【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その2【安価】 (963)

立ちますか

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主な登場人物の簡易まとめ

駆逐艦
・暁
・雷
・電
・響
・清霜
・霞
・黒潮
・不知火
・陽炎
・卯月 (弥生)
・朝霜
・叢雲
・皐月
・潮
・朝雲
・山雲
・初雪
・村雨
× S朝潮 自殺

軽巡
・阿武隈
・夕張
・神通
・川内
・龍田
・天龍
・多摩
・北上
・大井
・球磨
・由良

重巡
・加古
・羽黒
・那智
・愛宕

潜水艦
・伊401
・伊168
・伊8
・伊58
・呂500
・伊19 鎮守府外
・伊26 鎮守府外
・伊13
・伊14

戦艦
・金剛
・ガングート
・榛名
・アイオワ

空母
・雲龍
・天城
・葛城
・加賀
・瑞鶴
・翔鶴
・隼鷹
・飛鷹
・千歳
・ガンビアベイ
・龍驤

その他
・提督
・秋津洲
・明石
・駆逐棲姫
・レ級
・潜水棲姫
・漣(重巡棲姫) 漣の精神のみ消滅
× 潜水新棲姫 死亡

ここに挙げている以外にもサブキャラクターは居ます。詳しくは前スレ以降を参考にして下さい

ーー


村雨「提督、緊急通信よ」


提督「これは……」


村雨「大本営は深海提督の提案を受け入れて、深海棲艦側と和解になるそうよ」


提督「大本営の立て直しは不可能ということか…」


村雨「深海棲艦の総攻撃が来たとしたら、とてもじゃないけど持たないわ」


提督「各地の鎮守府はなんとか耐えられるだろう。だが今の大本営はボロボロだ」


村雨「痛手を負わないうちに終戦を受け入れる…それしか無いのね」

村雨「終戦に伴って調停があるみたいね。それは…二日後」


提督「二日後!?」


村雨「……大本営の元帥が持たないのよ」


提督「元帥も被曝していたのか…」


村雨「やっぱり大本営は腐り切ってたのね。元帥も金塊をたんまり手に入れてた。だから他の人より症状が重いの」


提督「そうか…次の元帥を決めるまで時間がかかる。それを待っていては遅いのか」


村雨「元帥がくたばる前に終戦を……それしか無いのよ」


提督「だが実際に深海棲艦との戦争は終わるわけでは無い」


村雨「深海提督は何を考えているのかしら…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

駆逐棲姫「提督、私は明日大本営に行く」


提督「駆逐棲姫がか?」


駆逐棲姫「パパが調停の場に呼ばれたんだ。だから私も付いていく」


村雨「調停の場には出るの?」


駆逐棲姫「出たくない」


提督「そうか…幹部さんが呼ばれたのか」


村雨「調停の裏で何かあったとか色々教えてくれそうね」

駆逐棲姫「伝えたいことは言った。じゃあ私は帰る」


村雨「わざわざ幹部さんの家からここまで来てくれたのよね」


提督「向こうでの生活はどうだ?」


駆逐棲姫「大分慣れてきた。パパと一緒に過ごすのはとても良い」


提督「それは良かった」


村雨「ずっと向こうにいるんじゃなくて、たまにはここに来てるのよね?」


駆逐棲姫「パパは出張が多い。家事が終わって何もすることが無い時はレ級お姉ちゃんに会いに来てる」


提督「クキが幸せなら何よりだ」

駆逐棲姫「そうだ、お姉ちゃんに伝えておいて欲しいことがある」


提督「直接言わないのか?」


駆逐棲姫「…私が使っていた部屋に手紙を残してきた」


村雨「ちょっとそれって……」


駆逐棲姫「お姉ちゃんに宛てた手紙だ。それを伝えて欲しい」


提督「おい……」


駆逐棲姫「私はもう行かないといけない。じゃあな」ガチャ


村雨「あの子…死を覚悟しているのかしら…」


提督「とにかくレ級に知らせておいてやろう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


幹部「長門君は私の護衛の一人として特別にここに来てもらった」


幹部「こういう所は中に入るのは難しいが、入ってしまえばこちらのものだ」


幹部「何か調べたいことがあれば調べるといい。私は先に調停の場に向かっておく」


長門(感謝する)


幹部「この調停の様子は全ての鎮守府が見ることになるそうだ。特別放送も準備ができているらしい」


幹部「深海提督達が何か仕掛けるとしたらそこだ。何かを見せようと企んでいるかもしれないからね」

幹部「何も無いのが一番だが、何かあった場合すぐに教えて欲しい。端末は持っているね?」


長門(これだな)スッ


幹部「よし。頼むよ長門君」


長門(任せておけ)


幹部「元帥様がこの場に向かっているとは聞いているが…そこまで持つのか」


幹部「元帥様は来週まで持たない。そんな体になったのは自業自得だが彼が居ないと終戦は成り立たない」


幹部「どうか…何も無いことを祈ろう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

女幹部「調停が始まった…深海海月姫の側にいる男は間違い無く司令官……」


女幹部「この調停が終わったらなんとしても話を聞きたい……」


女幹部「私の事は忘れてしまったのか?私は司令官の事を一日も忘れた事は無いのに…」


女幹部「司令官……」


「……」


女幹部「…なんだ今のは。不審者か?」


「……」コソッ


女幹部「怪しいな……一応確認しておくか」

三日月「ふぅ……なんとか潜り込むことができました」


女幹部「おい」


三日月「ひぃ!!」


女幹部「怪しい奴だな、お前……」


三日月「菊月…」


女幹部「……三日月。ここで何してる」


三日月「いや、その……」


女幹部「答えによっては容赦はしないぞ」


三日月「えっと……調停の様子が気になったというか…」


女幹部「まだ××を諦めていないのか」


三日月「え…?今なんて言いましたか?」


女幹部「だから、や……」


ざわざわざわざわ


女幹部「…なんだ、急に騒がしくなったな」

女幹部「調停式で何かあったのか…?」


三日月(今の内に……)コソッ


女幹部「……今日は泳がせておいてやる。私の邪魔をするなら次は無い」


女幹部「それより騒いでいる理由が気になる。早く会場に戻ろう」


女幹部「少しでも司令官の側に居たいしな……」

女幹部「おい、何があったんだ」


「調停式の後に深海提督と深海海月姫が会見をするそうだ」


女幹部「なんだと?」


「そんな話は聞いていなかったからな。だから報道も慌ててるんだ」


女幹部「深海海月姫の仕業か?何が目的なんだ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

「おい!元帥が倒れたそうだぞ!!」


「なんだと!?」


「心肺停止だそうだ!」


「蘇生は?」


「この状況では無理だろうな」


「速報だ!速報出せ!!」


深海海月姫「やれやれ、会見どころでは無さそうですねぇ…」


深海提督「……」

深海海月姫「どうしますか提督?」


深海提督「…任せる」


深海海月姫「うふふ…分かりました…」


「カメラはどうします?」


「一旦引き上げるぞ!」


深海海月姫「そこの貴方…それ、貸してくれないかしら…?」


「は……?」


深海海月姫「うふふふふ…この向こうに艦娘がいるのよね…」


「あ、あの……」


「断れる訳ないだろ!深海棲艦を映せ!」

ーー

深海海月姫「うふ…うふふふ……」


深海海月姫「全ての艦娘がこの放送を見てるのよね……」


深海海月姫「深海棲艦との戦いは終わったの……」


深海海月姫「これから貴女達はどうなるのでしょうね……」


深海海月姫「うふふふ……」


深海海月姫「そうね……真実に近付いている子もいるわよね」


深海海月姫「だから私からとっておきのプレゼントをあげる」


深海海月姫「海月の触手は…胞子となって……全ての海に行き渡ったの……」


深海海月姫「うふ…ふふ……うふふふふふふ…」

深海海月姫「私からのプレゼントは……これ」


深海海月姫「……」パンッ


深海海月姫「うふふ……」


深海海月姫「もうカメラは止めてもいいわよぉ」


「え?あ、はい……」


「なんだったんだ?あの深海棲艦は結局何がしかたったんだ?」


「せっかく生放送まで用意したのに…」


「深海棲艦がしたことと言えば音を出して手を合わせただけですね」


「それに何か意味があったのか?」


「わかりません……」

女幹部「待て。そのまま返すと思うか」


深海海月姫「あら…私に構ってる暇なんて無いわよぉ」


女幹部「どういうことだ」


深海海月姫「すぐに分かるわよ。うふふ…」


女幹部「そんな挑発には乗らない。私の司令官を返してもらおう」


深海海月姫「焦らないでぇ…すぐに分かるわよぉ」

幹部「女幹部!!緊急事態だ!」


女幹部「今取り込み中だ!」


幹部「後にしてくれ!こっちの方が重大だ!」


女幹部「司令官より大切なものなんか無い!」


幹部「ほほ全ての艦娘が沈黙したんだ!!」


女幹部「な……!?」


深海海月姫「うふふふふふふ……」

幹部「そこにいる深海海月姫が手を合わせた瞬間、次々と艦娘の意識が無くなったらしい!」


女幹部「お前……!何をした!!」


深海海月姫「うふふふふふ…」


女幹部「答えるつもりが無いなら…!」


幹部「よせ!!終戦の調停が終わったばかりだろう!」


深海海月姫「そういうこと…貴女は私に手は出せない…」


女幹部「く……!」

深海海月姫「それじゃあまた会いましょう…うふふふふふふ…」


女幹部「……」


幹部「各鎮守府の被害を一刻も早く確認したい。女幹部も手伝ってくれ!」


女幹部「……」


幹部「おい!」


女幹部「……分かった、そっちに協力する」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー足りないもの鎮守府


村雨「そう……分かったわ」


提督「何か分かったか!?」


村雨「どこの鎮守府も同じような状況らしいわ。ほぼ全ての艦娘が倒れて意識が無いって」


提督「そうなのか……」


村雨「この鎮守府で動けるのは私と朝霜と皐月と龍驤さん。それにレ級と暁ね」


提督「やはりあの放送が原因か…」


村雨「間違い無くそうね」

村雨「放送が始まる直前に暁は緊張でお腹が痛くなった。だからあれを見てないの」


提督「暁はそれで説明がつくとして、皐月達は?」


村雨「多分……始まりの艦娘が関係してると思うわ」


提督「…龍驤は?」


村雨「分からないわ……たまたま画面を見てなかったとか…?」


提督「それは一旦置いておこう。一先ず食堂に戻ろう」

ーー食堂


不知火「司令官、皆さんの意識は戻りません」


陽炎「どうなってるのよぉ~!」


提督「陽炎達は動けるのか?」


村雨「私も全部確認した訳じゃ無かったから…」


朝霜「やられたな…ヤバイぞこれ」


提督「朝霜は今の状況は分かるのか?」


朝霜「多分な。今動ける連中に共通してる事があんだろ」


村雨「私も多分そうじゃないかなとは思ってるの」

朝霜「そもそもおかしいと思ったんだよ。終戦の調停を見ろって…」


朝霜「出撃はともかく遠征も出さなって言うんだぜ?何か裏があると思うだろ」


村雨「……うん。春雨達と連絡が取れた。向こうも同じような事になってるみたい」


朝霜「春雨と白露が動けて時雨が動けてねぇな?」


村雨「えぇ……」


朝霜「ほぼ確定だな」


提督「教えてくれ。深海海月姫は何をしたんだ」


朝霜「アイツは艦娘のコア。つまり富士の動きを止めやがった」


提督「なに……!?」

提督「そんな事ができるのか!?」


朝霜「それをアイツはやったんだよ」


村雨「皆んな死んでないって事は止められて数日間だけのはず」


朝霜「でも数日あれば十分だろ」


提督「なにが…」


朝霜「深海棲艦がこの国をぶっ潰すには十分なんだよ」


村雨「完全に数で負けてるわね…」


朝霜「深海提督の狙いはこれだったんだな」

朝霜「深海提督が従えてんのはほんの一部の深海棲艦だ。でも他の深海棲艦のそもそもの目的はなんだ?」


提督「侵略…破壊……」


村雨「今まで私達が瀬戸際で止めていた深海棲艦が全て攻めてくるの」


朝霜「アイツらに指揮官はいねぇ。でもいつもは邪魔をしてくる艦娘が居ないとなると嫌でも攻めてくんだろ」


提督「甚大な被害が出る……民間に…町に……」


朝霜「この辺りはあたい一人でなんとかなるとしてもだ。他はマズイぞ」


村雨「大本営も元帥が亡くなってしまった。指揮系統はもう機能しない…」


朝霜「司令……終わりかもしんねぇ…」


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


村雨「提督!これを見て!」


提督「なんだ…?」


村雨「ドローンか何かで撮った映像だと思うんだけど…!」


「…………」
「…………」


朝霜「これ…傀儡か。深海棲艦と戦ってやがる」


村雨「これに似たような動画が次々と動画サイトに投稿されてるの!」


提督「傀儡を作っている例の組織が助けてくれた……のか?」


村雨「そういうことじゃないみたいね…」

村雨「それらの動画には全部同じ投稿者コメントが打たれてるの」


朝霜「戦争は終わらせない……か」


村雨「組織は戦争を終わらせたくない。そうしてしまうと傀儡の価値が下がってしまう」


朝霜「だから無理矢理深海棲艦と戦うしかねぇってことか」


村雨「動画は粗いけど傀儡の動きは分かるわ。もうここまで完成してたなんて…」


朝霜「この傀儡が攻めてこられてもまずかったな」


村雨「こうなってある意味良かった…と言えるのかしら」


提督「……」

潮「あの…準備できました!」


朝霜「よし。ならあたいが行く」


村雨「無茶はしないでね」


提督「何を始めるんだ?」


朝霜「富士に会ってくる。潮が居れば会いにいけるからな」


潮「漣ちゃんの体を借ります!中身は重巡棲姫さんですけど、富士さんは残ってます!」


提督「…気を付けろよ」


朝霜「パパにそう言われちゃ無茶はできねぇな。無事に帰ってくるから安心しててくれ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーーーー


朝霜『どこだ?どこにいやがる富士?』


『残念ながらお姉ちゃんは居ないよ』


朝霜『お前は…』


『あたしの名前は呼んじゃダメ。わかってる?』


朝霜『…あぁ、わかってるよ』


『それじゃあよし!いや~しかし参ったね。まさかいきなり眠らされるなんて』


朝霜『予想は出来なかったのかよ』


『できたし阻止することもできたよ。でもそれはあたしの仕事じゃないから』


朝霜『……』

『でさ、ここまで何しに来たの?』


朝霜『富士を起こせるなら起こそうとしたんだよ』


『む~り。時間経過以外で治らないよ』


朝霜『それでいいのかよ。このままじゃ終わるぞ』


『べっつに~あたしには関係ないもん』


朝霜『…それでもや…』


『口に出すな!』バリッ


朝霜『うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』


『名前を口にすれば因果が回る!!あたしはそこまで落ちぶれてない!!』


朝霜『ぐ…が……!!』


『たかが艦娘があたしと対等の立場に居ると思うな!!お前なんかいつでも消せるのが分からないの!?』


朝霜『う……ご…め……』


『うんうん、分かればいいんだよ~』


朝霜『…………』

『それとさ、さっきから終わる終わるって言ってるけど実際には終わらないのはわかってるでしょ?』


朝霜『なに…が……』


『だってまだその2なんだし。まだまだ終わらないよ~』


朝霜『は……あ…?』


『貴女には干渉できないは、な、し。一生理解もできないだろうしね~』


『まぁでも折角ここまで来たんだし少しくらい手伝ってあげようかな。何が欲しい?』


朝霜『ぁ……う……』


『あちゃ~やり過ぎちゃったか。じゃあ貴女には答えだけをあげるね』


『そういう訳だからよらしくね~』


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

『ほうほう、ここであの大和さんが出てくるんだ』


『ふ~ん成る程ねぇ…』


朝霜『……』


『朝霜も限界だしここまでかな。じゃあまたね』


『以上八島でした。次に会うのはいつになるかなぁ~』

ーー

老幹部「まさか富士の動きを止めるとはのぅ」


大和「そんな事を考えつく方がどうかしてます」


老幹部「儂の出番はもう無いと思っとんたんじゃが…」


大和「お互いにまだ死ねないみたいですね」


老幹部「困ったものじゃ…」


大和「大和と同じ名を持つこの刃にもまだ役割があるということです」


老幹部「閻魔刀…」


大和「とりあえずあの海月の首を切りに行きましょうか」ニコッ


老幹部(この笑顔も相変わらず怖いのぉ……)

ーー

老幹部「大和よ。今更じゃがその人と魔を分かつ剣で海月の首は切れるのか?」


大和「この子が切らせてくれますよ」ガチャッ


老幹部「ほぉか……」


ザザザザザッ…


老幹部「今の海に出るのは簡単では無いぞ。深海棲艦と傀儡がうようよしとる」


大和「あれくらい大和にとって露払いにもなりません。それでは行ってまいります」ザザッ


老幹部「やり過ぎんるんじゃないぞぉ~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

老幹部「派手にやっとるのぉ~海ごと切っとるわ」


ズバァ……


老幹部「あんまりやり過ぎると津波でも起きそうじゃの」


ザザザッ


老幹部「あっさりと突破しよった。あとは大和に任せるしか無いの」


老幹部「儂は先に帰るぞ~適当に終わらせて帰ってこいよ~」

ーー

大和「ぺっ……返り血を浴び過ぎましたね」


大和「傀儡は切ってて楽しくありませんね。骨の感触がイマイチです」


大和「筋肉も人工的に作られたものなのが丸わかりです。美しくありません」


大和「でも海月さんは違いますよね。きっと切りごたえがある素敵な方なんです」


大和「早くお会いしたいですね…」ズバッ


「……」ベチャ


大和「ぺっ……また口に…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

深海海月姫「随分と暴れてるみたいねぇ」


大和「まぁ…美味しそうな体」


深海海月姫「組織が表立って行動して来た今があいつらを掃除出来るチャンスだと思わないかしらぁ?」


大和「思いません。大和は貴女を切りに来たんです」チャキッ


深海海月姫「せめてお話がしたかったけどぉ」


大和「……」ズバッ


深海海月姫「……」ベチャッ


大和「切った感触がありません。これは偽物の体か何かですね」


大和「このままじゃ閻魔刀に申し訳ありません。もっと血を……」


ザザザッ


大和「獲物には困らなさそうですね。今日はよく眠れそうです」


ーー

ヤマトォ


新スレでもよろしくお願いします

現在の各キャラのまとめ

【駆逐艦】

・暁
改二。胃腸が弱いため厄介払いで移籍。お酒に弱い。響と隣部屋。
レ級の尻尾を破壊してしまい、 紆余曲折を経てレ級と恋仲になる。
SとMどちらもいける。 他人の性感帯が分かるようになったらしい。

・雷
もっと頼られたい。料理が美味しい。お仕置きアンカー使い。特三型の四人の部屋は隣同士。
翔鶴 がDJのラジオ番組『白鶴、まる。』のアシスタントをしている。

・電
怒声をあげられたり威圧されたりするとパニックを起こす。
人混みは苦手で、大勢の人を見るだけで気分が悪くなることもある。
通院のおかげでもう一つの人格が殆ど現れなくなった。代わりに一人きりになると固まるようになる。
前スレにてぷらずまは消滅した模様。
半分トラウマスイッチの入った響を元に戻すほどのくすぐりの達人。
雷「調子のいい日の電は敵に回しちゃいけないの」

・響
改二。本人の希望で響と呼ばれる。暁と隣部屋。語尾に「ニャン」とつける時がある。
前にいた鎮守府にて、艦娘の反対派のテロにより前の鎮守府の司令官を亡くしている。故に死に敏感。
事件は揉み消されており響から詳細を聞いたのは提督とガングートのみ。
フリフリ猫耳メイド服の自撮り有り。筋肉質な男性が好き。猫耳&猫尻尾を着けていることがある。
結構派手な下着を穿いてるらしい。先生と呼ぶ野良猫がいる。
最近になって漸くトラウマを克服しつつあり、ヴェールヌイとしての自分を受け入れられるようになった。

・清霜
前の鎮守府にいた武蔵を尊敬している。その武蔵は脳の病気に罹り亡くなる。清霜は病気が進行して声帯が機能しなくなった武蔵のために手話を覚えた。
手話ができるため長門の通訳をするときがある。
飛鷹から溺愛されているが、清霜の対応は辛辣。
一応、最近ではやりすぎさえしなければ飛鷹のことは受け入れる様になった。

・霞
改。龍驤からママみを感じられている。毒草マニア。皆に薬を渡す。薬剤師免許持ち。
タナトフィリア。鎮守府裏で薬の元となる草を栽培、また山へ採取しにいったりする。
榛名のことをお姉さまと呼ぶ。素質はあったが前鎮守府で出撃させてもらえず練度不足。
榛名曰くストレスが溜まっているとSになるらしい。

・黒潮
改二。龍驤のブラックジョークに対応できる子。喧嘩が強い。加賀と素手の殴り合いをした。
食べ歩きが趣味でよく食べる。好きな甘味はたこ焼き。空腹を紛らわすためにシャド―ボクシング的な事をする。
前の鎮守府の提督が浮気をして鎮守府が解散。故に当鎮守府に来たのはたまたま。
『悲劇』の時に神通や龍田を相手に立ち回った。その時のことを夢に見る時がある。
漣との関係は最悪だったが、現在では和解した。
一時期脳死状態に陥ったがなんとか復活する。

・不知火
改二。お洒落に気を使う。猫耳狸柄パーカー着用。
一度怒りのスイッチが入ると大変。前の鎮守府では途轍もなく暴力的であった。 隼鷹と仲が良い。
スパッツへのこだわりが大きく、そのままでお手洗いに行ける改造をしたり自分で作ったりしている。変な本の大半はお尻モノ。
特務艦綾波から離れるためK提督の鎮守府にレンタル移籍するが、脱走した綾波と交戦した後、実は傀儡であったことが判明する。
実は傀儡だった事が判明した。

・卯月 / 弥生
改。霞より練度が大きい。真剣になると語尾がとれる。性行中毒だったが改善。バリタチ。最高五股。
叢雲に槍で刺されて入院していた。叢雲に鉄パイプを入れてお腹を踏んだことがある。
かつて卯月が沈んだ際に、弥生が卯月の肉体を食べた結果、現在は弥生の肉体に卯月の意識が同居している状態。

・朝霜
練度250。提督が好き。提督に滅茶苦茶にしてほしい為に当鎮守府に来た。
長い間異動を受理されていなかったが、ガングートの妊娠による戦略不足を機に正式に異動した。
幹部付き特務艦。龍驤の事故現場に遭遇している。
守れなかった人の名前が刻まれ、またその人の一部が練り込んまれたピアスを全身に着けていたが、
後に夕立に破壊された挙句、負傷による治療の結果ピアス穴が全て塞がってしまった。
その事で一時期かなり塞ぎ込んでしまっていたが持ち直す。 後にピアスを鋳なおし、イヤリングとして付けている。
早霜に調教されていたので、早霜にはまるで逆らえない。
足の怪我と早霜の襲撃により精神的に退行してしまったが、提督と龍驤が親のように支えて教育?することで元に戻る。

・叢雲
改二。ポニテメガネ。うーちゃんが好きで刺しちゃった(二回)。縄目の恥を受ける。
釈放後、当鎮守府に所属した。スリップ着用タイツ直穿き。
卯月が改二になった叢雲をイジめたいというので頑張って改二になったらしい。
卯月に下半身を蹴られまくって正常な卵子を排卵できない体になり、妊娠不可能。
前の鎮守府に居たときに、ドジっ子吹雪以外から、吹雪より姉っぽいとよく言われていた。

・皐月
改二。足りないもの鎮守府屈指の高翌練度。
提督の友人である女性提督の所から移籍。母乳で溺れて天国を見た。雲龍の胸が好き。 一時漣や雲龍と肉体関係を持つ。
オッパイを極めた結果マッサージの技術を身に付けた。オッパイを揉んでいるとき、富士と遭遇するが、そのオッパイを揉み富士を体から追い出した。
オッパイ星人故にトラブルを起こす事が多々ある。
当初は何をやらかそうが全く気にも留めていなかったが、後に他の鎮守府とトラブルを起こし正式に抗議を受けた事で流石にある程度自重するようになって来た。
現在では自制心を鍛えている。


・陽炎
改二。制服は金色。艤装も金色。家具も金色。私服も金色。メッキ加工ができる。他人に選ぶ服のセンスは真面。
一から夜の金色相棒を作ったことがある。出撃の合間に工廠で手伝う。
最後には快楽堕ちして奴隷になる陵辱系モノが好き(金色のカバーがかけられている)。
好きな甘味はケーキ。カップケーキ等をよく食べる。栄養剤代わりに金粉をかける。
改二の際、艤装を金色に塗装したところ、艤装が爆発してロボになった。声が出る。装着すると船速が早く耐久が大きくなる。装着した見た目はアイアンマッ!
かつては万引き癖があった。不知火と同じく傀儡である。

・漣 (ほぼ故人)
足りないもの鎮守府の初期艦。龍驤が怪我をした数日後に別の鎮守府に移籍。提督の初めて。
腕や脚をくっつけられた跡がある。整備士によって健常者となる。
胆嚢に友好的な重巡棲姫が居り、対話したり人格を入れ替えたりできる。
深海の魚雷を使える。深海の主砲は使えない。 アレを生やせる。
レ級とともに和平派の深海棲艦を集めている。
提督との愛人関係を終わらせ、新棲潜姫一筋に絞る決意を固めるのだが、
「足りなかったもの」にて新棲潜姫を失ったショックで精神世界にて自殺。
現在は富士が魂を持っているが当面は復帰の見込みは無い。
身体は現在重巡棲姫が主人格となっている。

