ゲームマスター「安価で戦争ゲームを始めよう」 (63)

勝利条件
・全ての他の国が滅び、生き残ったたった一つの国が世界を統一すれば勝利。


ルール
・スタートは5つの国が世界に存在する。主人公的なキャラや王国は存在しない。自身がどれかの国を安価で勝利に導こう。特定的なストーリーは無いので安価でストーリー崩壊などももちろんOKだ!ただし王国の風習が合わない安価の場合はその安価が発生しない場合や再安価の場合がある。
・イベントや安価によっては新たな勢力なども現れる可能性がある。その勢力を勝たせるのも可能。
・発達している滅んだ国の文化はその国を滅ぼした国の文化としてそのまま引き継がれる。
・チャンス安価は不定期だが超自由でチートOKな安価。チートな安価を出して勝たせたい国を大逆転させてもよし、混乱に陥れてもよし、新たな国を建国させるもよし、強大なストーリー崩壊もよし、新キャラもよしだ。ただし、チートすぎると代償が伴う。
・スレの途中でルールが追加されることがある。注意して安価するように。


国一覧
グラングライド帝国 皇帝:ライコス
・国土が5つの王国の中で広く、様々な兵が揃っている軍事力が高い人間の帝国。


エルラート王国 国王:エルオ
・人間の国で結束が高い者たちが集まる国。


ロイリア王国 国王:マルナ
・エルフの国で女王が納めている。魔法がかなり発達している。


アルカイア宗教国 国王:ルヴェル
・人間の僧侶の国で神の信仰心が高い人間が多く、その影響で騎士や僧侶が多い。


ルートベルグ王国 国王:グラド
・竜になることが可能な竜人族と言う種族が集まる国。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371968530

国王紹介
グラングライド帝国
ライコス 性別:男 年齢:18歳
幼少の頃から皇帝に即位し、帝国を発展させてきた才能とカリスマを持ち、若くしてグラングライドの皇帝でグラングライドの英雄の一人。世界統一を目指している。


エルラート王国
エルオ 性別:男 年齢:23歳
まだまだ即位した場合のエルラート国王。戦争の世に即位した新米の国王。部下を信頼していて世界を統一して攻めてくる国を無くそうと考えている。


ロイリア王国
マルナ 性別:女 年齢:28歳
エルフの国であるロイリアの女王。ロイリア王族の中でも歴代最高の魔法の才能の持ち主の一人。エルフを差別する他国を滅ぼすために戦争を仕掛ける。


アルカイア宗教国
ルヴェル 性別:男 年齢:82歳
かなりの長生きをするあるアルカイア宗教国の総大司教。長年守り続けた宗教を誇りに思い、騎士や僧侶を引き連れて世界統一を目指す。


ルートベルグ王国
グラド 性別:男 年齢:3500歳
竜人族の王で黒い竜の男。すごく長生きをする竜人族最強。様々なブレス攻撃と強力な爪攻撃が得意。

GM「初めまして、このゲームのゲームマスターだ」

GM「さっそくですが、このゲームの説明する」

GM「まず特定の主人公といった存在などは存在しない。自分が勝たせたいと思う国を選んでその国を勝たせるために安価するのもよし、どの国でもいいから混乱に陥れようとするのもよしのとにかく世界統一した国が勝ちと言うゲームだ」

GM「詳しいルールと初めの国の説明とそれぞれの国の主は上記にある」

GM「よく見て、かなり作戦を立てて、安価することだ」

GM「安価によってはプラスになったり、マイナスになったりする」

GM「何が起きるか分からないと言うことだ」

GM「さあ、さっそくだがゲームを始めよう」

GM「どの国の王の視線にするか考えるがいい」

1ライコス
2エルオ
3マルナ
4ルヴェル
5グラド

安価↓

ライコス「世界征服をすると言ったものの他の国々も随分と面白いな」

ライコス「世界の先にはいったい何があるのか。見てみたいものだ」

グヴェルド「皇帝陛下らしい考えです」スタスタ

ライコス「グヴェルドか」

グヴェルド「ハッ!」

ライコス「今でも戦争中。我がグラングライド帝国勝利のために将軍であるお前の力が必要だ」

グヴェルド「承知しています」

ライコス「そのためにお前を総司令官に任命した。期待しているぞ」

グヴェルド「ありがたきお言葉にございます。さてさっそくですがその世界統一のために>>7をしたいと思いますが」

売春市場を作る

ライコス「売春市場だと?」

グヴェルド「はい」

ライコス「くだらないな」

グヴェルド「な、なぜですか!?」

ライコス「くだらないと言った。こんな戦争の最中に人を売る奴隷という馬鹿げたことをしてみろ。国民の反乱が起き、国力が低下することでそれをチャンスと思い他の国に攻め込まれたらグラングライド帝国が滅んでしまう!」

