【ごちうさss】リゼ「エアガン的に当てるだけなんてつまらないな…」 (47)

リゼ「………」
パンパンっ!

リゼ「………つまらない……昔はエアガンで空き缶を射撃するだけでも楽しかったのにな…いつからこんなにつまらなく感じるようになったんだ?」

パンパン!…

リゼ「射撃は好きなはずなんだけどなぁ……的が動かないからか?」

リゼ「うーん……あ、いいこと思いついたぞ!この街にいるうさぎを的にすればいいんだよ!ってまてまて!!それじゃあうさぎがかわいそうだな……やめよう……」

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リゼ「さてどうしたものか………」

カサカサっ…
 
リゼ「ん?…う、うわぁぁ!!ご、ゴキブリっ!?!?!?」

リゼ「このっ!このっ!!!」

パンパンパンパン!

リゼ「くそっ!なかなか当たらないな!」

カサカサっ

リゼ「えいっ!えいっ!」

ゴキブリ←死亡

リゼ「ふぅ………やっと仕留められた…」

リゼ「あ、そうだ、虫なら罪悪感なくやれるな…」

リゼ「…………あれから虫を集めて的にしても全く面白くない…やはり動物じゃないとだめだ!ていうか別にエアガンだし痛くないだろそんなに、うさぎって毛が多いしあんがいダメージくらわないんじゃないか?」

リゼ「……これ…親父が改造したエアガンらしいが…威力はスチール缶を軽く貫通する程度だし大したことないはずだ」

リゼ「ま、まあさすがに昼間からやるのはないな…周りの目も気になるし、夜中にやろう」



リゼ「よしっ!忘れ物はないな?……ではいくか…楽しみだな…w」

リゼ「ちっ!なかなかいないな!夜中のうさぎは一体どこにいるんだ!?」

公園

リゼ「おっ!見つけたぞ…ベンチで寝てる……バレ内容に茂みに隠れよう……」

リゼ「このボルトアクションのスナイパーライフルのエアガンでどこを狙おうか……、頭はそんな毛がないからやはり胴体だな……」

ガチャ…

リゼ「よし………………」

パンッ!!

うさぎ「ッ!?」ダッ!!…

リゼ「な!?逃がすか!!」

ガチャ…

リゼ「くそっ!?どこだ!?………………ちっ!逃げたか!……………な、なんだよこれ!…つまらないじゃないか!あれじゃあ痛がってるかどうかもわからないぞ!くそっ!………私は獲物が苦しむ姿を見ない駄目みたいだな、これじゃあつまらない…!」

リゼ「だいたい威力低いないくせにボルトアクションとか意味ないだろ!これならフルオートのエアガンのほうがいい!エアガンなんてどれも威力同じだし…もういい、帰ろう…」

リゼの親父「こらっ!リゼ!こんな時間までどこにいってたんだ!」

リゼ「なっ、か、関係ないだろ……そんなことより親父の銃コレクション見せてくれないか?」

リゼの親父「え、まあ別にいいが…」

リゼ(よしっ…)

リゼの親父「ちょっと俺は用があるから外に出るが落として壊すなよ?」

リゼ「わかってるよ…w」

リゼ(親父は本物の銃は持っていないが、たしか海外から輸入したかなり威力の高いやつをもってよな…それを借りよう…)

リゼ(お、これだ……うおっ?若干重たいな……よし、試し撃ちしよう!)



リゼ「す、すごい………すごすぎる!!!なんて威力だ!!スチール缶が弾けとんだぞ!?!?これならうさぎも弱るはずだ!!」

リゼ(いま親父いないんだったな………よし今がチャンスだ!)

公園

リゼ「あれ?うさぎがいなくなってる……また探さないとだめか……」

リゼ「ちっ!昼間は道路にうろちょろいるくせに…なんでこういうときに限っていないんだ!」

警察「そこの君!止まりなさい!!」

リゼ「っ!?!?」

リゼ(け、警察か!?)

