】


ラクリマ「なんか最近よく視線を感じるんだよねー」


ティア【怖いですね 誰かに狙われてるのかも】


ノルン「!」サッ


ラクリマ「あはは、お姉ちゃんもノルンさんも大げさだよー。大丈夫大丈夫♪」


ーーーーー


「バカ! あれほど観察の時には気配を消せと……! 不安がらせてどうする!」


「すみません隊長!」


「ああ、だがノルンさんの背中にぴったりとくっつくラクリマちゃんも可愛い……!」


「というか隊長、この人数だと気配を消すのは厳しいです!」


「そうだな……。アイドルデビューしてからその可愛さに気づいた人がどんどんファンクラブに入ってきているから……。分隊化が必要かもしれないな」


ーーーーー

ーーー

クロエ「さて、アウローラに行く日取りと同行者が決定したわ。例年通り2泊3日で……まあ残りの夏休み全部ね。行くのは……安価↓~↓3」


パターン1
クロエ
ローラ
ヒカリ
凜華
モミジ
レナ
デン
ティア
アルシェ
ナミネ



イオ
ノワール
イリス

ゼレス
ステラ
ラクリマ
ノルン

カーム
やよい
シエラ
ポメ
レティス
ロロナ

ゼーレ
アイリス
リーケ


パターン2
クロエ
ローラ
ヒカリ

ゼレス
ステラ

レティス
シエラ

ゼーレ
アイリス
リーケ

安価↓~↓3で多数決、2票先取です
パターン2のみ、これに加えて人を追加するかどうかも記述してください
追加することになった場合は、増えすぎない程度に旅行の参加者を決めます

1

1

多すぎても大変そうだし2
追加はカームやよいポメロロナの一年組で

クロエ「大所帯だけど、いつもの皆ね。で、アウローラについても調べてみたわ」


ローラ「アウローラ家の人と交流はあるけど、行ったことはないんだよね……」


ヒカリ「どんなところなの?」


クロエ「アウローラは……安価↓」

どんなところか安価↓
コンマが大きいほど気温が高く、小さいほど気温が低い
1.緑に囲まれた自然豊かな国
2.海に囲まれた水源豊かな国
3.山に囲まれた鉱石豊かな国
4.繋がった陸路の多い商業盛んな国
5.その他(自由安価)

1

あつい

>>204
このリストに舞を入れ忘れていました
舞も旅行に参加します

また、ラミーは樹といるために不参加
エルク、御桜も不参加となります(出番が少なくて申し訳ありません!)

クロエ「簡単に言えばジャングルね」


ヒカリ「ジャングル……」


クロエ「生い茂った森、暑い気候。そんなところらしいわ」


ヒカリ「へえー……」


ローラ「そういえば交通手段用意してないんだけど、大丈夫?」


クロエ「そこは大丈夫。ゼーレさんが魔法陣を用意してくれるらしいから」


ローラ「そっか」


クロエ「さ、出発は明日よ。用意して寝ましょう!」


ヒカリローラ「はーい!」


ーーーーー

ーーー




翌朝ーー


ゼーレ「これが転移用の魔法陣です。魔力を込めて乗れば、すぐにアウローラに着けますよ。ただし気候の変化にだけは気をつけてくださいね」


クロエ「よし、みんな行くわよー!」


おー!


フォンッ!


ーーーーー

ーーー

アウローラーー


じーわじーわ


楓「あぢゅい……」


凜華「はい氷」キンッ


楓「ありがとぉ……」ガリガリ


「皆さんおはようございます! ようこそアウローラへ!」

「さっそくご宿泊いただくホテルにご案内いたします。どうぞこちらへ!」


クロエ「ホテルについたら荷物を置いて、あとはまあ自由時間って感じかしら」


ヒカリ「マホリオのスタジアムに、本物のお城。フルーツ畑に露店通り! いろいろ見るところがありそうだね」


現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
初日昼の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

今回の部屋割りはカップル別、チーム別とします(ナミネはティア・アルシェと同室になります)

レティスシエラが他の一年生組を案内して各地を回る

とりあえずレティスの両親に会いにいく?

慣れない暑さと元々の体力の無さが祟って楓が体調を崩してダウンしかける
幸い、市場で暑さに耐性を得られる果物(アウローラでは馴染み深いものらしい)を貰えたのでそれを食べさせて二人で介抱することですぐに良くなった

バスを待っていたが一向に来ず、やっと来たと思って乗ってみたら調べたのとは違う場所に向かうバスのようで散々な目に遭うイオモミイリノワ

緑豊かで暑い……熱帯雨林みたいな感じだろうか
安価は下

木そのものが大きな旅館になっていて驚く一同。中を探検したり、天辺から外の景色を眺めてみたり

海外行くと時間通りにバスが来ることの有り難さを痛感するよね

ホテルーー


舞「おおお……」


モミジ「木が建物になってる……」


「アウローラには頑丈な木が多く、それを利用したツリーハウスも多いんですよ。このホテルはその中でも特に大きく、国内最大規模のツリーハウスの一つなんです!」


クロエ「すごいわ! 探検してみましょう!」ウキウキ


ヒカリ「その前に部屋の確認。ほら、案内人さん行っちゃうよ」


最上階ーー


ラクリマ「おおおおー!」


アルシェ「すごい……景色がきれい……」


ローラ「お部屋の中もすごかったけど、このホテル全体的にすごいね……!」


ゼーレ「すごいですよ! 乗ってるだけで最上階についちゃいました!」キャッキャッ


晶「エレベーターにテンション上がるのもめずらしいな……」


ーーーーー

ーーー

露店通りーー


楓「うう……」フラフラ


嵐「ちょっと、大丈夫か?」


楓「気持ち悪い……」


晶「暑さと日射でやられちゃったのかな。木陰で涼むか」


「そこのお姉ちゃん気分悪いのかい? 見たところ軽い熱中症だねえ」


晶「そうみたいです。どこか休憩できる場所ご存知ですか?」


「あっちに公園があるよ。それと……これ! アウローラ名物アウロナッツ! 穴を空けてストローで中の果汁を飲めば良くなるよ!」


嵐「アウロナッツジュースか……。確かにアウローラの人が熱に強いのはアウロナッツジュースをよく飲むからだって聞いたことがあるな」


楓「一つくださーい……」


「あいよ! ほれ、サービスだ! お姉ちゃん二人とも飲んでいきな!」


嵐晶「あ、ありがとうございます!」


楓「ごくっごくっ……! ぷはぁーっ! うっめぇー!」


「いい飲みっぷりだねえ! ほらほら、そっちの二人も飲んで飲んで!」


晶「いただきます」チューチュー


嵐「んくんく」ゴクゴク


晶「どうだ、楓。ちょっとは楽になったか?」ナデナデ


楓「うん、少し楽になった」


嵐「ほら、扇いでやるから涼んでいこうぜ」パタパタ


楓「ありがとー」


ーーーーー

ーーー

バス停ーー


モミジ「えっと、観光名所の巨大フルーツの木行きのバス停はここだよね」


ノワール「うん。……でもなかなか来ないね」


イリス「あ、あのバスじゃないですか?」


イオ「他にバスもないし、あれだと思います」


ノワール「じゃあ乗ろうか」


モミジ「うん!」


ーーーーー

ーーー




ノワール「ーーここどこ!?」


モミジ「なんか川のほとりに降ろされたけど……」


イリス「どう見てもフルーツの木はありませんね……」キョロキョロ


イオ「川は綺麗だけど、ここがどこかも分からないし……」


イリス「ス魔ホで調べた限り、ホテルからフルーツの木の逆側に来てしまったみたいですね……。しかも日に数本しかバスが来ない秘境のようです」ポチポチ


ノワール「秘境?」


イリス「どうやらこの川の近くに天然の温泉があるみたいですよ。……行きます?」


モミジ「せっかくだから行ってみようよ。ここまで来て何もしないのももったいないし」


イオ「賛成です」


イリス「ではこっちですね。あの丘の裏手が温泉のようですよ」


温泉ーー


ほかほか ほかほか


モミジ「ほわあ~……」


ノワール「きもちいい~……」


イリス「いいお湯ですねえ」


イオ「ですねー……」


モミジ「バスは間違っちゃったかもしれないけど、これはこれでいい経験かも……」


ーーーーー

ーーー

シエラ「ーーというわけで、レティスお嬢様はこの国のお姫様なの」


ポメ「へええ~! すごいね! かっこいいね!」キラキラ


ロロナ「お、おおおお姫様……!」


レティス【今まで通り普通に接してくれると嬉しいです】


カーム「うん、分かったよ。これからもチームメイトとしてよろしくね!」


レティス「……」コクン!


やよい「それで案内を買って出てくれたんだね」


シエラ「この国は温厚というかのんきというか……いい加減なところがあるからね。バスが時間通りに来ることも少ないし……。でも楽しんでほしいから」


レティス【まずはフルーツの木から】


ーーーーー

ーーー




巨大フルーツの木ーー


ロロナ「わああ……!」


カーム「大きい……」


シエラ「この木はたくさんのフルーツの木が絡まってできてるの。あまりに生存能力が強くて他の木とぶつかっても成長を止めないから、まるでいろんなフルーツが一本の木に成ってるように見えるの」


ポメ「食べれる!?」


レティス【食べられますよ】


シエラ「管理人さん、今の担当者は誰ですか? レティスお嬢様がフルーツを所望です」


「今の担当者はあたし! 姫様ならどれだけ取ってくれても構わないよ!」


レティス【許可が出ました 好きに取ってください】


ポメ「わーい!」


ーーーーー

ーーー

アウローラ火山のふもとーー


レティス【次はここ】


シエラ「ここには野生の魔獣がたくさん住んでるの。人懐っこいし、ここには危険な魔獣も近づいてこないから、好きなだけ触れ合えるわよ」


やよい「かわいい~!」


フヨン「ほわ?」


カーム「フヨンだ。ふよふよほわほわの無害な魔獣だよね」プヨプヨ


フヨン「ほわ~」ポヨポヨ


シエラ「温厚なカピーバもいますよ」


ポメ「カピーバ!」


カピーバ「きゅる?」


レティス【動物はかしこまらないから好きで


ホットゴート「んめェェェェ」モシャモシャ


シエラ「紙食べられてますよ!?」


レティス「……自然由来だから、大丈夫」グッ


ーーーーー

ーーー

アウローラ城ーー


クロエ「ここが……」


ゼーレ「懐かしいですね……。変わらず大きいお城です」


ガコオオオオン……!


アイリス「確か謁見の間はこっちだったよね」テクテク


ヒカリ「おお、迷いなく……」テクテク


ふよふよ


フヨン「ほわー」フヨフヨ


リーケ「フヨン……」フラー


ローラ「リーケさん、気になるのは私も一緒ですけど、ここは我慢してください……!」


謁見の間ーー


ゼーレ「着きましたよ。ここが謁見の間です」


ガコオオオオン……


王女(レティスママ)「やっほ!」ニコッ


皇女(レティス母)「こんちはー!」


クロエ「……」ポカーン


ヒカリ「謁見の間って、立場が上の人は普通高いところに座ってるんじゃ……」


ローラ「普通に机広げてメイドさんとお茶会してる……」


王女「座って座って。大事なお話があるんでしょ?」


ゼーレ「はい、失礼します」


皇女「そっちの一際若そうなのはこっちで一緒に座ろう! ほれほれ」


クロエ「し、失礼するわ」


王女「さて、お話というのは?」


ゼーレ「まずはお礼を言わせてください。ヴィーネチームとの試合に、この国一番のスタジアムを使わせていただけることを心より感謝いたします」


王女「いいのいいの。うちの国はマホリオ大好きだからね。試合が見れて喜ばない奴なんていないよ」

ゼーレ「……ここからは少し信じ難い話かとは思いますが……。実は私達三人は現代の魔法使いではありません。遠い昔の魔法使いなのです。私の名前はゼーレ・レジェンダリア・アートルム……そういえば伝わりますか?」


王女「あのアートルムかあ。レティスから電話で聞いてたけど、ほんとだったんだ」


ゼーレ「信じてくださるのですか?」


王女「信じるよー。娘の言うことだもん。それにシエラちゃんも一緒になって電話してきてくれたしね。マホリオの才能のあるシエラちゃんが魔力を見誤るっていうのも信じられないし、まずは信じることにしたんだ」


ゼーレ「あ、ありがとうございます!」

ゼーレ「私の妹とも言うべき存在が、この世界すべてを魔界に変えようと企んでいます。ですがアートルムの名に懸けて、絶対に阻止すると誓います!」


王女「世界中の人にアートルムの存在を知ってもらう試合、その会場にアウローラが選ばれたことを光栄に思うよ。試合頑張ってね!」


ゼーレ「はい!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
初日夜の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

レティスの話を聞きたいから、という理由で城にお泊まりすることになった一年生組
城の規模やらに圧倒されながらも王女皇女から色々聞かれまくる

ヴィーネvsゼーレの試合をどうしても見たいということでウィンもソロでアウローラに来ていた

最上階の展望スペースにてクロエを左右から挟む形で並んで座って夜空を眺めてロマンチックな気分に浸るクロエローラヒカリ
それと同時にどうしても視界に入ってくる爆弾に関しても、スキアを救い出して必ず止めると改めて決意する

広大な森の中に1本の大きな木が聳え立っている構図が自身の故郷の神樹の森と重なったようで、懐かしさから口笛を吹き始めるリーケ

魔獣が好む独特な音階によって構成された曲らしく、アウローラ中の魔獣がリーケのそばに集まってくる。中には発行しながら空を飛ぶ個体もおり、とても幻想的な光景に

↑の光景を眺めていたラクリマ、即興で短い脚本を思いつきノルンを巻き込む形で1本演じる

ホテル、最上階ーー


クロエ「ここ展望スペースになってるのね」


ヒカリ「ちょっと見てみようよ。あそこのベンチとかどうかな」


クロエ「そうね」ストッ


ローラ「じゃあ私はこっち」ストッ


ヒカリ「ボクは反対に座ろうかな」ストッ


クロエ「……きれいね」


ローラ「うん……」


ヒカリ「木の下から明かりが照らして、すごく幻想的……」


クロエ(でも……視線を少し空に向けるだけで、爆弾が視界に入ってくる)

クロエ「せっかくの綺麗な景色も、爆弾があると嫌な気分になるわね……。爆弾のない景色を取り戻すためにも、絶対にスキアを止めて助けるわよ」


ローラヒカリ「うんっ」


クロエ「さ、ここは少し冷えるしお部屋に……」


ウィン「あ」


クロエ「ウィンさん!?」


ウィン「や、久しぶり~」


クロエ「な、なんでここに……!」


ウィン「ヴィーネさんとアートルムのチームが試合するんだよ? 気になったから個人的に見に来たんだ~」


クロエ「それもそうね……。その組み合わせでウィンさんが気にならない訳がなかったわ」


ウィン「ヴィーネさんのエキシビションってことで、他にも気になったプロの人とか見に来てるみたいだよ~。あとは、ゼーレ・レジェンダリア・アートルムの名前が気になった人とかね~」

クロエ「ここにいるってことは、ウィンさんの宿泊もこのホテルなの?」


ウィン「そうとも~」


クロエ「なら私達とおんなじね。時間が合えば食事でもしましょう」


ウィン「はいは~い」


クロエ「さ、ローラ、ヒカリ、部屋に戻りましょう」


ローラ「うん。ウィンさん、お久しぶりです。お元気そうでなによりです」


ヒカリ「嵐さんもこのホテルにいるから、よかったら顔を見せてあげてください。喜ぶと思いますから」


ウィン「おうともさ~。風邪引くなよ~」


ーーーーー

ーーー

ホテルの外ーー


リーケ「…………」


トワ「ご主人、どうかしたか?」


リーケ「……神樹、みたい」


トワ「……ああ、これほどの巨木は確かに……」


リーケ「……すぅ」

リーケ「ピュイー、ピュー……ピュイー♪」


トワ「……♪」


フヨン「ほわ……♪」


夜光蝶「……」パタパタ


ホットゴート「めぇぇ……♪」


リーケ「……みんなの住む場所は、私達が絶対に守るからね」

リーケ「……ピュー、ピュイー……♪」


ーーーーー

ーーー




ラクリマ「わあ、すごい……!」


ノルン「魔獣が集まってる~……」


ラクリマ「リーケさんの周りで、みんな元からペットだったみたいにおとなしく寝てるね」

ラクリマ「あ、面白いこと思いついたよ! ノルンさん!」グイッ


ノルン「わっ」


ラクリマ「踊ろう! 夜光蝶のスポットライト、魔獣の観客! ここはステージだよ!」


ノルン「……くすっ。うん!」


ーーーーー

ーーー

アウローラ城ーー


ポメ「うわあー! ほんもののお城だあー!」


やよい「す、すごい……」


ガコオオオオン……!


「おかえりなさいませ、レティスお嬢様」


レティス「……」コクン


王女「レティスおかえりー! 会いたかったよー!」


皇女「夏休みになったら一回くらい帰ってくると思ってたのに、こんな最後の最後まで帰って来ないなんて!」ワーン!


王女「君たちはレティスのお友達?」


カーム「はい。レティスさんとマホリオでチームを組んでるカーム・セレスティアと申します」


ポメ「はいはーい! 同じくチームのポメ・ラニアンです!」


皇女「そちらは?」


やよい「私達はレティスさんの友達で、白峰やよいといいます。シエラさんとマホリオでチームを組んでて、この6人でいつも楽しく過ごしてます!」


ロロナ「ロロナ・レーミアです……」


王女「レティスにこんなに友達が……! アウローラの学校だと距離を置かれてシエラしか友達になってくれなかったのに……!」ウルウル


レティス「……変装作戦……大成功……」ブイ


シエラ「変装というか、髪染めただけですけどね……」

皇女「よし、みんな今日はここに泊まりなさい! 学校でのレティスのこといろいろ聞かせてもらうわ!」


カーム「はい! 望むところです!」


やよい「あ、あれ、レティスからお城のお話聞かせてもらうためにお城に行ってみようって話だったのに……」


ポメ「どっちもすれば問題なし! お話する代わりにお話聞かせてもらおー!」


王女「そうと決まればお部屋を用意しないとね。どこか空いてる部屋は?」


「あちらの紅薔薇の間が空いております!」


皇女「よし、コーヒー……は眠れなくなるから、ホットミルクを用意して!」


「はい!」


王女「さ、お話しましょうか♪」


紅薔薇の間ーー


レティス【この紙とペンは、ティア先輩からのプレゼント】フンス


王女「お気に入りなのね。確かに筆談なら魔法の暴発はしなさそう」


ロロナ「し、シエラさんは、私のために怒ってくれたり、すごく……その、いい人……です」


シエラ「あ、あれはロロナの悪口を言ってたからつい……!」


皇女「友達のために怒れるのはいいことだよ。アウローラの魔法使いとして誇っていい」ニッ


カーム「レティスさんはとっても学生生活を楽しんでますよ。その紙とペンのプレゼントもそうですけど、先輩とも交流を楽しんでます」


王女「よかったねえレティス」ナデナデ


レティス「……ん、いい学校」ニコッ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
二日目朝の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

アウローラ原産のフルーツ盛りだくさんな朝食に舌鼓を打つ一向

リーケとローラが夜行性でおねむな魔獣達を愛でながらほっこり。凛華も混ざらせてもらう

朝食の時間に偶然相席になった嵐がウィンに気付く
久々に師匠に会えたのが嬉しいらしく話も弾んだ

外れの森で対人戦で使っても良さそうな魔法を確認するゼーレ

様々な頂クラスの魔法を拝めるとのことで、身内だけとはいえ結構な数のギャラリーに

城にみんなで泊まったやよい、目が覚めるとポメに抱き枕にされていて色々と妄想ブーストでバグりかける。
目を覚ましたポメに聞いたところ、寝ぼけてやよいのベッドに間違って入ってしまったらしい。

夜中ーー


ポメ(おしっこ……)ムクリ


てこてこ てこてこ


ーーーーー

ーーー




朝ーー


やよい「んー……」ムクリ

やよい「んっ!?」


ポメ「すぴー……すよよ……」ギュー


やよい「な、ななな……!///」

やよい(なんでポメちゃんがくっついて寝て!? 前読んだ小説にあった夜這い!?)

やよい「ぽ、ポメちゃん、起きて」ユサユサ


ポメ「ん~……?」グシグシ


やよい「ここ私が寝てたんだけど、どうしてポメちゃんがくっついて寝てたのかな?」


ポメ「んー、夜中おトイレに起きて、やよいの匂いをたどって、それで寝たから~……ふああ」


やよい(寮が同室だから匂い覚えられてたのかな……。ちょっと恥ずかしい……///)

やよい「そ、そっか。ご飯用意してあるはずだから、着替えて食堂に行こっか」


ポメ「うんっ」

アウローラ城、食堂ーー


カーム「お、おいしいー!」


ロロナ「すごい、みずみずしいね……!」


ポメ「ばくばくばくっ!」ムシャムシャ


やよい「どのフルーツもすごく美味しい……!」


シエラ「ふふん、でしょう」


レティス【アウローラは自然と共生しているから、フルーツ作りにも自信があるんです】


やよい「ホテルの先輩達も食べれてるかなあ……」


ホテル、食堂ーー


クロエ「お、おいしい……!」


ローラ「あわわ……!」


きゅーちゃん「こーん!」パクパクッ


ミトラ「わんっ、わんわん!」モグモグ


ローラ「すごい勢いで食べてる……!」


ヒカリ「すごく甘くて美味しいからね。魔獣も気に入ったんじゃないかな」


アルシェ「ぱくぱくぱくっ!」


ティア【アルシェも気に入ったみたいですね】


ゼレス「ほんとに美味しいです……。はい」スッ


ステラ「あーん」パクッ

晶「ほんと美味いな、ここの果物」


楓「うん。栄養たっぷり! って感じ」


ウィン「お、発見~」ストッ


嵐「し、師匠!?」


ウィン「昨晩クロエさんと偶然会ってね~。このホテルに泊まってるって聞いたんだ~」


嵐「びっくりしました……。まさか会えるなんて」


ウィン「せっかく会えたんだから、いろいろ聞かせてもらおうかな~?」


嵐「はい!」


楓「嵐嬉しそう。よかったねえ」


ーーーーー

ーーー

森ーー


ローラ「あ、いましたよ……」コソコソ


リーケ「シャドウベアだ……。夜にしか動かない熊……」


シャドウベア「ぐるる……」


リーケ「よしよし……」ナデナデ


ローラ「あ、夜光蝶も木陰にいますよ。朝日の中の残光も綺麗……」


森の広場ーー


ゼーレ「さて……結界展開!」バッ!


ウィン「おお~……。これはボクでも破れないなあ」コンコン


ゼーレ「リーケに魔獣を移してもらったとはいえ、森に影響は与えないようにしないといけませんからね。ではヴィーネさんとの戦いのために、魔法をチェックしましょうか」


クロエ「……」ドキドキ


ゼーレ「炎弾【ファイアボール】、頂点【アルティマ】」

ゼーレ「炎ノ頂・焔【インフェルノ】!」ゴッ!


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
二日目昼の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

試合に備えて前もって現地入りしたヴィーネチーム
……だったが、サリアがまた行方不明になったらしくてんてこ舞い

スコールが降り皆びしょ濡れに

ラクリマが意外と大人な雰囲気の下着をつけていてドキドキするノルン

スコールで服が身体にぴったり張り付いてけしからんことになってしまったイオモミ
恋人のあられもない姿に急いで屋内に避難するが完全にイケない気分になってしまい……

1年生もスコールで(ry
なおポメははいてなかった模様
このレスのコンマがゾロ目ならカームもはいてない

>>239、凜華も指定されてるけど反映されてないかな

安価下

悪魔が眠ると言われる心霊スポット的な扱いの洞窟があるらしいのでクロエやステラ+αで探検する

今日は更新なしです

>>251
そうですね、凜華書き忘れてました……
後ろの方で魔獣に夢中になっていると補完しておいてください

ちかたないね

すみません、今日も更新なしです!
イオモミのセックスシーンに時間がかかっております…!

おつおつ
バストサイズ合計恐らくトップのカップルだからね、仕方ないね

何度も言うけどイオモミの出番増えたの本当嬉しい

ホテルの前ーー


カーム「あ、せんぱーい!」


クロエ「こっちよ! みんないるわね」


ラクリマ「もう部長じゃないのに、やっぱり後輩のことは心配ですか?」


クロエ「そりゃそうでしょ。カームもやよいも私の大切な後輩。その友達も一緒に来てるんだから、先輩としてしっかり見てあげないと」


ポッ ポッ


やよい「? 雨……?」


ざああああああああああああっっ


ポメ「おわあああああああ!?」


シエラ「スコールよ! みんな一旦室内に!」


ロロナ「わ、分かった……!」


ホテル、ロビーーー


クロエ「びっくりした……。なんだかんだみんな濡れちゃったわね」


ラクリマ「ひゃー。ホテルの人からタオル借りようよー」グッショリ


ノルン「借りてきたよ~」


ラクリマ「お、ノルンさんナイス!」スケスケー


ノルン「!?///」

ノルン(透け……!? え、紫色……!?///)カアアッ


ポメ「ぶるるるるっ」ブルブルッ


シエラ「ちょっと、雫飛ばさないでよ!」


ポメ「あはは、ごめんごめん。髪が濡れてたからつい」


シエラ「ってあなた下着は?」


ポメ「? つけてないよ?」


シエラ「は!? 女の子なら下着くらいつけなさいよ!」


ポメ「でもあれ窮屈だし……」


シエラ「む、胸が透けてるのよ!」


ポメ「え?」

ポメ「ありゃ、ほんとだ」


シエラ「か、隠すくらいしなさいよ///」


ポメ「でも下も履いてないもん。今更つけたら苦しいよ」ペロン


シエラ「めくらない!///」バサッ!


やよい「ポメちゃん何回言っても次の日には外しちゃうから……」


ポメ「えっへへ~」


シエラ「褒められてないわよ」


クロエ「……あれ、モミジとイオは?」


ーーーーー

ーーー

♡幕間
  モミジとイオの……♡


ホテルの前で一度合流しようとのことで、旅行の参加者はみんなホテルの外にいた。
そこに突然のスコール。バケツをひっくり返したかのような大雨に、メンバーは全員びしょ濡れとなった。
それはモミジとイオも例外ではなく、暑さのために薄着をしていたことも災いし、肉感的な肌が透け、下着もくっきりとシャツに貼り付いてしまっていた。
それにいち早く気づいたのはモミジで、他の人にイオの扇情的な姿を見られまいと自室まで急いで戻ってきていた。

「あはは、降られちゃいましたね」

濡れて肌に貼り付いたシャツを引っ張り上げながらイオが笑う。
その下の明るいオレンジの下着もしっかりと主張しており、モミジは視線をそむけた。

「き、着替えよっか。私もびしょ濡れだよ」

持ってきたマジックケースに魔力を込め、洋服を収納しておいたクローゼットに変化させる。旅行に必須の圧縮魔法の一種だ。
その中からテキトーな服を取り出すと、さっそく濡れた服を脱いでいく。

「……モミジちゃん」

上を脱いだところで、イオから声がかかる。そして背中に柔らかく暖かな感触。

「知ってますか? 濡れて冷えた肌を温めるには、温風魔法よりも人肌の方が効果が高いんですって」

前に回された腕が優しく抱きしめてくる。
必然、密着度は増し、背中の二つの柔らかな感触がむにゅりと形を変える。

「イオ……ちゃん」

「えへへ……モミジちゃん」

確かにジワジワと体温が増している感覚はある。
だが多少濡れた程度で、こうまでして体温を上げる必要はない。
それはつまり体温を上げるというのは口実で……。
そこに思い至ったモミジはイオに腕をほどかせるとゆっくりと振り返り、そして優しくイオをベッドへと押し倒した。

「イオちゃん……っ」

体温とは別の高まった感覚。その感覚に身を任せ、キスの雨を降らせていく。

「ん、んぅ、ちゅ、んむ……」

「はぷ、んっ、ちゅ、ん、ふ……っ」

二人の大きな胸が押し潰され、キスを交わすたびに柔らかく形を変える。
着替えるために二人はシャツを脱いでおり、上半身は既に下着姿だ。
雨はその素肌まで濡らしていたが、上気した体温によりむわっとした水蒸気に変わりつつあった。

「れろ、ぐちゅっ、ちゅぷ、ちゅむ……!」

「んぶ、れお、れろぉ……んく、ちゅうう……っ!」

それすらも意に介さず二人は舌を絡ませ合う。
赤くうごめく舌が口内を蹂躙しあい、息苦しさと興奮とがないまぜになった赤い顔で二人は見つめ合う。

「イオちゃん、好き、好きだよ」

「わたしも、モミジちゃんのこと大好きです……!」

その言葉が鼓膜を揺さぶり、胸の奥から幸せな暖かさが広がる。

「イオちゃん、ここ濡れてる」

ついと指を胸の谷間に滑らせる。ブラジャーでしっかりとした谷間になったそこには、先程の雨と今の情事でかいた汗とがブレンドされた水たまりができていた。

「あっ、うう……。汗かくとそこに溜まっちゃうんです……。モミジちゃんはなりませんか?」

「なるよ、よくわかる」

しみじみと呟くと、おもむろに舌を這わせる。

「ひゃっ!?」

モミジの舌の上に生暖かな液体が広がり、塩気の強い匂いが鼻へと抜ける。不快ではなく、むしろ癖になってしまうような感覚だった。

「濡れたのそのまんまにしてたら風引いちゃうからね」

れろ、れろ、と舌が動く。
くすぐったさと恥ずかしさでイオは顔を赤くし、目元を手で覆って耐えていた。

「ぢゅう……顔、隠さないで。イオちゃんの顔見たいよ」

「やっ、だってぇ……! そんなところ舐めるからぁ……!」

腕を掴んで避けてみると、抵抗されることなく顔が晒される。
そこには潤んだ瞳で息を荒くした、切なさを感じる表情があった。
その扇情的な表情に、モミジは息を呑む。

「イオちゃん……っ」

グッと背中まで手を伸ばし、ひと思いにブラジャーのホックを外す。
ブラジャーを剥ぎ取ると、ばゆんと大きく双丘が弾み、固くなった桃色がツンと頂点を向いた。
平均程度の身長と、それには似つかわしくないあまりにも大きな胸。
濡れた下着に包まれていたせいで全体的にしっとりとしており、手を伸ばして触れればまるで吸いついてくるかのような錯覚を起こす。

「はっ、ん……!」

固くなっている頂点をこねると、一際高い声で反応を見せる。
その声をもっと聞きたくて、もう片方の頂点に唇を寄せる。

「……かりっ」

「んくぅぅうっ!?」

少し歯を立てて噛めば、さらに高い声。
とろけたように口が半開きになり、その端からよだれが垂れている。

「ううう……! も、モミジちゃんも脱いでください!」

ホックを外されると、そのままブラジャーが腕から抜かれる。
ピンと立ち上がった先端はイオのものに劣らない程固く充血しており、一目見れば興奮していることがわかる。
肌を寄せ合えば互いの乳房が柔らかく形を変え、こりこりと乳首が弾きあう。
それでも顔を近づけ、再び唾液を交換する。

「はぶ、んっ、ひゃっ、あっ、ぁあっ!」

「ぢゅぷ、れろお、んくっ、あ、んんんっ!」

二人の矯正がシンクロし、部屋の中に響き渡る。
モミジの舌がイオの舌裏をなぞり、そのぞくりとした快感にイオが背中を反らせる。そしてイオの乳首とモミジの乳首が勢いよく弾かれ、それが最後の引き金となった。

「ふあっ、ひゃっ、あっ、あああああああああっ!」

「ああっ、わ、ひやああああ……っ!」

びく、びく、と数度震え、抱き合っていた腕からゆっくりと力を抜く。

「ふあああああ~……」

「は、はっ……」

二人ともトロンとした顔で互いを見つめ、未だ熱に浮かされている様子だ。
それでもゆっくりと意識がはっきりとし始め、モミジとイオは自分の格好に視線を落とす。

「これ、いらない……」

「ん……」

濡れたズボンとスカート、それぞれ種類は違えど下半身を包んでいた洋服を脱ぎさり、そしてそのまま下着も下ろしていく。

「あは、イオちゃん濡れてる」

雨ではない液体で濡れたそこを見つめ、ペロリと舌なめずり。
横になったイオの顔の上に跨り、その大きな胸をお腹の上に滑らせながら秘所へと顔を近づける。

「モミジちゃんも濡れてますよ」

眼前に潤んだ秘所を晒されたイオも顔を近づけていく。
そして同時にそこへと口づけた。

「んっ!」

「ああっ!」

ぐじゅっと液体をかき分ける音と共に、舌が暖かな液体に馴染んでいく。
下半身に感じるびりびりとした快感と共に、互いのお腹に柔らかい双丘の感覚が伝わってくる。ぷるぷると震えるそれの中心にはしっかりとした固さがあり、その感触も快感のブーストとなる。

「はぶっ、ぶじゅ、れろ、あっ、んくぅっ!」

「あっ、ああっ! れろおっ、ちゅ、ぢゅううっ」

気持ちよくしてくれた分だけ気持ちよくなってほしい。その思いだけが二人の行動を支配する。
一度軽く達した二人の限界は近かった。
互いが互いを高めあい、きゅんきゅんとお腹の奥底が反応する。

「ひっ、はっ、ああっ! ぢゅう、れろ、ちゅぶぶっ! もう、もうわたし……!」

「やあ、あっ、んんんっ! ぐぷっ、ちゅうう、れろぉ……! わたしも、いき、ます……! あああっ!」

きゅうううっと二人の膣内が大きくうねる。
そして。

「ひぐっ、あ、ひゃああああああああああああっ!!!」

「やっ、あんっ! ふああああああああああああああっ!!!」

腰が跳ねる。視界がチカチカと明滅する。体が言うことを聞かない。
何分か、あるいは何秒かその感覚に体を支配させ、気づいた時には、互いの手を握っていた。

「すごかった……です……」

「うん……」

濡れた服は放り投げられ、ベッドのシーツにも湿気が移っている。
その惨状を目にして、二人はくすりと笑った。

モミジ「お部屋のシャワー使って汗流そっか。もう自由時間ってことになってるから、ゆっくり着替えたあとで観光に行こう?」


イオ「はい。せっかくなので一緒に入りませんか?」


モミジ「うん、いいよ。私も誘おうと思ってたところ」


イオ「では着替えを用意しますね」


モミジ「分かった。濡れた服はこっちの袋に入れておくから、あとでコインランドリーかなんかで洗おうね」


イオ「はい!」


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


ヴィーネ「久しぶりに来たわ、ここのスタジアム」


茜「私達の本拠地じゃないですからね~」


ヴィーネ「さ、ここの魔力に慣れるためにもちょっと体動かしておきましょうか。サリアもそれでいいわね?」


茜「サリアならさっきお手洗いを見つけてそこに……あっ!!」


ヴィーネ「普段こないスタジアムのお手洗いなんかいったら迷うに決まってるわ! 探さないと!」


茜「そこのお手洗いに入ったよ~。見失ってないはずだけど~……」


ヴィーネ「ひとまず入ってみましょう。居ればそれで良しよ」チラッ


しーん……


ヴィーネ「いない!」


茜「なんで~!? テレポート魔法みたいにいなくなるのやめてよ~!」


ーーーーー

ーーー

クロエ「スコールはもう降らないかしら……」キョロキョロ


ステラ「もうここまで来てしまいましたし、雨の心配はしなくていいのではないでしょうか」


クロエ「それもそうね……」


ヒカリ「ここが悪魔のいるって噂の洞窟か……」


ノワール「悪魔って聞いて来たけど、どうなんだろう。ホントなのかな」


イリス「それを確かめに来たんですよ。さあ、入りましょう!」


ローラ「きゅーちゃん、明かりをお願い!」キンッ


きゅーちゃん「こんっ! ぶおおおっ!」ゴオオッ


ゼレス「では私も神聖魔法の明かりで照らしますね」ピカ−ッ


サリア「む!? ま、眩しい!」


ゼレス「さ、サリア選手!? なんでここに……!」


サリア「明日の試合に備えて前日入りだ。スタジアムの前まではヴィーネさんや茜さんといたのだが……」


ステラ「ここだいぶスタジアムと離れてますけど……」


ゼレス「ママには連絡しておきます。ここで迷子になられても困りますし、とりあえず私達と一緒に行動しませんか?」


サリア「そうだな……。ここからスタジアムへの戻り方も分からないし、素直に付いていこう」


クロエ「思わぬゲストね……。さあ、そうと決まれば出発よ! 行きましょう!」


コンマ↓
偶数 何もない
奇数 悪魔に関係するものを発見(改めて発見したものを安価で募集します)

やっぱ巨乳っ娘同士の百合でおっぱいや乳首をくっ付け合うのは至高

ゼーレvsヴィーネは完全に自動戦闘なのかな

魔王のように頂クラス魔法を連発する相手にトッププロが勝利して人類奮い立たせるルートがあっても良い気がする

というか競技のルールに則って戦うならヴィーネ側に分がありそう

てくてく……


イリス「どうです? 何か感じますか?」


ノワール「うーん……特には感じないよ」


クロエ「そうね、強い魔力も感じないわ」


ヒカリ「悪魔のいる洞窟っていうのはただの噂だったのかなあ」


ローラ「あ、くま」


ステラ「え?」


ローラ「シャドウベアだよ。夜行性の熊さん」


シャドウベア「ぐるる……」


ローラ「ごめんね、ここはあなたの巣だったんだね」ナデナデ

ローラ「シャドウベアは温厚で、涼しい陰を好むの。だから昼間はこういう洞窟とかでジッとしてることが多いんだ」


クロエ「そうだったの。お昼寝の邪魔しちゃ悪いし、出ましょうか」


ローラ「うん。ばいばい、シャドウベアさん」バイバイ


シャドウベア「ぐるっ」バイバイ


ゼレス「おっと、じゃあこの魔法も消して帰った方がいいですね。明かりは必要最低限でいいでしょう」フッ


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


クロエ「というわけでサリアさんをお連れしたわ」


ヴィーネ「ありがとう、ほんとに助かったわ」


茜「目を離したの一瞬なのに、洞窟まで行ってたなんてね~」


サリア「す、すみません」


ゼレス「ヴィーネさん、アートルムさんは強いですよ」


ヴィーネ「うん、分かってる」


ゼレス「……頑張ってください。応援してますから」


ヴィーネ「……うん! ゼレスちゃんに応援されたら百人力よ!」


現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
二日目夜の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

翌日のゼーレVSヴィーネが楽しみすぎてホテルの部屋でマホリオ談義に興じる楓チーム&ウィン
夜のテンションからか途中から恋愛トークにも発展し色々赤裸々に話すが、楓が少し席を外した辺りで『恋人にベッドで勝てない者達同士』として三人の作戦会議が行われた模様

アウローラの名を体現するかの如く、雲一つない夜空に綺麗なオーロラが発生(自然発生する魔翌力結界に伴って生じるらしい)

試合を前に不安そうなリーケを勇気付けるアイリスとゼーレ。その後は恋人らしくイチャつく。このレスがゾロ目ならけしからん事もする

同時に二つ取ってるみたくなった、ごめん(3人が夜景を眺めながら、という感じで取りたかった)

安価下

>>275
大丈夫ですよー
274で書かせていただきます!

姉の部屋に行くので一緒に来る?というラクリマの誘いを断り、一人の時間ができたのを良いことに昼間のラクリマの濡れ透け姿を思い出しながら自慰に耽るノルン
達する直前でラクリマが帰ってきてしまい悶々としたまま眠ることが出来ず、すやすや眠っているラクリマを抱きしめながら自慰を続行。なお声が大きくて途中でバレる

城の地下で肝試しをする事になる1年生

>>274
ゾロ目じゃないけどけしからんコンマ

せっかくの三人部屋なので、恋バナ(惚気含む)や今後のマホリオのこと、入学してから今までの思い出話などに花を咲かせるティアチームの三人
これがリリウムの学生として過ごす最後の夏だということに皆なんとなく気付き、しんみりした空気になる

何故とは言わないけど、今日は更新なさそう(未来予知)

アウローラ城ーー


レティス【今日は地下をご案内します】


カーム「地下?」


シエラ「地下というと……あまり人が立ち入らない場所ですが」


レティス【肝試しをします】


ポメロロナ「肝試し!?」


ポメ「楽しそう!」


ロロナ「こ、怖い……!」


やよい「大丈夫! みんなで行けば怖くないよ!」


レティス【では行きましょう】


ガコオオオオン……


シエラ「久しぶりに入ったわ……」


ポメ「くらーい……」


カーム「少し冷えますね……」ブルルッ


やよい「体が震えるのって、幽霊が体を通り抜けた感覚って言うよね」


カーム「や、やよい! 怖いこと言わないで!」


カツーン…… カツーン……


ロロナ「だ、誰か来るよ……!?」


シエラ「も、もう夜なのに!? か、隠れましょう!」サッ


カツーン…… カツーン……


ピカーーーッ!


一年生「!?」ビクッ!


コック「おっと、こんなところに人がいたんですか」


レティス「コック……」ホッ


コック「明日の仕込みの材料を取りに来たんですよ。朝ごはん楽しみにしててくださいね」


シエラ「肝試しはこんなところでいいかしら……。これ以上先に行っても何もなかったはずだしね」


レティス「……」コクコク

アウローラ城、ロビーーー


やよい「ふあー、びっくりした!」


ロロナ「急に光るんだもん、怖かった……」


メイド「おや、お嬢様。地下室探検をしてたんですか?」


レティス「……ん、コックに会った」


メイド「……? 地下はただの倉庫ですよ。厨房も食料庫も一階にあります」


シエラ「……え」


えええええええええええっ!?


レティス「うわーん! びええええ」


シエラ「あわわ、よ、よしよし。怖くないですよー」


やよい「お、おおおおばおばおば……!」


カーム「ほ、本物……!?」


ロロナ「うーん……」コテッ


ポメ「ロロナが気絶したー!」


コック「……」ピース


メイド(ナイスよ、コック)グッ


ーーーーー

ーーー

ホテル、展望台ーー


リーケ「……」ムギュ…


トワ「……」モフモフ


ゼーレ「リーケ、怖い?」ナデナデ


リーケ「……うん」


アイリス「そっか、怖いかー」ヨシヨシ


ゼーレ「試合の動画を見せてもらったけど、確かにすごく強い人達みたい」


リーケ「あれに勝てる訳ないよ……。だって私弱いし、戦いなんてできない……」


きらっ きらきらっ


アイリス「おー、オーロラだ」


ゼーレ「リーケ、見て、オーロラだよ」


リーケ「……きれい」


ゼーレ「勝つのが目的じゃないよ。私達の力を知ってもらうための戦いなんだから」ナデナデ


アイリス「やれるだけやって、それを見てどう思うかはみんなに任せちゃおう」ヨシヨシ


リーケ「……うん」


アイリス「ああもう不安がるリーケも可愛いなあ! んっ!」チュッ


リーケ「ひゃ……!」チュッ


ゼーレ「あ、ずるい! んー!」チュッチュッ


リーケ「んっ、ふ……!」チュッチュ


ちゅっちゅっ


ーーーーー

ーーー

楓チームの部屋ーー


こんこんっ


ウィン「やっほ、来たよー」


嵐「師匠!」


ウィン「さて、早速試合の動画見よっか。いやー、いい試合が多すぎて見るの迷っちゃうな~」


晶「あ、じゃあこれで!」


楓「これヴィーネさん以外の二人がやられちゃったのに大逆転勝利するやつだよね! 見よう見よう!」


ウィン「ヴィーネさんチームの前のランク一位だからねー。さすがに強かったんじゃないかなー」


嵐「まずサリアさんが叫んで、それに応じて茜さんが動く」


晶「茜さんの接近戦に対して、相手は二人のコンビネーションで応戦。範囲魔法に次ぐ範囲魔法で、最後は茜さんが捕まっちゃう」


ウィン「ヴィーネさんも魔法で応戦するけど、相手の魔法が堅いんだよねー」


楓「あの魔法を防ぐって、とんでもない堅さだよね……」


嵐「そしてサリアさんが見当違いの方向に魔法を撃って、そこに相手の最強の合体魔法が!」


晶「ヴィーネさん……!」


ウィン「サリアさんが魔力の余波でリタイア、絶体絶命……!」


楓「でも! ここでルー!」


嵐「相手の魔法を打ち砕いて勝利!! 何回見てもすごいよなー、これ」


ウィン「茜さんが接近戦をしてる時に、相手の魔力の流れをわずかに狂わせてるんだよねー」


晶「んで、サリアさんの飛ばした魔法は、相手の合体魔法に一番効果的なダメージを与える場所に先撃ちしてるんだよな」


嵐「負けたと思った次の瞬間に勝ってる。ほんとすごいよ……」

楓「ところでウィンさん、ナナさんとはどうです?」


ウィン「毎日連絡とってるよ~。ナナもメディカルチーム入りのために毎日お勉強してるって~」


嵐「わあ、素敵ですねえ」


ウィン「そっちこそどう? 三人でお付き合いしてるんだよね~?」


楓「えへへ、仲良しですよー」


嵐「改まって言うと恥ずかしいけど……」


晶「お~、あちあちだ~」


楓「うー、なんかハズいー。顔熱いなー///」テレテレ

楓「ちょっと飲み物買ってくる! 三人で話してて!」


ばたんっ


嵐「行っちゃった」


ウィン「いやー、初々しいね~」


晶「……な、なあ、こんなこと聞くの恥ずかしいんだけど……。その、え、えっちする時ってどうやって攻めたらいいんですか……?」


ウィン「うぇっ!?」


嵐「た、確かに聞きたいです……!」


ウィン「う、そ、その~……実はボクもナナには勝てなくて~……」モジモジ


晶「そ、そうだったんですか……」


ウィン「なんかもう最近は諦めてるよ~。ナナが幸せそうだからいっか~って」


嵐「それもそうですね。楓が幸せならまあ……」


ガチャッ


楓「ただいまー! 自販機で色々買ってきたよー」

楓「ほれ、飲みながらマホリオ談義と洒落こみましょう!」


ーーーーー

ーーー

ティアチームの部屋ーー


ごおおおおおお……


アルシェ「んー……」


ナミネ「あら、ティアさんに髪梳かしてもらってるんですか。いいですね」


アルシェ「ん、ティアの手、きもちいい」


ナミネ「ふふ、ちょうど二年前の夏祭りでしたね、お二人が付き合い始めたのは」


ティア「そう、ですね」


ナミネ「それからずっと仲良しで……」


アルシェ「ナミネとリリィも仲良し」


ナミネ「ふふっ、ありがとうございます」


ティア「最初は私の食べ残しを食べてもらっただけで、まさかこんなに大切な人になるなんて思ってませんでした」


アルシェ「アルシェも。あの頃は友達とかもよくわからなかった」


ナミネ「それに、一昨年には学内マホリオ大会で優勝できるとも思ってませんでした」


ティア「優勝して夏休みに入れたのは嬉しかったです」


アルシェ「学外対抗戦もあるし、魔王との戦いもある。安心してられない」


ナミネ「そのとおりです。これからも研鑽を積みましょう!」


ティア「……今年で卒業なんですよね」


アルシェ「……ん」

ナミネ「私、この学校に来てよかったです。皆さんと友達になれたし、ティアさんアルシェさんとチームを組めました」


ティア「ナミネさん……」


アルシェ「しんみりするのはまだ早い。卒業式まで取っておこう」


ナミネ「そうですね。すみません……」


こんこんっ


ナミネ「? はーい」ガチャッ


ラクリマ「やっほー、来ちゃった」


ティア「ラクリマ!」


ラクリマ「寝る前にお話ししようと思って。迷惑だったかな」


アルシェ「んーん。……ノルンは?」


ラクリマ「ノルンさんにも声かけたけど、お邪魔するわけにはいかないって断られちゃった」


ティア「そうでしたか。どうぞ座ってください」


ラクリマ「わーい♪」ボフッ


ナミネ「ラクリマさんはアウローラ楽しんでますか?」


ラクリマ「うん♪ 食べ物も美味しいし、見るものも多いし、全然飽きないよ!」


ティア「……ラクリマ、学生生活ちゃんと楽しんでくださいね」


ラクリマ「……? うんっ!」


ーーーーー

ーーー

アルシェとノルンの部屋ーー


ノルン「はあっ、あ……っ!」クチュクチュ

ノルン(ラクリマさんっ、ラクリマさん……! あんな、あんなえっちな下着つけて……!)ハアハア

ノルン「んっ……! イく、イ……っ!」


ガチャッ


ラクリマ「ただいまー」


ノルン「!!」バババッ


ラクリマ「あ、起きてたんだ。もう夜遅いよー?」


ノルン「あ、ほ、ほんとだ~」


ラクリマ「ほらほら、明日も早いんだし早く寝よう!」


ノルン「は~い」


ーーーーー

ーーー




ラクリマ「すやすや……」


ノルン「……」

ノルン(眠れないっ!!)クワッ


ラクリマ「んー……」コロン


ノルン「……」ゴクリ


もぞもぞ


ノルン(すんすん……はあ、いい匂い……)モゾッ

ノルン「ラクリマさん……」カクカク

ノルン(あ、さっき直前までシてたから……もう……)

ノルン「ああっ、イくっ、イく……っ!」


ラクリマ「…………」


がしっ!


ノルン「!?」ビクッ


ラクリマ「ノルンさーん……」ジトー


ノルン「お、起きて……!?」


ラクリマ「あれだけ耳元で大きい声出されたら起きるよー」


ノルン「なっ……!///」カアアッ


ラクリマ「旅行に来てまでオナニーだなんて、ノルンさんはえっちだなあ……」スッ

くちゅっ


ノルン「ひうっ!」ビクッ


ラクリマ「あは、とろとろだ」クチュクチュ


ノルン「ま、って……! だめぇ……!」


ラクリマ「もうイキそうなの?」


ノルン「……っ」コクコクッ


ラクリマ「ふーん……」

ラクリマ「えいっ」


こちゅこちゅこちゅっ!


ノルン「ふあっ! ひあっ、ああああああああああっ!!」ビクビクッ!


ラクリマ「おおー……」


ノルン「はあっ、はあっ……ばかあ~……」


ラクリマ「私がいる横でオナニーしてるノルンさんが悪い。すぐイっちゃうくらい自分でほぐしてたんだもんね?」


ノルン「うぅ~……!」


ラクリマ「かわいいなあ、もう」チュッ

ラクリマ「ほら、今度こそ寝よ? ほんとに明日に支障出ちゃうよ」


ノルン「うん……。ねえ、一緒に寝てもいい~?」


ラクリマ「うん、いいよ。よいしょ」バサッ


ノルン「えへへ、あったかい……。おやすみなさい……」


ラクリマ「おやすみー……」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
三日目朝の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

作戦会議をするヴィーネチーム(ゼーレの魔法については御桜経由で茜が聞いていた模様)

演劇に使えるかもというレティスの思いつきでアウローラの伝統衣装を何着か貰う事になったカーム。1年生や演劇部を巻き込んでちょっとしたファッションショーが始まる

暑いからとポメが素っ裸で寝ていた

……の割にはやよいを抱き枕にしていて暑いのかそうじゃないのかはっきりしないが、とりあえずやよいはフリーズ

朝食にて一種の催し物として各自に1つずつアウローラ固有の果実が配られる
この果実は皮を向くと普通は実が1つ入っているがたまに2つに分けられる実が入っており、自分と恋人で2つを分け合って食べることで末永く続くカップルになるという伝承があった
それぞれのテーブルから結果に一喜一憂する声が上がる中、クロエが開けたところなんと極稀にしか存在しない3つに分けられる実が入っており、周囲の注目や歓声を浴びながらもヒカリ・ローラと食べさせ合う

なおこの伝承、発端はかつてゼーレがアウローラを訪れた時にゼーレが同じく3つの実を引き当てたことで生まれたらしい(実を引き当てたという事実だけで、ゼーレ達自身のことは記録に残されていない)

アウローラでゼーレが戦うことを察知したスキアが偵察を出す
アウローラが植物に溢れていることとウィンの魔翌力を感知したことから花さんが立候補して向かった模様

ヴィーネが勝つ展開も見てみたいけど現状判明してる魔法を組み合わせるだけでも十分チートなゼーレに勝てる見込みなさそうだな・・・

アウローラ城ーー


やよい「んー……」モゾモゾ

やよい(また抱きつかれてる感覚……さてはポメちゃん……)


ポメ「くうくう……」スッポンポン


やよい「ポメちゃん!?」


ポメ「わっ、なになに!?」ビクッ


やよい「な、なん、なん、は、裸……!?」


ポメ「あ~、あっつくて脱いじゃったのかも」


やよい「ななな……!///」プシュー


ポメ「あれ、固まっちゃった。今のうちに着替えちゃおーっと」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


「本日はちょっとした催し物ということで、ラブの実と呼ばれるものをご用意しました」


ヒカリ「ラブの実?」


「机の上に、一人一つずつフルーツが置いてあると思います。そのフルーツがラブの実です。ラブの実は通常果実が一つなのですが、中には果実が二つ入っているものもあるのです。そしてその実を食べた二人は末永く幸せでいられるんですよ」


楓「おおー」


「では朝食後のフルーツにどうぞ召し上がりください」


いただきまーす!


ティア「あ、二つ……!」


アルシェ「ティア……!」


二つ入ってた! こっちは一つです……


クロエ「よっ」ムキムキ

クロエ「……三つ?」


「み、三つですか!? 三つというのもごくまれにあると聞きますが、見るのは私も初めてです……」


クロエ「ちょうどいいわね、ローラ、ヒカリ。あーんして」


ローラ「あー」


ヒカリ「あー……」


ぱくっ!


ローラヒカリ「はい、クロエ(ちゃん)も」


クロエ「あむっ」パクッ


「もしや三人は……」


クロエ「ん、そうよ。美味しいわねこれ」モグモグ

「でしたら朗報です。かつて三人で三つの実を分けたカップルがいたそうですが、その三人はとても仲睦まじく過ごしたという実際の記録があるんですよ」


おおー!


楓「やるじゃんクロエ!」


クロエ「そ、そうだったの。気にしないで食べちゃったわ」


ヒカリ「仲睦まじくか……嬉しいな」


ローラ「えへへ……」


ナミネ「素敵ですねえ」


ゼレス「私達も二つありましたけどね」フンス


ゼーレ(私達の記録残ってるのね……)


アイリス(うはー、ちょっと恥ずかしいなー)


ーーーーー

ーーー

アウローラ城ーー


やよい「あ、先輩! こっちです!」


ラクリマ「うおー、ほんとにお城だー!」


ノルン「レティスさんお姫様だったんだね~」


レティス「……」コクリ


シエラ「レティスお嬢様が演劇部で使えそうな洋服を用意したわ。せっかくだし着てみてちょうだい」


カーム「ええ!」


ドレッシングルームーー


ポメ「ひろーい!」キャッキャッ


レティス「……これ」


ラクリマ「おお、ヒラヒラ」


シエラ「ダンスの時によく着られる衣装です。大きく動いて盛り上げるために、装飾がふわふわヒラヒラしてるんです」


ノルン「へえ~」


ポメ「これはー?」


やよい「わ、それなに?」


シエラ「昔、文明もないころの洋服です。近くの木から取ったツタや葉で体を覆ってたみたいです」


ラクリマ「よーし、お着替えタイムだー♪」


ーーーーー

ーーー

スタジアム控室ーー


茜「じゃあまず、妹から聞いた話をー」


ヴィーネ「ええ、お願いするわ」


茜「ゼーレさん、アイリスさん、リーケさんの三人チームで、主力……というより戦力という戦力はゼーレさんだけみたいです」


サリア「一人だけ?」


茜「アイリスさんは魅了魔法の使い手で、いさかいを収めるところは見たことがあるけど、戦ってるところは見たことがないそうですー」

茜「リーケさんは魔獣使いで、魔獣を呼び寄せて、その魔獣を強化できるそうです。ただ、マホリオスタジアム外から魔獣が入ることはできないし、召喚石も無限に持ち込める訳ではないですからねー」


ヴィーネ「なるほど……。で、ゼーレさんの強さは……まあ、伝説になってるくらいだしすごいんでしょうね」


茜「なんでもできるそうですよー。アーカイブって魔法で、現存する魔法を好きなように使えるみたいですー」


サリア「……おそらくは闇魔法と神聖魔法は使いこなせないはず。その二つは他の魔法とはそもそも立ち位置が違うから……」


ヴィーネ「そうね。魔界の力や天界の力とされている魔法だから、魔力だけで再現するのは不可能なはず。とすると……」


茜「ヴィーネさんの神聖魔法の“退ける力”が重要になってきそうですねー」

ヴィーネ「そうね。あとは茜の運動能力が鍵になりそう」


サリア「ですね。魔法が強くても、身体能力が高いとは限りませんから」


茜「どこまで通じるかなー」


ヴィーネ「伝説に頼らなくても、人類もやれるんだってところをみんなに見せてやりましょう!」


茜「おー!」


サリア「はい!」


ーーーーー

ーーー

魔界ーー


スキア「お姉ちゃんと人類代表の戦いか……どうせお姉ちゃんが勝つけど、人類の力の把握にはちょうどいいかな」

スキア「誰かー、偵察ー」


花「なら私が。あの地には植物が多く、私の見た目は擬態にうってつけかと」

花(それにこの魔力……あの地にはあいつも……)


スキア「おっけー。魔界顕現【ラグナロク】」ズオッ

スキア「じゃ、報告よろしくね。行ってらっしゃーい」


花「はっ!」シュッ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・楽しく遊ぶ

安価↓~↓5自由行動安価
三日目昼の行動を指定してください

初日  昼、夜
二日目 朝、昼、夜
三日目 朝、昼

の7回の行動となります
三日目昼の行動終了後、ゼーレチーム対ヴィーネチームの試合になります

また、魔界の花にも名前を付けようかと思います
↓~↓5で、最もコンマの大きいものを採用します
思いつかない場合は名前はレスに書かなくても大丈夫です

分身体で神聖魔法撃ってなかったっけ?基本魔法は撃てるけど派生系は不可能みたいな制約?
それとアートルム神社に闇属性の魔翌力も漂ってたって言ってたからそっちも使えるのかと思ってた。単にヴィーネ側が勘違いしてるだけよーって話だったらスマソ

安価は

オナバレで吹っ切れたのか、ノルンがラクリマに対して照れながらも少し積極的に。ハグしたり恋人つなぎしたり

花の名前は「アンモビウム」

花の魔力を察知したウィン、花が人気の無い場所にいるのを確認した上で戦いに行く
戦いの最中で花の伸ばした触手に絡み付かれ、ウィンの魔力に興味を持った花から身体接触を通して魔力を吸われたりしかけるもどうにか逃れて互角の戦いを繰り広げる
その際に互いに『花』と呼ぶ・呼ばれるのが不便という利害の一致から花の名前が判明する

なお身体接触云々の辺りは百合イベが基本純愛で無理やり系が無かったので本番無しで入れてみましたが、これ花の人格が♀でないと成り立たなくなるのでその場合はカットで大丈夫です

あと花の名前案は『クロノリウム』で

試合開始前、売店で飲み物を買うイリノワイオモミ
結構な混み具合のせいで転けそうになるノワールを魔法を使って助けるイリス
頭を撫でながら怪我が無いか心配をするイリスを見て、イオモミにママみたいだと言われ満更でもないイリノワ

生物としての格の違いで流石にウィン一人だと分が悪くなってきた所で時間魔法と悪魔使い、それぞれの理由で花を察知したイリノワ(とイオモミ)が加勢

名前はダイコン

試合前、ゼレスがヴィーネにエールを送る(抱きついてほっぺにキスまでする。ゼレスなりの最大限の応援らしい)

地味にウィンの過去……というか幼少期が気になるんよな
厳しい英才教育受けてたとかじゃなさそうだし、魔法の才能とかマホリオモードっていつ頃から発現してたんだろ

リクエスト順的にこのスレ終わりの小ネタで見れるんじゃなかろうか

最強決戦楽しみだな

アウローラ城ーー


ラクリマ「あー楽しかった! ご厚意でアウローラの服もいくつか貰っちゃったし、活用しないとねー」


ノルン「……っ」ギュッ!


