向日葵安価で赤座さんと仲良くなりたいんです」綾乃「えっ?」 (52)

生徒会室

向日葵「杉浦先輩…今いいでしょうか?」

綾乃「古谷さん? えぇ、もちろんよ。何かあったのかしら、随分と深刻そうな顔してるけど…」

向日葵「…はい、実は…」


綾乃(古谷さんがこんな顔するなんて絶対に何かあるわ…それに、大室さんじゃなくて私に相談するんだもの。一体…何が?)


向日葵「実をいいますと赤座さんと仲良くなりたいんですが、何かいい方法はないでしょうか?」

綾乃「え?」

向日葵「その…恥ずかしい話ですが、わたくしと赤座さんってあまり仲良くない気がしまして…」

向日葵「いえ、もちろん嫌ってるわけではありませんが、2人で話すことが少なくて…もしや、あまり仲良くないのではと思いまして…」

綾乃「あ、あぁ…そう、そういうことね」


綾乃(とは言われたものの…私も友達が多い方ってわけじゃないし、赤座さんとも絡みが多いわけじゃ…でも副会長として後輩の悩みを解決しないと)


向日葵「やはり…難しいでしょうか?」

綾乃「し、心配はノンノンノートルダムよ。そうね、>>3





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1544778635

プレゼントよ

綾乃「プレゼントなんていいんじゃないかしら?」

向日葵「プレゼントですか? 誕生日でもありませんのに?」


綾乃(た、確かに…誕生日でもなんでもないのにプレゼントって変なのかしら? でも言った手前、押し切るしかないわ)


綾乃「誕生日以外にプレゼントをあげちゃいけないなんてことはないわよ。それに、何かを貰って嫌がる人なんていないはずよ」

向日葵「…そうですわね。ですが、何を渡せばいいのかわかりませんわ」

綾乃「うーん、古谷さんが赤座さんにあげたい物を渡せばいいんじゃないかしら?」

向日葵「赤座さんに渡したいもの…>>5…とかですかね?」

指輪

向日葵「指輪…とかですわね」

向日葵「指輪…とかですかね?」

綾乃「そうそう、指輪…え?」

向日葵「としますとペア指輪がいいですわね」

綾乃「え?え?」

向日葵「お金は…くっ、仕方ありませんわ、貯金で買えるもので我慢するしかありませんわね。ダイヤの指輪は大人になってからにしましょう」

綾乃「え?え?え?」

向日葵「ありがとうございます、杉浦先輩。おかげで決心がつきましたわ!!」

綾乃「ちょ、ちょっと待って古谷さん!」

向日葵「なんですの?今から指輪を買いに行くので忙しいのですが」

綾乃「話が飛躍しすぎてついていけないナイナイアガラなのよ! え、なんで指輪?仲良くなりたいんじゃなかったの?」

向日葵「>>8

指輪を渡して外堀を埋めれば自然と仲良くなりますし

向日葵「指輪を渡して外堀を埋めれば自然と仲良くなりますし」

綾乃「外堀って何よ!?何の外堀を埋めようとしてるのよ!?」

向日葵「兎に角指輪ですわ。待っててくださいまし、赤座さん!!」ビュ-ン

綾乃「ちょっと待ちなさい!!…行っちゃった」

綾乃「…だ、大丈夫よね。大室さんじゃなくてしっかり者の古谷さんだもの。きっとすぐに冷静になる…わよね?」



ー翌日・放課後ー

綾乃「次の日になっちゃったけど…古谷さんは大丈夫だったのかしら?」

綾乃「まさか本当に指輪を渡してたりなんかしてないわよね?」

カラッ

向日葵「お疲れ様です、杉浦先輩」

綾乃「ふ、古谷さん!?」

向日葵「どうしました?慌ててるようですが」

綾乃「えぇっと、昨日の話はどうなったのかしら?」

向日葵「>>10

顔赤らめて黙る

向日葵「…////」ポッ

綾乃「ポッじゃないわよ!?何で黙るのよ!!ちょっと、え、本当に何があったの」

向日葵「それは勿論…ですわ///」

綾乃「間に何が入るの!?え、私が可笑しいの!?」

向日葵「兎に角、これで赤座さんと距離が縮まった気がしますわ」フンスッ

綾乃「もぉう、何が何だか稚内市…」


綾乃(何があったか誰かに聞いてみようかしら…とすると誰に聞けばいいかしら?)