リゼ(ま、まずい…このことが周りに知られたらいられなくなる…!くそっ!)

リゼ「っ!!」 バンバンっ!!

警察「ぐはっ!!」ドサッ!

リゼ「えっ……、な、なんだこれ…海外製のエアガンってこんなに強いのか!?!?」

警察「いでぇええ!!!!き、きさ…まっ!!」

リゼ「ひっ!!??」

リゼ(ほ、本物の銃!?)

警察「っ!ごほっ!ごほっ!!」

リゼ「い、いまだ!!」

バンッ!

リゼ「よし……」

警察「…………」

リゼ「うっ……すごい血だ………」

警察「」

リゼ「お、お前が悪いんだからなっ!!お前が!!」

リゼ(このリボルバーの銃はもらっておこう……)

………

リゼ宅

リゼ「はぁ…はぁ………す、すごい…本物の銃だ………!かっこいい……!」

リゼ「こ、これは流石に閉まっておくか……」

次の日 ラビットハウス

リゼ「おー、おはようココアーチノー」

ココア「あ、ねぇ!リゼちゃん!聞いた?聞いた!?」

リゼ「なんだ?」(ふぁ…眠い……)

ココア「昨日あの公園で人が重症で倒れてたらしいよ!?」

リゼ「っ…へ、へぇ……」

チノ「その倒れていた人は警察官らしくて近くには空気銃の弾が落ちていたとか…」

リゼ「く、空気銃?…あれ?」

リゼ(空気銃ってなんだ?エアガンとは違うのか?威力が強かったから海外製のエアガンと思っていたが…)

リゼ(空気銃…調べてみないとな……)

ココア「でもこんな平和な街でこんな事件があるなんて…怖いよね……」

リゼ「心配するな、ココア、私がお前らを守ってやる」

ココア「リゼちゃん…!」
チノ「リゼさんなら頼もしいですね」

リゼ「あ、ああ!」




ラビットハウス休憩時間

リゼ「空気銃……これか…………な、なるほど………これは相当威力高いらしいな……人なんて軽く殺せるんじゃないか?……」ゴクリッ…

リゼ(親父のことだ、他にもあるだろうしもう少し威力が小さくてコンパクトなやつを拝借しよう…ていうより空気銃の弾ってBB弾ってじゃないんだな…どうでもいいけど)

ココア「あ、これ銃?」ヒョコ

リゼ「ッッッ!?!?こ、ココア!?!?」

ココア「あ、ごめんねリゼちゃん、びっくりした?えへへ」

リゼ「こ、ココア!人のスマフォを勝手に除くのはやめろって前も言ったろ!!!!何回言えばわかるんだお前は!!!」

ココア「あ、ぅ…ご、ごめんね…」シュン…

リゼ「はっ……!?……す、すまない…私の方こそ怒鳴ったりして……」

ココア「う、ううん……いいの、私が悪いから…!」ダッ…

リゼ「あっ………………はぁ……」



チノ「……リゼさん…」

リゼ「チノ…なんだ?」

チノ「なにもあそこまで起こることないじゃないですか、たかがスマートフォン覗かれたくらいで」

リゼ「し、しかしだな…私は何度も注意して
チノ「しかしもなにもありません、ココアさんにちゃんと謝ってください」

リゼ「な、なぜ私が謝らないと行けないんだ!?悪いのはココアだろ!」

チノ「いいですから、謝ってくださいね」

ガチャ…バタんっ…

リゼ(……くそ……なんなんだよ!!)