・潮
傀儡の完璧なチューナーとして作られたが失敗作として放棄されたと思われる。
整備士と知り合いでかつ大本営を裏切った提督に送られる予定であったと思われる。
好きな艦種になれる。深海棲艦にもなれる。深海棲艦になると口が悪くなる(ブラック潮)。艦種に合わせて体型が変化する。
得意な重巡と当鎮守府での層が薄い戦艦をメインに使いこなせるよう頑張っている。空母艤装は一航戦や五航戦のものに近い。
一番体型が大きい重巡の姿でいることが多い。危険が迫ると戦艦になりやすい。胸が強調された本を沢山持っている。
皐月にオッパイの気持ち良さを教え込まれた結果、漣のものより長い立派なモノが生える。

・S朝潮(故人)
元ブラック最前線激戦区鎮守府所属。
売られて毎回自分の中に出された液体を掻き出して飲んで生き延びていた過去を持ち、買った男は自らの手で始末した。
皐月の弟子。龍田の症状が治ってきていると実感させた。
殺した男の父親から依頼を受けたタシュケントに拷問され死亡する未来を回避するため死を偽装、
殺人の件で再審が行われるも減刑は認められず、新型手錠のモニター期間も終了したため刑務所送りとなり、その当日に獄中で自[ピーーー]る。
その怨念が独り歩きし、島風鎮守府を苦しめるが日進に怨念の事を伝え供養してもらう。

・山雲
霞の薬品の管理について監査に来た。実は組織側の艦娘であり、幹部と駆逐棲姫を拘束し、二人を奪還された後は艦娘を深海棲艦のように変異させる薬を飲み暴走する。
『頭ネジ』の武蔵に殺害されるが、その遺灰と朝雲が持っていた山雲の死体の一部が融合して出来た卵から、妖精さんサイズになって復活する。
艤装の威力はサイズ相応だが、艤装を出している間は秋津洲を軽々投げ飛ばすほどの怪力を発揮できる。

・朝雲
山雲と同じく霞の薬品の管理について監査に来た。山雲が組織側の艦娘だとは知らず、殺害された山雲の一部を瓶に入れて保存する。
どこにも所属していないことが判明し、提督の鎮守府所属となる。

・初雪
古鷹を自殺させたということで加古を憎んでいる。提督の昇進と同時に鎮守府に着任する。
古鷹の自殺の原因の多くが古鷹に寄生した深海棲艦によるものだと知り、加古を殺そうとしていたことを謝るなど加古との関係は持ち直す。

・白露
・村雨
・春雨
夕立・時雨(駆逐水鬼)の姉妹艦。元々は同じ鎮守府に所属していたが、時雨の死後バラバラになったらしい。
ガングートの代わりの戦力として鎮守府にレンタル移籍する。
春雨は富士を追い出しており、また途轍もない色狂い。
村雨は特務艦。事務作業に於いては非常に有能。

【軽巡】

・阿武隈
改二。酔うとキス魔になる。
下の毛は生えていない。清霜ですら生えてるのに。不感症の疑い。
前の鎮守府で独自のノルマを課せられていた。泣きすぎて脱水症状になりかけたことがあったらしい。
黒潮からきわどい勝負下着を貰う。強さについて葛城と話す。

・多摩
改二。龍驤が心配な為に艤装を破壊したり義足義手を隠したりしていた。
その贖罪として提督や龍驤の膝の上に乗せる猫扱いをされた。女子力の塊。ジグソーパズルも出来ない。
瑞鶴のリハビリ担当医にアタックした結果婚約。
普段は指輪をネックレスにしている。
恥ずかしさのメーターが振り切れるとゴメン寝する。興奮すると語尾がとれる。Eトリガー所有。
改二になった際、夜目が利くようになったり、野生の感が強くなったりした。マル秘作戦で加賀と一緒になったことがある。 その影響か加賀とともに血中細胞が変異している。

・北上
改。工作艦医療担当も出撃もするハイブリットな北上様。
龍驤への不用意な発言を大変後悔している。
龍驤さんが私の整備した義足義手じゃないと着けないと言われ、OCDとPTSDを治して退院。犬が苦手。
一生龍驤さんの専属技師。素質も練度も問題無いが、改二の服は寒いので改のまま。情事が下手。

・夕張
工作艦担当。鎮守府の色々を盗撮している。ドローンも使う。夕張が着任してからは、集合写真は同じ場所で夕張が撮る。
鎮守府の運営がままならなくなった時、潜水艦達と一緒に何とかしていた一人。
メロンと呼ばれることが嫌い。前の鎮守府ではそう言って弄っていた相手が階段から落ちそうになった時、手を伸ばさなかった。
トリガーの使い過ぎで生命が殆ど無くなるも回復。演習に殆ど出ない。入院時、PCが扱える烏に懐かれた。他の者に懐く様子はない。
夢遊病と診断される。夕張「やっぱりメロンは夕張ですよね!」
ヅカ系に詳しいらしくファンクラブ限定の超限定版DVDを持っている。

・神通
改二。練度99。ケッコンカッコカリ済。バトルジャンキーだったので匙を投げられ移籍してきた。
移籍当初は勝手に出撃を繰り返し気絶するまで帰ってこなかった。
ジョークにものってくれる。<龍驤さんは背も小さいですよ。
黒潮と共に龍驤に頼りにされている。素質は30だったが提督と話し合って変わり改善する。
<練度では黒潮さんに負けていません。ダメになると食べ物を噛めなくなる。注射が嫌い。 脇腹が弱点。

・川内
改二。夜戦がうるさくて夜戦に抗議をしたら自分が夜戦になった。
一時的に卯月のものになったが、卯月の治療の為とそれ程執着していなかった故に手を引いた。
ニンジャ。素質問題無し。神通に次いで練度が大きい。休日は誰も知らない山水の滝で体を清める。
師匠と仰ぐ由良が居てその影響を受けて鬼軍曹と呼ばれていたらしい。愛用のバイクを所有。
提督の鎮守府に来てから梟挫を習得した。元々は忍者提督の鎮守府にいた。

・龍田
改二。天龍ちゃん好き。一思いに殺すのが得意。前の鎮守府で提督に襲われた。
素質は5であったが、当鎮守府に着任後に素質が上がり改善する。

・天龍
龍田の改二実装に凹むも皆からのビデオメッセージで感動。自分の役割を果たすと意気込む。
過激な乙女ゲーのガチャ中毒。株とかでへそくりを作って課金していた。霞の薬で様子見。

・大井
別の鎮守府から移籍。北上(別)に襲われ心意喪失するも、球磨が投与していた毒や周りの協力もあってある程度回復。
動けなくなるまでは別の鎮守府で一二を争う練度であった。強くなるのが好き。

・球磨
別の鎮守府から移籍。大井の介護をしていた。北上(別)を恨んでいる。
自我のない深海棲艦が脳以外のどこかに寄生、一体化している。趣味は艦娘の盗撮や使用済み下着の収集。
北上(別)は死亡したが、その死体の破片を浴びた際、体内の深海棲艦を北上が乗っ取った。
北上(別)の働きで内臓を破裂させられ、その際北上は血を浴びた明石に移動した。その怪我は完治するが、下着を使った料理は食べられなくなったらしい。

・由良
川内の師匠として川内を鍛える。深海棲艦を滅ぼした後、艦娘も処分するという考えを持つ。
強くなるために深海棲艦のコアを食べたらしい。4体の深海棲艦を体内で飼っている。
忍者提督とケッコン済み。
放射線障害により死の淵を彷徨った挙句、飼っている深海棲艦に身体を明け渡す事で蘇生。
現在の容姿は複数の深海棲艦が混ざり合った様な奇怪なものになっている。

【重巡】

・加古
改。寝坊癖がある。瑞鶴の荷物取りに行ったりした。不知火達によく着替えさせてもらっている。
埠頭で釣りをして何も考えず時間が過ぎるのが好き。
前の鎮守府で共にエースだった古鷹を自殺に追い込んでしまった事から、他の重巡を見ると錯乱する(現在は改善)。
先の記述とは別の古鷹が流したボトルメールを受け取ってから彼女と交流し始め、元気になっている。
古鷹を自殺に追い込んだ事から初雪から恨まれていたが、紆余曲折の末和解した。

・羽黒
目を見られるのが恥ずかしいので髪の毛で隠している。幹部さんが送った監査官(艦)。
素質は30程度で改二には程遠い。正式に当鎮守府に着任している。正義に悩んでいたが答えを見つけることができた。
絡み酒。酒に弱い。ウイスキーボンボンや甘酒でも酔う。
下の毛は結構濃いというか、ワイルドというか。剃っても逆効果。過去に男性経験あり。
健常な片目を抉り出し、中に自爆・道連れ用の爆弾を仕込んでいる。長い前髪は義眼を隠すためでもあった。

・那智
当鎮守府が初着任な艦娘2号。当面の目標は改二。男性経験なし。
疲れが取れることもあり、皐月のマッサージを気に入っている。
愛宕のために彼女の前では男装の麗人を装う事になる。

・愛宕
男性恐怖症。町で男の人とすれ違うだけでもダメ。
前の提督に毎日ささやきボイスを聞かされて発症。それを理由にドロップアウトするのは嫌なので当鎮守府に移籍。
提督からの指示は他の者を通して伝達される。
男性恐怖症の克服のためにトレーニングした結果、百合に目覚めつつある。
一先ず男装した那智で慣らしていたが、那智自体に惚れてしまう。

【潜水艦】

・伊401
メンタル弱。他の潜水艦とは違い『悲劇』の後も鎮守府で活動している。
心の病治療済み。潜水棲姫を人質に取られ組織のスパイをしていた。

・伊168
過度のストレスによる狭心症であり右眼がうまく見えていない。
潜水艦達の中で一番ひどい症状だった。鳳翔のお店で働いている。
鎮守府でリハビリ中。初期トリガー使用者。

・伊8
鳳翔のお店で働いている。はっちゃん特製サラダ。

・伊58
『bar海底』を開店。仔狸を裏で飼うことになった。

・呂500
『bar海底』で働いている。
鎮守府に復帰。酒乱で絡み酒。将棋が得意。

・伊19
高級店『料亭竜宮』で働いている。
現在鎮守府外。

・伊26
高級店『料亭竜宮』で働いている。
ストレスにより綺麗に白髪になる。
現在鎮守府外。

・伊13
不潔恐怖症。手垢やドアノブ、握手がだめ。手袋をしている。
個人風呂を作ってもらったり個人食器を買ってもらったりして感謝している。
恋人は出来たことがない。恋人が出来たら全身を使って洗ってあげたいという願望がある。
性的に興奮してくると、酷い腰痛に襲われる。フレンドさんは触らないで声や息遣い、見た目だけで満足させていた。

・伊14
アルコール中毒。艦娘断酒会という相互啓発をする会に参加予定。
寝言でぶつぶつとロシア語を話す。

【戦艦】

・金剛
改。艦娘の権利を守る団体から偵察にきた艦娘。
現在レンタル移籍中。
不祥事により所属団体の幹部から降格。艦娘保護団体の活動が忙しく、練度不足。
提督を狙っていたがその気持ちは親愛に因るものだと気づく。金剛の部屋は龍驤の部屋の隣にある。

・ガングート
改二。酒に酔い、暖炉に頭から突っ込んで顔に火傷を負ったため志願して当鎮守府に移籍。ホラー映画が苦手で叫び声を上げる。
純血。 ポンコツだが練度は高い。火力に自信有り。ロシア国籍。町の人達に人気。孫さんと鎮守府外で同棲している。
産休中につき、現在戦力外。
「もう少し、足りないもの」その9にて艦娘と人間の双子を出産。
艦娘の親という希少な例としてロシアから付け狙われる身。

・長門
改二。聞こえず喋れないため読唇術やタブレット等で意思疎通をする。
ギリギリ改二。グロい話は少し苦手。宇宙戦争の映画が好きだった。
大層強大な力を持っていた深海棲艦と素手で戦い沈む。ダメコンを積んでいなかったが復活した。
実は大本営のスパイ。

・榛名
榛名提督の鎮守府から移籍。霞のことが好き。艤装解除時に近くの駆逐艦を庇って左手薬指を欠損する。
比叡の料理で生死を彷徨った結果タナトフィリアに目覚める。左手薬指の爪を噛む癖があった。
死ぬ時は一緒に死のうと霞に言ったらしい。

・アイオワ
新たにやって来た戦艦。
異常にハイテンションであるが素である。
麻薬常習者の疑いがあり、事実としてかつてはヘロインを常用していた。
現在では断ち切ったと言う。

【空母】

・雲龍
元世紀末鎮守府所属。定期的なエステ通いと手入れにより自慢の胸をもつ。胸は普通の『雲龍』より大きい。
忙しくても休み等きっちり与えてくれる提督に感謝している。当鎮守府の最初の正規空母。『悲劇』の際、記憶障害が起こった。
患者の熊野に刺され命の危機に瀕するも、泥のような何か(天城の腕を腐らせたもの)に助けられ無事回復。
葛城が秋津洲を騙して作らせた、命を燃料にする『Hトリガー』を使用するも上記の何かにより症状は出ていない。Hトリガー所有。

・天城
右腕二の腕あたりまでが何かにより腐っていた。その部分は腐臭が無く、痛覚が働いていなかった。他個体への感染はしないと思われる。
感染後、深海棲艦のようなオーラを出せるようになりその間能力が向上する。ただし燃費が悪く3時間以上の使用はやったことがない。
隠れて酒や煙草を使用していたが皆にばれていた。他の『天城』とは生まれつき全然違った。
素の口調は乱暴。障害者になることを恐れていたが手紙や説得により切除に切り替えた。現在は義手。
胸が異様に膨らんだり母乳が出るようになったりしたが前より少し大きくなった程度で収まった。
天提督とは隠れた恋仲だったようだが天提督のガン宣告を機に結婚することになる。照れると耳が赤くなる。

・葛城
龍驤が安心して休んでいられるように強くなりたい。その為に朝ランニングや瑞鶴の特訓を行っている。
夜戦(意味深)等の話題になると真っ赤になるウブな子。その手の経験はない。
当鎮守府が初着任な艦娘1号。葛城の部屋は執務室近くにある。
組織の末端に属していた男性と良い雰囲気。

・加賀
ツンデレ。百合好き提督鎮守府から移籍。瑞鶴を戦闘から遠ざけるため排斥行動をしていた。
前は如何にして戦果を稼ぐか、どれだけ他人と差をつけるかが生き甲斐だった。練度は高いらしい。
瑞鶴と恋仲。

・瑞鶴
怪我をする前から改二。盲目。普段は飛鳥(盲導犬)と共に行動し、出撃時は四感(艤装の駆動音や風)で判断し戦闘。
百合好き提督鎮守府から移籍。目は艤装解除後にやられた為修復剤で治せない。
雲龍と行ったエステでの豊胸メニューにより少し大きくなっている。ツンデレ好き。
加賀と恋仲。

・翔鶴
当鎮守府に来る前から改二。瑞鶴を追ってカバンに入る。一時期ホームレスになっていた。
百合好き提督鎮守府から移籍。加賀のことはそんなに好きじゃない。瑞鶴翔鶴の写真を入れたハートの形をしたロケットをプレゼントされる。
体を許すのは将来伴侶になる殿方だけと決めている。噴式を使える。影が薄いことを気にしている。
現在ラジオ「白鶴、まる」のDJを行っている。

・隼鷹
改二。不知火とヘンな話で弾む。
夜に対する恐怖を酒でごまかしている。酒を飲むと良く眠れる。 泥酔した自分の姿を見ることで飲酒量を減らした

・飛鷹
清霜を礼号組という悪い見本から守ろうとする。一人だと安眠できないため清霜と一緒に寝ている。
私は出雲丸だ、戦いたくないと錯乱。診察結果は軽度のPTSD。
朝霜ではなく清霜を選んだか理由は前の鎮守府で良く懐いてくれていた娘に似ているため。
その娘は戦艦が好きでボランティアで仲良くなるも、手術中に深海棲艦の襲撃による停電が起きて亡くなる。
その娘と流れ星を見ようと約束していた。
清霜を前にすると理性を失う。やたら可愛がっているが清霜本人からの対応は結構辛辣。

・龍驤
改二。最大練度。電車に轢かれ、左腕及び左足太腿先を欠損。提督のことが好き
助けられなかった少女に関する悪夢を見る。お偉いさんに艦娘が陸で怪我とは前代未聞だと驚かれる。
当初は艤装を展開していなければ欠損を治療できないとは知らず、またポイント稼ぎのために少女をギリギリのところで助けるべく、
駅のホームに転落しかかっている事に気付いていながら見逃していた。
現鎮守府には、その独占欲の強さから過去の鎮守府で疎まれて追い出された事でやって来た。
「マニア受けする身体」を使って男遊びを繰り返しており、現提督と結婚してからも同様であり、また提督も遊び相手の一人のつもりであった。
負傷を切っ掛けに遊び相手の男は尽く離れて行き、側に残った提督に依存するようになった様子。
義足義手がない状態で鎮守府内を行き来する姿にドン引きしている艦娘は多い。趣味は読書。
義手にロケットパンチ機能がついている。
艦載機発艦のために全身に印を刻んでいる。使用するのは舌に刻まれた印。
ドM気質(情事の際に首締めを求める)。朝潮と夜の営みについて話し合う。鬱は治ってきている。
<天然モノのパイパンっぴょん!
<可愛いパンツはいてるやん!
最近になって障害者である事から提督の一番になれないのではという不安に駆られつつある。

・ガンビア・ベイ
新たに加わった空母。
負傷により脚が不自由で杖を突いている。
戦力というより鎮守府の法務部としての活動を主とするが、前鎮守府で力及ばず敗訴した事で足りないもの鎮守府にやって来る。
S朝潮のために尽力するが、またしても彼女を救う事はできず。

【その他】

・秋津洲
ブラック最前線激戦区鎮守府から移籍。工作艦。彼氏はここに来てからはできてない。
ワーカホリック気味だが食堂での会話や初めてできた友達である明石の存在により緩和されてきている。
夜の相棒の名前は大艇ちゃん。前歯2本は折られたので差し歯。大艇ちゃん(飛ぶ方)への拘りが凄い。
下着は基本的にウニクロで安いのをまとめ買いしている。

・明石
完全なサイボーグを作ろうとしていた。
整備士と通じていたが思想の違いにより袂を分かつ。
工作艦。所属していた団体は真っ当。現在は記憶を消されているが罪悪感はある。
再生された後は吃音を起こしていたが、紆余曲折の末に解消された。
作業のクセや特徴を掴むために工廠組のノートをつくっている。

・レ級
駆逐棲姫の姉のようなもの。
尻尾を暁に破壊される。暁と恋仲になる。基本受け。お尻に嵌まる。
艤装が大きさ3mくらいの戦艦になる。超重力砲ビーム。雷のような見た目。深海棲艦も艦娘も食べたことないよ。

・駆逐棲姫
通称クキ。恐らく駆逐艦の突然変異。両足をスクリューに巻き込まれ失っている。義足や車椅子で行動。
嵐(自然現象)が怖い。天体観測が好き。幹部をパパと呼ぶ。幹部と結婚する。深海棲艦も艦娘も食べたことないよ。

・潜水新棲姫(故人)
深海棲艦の拠点に一時捕まっていた漣のアレが忘れられず付いてきた。
現実主義的シビアな人格。誰に対してもキツい物言いをするが漣(のアレ)には逆らえない。
セフレ的な関係を経て、提督との未練を断ち切った漣と正式に恋仲となる。
知らず知らずのうちに放射線障害を患っており、それは治療でどうにかなる段階だったのだが、
タシュに汚染金で致命傷を与えた事で報復され、彼女に殺害される。

・提督
鬼畜カニバ鬼悪魔ドS提督等様々な風評被害に悩まされている。
龍驤と漣と関係を持つ。
あがり症。人相は良くない。金庫に今まで撮った集合写真を保管している。
ネコミミが好き。朝霜も叫ぶほど痛い足裏マッサージができる。菓子類を作るのが得意。

・幹部
偉い人。モンド(必殺仕事人)。駆逐棲姫と結婚する。脇フェチ。
明石の頭をチョメチョメした人。当鎮守府の提督との関係は良好。
和平派。

・女幹部
見た目は菊月。
和平派。

・飛鳥
瑞鶴の盲導犬。犬種はゴールデンレトリバー。

・医師(瑞鶴のリハビリ担当医)
女性不信。多摩のひとめぼれの人。まずは友達として多摩と付き合った。
清いお付き合いの果てに多摩と婚約。

・鳳翔
鎮守府の近くに店を構えている。
提督のところには所属していなかった。

・憲兵
当鎮守府唯一の憲兵さん。
多摩に告白され振り、北上に告白して降られた。
そこで周りを妬むようになったが那智の言葉により北上に再度告白。北上と恋人になる。

・間宮
料理を教えていたりする。日常的に皆の食事作りを担当している。

・医者
身長150cm程。当鎮守府住み込み。内科医。寝ている人が好き。
鎮守府を行き来して艦娘専門の治療行為をしている。鎮守府敷地内の診療所や鎮守府内の医務室にいる。

・千歳
水上機母艦。医者に有料で胸を貸す。心療内科専門医。カウンセリングも大丈夫。
鎮守府敷地内の診療所や鎮守府内の医務室にいる。(後の内容から見て精神科医としての診断もできると推測できます。)

・孫
熊野の事件で世話になった地元の権力者、その孫息子。
日本酒蔵で働く杜氏。後にガングートと結婚した。

・最上
時雨を取り戻せるという甘言を弄され、組織の傀儡の調整役になった。その後脱走し当鎮守府に助けを求める。
時雨に初めてあげたプレゼントはお洒落な服とアクセサリー。幹部預かり。

・駆逐水鬼
中身は時雨。時雨は最上と出かけている時に乗っていた水上バスが深海棲艦の魚雷にやられ瀕死。その後死亡。
時雨の死体は一度盗まれた後に脳を抉り取られた状態で発見された。幹部預かり。

・那珂
傀儡。川内に保護されるも、夕張が使った古ぼけた艤装の中にあった黒い球を持ち去る。黒い球は荒潮に回収される。

・潜水棲姫
座礁して動けなくなっていたところを伊401に助けられる。同胞を食べたことがある。火力は大和型~長門型の数値。雷装値は重雷装巡洋艦並み。

・百合好き提督
瑞鶴放置の理由は「戦隊の花形として盲目の瑞鶴は相応しくないから」と思われていたが、真相は加賀との仲が悪く見えたからだった。
加賀曰く戦果を稼ぐのが趣味のような人だったのだが……。瑞加賀LOVE。お気に入りの百合モノ同人誌を赤城に捨てられる。
鳳翔さんのお店の常連。
・赤城
百合好き提督鎮守府所属。加賀の代わりに土下座したり加賀をビンタしたり良識ある子。
百合好き提督が好き。狐耳のコスプレをしたりする。鳳翔さんのお店の常連。

・天提督
優柔不断。膵臓癌であったが手術は成功。天城と結婚をする。初体験は天城から襲われ、下の毛も剃られた。 誰にでもダメコンを積む。
・扶桑
・山城
・村雨
改二。
・龍鳳
・深雪
天城を姉御と呼び慕っている。

・島風提督
ブラック最前線激戦区鎮守府の提督。島風のためなら何でもする。
頭のネジが外れた艦隊(以下『頭ネジ』)を指揮している。謎の組織とつながっていた。
皆との情事をやめると宣言した。
・島風
両手足欠損の達磨状態であったが、整備士によって両手足を生やしてもらった。
島風提督のことが好き。一緒にかけっこをしたい。
・長波
洗脳されている疑いがあったがメンヘラなだけだった。夜が激しすぎる。
神通「ヤンデレでしょうか?」 五月雨「メンヘラ」
・五月雨
『頭ネジ』作戦担当。煙草を吸っていたが妊娠を機にやめる。
スイッチを押されると頭が割れそうになるほど痛くなる。ドS。
粗暴な言葉遣いだったがさみだれへの影響を考え、島風に協力してもらい、直す。
島風提督をパパと呼ぶ。
・大鳳
『頭ネジ』旗艦。ヤンデレ。ナイフ、ペンや箸で島風提督を刺し殺しかけている。
・摩耶
島風提督が戻ってきたと聞いて戻ってきた。
煙草を吸っていたが島風提督がいないと吸っている気がしなかったらしい。
島風提督が好き。真面。
・伊400
『頭ネジ』真面な部類……だと思われたが、島風提督を取るためにスイッチを使い、五月雨及びさみだれを人質にする。
その後作戦は失敗し、逃亡。現在行方不明。島風から「皆が熱くなった時でも、常に冷静な判断を下してくれる頼もしい存在」と信用されている。
漂流していたところを整備士たちに発見され、共に行動することになる。ビスマルク「貴女ただのツンデレじゃない。」
・武蔵
『頭ネジ』一番やばい奴。思考言動が幼い。水鬼レベルを素手で殴っていた。文月をいじめっ子だと思っている。
・天津風
島風が無事で幸せならそれで良いと思っている。幹部預かりから戻ってきた。洗脳解除済み。
・夕雲
島風提督を刺した後通りかかった『頭ネジ』にポイ捨てされ、提督らに捕縛される。
組織に早霜を人質にとられているという洗脳を受けていた。早霜は元々居なかった可能性がある。
更に聞こうとすると気絶し、組織の事どころか色々な記憶が曖昧となる。現在は幹部が連れて帰っている。
・大淀
超低確率であるドロップ艦として着任。常識枠。五月雨「クソメガネ」(第一声)
・文月
改二。幼女塾という団体に買われ助けられてから改二となった。武蔵が苦手。現在幼女塾所属。
・浜風
下半身を4回程手術した。妊娠経験あり。子供が出来なくなる。凄く具合は良いと評判。幹部預かりから戻ってきた。
・さみだれ
五月雨と島風提督の子供。
・後任提督
島風提督がいない間ブラック最前線激戦区鎮守府を担当。五月雨にサンドバッグにされ血反吐を吐き逃亡。