グヴェルド「た、確かに…」

ライコス「戦争中などに奴隷制度など真っ平ごめんだ。知らない寄せ集めの人材や兵を揃えるより、統率が取れていて、能力の正確さを理解した人材のほうが使い道がある」

グヴェルド「かしこまりました」

ライコス「つぐづぐつまらぬ意見だ。まあいい。お前の部下を確認する。ここに連れて来い」

グヴェルド「はい」

グヴェルド「連れて来ました」

ライコス「副将軍にリイアにグレイドにアシエルか」

リイア「はい、皇帝陛下」

グレイド「我々はグヴェルド将軍にこの度の戦争の副将軍に任命されました」

アシエル「よ、よろしくお願いします…」

ライコス「大儀である」

ライコス「このグラングライドの副将軍になったからにはお前たちはもっと強くならないといけない」

アシエル「ぞ、存じています!グラングライド帝国の英雄。ライコス陛下!」

ライコス「当然だ。俺は幼少で戦争に活躍し、英雄と称えられ、皇帝に即位したのだ」

リイア「皇帝陛下の功績はこのグラングライド帝国ではすごく有名な話なのは当然です」

グレイド「ところで我々はいったい何を…」

ライコス「まずは力を見たい。近頃になって魔物も凶暴になっている。戦争中の影響なのかどうか分からないがな。この近くにあるルッテルア洞窟にて魔物にて強大な魔物が時々現れては街を襲っているから退治の依頼が来ている」

グヴェルド「つまり、この3人でパーティを組んでその魔物を退治しろと?」

ライコス「そうだ」

リイア「我々のいない間に他国が襲ってきたらどうするんですか?」

グヴェルド「それなら問題はない。俺たち以外の部隊がそれぞれ街で警備をしている」

アシエル「そ、それなら問題ないですね〜!」

グレイド「その魔物ってどんな姿ですか?」

ライコス「街の連中が言うには巨大な2足歩行の蜥蜴だそうだ」

アシエル「と、蜥蜴ですか〜!?」オロオロ

リイア「大丈夫よ、アシエル。私たちのチームワークは完璧。でしょ?」

アシエル「は、はい!」

グレイド「よしゃあ!行くぜ!」


〜〜〜〜〜


グレイド「何か随分と明るいな。本当にこんなところに蜥蜴なんているのか?」

リイア「調べるだけ調べて発見できたらやっつけましょ!」オー!

アシエル「グ、グレイド君が剣でリイアちゃんが槍で前衛攻撃して、私が回復と攻撃魔法だったよね?」

リイア「お見事よ、アシエルちゃん」



アックスリザード「ギャシャー!」ブンブン!

グレイド「そいつが例の魔物か?」

リイア「何か迫力がないから違うわ」

アシエル「つ、つまり、この魔物は下っ端ってこと?」オロオロ

リイア「そうね」

アックスリザードB「ギャース!」

アックスリザードC「」ザッ

グレイド「おい!さらに2体も現れたぞ!」

リイア「こうなったらやりましょ」

グレイド「だな」

グレイド「おりゃー!!」ブオオオ

アックスリザードA「」ヒュン

アックスリザードC「ギャシャー!」ビュン

リイア「えいっ!」ビュン

アックスリザードC「ギャース!」グサッ

アシエル「ウィンドカッター!」バササ

アックスリザードB「ウォォォ!」ズバッ

アックスリザードA「ギャース!」

グレイド「ぐっ! こいつ、仲間がやられたから仇でも討とうってわけか! そうはさせねえぜ! スラッシュ!」ズバン

アックスリザードA「ギャシャー!」

リイア「今よ!」ビュン

アックスリザードC「」グサッ

リイア「何とか倒せたわ」

アシエル「そ、そうよね〜」オロオロ

グレイド「ん? 蜥蜴の死体に鉱石?」

リイア「ほ、本当!」

アシエル「こ、これってメガルモクスと言う鉱石じゃない?」

グレイド「何だよそれ」

あと質問ですけど買春=奴隷制度になぜ?がってのですか?

