自候補生達は５～６人でタコ部屋に押し込められ、集団生活を余儀なくされるっ・・・！

１人になれるのはトイレの個室のみっ・・・！

利根川「お前たちは娑婆での就職先が見つからずここへ来た折り紙付きのクズだっ・・・！本当に自衛官になりたい奴は防衛大学に行っているっ・・・！」

利根川「知っているか？エリートと言われる彼らの生き方を・・・厳しい防大、幹部候補生を終え、次に配属されるは教育隊の区隊長っ・・・！」

利根川「古株幹部達の新人いじめに耐えながら教育隊を率いて行かねばならず、その苦悩は図りしれないっ・・・！」

利根川「そんな彼らに比べれば、お前たちがこれから味わう理不尽、苦痛など些細なものだっ・・・！」

利根川「さあ目を覚ませっ・・・！これを逃せばもう一生お前たちが公務員になれるチャンスはないっ・・・！」

利根川「甘えを捨てろっ・・・！」

カイジ「なんだあの区隊付きっ・・・！泣かせるじゃねぇかっ・・・！」

それから数日後

カイジ「あれ？俺の帽子がないっ・・・！」

班長「カイジ自候生の帽子がないので捜索っ・・・！」

官品紛失はご法度っ・・・！よって班員全員での捜索っ・・・！・・・だがっ・・・！

カイジ「あれ・・・？帽子が元の場所にっ・・・！」

池沼「ケケケ・・・」スッ

班長「・・・・うーん、確かにアイツが隠したかも知れないけどさ・・・ここでは盗られる方が悪いんだよカイジくん」

カイジ「なっ・・・！」

カイジ、入隊最初の理不尽っ・・・！圧倒的理不尽っ・・・！

なんやかやあってもうすぐGWっ・・・！自候生にとって入隊以来最初の大型連休っ・・・！娑婆への帰還っ・・・！

だがそれはつかの間の安息に過ぎないっ・・・！

連休最終日

カイジ「戻りたくないっ・・・！一生フリーターでいいっ・・・！娑婆でっ・・・！娑婆で生きたいっ・・・！」

だが駐屯地の門をくぐってしまったカイジっ・・・！残念っ・・・！

その後、なんやかやあって前期教育を終え、後期教育隊に入隊したカイジっ・・・！

季節は七月っ・・・！暑いっ・・・！

座学中

カイジ「クソっ・・・！前の時間戦闘訓練だったから眠気がっ・・・！」ウトウト

その日の終礼後

班長「お前ら座学中ウトウトしてたよなぁっ・・・！その場に腕立てっ・・・！」

カイジ「クソっ・・・！クソぅ・・・！」

何かあると腕立てっ・・・！