【安価】魔女「すっごい魔法作ってやるわよ~!」 (12)

魔女「暇だわ」

魔女「あー暇だわ」

魔女「あーーーーーーーーーーーーーー」

魔女「暇だわ」

魔女「魔王が勇者くんに倒されて世界が平和になってから、とんと暇だわ~」

魔女「なんかないかしら、こう、暇を潰せるやつないかしら」ガサゴソ

魔女「……おっ!」

魔女「謎の魔導書発見!」

魔女「確かこれ魔王城……の跡地から拾ってきたやつよね」

魔女「これならすっごい魔法も載ってるハズ!」ペラペラ

魔女「……」ペラペラ

魔女「何よこれ白紙じゃない、全部のページまっさらじゃないの」

魔女「あーつまんなつまんな」

魔女「……!」ピコーン

魔女「そうだわ、まっさらならこれにアレコレ書き足しちゃえばいいじゃない!」

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魔女「というわけで付き合ってもらうわよ」

勇者「突然魔法で転移させられたと思ったら、そんなくだらんことするつもりか」

魔女「くだらんこと? 面白いことと言い間違えたかしら?」

勇者「……」

魔女「新しい魔法を作って、この白紙の魔導書に記録するの!」

魔女「楽しい嬉しいみんなハッピー♪」

勇者「帰る」スタスタ

魔女「待った、待った待った待ったウェイウェイウェイ」ガシィ

勇者「一人で出来るだろそんなこと」

魔女「まあ別に一人でもできるけどさ?」

魔女「世界が滅ぶわよ」

勇者「……」

魔女「ほら、私ってー、世界最強の魔女様なわけじゃん?」

魔女「変な魔法が出来てー、私が暴走しちゃったらー」

魔女「止められるの、アナタしかいないわけよ」

魔女「あの魔王を倒した実力を持ってるアナタ、だけ」

勇者「はあ」

魔女「……これでも私アナタを信頼してる訳よ」

勇者「そりゃ光栄なことで」

魔女「それじゃ、すっごい魔法作ってやるわよ~!」

勇者「いややめろって」

魔女「まずはねー……」


↓1
どんな魔法?

魔女「というわけで付き合ってもらうわよ」

勇者「突然魔法で転移させられたと思ったら、そんなくだらんことするつもりか」

魔女「くだらんこと? 面白いことと言い間違えたかしら?」

勇者「……」

魔女「新しい魔法を作って、この白紙の魔導書に記録するの!」

魔女「楽しい嬉しいみんなハッピー♪」

勇者「帰る」スタスタ

魔女「待った、待った待った待ったウェイウェイウェイ」ガシィ

勇者「一人で出来るだろそんなこと」

魔女「まあ別に一人でもできるけどさ?」

魔女「世界が滅ぶわよ」

勇者「……」

魔女「ほら、私ってー、世界最強の魔女様なわけじゃん?」

魔女「変な魔法が出来てー、私が暴走しちゃったらー」

魔女「止められるの、アナタしかいないわけよ」

魔女「あの魔王を倒した実力を持ってるアナタ、だけ」

勇者「はあ」

魔女「……これでも私アナタを信頼してる訳よ」

勇者「そりゃ光栄なことで」

魔女「それじゃ、すっごい魔法作ってやるわよ~!」

勇者「いややめろって」

魔女「まずはねー……」


↓1
どんな魔法?