>>18=と言う認識ではなく、似ているぐらいですね

アシエル「と、蜥蜴の体内で稀に生成される鉱石のことで強い武器とかが作れるとか…」オロオロ

グレイド「こいつはすげぇな。しかも3つだぜ」

リイア「にしても何故こんなに珍しい鉱石が一度に3つもおかしくわね…」

グレイド「ここのボスの仕業じゃないのか?」

アシエル「と、とりあえず行ってみようよ〜」オロオロ



奥に行ってみると2足歩行のボスの蜥蜴が本当にいた。どんな蜥蜴?安価↓

それと識字率とかはどれ位ですか?
求めている兵の人材が大体近代以降の一般教育を施された兵士並みで、教育の水準を向上させなければ、その水準の兵士は不可能ですよ?

>>21これは安価で行うと言う仕組みです

再安価↓

再安価↓

蜥蜴「きしゃーー!」

リイア「何か…得体の知れない蜥蜴ね」

グレイド「普通の蜥蜴より姿形がおかしくなっているじゃねえか」

アシエル「そ、そうね…」オロオロ

蜥蜴「ぎしゃーーー!」

グレイド「襲ってきたぞ!」

リイア「はあっ!」ブンッ

蜥蜴「きふっ」グサッ

リイア「命中!」

蜥蜴「きしィィィ!」ゴォォォォォォ

アシエル「か、火炎攻撃…!きゃああああ」

グレイド「このっ!」ズバッ

蜥蜴「ぎしゃ!」ブンッ

グレイド「」グサッ

グレイド「ぐふっ!」

アシエル「ヒール!」

グレイド「助かった…!」

リイア「疾風突き!」ビュン

蜥蜴「ぎしゃああああ!」グサッ

蜥蜴「ぎゃおおおおおおおおおおおおおお!!!」

グレイド「な、なんだ!?」

リイア「体が大きくなっているのね…!」

アシエル「ど、どうしたら…!」オロオロ

グレイド「ソードスラッシュ!」ズバァ

蜥蜴「ぎゃおおおおおおおおお!!!」

グレイド「浅い…!ぐはっ…!」バコン

アシエル「け、蹴りも使ってる…!ブリザード!」ヒュオオオオオオ

蜥蜴「」カチン

蜥蜴「」バキバキガゴン!