リゼ(ちっ…イライラしてきたな……もういいや帰ろう)

ココア「あっ……」
チノ「……」

リゼ(くそっ!なんなんだよ…ほんとうに…)

チノ「は?あの、どこにいくんですか?」

リゼ「すまないがもう帰らせてもらう」

チノ「え、ちょ」
ココア「……」

リゼ「じゃあな」

バタんっ…カランカラン…

チノ「な、なんなんですかあの人は……」

ココア「私のせいだ……私のせい………」ウルウル…

チノ「子、ココアさんのせいじゃありませんよ!明らかにリゼさんが悪いです!」

リゼ『私が守ってやる』

ココア「…さっきまであんなに楽しかったのに……」

チノ「とりあえず明日仲直りしましょう?」

ココア「うん…!ありがと!チノちゃん!」ギュッ

チノ「も、もう…しょうがないですね…/////」

……

リゼ「あーくそ!イライラする!!」

メイド「お、お嬢様、もうお帰りになられたのですか?」

リゼ「みたらわかるだろ!いちいち話しかけてくるな!」

リゼ「ふぅ…よし……ストレス解消には…これが一番だな…」

リゼ「親父の銃コレクションからまた拝借してきた…この小さめのやつならあんまし人目につかないだろう…」

リゼ「今は夕方だけどこの時間帯ならうさぎはそこらにいるし……よしいくか…」

リゼ「裏路地とかがいいな…ここなら人目につかないし…」

リゼ「よし……餌をおいて隠れよう!……」

うさぎ「……」ムシャムシャ

リゼ(おっ!!きたぞ!頭だな……)

パスッ!!

うさぎ「ッ…」ビクビグッ…

リゼ「よしっ!!ヘッドショット!!」

うさぎ「」ガクガクッ

リゼ「うわぁ……なかなかエグいな…白い毛が真っ赤だ……てかこいつビクビクしながら糞してるのかwおもしろいなww」

リゼ「しかしこれはだめだ、逃げてくれないと面白くない」

リゼ「頭じゃだめなら足を狙うか」

小うさぎ2匹「「……」」

リゼ「お?あっちに小うさぎ2匹いるぞ…」

小うさぎ2匹いるぞ「「」」ムシャムシャ…

リゼ「よし…草を食べてる……」

リゼ「狙いを定めて………」

パスッパスッ!!

小うさぎ1「…!?」ダッ…

リゼ「あっ!くそー!一匹はずしたか!」

小うさぎ2「…」ヨロヨロ…

リゼ「ははは!逃げてる逃げてるwその脚でどこまできげられるかな?」

リゼ「………今思ったが私はやはりスナイパーライフルのほうが好きだな…」

うさぎ「……」ヨロヨロ…

リゼ「ハンドガンタイプも悪くはないがな、次はスナイパーライフルタイプのを使うか」

うさぎ「……」ドサッ…

リゼ「しかしスナイパーはかなり目立つんだよなぁ……」

リゼ「また夜中にやるか……」




リゼの親父「おい!リゼ!どこに行くんだ!」


リゼ「ちょっとラビットハウスに忘れ物したから取りに行ってくるだけだよ!」



夜中 土手

リゼ「ここはココアとチノとチヤとバレーの練習したところだな…ここなら草とか多いしかなりいそうだな」

リゼ「お、いたぞ……暗いし気づかれてないな…」

うさぎ「……」

リゼ「よし…距離は45m……落ち着け…私…狙いは足だ……」

うさぎ「……」キョロキョロ

リゼ「いまっ!」

パスンッ

うさぎ「キュィ!?」ノロノロ…

リゼ「うしっ!命中…!次は胴体……!」

パスンッ

うさぎ「ッ!?」…ドサッ

リゼ「おぉ………これは……」

リゼ(やばい、楽しいな……)

リゼ「次は反対にいるやつだ……」

うさぎ「…」

リゼ「よし、今度はヘッドだ……」

バスンッ

リゼ「決まった!……」

うさぎ「」

リゼ「はは、頭貫通してるな」

リゼ「記念に写メ撮っておくか……」パシャッ…

リゼ「しかし二匹の死体どうしようか…うむ……よし…川に投げ捨てよう」

ボチャ…ボチャ……

リゼ「これでよし」

リゼ「はぁー!楽しかったー!ストレス発散にもなったしまた今度やろう!」

リゼ「って、もうこんな時間か!くそ!今日は学校だぞ!」

………

リゼ「い、一睡もできなかった………」

学校

リゼ「う………、眠い……」

授業中

リゼ「……」Zzz

放課後

リゼ「ふぁあー……帰るか………ん?」

シャロ「あの…リゼ先輩……」

リゼ「なんだ?シャロ」

シャロ「ちょっとお時間いいですか?」

リゼ「あぁ…まあ構わないが……」

…空き教室

シャロ「その…リゼ先輩、ココアと喧嘩したんですか?」

リゼ「け、喧嘩?…………」

リゼ(もしかして昨日のあれか?)