ラクリマ「おっ? ノルンさんどうしたの」


ノルン「ら、ラクリマさんは可愛いんだから、あんなにヒラヒラした服着たらだめだよ……! みんなラクリマさんのこと好きになっちゃう……!」


ラクリマ「!」キューン


ノルン「手、繋いで行こう」ギュッ

ノルン「ラクリマさんはノルンのだって証明しないと……!」


ラクリマ「ちょっと大胆になったね、ノルンさん。へへ、ノルンさんから手を握ってくれるなんて嬉しいな……」


ーーーーー

ーーー

アウローラ市街地ーー


ウィン「……っ」ゾクッ

ウィン(この感覚……まさかあの花が来てる……?)

ウィン(街の外れ……森の中かな……)キイイ…


ーーーーー

ーーー




森の中ーー


アンモビウム「……来たか」


ウィン「やっぱり、花いた」


アンモビウム「今回の私の任務は人類と魔王様の姉君の戦いの報告だけだ。騒ぎは起こしたくない」


ウィン「そっちがそうでも、悪魔が来てただで帰す訳にはいかないんだ。魔弾【シュート】」ゴオッ!


シュッ!


アンモビウム「そうか」パッ


ウィン「それに、花が次来た時は本気で倒すって言ったよね。神弾【ネオ】」カッ!


アンモビウム「ああ、だがこんな時期に来ることになるとは私も予想していなかった」パッ

アンモビウム「なので、こうさせてもらう」ズッ…!


ずるうっ!


ウィン「!!」ギチッ!

ウィン(植物も操れるのか……)


アンモビウム「おとなしくしててくれればいいんだ。さてと……」ギュワッ


ウィン「ひゃっ!?///」ビクンッ


アンモビウム「貴様の魔力を多少頂こう。そうすれば反撃のしようもないだろうからな」


ウィン「やめっ……! く……魔弾【シュート】!」


ブチブチブチッ!


ウィン「はあっ、はあっ……。変なことするなあ、もう……」


アンモビウム「ほう、あの状態から逃げるとは」

アンモビウム「だが……この森林の中では、環境全てが私の味方だ」ズオッ


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…


アンモビウム「!」


ウィン「神弾【ネオ】」カッ!


ドオオオオオオオッ!


アンモビウム「危ない危ない……」


ウィン(時間の流れを操って、即座に木の根を成長させて防いだ……)


アンモビウム「フッ!」ズオッ!


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…


アンモビウム「無駄だ!」


ずるるるっ!


ウィン(多い……!)

ウィン「時神魔法【クロノス】!!」ガオッ!!


ズオオオオオオオオッ!


アンモビウム「環境破壊は感心しないな」


ウィン「よく言うよ。人間界全部を魔界に変えようとしてる癖に……」ハアハア

ウィン(魔力を吸われたせいで、クロックの連発とクロノスでもうほとんど魔力が残ってない……)ハアハア


アンモビウム「どうした、息が上がっているぞ」ズオッ


ウィン「く……っ!」

しゅるしゅるしゅる!


ウィン「……!」ギチッ


アンモビウム「そうそう、私の名前は「花」ではなく「アンモビウム」だ。覚えておくといい」


むにゅんっ


ウィン「ど、どこ触って……!」


アンモビウム「魔力を吸うには精神がぶれてる方がやりやすいからな。少しばかりイタズラさせてもらうよ」


しゅるしゅるしゅる……


ウィン「くすぐった……ひゃあっ!///」


アンモビウム「ふむ、やはりいい魔力を持っているな」


ザッ! ぶちぶちぶちっ!


アンモビウム「……!」


ノワール「大丈夫ですか、ウィン先輩」


イリス「助けに来ました!」


ウィン「あ、ありがと……」ハアハア


アンモビウム「ふむ……せっかくだ、他の魔法使いの魔力も頂こう」ズオッ


イリス「時止魔法【ストップ】」カチッ

イリス「ウィンさん達を動かして……」ヨイショ

イリス「解除」カチッ


すかっ!


アンモビウム「なに!?」

アンモビウム「……まさか時に干渉する魔法使いが二人もいるとはな」


ノワール「悪魔送還【パラダイスロスト】!」グワッ!


アンモビウム「!」バッ

アンモビウム「魔界との扉を開ける魔法使い……!」

アンモビウム(時を止めた上で魔界への扉に叩き込まれるとマズイな。魔王様に報告することもないまま帰還するのは避けたい)

アンモビウム「三人の魔法使いよ、私は逃げる」


ノワール「させないよ。ほっといたら暴れまわる気でしょ」


アンモビウム「それはない。突然の襲撃など絶望の大きさはたかが知れている。困惑や動乱ばかりで美味くもない絶望を撒き散らすだけだからな」


イリス「なんにせよ私達は止めますよ」


アンモビウム「ふん」ギュワッ


パッ


イリス「……消えた?」


ウィン「あ、あいつは……時間を操れる……。逃げられたんなら追うのは厳しい……かも~……」


ノワール「そうですね……気配を探ってもそれらしいのがないし……」


ウィン「逃げられたのは仕方ないよ~……アイツの言ってたことが本当なら、今回は暴れるのが目的じゃないらしいし~……」


イリス「てはウィン先輩も疲れてるみたいですし、街に戻りましょう。あの花が暴れないことを祈るのみです」


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


わいわい がやがや


クロエ「す、すごい人ね……!」


ローラ「はぐれないようにしないと……」


ノワール「飲み物買ってくるね」


イリス「あ、私も行きます」


ーーーーー

ーーー




イオ「よいしょ」


モミジ「気をつけて持ってね。中にジュースも入ってるから、人にぶつからないようにしないと」


イオ「はいっ」


ノワール「あ、イオさん達も飲み物買いに来たの?」


モミジ「うん。少し小腹も空いたから、甘いものとセットでいろいろね」


イリス「ノワールさん、そんなところで急にとまったら危ないですよ」


ノワール「あっ、そうだね。避けないと……」


ドンッ


「あ、ごめ」


イリス「時止魔法【ストップ】」

イリス「よいしょ」カチッ


「んなさい! ぶつかっちゃった!」


ノワール「え、あ、ああ、大丈夫です。転んだりしてませんし……そっちこそ怪我とかしてませんか?」


「大丈夫! ごめんなさいねー!」タタタッ


ノワール「ごめん、イリスが魔法で助けてくれたんだよね」


イリス「もう、気をつけてください。怪我してませんか?」ナデナデ


ノワール「うん、大丈夫」


イオモミジ「おおー……」

ノワール「? どうかした?」


イオ「いえ、なんだか……」


モミジ「イリスさんがお母さんみたいだなあって思って」


イリス「そ、そうですか……?」


ノワール「イリスがお母さんか……悪くないかも?」


イリス「照れますけど、悪い気分ではないですね」


モミジ「あ、早く買わないと試合始まっちゃうよ」


イリス「そ、そうでした!」ハッ


ーーーーー

ーーー




選手通用口ーー


ヴィーネ「見に来てくれたのね、嬉しいわ!」


ゼレス「そりゃ見ない訳ないでしょう。エキシビションでこんなに盛り上がってるの初めて見ましたよ」


ヴィーネ「ふっふっふ、ならお客さんをガッカリさせる訳にはいかないわね」


ゼレス「……ママ、頑張って」ギュッ


ちゅっ


ヴィーネ「……!!!??!?!??」

ヴィーネ「もう数年単位で挨拶のキスもしなくなったのに……!!!!」


ゼレス「そ、それだけ応援してるんです! 不甲斐ない試合したら許しませんからね!」


ヴィーネ「うん!」


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


わあああああああああああっっ!!!


『さあいよいよ始まります! 今回のエキシビションマッチは協会たっての立案で、とあるチームとの試合が成立したようです! その選手達が、今! 入場しますっ!』


サリア「すごいお客さんの数だ……」


『サリア・マグノリアーーーー!! 未来視から繰り出される魔法は正確無比! 今日も大将としての出場だーーー!』


茜「おーし、頑張るぞー」グッグッ


きゃああああああああああ!


『久遠茜ーーー!!! クールアンドビューティフル! 見た目からは想像もつかない超肉弾戦! 歓声の盛り上がりも一際大きいぞーーー!!』


ヴィーネ「うおおおー! いっくぞおおお!」


『ヴィーネ・ケルキオーーーーン!! 来たぞ我らがリーダー! 攻防援魔全て揃った超一流のお出ましだーーーー!!』

『ここからは噂のチームの紹介となります! 数千年前に魔王と痛み分けをし、現世に蘇った伝説のトリオとのことです!』


わあああああああああああっっ!!


リーケ「ひ、ひいいい……!」


『リーケ・エターニアーーーー!! リーケ財閥は彼女の動物愛に感化された人物が作り上げたそうです! すなわち、彼女の使用魔法は魔獣に関連するものということです!!』


アイリス「大丈夫だよ、リーケ。私達に集中して。観客はこの際気にしなくていいよ」


きゃああああああああああ!!


『アイリス・スノードローーーーップ!!! イケメンです! 場内が沸いております!!』


ゼーレ「ふう……いきます!」


『ゼーレ・レジェンダリア・アートルムーーーー!!! 伝説の名を冠する、最も有名な魔法使いが現代に蘇ったーーーーー!!!』


審判「ヴィーネチーム、大将はサリア選手。ゼーレチーム、大将はゼーレ選手。確認よろしいですね」

審判「では……試合開始!!」


ゼーレ「魔弾【シュート】、頂点【アルティマ】!」


ヴィーネ「神聖魔法【ホーリー】!」ギュワッ!


ゼーレ「神弾【ネオ】!」バオッ!


ドオオオオオオオオッッ!!


アイリス「うわっ!?」


茜「……」


『な、なんと! ヴィーネ選手と互角の初弾です! この試合どうなってしまうのかー!?』


ヴィーネ「ゼレスちゃんが見てるもの、負けられないわ……!」


ヴィーネチーム↓コンマ 0/200
ゼーレチーム↓↓コンマ 0/200
先にコンマの合計が200に達したチームの勝利

がんばれ

マッマ全力全開

ゼレスブーストやべぇ

分身だけでウィンチームとやり合ってたからゼーレも弱い事はないのだろうけど……

ヴィーネチーム↓コンマ 100/200
ゼーレチーム↓↓コンマ 8/200


ゼーレ「普通の魔法では分が悪いですね。聖弾【ホーリーボール】!」ドオッ!


ヴィーネ(神聖魔法!?)


茜「フッ!」ゴッ!


アイリス「こ、拳で砕いた!?」


サリア「毎日間近で最強の神聖魔法を見てますから。茜さんならそれくらいの魔法なら砕けますよ」


茜「いろいろ使えるみたいだけど、一つの魔法を磨き続けた境地っていうのを舐めないほうがいいよ」スウ…


ヴァッ!


トワ「貴様……ご主人に拳を向けるか!」ギリイッ


リーケ「トワ……」


『おおっと! 狼が尻尾で止めている!』


ヴィーネ(神聖魔法が使えるなら闇魔法も使えるかもしれない……。ほんとに何でもできるんだ、この人……!)

ヴィーネ「神聖・球【ザ・スフィア】!」ゴオッ!


アイリス「てーい! 魔弾【シュート】!」


ぎゅわっ!


アイリス「うわ、逸らされるの!?」


ゼーレ「風斬魔法【かまいたち】、頂点【アルティマ】! 竜巻魔法【トルネード】!」ズバババッ!


『ゼーレチームは防戦一方だ! 現代の最強トリオが伝説を圧倒しているー!』


ヴィーネチーム↓コンマ
ゼーレチーム↓↓コンマ

はい

ゼーレとしては勝つにしろ負けるにしろ実力は示さないといけないよね

よくよく考えたら過去の話以外で苦戦してる描写ないし、ゼーレが弱いというよりはヴィーネが滅茶苦茶強いだけなのかも

ゼーレの力はFateのギルガメッシュのイメージ(全ての宝具を持っているがそれらの真名解放は不可能的な)

どちらにせよ頂点を発動したのに神魔法で止めてる時点で現状が舐めプなのは違いないかな?

余裕で神クラスを連発出来る魔翌力はあるみたいだけど頂クラスもその気になれば素撃ち出来るのかしら?現時点では何らかの手段で魔翌力のリミッターを解除した人間にしか放てないクラスの魔法として扱われているけど

頂魔法は一般人が使っても人を殺しかねない代物だから……(6スレ目>>796

ヴィーネチーム 152/200
ゼーレチーム  24/200


リーケ「トワ、お願い……! 魔獣領域【ビーストガーデン】!」


トワ「ガルルォッ!!」


茜(筋力、魔力の上昇……)

茜「脚深化魔法【ヘビー・レッグ】」フワッ


ギュワッ!


『早っ……!? 私の目には残像と、その場に散った花弁しか見えません! いったい何事だー!』


ヴィーネ(押してる……それは分かる。でも油断はしない。私達はレイラさんと力を合わせてやっと上級悪魔を倒したけど、この人は魔王と互角の力を持ってるんだ)


ゼーレ「こちらからも攻めますよ! 炎神魔法【アグニ】! 氷神魔法【フレズヴェルク】!」ゴオッバキキッ!


『ふ、二つの神魔法を同時に発現! しかもまったく違う属性のものです!!』


クロエ「すごいわね……一人でスフィアさんみたいなことしてるわ」


スフィア(人形態)「魔法の確認の時に見たかもしれないけど、アートルムの実力はあんなものじゃないわよ」


ヴィーネ「聖域【サンクチュアリ】!!」キイッ!


ギャギャギャギャギャッ!!


ゼーレ「!!」


ヴィーネ「まだまだぁ!」

ヴィーネ(あの悪魔とまた戦う時に備えて、ずっと自分を高めて来たんだ。こんな程度じゃやられない!)


ヴィーネチーム↓コンマ
ゼーレチーム↓↓コンマ

あい

はい

うーん低空飛行……

32 vs 152 は流石に決まったか?

32 vs 152 は流石に決まったか?

すまん書き込み失敗したと思ったら書き込めててダブった

ヴィーネチーム 168/200
ゼーレチーム  48/200


アイリス「あなたは戦わないの~?」


サリア「私はやられないことが大事なポジションだからな。下手を打って巻き込まれるわけにはいかない」


アイリス「……もしかして大将が戦うのって危険?」


サリア「そうだな。一つのミスでチームの負けが決まる。それがマホリオだ」


アイリス「あちゃ~……。うちのチームゼーレしか戦えないからなあ……」


サリア「ただそのアートルムも……」チラッ


ゼーレ「双隕石魔法【ツインメテオ】!」ゴオッ!


茜「腕進化魔法【エヴォ・アーム】」ゴッ!


ヴィーネ「巨大聖弾【セイントボール】!」カアッ!


ゴシャッ! ゴシャアッ!


ゼーレ「く……!」


サリア「……あの二人相手では分が悪そうだ」


トワ「ガルルォオッ!」


サリア「防御魔法【シールド】!」ガキイッ!


トワ「グ……オ……!」グググ…!

トワ(完全に死角だったはず! それにこの速さが目で追える人間などそうそういない……! なのになぜ防がれた!?)


サリア「他の未来視使いがどうかは知らないが、見えなくなってからも調整は続けていた。未来視が使えなくなったあの日ならまだしも、今の私は数秒先なら見ることができる」


アイリス(今の攻防、どっちも致命傷にはなってないけど完全にこっちが押されてるよね……。どうしよう……)


ヴィーネチーム↓コンマ
ゼーレチーム↓↓コンマ

おわ?

負け確だけどせめて最後くらいは良いコンマで・・

全部反転コンマにしてもヴィーネチームの勝ちだから完敗だなあ……

この決着をどう描写するのか気になる

ヴィーネチーム 262/200
ゼーレチーム  141/200


ゼーレ「強い……ですね」


ヴィーネ「恐縮です」


ゼーレ「もしこれを凌げるのなら……きっと魔王にも勝てるでしょう」


サリア「! ヴィーネさん!」


ゼーレ「原初にして終末なる魔法【オリジン】」


ゼレス「ママ! 負けるなーーー!!」


ヴィーネ「天聖魔法【アマテラス】!!」


ゴアアアアアアアアアアッッ!!!


茜「サリア! 腕神化魔法【ネオ・アーム】!」ズガガガガッ!


トワ「ご主人! アイリス殿!」バキキキキィッ!


しゅうううううううう……


ヴィーネ「まだ、まだ……!」ガクンッ

ヴィーネ「な……」ブルブル…

ヴィーネ(魔力の放出のしすぎで力が……!)


ゼーレ「ふふっ、動けないんですか、ヴィーネさん」ユラ…


ヴィーネ「う、おおおおお……ッッ!」ギリイッ!


ゼーレ「私もです」ポテッ


ヴィーネ「え……」


ゼーレ「あの魔法を防がれたんなら、もうできることはないですよ……」


茜「……」ザッ


ゼーレ「ふふ、茜さん……でしたね。流れ弾とは言え、あれを防ぎ切るとは大したものです。それにまだ動けるなんて……」

ゼーレ「ああ……降参です」

審判「し、試合終了!! 勝者……!」


茜「……立ってください、ヴィーネさん」グイッ


サリア「肩、貸しますよ」グイッ


ヴィーネ「お、おお……悪いねー」


審判「ヴィーネチーム!!」


わああああああああああああっ!!!


『連発される神級魔法! その魔力から放たれた最大の魔法! その全てを凌ぎきったのはヴィーネチーム!』

『あれだけの魔法、おいそれと出せるものではありません! おそらくは本物のゼーレ・レジェンダリア・アートルムなのでしょう! しかし! しかしっ! 勝ったのは人類です!』


わあああああああああああああっっ!!!


樹「拡声魔法【スピーカー】。あーあー、マイクテストマイクテスト」


ざわざわ……


樹「皆様、はじめまして。私、リリウム魔法学校の校長、樹・ユグドラシル・リリウムです」

樹「まずは全世界の方にお伝えします。こちらの方々は間違いなく、あの伝説の魔法使いです」


ざわっ


樹「神社仏閣の密集地にアートルム神社があるのは知る人ぞ知るところですが、マホリオ協会の会長や密集地の分析官などのご助力により、確かに数千年単位で眠っており、そして現代に復活したと確証が取れました」


おおおおー……!


樹「そして、5ヶ月前の3月31日。魔界からの侵略がありました。あれは過激な新興宗教でも、大規模なイタズラでもなく、本当に魔界から魔王が手を出してきたのです」

樹「この情報もまた、各地に散らばる高名な魔法使いは既に察していました。ですが、それを認めれば無駄に混乱を生むだけだと判断し、今まで情報を伏せていたのです」

ざわざわ……


樹「来年の3月31日、魔王はまた侵攻に来るとメッセージを残しています」

樹「ですが恐れることはありません。皆さんはたった今目撃したはずです」

樹「魔王と同等の力を持つ伝説の魔法使い達と、人類の最強トリオ。そのマホリオの結果どちらが勝利したのか」


ざわざわ……!


樹「我々人類は負けません。全ての魔法使いが協力すれば、魔界からの侵攻など恐れるに足りません!」


王女「はいはーい、アウローラ王女ですよー」


皇女「皇女もいますよー」


王女「私達アウローラ王室は、彼女達アートルムを支援することを決定しました! これからはね、みんなで支え合って魔界からの驚異に備えることにしたんです!」


おおおおー!


皇女「各地のトップ魔法使いも、魔界からのメッセージについて考えることはあったみたい。アートルムがここで戦うってなってから、連絡がひっきりなし! しかもそのほとんどが一緒に戦わせてほしいって連絡なの!」


王女「さあみんな! 最高のマホリオを見せてくれた二組に拍手! そしてみんなで頑張ろー!!」


わあああああああああああああああっっっ!!!!


ーーーーー

ーーー

リリウム魔法学校ーー


パッ


クロエ「っと……。私でテレポートしたのは最後ね」


ゼーレ「では魔法陣を閉じますね」ガリガリ


クロエ「一躍世界一の有名人ね。これから大変よ」


ゼーレ「いえ。私の方こそ勇気づけられてしまいました。まさか今の魔法使いがここまで強いなんて……」

ゼーレ「大丈夫です。人類は魔界に負けたりしません!」


クロエ「ええ、絶対に負けないわ!」


樹「はいはい、みんな旅行お疲れ様。私はスピーチのためだけに行ったけど、みんなは疲れてるでしょう。明日からは二学期が始まるから、しっかり休むこと。いいわね?」


はいっ!!


ーーーーー

ーーー




二学期が始まりました

現在の目標
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

二学期は9月~12月までの4ヶ月です(年末にはお休みになります)
1ヶ月を4週間として行動します
1/16回目の行動です

天界及び神聖魔法についての授業

1年目の悩み解決のような明確な目標がないから何を取れば良いのか分からなくなってきたところある

安価下

現在の目標に書き忘れてました!
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する

この2つも目標となります
また、クロエ達の進路も確定させていきます
基本的には進学か就職かになりますが、本編には直接関わらないと思いますので(どうしても学生生活後の話になってしまうため)、ふんわりと考えてもらう程度で大丈夫です

学外対抗戦に向けて特訓に励む楓チーム、精神面を見直すために晶の実家で修行することに(なお半ば親御さんへの挨拶みたいな形になってしまう模様)

そういえば晶の両親について少し前のスレで『晶や時雨は武道の家系なので両親は婦妻ではなく夫婦の可能性あり』みたいに言われてたけど
・世界観的に男は身体能力、女は魔力に秀でているがたまに身体能力に優れた女性もおり(逆も然り)晶の親がそのパターン
・実は晶の父親の嗜好が、百合の間に入る男を絶対に滅殺するレベルの百合愛好家
みたいなのにするのどうだろ

恋人同士になってからというもの、良くも悪くもラクリマに振り回されてドキドキしっぱなしだったノルン。ここ最近は不眠気味になっていた(ノルン基準)が溜まってた眠気が一気に来たのか1日ぶっ通しで爆睡してしまう

ラクリマ、休日で授業が無く、仕事の予定も入っていなかったので一日中ノルンと添い寝する事に

なお薄着のラクリマに抱き枕にされている状態で目覚めたノルン

ヴィーネの力も借りて神樹を育ててみる神聖ズ
このレスがゾロ目なら神樹が完全復活

ウィンがナナにアウローラ土産を渡したりお互いに恋人成分補給。
その時にウィンの魔翌力が不自然に減少していることや自分ではない身体接触の形跡にナナが気付き、一人で行ったこともあって危うく修羅場になりかける。
アンモビウムのことを話してどうにか誤解は解けるも『魔翌力補充です』『ウィンはそちら方面弱すぎるので特訓です』『というか花にされたこと全部上書きします』と理由を並べ立てられて一日中泣かされる羽目に。

……翌日が試合はおろか練習すら無い休日だったのが唯一の救いだったとか

ノルンとラクリマは学校では部屋がバラバラなはずだけど>>352は採用できるの?

ノルンと同室の子(モブ)がラクリマを見つけて、ノルンが部屋で寝てること教えてごゆっくりー的な流れとかどうよ

>>352>>356のように書こうと思ってます

>>351さんの言うように百合好き父親説もいいのですが、このスレに男性を登場させても良いでしょうか?(ローラは最初父がいるように書いていましたが…)
茜やノワール、時雨や晶など身体能力に優れた女の子も多くいるので、両親とも女性でも書けるのですが、どうでしょうか

最終的には>>1が書きやすいように書くのがいいんじゃないかな

ラブライブのほのパパみたいに、基本無言で個性を極力ださないようにするとか

百合を守る・見守る男だと神バハやグラブルのオーウェンみたいなポジションが浮かんだ
あれもアンを守りつつもアンとグレアの百合空間に介入しないし(特に公式5コマ)

道場師範だろうし、めっちゃ厳格そうな父親が腕組みしながらジッと修行風景を見守っている……と見せかけて実は娘達(将来の義理の娘候補含む)の百合空間を網膜に焼き付けてるとかだと面白い
他の門下生(男)が近付こうとしたら眼力と覇気がマシマシになって無言で追い払うとかも

男を出すことに固執する必要は無いと思うが、敢えて出すなら>>359>>361の合わせ技のイメージ

教室ーー


「かつて魔界と天界は大きな戦いをしており、ちょうどその力が均衡する場所に人間界が生まれたと言われています」

「そしてその後、魔界は人間の負の感情を、天界は人間の正の感情を好むことを自分たちで理解し、生まれた人間達がそういった感情を持つようにちょっかいをかけていたんですね」

「それから長い時間が経ち、人間界が独自の進化を遂げるにつれ、魔界も天界も手を出せなくなっていきました。というのが通説でしたが……」

「どういうことか、魔界は人間界に直接手を出せるようになっていたようです」


楓「天界は助けてくれないんですか?」


「はい。天使が通れるゲートのようなものを開く魔法が存在しないので、こちらに干渉できないようです」

「ただし、天界の力を人間に分け与えてくれています。トッププロのヴィーネ選手や、下級生のゼレスさん、カームさんがそうですね」


クロエ(なるほど……。天界の神様が直接助けてくれてないのは、力を送るので精一杯だったからなのね)


「神聖魔法は“退ける力”に秀で、天界からの力を借りるため他の魔法よりも強力です。同じく闇魔法も魔界の空気に近しいもので、魔力に対して“飲み込む力”を大いに発揮します」カッカッ

「そしてーー……」カッカッ


ーーーーー

ーーー

神樹ーー


ヴィーネ「おお、これが神樹なのね」


ゼレス「私達が魔力を送って育ててますが、中々大きくならなくて……」


リーケ「ヴィーネさんの魔力もあれば育つ……かも」


ヴィーネ「やってみましょう!」キュイイ…


ゼレス「ふ……!」キイイ…


カーム「むむむ……!」ググ…


むくっ むくむくっ


ゼーレ「私も……」キュウウ…


ずおおおおおおおおっ!


アイリス「うおおー! めっちゃ伸びた!」


ヴィーネ「うーん、でもまだ本物の神樹には及ばない感じ?」


リーケ「う、うん……。神樹はもっと大きい……」


カーム「もっとですか……」


ゼレス「でも魔獣はよく集まるようになってますよ。魔獣にはここが心地良い場所だってわかってるんですね」


リーケ「うん……魔獣が幸せなら嬉しい……」ホッコリ


ーーーーー

ーーー

晶の実家ーー


楓「たのもー!」


嵐「失礼します」


晶ママ「………………」ゴゴゴゴゴゴ…!!


楓「ヒエッ」


晶「ママ、その眼やめてよ。慣れてない人は怖いんだから」


晶母「おかえり、晶。そちらが……」


晶「ああ。二人ともアタシの彼女だ」


晶母「あらあらまあまあ! うちの晶と仲良くしてくれてありがとうねえ!」ギュー!


嵐「わぷっ」


晶ママ「……」タラ…

晶ママ「厶……鼻血が……。私もまだまだ精神修行が足りないな……」ハアハア


晶「これから時々道場に顔出すよ。みんなに混ざるから、一緒に修行をつけてくれ」


晶ママ「ああ。今は午前の部が終わるところだな。午後から混ざるといい」


晶母「それまでご飯にしましょう! わたしがこの道場の食事を作ってるの。良い体、良い精神は良い食事から、よ!」ニコッ


楓「わーい! ごちそうになります!」


晶「母さんは昔和食の食事処で働いてて、ママに会ってからはスポーツ医学も勉強したんだ。だから美味いし栄養もバッチリのご飯が食べられるよ」


晶母「腕に寄りをかけて作るわよー!」オー!


晶ママ(元気いっぱいで可愛いな)キュン


ーーーーー

ーーー

真壁道場ーー


晶ママ「じっと向き合うんだ。そして相手の目を見る」


楓「……」ジッ…


嵐「……」ジィ…


晶ママ「仕掛けられるタイミングだと思ったら仕掛けていい。では始めてくれ」


楓「………っ」ゴクリ


嵐「…やあっ!」


ぱあんっ!


楓「!」


晶「あらら」


晶ママ「頭の風船を割られたか。実践なら致命傷だな」


楓「ほんとにこんなチャンバラで強くなるのー?」


晶「相手の目を見て、動きに出遅れないことが大事なんだ。機先を制すってやつだな」


晶ママ「晶、お手本を見せてあげなさい」


晶「オッケー。嵐、いいか?」


嵐「おう」


晶ママ「はじめっ!」


晶「……」ス…


嵐「……や」パァン!

嵐「……え?」


楓「お、おおー……」パチパチ


晶「ここまでのことはできなくても、相手の目を見て何を狙ってるかくらいは分かるようになるよ」


楓「おーし、嵐! もっかいやろう! ママさん、指導お願いします!」


晶ママ「ああ!」


ーーーーー

ーーー

寮ーー


ラクリマ(ノルンさんどこにもいない……。部長会議のことで話があったんだけどなあ)テクテク


「あ、ラクリマさん」


ラクリマ「?」


「私、ノルンちゃんと同室なんだけど、ノルンちゃんずっと寝てて……」


ラクリマ「あ、そうなの?」


「それでね、ラクリマちゃんさえ良かったら添い寝とかしてあげてくれないかな?」


ラクリマ「添い寝……」


「ここのところ疲れてたみたいでさ、ぐっすりなんだ。ラクリマさんが添い寝したらきっと疲れも吹き飛ぶと思うんだよね」


ラクリマ「あれ、でもあなたはお部屋に私がいても平気なの?」


「いやいや、むしろお邪魔にならないように友達のお部屋に行くよ。それじゃあね!」


ラクリマ「添い寝かあ……」


ノルンの部屋ーー


ラクリマ「失礼しまーす……」キイ…


ノルン「すう……」


ラクリマ(かわいい……)


ぽふっ ぎゅっ……


ノルン「んー? ん~……」ギュウ…


ラクリマ「わわ……!」

ラクリマ(しあわせ……)ウトウト

ラクリマ「……くう、くう……」


ーーーーー

ーーー

ノルン「ん……っ」パチッ

ノルン(あー、この感覚は久々に一日中寝てたな~……)グシグシ

ノルン「……」


ラクリマ「ん……」モゾ…


ノルン「……えっ!?」


ラクリマ「……あ、ノルンさん起きたあ……」


ノルン「な、なんでラクリマさんがここに~……!?」


ラクリマ「来てみたら寝てたから、添い寝してた!」


ノルン「うう~、心臓に悪いよお~!」


ーーーーー

ーーー




同室の子(は~~ラクノル好き~~~)

大学寮ーー


ウィン「ナナ~っ!」ギューッ!


ナナ「きゃっ! ウィンさん~!」ギュー!


ウィン「ナナだあ……」クンクン


ナナ「ち、ちょっと、匂い嗅がないでくださいっ!」


ウィン「ナナ成分を全身で吸収してるのー」ギュギュー


ナナ「もう……。……ん?」ピクッ

ナナ「……ウィン、これなんですか? 締め跡?」


ウィン「あ、あ~……これはその……」


ナナ「というか魔力減ってますよね。何があったんですか」ゴゴゴゴ…


ウィン「こ、これはアウローラに行ったとき、花の悪魔にやられたの~! ナナが考えてるようなことは何もないよ~」


ナナ「そうですか、花の悪魔が……」

ナナ「……がぷっ」


ウィン「ひっ!?///」


ナナ「……ちゅぱ……。うん、ここは上書き完了ですね」ヌギヌギ


ウィン「あ、あの? なんで脱いで?」


ナナ「減った分の魔力補充です」


ウィン「あ、明日も休みだし試合までには回復するんじゃないかな~?」


ナナ「ウィンはそちら方面弱すぎるので特訓です」


ウィン「ご、ご遠慮願えないかなあ」


ナナ「というか花にされたこと全部上書きします」


ウィン「……ハイ」


ーーーーー


じゅぷじゅぷじゅぷ!


ウィン「ああ゛っ! やあ゛あ゛っ!! ごわれ、ごわれちゃうっ! やめで、やめ、あ、あ、あ゛あ゛あ゛あああああああああっっ!!!」ビクンッ‼


じょぱっ! しょわわわわわわ……


ナナ「ふふふ、一人で行って体を好きにさせるなんて、許せないですよねえ」コリコリ


ウィン「イ゛っでる、もお゛イ゛っでるからあ゛っ! ふ、う゛う゛ぅぅぅぅ!!」ガクガクガクッ!

ーーーーー

ーーー




クロエ「神樹のこともニュースになってるわねえ」


ローラ「あの一帯は神樹を植えるってなった時にリーケ魔獣チームが買い取ったから、安心していいよ」


ヒカリ「ボクもたまに行って魔力注いでるけど、プロやゼーレさんがやると成長が早いね……」


現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

9月第2週
2/16回目の行動です

久々にエミールのパルプンテ……ではなくゼーレが興味本位で発動(アーカイブにも詳細不明としか記述されていなかった為)。巻き込まれた二人が記憶なども含めて5~6歳程の年齢に若返ってしまう

樹によると、エミール以上に基礎魔翌力が高いのか2週間ほど効果が続いてしまうとのこと

このレスのコンマで巻き込まれる人二人

コンマ一桁

1 ステラ
2 舞
3 ナミネ
4 レナ
5 晶
6 ノワール
7 ティア
8 ローラ
9 アイリス
0 ゼーレ

コンマ二桁

1 ゼレス
2 凜華
3 デン
4 嵐
5 楓
6 イリス
7 アルシェ
8 リーケ
9 ヒカリ
0 クロエ

ヴィーネが使う神聖・球を自分も真似できないかと特訓するゼレス……が、何度やってもふわふわ漂うサッカーボールサイズの球体しか生み出せない。しかし神聖魔法としての性質は持っているので防御や設置罠としては使えそう?

実験デートにエミールを誘うも用事があるとのことで断られてしまった橘花、手持ちぶさたなので街を出歩くと偶然エミールを発見
声をかけようとするが元オカルト研究部副部長と楽しそうにデートしているように見え、色々な感情がないまぜになって橘花はそこから立ち去ってしまう

実はエミールは今月末に迫っていた橘花の誕生日プレゼント選びのために副部長に付き合ってもらっていただけなのだが、自分の誕生日にすら無頓着な橘花は気付くことは出来なかった

学外対抗戦に出場するチームを集めてミーティングを行う。合同練習の予定を組んだり、他校の要注意チームの情報を共有したりなど

ローラと嵐がロリ化?幼少期の描写があったかどうかちゃんと読めてないから自分は取れぬ

安価下

今年の文化祭は何をするか話し合う一同

ローラは確かクロエと初めて会った時の描写はあったけどあれは何歳ぐらいだったっけ?
嵐は特に無かったはず

実は幼少期は動物苦手でしたとかそういうの好き

ゼーレパルプンテのロリ化だけど
・三人組で付き合っているカップルの(クロエローラヒカリ・楓嵐晶)
・中心人物の(クロエ・楓)
・幼なじみ(ローラ・嵐)
と見事なまでに同じようなポジションが撃ち抜かれてるのある意味凄いな

橘花の研究室ーー


橘花「もしもし、エミール」


エミール『どうしました? 電話なんて……』


橘花「来週の授業の準備が早く終わってな。エミールと実験を兼ねてデートでもと思ったんだが、どうだ?」


エミール『す、すみません。今出かけてて……デートはまた今度に……』


橘花「ああ、そうか。すまなかったな。じゃあまた今度時間がある時に誘うよ。またな」


エミール『はい、また』ピッ


橘花「……うーん、暇だ。たまには街でウィンドウショッピングでもしてみるか」


ーーーーー

ーーー




街ーー


橘花(お、この服エミールに似合いそうだな……)

橘花(はっ。気づけばエミールのことを考えてしまうな)


エミール「……」テクテク


橘花「あ、エミー……」


副部長「……」ニコニコ


橘花「な……っ」

橘花(あれは副部長……。そうか、お出かけというのはデートのことだったのか。こんなに簡単に浮気されてしまうなんて……)


ーーーーー

ーーー

橘花の研究室ーー


クロエ「ちょっと!」ガチャッ!


橘花「ん……?」


クロエ「ローラがちっちゃくなったんだけど! またエミールさんの魔法……あれ、エミールさんは?」


ローラ「……」ムスッ


楓「嵐もちっちゃくなっちゃった!」


嵐「やめろー! はーなーせー!」ジタバタ


橘花「エミールは……副部長とデートだよ……ははは……」


クロエ「ちょ、ちょっと、どうしたのよ」


橘花「浮気現場を見てしまったんだ……副部長と楽しそうにしてたよ……」


楓「今いないってことは……エミールさんじゃないの?」


橘花「解析魔法【アナライズ】」キイイ…

橘花「……この魔力はアートルムのだな。そっちに行ってくれ……はあ……」


楓「わ、分かりました」ソソクサ


クロエ「し、失礼したわ。その……まだ浮気って決まってるわけじゃないんでしょ? 元気出して」


橘花「ああ……」


ーーーーー

ーーー

図書室ーー


クロエ「ゼーレさん」


ゼーレ「は、はい」


楓「これ、ゼーレさんの魔法ですよね」


ローラ嵐「……」チマッ


ゼーレ「そう、です。すみません……」


クロエ「どうしてこんな魔法を……」


ゼーレ「詳細不明のランダム魔法があったので、興味本位でつい……」


クロエ「いつ頃治るのかしら」


ゼーレ「そうですね、2週間くらいで治るかと」


楓「2週間!?」


ローラ嵐「っ!」ビクッ


楓「ああごめん、大きい声出して。怖かったよな」ナデナデ


嵐「べ、別に怖くないし」


クロエ「小さくなった以外に悪影響はないのよね。2週間でちゃんと大きくなるならいいわ」


ゼーレ「は、はい。他の症状は出てません」


クロエ「じゃあ2週間私達が様子を見るわ。まったく、ゼーレさんも案外お茶目というか……」ブツブツ


楓「ちっちゃい嵐も可愛いからいいけどね~♪」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


ローラ「……」ギュー


ヒカリ「あらら……」


クロエ「この頃のローラは周りの大人が怖くて、魔獣しか友達じゃなかったはず。なんとなく私のことは分かるみたいだけど、他の人には懐かなさそうね」ナデナデ


晶「嵐どうだったんだ?」


楓「めちゃくちゃいじっぱり! でもなんだかんだあたしと仲良くしてくれてたし、根っこは変わってないかなー」ナデナデ


嵐「……」ギュー


ナミネ「で、では学外対抗戦に向けた作戦会議を……」コホン


ゼレス「今のランキングだと、クロエ先輩チーム、楓先輩チームに加えて、ティア先輩チーム、レナ先輩チーム、私達のチーム、あとはシェリルさんのチームもそうですか」


クロエ「シェリルのチームってたしか、御桜とエルクもいるのよね」


ゼレス「はい、二年生でもトップクラスの実力者集団です」


ステラ「全員がサポートや防御寄りの魔法使いですが、基礎魔力の高さから隙のないチームです」


クロエ「他校からもそういう強い人が集まるのよね。いろいろ対策を考えないと……」


ーーーーー

ーーー




ローラ「んぅ……」ウトウト


嵐「……」コクッコクッ


ナミネ「あら、暇になって眠っちゃったみたいですね」


アルシェ「かわいい」プニプニ

クロエ「今日は一旦解散しましょう。合同練習の日程も決めたし、他校の注目選手の情報も一通り目を通したしね」


晶「そうだな。嵐が起きちゃわないうちに部屋まで運ぶよ」


楓「んじゃーねー」


ヒカリ「ローラさーん、お部屋に行くよー」ヨイショ


ローラ「……」ギュウ…


ヒカリ「はう、かわいい……」


ーーーーー

ーーー

修練場ーー


ステラ「こんな時間まで特訓ですか。怪我はしないでくださいね?」


ゼレス「はい。どうしてもやってみたいことがあって……」

ゼレス「神聖・球【ザ・スフィア】!」


ぽわぽわ……


ゼレス「……」


ステラ「ちっちゃい……ですね」


ゼレス「どうしたらヴィーネさんみたいな魔法になるんでしょうか……」


ステラ「あ、でもこれはこれで使えますよ。ヴィーネさんのように押しのけて進むことはできなくても、相手の魔法を弾くことはできるはずです。魔弾【シュート】!」


ばちいっ!


ステラ「やっぱり!」


ゼレス「おお!」


ステラ「ここぞという時に相手の魔法を弾くことができれば強力な一手になりそうですね」


ゼレス「ありがとうございます、ステラさん。私だけだったら魔法の大きさに凹んでいるだけで、役に立てる方法なんて思いつかなかったかも」


ステラ「いえいえ♪」


ーーーーー

ーーー

教室ーー


先生「今日は文化祭での出し物について話します。まずは色んな案が出るまで自由に話してください」


クロエ「去年はメイドカフェだったわよね」


楓「かわいい服反対! 着るならかっこいい服の方がいい!」


晶「そもそも洋服を用意する必要あるのか? 縁日とかなら制服のままでも……」


アルシェ「ご飯屋さんならなんでもいい」


わいわい がやがや


ーーーーー

ーーー




食堂ーー


クロエ「やっぱりみんなやりたいことは違うわよねえ」


ヒカリ「ローラさんは『厩舎とコラボして魔獣ふれあいコーナーをつくるんだ』って息巻いてたけど……」チラッ


ローラ「な、なに」


ヒカリ「この状態だとそういう訳にもいかないよね」ナデナデ


ローラ「ん……」ナデラレ


クロエ(やっぱりヒカリのことも本能で好いてるのかしら。抵抗しないわ)


現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月中はローラと嵐が幼女化した状態です

9月第3週
3/16回目の行動です

過去の自分と重なるようでリーケがロリローラに謎の母性を発揮。魔獣と仲が良い人に悪い人はいないという認識なのかローラも不思議と拒絶しない

ティアや晶の同室の子の許可を貰い、戻るまでの間の部屋割りがクロエヒカリローラ・楓嵐晶になる

なお余談だが、寝る時は川の字で挟み込んで寝る形になったが決まってヒカリ・晶に抱き付いて寝ており訳を聞くと『クロエちゃん(かえで)、ちょっとかたい』と子供らしく正直に言われて絶壁組がダメージを受けたそうな

神樹を植えた地点から地球の反対側の位置に闇の魔翌力が集まってきているらしい
調査に向かうと未知の黒い植物の芽が生えているのを発見する

ヴィーネチームにゼーレが敗れ、しかも必然的に自身の最終奥義でもある「原初にして終末なる魔法」を打ち破られたと聞き流石に驚きを隠せないスキア

ヴィーネを倒せるだけの、闇の魔法に特化した人材が必要と考え、闇との親和性が高いソフィアを攫って悪魔化させる事を目論む。これが成功するかどうかは>>1の描写にお任せ

>>388の件により当然のようにティアの部屋に寝泊まりし始めるアルシェ(一応同室の子の了承は得ている)
ローラの私物を取りに来た等の用事で少しお邪魔したクロエによると、二人とも見た目は幼いのに雰囲気は熟年夫婦のようだったとかなんとか

厩舎ーー


リーケ「……」テクテク


ローラ「……」テクテク


リーケ「……」テクテク


ローラ「……」テクテク


クロエ「ずっとリーケさんの後ろ歩いてるわね」


ヒカリ「同じ魔獣好きとして何か感じるのかも」


リーケ「ろ、ローラちゃん」


ローラ「?」


リーケ「一緒にご飯あげてみる……?」


ローラ「……うんっ」コクンッ!


リーケ「じゃあこれ。この葉っぱを持ってて」


ローラ「こう?」


リーケ「この檻の前に差し出してあげて」


ローラ「……」ソッ


フロウヌー「も゛おおーっ」モシャモシャ


ローラ「!」キラキラ


リーケ「今度はこの子にも」


ローラ「うんっ」


クロエ「……懐いてるわねえ……」


ーーーーー

ーーー

ローラとティアの部屋ーー


クロエ「ローラが小さくなったから、夜ちゃんと寝れるように私達と同室にしてもらうよう校長先生に頼んだわ。だからローラの私物を取りに来たついでに、アルシェといてもいいって言おうと思ったんだけど……」


アルシェ「ん?」


クロエ「もういたのね」


ティア【どこから聞きつけたのか、すでに泊まる気満々みたいです】


アルシェ「ティア、歯磨きどこだっけ」


ティア「私の机の引き出しにしまってますよ。一番下です」


アルシェ「ん、ありがと」

アルシェ「あ、ティア。アレ持ってきたから後で食べよう」


ティア「ああ、アレですね。分かりました」


クロエ「……アレって?」


ティア「最近ハマってる駄菓子です。最初はフワフワなんですが、口の中の唾液で固まって、最後は飴になるんですよ」


クロエ「へえ~……」


ーーーーー

ーーー

自室ーー


ヒカリ「あ、おかえりー」


ローラ「……」ナデナデ


ミトラ「きゃう~ん」ゴロン


クロエ「ただいま。その……熟年夫婦がいたわ」


ヒカリ「ティアさん達のこと?」


クロエ「ええ。すごく通じ合ってたわ……」

クロエ「そうそう、ローラの私物取ってきたわよ。ほらこれ、クシとかいつも使ってたわよね」


ローラ「うん」クシクシ


ミトラ「わふぅ~ん♪」


クロエ「毛づくろいもいいけど、そろそろ寝ましょ。ほら、横になって」


ローラ「……」コロン、ギュッ


ヒカリ「よしよし」ナデナデ


クロエ「……」


ーーーーー


晶「お、またアタシにくっついて寝るのか?」


嵐「……うん」ギュッ


楓「昨日もそうだったけど、なんであたしじゃなくて晶にくっつくの?」


嵐「なんでって……」


ーーーーー


ローラ「だって……」


ーーーーー


ローラ嵐「クロエちゃん(かえで)、ちょっとかたいんだもん」


クロエ楓「!!?」


ーーーーー

ーーー

魔界ーー


アンモビウム「ーー以上が私が見た全てになります」


スキア「嘘……オリジンが破られたの……!?」


アンモビウム「確かにオリジンではありましたが、観客も多く本気ではなかった可能性も……」


サキュバス「マホリオってルールで戦い慣れてるのは人間側なんだし、どの辺まで力を出していいか測りかねてたんじゃないですか?」


スキア「……何にせよ、オリジンが破られたのは事実。サキュバスの使えるアルケーが四大属性の魔力を持ってるけど、私やお姉ちゃんが使うのはもっと上位の魔法なの」

スキア「それが神聖魔法に破られたとなると……どうにかして対抗できる力を手に入れないと」


アンモビウム「そうそう、頼まれていた暗黒樹の種はしっかりと埋めて参りました。あれに反応する魔法使いは闇に対する親和性が高いのではないかと」


スキア「ならそこから闇魔法使いを一人悪魔化させよう。そして徹底的に闇に染め上げる。最強の神聖魔法対究極の闇魔法よ」


サキュバス「ではその役目、私にお任せを」


ーーーーー

ーーー

暗黒樹の芽ーー


ソフィア「……」


サキュバス「どうもー、お嬢さん」ストッ


ソフィア「……誰ですか」


サキュバス「えーっと、闇について研究してるの。ここに闇の力が集まってるから、詳しい人から話が聞けないかと思って」


ソフィア「闇が集まってる……?」


サキュバス「あなたも何か感じて来たんじゃないの? この芽は世界中の闇の魔力に働きかけてるわ」


ソフィア「家にいたらぞわぞわして……感じるままに飛んできたんです」


サキュバス(ビンゴ……!)

サキュバス「となるとこの芽とあなた、すごく相性がいいのかもね」


ソフィア「そうかもしれません。昔から知ってるような感覚です」


サキュバス「ふーん。ねえねえ、あなたのこと教えてくれない? 興味が出てきたわ!」


ソフィア「構いません。では続きは私の家で……」


サキュバス「ううん、続きは魔界で」


ソフィア「え……?」


サキュバス「悪魔化【デビライズ】」バチュン!


ソフィア「あ……う……!?」


サキュバス「苦しい? 大丈夫よ、暗黒樹に呼ばれたあなたならすぐに馴染むわ。魔界顕現【ラグナロク】」ズオッ!

サキュバス「さ、行きましょうか」


ーーーーー

ーーー

ソフィアの住む城ーー


ミリア「おーい、近くで試合だったから遊びに来たよー」ヒョコッ

ミリア「あれ、留守?」


「ま、魔女様、どこか行っちゃった……」


ミリア「あれ、君は確か……ソフィアにクリスマスプレゼントを持ってきてた子だよね」


「う、うん……。魔女様ね、一週間ぐらい前に飛んでいったのを見たんだけど、それから帰ってきてないの」


ミリア「……詳しく聞かせてくれる?」


「詳しく……今ので全部だよぉ。魔女様、ここが嫌いになっちゃったのかなあ」ヒック


ミリア「泣かない泣かない! ここが嫌いになるなんてことは絶対にない! ソフィアの大親友の私が保障する!」

ミリア(ソフィアめ~! 闇魔法ズの仲間で大親友の私に何も言わずに雲隠れとは……! 絶対に見つけ出してやるからな!)


現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください
9月中はローラと嵐が幼女化した状態です

9月第4週
4/16回目の行動です

エミールの一件以来授業や研究でミスを連発してしまっている橘花
校長室に呼ばれ『校長として』樹から注意された後『友人として』相談してもらい、樹も初めて見るぐらい弱々しい様子で悩みを打ち明ける

魔法の訓練をしているステラ、スキアの使用した隕石の頂魔法を思い出して、この魔法は極めても大丈夫なのだろうかと不安になる

それに気付いたゼーレが(安全は確保した上で)頂点をステラの魔法に対して発動。すると周囲の空間が夜のように暗くなり、美しい光を放つ流星群が辺り一面に降り注ぐ。どうやらステラの固有魔法は厳密には星の力を操る魔法で、無差別攻撃ではなくステラの意思で軌道のコントロールも可能らしい

部屋は違うわラクリマは仕事で忙しいわで思うようにイチャつけない、おまけに>>352の一件もありムラムラが溜まりに溜まってしまっているノルン。部屋に一人だけになったタイミングを見計らって1日丸ごと自慰の時間に充ててしまう。同室の子が戻ってくると、そこには賢者タイムで死んだように横たわっているノルンの姿が

記憶が子供の頃に戻ったことで体質が治ったことを知らないロリ嵐が楓を心配
幼少期に看病していた時のように楓の頭をなでなでしながら元気づける様子に楓だけでなく見ていた晶までキュンキュン

なおその光景を目撃していたリリウムちっちゃいものクラブが死屍累々と化した模様

助っ人同好会の後輩としてエルクがローラのお見舞いに来て、幼女化したローラにキュン死しかける
またお見舞いとは別件で、最近の闇のざわつきやソフィアの行方不明について(ミリアから知らされた)相談を受ける

そういやスキア(&フィッシュ&ソフィア)救出の準備って具体的に何をすればいいんだろうか

関連したキャラってことで
スキア=ゼーレ
フィッシュ=スフィア
ソフィア=ミリア及び闇の魔法使い
が鍵になりそう

ノルンさんはえっちだなあ

ゼーレとスキアが使う頂点ってどういう魔法なんだろう。素で撃てるのに態々頂点発動させてから神弾を撃ったりいまいち設定がよくわからない

魔文殿+頂点で使う最上位魔法、ポケモンで言うタイプ不一致技みたいな雰囲気を感じる

魔法の方を強化するというより術者側のリミッターを外すための魔法というイメージがある

今日は更新なしです!

>>406
正直この魔法を上手く調理できてないなとは思ってます……
アーカイブがある以上(設定上は)神魔法も頂魔法も使えるのですが、そうするとアルティマの存在意義もなくなってしまうので、難しいです
シュート+アルティマは普通にネオを撃つより消費魔力が少ないとか、他者の魔法をアルティマで大きく強化するといった感じでアーカイブと使い分けるのがいいかもしれませんね

>>403
スフィアを魔獣に戻したように、解呪の方法はあります
ただしこれは魔法陣を使ってその上でじっとしてもらう必要があるので、スキアやソフィアには難しいかもしれません

神聖魔法で撃ち抜いて浄化するとか、クロエとティトで闇の力を食べ尽くすとか、そういった感じでしょうか
正直なところ「この方法じゃないとだめ」という風にはしていないので、正邪反転の魔法使いが新キャラで出てきて、そのキャラの力を使う、なんてのもあるかもしれません

スキア救済に関しては
スキアを弱らせ抵抗出来なくする

ゼーレがスキアを吸収し自身の中(子宮)に取り込む

ゼーレ・アイリス・リーケの三人によるゆりゆりイチャラブ甘々えっちでゼーレの子宮に愛に満ちた魔力を充填させる

愛と魔力と百合の力、あとなんやかんや奇跡とかでゼーレがスキアを自身の娘として出産する

なんてアホなこと考えてたりした

(流石にそれは特殊性癖の類では…?)

>>410
ティトじゃなくて、テネリタスかな?

現在出てるキャラだけで出来そうな事だとロゼの力で願いを叶えるとか考えたけど代償がキツそう

ヴィーネが真っ向勝負で闇を打ち破って、浄化されるついでにトゥンク…しちゃうソフィアも見てみたかったりする

いや人妻はいかんでしょ

人妻だからこそ良いんじゃないか?(適当)

いつから一婦多妻制が認められていないと錯覚していた?

十代の夢見る少女ってわけでもないソフィアが一度助けられただけで一切接点のなかった相手に何の積み重ねもなく簡単に惚れるのはだいぶ違和感ある(厄介百合オタク並感)

個人的には大親友で闇の魔法使い繋がりのミリア、もしくはその娘で人間loveガチ勢のエルクのが可能性高そう
それとソフィアを捕らえたのってサキュバスだったわけだけど、これはつまりソフィア悪魔化の流れでそういう可能性を期待していいのかな

スキア救出に戦闘面での対策も含まれているとなると、純粋な火力技以上に悪魔化(ノータイムで悪魔にされるのはどうする?)とか魔界顕現(地面にデカい穴開かれたらまとめてお陀仏じゃない?)みたいな特殊な魔法をどうするかも考えないとな

ガッシュのゼオンじゃあるまいし、お互いに最終奥義で決着をつけようだなんて都合の良い展開にもならないだろうし

質量保存的な何かを無視した魔法って大体やばいよね。増殖とか頂点とか

理科室ーー


橘花「今日は氷結魔法の凝固の仕方について実験する。それぞれの机に氷結魔法を閉じ込めた魔水晶があるから、それにゆっくり魔力を込めて、その下の用紙にどんな風に氷が広がるか、スケッチと気づいたことをプリントにまとめてくれ」

橘花「ちなみに勢いよくやると水晶が砕け散るから注意するように。まあ、見てもらったほうが早いか」スッ


クロエ「あ、先生杖逆……」


バウッ!


橘花「いたい!」バッ!


クロエ「ああ、痛そう……」


橘花「み、皆は気をつけるように……」ヒリヒリ


ーーーーー

ーーー




橘花の研究室ーー


コンコン ガチャッ


樹「橘花、いる?」


橘花「樹か、どうした?」


樹「ああいた。最近様子がおかしいって生徒が言うから、ちょっと見に来たのよ」


橘花「そうか、生徒にまで心配をかけてたんだな……」


樹「あのねえ、あなたはリリウムが誇る教師陣の一人なのよ。それが私情で授業に影響が出るのは感心しないわ」


橘花「う……すまない」


樹「……まあ、校長としてはそんな感じの注意をしないとね。さ、ここからはあなたの友人、樹・ユグドラシル・リリウムとして相談に乗るわ。ほら、今思ってること全部ぶちまけなさい!」

橘花「……私は人を好きになったのが初めてなんだ。こんなに誰かを好きになったことがないから……だから、もしエミールに別れを告げられたらと考えると……すごく、怖い」


樹「……そんなに弱々しい橘花初めて見たわ」

樹「さて、エミールさんに別れを告げられる……。それは考えなくていいわ」


橘花「な、なぜだ! エミールは副部長とデートを……」


樹「してるように見えただけ。橘花、もし私が授業で使う教材について悩んでるから、店頭で見比べるの手伝ってって言ったらどうする?」


橘花「それはもちろん手伝うが……」


樹「じゃあもしその時にエミールさんから電話がかかってきて、デートしようって誘われたら?」


橘花「ううむ……それは断るな。エミールには悪いが、樹の手伝いを優先する。デートならやろうと思えば今度でもいいが、樹が手伝いを求めてるのを無視はできない」

橘花「それに……エミールなら一度デートを断ったくらいで怒ったりはしないはずだ」


樹「はい、そういうこと」


橘花「?」


樹「エミールさんは副部長さんと前から出かける予定をしてた。そこにあなたからデートをしようと電話がかかってくる。でも前から約束してたし、橘花なら一回くらいデートを断っても怒らないだろう……そんなところよ。今あなたが言ったことと全く同じ」


橘花「で、でもエミールは楽しそうに笑って……」


樹「友人だもの。笑顔くらい見せるわ」


橘花「う、うぐ、それもそうだ」

樹「週末のあなたの誕生日は祝ってくれるんでしょ?」


橘花「ああ。メールが来てた」


樹「ならなおさら別れるなんてありえないでしょ。まずは思いっきり祝われなさい」


橘花「……ありがとう、樹」


樹「お礼なんかいいわよ。ほら、いつもみたいに実験してたんでしょ。続きやりなさい」スクッ


橘花「それがな、樹」


樹「?」


橘花「さっきまでエミールのことを考えていたせいで試験管のケースを落としてしまったんだ。片付けを手伝ってくれ」


樹「……はいはい」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


ステラ「隕石魔法【メテオ】!」ゴオッ!


ゼーレ「おお、素敵な魔法ですね」


ステラ「あ、ゼーレさん」


ゼーレ「すみません、つい見とれてしまって。ここで見ていてもいいですか?」


ステラ「構いませんよ」

ステラ「では……隕石魔法【メテオ】!」ゴオッ!


ゼーレ「……ステラさん、怖がってます?」


ステラ「え……」


ゼーレ「魔力の流れが少し躊躇っているというか……あまり撃ちたくないような気がして」


ステラ「実は……スキアさんの魔法を見てから怖くて……。自分の魔法も極めてしまったらああなるのかと思うと……」


ゼーレ「なりませんよ、大丈夫です」


ステラ「そう、なんですか?」


ゼーレ「はい。スキアがあの時使った魔法は、大別すると地面魔法になります。地面に魔力と反応するフィールドを作り、共鳴する隕石を落下させる魔法です」

ゼーレ「しかしステラさんの魔法は違います。ステラさんの魔法は、隕石そのものの魔力に呼びかけて、そして隕石を落とす魔法になります」


ステラ「!」

ゼーレ「初期段階では確かに隕石が落下するという同じ魔法に見えますが、強化された結果は全然違います。スキアのものはアポカリプスに、ステラさんのものはコメットになります」


ステラ「コメット……彗星ですか」


ゼーレ「やってみましょうか。安全は私が保障しますから、メテオを撃ってみてください。それに対して私がアルティマをかけます」


ステラ「は、はい! 隕石魔法【メテオ】!」


ゼーレ「頂点【アルティマ】! 彗星魔法【コメット】!」


ゴオオオッ!!


ステラ「!」


ゼーレ「どうですか?」


ステラ「すごいです……。隕石を自由に操れてるのがわかります!」ギュイン!


ゼーレ「それがコメットです。もっと鍛えれば隕石魔法で大量の隕石を落とすことが可能になり、さらに鍛えればその全てを自分の意のままに操ることができますよ」


ステラ「ゼーレさん!」


ゼーレ「はい?」


ステラ「ありがとうございますっ!」ムギュッ!

ステラ「私、本当に怖くて……無差別に隕石を落とすことしかできないのかってずっと悩んでたんです!」


ゼーレ「ふふ、解決のお手伝いができたなら嬉しいです。自分の魔法を好きになれないなんて悲しすぎますからね」ナデナデ


ステラ「よし、そうと決まればもっともっと練習しますよー!」


ーーーーー

ーーー

ノルンの部屋ーー


ノルン「…………」ムラムラムラムラ

ノルン(ムラムラする……!)クワッ

ノルン(部屋は違うし、部活は皆の目があるし、アイドルの仕事で忙しいし……! ラクリマさんとイチャつけない!)


「それじゃノルンさん、私出かけてくるね。夜遅くなるかもだから、シャワーとか気にしないで使ってていいよー」


ノルン「は、は~い」


バタン


ノルン「よし、オナニーしよ~」ポイポイッ

ノルン(それもこれ、急に添い寝してくるラクリマさんが悪い。あんなに柔らかくていい匂いされたら我慢なんかできないよ)


くちゅっ


ノルン「ん、はあ……!」

ノルン(久しぶりだから、すごい……)クチクチ

ノルン「ラクリマさん、ラクリマさん……!」チュプチュプ

ノルン「ふっ、~~~~~っ!!」ビクンッ!

ノルン「はあ、はあ……」

ノルン「……んっ」クチュッ


ぬちゅっ くちゅくちゅくちゅ……


ーーーーー

ーーー




ノルン「あ~っ♡ あ~~~っ!♡」ビグンッ!