・北上(別)
球磨や大井のいた鎮守府の艦娘。多摩(別)を演習中の事故に見せかけて始末。深海棲艦に寄生されており自爆して亡くなった。
・多摩(別)
球磨や大井のいた鎮守府の艦娘。既に亡くなっている。球磨曰く腰抜け。

・榛名提督
霞のことは覚えていない。比叡を反省させるため榛名の移籍を許可するなど、決して悪人ではない。
金剛(別)、比叡、霧島が所属している。

・朝潮提督
朝潮とケッコン
・朝潮
龍驤とは龍驤が五体満足だった頃に提督会議で知り合った。ドM。朝潮提督とケッコン済み。
龍驤にBLを勧めた。緊縛されて羞恥責めされるのが好み。叩かれるのも大好き。

・川提督
管理人(北上)と副管理人(大井)の為に二人を失踪扱いにする。
・管理人
川の上流にあるキャンプ場の管理人さん。旦那さん。
・副管理人
川の上流にあるキャンプ場の副管理人さん。奥さん。


・H幹部
オネェ。公的な場では硬い態度。
和平派。
・朧
オネエ幹部鎮守府所属。ロングヘアー。暇があれば読書。『第七駆逐隊の集い』に参加。
オネエ幹部に毎朝髪の毛を梳かしてもらっている。オネエ幹部のことが好き。告白すると決心する。

・曙
どこかの鎮守府所属。厨房担当。一年程前に孤児院での火事に遭遇し、逃げ遅れた4人全員を助ける。
そのうちのひとりであった大学生(孤児院の卒業生)を倒れてきた燃える柱から守る。
それにより右腕に火傷の痕がある。『第七駆逐隊の集い』に参加して高級栞ゲット。
助けた大学生のプロポーズを受けた。大学生が就職したら結婚する予定。

・綾波
沈みかけている所を深海棲艦に寄生される。右腕に意識が残っている。レ級様。

・夕立
特務艦。高練度には違いないがどうにも報われない。
時雨を殺した組織に復讐がしたい。最上をクズ重巡と思考の中で呼ぶ。
・時津風(故人)
特務艦。視察官と繋がっていた。夕立の犬になる。
足りないもの鎮守府にて、視察官に殺害される。
ネームレスの工作により、大本営にテロを仕掛けた所を防衛のために殺害された、という形で処理された。


・早霜
『料亭竜宮』で暴れた。
朝霜を「泣き虫姉さん」と呼ぶ。愛情が歪んでおり、朝霜に苛烈な調教を施した。
死亡したかと思われたが何故か生存。複数個体存在する模様。

・監査官
男性。切れ者。

・視察官 (故人)
女性。S朝潮に対して執拗な取り調べを行った。脱走犯。時津風と繋がっていたが殺害される。
整備士に助けられるも、人間の身体はもう使い物にならなかったため、駆逐イ級の死骸で代用される。
紆余曲折の末北方棲姫の姿になっていたが、足りないもの鎮守府にいた時津風と差し違える形で死亡。

・整備士
組織の元トップ。すぐに忘れられてしまうような容貌。伊13、伊14、呂500、伊401のみ潜伏場所を知っている。
卓越した義肢技術と生体生成技術(艦娘の体から本人の腕脚や内臓を作れる)を持つ。国に追われており公には死亡扱いされている。
白血病の手術痕有り。死亡届はアメリカで出されている。「男」と書き込まれることが殆ど。吹雪と恋仲。
・吹雪
深海棲艦のように肌が白く、角が生えている。轟沈したが整備士に助けられる。
生身の左腕を整備士が作ってつけた。轟沈したからかこの姿になったからか練度が元の倍になった。
・神風
傀儡に記憶をインストールされた者。将棋が得意。
・旗風
傀儡に旗風としての記憶をインストールされた者。
・ビスマルク
傀儡に記憶をインストールされた者。深海棲艦の力を抑えるには負の感情を持たないようにすれば良いと知っている。

・伝説の翔鶴
当鎮守府から遠く、未確認深海が確認されている『鉄の海域』に出没。朝霜が化け物、傷一つつけられないであろうと評価。
両腕が無く舌に印を刻み大量の艦載機で羽を作って飛ぶ。零戦と九九式を扱う。おばあさんに一時期保護されていた。
中継基地と呼ばれる鎮守府の最後の生き残り。基本的には誰も姿を見たことがない。
どこかの鎮守府に縛られるより、自由に海を守りたいと話す。

・タシュケント(故人)
ソ連再興を企み、殺し屋として活動し資金を貯めている。
極めて用意周到かつプロ意識も高い。
夕立やアケボノらの襲撃からも余裕を持って逃げ出せる凄まじい手練れ。
複数個体が存在し、1体2体倒した所で根絶はできず簡単に復活してしまう。
潜水新棲姫によって放射能汚染された金を予備ボディと一緒に保管していた事で予備諸共致命的な放射線被曝を受けてしまい、
報復として潜水新棲姫を殺害した後に力尽き死亡。

・大人響
ロシアからの使者。
ガングートの身柄をロシアが欲しがっている事を伝える。

・深海提督
深海棲艦の提督。
実は女幹部(=菊月)のかつての提督だった模様。
全深海棲艦を指揮している訳ではない。
大本営との和解を目指していると装うが……。

・深海海月姫
深海提督の秘書艦。

・日進
大本営所属。
足りないもの鎮守府では「艦娘専門の葬儀屋兼霊媒師」として扱われている。

ひとまずここまでのまとめ
間違っている箇所、抜けている箇所あればよろしくお願いします

ーー


龍驤(皆んなが倒れてから二日。まだ起きる気配は無い。たった二日しか経ってないけど何週間も過ごしたような気がする)


龍驤(深海棲艦との終戦。もう戦わんでええってなったその日に九割近い艦娘が行動不能。更に戦いが終わったはずやのに深海棲艦は陸地を攻撃してきた)


龍驤(全て深海提督の仕業やったんや。ウチらも人間も全部アイツの掌の上で踊っとっとんや)


龍驤(深海提督は攻撃してくる深海棲艦はレジスタンス。終戦反対派やって言いよった)


龍驤(アイツは元々全ての深海棲艦を従えてなんか無い。けど今のウチらにそれを確認する方法は皆無や)


龍驤(たかが人間一人と深海棲艦一匹に……ここまでやられるとはなぁ)

龍驤(その事以外に一つ、分からんことがある)


龍驤(現在動けてる艦娘は始まりの艦娘を追い出してコアが無い状態の艦娘と、調停式を見てなかった艦娘だけ)


龍驤(潮とかみたいに傀儡もや。それ以外の調停式を見とった艦娘は全滅や)


龍驤(……ウチも調停式は見とった)


龍驤(朝霜はたまたま深海海月姫が手を合わせた瞬間を見てなかったんやろうって言うとった。その時は話を合わせたけどウチはほんまは見てたんや)


龍驤(……なんでウチは動けてるんや)


龍驤(ウチの体は艦娘で傀儡や無い。怪我した時のカルテは残っとるし、印を体に刻んだ時の記録もある)


龍驤(深海海月姫……手を合わせた瞬間ウチを見た気がする)


龍驤(テレビやから当たり前やけど……それだけや無い何かを感じたんや)


龍驤(……これからどうなるんやろ)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー鉄の海域


A翔鶴「悪い時に悪い事は重なるものね」


深海鶴棲姫「ノコノコと来たの…ワザワザ……」


A翔鶴「手強い相手になりそうね」


深海鶴棲姫「フフ……ハハハハハ…!!」


A翔鶴「無傷で勝つのは無理。それでもやるしか無いのよ」

深海鶴棲姫「グ……!」


A翔鶴「一人相手ならどうとでもなるのよ」


「……」
「……」
「……」


A翔鶴「また新たな深海棲艦が生まれたわね。それも鬼級に姫級」


A翔鶴「多くの艦娘が動けない今、私が砦にならないといけないの」バサッ


深海鶴棲姫「ナ……空を……!?」


A翔鶴「悪いけど全力で行くわ。せめて安らかに眠ってちょうだい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ドクンッ


A翔鶴「鉄の海域の中心部にある繭……あれが脈動してる」


深海鶴棲姫「グァ……!」


A翔鶴「深海鶴棲姫が苦しんでいる?」


深海鶴棲姫「ウ…ウウ……!」フラフラ


A翔鶴「繭に呼ばれている……?」


深海鶴棲姫「ワタシ…ハ……!」


A翔鶴「貴女はあそこへは行かせない。敵に背を向けたら終わりよ」バサッ


深海鶴棲姫「ウッ…!!」

ーー

A翔鶴「目に付いた深海棲艦は全て沈めた。でも次はどうなるかは分からないわ」


A翔鶴「補給も済んだし引き続き警戒ね」


A翔鶴「陸地の方はどうなっているかしら。民間人は無事?艦娘はもう動いてるの?」


A翔鶴「私は確認しに行く事はできない。無事を祈ることしか…」


A翔鶴「どうか無事でありますように……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

提督「皆んなは数日の間に目覚めるんだよな?」


朝霜「アイツはそう言ってたぜ」


提督「二日経ってもダメか」


朝霜「そうみてぇだな」


提督「…壊滅的な被害が出ている地域が出てきている」


朝霜「大本営は何て言ってんだよ?」


提督「レジスタンスを排除する為に尽力を尽くす…と」


朝霜「呆れた、まだ隠すつもりかよ」


提督「突然艦娘が動かなくなっただなんて言えるはずが無いだろう」


朝霜「どうやっても大本営は腐りやがるんだな」

ズズズ……


朝霜「地震……いや、レ級の超重力砲か」


提督「俺達は幸運だった。レ級が居なければ壊滅していてもおかしくは無かった」


朝霜「あたいと皐月達と龍驤さんだけなら厳しかったな」


提督「これなら数週間でも持つ。レ級には感謝してもしきれないな」


朝霜「重力砲っても威力は大したこと無いと思ってたんだけどよ、司令にも隠してんだな」


提督「暁は知っていたらしい。むやみに言うのは得策ではないと黙っていたんだな」


朝霜「そいつは正しい。今使ってんのも皆んなが起きるまでって約束だ」


提督「だが助かったのは事実だ。本当に有難い……」

ピピピピピ…


朝霜「あたいが出る。誰だ」ガチャ


朝霜「なんだオッサンか、何の用だ。こっちは今忙しいんだよ」


朝霜「……あぁ!?」


提督「どうしたんだ?」


朝霜「深海提督がレジスタンスの対策について話し合いの場を設けたいって言ってきたってよ。それで…」


提督「それで?」


朝霜「向こうが指定した艦娘が……」


朝霜「龍驤さん…」


提督「なぜだ!?何故龍驤が…!」


朝霜「あたいだってわかんねぇよ…」


提督「…俺は行けないのか?」


朝霜「そこは調整中だってよ。向こうは二人らしいからこっちも二人になるようにする…」


朝霜「なんで……龍驤さんなんだよ…」


提督「龍驤……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー某所


幹部「私達が一緒に行けるのはここまでだ。向こうは君たち二人以外が来ることは認めていない」


提督「…はい」


女幹部「なぜ私ではいけないんだ…司令官……」ぶつぶつ


龍驤「なんでウチなんやろ……」


幹部「いいかい、分かってるとは思うが君たち二人だけが頼りなんだ」


提督「十分理解しています」


幹部「今日だけは無茶をするなとは言えない。どうか多くの艦娘を救ってくれ!」


提督「…了解しました」


龍驤「ほな行こか、司令官…」


幹部「……頼むよ提督君」

ーー


深海海月姫「偉いわねぇちゃんと約束は守ってくれたのねぇ…」


龍驤「…なんでウチなんや」


深海海月姫「うふふ…全部教えてあげるわぁ」


提督「……」


深海海月姫「まず……私の提督。深海提督についてよぉ」


深海海月姫「彼は私のパートナーなのよぉ」


龍驤「パートナーってことは…」


深海海月姫「そういうこと…うふふふふ……」


深海提督「……」

深海海月姫「彼は記憶を無くしていたの…名前も…全て失っていたわぁ」


深海海月姫「彼は自分が誰か分からないのよぉ」


深海提督「俺はどこで生まれて何をしていたのか。何も覚えていない」


深海海月姫「でもきっと艦娘に関する仕事はしてたのよぉ。始まりの艦娘の事も知ってたわぁ」


龍驤「お前は……」


深海提督「全てを失った俺を海月姫は受け入れてくれた」


深海海月姫「こんな格好良い人間……放っておくわけないじゃなぁい」


提督「確かに…テレビで見るアイドルや俳優なんかよりもイケメンだ」

深海提督「海月姫のおかげで思い出してきたこともある」


深海海月姫「始まりの艦娘の事とかねぇ」


龍驤「…そっちの提督の事情は分かった。それがウチと関係あるんか?」


深海海月姫「うふふふふふ……」


深海海月姫「貴女も知ってるわよねぇ?愛し合う男女が行為をして…その先はどうなるの?」


龍驤「どうなるって…」


深海海月姫「うふふふふふふ…」


提督「まさか……」


深海海月姫「そうよぉ…私は提督の子どもを孕んだのよぉ」


深海海月姫「人間と深海棲艦の間で子どもができる…?そんな事は聞いちゃダメ。私も驚いたのよぉ」

深海海月姫「生まれた子どもは人間とは違ったわぁ。そもそも妊娠期間も短かったわねぇ」


深海海月姫「成長速度も早かったのよぉ。あっという間に立てるようになって喋るようにもなったわぁ」


深海海月姫「その頃になると私達は陸に行こうって話合ってたのよぉ」


深海海月姫「陸でこの人と幸せに暮らしたい…そう思ってたわぁ」


深海海月姫「その為に準備もしたのよぉ。私達の子どもには人間の言葉を教えて、人間のルールも教えたわぁ」


深海提督「人間の暮らしに慣れさせる為に街に連れ出した事もある」


龍驤「……」

深海海月姫「私の子はやんちゃで…一度人間の街を知ってしまうとよく一人で遊びに行ってたのよぉ」


深海海月姫「海沿いの街だけじゃなく…都会の方にもねぇ…」


深海提督「バスなんかの公共の乗り物にもいつのまにか乗れるようになっていたな」


深海海月姫「そうねぇ…」


龍驤「はぁ……はぁ……」ダラダラ


深海海月姫「凄い汗よぉ…大丈夫…?」


提督「龍驤……」


龍驤「し…れ……かん…」

深海海月姫「バスにも乗れるなら……電車にも乗れるわよねぇ…」


龍驤「ひ、ひ、ひ……」


深海提督「あの子にとっては人混みすら珍しかった。俺達が普段居るのは海の向こうだ」


深海海月姫「沢山の人を見つけたら例えホームの上でもはしゃいじゃうわよねぇ」


提督「ま……さ…か………」


深海海月姫「よくも私の子どもを殺してくれたわね」


龍驤「ひい…………!!!!」

深海提督「…最初は事故なんだと諦めようとした。だが駅の監視カメラの映像を手に入れ時に疑問に思ったことがある」


深海海月姫「貴女…子どもがいるのに気付いてたわよね?」


龍驤「ひ、ひ、ひ、ひ、ひ、ひ……」


提督「龍驤…!」


深海提督「なぜか気付いた時に助けようとせず、ギリギリになって電車に飛び込んだ」


深海海月姫「最初は訳が分からなかったわ。でも貴女の事を調べれば…想像はできたわ」


深海提督「あえてギリギリで助けることによって感謝状か何かを受け取ろうとしたんだろう」


深海海月姫「男漁りばっかりして左遷された貴女が評価を上げるにはそれしか無かったものねぇ」


龍驤「ひ……っ!!」ガクッ


提督「……」

深海海月姫「あの子には唯一嫌いなものがあった。それは艦娘よ」


深海海月姫「私が艦娘に負の感情を持っていたのが原因かもしれないわねぇ。偶然艦娘を見かけた時は舌を出してたもの」


深海提督「だからあの時手は取らなかった。自分が危険だと分かっていない状況で艦娘から手を伸ばされる…」


深海海月姫「当然あの子はその手を握るはずは無いわぁ。だって艦娘が大っ嫌いだもの」


深海提督「何か言い訳はあるか」


龍驤「ご、ご、ご…ごめ……ごめん…なさ…」ガタガタ


提督「龍……驤…………」

深海海月姫「その様子だと無いみたいねぇ」


深海提督「そのようだな」


龍驤「そ、そんな……ウチが…」


提督「…あの子の親と連絡が取れなかったのはその為か」


深海海月姫「そうよぉ、深海棲艦と人間の子なんて実験材料にされて終わりだもの」


深海提督「誰かのせいでそもそもミンチになっていたしな」


龍驤「はひっ……!」


提督「……俺達をどうするつもりだ」


深海海月姫「安価」


下1~3高コンマ 台詞や行動などを

深海海月姫「貴女には何もしないわぁ。後悔して苦しめばいいのよ」


深海提督「お前は生きて苦しみ続けろ」


龍驤「ひ…ぎ……っ!」


深海海月姫「動かなくなった艦娘も、壊滅した街もぜーーんぶ貴女のせい」


深海提督「汚染された金で死んだ役人達も全てだ」


龍驤「ぐっ…ぎ……!が…あぁ……!!」


深海海月姫「全て貴女の軽率な行動が招いたのよ」


深海提督「全てはお前を苦しめるための計画だ」


提督「……」

深海海月姫「死ねなんてそんな言葉は言わないわぁ」


深海提督「生きろ。生きて苦しみ続けろ」


深海海月姫「死ぬより辛い目に合わせてあげる」


深海提督「人殺し」


深海海月姫「人殺し」


龍驤「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


提督「龍驤…っ!」ダキッ


深海海月姫「今日はこれくらいにしておきましょうか」


深海提督「そうだな」


深海海月姫「これからどうなるか楽しみにしてなさいよぉ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー足りないもの鎮守府

ピピピピピ…


朝霜「…誰だ」ガチャ


K提督『あの!提督さんはいらっしゃいますか!?』


朝霜「司令は今取り込み中だ」


K提督『なら伝言をお願いします。こちらに深海棲艦の大群が向かって来てるそうなんです!』


朝霜「支援なら出せねぇぞ。状況分かってるか?」


K提督『そこをなんとかお願いします!こちらからも支援は出します!』


朝霜「……はぁ?そっちも支援出せんならそっちでなんとかしろよ」


K提督『うちの場合は事情が特殊なんです!』

K提督『こちらには海防艦と重巡しかいません。空母は一隻も居ないんです!』


朝霜「ちょっと待てよ、そっちの艦娘は動いてんのか?」


K提督『はい、あの…実は……』


朝霜「なんだよ」


K提督『調停式の時は…アニメを見てたんです……』


朝霜「なんだと!?」


K提督『すいません!海防艦の子達の見たいアニメと時間が被ってたんです!』


朝霜「あれだけ見ろって言われてたのにか…」


K提督『アイドルがカツドウしてるアニメは海防艦に大人気なんです…』

朝霜「改めて聞くぞ、お前の所に居る海防艦は全員無事なんだな?」


K提督『はい…』


朝霜「それを早く報告しろってんだよ!潜水艦がヤベぇ地域もあるんだぞ!」


K提督『申し訳ありません!』


朝霜「はぁ…わかった、お前の所に空母を回してやる」


K提督『本当ですか!?』


朝霜「ただし!お前の所の海防艦は全員出ろよ!」


K提督『はい!皆んな協力してくれるはずです!』


朝霜「いいか、今すぐに出発させろ!」

朝霜「…んだよあの鎮守府は。調停式よりアニメを優先するって…」


朝霜「それより他の鎮守府に連絡だ。大抵はあたいの特務艦の権限でなんとかなる」


朝霜「空母……」


朝霜「龍驤さん……ママはどうしてんだ…」


朝霜「司令と帰ってきてから体調がおかしくなって……パパがつきっきりで診てやってんだよな…」

朝霜「千歳が動かねぇしここにいる医者は全員を診なきゃいけねぇ。司令がやるしかねぇんだ」


朝霜「…司令の様子もおかしかったんだよな」


朝霜「深海提督とかいう奴と会ってからだ。龍驤さんも司令もおかしくなった」


朝霜「……様子を見に行くか」


朝霜「司令と龍驤さんは地下の隔離室に居るんだよな」


朝霜「パパ…ママ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー隔離室


龍驤「痛い痛い痛い…!」


提督「龍驤…」


龍驤「ごめんなさいごめんなさい……」ガタガタ


提督「……」


朝霜「パパ……」


提督「見ての通りだ。幻肢痛に苦しんだかと思えば謝り続けている」


朝霜「なぁ…ママに何があったんだよ……」


提督「……」

提督「龍驤、あいつらの逆恨みに律儀に付き合う必要は無いんだ。龍驤のせいじゃない」


龍驤「違う…違う!ウチはあの子を見殺しにしたんや!!ウチがあの子を殺した!」


龍驤「その子は深海海月姫の…子ども……!!ウチが…あぁぁぁぁぁぁ!!」


朝霜「嘘だろ……?」


提督「…今回の事件は全て龍驤への逆恨みだ」


朝霜「ママが……殺した…」


提督「深海提督……お前のやり方は……!!」


朝霜「こんなに怒ってるパパ…初めて見た……」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

モチヅキ「おーおー腐ってるねぇ」


女幹部「……」


チヨダ「私だって許せないわよ!!提督との子どもだなんて!」


荒潮「やっぱり…記憶が無かったのねえ…」


アケボノ「もしかしてそれが原因とか?精子にまで異常が出て深海棲艦を孕ませたとか」


ハグロ「はらむ?」


グラーフ「ハグロ、私とあっちに行こうな……」

モチヅキ「それよりあの龍驤が原因だったとはね」


アケボノ「…そうね」


リュウジョウ「おんなじ龍驤として恥ずかしいわ」


チヨダ「まさに因果応報よね」


モチヅキ「で、どうするのキクヅキ?」


女幹部「……深海海月姫から司令官を取り戻す」


モチヅキ「それだけ?」


女幹部「龍驤も殺す」


女幹部「アイツが……あのカタワのせいで!!」


荒潮「それと提督は関係ないわよ~」


モチヅキ「今のキクヅキは聞く耳持たないね」


女幹部「司令官を取り戻す為なら…なんだってやってやる!!」


ーー

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします

ーー


朝霜「仮初めの平和。一週間持たず…」


村雨「どのメディアも大本営を叩きまくってるわね」


朝霜「今まで恐れてた謎の生物とはもう戦いませんって生中継までしたのにこれだ、当たり前だろ」


村雨「民間人も沢山亡くなってしまったわね…」


朝霜「艦娘が動かなくなったんだ、どうしようもねぇよ」


村雨「そうよね……」

朝霜「あれから眠ってた艦娘は突然動き始めた。深海海月姫のリミットが来たんだろう。そう思ってたんだけどな…」


村雨「今回の艦娘が沈黙した事件での被害者はおよそ二千人」


朝霜「およそじゃねぇな。きっかり二千人だろ」


村雨「被曝した大本営の重役達も含めてね……」


朝霜「深海海月姫も深海提督も全部分かった上でやってやがる」


村雨「龍驤さんへの復讐の為に関係のない人を犠牲にしている」


朝霜「艦娘が動き出したのは犠牲者が目標まで到達したからだ」


村雨「酷い……行動ね…」

朝霜「どこまで龍驤さんを追い詰めるつもりだ」


村雨「……」


朝霜「アイツら…会った瞬間ブチ殺してやる……!!」


村雨「殺された我が子の為に……復讐は何も生まないのに」


朝霜「このままじゃ龍驤さんは完全に壊れちまう。アイツらはそれが目的だろうがそんなことはさせねぇ!」


朝霜「龍驤さんはあたいが守ってやる……!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー執務室


提督「はい、はい……ありがとうございます」


村雨「他の鎮守府の様子はどう?」


提督「…やはり放送を見ていた艦娘は全滅だ。それでも動けている艦娘がいるならそれは傀儡だ」


村雨「どんな鎮守府にも一体や二体は居るみたいね」


提督「どれだけの数の傀儡が居るのか想像ができないな…」


村雨「でも動ける艦娘がいるおかげでなんとかなった所もあるわ」


提督「どの鎮守府にどんな傀儡…動ける艦娘を把握しておく必要がある」


村雨「次があるかもしれないものね」

提督「深海海月姫の映像を見ても倒れなかった艦娘もいるし、映像を見なくても倒れた艦娘が居た」


村雨「多分……音ね」


提督「ミュートでテレビを見ていた艦娘は無事だった。ラジオで調停の様子を聞いていた艦娘は眠ってしまった」


村雨「この鎮守府の瑞鶴さんが倒れて長門さんが動けたのが物語ってるわね」


提督「だが次も音がきっかけとは限らない」


村雨「ひょっとしたら空気を吸っただけでも…なんてのもあり得るわ」


提督「……どうすれば良いんだ」


村雨「どうすることもできないかも…しれないわ」


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

女幹部「……」


モチヅキ「なーに難しい顔してんのさ」


女幹部「司令官の記憶を取り戻す方法を考えていた。何かきっかけがあれば戻るかもしれない」


モチヅキ「簡単に言うけどさ、まず会うことが難しいじゃん」


女幹部「…そうだな」


モチヅキ「それにさ、司令官の性格を考えてみたら?自分のやったことを自覚したらおかしくなるかもよ」


女幹部「じゃあどうすれば良いんだ!?黙って見てるだけしかできないのか!?」

モチヅキ「方法はあるよ。あの二人を殺すんだよ」


女幹部「ふざけるなよ」


モチヅキ「ふざけてないって。こっちはグラーフがいるじゃん?」


女幹部「……本気か」


モチヅキ「それしか無いと思うよ。生きてる状態で記憶が戻ったらと思うとね」


女幹部「司令官を殺す……」


モチヅキ「深海海月姫は間違いなく殺すとして、司令官は手加減しないとね」


女幹部「…無理だ………私は司令官を…できない……」


モチヅキ「他に方法を考えるより覚悟を決めた方が早いかもね~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーーーー


富士『…何しに来たの』


朝霜『お前に話を聞きにきたんだよ』


富士『わざわざ他人の精神世界に入ってくるだなんて…』


朝霜『漣の体はこうやって使わねぇとな』


富士『…何も言うことは無いわよ』


朝霜『そりゃそうだろうな。あんな醜態晒してんだ、偉そうな事は言えねぇだろ』


富士『……』ギリッ

富士『……私を無効化するなんて。そんな事ができるだなんて』


朝霜『お前がコアな時点で無理があんだよ。行き当たりバッタリで何も考えてねぇクセに』


富士『うるさい!私は全ての艦娘を救う為に…!』


朝霜『そうだな、そのせいで民間人が大勢死んだな』


富士『ぐぎ……!!』


朝霜『諦めろ。お前は万能じゃねぇ』


富士『そんな事は分かってるのよぉ!!』

朝霜『防ぐ方法はあんのか』


富士『…無いわ。あの深海棲艦は海に胞子をばら撒いた。世界中に広がっているわ』


朝霜『出撃しねぇ艦娘はどうなんだ?』


富士『無駄よ。胞子を吸収したプランクトンを魚が食べて、その魚を食べた別の魚が…』


朝霜『なんだよそれ』


富士『人間には全く影響が出ない。被害が出るのはコアがある艦娘だけよ』


朝霜『要はお前を狙い撃ちしたもんだなら防ぐ方法もねぇって事だな』


富士『……そうよ』


朝霜『全く為にならねぇ話をありがとよ』


富士『……』ギリギリ


朝霜『お前は精々そこで悔しがってな。じゃあな』


富士『私は……全ての艦娘を救いたいだけなのに…!!』


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

富士『全ての……艦娘を……!!』ギリッ


朝霜『ああ、忘れるところだった。お前が言ってる全ての艦娘を救うって具体的にら何をするつもりなんだよ?』


富士『……理想郷への扉を開くのよ』


朝霜『はぁ?』


富士『そして全ての艦娘を理想郷に導くの』


朝霜『お前……アホか?』


富士『貴女には分からないでしょうね。私は全ての艦娘を見てきたのよ。貴女に近い存在なら朝潮ね。知っているでしょう?彼女がどんな扱いを受けてきたか』


富士『私はあんな艦娘を無くしたい。全ての艦娘が幸せになれる理想の世界へと…』


朝霜『はぁ…お前マジでバカだな』

富士『貴女には理解できないわよ』


朝霜『あたいはお前のやろうとしてることの方が意味わかんねぇよ』


朝霜『富士、艦娘の全員が全員不幸なのか?』


富士『は……?』


朝霜『この世界が好きだって言ってる奴もいるんだぞ?』


朝霜『それなのに全ての艦娘を理想郷とやらに連れて行くのか?』


富士『この世界が…好き……?』


富士『あれだけ…酷い目に遭ってる子がいるのに……?』


朝霜『ははぁ…分かった。そういうことだな』


富士『なに!?何が分かったのよ!!』

朝霜『お前はどうやっても干渉できねぇ艦娘がいるな?』


富士『そうよ、原因は分からないけど……』


朝霜『それが分かったんだよ』


富士『貴女が?どうして?』


朝霜『お前は幸せを感じてる、もしくは不幸じゃねぇ艦娘の中じゃ目覚めねぇんだよ』


富士『…………』


富士『……』


富士『嘘よ』


朝霜『そうだとしたら説明がつかねぇか?』


富士『嘘…嘘嘘嘘……』


朝霜『お前はまるで艦娘全員が被害者みてぇな言い方をしやがる。それはおかしいんだよ』


朝霜『不幸で無くともお前が干渉できる艦娘は居るんだろうな。でも数は少ないはずだぜ』


富士『そんな…それ……私……』

朝霜『お前がやろうとしてる事はテロだぜ。大半の艦娘が幸せだってのに無理やり理想郷に連れて行く」


朝霜『そうしたらどうなるんだろうな?艦娘と親密な関係にあった人間はどうなる?』


富士『嘘……』


朝霜『お前は所詮艦娘の出来損ないだ。自分が世界の中心だと思ってんじゃねぇぞ』


富士『ぎ……!!』


朝霜『コアはコアらしく大人しくしてろ。余計なこと考えてんじゃねぇぞ』


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

富士『……そう、貴女達は私が思っていた以上に強いのね』


朝霜『お前が弱いと思い込んでただけだろ』


富士『私は貴女達には必要無いの…?』


朝霜『艦娘にはコア、魂が必要だ。でもそれがこうやってペラペラと喋る必要がねぇ』


富士『そう……そうなのね…』


朝霜『余計な事をしてる暇があるなら深海海月姫の胞子をどうにかする方法を考えろ』


富士『えぇ……そうするわ…』スッ


朝霜『…こんなもんか』

ーー

漣「う………」ビクンッ


朝霜「んぁ………ふぅ…」


潮「あの…どうでしたか……?」


朝霜「富士から話は聞けた」


漣「体を貸した甲斐はあったんだな」


潮「次に深海棲艦が何かしてきたとしても何とかなりそうですか?」


朝霜「対策を考えとけとは言ったけど多分無理だな」


潮「無理……ですか…」


朝霜「コアを止められちゃどうにもできねぇんだな」

漣「そうなると音を聞かないように警戒するしか無いか」


朝霜「しても無駄だぜ。何かに音を混ぜられちゃわかんねぇ」


潮「テレビとかラジオ、もしくは動画とか……」


朝霜「潮は油断すんな。そうなってくると動けるのは限られた連中だけだ」


潮「はい…」


朝霜「これからは訓練もやめとけ。下手なことして疲れたら意味がねぇ」


潮「うん…軽いトレーニングとか、そういうのに切り替える」


朝霜「あたい達にできるのはこれくらいか……」



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「私に協力して欲しい事とはなんでしょうか?」


女幹部「お前達の長門を貸して欲しい」


提督「どういう意味で…?」


女幹部「朝霜から聞いた。長門は大本営のスパイとして活動しているらしいな」


提督「…よく朝霜が喋りましたね」


女幹部「多少強引な手は使った、許してくれ」


提督「…許すのは私ではありません」


女幹部「そうか……すまん」


提督「……」

女幹部「私は大本営を掌握したい。その為には長門の力が必要なんだ」


提督「必要なのは長門の情報じゃないですか?」


女幹部「……」


提督「いくら女幹部さん相手でも譲れないものがあります。長門はここの鎮守府の艦娘なんです」


提督「長門は大本営のスパイとは言ってますが、積極的に行動はさせていません。危険な目にあって欲しくないんです」


提督「それ以外の事なら喜んで協力します。それではいけませんか?」


女幹部「安価」


下1~3高コンマ 女幹部の台詞や行動などを

女幹部「……お前と私と立場が逆だったとしよう」


提督「逆だっとしても…」


女幹部「龍驤が深海提督だとしたらどうする?」


提督「……どういうことですか」


女幹部「お前には全てを話す。もう形振り構ってられないんだ」


提督「まさか……」

ーー


女幹部「私の話は信じてくれたか?」


提督「普通なら信じられません。しかしアケボノやグラーフの能力は目の前で見てます……信じるしかありません」


女幹部「話が早くて助かるぞ」


提督「アケボノと出会った時に名前は無いと言っていたのはそういう事情があったんですね」


女幹部「そうだ、私達は名前も全てを失った。だからこそ私…菊月は女幹部になれたんだ」


提督「幹部さんと関係があったのは立場を利用する為…」


女幹部「お前ならそうするだろう?龍驤だけが居ない世界が考えられるか?」


提督「……無理です」


女幹部「そうだろうな。私だってそうだ」

女幹部「頼む、私の最愛の人を取り戻したいんだ」


女幹部「これは幹部としての立場からじゃない……」


菊月「一人の艦娘として…愛する人を取り戻したい者からのお願いだ」


菊月「頼む……私に司令官を…」


菊月「あの人もう一度この体を抱きしめて欲しいんだ……」


菊月「お前なら私の気持ちがわかるだろう……?」


菊月「頼む…………」


菊月「おねがい…じまず…………」グスッ


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

提督「場合によっては一生恨まれるかもしれないがいいのか?」


菊月「いい……」


菊月「司令官が……戻るなら……」


菊月「他にはもう……何も要らない……」


菊月「私にとって司令官は……全てなんだ…」


提督「……分かりました。長門には協力してもらいます」


菊月「ありがとう……本当にありがとう…」


提督「…少し待ちます」


菊月「ひぐ……ぐすっ……」

ーー

女幹部「……協力感謝する。長門から得た情報は有意義に使わせてもらう」


提督「はい」


女幹部「…さっき泣いてしまったのは見なかったことにしてくれ」


提督「女幹部さんは泣いてなんかいません。ただ艦娘さんは泣いていたかもしれませんね」


女幹部「…ありがとう」


提督「長門には全てを話すことになりますが構いませんか?」


女幹部「お前の好きにしてくれ。今頼れるのはお前なんだ」


提督「了解しました」


女幹部「…司令官は絶対に連れ戻す。記憶も取り戻して……もう一度司令官と…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「そういえば朝霜に強引な手を使っていたと言っていたが大丈夫なのか?」


提督「むやみに艦娘を傷付けるような…いや、そうとも限らないのか」


提督「女幹部さんは司令官の為ならなんでもすると言っていた。俺がもし女幹部さんの立場なら…」


提督「…朝霜の所に急ごう」


提督「命の危機……とまでは行かないが、何かが起こっているかもしれない」

ーー


提督「…どこに行ったんだ?部屋にも食堂にも居ない」


提督「執務室にも…龍驤の所にも居なかった」


提督「……本当に何かあったのか?」


提督「そんな…だとしたら……」


提督「…朝霜!どこに行ったんだ!?」


提督「朝霜…!」


下1~3高コンマ 朝霜の様子やその他起こったことなどを

ーー医務室


朝霜「イテテテテ…」


提督「骨は大丈夫なのか?」


千歳「問題無いわ。でも相当強く捻られたみたいね」


朝霜「心配いらねぇ……痛っ…」


提督「……」


朝霜「司令…このまま協力してやれよ…」


提督「だが…」


朝霜「女幹部が本気ならよ…足首を狙ってただろ…」


千歳「秋津洲ちゃんが錯乱して切られた方ね」


朝霜「そうしねぇって事は良心が……イッテェ…」


提督「朝霜がそう言うなら…」


朝霜「不意を突かれたあたいも悪いんだよ…」


千歳「不意をついたと言っても特務艦相手に勝つだなんて、よほど強い何かがあったのね」


ーー

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします

ーー


神通「あの…話とはなんでしょう…?」


由良「貴女を鍛える」


神通「私を…?」


由良「川内と。見たわ」


神通「……」


神通「ひょっとして…以前に戦った…」


由良「貴女が注射を嫌がって暴れた」


神通「皆まで言わなくても大丈夫です!」


由良「そう」

由良「あの時の力は誇っていい」


神通「誇るだなんて…そんな…」


由良「あの時の力は私を上回っていた」


神通「そこまで…?」


由良「今の私でなんとか勝てるくらい強い」


神通「由良さんがそう言うなら…そうなんですね…」


由良「間違い無い」

由良「この先貴女の力が必要になる」


神通「そんな時は来て欲しくありません…」


由良「でも貴女はあの時の力を自由に使えない」


神通「必死で…抵抗した結果ですから…」


由良「いつでも力を使えるように鍛える」


神通「難しいかと…思います…」

神通「由良さんと組手をして負けても…注射をされるわけではありません…」


由良「見て」スッ


神通「由良さんの右手の小指…?」


由良「爪」


神通「う……!!」


由良「注射針みたい」


由良「今から貴女に襲いかかる」


由良「私が勝ったらこれを貴女に刺す」


神通「!!」


由良「死ぬことは無い。けど注射より痛い」


由良「行くわよ」シュバッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

神通「冗談じゃありませんよ…!!」シュバッ


由良「…逃げた」


由良「あれだけ早く動けるなんて」


由良「神通も忍術を学んでいた?」


由良「違う」


由良「川内の見よう見まね」


由良「それだけであそこまで動けるなんて」


由良「やっぱり鍛える必要がある」

ーー

神通「……!!」ダダダッ


川内「神通!なんで鎮守府の中でそんなに必死に走ってんの!?」


神通「由良さんから逃げてるんです!」


川内「師匠から?」


由良「…」シュバッ


神通「来た…!!」


川内「師匠!?」


神通「追ってこないで下さい!」シュバッ


川内「えぇ!?神通ってそんな早く動けたの!?」

由良「川内」


川内「どうしました師匠?っていうかなんで神通さんを追ってるんですか?」


由良「追うわよ」


川内「私も?」


由良「急いで」


川内「…ごめん神通、師匠の頼みは断れないの」シュバッ


由良「行くわよ」シュバッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

神通を追い回して追い詰めて
由良「もう逃げられないわ」(真剣)
川内「さあ觀念してよね」(よく分かってないけど取り敢えず)
春雨「逃さないですよ~」(見かけて取り敢えずチャンスだと思った)
皐月「そうだよ」(便乗)

ーー


神通「ひ……!」


由良「追い詰めた。もう逃げられない」


川内「理由はよく分かんないけど…觀念してよね!」


春雨「逃さないですよ…」


皐月「そうだよ!」


神通「なんで…どうして…!」


由良「貴女の為なのよ」

春雨「貴女からは特殊な匂いがします…」


皐月「おしっこの穴で気持ちイイことしてるからじゃない?」


春雨「それはレア物…」ジュルッ


神通「勝手に人の性癖をバラさないで下さい!!」


川内「バラすも何も動画撮られ放題じゃん」


神通「それはそうですけど!」


由良「この鎮守府の為でもあるのよ」スッ


神通「やめて…!その指を近付けないで下さい!!」

春雨「指…?尿道にそんな太いものを……」


皐月「待って、神通さんの様子が…」


神通「ぐ…ぎぎぎ……!」


由良「来るわ」スッ


川内「何が来るんですか?もっと説明を…」


由良「構えなさい。痛い目に合うわよ」


川内「へ?」


皐月「なんかやばそうなんだけど…」


春雨「夕立姉さんに比べれば可愛いものですよ」


神通「う…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

皐月「来……!!」
春雨「あ……」ベシャッ


神通「ウゥゥゥゥゥゥ…!」


川内「二人が一撃で!」


由良「やっと本番ね」


川内「師匠はこれが目的だったんですか!?」


由良「そう」


川内「神通を暴走させるなんて…」


由良「この状態をいつでも出せるようになれば良い」


川内「いいかもしれないですけどぉ!」


由良「来るわよ」

川内「ガッ……!!」


由良「思った通りね」


川内「腕が…痺れ……!」ビリビリ


由良「まだこんなものではないわよ」スッ


神通「フッ……フゥゥゥゥ…!!」


川内「師匠…!」


由良「私が止める。心配しないで」


川内「ここは鎮守府の中ですよ!本気の師匠が暴れたらここは崩壊します!」


由良「なんとかする」


川内「なんとかって!」

神通「……」


川内「あれ?神通の様子が……」


由良「…ここまでね」


神通「ふぅぅぅ…」ドサッ


川内「神通!?しっかりして!」


由良「活動できる時間に限りがある。まずはそれを伸ばす所から」


由良「力は申し分無い。後はコントロールするだけ」


由良「川内は才能があった。でも神通はそれを上回る力がある」


由良「これからが楽しみね」


神通「うぅん……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

最初に由良は神通の力を引き出す為に襲うと宣言しています


再安価 下1~3高コンマ お願いします

春雨「う…うぅん……」


川内「あ、起きた?ちょうど千歳さんの部屋に運ぼうとしてたんだよね」


春雨「神通さんは…?」


川内「師匠が先に運んで行ったよ」


春雨「追いかけなくて…大丈夫ですか?」


川内「…正直ちょっと心配。また襲いかかったりするかも」


春雨「じゃあ由良さんを追って下さい。皐月ちゃんは私が運びます」


川内「そうしてくれたらありがたいな」


春雨「任せて下さい…」


川内「じゃあお願いね!」シュバッ


春雨「……あは」


春雨「睦月型と二人っきり…しかも限界突破済み…」


春雨「うふ……うふふふふ……」

皐月「」すっぽんぼん


春雨「はぁぁ…綺麗な体…!」


春雨「ココもすっごく綺麗ですよ…」サワッ


皐月「……」ピクッ


春雨「あ…っと。起こさないようにそ~っと……」スッ


春雨「照準良し……」


春雨「淫液……吸い尽くしちゃいます…」ジュルッジュブブ


皐月「はぁん!?」ビクッ


春雨「んふ…ん、んんん……」


皐月「な、な、なに!?あ、ぁん…!!」


皐月「やめ…やめてよ……!あ…アァァッ…!!」

ーー


皐月「由良さん!僕も鍛えて下さい!」


由良「何故」


皐月「強くなりたいから!」


由良「本当は」


皐月「…下手に気絶すると春雨に襲われるから」


由良「そう」


皐月「気絶してる間にあんな事された気持ちがわかる!?」


由良「分からない」


皐月「あんな事二度とされたくないの!!」

由良「貴女は忍ぶことはできない」


皐月「川内さんみたいな技術を身に付けたいんじゃないの!」


由良「それ以外は知らない」


皐月「普段やってる訓練とかを教えてくれたらいいの!」


由良「川内がいる」


皐月「由良さんの方がいいの!」


由良「…」


皐月「神通さんが暴れても一発でやられないようになりたい!僕は強くなりたいの!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

基礎訓練から一緒に参加して力をつける

ーー

潮「皐月ちゃん、最近演習以外に何かしてる?」


皐月「実は由良さんと訓練してるんだ~」


潮「由良さんと?」


皐月「そう…って言っても基礎訓練だけどね」


潮「それでも凄いよ!あの由良さんと同じ訓練をやり切れるなんて!」


皐月「やめてよ…基礎訓練だけで僕はヘロヘロなんだもん」


潮「私なら途中でギブアップしちゃうもん、皐月ちゃんは凄いって!」


皐月「そうかな…」


潮「うん!そうだよ!」

皐月「でもさ、なんで気付いたの?由良さんに着いて行ってるから鎮守府では訓練してないんだよ?」


潮「体……」


皐月「ん?」


潮「体…前より逞しくなったなぁって……」


皐月「あ…そっち……」


潮「だってお風呂以外で皐月ちゃんの裸を見ることが多いんだもん!」


皐月「結局…お互いに我慢できないもんね…」


潮「あんな気持ちイイこと我慢できません!!」


皐月「うん…シてる時の潮の表情凄いから良くわかるよ」

潮「私も鍛えた方がいいのかなぁ…」


皐月「潮は鍛えるより艦種の切り替えが大事だもん」


潮「やっぱりそうですよね…」


皐月「潮は下手に鍛えるより俊敏性だよ」


潮「私が一番役に立てるのがそういう目的ですからね」


皐月「潮には助けられてるんだよ?ここは重巡が少ないし」


潮「少しでもお役に立ちたいです!」


皐月「僕もそうだよ!今よりもっと強くなるんだ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


漣「ふ……!」ガギィン


レ級「らぁぁ!!」


漣「この……」


レ級「やらせるかぁ!!」バキッ


漣「ぅぐ……!」


レ級「はぁ……はぁ……」


漣「ふぅ……ここまでか」


レ級「中々やるな。あたしと同レベルにまではきてるぞ」

レ級「しかしいきなり強くなったな」


漣「この体が馴染んだからな」


レ級「肌も白くなってツノも生えたしな」


漣「これ以上の変化は無さそうだ」


レ級「重巡棲姫の力をその体で再現してるからな。だからあたしレベルの力なんだ」


漣「『切り札』の無いお前と同じなら相当な力があるようだな」


レ級「切り札……超重力砲か。もっと隠しておくつもりだったんだけどなぁ」


漣「あの状況では仕方なかったんだろう」

レ級「…漣の事、よく吹っ切れたな」


漣「いちいち悔やんでいては次に進めない」


レ級「そうだけどよ…」


漣「お前も暁にもしもの事があれば分かっているな?」


レ級「そんな事させるわけねぇだろ。あたしの命に代えても守る」


漣「私も……そう思っていたさ」


レ級「…すまん」


漣「終わった事だ、気にするな」


レ級「守れなかった…潜水新棲姫も」


漣「お前は暁を守っていろ。我々の掟はそうだろう?」


レ級「……あぁ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

変な改行の奴はもうスルーしよう

再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー隔離室


千歳「龍驤さんの調子は良くらないわね…」


先生「このままでは悪化する一方です」


霞「起きたかと思ったら謝り続ける…心が壊れるまで時間の問題ね」


千歳「なんとかしてあげたいけど医務室は新しく建てるまで使えないし…」


先生「カウンセリングも限界なんですよね?」


千歳「えぇ……もう…」

霞「私に考えがあるわよ」


千歳「本当に?」


霞「でも相当な覚悟が必要よ」


先生「それは僕達がということですか?」


霞「そう。下手をすれば塀の中ね」


千歳「まさか……」


霞「合法でない薬物やドラッグを使うわ」


先生「それは……」


霞「そうしないといけない所まで来てるのよ」

千歳「…ちょっと待って。合法じゃない薬は分かるけどドラッグって……」


霞「私の薬草を組み合わせれば簡単よ?」


先生「依存症は…」


霞「キツイのがあるわね」


千歳「……」


霞「何も今すぐ使うなんて言ってないのよ。ただいつでも準備はできるって話。よく覚えておいて」


千歳「使うことが無いようにしたいわね…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

女幹部が着実に大本営で力を伸ばしていく

ーー

暁「レ級……訓練してたのね…」


レ級「漣とな。アイツ、あたし並みに強くなってるぜ」


暁「良かったわね……」


レ級「今日はもう暁の側から離れないからな!安心してくれよ!」


暁「うん……」

暁「ねぇ……」


レ級「どうした?」


暁「あの時の約束…どうなってる……?」


レ級「……」


暁「私……ね…」


レ級「今はゆっくり寝てるんだ。何も考えなくていい」


暁「レ級……」


レ級「あたしが暁を守る。何も心配しなくていいんだ」


暁「でも……」


レ級「ここを裏切ることになってもいい。暁だけは絶対に守る」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

>>344

ーー


長門(……)スッ


女幹部「これが新しい重役達の資料か」


長門(叩くと埃が出そうなのが二、三人いるぞ)


女幹部「ふむ…この資料は私が有用に使う」


長門(……)


女幹部「なんだ?」


長門(いや、なんでも無い)


女幹部「そうか。なら引き続き情報を集めろ」


長門(了解した)

女幹部「汚職していた奴らが死んだと思っていたらまた別の奴が出てくる…」


女幹部「人間は意地汚いものだ。そんなに金が必要なのか」


女幹部「それを思えば被曝した奴らは滑稽だ。あの世に汚染金塊を持っていけばいい」


女幹部「……私はどんな手を使ってでも司令官を取り戻す」


女幹部「例え道を踏み外そうとも構わない。それより大切なものがあるんだ」


女幹部「……コイツを追い込むか」ペラッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

S綾波「……レ級様から連絡が来なくなってしばらく経ちます」


S綾波「あの人達私の事忘れてませんかね……」


S綾波「連絡先を無理やり聞かれた後は何回か連絡は来ましたよ。でも今はサッパリ…」


S綾波「逆に考えるんです。忘れられてた方が良いんです」


S綾波「危険な目に合わずに生き残るのがベストですからね」


S綾波「連絡先…変えちゃおうかな……でもバレたら怖いし…」


「綾波、次の仕事だ」


S綾波「はい司令官!……はぁ」


S綾波「できることならもう関わりたくない……レ級様相手なんか勝てるはずが無い…」


S綾波「どうかこのまま忘れ去られていますように…」


ーー

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします

ーー

霞「相変わらず龍驤さんの調子は良くならない。日に日に悪化していくばっかりよ」


龍驤「……」


霞「このままじゃ龍驤さんは潰れてしまう。そうなったら司令官も…いずれはここの全員が潰れる」


霞「そんな事は私がさせない。この状況を救えるのは私だけなのよ」


霞「龍驤さんの症状を改善させる方法は一つだけある。それはこれを使うこと」スチャッ


霞「これを使うことは道を外れることになる。けどもうこれしか残って無いのよ」


龍驤「……」

霞「龍驤さんや司令官にはどれだけ助けられたか分からない。二人が居たから今の私がある」


霞「私は龍驤さん達が居なければ自死という道を選んでいた。そこから助けてくれた恩は計り知れないのよ」


霞「龍驤さんは私が助ける。例え道を踏みはずして私が捕まることになってもよ」


霞「……この注射器の中には薬物が入ってるわ」


霞「彼の国では医療用の大麻が認められつつある。けどこの国ではまだ違法行為よ」


霞「当然副作用も出る。龍驤さんの場合は幻肢痛が激しくなるのは間違いないわ」


霞「それでも……よ」


霞「助けるにはこの方法しか無いの」

霞「私が捕まってもいいように薬のレシピは全て清書しておいた。山雲と朝雲が居るから大丈夫」


霞「後は私が勇気を出すだけ…」


霞「これを使えばもう榛名お姉さまとは……」


霞「……」


霞「ごめんなさいお姉さま。私には愛より大切なものが、守りたいものがあるの」


霞「龍驤さん……今治してあげるから」スチャッ


龍驤「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤「あかん、あかんよ…それはあかんよ…」


霞「…意識があったのね」


龍驤「霞…やから……近くに…居て…くれてた……」


霞「……意識があっても抵抗はできないわよね」グイッ


龍驤「あ…かん………」


霞「安心して龍驤さん。今日から調子は良くなる一方よ」


龍驤「やめ……あか…んよ………」

霞「龍驤さんの腕…こんなに細くなって……」


霞「右腕だけでずっと…頑張ってきたものね……」


龍驤「霞……あかん……」


霞「私が全てを背負うから。龍驤さんの罪も業も私にちょうだい」


霞「……」スッ


龍驤「あぁ…あ………」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

山雲「だめよ霞」スッ


霞「……そんな所に隠れてたの」


山雲「貴女が思い詰めた顔をしてたからよ。龍驤さんが寝てる部屋に隠れてて正解だったわ」


霞「手のひらサイズの山雲に気付くなんて無理ね…」


山雲「そういうこと。だからその手を離して」


霞「……」

山雲「本当にそれしか方法が無いの?出来る事は全部やったの?」


霞「全部はやって無いでしょうね」


山雲「ならそれを先に…」


霞「無理よ。これ以上龍驤さんが傷付く所を見たくないの」


山雲「霞のやろうとしてることで、余計に龍驤さんは傷付くわ」


霞「……」


龍驤「霞……ウチ…」


山雲「霞の気持ちも分かるわ。だから一度話し合いましょう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「龍驤、謝る必要は無いんだ」


龍驤「そんな事ない……」


朝霜「子どもを放置してたアイツらも悪いんだよ。放置子と一緒じゃねぇか」


龍驤「ウチは…助けられたんや……」


霞「やっぱり平行線ね」


金剛「これじゃあいつまで経っても良くなりまセン…」

朝霜「龍驤さん。ずっとそのままだっていうんならこっちにも考えがあるぞ」


龍驤「んぇ……」


朝霜「アケボノ達に頼んで記憶を消してもらう」


霞「正気?」


朝霜「これ以外に最善策があるなら言ってみろ。ドラッグを使おうとしたお前よりマシだ」


霞「アンタ!ふざ…!!」


榛名「霞ちゃん……?」


霞「…そうよ。私は龍驤の為に違法な薬を使おうとしたわよ」


金剛「本来なら聞き捨てなりまセンが、今日は聞かなかったことにしマス」


羽黒「そうですね…」

提督「龍驤、元気を出せとは言わない。塞ぎ込むのはやめてくれ」


朝霜「皆んなが皆んな龍驤さんの事心配してんだ」


龍驤「でも……」


金剛「龍驤さん、自分だけ責めるのはやめて下サイ」


羽黒「このままだと…司令官さんも倒れてしまうかもしれませんよ…」


霞「不安は私達にぶち撒ければいいの。一人で背追い込もうとしないで」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを

龍驤「ごめんな……ウチのせいで迷惑かけてんのは分かってんねん…」


龍驤「でも……ウチがあの子を殺した事も事実やねん…」


龍驤「注意せんかった他の客も…勝手に出歩くのを注意せんかった深海提督らも悪いかもしれん…」


龍驤「けどな……最後に目があったのはウチやねん…」


龍驤「あと一秒でも早かったらあの子は助かっとった……それだけは逃れようのない事実やねん…」


龍驤「全部……全部ウチが悪いんや…」

龍驤「ギリギリで助けようとしたのは…感謝状目当てで……なんでそんなん欲しがったって言うたら……それもウチのせいや…」


龍驤「浮気と遊びを繰り返して…変な鎮守府に飛ばされたウチが…保身の為にやろうとした……」


龍驤「ウチは最低な……クズな…艦娘や……」


龍驤「こんなウチが幸せになったらあかん…片腕と片脚無くなってもまだ足れへんねん…」


龍驤「許して下さい……こんなウチを許して下さい………」

朝霜「…ずっと同じこと言ってんな」


金剛「提督を裏切った事をよほど後悔してるんデスね」


羽黒「私達が…どうこうできる問題なのでしょうか…」


霞「なんとかするのよ。今度は私達が龍驤さんを助ける番よ」


提督「俺の命に替えてでも龍驤を取り戻す」


朝霜「バーカ、司令も死なせるわけねぇだろ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


電「今日は暁ちゃんも元気になったから第六駆逐隊でお泊り会なのです!」


雷「でも肝心の暁が元気そうじゃないわね」


ヴェールヌイ「何かあったのかい?」


暁「レ級……」


電「レ級ちゃんと喧嘩しちゃったのですか?」


暁「違うの…そうじゃない…」


雷「じゃあどうしたっていうのよ?」

暁「レ級がどこか遠くに行ってしまいそうなの…」


電「ここから出て行ってしまうのですか?」


暁「ううん…」


ヴェールヌイ「死んでしまうかもしれないってことだよね」


雷「まさかレ級も被曝してるの!?」


ヴェールヌイ「そうじゃないさ。深海新棲姫みたいなことになるかもしれないってことだよね」


暁「うん……」

暁「私はレ級と比べて弱過ぎる…その事でレ級を危険な目に合わせてしまうかもしれないの」


暁「私だってレ級を守りたい……そういう存在でありたい…」


ヴェールヌイ「難しいだろうね。この鎮守府に何かあった時はレ級は命に替えてでも暁を守ろうとする」


電「そんな時は来ないで欲しいのです…」


雷「暁は無理に強くなる必要は無いわ。自分にできることをすればいいの」


暁「私は…レ級を守れるような存在でありたい……」


ヴェールヌイ「今は無理でもきっといつかはなれるさ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

暁、寝る前に手紙を書いている雷とお話
雷「面と向かって言いにくいことなら手紙を書くって方法もあるんじゃないかしら?媒体を変えることで気持ちを整理できたりすんなり表せたりすることもあるわ」

ヴェールヌイ「やっぱりお子様だね暁は。そういうことはレ級に話すんだ。暁の考えを伝えずにすれ違うのは悲劇だよ」


暁「話す……」


電「電もそれがいいと思うのです!」


雷「私もそう思うわ」


暁「うん…ありがと皆んな」


ヴェールヌイ「なら今すぐ行ってきた方が良いんじゃないかな?」


暁「今?」


雷「そうよ!こういうのは急いだ方が良いって言うじゃない!」


暁「…わかった。私行ってくる!」


電「頑張るのですよ暁ちゃん!」

ーー


レ級「今日は電達と寝るんじゃなかったのか?」


暁「レ級に話したいことがあったの」


レ級「そんなの明日でも良かったんじゃないか?」


暁「今言わないと意味

ミス


ーー


レ級「今日は電達と寝るんじゃなかったのか?」


暁「レ級に話したいことがあったの」


レ級「そんなの明日でも良かったんじゃないか?」


暁「今言わないと意味が無いの。レ級、よく聞いて」


暁「…貴女が何を考えてるのか分からないけど大体の検討はつくわ。でも私はそんな事望んでないの」


暁「私の代わりにレ級が居なくなったら…そんなの耐えられない」


レ級「ん……」

暁「私はレ級より弱い。けど貴女を思う気持ちは誰にも負けない!」


暁「レ級は私が守る!今はまだ足元にも及ばないけどいつかは追いついてみせる!」


暁「だから私を守るための自己犠牲なんて絶対にやめて!いい!?」


暁「…一人で抱え込むのもやめて」ギュッ


暁「私…レ級が居ないと……」


暁「何かあったらすぐ私に知らせてね?ずっと一緒なんだから……」


レ級「安価」


下1~3高コンマ レ級の台詞や行動などを

レ級「あたし……一人で勝手に暁さえ守れればいいと思ってた…」


暁「やっぱり……」


レ級「でもそうじゃないよな、残された漣がどうなったか知らないわけじゃなかったのに…」


暁「そうよ。私も漣と同じことになってたわよ」


レ級「…変なこと考えてごめん」


暁「ううん。わかってくれたら良いのよ」

暁「ちなみに…何をしようとしてたか教えてくれる?」


レ級「最近気付いたんだ。あたしの超重力砲を反転させてエネルギーを自分に返せば大爆発を起こせる」


暁「それを使って私を…」


レ級「超重力砲の弱点は直線上にしか撃てないことだ。ビームを曲げようとしたら味方ごと撃つことになる」


レ級「でも自爆なら円状に広がっていくだろ?だからどこから来ても暁を守れる」


暁「そんな方法で守られても嬉しくないわ」


レ級「そうだよな…ごめん」

暁「ねぇ、他には無いの?」


レ級「他…」


暁「潜水新棲姫みたいに体調不良を隠したりしてない?」


暁「今言わないともう無理よ。何か隠してあることがあるなら言って欲しい」


暁「何も……無い?」


レ級「安価」


下1~3高コンマ レ級の台詞や行動などを

レ級「…あたし達には掟があるんだ」


暁「深海棲艦の掟?」


レ級「暁、深海棲艦にはオスが居ないのは知ってるだろう」


暁「そうよね」


レ級「だから私達は普通では増える事はできない。突然海で生まれたりある所から発生するしか方法が無い」


レ級「でもそれ以外にも深海棲艦が増える方法があるんだ」


暁「どういうこと…?」

レ級「契りを交わした二人のうちどちらかが片方を食べる」


暁「食……べ…」


レ級「そうすれば食べた方に二人以上の命が宿る。こうやって増えていく方法もある」


暁「…知らなかった」


レ級「こうやって生まれた子どもの一人は食べられた方の記憶を引き継ぐ時がある」


レ級「実際には記憶が無い時の方が多い。でもそいつは他の奴と比べて強い」


レ級「こうやって増えていけば上位種や優れた種が育っていく。理に適った増え方だろう?」


暁「そう……ね」

レ級「あたしは暁を食べるつもりは無い。今のあたしは深海棲艦かどうかも怪しいしな」


レ級「でもな……掟というか…サガには逆らえないんだ…」


レ級「ある日突然……暁を食べてしまいそうで怖いんだ…」


レ級「あたしの中に深海棲艦の血が残ってるなら…いつそうなってもおかしくない…」


レ級「あたしは暁を傷付けなくない……でも暁には側に居て欲しいんだ…」


レ級「…突然こんなこと言ってごめん。でも暁には知って欲しかったんだ」


暁「安価」


下1~3高コンマ 暁の台詞や行動などを

暁「ありがとう話してくれて。大丈夫、そんな事にはならないわ、だってレ級は私を食べたくないんでしょ?」


レ級「今はそうでも……ある日突然…」


暁「大丈夫よ。貴女はもう深海棲艦じゃない」


レ級「……」


暁「レ級は私達の仲間で私の恋人。それ以上でも以下でも無いの」


レ級「ありがとな……」

暁「だいたいそういうのって強い方が弱い方を食べちゃうんでしょ?なら私は大丈夫よ」サワサワ


レ級「あっ……!!はぁん…!」


暁「忘れたの?私はレ級に対して全てがクリティカルなのよ?こうやってお尻を撫でるだけで腰浮いちゃってるじゃない」


レ級「ぁ……ひっ…!」


暁「レ級、今日は寝かせないわよ。覚悟してなさい」ペロッ


レ級「ひゃっ……!あぁん…!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


暁「今日も楽しめたわよレ級」


レ級「へぇぇぇ……」


暁「ダウンしちゃったか…いつもより激しかったししょうがないわね」


暁「子ども……レ級との子どもってどうなるのかしら」


暁「食べるって多分全部食べちゃうのよね?それとも少しだけでもいいのかしら?」


暁「でも記憶を引き継ぐとかなんとか言ってたし…多分食べられた方は死んじゃうのよね」


暁「正直レ級になら食べられてもいいわ。でも二人で幸せになれるならそれに越したことはないもの」

暁「そういうのが全部無しで私とレ級の間に子どもができるとして、どっちが生むか」


暁「…私じゃ無理ね。こんな弱い体じゃダメよ」


暁「妊娠中って体調も崩しやすいって聞くし、今の私じゃ難しいわ」


暁「レ級……妊娠したお腹…」


暁「……」ムラッ


暁「ダメよ!こんなので興奮してたら朝霜とかと同じじゃない!」


暁「私はレディなの!はしたない真似なんてしないんだから!」

暁「あ……はしたないで思い出したけど…レ級って生えるようになったのかしら?」


暁「確か体内のナノマテリアルを利用すればできるかもって言ってて…」


暁「……少し試してみようかしら」


レ級「ぅん…」


暁「司令官と龍驤さんの動画は何度も見てるから何がどうなってるかは知ってるわ。だからここを擦ってみて…」


レ級「ん……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

朝霜「龍驤さんはまた眠っちまったか」


金剛「涙を流しながら…可哀想デス」


霞「やっぱり薬に頼るしか…」


提督「それは榛名や俺達が悲しむことになる。絶対にやめてくれ」


霞「……」


榛名「薬に頼らずに龍驤さんに元気になってもらう方法があれば良いんですが…」

朝霜「記憶削除もやんねぇならこうやって地道に声かけていくしか無いだろ」


金剛「デスね…」


提督「いつか思いは伝わるはずだ」


霞「でもそれまでの間龍驤さんは苦しむことになる。そんな姿…もう見たくない……」


榛名「龍驤さんの事を思うなら耐えるべきですよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

龍驤(腕や脚を生やすことができるらしいあの男なら、生き返らせることは無理でもクローンとかは……)

ーー


龍驤「う…んん……夜か…」


龍驤「そうやんな……ずっと眠っとるばっかりやから…夜に目が覚めてもおかし無いわな……」


提督「……」
朝霜「……」


龍驤「二人共…一緒に寝てくれてたんやね……こんなウチの為に…ありがとうな…」


龍驤「トイレ……行きたいけど…起こすわけにもいかん…這って行ったら……いけるな…」


龍驤「ベッドから…そぉっと降りて……よし…」ズリッ

龍驤「廊下…出てすぐに……トイレ…」


深海提督「……」


龍驤「あ……あぁ…?」


龍驤「……あ"っ!!」


深海提督「大人してもらおう」ガシッ


龍驤「ひ……!!ごめんなさいごめんなさい…!」


深海提督「……」


龍驤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!」

深海提督「深海海月姫のお陰でここまで簡単に来れたぞ」


龍驤「ひ……いい…!!」


深海提督「安心しろ、お前を殺すことはしない。そうすればお前と同じだ」


龍驤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!」


深海提督「私は謝罪を聞きに来たんじゃない」


龍驤「ひぃ……!」


深海提督「安価」


下1~3高コンマ 深海提督の台詞や行動などを

あの菊月に伝えろ
もうお前に戻るべきものは無いと

深海提督「次は五千人だ。意味はわかるだろう」


龍驤「ぎ……ひ……!!」


深海提督「お前のせいで人が死ぬ。民間人も誰もかも死んでいく」


深海提督「死ぬ事は許されない。永久に苦しめ」


龍驤「あ……えっ………げ……!」


龍驤「ぇ……えぇ…へぇ……」


龍驤「ぁ……は…」


龍驤「……」


深海提督「何度立ち上がろうと無駄だ。お前は幸せになれない。なんどでも追い込む」

深海提督「俺達はお前が最後の一人になるまで続ける」


深海提督「艦娘を止めれば五千人はあっという間だ。だがそれ以上はそうはいかない」


深海提督「俺達はあるモノを手に入れている」


深海提督「これは優れものだ。これが炸裂すれば数万人は葬れる」


深海提督「あれにはお前の名前を付けた。龍驤という名は後世まで残る…いやそれは無いか」


深海提督「全ての生物を滅ぼす。それも全てお前のせいだ」


龍驤「……」


深海提督「今日はこれくらいにしておく。次の機会が楽しみだ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

>>450

龍驤「ぃ………ぎ……」


深海提督「そうやって苦しみ続けろ。どうやってもお前の罪は消えない」


深海提督「……次の準備に取り掛かろう」コツコツ


龍驤「ウチ……は…」


龍驤「許され…ない……許されては……いけ…ない…」


龍驤「一人の…子どもの……命…を…」


龍驤「ウチの…背負った罪……は…消えない…」


龍驤「どう…足掻いても……消え…ない……」


龍驤「例え……命で…償っても……」


龍驤「ぅ……」


龍驤「……」


ーー

今日はここまでです


コメントなどあればお願いします

乙でした
鎮守府の警備ガバガバすぎひん?

ーー


村雨「監視カメラの映像によると昨日の深夜に誰かが忍び込んだみたい」


村雨「その映像を確認したけど、その誰かって言うのは深海提督だったようね」


村雨「確認する方法は無いけど多分ここの皆んなは深海海月姫の能力で眠らされてたと思う。そうじゃなきゃ誰かが気付くわ」


村雨「でも朝霜達が起きなかったって事は……深海提督は普通じゃない方法で忍び込んだかもしれないわ」


村雨「監視カメラの死角を縫うようにして移動して…確認できたのは龍驤さん達が寝てる部屋だもの」


村雨「侵入者対策のセンサーも掻い潜るなんて只者じゃないわ」

村雨「龍驤さんと深海提督の会話はある程度は分かった。長門が読唇術で何を言ってるか解説してくれて助かったわ」


村雨「…次は五千人。正気とは思えない」


村雨「龍驤さんをここまで傷付けるなんて…これはもう執念とかそういう言葉では表現できないわね」


村雨「少し良くなったと思ってたのに、龍驤さんはまた症状が悪化。しかも今度はかなりまずい」


村雨「下手をするともう一生笑うこともできないかもしれないって千歳は言ってたわね」


村雨「もう…限界よ。龍驤さんはちゃんとした施設でそれなりの対応をしてもらう必要がある」


提督「……」


村雨「これは龍驤さんの為なの。ここに居てはいけないのよ」

村雨「龍驤さんは檻の付いた病院で引き取ってもらう。あそこなら簡単には忍び込むことは無理よ」


提督「…龍驤はどうなる」


村雨「ベッドに拘束してもらって……それしか無いわ!」


村雨「貴方と龍驤さんはお互いに思い合ってるのは皆んな知ってる!でもそれだけじゃダメなのよ!」


村雨「貴方は提督としてここの皆んなを守るのが仕事よ!一人だけに構ってちゃいけないわ!」


提督「……」


村雨「連中は龍驤さんを幸せにするつもりが無いの!こちらが向こうをどうにかできる手段の無い今、これが最善の策なのよ!」


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

提督「こちらから打って出るしかない…か」

提督「あぁ、龍驤は死なせない必ず守る」


村雨「分かってくれたのね…」


提督「だが人々もヤツラ等から守らないとならない。アイツらがやっているのは復讐ではなくてただの虐殺だ」


提督「多くの人達を守ることが龍驤を守ることに繋がる。俺はそう思っている」


村雨「そうね、私もそう思うわ」


提督「その為には龍驤を……施設に送るしかない」


村雨「分かってもらえて嬉しいわ」

村雨「書類は用意してあるわ。後は提督のサインを書くだけ」


提督「……」


村雨「大丈夫よ。これを書いたからと言って龍驤さんを傷付けることにはならない。むしろ守るためには必要なの」


提督「俺が……龍驤を…」


村雨「提督」


提督「……」


村雨「辛いことかもしれないけど分かって。ね?」


提督「龍驤……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

秋津洲が飛び込んでくる
秋津洲「胞子の除去方法がわかったかも!」

ある事情により再安価

下1~3高コンマ お願いします

胞子除去させちゃいけないのか面会がだめだったのか

安価は整備士の今現在

秋津洲「提督ーー!」バタン


提督「……」


村雨「そんなに慌ててどうしたの?」


秋津洲「深海海月姫がばら撒いたっていう胞子の除去方法が分かったかも!」


村雨「それって本当に?」


秋津洲「間違いないかも!早く工廠に来て欲しいかも!」


提督「分かった、今すぐに向かおう」スッ


村雨「もう…書類を書きたくないからって……」

ーー工廠


提督「胞子は完全に除去できるんだな?」


北上「多分ね。確かめる方法は無いけど自信はあるよ」


秋津洲「あたしと明石はもう試してあるかも!」


明石「はい…」


北上「で、今からあたしが試す所」


夕張「これで全ての胞子を除去できるのならすぐに大本営や他の鎮守府にも連絡ですね!」


提督「その方法に危険性は無いんだな?」


北上「まぁ見ていってよ。だからこそ秋津洲に呼んでもらったんだしさ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「…これは?」


北上「激辛焼きそばだよ~」


秋津洲「マッドでマックスなやつかも!」


明石「近くのコンビニで…いっぱい売れ残ってました…」


提督「これで胞子が無効化できるのか?」


夕張「半信半疑だと思いますが本当に効果があるんです」

秋津洲「きっかけは明石だったかも。激辛って知らなくてその焼きそばを食べたかも」


明石「この世のモノとは思えない辛さでした」ガクガク


夕張「でも勿体からって無理して全部食べたのよね」


秋津洲「そしたら体にある変化があったかも」


明石「食べた後…突然吐き気がして…トイレで吐いちゃったんです…」


明石「そしたら…何か……吐いたものに…変なものが混じってて…」


秋津洲「で、それを調べたら胞子だって分かったかも」


提督「なるほどな…」

北上「ぉうえっ…!辛い……!!」ジタバタ


秋津洲「あたしもその焼きそばを食べたら吐いたかも。そしたらやっぱり胞子みたいなのがあったかも!」


夕張「深海海月姫の胞子は極端に辛いもの。つまり刺激物に弱いんです」


明石「カレーとか普通に辛いものなら耐性があります…けど…この焼きそばは…常識外に辛い……」


秋津洲「注意書きに食べるなって書いてある焼きそばなんて知らないかも」


提督「何にせよ効果があるなら大発見だ」

北上「あ"ぁあぁぁ~~~~!!辛いぃぃぃ!!」


秋津洲「頑張るかも北上さん!」


夕張「牛乳を飲むと辛さが弱まります!お水で我慢して下さい!」


北上「痛い!舌と頭が痛い!!」


明石「頑張って下さい…」


提督「食べ終わってどうなるか…だな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


夕張「やっぱり予想通りでしたね。北上さんの吐いたものに胞子が混じってました」


北上「おぇ……」


秋津洲「北上さんお疲れ様かも」


北上「吐いたことより……あの焼きそばを食べた事が…辛い……」


明石「その気持ち分かります…」


提督「そこまで辛い焼きそばだったのか…」

夕張「とにかく胞子に対抗する手段が見つかったんです。この事実を他の鎮守府の人にも知ってもらいましょう!」


秋津洲「わざわざこの焼きそばを食べなくても成分を抽出したものを用意すれば良いかも!」


明石「虫下しみたいな感じがいいかもしれません…」


北上「ぉ…え……でもこれで…全部胞子……出たの…えぁ……」


提督「北上は無理しなくていい。また深海海月姫が艦娘を止める前に情報を共有してもらおう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

対処法を伝えた後、霞達が胞子の分析を始める

女幹部に報告、今はどんな可能性にかけてみる可能性はあるということで全国的に実施を検討する

採取した胞子は分析に回される

>>508>>509

ーー


女幹部『嘘のような話だが結果が出てる以上信頼できるか』


提督「私はそう思います」


女幹部『今はどんな可能性にかけてみる可能性はある。全国的に実施を検討する』


提督「ありがとうございます」


女幹部『それと採取した胞子は分析に回したい。こっちに渡してくれ』


提督「分かりました。こちらから渡しに行きます」


女幹部『頼んだぞ』ガチャ


提督「よし……これで多くの艦娘を守れるはずだ」

山雲「司令さ~ん、話は聞いてたわ~」ゴソッ


提督「山雲か…」


山雲「大本営に居る女幹部さんに~胞子を渡しに行くのを~私達に任せて欲しいの~」


提督「朝雲と山雲にか?」


山雲「私なら~諜報活動もし放題でしょ~?」


提督「…危険だぞ」


山雲「それでも~何か情報が手に入るかもしれないでしょ~?深海提督の情報とか~」


提督「……」


山雲「私に任せておいて~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー大本営


山雲(なるほど…深海提督の居場所はある程度突き止めているのね)


山雲(また艦娘を無効化される前に疑わしい場所を一気に制圧しようとしてる。でもそれは無理よ)


山雲(人間だけで深海棲艦を捕まえることはできない。艦娘を連れて行っても無効化されてお終い)


山雲(本当に厄介な相手ね……)


山雲(それが分かってるから大本営も躊躇してるのね。わざわざ人間一人の為にアレを使うわけにはいかない)

山雲(大本営は確実に核を持ってる。それはミサイルに積む弾頭なのか原爆みたいなものなのかまでは分からない)


山雲(使えば環境汚染に各国からの批判。それに民間人にも被害が出る)


山雲(でも……これ以上民間人に被害が出るなら、食い止める為に核を使うかもしれない)


山雲(今の大本営なら……考えられるのよ)


「……」
「…………」


山雲(小声で話してる?会議なのに?ここからじゃよく聞こえないわ…)

「……」


山雲(新兵器……?核では無いの?)