アシエル「う、嘘…! 氷を割った…!?」

グレイド「マジかよ…!」

リイア「このっ!」

グレイド「よせっ!」

蜥蜴「」

ドカァァァァァ

リイア「ッ—!? あぶない…! 踏みつけられて死ぬところだったわ…!」

グレイド「だから油断するなと言っただろ! この巨体にしても普通の技でダメージを与えるのは困難だ…!」

アシエル「な、何か考えがあるんですか?」

グレイド「ああ、あるぜ! ん? 武器?」

リイア「どうしたの? 敵の斧なんか見つめちゃって」

グレイド「あの武器を使ってあの巨大ヘンテコ蜥蜴野郎を倒すんだよ」

リイア「武器? そんな大きい過ぎる武器は私たちには無理よ!」

グレイド「何、俺に案が言っただろ! 少し耳を貸してくれ」

ゴニョゴニョゴニョ

グレイド「これなら上手く行くだろ?」

アシエル「た、確かに…」

リイア「ならその作戦で行きましょ」

蜥蜴「ぐああああああああああああああ!!!!!」ブォォォォォォ

ドカァァァァァ

リイア「こっちよ!」

蜥蜴「ぐおおおおおおおおおおお!!!」ドカンドカン

グレイド「今だアシエル!」

アシエル「グラビティゼロ!」

グレイド「これで一時的に重い物をもてるようになった…!」ブオン

グレイド「今だ!」ガキン

蜥蜴「ぐおおおおおおおおおおおお」ゴオオオオオオオ

グレイド「よっと」ヒョイ

グレイド「お前の武器にお前の炎は通用しねえの知ってるだろ! お前の上空から落とせば真っ二つだ! 喰らえ!」ビュウウウウン

蜥蜴「」ズバァァァァ

ドカァァァン

グレイド「よし、倒したぜ…!」

リイア「やったわね…! 巨大な敵には巨大な武器で対抗なんてよく考えたわね…!」

グレイド「まあな…!」

アシエル「み、見て…! 蜥蜴の死体が消えてく…!」オロオロ

ビュウウウウン

グレイド「なんだったんだ? いったい…」

リイア「あれ? また通路? その奥に行ってみましょ」

グレイド「そうだな」

アシエル「も、もしかしたら、何かあるかも…」


〜〜〜〜〜
最深部

リイア「すごいメガルモクスの量…!」

グレイド「そうか…! 蜥蜴たちはここでメガルモクスを集結させていたということだな」

アシエル「でも、いったい何のために…? そしてさっきの蜥蜴はいったい…!」

グレイド「それにこの壁とかにもメガルモクスがあちこち埋まっているぞ」

リイア「ほ、本当だわ…! これはかなり資金集めが出来そうね…! ある程度集めてからライコス皇帝に報告しましょ」

アシエル「え、ええ…」

ライコス「ほう。隠されたメガルモクスの鉱山とな」

リイア「はい。あの蜥蜴はルッテルア洞窟の内部にあるメガルモクスの鉱山にメガルモクスを集めていたようです」

グヴェルド「なるほどな」

グレイド「にしてどのように?」

ライコス「今から調査団を派遣してルッテルア洞窟を調べて開拓し、採取して武具を作り出す」

グヴェルド「はっ、今すぐに手配します」スタスタ

ライコス「お前らはかなりの功績をあげた。褒美をやろう。何がいい。ただし、存在しない物もあるからな」

グレイド「では>>36で」

土地

ライコス「よかろう。お前たち3人にはそれぞれ、ラステール、レヴァリル、グリアフタスを与える」

グレイド「た、確かこの3つの領土って…」

ライコス「ああ。それぞれの先代の領主は前の大規模な戦争で戦死した今、新たな領主がまだ決まってはいない。お前たちには平等に領主となってもらう」

リイア「ラステールは木材。レヴァリルは農業。グリアフタスは魔法研究とそれぞれが盛んな土地ですね」

ライコス「そうだ。そしてその領は他国に隣接していると言う共通点がある。お前たちがそこの領主となることでその領を守る使命を与えると言うわけだ」

アシエル「は、はい! が、がんばります〜!」オロオロ

ライコス「土地を貰ったからにはかなりの政治力が問われるわけだ。期待するぞ」

3人「はっ!」


グレイド、リイア、アシエルはそれぞれ領主となった!


誰の視線で行く?
1グレイド
2リイア
3アシエル
4エルオ
5マルナ
6ルヴェル
7グラド

安価入れるのを忘れてしまいました。すみません

誰の視線で行く?
1グレイド
2リイア
3アシエル
4エルオ
5マルナ
6ルヴェル
7グラド

安価↓

ロイリア王国

クロチ「お嬢様〜!!」スタスタスタ

バタン

クロチ「お嬢様! こちらでございましたか」

マルナ「クロチ! 私はもう女王ですよ! お嬢様じゃありません!」プンスカ

クロチ「し、失礼しました。 おじょ…いやいや、女王殿下」

クロチ「お嬢様。他の国との戦争中の最中ですが、どういった指示を?」

マルナ「そうですね…」


どんな指示を出す?
1兵の訓練
2出兵する(出兵先の国の名前をここに記入)
3ダンジョンに部下を派遣
4内政(4と答えた後に内政内容を記入)
5諜報(諜報の内容を記入)

安価↓

マルナ「さっそくですが、兵士を訓練させたいと思います」

クロチ「おおっ。お嬢様。兵士の訓練ですか。ではさっそく拝見しましょうか」

マルナ「ですから、お嬢様ではなく、女王殿下ですよ? クロチ」ゴゴゴゴゴ

クロチ「し、失礼しました…」


〜〜〜〜〜

兵の訓練所

兵士A「」ギギギ

パンッ

隊長「こらぁ! 新入りィ! 的が思いっきり外れているぞ!」

兵士A「も、申し訳ありません! 弓は初めてなもので…」

兵士B「ファイア!」ボゥ

兵士C「このっ! サンダー!」バチバチ

クロチ「どうですか? ご覧になって」

マルナ「弓も魔法も新入りにはまだまだ経験が浅いですから、上手くなれないこともありますが、しばらくしたら上達すると思いますね」

隊長「女王陛下。指示通りに新米兵士たちを訓練させているところです」

マルナ「では、ルーナスを呼んでください」

隊長「ルーナス様ですか? か、畏まりました!」

ルーナス「女王陛下。どういった御用でしょうか?」

マルナ「新米兵士たちの実力上達のために訓練の相手をしてください」

ルーナス「はい。ただ今」

隊長「い、いきなり副将軍のルーナス様をですか!? いくらなんでも無茶だと思いますが…」

マルナ「それでもいい経験にはなると思いますよ、見ててください」

クロチ「にしても、おじょ…いやいや、女王陛下。なぜこのようなことを?」

マルナ「ルーナスは元々、魔法は才能が無いですが、努力によって魔法が次第に上達していったのです。努力家と訓練することで更なる経験を積ませようと言う考えです」

クロチ「なるほど…」

ルーナス「お前ら、何だこの様はここっ! 魔法の詠唱が違う! そこっ! 弓はこう持て!」

隊長「何か、すごく厳しくなってるな…」

ルーナス「お前ら! チームワークと言うものを忘れている! 戦争では1人で戦っても勝てないぞ!」

兵士たち「はっはい!」

隊長「かなりのスパルタ…」

マルナ「新米とて甘くはできません。戦場に立てば誰だって完全な実力主義な弱肉強食の世界なのです」

クロチ「仰るとおりです」

〜〜〜〜〜

数時間後

ルーナス「今回はここまでだ!」

兵士「はぁはぁ…しんど…! 魔法の詠唱で声がカラカラだ…!」

モルフェル「随分とスパルタだな、ルーナス」

ルーナス「モルフェル…!」

モルフェル「いい加減、女だからその男勝りな口調やめたほうがいいぜ!」

ルーナス「なんだと…! ブリザード!」ビュオオオオオオ

モルフェル「フレイム!」ゴオオオオオオ

隊長「ルーナス副将軍もモルフェル副副将軍もここでこんな魔法はやめてください———ぐあああああ!!」

ルーナス「くっ! 姑息な炎属性魔法使うとは…!」

モルフェル「お前の氷魔法なんか俺の炎魔法の敵じゃないぜ!」

ルーナス「だが、お前の炎魔法も私には届いていないではないか!」

モルフェル「相殺できれば十分なのさ」スタタタタ

ルーナス「モルフェル! 逃げるな! 待て!」ダダダ

隊長「女王陛下…。 何とかなりませんか…」


マルナ「ふぅ…。ルーナスもすぐ熱くなる性格何とかしたいのは山々なのですが…」

クロチ「仰るとおりです」

隊長「そんなのって…」

ところで領主不在の領地に赴任したわけだけど、治安や領民とかはどうなってんの?

>>49それぞれの領主視線の際に状況を公開するという仕組みになっています

ルーナス「ったく…。モルフェルの奴」

ルーナス「さてと、新米兵士たちの訓練は終わったか」

リフ「あっ、ルーナス様。こちらにいましたか」

ルーナス「どうした、リフ」

リフ「お茶を用意したのですが…」

ルーナス「ああ、頂こう」ズズ…

リフ「またモルフェル様に振り回されていたのですか?」

ルーナス「ああ、まったくあいつはいつもいつも…」

ルーナス「副将軍としての自覚はないのか…」

リフ「モルフェル様なりのコミュニケーションじゃありませんか?」ニッコリ

ルーナス「どこがコミュニケーションだ!」ピキッ

リフ「ルーナス様はもう少し、モルフェル様のペースに乗せられすぎですよ。だからモルフェル様もからかいやすくなってしまうようなものです」

ルーナス「余計なお世話だ!」

さてさて、ここに来て、不定期のチャンス安価到来!

チャンス安価とは何でも自由の安価だ。超自由でチートOKな安価。チートな安価を出して勝たせたい国を大逆転させてもよし、混乱に陥れてもよし、新たな国を建国させるもよし、強大なストーリー崩壊もよし、新キャラもよしだ。ただし、チートすぎると代償が伴う。

さあ、恒例のチャンス安価第一回。その第一回は…?

チャンス安価↓

海の彼方にある東方の地から使者が参ります。どの国へと使者たちはたどり着きましたか?


1グラングライド帝国
2エルラート王国
3ロイリア王国
4アルカイア宗教国
5ルートベルグ王国

安価↓

使者A「ここは…どこだ…」

使者B「随分と遭難してましたからな」

使者A「グラングライド帝国に使者を送るはずでしたから、ここが帝国だといいのですが…」

使者C「そ、それは聞いてみないと分からないかと…!」

兵士「ん? 遭難者か…。貴様ら、何者だ? 他国の者か? 今すぐに答えろ」

使者C「ひ、ひい! 武器を向けたれていますよ!」

使者A「落ち着け」

兵士「早く答えろ、さもなくばお前たちを拘束する!」

使者A「すみません、我々は東方の地より来た使者の者たちです。すみませんが、この国の主と対面をお願いしたいのですが…」

兵士「東方の地だと? その意見が嘘だと言うこともありえるが? そんな国は聞いたこともないぞ」



グレイド「やめろ!」


兵士「グ、グレイド様!?」

グレイド「まずは話をじっくりと聞いたほうがいい。どう見てもこの人たちは他の国の服とかの特徴と一致もしていない。となると本当の可能性がある。俺の領地の屋敷にひとまず、この人たちの対処を皇帝陛下が判断するまで留まらせる」

兵士「は、はい。かしこまりました!」

使者A「皇帝陛下とは…! す、すみませんがここはグラングライド帝国では?」

グレイド「確かにそうだ」

使者A「帝国に東方から我々が使者として送られてきたのです。帝国と貿易をしたいと上が思いまして…」

グレイド「貿易だと? 品を見せてみろ」

使者A「え〜と、まず名産としてトリアの実。生で食べられる絶品の果物。東方でしか手に入りません。そしてポルク豚の肉に金に…」

グレイド「これはすごい…。どれも見たことがない者ばかりだ…」

使者B「はい。それぞれの地でしか手に入らない物を提供して交易手段をしたいと皇帝陛下に頼もうとしていたのです」

グレイド「この品を見る限り、東方のことについては信じるが皇帝陛下の判断となれば別だぞ」

使者A「それでかまいません」



〜〜〜〜〜

ラステール

グレイド「海にも隣接していて、ここ山も多いここは材木や漁獲の資源地としてとても帝国に重要なほどだ」

使者A「どれも町の風景が東方とは随分と違いますね〜」

グレイド「この町を含む3つの領の前の領主たちが戦争で無くなってからは領主がいない間に皇帝陛下が3つの領に領主代理を立てて、この町を復興させた。それも3つの領土を一辺に。とんでもない皇帝だぜ」

使者C「ほんとうにすごい皇帝なんだな〜」

グレイド「後は俺たちにこの町の統制を委ねていると言うわけさ」

使者B「ここって他国に隣接されている領土ですから、いきなり攻められたりとかしないのでは?」

グレイド「この町は戦争で攻められやすい分に国境近くで皇帝陛下は長い城壁を建設して対策し、警備をしているのさ」

グレイド「向こうに見えるあれだ」

使者A「すごく長い城壁だな…」

使者B「あんなの俺らの地にはないぞ…」

使者A「長い城壁をいくつか作り、砦も建設するとなるとかなり年月と費用がかかったのでは?」

グレイド「それなら大丈夫だぜ。皇帝が幼少の頃に一人で発見した初代皇帝の埋蔵金ですべて作られている」

使者C「しょ、初代皇帝の埋蔵金!? あんなに城壁や砦を作るとなると想像を絶する額だったのでは?」

グレイド「守りを固めるために3つの領土に城壁や砦を作って守りを固めたら、埋蔵金はかなりの額まで減ってしまったけどな」

使者B「こうして、この領土を守っているのですね」

グレイド「その通り」

グレイド「さて、ここが領主である俺の家だぜ」

使者B「随分と普通ぐらいの家ですね…」

グレイド「あまり贅沢はしないほうなんでな」

使者C「へぇ…」


〜〜〜〜〜

グレイドの家

メイド「お待たせしました」

使者A「ん? この肉は?」

グレイド「アスラー牛のステーキだ。本来は魔物で凶暴化しているが、家畜として育てると温厚でやさしい牛なんだぜ」

使者B「めずらしいですね…」

グレイド「他にもここでしか取れない物がいろいろと調理されているからしっかりと味わっていてくれ」

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