ノルン「あっ、ああ~~~~……♡」プシャアアアアアッ

ノルン「はひっ、も、もうむりぃ~……♡」コテン


ーーーーー

ーーー

夜ーー


「ただいまー」ガチャッ


ノルン「すうすう……」


「おっと、もう寝てたか」

「……服も半分くらいしか着てないし、布団も被らずに寝てるなんて……ノルンちゃんらしくないなあ」

「まったく、もう秋なんだからそんな格好だと風邪引くよーっと」ファサッ

「よし……おやすみー」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


楓「おー、今日はいい秋晴れだー」


嵐「! かえで!」クイクイ


楓「ん、なになに」


嵐「ここ、日陰あるぞ。ほら」


晶「もしかして楓が日差しに弱いの心配してるのか?」


嵐「ち、ちがっ! こ、これはかえでのお母さんに言われてるからしかたなく……!」


楓「あ、イタタ、肌が、肌がヒリヒリスルー(棒」


嵐「か、かえで! 大丈夫だぞ、すぐに落ち着くからな」ナデナデ


晶「か、かわいい……」キュン


楓「あー、癒やされるー」


嵐「かえで、大丈夫だからな」ナデナデ


「かはあっ!」


「た、隊長ー!」


「かわいい、尊い、甘い……脳みそが耐えられない……」


ーーーーー

ーーー

自室ーー


こんこんっ


エルク「ローラ先輩がこちらにいるとお聞きしたのですが……」キイ…


クロエ「ああ、エルク。ローラなら中にいるわよ。どうぞ入って」


エルク「失礼します」


ローラ「お姉ちゃん、誰?」


エルク「ーーーーッ!!」

エルク「お、お見舞いに来たのですが、まさか私が致命傷を食らうとは……」ツー


ヒカリ「は、鼻血出てるよ。はいティッシュ」


エルク「ありがとうございます……」

エルク「小さくなったと聞いて、助っ人同好会の一人として何かお手伝いできないかと思ったのですが」フキフキ


クロエ「んー、今のところは大丈夫よ。もう少しで魔法も切れるらしいし。わざわざありがとうね」


エルク「いえいえ、それならよかったです」

エルク「ところでクロエ先輩。あの……何か最近ざわざわする感覚があったりしませんか?」


クロエ「……あるわね」


エルク「やっぱり……。母もざわつくと言っていましたし……。それに、ソフィアさんがいなくなってしまったというのも気になります」


クロエ「えっ、ソフィアさんが!?」

エルク「はい。母が会いに行ったところおらず、周辺の住人の話では一週間ほど前から帰っていないと」


クロエ「そんな……」


エルク「この闇魔法使いだけが感じるざわめきと無関係ではないと思います」


クロエ「エルクも気をつけて。もしかしたら闇にさらわれたとかかもしれないわ」


エルク「は、はい」


ヒカリ「クロエもだよ。何かあったらすぐにボクたちに言うこと」


クロエ「ええ、分かってるわ。エルク、教えてくれてありがとうね」


エルク「いえ。では失礼しますね」


ローラ「……お姉ちゃん、ばいばい」フリフリ


エルク「くぅぅぅぅぅううう♡♡♡」キューン


ーーーーー

ーーー

橘花の研究室ーー


橘花「……」ソワソワ


こんこんっ


橘花「!」ガチャッ


エミール「こんにちは、先生」ニコッ


橘花「エミール! よく来てくれたな。さあ入ってくれ」


エミール「失礼します。あ、ケーキ冷やしてもいいですか?」


橘花「ああ、後で一緒に食べよう」


エミール「はいっ。それでこれ……」ゴソゴソ

エミール「た、誕生日プレゼントです。喜んでもらえるか分かりませんけど……副部長にも選ぶのを手伝ってもらったんです」


橘花「!」

橘花(副部長とのあれは私へのプレゼントを選んでたのか。それを私は浮気だなどと……)

橘花「あ、開けてもいいか?」


エミール「ど、どうぞ」ドキドキ


しゅる……


橘花「これ、杖のアクセサリーか?」チャラッ


エミール「はい。魔法糸で杖に繋いで、魔力を込めるときらきら光るんですよ」


橘花「クエスチョンマーク……」


エミール「そ、それを見て私のことを思い出してくれたら嬉しいな、なんて……///」


橘花「ありがたく付けさせてもらうよ。……本当にありがとう」ギュッ


エミール「そ、その、お揃いなんです。私は橘花先生をイメージした試験管のアクセサリーで……」


橘花「お揃いか。マグカップもそうだが、お揃いというのは嬉しいものだな」


エミール「えへへ……」テレテレ

橘花「エミール」グイッ


エミール「!」ドキッ


橘花「目、閉じてくれ」


エミール「……っ」ギュッ


ガチャッ!


クロエ「先生!」


楓「嵐が戻ったよ!」


クロエ「ローラも戻ったわ!」


嵐「楓がエミールさんを疑ったみたいで申し訳ありません!」


ローラ「ご、ご迷惑をおかけしたみたいで……」


橘花「……」


エミール「え、あ……///」


クロエ「あ、お、お楽しみ中だったみたいね……」


楓「ご、ごめんなさい。失礼しました……」


橘花「……早く出ていってくれないか」


嵐「し、失礼しましたっ」


ローラ「し、失礼しましたー!」


バタンッ


エミール「あ、あはは……。恥ずかしいところ見られちゃいましたね」


橘花「まったく……鍵でもかけておくんだったな」カチャリ

橘花「まあいい。今日は一日一緒にいてくれるんだろう? なら焦ることはないさ」


エミール「ですね」ニコッ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・ソフィアの行方について調べてみる
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第1週
5/16回目の行動です

魔界で悪魔化に必死で耐えていたソフィアだったが、サキュバスの度重なる快楽責めによってついに陥落
堕ちたところをスキアにより悪魔化されてしまう

悪魔化によって人格が蝕まれることはなかったソフィアだが、ゼーレとスキア、そして人間界と魔界の認識が入れ替わってしまう(イメージとしてはスキアがゼーレを人間界から取り戻そうとしてるのに近い感じ)

エルクと共にソフィアの古城へ行方不明の手がかりを探しに行く(心配してローラとヒカリも付いてくる。なおこういう事態に強そうなゼーレは取材やTV出演にエキシビジョンマッチ等いろいろ立て込んでいて忙しいらしく、流石に気が引けてお手伝いを頼めなかった)
探索中、同じことを考えて古城に来ていたミリアと出会う。協力して手がかりを探すことに
また、何かと闇に効く星光の羅針盤も一応懐に忍ばせておく(探しものにも役立つかも?)

[田島「チ○コ破裂するっ!」]したところで根本的な解決には至らず悶々とした日々が続くノルン。このままだと授業の真っ最中に自慰を始めそうで流石にやばいと感じ保健室に行こうとしたが、心配したラクリマが一緒に行きますと言ったもんだからさあ大変

肩を貸してもらって密着した事により性的欲求は更に加速、保健室のベッドでついにラクリマを押し倒しておっぱじめてしまう

このレスのコンマが低い程ノルン優位
ゾロ目ならカームが隣のベッドで休んでいて行為中の声を聞いてしまい顔真っ赤

偶々隣のベッドで休んでいた所為で>>437を聞く羽目になったカーム
部活中、自分達に対する気まずそうな反応から全てを察したラクリマがノルンと二人で必死に口止めにかかる。(元々周りに言いふらすつもりはなかったようだが)暫くの間専属の演技コーチになるという約束で手を打つ事に

サキュバスさんにも名前あった方が良さそう

確かに名前あったほうがいいですね
ここまで出番の多いキャラになるとは思ってませんでした

↓~↓3でサキュバスの名前の案を募集します
最高コンマのものを採用

メア

ヘカテリーナ

名前を呼びたがるソフィアが無いなら付けちゃおと名付け親になるとか良いんじゃない

安価下

リーリア

ひとまず>>434>>435だけ投下します
続きは土日に書きます
>>437は地の文ありのセックスシーンになると思います

♡幕間
  ソフィアとサキュバスの……♡


魔界の一角。サキュバスが住む、人型悪魔が多くいる街。
そこの一頭地の館にサキュバスは居を構えていた。
そしてさらにその一室、そこに至る扉をサキュバスは無遠慮に開く。
上質な造りの扉は軋む音もなく開き、その隙間からはむせ返るような雌臭が放たれている。
その臭いを顔面に浴び、サキュバスは口角をニヤリと持ち上げた。

「ソ、フィ、ア、ちゃ、ん♡」

「フー……ッ♡ フー……ッ♡」

ぼたぼたと股間から愛液を垂れ流し膝をガクガクと震わせているのは、人間界からさらってきた魔法使い、ソフィア・ルナールだ。
全裸のまま天井から垂らした紐に両腕をくくられ、陰部には女性の舌を模した性具が魔法で固定化されている。
私が散歩に出かける前に固定化したので、かれこれ3時間はこの状態だ。

「どう? 悪魔になる?」

「なり、ません……ッ!♡」

「もう、強情だなあ」

私の悪魔化の魔法は人間相手には効きが悪かったのか、魔界に来てから正気を取り戻してしまった。
そこで精神的に追い詰め、さらに魔王様に悪魔化の魔法をしてもらうことに決まった。ここまでやれば間違いなく悪魔になるだろうとのことだ。
だが思いのほか意志が強く、中々手こずっている。

「ぎりぎりイけないように設定してるから、切なくてたまらないはずなんだけどなあ……」

つつつ、と背中に指を走らせる。

「んっ、ぐっ……!♡」

それだけでぶしゅっと愛液を噴き出し、ぱたぱたと床に水たまりを広げていく。

「ほらー、限界なんじゃん。悪魔になるなら思いっきりイかせてあげるよ?」

「……ッ♡」

お、いい目になった♡
期待で内ももをもじもじと擦り合わせ、目尻にはたっぷりと涙が溜まっている。

「じゃあサービス。一回だけイかせてあげるね」

魔法具を外し、愛液溜まりにぺしょりと膝をついて座る。
そして眼前には待ち焦がれるようによだれを垂らす綺麗な桃色の縦筋が。
そこに引き寄せられるように口を付けて。

「じゅるるるるるるっ♡♡♡」

「~~~~~~~ッッ!!♡♡」

勢いよくすすると同時に、クリトリスを押し潰す。
足先までピンと張り詰め、背中はこれでもかと反らされていて、絶頂の大きさを物語っている。

「うーわ、すっごい……。膣内ギュンギュン締め付けてきたわよ」

お尻を撫でながら労いの言葉をかける。
しかし、未だに快感が引かないようでピクピクと腰が跳ねている。
面白がってぺちぺちと叩いていると、しばらくしてから反応が返ってきた。

「お、気がついた?」

「は、い……っ♡」

どうやらこの人間は少し真面目すぎるようだ。
敵であるサキュバスにもしっかり返事をする。無視なり蹴飛ばすなりのこともできたはずだが、それをする素振りもないのだ。

「じゃあ私、また散歩行ってくるから。今度はさっきより長く時間空けようかなー」

外した魔法具の設定をいじり、もう一度秘所に取り付ける。
先程よりも数段階弱く、あの絶頂の後ではもどかしいことこの上ないだろう。

「え、あ……っ♡」

彼女もそのことに気づいたらしい。弱々しい快感に悶え、なんとか気持ちよくなろうとしている。

「んー、どうしたのかなー?♡」

キスできるほど顔を近づけ、頬を抑えて聞く。

「そ、その……」

潤んだ瞳で見つめられ、熱い息が唇にかかる。

「も、もっと……してください……!」

堕ちた。
ゾクゾクとした快感が背中をチリチリと焼く。

「違うでしょ? 『悪魔になるので、どうか気持ちよくしてください』……ね?」

「あ、あ……!」

快感と理性がぶつかり、言葉を詰まらせる。
震える声を絞り出して告げたのは……。

「悪魔になる、ので……どうか、気持ちよくしてください……!」

「よくできました♡」

性具に魔力を込めて威力を最大まで引き上げる。
反応して跳ね上がろうとした顔を抑え、口内に舌をねじ込む。

「んんんんんんんうっ!!♡♡」

ガクンガクンと腰が跳ねるというより大きく上下し、蛇口をひねったかのように潮を噴いている。
目はぐるりと上を向き、下まぶたがぴくぴくと痙攣している。
そして息を吸おうにも口は塞がれ、それだけでなく舌で口内を擦られており、正常な判断を阻害される。

「んぶぅ、んぇ゛、え、おお゛ぉぉ……ッッ!♡♡♡」

呼吸をしようと口を離しても、サキュバスがそれを許さない。
徐々に息は浅くなり、ソフィア自身の汗とヨダレと鼻水に溺れるような感覚に襲われる。

「魔王様、お願いします」

「悪魔化【デビライズ】」

バチバチと視界が弾け、脳みそが焼き切れてしまったかと錯覚するような快感の中、ぼんやりと声を聞きながらソフィアは意識を手放した。

魔王の間ーー


ソフィア「スキア・レジェンダリア・アートルム様」ヒタヒタ


スキア「ああ、起きたの。気分はどう?」


ソフィア「少しだるいですが……動けます」


サキュバス(魔王様の悪魔化はやっぱり効き目がすごいわね……)


ソフィア「それと、あなた……。えっと、お名前は」


サキュバス「私? 名前なんかないわよ。ただのサキュバスだもの」


ソフィア「……名前がないのは不便ですね」


スキア「呼びたいように呼んであげなさい。あなたは魔姫としてこれから君臨するんだから。悪魔に名付けたって誰にも文句は言わせないわ」


ソフィア「では……リーリア様」


サキュバス→リーリア「リーリアかあ。可愛い名前ね」


ソフィア「リーリア様、どうか今後とも私を可愛がってください。あなたのご褒美があれば、人間界を取り戻す力が湧いてくるんです」


リーリア「取り戻すって……」


スキア「認識障害かな。自分は悪魔で、人間界は私達悪魔が取り戻すべき領土だと思ってる」


リーリア「そうですか……。あー……分かったわ。あなたの力は大事だもの。特別に可愛がってあげるわ」ニコッ


ソフィア「……ありがとうございます」ゾクッ


スキア「じゃ、リーリア、ソフィア、しばらくは魔界で好きに過ごしてていいよ」


リーリア「はーい」


ソフィア「分かりました。スキア・レジェンダリア・アートルム様」


スキア「……フルネームじゃなくていいよ」


ソフィア「分かりました、魔王様」


ーーーーー

ーーー

語感的には悪魔儀式(デモナイズ)の方が好きだけど何か効果に違いはあるのかしら

悪魔ソフィアの外見はどう変わったのかとか気になる

エッチ二本立ていいぞ

いっそソフィアとリーリアがくっつくのもアリではないかと思った
スキア救出して悪魔化が解けたらリーリアもサキュバスから人間になったりして、名付け親でもあるソフィアになんやかんや惹かれて一緒に古城で暮らす展開とか
使い魔的には『魔女様がお嫁さん連れて帰って来た!』とかなりそうだ

わくわく

>>450
悪魔化の魔法書いたよなーと思いつつ過去レスざっと流し見して、見つけられなかったのでデビライズを使いました
デモナイズは6スレ目で使ってましたね…

効果に違いはありません、次からはデモナイズで統一しようと思います

>>451
外見の変化は考慮してませんでした…
悪落ちとか、悪魔化っていう作品とかを見ないので、どういう変化が一般的なのか分からないです
案を貰えればそれをイメージして今後の展開を書くかもしれません

「はあ、はあ……」

濡れた指を眺めて息を吐く。
想い人の指の動きを想像し、自分の体を慰める。
相部屋の住人が部屋を空けがちなのをいいことに、最近は夕方になると毎日のようにしている。

「ううぅ~……」

後処理をして、布団に潜り込む。
普段のノルンならすぐに寝られるけど、最近はそうもいかない。
悶々とした気持ちを抱えたままだんだんと眠くなってきて……。

「う……ん……」

そしてやっと眠れるのだ。

ーーーーー

ーーー



授業中。
斜め前に座るラクリマさんを眺める。
かわいい。
授業内容について悩んでいるのか、下唇をうーっとしている。
かわいい。

「……んっ」

はっ。
気づくとスカートの中にペンを滑り込ませていた。
いろいろと限界かもしれない。

「あの、先生。具合悪いので保健室に行ってもいいですか」

限界を悟ったノルンは、先生に一言断って保健室に行くことにした。
どうにかして心を落ち着けて、次の授業からは集中しよう。
そう思っていたら。

「あ、私付いていきます! ノルンさんほんとに体調悪そうだから……」

「そうね。ラクリマさんついていってあげてくれる?」

「はい!」

一緒に保健室へ行くことになってしまった。

「大丈夫? ノルンさん……」

肩を支えてくれているラクリマさんが優しく労ってくれる。
柔らかい感触といい匂いが刺激になって襲いかかる。

「ん、大丈夫……っ」

「でも顔赤いよ……。あ、ついた! ほら、熱測って!」

不運にも保険医の先生はいなかった。されるがままにラクリマさんの看病を受けることになる。
差し出された体温計を受け取り、それを脇に挟む。
少しして電子音が鳴り、体温が表示された。

「うーん、微熱だね。ここで休んだら?」

ベッドをポンポンと整えて声をかけてくれる。
それに誘われるように、ノルンはラクリマさんを押し倒していた。

「……えっと、ノルンさん?」

「~~~っ! ちゅっ……!」

「んっ……!」

眼前で大きな瞳をパチクリとさせるラクリマさん。
その仕草がたまらなく可愛くて、とうとうキスをしてしまった。

「ノルンさん……もしかして、ずっと我慢してたの?」

ラクリマさんはやっぱり鋭い。これだけの行為で見抜いてしまう。
教室ではない、二人きりの空間。
もう我慢はできそうになかった。

「そ、そりゃいろいろしたいけど、ラクリマさんは忙しいし~……、負担になるようなことはしたくなかったんだよ~……」

「ノルンさん……そうだったんだね」

ノルンの弱々しい告白も真正面から受け止めてくれる。

「私、ノルンさんの彼女だよ? 何されたっていいに決まってるじゃん!」

ぎゅっと下から抱きつかれる。
体温と匂いがノルンを包む。

「えへへ、ちょっと恥ずかしいけど……しよっか?」

ドクンと、緊張と興奮で体温がさらに上がる。
しゅるりと制服の上着を脱ぎ、ワイシャツのボタンも外していく。
滑らかな白磁のような肌にクラっとくるが、ラクリマさんにだけ脱いでもらう訳にはいかない。
焦りながらもノルンも制服を脱ぎ、互いに下着姿になる。

「あはは、ノルンさんみたいに大きくないから恥ずかしいな……」

自身の胸を隠すように肩を抱くラクリマさん。
仕草の一つ一つが扇情的に映る。

「そ、そんなことない。ノルンはラクリマさんの体、その……きれいだと思う」

「えへへ、ありがと」

改めて押し倒して、下着の上から胸を触る。
ジュニアブラに抑えられた、ほぼ絶壁と言って差し支えない体だが、確かにぷにぷにとした柔らかさがある。

「んっ……ふ……っ」

気持ちいいのか、ラクリマさんも小さく声を漏らす。
するりと上にずらすと、ぴこんっと小さな乳首が現れた。

「ひゃ……っ」

恥ずかしがって隠そうとする腕を押さえて、顔をそこに寄せる。

「れろ……っ」

「んくっ……!」

舌にコリッとした固さを感じつつ、何度か上下する。
乳首を弾く度に、ラクリマさんがぷるぷると反応するのが可愛らしい。

「はあ、はあ……ノルンさん……」

濡れた弱々しい声。
甘く鼓膜を揺さぶるその声を聞くと、背中に得も言われぬ感覚が走り抜ける。

「んむっ」

「ひきゅっ!!」

可愛らしいその乳首を甘噛みしてみると、びくんと体を跳ねさせて反応してくれる。
くたりとして肩で息をしているところを見るに、だいぶ感じてくれているらしい。

「のるんさ……あっ、だめっ、だめだめっ!」

下に目をやると、そこには縦に濡れ跡が広がるショーツがあった。
人差し指でなぞってみると確かに濡れている。

「ううぅ……はずかしい……」

指を引っ掛けて引き抜くと、抵抗もなく裸にすることができた。
ぴったりと閉じたそこは濡れており、つやつやといやらしくぬめっている。

「の、ノルンさんも脱いでよぉ……」

そう言われて、自分が未だ下着をつけていたことを思い出す。
ブラジャーのホックを外すと、ラクリマさんの視線を感じる。見せつけるように揺さぶりながらブラジャーを腕から抜き去ると、面白いほどじっと見つめてきていた。

「ふっふっふ~。触ってみる~?」

こうなると余裕が出てくるのも面白い。
たぷんと揺すってみると、こくりと頷きが返ってきた。

「う、わ……すごい……」

下からもにゅんと持ち上げられ、たぷたぷと弄ばれる。
大きくて邪魔な脂肪ではあるけど、彼女に楽しんでもらえるなら悪くないと思える。我ながら単純だ。

「それじゃあそろそろ……」

再びラクリマさんの下半身へと顔をずらし、濡れそぼったそこに顔を近づける。

「ぺろ……」

「ふにゃあっ!」

ぷにゅりとした柔肉は熱を持ち、舐めとった後からさらに愛液を分泌する。

「じゅぷっ」

「あああうっ!」

舌を突き刺せば、舌そのものを吸い取るかのような動きで奥へと誘(いざな)おうとしてくる。

「じゅぷ、れろ、じゅるるっ!」

「ひぎゅ、にゃ、うやぁぁああっ!」

こぷこぷと奥から奥から愛液が溢れてくる。
それはやがて勢いを増し、ぷしゅぷしゅと噴き出すようにすらなってしまった。

「ぐぽ、じゅるる、れるれるれる……じゅぷぷぷぷっ!」

「あっ、ふにゃっ、にゃあああああああああっっ!」

ぷしゅううっ! ぷしゃっ! しゃあああ……。

「あっ、ふあああ……ごめ、のるんさん、ごめぇん……」

ぶるぶると体を震わせて、恍惚とした顔で謝るラクリマさん。
ラクリマさんと触れ合えたノルンの心はここに来る前よりもずっとずっと落ち着いていて、きっと今日はよく眠れるだろうな、なんてことを考えていた。

ラクリマ「ほ、保健室ですごいことしちゃったね……///」


ノルン「う、うん。誰もいなくてよかった……」


キイ…… パタン……


ラクリマノルン「!!?」バッ!


ラクリマ「い、いいい今ドア閉まったよね!?」


ノルン「だ、誰かいたのかも~……!」


ガチャッ!


ノルン「廊下には誰もいない……」キョロキョロ


ラクリマ「う、うわわ……どうしよー……」


ーーーーー

ーーー




放課後、部室ーー


カーム「……」モジモジ

カーム「……」チラッ

カーム「っ///」カアアッ


ラクリマノルン「あっ」


ラクリマ「か、カームさあん、ちょっといいかなあ」コイコイ


カーム「は、は、はい」ドキッ


ノルン「えっと、今日保健室にいた~?」


カーム「……っ///」コクリ


ラクリマ「うわわ! だ、誰にも言わないでね!」


カーム「い、言いません! 約束します!」


ノルン「う~、でもなあ~……」


カーム「あ、なら……お二人のコーチで演技の練習を見てくれませんか? それを対価に黙ってると約束します!」


ラクリマ「そうだね、対価があればこっちも安心かも……」


ノルン「じゃあ今日から早速練習見てあげるね~」


カーム「はい!」


ーーーーー

ーーー

ソフィアの住む城ーー


クロエ「ほんとにいないわね……」


エルク「ですね……」


ヒカリ「気をつけてね。闇魔法使いをさらう罠とかあるかも……」


ローラ「シンクロ。ユーニ」キンッ

ローラ「何か気づいたことがあれば教えますね」


エルク「ゼーレさんがいれば心強かったのですが……」


クロエ「さすがに有名になりすぎたわね。おいそれと手伝ってもらう時間はなさそうだったわ」


ギイイ……


ヒカリ「!」バッ


ミリア「あ! エルク! それにクロエさんも!」


エルク「お、お母さん!」


クロエ「ミリアプロ! なんでここに……」


ミリア「いやー、ソフィアがいなくなっちゃったから、どこにいったか分からないか痕跡を探しにね」


クロエ「私達と一緒ね」


ミリア「どう? 何か見つかった?」


ヒカリ「まだ探し始めたばかりで何も……」


ミリア「そっかー……」


クロエ「星光の羅針盤も持ってきたけど……使いみちあるかしら」チャリッ


キイイ……


ローラ「……光ってますね」


クロエ「外を指してるわね……」

ヒョコヒョコ


ミリア「あ、ソフィアの小人だ」


「……! ……!」


ミリア「ふんふん。『あっち、飛んだ。闇に、呼ばれた』……だって」


ヒカリ「羅針盤の指してる方角と同じだね」


クロエ「神樹とは真逆の方角ね。神樹から離れたところに闇が集まってる……とか?」


エルク「そうですね……。神樹はすごく魔力も多いし、神聖な空気が渦巻いていますから……」


ミリア「ナイスクロエさん! あとソフィアの小人もナイス!」ナデナデ


「///」テレテレ


ミリア「この子、闇の魔法使いがいないと出てこないんだよね。私が遊びに来るときはよく出てくるけど、他の魔力を感じると引っ込んじゃうの」


エルク「ご主人のピンチと、闇の魔力の多さで出てきてくれんでしょうか。可愛いですね」ナデナデ


クロエ「手がかりは見つけたわ。あとはソフィアさんを探しに行くだけね!」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・10月末の文化祭の準備をする
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・ソフィアの行方について調べてみる
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第2週
6/16回目の行動です

暗黒樹の芽に知らず知らずの内に引かれたこともあり、羅針盤を頼りに暗黒樹の芽に集まったクロエ(+ローラヒカリ)・ラミー・ミリア・エルクの闇魔法使いズ
そこにリーリアが現れ、クロエ達がソフィアの行方を問い質すとリーリアが召喚ゲートを展開し悪魔化したソフィアも現れる

悪堕ちでよく見かけるのだと
身体の変化:悪堕ちさせた存在(この場合はリーリア)と同じような肌・眼・髪色になる。もしくは種族的な外見(角や羽、尻尾など)が同じものになる。
服装の変化:悪の女幹部みたいな感じでやたら刺々しかったり露出が激しくなる。もしくは元の服を闇に染め上げたようなカラーリングの服になる。
みたいな感じかな?その辺でしっくりくるもので決めるとかよさそう

今年の出し物はアートルムに決めてもらおうという流れになったので、かつてリーケアイリスと3人で住んでいた、地底に眠る館を使ってお化け屋敷はどうかと提案するゼーレ

悪魔化したことで魔翌力がより強大になったソフィアをどう救うべくか悩んでいたクロエ達だったが、人類ガチ勢かつ親の親友を歪められたことで奪還に燃えているエルクの特訓を目撃
それに刺激されて学外対抗戦の対策も兼ねて自分達も特訓

リズが二回りくらい大きくなる

混乱こそ防いだものの根本的な解決には至っていない爆弾をどうしよっかという話

今日は更新なしです

また大変なミスなのですが、文化祭は10月末ではなく11月末でした
8回目の行動終了後、学外対抗戦、その後収穫祭(ハロウィン)
12回目の行動終了後、文化祭
となります

そういやそうだったね

中庭ーー


クロエ「……」


ヒカリ「クロエ、空なんか見上げてどうしたの?」


クロエ「爆弾のことを考えてたのよ。ゼーレさんやヴィーネさんのおかげで魔王にも負けないんじゃないかって空気になってるけど、実際のところあの爆弾のことは何も解決してないわ」


ローラ「確かに……。当日になったら爆発しちゃうんだよね」


クロエ「ええ。それに色んな街にあるからどこか一つを防げばいいって話でもないし……」


ヒカリ「当日はみんな安全な場所に逃げると思うけど、街がめちゃくちゃになっちゃうのは嫌だよね……」


クロエ「マホリオの防御組とか、スタジアムの防衛魔法の使い手とか、そういう人が集まって各地に拠点をつくるみたい。だから戦闘中は安全だと思うわ」


ローラ「魔力の爆弾……。爆発したらものすごい勢いで魔力がばら撒かれるんだよね?」


クロエ「多分ね。ばら撒かれるというより、それこそ爆発的な勢いで四方八方に叩きつけられると思うわ」


イオ「あ、あのっ!」


クロエ「イオ。どうしたの?」


イオ「爆発するものなら他の人より詳しいかもって……。そ、それでその……魔力の爆弾なら私の魔法と同じかもしれません」


クロエ「確かに……。話を聞かせてくれる?」

イオ「魔力を勢いをつけて拡散させる、というのが爆発魔法の原理です。そのためには、範囲内の魔力を一度固める必要があります」


ヒカリ「うんうん」


イオ「おそらく今も、爆弾内部の魔力は中心に寄り集まっています。だから下手に衝撃を与えると……」


ローラ「ドカン……だね」


イオ「でも、もし魔力の動きを止められる、あるいは固められるなら……」


クロエ「爆発は広がらない……?」


イオ「はい」コクリ


クロエ「ナイスよ、イオ。もしかしたらゼーレさんはすでに手を打ってるかもしれないけど、校長先生に相談して世界中に周知してもらえば、世界中の人に安心してもらうことはできる」


イオ「お役に立てたなら嬉しいです」


クロエ「役に立つどころじゃないわ! あなたの知識のおかげで世界中の人に安心を与えられるんだから!」


イオ「そ、そうですか。もし違ったらと考えると緊張してしまいますね」


クロエ「そこはちゃんと調べてもらうわ。イオの言うとおり、構造が違う可能性はあるものね」


ーーーーー

ーーー

教室ーー


クロエ「そろそろ出し物決めたいわね……。ゼーレさんはどう? 何か案とか……」


ゼーレ「うーん……私達が少しの間住んでいた館があるのですが、そこを見てみたところ廃墟になってまして……。そこの家具を使えば雰囲気のあるお化け屋敷ができるかもしれません」


楓「おお!」


アルシェ「おばけやしき……ごはん食べれない……」


晶「ご飯は他のクラスのを楽しみにしたらいいさ」


嵐「お化け屋敷はうちのクラスまだやってないもんな。いいかもしれない」


クロエ「それじゃあうちのクラスはお化け屋敷ね! それも雰囲気満点の! 頼んだわよ、ゼーレさん!」


ゼーレ「は、はいっ!」


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


リズ「うう~……」ムズムズ


ローラ「無理はしないでね。ゆっくり脱皮していいよ」ナデナデ


クロエ「リズの脱皮も久しぶりね。だいぶ大きくなったからもうしないものだと思ってたわ」


ローラ「大人のバジリスクはこんな大きさじゃないよ! もーっと大きいんだから!」


リズ「!」ピリッ


ずるるるる……!


リズ「できたー!」ワーイ


クリア「リズおっきー!」ワー!


クロエ「二周りくらい大きくなったわね……!」


ローラ「かわいい~!」ギュー


リズ「きゃ~♪」


クリア「クリアもー!」ギュー!


ローラ「きゃー♪」


クロエ「かわいい……」キュンッ


ーーーーー

ーーー

暗黒樹の芽ーー


クロエ「星光の羅針盤に導かれて来てみたら……」


エルク「なんですかこれ……」


ラミー「なんか、闇の力が反応してる感じ……」ゾワワ


ミリア「引っこ抜いちゃう?」


リーリア「だ、め、よ」ストッ


ローラ「サ……サキュバス! 魔界に帰ったんじゃ……」


リーリア「もちろん帰ったわよ。向こうからゲートを開けてやってきただけ」


ヒカリ「なんでここに……」


リーリア「この芽、私が管理してるの。魔王様の仰せでね。これに惹かれてやってくる闇魔法使いがいたら、捕えて悪魔にしろって」


ミリア「まさか……ソフィアはお前が!」


リーリア「せいかーい♡」ズオッ


ソフィア「リーリア様、お呼びですか」


ミリア「ソフィア!!!」


クロエ「な、なんでサキュバスの格好を……」


リーリア「あたしの趣味かなー。あたしに名前をくれた子だから、あたしもお気に入りなの。自分の服あげるくらい当然じゃない?」


エルク「魔弾【シュート】!!」ギュオオ!


リーリア「防御魔法【シールド】!」ギィッ!

リーリア「うーん、いい絶望の空気。あたし達満腹になっちゃったし帰ろっか」


ソフィア「はい」

リーリア「ちなみに、その芽は何しても抜けないから。その忠告にも来たのよ。あたしってば優しい♡」ズオッ


ミリア「ま、待て!」


リーリア「待たない。じゃあね、非力な闇魔法使いさん達。時が来たらソフィアと一緒にめちゃくちゃにしてあげるわ」シュンッ


ソフィア「私達悪魔を追いやって、のうのうと生きている人間を……私は許さない」シュンッ


ミリア「な……ソフィア……!」


エルク「……ッ」ギリッ


クロエ「悪魔にされてたなんて……」


ラミー「ソフィアさん……」


ーーーーー

ーーー

修練場ーー


ゴガァアッ! ドオオオオッ!


クロエ「あら、誰か使ってるわね……」


エルク「はあ、はあ……」ポタポタ

エルク「魔弾【シュート】!!」


ギュゴオオオオッ!


クロエ「さ、さすがプロの娘ね……。すごい威力だわ」


エルク「人間を……人間さんを悪魔にするなんて……! 許さない、許さない! 許さない!!」

エルク「神弾【ネオ】!!!」


ゴゴゴオオオオオオッッ!!


クロエ「……負けてられないわね」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


樹「これは……」


楓「風斬魔法【かまいたち】!」


ナミネ「巨大水弾【アクアマリン】!」


ティア「浮遊魔法【フロート】!」


樹「みんな一生懸命練習してる……」


リリィ「皆さん無理はダメですよー! ドリンクは用意してますからねー!」


橘花「不調を感じたらこっちに来い! 簡単な検査と治療の用意もある!」


はーい!


クロエ「いくわよ、凜華、モミジ!」


凜華「ああ!」


モミジ「うん!」


クロエ「疑似宇宙魔法【アストロ】!!」


樹「……みんな、頑張ってるのね」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・11月末の文化祭の準備をする
・ソフィアの行方について調べてみる
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第3週
7/16回目の行動です
8回目の行動終了後、学外対抗戦
学外対抗戦終了後、収穫祭に移ります

ゼーレ達の館の掃除を手伝うクロエ達

悪魔化を治す方法に心当たりは無いかをゼーレ達に聞く

久々に積もる話でもしようとウィンの元を訪れた時雨
鍵が閉まっていなかったので中に入ったところ運悪くちょうどウィンがナナから対アンモビウムの特訓(意味深)を受けさせられており、ガッツリ見てしまい混乱して顔を真っ赤にしながら脱兎のごとく逃げた

館の掃除中、倉庫に転移する魔法陣を踏んでしまい真っ暗な空間で一人きりになってしまうノワール。20分程してからその事に気付いたゼーレらによって発見されたが、普段からは考えられないほど弱々しく震えており一緒に駆けつけたイリスに泣きながらしがみ付く

魔界による人間界への過干渉を見かねた天界の神々がヴィーネやゼレス、カーム等の神聖魔法使いに対して貸し与える力を増大させる

天界の描写は初かあ

神と悪魔の対立となるとメガテン感が出てくるな

天界からもネームドキャラ出て来るのかな(仮に出ても終盤だからチョイ役かもしれないけど)

既に風呂敷広げ過ぎてるしキャラも多過ぎるから出さんでいいと思うわ

天界への干渉を不可能にしたのはその辺り配慮しての事なんじゃないかなと勝手に思ってる

フェリスやシェリルなんか募集時に登場したきり一度も出番ないからな……マホリオ大会で必然的に出番があるシェリルはまだマシかもしれんけど……

竜族にしきたりがある設定上どうしても出番が少なくなるからそこはレイア共々仕方ないかも。文化祭で出してあげられるといいね

とはいえキャラ全く増やさずに3年間続けてもそれはそれでマンネリ化するからな…

このスレの安価形式で出番がないってつまり作成者含めて出そうとしてる人がいないというだけでは
競争率激しくて安価取れないとかでもないし問題ない希ガス

地底の館ーー


クロエ「おおお……すごいわね」


ゼーレ「有名になりすぎて、どこに居を構えても人がひっきりなしに来るようになってしまって……。地底に丁度いい洞窟があったので、そこに館を建てたんです」


アイリス「日の光が入らなくてすぐ使わなくなったけどねー」


リーケ「……暗いと、魔獣も元気なくなっちゃう」


楓「ホコリすごいなー。ホコリっていうか砂か、これ」


晶「使えそうな家具は汚れを落として運ぼう。えーっと、リストによれば……」


嵐「シャンデリアと、軋む机と、折れた椅子……まずはそんなところか」


ゼーレ「シャンデリアはこの玄関のとかどうでしょうか。机と椅子は色んな部屋を見てもらえれば多分丁度いいのが見つかるかと」


イリス「それでは手分けして掃除しましょう!」


おー!


ーーーーー

ーーー

ノワール「お、ここは寝室かな」

ノワール「大きいベッドが一つ……三人で寝てたのか」


カチッ


ノワール「へ?」


しゅんっ!


ノワール「あ、あれ……」ストッ

ノワール「何ここ、暗い……」ガツッ

ノワール「いたっ! な、何? 壁……?」ペタペタ…

ノワール「ど、どうしよう……出れなくなっちゃった……」


ーーーーー

ーーー




クロエ「……ねえゼーレさん」パタパタ


ゼーレ「はい?」フキフキ


クロエ「悪魔化を治す方法に心当たりないかしら」


ゼーレ「悪魔化ですか……」


クロエ「実は私を助けてくれた闇の魔法使いが、サキュバスの魔法で悪魔にされたの。……どうにかして助けたいわ」


ゼーレ「いくつかありますが、どれにも共通するのは『体内を巡る毒素を全て抜く』ということです」


クロエ「毒素って、魔界にある魔力みたいなものよね」


ゼーレ「そうです。それに体が順応していると悪魔になり、その全てがなくなれば再び元の体に戻れます。これは人、魔獣関係ありません」

ゼーレ「そしてその毒素を抜く方法ですが……。魔法陣を描いて、その上にいる者の毒素を抜く方法。魔法によって一息に毒素を吐き出させる方法。この二つがよく用いられます」


クロエ「魔法陣の方は見たことがあるわ。ローラがスフィアさんにやってたから」


ゼーレ「魔法陣は、相手がその上にじっと留まってくれる必要があります。なのであまり使う機会はないでしょう」


クロエ「もう一つの方は?」


ゼーレ「クロエさんもテネリタスさんとシンクロすることで、毒素だけを食べ尽くすことができるはずです。あとは神聖な魔力を送り込むことで毒素を抜くこともできます」


クロエ「なるほど……」


ゼーレ「毒素を抜く果物を食べさせるとか、そういった方法もありますが……。現実的なのは魔法による解除でしょう」


クロエ「ありがとう、参考になったわ」


ゼーレ「いえいえ。私もスキアを悪魔から元に戻すためにいろいろ考えてたので、お役に立てたなら何よりです」

ゼーレ「……あ」


クロエ「?」


ゼーレ「……寝室の罠に作動した形跡があります」


クロエ「罠って……誰か引っかかったの!?」


ゼーレ「倉庫に送り込んで無力化するだけですが……。見に行きましょう」

倉庫ーー


ガコオオンッ


ノワール「……!」


ゼーレ「あ……!」


ノワール「あ、あ……」フラフラ


イリス「ノワールさん!」ギュッ!

イリス「姿が見えないと思ったらこんなところにいたんですね……」


ノワール「いりす……こわかったよお……」グスッ


イリス「ノワールさん、怖いところ苦手でしたもんね。よしよし、もう大丈夫ですよ」ナデナデ


ノワール「ううう……」グスグス


ゼーレ「すみません……。寝室に仕掛けた侵入者用の罠がまだ生きていたとは……。先程全ての罠の解除を確認しました。不安にさせて本当にすみません」ペコリ


ノワール「だいじょうぶ、です……っ」


イリス「……」ナデナデ


クロエ「ノワールとイリスはどこか落ち着けるところで休んでる方がいいわね。歩ける?」


ノワール「ん……」


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


ヴィーネ「うーん……」


茜「どうしましたー?」


ヴィーネ「なんか最近、力が湧いてくる感覚があるのよ」


サリア「まだ強くなるんですか……」


ヴィーネ「私の力が強くなったんじゃなくて、神聖魔法の魔力の質が変わったというか……」


茜「天界からの魔力が強まったんですかねー」


ヴィーネ「かしらね。最近は魔界の勢力が好き放題してるし、それに対抗して力を授けてくれたのかも。感謝しないとね」


サリア「……」


ヴィーネ「? どうしたの?」


サリア「いえ……。自身の力だと慢心せず、素直に力を受け入れているのが、その……かっこいいと思って」


ヴィーネ「うわー! サリアかわいい! ちょっと茜、聞いた!?」


茜「テンション上がりすぎてうるさいですよー」スッパリ


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


ゼレス「聖弾【ホーリーボール】!」ゴアアッ!


ステラ「やっぱり威力が上がってますね……」


ゼレス「……おそらくは天界からの力かと。強い力を手に入れたとはいえ、使いこなすためにはもっと訓練をしないといけませんね」


ステラ「ふふっ、かっこいいですよ、ゼレスさん」


ゼレス「ママならそう言うはずです。であれば、その娘が油断していてはお話になりませんからね」


カーム「あ、あの! 私もコントロールのトレーニングをご一緒してもよろしいでしょうか!」


ゼレス「カームさん。もちろんいいですよ」


カーム「ありがとうございます!」


ステラ「神聖魔法使いの皆さん、頑張ってますね……! 私もお手伝いしますよ!」


ーーーーー

ーーー

ウィンの実家ーー


時雨「……」ピンポーン

時雨(……出ない。今日は家にいると言っていたが……)グッ


ガチャッ


時雨「あ、開いた……」

時雨(まったく不用心な……)

時雨「失礼する。ウィンの部屋は……ここか」


キイイ……


時雨「ウィン、インターホンを鳴らしたのに出ないとはなにご……と……」


ウィン「あっ、んんっ……!」ビクッ(目隠し状態)


ナナ「あ……」ピタッ


時雨「え、あ、な……!///」

時雨「なあああああああああっ!///」ダッ!


ウィン「んえ、なに、なにぃ!?」


ナナ「えーっと、し、時雨さんに見られてしまいました……」


ウィン「え、ええっ!?」バッ


ナナ「もう走って行っちゃいました……」


ウィン「な、なあ……!///」カアアッ


ーーーーー

ーーー




時雨「な、なんだあれは……裸になって何を……///」

時雨「そ、それにウィンの声……あんな……!///」

時雨「ううぅ~……///」プシュウウ…

ーーーーー

ーーー




クロエ「もう今週末は対抗戦ね……。気合い入れて練習しましょう!」


現在の目標
・10月末の学外対抗戦に向けて練習する
・11月末の文化祭の準備をする
・ソフィアの行方について調べてみる
・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

10月第4週
8/16回目の行動です
8回目の行動終了後、学外対抗戦
学外対抗戦終了後、収穫祭に移ります

大きくなったリズを羨ましがっていたクリアだったが、突然人間大ほどの水晶になってしまう
ラピス以外の全員が驚きリズに至っては泣きそうになっていたが、ラピス曰く水晶龍が大きくなるときに起こる現象と聞かされ安堵する(ローラも話は知っていたが実際に見るのは初めて)
それからしばらくして水晶が割れ大きくなったクリアが出てきた(無駄に全裸で)

なお偶然にも同時刻、フェリスも黒鋼の玉石になり同じく成長していた

学外対抗戦とソフィア戦の両方に向けてテネリタスとのダークシンクロを練習しておく

レティスの寝言で抱きつくように指示をされてしまったシエラがそのままの状態で身動きがとれずに1時間ほど拘束される

激しい怒りを伴う修練によってエルクの固有魔法が暴走気味に拡散し、学内で悪夢や突然のフラッシュバックに襲われる生徒が多数発生する
クロエも一年時のような悪夢を見るが難なく退け(闇の試練を乗り越えた闇魔法使いは伊達ではなかった)、悪魔化解除の方法を知らせてエルクのメンタルケアを図る

マホリオ特訓していたポメだったが魔翌力配分をミスしたためか翌日までビーストが解けなくなってしまう
幸い害は無いので普通にやよいと部屋で過ごすが、やよいにもふもふを堪能させたり毛繕いをしてもらう際に獣耳や尻尾などなど敏感だったり際どいところを触られてしまう

マホリオパートコンマが荒ぶるから楽しみ

空き教室ーー


クリア「いいなあー。リズ大きいのうらやましいよー」


リズ「えへへー」


ラピス「焦らなくても、クリアもちゃんと大きくなりますよ」


クリア「そうかなー。最近成長止まってるし、体ムズムズするし……」


ラピス「ムズムズですか。ではいよいよですね」


クロエ「いよいよ?」


クリア「んー……んー!」ピカアッ!


ローラ「きゃっ!」


キィンッ……


クリア「……」ピキン…


ローラ「く、クリア!? 水晶になっちゃった……!」


リズ「クリア!? 大丈夫!?」


クロエ「ちょっと、ラピスさん! 大丈夫なの!?」


リズ「クリア……しんじゃったの?」グスッ


ラピス「まさか。これは成長の途中ですよ」

ラピス「私達ドラゴンはある程度体が大きくなると、一度体を硬質化させてさらなる成長を迎えます。私達の場合はこのように、水晶に閉じこもるわけですね」コンコン


ローラ「は、話には聞いたことがあったけど本当だったんだ……」


クロエ「サナギみたいなもの?」


ラピス「そうですね。クリアが体に見合わない量の食事を摂っていたのも、この成長期があるためです」


リズ「し、しなないんだ……よかったあ……」ホッ

ラピス「そしてこの水晶は、親が不可視の光で包むことで完成します」ピカアッ!


ローラ「見えなくなった……」


クロエ「レイアさんの方は?」


ラピス「レイアは硬い岩盤を掘って、そこに鋼で身を包んだ娘を隠します。敵から姿を隠すと同時に、地下の圧力でさらに鱗を鍛えるという目的も兼ねてるんですよ」


ローラ「そうなんだ……」


クロエ「成長したクリアに会うのが楽しみね」


ローラ「うん!」


ーーーーー

ーーー

修練場ーー


クロエ「テネリタス、ダークシンクロの練習するわよ」


テネリタス「えー、めんどくさいなあ」


クロエ「あなたに私自身を食べられるなんてもうまっぴら。コントロールできるようにならないと」


テネリタス「んー……どうしたらいいんだろう」


クロエ「ローラいわく、シンクロで大切なのは心を一つにすることらしいわ」


テネリタス「心を一つに……。ワタシは主ほど本気で勝ちたいわけじゃないからなあ」


クロエ「何か別の……例えば誰かを守りたいとか」


テネリタス「ワタシは美味しいものが食べられたらそれでいいなー」


クロエ「う……そうね」


ティト「テネリタス!」キンッ


テネリタス「うわ、なに!?」


ティト「貴様はいつまでご主人を困らせるんだ! 力を貸せ!」


テネリタス「めんどいよ~……」


ティト「グルル……ッ」


テネリタス「なんだ、やるのか? フシャーッ!」

クロエ「ストップストップ! 二人とも落ち着きなさい!」


ティト「! すまない……」


テネリタス「……ふんっ」


クロエ「ティトともシンクロできたらいいんだけど……。私はローラみたいなことはできないし、やっぱりテネリタスとのダークシンクロを使いこなせるようになりたいわ」


テネリタス「……分かったよ、練習すればいいんでしょ。いちいちティトに突っかかられてたら疲れちゃうし、付き合ってあげる」


ティト「貴様、ご主人になんたる物言い……! そもそも我らはご主人がいなければあのまま消えていたかもしれないんだぞ!」


クロエ「ティト、ストップ。テネリタスがやる気になってくれるんならなんでもいいわ。早速練習しましょう!」


ーーーーー

ーーー

エルク「はあっ、はあっ……」

エルク「……おおおおおおおっ!」ゴオッ!


御桜「エルクさん」


エルク「御桜さん……」


御桜「そんなに疲れるほど魔法を撃っていては大会で実力を出せませんよ」


エルク「……そう、ですね……」


シェリル「エルク、御桜、今日はこの辺にしとこう。もう大会も近いし、無理だけはだめだ」


ーーーーー

ーーー




ラミー「ひっ」


樹「ラミー?」


ラミー「い、今そこの影から闇が呼んでるような気がして……。でも気のせいだったみたい」


ーーーーー


パアン!!


イオ「きゃああ!」


モミジ「イオちゃん!? どうしたの!」


イオ「あ、あれ……。今私の魔法が暴発して、モミジちゃんが……」


モミジ「? 何もなってないけど……」


ーーーーー


ノワール「ひっ……! ごめ、ごめんなさい、ごめんなさい!」


イリス「ノワールさん、どうしました? 大丈夫ですか?」ナデナデ


ノワール「あ、あれ……今……血だらけのお母さんとママがそこに……」


イリス「……」ギュッ

イリス「大丈夫ですよ。そんなのは来てません。それに、ご両親はあなたを恨んでなんかいやしませんから」


ノワール「でも、私のせいで二人は……」


イリス「私があなたの記憶を見たかぎり、ご両親は明確にあなたを守るために動いていました。そしてあなたが無事なのを確認して、笑顔さえ見せていた。そんな二人が今さら恨んで出てきたりしませんよ」ナデナデ


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


ポメ「いやー、今日も疲れたー」


やよい「お疲れ様。はいタオル」


ポメ「ありがとー!」フキフキ

ポメ「ふー。よし、ビーストを解除……」

ポメ「解除……」

ポメ「かい……じょ……」

ポメ「できない!?」


やよい「えっ!?」


ポメ「あれー? なんか上手く引っ込まないよ」ピコピコ


やよい(耳ぴこぴこしてる……)


橘花の研究室ーー


橘花「魔力の使いすぎだな。魔力を流しすぎて、体がその状態に慣れきってしまったんだ。寝て回復すれば解除もできるし、特に害はなさそうだ」


ポメ「そうなんですか。よかったー」ホッ


やよい「よかったね。じゃあ今日はこのまま?」


ポメ「そうみたい。それじゃあ先生! 失礼します!」


橘花「ああ。そうだ、よかったらこれを飲むといい。魔力の流れを安定させる栄養ドリンクだ。苦いが効果はあるぞ」


ポメ「苦いのかー……。とりあえずいただきますね」


橘花「お大事にな」


ーーーーー

ーーー

やよいとポメの部屋ーー


ポメ「さっぱりー♪」ホカホカ


やよい「……」ジー…


ポメ「ん? やっぱりしっぽ気になる?」フリフリ


やよい「う、うん。……触ってみてもいい?」


ポメ「いいよー。明日までこのまんまだし、せっかくだから触って!」


やよい「じゃあ失礼して……」


もふっ


やよい「ふおお……!」


ポメ「えへへ、どうかな」モフモフ


やよい「すごいもふもふ! 気持ちいいよ!」


ポメ「そっか! あ、せっかくだから毛づくろいお願いしてもいい?」


やよい「うん! 毛並みを整えたらいいの?」


ポメ「そうそう。専門的な道具とかないから、手ぐしでさささーっとお願い!」


やよい「じゃあしっぽの根本から……」


ポメ「あ、根本は……」


ふみゅっ


ポメ「きゃうんっ!///」ビクッ


やよい「わっ、だ、大丈夫?」


ポメ「へ、へーきへーき。でも根本は敏感だから優しくね?」


やよい「う、うん。優しく……」


さわさわ……


ポメ「んっ、ひうっ……!」ピクンッ


ーーーーー

ーーー

レティスとシエラの部屋ーー


レティス「ん……」スウスウ


シエラ(よかった……お嬢様は悪夢にうなされたりしてないみたい)ホッ


レティス「シエ、ラ……」ポソリ


シエラ(寝言……?)


レティス「わたしを……だっこ……する……」


シエラ「!」ピキッ

シエラ(か、体が……!)


ぎゅっ


シエラ「お、お嬢様……!」


レティス「んぅ……」


シエラ(く……! こんな安らかな睡眠、邪魔するわけには……!)


ーーーーー

ーーー

寮の自室ーー


クロエ「なんだか学校中で怖い思いをしてる人が多いみたいね。怖い夢なんか見なきゃいいけど」


ヒカリ「原因とか分かってるのかな」


クロエ「そういう話は聞かないわね」


ヒカリ「うーん……。早く解決するといいなあ」


クロエ「じたばたしてもどうしようもないわ。今日はもう寝ましょう」


ヒカリ「うん。おやすみ、クロエ」


クロエ「おやすみなさい……」


ーーーーー


クロエ「……」ピクッ

クロエ(まさか……ここは)


『クロエ・アートルム! 貴様を喰らう!』


クロエ「やっぱり闇ね。でも残念」キンッ

クロエ「テネリタス!!」


テネリタス「おー!」


クロエ「闇融合【ダークシンクロ】!」

クロエ「んでもって、悪食【アクジキ】!」バクゥ!


『な……に……!』


クロエ「もう私は闇なんか怖くない。みんながいるし、テネリタスやティトもいる。何度襲ってきたって無駄よ!」


『くそ……!』


ーーーーー

ーーー

翌日、校長室ーー


コンコン


クロエ「失礼するわ」


樹「来てくれたわね。どうぞ座って」


クロエ「話があるって聞いてきたけど……」


樹「昨日発生した多数の生徒への悪夢やフラッシュバックについて、原因が分かったわ」


クロエ「!」


樹「エルク・メルトルさん。橘花の調査と手元の資料から考えるに、彼女の固有魔法が暴走したと考えられるわ」


クロエ「エルクが……」


樹「今は橘花先生やナミネ先生がケアに当たってるけど、あなたにも生徒代表として、解決できそうならしてあげてほしいの」


クロエ「分かったわ。今から話を聞きに行ってみる」


樹「ええ、お願い」


ーーーーー

ーーー




クロエ「エルク!」


エルク「クロエ先輩」


クロエ「昨日たくさん練習してたみたいたけど、大丈夫? 体に異常とか……」


エルク「異常なんてありませんよ。さっきもナミネ先生に聞かれましたが……。まあ、異常があったとしても私は練習します。人間さんを助けるためには体の不調なんか気にしてる場合じゃありませんからね」


クロエ「もしかしてソフィアさんのこと?」


エルク「はい。私には助ける方法が思いつきません。だから自分の力をできる限り高めておかないと気が済まなくて……」

クロエ「エルク、そのことなら大丈夫よ」


エルク「え?」


クロエ「悪魔化を解除する方法はあるわ。ゼーレさんから聞いたの」


エルク「本当ですか!」


クロエ「ええ。体内の毒素を抜ければいいみたいだから、手遅れなんてことはないわ。だから……」


エルク「だから?」


クロエ「固有魔法を止めてくれないかしら。みんな悪夢を見てるのよ」


エルク「!!!」ピタアッ!

エルク「す、すみません! 自分の魔力が流れ出てることにも気づかないなんて……!」


クロエ「やっぱり少し練習しすぎたわね。たまにはゆっくり休みなさい?」


エルク「はい!」

エルク(ああ……クロエ先輩……! 素敵な人間さん……!!)ハアハア


クロエ「せっかくだし食堂で一緒に食事でもどう? 目を離してまた練習に行かれたら困るし……」


エルク「ぜひご一緒させてください!」


クロエ「そう。じゃあ行きましょう」ニコッ


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


ピキ……ッ


ローラ「あ……!」


ピキピキピキッ


リズ「おー……!」


バキンッ!


クリア「とーっ!」スッポンポーン!


クロエヒカリローラリズ「!!?///」


ラピス「はい、タオル羽織ってください」パサッ


クリア「はーい」


ローラ(びっくりした……裸だった……///)


クロエ「大きくなったわねえ。私達と同じくらい?」


ラピス「そうですね。肉体年齢的には15才前後といったところでしょうか」


ヒカリ「前までは小学生くらいだったから、すごく大きくなった感じ」


ラピス「このあとも数ヶ月から数年ごとにあの状態を経て、最終的に私と同じくらいの大人の姿になるわけです」


ローラ「そうなんですね……」


クリア「ローラ、どう? どう?」クルクル


ローラ「一気に大人っぽくなってびっくりしちゃった。これからも元気に育ってね?」ナデナデ


クリア「うん!」


ーーーーー

ーーー

学外対抗戦当日、スタジアムーー


『出場選手はフィールドにお集まりください。繰り返しますーー』


クロエ「ふー……」


凜華「いこう、クロエさん、モミジさん」


モミジ「うん!」


クロエ「ええ!」


ーーーーー

ーーー




『これより、学外対抗戦の開催を宣言します! 選手宣誓!』


クロエ「はい!」


ナミネ「あれ、今年はクロエさんチームなんですね」


樹「昨年優勝校から選手宣誓の代表チームを出すのよ。今まではウィンさんチームが優勝してたからそのままやってもらったけど、今は彼女達がふさわしいと思ってね」


クロエ「我々選手一堂は、正々堂々戦うことを誓います!」


パチパチパチパチ!!


『それでは各ブロック第一試合から行います。呼ばれたチームは各フィールドに移動してください』


~参戦チーム~
クロエ 凜華 モミジ
レナ ローラ ヒカリ
ティア アルシェ ナミネ
楓 晶 嵐
ステラ ゼレス ラクリマ
シェリル エルク 御桜


コンマ1桁が勝ち数(0は9勝)
9か0で決勝トーナメント進出

クロエチーム、レナチーム、楓チームは、昨年勝ち上がりのため突破確定

ティアチームの結果↓コンマ(昨年2勝のため、+2ボーナス、学内トーナメント優勝のため、さらに+5ボーナス)
ステラチームの結果↓↓コンマ(昨年5勝のため、+5ボーナス)
シェリルチームの結果↓3コンマ(学内トーナメント準優勝のため、+3ボーナス)

>>518の前にこれを貼るのを忘れてました


ビキッ!


レイア「!」


フェリス「ぷはあっ!」


レイア「フェリス、おめでとう。ちゃんと成長できたわね」ナデナデ


フェリス「ふふんっ」


レイア「鱗もしっかり硬くなってる。これならクリアにも負けないわ」


フェリス「とーぜん! 私はクリアのお姉さんなんだから! クリアはきっとまだ成長の繭にも入れてないはずだわ!」


レイア「さあ、どうかしらね?」


フェリス「きっとそうよ! 会うのが楽しみだわ……!」フフフ


ーーーーー

ーーー

いけっぺ

ゼレスちゃんファイト

そういえばイオチームは入れなかったの?一応学内対抗ベスト4だよね?

地震大丈夫かな

>>523
失念しておりました…
イオ ノワール イリスチームは学内トーナメントでベスト4のため、ランキング10位以内の可能性は大いにあります
よって、↓コンマで勝数の判定をします

イリスチームの結果↓コンマ(学内トーナメントベスト4のため、+2ボーナス)

>>524
すごい揺れでしたね
また地震が起こるかもしれません、皆さんも十分お気をつけください!

はい

決勝トーナメントーー


樹「すごい……」


橘花「各ブロック上位2チームが決勝トーナメント行きだから……」


ナミネ「7チームが勝ち残ってますね。すごいです!」


樹「ゼレスさんのチームと、イオさんのチームが一回戦から。他はみんな二回戦からね」


橘花「表彰台をうちの生徒が独占というのもありえるんじゃないのか?」


樹「ええ! 全力で応援するわよー!」


ーーーーー

ーーー




一回戦ーー


ゼレス「さ、ここから勝ち上がって行きますよ!」


イオ「け、決勝トーナメント……!」


ノワール「ここまで来たら行けるとこまで行こう!」


一回戦はブロック上位2位の20チームのうち、2位の10チームの中から8チームが選ばれ試合をします
その後は16チームで二回戦、8チームで三回戦、4チームで準決勝、最後に決勝となります

ゼレスチーム一回戦結果↓コンマ
イオチーム一回戦結果↓↓コンマ
偶数で勝利
奇数で敗退

8だったけど1戦増える代わりに進めるのか

ゼレスチームの試合ーー


ギュオッ! ゴオッ!


ラクリマ「転板【チェンジボード】!」


バキンッ!


ラクリマ(くっそー。相殺で精一杯か……)


ステラ「ここは私が! 隕石魔法【メテオ】!」


ゴオオオオッ!


「傀儡魔法【パペット】!」シュオッ!


ぐいんっ!


