希「ドキッ!スクールアイドルだらけのクイズ大会!」 (67)

希「はい!始まりました~。スクールアイドルだらけのクイズ大会!司会進行を務めます!希パワーたっぷり注入~!ハイッ、プシュッ。μ'sの東條希と」

鞠莉「シャイニー。司会進行兼スポンサーの小原鞠莉で~す」


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希「それでは早速、出場チームの紹介です。鞠莉ちゃんよろしく」

鞠莉「オッケー。μ'sのスーパー幼馴染コンビ!チームほのうみ!」

穂乃果「海未ちゃん!頑張ろうね!」

海未「はいっ!やるからには優者です!」

鞠莉「ネクストチーム!またまた幼馴染チーム!Aqoursのチームちかなん!」

果南「千歌!優者目指して頑張るよ!」

千歌「よ~し!やるぞ~」

鞠莉「腹黒系とセクシー系のデコボココンビ!チームカリカス!」

かすみ「果林先輩が腹黒系って…酷いですね」

果林「そう言う所よ!カスカス」

かすみ「かすみんです!」




鞠莉「シャイニーでハラショーな姉妹!チーム絢瀬!」

亜里沙「お姉ちゃん。私まだスクールアイドルじゃないよ」

絵里「そうね…って言うかシャイニーでハラショーって…何?」

鞠莉「そしてラストデース。μ'sとAqoursの混合チーム。にこと善子のチームイロモノ」

にこ「誰がイロモノよ!」

善子「ヨハネ!」

穂乃果「お~息ピッタリ!」

希「以上の5チームで競って頂きます」

希「早速参りましょう!連想早押しクイズ!!鞠莉ちゃん説明よろしく!」

鞠莉「オッケー!これから画面に表示されるヒントから答えを推理して下さい。ヒントは時間の経過と共に増えて行きます。お手つきは他の解答者が答えるまでお休みです」

希「それでは早速行きましょう!第1問」

『月』

ピンポーン

穂乃果「うさぎ!」

ブー

穂乃果「え~違うの~」

海未「穂乃果…もう少し考えてから答えませんか?」

穂乃果「でもさ、こう言うのは勢いが大事なんだよ」

海未「その結果がお手つきじゃないですか!」

穂乃果「そうだけどさ~」


希「はい。喧嘩は終わってからにして下さい」

ピンポーン

千歌「お餅?」

ブー

果南「千歌…海未さんの話聞いてた?」

千歌「ん~自信あったんだけどな~」

穂乃果「ね~。月って聞いたらうさぎとかお餅だと思うよね?」

千歌「ですよね~」

海未「お互い苦労しますね」

果南「あはは…そうですね」

希「よ~く考えてお答え下さい」

『日本最古』

ピンポーン

絵里「ここまで出れば簡単ね。亜里沙答える?」

亜里沙「いいの?」

絵里「ええ」

亜里沙「織姫!」

絵里「ち、違う…」

ブー

亜里沙「あれ?」

絵里「亜里沙…それは違うから」

ピンポーン

果林「ふふっ。日本最古の物語で。月のお姫様のお話は…竹取物語かしら?」

ピンポンピンポーン

希「正確です。カリカスチームに一点追加」

かすみ「ふふっ。かすみんに掛かればこんなもんです!」

果林「かすみちゃん何もしてないけどね」

穂乃果「あの子、にこちゃんみたいだね」

海未「確かに」

にこ「にこはあんなんじゃないわよ」

かすみ「あんなってなんですか」

希「さあ、それでは2問目行きましょう」


『名古屋』

ピンポーン

海未「ですから…」

穂乃果「ま、まだ答えてないじゃんか」

海未「なぜすぐに押すんですか!少し様子を見ようと思わないのですか?なぜ学習しないのですか?」

穂乃果「そ、そんなに怒らなてくても…まだはずしてもないのに」

海未「まだでしょう?」

穂乃果「も~見ててよ。ういろう!」

ピンポンピンポーン

希「正解です!ほのうみチームに一点追加」

穂乃果「ほら!」

海未「えぇ…」

千歌「穂乃果さん凄い!」

果南「まぐれの様な気もするけどね」

にこ「絶対にまぐれでしょ」

希「さあ、第3問!」

『チョコレート』

穂乃果「チョコレート…」

海未「分からないなら押さないで下さいよ」

穂乃果「分かってるよ」

『のり』

千歌「チョコレート…のり…料理かな?」

かすみ「絶対に食べ合わせ悪いですよ。その料理」

果林「食べなくても分かるわね」

『水色』

にこ「は?何よそれ」

千歌「いよいよ分からなくなって来たぞ」



ピンポーン

絵里「……あの………私?」

ピンポンピンポーン

鞠莉「絢瀬チームにワンポイント追加デース」

穂乃果「あ~なるほど。チョコレート好きだもんね。イメージカラーライトブルーだし」

海未「のりは?」

絵里「私…のりが苦手なのよ」

にこ「え?そうだったの?」

かすみ「って言うかこれだと明らかに絵里先輩が有利な問題じゃないですか!ズルいですよ」

にこ「確かに。言う通りだわ」

絵里「私としては答えにするのやめて欲しいんだけど。どう言うつとりなのよ」

希「まあまあ。第4問」

『バカ』

ピンポーン

穂乃果「にこちゃん?」

にこ「はあ?」

ブー

ピンポーン

果林「かすみちゃんかしら?」

かすみ「なんで!?」

ブー

果林「あら。違ったわね」

かすみ「当たり前です!かすみんはバカじゃありませんから!」

ピンポーン

海未「穂乃果ですか?」

穂乃果「ちょっと待ってよ」

ブー

穂乃果「当たり前だよ!」


ピンポーン

千歌「善子ちゃん!」

ブー

善子「だからヨハネ!」

千歌「ごめんごめん」

にこ「あんた今日それしか喋ってないわよ?」

『変人』

ピンポーン

穂乃果「にこちゃん!」

にこ「だから違うわよ!さっきも違ったでしょ!」

ブー

ピンポーン

善子「志村けん」

ピンポンピンポーン

善子「当たった…」


にこ「何よ。私達は関係なかったのね」

絵里「さっきの私がミスリードになってた訳ね」

果南「あの…ちょっといい?」

鞠莉「ん?どうしたの果南?」

果南「さっきから私も押してるんだけど反応しないよ?このボタン…」

希「千歌ちゃんが押した時は反応したやろ?」

果南「その後押してるんだけど…ほら?壊れちゃったかな?」
ガチャガチャ

千歌「果南ちゃん強く押しすぎなんだよ。一人だけ押す音が違ったもん」

果南「そうかな?」



鞠莉「もう、果南。次壊したら失格だからね」

果南「そんなに強く押した覚えはないんだけどなぁ」

にこ「もしかして馬鹿力?」

善子「もしかしなくても」

希「さ、さあ。気を取り直して第5問」

『千羽鶴』

ピンポーン

穂乃果「お見舞い!」

ブー

海未「どうして何度同じ事を繰り返すのですか!もう少し様子を見ようと何度も何度も言ってるではないですか!お手つき何回目ですか!」

穂乃果「でもさぁ、千羽鶴から連想される物って限られてるしウカウカしてると他のチームが」

海未「その結果がお手つきでしょう!」

善子「あのやり取り…さっきも見た気がする」

にこ「あの二人は毎日あんな感じよ」

『古都』

絵里「えっ…千羽鶴と古都?」

果林「何かしら?難しいわね」

ピンポーン

果林「え?かすみちゃん?」

かすみ「あっ、間違えて押しちゃった…」

希「さあ、お答え下さい」

かすみ「えっと…間違えて押しちゃったんでかすみんの可愛さに免じて許してくーださい」

ブー ブー ブー

果林「3回も鳴らされて」

かすみ「くっ…ま、まあ、いいです。かすみんは正々堂々を好みますから」

絵里「なかなか…面白い子ね…」

果林「でしょう?」

ピンポーン

亜里沙「鎌倉!」

ブー

亜里沙「あっ…ごめん、お姉ちゃん」

絵里「大丈夫よ。まだ挽回出来るから。頑張りましょう」

亜里沙「うん!」

千歌「おおっ!素晴らしい姉妹愛!この場にダイヤさんを呼んであげたかった」

果南「ダイヤが来たらクイズどころじゃなくなっちゃうよ」


『雪国』

絵里「ああ…これは」

ピンポーン

果南「やった!やっと押せた!」

海未「そんな…」

千歌「流石果南ちゃん!早押しなら負けないね!よ~し!このまま正解だ!」

果南「京都?」

ブー

果南「あれ~違うかぁ」

千歌「京都に雪国のイメージないよ?」

果南「そうかな?」







ピンポーン

にこ「あっ…押せちゃった…あんた分かる?」

善子「ふふっ、聞こえてきます。闇の囁きが。我を正解に導く…」

にこ「早く答えなさいよ」

善子「分かったわよ!川端康成!」

ピンポンピンポーン

にこ「ええっ!?正解?あんた馬鹿じゃなかったの?」

善子「ふっ、これしきの事。我には造作もない事!」

かすみ「闇の囁きが聞こえるってあの人ヤバくないですか?」

果林「かすみちゃんといい勝負ね」

鞠莉「さあ、次でラストデース」

希「第6問」

『9人』

ピンポーン

千歌「μ's!」

ブー

千歌「ちぇ~違ったかぁ」

ピンポーン

穂乃果「じゃあ、Aqours!」

ブー

穂乃果「Aqoursも違ったね~」

千歌「そうですね~」

ほのちか「あははは~」

にこ「何が面白いのよ…」

『ドーム』

千歌「ん~…ドーム…」

ピンポーン

亜里沙「ラブライブ?」

ブー

亜里沙「ん~違ったぁ」

絵里「確かにドームでやってるけどね」

『イニング制』

海未「分かった!」

ピンポーン

果南「ふふん。勝った!』

海未「そんな…」

果南「野球!」

穂乃果「あっ!なるほど!」

千歌「ドームってそう言う事かぁ」

ピンポンピンポーン

果南「ね?」

千歌「流石果南ちゃん!」

希「はい。連想ゲームはここまで~」

鞠莉「中間発表デース」

ほのうみ 1ポイント

ちかなん 1ポイント

かりかす 1ポイント

絢瀬 1ポイント

イロモノ 2ポイント

にこ「だからイロモノじゃないわよ!」

善子「ふっ、地上では常に好奇の目に晒されるのも堕天使の宿命…ギラン」

にこ「あんただけよ!」

希「はい!続いてクイズ!コンビ愛を確かめろ!」

絵里「あの…私達別にバラエティタレントじゃないんだけど…」

鞠莉「ルール説明でーす。お題に対して二人別々に解答をフリップに書いてもらいます。見事二人の解答が同じであれば1ポイント獲得デース」

海未「それは問題に対して答えがあって居なくても同じであればポイント獲得という事ですか?」

鞠莉「イエース。その通りデース」

海未「成る程。という事は穂乃果のトンチンカンな答えに合わせなければいけないと…」

穂乃果「あのさ、私の事馬鹿だと思ってるでしょ?」

海未「そうですね。頑張りましょう」

穂乃果「そうですねって…酷い!」

希「それでは第1問」

鞠莉「肉食動物と言えば何?」

果林「そう言う感じなのね」

かすみ「最早クイズじゃないですよね、これ」

希「それじゃあ、ほのうみチームからオープン」

穂乃果『ライオン』

海未『熊』

穂乃果「肉食動物って言ったライオンじゃん!百獣の王だよ!」

海未「けど日本にいないじゃないですか!」

穂乃果「別に日本にいる動物でなんて決まりないじゃん」



希「はい、クマは実は雑食です」

海未「え?」

穂乃果「ほら」

希「続いてチームちかなん、オープン」

千歌『サメ』

果南『シャチ』

千歌「あ~そっちかぁ。 果南ちゃんだから海の生き物だとは思ったけど」

果南「私も千歌なら合わせてくれると思ってたよ。惜しかったね」

希「はい、、続いてかりかすオープン」

果林『虎』

かすみ『とら』

果林「あら!?合ったわね」

かすみ「よく漢字で書けますね」

穂乃果「確かに」

千歌「トラは書けないですよね」

にこ「トラだけはね、書けないわね」

果林「比較的簡単な漢字だと思うけど」

希「チーム絢瀬、オープン」

絵里『パンサー』

亜里沙『オオカミ』

亜里沙「ごめん、お姉ちゃん」

絵里「いや、私が悪いわ。パンサーって…もしかしてと思ったんだけど…」

穂乃果「確かに。パンサーって一番最初には出てこないけど…オオカミも…」

海未「あっちの生活が長いからでは?」

希「最後、イロモノチームオープン」

にこ「ライオン」

善子「オルトロス」

にこ「何よそれ!!!!」

善子「魔犬だけど?」

にこ「実在する物で答えなさいよ!!!合わせる気ゼロでしょ!」

穂乃果「にこちゃんが終始ツッコミに回ってる」





希「はい。という事でポイント獲得ならず」

果南「よ~し。息を合わせて行くよ!」

千歌「オッケー」

穂乃果「私達だって長い間一緒なんだしあの二人に負けてらんないよ!」

海未「勿論です」

鞠莉「次のお題はこれデース」

『可愛いと言えば?』

かすみ「可愛いと言えば…」

果林「あら、かすみちゃん。書くのが早いわね」

かすみ「こんなの答えは一つしかありませんから」


鞠莉「それでは、ほのうみチームからオープン」

穂乃果『いぬ』

海未『パンダ』

穂乃果「あ~そう来たかぁ。パンダかぁ。確かにパンダ可愛い」

海未「こればかりは仕方ありませんね」

穂乃果「哺乳類言う点では一緒だし…セーフという事には…」

希「ならんなぁ」

穂乃果「だよねぇ」

海未「当たり前でしょう…」

鞠莉「ちかなんチーム。オープン」

千歌『ペンギン』

果南『イルカ』

千歌「ぬぁ~そっちかぁ」

果南「私も迷ったんだよ。イルカにしようかペンギンにしようか。方向性は合ってるんだよね」

千歌「そうなんだよぉ。だからいけるよ。全然いける!」

果南「そうだね」

希「あまりここで方向性を合わせないでな~。反則になっちゃうよ」

千歌「あっ、すいません」

かすみ「もう反則でもいいんじゃないですか?」

希「まあ、今回は注意という事で」

鞠莉「かりかすチーム。オープンデース」

かすみ「かすみん」

果林「かすみちゃん」

鞠莉「おおっ!ポイント獲得デース」

かすみ「さっすが果林先輩です。でも簡単過ぎちゃいましたね~」

果林「そうねぇ。かすみちゃんなら絶対にそう書くと思ったわ」

かすみ「だって普段から皆んなに可愛い可愛いって言われてるんでぇ」

果林「そう言う事にしておくわ。今日の所は」

かすみ「今日じゃなくてもです!」

希「果林ちゃんはファインプレーやったなぁ。さあ」

鞠莉「絢瀬チーム。オープン」

絵里『ひまわり』

亜里沙『スクールアイドル』

亜里沙「また違った…お姉ちゃん…ごめんなさい」

絵里「いや…うん…間違いじゃないから。そうよね。私達スクールアイドルだもんね。そりゃあそうだわ」

穂乃果「亜里沙ちゃん。そう来るかぁ」

海未「亜里沙の性格を考えれば割と合わせられたかもしれませんね」

希「ウチはえりちの解答も大概やと思うけどな。最後はイロモノチーム」

鞠莉「イロモノチーム、オープンデース」

にこ『天使』

善子『犬』

にこ「犬って何よ!犬って!」

善子「犬は犬じゃない」

亜里沙「にこさん…犬を知らないんですか?」

にこ「知ってるわよ!私はあんたに合わせて寄せたのになんで急に犬とか普通の解答をするのよ!さっきまで意味わからない事ばっかりだったのに!!!どうせ不正確なら私だってにこって書きたかったわよ!!!!」

善子「ふふっ、これもまた宿命。ギラン」

果南「イロモノ同士って意外と合わないもんなんだね」



希「という事でかりかすチームのみ1ポイント獲得です」

鞠莉「それでは次のお題デース」

『お弁当に入っていたら嬉しいおかずは?』

穂乃果「ん~…」

千歌「迷うなぁ」

希「皆さん悩んでる様ですが。ここまで」

鞠莉「それじゃあ、ほのうみチームの解答をオープン」

穂乃果「ハンバーグ」

海未「玉子焼き」

穂乃果「え~玉子焼き…」

海未「なんです?好きでしょう?」

穂乃果「そうだけど。入ってたら嬉しいおかずだよ?もっとこう…主役級の物を書こうよ!」

海未「玉子焼きは主役になれないと?」

穂乃果「ハンバーグとかに比べるとだよ」




希「さ~ほのうみチーム揉めています。ちかなんチーム解答をオープン」

千歌『ミートボール』

果南『ハンバーグ』

穂乃果「ほら!果南ちゃんもハンバーグって書いてるじゃん!」

海未「だから何ですか!」

果南「あはは…。私と穂乃果さんだったらポイント獲得だったね。まあ、でもミートボールとハンバーグも結構近いよね」

千歌「ん~ニアピンなんだけどなぁ。難しいなぁ」

鞠莉「それじゃあ次ね。かりかすチーム解答をオープン」

かすみ『たまごやき』

果林『玉子焼き』

希「お~息ピッタリやね~」

果林「あら!また合ってたわね」

かすみ「ほんとですね。凄い偶然」

果林「偶然じゃないわよ。子供が好きそうなおかずを書いたんだから」

かすみ「あ~なるほど…それどう言う事ですか?」

果林「だって私の方に寄せてくる事はなさそうなんだもん」

かすみ「そう言う事を聞いてるんじゃないんですけど」

希「さあ!かりかすチームに続け!絢瀬チーム解答をオープン」

絵里『ペリメニ』

亜里沙『からあげ』

希「おっと!ここでえりちがロシアを前面に押し出して来たけど…」

絵里「嫌な言い方をしないで。からあげ美味しいものね」

亜里沙「うん。初めて食べた時美味しくてビックリしたの」

穂乃果「からあげを初めて食べた時の感動を私ももう一度味わいたい…覚えてないけどね」

絵里「そりゃそうでしょ…亜里沙とは境遇が違うんだから…」

海未「穂乃果に真面目に突っ込んだら負けですよ」

希「さあ。最後、イロモノチーム。解答をオープン」

にこ「だからそのイロモノチームってのやめなさいよ!」

にこ『コロッケ』

善子『堕天使の泪』

にこ「だから何なのよそれは!!!!!」

善子「な、何って…そんなに大声で言わなくても」

にこ「意味わかんないから!何なのよ、その堕天使の……」

善子「なみだ」

にこ「言いたいだけでしょ!それを!弁当に入ってた事なんて生まれてこの方一度もないわよ!チームプレイをしようって気はない訳?ねえ?」

穂乃果「あのにこちゃんがチームプレイを説いてる…」

絵里「世も末ね」

希「はいはい。次行ってみよ~」

『美人と言えば』

千歌「ん~…美人と言えば…」

かすみ「ラッキー問題じゃないですか。ですよね?先輩方」

果林「私にとってはね」

希「それではほのうみチームの解答をオープン」

穂乃果『羨ましい』

海未『絢瀬絵里』

絵里「やだ…もう海未ったら」

穂乃果「ええ…そう言う感じ?」

海未「それは私のセリフなのですが。羨ましいって…」

穂乃果「だって羨ましいじゃん」

千歌「穂乃果さんだって美人じゃないですか!」

穂乃果「え?ほんと!」

果南「千歌は穂乃果さんに憧れてスクールアイドルを始めたからね」

絵里「それだと計算が合わないんじゃ…」

穂乃果「海未ちゃん。千歌ちゃんってなんていい子なんだろうね」

海未「そうですね」






希「じゃあ、続いてちかなんチーム」

千歌『絵里さん』

果南『梨子』

穂乃果「あれ?私じゃないの?」

海未「これが現実です」

絵里「あはは…ありがとう」

千歌「絵里さんみたいにスラッとした美人…憧れるよね」

果南「てっきり身内の名前を出すかと思ったよ」

千歌「まあ、梨子ちゃんも美人だけどね」




かすみ「おかしいですね。かすみんの名前が一向に出てこない…。ああ、そっか。かすみんはどちらかと言うとプリティタイプだから…」

にこ「誰に言い訳してるのよ?」

希「それではかりかすチーム。オープン」

果林『絵里さん』

かすみ『かすみん』

かすみ「あれ…てっきり果林先輩だけは」

果林「だってこれ以上は調子に乗っちゃったじゃない?」

かすみ「ふん。そうですか。別にいいです」

果南「膨れちゃったけど…いいの?」

果林「ふふっ、可愛いでしょ?」

希「さあ、トップオブ美人絢瀬絵里率いる絢瀬チームの解答をオープン」

絵里「一言余計なのよ」

善子「けど否定はしないのね」

にこ「そうなのよ」

絵里『海未』

亜里沙『海未さん』

海未「そ、そんな…私なんて…」

穂乃果「よっ!美人!」

海未「からかわないで下さい!」

絵里「亜里沙ならそう答えると思ったわ。亜里沙は海未推しだもんね」

亜里沙「うん。もちろん」

絵里「お姉ちゃんとしては複雑なんだけどね」

希「絢瀬チームも1ポイント獲得です。ラスト、イロモノチーム」

にこ『ミカエル』

善子『鞠莉』

鞠莉「おー!善子!私の事をそんな風に思っていたのね」

善子「だからヨハネよ!あくまでみてくれの話だからね」

にこ「ちょっと待ちなさいよ!なんで!にこが!!あんたに合わせたのにあんたは急に普通の解答をするのよ!!!」

善子「な、何よ」

千歌「って言うかミカエルって女の人なんですか?」

にこ「そんなの知らないわよ!何となく書いただけなんだから!」






希「はい。ここまで~」

千歌「結局一回も合わなかったね~」

果南「うん。自信はあったんだけどなぁ」

海未「やはり穂乃果の発想に合わせるのは至難の業ですね」

穂乃果「私のせいなの?」

希「さて、最後のステージに移りましょう。シンプル早押しクイズーーーー!鞠莉ちゃん、説明よろしく」

鞠莉「はい。これから私が問題を読み上げるので手元のボタンを押し解答権を獲得したチームから答えて貰います。間違えたチームはお手つきとなり他のチームが解答するまでお休みとなりまーす」

鞠莉「それでは第1問。平安時代末期…」

ピンポーン

穂乃果「聖徳太子!」

ブー

穂乃果「ごめーん、えへへ」

海未「もう何も言いません…」

希「問題をよくお聞きください」

鞠莉「平安時代末期に行なわれ栄華を誇っていた平家か滅亡に至った源氏と平氏の」

ピンポーン

絵里「分かったわ!壇ノ浦の戦い」

穂乃果「あっ!なんか聞いた事ある!」

亜里沙「お姉ちゃん凄い!」

ブー

絵里「え?違うの?」

希「問題をよくお聞きください」

鞠莉「平家が滅亡に至った源氏と平氏の最後の戦いである壇ノ浦が」

ピンポーン

果南「分かった!壇ノ浦があるのは何県でしょう!山口県下関!」

ピンポンピンポーン

千歌「果南ちゃん凄い!意外と勉強も出来る!」

果南「意外は余計だって」

にこ「絵里はまんまと引っ掛かったわね」

絵里「そうね…」









希「ちかなんチームに1ポイント追加」

鞠莉「問題。次の曲をお聞き下さい」

きっと青春が聞こえる~ その瞬間に聞こえ~

鞠莉「青…」

ピンポーン

千歌「きっと青春が聞こえる!」

ブー

千歌「あれ…」

果南「急ぎすぎだよ、千歌」

鞠莉「青春の次は朱夏。朱夏の次は白秋。では白秋の次は何?」

ピンポーン

にこ「黒冬…とか?」

ブー

善子「くろふゆって何よ」

にこ「くっ…だって白秋があるんだから黒冬だってありそうじゃない!」

海未「にこは単純ですね」

ピンポーン

海未「え?」

穂乃果「じゃあ、白冬!」

ブー

穂乃果「あっ、違った」

海未「何やってるんですか!」

穂乃果「黒が違うなら白かな~って。ほら!雪とか白いし」

海未「白秋の時点で白はもうないでしょう!私は答え分かってたんですよ!」

穂乃果「あっ、そうなんだ…ごめ~ん」

ピンポーン

果林「そうね…。灰冬とか…」

ブー

かすみ「も~果林先輩お手つきじゃないですか!分からないなら押さないで下さいよ!」

果林「けど、かすみちゃんも分からないでしょ?なら、お手つき覚悟で押してもいいじゃない」

かすみ「いや…まあ…そうですけど…」

果林「でしょ?」

ピンポーン

絵里「やった!」

海未「あっ…」

絵里「ごめんね海未。青臭い春から始まり燃え盛る夏が来る。やがて、枯葉の如き落ち着き深みのある秋が来てそして最後に熟した玄い冬…玄冬が訪れる。答えは玄冬ね」

ピンポンピンポーン

亜里沙「お姉ちゃん凄い!」

千歌「かっこいい~」

希「えりち正解!長い長い説明までありがとうございました!」

絵里「ど、どうも…」カァァ

にこ「恥ずかしがるなら最初カッコつけなきゃいいのに」


鞠莉「問題。鈴木英哉、中川敬輔、櫻井和寿、田原…」

ピンポーン

果林「え?いいのかしら…ミスチル?」

ブー

かすみ「違うじゃないですか!二回連続で間違えてますよ!」

果林「自信があったんだけど」

ピンポーン

にこ「って事はMr.Children?」

ブー

にこ「正式名称で答えろって事じゃないの…」

希「問題を最後までちゃんとお聞き下さい」

鞠莉「鈴木英哉、中川敬輔、櫻井和寿、田原健一からなる日本を代表するロックバンドはMr.Childrenですが三輪テツヤ、崎山龍雄、田村明弘、草野マサムネからなる日本を代表するロックバンドの名前は何でしょう?」