シャロ「昨日ココアから電話が来て…かなり落ち込んでましたよ、リゼ先輩を怒らせちゃったって」

リゼ「そうか……わかった、今日バイトの日じゃないが行ってみる、すまなかったなシャロ」

シャロ「い、いえ!そんな」

リゼ(そもそも私自身別にそんな怒ってるわけじゃないしな、バレたわけでもないし、それにストレスも発散できたしな)

ラビットハウス

カラーンカラーン

ココア「いらっしゃいま………あ、り、リゼちゃん…」

リゼ「よ、ココア」

ココア「え、あ、うん…」

リゼ「なんだ?元気ないな、昨日のことならもう気にしてないぞ?」

ココア「…ほ、ほんと?」

リゼ「ああ、その、私も言い過ぎたし」

ココア「り、リゼちゃん……」ウルウル…

リゼ「あ、おい!泣くなよ?!」

ココア「うぅ……だってぇ………」クズンッ

リゼ「全く……お、チノ、私にコーヒー入れてくれないか?」

チノ「はい、わかりました」

ココア「ところでリゼちゃん、今日はどうしたの?」

リゼ「ん?いやまあ暇だったし…」(謝りに来たなんていうのはやめとこう)

ココア「そっかぁ」

チノ「はい、リゼさん」コトッ

リゼ「サンキュー、ごくごく、あーやっぱチノの入れたコーヒーは美味いな」

チノ「当然です」キリッ

ガチャ!カラーンカラーン!!

チヤ「た、大変!!たいへんよぉー!!」

みんな「「「!?」」」

チヤ「大変よみんな!」

リゼ「お、おい!?なんだなんだ!?」

チノ「お、おちついてくださいチヤさん」

ココア「どうしたの!?」

チヤ「アンコが……アンコが………居なくなっちゃったわ!!」

チノ「えっ」 
リゼ「おい、それ本当か!?」

チヤ「えぇ今日の朝もいなくて、お婆ちゃんのところにいるのかと思ったけれど、学校から帰ってきて隅々まで探してもいなくて…どうしよう!!」

リゼ「お、おちつけ!チヤ!みんなで手分けして探そう!」

ココア「うん!そうだね、みんなで探そう!」

チノ「しょうがないですね…仕事は私一人でいいですから行ってきてください」

チヤ「チノちゃんありがとぉ~!」

ココア「ところでアンコがどこに行ったかわからないの?」

チヤ「ええ…まったく…」

リゼ「なにも手がかりがないとなると難しいな…」

シャロ「あ、みんな!」

チヤ「シャロちゃん!……み、みつかったかしら?」

シャロ「ごめん…まだ」

チヤ「うぅ……アンコ……どこへいってしまったの……」

リゼ「アンコか…………」

リゼ(あいつ、いつも動かないくせにどこいったんだ?、てかいつも動かないから射撃の的としてはつまらないだろうな、黒色だし血も目立たなさそうだな…………って…)

リゼ「はっ!?」

リゼ(わ、私…一体何を考えて………友達のうさぎだぞ!…………変なこと考えるな…私のバカ!…!)