ステラ「な……!」ググ…!

ステラ(見えない力で引っ張られてる……!?)


「人の魔法に魔法の糸を通して、その魔法の主導権を握る! それが傀儡魔法!」グイッ!


ゼレス「二人ともこっちに! 聖域【サンクチュアリ】!!」


ギギギギギィッ!!


ゼレス「く……!」


ゴシャアアアアッ!


審判「試合終了! 勝者ーー」


ーーーーー

ーーー

ゼレス「……本戦まで来たのに……」


ステラ「すみません、私の魔法が……」


ラクリマ「そんなこと言ったら、私の魔法なんて全然通じなかったよ」


クロエ「お疲れ様、3人とも」

クロエ「2年生で決勝トーナメント行き……。そうそうできることじゃないわ。きっと来年はブロック一位で本戦にいける。それどころか表彰台入りも夢じゃないわ」


ゼレス「でも、もう……」


クロエ「あら、まさか世界が終わるとでも?」

クロエ「あなた達みたいな未来ある後輩がいるのに、私達先輩がむざむざやられるわけないじゃない!」


ステラ「クロエお姉ちゃん……」


クロエ「いい、約束よ。私達はこれから本戦で力の限り戦う。そして来年はあなた達がさらに上を目指すこと。だから落ち込まないで。暗いことばかり考えてちゃ楽しくないわ」ナデナデ


ラクリマ「は、はいっ」


クロエ「よし。じゃあまず応援ね。先輩が勝てるように応援をお願い!」


はいっ!


ーーーーー

ーーー

モミジ「イオちゃん……」


凜華「勝ち上がってるね……」


クロエ「当たるときは本気で、ね」


モミジ「うん、もちろんだよ!」


クロエ「いい返事。そろそろ二回戦開始の時間ね。行きましょうか」


凜華「ああ!」


モミジ「うん!」


二回戦結果
クロエチーム↓コンマ
レナチーム↓↓コンマ
楓チーム↓3コンマ
ティアチーム↓4コンマ
上記4チームは
偶数で勝利
奇数で敗退

イオチーム↓5コンマ
シェリルチーム↓6コンマ
上記2チームは
3の倍数で勝利
それ以外で敗退

全チーム共通でゾロ目の場合は勝利

はいな

ここのゾロ目は流石主人公

もう一回だけ

みんなつおい

よい

8チームで3回戦、4チーム生き残ったならトーナメントの組み合わせコンマ判定?

ティアチームvsシェリルチームーー


ピピーッ!


審判「勝者、ティアチーム!」


シェリル「あ、ありがとうございました……」


御桜「リベンジならず……でしたか」


アルシェ「強かった。鏡も、あそこまで硬いとは思わなかった」


シェリル「破られちゃいましたけどね」


アルシェ「アルシェの魔法とは相性が悪いだけ。すごく強いから、自信持って」


シェリル「ありがとうございます。来年は俺達が優勝しますから、今年はアルシェ先輩達が優勝しちゃってください!」


アルシェ「ん!」コクン!


ーーーーー

ーーー

クロエチームvsイオチームーー


モミジ「イオちゃん……」


イオ「モミジちゃん、手加減はなしですよ!」


モミジ「……うん!」


審判「クロエチーム、大将モミジ。イオチーム、大将イリス。確認しましたね? では……試合開始!」


イリス「魔弾【シュート】!」ドオッ!


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グイン!


凜華「氷弾【アイスボール】!」パキイッ!


ノワール「はっ!」ゴシャア!


クロエ「闇弾【ダークボール】!」ボウッ!


イオ「爆発魔法【エクスプロージョン】!」バウン!


クロエ(私の魔法そのものを爆発させた! 防御にも使えるのね……!)


イオ「破裂魔法【クラップ】!」


パンッ!!


モミジ「!」ビクッ


ノワール「魔弾【シュート】!」ドオッ!


凜華「氷晶壁【アイスウォール】!」パキンッ!


クロエ(破裂音で怯ませてその隙に大将を攻撃……連携も取れてる)

クロエ「ならこっちも! 疑似宇宙魔法【アストロ】!」ズオッ!


イリス「時止魔法【ストップ】」カチッ


凜華「クロエさん! イリスさんが抜けてる!」


クロエ「か、解除!」フシュッ

クロエ(いつの間にあんなところに……!)

クロエ「……あれ、やるわよ。凜華は大変だけど……お願い」


凜華「うん、分かった」


クロエ「闇よ! ばら撒かれろ!」ボボボボボッ!


ノワール「何を……」


イリス「私達の周りに闇の球が……」


凜華「氷弾【アイスボール】!」キンッ


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」ゴギィッ


凜華「氷弾【アイスボール】!」キンッ


イオ「!」

イオ(闇の中に入ったアイスボールが別の闇から出てきた!?)


ノワール「はっ!」ゴシャッ!


凜華「ここからが本番……! 氷連弾【アイスガトリング】!!」キキキキキンッ!


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」


クロエ「包囲型の新魔法! 闇と氷の檻【ダークアイスケージ】!」


イリス「や、闇から弾が出たり消えたり……! ど、どこから狙って……」


ゴオッ!


イリス「きゃあああ!」ドオッ!


審判「そこまで! 勝者、クロエチーム!」


わあああああああっ!


イオ「す、すごいです。見たこともない魔法でした!」


クロエ「まだまだコンビネーションは磨いてるからね。ちなみに今のは、凜華の弾を私の闇の中でモミジが潰して、そして別の闇の中から凜華が弾を発射したの。凜華の負担が大きいけど、強力な包囲型の魔法よ」


凜華「あれくらいなら頑張らせてよ。今までクロエさんが頑張ってたんだからさ」


審判「両チーム礼!」


ありがとうございました!


三回戦結果
クロエチーム↓コンマ
レナチーム↓↓コンマ
楓チーム↓3コンマ
ティアチーム↓4コンマ
3の倍数で勝利
それ以外で敗退

ゾロ目の場合は勝利

はい

よしクロエチーム勝利!

あい

てぃあ

お互いの見せ場を作るためとはいえ敗北チーム出ると必ず身内との潰し合いになるのはどうなんだろう

身内で戦わせてるのは、魔法の設定を考えてない名無しのモブを使って話を考えるよりかは、すでにあるチームで試合を考えた方が書きやすいためですね
でも確かに考えようによっては身内で潰し合わせてばっかりでひどいですね
次回からはモブ、ネームド混ぜていこうと思います

没になったキャラの魔法設定流用するとかどうでしょ

>>549
なるほど!
新キャラ作成のときにリサイクルする可能性もあるのであれもこれもとはいきませんが、少し皆さんのアイデアをお借りしようと思います

個人的な理由で申し訳ないのですが、ここのところ忙しく少し体力的にキツい状態なので、今日と明日は更新をおやすみしたいと思います
明日で忙しいのは一段落すると思いますので、明後日からまた毎日更新できるようにしていきます!

おつおつ
こちらは読ませていただいている身ですしちょっと待つくらいなんともないせま!
>>1さんの健康が一番大事ですから、どうかご自愛ください


義務ってわけでもないんだし無理のないペースで進めてくれたら良いと思います

ティアチームの試合ーー


審判「試合開始!」


ナミネ「いきます! 巨大水弾【アクアマリン】!」バッ!


相手大将「最初から強力な魔法ですね。三芒星!」


バチイッ!


ティア「か、紙で防いだ……?」


アルシェ「あれは……」


相手大将「ふっ!」ゴオッ!


アルシェ「それに当たらないで!」


ティア「は、はい!」ギュン!


相手大将「避けられましたか」


アルシェ「あれ、すごく遠い国の巫術だと思う」


ナミネ「フジュツ?」


アルシェ「魔法を放出するんじゃなくて、お札に込めて飛ばす。速さはあるけど、衝撃には弱い」


ティア「お札……つまり紙が相手なら私の出番ですね」


相手大将「まだまだ! 十枚護摩札!」ボボボッ!


ナミネ「燃えた!?」


ティア「浮遊魔法【フロート】!」ブワッ!


ひゅーーーーん……


相手大将「と、飛んでっちゃった……」


ティア「紙を浮かすくらいなら、魔力の消費はほとんどゼロです」フンス


ナミネ「すごいですティアさん!」


アルシェ「それじゃあこっちも攻撃……!」コオオ…

アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!」ドオオオッ!


相手大将「!! 二重六芒星!」


ギュイイイイイイイッ! バチイッ!


相手大将「あ、危ない……!」

相手サポーター「すごい威力ッスね……」


相手大将「次の魔法は多分もっと強い。……お願いできますか?」


相手サポーター「もちろんッス!」


アルシェ「決める! 神槍魔法・貫【ブリューナク】!!」


ギュゴオオオオオオッ!


相手アタッカー「光弾【ライトボール】!」パッ!


相手サポーター「転移魔法【チェーンジ】! ッス!」ポッポッ


パッ!


相手大将「三芒星」パッ


ナミネ「な、ななな……!」


アルシェ(相殺する魔力が……!)


ティア「浮いて! 浮遊魔法【フロート】!!」


グ……グ……!


ナミネ(アクアカーテンは貫通力のある魔法には効き目が……!)

ナミネ「獄水魔法【ヘルアクア】!」バシュウウウウッ!


ティア「だ、だめ……!」


ドオオオオオオオオッ!


ティア「きゃああああああ!」


審判「そこまで! 勝者、リリアン魔法学校チーム!」


相手サポーター「やったッスー!」ガバーッ


相手大将「もう、はしゃがないでください」


審判「両チーム礼!」


ありがとうございました!


ーーーーー

ーーー

アルシェ「負けた……」


ティア「……っ」グシグシ

ティア「アルシェ、ナミネさん、ありがとうございます。二人のおかげでここまで戦ってこられました」ペコッ


ナミネ「ティアさん……」


ティア「こんなにマホリオに本気になれて、学内トーナメントで優勝できたり、全国でベスト8のチームになれたのは、二人とチームを組めたからです」

ティア「私と組んでくれて……ありがとうございます……っ」


ぎゅっ


アルシェ「……ん」ギュー


ナミネ「それは私達も同じ気持ちですよ。チームを組んでくれてありがとうございます」ギュッ


ーーーーー

ーーー

クロエチームvs楓チームーー


楓「ここでクロエとか……」


クロエ「あら、試合を前に泣き言かしら?」


楓「まさか!」


晶「もう何度目か分からないな」


凜華「全力で勝ちにいかせてもらうよ」


嵐「こっちこそ負ける気はない。正々堂々戦おう!」


モミジ「う、うん!」


審判「両チーム、大将の確認はよろしいですね。では……試合開始!」


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!


凜華「氷晶壁【アイスウォール】!」ギイッ!


楓晶「火焔砲射【フレイムスロワー】!」ゴオオッ!


クロエモミジ「黒洞魔法【ブラックホール】!」ギュウウ!


楓「やるな、クロエ!」


クロエ「そっちこそ!」


楓「いろいろやられる前に、力技! 極風魔法【イダテン】!」ビュオオオ!


凜華「させない! 極氷魔法【ヨトゥン】!」キンッ!!


楓「嘘、極魔法!? いつの間に!」


凜華「この大会の少し前だよ。ギリギリだけど到達したんだ」


晶「だったら……!」


嵐「ああ!」


楓晶嵐「三神一体【トリムールティ】!!!」

クロエ「闇よ! 悉く天を覆い尽くせ!!」ズオッ!!


凜華「氷よ! 空に舞いて総てを凍て尽くせ!!」キィンッ!!


モミジ「星よ! その力にて万物を引き寄せろ!!」ズッ!!


クロエ凜華モミジ「絶対零度【アブソリュート・ゼロ】!!!」


ゴジュウウウウウウウウウッッ!!!


楓「うわっは! すごい蒸発してる!」グググ…!


クロエ「笑う余裕もないわよ……!」グググ…!


ビキンッ! ピシッ……!


晶「くそ……! 止まるなあああ!」


パキン……ッ!


楓「あー……ここまでか……」


嵐「……審判、棄権します」


審判「よ、よろしいのですか?」


晶「あれが止められたんじゃな……。悔しいけど、今はクロエ達の方が上みたいだ」


楓「あたし達に勝ったんだ。負けたら承知しないぞ」


クロエ「ええ! このまま優勝するわ!」


審判「両チーム礼!」


ありがとうございましたっ!


ーーーーー

ーーー

レナ「ふう……」


ローラ「ま、まさか準決勝までこれるなんて……」


レナ「当然でしょ。私達にかかれば当然の結果だわ」


ヒカリ「レナさんの自信のおかげで引っ張ってもらってるよ……。ボクは緊張でもう……!」


ローラ「そろそろ試合時間だね……!」


レナ「いくわよ、二人とも!」


ローラヒカリ「うん!」


準決勝結果
クロエチーム↓コンマ
レナチーム↓↓コンマ
5の倍数で勝利
それ以外で敗退
ゾロ目の場合は勝利

わいの

ハイ

採用されなかったキャラや魔法が敵専用NPCみたいな感じに登場するのは良いね

クロエチームの試合ーー


クロエ(このチームは……さっきティアのところを倒したチームね)


凜華(巫術、転移魔法、光魔法……。巫術の魔法使いはお札を燃やしてたし、相性が悪いかもしれないな……)


審判「両チーム大将の確認はよろしいですね。では、試合開始!」


相手アタッカー「光弾【ライトボール】!」パッ!


クロエ「暗幕【ダークカーテン】!」ジュウッ!


相手大将「闇魔法……!」


凜華「攻める! 獄氷魔法【ヘルアイス】!」ギイッ!


相手大将「護摩札三芒星!」ボッ!


ジュオオオオッ!


凜華「く……っ!」


クロエ「凜華、モミジと防御に回って! 私が攻めるわ!」

クロエ「闇獄魔法【ヘル】!!」


相手アタッカー「光弾【ライトボール】!」


相手サポーター「転移魔法【チェンジ】ッス!」


パッ!


凜華(魔法が入れ替わった……! これが転移魔法か……!)

凜華「氷晶壁【アイスウォール】!」


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」


グイイ……! バシュッ!


相手サポーター「うそっ!? ッス!?」


相手大将「怯まないで! 二重六芒星!」バチイッ!

テネリタス『手こずってるね、ご主人』


クロエ「黙ってなさい、テネリタス」


テネリタス『はーい』


クロエ「凜華、ダークアイスケージをお願い。あれならチェンジさせられる危険はほとんどないから……」


凜華「分かった。いつでもいけるよ」


クロエ「闇と氷の檻【ダークアイスケージ】!」ボボボッ!


相手サポーター「氷の弾が出たり消えたりしてるッスよ! これじゃチェンジできないッス!」


相手大将「八極防御陣!」ギンッ!


モミジ「ほ、包囲型の防御魔法!?」


凜華「あれじゃあどこから撃っても止められる……!」


クロエ「……くっ! テネリタス!」キンッ

クロエ「闇融合【ダークシンクロ】!」


凜華「クロエさん!」


クロエ「悪食【アクジキ】!」ガブウッ!


相手大将「!!」


相手アタッカー「防御陣が消された!? 光連弾【ライトガトリング】!」キュドドド!


クロエ「無駄無駄!」バクッガブッ!


相手サポーター「なんなんスか!? 雰囲気変わりすぎッスよ!」


モミジ「クロエさん、ごめん! 重力魔法【グラビティ】!」グイッ!


テネリタス『うわ、なんだこの魔力!? でもこれも美味しそうだな!』バクバク


モミジ「わ、私の魔法も食べてる……!」

凜華「審判、棄権します!」


審判「そこまで! 支援班!」


「睡眠魔法【スリープ】!」


クロエ「う……っ?」カクンッ


審判「……勝者、リリアン魔法学校チーム」


凜華「……ここまでか」


審判「両チーム礼!」


ありがとうございました!


ーーーーー

ーーー

レナチームの試合ーー


相手大将「もふもふ……」モフモフ


ヒカリ(ぬいぐるみ持ってる……)


審判「両チーム大将の確認はよろしいですね。では……試合開始!」


相手大将「わんちゃん、おねがい」モフモフ


むくむくっ ぽわんっ!


相手大将「ご~ご~!」


「わお~ん!」


ローラ「か、かわいい! 魔獣ぬいぐるみが動いてる!」


レナ「油断しない! 魔障壁【ガーディアン】!」


ごっ!!


レナ「いっ……!?」ピシッ

レナ(ただの頭突きでガーディアンにヒビが入った!? ぬいぐるみのくせにイヤに固い……!)


相手大将「この子と~、この子も~」ポンッポポンッ


ローラ「増えた……。きゅーちゃん!」キンッ

ローラ「融合【シンクロ】! 炎弾【ファイアボール】!」ボッ!


「もふぅ~!」ジタバタ


ローラ「やっぱり火が効きますね。ヒカリさん」


ヒカリ「うん! 炎送【ファイアライン】!」


ローラ「極炎魔法【カグツチ】!」ゴオオオッ!


相手ブロッカー「滝壁【ウォーターフォール】!」ドオオオオッ!


ジュウウウウウウウッ!


ローラ「!!」


相手ブロッカー「弱点対策は基礎の基礎!」


相手大将「ありがと~! いっくよお~!」


レナ「こうなったら……全部受けきる! 城塞魔法【シタデル】!」ゴゴゥン!

ゴッ! ゴオッ!!


レナ「く……!」


ヒカリ「レナさん! 魔送【ライン】!」


ローラ「ミトラ! 融合【シンクロ】!」キンッ

ローラ「ふっ!」トプンッ


相手ブロッカー「影から出てきた!?」


ローラ「もらった!」


「がるるうっ!」バシッ!


ローラ「なに……!」


相手大将「この子たちはわたしが操ってるんじゃないんだ~。みんなに命を与えてるの~。だから不意打ちも意味ないよ~」


レナ「う……そ……!」


「がおおおおお!!」


ゴシャアアアアッ!


レナ「きゃあああああ!」


審判「そこまで! 勝負あり! 勝者ーー」


ーーーーー

ーーー

閉会式ーー


「ーー以上を持ちまして、今大会の終了を宣言します」


パチパチパチパチ!


樹「クロエさんチーム、レナさんチームがベスト4。ティアさんチーム、楓さんチームがベスト8。イオさんチーム、シェリルさんチームがベスト16。ゼレスさんチームがベスト20……」


橘花「これだけのチームが決勝トーナメント入りしたのは初めてじゃないか?」


樹「そうね。上位20チームの内、3分の1にあたる7チームがリリウムの生徒……みんなよく頑張ってくれたわ」


ーーーーー

ーーー




樹「今日はこのまま収穫祭への参加を許可します! 一般の方には迷惑をかけないよう行動すること、時間までには寮に帰ること。その二つだけは守ってくださいね」


はいっ!


クロエ「……」


ローラ「クロエちゃん、またテネリタスとシンクロしたって聞いたけど……大丈夫?」


クロエ「ええ。今回は凜華の判断が早かったし、スリープもすぐかけてもらったから。体への影響はないみたい」


ヒカリ「なんか怖い顔してたけど……」


クロエ「テネリタスの力は魔王との戦いに使えると思うの。きっとソフィアさんの体に流れる毒素も、テネリタスなら食べてしまえるはず」

クロエ「でも、全然力を使いこなせない。今日だってまた暴走しかけたし……」


ヒカリ「そっか。それで悩んでたんだね」


ローラ「クロエちゃん、魔獣との信頼関係はじっくりゆっくりが基本だよ。力を使いこなすなんて考えるより、力を貸してもらうって考えないと」


クロエ「う……そ、そうね」


ローラ「お説教みたいになっちゃったね……。でもほら、せっかくの収穫祭だよ! 楽しもう!」


クロエ「ええ!」


現在の目標
・収穫祭を楽しむ(現代でいうハロウィンに該当します)

安価↓~↓5自由行動安価

収穫祭を知らないゼーレ達に説明

ビーストポメの仮装が大人気
一方やよいは「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ」のセリフを聞いていかにもRな悪戯を妄想してしまう

各チームの上位入りを祝し、収穫祭の料理やお菓子を用いた宴会をする

収穫祭の終わり際、各カップル同士で恋人分補給を兼ねてトリックオアトリートする
なお何故かお菓子を持っておらず『いたずら』を行うカップルが多かったという

昨年度大人気だったソレル小悪魔姉妹が今年も登場、誰かがそれをSNSにあげたところ万バズしてしまいティアラクリマ共にフォロワーが爆増、おまけにテレビ局に取材される事に

何となく一年生はやよポメ、レティシエの組み合わせになってきたかな

カームは演劇部や、ゼレス先輩との絡みがあるね

ソレル姉妹好き

確かラクリマの事務所のプロデューサーが双子アイドル(厳密には双子じゃないけど)の構想もしてたしワンチャン有り得そうな流れかも?

ゼーレ「あの、クロエさん。収穫祭というのは……?」


クロエ「あら、昔にはなかったのかしら。一年の豊穣を願って、魔獣や人外のコスプレをした子どもたちにお菓子を配るイベントよ。お菓子を魔獣に与えられるほど来年も豊かになりますようにってね」


アイリス「お菓子貰えるの!?」


クロエ「多分ゼーレさんたちも貰えるわよ。『お菓子をくれなきゃイタズラするぞ』とか『トリックオアトリート』って言えばいいからやってみて」


リーケ「やって……みる」


ーーーーー


アイリス「おねーさん、お菓子くれなきゃイタズラするぞーっ!」


「きゃー! はい、チョコ詰め合わせ!」

「ペロペロキャンディーあげる!」


アイリス「やったー!」ワーイ


ゼーレ「トリックオアトリートです!」


「わ、美人さん……! こ、これ食べて!」

「ずるい! 私の作ったケーキどうぞ!」


ゼーレ「ありがとうございます!」ニコッ


リーケ「と、トリックオアトリート……」


「あら、誰かの娘さん? お母さんは? お姉さんが一緒に探そっか」


リーケ「……私なんかがこういう人間のイベントに馴染めるわけないよね、知ってた……」ブツブツ


ーーーーー

ーーー

ポメ「がーおーっ!」モフッ


かわいーっ!


ポメ「えへへー、狼女だよ♪」

ポメ「こほん。……お菓子くれなきゃイタズラするぞ♡」


きゃあああああ!


「はい飴あげる!」 「これ、駄菓子の詰め合わせ!」
   「手作りの菓子パンあげるー!」


ポメ「わーい♪」


やよい「はあはあ……!」

やよい(お菓子くれなきゃイタズラするぞ、そういった彼女はペロリと赤い舌を覗かせると私の首筋にその舌を這わせ……!)

やよい「うっ……!」トロリ

やよい「は、鼻血が……ティッシュティッシュ……」


ポメ「やよいー、こんなにお菓子もらっちゃった!」テコテコ


やよい「よ、よかったねポメちゃん」


ポメ「鼻血? 大丈夫?」ペロッ


やよい「ブッ!!」ドパッ!


ポメ「わーー!!?」


ーーーーー

ーーー

ティア「……///」モジモジ


ラクリマ「いえーい♪」


アルシェ「去年と同じ服……」


ラクリマ「大人気だったからね! ほら、アルシェおねえちゃんの分もお菓子貰いに行こう!」


ティア「は、はいい……っ」


カシャッ


アルシェ(……シャッター音? まああれだけかわいかったら写真も撮りたくなる)ウンウン


ーーーーー

ーーー




わらわら わらわら


ラクリマ「う、うーん……ちょっと人すごいね……」


ティア「ら、らららラクリマ……」プルプル


ラクリマ「?」


ティア「わ、私達のことを載せた呟きが……」


ラクリマ「と、トレンド入り!?」プルルッ

ラクリマ「わわわ、事務所からだ……! はいもしもし!」

ラクリマ「えっと、あの呟きは街で誰かに撮られたみたいで……。えっ、バズってフォロワー増えたから良し!? 緩いですねうちの事務所!」

ラクリマ「テレビ局の取材!? えっと、お姉ちゃんそういうの苦手なんですけど……! ま、前向きに検討します!」


「ラクリマちゃん! これ食べてー!」
   「お姉ちゃんなの? そっくりー!」
 「私のパンプキンパイもどうぞ!」


ティア「あ、ありがとうございます……!」


きゃああああああああ!


「天使のささやき声だわ……!」
   「耳が幸せ……」 「癒やされる~……」


ーーーーー

ーーー

学校、食堂ーー


リリィ「あ、皆さん戻ってきましたね。では……」


上位入賞、おめでとー!!


パンッ パパンッ!


楓「お、おおおー! パーティ会場だ!」


クロエ「これは……」


リリィ「試合後すぐには戻らないだろうと踏んで、生徒皆で準備してたんです! さあ、どんと祝われてください!」


晶「これ、ビュッフェみたいになってるんだな」


「好きなの食べていいよ!」


イオ「モミジちゃん、よかったら一緒に座りませんか?」


モミジ「う、うん!」


舞「凜華さん、お疲れ様でした。全国ベスト4……誇るべき成績です。どうか労わせてください」


凜華「ありがとう、舞さん。それじゃあ一緒に乾杯でもどうかな」


舞(く……かっこいいです……)キュンッ


ナミネ「リリィ先生……」


リリィ「ナミネさん、お疲れさま。よく頑張りましたね」ナデナデ


ナミネ「はい……!」


レナ「あなたは結局全国大会には出られなかったけど……いいの?」


デン「うん。これでも中学の頃は凄かったから、その名残で何人かのスカウトさんが学内大会を見に来てくれたよ。連絡は来てないけど……悪いことにはならないと思う」


レナ「そう」


デン「自分のお祝いより先に私のことなんて、ほんとにレナは優しいよね」ニコッ


レナ「……ふんっ///」プイッ


デン「あ、照れてる」


レナ「……っ」ベシッ


デン「あはは、かわいい」


ーーーーー

ーーー

ロロナ「あれ、だいぶ人少なくなったね……」


シエラ「先輩達はたくさん試合したもの。疲れて部屋に戻ったんじゃないかしら」


ロロナ「そっか。じゃあそろそろお開きになるのかな」


自室ーー


クロエ「ふ、二人とも?」


ローラ「ふふふ……」


ヒカリ「クロエ……」


ローラヒカリ「トリックオアトリート♡」


クロエ「あー……。お菓子、ないわね」


ローラ「じゃあ仕方ないね」


ヒカリ「『イタズラ』しないとね」


あんっ♡


ーーーーー


楓「い、イタズラって……んっ♡ こんな無い胸触って楽しいかよ~……」


晶「まあな」コリコリ


嵐「イタズラだしなあ」キュッ


楓「んんんっ!♡」ビクンッ


ーーーーー


リリィ「イタズラって……髪型いじるだけでいいんですか?」


ナミネ「はい♪」アミアミ


ーーーーー


アルシェ「ティア、トリックオアトリート」


ティア「はい、たくさん用意してますよ」ゴッソリ


アルシェ「……むぅ」アムアム


ティア(あ、あれ、なんか不機嫌……?)


ーーーーー


いちゃいちゃ いちゃいちゃ……


ーーーーー

ーーー

クロエ「……」ジンジン

クロエ(好き勝手させすぎて腰が痛いわ……)


現在の目標
・11月末の文化祭の準備をする
・ソフィア・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

11月第1週
9/16回目の行動です

12回目の行動終了後、文化祭へと移ります

ウィンチームと時雨チームによるマホリオ試合
つい先日情事を見られた・見てしまった者同士でそのことが気になってしまい集中が乱れまくって番狂わせが頻発する試合に

このレスのコンマの桁の数字が大きい方のチームの勝利(十の位はウィン、一の位が時雨 差が大きければ大きいほど結果的に圧勝、ゾロ目はプロでは非常に珍しい引き分け)

世界中の爆弾について、ロゼの力で対処できるかどうか相談。このレスがゾロ目なら現実的な代償で処理可能

ソレル姉妹のインタビュー
なおテレビでの放送時はリリウムちっちゃいものクラブやラクリマのファン、ソレル母ソレルママがしっかりとチェックした模様(両親に至っては録画した)

ラクリマが有名になるにつれ自分の中の独占欲が強まっていく事を自覚するノルン。今回の騒動の中でも殆ど動じていないアルシェにどうしてそんなに平然としていられるのか聞いてみる

ゼーレの館の一部のエリアが勝手に自己増築していたらしく、現在の構造がどうなっているか探索

ティアの声ってこの反応だと大本眞基子や花澤香菜と同じように1/fゆらぎ持ってそう

寮、デンの部屋ーー


デン「もしもし、お母さん?」


ロゼ『デンから電話なんて珍しいわね。どうしたの?』


デン「あのさ……お母さんの魔法、人の願いを叶える願望器って言ったよね?」


ロゼ『ええ、そうよ』


デン「その魔法で世界中の爆弾を取り除くことってできないの?」


ロゼ『……難しいわね。不可能ではないけれど』


デン「そうなの!?」


ロゼ『願望器は、願った者に対して願いに見合った代償が必ず降りかかるの。デンの場合は、私とママが一緒にループして、デンが死ぬたびに多大な苦痛が体を襲うという代償だったわ』


デン「な……っ!」


ロゼ『何も言わないで。私達が望んでしたことだし、結果あなたは自ら前に進んだわ』


デン「……うん」


ロゼ『でね、あの爆弾全部が爆発すると主要な街は全て壊滅するわ。それを止めるほどの願いとなると、全人類が同じ気持ちにならないと願いが叶えられない。無理して願いを叶えようとしたら、その時願っていた人だけの生命エネルギーを食らい付くしてしまうことになる』


デン「そんな……。皆が一斉に同じことを同じタイミングで願わなくちゃならないなんて……」


ロゼ『自ら死にたいと思う人間は多くない。けれど、全ての人間が同じことを思い浮かべるのは……ちょっと現実的じゃないわね』


デン「……そっか、分かった。教えてくれてありがとうね」


ロゼ『ううん。こっちでも何かできないか考えておくわ。じゃあね、デン』


デン「うん」プチッ

デン「そっか……。お母さんの力でも現実的じゃないんだ……」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


『今日の特集は収穫祭のコスプレです! なんとあの二人が登場するとか……?』


ローラ「きた!」


ティア「ううぅ……」


レティス【ティアさんのインタビュー楽しみです】


『まずはこちら! 狼女のコスプレです♪』

ポメ『がーおー!』

『元気いっぱいの可愛らしい狼女さん。お菓子もたくさんもらえてご機嫌でした!』


やよい「ぽ、ポメちゃん!?」


ポメ「実はインタビューされてたんだー♪」


『そして、マホッターで大人気だったあの二人にもインタビューに成功しました!』


ノルン「……む~」


ティア『ティア・ソレル……です』


ラクリマ『ラクリマ・ソレルです!』


『本日は学校の制服で来ていただきました。早速質問ですが、お二人は双子ですか?』


ラクリマ『違います! お姉ちゃんとは年子で、私が妹です!』


『すごくそっくりですが、双子ではないんですね。では、なぜ悪魔のコスプレを?』


ラクリマ『普段はああいう格好はしないのですが、お菓子が欲しかったので……』


『というと、ラクリマさんは意外と大食いなのですね!』


ティア『わ、私はそんなに……。彼女が去年空腹で倒れそうだったのでコスプレをして、その場を凌いだんです。……あれ、それなら今年はコスプレする必要なかったですか……?』


『ふふふ、可愛らしいお姉さんですね』


ラクリマ『はい! 大好きなお姉ちゃんです!』


ティア「あああ……///」プシュウウ…

ノルンの部屋ーー


ノルン「むう~……!」ポスポスポスッ

ノルン(そりゃラクリマさんは可愛いけどさ、ああやってみんなの注目集めたらノルンなんかより可愛い子に言い寄られたり……)ブルッ

ノルン「やだよお~……」ポス…ッ


こんこんっ


ノルン「は、は~い?」ガチャッ


アルシェ「いた」


ノルン「あ、アルシェ先輩……?」


アルシェ「テレビ見てムッてしてた。もしかしてラクリマのことで何か悩んでる?」


ノルン「あ、あの……アルシェ先輩はティア先輩が人気になるのが怖くないんですか?」


アルシェ「ん?」


ノルン「自分の彼女なのに~、とか、みんなから言い寄られたら別れちゃうんじゃ~、とか……」


アルシェ「んー、大丈夫。いろいろあったけど、アルシェはティアが好き。ティアもちゃんとアルシェに好きって言ってくれる」


ノルン「いいなあ……」


アルシェ「ティアは恥ずかしがり屋だから、好きって言ってもらうのは大変。でもアルシェから好きって言ったら、ちゃんと言ってくれる」


ノルン「自分から……」


アルシェ「言葉にして確かめるのは大事。ラクリマもきっと恥ずかしがり屋」


ノルン「アルシェ先輩……ありがとうございます!」


アルシェ「ん。頑張って」


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


審判「両チーム大将の確認はよろしいですね」


ウィン「うう……」


時雨「く……っ///」


審判「では……試合開始!」


ウィン「しゅ、魔弾【シュート】!」ドオッ!


時雨チームサポーター「減速魔法【ブレーキ】!」キイイッ!


時雨「け、剣戟・飛燕!」ジャッ!


ウィンチームブロッカー「鉄壁【バリケード】!」ギンッ!


実況『おっと! 前回試合ではずば抜けた実力を見せた二人ですが、互いに攻めあぐねております!』


時雨チームサポーター「時雨、加速魔法【ソニック】!」


時雨「うわっ、わっ、わっ!?」ギュンッ!


ウィンチーム大将「ウィン、神弾【ネオ】!」


ウィン「神弾【ネオ】!」ギュワッ!


ウィンチーム大将「ちょ、魔力ぶれぶれ! 増殖魔法【インクリース】!」


実況『ぞ、増殖したネオがゆらゆらとあちらこちらに飛んでいます! そしてフラフラ飛んでいる時雨選手が奇跡的に避けております! まさか二人とも今日は調子が最悪なのかー!?』


ウィンチームブロッカー「ああもう、攻撃は得意じゃないんだけど……! 要塞砲【フォートレスカノン】!」ガコオオンッ!

時雨チーム大将「まずい! かき消せ、渦潮魔法【ワールプール】!」ゴアアッ!


ウィンチームブロッカー「発射ァ!!」ドオンッ!!


ゴオオオオオオオオッ!!


時雨チーム大将「く……っ! きゃああああああああ!」ゴオオッ!


審判「勝負あり! 勝者ウィンチーム!」


わああああああああ!


実況『決着ー! 決め手はブロッカーによる攻撃魔法! 渦潮魔法でも対抗できませんでしたー!』


ウィン(お、終わった……)


時雨(は、早く控室に戻りたい……)


ーーーーー

ーーー

図書室ーー


クロエ「あら、また魔法陣?」


ゼーレ「はい。実は館の一部が自己増築していたようで、全容を把握しきれていない箇所があることが判明したんです。なので今から行って確かめてみようかと」


ヒカリ「自己増築……」


アイリス「闇魔法使いのための本も自己執筆なんだよ。魔力を与えてそういう風に動かしてるんだって」


ローラ「す、すごいですね……」


リーケ「……ゼーレは昔から規格外」


クロエ「それ、私達もついていっていいかしら。面白そうだわ」


ゼーレ「構いませんよ。では……」コンッ


ぽわわ……


ゼーレ「魔法陣のセット完了です。どうぞ」


クロエ「よっ」パッ


地下館ーー


クロエ「……っと」ストッ

クロエ「増築してたのはどこなのかしら」


ゼーレ「地下のようです」


ヒカリ「そもそもここが地下ですけど……」


ゼーレ「館の床下……まあ地下階ということで。倉庫などに使っていましたが、いったい何が起きてるのやら……」


安価↓
増えてたのはどんな部屋か
1.入ってきた魔獣の家族の住処
2.とにかく広い空間
3.その他(自由安価)

1+2+3(地底湖のように広大な温泉が湧いており、住み着いた魔獣の家族が入浴していた)

リーケ「おおお……!」


ローラ「シャドウベアの家族だあ……!」


シャドウベア「ぐるる……」


ヒカリ「それにこれ……温泉?」


アイリス「浸かってるねー」


リーケ「それにフヨンもいる……」


フヨン「ほわ~……」プカプカ


クロエ「人がいなくて、日の光が入らない場所で、温かい温泉もある……。日の光がいらない魔獣にとってはすごくいい環境なんじゃない?」


ゼーレ「ではこのままにしておきましょうか。魔獣さんの邪魔にならないところでなら私達も温泉に入れるかもしれませんしね」


リーケ「魔獣と温泉……!」


アイリス「ま、それは今度だね。お風呂に入る準備もできてないし」


リーケ「うん……」ションボリ


現在の目標
・11月末の文化祭の準備をする
・ソフィア・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

11月第2週
10/16回目の行動です

12回目の行動終了後、文化祭へと移ります

茜が誕生日なのでヴィーネが誕生日会を開く(サリアやミリア等の同じチームのメンバーやその身内が招かれる)。その際、誕プレ扱いでヴィーネに決闘を申し込む茜

ノルンがラクリマを好きに思っていることや、人気になったら自分から離れていってしまうのではないかという不安をしっかり言葉にしてラクリマに伝える

お化け屋敷の準備して、終わったら皆で温泉入って疲れをとる

お化け屋敷の仕掛けとか仮装とかの確認で試しに楓が嵐を脅かしてみる
が、想定外の怖さを発揮してしまい嵐がガチ泣きするレベルに

ラクリマとノルンによるカームへの演技指導

初めは順調に進んでいたが少しえっちなシーンでノルンが暴走しかけたので慌てて止めに入るカーム

教室ーー


クロエ「各ゾーンの仕掛けは大分完成したわね。ちゃんと怖いか確かめたいところだけど……」


嵐「完成前に他のクラスのやつに見せるわけにもいかないし、かといってうちのクラスのやつだと仕掛けが分かってるからなあ」


楓「嵐に見てもらうのはどう?」


嵐「だから、俺は仕掛けが分かってるんだって……」クルッ


楓「ワアアアアアアアーーーー!!!」


嵐「キャアアアアアアアアアアアアアッッ!!!?」


晶「……白塗りの顔で、目の部分はクロエの闇で真っ黒。血の涙を流して口の中まで血に染まってる……。やっぱ怖いよな、これ」


嵐「あ、ああ……」ジワッ

嵐「うわあああああああんっ! ああああああん!」ビャー


楓「やばいやりすぎた!」ゴシゴシ

楓「嵐、ごめんな! ほら、メイク落としたから!」


嵐「こ゛わ゛い゛い゛いいいいい」ビャー


晶「テキトーに拭くな! 血の部分が伸びて余計に不気味だぞそれ!」


楓「ごめーん!」


ーーーーー

ーーー

地下温泉ーー


かぽーん……


楓「らんー、機嫌直してよー……」


嵐「別に怒ってない。……またあの顔になってる気がしてそっち見れないだけ」フイッ


晶「メイクを知ってる嵐でもこうなるってことは、仕掛けは上々みたいだな」


楓「それを知るために嵐がこっち向かなくなるなんて……」


クロエ「ふう~……」


ゼーレ「気持ちいいですねえ~……」


クロエ「他のクラスのみんなにも周知したからか、何人か来てる人がいるわね」


ゼーレ「学生専用の秘湯として、ささやかながら流行り始めているようです。使っていなかった館に人が来てくれるのは嬉しいですね」


クロエ「魔獣も人に慣れはじめたし……」ポヨン


フヨン「ほわ~」ポヨポヨ


クロエ「もう撫でられに来るような子もいるしね」ナデナデ


フヨン「ほわ~♪」


ローラ「温泉に浸かりながら、魔獣とも触れ合える……。最高だよお……♪」ナデナデ


シャドウベア「ぐるるう♪」


ーーーーー

ーーー

部室ーー


ラクリマ「はい、じゃあ今日の部活はここまで! みんなクールダウンしっかりねー!」


はいっ!


カーム「すみません、先輩方。練習の前に飲み物を補充してきます」


ノルン「うん、いってらっしゃ~い」


ラクリマ「ふー。スポドリっと……」ゴクゴク


ノルン(ふ、二人っきりになっちゃった……)

ノルン「ら、ラクリマさん。ちょっといい~?」


ラクリマ「ん?」


ノルン「あの……」

ノルン「その……ね、ノルン、ラクリマさんのこと、大好きなの」


ラクリマ「ん、えへへ。急になに?」


ノルン「だから……ラクリマさんがテレビに出たり、みんなの人気者になってるところを見ると、このままノルンから離れちゃうんじゃって思って、すごく怖いの」


ラクリマ「……」


ノルン「ほんとに、ほんとに大好きだから……。ちゃんと言おうと思って……」


ラクリマ「ノルンさんっ!」ギュッ!

ラクリマ「私が好きなのはノルンさんだけ! 離れたりしないよ!」

ラクリマ「でも、不安にさせちゃってごめん! ノルンさんが悩んでるなんて全然知らなかった。ノルンさんのことちゃんと見てない証拠だよね……」


ノルン「そ、それはノルンが勝手に悩んでただけだから~……」

ラクリマ「ううん。これからはちゃんと私も言葉にして言うよ」

ラクリマ「ノルンさん、好き。大好き!」


ノルン「!!」


ラクリマ「今まで何回も言いたくてたまらなかったけど、みんなの前だし、恥ずかしいしで我慢してた。でも、二人きりのときくらいはもっと正直になるね」


ノルン「う、うん!」


ラクリマ「えへへ。こうしてぎゅってするのも久しぶりだー」ギュー


ノルン「ラクリマさん~」ギュー


カーム「あ、あの……」


ラクリマノルン「ぴゃっ!!」ビクーッ


カーム「すみません……。部室に入ろうとしてたのですがタイミングがなくて……」


ラクリマ「れ、練習だよね! しよっか!」


ノルン「また見られた……///」


ラクリマ「そうだなー。じゃあ今日はキスシーンの動きでもやってみよっか」

ラクリマ「まず前提として、本当にキスはしないよ。唇の横にする、口本を隠す、観客から体で隠す……。いろいろあるけど、キスはしない」


カーム「ふむふむ」


ラクリマ「たとえば……ノルンさん、いい?」


ノルン「うん」


ラクリマ「観客から見て横に並んでる状態から……こう」クルッ

ラクリマ「私が観客に背中を向けて、ノルンさんの顔を覆う。するとキスしてるように見える」


カーム「おおー……」

ラクリマ「ま、ほんとにキスしてもこれなら分からないけどね」チュッ


ノルン「んっ……!」


ラクリマ「……」ゾクッ

ラクリマ「ちゅ、ん……」


ノルン「ふや、んむ……っ」


カーム「あ、あの……?」


ノルン「んーっ!」ガバッ


ラクリマ(やば、やりすぎた……)


ノルン「ん、んう……!」チュッチュッ


カーム「す、ストップ! ストップしてください!」


ノルン「はっ!」


ラクリマ「た、助かったー……。ありがとう、カームさん」


カーム「い、いえ……」ドキドキ…


ラクリマ「それじゃ、もう少し他の練習をしていこっか」


ーーーーー

ーーー

紅林家ーー


ヴィーネ「誕生日おめでとー!」


サリア「おめでとうございます」


茜「ありがと~」


ヴィーネ「さて、奥さんとの時間を邪魔しちゃ悪いから、プレゼントだけ置いたら帰ろうかな」


茜「プレゼントなんですけど~、ヴィーネさんからのは遠慮していいですか~?」


ヴィーネ「え、なんで!?」


茜「他のお願いがありまして~。ま、一騎打ちで戦いたいってものなんですけど、どうですか~?」


ヴィーネ「なるほどー。いいよ! 誕生日プレゼントも持ってけドロボー!」


ゼレス「や、やるんですか?」


ヴィーネ「うん。奥さんには申し訳ないけど、本人がご所望だしね」


ヴィーネ「では早速外でやりましょうか~」


御桜「姉がすみません……」


ヴィーネ「いいのいいの。私もやりたいしね」


サリア「この試合は……いや、視るのはやめておこう。私も楽しみだ」


ーーーーー

ーーー

サリア「では審判は私が。降参か、試合続行不可能と私が判断した場合はそこで終了とする」


茜「……」


ヴィーネ(もうゾーンに入ってる……。ほんと暗殺者みたいな気配してるわ)


サリア「では、勝負開始!」


ヴィーネ「聖弾【ホーリーボール】!」ゴッ!


茜「腕進化魔法【レヴォ・アーム】」ブワッ


ゴッ!!


ゼレス「殴って消した……。何度見てもひやひやします」


茜「脚深化魔法【ヘビー・レッグ】」ブワッ


ヴィーネ「聖域【サンクチュアリ】!」


ギインッ!


御桜「見えないほど早かったのに防いでる……」


茜「腕深化魔法【ヘビー・アーム】」ブワッ


ゴシャアアアアッ!


ヴィーネ「!」バッ

ヴィーネ「ほんと、小細工は全部力でねじ伏せられちゃうわね」


茜「……アマテラス、出してください」


ヴィーネ「オーケー。言っとくけど、これでも天界からの力もらって強くなってるからね。神化でも多分防げないよ」


茜「……」スッ


ヴィーネ「天聖魔法【アマテラス】!!!」ゴオッ!!


茜「真化魔法【ヒーロー】」ブワッ!!


ギュゴオオオオオオオッ!!!


ヴィーネ「うっそ……」


茜「……だめだあ~。長持ちしない~……」プシュウ…


サリア「……あ、し、勝負あり!」

ヴィーネ「びっくりしたー……新しい魔法?」


茜「はい。それでどこまでやれるか試したかったのもありまして~」

茜「でもさすがにあれだけのブーストは長持ちしませんね~」


サリア「いえ、アマテラスを正面から打ち砕いたんです。すごい魔法ですよ」


茜「ありがと~」


ゼレス「す、すごいものを見てしまいました……」


御桜「ですね……」


ーーーーー

ーーー

寮、自室ーー


かたんっ


クロエ「郵便? 個人の寮に届くなんて珍しいわね」

クロエ「っと、ヒカリのもあったわ。はい」


ヒカリ「ありがとう。なんだろ……」ピリッ


クロエ「えーっと……」


『クロエ・アートルム様
 貴殿のマホリオの実力・成績を鑑みて、マホリオプロ協会への参加を要請したく思います。
 期日までにこの魔法紙にサインをいただければ協会への登録が完了いたします。』


クロエ「……!?」


『クロエ・アートルム様
 全国演劇大会にて優秀賞を収めた実力を評価し、我が校への推薦状をお送りいたします。
 ぜひ我が校でその才能を研鑽していただければと思います。』


クロエ「なな……なあ……!」


ヒカリ「ま、マホリオ協会と大学から……案内状が……!」


クロエ「……そりゃそうよね。もう進路を決めないと……」


ヒカリ「みんなのところにも届いてるのかな……」


クロエ「幸い期日はまだまだね。テストや審査結果は学校が共有してるし、私達が意思表明すればすぐにでも受理されるはず」


ヒカリ「早めに考えるに越したことはないけどね」


クロエ「ええ、その通りね」


現在の目標
・11月末の文化祭の準備をする
・ソフィア・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

11月第3週
11/16回目の行動です

12回目の行動終了後、文化祭へと移ります

>>602って字面見た感じだとまんまSIRENの屍人みたいな感じか、そりゃ急に至近距離で見たら泣くわ

とりあえずみんなに「どこから案内状が来たか」みたいに軽く進路云々聞いてみよう

ゼーレ達に何故不老の魔法で生き長らえているのかと問うステラ(とゼレス)。答えは「魔法を人間に広めた事に責任を感じているから(他二人はゼーレを孤独にさせたくないから)」との事

それを聞いたステラ、一人で全てを背負う必要は無いのだから、今からでも不老の魔法を解いて普通の女の子として生きてみてはどうかと提案

不老状態を解除した影響で停止していた数百年分の生殖欲求が一気に爆発して大いに乱れる3人

実は>>606を偶然覗いてしまっていたやよい
ラクリマノルンだけでなく凜華舞ならクロエヒカリローラやら他の演劇部カップルのキスも妄想してしまうが、ふと自分とポメのキスシーンも妄想してしまう

内容はコンマ偶数ならやよい、奇数ならポメが攻めだった模様

お化け屋敷が出来上がったので誰か二人に体験してもらう(クラスの人でもそれ以外でも)

↓二人お願いします

くじ引きで当たった人という体で

ノワールと嵐

「オイオイオイ」「泣くわあの娘ら」

今日は更新なしです、すみません!

ゼーレ達のえちパートかな、期待

数百年溜めた欲望開放されるわけだししゃーない
てかR板的に悪魔の毒素もワンチャンいちゃらぶちゅっちゅさせれば発散させられないかな

まだ時間かかります、すみません!

書けば書くほどえちパートは手こずりますね…
前戯、行為、絶頂と、どうしても同じような流れになってしまうので困ってしまいます
世の中の官能小説家さんのすごさが身にしみます…

地の文で差別化するしかないのかな、期待してる

>>1の地の文好きだから期待

寮、談話室ーー


クロエ「みんな案内状は来たのかしら」


モミジ「うん。大体の人はもらったみたい」


クロエ「みんなの進路とか聞いてもいい? 個人的な話だけど、気になるわ」


凜華「私は演劇科のある大学から連絡がきたよ。学生でしかできないこともあるし、進学かな」


モミジ「私も演劇科のある大学から連絡が……。たぶん、進学すると思う」


ローラ「私は魔獣についてお勉強したいから……専門の大学かなあ」


ヒカリ「ボクはマホリオ協会からサポーターとして声をかけられたよ。あとは演劇系の大学からも。少し悩み中かな」


レナ「私もマホリオ協会と演劇科のある大学から連絡が来たわ。ブロッカーとしてと、演者として……どっちか悩んでるところ」


楓「あたし達は3人ともマホリオのプロになる! みんなアタッカーとしての案内状だったから、別々のチームになるかもしれないけど……」


嵐「それでもやっぱりプロになれるならなりたいからな」


晶「プロになって嵐や楓と戦うのも面白そうだ」


アルシェ「アルシェもプロになる」


ティア【私は進学します マホリオのバッグアップチームを目指します】


ナミネ「私は教育科のある大学に進学します。リリィ先生のような立派な教師になります!」

デン「私はありがたいことにプロになれそうだから、そっちに進もうと思ってるよ」


イオ「私は看護の学校に進学して、みんなの役に立てたらなあって思ってます」


ラミー「わ、私は教育科に進学する。教師になってリリウムに戻ってきたい……」


ノワール「私はその、格闘家? ……かも。でも大学からも案内状来てたから悩んでるよ」


イリス「私は歌手にならないかと案内状が……。正直、少し興味があります」


クロエ「なるほどねえ……。みんなのところにちゃんと届いてるみたいね」


ローラ「クロエちゃんはどこから来たの?」


クロエ「私はヒカリと同じ感じね。マホリオ協会と演劇科のある大学から来たわ。悩んでるところよ」


楓「クロエ一緒にプロになろうよ! あたしまだまだ戦いたりない!」


凜華「クロエさんは脚本家になれる素質があるよ。個人的には演劇に携わってほしいな」


クロエ「う、ううん……二人ともありがとう。誘ってもらえるのは嬉しいわね」


ヒカリ「でもさらに悩むことになっちゃったね」


クロエ「そうね」フフッ


ーーーーー

ーーー

寮、やよいとポメの部屋ーー


やよい「うーん……」モンモン

やよい(すごかったなあ……先輩達……)

やよい(あんなに情熱的にキスして……キャー!)パタパタ

やよい(凜華先輩と舞先輩なら……)


凜華『舞さん』クイッ


舞『あ……』


ちゅっ……


やよい(なんてしっとりした感じかな)ハアハア

やよい(クロエ部長とヒカリ先輩、ローラ先輩なら……)


クロエ『ヒカリ、んっ』チュッ


ヒカリ『んっ……』


ローラ『私も……』


クロエ『ふふ、もちろんよ。ローラ……』チュッ


ローラ『んぅ……!』


やよい(なんて取り合いっこしたりして!?)ハアハア

やよい(レナ先輩とデン先輩なら……)


レナ『デン、こっち向きなさい』グイッ


デン『え、んっ……!?』チュッ


やよい(なんて無理やり唇を奪ったり!? いや、まさかのデン先輩からという可能性も……!)ハアハア

やよい(私とポメちゃんだったら……)


やよい『ふふ、ポメちゃんかわいい』


ポメ『んぅ、ちゅ、んんー……!』


やよい(ってなんで私とポメちゃん!?///)カアッ


ポメ「お風呂上がったよー」ホカホカ


やよい「ひゃああああああ!」


ポメ「?」


ーーーーー

ーーー

教室ーー


クロエ「よし、これで完成ね」パンパン


晶「すっごい雰囲気出てるな……」


嵐「隣の教室が中庭で食べ物系を出すからって、隣の教室まで使わせてもらえるとはな……」


楓「本番まで片付けちゃうんだよね? なら一回二人ぐらいに試してもらわない?」


嵐「……」


楓「いや、嵐に試してもらうとは言ってないよ。だからそんなに睨まないで……」シュン


イリス「くじ引きではどうでしょうか。機会は均等になると思います」


晶「それだな。じゃあさっそく……」チョキチョキ

晶「よし、この箱の中からくじを引いて、赤い丸が書いてあるのが当たりだ」


嵐「どっちかというとハズレじゃないか?」ゴソゴソ


アルシェ「書いてない、残念」ピラッ


クロエ「私も書いてないわね」


嵐ノワール「……」


楓「嵐? まさか……」


イリス「の、ノワールさん……」


嵐ノワール「……当たり……」


ーーーーー

ーーー

嵐「やだ! やだやだやだきゃあああああああ!」


ノワール「なに、うわ、わ、あああああああああああああ!!」


嵐「こっち! 通路こっひゃああああああああ!」


ノワール「足掴まれた! ここ仕掛けないよね!? なんで、なんでええええええ!」


嵐「ひっ……! なに、さむ、あつい……!? わかんない、こわい、こわいぃぃい……!」


ノワール「わあああああああああ! なんか踏んだああああああ!」


嵐ノワール「もういやああああああああああ!」


ーーーーー

ーーー




嵐ノワール「   」


楓「だめだ……反応がない……」ユサユサ


イリス「私がくじ引きなどと言わずに立候補制にしていれば……!」クッ


晶「仕掛け知ってるからってちょっと順番変えたのがよくなかったな。すごい驚いてたぞ」


クロエ「お化け屋敷としては大成功だけど……すぐに途中退室できるようにした方がいいわね」


ーーーーー

ーーー

図書室ーー


ステラ「あの……」


ゼーレ「? ステラさん」


ステラ「ずっと気になってたことがあって……。お聞きしてもいいでしょうか」


ゼーレ「私が答えられることなら」


ステラ「……どうして、不老の魔法を使っているんですか? なぜそんなに長生きを……」


ゼーレ「そうですねえ……。魔法を広めてしまったのは私ですから、最後まで見届けないと」


アイリス「あたし達はゼーレが大好きだから魔法をかけてもらったの! ずっと一人なんて悲しいからね」


ゼレス「伝説といえど、思い上がりは恥ずかしいですね」ハンッ


リーケ「……?」


ゼレス「私達魔法使いは、みんな自分の魔法に誇りをもっています。例えアートルムが全ての魔法使いの始祖だとしても、その使い道まで監視されるのは納得いきません」


ゼーレ「!」


ステラ「一人で全て背負う必要なんてないんですよ。……今からでも不老の魔法を解いて、普通の女の子として生きてみませんか?」


ゼーレ「……確かに、魔法の使い道を私が決めるのは驕りですね」


アイリス「ゼーレ……」


ゼーレ「二人とも、いいですね?」


リーケ「ゼーレがいいなら」


アイリス「もちろんだよ」


キンッ!