魔女「ナンカデロナンカデロー!」

勇者「なんだその詠唱は」

ボンッ

勇者にゃん「うにゃ?」

魔女「あら? あらあらあら!」

魔女「こんな猫耳と尻尾生やしちゃって! 見ないうちにキュートになったわね~」

勇者「いやお前の魔法のせいだにゃ!」

魔女「ぶふっ! にゃ、ですって!」

勇者「にゃにゃ!? か、勝手にそうなるにゃん!」

勇者「ていうかお前俺に向かって魔法を使うにゃー!」

魔女「あはぁ可愛いわねぇ~♪」

勇者「ぐぬぬ……」

魔女「なでなでしていい?」

勇者「ダメに決まってるにゃ!」

魔女「ほら! この魔導書撫でていいから!」

勇者「そんなもん撫でてどうするんだにゃ!」

魔女「じゃあどうすれば撫でさせてくれるのよ」

勇者「元に戻してくれたら撫でさせてあげるにゃ」

魔女「おっけー! 戻れー!」

ボンッ

勇者「ふう……」

魔女「それじゃあ撫でさせて……あー!」

魔女「元に戻したら猫耳消えるじゃない! 騙したわね!」

勇者「はっはっは、ざまあみろ」

魔女「……まあいいや、撫でよ」ナデナデ

勇者「結局撫でるんかい」

魔女「あぁーあ、普通のままだったら、撫でるより撫でられる方がいいんだけどねぇー」

魔女「……」チラッチラッ

勇者「撫でないぞ」

魔女「いけず」

魔女「……あ! 見て見て!」

魔女「魔導書にさっきの魔法が書き込まれたわよ!」

勇者「えーと……猫化、ねえ」

勇者「そのままだな」

魔女「そんなもんよ魔法って」

勇者「しかしまあ、記念すべき1ページ目がこんな魔法とは……」

魔女「じゃあ次、次やりましょ!」

勇者「次は俺に向けて使うなよ」

魔女「それはちょっと保証できないわね」

勇者「だから付き合うの嫌だったんだよ……」

魔女「まあまあそう言わずに、ほら、私の頭撫でさせてあげるから!」

勇者「やらん」

魔女「いけず」

魔女「まあいいわ、次は……」


↓1
どんな魔法?

魔女「ナンカデロナンカデロー!」

勇者「さっきと詠唱同じじゃん」

魔女「頭の中で魔翌力を組み替えてるから問題無いわよ」

ボンッ

魔女「……」

勇者「……」

魔女「なんか変わった?」

勇者「変わった」

魔女「え、なになに? 何出た?」

勇者「自分の体見てみろ」

魔女「ん? ん?」ペタペタ

魔女「!!!」

魔女「あ、あらら! 私の豊満バストが消えてなくなってる!?」

魔女「……あっ……」

魔女「なんか股間に違和感あるんだけど……」

勇者「……」

魔女「ちょっと見てくれない?」

勇者「誰が見るか!」

魔女「だ、だって、うぅ~いけず!」

勇者「なんでだよ」

魔女「つまりあれね、性別が入れ替わる魔法ってことかしら……」

勇者「みたいだな」

魔女「てことは、今私は男ってことね」

魔女「鏡!」

勇者「はい鏡」スッ

魔女「あらやだ! 何このスーパーイケメン!」

勇者「自画自賛かよ」

魔女「私が女だったら惚れてたわ! あ、私女だったわ! あれ、今男だったわ! じゃあ私ホモ!?」

勇者「言うとすればナルシストだな、あと落ち着け」

魔女「そ、そうね……ひとまず戻りましょ」

魔女「戻れー!」

ボンッ

魔女「ふう、おかえり私の豊満バスト、さよなら股間の怪物」

魔女「やっぱり私は女の子でいた方がしっくりくるわね!」

魔女「勇者くんも私が女の方がいいでしょ?」

勇者「……」

魔女「あらあら、目ぇ逸らしちゃって、
かわいい奴ぅ~♪」

魔女「ということで、魔導書に記録されたわ」

勇者「性転換、ねえ」

魔女「さっきの猫化とこの性転換の魔法を勇者くんにかけたら」

魔女「ベリィーキュゥートでベリィースウィートだと思わない?」

勇者「反射展開」ブォン

魔女「反射剥がし」ベリィ

勇者「やめろ!」

魔女「仕方ないわねえ、まあ私も勇者くんは男のままでいた方が好きだし」

魔女「じゃあ次やりましょ!」


↓1
どんな魔法?

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