夕方

リゼ「もうこんな時間か…」

シャロ「チヤ、続きは明日ね」

チヤ「そ、そんな………アンコ……どこに行ってしまったの……」

ココア「……ん?ね、ねえ、あれアンコじゃない!?」

チヤ「えっ!?!?、あっ!?」

アンコ「…」ぴょこぴょこ

チヤ「アンコ!アンコだわっ!」

シャロ「お、追いかけよう!」

裏路地

ココア「なんか気味悪いねここ……」

シャロ「あ、ここ……」(たしか前に不良うさぎに回り込まれたときリゼ先輩に助けてもらった場所だ…)

リゼ(こ、ここは…………まずい気がする……)

リゼ「な、なあもう帰らないか?暗いし」

チヤ「な、何を言ってるの?そこにアンコがいるのに!」ダッ

ココア「あっ!まってよチヤちゃーん!」

シャロ「あっもう!」

リゼ「しまった!」ダッ

アンコ「………」

みんな「っ!??!」

リゼ(し、しまった…見つかった…!!!)

そこにはアンコと乾いた血がアスファルトに染み付いて倒れている死んだうさぎがいた……

ココア「っ!?!……」

シャロ「キャー!な、なによこれぇ!」

リゼ(そういえばこいつ方してなかった!……くそ!!私のバカ!!)

チヤ「ア、アンコ!!こっち来て!」

アンコ「……」

チヤ「アンコッ!!」ギュー!!

チヤ「よかった、無事で………」

ココア「アンコ見つかったのはいいけどその死んでるうさぎは一体なんなの!?」

シャロ「し、しらないわよ!」

チヤ「あ、このうさぎ……」

リゼ「し、しってるのか!?」

チヤ「えぇ…アンコのトモダチでよく私のお店に来てた子よ……どうしてこんな事に…」

シャロ「じゃ、じゃあアンコがここに来た理由はこのうさぎの危険を察知してか、それとも店に来なくなって心配で来たのね…」

リゼ「そ、そうかもな…とりあえずもう帰ろう!アンコみつかったし!なっ!?」

チヤ「そうね…でもこの死んでるうさぎが…」 

ココア「うん…このままここに置いてくのは可哀想だよ…」 

シャロ「そうね……」

警察官「あなたたち?ここで何してるのかしら?」

リゼ「っ!?……」(け、けいさつ!?)

ココア「えっ、その」

シャロ「私達がやったんじゃありませんよ!?」

チヤ「そ、そのとおりです!」

リゼ「あ、お、お、落ち着けお前ら!余計怪しまれるぞ!!!」

警察官「ふふ、わかってるわよ、だってこれ、明らか銃でヤラれてるもの、あなた達の訳がないわ」

リゼ「へ、そ、そうなんですか はは」

ココア「銃?………」

シャロ「そういえばさいきんもなんか似た感じの事件が…」

リゼ「とにかく私達はもう帰っていいですか?もうこんな夜遅いですし!」

警察官「ええ、けどその前にここにいた理由を聞かせてもらうわね」

チヤ「それは私が説明します………かくかくしかじかで…」

警察官「なるほどね…わかったわ、もう帰っていいわよ」

リゼ(ふう……)

リゼ(危なかった… ん?メールだ……マヤから?)

マヤ『おーっ!リゼー、今夜大事な話があるから夜中公園に来てね! 銃を持って!w』

リゼ(……………っ……な、、なに……)