ゼーレ「……これで、魔法は解けました。複雑な術式ですし、悪用されないよう術式を記録した用紙も焼却してあります。……つまり、再び不老になるにはまた複雑な手順を……」


アイリス「もう、また不老になろうとしてる! みんなのこと信じるんでしょ?」


リーケ「大丈夫。魔獣も昔と変わらず幸せそうだった。魔法は悪用されないよ」


ゼーレ「二人とも……」


ステラ「お邪魔虫ですかね……」コソコソ


ゼレス「そうですね……」コソコソ


ーーーーー

ーーー

気づけば先程の二人は席を外しており、図書室の一角には私達三人だけになっていた。

「あの、さ……ちょっと暑いね……?」

胸元をぱたぱたとはたきながら、アイリスが話しかけてくる。
それだけの動きは今まで幾度となく見てきたはずなのに、なぜかツバを飲み込んでしまった。

「アイリス、リーケ、こっちに……」

今まで存在だけは知っていた、キスをするまで出られない部屋へと向かう。
リーケの従者であるトワは、空気を読んだのかその場で寝たふりをしてくれていた。
三人だと入れないかと不安だったが、扉は難なく開いた。
噂通り、扉に「キスをしないと出られない部屋」という文字が浮かんでいる。

「ゼーレ、ここ、なに……?」

リーケが不安そうに聞いてくる。

「キスをしないと出られない部屋みたい。でもその……邪魔が入らない場所がほしくて」

不老の魔法を解いた時から感じている感覚。
生殖本能に基づく発情……。と小難しく言ってみるが、要はムラムラしているのだ。不老によって時が止まっていた分の反動だと思うが、確かなところは分からない。

「あのね……二人のこと、抱きたいの」

「あたしもそのぅ……したい」

「こ、これ……二人とも感じてるの?」

どうやら私だけではなく、二人とも同じ感覚のようだ。
ならば今さらやめる理由はないだろう。

「じゃあ……脱ごっか?」

今はリリウムの生徒として、三人とも制服を着ている。
制服を着たままというのも興味があったが、久しぶりの二人との触れ合いはやはり素肌がよかった。
するりと脱がせると、二人の平坦な体が顕になる。
スポーツブラにジュニアブラという文明の利器を手にした二人はしっかりとそれを着けていた。
アイリスのものは飾り気のない、シンプルなグレーのもの。ショーツもグレーで揃えられているが、そちらはお尻が大きく出るビキニタイプのものだった。
一方のリーケのものは、「piyo!」と小鳥の魔獣が鳴いているプリントがされたお子様向けの黄色いものだった。ショーツもキッズショーツというべき可愛らしいもので、各部のゴムが少しだれているところを見るに、どうやらお気に入りのものらしい。

私も二人に制服を脱がせてもらい、下着姿になる。
私は二人のようにお気に入りの下着があるわけでも、自分にフィットするものを選別したわけでもない。誰に見られるものでもないと割り切り、最もシンプルで飾りもない白い下着をいくつか着回しているだけだ。
だがそれを今は後悔していた。二人の前でこの格好になるのなら、もっと可愛いものを着けていたかった。

「……ゼーレらしいね、それ」

「うんうん。自分のファッションなんか気にしてないって感じ。ゼーレらしくて好きだなあ」

だが二人はそれも含めて好きだと言ってくれる。そのせいで愛しさが膨れ上がり、またさらに二人に触れたくなるのだ。

「触るね」

二人の膨らみに手を伸ばす。
どちらも大きいとは言えないが、手のひらには確かに柔らかさを感じる。
ぷにゅぷにゅと二人の膨らみを触り続けていると、どうしても直接触りたい気持ちが出てくる。
するりと下から手を忍び込ませると、右手の指先と左手の水かきにそれぞれこりっとした固さを感じた。
それをこりこりと弄んでいると、徐々に二人の熱が昂ぶるのが見て取れる。
ぐいっと下着を持ち上げて見てみれば、桜色の突起が4つ並んで、ツンと痛々しいほどに膨らんでいた。

「ふふ、アイリスもリーケもかわいいなあ」

きゅっとつねってみると、それにもまた気持ちよさそうに目を細める。

「う~……リーケ、こっち向いて……」

「ん……」

すると二人も辛抱たまらずといった様子で、ちゅっちゅとキスを始めてしまった。
愛しの妻二人のキスを目の前で見ることができて、幸せな気持ちが体を駆け巡る。

「んふっ、ちゅ、んぅ……!」

「んむ、ん、ちゅう……!」

きゅうっと乳首をつねれば、二人がびくっと反応を見せてくれる。
ふと下を見ると、興奮からか自身のショーツの中心にしっとりとしたシミが広がっていた。それは二人も同じで、十分に解れているのではと期待させる。

だが久しぶりの触れ合い。焦って痛い思いをさせるのは嫌だ。
二人から体を離してベッドへと寝かせる。そしてリーケからショーツを脱がせていく。
くっと指を引っ掛けて脱がせれば、なんの抵抗もなく足から抜き去ることができた。
つるりとしたそこは産毛もなく、ピッタリ閉じた一筋に透明な汁が滲むように光っている。
続いてアイリスのショーツも難なく脱がしていく。
整えられたピンクのアンダーヘアも湿るほど濡れており、この先を期待するかのようにひくついている。

「んー……ちゅっ」

「ひうっ!」

「あー、いいなリーケ……。いっつも先にしてもらってる……」

秘所に滑り込ませた舌は熱い肉壁に包まれている。
昔と変わらずとにかく感じやすく、舌を動かすほどに奥からとぷりと愛液が漏れ出してくる。
じゅうっとそれを啜ってみると、少し甘酸っぱいような気がした。

「ぁっ、あっ、んぅっ……!」

リーケは元から大きい声を出すタイプではないが、行為中はより口を閉ざしてしまう。
その仕草を見れば、アイリスがそっとキスをして声を我慢するお手伝いをするのだ。

「んっ……」

「ちゅ……! ふー、ふー……! んく、んふぅ……!」

アイリスにキスをされる度に、膣内がぎゅっと締まる。その間隔が段々と狭まり、ぽっこりしたイカ腹も忙しなく上下している。

「イきひょう? いいよ、イっひゃえ……!」

ぐぐっと舌をできるだけ押し込み、小さなクリトリスも指でつまむ。
それに合わせるようにアイリスがリーケの口を塞いで。

「ひ、んきゅっ、んんうーーーーーーーっっ!!♡♡♡」

ぴーんと爪先が伸ばされ、ぎちぎちと膣内が締め付けられる。
ぶる、ぶる、と大きく体を震わせて、その後に糸が切れたかのようにぽてりと力が抜けてしまった。

「んー……っぱ」

名残惜しそうに舌を引っ張る肉壁から、なんとか顔を引き剥がす。
舌先が抜けた瞬間、じょぱっと後を追うように一度潮を吹いた。

「リーケ久しぶりだけどちゃんとイけたねー♡」

アイリスがよしよしと頭を撫でている。まだ少しぽーっとしており、リーケは返事ができないようだった。

仰向けで息を吐くリーケ。その上にアイリスが覆いかぶさるように四つん這いになっている。
つまり私の眼前にはアイリスの秘所も広がっている。

「……ちゅっ」

「ひゃあっ!?」

びくんとアイリスのきれいな背中が反る。
ハリのあるお尻を掴み、さらに舌を進ませる。
体格の差か、リーケほどキツくはない。だが反応は劣らず敏感で、面白いように愛液が溢れてくる。

「ま、って……! ぜーれ……!」

不意をつかれ、強い快感に耐えられないのだろう。
なんとか振り返りこちらを見る目元には涙が浮かび、頬は真っ赤になっている。

「……えい」

だがその甘えを許さなかったのはリーケだった。
器用に下から足をアイリスの腰の後ろまで回し、逃げられないようにと固定したのだ。

「ちょ、ちょっとリーケ!? んあっ!」

「ナイスよ、リーケ」

「そこで喋らないでぇ……! ひあああっ!」

アイリスは、私が舌を伸ばしきったところに敏感なポイントがある。
ぽこりとしたヒダだ。そこをツンツンとつつく。

「あああっ! そこだめっ! だめえっ!」

ガクンと大きく腰が跳ねる。だがリーケに抑えられているせいで快感を逃がすことができない。
挙げ句に、リーケに首に腕を回される。そして顔を引き寄せられ、先程よりも深いキスをする。

「ひっ、んじゅる……! れぉ、れる……!」

上はリーケに、下は私に。まんべんなく攻め立てられ、とうとうアイリスも限界に達した。

「んぐ、んむぅうううううううっっ!!♡♡♡」

ぎゅううっと舌が強く包まれる。
リーケが足を離したことでガクガクと大きく腰が震え、最後は上に大きく腰を突き上げた体勢にまでなった。

「ふーっ♡ ふーっ♡」

「アイリス……かわいい……♡」

ちゅっとリーケがキスをする。
それを見て、やはり私の妻は二人とも最高に可愛いなと再認識した。

「さてと……」

「……次はゼーレの番」

その二人がくるりとこちらを見る。
アイリスが横にずれ、リーケと一人分の隙間を空けて横になる。
当然のように、私はその隙間に体を滑り込ませた。

「わ、すごい濡れてるよ」

「んっ、なぞられるとゾワゾワする……っ」

濡れた感触が布地を通して伝わってくる。
身をよじって抵抗していると、二人が両サイドからそれぞれ指を引っ掛けてきた。そして一糸乱れぬ動きで足先までショーツを降ろされてしまった。

「……くぱー」

「ていっ」

「んんっ!」

リーケが二本指で割り開き、そこにアイリスがゆっくりと中指を挿し込んでくる。
ゆっくりとした動きは膣内のヒダ一つ一つをかき分けてきて、中指の根本が入口にくっつくまで侵入してきた。

「あー、あったかい。ゼーレの中気持ちいい……」

「ずるい。私も……」

そこに今度はリーケの指も入ってくる。
進むほどにアイリスの指と押し合い、左右の壁にこりこりと関節が引っかかる。

「あっ、だめ……! もっとゆっくりぃ……!」

「こんなに気持ちよさそうなのに?」

「……もうちょっと奥までいれる」

ぬぷっと水音が一つ響いて、やっと二人の動きが止まる。
二人はそれぞれ私の腕を抱きしめながら、伸ばした腕で私の中を堪能していた。

「どう? 久しぶりのゼーレの中気持ちいいよね?」

「うん……気持ちいい……」

すごく恥ずかしい話を耳元でされる。
よく分からないが、二人にとっては気持ちいい感触らしい。
そんな話をしながら、再び二人は指を動かしはじめた。

「あうっ、ふたり、べつべつっ!? だめ、だめだめっ、んううっ!」

アイリスが引けばリーケが押し、リーケが引けばアイリスが押す。さらにこともあろうか単純な前後運動だけではなく、小刻みに動かす動きや左右に擦る動き、手首をひねった回転など、とても耐えられない動きが加わっていく。

「りゃめっ、あいりしゅ、りーけっ、やらあっ、とめ、とめてえええっ」

ぶじゃっ、じょぱっ!
指と性器の間に隙間ができる度に、強い勢いで噴き出してしまう。
視界は涙でぐしゃぐしゃだが、この感覚では二人の指どころか手のひらまでびしゃびしゃだろう。

「うううううっ、いってる、いってるかりゃあああ♡」

バチバチと視界が明滅する。

「まだまだ♡」

「もっと……♡」

呼吸さえしているのか分からなくなる。

「かひゅっ、い゛っ、んうう゛っ!! くりゅ、しゅごいのくりゅっ!」

「いいよ♡」

「きもちよくなっちゃえ……♡」

二人の指が同時に突き刺さる。

「あっ、いく、いくいくいくっ、ひっ、あっ、あああああああああああああああああっっっ!!!!♡♡♡♡♡」

意識は快感に埋め尽くされ、私はかつてない絶頂に体を支配された。

それでも意識を失っていたのは数分だったらしい。
目覚めたところで二人にくすくすと笑われる。

「あれ見て?」

「? 床が濡れてるけど……」

「……あそこまで潮吹いた」

ボンと顔が熱くなる。
ベッドを濡らすのはまだしもーーそれでも恥ずかしいがーー床にまで届くほどの潮吹きをしたというのは恥ずかしい。
それも二メートル近く飛んでいるように見える。

「そ、掃除して出ないとね」

「「え?」」

二人の声が重なる。

「何百年してないと思ってるのさ」

「まだまだ……したりない……」

再び二人が両サイドからくっついてくる。
……どうやら、しばらく私達はここから出られなさそうだ。

クロエ「さて、いよいよ文化祭ね」


ローラ「楽しみだなあ」


ヒカリ「ローラさんは結局、厩舎のお手伝いする代わりにふれあいコーナーを作ってもらったんだもんね」


ローラ「うん! クラスの方も手伝わないとだから大変だけど、みんなに魔獣の可愛さを知ってもらいたいから頑張るよ!」


現在の目標
・11月末の文化祭の準備をする
・ソフィア・スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

11月第4週
12/16回目の行動です

12回目の行動終了後、文化祭へと移ります

研究室デートにて、パルプンテを使った瞬間エミールの目の前でリリウムや生徒、そして最愛の人である橘花など全てが砕け散ってしまう。

……そこまで目の当たりにしたところで橘花の必死の呼びかけで目を覚ましたエミール。どうやら今回は『使用者が想像を絶する悪夢を見る』という内容だったらしい。
悪夢のショックが大きすぎたために『これも夢かもしれない』と怯えるエミール、夢でない証が欲しいと一心不乱に橘花を求める。

秋刀魚の魔獣が再び襲来。去年同様に排除しようとするクロエ達だったが、それを制止してリーケが手懐けてしまう

お化け屋敷体験以降、怖さから楓晶・イリスに四六時中べったりになってしまった嵐&ノワール

初めての文化祭ということで楽しみが隠しきれていないレティス
筆談とボディランゲージに嬉しさが滲み出まくっておりシエラややよい、カームはほっこり、ポメは同調してテンションが上がりロロナも影響されて少し元気になった

ヤりすぎで大ダウンして授業を休むゼーレアイリスリーケ

心配したクロエ達が見舞いに来るが理由が理由なので恥ずかしくて仕方がない

クロエ達の物語も後4ヶ月で終わりかぁ

寮、三人部屋ーー


こんこんっ


クロエ「大丈夫? 入るわよ?」キイ…


ゼーレ「く、クロエさんでしたか……どうしました?」


クロエ「三人とも授業に出てなかったし、図書室で本を読んでたわけでもないし……何か悪い病気じゃないかと心配でね」


アイリス「あ、あはは、大丈夫大丈夫!」


クロエ「そう? まあ確かに風邪引いてるようには見えないわね……」


ゼーレ(理由が理由だし、さすがに言えない……///)


クロエ「ひとまずは安心したわ。食堂から栄養のあるフルーツを貰ってきたから、よかったら食べて」


ゼーレ「ありがとうございます」


トワ「……じきに良くなる。大丈夫だ」


ティト『トワ様が仰るのなら大丈夫だろう。あまりここにいて回復の妨げになってもよくない。失礼しよう』


クロエ「そうね。それじゃあ失礼するわ。お大事にね」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


レティス「♪」カキカキカキ


やよい「最近レティスちゃん嬉しそうだね。何かあったのかな」


シエラ「ずっとお城にいたから、こういうお祭りに客や店員として参加できるのが嬉しいみたい」


レティス【そのとおりです!( ̄ー ̄)b】


やよい「顔文字まで書いてる……」ホッコリ


シエラ「あんな姫様は初めて見たわ」ホッコリ


カーム「楽しみな出店とかあるの?」


レティス「……」ユビオリカゾエ…

レティス「……!」ゼンブ!


カーム「かわいい……」ホッコリ


ポメ「うー……! うちもわくわくしてきたー!」


ロロナ「い、今のレティスさん見てると元気になる……ね」


きゃいきゃい


クロエ「テンション上がってるわねえ」


楓「それだけ楽しみってことでしょー」


嵐「……」ピトッ


イリス「私達のお化け屋敷も楽しんでくれるといいですね」


ノワール「!」ビクッ


イリス「あ、今のお二人の前で「お化け屋敷」はNGワードでした……!」


嵐「ま、まだ時々怖い夢見るんだからな……!」


ノワール「なんで思い出させるの……!」


クロエ「こっちは大変ね。しばらくすれば忘れられると思うけど……」


ーーーーー

ーーー

数日後のある日ーー


きゃああああああ! 中庭に秋刀魚の化け物がー!


クロエ「!」


テネリタス『去年もこんなことあったよね。行くかい?』


クロエ「もちろん!」


中庭ーー


秋刀魚「怖いか人間よ! 己の非力を嘆くがいい!」


クロエ「……」


テネリタス『なんか盛り上がってるねー』


リーケ「……」テクテク


クロエ(あら、リーケさん……回復したのね)


リーケ「君は……お腹が空いてるんだね」


秋刀魚「!!」


リーケ「少し待ってて。ご飯を持ってくる」タタタッ


クロエ「リーケさんが走るところなんて初めて見たかも……」


ローラ「ま、また秋刀魚の魔獣が出たって……!」ハアハア


クロエ「今リーケさんがご飯を取りに行ったわ。お腹が空いてるみたい」


ローラ「え……」


クロエ「ローラも走ってきたのね。リーケさんも走ってたし……ほんと、二人って似てるわよね」


ローラ「そうかな。そうなら……嬉しいかも」


タッタッタッ


リーケ「も……持ってきた。食べて」ハアハア


秋刀魚「あ……ありがとう……」パクッ


ローラ「手懐けちゃった……。すごい……」


ーーーーー

ーーー

♡幕間
  エミールと橘花の……♡


翌日に文化祭を控えているというのに、橘花先生はいつもどおり私を実験に誘った。
私は文化祭に参加するために、前日である今日は午後から講義を休んでいる。その時間を使って実験をしようとのことだった。
いつものように魔法を唱える。
そこにはたまたま研究室に来ていたクロエさんがいて、もちろん橘花先生もいて。
その空間に突然ヒビが入り、叫び声を上げる間もなく全てが砕け散ってしまった。

「エミール! おい、エミール!」

体を大きく揺さぶられる感覚で現実に引き戻される。
そこはいつもの研究室で、何一つ砕けた形跡はない。
私はソファーの上に寝かされ、大量の脂汗をかいていた。

「あ……れ……? わたし、なんで……」

「魔法を唱えた途端気絶したんだ。そしてすぐに叫ぶようにうなされ始めて……。今回は『使用者に想像を絶するような悪夢を見せる』魔法になったのかもしれないな……」

橘花先生の冷たい手が髪をすいてくれる。
少しずつ息が整っていき、段々と状況が飲み込めてきた。

「先生が……ここに来たクロエさんも一緒に空間ごと砕けて……怖かった……っ。怖かったです……」

「そんな夢を……。すまなかった。今まで人に心理的や肉体的に苦痛を与える魔法にはなっていなかったから油断していた。今回もそうならないとは限らないのに……」

「夢……」

その単語を口にして背筋が凍る。

「もしかしてこれが夢で……さっきのはげんじつで……わたしのまほうのせいでみんな……」

「エミール、しっかりしろ! 大丈夫だ。これは現実だから……」

「夢じゃないって……どうやったら分かるんですか? 夢じゃない証が欲しい……です」

「それって……」

「だ……抱いてください……!」

白衣を脱ぎながら、橘花先生がソファーに乗り上がる。

「私はその……こういうことをしたことがない。痛かったりしたらちゃんと言ってくれ」

私は背が低いほうだ。だが橘花先生はそれ以上に小さい。
覆いかぶさってきたけれど、そこに圧迫感はない。
そっと胸に手を添えられてゆっくりと揉まれる。

「ん……」

ぴくんと腰が反応してしまう。
小さな手が弱々しく動いているだけなのに、それが橘花先生の手だと思うと体が熱を持ってしまうのだ。

「は、あ……っ」

「ど、どうだ……? 気持ちいいか……?」

こくりと頷く。
怖い夢の記憶が上から塗りつぶされていく。
橘花先生の手を取り、お腹側から服の下へと滑り込ませる。

「え、エミール……っ」

軽く浮き出たアバラの上を滑り、下着の縁に指が触れる。
そのまま上に下着がずらされ、橘花先生の手のひらが頂点をこする。

「んっ!」

びくんと跳ねると、びっくりしたのか手が離れてしまう。

「だ、大丈夫か?」

「続けてください……。大丈夫ですから……」

「あ、ああ」

またそっと胸に触れられる。
優しくて、じわりと快感が広がる。

「んう……っ、ひうっ!」

きゅっと摘まれる。痛くはなく、それどころか気持ちよささえ感じる。

「エミール、その……よだれが出てるぞ。えーっと……」

きょろきょろと辺りを見渡す。
だが拭くものが無かったのか、観念して向き直った。
そして。

「んむぅ……!」

「ぺろ……ん……」

あろうことか、自分の舌で舐め取るという行動に出た。
不意をつかれ、背筋にビリビリと快感の波が走る。
手は止まらず、さらに小さな舌が口内にまで侵入してくる。

「ん、ふ、ぅーーーーーーっ!♡」

きゅうううと太ももに力が入る。
下腹部で爆発した快感は全身に広がり、とくんとくんと幸せの余韻を残した。

「ぷぁ……。エミール、イッたのか……?」

こくり。
その頷きを見て先生が笑顔になる。

「そうか。ちゃんとイけたんならよかった。……どうだ、まだ夢だと思うか?」

「いえ……もう大丈夫です……けど」

「けど?」

「その……下も触ってほしい……です」

ふわりとスカートを捲る。
先生と会うときは、いつ見られてもいいように可愛いものを穿いている。
今日のものは、前面にリボンと刺繍の入った水色のものだ。
それを見た先生が一つツバを飲み込むのが見えた。

「いいん……だな?」

「はい……っ」

ゆっくりと下着が降ろされ、すでに濡れた秘裂が外気に晒される。
細い愛液の糸をショーツとの間に架け、今か今かと待ちわびているようだ。

「これがエミールの……」

両の手で割り開かれ、内側までもが冷たい空気に触れる。

「エミール、ちょっと待っててくれ」

ふと立ち上がったかと思うと、机の上から手持ちの虫眼鏡を持って戻ってきた。

「待っ、えっ……!?」

「ふむ……」

今度は片手で開かれる。そしてその入口に虫眼鏡をかざし観察を始めてしまった。

「だ、だめ! それはだめです!」

「動かないでくれ。観察ができない」

にゅぱにゅぱと開いたり閉じたりを繰り返し、その度に「ふむ」だの「ほう」だのという呟きを漏らす。
熱中した先生を止める術を私は持たず、顔を赤くして耐えることしかできない。

「お……透明な汁が出てきたぞ。これが分泌液か」

「ひぃうっ!♡」

さっきまでおっかなびっくり触っていたのはなんだったのか。
容赦なく指を挿れてきて、その様子すらも観察されてしまう。

「どんどん出てくるな……。見られると分泌が早まるのか?」

無知故の発言だろうか。その言葉は私をハッとさせた。

(私、見られて興奮してるんだ……!)

ぞくりと背筋が震える。

「先生……私がイくところ、観察してください……!」

自覚すると興奮はひとしおだった。
自身の指で割り開き、観察しやすいようにする。そしていつもするように陰核を重点的に擦っていく。

「あっ、あっ……! せんせ……せんせぇ……!」

「ヒダの収縮が早くなっているな。これも興奮による現象か……」

冷静に観察を続ける橘花先生。あまりの近さに、橘花先生の吐息がかかる。
その実況と微風がさらに興奮を加速させる。

「ぅあっ、イく、イきますっ!♡」

「お、おお……っ」

入口を擦りそのまま陰核をきゅうとつまみ上げる。

「あっ、ぅーーーーー~~~~~っっ!!!♡♡♡」

びぐんと腰が震える。その絶頂に呼応するように、体の芯から水分が抜け出る感覚がした。

「うあっ!?」

びしゃっと音がして、吹き出した潮が先生のかざした虫眼鏡のガラスを叩く。
じゃぼっ、ぶしゃあああ!
いつになく快感の波が引いていかない。もちろんそれは彼女の目の前で自慰をしたからに他ならないと思うが、眼前で潮吹きを見せたことさえも私にとっては興奮の一つであった。

「な、なんだその……。すごく出たな」

「はぁ……、はぁ……っ。す、すみません……♡」

未だに腰が震える。
虫眼鏡だけではとても防ぐことはできず、先生の顔や髪も濡らしてしまった。

「いや、これは洗えばいいからいいんだが……。その……せっかくの触れ合いがこんなことで……」

ことんと床に虫眼鏡を置く。
熱中から引き戻され、先生なりに思うところがあったらしい。

「いいんです。私もその……見られると興奮することが分かりましたから。観察したい先生と相性がいいのかもしれませんね」

「そ、そうか? 本当に私はこういうことに興味がなかったから……。普通は観察とかしないんだろ?」

「二人の行為です。普通だろうと普通じゃなかろうと、誰にも分かりませんよ」

身だしなみを整えつつ先生を諭す。

「それとも、見られて興奮するような人は嫌いですか?」

ぶんぶんと首をふる先生。

「私も観察するからって嫌いになんかなりません。だから私達はこれでいいんだと思います」

「うぅむ……かつての教え子にこんなに学ぶことになるとは。人生分からないものだな」

くすりと笑ってキスをする。
いつの間にか怖い夢の余韻は全くなくなっていた。

ーーーーー

ーーー

文化祭当日ーー


クロエ「さあ、お化け屋敷開場よ!」


ゼーレ「どうぞお楽しみください♪」


嵐「ほ、ほんとに怖いからな! き、気をつけてな!」


ノワール「無理だったらすぐ係の生徒呼んでね!」


「はーい!」


嵐「ああ、あんな小学生くらいの子が……。大丈夫かなあ……」ハラハラ


ーーーーー

ーーー




ローラ「……え!?」


ーーーーー


ヒカリ「あれって……!」


ーーーーー


ローラヒカリ「あ、あの!」


???「?」


ローラ(ヒカリさんも見つけたんだ……!)


ヒカリ「あの……あなた達は……」

ヒカリ「クロエ・アートルムのご両親ですか……?」


???「……うん、そう」

???2「よく分かったね」

ローラ「どうしてここに……」


???「娘の元気な姿が見たくて……。今日は人も多いからバレないと思ったんだけど」


ヒカリ「お二人ともクロエの面影があります。見る人が見たら分かりますよ」


???2「あの子本人には内緒にしてくれる? 私達はあの子を捨てた親だから……」


ローラ「それは……」


ヒカリ「……ボクは会うべきだと思います。クロエだって、きっと会いたがってる」


???「……明日も文化祭はあるのよね。少し考えておくわ」


???2「あ、勝手に連れて行ったりとか変なことはしないよ。安心してね」


ローラ「行っちゃった……」


ヒカリ「……まさかご両親が来るなんて」


ーーーーー

ーーー




クロエ「ばああああああ!」


きゃあああああああ!


クロエ(フッフッフッ……。いい感じに楽しんでもらえてるわね……!)


現在の目標
・文化祭を成功させる!

安価↓~↓5自由行動安価
初日午前に起きたこと

文化祭は初日午前・午後、二日目午前・午後、後夜祭の日程となります。

なお、他クラス、他部活の出し物は決めていません
ありそうなものであれば安価で好きに指定していただいて結構です
矛盾する出し物になった場合(ローラのクラスの出し物がお化け屋敷とメイド喫茶など別のものになった場合)、混ぜて採用することが不可能なものは高コンマのものを優先して採用します

文化祭中にクロエの両親に関する安価を取っていただいても構いません
その場合は両親の設定を安価で募集します

クロエ母とクロエママがとうとうここで来るか……

レイア・フェリス母娘が文化祭を楽しみに来ていたが、慣れない人混みでフェリスがはぐれてしまう
いつの間にかお化け屋敷に迷い混んでいたフェリスだったがフェリスの魔翌力を感じ取ったクリアが見つけて声をかけたので安堵した

……が、フェリスに会うことだけ考えていたために脅かし役だったことをすっかり忘れてしまい
クリアがお化けの仮装(>>602の楓の状態)で無邪気な様子で思いっきり抱き着いたために屋敷全体に響き渡るほどのフェリスの悲鳴が上がったという
(防音魔法がかかっていたので学校には響かなくて済んだ)

アートルム在学中の学校という情報が知れ渡った事に加え、ティアラクリマがバズった件もありいつにも増して参加者が多い模様

お化け屋敷も予想以上の売れ行きで、行列がとんでもない事になったのでゼーレが館内の時の流れを速める(+速めた時間だけの老化防止措置)事で強引に回転率を上げていく

樹が忙しいので一人で回っていたラミーがナンパに遭う。
そこへ大人化+校長とバレにくいように少し変装した樹が颯爽と現れ、ラミーだけでなくナンパしたお姉さんを含めた周りの女性もキュンキュンさせつつラミーを連れていく。

魔法の使いすぎでゼーレがバテてしまい、自分の魔翌力を使ってくださいと譲渡系魔法使いの行列が別に出来てしまう

今年はミスコンがあるらしいので参加者の確認

お化け屋敷ーー


クロエ「ちょっと人が多いわね……」


楓「さっき噂で聞いたんだけど、ゼーレさんとかティアラクリマの顔を見たいって人が多くて、過去最高のお客さんの数らしいよ」


クロエ「ううん、嬉しいけどこのままだと時間内に捌ききれないわよね……」


ゼーレ「私が原因の一端ということならお任せください。学校敷地内の時間を緩やかにします」


クロエ「そ、そんなことできるの!?」


ゼーレ「魔力はかなり消費しますが……。時間魔法【クロック】、頂点【アルティマ】!」

ゼーレ「湾曲時空間【スロウフィールド】!」


楓「特別変わった感じはしないけど……」


ゼーレ「知覚は難しいですね。ただこの空間の外から中を見ると、中の人達がすごい勢いで動いて見えてるはずです」


楓「それはそれで見てみたい!」


クロエ「だめよ。せっかく捌ける余裕が出来たんだから、ここで一気に案内しないと」


楓「はーい……」


ーーーーー

ーーー

フェリス(久しぶりにママとクリアに会える♪)


レイア「嬉しそうね。お祭り楽しみ?」


フェリス「え、ええ! く、クリアとママなんて、その……お祭りのついでなんだから!」


レイア「ふふっ」クスッ

レイア「あ、ここがお化け屋敷ね。ママ達はここのお手伝いを……」


どんっ


フェリス「ふえ……?」


「あ、すみません! 大丈夫ですか?」


レイア「わ、私は大丈夫だ。それより貴女は怪我をしてないか?」


「大丈夫です! ほんとすみませーん!」テクテク


レイア「ふう……人が多いと大変ね……。……レティス?」


ーーーーー


フェリス「く、暗い……ここどこ……?」


きい……きい……


フェリス「こっち出口かな……」


ゴトン!


フェリス「きゃあ!」ビクッ

フェリス(た、棚のビンが倒れただけか……びっくりした……)ドキドキ


クリア(フェリスみたいな魔力を感じたんだけど……)キョロキョロ
 
クリア(あ、あれは……!)

クリア「フェリスー!」ガバッ


フェリス「ひっ……!」


きゃああああああああああああああああああっっ!!!!


ーーーーー

ーーー


食堂ーー


フェリス「ぐすっ、ぐすん……」


クリア「ごめんねフェリス……。脅かし役なの忘れてた……」


フェリス「おどろいてないもん……」ヒックヒック


ラピス「レイアとフェリスも来てくれたんですね。嬉しいです!」


レイア「これだけ人が多かったらバレないと思ってね。実際今のところ大丈夫みたいだし」


ラピス「フェリス、よかったらママと屋台巡りしませんか? 美味しいものたくさんありますよ」


フェリス「……いく……」


レイア「それじゃあクリアはお母さんとアトラクション見て回ろっか」


クリア「うん!」


ーーーーー

ーーー

ラミー「……」テクテク

ラミー(樹と一緒に回りたかったけど、今日の様子を映像に残す必要があるみたいだからなあ……)シュン


「ちょっと、あの子に声かけてみようよ」

「わー……美人さんだ……」

「ねえねえ、そこの君!」


ラミー「は、はい?」


「私達と一緒に回らない? ここの生徒がいた方が道に迷わなさそうだし!」


ラミー「え、えっと……」


「ねね、行こうよ! あ、ほらタピオカドリンクのお店! おごるよー?」


樹「ちょっとごめんなさいね」ガシッ

樹「この子、私の彼女なの。ごめんだけど他を当たってくれる?」


「すっご……リリウムレベルたか……」


樹「ありがと♪ それじゃ、リリウムの文化祭楽しんでね?」パチンッ


「うっ……!///」キュンッ

「ウィンクされただけなのに……」ドキドキ


樹「さ、ラミー行きましょ」テクテク


ラミー「う、うん……!」


ーーーーー


ラミー「あ、あの……映像はいいの……?」


樹「これはゼーレさんの魔法だと思うんだけど……。学校内の時間がゆっくりになってるのよ。だから必要な映像は撮れたんだけど、今度は時間が余っちゃって。それでラミーを探してたらナンパされてたから助けちゃった」


ラミー「ナンパ……。私ナンパされるほど可愛くないよ?」


樹「……はあー」


ラミー「た、ため息ついたっ!」


樹「ラミーは可愛い。あの人達完全にラミーのこと狙ってた。……もう、自分に自信持っていいのに」


ラミー「……樹に可愛いって思われてるだけで十分だもん……」


樹(か! わ! い! い!)キューン


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


ゼーレ「ふうー……」


アイリス「さすがのアートルムもキツい?」


ゼーレ「こんなに長く時空間魔法をかけるのは初めてだから、さすがにね……」

ゼーレ「それに教室の防音魔法と、空冷魔法と……」


アイリス「あはは、頑張り過ぎだよ。よし、たまにはアイリスさんが魔力を分けて……」


「あ、あのっ! ゼーレ・レジェンダリア・アートルムさんですよね!?」


ゼーレ「は、はい。そうですけど……」


「私達魔力譲渡の魔法が使えるんです! 疲れてるみたいなので、よかったら私達の魔力を受け取ってください!」


ゼーレ「そ、そうなのですか? 確かに助かります。では……」チラッ

ゼーレ「……す、すごい列ですね。移動しましょうか」


アイリス「ぬー……!」


休憩室ーー


ゼーレ「ではここでお願いします。これだけ人がいるみたいですし、少しずつで大丈夫ですからね」


「はい! では……魔送【ライン】!」


ーーーーー

ーーー

ゼーレ「だいぶ回復してきましたね……。これだけあれば今日の分は大丈夫かも」


ヒカリ「ゼーレさんが魔力枯渇で倒れてるって聞いて来たんですけど……」ヒョコッ


ゼーレ「あはは、ヒカリさん、それは尾ひれ付きすぎですよ。少し魔力が減っていただけですから」


ヒカリ「そうですか、安心しました。……でもせっかく来ましたし、ボクも……魔送【ライン】!」


ゼーレ「!!」


ヒカリ「よし、こんなところでいいですかね……。それじゃあ失礼しますね」


ゼーレ「は、はい」


アイリス「ゼーレー……!」メラメラ


ゼーレ「今度はアイリスの番?」


アイリス「魔力ならあたしがあげるのに! なんでみんなから貰うかなー!」


ゼーレ「あら、ヤキモチ? 魔力譲渡系ならではの悩みね」


アイリス「そーだよ、ヤキモチ! でもいいもん。今からゼーレにめっちゃ魔力あげるから! 魔送【ライン】!」


ゼーレ「……」


アイリス「あ、あれ……。もしかしていらなかった……?」


ゼーレ「あ、ううん。嬉しいわよ。でもその……さっきヒカリさんからも魔力を貰ったんだけど、不思議な感じがして……」


アイリス「?」

ゼーレ「アイリスは色んな人に一気に魔力をあげることもできるじゃない? それこそチャームの範囲はピカイチだし」

ゼーレ「でもヒカリさんの魔力は、私の必要な魔力にピッタリ合致したの。一個人に魔力を送るだけなら、もしかしたらアイリスより上かも」


アイリス「あー、あの子ね。魔法が似てるからよく話すんだけどさ、数年前までは自分の魔法も分からなかったんだって。で、調べたら無意識に魅了魔法を垂れ流してたらしいの。しかも恋させちゃうくらいの!」


ゼーレ「無意識で人の本能に訴えかけちゃう……。すごい才能ね」


アイリス「そうそう! さっき言われたけど、一気に多人数に魔力を渡すならあたしの方が上手いと思う。でも本当に必要な魔力を渡すってことなら、ヒカリの方が上だね!」


ゼーレ「自分より実力が上の人をちゃんと認められるところ、大好きよ」


アイリス「えっへへ~」


ゼーレ「現代の魔法使いはみんないろんな魔法を持ってて、素敵に使いこなしてるのね」


アイリス「そうだねー。昔の人ならもしかしたら「魔力をあげるなんて力を吸い取られてしまうだけだ!」みたいなこと言って、魔力の少ないゼーレのこと無視してたかも」


ゼーレ「みんないい子ね」


アイリス「ねー」


ーーーーー

ーーー

教室ーー


楓「そういえばさー」


クロエ「?」


楓「今年は体育館でミスコンやるんだって。順にステージに上がって、最後に投票するみたい」


クロエ「へえ。見に行っても面白いかもね」


楓「あ、きたきた」


クロエ「わあああーっ!」


きゃあああああああ!


楓「ふふふ、ふふふふふ……」コキコキ


いやあああああああ!


楓「いやー、脅かす側楽しいねえ」


クロエ「そうね。ちょっとドッキリとかに目覚めそうだわ」


ーーーーー

ーーー

体育館ーー


クロエ「交代できてよかったわ。二人と回れないところだったわよ」


ヒカリ「時間が遅くなった分、店番の時間も長くなっちゃったもんね」


ローラ「ミスコンの参加者を確認するんだっけ?」


クロエ「ええ。気になるわ」

クロエ「えっと……」


『ミスコン参加者一覧
 ヒカリ・ロゥレス
 水津凜華
 真壁晶
 紅林御桜
 ………
 ……
 …』


クロエ「なんとなく漢字名が多いわね。というかヒカリも参加するなら教えてくれればよかったのに」


ヒカリ「演劇部の後輩に頼まれて……。卒業する前にお願いしますって言われたら断れないよ」


ローラ「でもやっぱり参加するのは恥ずかしくて言ってなかったの?」


ヒカリ「う、うん。今でもちょっと恥ずかしいし……」


クロエ「何言ってるの! ヒカリが優勝するに決まってるわ!」


ヒカリ「ううー、クロエならそう言ってくれると思ってたけど、やっぱり恥ずかしいのは恥ずかしいよー!」


現在の目標
・文化祭を成功させる!

安価↓~↓5自由行動安価
初日午後に起きたこと

二日目午後終了後、ミスコンの結果発表(コンマ判定)となります

ミスコンに向けて文化祭の合間の時間に衣装やら動きやら確認するも、恋人の勝利のためについついヒートアップしてしまうクロエローラ
なお舞や楓嵐も凜華や晶に対して同じようなことになっていたらしい

一方、御桜はこっそり来ていた茜により特訓されていた

銀髪のウィッグで変装しているゼレス。母が自分を見つけた瞬間に正体がバレて騒ぎになるので対策をしてきたらしい

なお匂い(!?)でバレる模様

デンのクラスではデンの魔法による変身が出し物として行われていた
子供が大きくなったり逆に大人が幼くなってみたりと色々出来るため人気な様子

厄介ファンに絡まれて対応に困っているティアの元にアルシェ(オバケコス)が割り込み、威圧(オバケコスとの相乗効果あり)して追い払う
その後話題の少女と腹ペコ守護霊の二人がいちゃつきながら食べ歩く姿が文化祭の各地で目撃された模様

ゲストで来るはずのウィンとサリアが一向に来ないと思ったらサリアだけカサブランカに行ってしまっていた

OGとして呼ばれていたウィンとサリア。サリアだけ一向に来ないと思ったらカサブランカに行ってしまっていた

デンの教室ーー


ぼわんっ


「目線が高い……!」


デン「10年後くらいをイメージしてみました」


「すごーい! ありがとう!」


受付「次の方どうぞ!」


「あの、高校生くらいまで若返りたいんだけど……」


デン「高校生くらいですね。よっ!」


ぼわんっ


「……! ゆ、夢のようだわ……!」フルフル


受付「次の方どうぞ!」


クロエ「大盛況ね」


デン「あ、クロエさん。「いろんな魔法を体験しよう」がコンセプトなんだけど、私のところが一番人気みたい。クロエさんはどうしたい?」


クロエ「もちろん大きく、よ」


デン「ふふっ、最近やってなかったもんね。えい!」


ぼいんっ


クロエ「ああ……重たいわ……」ウンウン

クロエ「それじゃ、お客さんはさっさと退散しないとね。頑張って」


デン「うん、ありがとうね。ちなみにそれは今日一日で切れるから」


クロエ「……ええ」ションボリ


ーーーーー

ーーー

廊下ーー


ティア「……」アセアセ


「きゃーかわいい! ね、ね、あのコスプレはしないの?」


「見たいなー、あの悪魔のコスプレ。私達あれ見てファンになっちゃったもん!」


ティア「あ、あの……」


「きゃー! 声もかわいい!」


「ほらほら、寮にコスプレしまってたりするんでしょ? 取りに行こうよー」


アルシェ「なにしてるの」ヒタッ…


「ティアちゃんのコスプレ見せてもらおうと思ってー」クルッ


アルシェ「ティアを困らせるな~……!」


「ひいいいいいっ!?」ダーッ


アルシェ「……逃げた」


ティア「あ、アルシェ……ありがとうございます」


アルシェ「ん。追い払えてよかった」


ティア「アルシェのこと待ってただけなんですけど、ナンパ待ちに思われたんでしょうか……」


アルシェ「んー……。ティアのファンっぽかった。困らせる人をファンって呼んでいいのか分からないけど」


ティア「うう、有名になりたい訳ではないんですけど……」


アルシェ「ティアはかわいいから仕方ない。これからはアルシェがついてるから安心して」


ティア「はいっ」


ーーーーー

ーーー

アルシェ「ベビーカステラ……もぐもぐ」


ティア「食べカスついてますよ」フキフキ


アルシェ「んむむ……」


ーーーーー


アルシェ「タピオカドリンク……ちゅー」


ティア「うまく吸えないです……」モタモタ


アルシェ「こうやって飲む」スポポポ


ティア「す、すごい……!」


ーーーーー


アルシェ「わたあめ……ふわふわ」


ティア「美味しいです」


アルシェ「ん、美味しい」


ーーーーー

ーーー

ゼレス「……」コソコソ


ステラ「ゼレスさん、どうしたんですか? 髪まで変えて……」


ゼレス「多分ママがまたお忍びで来ていると思うんですが、見つかって騒がれると間違いなくめんどくさいことになるので……」


ヴィーネ「あなたゼレスちゃんの匂いがするわね」ヒョコッ


ゼレス「!!!?」ビクウッ!


ヴィーネ「ってゼレスちゃんじゃない! きゃー! 銀のウィッグもいいわね!」


ゼレス「に、匂い、匂いって……!」


ステラ「ゼレスさんが匂う訳ではないと思いますよ。嗅いだことある匂いを外で嗅ぐと気になるじゃないですか」


ヴィーネ「そうそう、そんな感じよ。すれ違ったのは偶然」


ゼレス「……まあ思ったより騒がなかったので良しとしますか」


ヴィーネ「わ、私だってわざと目立つことはしないわよ。ゼレスちゃんだからブレーキが効かなくなるだけで」


ゼレス「はいはい。ほら、今年は私達魔法縁日をやってるんですよ。よかったら遊んでみてください」


ヴィーネ「シュートで的あて、魔力糸に魔力を流してヨーヨー釣り、魔花火……懐かしいわねえ」


ステラ「ヴィーネさんの魔花火ってどうなるんですか?」


ヴィーネ「確かこの棒に魔力込めればいいのよね。そしたらその人の魔力が花火みたいな形で先端からパチパチ飛び出すんだったかしら」


ゼレス「そうです。もう何年もやってないから私達も準備中に盛り上がっちゃいました」


ステラ「実際の火ではないから火事の心配がないのもいいですよね。夏の風物詩ですが、中々やる機会もなくて……」

ヴィーネ「よし、じゃあやってみましょうか。えーっと……」


ゼレス「教室はすぐそこです。魔花火のコーナーはあの角ですね」


ヴィーネ「どうも、魔花火一回お願いするわ」


受付「はーい、どうぞ!」


ヴィーネ「よっ!」プシッ!


パチパチパチッ シャアアアアアアア!


ステラ「うわわ、真っ白! ゼレスさんと一緒ですね!」


ゼレス「勢いは段違いですね……」


ヴィーネ「あははっ、楽しい楽しい! 懐かしいな~」クルクル


プシュウウウ……


ヴィーネ「あ、終わっちゃった。楽しかったです、ありがとうね」ニコッ


受付「は、はいっ」ドキッ


ステラ「今年はチームのお二人は来ていないんですか?」


ヴィーネ「来てるわよ。茜は妹がミスコンに出るだかでそっちに行ってて、サリアはOGで招待されてて、同じく招待されたウィンさんと駅で待ち合わせしてから来るみたい」


プルルルル プルルルル


ヴィーネ「サリアからだわ。もしもし?」


サリア『すみません、カサブランカに来てしまいました』


ヴィーネゼレスステラ「えっ!?」


ヴィーネ「ウィンさんと来るんじゃなかったの!?」


サリア『迷うことを加味して家を出たら、駅までは迷わず来れたのですごく早くついてしまって。で、今日は迷わず行ける気がしたので一足先に駅を出発したんです』


ヴィーネ「その自信はどこから……」

ウィン「あ、ヴィーネさん~」テクテク


ヴィーネ「……ウィンさんついたわよ」


ウィン「?」


サリア『すまないウィンさん。カサブランカに来てしまった』


ウィン「えっ!?」

ウィン「いやでも、駅に早くつき過ぎて暇だから、先に行ってるってメッセージが……」


ヴィーネ「ウィンさん、サリアは一人になるとほぼ必ず迷子になるの……。まさかカサブランカに行くとは思わなかったけど」


ウィン「OGインタビューの時間まではまだあるから大丈夫だと思いますけど、こっち来れますか~?」


サリア『ああ、今度こそ大丈夫だ』


ヴィーネ「だからその自信はどこから出てくるのよ。いい、そこからタクシーで来なさい。絶対公共の乗り物とか、自分のホウキでなんて考えないこと。いいわね!」


サリア『は、はいっ』


ヴィーネ「じゃあね。気をつけてくるのよ」ピッ


ステラ「サリアさんってすごい方向音痴なんですね……」


ヴィーネ「ええ。毎度のことながら手を焼くわ……」


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


ヒカリ「あ、あの二人とも……」


クロエ「ヒカリはじっとしてて」


ローラ「やっぱりヒカリさんの大きい胸を活かす服装で……」


クロエ「せっかく背が高いんだから、そこも活用したいわよね」


ローラ「じゃあこういうスポーティな服で……」


クロエ「うんうん、いいわね」


ヒカリ「あのー……」


クロエ「髪型もポニテにして、運動向きな感じにしてみたり」


ローラ「あ、でもミスコンだもんね……綺麗目な方が勝てるかな?」


クロエ「とするとスポーティ路線はなしね。ドレスとか着てみる?」


ローラ「ドレス! 演劇部の衣装でなかったっけ……」


クロエ「確かあるわ。ヒカリでも着れたはず」


ヒカリ(ふたりが止まらない……)


ーーーーー


舞「はい、歩き方から確認しましょう。目線は真っ直ぐ、足元は見ない」


凜華「……」カッカッ


舞「うん、心配無用でしたね。ではターン!」


凜華「……」クルッ


舞「いいですね。……審査員側に流し目とかしてみましょうか」


凜華(舞さんの指示がすごい……)


ーーーーー


晶「おーい……」


楓「ミスコンだけどやっぱり晶はかっこよく決めたいよね」


嵐「着物はどうだ? 和を前面に押し出す感じで……」


楓「和だと御桜さんが強いよ。せっかく筋肉もあるんだから、腹筋見えるスタイルでさ!」


嵐「いいなそれ!」


晶(アタシをさしおいて決まってく……)


ーーーーー

茜「やっほ~」


御桜「お姉ちゃん!」


茜「はい、これ。着物持ってきたよ~」


御桜「ありがとう。これでミスコンの準備はバッチリ」


茜「一回着付けしてみる? 手伝うよ~」


御桜「せっかくだしお願いしようかな……」


ーーーーー

ーーー




体育館ーー


「と言うわけで、本日はOGであるお二人に来ていただきました! ウィン・フォルクスさんにサリア・マグノリアさんです!」


ウィン「どうも~」


サリア「よろしくお願いする」


ウィン(サリアさん間に合ってよかった~……)ホッ


「では早速、募集しておいた質問コーナーに参りましょう」

「『学生大会とプロの試合、何が一番の違いですか?』との質問です。どうでしょうか、サリアさん」


サリア「そうだな……やはりまず、同じ相手と何度も戦うというのは学生では中々ないことだな。しかしプロになると年間を通して何度も同じチームと戦うし、その中で同じトリオを相手にすることもある。そういう相手にどう対応していくかが大事になるな」


「なるほど、ではウィンさんはどうですか?」


ウィン「うーん……ボクの場合は、だけど……ボクはリリウムの三年間ずっと同じトリオでやってたんだ~。だけどプロになると成績や魔法の相性を見て、年ごとに組む相手が変わるんだよね~。珍しいケースだけど、怪我とかでシーズン途中に組む人が変わるって場合もあるし……。だから、チームワークの築き方が一番の違いかな~」


「お二人ともありがとうございます。では次の質問をーー」


ーーーーー

ーーー

クロエ「んー……!」ノビー

クロエ「一日長かったわ……」フウ


楓「大盛況だったもんなー」


アルシェ「明日はミスコンもある。もっと大変かも」


嵐「確かに。それ目当てで来る人もいるだろうし、お客さんもっと増えるかもな」


ノワール「ミスコンは昼までで終わるんだっけ。で、閉会式で表彰と」


イリス「ですね。どんな結果になるか楽しみです♪」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・文化祭を成功させる!

安価↓~↓5自由行動安価
二日目午前に起きたこと

二日目午後終了後、ミスコンの結果発表(コンマ判定)となります

お化け屋敷に本物の幽霊が出たと噂に?
確認してみたらフィッシュの上で肝試しをしたときに出くわした幽霊が島の魔獣達と一緒に避難していたことが判明

前回の一件からエミールにべったりくっつかれた橘花が文化祭を回ってデート

御桜の応援をするシェリルチームの面々
シェリルはミスコンに関してもマホリオ同様一切手を抜かずコーディネートの手伝いをし、エルクは人間外見よりも中身の方が大事などとズレたアドバイスを送った

演劇部のミニ公演が行われる少し前、やよい・カームの準備にトラブル発生
そこにたまたま文化祭に来ていたくるくまとアルトが通って助けてくれる
ちなみに面識が無かったのでやよいカームはかつての部長とは気付かず単純に親切な人と思った

テネリタスが猫好き達に囲まれて餌付けされてる

次でご両親出すか

橘花「……エミール。昨日もそうだったが、そんなにくっついて歩きにくくないか?」


エミール「大丈夫です」ギュッ


橘花「そうか、それならいいが……」


エミール「♪」スリスリ


橘花「お、昨日はこのお化け屋敷入らなかったな。行ってみるか?」


エミール「はいっ♪」


受付「2名様、ごあんな~い!」


エミール(驚いたふりして、もっとぎゅってしちゃおう♪)


ごろん……


エミール「? 足になにか……」チラッ

エミール「な、生首いいいぃぃっ!!」


橘花「ほう、よくできたマネキンだな。血の質感も上手くできてる」ヨイショ


エミール「も、ももも持たないでくださいよお! その絵面すごく怖いです!」


橘花「む、すまない」パッ


ごとんっ!


エミール「ひっ! 落とさないでくださいよ! 気持ち悪いじゃないですか!」


橘花「む……難しいな……」


幽霊「くすくす……」


エミール「……!」


橘花「どうした?」


エミール「せ、先生の後ろにお、おばけが……!」


橘花「?」クルッ

橘花「何もいないが……」


エミール「あ、足が透けてたんです! 後ろ向く前に消えて! おばけが! おばけがああ!」


橘花「は、早く出よう! 思ったより本格的だ……!」


ーーーーー

ーーー

クロエ「お化けなんていないけど……」


晶「噂になってるみたいだぞ?」


クロエ「うーん、怖すぎて噂が先行しちゃってるのかしら」


幽霊「こんにちは!」スウッ


クロエ「きゃっ!」


嵐「あ、確か魔獣島にいた……」


幽霊「そうそう。彼女が悪魔にされたとき、あのままだと巻き添えを食らいそうだったから、近くにいた人に憑いて来たの」


クロエ「漢字が……」


幽霊「で、お化け屋敷があるっていうからちょっと参加を」


クロエ「お茶目ね。……めちゃくちゃにしないんだったらいいんじゃないかしら」


幽霊「ありがとう! 精一杯頑張るね!」


嵐「ほ、ほどほどにな。マジの幽霊の本気はすごいことになりそうだ」


ーーーーー

ーーー

厩舎ーー


ローラ「魔獣用のおやつはこちらで販売してまーす!」


テネリタス「にゃ~♪」スリスリ


「なにこの子、すっごい人懐っこいー!」ナデナデ


テネリタス(ちょろいぜ)


「見たことない品種……!」


「さ、触らせてください!」


「私もー!」


わらわらわら


テネリタス「にゃっ!?」

テネリタス(うぶぶ……こんなに圧迫されるとは思わなかった……!)


ローラ(あらら、猫好きさん達に捕まっちゃったのかな)


テネリタス(あ、でもこのおやつ美味しい)モグモグ


ーーーーー

ーーー

ミスコン開催前ーー


カーム「あわわわ……」


やよい「こ、このままやるしかないよね……」


くるくま「すみません、ちょっとよろしいですか?」


カーム「は、はい?」


くるくま「服がほつれてるみたいですけど……大丈夫ですか?」


やよい「だ、大丈夫じゃないかも……」


カーム「演劇部なんですけど、これが衣装で……」


くるくま「そういうことなら……アルト」


アルト「うん、任せて。これくらいならすぐに……」チクチク


カーム「すごい……どんどん穴が塞がってく……」


くるくま「アルトは昔からコスプレ用の服とか作ってたもんね」


アルト「うん。その技術で人助けができるなら嬉しいよ……っと」


やよい「す、すごいです! 分からないくらいキレイに穴が塞がってます!」


くるくま「おせっかいかと思ったけど、喜んでくれてよかった。演劇楽しみにしてるね」


カーム「午後一番で体育館でやります! ぜひ見に来てくださいねー!」


アルト「うん、絶対に見に行くよ」


ーーーーー

ーーー




カーム「で、とても親切な方に直してもらえたんです!」


ノルン「これなら演技に支障はないね~。よし、午後に向けてできるだけ準備しよ~!」


はいっ!


ーーーーー

ーーー

ミスコン控室ーー


シェリル「よし。これでいいな」キュッ


御桜「ありがとうございます。着付けのバランスを見てもらうにはやっぱり人の目が一番ですね」


シェリル「うん、最高に美人さんだ。チームの一員として、優勝かっさらってきちゃえ!」


御桜「はい!」


エルク「御桜さん」


御桜「はい、なんですか?」


エルク「人間の素晴らしさは外見だけでは測れません。私はどんな人間さんも好きですが、それは見た目ではなく内面のこと。人間の美しさ、素晴らしさとは内面にこそ宿るのです!」


御桜「は、はい」

御桜(ミスコンは身なりや身だしなみを見てもらう場のはずだけど……)


シェリル「エルク、ミスコンはそういう人間性はメインじゃないよ。見た目の綺麗さでどれだけ人目を引けるかの勝負だからさ」


エルク「そ、そんな……! 見た目だけで人間さんが勝負するなんておかしい……!」


シェリル(ミスコンそのものの存在意義が揺らぐ発言だな……)


スタッフ「出場者の皆さん! エントリーナンバー順にこちらに並んでください!」


御桜「では、行ってまいります」


シェリル「おう!」


ーーーーー

ステージーー


わっ!!


司会「どうも皆さん! お待ちかね、リリウムミスコンの開催です!」


わーーーっ! パチパチパチパチ!


司会「早速始めていきましょう!」


ドゥン♪ ドゥン♪


司会「エントリーナンバー1番! ヒカリ・ロゥレス!」


ヒカリ「ふふっ」ニコリ


司会「綺麗なドレスをまとって登場だー! 続いて2番! 水津凜華!」


凜華「……」チラッ


司会「はうっ! タキシードを着こなして華麗に流し目を決めました! さらに3番手! 真壁晶!」


晶「にっ!」ニコッ


司会「白い歯が眩しい! 大胆にお腹を見せたスポーティスタイルで出場です! どんどん行きましょう、続いて4番! 紅林御桜!」


御桜「……」フワリ


司会「完璧に着物を着こなして来ました! まだまだ出場者は続きます! 5番手は……」


ーーーーー

ーーー




司会「以上でミスコン、ステージの部は終了です! 結果発表は今日の閉会式! お楽しみにー!」


パチパチパチパチ!


クロエ「盛り上がったわねー。さて、残り半日頑張るわよー!」


現在の目標
・文化祭を成功させる!

安価↓~↓5自由行動安価
二日目午後に起きたこと

二日目午後終了後、ミスコンの結果発表(コンマ判定)となります

宣言通りに文化祭を満喫しているレティス
そんなレティスを甲斐甲斐しくお世話するシエラ

クロエ、両親と再会
預けられた経緯はキャラ募集の時に決めるかもだから詳細には書かないでおくかな?

演劇部の公演で主演の都合上ラクリマノルンの百合空間が発生する。
その百合っぷりとラクリマの演技力に惹かれた中学生の観客もいるらしく、リリウム演劇部の未来は明るめなようだ。

なお観客席から『ラクノル堪りませんわぁ……』というどこかで聞いたような声も聞こえたとかなんとか。

すっかり人間の世界に馴染んじゃったよなぁとこれまでを振り返るルクとスフィア

イオモミが文化祭を廻りながらイチャイチャ
来場客や他のクラスでは「すごくちっちゃいけどすごくおっきいカップルがいる」と話題になったそうな。

体育館、ステージーー


ラクリマ「私っ、やっぱりあなたが大好き! だから一緒にステージに登りたい!」


クロエ(アイドルであるラクリマと、その彼女であるノルンを主軸にしたアイドルのサクセスストーリーね)


ヒカリ(もう最終盤……。二人は決意を新たにステージに登ることを決意する……)


ノルン「『ゆめちゃん……』んっ」


ちゅっ……


ざわっ!


ローラ(え、え!? 今、ホントにしたよね……!)


ラクリマ「えへへ……。じゃ、行こっか!」


凜華(最後は二人のデュエットステージで終わる……)


舞(ダンスの完成度が高い……。ラクリマさんが引っ張って完成度を高めてますね)


くるくま(まさかミュージカル系で攻めてくるとは……! いいものを見させてもらったよ……!)


アルト(くるくま楽しそう……)クスッ


イオ(私もモミジちゃんと……)チラッ


モミジ「……?」チラッ


イオ(! うう、やっぱり自分からキスは難しいです……!///)


レティス「!」パチパチ!


シエラ(お嬢様元気だなあ……。よっぽど客として参加できて嬉しいのね。こういう舞台も主賓席で見てばかりだし……)


ラクリマノルン「ありがとうございましたー!」


パチパチパチパチ!!


百合江「ラクノル尊いですわあ……」ボタボタ


ーーーーー

ーーー

「すごかったね……!」


「うん! 主役の子の演技すごかった!」


クロエ(あの子達中学生かしら? 演劇部の未来は安泰ね)

クロエ「それより……百合江先輩!」


百合江「ふふふ……ラクノルがあんなことになってるとは……。あら、クロエさん」


クロエ「お久しぶりです。お元気そうですね」


百合江「もちろんですわ。私、百合さえあればいつでも元気ですわよ」


くるくま「やっほ、お二人さん」


クロエ百合江「「くるくま先輩!」」


くるくま「久しぶり。まさか百合江くんも来てるとは」


百合江「かわいい後輩の舞台ですわ。見に来るに決まってます」


くるくま「それもそうか」


ラクリマ「百合江先輩! 見に来てくれてたんですね!」


百合江「はい。見に来なくては損だと本能が訴えかけて来まして」


カーム「あ、先程の親切な方! あの時はありがとうございました!」


くるくま「いやいや、私は何もしてないよ。やったのはアルトだからね」


ノルン「もしかして衣装を直してくれたのって~……」


アルト「う、うん。私だよ」


やよい「もしかして有名な方だったり……!? す、すみません!」


くるくま「そんな高尚な者じゃないよ。安心して」


クロエ「やよい達と入れ違いに卒業したリリウムの先輩よ。アルトさんはアニ研、くるくまさんは演劇部の元部長」


くるくま「演劇部4世代が集合したね。いやー、見にきてよかった」


わいわい がやがや


ーーーーー

ーーー

レティス【シエラこっち!】


シエラ「今度はクレープ屋ですか……」


レティス【次は縁日!】


シエラ「はいはい」クスッ


レティス【なにかおかしい?】


シエラ「いえ、レティスお嬢様が元気で嬉しいんです。さあ、どんどん楽しみましょう!」


レティス【おー!】グッ


ーーーーー


イオ「ちゅー……」スポポ


モミジ「これがタピオカ……」スポポポ


ブーッ ブーッ


モミジ「わ、電話だ。えっと……よいしょ」タプンッ


イオ「わわ、私も通知が……よいしょ」ユサッ


「あ、あの子達……ちっちゃいのに大きい……」


「リアルタピオカチャレンジ初めて見た……」


モミジ「これから厩舎でローラさんの魔獣と触れ合える時間が始まるんだって! 行ってみよう!」


イオ「はいっ!」


きゅっ


「おてて繋いでる……かわいい……」


ーーーーー

ーーー

厩舎ーー


わいわい がやがや


ローラ「皆さん集まってくださりありがとうございます! では私の魔獣を召喚しますね! えいっ!」キキキキキンッ!


きゅーちゃん「こんっ!」


エアロ「かうー!」


ユーニ「ヒヒーンッ!」


ミトラ「わんっ!」


ローラ「特別ふれあいタイムスタートです!」


クリア「うー……クリアも撫でられたい……」ウズウズ


ラピス「だめですよ。ドラゴンはおいそれと人前に姿を現してはいけないのです。リズも教室で我慢してますから、お姉さんであるクリアも我慢ですよ」


クリア「はーい……」


ルク「ローラさんの手にかかると、魔獣がとても幸せな気持ちになっちゃいますね」


スフィア「……そうね。それは認めるわ」

スフィア「あの子の周りの魔獣は幸せだし、それと触れ合ってる人間も幸せそう。すごいわね」


ルク「しかし人の形をしてるとはいえ、わたし達もすっかり馴染んでしまいましたね」


スフィア「そうねえ。悪魔から解呪してもらってすぐの頃は、不死鳥の勢力を大きくしようって考えてたはずだけど」


ルク「私も無人島でずっと寝ていたのですが、こんなに一緒にいることになるとは思ってませんでした」


スフィア「……はあ。なんかさ、ああまで無邪気に魔獣を愛でてるのを見てると……」


ルク「人間と魔獣の確執にこだわってたのがくだらなく感じる、ですか?」


スフィア「ええ。ルクもそうなの?」


ルク「私の時代も、不死鳥が乱獲されていました。それで人間から距離を取ったのですが、今は幸せですよ」


スフィア「仕方ない。ローラのためにも人間界を守ってあげますか」


ルク「はい!」


ーーーーー

ーーー

クロエ「少しずつ人も減ってきたわね」


ローラ「閉会も近いもんね」


ヒカリ「濃い二日間だったなあ……」ノビー


???「あ……く、クロエ」


クロエ「?」


ローラ「あ……!」


クロエ「……」


???2「さ、さすがに分からないよね。えっと……」


クロエ「お母さんと、ママ……?」


???&???2「!!」


ヒカリ「よ、よく分かったね」


クロエ「なんとなく、だけど……。そんな気がしたの」


???「ごめんね、クロエ。こんな時に会いに来て……」


クロエ「……そっか、そういうことね」


???「?」


クロエ「……悪魔なのね。私の親は」


???「そっか。变化してても分かっちゃうんだね」


ぎゅっ


クロエ「ま、そんなこと関係ないわ」ギュー

クロエ「……会いに来てくれて、ありがとう……」


???「クロエ……」


???と???2のプロフィールをつくります
まずは???から

テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可。名字もあればお願いします。アートルム以外の名字でOKです)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】魔界に住む悪魔。(その他付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります

悪魔!?って驚いて少し整理中…

少しぶっこみすぎましたね…
明日昼くらいには案が出揃うかと思いますが、時間がかかりそうとレスをいただければお待ちしますので、ぜひ気軽にレスしてください

【名前】クローネ・キリエ
【容姿】金のロングヘアーに白目部分が真っ黒の蒼眼 童顔でややクロエに似た顔立ちだが胸だけは大きい
普段は変化の魔法で白目部分を人間と同じにし、髪も黒く染めている
【性格】臆病だが心優しく芯は強い
【得意魔法】相手の心の闇を具現化する その闇の力を増幅させればトラウマから行動不能に出来、逆にその闇を破壊することでトラウマから解き放つことも出来る
【備考】魔界に住む悪魔でありクロエの母親。その魔法から人間達の絶望を増大させる役目を担わされていたが、悪魔らしからぬ心優しい性格から任務と自己の板挟みに苦しんでいた。
人間界でクロエのママに出会い交流を重ね、魔界よりも人間界を選び結婚しクロエを授かった。
しかし魔界からすれば任務を放棄した裏切り者として追われる身であり、愛する娘を守るための苦肉の策として生まれて間もないクロエをマクベス・エクスルードハウスへ預けた。
クロエの闇の魔力は彼女が同じく闇に関わる魔力を持っていたことに由来している。

質問です
???だけでなく???2も悪魔設定ですか?
???2は人間想定で考えてるんですけど、どちらも悪魔となるとちょっと設定考え直さないといけないので…
あるいは???2を幻獣などの非人間種族にすることもできますか?