>>12

歳納京子

ーごらく部ー

ガラッ

綾乃「歳納京子ーっ!!」

京子「おっ、綾乃じゃん。そろそろ来ると思ってプリント用意しといたよー」

綾乃「準備するくらいならきちんと出しなさいよ!!」

京子「まぁまぁ、こうして綾乃が会いに来るのが楽しみでさっ」

綾乃「も、もうっ///変なこと言わないでよ///」


綾乃(でも今日はこうして聞きに来る口実ができたけど…)


綾乃「って、あら?今日は一人なの?」

京子「いやー、みんな遅れてくるみたいでさぁ。まったく、ごらく部としての自覚が足らん!!」

綾乃「何のキャラよそれ?まぁ、いいわ。それよりも、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」

京子「聞きたいこと?」

綾乃「昨日の放課後か今日の朝、赤座さんに何か変わった様子はなかったかしら?」

京子「>>14

そーいや今日の朝おかしかったなー

京子「そーいや今日の朝おかしかったなー」

綾乃「ど、どんな風におかしかったの!?

京子「どんな風にって、うーん…というかなんで綾乃があかりのこと知りたいの?」

綾乃「そ、それは…その」

京子「もしや、綾乃はあかりがおかしかった原因を知ってるなー!!」バ-ン!!

綾乃「し、知らないわよ!?」

京子「その反応はますます怪しいなぁ…白状しろっ!!」

綾乃「だから、私だって古谷さんが何をしたのか知りたいのよ!!」

京子「へ、おっぱいちゃんが?」

綾乃「しまった!?」


ガラ


>>16「…」
誰が来た?

西垣っつあん

西垣「随分騒がしいじゃないか」

綾乃「西垣先生!?」

京子「あれ西垣ちゃん、どうしたの?」

西垣「なぁに、実験に行き詰まってて気分転換に散歩してたら声が聞こえてきてな」

綾乃「うっ、そんなに大声だったかしら///」

西垣「廊下まで聞こえてきてたぞ、赤座や古谷がどうこうって。しかし、あの2人がなぁ」

京子「おっ、その反応はもしかして西垣ちゃんは何か知ってんの?」

西垣「>>18

仲良く手をつないでスキップしてた

西垣「仲良く手をつないでスキップしてたぞ」

京子「へー、あの2人が」

綾乃「それっていつの話ですか?」

西垣「移動教室の時とかだ。随分と仲良さそうだったぞ」

綾乃「それ以外に何か変わったことはありませんでしたか?」

西垣「んー、そうだな。今日はやけに距離が近かった気がするな」

綾乃「そうですか」


綾乃(思ったより普通ね、古谷さんの表情からして何かあると思ったけど、そりゃそうよね)


西垣「そうそう、後は指輪をつけていたぞ」

綾乃「ぶー!?」

京子「うわっ!?どったの!?」

綾乃「ゆ、指輪ってさ、さっきはつけてなかった気が」

西垣「これでも一応教師だからな、学校ではつけないように注意した」

綾乃「ど、どんな指輪ですか?もしかしてペア指輪とかじゃ…」

西垣「>>20


飾りげのないシンプルな銀の指輪

西垣「飾りげのないシンプルな銀の指輪だったな」


綾乃(良かった、ダイヤとか言ってたから少し心配してたのよね)


京子「それにしてもシンプルな銀の指輪ってなんだかあかりにぴったりだよね」

綾乃「どういう意味よ?」

京子「なんかこう普通って感じがさ」

綾乃「あなたねぇ…」

西垣「いや、歳納の言う通り良い意味で赤座に銀の指輪はぴったりだと思うぞ」

京子「へ、そうなの?」

西垣「銀の指輪はそのシンプルな輝きから純粋無垢の象徴と言われている。まるで赤座みたいだろ?」

京子「お、おぉー。ほれ見ろ、私の言った通りじゃん」

綾乃「嘘つきなさい」

京子「でもさ、なんで2人が指輪してんの?」

西垣「さぁ?そこまでは分からんが…本人に聞いてみたらどうだ? なぁ、赤座?」

綾乃「え?」


あかり「し、失礼しまーす」


西垣「盗み聞きとは感心しないな」

あかり「ごめんなさい、入るには入れなくて…」

京子「あかりー、昨日おっぱいちゃんとなんかあったの?指輪のことかさー?」

綾乃「ちょ、もう少しタイミングを!?」

京子「どうせ聞くんだしいいじゃん。で、どうなの?」

あかり「えぇっと…>>22




情熱的な愛の告白をされちゃって…

あかり「情熱的な愛の告白をされちゃって…///」テレテレ

綾乃「やっぱりそういう事だったの!?」

京子「あかりマジで!?」

あかり「うん、あんなこと言われたのはじめてだから驚いちゃったよぉ」

京子「このぉ、ひまっちゃんめぇ…あかりを誑かすとは許せんっ!!」

あかり「た、誑かされてなんてないよぉ。でも、えへへ、嬉しかったなぁ///」


綾乃(だから話が飛躍しすぎなのよ!?なんで愛の告白をしてるのよ!?)