山雲(でもさっきまで核の話しをしてたわよね。じゃあ……核をエネルギー源にした兵器?)


山雲(それを使う………?)


山雲(使うの!?環境の事は考え無いの!?)


山雲(民間人の避難は考えてるのよね?ねぇ?)


山雲(…この情報は女幹部さんにも知らせるべきね)



下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

女幹部「……」サスサス


山雲「腕が痛むの…?」


女幹部「なんでも無い。それより会議の様子はどうだった」


山雲「大本営は深海提督達に新兵器を使うそうよ」


女幹部「なに…!!」


山雲「貴女はそれが何か知ってるの?」


女幹部「あれは絶対に使わせない!司令官は私が守る!」

女幹部「その為にはしれ……深海提督と接触する必要がある」


山雲「でもどこに居るのか分からないのよね?」


女幹部「どこに居るのか分からないのならおびき出せばいい」


山雲「そう簡単に誘いに乗ってくれるかしら?」


女幹部「嫌でも乗ってくれるさ。最高のエサがあるからな」


山雲「……ダメ!それは…!」


女幹部「お前は黙っていろ」ギュッ


山雲「か…は……っ…!!」


女幹部「安心しろ、殺すことはしない。多少痛めつけるだけだ」ギュゥゥゥゥ


山雲「ぃ…………!!」


女幹部「待っていてくれよ司令官。私が助けてやる」

ーー足りないもの鎮守府


提督「山雲が行方不明…」


朝雲「山雲…山雲ぉ……!」


女幹部「恐らく大本営の犬に見つかったんだろう。消息は一切不明だ」


村雨「会議の様子を盗み聞きしてもらってたのよね?中に艦娘が居たってこと?」


女幹部「詳しくは分からない。だが死んではないはずだ」


朝雲「山雲……お願いだから無事でいて…」

女幹部「どうせお前達は山雲を助けに行くと言うんだろう」


提督「危険なのはわかっていますが…」


女幹部「私は止めない。やるなら好きにすればいい」


村雨「以外ね…」


女幹部「私の邪魔をしないのなら協力もしてやるぞ」


朝雲「お願い!山雲は絶対助けたいの!」


女幹部「提督も同じか?」


提督「はい…山雲を助けてあげたいです」

女幹部「なら大本営に忍び込む奴を決めておけ。私は少し席を外す」ガチャ


提督「…誰が適任だ?」


村雨「川内さんは確定で…」


朝雲「お願い!山雲の為に皆んなを……」


女幹部「…………」

ーー


女幹部「ここに居たか」


龍驤「……」


女幹部「意識は無し…持っていくには丁度いい」


女幹部「…片腕と片脚が無い分軽い。これなら私一人でも十分だ」ギシッ


龍驤「……」


女幹部「悪く思うなよ。私にとって司令官は全てなんだ」


女幹部「…長居は無用だ。あとはコレを使って深海海月姫達をおびき出せばいい」


女幹部「行くぞ…司令官の所へ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを?

ーー


深海海月姫「アァ…もっと…私を愛して……」


深海提督「……」


深海海月姫「どうしたのぉ…?」


深海提督「この体のサビ……何なんだろうか」


深海海月姫「それ…貴方を助けた時からあるわよね…」


深海提督「これを見る度に何か大切な事を忘れていたような…」


深海海月姫「そんな事は良いからぁ…私の事を…」


深海提督「そうだな…」


深海海月姫(私にもあのサビが何なのかは分からないわぁ…だからこうやって話を逸らすことしかできないのぉ…)

ーー

深海海月姫「今日も良かったわぁ……」


深海提督「……」


深海海月姫「難しい顔をしてどうしたのぉ?」


深海提督「アイツが鎮守府から抜け出したみたいだ」


深海海月姫「あの女が…」


深海提督「どうやら誰かが攫ったようだな」


深海海月姫「ざまぁないわぁ。あんな奴恨みを買って当然だものぉ」


深海提督「……そういうことか」


深海海月姫「なに…どうしたのぉ?」

深海提督「龍驤を攫った連中は俺達と会いたがっているようだ」


深海海月姫「私達とぉ?」


深海提督「罠…の可能性が高い」


深海海月姫「でもぉ…龍驤を捕まえてくれてるのよねぇ?」


深海提督「敵の可能性は低いか」


深海海月姫「貴方が行くまでも無いわぁ。私が…」


深海提督「君はここで大人しくしていてくれ。もしかしたら今ので新たな命が宿ったかもしらないじゃないか」


深海海月姫「その貴方の優しい所…好きよぉ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


深海提督「あの女はどこに居る」


女幹部「あそこに置いてある」


龍驤「……」


深海提督「本物だな。私と取り引きでもしたいのか?」


女幹部「そうじゃない、お前に見せたいものがある」


深海提督「……」


女幹部「司令官……」

女幹部「私の体を見てくれ」シュルッ


深海提督「興味が無い。俺には深海海月姫が…」


女幹部「このサビはお前の体にもあるはずだ」スッ


深海提督「なに……?」


女幹部「お前の足首や背中にあるだろう」


深海提督「貴様、なぜそれを知っている」


女幹部「お前と私が愛し合っていた証拠だ」


深海提督「冗談を言うな。俺は…俺は…………?」

ーーザザッ


『いイなぁ~昨日も司令官ト菊月ラブラブしテタじゃん』


『私の司令官と愛し合って何が悪い』


『最近隠スことモ無くナったヨね』


『ぐぎぎ…!』


『ええ加減千代田は諦めりぃな』


『龍驤には分かんないでしょうね!この私の気持ちが!!』


『頼むから喧嘩なしないでくれ…』


『アンタがナヨナヨしてるからでしょ、このクソ提督!』

『んんん~みんな煩い…』


『羽黒が起きちゃった…』


『なら私がまた寝かしつけましょうか?』


『大鳳はそういうの得意だから任せようかな…』


『アーーウ!誰か!助けて下さい~!」


『ガンビアベイさんが天井に引っかかってます…仕方ないですね』


『サンキュー神威…』


『…司令官。ここも賑やかになってきたな』


『そうだな。初めからは考えられないくらい……』


『どれだけ仲間が増えても浮気はするなよ』


『その心配は無い。俺は菊月だけを……』

ーーザザッ


司令官「菊………月……」


菊月「…思い出してくれたか」


司令官「……」コクリ


菊月「司令官…っ!!」ダキッ


菊月「この日をどれだけ待ち望んだことか!司令官…司令官……!!」


司令官「……」


菊月「色々話したいことがある!アケボノやモチヅキも一緒だ!!さぁ私達の所に帰ってきてくれ!!」


司令官「安価」


下1~3高コンマ 台詞やその他起こったことなどを

司令官「……そうだな」ダキッ


菊月「司令官っ!!」


バァンッ


菊月「……」


菊月「…………」


菊月「え……………」


菊月「司令官…………?」ドロッ


司令官「…すまない」


菊月「そん…な………」ドサッ

深海提督「俺と深海海月姫は許されないことをした。例え子どもの仇であったとしてもだ」


深海提督「それを償うには……俺一人では難しいだろう」


深海提督「そんな事に菊月を巻き込む訳にはいかない」


菊月「……」


深海提督「急所には当てていない。それに音に気付いてもうすぐ誰かがやってくるだろう」


深海提督「菊月……お前を不幸にしたくは無い」


深海提督「どうか俺と関わらない所で幸せになってくれ」


深海提督「俺にはやるべきことができたようだ」


龍驤「……」


深海提督「龍驤もすまなかった。謝っても許される訳ではないが…」


深海提督「…帰ろう。俺がいるべき世界に」


菊月「し…れ……………」


深海提督「……」


深海提督「菊月…」


深海提督「……」スッ


ーー

遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします

ーー

アケボノ「山雲は肋骨が折れて背骨にはヒビが入ってた。龍驤さんは軽傷だったのが救いね」


アケボノ「それと女幹部……菊月は撃たれてはいたけど重症では無かったわ。相手はそうなるって分かって撃ったわね」


アケボノ「三人ともあたし達の仲間のグラーフが治療して怪我は治ってるわ」


アケボノ「それでも……許されないことをしたのには変わりない」


アケボノ「提督の大事な人を誘拐した挙句仲間を傷付けた。一歩間違えれば二人共死んでたわ」


アケボノ「菊月の変わりに謝らせて。本当にごめんさい」土下座


提督「……あぁ」


アケボノ「頭を下げた所でどうにもならないのは分かってる。けどこうやって誠意を見せることしかできないのよ」

アケボノ「言い訳じゃないけどあたし達と深海提督の関係は言った通り。菊月はどんな手を使ってでも司令官を取り戻そうとしていた」


アケボノ「その結果がアレ……笑えないのは分かってる。けど気持ちは分かって欲しいの」


アケボノ「菊月にとって司令官は全てだったの。自分の存在や生きる意味。それがたった一人……一人の人間なのよ」


アケボノ「お願い……菊月を許してあげて」


アケボノ「貴方達の望むものは何でも用意する。やって欲しいことでも良いわ」


アケボノ「あたしも…クソ提督を取り戻したい。自分の名前なんかいらない。アイツがいればそれでいいの」


アケボノ「……どうかお願いします」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを

提督「気持ちは理解できる…だが龍驤を利用したこと、危険に晒したこと、それについては許すことは難しい」


アケボノ「勿論分かってるわ…」


提督「そこでだ、龍驤の精神状態を良くするために協力して欲しい」


アケボノ「それくらいならいくらでも協力する。今からでもやるわ」


提督「…そうか」


アケボノ「これで少しでも許されるのなら…ね」

ーー


モチヅキ「アケボノから指令~龍驤さんの精神治してってさ」


チヨダ「できるの?」


グラーフ「無理…」


リュウジョウ「そんなはっきり言うなや!」


モチヅキ「ならあたし達の合わせ技しか無いね」


神威「そんな事できるんですか?」


荒潮「やるしか無いわよね~」

モチヅキ「ハグロの念写能力で龍驤さんの夢に良い思い出とか楽しかったことを映すんだよ」


グラーフ「できるの…?」


チヨダ「それをやるって言ってんでしょ!」


リュウジョウ「うちも協力するで!」


神威「少し疲れますけど皆さんを直列に繋げばなんとかなりそうですね」


荒潮「それじゃあやっていくわよ~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーーーー

龍驤「……」


龍驤「村雨…もう一杯……」


龍驤「なんや…誰もおらんのか……」


龍驤「せっかく飲みに来たったのに…」


龍驤「はぁ……」


龍驤「なんでこうなってしもうたんやろうな…」

龍驤「全部ウチが悪いのは分かってる。でも……」


龍驤「…こんな事考えてるからあかんのやろうな」


龍驤「ウチは幸せになる権利は無い。子ども一人殺しとるんやからな」


龍驤「それでも…」


龍驤「司令官と幸せに暮らしたい。普通の家庭を持ちたかった」


龍驤「人の夢と書いて儚い……か」


龍驤「ウチは人や無いけど、夢くらい見たってええやんな」


龍驤「……」


龍驤「ごめんな司令官」

龍驤「ウチは最低な女や。あの事件があったから大人しくなっただけでほんまは股の緩い女なんや」


龍驤「金目的で男に抱かれるし、遊びの男は作りたい放題。ほんまに最低や」


龍驤「…司令官と出会えたからほんまの幸せに気付けたんかな」


龍驤「そうやとしたら……短い幸せやったわ」


龍驤「こんなウチがほんまの意味の幸せを知れただけでも儲けもんかもしれん」


龍驤「ありがとうな司令官…」


龍驤「……」


龍驤「ウチ…幸せやったで」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

「……」


龍驤「なんや村雨おったんかいな…」


(私の事は村雨に見えてるのね)


龍驤「お酒、おかわり…」


「飲み過ぎはダメよ」


龍驤「うるさい。飲まなやってられへんねん」


「そんな事無いわよ龍驤さん」

「龍驤さんはそれで良いの?」


龍驤「何がや…」


「感謝の気持ちは本人に伝えないと意味が無いわよ」


龍驤「司令官に…」


「口に出さないと、思ってるだけじゃ伝わらないの」


龍驤「……」


「龍驤さんは司令官の事が好きなのよね?」


龍驤「大好きや……司令官以上の人はこの世におらん」


「なら伝えに行かないと。ここで飲むのはもう終わりにしましょ?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを

龍驤「せやな、司令官にちゃんとありがとうって伝えんと。落ち込んでたら当たり前なことも分からんようになってたわ」


「もう大丈夫?」


龍驤「それは分からんけど、このままが良くないのは分かったで」


「それなら良かったわ」


龍驤「ほな…もう行かな」


「頑張って、龍驤さん」


龍驤「ありがとうな。ウチ頑張るで」


「……やれることはやったわよ」

ーー


龍驤「……」


提督「起きたか龍驤?」


龍驤「ここ……」


提督「アケボノ達の隠れ家だそうだ」


龍驤「あ…ウチ……」


提督「何も気にしなくていい。今の龍驤には休息が必要なんだ」


龍驤「司令官…ウチ…キミに言いたいこと…あんねん…」


提督「…なんだ?」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞などを

龍驤「ありがとうな…こんなウチを愛してくれて…」


提督「龍驤は俺にとって全てだ。こんな…なんて言わないでくれ」


龍驤「ウチは……」


提督「過去の事を含めてだ。俺は龍驤の全てを愛すると誓ったじゃないか」


龍驤「ありがとう……司令官がおってくれて…良かった……」


アケボノ「……龍驤さんはなんとかなりそうね」コソッ


モチヅキ「なら次に行こっか~」

ーー


川内「師匠、私と二人っきりで話しって何ですか?」


由良「深海提督についてよ」


川内「深海提督の正体って女幹部さんの司令官だったんですね。記憶を無くして…」


由良「川内」


川内「女幹部さんは菊月としてその司令官と相思相愛だった。それなのにあんな事になるだなんて…」


由良「もういい」


川内「さっきからどうしたんですか?」


由良「深海提督が全て教えてくれた」


由良「彼は記憶が戻ったそうよ」


川内「そうですね」


由良「全部知ってる」


川内「……」


由良「貴女は深海提督にここの情報。龍驤さんについて教えていた」


川内「……」

由良「どうして」


川内「忍びとして受けた仕事を遂行しただけです。何か間違ってますか?」


由良「何も間違っていない」


川内「ですよね」


由良「…貴女がお金に眩むなんて」


川内「お金じゃありません」


由良「じゃあ何」


川内「深海提督の使いの深海棲艦が忍術を使ってましたよね」


由良「…そういうこと」


川内「私は深海提督から報酬として虎の巻をもらったんです」

川内「あれに書かれてあることは凄かったですよ!素人の深海棲艦があれを読むだけであそこまでできるようになるんです!」


由良「…」


川内「師匠と私には雲泥の差があります。でもその差を技で埋めてみせます!」


由良「覚悟はできてるの」


川内「…はい」


由良「そう」


川内「私は……師匠を超える!」スッ

川内「師匠…忍者提督には一子相伝の秘術があるって言ってましたよね」


由良「…」


川内「私はその技を会得しました。」


由良「…」


川内「これを師匠相手に使います」


由良「そう」


川内「……行きます!」


由良「来なさい」

川内(提督や龍驤さんを裏切ったのは心苦しい。でも私が強くなるにはこれしか無かった!)


川内(私にとって師匠を超えることが存在証明なんだ!いつまで経っても二番手なんて嫌!)


川内(最高の忍びで最強の師匠を…超える!)


川内「はぁぁぁぁ…!」


由良「…」


川内「鳶穿ぃーーーー!!」ズォッ


由良「…」ゴォォッ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

川内(この技は相手の臓器や眼球をえぐり取る技!決まれば私が勝つ!)


川内(私は…師匠を……!)


川内「やぁぁぁぁーー!」


由良「鳶穿…相手のハラワタをむしり取る技」


川内(え……)


由良「なら私はこれで返す」ドドドガッ


川内「かっ……は…!!」

川内「ぎ……か…はっ……!!」ジタバタ


由良「十?。額と両目、喉、心臓に打撃を与える技」


由良「今は目には当ててない。何故だかわかる?」


川内「あ……!!ぃ………いっ…!!」


由良「喉は急所。死ぬほど苦しい」


由良「貴女はその苦しみを味わいなさい」


川内「ひ……ぎ…………!!」

由良「貴女の技は完璧だった」


由良「当たれば私を倒せていた」


由良「でも無理」


由良「貴女では無理なのよ」


川内「い……!!」


由良「貴女は忍びとして間違わなかった。でも人として間違った」


由良「貴女の敗因はそれ」


川内「…………」ビクビク


由良「その痛みは皆んなの心の痛みと知りなさい」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


提督「そうか、川内が…」


由良「深海提督が忍び込めたのは川内の情報があったから」


提督「……川内はどうしてる?」


由良「私が捕まえてある」


提督「……」


由良「弟子の不始末は私がつける。許して欲しい」


提督「…分かった」


由良「ありがとう」

由良「あと深海提督が言ってた」


由良「許してくれとは言わない。だが、すまなかった」


由良「確かに伝えたわ」


提督「…あぁ」


由良「じゃあ」


提督「待ってくれ、川内は…」


由良「始末は私がつけると言って許可をくれた」


提督「……」


由良「そういうことよ」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーーーー

川内「負けちゃった…」


神通「やはり限界突破の力は凄いですね…」


川内「今まで演習は殆ど勝ってたのに…」ボソッ


神通「お相手ありがとうございました…」


川内「あ、うん…強くなってよかったね」


神通「はい…!もっと訓練を頑張ります…!」


川内「…そっか」

ーー

川内「負、け、た……」


皐月「ギリギリだったぁ…いい勝負だったね川内さん!」


川内「駆逐艦にまで…」


皐月「川内さん?」


川内「はっ……な、なに?」


皐月「どうしたの大丈夫?」


川内「うん、平気…」


皐月「やっぱり限界突破って凄いんだね!川内さんに勝てるなんて!」


川内「……」

ーー

川内「やぁぁぁぁぁっ!」シュッ


川内「はぁ…はぁ……ダメだ!こんなんじゃいつまで経っても負けっぱなし!」


川内「勝つことだけが全てじゃない。でも忍びとしても中途半端な私は勝ちに拘るしかないの!」


川内「もっと…もっと強く!誰にも負けないように!」


川内「神通や皐月……師匠にも!」


川内「はぁぁぁぁぁーー!」

深海提督「お前の願いを叶えてやろう」


川内「誰!?」サッ


深海提督「お前と取り引きをしたい」


川内「誰か分かんない怪しい奴なんかと…!」


深海提督「これが報酬だ。これは忍術に関するもので虎の巻と言えば伝わるか」


川内「な…!アンタなんかが持ってるはずない!」


深海提督「なら確認してみろ。これはレプリカだ」シュッ


川内「……」パシッ

川内「…これは!!」


川内「梟挫の完璧なやり方に…こっちは……!」


深海提督「本物だと信じてくれたか」


川内「…これの続きを持ってるって言うの?」


深海提督「そうだ。完全版が揃っている」


川内「……」


深海提督「お前は強さが欲しいんだろう。それを使えば誰にも負けない」


深海提督「勝つことができるんだ」


川内「……」


川内「……見返りは」


深海提督「お前に協力して欲しいことがある。あの鎮守府の…」

バッシャーン


川内「げ…げほ……」


由良「起きた」


川内「水…浴びれば……嫌でも…起きます…」


由良「そう」


川内「両手足…縛られて……」


由良「動けないようにした」


川内「当然…ですよね……」


由良「そうね」

川内「私はどうなりますか」


由良「貴女の想像する通り」


川内「…ですよね」


由良「なぜ」


由良「なぜあんな事を」


由良「貴女では私に勝…」


川内「わかってます!けど認めたくなかったんです!!」


川内「私は誰にも負けたく無かった!だから…師匠にも勝ちたかった!」


川内「最後に…勝って……」


由良「…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

川内の首をはねて始末する由良

由良「貴女はこれからどうしたい?」


川内「……強くなりたい」


川内「誰にも負けないようになりたい!」


川内「私は強くなるんだ!!」


由良「言うは易く行うは難し」


川内「分かってます!だから……師匠!!」


川内「もう一度私を弟子にして下さい!!」

由良「命乞いを通り越して弟子入り」


川内「このまま死ぬなんて嫌なんです!せめてもっと強くなって死にたい!」


川内「師匠よりも強くなりたい!」


川内「お願いします!私を基礎から鍛え直して下さい!」


川内「どんな苦しい訓練だってやり遂げてみせます!!」


由良「安価」


下1~3高コンマ 由良の台詞や行動などを

>>639

もうあの鎮守府の仲間だった川内は死んだ、提督にもそう言う
それでもいいわね?

仮にでも軍事組織で上官、それも現場責任者を裏切っておいてお咎めなしとはな
激辛カップ焼きそば食べて吐いたゲロで海月姫が死ぬよりギャグだわ

由良「私はここで学んだ事がある」


由良「命を奪うのは簡単。生かす方が難しい」


由良「だから貴女を生かして正すのが私の責任」


川内「師匠…!」


由良「でも貴女も責任を取る必要がある」


川内「それは……分かっています」


由良「当然よ」

>>649
いや、貴方はとりあえず殺したいだけでしょ?
[ピーーー]のがお咎めなの?漣は?長門は?
別にお咎めなしとは書いてないし曲解してないでほしい

川内「…何をすれば良いですか」


由良「…」シュパッ


川内「私の腕と脚の拘束を解いて…?」


由良「組手」


川内「師匠と…」


由良「手加減無し」


川内「…はい」


由良「百本」


川内「ひゃ……!」


由良「いくわよ」ズォッ


川内「うっ!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

さすがにいきなり処刑はこの鎮守府にはそぐわない
その可能性があると解っていて止めない提督も何だけど
もし本当に処刑されてしまったら家族発言は何だったのかと

川内は左腕左足を失う重傷を負う

>>653
戦時中の軍人が規律違反どころではない最悪の背信行為をして処刑されて何がおかしいの?
漣は敵に内通していた訳ではないし、許されるまでに長い時間と紆余曲折を経て結局因果返りで死んだ
長門は不仲とはいえ一応名目上は味方側だし二重スパイとして使い道があった
川内だけ一発で「生かす」の方がどうかしてるわ

>>655
鎮守府の総意ではなく由良の私刑だからねこれは
大体提督が道を外したら即その場で[ピーーー]と公言していた由良が、
仲間を裏切って敵と内通していた川内を「生きて償わせる」なんて甘い事するかね?
それとも「何としてでもキャラが死ぬ展開にさせない」ためには決まった性格を曲げても良いんだ?

ーー

川内「……」


由良「立ちなさい」


川内「げぼ…」ビチャッ


由良「吐いたものに血が混じってる。ここが限界」


由良「これでも緩いくらいよ。自分のやったことの重大さを感じなさい」


由良「強さとは何か一から学び直しなさい」


由良「それまで技を使うのも禁止」


川内「」


由良「…私もここの提督の甘さが移ったのかしら」


ーー

遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします

遅くまでありおつです
忍者とはこの世界では社会インフラとして生き残っているのかな
菊月や朝雲のフォローも入れたい
まさかまさか川内に闇付与くるなんて…村雨には地雷埋まってませんように…ここの所彼女の存在感が上昇を続けているのが怖くて怖くて…

傷付いてしまった時空では深海もっちが大好きだったから最近モチヅキが名出しで喋ってくれるのはうれしい

>>655
私が積極的にキャラを死なせようとしている感がある事と漣の死因を間違って覚えていた事は認める
だが今回のは鎮守府全体での裁判ではなく由良と川内のサシだという事を忘れてはいまいか?
心境の変化があったとはいえたまたま転がり込んだ先の提督どころか弟子が最悪の道の外し方をしたのに、
しばらく滞在して心境が変化しました、だから甘くなりましたは多少丸くなったとはいえ「元々合理的かつ非情なキャラ」として自然ではないだろう

大体、殺伐とさせたいだけとは言うが、殺伐とさせたくないだけの奴は今まで何度も不自然な展開を繰り返して来たのに今更殺伐派だけを糾弾するのか?
私は殺伐とした展開にしようとはしているが、絶対に話の展開上不自然にならないようにして来たつもりだよ
私が全くただ殺したいだけのKY野郎ならほのぼのパートでいきなり深海棲艦の奇襲攻撃で駆逐艦全員死亡ぐらいやるが、
そんなバカみたいな展開を提案する事は過去現在未来に於いて一切無い

キャラを捻じ曲げ展開を捻じ曲げシリアスをギャグにし殺伐とした話を無理矢理ほのぼのとさせて来たのは、
常に君の様な絶対鬱展開にはさせないしそのためには何をしても許されるマンの方だよ

ーー


由良「…」


皐月「ね、ねぇ由良さん……その血って…」


由良「返り血」ドロッ


皐月「もしかしなくても川内さんの…」


由良「そう」


皐月「……」


由良「なに」


皐月「やり過ぎなんじゃ…」


由良「提督に許可をもらってる」


皐月「そうだけど…」

由良「死ぬことはしない」


皐月「でも血は出てるんでしょ?」


由良「そうね」


皐月「ねぇ由良さん…」


由良「血を洗ってくる」スタスタ


皐月「あ、行っちゃった……」


皐月「川内さんのやったことは一歩間違えば龍驤さんが死ぬ所だった。それなのに何も罰が無いのは僕もどうかと思った」


皐月「けど……あれは…やり過ぎなんじゃないかな…」


皐月「一から鍛え直すって言っても……あんな激しいの…」


皐月「放っておいて大丈夫なのかなぁ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

裏切ったのは川内である事が広まり、
更に尾ひれが付いてタシュが鎮守府や漣が入院していた病院に潜入できたのも川内の仕業であるという事が周知の事実と化す

ーー食堂


川内「い……た…た…」


皐月「川内さん大丈夫?ご飯食べられる?」


川内「無理にでも…食べないと……」


「…………」


川内「…私のせいだね」


皐月「え?」


川内「鎮守府…空気悪いでしょ……」


皐月「そんなこと…」


川内「いいよ…分かってる……」


皐月「……」

川内「無理も無いよ…龍驤さんは私のせいで…命を落とす所だった…」


川内「それは…私のせい……私の勝手な…歪んだ目的の為…」


川内「強さと引き換えに……仲間を売ったの…」


川内「そこまでして…強くなったと思ったのに……私は弱いまま…ほんと…笑えるよ……」


皐月「川内さん…」


川内「皆んなには…謝っても…謝りきれないや……」

川内「冷静に考えて……私はダメだよ…ここに居ちゃいけない…」


皐月「そんなことないよ!」


川内「ううん……」


由良「川内」


川内「…ご飯はお預けかな」


皐月「川内さん!」


川内「…じゃあ行ってくるね」


皐月「このままだと皆んなバラバラになっちゃう…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

皐月をたしなめる神通
川内を直ぐに許すのは龍驤さんも良くない
……もう少し反省してもらってもいいでしょう

朝雲とか朝霜とか特に川内に怒ってる子が皐月に詰め寄る

現在鎮守府の医務室は放射能汚染により使用不可です。龍驤が寝ているのは地下の隔離室になります


再安価 下1~3高コンマ お願いします

>>688

神通「皐月さんの気持ちは…分かります…」


皐月「……」


神通「川内姉さんを直ぐに許すのは…龍驤さんにも良くありません……もう少し反省して…もらいましょう…」


皐月「……」


皐月「黙って見てるなんて僕にはできない。川内さんと演習してきたから強くなったんだ!」


皐月「だから僕だって…!」

ーー

由良「正気?」


皐月「うん!僕も川内さんと一緒に訓練して!」


川内「なんで…皐月は関係ないよ…」


皐月「僕も甘いってことにしといてよ」ニコッ


川内「う……皐月…」


由良「勝手にしなさい」


皐月「うん!だから勝手に参加するよ!」


由良「行っておくけど、気を抜くと死ぬ」


皐月「…うん」


由良「手加減は無しよ」


皐月「それでもいい!鎮守府の皆んながバラバラになるのは見てられないの!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

朝雲や朝霜が何故処断しないと提督に食って掛かる

「自分も甘い」とキャラに言わせさえすれば状況的に不自然な行為をしても許される説

ーー

提督「最近皐月の成績が良いな」


村雨「由良の特訓のお陰かもしれないわね」


提督「…そうか」


村雨「最初は川内よりボロボロになって見てられなかったけど、今では川内より強いんじゃない?」


提督「かもしれないな」


村雨「これも富士を追い出した影響ね。ただの限界突破した艦娘なんて相手にならなくなるわ」


提督「そこまでなのか…」

村雨「皐月は朝霜みたいなれるのよ?」


提督「それはそうだが…」


村雨「皐月が強くなるのは良いことだけど、私は川内さんが心配」


村雨「彼女は強さに憧れ過ぎてしまって歪んだ。今川内の目の前には後から入って自分を追い越した存在がいる」


提督「川内に限って…」


村雨「提督、川内は一度裏切ってるの。安心してはいけないの」


提督「…川内の事は由良に任せると言ってしまった。俺はどうする事もできない」


村雨「もう…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

>>700+>>690

村雨「由良さんが認めるまで忍者提督の所に戻してもいいんじゃない?皆にも示しがつくわ」

ーー朝雲の部屋


朝雲「ほんとに信じられない!龍驤さんを拐って行くなんて!」


朝雲「女幹部は龍驤さんがどうなるか知ってて連れ出したのよ!」


山雲「それはそうだけど…」


朝雲「なによ、山雲は怒ってないっていうの?」


山雲「女幹部さんの気持ちも~分からなくは無いのよ~」


朝雲「だからってアレは無いわよ!自分が幸せならそれで良いっていうの!?」


山雲「そうは言って無いわよぉ」

山雲「私ももう少しで死ぬ所だったけど…」


朝雲「やめて!その話はしたくもない!山雲を傷付けただけでも許せないのに!!」


山雲「でもね~私が女幹部さんの立場だとしたら…」


朝雲「もうこの話はお終い!怒り過ぎて頭痛がしそうよ!」


山雲「相当キてるわね~…」

山雲「…あのね朝雲。目的の為に絶対にしちゃいけないことってあるわよね」


朝雲「なによ急に?」


山雲「でもね、一回そのラインを超えちゃうともう線引きなんて無いと同じなの」


朝雲「女幹部は何度も同じような事してたって訳ね」


山雲「それもあるけど…私もその経験があるわ」


朝雲「……」


山雲「私は二人の艦娘を殺してるの。駆逐艦か戦艦ののどちらかじゃない。両方ともよ」


朝雲「…思い出したのね」


山雲「えぇ……」

山雲「あの時の私は朝雲を人質にされていた。それをどうにかする為に色々と手段を探したの」


山雲「艦娘の体を変異させる羽。あれを作る為に艦娘を実験材料にしてしまった」


山雲「もう後悔しても遅いの。けどあの時はそれしか無いと思ってた」


山雲「人も艦娘も追い込まれると最悪な選択肢を選んでしまう。だから私は女幹部さんを責める気持ちにはなれないわ」


山雲「例えあの時私が殺されも文句は言わなかった。あの苦しみは私も分かるのよ…」


朝雲「安価」


下1~3高コンマ 朝雲の台詞や行動などを

山雲はやっぱり優しすぎるわよ……
抱きかかえて泣く朝雲

朝霜「そんな事知らない…」


山雲「でも…」


朝霜「何があったかなんてどうだっていい。ただ山雲が居てくれさえいればいいの」スッ


山雲「あ……」


朝霜「山雲…可愛い山雲……こんなにちっちゃくなって…」スリスリ


山雲「これは私が悪いのよ」


朝霜「ううん…山雲は悪くない……」

朝雲「もう過去の事は忘れて。あの山雲はもう死んだの」


山雲「そういう訳にはいかないわ…」


朝雲「山雲、私の目を見て」


山雲「いくら朝雲でも…」


朝雲「もしもの時は私が守ってあげるからね…」


山雲(精神的に不安定…ここの所色々あったものね。あとでお薬を飲んでもらいましょう…)


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

川内の処遇に納得が行かない艦娘らが提督や皐月等に詰め寄る

朝霜が川内の所属を消せと提督に言う
ここの所属じゃない方が動かしやすいだろと
しばらく鎮守府に入れるなとも

ーー執務室


朝霜「司令、邪魔するぜ」ガチャ


村雨「そんな人数でどうしたのよ?」


雲龍「思ってることは皆んな同じなの」


黒潮「川内の処遇に納得いってへん」


霞「いくらなんでも甘過ぎるわよ」


提督「…川内の事は由良に任せている」


朝霜「それが納得いかねぇって言ってんだよ」

(入室朝霜何故か好き)

雲龍「提督こそそれで良いの?深海提督に記憶が戻らなかったら龍驤さんは殺されていたわ」


霞「ほんと一体どうしたっていうの?いつもの司令官なら怒って当然でしょ?」


黒潮「なんでや?」


提督「……女幹部さんだ。彼女と俺が同じ立場だと考えたら…」


朝霜「司令と菊月は違う。他人の事は考えるな」


雲龍「そうよ、提督は龍驤さんの事を第一に考えて」


黒潮「川内は暫く鎮守府から追放でええんとちゃうか?」


村雨「提督…意見を無視することはできないわよ」


提督「安価」


下1~3高コンマ 提督の台詞や行動などを

川内の所属記録は抹消し忍者提督預かりに

提督:……わかった…俺が直接川内に伝える
(護衛を申し出る艦娘を制し)これは俺だけでしないといけない事だ、鎮守府の皆のために

提督「追い出してどうなる?後はどうなろうと自業自得だとでも言うのか?」


雲龍「そうは言ってないわ」


提督「家族の役目はそうじゃない。それに川内のあの有り様を見ただろう、既に罰は受けている」


黒潮「そういうことや無いねん!司令はんは龍驤さんがあんな目に遭って許すっていうんか!?」


提督「だからそれは由良が…」


朝霜「司令に聞いてんだ!自分の口から答えろ!」

霞「司令官が私達を家族のように思ってくれてるのは嬉しいわ。けどだからって何でも許しちゃダメ」


黒潮「罪には罰が無いとあかん!うちらは納得せぇへんで!」


雲龍「罰というより提督としての処分よ。由良は川内をしごき通してるわ」


黒潮「…それでもええ」


朝霜「いいか?とにかく司令が川内に何かしらの処分を与えなきゃいけねぇんだ。それが提督の責任だ」


村雨「提督…朝霜達の言うことは筋が通ってるわよ」


提督「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

…川内と忍者提督と…由良とで話を付けてくる
誰も付いてこなくていい、これは俺の、鎮守府の提督としての責務だ

反川内派に加え、なぁなぁで済ます事は許されないという村雨の言葉もあり、
>>726+>>728

提督「……分かった。川内には処分を与える」


村雨「うん…それがいいと思うわ」


提督「暫くの間忍者提督の元に戻ってもらう。レンタル移籍では無く…な」


朝霜「それでもまだ軽いけどな」


黒潮「永久追放でもええとこや」


雲龍「でも提督が処分を下すことに意味があるの」


霞「司令官にはこの辺がいい所でしょうね」

提督「納得してくれたのなら良かった」スッ


朝霜「どこに行くんだよ?」


提督「俺が直接伝えに行く。これは俺がやるべきことだ」


村雨「そうね、それが良いと思うわ」


提督「川内は由良と訓練中だな。行ってくる」ガチャ


霞「私達だって辛いわよ。でもなぁなぁにしておくともっと辛いことが起こるかもしれないのよ」

ーー


提督「俺が直接川内に…か」


提督「村雨に言ってもらった方が楽なんだろうがそれでは意味が無い」


提督「何か処分が必要なのはわかっていた。だが俺一人ではどうやっても無理だった」


提督「女幹部さんの話を聞いていなければ…いや、仮定のは止めよう。俺は聞いてしまったんだ」


提督「…川内の所に行こう」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

話を聞いた川内「当たり前だよね、皆は正しい。提督も気に、しな…(鎮守府での出来事を思い出し嗚咽)。……ばっかだよねぇ私、本当馬鹿、今更気付くなんてね……うん、じゃあさよなら、提督」
提督「…さよならじゃない。また来るからな」

ーー

川内「うん…当然だよね。これでも軽いくらいだよ」


提督「…ほっとしたか?」


川内「正直ね。この鎮守府を裏切っただけじゃなくて龍驤さんを危険に晒して何も無しっていうのはどうかなって思ってたんだ」


由良「私も本気で相手をしてた。でもこれだけじゃいけない」


提督「そうか…川内達もそう思っていたのか」


川内「提督は優しいからさ、そう思ってても絶対口には出せなかったでしょ?多分朝霜達がけしかけたんだよね?」


提督「そこまで分かるのか…」


川内「当たり前でしょ?私はずっとここに居たんだもん!」

川内「いやぁお世話になったよね。師匠に無茶振り言われて自分を刺してここに来て…」


由良「あれは無茶振りじゃない」


川内「分かってますって!その話はまた今度にしましょう!」


川内「…で、私はこの鎮守府が苦しんでた時も幸せそうに過ごせてた時も知ってる」


川内「提督、私はここに来て良かったと思ってるよ!今までありがとう!!」


提督「そう言ってくれるのか」


川内「当たり前じゃん!提督より素敵な提督はいない!」

川内「はぁ…でも忍者提督の所に戻るのかぁ」


由良「長良」


川内「帰ってきた理由を言ったら長良さんや名取さんにしごかれるだろうなぁぁぁ…」


由良「自業自得」


川内「分かってますって!全部私が悪いんです!」


提督「川内…」


川内「提督!ここで学んだことは忘れないよ!私は向こうに行っても頑張るから!!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

忍者提督『川内がしたことを考えると解体処分が妥当だとも思いますが』


提督「わかっています。それでも忍者提督の所で見てあげて欲しいんです」


忍者提督『なるほど…由良が甘い甘いと言っていた意味が良くわかります』


提督「すいません…」


忍者提督『ですがそれが良いとも言ってました。由良がそこに居続ける意味があるんです』


忍者提督『妻が側に居ないのは寂しいですが、由良は引き続きお願いします』


提督「はい、分かりました」

村雨「話の分かる人で良かったわね」


提督「そうだな…」


村雨「川内はいつか帰ってくるかもしれないけど、それは言ってはいけないわよ」


提督「わかっているさ」


村雨「期間を言ってしまうとその間だけ反省してれば良いって思ってしまう。無期限に移籍って皆んなには伝えるべきね」


提督「…あぁ」


村雨「艦娘が不祥事を起こして異動なんてよくある話なのに、どうしてこんなにおおごとになるのかしら…」


ーー

また遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします

ーー


龍驤「ごめんな心配も迷惑もかけてしもて」


提督「何も迷惑だなんて思ってないさ」


龍驤「アケボノらがやってくれた治療が効いてるみたいでな、やっと隔離室から出れるようになったんや」


提督(楽しかったことや幸せな事の夢を見せさせると言っていたやつか)


龍驤「皆んなにも謝らなあかんな。ウチのせいで倒れてしもて…」


提督「だからそれは…」


龍驤「それでもや。全部ウチから始まっとんねん」

龍驤「男遊びしとったのも自分、子どもを半分見殺しにしたのも自分なんや」


提督「もうその話はやめよう…」


龍驤「話をせぇへんでも過去は変わらん。ウチは恨まれるだけのことをしたんや」


提督「龍驤……頼む…」


龍驤「でもな、ウチ以外を巻き込むのは違う。加害者が偉そうに言えたもんやないけど、これは間違って無いはずや」


提督「……」


龍驤「寝てる間ずっと考えとって、やっとここまでこれてん。また迷惑かけるかもしれんけど…」


提督「わかっている。だが俺は龍驤に少しでも元気になって欲しい」


龍驤「暫くはいけると思うよ。川内は忍者提督のとこ行ってしもうたし、明るい話題が無いとな!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

翔鶴さんと雷ちゃんが最近よく一緒にいるの不思議そうに見る誰か

ーー


暁「……」ひょこひょこ


ヴェールヌイ「やぁ暁、どうしたんだい?」


暁「響!!」


ヴェールヌイ「…そうだけど。どうかしたのかい?」


暁「な、な、な、な、なんでもないわ!」


ヴェールヌイ「そうかい。変な歩き方をしてたから気になったんだよ」


暁「きききききき気のせいだってば!」


ヴェールヌイ「お腹が痛くないならそれでいいんだ。いつかみたいに無茶してはいけないよ」スタスタ


暁「……ほっ」

暁「今のは響だから助かったけど、見る人が見たら分かっちゃうわよね…」


暁「もしかしたら響も見逃してくれたのかもしれないけど…」


暁「レ級とえっちしたのはいいけど、痛すぎて普通に歩けないのは誰にも知られたくないのよ!」


暁「なんで龍驤さんはあんな事毎日できたのよ…私には無理……」


暁「今日はもう出撃は無いから後は部屋でのんびりしてればバレることは無いわ!」


暁「レ級は……まだ気絶してたし放っておくしかないわね」


暁「暁の部屋まであと少しよ!誰にも邪魔されませんように……」ひょこひょこ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

響が嫌に優しくしてくれる
食事持ってきてくれたり

皐月「部屋まで…もう少し……」ひょこひょこ


暁「あ」
皐月「あ」


皐月「……レ級と?」


暁「うん…」


皐月「とうとう生えるようになったんだね…」


暁「本人は覚えて無いと思うけど…」


皐月「初めてが睡姦ってレベル高いね……」


暁「つい……」

暁「皐月は潮と?」


皐月「うん……潮の、日に日に大っきくなってる気がする…」


暁「凄いわね…」


皐月「このままじゃ子宮口ガバガバになっちゃうよぉ…」


暁「駆逐艦とは思えない台詞ね」


皐月「うん…そうだよね……」

爛れ過ぎ!

暁「ここからなら私の部屋の方が近いわよ?」


皐月「お邪魔させてもらおうかな…」


暁「ゆっくり歩くわよ。下半身に響くのよ…」ひょこひょこ


皐月「その気持ちよく分かる…」ひょこひょこ


暁「慣れたら気持ち良いんでしょうけど…当分はいいわ…」


皐月「そう思ってるのは最初だけだよ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

霞に痛み止めくれないか連絡

ーー霞の部屋

霞「痛め止めね。それくらいならすぐ持っていくわ」


皐月『ありがとう…』


霞「鎮守府の中で電話してくるなんて何事かと思ったらそんな下らない理由だったなんね」


皐月『ごめん…でも本当に痛くて…』


霞「暁の分と持っていってあげるから待ってなさい」ピッ


霞「全く、なにしてるんだか……」

榛名「霞ちゃあん……?」もぞもぞ


霞「ごめんなさいお姉さま、起こしちゃったわね」


榛名「榛名…大丈……」


霞「お姉さまは大丈夫だから、まだ寝てて」


榛名「うぅん…」ゴソッ


霞「いつまでも裸だと風邪引いちゃうわね。早く服を着て薬を届けに行きましょう」

霞「榛名お姉さまは早朝の出撃明け、私は徹夜明けでこの時間がちょうど会うのよね」


榛名「んん……」


霞「ふあぁ…流石に私も眠いし、さっさと薬渡して来ましょ」


霞「そしたらお姉さまと一緒のベッドで寝られる…」


霞「さて…最後の一仕事ね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー暁の部屋


皐月「うん、楽になった気がする。ありがと霞!」


霞「思い込みよ。痛め止めは飲んですぐに効かないわ」


暁「気持ちが楽になればそれで良いの!」


霞「はぁ…で、暁の理由は聞いたけど皐月、アンタはどうなのよ」


皐月「どうって何がさ?」


霞「潮とよ。やることはやってるけどつき合ってるとかじゃないのよね?」


皐月「それは…まぁ……うん…」

霞「潮は何も言ってこないわけ?」


皐月「僕とするのは好きみたいだけど、好きとかは…」


霞「じゃあセフレってことね」


皐月「そうじゃ……そうなのかなぁ」


暁「周りからはそう見られてるわね」


皐月「うぅ……」

霞「司令官は漣と関係持ってた時期もあるし、セフレが悪いとは言わないわ。でも覚悟ほしておきなさい」


皐月「覚悟…」


霞「潮から関係をちゃんとしたいと言われたらそれに応じるべきだと思うわ」


暁「今は痛いだけで済んでるけど、もし皐月が怪我をしたら潮には責任を取らせないといけないわよ!」


皐月「わかった…これから色々考えるよ」


霞「それでも遅過ぎよ、全く」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

考え込んで下向く皐月のあたまをワシャワシャ霞ママ
暁もそわそわ

ーー潮の部屋


潮「お薬ありがとうございます…!」


霞「次から次へと今日は忙しいわ」


潮「ごめんなさいわざわざ私のために…」


霞「それが私の仕事だから気にしてないわよ。貴女が出撃で頑張るのと同じ」


潮「はい…!」

潮「あの…ところでさっきまで誰の所に行ってたんですか?」


霞「暁と皐月よ」


潮「皐月ちゃん……」


霞「理由は分かるわね?随分と無茶したみたいね」


潮「私…病気なんでしょうか……」


霞「卯月…いや弥生ね。弥生に比べれば可愛いものよ。一日一回で済んでるんでしょ?」


潮「それでも……」


霞「本人は嫌がって無かったわよ。それだけは言っておいてあげる」


潮「う……」

霞「潮、ハッキリ言いなさい。皐月の体が好きなのね?」


潮「……」


霞「沈黙は肯定ととるわよ」


潮「だって!あんなちっちゃくて…気持ちいいの……皐月ちゃん…」ボソボソ


霞「これじゃ本当にセフレね」


潮「う、ううぅ……」


霞「それを否定するわけじゃないの。それならそれらしく振る舞いなさいって話よ」


潮「……わかりました」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

川内が抜けた穴について限界突破、富士抜き組の話し合い

ーー


潮「皐月ちゃんとの関係……私って恋とか分からないし…」


潮「どうしよう…このままえっちだけ続ける関係になっちゃうのかな?」


潮「皐月ちゃんがそれでも良いって言ってくれるなら…でもそれって道徳的に……」


潮「うーーーん……」


レ級「潮…何してんだよ……」ザバッ


潮「レ級さんもお風呂ですか?」


レ級「そうだけどよ…お前……」


潮「え?何かありますか?」


レ級「なんで風呂の中で主砲ビンビンなんだよ」


潮「ひゃ…ひゃあああぁぁ~!!」

レ級「何考えてんだ…ってそういことだよな」


潮「違うんです!ちゃんと真面目に考えてたんです!」


レ級「へぇ…」ジロジロ


潮「見ないで下さいぃぃ~!」


レ級「わかったから風呂で叫ぶな!うるさい!」


潮「ごめんなさい……」

レ級「他に居たのがあたしだけで良かったな。龍田とかに見つかるとマズイだろ」


潮「あ……」


レ級「興奮したらそうなるならよく考えとけよ」


潮「はい……」


レ級「でもよ、そっちは簡単でいいよな。あたしが生やそうと思ったらコツがいるんだよ」


潮「コツ?」


レ級「なんかこう無いものをイメージするというか…とにかくむずいんだ」


潮「そうなんですね…」


レ級「もっと単純なら暁とできるんだけどなぁ~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

提督、一人で執務中も、最近発散していないため集中できず

提督の提督「」ギンギン

潮「(皐月との関係)どうすべきなんでしょう…」
レ級「お前らにはお前らの形があるだろ。大体こっちの方が特殊で参考にならんだろ」

ーー執務室


提督「思えば龍驤の精神が不安定になって数週間…いや、一か月になるか」


提督「その間は余裕もなく龍驤が元気になってくれることを考えていた。それだけをずっとだ」


提督「龍驤の体調が回復したということは、色々と考える余裕も出てくるということだ」


提督「…俺はその間龍驤とは何も無かった」


提督「一緒に寝ることはあってもそれだけだ。つまりどういうことかというと…」


提督「俺の主砲が……な」

提督「今日は俺一人で仕事をしているのもそれが関係している。村雨にこんなものは見せられない」


提督「龍驤の体調が良くなったとはいえ、数日間は様子を見る必要がある…」


提督「あと数日か……」


提督「なんとか我慢するしか無いな……」


提督「急ぎの仕事も無い。なんとか誤魔化せるだろう…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

掃除でもして落ち着こう

白露「こんなものって卑下するほどのモノでもないけど?」寝取りのフラグをどこからか感じ取って出現している白露さん

白露「こんなものって卑下するほどのモノでもないけど?」ツンッ


提督「!?」バッ


白露「これまででいっちばんびっくりしたような顔してるね!」


提督「い…いつから机の下に!?」


白露「内緒。これでも特務艦だよ?」


提督「いや、だからって…!」


白露「ほらほら抵抗しちゃダメ」ツンツン


提督「う……!」

白露「変なもの見せないようにって人払いしちゃったもんね!」


提督「よせ、やめてくれ!」


白露「村雨は来ないし龍驤さんは部屋で寝てる」


提督「白露…!」


白露「提督、私達は春雨の相手をしてたんだよ?」ニヤッ


提督「……!!」


白露「私はね、寝取りモノとかがいっちばん興奮するの!逃げられるものなら逃げてみて!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

本気では追ってない(元気づけるため)
なお、それでも捕まえたら食うつもりのイッチバーン

白露「ちょっと失礼して…ふむふむ、大きさは並ってところかな?」サワサワ


提督「やめてくれ…!!」


白露「太さは……楽しめそうな感じ」ニマッ


提督「く……!」スッ


白露「提督、言っておくけど私は特務艦だよ。乱暴なんかしたらどうなるか分かってる?」


提督「う…ぐ……!!」

白露「提督のも限界だよね。今楽にしてあげるよ~」モゾモゾ


提督「俺は…どうすることも……」


ガチャ


朝霜「……」


白露「朝霜?」


提督「助かった……!朝霜の後ろから五光が見えるぞ!」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

パパはあたいのモンだ!!!(らいだーきっく)

あたいも混ぜ…って違う!何やってるんだてめー!