???2は人間で考えていました
幻獣は面白いですね!もちろんありです!

難しいな

これまでの状況(幼いクロエを残して蒸発など)を踏まえつつ
実質クロエを捨てる形になった件を単なるクズではなく同情できるようにしたいしね
悪魔設定なのも、イコールしてなんらかの形で良心を持たせるようにする必要があるし
どうしてもベタな感じになってしまうというかあまり突飛な設定にはしたくないというか
今日の昼までにまとまるといいんだけどなぁ

案が出てくるまでは募集続行します
難しいキャラになってしまいますが、ご協力ください!

どれくらい出番があるかにもよるかなあ。そこまでなのであれば文量少なめでポンと出せる気もする

クロエの根底に関わるキャラなので、比較的重要なキャラだとは思います
登場頻度は安価にもよりますが、常にそばにいたり、学校に常駐することはないと思います

なるほど。それなら少し考えるか

【名前】アーレア・ヴェール
【容姿】褐色の肌に白の長髪で、後ろで二つの束に分かれている。真っ赤な瞳を持ち、背は高いが胸は平坦。角が生えてるが任意で隠せる
【性格】過保護な性格
【得意魔法】周囲を恐怖で動けなくさせるオーラを出せるが本人はあまり出したくない
【備考】魔界に住む悪魔。クロエの母親。人間(?)と恋に落ち結ばれた事で魔界から追放された悪魔。悪魔という事で迫害の対象であり、娘であるクロエも例外ではなくなるかもしれないと考えてカーラに預ける事にした。なお悪魔故に人間界に居続けると衰弱して死んでしまうのだが、魔界に帰還する権利をアンモビウムによって奪われているので余命幾ばくである(ラグナロククラスの魔法でないと帰還させることはできない)

時間制限設けた方が良いんじゃないか.

そうですね…
投票のことも考えて、23時を締め切りとします
もし現在出てる以外の案が出なかった場合は、クローネかアーレアで投票とします

了解です

【名前】エリクシール
【容姿】白髪の少女。黒を基調とした服を好む
【性格】優しさに満ち溢れている
【得意魔法】蘇生魔法(息絶えた対象を文字通り生き返らせる。ただし一生のうちに使える回数が限られている)
【備考】魔界に住む悪魔。人間の子供を産んだ罪により他の悪魔達に命を狙われている。幼いクロエを庇いながら逃げる生活を送っていたが、悪魔達によって何度も娘であるクロエを殺され、その度に生き返らせる事に耐えられなくなり手放す事に決めた。蘇生魔法は後数回しか使えない模様

1.クローネ
2.アーレア
3.エリクシール

↓から投票
たくさんの設定ありがとうございます!
投票レスのコンマの1桁目の合計が最初に【20】を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も【20】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります

滑り込みセーフだった

1

1

3

1

2

1

新キャラはクローネ・キリエとなりました
設定は>>705を参照

あれ、>>725は日付跨いでるけど有効なの?

ほんとだ

気づいてませんでした!ありがとうございます!
投票は日付が変わるまでを有効としたいと思います
>>725さん、>>705さんには本当に申し訳ありませんが、訂正させていただきます!

新キャラはエリクシールとなりました
設定は>>718を参照

また、続いて???2のプロフィールを作成していきます

展開のマンネリ化、ストーリーの盛り上がりが遠いなどでスレの勢いが落ちているのは実感しております
ですが、クロエ達の学園生活も残り4ヶ月のところまで来ました
どうか最後まで安価で協力していただきたいです!

この場を借りてお礼を申し上げますが、安価スレは参加してくださる皆さんがいてこそ成り立っています
いつも参加してくださりありがとうございます!

テンプレート↓
【名前】(和名でも洋名でも可。名字もあればお願いします。アートルム以外の名字でOKです)
【容姿】
【性格】
【得意魔法】(その人本人にしか使えない、特殊な魔法をお願いします。名前だけではなく、どんな魔法かも説明があると嬉しいです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります

応援してるし参加してるよ。あと少しで……だね。めでたいね

【名前】クローディア・スターライト
【容姿】金髪碧眼ロングヘア。クロエに似た顔立ち、スタイルだが胸はそこそこある
【性格】穏やかで落ち着いており、面倒見が良い
【得意魔法】星魔法。星の並びや月の満ち欠け、太陽の位置、天候の状態などによって扱える魔法の種類や出力が変化する。占星術のようなこともできる。なお、隕石魔法のように物理的に星を呼び寄せることはできない
【備考】エリクシールの伴侶にしてクロエの母親。学生時代にエリクシールと出逢い恋に落ちた。学校を卒業後エリクシールとの間にクロエを授かるも、襲い来る悪魔たちからクロエの命もエリクシールの心も守り抜くことができず、失意の中クロエを手放す。現在はエリクシールと共に悪魔の目の届かぬ場所で静かに暮らしている
学生時代は高飛車でやんちゃだったらしい

【名前】クロナ・アルナ
【容姿】金髪碧眼のショートヘアーでクロエが大人びた感じの容姿 胸はクロエと同じく平坦
【性格】優しく困っている人を放っておけないお人好し
【得意魔法】癒しの魔法
対象の身体と心を癒すことが出来る
ただし死んでしまった生物を生き返らせたりは出来ない
【備考】クロエの母親でありエリクシールの妻
エリクシールは幼なじみであり、恋人になった際に悪魔と打ち明けられても彼女を受け入れた
やがてエリクシールとの間に娘であるクロエを授かったが悪魔からの逃避行で何度も殺される愛娘と癒しの魔法でも追い付かないほどに憔悴したエリクシールのためにクロエをマクベス・エクスルードハウスに預けた
一応クロエの様子は随時調べていたが、魔界からの宣戦布告を機にクロエに会うことを決心した

なお子供の頃はクロエの比にならないほどに厨二病を拗らせていた黒歴史があったりする

【名前】ラウラ・コーネリア
【容姿】暗めの金髪(エリクシールと足して2で割るとクロエの髪色になる)を三つ編みにしている。背はかなり高い方で所謂モデル体型。瞳の色はクロエと同じ。泣きぼくろがある
【性格】芯の強い女性。常にポジティブシンキング
【得意魔法】
『崩壊魔法』:対象を崩壊させる。魔法に対しても使用可能。神魔法クラスになると人体にも作用するのでかなり危険
【備考】
クロエの母その2。元プロマホリオ選手だったがエリクシールとクロエを悪魔から守る為に引退している。引退したとはいえ相変わらずのマホリオ好きなので、高校の学外対抗戦でクロエの名前を見つけたときには密かに喜んでいた。
常に前を向きながら生きているが、エリクシールの心が壊れかけ、やむを得ずクロエを預ける事になった際には流石に凹んだらしい。クロエに会いにいくのはエリクシールの決心がついてからにしようと決めていたようだ

1.クローディア
2.クロナ
3.ラウラ

↓から投票
投票レスのコンマの1桁目の合計が最初に【20】を超えたキャラが新キャラとなります
本日中に誰も【20】に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが新キャラとなります

1

1

1

3

2

2

迷うけど1で

1

数字が低過ぎて決着が付いていないな……

2

2

では2で

新キャラはクロナ・アルナとなりました
設定は>>734を参照

空き教室ーー


エリクシール「私がエリクシールで」


クロナ「私がクロナ」


クロエ「エリクシールお母さんとクロナママ……」


エリクシール「私は人間界への斥候として魔界から来たの。人間界に馴染むように、子供の内から何年もかけて調べるようにってことだったわ」


クロナ「で、私達は小さい頃から一緒に育ったの。告白した時に悪魔なんだって言われたときはびっくりしたけど、それでも嫌いになんかなれなかったなあ」


エリクシール「それで、私達は愛し合うようになって……あなたが産まれたの」


クロナ「でもね、悪魔からしてみればエリクシールは裏切り者なの。だから何回も襲われた」


エリクシール「その度にあなたは命を落として……」


クロエ「その度にって……私、何回も死んでるの?」


エリクシール「……ええ。私の魔法は蘇生魔法って言ってね。あなたを守りきれずに何度も使ってしまったの」


クロエ「そうだったの……。闇の魔法が使えるのはお母さんが悪魔だから?」


エリクシール「多分そう。そもそも魔界に存在する毒素は、人間界で言う闇そのものなの。だから私の子であるあなたが闇魔法を使えるのかもしれないわ」


クロナ「もちろん純正の人間にも闇魔法の使い手はいるけどね」

クロナ「そうそう、あなたの名前は私達がつけたの。クロナのクロと……」


エリクシール「エリクシールの頭を取ってクロエ」


クロナ「悪魔から逃げ続けて、結局たまたま立ち寄った孤児院にあなたを預けていくことになっちゃった。その時にクロエの名前を書いたメモを残したの」


エリクシール「本当はずっとあなたと生きていたかった。だけど、私達もいつ殺されるか分からない状況の中、あなたを道連れにはしたくなかった」


クロナ「エリクシールの魔法で生き返らせることができても、何回も自分の娘の死に直面するのはキツいからね……。私も治癒が得意だけど、それでもエリクシールの追い詰められた心は癒やしきれなくて……」


クロエ「……ううん、いいの。私は親に捨てられたんじゃなくて、預けられただけ。ママとお母さんが名前を考えてくれて、カーム先生が名付けてくれた。それを知れただけで十分」


エリクシール「クロエ……」ウルウル

クロエ「二人は今ここにいて大丈夫なの? 悪魔に狙われたりとか……」


クロナ「変化の魔法を強くかけてるから大丈夫。特に悪魔には感知されにくいようにしてる」


エリクシール「文化祭中は一般人も学校に入れるから、怪しまれずにクロエの顔を見れるかと思って」


クロナ「まさか友達や本人に親だとバレるとは思ってなかったけどね」


クロエ「そ、それなら二人とも学校に残ってよ! 寮の部屋もあるし、校長先生に言えば……!」


クロナ「それはだめ。この変化の魔法は長持ちしないから、今夜には解けちゃう。それにもし残って悪魔に居場所がバレたら、ここにいるみんなに迷惑をかけちゃうことになる」


エリクシール「今は神樹のそばの街に探知されない結界を張って住んでるの。悪魔に見つからないようにね」


クロナ「場所は教えておくから、会いたくなったら来てよ。今度はもっとゆっくりお話ししようね」ナデナデ


クロエ「……うん」


クロナ「クロエ」ギュッ


エリクシール「クロエ……」ギュッ


クロナ「ほんとに元気でよかった。……またね」


エリクシール「クロエ、大好きよ。また元気な顔を見せてね」


クロエ「……うんっ!」


ーーーーー

ーーー




『以上を持ちまして、文化祭の終了を宣言します』

後夜祭ーー


わいわい がやがや


クロエ「♪」


ローラ「クロエちゃん、嬉しそう」


ヒカリ「いないと思ってた両親に会えたんだもん。そりゃ幸せだよ」


クロエ「エリクシールお母さん、クロナママ……♪」


凜華「クロエさーん、早くしないとご飯なくなっちゃうよー」


アルシェ「もぐもぐ」モグモグ


ラピス「おいひいですねえ」パクパク


クロエ「今行くわー!」


現在の目標
・後夜祭を満喫する

安価↓~↓5自由行動安価
後夜祭中に起きたこと

後夜祭では余り物がタダで飲み食いでき、また体育館や講堂などでは盛り上がった生徒らが歌ったり騒いだりしています。

沢山の人の温もりに触れた神樹が完全体になる
やったね

ポメがはしゃぎ過ぎて寝てしまったのでおんぶで部屋まで連れていくやよい。二人きりに

三年生(+先生方や水晶竜親子など、一年時からの関係者たち)で集合写真を撮る

ミスコンは後夜祭発表かな?

クロエがヒカリローラに両親のことを話す
魔界をどうにかすれば両親が隠れる必要も無くなるので、改めて解決のために意気込む

後夜祭も後半になり、人気の無い静かな場所で静かに余韻を過ごすクロエとローラとヒカリの3人
しかし実は告白の穴場や恋人たちの秘密スポットで色々と昂ってしまう

>>757
ミスコンの判定を忘れておりました…
後夜祭最後に判定をします

クロエ「ヒカリ、ローラ、今大丈夫かしら」


ローラ「うん。どうかした?」


クロエ「私の両親のこと話しておこうと思って。空き教室に移ったとき、気を利かせて席を外してくれたでしょ?」


ヒカリ「せっかくの親子の再会だし、邪魔しちゃいけないと思ってさ」


クロエ「だから、空き教室で何を話してたのか二人には話しておきたいの。聞いてくれる?」


ローラ「分かった。クロエちゃん、聞かせてくれる?」


クロエ「まず、エリクシールお母さんとクロナママっていう名前を教えてもらったわ。そして、エリクシールお母さんは悪魔だった」


ヒカリ「!」


クロエ「ママと出会って私を産んだことで、魔界から裏切り者として命を狙われてるみたいなの。今は神樹の近くに結界を張って隠れてるって言ってたわ」


ローラ「そっか……」


クロエ「でも暗い話ばかりじゃないわ。このクロエって名前はママとお母さんからとった名前だったの! それをカーム先生が私に付けてくれたってこと」


ヒカリ「クロナさんとエリクシールさん……それでクロエか」


クロエ「私はママとお母さんに愛されてた。その二人が魔界に怯えながら暮らすなんて許せない。魔界をどうにかできれば、怯える必要だってなくなる! だからお願い、二人の力を貸して!」


ローラヒカリ「うん!」


ローラ「もちろんだよ、クロエちゃん!」


ヒカリ「絶対になんとかしようね!」


クロエ「ありがとう。ローラ、ヒカリ……。大好きよ」ギュッ


レナ「三人とも、こっち来て。三年生で集まって写真撮るみたいだから」


クロエローラヒカリ「はーい!」

樹「まず、クロエさんを真ん中にしましょう」


クロエ「え?」


楓「賛成! 三年生の中心人物といえばクロエだもんね!」


ローラ「そしたら……えいっ」ギュッ


ヒカリ「ボクも、えいっ」ギュッ


クロエ(二人に両サイドから抱きしめられてしまったわ……)


レナ「デン、こっち」


デン「うん」


凜華「私達はこの辺かな」


舞「はい♪」


モミジ「私達は前の方で……」


イオ「後ろだと写らないですもんね……」


アルシェ「ん、アルシェ達も前で写る」


ティア「そうですね」


晶「アタシ達も固まるか」


嵐「俺だけ小さいから、二人の前に入れてくれ」


楓「はいよー。ここら辺かな」


ナミネ「リリィ先生も写りましょう。私達の大切な先生ですから♪」


リリィ「い、いいんでしょうか……」


ノワール「私達はこの辺かな」


イリス「ですね」

ラミー「樹も写るんだよ」グイグイ


樹「わ、分かってるわよ」


橘花「アートルムさん達もどうぞ。この辺りに」


ゼーレ「ありがとうございます」


クリア「クリアもー! ママも、お母さんも、フェリスも! あと、ルクもリズもスフィアも、みんなで!」


クロエ「……」


ローラ「クロエちゃん?」


クロエ「私……たくさん友達ができたなあって思って……」グスッ


ヒカリ「泣かない泣かない! ほら、写真撮るんだから笑顔で、ね?」


クロエ「……っ」グシグシ

クロエ「ええ!」ニコッ!


「では撮りまーす! はい、チーズ!」


パシャッ!


ーーーーー

ーーー

ポメ「くう……くう……」


やよい「あらら、寝ちゃった……」


シエラ「すごいはしゃいでたもの。疲れたんでしょうね」


ロロナ「お、お部屋で寝かせてあげた方がいいんじゃないかな……。このまま寝たら風邪引いちゃいそう……」


やよい「そうだね。私もお部屋に戻るところだったし、一緒に連れて行くよ」


カーム「お願いします。あ、おんぶさせるなら手伝いますよ」ヨイショ


ポメ「わぅんわぅん……」ユラユラ


やよい「ありがとう、カームちゃん。よいしょ……。それじゃあみんな、おやすみなさい」


ーーーーー

ーーー




やよいとポメの部屋ーー


やよい「よっ」


ぎしいっ


ポメ「むにゃ……」


やよい「熟睡してるなあ……」ナデナデ

やよい「ポメちゃーん、着替えないんですかー?」コショコショ


ポメ「んんぅ……」ゴロン


やよい「あらら。くすぐったかな」


ポメ「……っ」モゾ…

ポメ「あれ……ここどこぉ……?」


やよい「あ、起きた? ポメちゃんお外で寝ちゃったから連れてきたんだよ」


ポメ「そっかぁ……」ノビー

ポメ「じゃあいま、ふたりっきりなんだねえ」


やよい「!!///」ドキッ

やよい(な、な、な……! ポメちゃんが色っぽい……!?)ドキドキ


ポメ「いっしょにねよ……?」クイクイ


やよい「き、着替えてからね!」ドキドキ

やよい(ううー! ドキドキする……!)


ーーーーー

ーーー

クロエ「ふう……」


ヒカリ「この辺は人も少ないね」


ローラ「休憩するにはいいかも。ここに座ろっか」


ちゅっちゅっ……


クロエ「ちょ……! あ、あれ……!」


ローラ「わ、わー……///」


ヒカリ「こ、ここってもしかして、隠れてイチャイチャする場所なのかな……」ドキドキ


クロエ「……///」クイクイ


ヒカリ「?」


クロエ「んっ……」チュッ


ヒカリ「んっ」


ローラ「あ、ずるい! 私も……んっ」


クロエ「ちゅっ……」


ヒカリ「急にどうしたの? したくなっちゃった?」


クロエ「み、見てたら私もしたくなっちゃって……///」テレテレ


ローラ「か、かわいい……」キューン


ヒカリ「じゃあもっとしよっか。……ちゅ、ちゅう……」


ローラ「一日動いたあとのクロエちゃんの匂い……すんすん」


クロエ「ろ、ローラ、それは恥ずかしいわよ……!」


ローラ「……ぺろっ」


クロエ「ひんっ!」


ヒカリ「あはは、かわいい。ほら、舌出して……」


いちゃいちゃ いちゃいちゃ……


ーーーーー

ーーー

神樹ーー


クロナ「校長先生にいろいろ聞かせてもらえてよかったね。どんな学校生活を送ってるのか知れたし」


エリクシール「この樹をクロエが植えたっていうのも聞けてよかったわ」


そっ……


クロナ「私達を悪魔から退けてくれる神樹が、クロエのおかげで生えてたなんてなんだか嬉しいな」


むくっ


エリクシール「クロナ! 樹が……!」


ずずずず……!!


クロナ「これ……神話にある挿絵みたいな大きさに……!」


エリクシール「もしかして私達のおかげで神樹の成長が進んだのかしら……」


クロナ「神樹は夢や希望や愛があるほど大きくなるって聞いたことがあるよ。クロエに会えた私達の幸せと、クロエの幸せが伝播して大きくなったのかもね」


エリクシール「クロエやアートルムさん、あとは樹校長先生にも教えてあげないとね」


クロナ「うん! みんなのおかげで神樹は大きくなりましたよー! ってね!」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


司会『あーあー、それでは皆さんお待ちかね! ミスコンの結果発表を行いますよー!』


パチパチパチパチ!


凜華「あれ、ヒカリさんは? 参加者なのに……」


晶「クロエとローラと校舎裏の方に行ったよ。そっとしておいてやろう」


司会『投票結果は……ご覧の通りです!!』


ミスコンの結果
ヒカリ↓コンマ
凜華↓↓コンマ
晶↓3コンマ
御桜↓4コンマ
その他の参加者↓5コンマ
コンマが最も大きい人がミス・リリウムに
その他のコンマが最大の場合はネームドキャラはミス・リリウムにはなれません

ひかりりうむ

ほいさ

はい

そのた

司会『ミス・リリウムは~~~~~……!』

司会『真壁晶ーーーーー!!!』


晶「え、あ、アタシ!?」


楓「みんな見る目あるなあ」ウンウン


嵐(後方彼女面……)


司会『ではでは表彰しますのでこちらへ!』


晶「なんか照れるなあ……」


司会『ミス・リリウム、おめでとうございます! ミス・リリウムの証であるティアラの贈呈です!』


晶「よいしょ……」チョコン


司会『ミス・リリウムに拍手を!』


パチパチパチパチ!


ーーーーー

ーーー

翌日ーー


クロエ「ふあ……」

クロエ「……よしっ。今日からまた頑張るわよ。見ててね、ママ、お母さん!」


現在の目標
・ソフィア、スキア救出の用意をする
・期末試験に備える

安価↓~↓5自由行動安価
今後一週間程度の行動を指定してください

12月第1週
13/16回目の行動です
16回目の行動終了後、期末テストになります
期末テスト終了後、冬休みに入ります

クロエローラヒカリの三人でデート
人気のパンケーキ専門店に朝から並ぶ

ティト母から話を聞いたトワ母がならば自分もとトワの様子を見にやってくる。やはりというか出鱈目なサイズで、地上から見れば無数の巨大な目玉が空一面を覆い尽くす形となりまたしても大パニックに

ミスリリウムに選ばれたことからか後輩からの晶人気がすごいことになる
最初は彼女として得意げな楓だったが段々周囲への嫉妬でちょっとカリカリしてきた

1年あたりざっくりと60ターン?を×5で300、それを3年分で900……過疎というよりは読者側のネタ切れ的な限界が来てるんじゃないかね……
コンマ判定自体はすぐ埋まってる辺り見てる人はまだいると思うけど……
ダイジェスト気味に流すか募集範囲を1~3に減らしてみるとか提案してみる

安価は

ウィンチームの3人が久々に再開して休日を満喫

仮にルール上の必要最低人数の10人で回してるとして一人あたり100回近く取ることになるのか

カーラ先生に両親と再会したことを連絡
また改めて自分を育ててくれたことのお礼を言う

>>777
>>778
4~7月が月4回行動で4×4の16回
夏休みが3日行動を10回
9~12月が月4回行動で4×4の16回
冬休みが3日行動を8回
1月が冬休み明けで1回だけ行動、2、3月が月4回行動で4×2の8回

これで59回行動
ここからさらに夏休み中の旅行や文化祭など、プラスアルファの行動
そう考えると一年でおよそ70回の安価で、1回につき5個、それを3年分なので総数は1000個を超えてるかもしれません

おそらくすでに取っていただいた安価総数も900は超えているかと思います
本当にありがとうございます!

ここからは最終決戦に向けての行動ばかりになっていくので、安価1回ごとの期間を1週間から伸ばし、テンポ重視で進めていこうと思います
クリスマスや冬休みなど、イベントまでの行動を募集する、という形式になるかと思います

今回の安価を書いた後から形式を変更してみますので、よろしくおねがいします

はーい
主要イベント時のみ安価を取る形式はテンポも改善できて良さげですね

ティト母「あ、お久しぶりです」


トワ母「おお、久しぶりじゃのう」


ティト母「1000年ほど見ませんでしたけど、どこか遠出を?」


トワ母「うむ。中々遠いところで質量の大きい星が亡くなっておってな。食い尽くすまで時間がかかってしまった」


ティト母「それで……。ああそうそう、あの星に私達の娘どちらも落ちたみたいですよ。戻ってきたのなら顔を見せてあげてはいかがですか?」


トワ母「そうじゃな。しばらくは食事もいらんし、暇つぶしがてら会いに行くか」


ティト母「いってらしゃいですー」

ティト母「……ふう、私もそろそろ食事をしないとですね」グウウ…


ーーーーー

ーーー




トワ「!」


リーケ「どうしたの、トワ」ナデナデ


トワ「この感覚……母上か。ご主人、少し外に出ても?」


リーケ「うん。一緒に行こっか」


中庭ーー


トワ母「おお、ここにおったか」ギョロリ


トワ「母上!」


トワ母「隣にいるのはリーケか? 相変わらずこまいのお」


リーケ「そちらは相変わらず大きいですね……」


トワ母「くっくっく、トワよ。多少大きくなったようじゃが、まだまだじゃの」


トワ「母上ほど大きい掃除者が何人もいたら、星がいくつあっても足りませんよ。母上の食が細くなる頃に私も宇宙へ飛び立ちます」


トワ母「いったい何万年後かのう。ま、元気そうで何よりじゃ。儂はまたしばらく遊泳して腹を空かす。達者でな」


トワ「ええ、お達者で」

リーケ「そっか……トワはいつか宇宙に行っちゃうんだよね……」


トワ「ご主人がこの星にいる限りは共に生きるさ。我ら掃除者の寿命は永いからな」


リーケ「うん……」モフッ


トワ(この星に突然落ちてきた、得体のしれない私のことを救ってくれた。それだけでなく、暴走しそうになった私を止めてくれたこともある。……私の一生を捧げてもあまりある大恩だ)


すりすり


リーケ「トワ……?」


トワ「ご主人のためならばこのトワ、いかなるものにも牙を突き立てましょう」


リーケ「……えへへ、頼もしいな」ナデナデ


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


きゃいきゃい


「あ、晶先輩! これ、よかったら食べてください!」


晶「クッキーか? ありがとな」


楓「いやー、晶ミス・リリウムに選ばれてからモテモテだなあ」


嵐「得意げだなあ。そんなに油断してると知らないぞー」


楓「なにがさ?」


嵐「いや、楓って昔から嫉妬深いところあるからさあ」


「晶さん、私とお付き合いしてください!」

「あ、抜け駆けはだめ!」


晶「あー……気持ちは嬉しいけど、ごめんな? アタシ付き合ってる人がいるからさ……」


「それでもいいんです! 二番目でも三番目でも!」


楓「……」ムカッ


晶「そんな不誠実なことはできないよ。でも告白してくれてありがとね」


楓「……」フーッ


「あのっ、壁ドンしてくれませんか!?」


晶「壁ドン? 壁ドンって……」


どんっ!


晶「こういうことがしてほしいんだ……?」ボソッ


「は、はいぃ……っ!」


楓「……」ムカムカッ


嵐(やっぱこうなると思ったよ……)

嵐「おーい、晶ー。そろそろ移動しようぜー」


晶「ん、ああ。みんな、ごめんな。アタシ行かないと」タタタッ


「はああ……かっこいい……っ」

寮、楓と嵐の部屋ーー


楓「……」ムスー


嵐「晶がモテすぎて不機嫌になっちゃった」


晶「う……」


楓「別に? いいんじゃないですか? モテるのは止められませんし?」


晶「アタシが好きなのは二人だけだよ」


楓「……」


嵐「もっと言ってほしいってさ」


晶「楓の扱いは嵐に敵わないな……」

晶「ほら、楓。アタシの膝の上座って」ポンポン


楓「……」ストン


ぎゅっ


晶「楓、好きだよ。……大好き」


楓「はぁ……っ!///」ゾクッ


嵐(すぐそういうことできちゃうんだもんな。敵わないなあ……)


晶「不安になったらすぐ言ってほしいな。楓に言われたらできる限りのことはしてあげたいから」ナデナデ


楓「うん……っ」


いちゃいちゃ……いちゃいちゃ……


ーーーーー

ーーー

休日、早朝ーー


クロエ「うう……朝は冷えるわね……」ブルルッ


ヒカリ「クロエ、これ羽織りなよ」


クロエ「ヒカリは寒くないの?」


ヒカリ「うん、大丈夫。それよりほら」ファサッ


クロエ「ありがと」ギュッ


ローラ「そろそろ開店時間だね」


「お待たせいたしました! ただいまより開店いたします!」


クロエ「楽しみね。専門店のパンケーキなんて初めてよ」 


「3名様ですね。こちらのお席へどうぞ」


ヒカリ「甘い匂いがする……!」


クロエ「メニューはこれね。えーっと……」


ウィン「あれ、クロエさん~?」


クロエ「! ウィンさん!」


時雨「奇遇だな。こんなところで会うとは」


ローラ「時雨さんにナナさんも……!」


ヒカリ「お、お久しぶりです!」


ナナ「デート中でしたか。声かけないほうがよかったですかね?」


クロエ「まさか! 先輩達に会えて嬉しいわ!」


時雨「私達も会えて嬉しいよ。ナナのたっての願いで食べに来たが、思わぬサプライズだ」


ウィン「ちょっと眠たいけどね~」フワアー


クロエ「今日はオフなのかしら?」


ウィン「そうだよ~。時雨もオフっていうから、久しぶりに三人で会おうって話になってね~」

ナナ「あ、先に注文しちゃいましょうか。注文せずに長居する訳にはいきませんからね」


ローラ「そうですね。うーん、どれも美味しそう……」


ヒカリ「ボクはこのイチゴのにしようかな」


クロエ「私はそうね……。チョコシロップのやつがダークな感じでかっこいいからこれね!」


ウィン「ボクはシンプルにメープルシロップかな~」


時雨「抹茶というのもあるのか……。食べてみよう」


ナナ「私はフルーツミックスにします♪」


ローラ「ふ、フヨンのパンケーキ……!? 『魔獣であるフヨンをイメージした、ふわふわ感MAXなパンケーキです♪』……。これにします!」


ナナ「それでは注文しましょうか」


ーーーーー

ーーー




「お、美味しいー!」


クロエ「ふ、ふわふわ……! チョコシロップも絡めて……あむっ! んー……!」


ヒカリ「イチゴも大きくて甘い……。幸せだなあ……♪」


ローラ「ふ、フヨンを崩さないと……」プルプル


ナナ「ウィン、あとで交換しましょうね」


ウィン「うん、もちろんだよ~」


時雨「抹茶、なかなかいけるな……!」


ヒカリ「あ、クロエチョコついてるよ」フキフキ


クロエ「あら。ありがとう、ヒカリ」


ローラ「く、クロエちゃん掬って食べさせて~!」


クロエ「もう、仕方ないわね。ほら、あーん」


ぱくぱく いちゃいちゃ もぐもぐ いちゃいちゃ……


ーーーーー

ーーー

クロエ「美味しかったわ……」ケプッ


ローラ「それじゃあ私達はこれで失礼しますね」


ウィン「え~、せっかくだから一緒に遊ぼうよ~」


ヒカリ「ありがたい申し出ですけど、この後用事があるので……。すみません」


ナナ「それなら仕方ないですね。さ、席を立ちましょうか」


クロエ「三人とも、良い休日をね」


時雨「ああ、そちらもな」


ーーーーー

ーーー




マホリオ練習場ーー


ウィン「本気ではやらないからね~」


時雨「当然だ。休日に怪我をするわけにはいかないからな」


ナナ「運動後のストレッチは任せてくださいねー!」


時雨「頼もしいな。では……! 剣戟・飛燕!」


ウィン「魔弾【シュート】!」


ゴオッ!


ーーーーー

ーーー

マクベス・エクスルードハウスーー


カーラ「おかえりなさい、クロエ。それにローラさんにヒカリさんも」


クロエ「ただいま、カーラ先生。報告したいことがあって帰ってきたの」


カーラ「ぜひ聞かせてください。さ、中へどうぞ」


ーーーーー


カーラ「外は冷えたでしょう。温かい紅茶を淹れますね」トポポ…

カーラ「それで、報告とは……」カチャッ


クロエ「……私の両親に会ったわ」


カーラ「!」


クロエ「全部聞いたわ。エリクシールママが悪魔なのも知ってる」


カーラ「そうですか……」


クロエ「この名前をくれたのがママとお母さんなのも、魔界から追われて逃げる中で、私をここに預けたのも……」


カーラ「あ、あの二人は本当にあなたのことを想って……! こんな汚い孤児院ですけど、信頼して預けてくれたんです……! 二人のことを恨まないであげてください……!」


クロエ「ちょ、ちょっと! 勘違いしてない? 私は一言も恨むなんて言ってないわよ」


カーラ「え……」


クロエ「それに、あなたの大好きな孤児院を汚いなんて言わないで。そんなことを言われたら私が悲しいわ」


カーラ「クロエ……」


クロエ「私はママにもお母さんにも愛されてた。そして……カーラ先生」


カーラ「は、はい」


クロエ「私をここまで育ててくれてありがとう」


カーラ「うう……」グスッ

クロエ「ちょっと、泣くことないでしょう」


カーラ「だっで……そんな……うええぇ……!」

カーラ「クロエ゛~……!」ギュー!


ヒカリ「まあ、手塩にかけて育てた娘同然の存在に、育ててくれてありがとうなんて言われたらね……」


ローラ「ううう……」グスッ


ヒカリ「ローラさんまで泣くことないじゃない」ナデナデ


ローラ「昔から私もお世話になってたから、なんだか感動しちゃって……!」グスグス


ーーーーー

ーーー




カーラ「お、お見苦しいところを……///」テレテレ


クロエ「カーラ先生、私はママやお母さんも大好きだけど、それと同じくらいカーラ先生のことも大好き。だから……絶対にこの世界を守るわ」


カーラ「……うう」グスッ


クロエ「また泣くー」


カーラ「わ、私も頑張りますからっ。クロエにだけいいかっこはさせません!」


クロエ「ええ。一緒に……みんなでこの世界を守りましょう」


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・ソフィア、スキア救出の用意をする
・期末試験に備える

安価↓~↓5自由行動安価
今後の行動を指定してください

今回の行動終了後、期末テストになります
期末テスト終了後、クリスマスパーティーを経て冬休みに入ります

演劇部でクリスマスパーティーをしようという事になる

勉強会を開き、各々の得意分野を教え合う

クリスマスに向けて、みんな彼女に内緒でプレゼントを買いに行く
それによって色々な組が出来て一緒に相談しながら買う
(クロエ・レナ・ティアの組や楓・ヒカリ・舞など、様々なカップルが入り乱れるイメージ)

闇の樹を撤去しようとしに行くが、暗い場所を好む魔獣たちの安らぎの場となっていたのでそのまま残すことに

闇魔法ズでソフィアの城を掃除

暗黒樹の根本ーー


ローラ母「大きいわね……」


ローラママ「神樹に劣らないんじゃない? すごい大きさだよ」


ローラ母「……切り倒すつもりだったけど、やめましょうか」


ローラママ「そうだね。まさか魔獣の住処にまでなってるとは思ってなかったなあ」


シャドウベア「グルルオ!」


ローラ母「安心して。私達は敵じゃないわ」ニコッ


シャドウベア「グオ……」ピタッ


ローラママ「おー、お見事。じゃ、魔獣を刺激しないように帰ろうか」


ローラ母「はい」


ーーーーー

ーーー




ローラ「……で、魔獣のためにも樹は残すことにしたみたい」


ヒカリ「そっか。住んでる魔獣がいるんなら邪魔はできないよね」


クロエ「そうね。あの樹に安心感を覚えるっていうのが恐ろしいけど……」


ローラ「世の中いろんな魔獣がいるからね」


クロエ「そうねえ……。わざわざちょっかい出したら可愛そうね」


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


ナミネ「さ、勉強会ですよ。いつもどおり、自分の得意なところをお互いに教え合いましょう」


はーい!


クロエ「レナ、いいかしら」


レナ「なに?」


クロエ「その……ローラとヒカリとチームじゃない。それを見込んでクリスマスプレゼントを選ぶの手伝ってほしいんだけど……」コソコソ


レナ「ヒカリさんはともかく、ローラさんはあなたの方が知ってそうだけどね……。ま、いいわよ」

レナ「さ、勉強しましょう。テストで悪い点取るようじゃかっこつかないわよ」


クロエ「ええ!」


ーーーーー


ヒカリ「ということでチームの凜華さんに選ぶ手伝いをしてほしくて……」


ーーーーー


ローラ「モミジちゃん、どうかな……?」


ーーーーー

ーーー

街中ーー


ピロリン♪


クロエ「『演劇部でクリスマスパーティーやります! よければ参加してください』……だって」


レナ「私のところにも来たわ。楽しそうだし行ってもいいんじゃない?」


クロエ「そうね。せっかくだし参加してみましょうか」


レナ「あ、ヒカリさんが好きそうなお店あったわよ。あそこの紅茶が好きだって言ってたわ」


クロエ「じゃあ……詰め合わせセットと、美味しそうなのをいくつか選ぶわね。少し時間をちょうだい」


ーーーーー


クロエ「デンはこういう魔法具が好きね。二人の時はもっぱらプロが使ってる魔法具の話をしてるし……」


レナ「……どういうのがいいか分からないから、選ぶの手伝って」


クロエ「もちろん。レプリカユニとかレプリカ杖よりは、こういう消耗系の方が喜ばれるかも。ほら、この杖の手入れワックスとか普通は買わないけど、プロ御用達なのよ」


レナ「へー……」


ーーーーー


クロエ「ローラはまあ、ここよね」


レナ「魔獣のぬいぐるみ……ね。やっぱりこれしか思いつかないわ」


クロエ「でもどれがいいのかしら……」


レナ「うーん……バジリスクのぬいぐるみとか中々みないわよね」モフモフ


クロエ「それよ! 凶暴な魔獣はぬいぐるみの数が多くないけど、これなら……!」モフモフ


ーーーーー

ーーー

ヒカリ「舞さんはこういう、舞台の本が好きみたい。役者さんのコラムとか、脚本家の手記とか……」


凜華「どれが持ってないやつなんだろう……」


ヒカリ「この間は……そうそう、この役者さんの本を買おうと思ってるって言ってたよ」


凜華「ヒカリさんありがとう……! ほんとに助かったよ!」


「あの二人すごいきれいかっこいい……! モデルさんかなあ……」


ーーーーー


凜華「クロエさんは……自分より他人の話が多いからなあ」


ヒカリ「分かるよ! クロエってそういうところある……!」


凜華「でも前言ってたのはコーヒーかなあ。ハマってるって言ってたよ」


ヒカリ「確かに最近よく飲んでる……」


凜華「豆にこだわりはないかもだけど、いろいろ買ってみてもいいかもね」


ヒカリ「ありがとう、そうしてみるよ!」


ーーーーー


ローラ「ではでは、みんなのプレゼント買い出しに行きます!」


アルシェ「おー」パチパチ


モミジ「おー!」パチパチ


ローラ「ティアちゃんはね、寝るとき抱きしめるものがほしいみたいなの。よく布団を抱きしめたり、毛布をぎゅっとしたりしてるよ。だから抱き枕とかあると嬉しいかも」


アルシェ「ん!」


モミジ「クロエさんは演劇部に顔を出したとき脚本の本買わないとって漏らしてたから、いくつか買ってあげると喜ぶかも」


ローラ「演劇の本か……。モミジちゃん、私そういうの分からないから、選ぶの手伝ってくれる?」


モミジ「もちろん!」


アルシェ「イオは食堂で紅茶よく飲んでる。茶葉とか買うといいかもしれない」


モミジ「そうだったんだ……。お部屋だとテキトーなお茶出してたけどよくなかったかなあ……」


アルシェ「んーん。そういう時に飲むお茶も好きって言ってた。たまにこだわって飲むのが面白いんだって」


モミジ「そ、そっか。よかったあ……」ホッ


ーーーーー

楓「すみません、無理言って来てもらって……」


時雨「いや、構わないよ。ちょうどこっちで試合があったからな」


ウィン「そうそう、ナイスタイミング~」


楓「相談なんですけど、晶と嵐のクリスマスプレゼントにいつもと違うものを贈りたくて」


ウィン「ボクらはマホリオでしか接して来なかったけど~……」


時雨「あの二人は魔法具がいいかもしれないな。オシャレよりも実用性を重視したものを買うといいかもしれない」


ウィン「ホウキを掴む用のグローブにも、魔力活性のツボを押してくれるのとかあるしね~」


楓「おお……! さっそく見てみます!」


時雨「ついでだ、私達もついていこう」


ウィン「ホウキ用の毛を整えるクシを新調したくてね~」


ーーーーー


ナミネ「やはり大人の方は高いアクセサリーがいいんでしょうか……」


ラミー「そんなことないよ。仮に年齢が逆だとして、年下からあまりに高いものもらったらどう?」


ナミネ「……困りますね」


ラミー「でしょ? それよりは身の丈にあったものの方がいいよ」


ーーーーー


ティア【今日はついてきてくれてありがとうございます】


ラピス「いえいえ。ここまで蓄えた食の知識を披露するときです!」


クリア「アルシェが好きそうなのはねー。あ、あれ!」ピョンピョン!


ティア(かわいい……)


ーーーーー

ーーー

ソフィアの住んでいた城ーー


クロエ「すこしホコリっぽいわね……」


ミリア「闇魔法ズ、掃除バージョン!」


エルク「早速やっていきましょうか。いつソフィアさんが帰ってきても大丈夫なようにしておきましょう」


ミリア「おうとも!」


ーーーーー


エルク「そういえば先輩、テスト近いですけど大丈夫ですか? 追い込みとか……」フキフキ


クロエ「まあ今までたくさん勉強してきたしね。これでも結構努力家なのよ」フフン


エルク「では安心ですね。しっかりキレイにして帰りましょう」


ーーーーー


ミリア「クロエさん、この椅子少し浮かせてくれる?」


クロエ「ええ。よっ」フワッ


ミリア「ありがとー」フキフキ


ーーーーー


こつん


ミリア「! お前は……」


クロエ「何かいた?」


小人「……!」


ミリア「ソフィアの小人だ……。まだ残ってたんだ」


エルク「ずっと一人でいたんでしょうか……」


ミリア「……お前、私と来るか?」


小人「……」コクリ


ミリア「よし、決まり!」


クロエ「来てよかったわ。ずっと一人きりじゃ寂しいものね」ナデナデ


小人「♪」


ーーーーー

ーーー

テスト当日ーー


クロエ(クリスマスパーティーがあるけど、浮かれないようにしないと……)


先生「テストは行き通りましたね。では、テスト開始です!」


クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ

これまでの勉強により、どちらも最低値75保証

いけい

ほいさ

サンキュー最低保証

クロエ「ほっ……。まあ目も当てられないほどじゃなかったわね」


ヒカリ「テネリタスに食べられてもいないから、魔法の使い方を忘れたりとかもしてないもんね」


クロエ「ええ。安心してクリスマスパーティーに行けるわ」


演劇部ーー


ラクリマ「わー! 先輩達来てくれたんですね!」


クロエ「もちろん。さあ、楽しむわよー!」


現在の目標
・クリスマスを楽しむ

安価↓~↓5自由行動安価
クリスマスの日の行動を指定してください
安価内容は演劇部・演劇部員に限らず、他の場所や人でも大丈夫です

今年は家族+ステラだけの少人数でゼレスの誕生会。ケルキオン家に泊まらせてもらうことになったステラだが、クリスマスである事も後押しし、ゼレスと夜通しヤってしまう

クリスマスという催しを知らず『くりすます?』と揃って頭上に?マークを浮かべるゼーレアイリスリーケ
教えてあげるとクリスマスを満喫したり部屋で恋人同士しっぽりと過ごす

何だかんだでソフィアを気に入っているリーリア
『魔界化したら見納めになるだろうから』と既に勝った気でいつつ、魔法で人間に扮してソフィアと人間界でデート

くるくまや百合江などのOGがパーティーに集結
現役生達が準備していた劇を披露

子供達は今どうしてるかとか考えながら和やかに会話する各家庭のママ&母
……が、クリスマスの雰囲気に当てられてひさびさに昂ってしまい娘に新しい妹が出来てしまいそうな勢いで燃え上がったとか(比喩表現)

既にゼレステ入ってて負担大きくなりそうなんで簡単な感じで大丈夫です

2周年おめでとうございます

>>812
言われて最初のスレ見て驚きました!2019年の今日にスレ立てしたんですね…
一時期書かない時期もありこんなに長くかかってしまいましたが、ここまで続けてこられたのはひとえに皆さんのおかげです!本当にありがとうございます!

なお今日は更新はなしです、すみません!
また明日も書く時間が取れなさそうなので更新は厳しいです

待ってるぜい

忙しいのかな

すみません、セックスシーンでやはり時間がかかってしまいました!
投下します

演劇部に向かう少し前ーー


クロエ「さて、クリスマスパーティーの準備があるらしいし、私は演劇部に行くわね。三人もクリスマス楽しんで」


ゼーレ「……あの」


クロエ「?」


アイリス「くりすますって……」


リーケ「……なに?」


クロエ「もしかして、クリスマス知らない?」


ゼーレアイリスリーケ「……」コクコク


クロエ「クリスマスっていうのは、まあ一年間お世話になった人に感謝を伝える一週間の始まりの日よ」

クロエ「まずは恋人、次に友達、そして年越しは家族と……っていうのが大体の流れかしら。恋人がいない人もクリスマスパーティーで楽しむけどね」


ゼーレ「なるほど、恋人の日……」


クロエ「あとは、この時期限定のお菓子とかも多いからそれを食べたりね。クリスマスディナーっていうのもあるし、リリウムでも食堂でパーティーするはずだから行ってみたら?」


アイリス「おー! ありがと、クロエ!」


クロエ「これくらいなんでもないわ。じゃあ改めて、クリスマス楽しんでね」


リーケ「そ、そっちもね……」


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


アイリス「どうりで最近装飾が豪華だったんだね」


ゼーレ「クリスマスパーティー仕様だったのね」


リーケ「ご飯食べよう。美味しそう……」


ゼーレ「ケーキもたくさん用意してある!」


アイリス「ティラミス食べよー♪」


ゼーレ「もんぶらん……これ美味しそうね」


リーケ「私はショートケーキにする」


「メリークリスマース! 家庭科部手作りのクリスマスクッキーのプレゼントだよー!」


「待ってましたー!」
    「よっ! お菓子作り大会金賞!」


アイリス「おおお! 貰いに行こう!」


ゼーレ「ふふっ、そうね」


ーーーーー

ーーー

寮、三人部屋ーー


ゼーレ「ふう……」


リーケ「ちょっと食べ過ぎたかも……」ケフッ


アイリス「肉付きのいいリーケも好きだよー」ギュー


リーケ「……っ」ペシペシ


ゼーレ「二人とも、いい?」


リーケ「?」


アイリス「なーに?」


ゼーレ「その、今日は恋人の日だから改めて伝えようと思って……こほん」

ゼーレ「……二人とも、大好きよ」


アイリスリーケ「!!」


ゼーレ「私の分身が魔王になってしまって、二人も巻き込んで遠い未来にやってくることになっちゃって……そのことは本当に申し訳なく思ってるの。でも、あなた達と生きてこれて良かった」


アイリス「そんなの今さらだよ! もう覚悟はずっと昔に決まってる!」


リーケ「私も、ゼーレと一緒に最後まで生きたいもん」


ゼーレ「アイリス……リーケ……っ」


アイリス「えへへ。それ、ぎゅー!」ギュー!


リーケ「ぎゅーっ」


ゼーレ「ん、ふふっ……! もうっ! ぎゅー!」ギュー!


ーーーーー

ーーー

街中ーー


ソフィア「ここは……」


リーリア「懐かしい? 魔界化したら見れなくなっちゃうわけだし、見納めにと思ったんだけど」


ソフィア「そうですね。リーリア様に正気にしてもらうまではこの辺りで住んでいましたから……」


リーリア「じゃ、クリスマスだしお出かけと行きましょ。いろいろ美味しいものがあるって聞いたわ」


ソフィア「私は館にこもってばかりでしたから、よく分かりません。リーリア様が行きたいところに行きましょう」


リーリア「うーん、じゃあまずあそこ!」


ソフィア「あれは……バイキングレストラン、ですね」


リーリア「ばい……?」


ソフィア「好きな料理を持っていって食べるんです。気にいると思いますよ」


リーリア「へー! いこいこ!」


ーーーーー

ーーー

演劇部ーー


くるくま「や。お呼ばれしたから来たよ」


百合江「皆様お久しぶりですわ」ペコリ


クロエ「先輩達がこんなに……!」


ラクリマ「私が呼びました! 先輩達に劇を見てもらいたくて……」


クロエ「劇?」


ノルン「ふっふっふ~。先輩達に捧げる劇ですよ~。題目は『バトンタッチ』です~」


ビーーーーーッ!


ラクリマ「さあ……光輝く夢の舞台へ!」


くるくま「!」ゾクッ

くるくま(声の出し方がさっきまでとまるで違う……。こんなにすぐに役に入れるのか……!)


カーム「『私達は何も知らぬ赤子。先達(せんだつ)の姿を見て成長するサナギ』」


やよい「『手を差し伸べてくれたのは……』」


クロエ(私達演劇部員をテーマにした、世代交代の物語……。私達に捧げられた劇は完成度が高く、見入ってしまう。そして気づけばあっという間に終わってしまっていた)


パチパチパチパチ!


百合江「素敵でしたわ……」ウルウル


くるくま「サナギをモチーフに世代交代を表したのか。面白い発想だ」


ヒカリ「衣装も素敵だったね。文化祭から時間なかったはずなのにすごい……」


ラクリマ「みんなで頑張りました!」


クロエ「ラクリマの求心力は見事ね。しっかり皆を引っ張ってるみたいで感心したわ」


ラクリマ「えへへ……」


「お料理の準備できましたー!」


ノルン「おお~。来たね~」


ラクリマ「ここからは皆で好きに飲み食いしましょう! 自由時間だよー!」


はーい!


ーーーーー

ーーー

ケルキオン家ーー


ステラ「今年はお客様は……」


ヴィーネ「今年はなし。なんたってゼレスちゃんの彼女がいるからね!」


ゼレス「ま、ママ!」


ヴィーネ「知らない100人に祝われるより、大好きな一人に祝われる方がいいでしょ?」


ゼレス「それは……はい」


ヴィーネ「という理由を得たので、面倒くさい社交の場をなくせたのでしたー」


ステラ「え?」


ヴィーネ「ゼレスちゃんが産まれた時にさ、色んな人が祝辞とか言って寄ってきたの。それから毎年集まってさあ……。だからどうにかしてやめたかったんだよ」


ゼレス「そうだったんですか……。ママが集めてるとばっかり」


ヴィーネ「まさか! 毎年家族だけで祝いたいのにあいつらと来たらさあ……! だからチームメンバーとか呼んで問題が起きないよう見張っててもらってたんだけど、今年からはその必要もないわ」


ステラ「では、今日は精一杯お祝いしますね!」


ヴィーネ「おう! ステラちゃんなら大丈夫だ! ゼレスちゃんのことお願いね!」


ーーーーー

ーーー




ゼレス「満足です……」ポンポン


ヴィーネ「お腹ぽっこりしたゼレスちゃんもかわいい……!」


ゼレス「……!///」ササッ


ヴィーネ「あ、そうそう。ステラちゃん泊まっていっていいからね。というか夜遅くなっちゃったし、こんな中帰らせるのも忍びないしね」


ステラ「ありがとうございます」


ヴィーネ「お部屋はゼレスちゃんと一緒でいい? なんなら別々のお部屋用意できるけど……」


ステラ「え……っと……」

♡幕間
  ステラとゼレスのクリスマス♡

しんとした広い屋敷。
その中の一室に、ゼレスさんと一緒に入ります。

「ほんとに別の部屋じゃなくてよかったんですか?」

「は、はいっ」

ベッドは一つなので新しい枕をいただき、それをゼレスさんがポンとベッドの上に並べました。
寮では同室とは言え毎日同衾しているわけではなく、そして今日がクリスマスということも相まってか非常にドキドキしてしまいます。

「では早めに寝ましょうか。冬休みに入るとはいえ、ダラダラとしているわけにはいきませんからね」

そう言うやいなや、着ている洋服に手をかけするりと脱いでいきます。
薄く脂の乗った鎖骨がシャツから覗き、それが引き金となりました。

「……っ!」

「す、ステラさんっ?」

おもむろに背中から抱きしめます。
ぎゅうと全身でゼレスさんの体温を感じ、そのままベッドへと倒れ込みました。

「ぜ、ゼレスさん……したい、です……」

不意に、自分でも驚くほど甘い声が出ました。
その言葉にゼレスさんは顔を赤くし、小さくこくりと頷きます。
下から腕を伸ばして私の首を抱え込み、ちゅっと小さなリップ音を一つ。
食後のケーキの余韻か一際甘く、とろけそうな感触です。

「ちゅ、んう……っ!」

耐えきれず舌を伸ばせば、ゼレスさんも小さな舌を絡めてきました。
ぬるりとした感覚が口の中を這い回り、下腹部に快感が溜まっていきます。
シャツの下へ手を差し入れ、お腹を触りながらまくりあげます。

「ぁ……っ」

シャツとは違う布地、ブラジャーに指先が触れました。
目線を落として見てみれば、そこには普段は目にしない真っ赤な下着。

「珍しいですね……ゼレスさんがこんな下着なんて」

小さな胸を覆うそれは普段のジュニアブラではなく、フルカップブラでした。それも全面に刺繍が施された豪華なものです。

「……く、クリスマス、なので……」

真っ赤な下着にも劣らないほど顔を赤くしたゼレスさん。
クリスマスだから勝負下着を身に着けていた……。期待していたのが私だけではないと分かると、燃えるような情欲が体の奥底から湧き上がります。

ブラジャーをずり上げ、ぷくりと勃起した小さな乳首に吸い付くと、ゼレスさんが小さな体を大きく震わせて反応します。

「ひぁあっ! すてら、さっ! んううっ!」

体が震えると、もう片方の小さな胸がふるりと揺れました。
その先端に手を這わせて、親指と人差し指の腹で思い切り潰します。

「ふやあああああああっっ!」

一際大きく体を震わせて、腰をガクガクとさせました。おそらく軽い絶頂に達したのでしょう。
腰の痙攣が治まると、ゼレスさんはゆっくり自身のスカートをたくし上げました。
白い太ももが中ほどまで見え、さらに太ももの付け根が露わになります。
ふわりと持ち上げられたスカートは蒸れた汗の匂いを広げ、とうとうショーツの上まではだけました。

「ーーっ」

ごくりとツバを飲んだのは、私なのかゼレスさんなのか。
ブラジャーとお揃いの真っ赤なショーツの中央は濡れ、一際濃い色を見せていました。
ゆっくりとその上から擦るとふるりと反応します。

「あっ……!」

濡れた感触を楽しみつつくにくにと弄んでいると、不意にびくんと大きく体を震わせました。
痛くしてしまったかと心配になり顔を見ると、顔を背けて恥ずかしがっていました。どうも痛みで驚いた訳ではないようです。

「どうしました? 大丈夫ですか?」

「な……なんだか、今日すごくイきやすいみたいで……。気持ちよくて……」

ぼそぼそとした言葉でしたが、私の耳にしっかりと届きました。
照れて呟いた告白はあまりにも可愛らしく、心臓に魔法を直接くらったような衝撃が走りました。

「ゼレスさんかわいすぎますっ!」

「えっ、ひゃあっ!?」

しゅるりとショーツを引き抜き、濡れそぼったそこに口をつけます。
そんなはずはないのに、とても甘い気がします。

「じゅるっ、じゅるるるるっ!」

「あっ! あああああう! ひゃああああああ!!」

とぷとぷと次から次へ愛液が溢れてきます。その一滴も零さないようにとさらにピッタリと口をつければ、唇だけでなくその周りまでもが濡れていきます。

「いくっ、イくっ……! いっ……ああああああああっ!!」

「んむうぅっ!」

きゅううと私の舌が締め付けられます。
うねる膣肉は奥へ奥へと誘うようで、ぬめりも相まってさらなる刺激をゼレスさんに与えてしまいます。

「うごかしゃないれ……! ふぁ、んんんんんっっ!」

ゆっくり舌を引き抜くと、入口の膣肉が引っ張られるように吸い付いて、舌が抜けるとひくんと戻りました。

「はっ……はっ……!」

ゼレスさんは息を荒くしこちらを見つめていました。
何かしてほしいことがあるのかと思って聞いてみれば、私にも服を脱いでほしいとのこと。
なるほど確かに私は未だ服を着たままでした。
するすると服を脱いでいると、ゼレスさんはその動きを見逃すまいとしっかりと見つめてきます。
もったいぶってブラジャーをゆっくりと外すと、ふるんと揺れた胸に合わせてゼレスさんの視線が動いたのが見えました。

「ふふっ、触ってもいいんですよ」

「え、あ……」

そっと触れてきたゼレスさんの手は暖かく、ふにょふにょと遠慮がちに揉んできます。

「ん、ふ……」

それでもゼレスさんに触られているという事実が興奮を加速させ、徐々に私の息も荒くなっていきました。
しかしこのままでは私だけが気持ちよくなってしまい、ゼレスさんを満足させられません。
少し考えて、体勢を変えてみることにしました。

「……えいっ!」

ゼレスさんを押し倒し、その上に覆いかぶさります。
そして、私の乳首とゼレスさんの乳首が触れ合うように位置を整えました。
ゆっくりと体を上下に揺すってみます。

「んっ、んっ……!」

「はっ、んううっ……!」

ぴん、ぴん、と互いの乳首が擦れあいます。
左右に揺さぶってみたり、潰すように体を落としてみたり。
その度に微妙に異なる快感が産まれ、熱が蓄えられていきます。

「すてらさん、あっ……! ちゅー……!」

ぷるぷると震えながらゼレスさんが唇を寄せてきました。
それを優しく受け入れながら、私の太ももがゼレスさんの脚の間に来るように体を動かしました。
唇はキスで塞がれ、胸と秘部も互いの体で覆われています。

「んっ、ふぅっ……! や、あ……! あぁんっ!」

ゆっくりと体を揺さぶれば、触れ合った全身がゼレスさんからの熱を伝えてきました。
すでにとろとろと私の太ももは濡れ、代わりにゼレスさんの太ももも私の愛液で濡れていきます。
両の胸はゼレスさんの胸を押し潰し、角度が変わる度にぷにゅぷにゅと可愛らしい感触を返してきます。

「んっんっんぅっ……! すてらしゃ、しゅき、大好きれしゅ……! んんうぅ!」

汗と涙でぐしゃぐしゃになりながらも愛の言葉を漏らすゼレスさん。
愛おしさが際限なくこみ上げてきて、私のことを一気に高みへと持ち上げます。

「ん、くぅぅ……っ! ぜれすさん、それは反則ですよぉ……!♡」

腰がぶるぶると震えて言うことを聞きません。
でも、ゼレスさんにもっと気持ちよくなってほしい。ただそれだけの思いで太ももで秘所をこすり、胸をすり寄せます。
二人の秘部から響く水音がどんどんと大きくなり、ぴちゃぴちゃという音からぬちゃぬちゃとした粘り気の強い音に変わっていきます。

「ゼレスさん、ゼレスさんっ、すき♡ だいすきですっ、すき、すきすきすきっ……!♡」

「すてらしゃ、だめっ、そんなにいわれたらあたまぱちぱちしてぇ……っ!!♡♡」

がくがくと震える互いの体をさらに強く抱きしめた瞬間、これまでにない快感が脳みそを白く塗りつぶしました。

「イっ……!! あ、ぅあああああああああああっっ!!!♡♡♡」

「ひぅ、く、んうううううううううううううっっ!!♡♡♡」

バチバチと視界が白くなり、息をしていることすら忘れ永劫とも思える快感に体を震わせます。

「んぅ、はぁ……っ♡♡」

「ひぅっ、しゅてら……しゃん……♡♡」

私の秘部から流れた本気の白濁した愛液がゼレスさんの太ももを滑り落ち、ゼレスさんのそれと混ざりあってシーツにぼとりと落ちます。
それほどまで強く達したにも関わらず、私は再び体を動かし始めました。
まだまだ熱は収まらず、次の交わりを今か今かと待ちわびている。
自分の体を慰めるように体を動かせば、ゼレスさんも呼応するように体を揺すり始めました。
ーー私達の聖夜は、まだまだ終わりそうにありません。

アルシェママ「メリークリスマス」コトッ


アルシェ母「これ……クリスマスプレゼント!?」


アルシェママ「ん。頑張って選んだ」


アルシェ母「これ、服? ママが着てほしいなって思ったやつかしら」


アルシェママ「ん。似合いそうだなって思って」


アルシェ母「もうっ、こんなおばさんに服なんて買わなくていいのに……。でも嬉しい。さっそく着てくるわね」


アルシェママ「ん」


ーーーーー


アルシェ母「ど、どう……かしら。ミニスカートなんて冒険しすぎじゃない?」


アルシェママ「……かわいい。すき」


アルシェ母「も、もうっ!」


アルシェママ「……アルシェに妹作ろう」ムラッ


アルシェ母「え、うそっ、こんな格好で……!」


ーーーーー

ーーー

ローラ母「ふう……」コトッ


ローラママ「またこんな時間まで書類とにらめっこしてー。だめだよ?」


ローラ母「片付けないといけない書類が溜まってるの。もうちょっとで終わるから……」


ローラママ「無理してやることないよ。ほれっ!」ヒョイッ


ローラ母「きゃっ!」ギシッ


ローラママ「ふっふっふっ。ベッドで強制寝かしつけの形だー!」ギュー!


ローラ母「ふぁっ!」ビクッ!


ローラママ「あ、ごめん……思いっきりおっぱい触っちゃった」


ローラ母「ううぅ……」ムラムラ

ローラ母「せっかく我慢して仕事を終わらせようとしてたのに! こうなったら責任とって気持ちよくして!」


ローラママ「うええっ!? わ、わかった……!」ゴクリッ


ーーーーー

ーーー

エリクシール「クロエ……」


クロナ「まーたクロエの写真見てる」


エリクシール「ふふっ、だって可愛いんだもの」


クロナ「ねー。校長先生に言って写真もらってよかったね」


エリクシール「マホリオの試合中も楽しそう……。幸せそうだとこっちが嬉しくなっちゃうわね」


クロナ「エーリ♡」ギュッ


エリクシール「んっ、どうしたの?」


クロナ「なんかさ、むらむらしてきちゃった。クロエの写真見てたらまた子供欲しいなーなんて……」


エリクシール「クロエの写真でそんなこと考えるなんて、もう……変態♡」


クロナ「えっへへ……。ね、いいでしょ?」


エリクシール「……ええ。久しぶりにしましょうか」


ーーーーー

ーーー

翌朝、寮の自室ーー


クロエ「ふあぁ……」

クロエ(今日から冬休みね……。何して過ごそうかしら)


現在の目標
・冬休みを過ごす

安価↓~↓5自由行動安価
冬休み中の行動を指定してください
この安価募集のみで冬休みは全ての日程を消化します

進学組、受験勉強ラストスパート

時期的に年末年始含まれるよね?

年末年始をそれぞれの家で過ごして初詣
進路だけでなく魔界との決戦など色々あるが、全てひっくるめて明るい未来を祈願する

年末年始含まれない場合は
『マホリオ組がプロへ向けて各々の実力や弱点再確認のために変則的に1人1チームのバトルロイヤル形式で練習試合
強豪揃いに加えて変則的な方式ということもあって多くの生徒が集まりそれぞれのファンからの歓声があがる大舞台に』
に変更で

魔王襲来に向け、学校やその周囲に防衛術式を準備し始める教師陣

学校が休みなこともあってか年末は何かとアイドル業が忙しいらしいラクリマ、オフの1日にたっぷりとノルン分を充電する(逆にノルンも会えなかった分のラクリマ分を充電した)

孤児院に帰省すると何人かの子供が魔王襲来を不安がっていた
ローラヒカリやゼーレアイリスリーケも来ていたのでみんなで勇気づける

中庭ーー


樹「9時側、もう少し魔力量をあげられる?」


「いけます!」


樹「6時側、用意はいい?」


「はい!」


樹「準備いいみたい。橘花、こんな感じでいいかしら」


橘花「ああ、文句なしだ。魔法陣は昨日の時点で完成していたし、術式の発動準備もいい。これだけの防御魔法なら頂クラスの魔法でもヒビも入らないだろう」


樹「橘花のお墨付きがあると安心感が段違いね。みんな、魔法の用意を!」


橘花「3カウントで行くぞ。3……2……1……今だ!」


「防御魔法【シールド】!!」


ガギュオオオオオッ!!


樹「……!! すごい……」


リリィ「こんな防御魔法見たことないです……」


橘花「まさか私もこんな魔法を使うことになるとは思ってなかったよ。かつての人魔大戦の時の遺産だし、生きてる間に拝むことはないと思ってた」


樹「橘花の魔法好きも捨てたものじゃないわね」


橘花「とにかく、これでリリウムは一安心だ。あとは近隣の区画にも同じ魔法陣を用意しよう」


ーーーーー

ーーー

寮、ラクリマの部屋ーー


ラクリマ「ふへえ……つかれた……」ドサッ


ノルン「おつかれさま~」カチャカチャ

ノルン「はい、紅茶だよ~」


ラクリマ「ありがと~」


ノルン「年始の特番を撮ったんだっけ? 大変だね~」


ラクリマ「うん。ハロウィンのコスプレのおかげで私のこと推してくれる人が増えて、テレビにも出られるようになってきたんだ」


ノルン「ノルン、ラクリマさんのファンに刺されたりしないかな~……」


ラクリマ「それはないよ! ほらこれ『#ラクノル尊い』ってタグ見て! 私がラジオとかテレビで話したノルンさんとの話大人気なんだから!」


ノルン「うわわ、すごいシェア数……」


ラクリマ「ずずっ……ふう、紅茶あったかくて美味しい……」


ノルン「そう? 用意しておいてよかった~」


ラクリマ「ノルンさん、隣座って?」ポンポン


ノルン「?」ポフッ


ラクリマ「えいっ!」ギュー!


ノルン「ひゃっ!」


ラクリマ「うぅ~、久しぶりのノルンさんだぁ~……」ヌクヌク


ノルン「も~……」ギュー


ラクリマ「んー、好きぃ……」


ノルン「ノルンも好き~……」


ーーーーー

ーーー

マクベス・エクスルードハウスーー


カーラ「おかえりなさい、クロエ」


クロエ「ただいま、先生」


カーラ「皆さんも遠路はるばるようこそ。おもてなしさせていただきますね」


ゼーレ「あ、ありがとうございます。失礼しますね」


「わー! お姉さんがいっぱい!」


アイリス「おー、かわいい! ちびっこがたくさんいるんだな!」


「お姉さん一緒にあそぼー!」


アイリス「おー!」


カーラ「あ、あら。行ってしまいましたね」


ゼーレ「彼女はああいう人なんです。すみません……」


「お姉さんの魔獣、撫でてもいい……?」


リーケ「お、お姉さん……っ」キュン


トワ「うむ、構わない」スッ


「もふもふだあ……!」ナデナデ


カーラ「ふふっ、みんな仲良くなれそうですね」


クロエ「そうね。マクベスの子は物怖じしない子が多いし、きっといい友達になれるわ」


カーラ「ローラさんとヒカリさんは今年こちらで年越しされますか?」


ローラ「いえ、私達も実家で。こちらにはクロエちゃんが帰省するということで、ご挨拶に伺いました」


カーラ「そうでしたか。ではぜひごゆっくりしていってください」


ヒカリ「……クロエ、あの子……」


「ぐすっ……ひくっ……」


クロエ「どうしたの? 喧嘩した?」

「ううん……」


カーラ「最近、爆弾のことを考えて怖くなってしまうみたいで……」


クロエ「あー。なんか死ぬとかどうのってこと考えるとすごい怖いわよね。分かるわよ」


ヒカリ「そっかそっか」ナデナデ


「まおうとか来たら、ここもなくなっちゃう……っ」


クロエ「大丈夫よ、絶対にそんなことさせないわ」


ローラ「そうそう、今はみんなで世界を守るために頑張ってるから!」


ヒカリ「安心して。ボク達のこと信じてほしいな」


「……クロエお姉ちゃん達が言うなら、信じる」


クロエ「いい子ね。でも怖くなったらちゃんとカーラ先生に言うこと。怖いことを我慢する必要はないからね」ナデナデ


「うん……」


ゼーレ「よかったら私と遊びませんか? こう見えても私いろいろできるので、きっと元気も出せますよ!」


「うん!」


カーラ「ありがとうございます、皆さん。ああまで見事に励ましてしまうとは……」


クロエ「励ますもなにも事実を言っただけよ。みんな世界を守るために頑張ってるんだから、不安になるだけ無駄じゃない」


カーラ「……クロエは本当に立派になりましたね」


クロエ「な、なによもう! 照れるじゃない……」


ーーーーー

ーーー

年の瀬ーー


カーラ「そろそろ今年も終わりですね……」


クロエ「そうね……」


ーーーーー


ローラ「みんな、一年間ありがとう。来年もよろしくね」ナデナデ


ミトラ「わんっ!」


エアロ「きゅー!」


ーーーーー


ヒカリ「あと3ヶ月かあ……」


ーーーーー


チッ……チッ……チッ……カチッ


楓「あけましておめでとー!」


嵐「いきなり大声出すなバカ!」


ーーーーー


ラミー「樹、今年もよろしくね」


樹「こちらこそよろしくね、ラミー」


ーーーーー


デン「もしもしレナ? あけましておめでとう」


ロゼ「デン、お電話? お汁粉用意したけど……」


デン「ごめん、もうちょっと後で食べるねっ」


ロゼ「ええ、ごゆっくり」フフッ


ーーーーー


レナ「デン、今年もよろしくね」


デン『うん、よろしくねレナ』


ーーーーー


ティア「あけましておめでとうございます」


ラクリマ「おめでとー! さあ、アルシェお姉ちゃんとノルンさんと初詣行かないとだから、もったいないけど早く寝よう!」


ーーーーー

ーーー

神社ーー


クロエ「あけましておめでとう、二人とも」


ローラ「おめでとう、クロエちゃん、ヒカリさん」


ヒカリ「うん、あけましておめでとう」


クロエ「さっそく参拝に行きましょうか。二人はお願い事決まってる?」


ローラ「うん。進路とか魔王のこととかいろいろあるけど、全部ひっくるめていい未来が来たらいいなあって」


ヒカリ「同じだ。ボクも全部いい方向にってお願いしようと思ってたよ」


クロエ「私も。贅沢だけど、願うだけならタダだしね」


ーーーーー


ティア【いい未来が来るように】


ラクリマ「みんな同じ願い事かなあ」


ノルン「漠然としてますけど、いい未来が来たらいいですよね~」


アルシェ「ん」コクリ


ーーーーー


晶「あけましておめでとう!」


楓「あけおめ晶ー」


嵐「あけましておめでとう、晶。今年もよろしくな」


晶「っと、ここで止まってたら邪魔だな。さっそく行くか」


楓「おー! 甘酒どこかで配ってないかなー♪」


ーーーーー

ーーー

リリウム、図書室ーー


キイィ……


ナミネ「あ……」


ラミー「あ、ナミネさん。今は私だけだよ」


ナミネ「勉強しようと思って戻ってきたのですが……よかったらご一緒しても?」


ラミー「うん、大歓迎だよ。私も勉強してたところだし、一人じゃ寂しかったから」


ナミネ「凜華さんとモミジさんもお勉強をするみたいです。宝坂の控室を借りるとか……」


ラミー「す、すごいね……」


ーーーーー

ーーー

寮、自室ーー


クロエ「……最後の学期ね」


ヒカリ「うん。……後悔なく過ごしたいね」


現在の目標
・ソフィア、スキア救出の用意をする

安価↓~↓5自由行動安価
1月最終集からバレンタイン前日までの行動を指定してください

そういやクロエの進路まだ決まってないんだっけ

進路の最終決定をする

クロエっていつだかの安価で進学すること決めてなかったっけ……

安価は、『雪が降り、初めて見たレティスが嬉しそう。シエラも少しだけ楽しそう』

まだクロエの進路は確定させていませんね

なお残りの行動予定は
1月最終週~バレンタイン前日
バレンタイン当日
バレンタイン翌日~学期末テスト
(進路確定)
春休み
最終決戦
の5回となる予定です

この世界での進路決定はかなりギリギリまで融通が利きます
各魔法学校と各大学、各企業は強く連携しており、魔法の成績をかなり正確に把握しているためです
ほぼ全ての学校や仕事が魔法に関連するものであるため、3月の中頃くらいまで変更を受け付けてくれている、という感じです

ID変わってますが>>845です
それだけ猶予あるのであれば>>845を『進路で悩んでいる者同士で色々相談する』に変更でお願いします

プロ入り後はずっと同じチームというわけにはいかなくなる為、プロ入り組(進路迷い中の生徒も含む)をシャッフルしたチームで練習試合が行われる
なお3チーム作るには1人足りなかったが、丁度その時魔王襲来に向けて修練場で鍛錬していた樹(本気モード)の急遽参戦により事なきを得た模様

バレンタインに向けて先輩や友人への義理・友チョコ作りに取りかかるやよい
作りながらいつもの妄想癖が暴走して各カップルの様々な渡し方(オーソドックスなものから口移しや全身に塗って舐めさせるといった過激なものまで)を妄想してしまう
妄想から帰ってくると、妄想ブーストで無意識の内に作っていたのかポメ用のチョコ(一応友チョコの予定だった)だけ他よりも数段出来のいいものが完成していた

(世界が危ない中やるかはわからないけど)2年生たちの修学旅行風景

終わりが近づいてきたなぁ

すみません、今日も更新なしです!

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寮、自室ーー


クロエ「うう~~ん……」


ヒカリ「進路で悩み中?」


クロエ「ええ……。どうしようかしら」


ヒカリ「かくいうボクも悩んでるんだよね……。そうだ、イリスさんとノワールさんも悩んでたし、話聞きに行ってみない?」


ーーーーー


ノワール「私達の進路?」


クロエ「ええ。二人とも悩んでたから、どうやって進路を決めるのか興味があって」


イリス「私は歌手、ノワールさんは格闘家としてスカウトが来てますが……」


ノワール「私もイリスも基礎ができてないから、大学に進学して勉強と平行しながら団体に所属することになると思う」

ノワール「で、卒業したら改めてプロ契約……かな?」


ヒカリ「勉強しながら……」


クロエ「それよ!」

クロエ「マホリオの大学リーグもあるし、大学進学ですぐにマホリオの道が閉ざされる訳じゃないわ。私は演劇のことも勉強したいし、マホリオだってやりたい。わがままに両取りよ!」


ヒカリ「クロエらしいな」クスッ

ヒカリ「うん、ボクも覚悟が決まったよ。演劇科のある大学に進学して、マホリオの練習もする」


クロエ「ありがとう、二人とも!」


ノワール「クロエの役に立てたならよかったよ」


イリス「他の方よりやることが多くなって大変かと思いますが、応援してます!」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


クロエ「マホリオのプロを目指す仲間として、プロ形式でチームメンバーをシャッフルして戦ってみたいんだけどいいかしら?」


楓「おー、面白そう! やろう!」


晶「でもそれだと一人足りないよな」


ヒカリ「誰か一緒にやってくれる人……」


樹(本気モード)「ふう……」フキフキ


クロエ「校長先生!」


樹「あら、みんなどうかした?」


クロエ「実は今マホリオをチームメンバーシャッフルでやろうとしてたんだけど、メンバーが足りなくて。よかったら参加してくれない?」


樹「いいわよ。修練場でトレーニングしてたけど、対人の方が練習になるしね」


嵐「だ、大丈夫なのか? パワーバランスとか……」


樹「そこは手加減するわよ。さ、やりましょ」


デン「チーム分けはどうしよっか」


アルシェ「ぐっちっぱ」


レナ「9人でグッチッパーできるかしら……」


グッチッパーで分かれましょ!


ーーーーー


クロエ、楓、レナチーム
アルシェ、嵐、ヒカリチーム
デン、晶、樹チーム


樹「うまく分かれたわね」


クロエ「それじゃあ早速試合をやってみましょうか!」

クロエチームvsアルシェチームーー


クロエ「よろしくね、二人とも」


レナ「足は引っ張らないでよ」


楓「大丈夫! 攻撃は任せて!」


ヒカリ「二人とも、よろしく」


アルシェ「ん」


嵐「よろしくな、大将」


樹「それじゃあ審判は私が。クロエさんチーム、大将はレナさん。アルシェさんチーム、大将はヒカリさん。……では、試合開始!」


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!


楓「風弾【エアロボール】!」ゴオッ!


アルシェ「破壊魔砲【キャノン】!!」ドオオオッ!


レナ「要塞魔法【ランパート】!!」ガキイイイッ!


アルシェ「もう一発……!」


クロエ「闇よ! 彼の者を包め!」ズオッ!


アルシェ「! 闇で見えなくなった……」


楓「ナイスクロエ! 風斬魔法【かまいたち】!」


嵐「させるか! ヒカリ!」


ヒカリ「うん! 電送【サンダーライン】!」バチッ


嵐「極電磁盾【ギガボルトシールド】!!」バチイッ!


ジュオオオオオ!!

楓「やるね!」


レナ「気は抜かない!」


嵐「静電気魔法【ミニサンダー】!」パチッ!


クロエ「静電気で闇だけ弾いた!?」


ヒカリ「魔送【ライン】!」


アルシェ「ん! 穿ノ頂・神槍【ゲイボルグ】!!!」


ゴギュオオオオオオオッ!!


レナ「今度こそ防ぐ……! 神殿魔法【ヴァルハラ】!!」ガキイイイッ!


楓「後押しするよ! 旋風魔法【つむじかぜ】!」ゴオオッ!


ギギイ……! ゴシャアアアアアアアアアッ!!


クロエ「レナ!」


レナ「きゃああああああ!」


樹「そこまで! 勝者アルシェさんチーム!」


クロエ「くうう……アルシェのパワーとんでもないわね……」


アルシェ「ヒカリの魔力のおかげ。ブリューナクだったら防がれてた」


晶「それじゃあ次はアタシらとやろうか!」


デン「疲れてるところ悪いけど、クロエさん審判できる?」


クロエ「ええ、任せて」

アルシェチームvsデンチームーー


クロエ「アルシェチーム、大将ヒカリ。デンチーム、大将樹先生。それじゃあ……試合開始!」


デン「身体軽量化魔法【ライトボディ】!」フワッ


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!


デン「ふっ!」シュッ!


嵐「かわされた……!」


デン「もらった!」


ヒカリ「防御魔法【シールド】!」ギイッ!


ガキンッ!


デン「くっ! 腕巨大化魔法【ビッグフィスト】!」ゴオッ!


嵐「それだけ大きければ狙える! 雷弾【サンダーボール】!」バチイッ!


デン「くあっ!」バチンッ!


アルシェ「ん、魔力充填完了! 破壊魔砲【キャノン】!」ギュオオオ!


樹「模倣・要塞魔法【ランパート】!」ガキンッ!


アルシェ「……固い。ずるい」


樹「あら、プロになってからもそんな不満を言うのかしら?」


アルシェ「んー……!」ムムム

アルシェ「神槍魔法・貫【ブリューナク】!!」ゴギュウウウ!


樹「模倣・城塞魔法【シタデル】!!」ガキイッ!

樹「ふふ、残念ーー」


嵐「雷弾【サンダーボール】!」バチイッ!


樹(い、いつの間に後ろに……!)


晶「炎障壁【フレイムウォール】!」ゴオオッ!


嵐「ちっ。やっぱり晶はそう簡単に出し抜けないか」


樹「助かったわ晶さん!」

晶「デン、行くぞ!」ギュン!


デン「うん!」ゴオッ!


ヒカリ「えっ……」


晶「うらああああ!」ブン!


デン「でやあああああ!」ブオッ!


ヒカリ「えええええええ!?」サッ!


嵐「ふ、二人がかりで接近戦!? サンダーボールで撃ち落として……」ジイ…ッ

嵐「……だめだ! ヒカリに当てたら元も子もない!」


アルシェ「アルシェの魔法じゃ先生の盾を破れない……」


嵐「強化しようにもヒカリは逃げるので精一杯か……。詰みだな」


アルシェ「ん、降参する」


クロエ「はい、そこまで。勝者、デンチーム!」


ヒカリ「はあっ、はあっ……あんなに本気で逃げたことないよ……」ゼエゼエ


晶「やったな、デン!」


デン「うん、ナイスコンビネーション!」


クロエ「それじゃあ次は私達の番ね。そのままいけるかしら?」


樹「大丈夫よ。審判は……」


嵐「俺がやります」

クロエチームvsデンチームーー


嵐「クロエチーム、大将はレナ。デンチーム、大将は樹先生。では……勝負開始!」


楓「先手必勝! 風加速魔法【マッハ】!」ギュパッ!


樹「見えてるわよ! 魔弾【シュート】!」ゴオオオッ!


晶「違う! 楓は囮です!」


クロエ「巨大闇弾【ダークネスボール】!」ゴオオッ!


晶「炎障壁【フレイムウォール】!」ゴウッ!

晶(くそ、気づくのが遅れたから魔力を練りきれてない……!)


デン「拳硬化魔法【アイアンナックル】!」ギンッ

デン「せやあっ!」シュッ!


ボシュウウウウウッ


レナ「ぱ、パンチで魔法をかき消した……!?」


クロエ「茜プロみたいなことするわね……!」


楓「クロエー! 準備完了!」


クロエ「オッケー! 闇よ、幾百も解き放たれよ!」ドドドドドッ!!


晶「なっ……!?」


デン「落ち着いて! これは魔力のこもってない闇だけの塊! 当たっても大丈夫!」


楓「風弾【エアロボール】! 風弾【エアロボール】!」ブワッ!

楓「はーはっは! 闇の中から紛れて飛んでくるエアロボールだよ! 魔法の中でも視認が難しい風魔法を探し出して避けられるかな!」


樹「く……!」

晶「そこだ! 炎弾【ファイアボール】!」ゴオッ!


デン「魔弾【シュート】!」ギュワッ!


ぼふっ ぼふんっ!


クロエ「ハズレよ、二人とも」


樹(とにかく前面の防御を……!)

樹「防御魔法【シールド】!」ガキイッ!


楓「後ろですよ、先生。風弾【エアロボール】!」ドオッ!


樹「きゃあああああ!」


嵐「そこまで! 勝者クロエチーム!」


クロエ「やったわね!」


楓「さすがクロエだよ! 闇に紛れたあたしの攻撃も囮にして、あたしの移動に合わせて闇で覆い隠してくれるなんて!」


クロエ「闇の中の魔力は感じられるからね。楓が真っ直ぐに移動してくれたから、私も合わせて動かしやすかったわ」


晶「クロエのペースにハメられると厳しいな……。次から次に手を打ってくるから、挽回するタイミングが掴みにくいよ」


アルシェ「みんな一勝一敗。楽しかった」


樹「私も楽しめたわ。マホリオをやるなんて久しぶりだったし、昔に戻った気分」


楓「プロになるとこんな感じで色んなメンバーとやることになるのか……。楽しみだなあ」


嵐「だな。ま、違うチームになっても手は抜かないからな」


楓「こっちこそ!」


ーーーーー

ーーー

しんしん……


レティス「……!!」ガバッ!


カーム「どうかした?」


レティス【雪!!】


ロロナ「ほ、ほんとだ。降ってるね……」


ポメ「わ~! 早く積もらないかなあ……!」ソワソワ


やよい「雪遊びしたいの?」


ポメ「うん!」


シエラ「雪遊びだなんて子供ですねえ」チラッチラッ


レティス【シエラも雪は初めてだからあそびたいって】


シエラ「そ、そんなこと……!」


カーム「いいね! 明日には積もってそうだし皆で遊ぼうよ!」


おー!


シエラ(ゆ、雪遊び……!)ソワソワ


翌日ーー


シエラ「遅いわよ!」


ポメ「あ、シエラ完全装備だー!」


シエラ「雪だるま作りと雪合戦とかまくら作り! 全部やるわよ!」


カーム「そ、そんなに!? 結構大変だよ?」


レティス「……やるっ」


ポメ「さんせー!」


ロロナ「か、風邪引かない程度にね」


やよい「それじゃあまずは雪だるま作りからだー!」


ーーーーー

ーーー

神社仏閣の密集地ーー


ラクリマ「おおおー! 和って感じ!」


御桜「私は幼い頃に来ているのであまり新鮮味はありませんが……」


シェリル「野暮なことは言いっこなし! 楽しもうぜ!」


エルク「ぜひとも修行ができるお寺に……!」


ノルン「お布団で寝てみたいな~」


ーーーーー

ーーー




隠れ喫茶ーー


ラクリマ「ここがレナ先輩に教えてもらった、人目につかない場所!」


ノルン「お~」


ラクリマ「さておき、ここのお団子も美味しいらしいよ! 食べてみよう! すみません、お団子くださーい!」


「はあい。ちょっとお待ちくださいね」


ラクリマ「はーい! あ、表の椅子に座って待ってよっか」


ノルン「お~」


ラクリマ「……もしかしなくても眠たいでしょ。お~、しか言ってないもんね」


ノルン「う、うん。実は修学旅行が楽しみであんまり寝れなくて~」


ラクリマ「じゃあお膝においで。ノルンさん専用膝枕だよー♪」


ノルン「ありがと~……」コテン


ーーーーー

ーーー

エルク「ここが修行体験のできるお寺ですか……」


「はい。では最初に、この薄く張られたシールドを何枚撃ち抜けるかお試しください」


エルク「はい! 魔弾【シュート】!」


ーーーーー

ーーー




御桜「せっかくの旅行ですが、エルクさんとは別行動でよかったのですか?」


シェリル「うん。エルクはさ、俺達以上に戦いに本気なんだ。……もちろん俺達だって魔王に負けるつもりはない。だけど、エルクの執念をなだめて仲良しごっこをするほどのパワーもない」


御桜「そうですね……。エルクさんの知り合いの方が悪魔にされてしまったとか……」


シェリル「そんな人にさ、今だけは魔王のことは忘れて遊ぼうなんて言えないよ」


御桜「……」


シェリル「ほら、俺達が暗くなってどうすんの! せっかくこの土地を知ってるんだから、案内頼むよ!」


御桜「……はいっ!」


ーーーーー

ーーー

リリウム魔法学校、家庭科室ーー


やよい「♪ 帰ってきた先輩達にもーチョコレートをー♪」トントントン

やよい(チョコを砕いて、溶かして……。生クリームと混ぜる。ふむふむ)

やよい(……先輩達は彼女同士でチョコの交換したりするのかなあ……)


ほわんほわんほわ~ん……


レナ『はい、デン。……あげる』


デン『ありがとー! 私からも、はい!』


ーーーーー


クロエ『普通に渡すだけじゃつまらないから……。あむっ』


ローラ『く、口移し……!』ドキドキ


ヒカリ『あ、あーん……』ドキドキ


ーーーーー


ラクリマ『チョコレートは……わ、た、し♡』トロオ


ノルン『あ、あわわわわ……///』


ほわんほわんほわ~ん……


やよい「きゃー! な、なんてえっちな……!」

やよい「はっ!?」

やよい「こ、これはポメちゃんにあげる用の箱……」カパッ

やよい「あ、あれえ……? なんでこんなに気合の入ったチョコレートが……」

やよい(私……なんかポメちゃんのこと考えてると変になるなあ……)


ーーーーー

ーーー

自室ーー


クロエ(明日はバレンタインね……)


現在の目標
・バレンタインを楽しむ

安価↓~↓5自由行動安価
バレンタイン当日の行動を指定してください

今年のティアルシェ
いっぱい食べる君が好き理論で貰いまくるアルシェだがそれぐらいでは最早動じない正妻ぶりを見せつけるティア
アルシェもティアとチョコを渡し合いながら『みんなのも嬉しいけどティアのが一番嬉しい』と真っ正面からぶちかます

なお余波でリリウムちっちゃいものクラブは萌え尽きた

全身チョコで私を食べて♡をするラクリマ。ノルンに美味しく頂かれる

修練を頑張っているエルクに、シェリルと御桜が疲労回復効果のあるチョコレート(友チョコ)を送る
エルクは普段感じることのない温かい感情を覚えて戸惑うが、不思議とモチベーションも上がり修練にさらなる熱が入った

やよい、例のポメチョコを渡すべきか代替品で誤魔化すかと一日中悶々していたが、意を決して夜に部屋でポメに渡す

イオモミイリノワ、当日に4人でチョコを作ってそれぞれ贈り合おうという流れ

食堂ーー


イオ「今日はバレンタインだからか、厨房の一部を開放してるんですね」


モミジ「家庭科室だけだと足りないんだって」


イリス「お菓子作り楽しそうですねえ」


ノワール「私達もやってみる?」


イリス「やってみたいです!」


モミジ「それじゃあ厨房借りてやってみよっか」


ーーーーー


イリス「ゆせん……お湯をここに入れるんですか?」


ノワール「ストップ! お湯を入れたボウルの上に、チョコを入れたボウルを乗せるの!」


イオ「よいしょ、よいしょっ」グニグニ


モミジ「イオちゃんはチョコクッキー?」


イオ「はい。比較的簡単にできますし、型を使えばいろいろな形にできて楽しいですから」


イリス「ノワールさんは手際いいですね……」


ノワール「昔から料理とかしてたからね。簡単なお菓子ならできるよ」


イオ「モミジちゃんのそれは……マフィンですか?」


モミジ「うん。料理本見ながらだけど、作れそうだったから」


イオ「美味しくできるといいね」


ーーーーー

ーーー

イリス「できました! 生チョコレートです! チョコを溶かして生クリームと混ぜただけですが……」


ノワール「最初はそれで十分だよ。私も簡単なカップショコラだしね」


イオ「チョコクッキー完成です!」


モミジ「私もチョコマフィン完成!」


イリス「ではイオさんモミジさん。どうぞ」ササッ


ノワール「私にはー?」


イリス「もちろんありますよ。どうぞ」


ノワール「ありがと。はい、お返し! イオさんとモミジさんにも、はい」


イオ「ありがとうございます! 私からもこれを」


モミジ「私からもお返し。ありがたくいただくね」


ーーーーー


ノワール(あ、これハートの形だ……。こっそりくり抜いてくれたのかなあ……)キュン


イリス(ハートの砂糖菓子が乗ってる……。乗っけてくれたんですね)キュン


モミジ(ハート形だあ……! 嬉しい……)キュン


イオ(チョコペンでハートマークが……可愛いことしますね)キュン


ーーーーー

ーーー

修練場ーー


シェリル「おーい、エルク」ポイッ


エルク「っと」パシッ

エルク「これは……?」


御桜「私達からチョコレートの差し入れです。バレンタインですからね」


エルク「バレンタイン……そういえばそうでしたね」


シェリル「俺も御桜もお菓子作りはできそうにないから、エルクが好きそうなの買ってきたんだ。なんとかって栄養素が入ってて疲労回復と魔力回復にいいらしいぜ」


エルク「……」


御桜「エルクさんの修行、陰ながら応援していますね」


エルク「……ありがとうございます」


シェリル「じゃ、それ渡しに来ただけだから。邪魔したな」


ギイイ…… バタンッ


エルク「……なんでしょうか、この感覚は」

エルク(普段人間さんに感じるものより暖かくて、胸の奥がじんとするような……)

エルク「魔弾【シュート】!!」ギュゴオオオッ!

エルク(これなら……もっともっと頑張れそうです!)


ーーーーー

ーーー

食堂ーー


「アルシェちゃんこれ食べてー!」

「これもあげる!」


アルシェ「ん、ありがとう」


「かわいいー!♡」


アルシェ「袋がいっぱいになっちゃった……」ヨタヨタ


ティア【お部屋まで運びましょう 半分持ちます】


アルシェ「ありがと、ティア」


「なんだか今年のティアちゃんは余裕があるね……」

「正妻の余裕だよ」


ティア「……アルシェ、これ。私からのバレンタインチョコです」


アルシェ「ん! みんなからのチョコも嬉しいけど、ティアからのチョコが一番嬉しい」


ティア「……///」


アルシェ「ティア、大好き。アルシェからもバレンタインチョコあげる」


ティア「あ、ありがとうございます……。私も……大好き、です」


ちっちゃいものクラブ隊長「ァッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

隊員「隊長ー!!!」


ーーーーー

ーーー

ラクリマの部屋ーー


ノルン(メールで「お部屋に来て」って言われたけど、なんなんだろう……)


こんこんっ


ラクリマ「あ、開けていいよー!」


がちゃっ


ノルン「失礼しま……!!!?」


ラクリマ「んっふふ……」トロオ


ノルン「な、ななな……!!」


ラクリマ「バレンタインのチョコだよー」


ノルン「は、裸にチョコって……!」


ラクリマ「こういうのは嫌い?」フルン♡


ノルン「う……」ゴクリ


ラクリマ「ほら……来て?♡」トサッ


ノルン「……い、いただきます」ペロッ


ラクリマ「あっ……♡」


ノルン「ぺろ、ぺろ……」


ラクリマ「んふふ、気持ちいいよ、ノルンさん」


ノルン「ん……甘くて美味しい……」レロ…


ぺろぺろ ぺろぺろ……


ーーーーー

ーーー

やよいとポメの部屋ーー


やよい「うーん……」グルグル

やよい(なぜかできていたポメちゃんへのチョコレート……渡すべきか……)


ポメ「ただいまー!」


やよい「あ、おかえりポメちゃん。宿題出しに行ってたんだっけ」


ポメ「うんっ。今日までなのすっかり忘れてて、すごい怒られちゃった」アハハ


やよい(怒られたのに笑顔……かわいいなあ……)

やよい「ポメちゃん」ガサッ


ポメ「んー?」


やよい「ハッピーバレンタイン。チョコレートのプレゼントだよ!」


ポメ「わー! いいのー!?」キラキラ


やよい「うん!」

やよい(私……ポメちゃんのこと好きだなあ……)


ポメ「ありがとー! やよい大好き!!」ガバッ!


やよい「うん、私もポメちゃんのこと大好きだよ」ナデナデ


ーーーーー

ーーー




現在の目標
・最後の期末テストの準備をする
・最終決戦に備える

安価↓~↓5自由行動安価
バレンタイン翌日~期末テストまで(3月初週を想定)の行動を指定してください

VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな

卒業に向け、部屋の整理を始める3年生達

教員として来年度以降もリリウムに残って欲しいと樹に依頼されそれを了承するゼーレ

これにより再来年度以降の合格倍率がとんでもない事になるのだがそれはまた別の話

期末テスト前のいつもの講師役としてリリィ先生と個人授業のナミネ、『こうして個人授業をするのも最後』と少ししんみり
しかし同時に『教師になったらリリウムのリリィ先生の元に戻ってくる』と決心

魔王襲来に合わせてアウローラに行く事にしたレティスとシエラ含む一年生6人が日程の確認

魔王襲来に備えてナナ同伴で鍛練するウィンと時雨
緊急事態ではあるものの力を存分に発揮出来るとして楽しみな面も僅かながらにあるようだ(特にウィン)

なおその日の夜は対アンモビウムの鍛練としてナナによるウィンへのもう1つの鍛練も行われた模様

校長室ーー


ゼーレ「あの、お話というのは……」


樹「単刀直入に言うわ。ゼーレさん、あなたのその知識を活かしてうちで教鞭をとってくれないかしら?」


ゼーレ「おお、ヘッドハンティングですね」

ゼーレ「……分かりました。無事に来年度を迎えられた暁には、ここで教鞭をとらせていただきます」


樹「ほんと!?」ガバッ!


ゼーレ「は、はい。そんなに驚くことでしたか?」


樹「いや……ゼーレさんって魔法省とかマホリオ協会から声かけられてるのかと……」


ゼーレ「協力要請はありましたが、今の私が参加しても役に立てることはないと判断しました。現代の魔法使いは、私が思っていた以上に魔法を愛してくれています。魔法省にもマホリオ協会にも、私が口出しをする必要はないでしょう」

ゼーレ「ですが、ここではもう一年過ごさせていただきました。図書室を始めとして、食堂や修練場などいろいろな施設を使わせていただきました。その恩に報いたいのです」


樹「ゼーレさん……」

樹「ありがとう、正式な手続きはまた今度するわ。……まずは、魔王との決着をつけてからね」


ゼーレ「はい」


ーーーーー

ーーー

空き教室ーー


リリィ「ここは先程の公式を使って……」


ナミネ「こうですね!」カリカリ


リリィ「そうです! うんうん、ナミネさんほどの成績なら、どこの大学にも行けますよ」


ナミネ「大学……」ポツリ


リリィ「こうして個人授業をするのも最後……ですね」


ナミネ「そうですね……」


リリィ「あ、あはは。しんみりしちゃいましたね。さあ、切り替えてお勉強の続きを……」


ナミネ「リリさん」キュッ


リリィ「は、はい」


ナミネ「私、教師になります。教師になって、リリウムに戻ってきます!」

ナミネ「だから……それまで待っていてください」


リリィ「……はいっ」


ぎゅっ


リリィ「えへへ、ナーちゃん……」


ナミネ「だ、だめです! 今は勉強に集中しないと……!///」グイグイ


リリィ「うう、あんなかわいいこと言われてそんなご無体な……。せめて一回だけキスしましょう?」


ナミネ「い……一回だけ……なら」


リリィ「!」パアッ


ナミネ「……んっ」


リリィ「ちゅ……」


ーーーーー

ーーー

やよいとポメの部屋ーー


レティス【私達はアウローラに戻りますが、皆さんも本当についてきてくれるんですか?】


ポメ「もちろんだよ! そりゃあレティスもシエラも強いけど、マホリオで組んだ三人チームの連携があるもん!」


カーム「その通り。それに、ここにはもっと強い先輩達がいてくれる。ここの守りに関しては心配ないと思うよ」


シエラ「……ふん。ついてきたいなら勝手にしたらいいんじゃない?」


レティス「シエラ」ジトッ


シエラ「うっ……。あ、ありがとう……みんな。心強いわ」


レティス「……」ウムウム


ロロナ「そ、そうと決まったら日程を立てないと」


やよい「春休み入ったらすぐでもいいかも? アウローラの方でも準備はしてると思うし、その確認とかも必要だと思うから」


カーム「そうね。早いに越したことはないし、それでいいと思う」


ポメ「じゃあそれで決まり! 頑張るぞー!」


ーーーーー

ーーー

自室ーー


クロエ「よいしょ……っと」ゴトッ


ヒカリ「片付けしてると、ほんとに卒業が近いんだなって思っちゃうね……」


クロエ「そうね。寂しいけどずっといる訳にもいかないし……」


ヒカリ「大学への願書は出したんだよね? マクベスから通うの?」


クロエ「うーん……ちょっと遠いし、近くにお部屋を借りるのもいいかも」


ヒカリ「そしたら通い詰めちゃうかもなあ……」


クロエ「嬉しいけど程々にね。部屋から離れられなくなっちゃうわ」

クロエ「よし……今日の片付けはこんなところね」


ーーーーー

ーーー

マホリオ練習スペースーー


ウィン「よーし、じゃあタイマンで練習しようか~」


時雨「ナナ、試合後の治療は頼む」


ナナ「はい!」

ナナ「こほん……試合開始!」


ウィン「魔弾【シュート】」ギュゴオオオオッ!


時雨「剣戟・飛燕!」ジャオッ!

時雨「流石だな。前よりさらに威力が上がっている」


ウィン「……そっちこそ。切れ味がさらにあがってる」


時雨「お褒めに預かり光栄だ。剣戟・双飛燕!」ジャジャッ!


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…

ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオオッ!


時雨「見えてるぞ! 剣戟・斑鳩!」ズオオオッ!


ウィン「神弾【ネオ】」ギュバアアアアッ!!


時雨「剣戟・八咫烏!!」ジュオオオオ!

時雨(防戦一方だな……こちらからも攻めるか)

時雨「……」チャキ…ッ


ウィン「っ!」ゾクッ


時雨「剣戟・不死之鳥!!」ゴアッ!!!


ウィン「時神魔法【クロノス】!!」ゴオウッ!!


ゴシャアアアアアアアアア!!!


ウィン「……っ」ズキン

ウィン「まいった~」ヒラヒラ


ナナ「ウィンさん!?」


ウィン「庇って前に出した腕に、もろに魔法が当たっちゃった。いてて……」


時雨「す、すまない! 大丈夫か!?」


ナナ「腫れは酷くないので、冷やせばすぐ良くなります。……それより驚きました」


ウィン「ね~。時雨がこんなに強くなってるなんて~」


時雨「まあ、私も世界の危機に何もしないわけにはいかないからな。つい先日たどり着いた技だ」


ウィン「……」


ナナ「……ウィンさん?」

ウィン「うん、決めた~。今日は魔法の感覚を鈍らせないために時雨と戦おうと思ってたけど、やめるね~」

ウィン「時雨の今の魔法を防げるくらいの防御魔法を身に着けるよー!」オー!


時雨「へこたれないな、ウィンは」クスッ


ウィン「ナナ、治療をお願い。時雨、動けるようになったらもう一試合だよ~」


時雨「ああ!」


ーーーーー

ーーー




その日の夜、ホテルーー


ナナ「まさかウィンさんと泊まれるとは思いませんでした」


ウィン「せっかくこっち来たしね~。ふう、今日は疲れたなあ~」ボフン


ナナ「では、魔力の回復を……んっ」チュッ


ウィン「ん~」チュッ


ナナ「さてと」シュルシュル


ウィン「ん~!?」ビクッ!


ナナ「アンモビウムにまた変なことをされるかもしれないので、今日はそっちの特訓もしますからね?」ペロリ


ウィン「は……はぃ」


ーーーーー

ーーー

教室ーー


先生「今日で最後のテストになります」

先生「では……開始!」


クロエ(大丈夫……今まで勉強してきたことを思い出して……)


クロエの座学平均点↓コンマ
クロエの実技平均点↓↓コンマ

これまでの勉強により、どちらもコンマ+80

ほい

クロエ「……!!!」


先生「クロエさん、頑張りましたね」


クロエ(ぜ、全教科100点……!!)グッ!


先生「さて、皆さんに答案を返したところで……。これで皆さんの登校はおしまいになります。あとは卒業式だけ……ですね」

先生「寂しいですけど、皆さんの門出を精一杯お祝いさせてください」


現在の目標
・卒業式に出る

安価↓~↓5自由行動安価
卒業式での行動を指定してください
リリウムの卒業式では、卒業生が在校生とマホリオ対決をすることが伝統となっています

ノルンがデンとラミーにチームを組んでくれた事への感謝の言葉を伝える

クロエVSステラのマクベス・エクスルードハウス対決

卒業式にてやはりと言うべきか、感極まって涙を流す卒業生多数
なお一番泣いていたのはほぼほぼボロ泣きレベルだった嵐

神樹が卒業生達を祝福するかのように黄金の花を開かせ、桜の花弁のようにリリウム中に舞い散る。その光景が前代の神樹の姿と重なりリーケもボロ泣き

ゼーレとマホリオ対決したがる人が殺到
ゼーレとのじゃんけん勝負の結果最後まで残ったシェリルチームが戦う事に

講堂ーー


先生「送辞、ゼレス・ケルキオン」


ゼレス「はい」

ゼレス「先輩方、ご卒業おめでとうございます。この学校で先輩達から学んだこと、過ごした日々、私達は絶対に忘れません……っ。わ……私は……先輩達と出会えて、本当に幸せでした……っ!」


パチパチパチパチ……


先生「……答辞、クロエ・アートルム」


クロエ「はい」

クロエ「……ゼレス、泣かない!」


ゼレス「!」ビクッ


ざわざわ……


クロエ「私達三年生はこの学校を卒業するわ。あなた達後輩から学んだことだってたくさんある。それを誇りに思うわ」

クロエ「教師のみんなにも、同級生のみんなにも……感謝してもし足りない。本当にここで三年間を過ごせてよかった」

クロエ「……リリウムの次代はここにいる一年生ニ年生のもの。次の年度を迎えて、私達卒業生も、在校生も、新たな一歩を踏み出しましょう」


パチパチパチパチ!


先生「では……卒業生、退場です」


ーーーーー

ーーー

中庭ーー


嵐「う゛あ゛ああああああ……」ボロボロ


晶「ボロ泣きだなあ、嵐」グシッ


楓「嵐は昔からそうだよ。多分一番泣き虫」グスッ


きらっ……


クロエ「これ……神樹の花びら……?」


ヒカリ「すごい……! 黄金の花吹雪だよ!」


ローラ「わああ……! きれい……!」


リーケ「あ……」ポロッ


ゼーレ「昔見た神樹のままだね……」


リーケ「ううう~……っ!」グスッ


アイリス「おーよしよし。いっぱい泣けー」ナデナデ


「あ、あのっ! 私達とマホリオで戦ってくれませんか!?」


ゼーレ「え、えっと……」


「リリウムでは卒業記念にマホリオで戦うんです! なので私達と……」


「ずるい! 私達とやってください!」


わらわら わらわら


ゼーレ「こ、こんなには無理ですよおー!」


アイリス「よし、じゃあじゃんけんだ! 最後まで勝ってたところとやるよー! じゃーんけん!」


ぽんっ!


ーーーーー

ーーー

クロエチームvsステラチームーー


クロエ「さ、ゼレスやるわよ!」


ゼレス「はい!」


凜華「ステラさん、よろしく」


ステラ「はい。よろしくおねがいします」


モミジ「ラクリマさんもよろしくね」


ラクリマ「はい! 演劇部の三人と最後に戦えるなんて……!」


「クロエ先輩チーム、大将はモミジさん。ステラさんチーム、大将はラクリマさん。では……試合開始!」


クロエ「闇弾【ダークボール】!」ゴオッ!


ゼレス「聖弾【ホーリーボール】!」カッ!


ゴオオオッ!


凜華(二人とも基本魔法でこの威力……。ほんとに強くなった)


ステラ「隕石魔法【メテオ】!」ゴオオオッ!


凜華「巨大氷晶壁【アイスランパート】!」ガキッ!


モミジ「反重力魔法【アンチグラビティ】!」グイイ…


ぐいいー…… ドシュッ!!


ラクリマ「転板【チェンジボード】! 威力減衰、威力低減!」バッバッ!


ゴシャアアアアッ!


モミジ(瞬時の判断も早い。互いに指示を出し合わずに各自の判断が同一の答えにたどり着いてる……)

クロエ「極闇魔法【タナトス】!!」ズオッ!!!


ゼレス「出ましたね……! 極級魔法に勝つために私も特訓はしてたんです!」

ゼレス「極聖魔法【アフロディーテ】!!」ギュワアアッ!!


クロエ「!!」


ギュゴオオオオオオオオッッ!!


凜華「うわ!? 氷晶盾【アイスシールド】!」


モミジ「あ、ありがとう凜華さん」


ステラ「す、すごい威力……」


ラクリマ「死神みたいなのと女神様みたいなのがぶつかったねえ」


クロエ「ふふふ……いいわ、ゼレス。それでこそリリウムの生徒よ」


ゼレス「どうも。でもこんなものじゃありませんよね、クロエ先輩は」


クロエ「ええ……凜華! モミジ!」


凜華「ああ!」


モミジ「うん!」


クロエ「エターナルダークフォース……ブリザード!!」ズオッ!


ゼレス(クロエ先輩が闇で全員を包み、凜華先輩の氷晶をモミジ先輩が重力で叩きつけ続ける合体魔法……!)

ゼレス「内側から照らしてみせる! 神聖魔法【ホーリー】ーーー!!!」カアアッ!!


クロエ「ぐ……う……!!」グググ…!


モミジ(闇の中が明るくなったら普通に避けられちゃう……! 頑張って……!)


凜華(頑張れ、クロエさん……!)


ラクリマ(全方位から来る魔法はチェンジボード5枚じゃ防げないよ……! ゼレスさん頑張れ……!)

ステラ「ゼレスさんっ、頑張ってー!」


ゼレス「おおおおおおおおっ!!」カアッ!


クロエ「はああああああああ!」ズオッ!


凜華「氷礫魔法【アイスシャード】!」バキキッ!


モミジ「重力魔法【グラビティ】!」グンッ!


ドオオオオオオッ!


ラクリマ「きゃああああああ!」


「そこまで! 勝者、クロエ先輩チーム!」


クロエ「はあ、はあ……」フシュッ


ゼレス「……ありがとうございました。お見事です」


クロエ「あんなに真正面から打ち砕こうとしたの、あなたが初めてよ。……強くなったわね」


ゼレス「いえ。結局最初の試合と同じです。私はあなたの魔法を貫けなかった」


クロエ「……大人になったわね。きっとママさんに似て、立派なマホリオプレイヤーになれるわ。……リリウムをよろしくね」


ゼレス「はい!」


「両チーム礼!」


ありがとうございました!!


ーーーーー

ーーー

ゼーレチームvsシェリルチームーー


ゼーレ「在校生最強のチームとですか……。気は抜けませんね」


シェリル「胸を借りるつもりでぶつからせていただきます! よろしくお願いします」


ゼーレ「こちらこそよろしくお願いします」


「ゼーレさんチーム、大将アイリスさん。シェリルさんチーム、大将シェリルさん。では……試合開始!」


ゼーレ「魔弾【シュート】!」ゴアアッ!


御桜「桜吹雪【サクラフブキ】。桜壁【サクラノカベ】!」ゴオッ!


アイリス「おお、かっこいい!」


御桜「恐縮です」ニコリ


リーケ「魔獣領域【ビーストガーデン】!」


トワ「オオオッ!!」グンッ!


シェリル「な……っ!」バクンッ!


トワ「ふん、他愛のない」


シェリル「何か言った?」


トワ「なっ……! 貴様は今噛まれたハズ……!」


シェリル「俺の魔法、ミラーって言ってさ。実体のない分身を生み出すこともできるんだ」パッ

シェリル「「「さあ、しっかり狙ってこい!」」」


トワ「……!!」

ゼーレ「これまた不思議な……! 魔弾【シュート】!」ゴオオ!


シェリル「ハズレです」ボンッ

シェリル「魔弾【シュート】!」ゴッ!


アイリス「うわ!?」ヒョイッ

アイリス「さ、3対3じゃないのかー! 不公平だー!」


シェリル「そういう魔法ですから」


御桜「桜滝【サクラノタキ】!」ゴオオッ!


トワ「攻撃にもなるのか……!」サッ!


御桜「ふっ!」グイッ!


トワ(後ろから……!)

トワ「キャウン!」ドオッ!


御桜「花吹雪は私の意志で動かせるんですよ」クイクイッ


トワ「くっ……。だが威力はないようだな」スクッ

トワ「グルルォ!」ガバッ!


御桜「その体にくっついた花弁も、もちろん私の支配下です」グンッ!


トワ「!?」フワッ


御桜「これで狼さんの行動は封じました。さあ、あとはゼーレさんです」フワ…ッ


エルク「ゼーレさんは私にやらせてください」


シェリル「おう。任せた」

エルク「いきます……!」ゴオオッ!


ゼーレ「!!」


エルク「闇奔流【ダークトレント】!!」ズオオオオオッ!!


ゼーレ「防御魔法【シールド】! 増殖魔法【インクリース】!」ズズズッ!

ゼーレ(闇が次から次に私の盾を飲み込み続けてる……! こんなに魔法を放出し続けられるなんて、どんな特訓を……!)


アイリス「ぜ、ゼーレ頑張れ!」


ゼーレ「くうう……!」


エルク「はああああああ!」ズオッ!


ゼーレ(さ、さらに勢いが強く!?)


ズオオオオオオオオッ!!


アイリス「うわああああああっ!?」


「し、試合終了! しょ、勝者……シェリルさんチーム!!」


わああああああああっ!


アイリス「いてて……」


ゼーレ「お、お見事です」


エルク「不意打ち気味でしたけどね。最初から強い防御魔法を張られてたら、私の魔法では飲み込みきれなかったと思います」


ゼーレ「不意打ちでもなんでもです。見事な役割分担、あれほど魔法を使いこなすまでの練習量、称賛に値します」


シェリル「やったな、エルク!」


エルク「は、はいっ!」ニコッ


ーーーーー

ーーー

ノルン「デン先輩、ラミー先輩、卒業おめでとうございます」


デン「ノルンさん!」


ラミー「来てくれたの? ありがとう」


ノルン「お礼を言うのはこっちですよ~。……こほん」

ノルン「デン先輩、ラミー先輩、ノルンとチームを組んでくれてありがとうございました」ペコリ

ノルン「ノルンの魔法はマホリオに向かないのに、二人のおかげで楽しくマホリオができました。最後の学内トーナメントはベスト8。こんなに勝ち上がれたなんて夢みたいです!」


ラミー「こっちこそ組んでくれてありがとうだよ。私、ニ年生からリリウムの生徒で、マホリオで組める人がいなかったから……」


デン「私も。一年生の頃は決まったメンバーがいなかったんだ。だから組んでくれて嬉しかったよ」


ノルン「理由はなんでもいいんです。ノルンはお二人と組めて幸せでした! 本当に……本当に、卒業おめでとうございます!」


ーーーーー

ーーー




クロエ・アートルム
ローラ・リーケ
ヒカリ・ロゥレス
水津凜華
モミジ・クレナイ
ティア・ソレル
アルシェ・ブランカ
ナミネ・スフィアード
雨宮楓
真壁晶
七峯嵐
レナ・フォールン
デン・ハザード
イオ・ローライト
ノワール・ヴァーミリオン
イリス・オーレリア
音無舞
ラミー・アルファウス
ゼーレ・レジェンダリア・アートルム
アイリス・スノードロップ
リーケ・エターニア
が卒業しました

クロエ「今月一杯は寮にいてもいいのよね……。一応春休みってことだけど、どうしようかしら……」

クロエ「おそらく魔王はこのリリウムに来る。ゼーレさんがいるのがここだから、他の所に行くのは考えにくいわ。そして各都市にも腕利きの魔法使いが備えてる……」

クロエ「マクベスは襲撃の予定地にはなってないけど、戻るべきか……」


現在の目標
・最後の準備をする

安価↓~↓5自由行動安価
春休み中の行動を指定してください

イリスがスフィア(悪魔)を吹き飛ばした時の空き教室が長い事散らかったままだったので二人で掃除。思えば色々な事があったなぁと過去を振り返る

ローラとリーケの二人で魔獣島から避難してきた魔獣達のお世話を続ける

スフィアがフィッシュが元々いた場所に飛んでいったのでルク(+引っ付いてきたリズ)が追いかけ合流
必ず救うと改めて決心

誰がどの悪魔と対峙するのか、事前情報とサリアの未来視(頂点併用)から予測をした上で大まかに決めておく

よく考えたらわざわざサリアに使わせる必要なかったかな?普段から使い慣れてるとビジョンが鮮明になるから~とかなんかそういうアレでお願いします

安価下

戦いに向けて最終調整したり、家族や友人や恋人と過ごしたり、普段通りだったり、各々それぞれの決戦前夜を過ごす

クロエ達の卒業が現実時間とも一致して、結果的に良いタイミングで終われそう

ちょっとどころでなく気が早い話だけど…
次回作はどんな話になるかしらん
>>1のお話ほんと好きだからまた何かやってほしいな

個人的に今回は『ノンケ(と思い込んでいる無自覚レズ)を百合堕ちさせる』ってのが出来なかったから次はそれ目指したいな

黒魔術部室ーー


キイ……


ノワール「ここ、懐かしいね」


イリス「思えば、初めてノワールさんが悪魔を召喚したのもここでしたね」


ノワール「エミールさんが来るから橘花先生が綺麗にしてるみたいだけど、最近は掃除されてないみたいだね」


イリス「せっかくです、私達でお掃除しましょう!」


ノワール「そうだね」


ーーーーー

ーーー




ノワール「……」フキフキ


イリス「ノワールさん」パタパタ


ノワール「ん?」


イリス「ここで……その……人殺しなんて言って……本当に申し訳ありませんでした」


ノワール「あー、うん。いいよもう。気にしてない」


イリス「気にしてないん……ですか?」


ノワール「あの時は私を怒らせて悪魔を召喚させようとしたんでしょ。結果としてあの悪魔は解呪に成功してスフィアさんになったし、あれがあったからイリスと何度も顔を合わせることになったし……悪いことばっかじゃないよ」


イリス「……ノワールさん、優しすぎますよ」


ノワール「イリスにだけだよ」チュッ


イリス「んぅ……っ」


ノワール「あの時はまさか付き合うことになるとは思ってなかったけどね。……いろいろあったなあ」

イリス「ここに来たとき、同じ転校生ということで知り合ったんですよね」


ノワール「そうそう。で、ここで初めて怒って悪魔を召喚しちゃったんだ」


イリス「ママの研究のためとはいえ、あの時の私はどうかしてました……」


ノワール「魔力欠乏症だったよね。それもゼーレさんが解決しちゃったけど」


イリス「それから色々な悪魔を召喚しましたね。騎士のようなものや、あとはサキュバス……」


ノワール「サキュバスがあんなに強くなっちゃうなんて驚いたよね。でも、私達には一緒に戦ってくれる友達がいた」


イリス「はい。何とか撃退して……でも、今度は魔王が」


ノワール「あのサキュバスもきっと戦いに参加すると思う。元はと言えば私が召喚した悪魔だし、私が止めないと……」


イリス「私が、じゃありません。これはノワールさんや私達二人だけの問題じゃないんです。クロエさんと、リリウムの皆さんと一緒に立ち向かうんです!」


ノワール「……そっか。そうだよね。皆で一緒に……!」


イリス「世界を救いましょう!」


ーーーーー

ーーー

魔獣島のいた海近くの浜辺ーー


スフィア「……」バサッバサッ

スフィア「……」ストッ

スフィア(フィッシュ……)


ルク「ああ、やっぱりこちらでしたか」バサッバサッ


スフィア「ルク……ついてきたの?」


リズ「リズもいるよ!」ヒョコッ


ルク「神妙な面持ちで飛んでいったので、大暴れでもする気かと」


スフィア「そんなことしないわよ。ローラに怒られるわ」


ルク「ふふっ、伝説の不死鳥が二羽も揃って一人の人間に頭が上がらないなんて……昔なら考えられませんね」


リズ「ローラのこと悲しませたくないもんねー」


ルク「そうそう、あのフィッシュさんの背中に住んでいた魔獣はローラさんとリーケさんがお世話をしているようですよ」


スフィア「そう。なら安心ね」


リズ「フィッシュのこと取り戻して、また背中で暮らせるといいねー」


ルク「そのためには、私達もこの戦いに尽力しましょう」


リズ「うん!」


スフィア「もちろんよ」


ーーーーー

ーーー

魔獣保護施設ーー


ローラ「よしよし……」ナデナデ


ハマーナ「んなああぁぁ……」


リーケ「はい、ご飯だよ」ザララッ


ヤンパ「チッチッ!」


ローラ「ハマーナはともかく、ヤンパまでついてきちゃうなんて」


リーケ「渡り鳥だからもう飛んでいってもおかしくないんだけど……」


ローラ「ここをお家って思ってるのかな?」


リーケ「そうなの?」


ヤンパ「チチッ!」


リーケ「そっかー……」


ローラ「そう思ってたんだねえ」


クロエ「……いや何も分からないわよ!?」


ローラ「あ、クロエちゃん!」


クロエ「魔獣のお世話してるって聞いて見に来てみれば……」


リーケ「……してほしいことを聞かせてもらうのが一番手っ取り早いから」


クロエ「まったく……この二人にお世話してもらえるなんて幸せものねえ」ナデナデ


ハマーナ「なあぁぁぁ……♪」


ーーーーー

ーーー

マホリオ協会本部、会議室ーー


「こちらの戦力も無限ではない。よって未来視で戦況を見た上で戦力を分配しようと思うのだが……」


樹「魔王の力によって、未来視ができない状態なんですよね」


ヴィーネ「うちのサリア以外はね!」


樹「サリアさんは視えるんですか?」


サリア「はい。私にはこれしかありませんから、未来が視えなくなった日から調整をしてまいりました。あまり遠い未来は視えませんが、来週……それこそ、戦いの日ぐらいなら視えます」


ゼーレ「それでは私が魔法を強化します。その上で未来視をしてもらえれば、さらに明瞭に視えるはずですから」


サリア「では……未来視【トキ】!」


ゼーレ「頂点【アルティマ】、千里眼【センリガン】!」


サリア「!! すごいです、これなら……」


「よ、よし。地図は用意してある。戦力の分析を頼む」


サリア「はい!」


ーーーーー

ーーー

サリア「……以上が、私の視た未来です」


茜「おつかれ~。はい、お水飲んで~」


ヴィーネ「やはり最重要拠点はリリウム魔法学校……」


樹「ゼーレさんもここにいるという前提でしょうね。もちろん迎撃の用意は出来てます」


「生徒には避難してもらう……と言いたいところだが、守りながら戦って勝てる戦いではない。戦いに参加できる生徒は一人でも防衛に……」


樹「もちろん避難のアナウンスはしました。……まあ、ほとんど残ってしまいましたけどね。うちの生徒は皆覚悟できています」


「頼もしい限りだ」フッ


ヴィーネ「あとは各都市と連携して、マホリオのプロや戦闘に参加できる魔法使いにできるだけ悪魔の情報を教えましょう。サリア、負担をかけることになるけどもう一度未来視をお願い」


サリア「任せてください。私の魔法はこういう時に未来を視てこそですから」


ーーーーー

ーーー




マホリオ協会の指示により、戦力を分配しました。

3月30日ーー


テレビ『空中爆弾の爆発予告は明日の正午です。各都市に通達された避難地図を頼りに、明日の朝に避難を開始してください』


クロエ「いよいよ慌ただしくなってきたわね……」


ヒカリ「リリウムの防衛を成功させて、世界を守るんだ」


ローラ「魔獣のためにも絶対に成功させるよ……!」


ーーーーー


レナ「デン、明日は勝つわよ」


デン「うん。絶対に」


ーーーーー


楓「薬の準備オッケー。じゃ、おやすみ!」


嵐「襲撃は正午予定だもんな。日差しが弱いといいけど……」


晶「おやすみ、楓」


ーーーーー


ノルン「ぐぅ……」スヤスヤ


ラクリマ「……」モゾモゾ


ぴとっ


ラクリマ「……えへへ、ノルンさんあったかい」ギュッ


ーーーーー


ティア「く、くっつくだけでいいんですか?」ギュッ


アルシェ「ん。ティア成分の補給」


ーーーーー


修練場ーー


エルク「ふう、ふう……」ポタポタ


シェリル「その辺にしとけよー? 明日体動かなくなるぞー」


エルク「は、はい。今出ますね」フキフキ


ーーーーー


御桜「お姉ちゃん、ヴィーネさん達は大丈夫?」


茜『トッププロを舐めちゃいけないな~。コンディションはバッチリだよ~』


御桜「そっか。さすがだね」

ーーーーー


チーム練習場ーー


ヴィーネ「聖弾【ホーリーボール】!」ドギュウッ!

ヴィーネ「……こんなところでいいかしら」


サリア「お疲れ様です」


ヴィーネ「サリアも練習?」


サリア「はい。未来視の安定性を高めるために、ギリギリまで調整しようと思いまして」


ヴィーネ「そっか。明日に支障でないようにねー」


サリア「もちろんです」


ーーーーー


時雨「……」


「御免!!」


ズダァン!!


「ま、参りました!」


時雨「ふう。私の修行に付き合わせて済まなかった。だが、おかげでいい感覚で明日を迎えられそうだよ」


ーーーーー


ウィン「あぁっ!♡ ひゃ、あああああっ!!♡」


ナナ「ふふ、うぃんかわいいれふよ」モゴモゴ


ウィン「なめながらしゃべらな……ひゃああっ!♡」


ナナ「魔力補充のためれふから」モゴモゴ


ウィン「ひっ、あっ、うううぅぅぅぅっっ!!♡♡♡」ビクンッ!


ーーーーー

ーーー

3月31日、正午ーー


チッ……チッ……チッ……カチッ


スキア「あーあ。やっぱり爆発しなかったか」

スキア「魔界顕現【ラグナロク】」


ズオッ!!


リリウム魔法学校ーー


「やった! 爆発を止めたぞ!」

「さすがうちの先生達!」


わああああああああっ!!


スキア「楽しそうだね。混ぜてくれる?」


クロエ「闇弾【ダークボール】!」ズオッ!


スキア「おっと」ヒョイッ


樹「……」ジリ…


クロエ「……」ザッ


アルシェ「……」スッ


スキア「うんうん、いい感じで警戒してくれてるね」

スキア「拡声魔法【スピーカー】、頂点【アルティマ】。全世界拡声魔法【ストリーム】」


スキア『あーあー。聞こえるー? スキア・レジェンダリア・アートルム。魔王だよ』

スキア『君たちに良いニュースと悪いニュースを一つずつ教えてあげる。まず良いニュースから』

スキア『おめでとう、私が世界中にばら撒いた魔力爆弾は氷魔法の使い手に一つ残らず氷結されて、何一つとして爆発しなかったよ』

スキア『褒美として爆弾を消しておいてあげる。後で魔界になった時に景観の邪魔になっちゃうしね』


クロエ「言ってくれるじゃないの……」


すう……


楓「あ……でも爆弾は本当に消えたよ」


スキア『そしてここから悪いニュース』

スキア『私はそもそも、魔力爆弾による人類への攻撃なんか狙ってないよ』


樹「な……!?」

スキア『おかしいと思わない? 頭上に爆弾が浮いているのに、極めて普通に日常生活が送れるなんてさ』

スキア『言うなら、魔力のこもった杖を喉元に突きつけられた状態。私のほんの気まぐれで次の瞬間には殺されていたかもしれない。そんな環境であなた達は一年間過ごしてきた』

スキア『恐怖と緊張で狂ったっておかしくない。そうならなかったのは、私達悪魔があるものを植えたおかげ』


クロエ「植えたって……まさか、暗黒樹!?」


スキア『こっちは知らない人もたくさんいるみたいだけど、こっちの世界に暗黒樹と呼ばれるものの種を植えたの。人の悪の感情を栄養として吸収し続けて、巨大になり続けていく樹の種をね』


エルク「そんなことをするメリットがお前達にあるのか……?」グッ…


シェリル「落ち着け、エルク。冷静になるんだ」


スキア『そんなことをして悪魔側に何かメリットがあるのか……。その疑問は当然湧くよね』

スキア『答えはもちろんイエス、だよ』

スキア『ここからが悪いニュースの本番。その樹はこれから動く。最強の魔獣として、君たち人間を滅ぼすためにね。バレないように特に濃い認識阻害をかけてたから、未来視ができてもこれの存在は知らなかったんじゃないかなー』


ローラ「う……うそ……」


スキア『イッツ……ショーターイム!!』

ズズゥン……ッ!


暗黒樹「オ゛……」ミキッ…

暗黒樹「オオオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオオオッッッッッ!!!!!」ブチブチブチイッ!


スキア『魔界顕現【ラグナロク】』


ズオオオオオッ!!


鬼「ゴオオオアアア!!!」ズシン!


ドクロ「荵?@縺カ繧」ガサガサガサ


ヘビ「キシャアアアアアア!!」ズルズル


クモ「ヴヴヴウウウゥゥゥウウウヴヴ」カサカサカサ


クロエ「闇の試練の……」


ラミー「魔物達……!?」


スキア『見たことある人もいるかなー。闇の魔法使いの敵だった子たちだね。そもそも魔界の毒素って言うのは、君たち人間が言う『闇』そのものなんだよ』

スキア『闇には魔力を退ける力がある。だから魔界に人間がいると四方八方から押される感覚で苦しくなるわけ』

スキア『ま、こんな説明はどうでもいいや。魔界顕現【ラグナロク】!』


ズオオオッ!


黒い騎士「ゴ……オ……」ガシャン


フィッシュ「ゴオオオオオオオオオオッ!!」


アンモビウム「待っていろ、ウィン・フォルクス」


サキュバス「さ、行きましょうか」


ソフィア「……はい」


ーーーーー

ーーー

「緊急連絡! こちらマホリオ協会! 暗黒樹と称される魔物の存在を確認! バックアップチームにより周囲の街への避難勧告は通達済み! 幸い周辺に町はないが、早ければ1時間程度で最も近い町に到着するものと思われる! 各都市余裕ができた者から対暗黒樹の作戦に協力せよ!」


樹「とんでもないもの用意してくれたわね……」


クロエ「校長先生、黒い魔物への対処方法として『明るい気持ちを持つこと』を通達して。それだけでかなり楽に戦えるはず」


樹「ええ、伝えるわ」


クロエ「さて……」


スキア「あとは徹底的に蹂躪してー、暗黒樹の力を使って人間界を魔界に変える、と」

スキア「じゃ、始めようか。世界を変えるための戦いだよ」


現在の目標
・最終決戦に勝利する

安価↓~↓10自由行動安価
最後の行動を指定してください
最大10個の安価を受け付けますが、明日一杯までに埋まりきらなければそれまでに出てきた安価で最終決戦を書いていきます

リリウムの生徒は、基本的にリリウム魔法学校の防衛
ゼーレ、アイリスもリリウムの防衛
リーケは魔獣の豊かな土地の防衛(リーケ財閥の戦闘員も多数参戦)
一年生組はアウローラの防衛
マホリオのプロは、各都市に戦力を分配し各都市の防衛
スフィア、ルクは海上でフィッシュの出現待ち
ウィンはスタジアムでアンモビウムの出現待ち

暗黒樹はバックアップチームの時空間魔法によりしばらく食い止められています

他にも戦闘に関して質問があれば受け付けます

いよいよか……

スタジアムからウィンの魔翌力を察知したアンモビウムがウィンと邂逅
双方互角の戦いを繰り広げ、以前と同じように触手で魔翌力を吸収しようとするもナナとの特訓で『ナナ以外では感じられない身体』に開発されていたので完全に無効化(ただしナナ相手には輪をかけてクソザコになった模様)

形勢不利と見たアンモビウムは物陰からウィンを見守っていたナナを発見しそちらをターゲットとして手を出すが、それがウィンの逆鱗に触れたことでウィンのリミッターが完全に外れる

名前がサキュバスに戻ってる

リーリア・ソフィアと対峙するヴィーネチーム。リーリアの策略によってヴィーネ対ソフィア、サリア&茜対リーリアに分断されてしまう

……が分断される事はサリアの未来視によって想定済みだったらしく、事前の情報を武器に戦闘を継続

サキュバスではなくリーリアでした!
申し訳ありません!

強力な頂防御魔法を常時展開しあらゆる攻撃を寄せ付けない鉄壁要塞と化したスキアと、その配下たちに押されるリリウム防衛チーム
スキアは前回と同じくデンを集中的に狙うが、一年間鍛え上げた盾魔法を手にレナが立ち塞がり、スキアを抑える
そしてその隙にアルシェがスキアへと貫通魔法を放つ。しかしスキアは紙一重で回避――したかに見えたが、ティアの浮翌遊魔法により貫通魔法がUターン、スキアに直撃し、防御魔法を破壊して突破口を作る

悪魔化したフィッシュを迎え撃つスフィア・ルク・リズ・ラピス・レイア・クリア・フェリス
満身創痍になりながらもどうにか追い詰めるが悪魔化を解くことが出来ない
その時フィッシュと共にいた幽霊が現れる
スフィアは彼女を背に乗せてフィッシュに特攻し、フィッシュのコアと言うべき場所でフィッシュの魂と対話し悪魔化を解く

時雨と黒騎士の剣による一騎討ち
間に誰も入れないほどの壮絶な戦いが繰り広げられ、ウィンとはまた違う好敵手の存在に高翌揚感を覚える時雨だったが、一方黒騎士もまた敵意以外の感情を時雨に対して覚え始めた

悪魔達との戦いで仲間、特に恋人の嵐と晶を傷つけられたことをトリガーに楓の吸血鬼の力が覚醒
魔翌力と身体能力が一気に跳ね上がる(覚醒はこの闘いの間限定の一回きり)

窮地に陥ったシエラを、レティスが自身の魔法で普段なら絶対に無理であろうレベルの事象を発生させ助ける(自身への負担も幸い殆どなし)
どうやら彼女を助けたい!という強い想いが火事場の馬鹿力的に働いたようだ

息のあったコンビネーションで魔物を倒すイリノワ
ノワールを狙う遠距離からの攻撃はイリスが、イリスの死角からの攻撃はノワールが対処し、お互いがお互いをサポートし合い戦う
(パートナーを狙われた事に対する怒りで2人とも攻撃の火力が上昇している)
その途中、魔王の召喚に巻き込まれてしまい、瓦礫の影に隠れて怯えていた低級悪魔(いつもノワールの話し相手になってくれていた個体)を発見、保護する。

両者の火力が均衡しているが故に純粋な力のぶつかり合いとなるソフィアとヴィーネの対決。闇の龍を後衛として大量に呼び出し短期決戦を狙うソフィアだが、悪魔討伐も含めた長年の戦闘経験によって培われた判断力でそれを冷静にいなしていくヴィーネ。最後は最大級の技(茜の真化魔法には負けられないと密かに作り上げたらしい)を放って龍もろともソフィアの胸を貫き浄化、解放され気絶したソフィアを抱き抱える

中核として迎え撃つも苦戦を強いられるクロエローラヒカリ
クロエにトドメを刺そうとスキアの一撃が飛んでくるがクロナ・エリクシール婦妻が救援に現れ間一髪助かる
そこでローラヒカリに加えて両親からも魔翌力を受け取りハイパークロエ開放、ゼーレもそれを模倣しアイリス・リーケから魔翌力を受け取りスキアと最後の決戦に臨む

カームの福音、ロロナの揺動、レティスの言霊、やよいの意識操作、が上手い具合に噛み合った結果、ポメの獣化が最早格付けも烏滸がましい領域の魔法に

アウローラ一帯の悪魔をまとめて薙ぎ払う大活躍を見せるが中身は変わらずポメのままなのでどこか締まらない

あら、間に合わなかったか

数分の差ですし、混ぜて書けそうなので採用させていただきます!

書くのに時間がかかっております
もしかしたら明日も投下できないかもしれません
もう少々お待ちください

最終決戦だからね、じっくり行こう

ひとまずリリウム外の戦闘を投下します

神社仏閣の密集地ーー


黒騎士「ギゴ……オ……」ガシャン


「止まりなさい! 魔弾【シュート】!」ゴオオッ!


黒騎士「ゴオア!」バチン!


「な、なんなのあの剣……。魔力を飲み込んでる……!?」


時雨「闇の塊のようなものだな。闇には「魔力を飲み込む力」があると聞いた。それを凝縮させ剣の形をとっているんだろう」


黒騎士「ホロ……ボス……」ガシャン


「そ、そんな……そんな奴とどうやって戦えば……」


時雨「そのための近接戦闘部隊員である私がいる」チャキ…ッ


ズバアッ!


黒騎士「ゴ……?」シュウウ…


時雨「貴殿のお相手、この早川時雨が務める!」ゴッ!


ギリイッ!


時雨「見た目より素早いな。今の斬撃についてくるとは……」


黒騎士「ケンシ……キケン……!」ゴオッ!


ズバアッ!!


時雨「っ!」ハラッ…

時雨(なんとか前髪だけで済んだか……)

時雨(……ウィンとは違う、剣という土俵で戦えるこの喜び……! 不謹慎だが……少し燃え上がってしまうな……!)ゾクゾクッ


ガッ ギイッ!


「す、すごい……悪魔と剣で戦ってる……」


黒騎士(コイツ……ツヨい……!)


時雨「ここまで全力で剣を振れたのは初めて……だっ!」ブンッ!


黒騎士「ハアっ!!」ガキイッ!


時雨「人間らしい声も出せるじゃないかっ」バッ


黒騎士「ヒサシくコエを出シテイナカッタからな……」


時雨「化け物味が薄れて、こちらとしてはやりやすいがな」チャキッ


黒騎士「ヤリヤすかろうが、ヤリニくかろうが……我ラは剣を交エルのみだ」


時雨「その通りだ……な!」ゴオッ!

ギイッ ズバッ!


黒騎士「感覚が研ぎ澄まされていく……。貴様と戦えて我は幸運だ」


時雨「こっちこそ。身に着けた技術をどれだけ使ってもいい機会をくれて感謝するよ」


黒騎士「だがそう長くは戦っていられない」


時雨「うん」


黒騎士「次の一撃で決めさせてもらおう。見えたなら避けてみせろ」スウ…


時雨「突き、か」


黒騎士「…………………」


時雨「………………」


黒騎士「………………」


時雨「……」


「どっちも止まっちゃいましたよ……?」


時雨「…………」


黒騎士「………フッ!」ゴオッ!!


時雨「はあ!」


ギイン……ッ!


時雨「……」キンッ


黒騎士「……見事」ガシャンッ!


「か、甲冑が砕けた……!」


時雨「……そんな顔をしていたんだな。綺麗な顔だ」


黒騎士「戦争で身に着けた技術が、終わってみれば危険なものと言われ……人間に絶望し悪魔へと身を墜としたが……」

黒騎士「貴様のような手練と戦えてスッキリしたよ。……もう思い残すことはない」

黒騎士「……魔王様、無様に負けることをお許しください」


さああああ……


時雨「……黒い騎士よ。あなたは最後まで立派に戦い抜いた。その姿、私は忘れない」


ーーーーー

ーーー

スタジアムーー


アンモビウム「ここに奴が……」ザッ


ウィン「お、来たね~」


アンモビウム「貴様との決着をつけるためにな。さあ、やろうか」


ウィン「時間魔法【クロック】」ユラ…


アンモビウム「遅い」パッ


ナナ(き、消え……あっち? あ、あれ!? また消えました!)


ウィン「魔弾【シュート】」ゴギュオオオッ!


アンモビウム「ふん」ズルオオオ!


ウィン「その根っこ邪魔。神弾【ネオ】」カッ!


アンモビウム「無駄だ。貴様程度の魔法では私の根の成長速度を上回れん。そして……」ズルウッ!


ギチィッ……!


ウィン「……」


アンモビウム「こうなってしまえば貴様もただの小娘だ」


うぞうぞっ


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオオオウッ!


アンモビウム「な……っ!」


ウィン「もうそれは効かないよ。ボクの体はナナにしか反応しない。神弾【ネオ】」ゴッ!!


アンモビウム「く……!」パッ


ナナ「え……」


アンモビウム「ナナというのはこの娘か! こいつを殺せば……!」


ウィン「魔弾【シュート】」ゴウッ!


アンモビウム「どうした! 大切な娘が狙われて臆したか! 魔法にいつもの威力が……」


ウィン「ナナに手を出すな」コオオ…!!


アンモビウム「ひっ……!」


ナナ(あーあ……。敵に言うことではありませんが……ご愁傷様です)ナムナム

アンモビウム(お、落ち着け……。奴の魔法は私の力と同種の時間湾曲系だ。そして私の能力は奴の魔法より強い!)


ウィン「魔弾【シュート】」ゴオオオオッ!


アンモビウム「ぐおおおおおおっ!!?」ジュウウ!

アンモビウム(な、なんだ!? 奴が突然背後に……!)


ウィン「遅い。神弾【ネオ】」カッ!!


アンモビウム「がっ……!!」ゴシャアアア!

アンモビウム「く……くそ……!」フラフラ

アンモビウム(時間を引き伸ばして逃げるしか……!)ユラ…


ウィン「逃さない」ユラ…


アンモビウム「く、来るな! 来るなあああああ!」


ウィン「時神魔法【クロノス】」カチッ


ゴギャアアアアアアアアアアアッッッ!!!


アンモビウム「うぐおおおおおおおおお!!!」

アンモビウム「……ハッ……ハッ……!」プシュウウ…


ウィン「まだ息があるのか」


アンモビウム「ぐ……貴様一人に使うには過ぎたものだが仕方ない……! 我が闇の力を……」


ウィン「……」キュオオオ…


アンモビウム「あ」


ウィン「時ノ頂・玉響【タマユラ】」ユラ…


ゴ ッ ! ! !


アンモビウム「あがあああああああああああっっ!!!」ジュッ!

アンモビウム(私が感知できない程の速さで時間を捻じ曲げた……だと……)


さらさらさら……


ナナ「消えちゃいましたね……」


ウィン「よーし、急いで暗黒樹の討伐のお手伝いに行こー!」


ナナ「き、切り替え早いですね」


ウィン「今はまだ振り返る時間じゃないよ~。とにもかくにもこの戦いを終わらせなきゃ~」


ナナ「そうですね! ではウィンさんのホウキの後ろに乗ります。ハグでできるだけ魔力を回復させつつ暗黒樹のもとに向かいましょう!」


ーーーーー

ーーー

街中ーー


リーリア「なーんだ、みんな避難しちゃってるじゃない」


ソフィア「ではできるだけ建物を壊しておきましょう。遠くから見ても絶望できるよう、燃やして煙を上げるのもいいかもしれません」


リーリア「そうね。それじゃあ早速……炎弾【ファイアボール】!」ボッ!


ヴィーネ「聖盾【ホーリーシールド】!」ギィン!


茜「……」ザッ


サリア「この街は壊させない」スッ


リーリア「あら、逃げてない人間もいたのね」


スフィア「……トッププロですね。魔王様が特に注意するようにと言っていました」


リーリア「へえ。それは警戒しないとね」ズ…ッ


ズオオッ!!


茜「これは……」


リーリア「三人まとめて来られると面倒だから、闇の壁で街を区切らせてもらったわ。ソフィア、そっちの人はお願いね」


ソフィア「はい、リーリア様」


ヴィーネ(要救護対象……ソフィア・ルナールさん。悪魔化された人間よね)

ヴィーネ「あなた一人で私と戦うの? 大丈夫?」


ソフィア「一人くらいなら私だけでもやってみせます。リーリア様が信頼して任せてくださった以上、負けません」


ヴィーネ「オッケー。覚悟できてるならいいよ」


茜「お前は一人でいいのか?」


リーリア「癪だけど、私の体は魔法使いに改造されてるの。それこそ並のプロくらいなら制圧できるくらいの強さにね」

リーリア「……というか驚かないのね。チームが分断されたっていうのに」


サリア「こうなることは視えていたからな」


リーリア「……ああ、未来視。魔王様が妨害してたはずだけど」


サリア「私をそこらの未来視使いと一緒にされては困るな」


リーリア「ふーん……ま、いいや。結局殺すことに変わりはないしね! 四大魔法【アルケー】!」


茜「腕神化魔法【ネオ・アーム】」ブワッ


ゴッ!!


リーリア「……へえ」ゾクッ

ソフィア「……向こうは戦い始めたようですね」


ヴィーネ「じゃ、こっちもやろうか! 聖弾【ホーリーボール】!」キュパッ!


ソフィア「暗幕【ダークカーテン】!」ズオッ!


ヴィーネ「うぬう……やっぱり相性悪いか……」


ソフィア「闇凝結【ダークコンデンス】」


ズズズ……ッ!


ヴィーネ「うおお……!?」


ソフィア「お願いします、闇の龍さん」


闇龍「…………」ゴオッ!


ヴィーネ「神聖魔法【ホーリー】!」ギュワッ!


ズオッ! バシュウッ!


ソフィア(やはりトッププロ……この大群にも臆さず向かってくる……)


ヴィーネ「この程度……レイアさんの速さには及ばない! 神聖・球【ザ・スフィア】!」ゴオウッ!


グググ……!


闇龍「…………!!!」ジュオオオオッ!!


ソフィア「な……!」

ソフィア(あの大群を貫いた……!?)


ヴィーネ「あとはあなただけだよ!」バッ

ヴィーネ「天聖魔法【アマテラス】!!」


カッ!!!


ソフィア「闇凝結【ダークコンデンス】、五重防御壁【フィフスダークカーテン】!!!」


ゴオッ!!!


ヴィーネ「うっそ、あれ止める!? プロになってれば良かったのに!」


ソフィア「御冗談を……! 闇凝結【ダークコンデンス】、大槍【ダークジャベリン】!」ギュオッ!


ヴィーネ「神聖・匣【ザ・キューブ】!」ガチンッ!


ソフィア「く……硬いですね……!」


ヴィーネ「プロとやってるみたいにヒリヒリしてるよ……!」

ヴィーネ「これなら対魔王用に用意してた魔法を使っても大丈夫そうだ」ニッ

ソフィア「な、なに……?」タジ…

ソフィア(と、とにかく防がないとまずい!)

ソフィア「五重防御壁【フィフスダークカーテン】!!」ズオッ!


ヴィーネ「茜の真化魔法に負けられないと思って特訓したんだ。それでも防げないと思うよ!」

ヴィーネ「神々聖霊魔法【セレスティアルサークレット】!!!」


コオ……!!


ソフィア「空が……」


リーリア「な、なに!? 急に明るく……!」


ヴィーネ「いっけえええええええええ!!!!」


カアアアアアアアアアアアアッッッ!!


ソフィア(の、残りの龍も防御に……!)ズオッ!


バシュン! バシュン!


闇龍「……!!」ジュオッ!


ソフィア「あ……!!」


ドオオオオオッ!!


ヴィーネ「ソフィアさん!」ガシッ!


ソフィア「う……ん……」シュウウ…


ヴィーネ「ほっ……」

ヴィーネ(神聖魔法で体を貫いて、魔界の毒素を浄化……。成功する可能性が高いとは言え、実際に成功すると安心するわ)

ヴィーネ「茜ー! こっちはもう大丈夫ー! そっちも終わらせちゃってー!」


リーリア「大丈夫って……まさか!」

リーリア(ソフィアの闇の力を感じない……。そんな……悪魔化を解かれた……!?)


茜「うん、心置きなくやらせてもらうよ」


リーリア「……ッ!」ギリッ

リーリア「ソフィアを……! 返せえええええええ!!!」ゴオオッ!

茜「!!」


リーリア「はあ……はあ……!」


サリア「様子が変です。落ち着いて対処を……」


リーリア「どうやら……闇の力が強ければ強いほど……未来視もできないみたいね……!」ググ…!


ズズズ……!


リーリア「ふう……」


茜「……なんだその姿は」


リーリア「気持ち悪くてやりたくないけど、私の闇の力を全開放した姿よ」


サリア「闇が触手みたいにサキュバスにまとわりついてますね……」


リーリア「闇弾【ダークボール】!」ズオッ!


茜「サリア!」バチイッ!


リーリア「いい判断力ね」スッ


茜(後ろを取られた……!)


リーリア「雷弾【サンダーボール】!」バチッ!


茜「がっ……!」ビリイッ!


サリア「と、未来視【トキ】……」ズキンッ

サリア「ぐっ……! 未来が視えない……!」


リーリア「私の闇の力が強すぎるからかしら? あなた程度の魔法ではこの闇は見通せないわよ」


茜「未来視とか、作戦とか……一旦置いておくよ」チリ…ッ

茜「真化魔法【ヒーロー】」ゴオッ!


ギュパアッ!


リーリア「見えてるわよ! 獄炎魔法【ヘルフレイム】!」ゴウッ!


茜「ふっ!」フォッ!


リーリア「風斬魔法【かまいたち】! 火焔放射【フレイムスロワー】!」ゴオオオッ!


茜「くっ……!」バッ!


リーリア「逃げるだけえ? 速さは確かにすごいけど、それだけじゃあたしは倒せないわよ!」ジュオ…!

サリア「触手が魔力を一箇所に固めてる……」


茜「サリア、あの魔力の塊に一回だけ攻撃して。揺らいだ瞬間に突っ込む」


サリア「そんな……私のシュートじゃほんの一瞬魔力がブレるかどうかですよ?」


茜「一瞬でいい」


サリア「っ」ゾッ

サリア(久しぶりに試合中の茜さんの表情を見ましたが……ここまで気迫ある顔は初めてですね)


リーリア「この全魔力開放で、この街ごとあなた達を殺してあげる……!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!


サリア「魔弾【シュート】!」


茜「っ」ギュン!


リーリア「!」バチン!

リーリア(今更そんなカスみたいな攻撃……?)


茜「ーー見えた」


ゴッ!!


リーリア「はあっ!!? あんた、この中に手突っ込むなんて何考えてるのよ!!」


茜「お……オオオォォォォォオオオ!!!」ジュオオオオオッ!!


リーリア「!?」ガクンッ!

リーリア「う、嘘、バランスが……」グラ…


茜「そんな莫大な量の魔力、誰も器用に扱えないよ。無理やり魔力の流れをずらせば……」パッ


リーリア「やめ、止まって……! あ、嘘、うそうそうそ……っ!」ズルウッ!


サリア「……あれだけの強さの闇です。「飲み込む力」も途方もないはず」


リーリア「いやあああああああああ! 出して! 出してええええええ!!」


茜「自分の闇の中に囚われちゃったね。これでこのサキュバスは無力化成功ー」ノビー


サリア「悪魔である彼女自身は闇で死ぬことはないはずです。この上なく理想的な無力化ですね」

さらさらさら……


ヴィーネ「お、闇の壁が消えた」


茜「お疲れ様ー」


ヴィーネ「お疲れ! ……その黒い球体は?」


リーリア「ううう……」


サリア「中にサキュバスが入ってます。自分の魔力に飲み込まれて、出ることもできないみたいです」


ヴィーネ「おお!」


茜「ソフィアさんの救出も成功ですかー?」


ヴィーネ「うん。近くの医療基地に預けて、私達も暗黒樹のところに急ごう!」


サリア「はい!」


茜「はーい!」


ーーーーー

ーーー




医療基地ーー


スフィア「……リーリア……」


リーリア「……」


スフィア「私は……人間でした。悪魔じゃなかった……」


リーリア「……そうよ。あなたは人間。私があなたを洗脳したの」


スフィア「……人間である私がこんなことを言ってはいけませんけど……あなたと過ごした日々、とても楽しかったです」


リーリア「……」


スフィア「もし……もし、あなたがこの世界にいることを許されるなら……また、あなたと……」コテン


リーリア「……バカね。言い終わる前に寝るんじゃないわよ」

リーリア「魔王様が勝つにしても、あたしはこの戦いの間はこの闇の中だし……。同じ病室であなたの話相手くらいにはなってあげるわ」


ーーーーー

ーーー

海上ーー


フィッシュ「ゴオオオオオアアア!!!」


ザバアアアアアアン!!


リズ「ひいい……!」


ルク「リズ、魔獣化のタイミングは覚えてますね?」


リズ「う、うん! 目線が合う一瞬だけ!」


ルク「タイミングを外すと重みであなたごと海に落ちますからね……。リズが視線で痺らせて、スフィアさんが聖なる炎で悪魔化して体内に巡っている毒素を浄化させる……それが作戦です」


スフィア「しくじるんじゃないわよ! ドラゴン達もかく乱を!」


レイアラピス「はい!」


クリア「うん!」


フェリス「は、はい……!」


ゴオオオッ!


ラピス「ギャオオオオオオオ!」ゴオオオッ!


フィッシュ「ゴアアアアアアアアアア!!」バシュウウウッ!


ラピス(く……攻撃の規模が大きすぎます……!)


レイア「遠くからの炎でだめなら……接近戦!」ゴウッ!


ゴッ!


レイア「固っ……!」


フィッシュ「ゴオオオオオオオッ!!」ブンッ!


バシイッ!!


レイア「がっ……!!」


フェリス「お母さん!」


レイア「だ、大丈夫よ……」

レイア(とは言っても、私が固めた鱗でさえこれだけのダメージ……。他のみんなが食らったらひとたまりもないわね)


スフィア「遠心力で叩きつけただけであの攻撃力……ちょっとまずいんじゃない?」


ルク「私達が前に出て盾になりますか?」


スフィア「私はともかく、あなたは本当の意味での不死じゃないんだからだめよ」

スフィア「ひとまず……氷!」バキバキバキッ!


フィッシュ「ゴオアッ!!?」


レイア「ナイスです! フェリス!」


フェリス「う、うん!」


レイアフェリス「黒鋼親子連撃!!!」


メゴオオオッ!!


フィッシュ「ギャオオオオオオオオオッッ!!」バキバキッ


ラピス「レイア! 屈折!」ピカァッ!


クリア「フェリスも!」ピカーッ!


ブオンッ!!


フィッシュ「ゴ……オ……?」ジロリ


ルク「黒鋼親子が攻撃し、水晶親子が離脱の手伝い……素晴らしいコンビネーションですね」


リズ「……ルク! あれリズ達にもかけてもらおうよ!」


ルク「ですね。ラピスさん!」


ラピス「はい! 聞こえてました! 屈折!」ピカッ!


ルク「リズ……行きますよ!」


リズ「うん!」


ゴオオオッ!


ラピス「解除!」パッ


リズ「ジュラアアアアアアアア!」ギロッ!


フィッシュ「ガ……ッ!」ビクウッ!


リズ「人化!」ポンッ


スフィア「よくやったわ! あとは私が……」


フィッシュ「ガアアアアアアアアア!!!」


ブオン! ブオン!!


レイア「そんな……。バジリスクの視線を受けても数秒しか止まらないの……!?」

幽霊「あのー」ヒョコッ


スフィア「な、なに!?」ビクッ


幽霊「あ、驚かせてすみません。私、かつてのフィッシュの友達です。もう幽霊ですが……」

幽霊「もし可能なら、フィッシュの背中にできるだけ近づけませんか? 地縛霊なので、一度フィッシュに憑ければ振り落とされないはずです」


スフィア「……ああ、確かにあなたのこと見た覚えがあるわ。……フィッシュそのものに対する地縛霊なのね」


幽霊「はい。背中にたどり着いたら、フィッシュの大切な洞窟に入ります。そこでなら精神そのものと対話ができるはずですから」


スフィア「分かったわ。振り落とされないでね!」ゴオッ!


幽霊「幽霊なので大丈夫です!」


スフィア「ルク、リズ! もう一回だけあいつを痺れさせて!」


ルク「は、はい!」


リズ「うん!」


フィッシュ「ゴガアアアアアアアアア!!!」バシャアアアアッ!


ルク(波しぶきに隠れて……!)

ルク「今です!」


リズ「ジュラアアアアアアア!」ギロッ!


フィッシュ「!」ビリッ!


リズ「人化!」ポンッ


スフィア「間に合え……っ!」


ズザアアアアア!


幽霊「の、乗れました! フィッシュの背中ですよ!」


スフィア「よ、よし! 早く洞窟に行くわよ!」

背中の洞窟ーー


スフィア「こんなところがあったのね……」


幽霊「外が嵐の時は、ここでフィッシュとお話してたんですよ」


スフィア「へえ……」


ぼわあ……


幽霊「あ、あったあった。これがフィッシュの核って言ってました」

幽霊「これに手をついて精神を集中させると、フィッシュとお話できるんです」ピトッ


スフィア「こう?」ピトッ


◆◆◆◆◆

◆◆◆




フィッシュ「おお……君は……」


幽霊「えへへ。久しぶりだね、フィッシュ」


フィッシュ「ああ、本当に久しぶりだ。それにスフィアも……」


スフィア「ちょっと、この空間黒いんだけど」


フィッシュ「悪魔化の弊害だな。奥底の自意識は保っていられたが、それ以外全ての精神を乗っ取られてしまったよ」アッハッハ


スフィア「呑気ねえ……」


フィッシュ「スフィアがここに来てくれたのなら、もう恐れることはない。スフィアの炎でこの空間を焼ききってくれ!」


スフィア「そのつもりよ。幽霊の子、黒いのがフィッシュから剥がれたらフィッシュを思いっきり引っ張ってね」


幽霊「はい!」


スフィア「せえ……の!」メラッ!


ゴオオオオオオオオッ!!


幽霊「フィッシュー! うぬおーー!!」グイイッ!




◆◆◆

◆◆◆◆◆

フィッシュ「ガ……オ……」ピタッ


リズ「止まった……?」


レイア「中のスフィアさんが何かしたんでしょうか……」


ルク「恐らくは……。この魔力の流れはスフィアさんの聖なる炎だと思います」


フィッシュ「グ……」ユラ…


バシャアアアアアアアンッ!


フィッシュ「グー……グー……」


ラピス「寝てます……ね」


スフィア「おーい」バサッバサッ


幽霊「悪魔化の阻止、成功しましたよー!」


ラピス「ほんと!? わーい!」


フェリス「よ、よかったあ……」


ルク「ここですべき事は終わりました。休みたいところですが、暗黒樹を止めないと」


ラピス「その通りですね。急ぎましょう!」


ーーーーー

ーーー

スフィアになっちゃってる。ソフィアに脳内修正

アウローラーー


王女「東側に戦力増やせない!? ちょっと押され気味!」


皇女「北地区が優勢だから、第5、第6分隊を東側に。できるだけ迅速に移動して!」


「はっ!」


ーーーーー


「レティス様! シエラ様! 東側へ移動の伝令です!」


レティス「……」コクン


シエラ「一年生組移動するわよ!」


カーム「は、はい!」


やよい「カームちゃん、移動の間は喋らなくていいよ。歌う時のために喉を休めないと」


カーム「!」コクン


ロロナ「東側って……」キョロキョロ


シエラ「こっち!」


悪魔「ギャオオオ!」バッ


シエラ「邪魔! 光爆弾【ライトニングボム】!」カッ!


ドドドドオッ!


悪魔「ヒギャアアアア!」バタバタ


シエラ「ポメ、しんがりは任せるわよ!」ダッ


ポメ「りょうかい!」


東地区ーー


鬼「ゴオオオオウッ!!」


ロロナ「な、なにあれ……!」


やよい「クロエ先輩が戦ったっていう鬼かな……」


シエラ「カーム、バフをお願い! 光爆弾【ライトニングボム】!」


カーム「うん! 福音魔法【ゴスペル】!」ラァー♪


ドドドオッ!


鬼「ゴアアアアアアッ!!」グラ…

鬼「ブフゥー!!!」ズシン!


ポメ「倒れない……!」

鬼「……」ギロリ


レティス(シエラが睨まれてる……? まさか狙いをシエラ一人に……)


鬼「ゴアアアアアアアアアアッッ!!」ブン!


シエラ「!」


レティス「だめ! シエラは私が護る!!」ゴオッ!!

レティス「防御魔法【シールド】!!」


ガキインッ!!


鬼「ゴ……!」ビリビリ…!


ポメ「え……! すごいすごい! あんな固いシールド見たことないよ!」


レティス「シエラ! シエラのことは絶対に私が護るから!」


シエラ「お嬢様……」


ポメ「よーし! うちもやるぞー!」


シエラ「……ポメ、皆からの魔法の支援を受けて」


ポメ「? 分かった!」


シエラ「お嬢様。今の心持ちならなんだって叶えられるはずです。ポメに全力の支援を!」


レティス「うん!」ギュッ


やよい「意識操作魔法【フォーカス】! ポメちゃんの魔力の流れを鮮明に!」


カーム「福音魔法【ゴスペル】!」ラァー♪


ロロナ「揺動魔法【シェイク】!」


レティス「ポメは……最強!」


ポメ「おおおおおおおお!」ゴオオオオッ!


鬼「!!」


ドオオオオオオオッッッ!!


鬼「グゴアアアアアアアアアア……ッッ!」サラサラサラ…


ポメ「よっし! 倒した!」

ギュン!


やよい「あ、あれ、ポメちゃん?」


ーーーーー


「か、各防衛拠点から悪魔消滅の報告!」


王女「な、なにあの魔力の塊……!」


皇女「神魔法とか、頂魔法とか……そういう次元じゃない……!」


ーーーーー


東地区ーー


ゴギャアアアアアアアアッッ!!!


シエラ「あ、悪魔全消滅……」


ポメ「アウローラをひとっ飛びしてきたよー!」アッハッハー!


王女『アウローラ全国民に告ぐ! リリウムに行った我らが姫君とその友達5名! 彼女達のおかげでアウローラ周辺の悪魔は全て消滅した!』


オオオオオオオオッ!!


やよい「ポメちゃん! やったよ!」ギュー!


ポメ「……」


カーム「で、でもまだ苦々しい顔を……。まさかまだ敵が……?」


ポメ「……動いたらお腹空いた」グウウウ…


ロロナ「……ふふっ」


レティス「ポメにありったけのご飯を! アウローラ外の戦況を見て、それから再出撃をかける! 皆のもの、しばしの休息をとれ!」


ハッ!!!


ーーーーー

ーーー

>>963
>>957のスフィアは全部ソフィアですね…
大事なところミスってしまいました…

リリウム戦は明日以降投下します
書き途中ですが、長くなりそうな気配があります
このスレの残りでは投下しきれないかもしれないので、8スレ目を立ててそちらに投下する可能性があります

完結後は何か予定ある?小ネタとか新スレとか

乙です。最終決戦特有のインフレがすき

乙乙

スフィアの世代の不死鳥が全部悪魔になったって話は回収されるのかね

>>969
完結後はできる限りの小ネタやアフター話を書こうと思っています!

書き溜め終わってるかな?期待

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復旧したの気付いてるかなぁ

新スレ立てました!
【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! これで最後!」【百合】
【安価】クロエ「リリウム魔法学校へ! これで最後!」【百合】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1618398982/)

このスレの残りはウィンの過去話、時雨の過去話を投下したいと思います

エピソードゼロ ウィン・フォルクス

~~~~~

ボクは、昔からマホリオが大好きだった。
ド派手な魔法! 意表を突く攻撃! 考えられた作戦!
どんな試合でも喜んで見ていたし、再放送だろうと構わずテレビにずっと釘付けになっていた。

『プロも絶賛! のびーるマジックチョコ!』

マホリオ選手が出ていれば、どんなに長いCMだって気にならない。それほどボクはマホリオが大好きだった。

「ウィンー。収穫祭に行くわよー」

「あ、はーい!」

しかしこの日は収穫祭だった。後ろ髪をひかれる思いでテレビを消し、お母さんの後について家を出ていく。

街中に近づくほど祭りは賑わいを見せ、魔獣の格好をした人ともたくさんすれ違う。
今日のボクは憧れのトッププロのレプリカユニフォームを着ている。魔獣化の魔法を使う、変身魔法がかっこいいトッププロ。ポーチに杖も入れて準備万端だ。
魔獣や悪魔の格好をした人にもお菓子を分け与えることで、人間だけでは消費できないほどの作物の豊穣を祈願する。それが豊穣祭。
だから、ボクは魔獣化プロの格好をしている。
格好だけだけれど、とても強くなった気がする!

「ふふーん♪」

「嬉しそうねえ」

お母さんが笑いかけてくる。

「だってプロの格好ができるんだもん、嬉しいよ!」

もふもふと犬耳帽子を揺らしながら答える。
お母さんは笑みを深めて、頭を撫でてくれた。

「それじゃあ出店を見て周りましょうか」

「うん!」

ーーーーー

ーーー

綿あめ、缶ジュース、パンプキンケーキ。
いろいろなお菓子を食べて飲んで公園で一息。
ふとぶるりと体を震わせて、お母さんの裾を引っ張る。

「おしっこ……」

「あら……ジュースたくさん飲んだものね。この公園は確か公衆トイレが……」

キョロキョロと見回せば、確かに公園の角にトイレがあった。

「ひとりで行ってくる!」

子供ながらの見栄を張り、一人でトイレへ。
何事もなくトイレから出た時、トイレの裏……ちょっとした林の方へ向かう女の子が見えた。

「そっち行くと危ないよ!」

「!」

後ろから声をかけるとその子は青いショートヘアーをふわりと跳ねさせ驚いて振り返った。
暗い中でも目立つ紅い瞳がパチクリとしている。

「こんなに暗いのに森の中に入ったら怪我しちゃうよ」

「で、でもお母さんがいなくなって……さっきはあっちにいたから……」

どうやら迷子らしい。となるとボクのとる手段は一つだった。

「ならボクも君のお母さんを探すよ! まずはボクのお母さんのところに行こう!」

「いいの……?」

「うん!」

ちょっとしたお姉さん気分で林から出ようとした時、背中に冷たい感覚が走り抜けた。
女の子の手を引っ張って一気にしゃがみ込む。

「ホォー!」

直後しゃがんだボクらの真上を何かが通り抜ける。
暗くてよく見えないが、どうやら鳥の魔獣がいるらしい。
木々の中で一際甘い匂いを漂わせているボクらを餌だと思っているのか、ひりひりとした視線を感じる。

「ボクの後ろにいて」

「あ、危ないよ……!」

女の子を背中に隠し、ポーチから杖を取り出す。
魔獣化はできなくていい。でも今は、今この時だけはあのプロのように……!

「へん……しん!」

「ホォーー!」

自分に喝を入れると同時に鳥が飛んでくる。
避ければ女の子が襲われるだけだ。それはできない。
ならば。

「魔弾【シュート】」

「ギャオーッ!」

努めて冷静に、杖から魔法を放出する。
バチリと魔法が当たった感覚。次いでどうっと地面に何かがぶつかった音。

「たお……した?」

ぷしゅうと自分の中から力が抜ける感覚があった。
集中しすぎて、緊張の糸が切れたようだ。

「おーい、ウィンー?」

待ちかねたのか、お母さんがベンチからこちらにやって来た。
そして腰が抜けたボクと倒れた魔獣を見つける。

「……こら、ウィン! 魔獣と戦ったの!?」

「うっ、だ、だって急に襲われたから……!」

「近くに私がいたんだから走って逃げていいのよ! もう! ケガはない!?」

怒りつつも心配してくれるお母さん。
その光景を見ていた女の子が口を開く。

「あ、あの……その子は私を守ろうとして……」

「……ウィン、そうなの?」

「うん。だってこんな暗い中でこの森を走り抜けようとしたから、危ないと思って声かけたんだよ」

「そしたら魔獣さんに見つかったみたいで……ごめんなさい!」

事実を伝えると、お母さんはしばらく呆然としていた。
そして少しして。

「……そっか。ウィン、よくやったね」

今度は褒めてくれた。それがすごく嬉しくて、ついついぎゅっと抱きついてしまう。

「あなたはどうしてこの中を通ろうとしてたの?」

「ま、迷子になっちゃって……さっきまでお母さんとあっちにいたから戻ろうと……」

「ね、お母さん。一緒にこの子のお母さん探してあげようよ!」

「そうね。無視はできないもの」

お母さんはとっても優しい。迷子の子を見捨てるなんてことはしない。
左手でボク、右手で女の子と手を繋いで、女の子のお母さんを探し続けた。
街の案内センターでスピーカー魔法を使って呼びかけて、やっとお母さんと会えた女の子は大泣きだった。

「この度はうちの娘がとんだご迷惑を……!」

「いえいえ、探してる最中は泣きもせずにご立派でしたよ」

「ほら、謝りなさい」

「ごめんなさい……! ありがとうございました……!」

ぺっこりと頭をさげて謝り続ける女の子。
それを見てボクは、自分のポーチからお菓子を取り出した。

「これあげる!」

「え……」

「豊穣祭、全然お菓子もらえてないでしょ? ボクのお気に入りあげるから元気だして!」

女の子の手にそれを握らせる。
のびーるマジックチョコ。
CMでもやっている、大人気のお菓子。

「あ……ありがとう……」

「ん!」

申し訳ないという表情から笑顔に。
女の子のその花が咲いたような笑顔はとても素敵で、綺麗だなって思った。
女の子と別れて背中を向ける。せっかくだからお名前くらい聞いとけばよかったかな。また会えたらいいな、そう願わずにいられない。

「ナナ。私達も帰りましょうか」

「うんっ」

それが、歩き始めていたボクが聞きとれた最後の会話だった。

ーーーーー

ーーー

「へーんしん!」

ボクはそれから、魔法を使うときには必ず「変身」をするようになっていた。
あの時の集中力が呼び戻されるようで、学校でも魔法の成績が上がっていった。
そうなると魔法を撃つのが楽しくて、毎日魔力が空っぽになるまでマホリオの練習をしていた。
ある日は同級生と。ある時は上級生と。あるいは大人に混じってマホリオをすることもあった。
小学校を卒業する頃には、同級生では誰もボクに魔力の量でも質でも敵わなくなっていた。
中学校でもそれは変わらず。
ボク自身も変わることはなく、マホリオが大好きで、毎日マホリオの練習と称して近所のスタジアムや練習用フィールドに出かけていった。

「へへ~、今日もボクの勝ち~」

「いやー! ウィンちゃん最高! プロになれるわ!」

時々お母さんが見に来て、そのたびに熱烈な応援をしてくれた。
中学校大会でも勝ち続けて、でも中にはボクみたいに強い子もいて。やっぱりマホリオは楽しくてやめられそうになかった。
そしてボクは魔法の名門、リリウム魔法学校に入学することになる。

「よいしょ。君が同室の子かな? よろしくね~?」

「はい、よろしくお願いします!」

寮に引っ越した日には、すでに同室の子は準備を完了させていた。どうやらしっかりした子らしい。
その子は青いショートヘアーをふわりとさせて、紅い瞳を細めて笑う。

「ウィン・フォルクスって言うんだ~。将来の夢はマホリオのプロになること~」

「私はナナ。ナナ・ヴァーミリオンです。将来の夢は……まだ分かりません。けど、ここでたっくさん魔法の勉強がしたいです!」

これがボクの今までのお話。
マホリオが好きで、それは今でも変わっていない。
マホリオが強くなったのは、あの女の子がいてくれたおかげ。
今でも強くなれるのは、最愛の人がいるからこそ。
今までも、これからも、好きなもののために戦い続ける。
それがボク、ウィン・フォルクスの人生だ。

ウィン編はここまで

なお数年後、ナナと「昔豊穣祭で出会った女の子の話」をして、お互いに「あの時の女の子!」ってなります。

エピソードゼロ 早川時雨

~~~~~

私にはリリウム入学当初、気に食わない奴がいた。
いつものほほんと眠たそうな目をしていて、まとった空気もマイペースそのもの。
なのに周りの人は皆羨望の眼差しで見つめ、あげく「天才」やら「神童」やらと崇めている。
それがどうも面白くなかった。

「ナナ~、食堂どっちだっけ~」

「こっちですよ。一緒に行きましょうか、ウィンさん」

今だって目の前であくびを噛み殺しながら迷子になっている。
こんなゆるい奴が尊敬される理由が分からない。

「……」

ふとその眠たげな眼差しがこちらを向いて止まった。

「……ねえ君。ボクとマホリオで戦わない?」

「な……」

すう、と細められる目。まとった気配がにわかに、かつて剣道の大会で味わったような鋭いものに変わっている。

「ダメですよ、もう。寝起きでふらふらなんですから、まずは朝ごはんです。あなたも汗をかいてるところを見るに、朝練かなにかをしてきたんですよね? そんなところを呼び止めてすみません。早く汗を流したいですよね」

隣の少女がぺこぺこと頭を下げながら謝る。
どう答えるか迷っているうちに、ほら、食堂はこっちですよと背中をぐいぐい押して歩いていってしまった。

「……なんだったんだ……あの気配は」

呑気な彼女からは想像もつかない、ひりつくような気配。
……ぞくりとした寒気が体を震わせた。

その後もことあるごとにそいつの姿は見ていた。だが、あの時感じた鋭い気配は見ることがなかった。
気のせいかとも思ったが、私にはどうもあの時の視線を忘れることができなかった。
そして、その日は訪れた。

「今日は合同体育か~」

「レクリエーションみたいですよ。いろんな人と魔法を撃ち合って、同級生がどんな魔法を持ってるか確かめながら交流を深めるらしいです」

クラスをまたいだ、一年生同士での体育の授業。
その最中も私は彼女のことを見ていた。

「それじゃあいきますよ。魔弾【シュート】!」

この間も隣にいた少女がシュートを放つ。
ぽひゅうと飛び出たそれはものの数秒で空気に溶けて消えてしまった。

「じゃあ今度はボクの番だね~」

にこにこと笑っていたそいつの顔から笑顔が消えた。
やった動作は杖を構える、それだけだ。
たったそれだけでまとった空気が一変し、あの時の鋭い気配がやってくる。

「魔弾【シュート】」

少女に当たらないようにと放たれたそれは、私が今まで見たどのシュートよりも力強く、そして綺麗だった。

「こんな感じ~」

「す、すごいですウィンさん!」

次の瞬間にはケロッと元の雰囲気に戻っていた。
だが、あの一瞬だけ見せた気配。
あれは間違いなくあの朝感じたものと同じだった。

「ウィン・フォルクス……か」

「時雨さーん、魔法撃ってよー」

観察に夢中になっていた私に、組んでいた同級生から声がかけられる。
一言謝ってから私も魔法を撃つ。

「剣戟・飛燕!」

剣に光を集め、己の前面を斬る。
斬撃がごうっと飛び、燕のような形で突き進む。
光魔法を応用した自己流の魔法、剣戟と名付けたそれが私の得意魔法だった。

「時雨さんの魔法かっこいいー!」

「そ、そうか」

褒められ慣れていない私は、頬が赤くなるのを隠すためにそっぽを向く。

「……」

その時、あの目をしたウィン・フォルクスと目があった。
……だがその授業中は声をかけることもなく、何も起こることはなかった。

ーーーーー

ーーー

ある朝、私は寮の外で剣道の素振りをしていた。
毎朝の日課だ。

「198……199……200!」

心を落ち着かせ、200本。汗をかいた体で、そのまま軽く走り込みに向かう。

「はっはっはっ……」

朝の澄んだ空気が肺いっぱいに入る。
温まる体は朝冷えの空気で冷まされ、とても気持ちがいい。

「……ふう」

寮の入口まで戻ってきて一息。
これで私の毎朝の鍛錬は終わる。シャワーを浴びようと寮に戻ったところで、彼女の姿を発見した。

「ウィン・フォルクス……」

「ん~……?」

眠そうなまぶたをさらに眠たげにこすりながらこちらを振り向く。

「……私と仕合え、ウィン・フォルクス」

「……へえ?」

すう、とあの目つきに変わる。
やはりだ。こいつはマホリオが絡むとあの気配を見せる。
どれだけ強いかは知らないが、その魔法への自信を打ち砕いてやりたいと思った。

「今から修練場でだ。構わないか?」

「いいよ、行こう」

私は中学生時代、剣道に集中するということでマホリオの大会には出場してこなかった。
だから向こうは私の実力を知らない。
よっぽどマホリオには自信があるようだが、それはこちらも同じことだ。
鍛錬の日々を積み、リリウムではマホリオでも結果を残すつもりだった。
ならば一番手っ取り早いのは、この持て囃されている神童とやらを倒すこと。

修練場につき、扉を開ける。
互いに無言で浮き、剣と杖を構える。

「ーーいくぞ! 剣戟・飛燕!」

「魔弾【シュート】」

衝突、轟音。
飛燕がただの光となって拡散する。
それを利用し、息をつく暇も与えず別角度へと移動する。

「剣戟・飛燕!」

「魔弾【シュート】」

再び轟音。
相殺されるが、今度は一気に真後ろまで移動することができた。

「もらった……! 剣戟・朱雀!」

「魔弾【シュート】」

轟音。
そして「こちらを見ているウィン」と目が合った。
危険と判断し、一気に距離を取る。

(なんだ……!? 今私は奴の背後を……)

「試合中に考え事? 魔弾【シュート】」

「くっ!」

なんとか剣で弾く。
そうだ、戦いの最中に考え事などしている暇はない。
剣道と同じだ。一瞬の気の緩みが敗北に繋がる。

「剣戟・朱雀!」

「魔弾【シュート】」

朱雀は飛燕よりも範囲が大きい。故に拡散する光量も多く、今度はさらに簡単に背後に回ることができた。

「剣戟・双飛燕!」

より素早く、より避けにくく!
二羽の燕が飛んでいく。

「……時間魔法【クロック】」

当たったと確信した。奴が振り向いた時にはもう眼前にまで迫っていたはずだった。
だが「消えた」。頬に風を感じて背後を斬る。

「……っと」

確かに背後にはいたが避けられた。
だが収穫はあった。消えたあとに風を感じるということは、空間を接続するような瞬間移動ではなく、目にも止まらない程の高速移動だと推察できる。
ならばもっと速くーー。

「遅い」

剣の柄を抑え込まれ、胸には杖の感触。

「……負けたのか」

負けた。完敗だった。
そう認識するや否や、目の前から鋭い気配が消える。

「楽しかった~」

んー、と伸びをしながら、本当に楽しそうにそうこぼす。
その姿を見ていると、目の敵のようにしていたのがバカらしく思えて、ついふっと吹き出してしまった。

「ウィン・フォルクス。私の完敗だよ。こちらこそ楽しかった」

「こっちこそ戦ってくれてありがとうね~、時雨さん」

名前を知っていたとは驚きだった。一方的に知っていただけかと思い尋ねる。

「結構前の話だけど、朝すれ違った時にすごい魔力だーって思ってさ~。それからいろんな人に聞いて調べたんだよ~。「かっこよくて強い」とか「文武両道で素敵」とか~、みんな褒めてたな~」

「そ、そうか……」

ニコニコと話されると、顔が赤くなっていくのを抑えられない。

「な、なあ……ウィン・フォルクス。よかったら、その……私と友達になってくれないか?」

「いいよ~」

あっさりと承諾してくれた。この呑気さには頬が緩んでしまう。

「そうか、よろしくな。えっと……ウィン」

「よろしくね、時雨~」

呼び捨てで呼んでみると、向こうも呼び捨てで返してくれる。

「しかし驚いたよ。まさか同じ学校に時間魔法の使い手がいるとは」

「……!!」

そう、あれは時間魔法だった。気づいたのは最後の最後だったが、あの空間の揺らぎと移動の仕方。そこから察するに周囲の時間の流れを極端に遅くするものだったのだろう。

「時雨~! 友達だけど、時雨はライバルだよ~!」

「な、なに!? 突然なんだ!?」

「今まで初見でボクの魔法見破った人いないのに~……!」

「そうなのか?」

いや、あれだけの実力者だ。使い所を誤らなければ瞬間移動系や高速移動系の魔法だと思わせることもできるだろう。
現に私も最初は高速移動魔法としか思えなかったし、一対一という本来ならありえない状況だ。互いの魔力の流れにだけ集中できたからこそ見破れた可能性も高い。

「……汗かいちゃったねえ、時雨。寮に戻ろっか~」

「ああ、そうだな」

コツンと拳同士をぶつける。
「お疲れ様」と言葉にせずとも分かり合える。
扉を開くと、朝日が私達を包み込んでくれた。

寮への帰り道、ある提案をする。

「なあ、ウィン。よかったらマホリオのチームを組まないか? 正直、ウィンの実力には感服した。一番近くで戦いぶりを見て、その強さを学びたい」

「時雨とチーム……面白そうだね~。いいよ、組もっか~」

またもあっけらかんと答えてくれる。

「あ、でもボクもう一人と組んでるから、その子にも聞かないとね~」

その後は他愛もない雑談をしながら寮にたどり着いた。
寮の玄関扉を開けてみれば、奥の廊下からキョロキョロと辺りを見渡している一人の少女がいた。
確かウィンと同室の女の子だ。

「ウィンさん! こんな早くからどこに行ってたんですか?」

「時雨と修練場に行ってたんだ~。強かったよ~」

「ま、まさか戦ったんですか? 二人ともケガは……」

「してないよ。心配させてしまってすまない」

ほっと胸を撫で下ろす少女。どうやらとても心優しい女の子のようだ。

「ナナ、こちら早川時雨さんだよ。時雨、こっちは同室のナナ・ヴァーミリオン」

「ナナさんか、よろしく頼む」

「同級生なんだし呼び捨てでいいですよ。時雨さん」

自分こそさん付けしてるじゃないかと言おうと思ったが、ウィンにもさん付けをしているところを見るにこの子の癖みたいなものなのだろう。

「そうか、じゃあ……ナナ、よろしく」

「はい!」

にこりと微笑む。

「それでナナ、相談なんだけど~。ボク達のマホリオチームに時雨を入れてもいいかな~?」

「修練場で戦ってるんですもんね。そのお二人が互いの実力を見て決めたことなら私は構いません!」

「そっか、よかった~。じゃ、時雨。これからよろしくね~?」

「ああ、よろしく頼む!」

ウィン、ナナ、私。
リリウムの新一年生トリオはこうしてチームを結成することとなった。
ナナは最初魔法の扱いが上手くなかったが、寮も同じということで毎日のようにウィンと練習を続けていた。
結果としてチームは一年目から全国大会優勝という成績を残し、世代を代表するトリオへと成長していくことができた。
まさかウィンとナナが一年後に付き合うようになるとは思わなかったが、今思えば最初からとてもお似合いだったように思う。

「198……199……200!」

そしてプロとなった今も毎朝の日課は欠かさない。
汗を拭き、練習場へと向かう。

「早川時雨入ります!」

私は今日も鍛錬をする。
大切な友達のナナ。
そして友達でありライバルでもあるウィン。
この二人に恥ずかしい戦いは見せられない。
さあ、今日も気を抜かず。

「よろしくお願いします!」

頑張ろうじゃないか!

これにて時雨編も投下終了です

本編は次スレにて、明日から更新していきます

読者の書き込みがなければあと1つくらい小ネタ投げる余裕ありそうだけどどうする?

書き溜めもありませんので、このスレは埋めてもらってかまいません!

折角だし完結後に見てみたい小ネタの案でも書いてみようかな

ゼーレ先生の授業風景とか

些細な事で大喧嘩するイリノワとかイオモミが見たいかも
ちゃんと仲直りするところまで

ソフィアの後日談は見たいかも

埋めちゃうか

うめ

うめ

うめ

うめ

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 04:00:58   ID: S:hJxVq8

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