向日葵「失礼いたします、やはりこちらにいましたか?」

あかり「あっ、向日葵ちゃん。どうしたの?」

向日葵「いいえ、ただ…」ダキッ

あかり「わっ///」

向日葵「貴女をこうやって抱きしめたくなっただけですわ」

あかり「えへへぇ、あかりも同じ気持ちだよぉ///」


西垣「これはこれはお熱い」

京子「くぅ、こんなの見せられたら認めるしかないね。あかりはひまっちゃんに任せる」

綾乃「なんでそうなるのよ!!それに、古谷さんは大室さんのことはいいの!?2人とも仲がいいでしょ!?」


向日葵「櫻子ですか?>>25


仲は良いですが主従関係みたいな仲の良さですし

向日葵「仲は良いですが主従関係みたいな仲の良さですし」

綾乃「そうだったかしらっ!?」

向日葵「えぇ、櫻子はわたくしの下僕みたいなものですわ」

綾乃「幼馴染だったわよね!?」


ダダダダダタ


櫻子「向日葵っ!!」

綾乃「大室さん!?もしかして古谷さんを止めに!?」

向日葵「ほら、赤座さん、わたくしたちの下僕が来ましたわよ」

あかり「げ、下僕なんて櫻子ちゃんに悪いよぉ」

櫻子「>>27



いいえ!あかりちゃん様の言う事ならなんでも喜んで聞きます!

櫻子「いいえ!あかりちゃん様の言う事ならなんでも喜んで聞きます!」

綾乃「なんでよ!?今までそんなんじゃなかったわよね!?」

あかり「で、でも下僕なんてあかりが嫌だよぉ。櫻子ちゃんとは今まで通り仲良い関係でいたいな」

櫻子「あかりちゃん様…」

向日葵「ではこうしましょう。わたくしと同じように来たる日までは友達として接する、それならどうですか?」

綾乃「今まで演技だったの!?」

あかり「うぅーん、向日葵ちゃんがそういうならわかったよぉ」

綾乃「いいのっ!?」

櫻子「わかりました。それじゃその日までよろしくね、あかりちゃんも!!」

あかり「うん、えへへ」

向日葵「ふふっ、やれやれですわ」


綾乃「なによこれ!!」

京子「今日綾乃テンション高くない?」

綾乃「高くなるわよ!!逆になんで2人はそんな落ち着いてるのよ!!」

京子「だって当人たちで決めたことだし、それにぶちゃっけ面白うだし!!」

綾乃「ちっとも面白くないわよ!!」


西垣「で、来たる日っていつのことなんだ?」

綾乃「西垣先生…聞くのはそこじゃなくて」

西垣「純粋な疑問でな。よかったら教えてくれないか?」

向日葵「>>29




私とあかりが結ばれて櫻子も入れた3人で一緒に暮らす時ですわ

向日葵「私とあかりが結ばれて櫻子も入れた3人で一緒に暮らす時ですわ」

綾乃「限定的 !?なんでその時大室さんは主従関係に戻るのよ!!」

向日葵「それは、まぁ…色々とあるんですわ。あっ、3人で暮らし始めた時は杉浦先輩も家に招待しますね」

綾乃「こんな嬉しくないお呼ばれ初めてなんだけど…」

あかり「もちろん、京子ちゃんや西垣先生もだよ」

西垣「おっ、その時は盛大な爆発でお祝いしよう」

京子「やったじゃん、それならあかりも目立てるじゃん」

あかり「そんな目立ち方じゃ嫌だよぉ!?」


アハハハ!!


綾乃「え、やっぱり私が可笑しいの?」



あかり「あっ、そういえばそろそろ時間だよ、向日葵ちゃん」

向日葵「もうそんな時間ですのね。では行きましょう」

綾乃「行くってどこに?まさか式場下見とか言うんじゃないでしょうね!?」

向日葵「違いますわ」

あかり「お姉ちゃんへの挨拶だよぉ」

綾乃「え?」

ー赤座家ー

向日葵「挨拶はやっぱり緊張しますわね」

あかり「向日葵ちゃんなら大丈夫だよぉ」

櫻子「心配性のおっぱいだなー。大きいのはおっぱいだけか、だったらちょっと分けろ!!」

向日葵「誰が心配性のおっぱいですの!!」

あかり「2人とも喧嘩はダメだよ!?」

綾乃「とても演技に見えないんだけど…」


綾乃(流れでついてきちゃったけど…古谷さんが変な事を言ったら止めないといけないし結果としてよかったのかしら?)