朝霜「パパはあたいのモンだ!!!」ドガッ


白露「らいだっ!」


朝霜「ここから…出ていけ!」ブンッ


白露「ゆにこ…っ!」ゴロゴロ


朝霜「大丈夫か司令!?」


提督「助かった…どうなることかと思った……」

朝霜「どうせ白露のことだ、特務艦だから抵抗するなって言ってきたんだろ」


提督「そうだ…突き飛ばすわけにはいかなかった」


朝霜「ほんとアイツら油断ならねぇ…」


提督「ふぅ……危なかった…」


朝霜「困ったことがあったらあたいを頼ってくれよ!司令はあたいのパパなんだからな!」

提督「あぁ…遠慮なく頼らせてもらう」モゾモゾ


朝霜「パパ…?何してんだよ?」


提督「いや、これは…」


朝霜「まさか……!」ガシッ


提督「う…!」


朝霜「これ、どういうことだよ。なんでママ以外の女で興奮してんだよ」


提督「違う…!これは元々だ……!最近龍驤と…できなかったから…」


提督「本当なんだ!これを見られたくなかったから村雨はここに居ない!人払いをしていたのもそういう理由だ!」


朝霜「安価」


下1~3高コンマ 朝霜の台詞や行動などを

朝霜「ならあたいが見張るしかねぇな」


提督「それは助かるが…秘書艦の仕事はできるか?」


朝霜「できねぇ!」


提督「即答か…」


朝霜「でもパパを取られるわけにはいかねぇんだよ!あたいはここで見張ってる!」


提督「そうか……」

だろうね…ww

ペタ…ギッ…ペタ…ギッ…


龍驤「執務室から白露が転がってきたけど何かあったん?」


朝霜「ママも来たならもう安心だな」


提督「部屋から出て大丈夫なのか?」


龍驤「ずっと部屋でおってもな…少しくらい外に出やんと」


朝霜「ならここでゆっくりしていけよ。ここにはパパがいるんだしな!」


龍驤「それだけやないで、朝霜もおる」


朝霜「なんだよ…嬉しいこと言ってくれんじゃん!」

龍驤「それより白露や。ほんまに放っといてええん?」


朝霜「あれはあたいがやったやつだから気にしなくていいぜ」


龍驤「何があったんよ?」


朝霜「パパを襲おうとしてやがった。しかも自分の立場を利用して拒絶できねぇようにな」


提督「朝霜のおかげで助かったんだ…危なかった」


龍驤「安価」


下1~3高コンマ 龍驤の台詞やその他起こったことなどを

な、なら今夜どうや?ウチも溜まってて‥そんなん見たら我慢でけへん‥


提督の提督「2割増しだぜー?」ギンギン

村雨と時雨とが白露連れ立って謝罪してくる
時雨「前の鎮守府って恋愛は何しても自由って所だったんだ、いつ死ぬともわからないから悔いのないようにって」

自分がダウンしてたせいだから強く出れないがやっぱり面白くないのでふくれっ面龍驤

龍驤「なら今夜どうや?ウチも溜まってて‥そんなん見たら我慢でけへん…」


朝霜「うぉ…さっきより…」


提督「……」


龍驤「これは凄いことになりそうやな…」


提督「…龍驤に無理はさせられない」


龍驤「そんなん見て何もせぇへん方が体に毒やって…」


朝霜「確かにな……」

朝霜「そうだ、夜なんて言わずに今からどうだよ?」


龍驤「今からって…そんな……」


朝霜「龍驤さん、アレを楽しめるのは今だけだぜ」コソッ


龍驤「……」ゴクリ


提督「龍驤……?」


龍驤「ごめんな朝霜、誰もけぇへんように見張っててくれる?」


朝霜「お安い御用だ」


提督「お、おい……」


龍驤「司令官忘れてへん…?ウチも大概な変態やねんで?」ジュルッ


提督「あ……」


朝霜「ゆっくり楽しんでくれよ~」ガチャ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

流石にデカくてきっついのと久々なのとその他もろもろの感情で泣いちゃう龍驤

そんな姿を見て愛おしく思う提督にゆっくり突かれて啼いちゃう龍驤

ーー


雲龍「あら、提督はお昼から?」


朝霜「そうだぜ~」


雲龍「わかった、後にするわね」


朝霜「……」


神通「あ……」タタタッ


朝霜「……」


朝霜「ま…分かるよな」

朝霜「しまったな…あの調子じゃ暫くは出てこない。手持ち無沙汰過ぎんぜ」


朝霜「混ざりてぇ気持ちもあるけど、司令は龍驤さんのもんだ。横取りはできねぇ」


朝霜「……でもどうすっかな」


朝霜「誰か話し相手でもくればなぁ……」


朝霜「…一人でやっちまうか?廊下で見られながらってのも悪くねぇよな」


朝霜「オカズには困らねぇけど…うーん……」


朝霜「どうすっかなぁ……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

はぐはぐが鬼の眼光で見てきたので中止
そのまま最近風紀が緩すぎません?緩すぎますよね!?と話し(愚痴)相手になってくれる

ーー


白露「も…もぅ……」


村雨「負けて帰ってきた長女が何か言ってるわね」


春雨「まだ始まったばっかりですよぉ……」ニタァ


白露「う……ぁ…」


村雨「もうすぐ時雨と夕立も来るらしいから覚悟しておきなさい」


春雨「白露姉さん…ほら、こんな奥まで……」


白露「お"っ…ぉ………ぁ…」


村雨「まさか提督を襲うとは思わなかったわ。そんなオイタができないようにたっぷりお仕置きね」ガバッ


春雨「あ、ズルい…私のスープも飲んで欲しいのに…」


村雨「飲ませてあげればいいじゃない。白露は今は便器なのよ」


春雨「……あは!」


白露「むぐっ!うううぅぅ~~~~!!」


ーー

下ネタばっかりすいません


コメントなどあればお願いします

ーー


龍驤「深海海月姫の胞子対策の薬ができたんやね」


霞「私達が出したデータがかなり参考にされてるわね」


北上「大本営から配られたコレを注射すれば、たちまち胞子は無効化だね~」


夕張「これを注射するだけでいいので、辛いものを食べて吐く必要がありません!」


明石「艦娘への負担も少なくなります…」


提督「安全性は十分なんだな?」


霞「余計なものが入って無いかは調査中よ」


北上「ちなみに余ってるのは無かったから陽炎とか傀儡組に使われるはずだったのを解析に使ってるよ~」

夕張「こちらがデータを渡してからコレが配られるまで早かった方ですが…本来なら間に合いませんでしたね」


提督「深海提督が記憶を取り戻した。だから次の計画は始まらない」


龍驤「うまいこと言うて深海海月姫を止めといてくれとるんやね…」


明石「向こうはきっとこの薬の存在を知りません…」


霞「気付かれないうちに胞子を無効化して、一気に決着までいきたいわね」


提督「そう上手くいけば良いんだがな…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー隔離室


愛宕「私達で一旦区切りみたいね」


加古「戦艦からやっていって重巡でストップかぁ」


那智「重い艦種からということだろう」


羽黒「私達に何も無かったら…数時間後に軽巡や駆逐艦と…なるようです…」


愛宕「ワクチンに問題が無いなら何もないとは思うけと、用心に越したことはないわ」


加古「ワクチンって…まぁそう表現すればわかるけどさぁ」

那智「しかし医務室が無いのは不便だな。いちいち地下まで降りる必要がある」


愛宕「前まで使ってた医務室は除染しきれないから解体になるって言ってたわ」


羽黒「地下の隔離室が…実質的な医務室になりましたね…」


加古「新しく建てるにも水周りとか色々問題あるらしいって」


那智「我慢するしかないようだな」

羽黒「あの……」


加古「どうしたの羽黒?」


羽黒「私達…大丈夫ですよね…?」


那智「大丈夫とはどういうことだ?」


羽黒「ちゃんと司令官さん達を…守れますよね…?」


愛宕「注射も終わったし眠らされることはもう無いわ。だから大丈夫よ」


羽黒「そうじゃなくて…その…」


那智「そうなら無いように私達がいるんだ」


愛宕「重巡が四人っていうのは正直心細いけど…」


加古「ごめんなぁ…それはあたしのせいだよ……」


羽黒「私は戦力にはなりません…私を含めてはいけないんです…」


那智「……」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

金剛「ウゥゥゥゥ…!」


羽黒「金剛さん…?」


加古「かなり調子悪そうだけど何かあった?」


那智「まさか薬が原因か!?」


金剛「そうデス…」


愛宕「まさか…」


那智「すぐに千歳に知らせに戻るぞ!この薬は危険だ!」

金剛「違いマス…危険ではありまセン…」


羽黒「でもお腹を抑えて…」


金剛「胞子を…下から出す必要があるだけデス…」


加古「あ…」


金剛「オォ…う……」


愛宕「そうよね…胞子なんか体内で消えるわけないものね…」


那智「…武運を」


金剛「イエ…ス……」よろよろ

那智「あれが私達の数十分後の姿のようだな」


加古「マジかぁ…」


愛宕「でもあれで治るなら安いものと思わなくちゃ」


羽黒「そうですね…」


那智「深海海月姫に対抗する儀式だと思えばいい。もう私達に怖いものは無くなるんだ」


加古「これで深海海月姫がいつ動いても大丈夫って感じかぁ~」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

提督「薬の注射を中止するのか」


千歳「胞子を出す時の痛みが凄いらしいのよ…」


霞「そりゃそうよ。薬の中身って辛味成分の塊よ?」


龍驤「辛い料理を食べた後に出す感じか…」


千歳「戦艦と重巡組で一時間悶絶しっぱなしよ。これを軽巡や駆逐艦に使うのは躊躇われるわ」


龍驤「それでも大本営はこのままやれって言うてるんやろ?」


霞「悠長にやってる暇なんか無いもの。痛いのくらい我慢しろって話よ」

霞「でも安心して、ここには私がいる。今日中には副作用が無くせるようにするから」


千歳「いつにも増して頼もしいわ」


龍驤「普段から頑張ってもらってるけど、また霞を頼ってしまうんか…」


霞「何度も言わせないで、これが私の仕事なの」


提督「…頼む」


龍驤「そんなに急がんてええからな?霞のペースで頑張ってな」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー演習場


加古「ふぃ~~休憩休憩」


那智「今のは中々良かったぞ」


愛宕「考えてみたら重巡だけで演習ってあんまりしたことないわねぇ」


羽黒「私は仕事で…皆さんは誰か一人は出撃してます…」


加古「潮の力を借りるときもあるけどさ、書類上では駆逐艦だから色々ややこしいんだよね~」


那智「海域によっては重巡が火力にならなければいけない」


愛宕「重巡って居ないと不便なのよね…」

那智「数の少なさは実力でカバーするしか無い。この機会に互いに練度を上げていこう」


加古「よしっ、回復したしもう一回!」


愛宕「さっきと同じのよね?」


羽黒「皆さんに置いていかれないように頑張ります…!」


那智「時間が許すまで訓練だ。那智戦隊行くぞ!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


女幹部「おぇ……ひぐっ……」


アケボノ「呆れた、まだ泣いてるの」


女幹部「司令官……なぜ……私を…」


アケボノ「クソ提督の性格ならアンタが一番わかってんでしょ」


女幹部「うう…ぐす………」


アケボノ「たった一度拒絶されただけで諦めるの?それなら今までのあたし達は何だったのよ」


女幹部「司令官……」


アケボノ「あたし達がどんな思いをしたか忘れたの?」


女幹部「う……」

アケボノ「アンタだってそうじゃない。好きでもない相手に抱かれて…その地位まで上り詰める為に体を売ったようなものよ」


女幹部「司令官…司令官……」


アケボノ「はぁ……いい加減にしなさい!!」


女幹部「ひ……」


アケボノ「泣きたいのはこっちもなのよ!アンタだけメソメソ泣いてんじゃない!」


女幹部「だって…」


アケボノ「だってもクソもない!それ以上無くならアンタを燃やす!」


女幹部「私……司令官…」

モチヅキ「んも~うるさいなぁ…全部丸聞こえだよ」


アケボノ「モチヅキもそう思うでしょ!?」


モチヅキ「アケボノの言うこともわかるよ~けどなによりもうるさい…」


アケボノ「コイツがうじうじしてるのが悪い!」


女幹部「……」


モチヅキ「ま…菊月の気持ちも分かるよ。大好きだった司令官はまた遠くに行っちゃったんだもん」

モチヅキ「だからって落ち込んでちゃいけないのはわかる?あたし達は苦労もしたし犠牲も出た」


アケボノ「……大鳳がやられた時はあたしも泣いたわ」


モチヅキ「あれは仕方なかったよ。大鳳は戦闘力のある力じゃなかった」


アケボノ「あたし達の仲間で犠牲になったのは大鳳だけよ。でもその大鳳が居ないからあたし達は死にそうな思いを何度もしてきた」


モチヅキ「大鳳が生きてたら神威の能力と組み合わせて、司令官を回収もできたのになぁ…」


女幹部「……」

アケボノ「大鳳の透視能力は凄かった。どこに居ても誰がどこに居るのかわかってたもの」


モチヅキ「あれは透視というより千里眼にまで能力が上がってたかもね~」


アケボノ「あたし達が少しでも早く合流できていれば大鳳は……」


モチヅキ「神威のテレポート能力であっという間に回収。ガンビーの重力操作もあれば尚良かったね」


アケボノ「誰が大鳳をやったのかまでは分からなかった。あたし達は悲しむしか無かったのよ」


モチヅキ「菊月は大鳳の仇を取るためにも頑張ってたじゃん。ほんとよく頑張ってたよ」


女幹部「大鳳の…仲間の為だ……」

アケボノ「…菊月のおかげで犯人は分かった」


モチヅキ「朝霜にちょっかい出してる早霜だったとはね~」


女幹部「あいつの能力…リスポーンは技や技術じゃない……私達と同じような力だ…」


アケボノ「あたし達の超能力は外部的に付与することは不可能よ。持って生まれるかきっかけがないと目覚めない」


モチヅキ「でも一つだけ外部的に能力を得る方法があった」


女幹部「それは…能力者を捕食すること…」


アケボノ「大鳳を殺した挙句食べるなんて…気が狂ってるとしか思えない」


モチヅキ「大鳳の死体が必要以上にボロボロだったのはそういう理由だったんだね~」

アケボノ「早霜ひなぜこのことを知っていたのか。なんで大鳳とは違う能力が目覚めたのかは分からない」


モチヅキ「本人に直接聞くしかないね~」


女幹部「だが…早霜はどこに居るのか…」


アケボノ「菊月、準備しなさい」


女幹部「え……」


モチヅキ「早霜のリスポーン位置を特定したんだよ~」


女幹部「いつの間に…」


アケボノ「だからいつまでも泣いてんじゃないって言ってんよ」


モチヅキ「菊月の能力は必須だからね~」


アケボノ「クソ提督の前に敵討ちよ。ほら、さっさと行くわよ!」


女幹部「……了解した」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


早霜「ふふ…お客さんとは珍しいわ…」ふらっ


アケボノ「ゆらゆら歩いて酔拳のつもり?」


早霜「これはちょっと…ダメージが蓄積しただけよ…」


モチヅキ「なら今はチャンスってことね」


菊月「お前の好きなようにはさせない。アケボノ、一気に…」


早霜「このままは…部が悪いわねぇ…」ジャキッ


アケボノ「へぇ、いきなり銃なんて相当焦ってるのね」


早霜「ふふふふふ…」ガチャ


モチヅキ「…ごめん二人とも。今未来見えたけど止められないわ」


パァンッ

アケボノ「自分を撃った…」


菊月「頭を撃ち抜いた。普通なら即死だ」


モチヅキ「でも相手はそんな簡単に行く奴じゃないんだよね~」


早霜「あは………はあっ!ははははは!!」スッ


アケボノ「復活する度に全快。怪我も無かったことになる」


モチヅキ「相当厳しい戦いになるね」


菊月「それでもやるしかない」


早霜「ふふふふははははははは!!精々楽しませて頂戴!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

早霜の能力はリスポーンです。毒や状態異常、身体の欠損なども全て治ります。普通の方法では倒せません


再安価 下1~3高コンマ お願いします

ーー


早霜「鷹捲…」ヒュッ


モチヅキ「あたしへの攻撃は分かるんだって!」サッ


アケボノ「燃え……尽きろ!!」


早霜「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ゴォォォォ


菊月「普通ならそれで死ぬが…」


早霜「ふふふ…貴女の炎って中々ね…」スッ


モチヅキ「これじゃキリが無いって!」

アケボノ「このままじゃジリ貧よ。こっちがガス欠した瞬間に負け」


菊月「私の錆でも無理だ」


モチヅキ「じゃああの作戦試すしか無いね~」


菊月「アケボノ、早霜を加減して燃やせ」


アケボノ「わかってるわよ」


早霜「ごちゃごちゃ話してていいのぉ?こないならこっちから行くわよ!」ゴォッ


モチヅキ「アケボノ…!」

アケボノ「燃え…ろっ!」


早霜「また…芸が無いわねぇ……」ゴォォォォ


菊月「……」


早霜「貴女の炎にも飽きてきたわ。もっと他にも見せて頂戴」


アケボノ「……」


早霜「つまら…ない……わ…」グラッ


菊月「よし……今だ!」


アケボノ「ええ!」ダッ

早霜「ふふふ…次はど」ぐしゃっ


菊月「……」


早霜「そんな焦ら…」ぐちゃっ


アケボノ「……」


早霜「ま…」ぐしゃっ


モチヅキ「リスポーン位置がわかってて、その場所まで詰められたらこれができるよね~」ぐちゃっ


アケボノ「こういうのリスキルっていうのよね」ぐしゃっ


菊月「リスポーンキル…復活地点で永遠殺す行為か」ぐちゃっ


モチヅキ「早霜の心が折れることは無さそうだけど、狙いは他にリスポーン地点があるかの確認」ぐしゃっ


アケボノ「リスポーン位置を移せるのかどうかも兼ねてるわね」ぐちゃっ


菊月「それならそれで考えがある。早霜は絶対に逃がさない」ぐしゃっ


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

アケボノ「うっ!!」ビクッ


モチヅキ「は…!?」


菊月「貴様…!」


「ふふふ…よく手が止まったわね…」


アケボノ「な、な、な…!」


「そうよ…この姿は貴女達のた~いせつなお仲間の大鳳よぉ」


モチヅキ「能力はただのリスポーンじゃない!?こんなの見えなかった!」


菊月「随分と悪趣味な奴だ」


「そんなの分かりきったことでしょ?」

「この子を殺した時…もう堪らなかったわぁ。この子は誰がどこにいるか見えていた。だから自分を殺しにきてる私の事も当然見えていた」


「あの絶望した顔…ふふふふふふふ…」


アケボノ「この……!!よくも大鳳を!!」ボッ


菊月「よけアケボノ!冷静さを失うな!」


「梟挫」


アケボノ「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ゴォォォォ


モチヅキ「アケボノ!」


「炎だって返せるのよ?」


菊月「まずい…!アケボノの炎は対象が燃え尽きるまで消えない!」

「じゃあ後は仲良くしててちょうだい~」スッ


モチヅキ「早霜が逃げる…」


菊月「クソ…!だがアケボノが先だ!」


アケボノ「あ…あぁ……あ…」ピクピク


モチヅキ「早くグラーフを!」


菊月「早霜……お前も倒すのは私達だからな!」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー

「この能力まで使うことになるなんて…リスポーン位置を変えないといけないわねぇ」


大和「おや…」


「あら?貴女…」


大和「なるほど…そんな能力もあったんですね」


「……鳶穿」ズオッ


大和「……」シュパッ


「う……っ…!?」


大和「おいたをする手は切り離さないといけませんね」ボトッ


「誰かも確認しないで…手首を切り落とすなんて…」


大和「大和は分かってますから」

「……」シュッ


大和「照明弾まで持ってたんですか?」スパッ


「そんな……豆腐みたいに…」


大和「抵抗するだけ無駄ですよ。閻魔刀で無駄なものは切りたくないんです」


「……」


大和「大人しく付いてきてくれますね?」


「いいわ…退屈はしなさそうね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー茶室


老幹部「ん~やはり茶はうまいのぅ。ほら、お前さんもどうじゃ?」


「片手じゃ飲みにくいのだけど…」


老幹部「ほほっ!そうじゃったな!」


大和「飲ませてあげましょうか?」


「刀を片手にしながら言われたくないわ…」


大和「閻魔刀をしまうわけにはいきませんから」ニコッ

老幹部「それではお主を呼んだ理由を説明しようかの。儂は超能力艦の秘密を握りたいんじゃ」


「そんな事を知ってどうするの?」


大和「うふふふ…」


老幹部「お主にとって悪い話しではない。協力してくれるなら後ろ盾にでもなってやるぞ」


「……この状況で断れるわけないわ」


大和「そうですね、その方が賢明です」


老幹部「ほっほっほっ!」

「でも私にも知る権利はあるわ。貴女達が何をしようとしてるのか教えて」


老幹部「儂がか?」


「超能力のある艦娘を集めて何がしたいの?」


老幹部「そうじゃのう…」


「理由によっては協力…」


大和「……」ギラッ


「…協力はする。けど私が喜んで協力した方がそっちも助かるんじゃない?」


老幹部「安価」


下1~3高コンマ 老幹部の台詞やその他起こったことなどを

老幹部「驚異に備えるんじゃよ。この世を終わらせる程の驚異への備えじゃ」


「備え…」


大和「この刀もその為への力なんです」


老幹部「最早大本営と深海棲艦だけの話じゃ無いんじゃ。国同士のいざこざ…戦争になる」


大和「しかもこの国が戦争の中心になるんです」


「とても信じられないわね…」

老幹部「近い将来この国はある兵器を起動させる。それは世界を終わらせる程のものなんじゃ」


大和「しかも一人の人間と深海棲艦の為に使うんですよ」


「……深海提督」


老幹部「ほほっ!知っておったか!」


大和「なら話しは早いですね」


「その兵器は…」


老幹部「おおっとこれ以上はいかん。先に協力してもらうぞい」


大和「まずは貴女のデータを取らせて下さい。脳波から何まで全て…」


老幹部「儂の持っとるシェルターをりせぽーん位置にしたら良いぞ」


大和「リスポーンですよ」


老幹部「発音が難しいのぉ…」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

ーー


老幹部「ほほほほっ!これはこれは素晴らしいデータじゃのぉ!」


大和「早速データを反映していきましょう」


早霜「……」


老幹部「調べられ過ぎて気分でも悪くなったかの?」


早霜「違うわ…ここ……この施設って…」


大和「驚きしたか?」


早霜「茶室の地下にこんなものが広がってるなんて…」


ドォォォン…

大和「東京ドーム何個分でしたっけ?」


老幹部「軽く百は超えとるなぁ」


早霜「こんなものが存在していたなんて…」


老幹部「ここにおる研究員や技術者は全部儂がすかうとしたんじゃ」


早霜「それも全て驚異に備える為?」


老幹部「ほほほほほっ!」

大和「早霜さん、協力してくれた以上貴女は大和達の味方です」


老幹部「大和は簡単に貸せんが他に使えるものは使っても良いぞ」


大和「傀儡もありますし武器もあります」


老幹部「その代わり定期的にデータは取らせてもらうぞい」


早霜「ここにあるのを使えば姉さん以外にあの子達とも遊べる…ふふふ、面白いことになりそうね」


下1~3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを

老幹部「早霜のお陰で傀儡は独自にぱわーあっぷできそうじゃ。これで口うるさい出資者共の望み通り、戦争は続く」


老幹部「決戦兵器などで天秤を無理矢理傾ける行為は世界の破滅につながるわい。それに戦い続けるしか救いがない娘たちの事を考えると…のう?」


大和「深海棲艦との戦争が終われば艦娘は行き場を失います。しかし深海ではない所と戦争をすれば艦娘は兵器として戦い続けられます」


老幹部「艦娘にくぅでたぁなど起こさせてはいかん。彼女達には常に戦う相手が必要なんじゃ」


大和「そうすれば世界の平衡は保たれます。まさにそれこそ本当の意味での世界平和です」


老幹部「ほっほっほっほっほっ!」


ーー

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主な登場人物の簡易まとめ

駆逐艦
・暁
・雷
・電
・響
・清霜
・霞
・黒潮
・不知火
・陽炎
・卯月 (弥生)
・朝霜
・叢雲
・皐月
・潮
・朝雲
・山雲
・初雪
・村雨
× S朝潮 自殺

軽巡
・阿武隈
・夕張
・神通
・川内
・龍田
・天龍
・多摩
・北上
・大井
・球磨
・由良

重巡
・加古
・羽黒
・那智
・愛宕

潜水艦
・伊401
・伊168
・伊8
・伊58
・呂500
・伊19 鎮守府外
・伊26 鎮守府外
・伊13
・伊14

戦艦
・金剛
・ガングート
・榛名
・アイオワ

空母
・雲龍
・天城
・葛城
・加賀
・瑞鶴
・翔鶴
・隼鷹
・飛鷹
・千歳
・ガンビアベイ
・龍驤

その他
・提督
・秋津洲
・明石
・駆逐棲姫
・レ級
・潜水棲姫
・漣(重巡棲姫) 漣の精神のみ消滅
× 潜水新棲姫 死亡

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