夜中

リゼ「マヤ…お前…!」

マヤ「待ってたよリゼー」

リゼ「っ!貴様っ!どこまで見ていた!」

マヤ「わっ!ちょっとちょっと!それ下ろしなよ!怖いなぁ!……昨日土手でたまたま見ただけだよ、リゼが銃でうさぎを的にして遊んでるのをね、写真も撮ったよ?ほらw」

リゼ「っグッ!!…何が望みだ……」

マヤ「私も仲間に入れてよ!!」

リゼ「なっ………」

マヤ「そしたら言いふらさないであげる!」

リゼ「ほ、ほんとうか?」

マヤ「うん!当たり前じゃん!」

リゼ「………わかった…約束だ…」

マヤ「とりあえずその銃貸して!」

リゼ「しょうがない…」

マヤ「うわぁ!かっこいいなぁ!すごいねこれ!これって昨日使ってた銃?」

リゼ「ああ」

マヤ「ねえ、私もやってみたいな 射撃」

リゼ「………本気か?」

マヤ「うん」

リゼ「いや……お前にはまだ早い、お前は空き缶でもうってろ!」

マヤ「は?なにそれ?!そんなのじゃつまんないよ!やっぱ生きてるのがいいよ!うさぎとかさ!」

リゼ「ば、馬鹿なことを言うな!………命の重さを知らないお子様が……!」

マヤ「リゼには言われたくないなw」

リゼ「お前には荷が重いといってるんだ!」

マヤ「うるさいなぁ…ん?あれみてよ」

リゼ「?」

マヤ「私と同い年くらいの娘だよね?」

リゼ「あ、ああ…犬を連れてるな…散歩か…」

マヤ「………」ガチャ…

リゼ「お、おい、まさか……」

マヤ「はは、そのまさかだよリゼ」

リゼ「や、やめろ………!!」

マヤ「えいっ!」
バシュッ!…
リゼ「あっ!!」

女の子「キャッ!?」

犬「ワンっ!!」

女の子「な、なに………う、うそ………」

犬「ワンっ!ワンっ!!」

リゼ「お、、、おい…………お前!!」

マヤ「あ…あ……ま、間違えちゃったよ……あはは……む、難しいねー狙うの……」


女の子「あぁぁあ…!!…痛い!!…助けてぇ……」ポロポロ…

犬「わんっ!わんっ!!」

リゼ「あ、あ、、た、助けないと……」

マヤ「ちょ、リゼだめだよ!逃げよう!」

リゼ「な、何を言ってるんだ!?」

マヤ「あれだけ犬が騒いでるんだからすぐ人くるって!私達疑われちゃうから!」

リゼ「しかたないっ!逃げるぞ!」 

マヤ「」パシャッパシャッ

リゼ「おい、なにをしてる!」

マヤ「あ、ごめんごめん、ムービーと写真撮ってたんだ 記念にね、後で見返したいんだよ、どんな風に悶え苦しんでたかを」

リゼ(……こいつ……本当にマヤか?……狂っている…)

公園ベンチ

マヤ「ほらみてよりぜ!」

少女『ぁぁ……血が止まらい…!痛いぃぃ………』ポロポロ…

犬「ワンっ!ワンっ!」

少女『ままぁままぁぁぁ………』ポロポロ


マヤ「でもこんなに威力あるなんてしらなかったよ!すごいなぁ!」

リゼ「もういいだろ……返してくれ」

マヤ「何言ってるのリゼ!まだだよ!」

リゼ「なに…」

マヤ「実はさーいまメグと喧嘩してるんだよね、んでメグのやつがさ口聞いてくれないんだよ、だからちょっと痛めつけてわからせたいんだ!入院する程度にね!そしたら私に頼らざるおえなくなってまた仲直りできるかもしれないじゃん!いいアイディアだよね?!」

リゼ「すまない…、マヤ…さよならだ」

マヤ「え?」

バンッ!!

マヤ「えっ…あ……どうして……」ドバッ…

リゼ「気が変わっただけだ、お前の口封じをさせてもらった」

マヤ「……あ、はは…ひどいな…わかり会えると思ったのに………」

リゼ「私はお前ほど狂ってない」

マヤ「リゼのこと……好きだったのに…ゴフッ!…」ポタッポタッ…

リゼ「…」

リゼ「すまない………」

マヤ「」

リゼ「これ以上、誰も巻き込むわけには行かない…メグ…マヤ……すまない」

リゼ「もうやめよう、こんなこと、私が間違っていたんだ、最初から、私はこのことを一生隠して過ごしていこう、それが死んだマヤとの約束だ……」

??「ぁ………ぁ……………」

リゼ「だ、だれだ!?」

シャロ「り、リゼしぇんぱぃ……」ガタガタ…

リゼ(な、しゃシャロ!?!?)

シャロ「そ、それ……まやちゃ………っ……」

リゼ「………くそ…あーあ、マヤが死んで何もかも終わりかと思ったのにな……シャロ、どうしてきてしまったんだ」

シャロ「ぇ……ぁ………その……」ガクガクッ

リゼ「答えなくていい、頼む、シャロ、このことは黙っていてくれ」

シャロ「ぇ……なにいって……」

リゼ「全てはなそう、とりあえずついてきてくれ…」

リゼ「というわけなんだ…」

シャロ「そ、そんな…ひど過ぎます……!」

リゼ「すまない……」

シャロ「…私に謝らないでください!自首してください!!」

リゼ「は!?……」

リゼ(クソッ!面倒なことになった…自首だと!?そんなの嫌だ!ここは殺しておくべきか?……)

シャロ「自首しないなら私が警察に言います!」

リゼ「クッ……」

シャロ「どうするんですか!?」

リゼ「…シャロ……すまない………ここで死んでもらう…」

シャロ「え」

リゼ「すまない………」

バンッ!

シャロ「あっ…がっ…………」バタリッ

リゼ「うぅ………どうしてこんなことに………」ポロポロ…

リゼ「ッ!?」(だ、だれかくる!?逃げなくては!)ダッ!

周りの人「キャー!死んでる!?」
周りの人「きゅ、救急車をよべー!」

リゼ「はっ!はっ!はっ!……」タッタッタッ…

リゼ「うぅ…シャロ……マヤ………」ポロポロ…





リゼ「………もう朝か……」

リゼ(私はマヤとシャロを殺した、そのことを一生忘れない)

リゼ「…学校行きたくないな……」

リゼ「休むか…」

…昼

リゼ「…………」

…夜

リゼ「………………寝てた……くそ、今何時だ…22時か…」





リゼパパ「おい!リゼ!!!!ここを開けろ!!!」

リゼ「っ!?な、なんだ…?…うるさいな…」

リゼパパ「聞いたぞ!今日学校を休んだそうだな!しかも無断で」

リゼ「そ、それがなんだよ…私の勝手だろ!」

リゼパパ「なんだと!?」

リゼ「うるさいな!ほおっておいてくれよ!」

リゼパパ「このっ!!」

メイド「お、おやめください旦那様!」グッ!

リゼパパ「クッ…!…最近お前なんかおかしいぞ…いったいどうしたんだ?」

リゼパパ「親父に何がわかる!くそっ!!」ダッ…

リゼパパ「あ、おい!待て!!」

リゼ「こんな家出ていってやる!!」

リゼ「………あーあ…終わりだ…」

リゼ「行く場所がない……」

リゼ「シャロの家にでもいくか……」

……

リゼ「…あれは…チヤか……?」

チヤ「うぅ……ヒクッ……シャロちゃん……マヤちゃん…」ポロポロ…

リゼ(…そうか……もう…みんな知ってるよな……)

リゼ「くっ……!………」ダッ…



リゼ「私はなんて愚かなことをしてしまったんだ…………」

ガサッ

リゼ「…っ!?……」

うさぎ「……」

リゼ「な、なんだ…うさぎか…脅かしやがって!このっ!!」

うさぎ「……」

リゼ「な、なんだその目は……」

うさぎ「……」

リゼ「わ、私を見るな!!」

どがっ!!

うさぎ「ッ」ドサッ

リゼ「くそっ!くそっ!!!」

ドガッ!バギッ!ドゴッ!!

うさぎ「」

リゼ「ハァ…ハァ………ハァ…ハァ……」



リゼ(なんだ?…この張り紙は……ッ!?…こ、これは!!?)

張り紙『この顔にピンときたら110番』

リゼ「は、はは………………もう…おしまいだ……警察を甘く見すぎた……今までのように…元通りには戻らない…なら…仕方ない………な…………こうなったら……み…皆殺しだ…私をこんなふうにしたのは親父のせいだ…まず親父がガンマニアだからいけないんだ……親父の責任だ……!
次はココア、チノ、チヤだ!あいつらも私のことを憎むに違いない!そして私を殺しに来るはずだ!なら先に私から殺してやる!!あはははは!!!」

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