綾乃(こんな話普通なら信じないから心配ないでしょうけど)


ガチャ

あかり「あっ、お姉ちゃんおかえりなさい」

向日葵「おかえりなさい、お義姉様。赤座さんと将来を約束した古谷向日葵です」

櫻子「下僕の大室櫻子です!!」

あかね「>>32

あかりに外してもらって面談

綾乃「なにその自己紹介!?すみません、この子たち今日ちょっとおかしくて」

あかね「いけないわ、折角のお客さんなのにお茶菓子がないわね。あかり、買ってきてもらってもいいかしら」

あかり「うん、わかったよぉ。でも何がいいかなぁ?」

あかね「そうね、前に行ったケーキ屋さんとかいいんじゃないかしら。あの時、あかりったら、ふふっ」

あかり「もぉう、それは言わないでよぉ!!」

あかね「あらあら、ごめんなさい。はい、これで好きなもの買ってきなさい」スッ

あかり「わっ、こんなに!?」

あかね「えぇ。わざわざあかりに買いにいかせるんですもの。安いくらいだわ」

あかり「わぁい、お姉ちゃんだーいすき!!」

あかね「私も大好きよ、あかり」

あかり「それじゃ行ってくるね」

あかね「行ってらっしゃい、道に気をつけるのよ、知らない人にはついて行っちゃダメよ」

バタン

綾乃「仲いいんで」

あかね「…で、なんのつもりかしら?」

綾乃「え?」

あかね「何様のつもりかって聞いてるのだけど、聞こえなかったかしら?」

向日葵「お義姉様!? 一体何気に入らなかったんですの!?」

あかね「黙りなさい!! あなたにお義姉さん呼ばわりされる筋合いはないわ!!」


綾乃(赤座さんいる時と全然雰囲気が違うじゃない!?)


あかね「先ずはもう一度名前を言いなさい、1人ずつよ!!」


向日葵「赤座さんとお付き合いしています、古谷向日葵ですわ」

櫻子「あかりちゃん様と向日葵様の下僕の大室櫻子です!!」

綾乃「私も!?ふ、副会長の杉浦綾乃です」


あかね「>>34



向日葵と櫻子へ無言のアイアンクロー

あかね「…」ガシッ

向日葵「はい…あが…ガガ…がぁ…」メキメキメキ...

櫻子「あぎゃ…あ…あっぁ…」メキメキメキ....

綾乃「ひぃっ!?」

あかね「ごめんなさい、よく聞き取れなかったわ。悪いのは…頭なのかしらね」ミシミシミシ....


綾乃(アイアンクロー!?こ、この優しそうなお姉さんのどこにそんな力が!?)


あかね「なんだったかしら。あかりがあなたたちのなんですって?」ミシミシ

向日葵「あぁ…がぁ…わた…く…うぅ…ヨっ…め…」メキミシメキ...

あかね「聞こえないわ、もっと大きな声で言いなさい」メキミシミシ...


綾乃(このままじゃ2人が殺されちゃう!?なんとかしないと!?)

綾乃(でも…止めに入ったら私まで巻き添えを受けるんじゃ…)

>>36

綾のがあかねに体当たり

綾乃「えいっ!!」ドンッ

あかね「きゃっ!?」


向日葵「うがぁっ…」ドサッ

櫻子「ぎゃ…」ドサッ

綾乃「2人とも…よかった、気を失ってるだけだわ」


あかね「なにをするのかしら、副会長の杉浦綾乃ちゃん?」ムクリ

綾乃「それは…こっちの台詞です。ここまですることないじゃないですか」

あかね「2人は私の大切なものを傷つけた…それ相応の罰を受けて貰わないといけないの。それを綾乃ちゃんが止める権利があるのかしら?」

綾乃「…どんなに振り回されようが古谷さんも大室さんも私の大切な後輩です。だから、私は2人を守ります!!」


>>38

綾乃、撃沈

綾乃「わあああああ!!」タタタ


綾乃(例えこの人に勝てなくとも…動きを止めて2人を助けるくらいできるはずだわ!!)