ピンポーン

穂乃果「えっと…海未ちゃん分かる?」

海未「穂乃果が分かるから押したんでしょ?」

穂乃果「いや…取り敢えず押してみた。仕方ない…えっと…何だ…レミオ…レミオメ…」

ブー

穂乃果「ごめん」

海未「仕方ないです。私も分かりませんから」

ピンポーン

亜里沙「JUDY AND MARY!」

ブー

亜里沙「違ったー」

穂乃果「亜里沙ちゃんよく知ってるね。私でも分からないよ」

絵里「変に日本の文化を勉強してるからだと思う…多分」

ピンポーン

善子「スピッツでしょ?」

ピンポンピンポーン

にこ「やるじゃない!ナイスよ!」

善子「ふっ、まあこんなものね」

千歌「ヨハネちゃん日本の文化に詳しいね~」

果南「流石堕天使」

善子「なっ、うるさい」

にこ「キャラがブレブレ…」

鞠莉「問題。ラブア…」

ピンポーン

亜里沙「海未さん!」

ピンポンピンポーン

海未「えぇ…」

絵里「流石…やったわね」

亜里沙「うん」

穂乃果「海未ちゃん。自分の事なのに…」

海未「そんな事言ったって…」

希「さあ、いよいよラストスパートです」

鞠莉「問題。花札で素札を10枚以上揃えた役名は」

ピンポーン

穂乃果「ふふん。これは貰ったよ。お正月に散々やってたからね。答えはカス!」

ブー

穂乃果「あっ…引っ掛けかぁ」

海未「だから何度も言ってるのに…」

鞠莉「花札で素札を10枚以上揃えた役名はカスですが、萩に猪、紅葉に鹿、牡丹に蝶の三枚を揃えた時の役名を何と言う?」

穂乃果「くぅ~分かってたのにぃ」

海未「はあ…」

ピンポーン

果林「猪鹿蝶」

ピンポンピンポーン

かすみ「果林先輩、花札なんてやった事あるんですか?」

果林「ええ。子供の頃にね」

穂乃果「やっぱりやるよね!」

亜里沙「お姉ちゃん、花札って何?」

絵里「私も知らないけど…役名とか言ってたし…手札から役を作って競うんじゃないかしら?」

亜里沙「そうなんだ」

絵里「多分ね」



希「いよいよ最後の問題です」

穂乃果「え~…もう逆転は不可能じゃん」

海未「私達殆ど正解してませんからね」

鞠莉「最後はなんと…正解したチームに100ポイント差し上げます!」

にこ「はあ?100ポイント?」

絵里「ちょっと!今まで何の為にやってきたのよ!」

かすみ「本当ですよ!」

果南「あはは。私達は助かるけどね」

千歌「やったぁ!これは逆転のチャンスが!」

穂乃果「これは燃えてきたぞ~」

鞠莉「問題。桃太郎が家来として連れているのは犬と猿と何?」

穂乃果「えっ?」

千歌「これ…」

ピンポーン

にこ「…キジ」

ピンポンピンポーン

にこ「や、やった」

穂乃果「えっ、終わり…?」

千歌「引っ掛けとか何もなく…」

鞠莉「イロモノチーム100ポイント獲得デース」

希「さあ、それでは結果発表に移ります。優勝チームは…ドルゥゥゥゥゥ」

絵里「な、何よこれ…」

果南「結果発表も何も…」

希「チームイロモノ!」

テッテレ~

にこ「や、やった!やった~!にっこにっこに~「」

善子「ふっ、これぞ堕天の力」

希「おめでとうございます~」

千歌「あ~アホくさ」

穂乃果「帰ろ帰ろ」

海未「時間を無駄にしました」

かすみ「とんだ茶番でしたね」

希「それでは優勝チームには小原グループより優勝賞品が贈られます」

鞠莉「はい。優勝賞品のミカン一年分デース」

にこ「そんなに貰っても困るんだけど」

善子「って言うか食べれない」

希「それでは第2回でお会いしましょー」

絵里「二度とやらないわよ!」

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