あかね「本当は綾乃ちゃんは見逃すつもりだったのよ。でもそっちがその気なら…正当防衛よね」スッ

綾乃「うぐっ!?…あっ…あ」ドサッ

あかね「暫くはじっとしてもらうけど、悪く思わないでね」


綾乃(そんな…規格外すぎる…ごめんなさい…古谷さん、大室さん…)


>>41

>>39

向日葵「うっう…杉浦先輩が時間を稼いでくれましたので…目が覚めましたわ」ググッ

綾乃「古谷さん…!?」

あかね「ふぅん…立つのね。何度立とうが同じ事よ」

向日葵「あかねお義姉様…お礼は言います。赤座さんがあのように育ったのはお義姉様のおかげですわ」

あかね「急に何かしら?」

向日葵「しかし私達は多くの人から愛されるあかりさんを愚かにも私達のものとするためにここに来たのです。この程度は覚悟の上です!!」

あかね「…」

向日葵「それで気がすむなら好きなようにしてください!!ですが、何度倒れようが何度でも立ち上がってみせますわ!!」

櫻子「ふん、おっぱいが格好つけちゃってさ」ググッ

向日葵「櫻子…」

櫻子「主人が体張ってんのに私が寝てるわけにはいかないじゃん」

向日葵「ありがとうございます、櫻子…」

櫻子「へへっ」


綾乃(…なにこれ?)


あかね「>>43


その覚悟や良し…塵一つ残さず消滅させてやる!

あかね「その覚悟や良し…塵一つ残さず消滅させてやる!」


綾乃(何のキャラよ!?)


向日葵「わたくしたちも覚悟の上…ですが、ただやられるつもりはありませんわ」

櫻子「そーいうこと」


綾乃(あなたたちも急に何!?)


あかね「…行くわよ!!」

向日葵「きますわよ、櫻子!!」

櫻子「言われなくてもわかってるよ!!」


>>45

激戦の上相打ち
あかねも愛を認める

ドカドカバンバンガキッ
クッマダマダ コレデオワリヨ サセマセンワ


綾乃(赤座さんのお姉さんと戦う2人…というより、貴女達そんな武闘派だったかしら!?)


あかね「中々やるわね。ただこれでお終いよ」ゴッ

向日葵「うぐっ!?…掴みましたわ、お義姉様の腕…櫻子!!」ガシッ

櫻子「おっりゃああああ!!さくらこーパーンチ!!」バッ

あかね「まさか貴女は囮!? きゃぁっ!?」ガキッ

櫻子「はぁ…はぁ…やったぁ…」ドサッ

あかね「くっ…うっ…まだよ、うぐっ…」ドサッ

向日葵「はぁはぁ…確かにお義姉様の思いは強い…ですがわたくし達も負けてません…のよ…がはっ!?」ドサッ


綾乃(全員倒れた!?)


あかね「…認めるしかないようね、貴女達にあかりへの思い」

向日葵「お義姉様…!!」

櫻子「お義姉ちゃん様…」

あかね「愛は認めるけど、まだあかりに相応しいと認めたわけじゃないわ!!」

向日葵「そんな!?」

あかね「だから…貴女達3人をあかりに相応しい人にしてみせるわ。私は厳しいわよ」

向日葵「ふふ、望むところです」

綾乃「ちょっと待って3人!?私も入ってるの!?」

ガチャ

あかり「ただいまぁ!!うわっ!?みんなどうしたの!?」

向日葵「なんでもありませんわ、ね、お義姉様?」

あかね「えぇ…そうね。ちょっと話し合いしてただけよ」

綾乃「絶対に話し合いじゃない…」

あかね「さぁ、あかりが折角ケーキを買ってきてくれたんだし、みんなで頂きましょう」

向日葵「えぇ、そうですわね」

櫻子「わーいケーキだ、ケーキ!!」

向日葵「まったくはしたないですわよ」

櫻子「ちぇっ、良い子ぶりやがって」

あかり「もぉう、喧嘩はダメだよぉ」

あかね「ふふっ、これから賑やかになりそうね」


綾乃「ちょっと何で少し良い雰囲気で終わろうとしてるのよ!?」


こうして、あ向日葵と櫻子と綾乃はあかねにあかりへの愛を鍛えあげられ、将来は4人で幸せに暮らしましたとさ。
ついでにあかねさんもしょっちゅう家に遊びに来るそうです。


綾乃「こんな終わり方、認めないナイナイアガラよ!!」

終わり

題名に「」が抜けてました。正しくは
向日葵「安価で赤座さんと仲良くなりたいんです」綾乃「えっ?」
です

前回が千鶴に体乗っ取られたり、向日葵に体盗られたりな展開だったのでやっと純愛的な感じになったと思います
安価協力ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom