【艦これ】提督「うちの曙がおかしい」【安価】 (124)

単発予定。飽きたら終わる

人が多かったらコンマ使うかも

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提督「曙の様子がおかしい。特に俺と曙がケッコンしてからがおかしい」


提督「俺のことをクソ提督だと毎日のように罵っていたのに、そういう言動も無くなった」


提督「第七駆逐隊の三人、特に漣が曙と俺の仲を茶化すような言動にも曙は反応しなくなった」


提督「顔を真っ赤にしながら漣に怒ったり…そんな光景はもう見られなくなった」


提督「クソだなんだと罵られなくなったのはいいが、これはこれで寂しい。元に戻って欲しいとは言わないが、このままでは違和感しかない」


提督「そうだ…普段やらないようなことや突拍子も無いことを言ってみたらどうだろうか?」


コンコン


提督「丁度曙がやって来たか。どれ、まずは…」


下2 曙にしたことや提督の言動などを

曙「あなた、遠征組が帰ってきたわよ。持って帰ってきた資材はちゃんと保管したわ」


提督「そうかありがとう。ところで曙、こっちに来てくれないか?」


曙「あなたの方に行けばいいの?」


提督「そうだ、そして俺の前に立って欲しい」


曙「…これでいいの?」


提督「よし。いくぞ曙」ガシッ


曙「ん………?」


提督「ほーら高い高いだぞ~!」


曙「そうね」


提督(無反応…だと…?)

提督「じゃあ次だ!曙をこうやって…」


曙「あたしを肩車したいの?」


提督「そうだ!曙の股に頭を入れて…ほら曙!肩車してやったぞ!」


曙「肩車されるといつもと景色が違って新鮮ね」


提督(前の曙に唐突に肩車をしようものなら、何度も蹴りを入れたれたに違いない。それが今の状況はどうだ?!)


曙「あ、こんな所に埃があるわ。あとで掃除しておかないといけないわね」


提督(次だ!次の行動は……)


下2 次の行動や言動

提督(こうなれば直接攻撃しかない!)


曙「ねぇあなた、次の仕事なんだけど…」


提督「曙、俺の方を向いて立ってくれ」


曙「また?別にいいけど」スッ


提督「よしよし、そのままこっちを向いていろよ」グイッ


曙「顔を近付けてきてどうしたのよ?」


提督(くくく…その余裕もここまでだ!)ぺろっ


曙「……」


提督(首筋を舐められて無反応なはずが無い!どうだ、これなら少しは反応してくれるだろう!)


曙「…いいわよ。気が済むまで舐めてなさいな」


提督(ぬぁにぃーーー?!)

曙「あなたはいつも頑張ってるものね、少し甘えるくらい問題ないわ」


提督(マジか…)


曙「お風呂には毎日入ってるけど汗臭かったりしたら言って?」


提督「……」スッ


曙「あら、もういいの?」


提督「あぁ…」


曙「元気が無さそうだけど大丈夫?体調でも悪いの?」


提督「少し…休憩してくる」


曙「そうした方が良さそうね。仕事は私がやっておくから休んできなさいな」


提督「……」

第七駆逐隊の部屋


提督「曙が元に戻ってくれない…」


朧「今までの口調がおかしかったんです。これで普通になっただけですよ」


潮「でも大人しくなってから元気なのかどうか分かり辛くなったよね…」


漣「ですよなぁ~前ならぼのたんの叫び声で調子の良し悪しがまる分かり~」


提督「あんなのは曙じゃない…」


朧「そこまで言いますか」


潮「でもちょっとその気持ちは分かるなぁ…」


漣「ご主人様もぼのたんに色々してんすよね?」


提督「首筋を舐めてもダメだった…」


潮「ひゃぁーー!そ、そんなことを!」


漣「それでもダメなら…こんなのどうでしょうか?」


下2 漣のアドバイス

漣「いっそのことぼのたんの前でいちゃついてみませんか?」


朧「漣と提督が?」


漣「それだけじゃ足りないっすね、ここは三人でいきましょう!」


潮「ええぇ~?!」


朧「それいいかも」


潮「朧ちゃーーん!」


朧「提督が困ってるなら協力したい。潮もやろうよ」


潮「うぅぅ…」


漣「そうと決まれば作戦開始っすねご主人様!」


提督「俺はやるとは一言も言ってないが…ここは漣に任せてみるか」

曙「あの人ったら私達の部屋で休んでたのね。別に夫婦だから問題はないけど、一言くらいあってもよかったんじゃないかしら」


曙「あなた、どうしたの?」ガチャ


提督「あ…」


漣「ご主人様ぁ~」
朧「提督、大好きですよ」
潮「ほ、ほらぁ…おっぱい、ぱふぱふ…」


曙「……」


漣(ご主人様、どうどうとしてて下さい)ヒソヒソ


提督(こ、こんな感じか…?)


朧「男らしいです提督」


潮「ぱ、ぱふぱふ……」


曙「下2」


下2 曙の台詞や行動

曙「私も混ざっていいかしら?」


提督「うぇ?!」


曙「だめなの?」
 

提督「も、勿論構わないが…」


曙「じゃあお邪魔させてもらうわね」ころん


提督「お、おう……」


漣(こんな展開になろうとは…)


朧(前の曙なら怒って部屋から出て行ってた。これはやっぱりおかしい)


潮(胸を押し付けるの恥ずかしいよぉ…!)

曙「ふふ…あなたの側にいると落ち着くわ」


漣(こんなぼのたんは曙じゃない!こうなったら…!)


提督(どうした漣?)ヒソヒソ


漣(ご主人様にキスします!)ヒソヒソ 


提督(それはいかんだろ!)ヒソヒソ


漣(ほっぺたならノーカンです!)


曙「どうしたの漣、何がしたいの?」


漣「ご主人様、ちゅー…」


提督「ぬぉ…!」 


朧「うそ!」


潮「ひゃぁーーー!」


漣「ふ、ふへへ…ご主人様とキスしてやりましたよ!」


曙「下2」


下2曙の台詞や行動

曙「キスって言っても頬でしょ。海外艦なら挨拶でそれに近いこともしてたじゃない」


漣「これでも無反応だと…?!」


潮「はわぁ凄い……」


曙「こんなので凄いなんて言ってちゃダメよ潮」


朧「男と女のキスなんて初めて見たから結構衝撃だったな…」


曙「こんなので衝撃なんて受けるなんて。本物のキスってこうするのよ」クイッ


提督「んむ?!」


漣「キタ━(゚∀゚)━!」


朧「わ、わわ…!」


曙「んむぅ……」


潮「しゅごぃ…!」

曙「ぷぁ……」ツー


提督「ん……」


漣「うわエロ……糸引いてるし…」


曙「漣はともかく朧と潮はどうなのよ。キスを見ただけで顔真っ赤だなんて」


朧「だってぇ…」


潮「ひぇぇ……」ぷしゅー


曙「せっかくなら目の前で性教育でもしましょうか?夫婦がキスの次にやることと言ったら…」


朧「これ以上は無理です!!」ガチャ


潮「うぁーーん!!」ガチャ


漣「ちょ、二人とも……出て行っちゃいましたな」


曙「潮はともかく朧も意外とうぶなのね」


下2 次の展開とか何か

執務室


提督(あれからすぐにここに戻ってきたわけだが…)


曙「今日のことが終わりそうなら明日の仕事もやっておいた方が良いわね」


提督(俺と二人だけになったら何かを言ってくるかと思ったが何も無い。なぜなんだ…)


曙「…ねぇちょっと、聞いてる?」
 

提督「あ、すまん…もう一度言ってくれるか?」


曙「あなた、さっきからぼーっとしてるみたいだけど悩みでもあるの?」


提督「悩み…」


曙「否定しないってことは何かあるのね。よかったら私に話してみない?」


提督(その曙のことで悩んでいるんだよな…)

提督(曙がツンツンしなくなったから悩んでます。なんて言っていいのか?)


曙「?」


提督(確かに今の曙は良い。素直に言うことを聞いてくれるし、口の悪さから誰かと喧嘩になることも無くなった)


提督(俺が違和感を感じているだけで何も不利益は無い。俺のことを好きだとも言ってくれてるじゃないか)


曙「そこまで深刻なことなの?私じゃ力になれないの?」


提督「下2」


下2 提督の行動とか台詞とか

提督「俺は曙のことで悩んでいるんだ」


曙「私…?」


提督「曙が急にツンツンしなくなって…それで悩んでいるんだ」


曙「どういうこと?」


提督「以前の曙はそうじゃ無かった。何かあれば俺に突っかかってきて、クソ提督呼ばわりだ」


提督「それが今じゃどうだ?!クソ提督どころかあなた呼びになったじゃないか!」


曙「ケッコンしたんだからあなたって呼ぶのは当たり前じゃない」


提督「そうじゃない、そうじゃないんだ……」

提督「どうすれば元に戻ってくれるんだ?」


曙「さっきから何を言ってるか良くわからないわね。私はいつも通りよ?」


提督「違う…」


曙「きっと疲れてるのね。今日はもう寝てまた明日頑張りましょう」


提督「…曙!」ガシッ


曙「あら、ここは執務室よ?そういうのはあなたの部屋に行ってから…」


提督「俺のことをクソ提督と呼んでくれないのか?!もう二度ツンツンしてくれないのか!?」


曙「下2」


下2 曙の言動や行動

曙「知らなかったわ…」


提督「な…何がだ?」


曙「あなたってマゾだったのね。罵られたいとかツンツンして欲しいってそういうことでしょ?」
  

提督「あぁ……」ガクッ


曙「そうだと分かったら今夜からイジメてあげるわ。ベッドで沢山攻めてあげるわよ」


提督「曙…一体何がどうなってしまったんだ……」

とりあえずここまで

続くかもしれないし続かないかもしれない

次の日


提督「曙がツンツンしなくなって悩んでいるというのを正直に言ったのだが、改善することは無かった」



提督「俺に関心が無くなったということではないらしい。だがその反応は俺が求めたものではない」


提督「クソ提督だと罵ってくれた日々が懐かしく感じてしまう…」



提督「考え方によっては曙が大人しくなってよかったとも思える。だがこんなのは求めてはいなかった」


提督「また今日も曙がやってくる…」


コンコン


提督「よし…今日こそ曙をツンツンさせてやる!」


下2 提督の行動や言動など

提督「来てもららって早々なんだが曙にはある任務をやって欲しい」


曙「あなたの頼みなら断るわけないじゃない」


提督「曙には特別改装を受けてもらおうと思っているんだ」


曙「特別改装だなんて聞いたことのない言葉ね」


提督「改装とはいってもあるものを着てもらうだけなんだが…」


曙「それってどんなの?この制服の上に着るのか、それとも下に着るもの?」


提督「実際に見れば分かる。隣の部屋に用意してあるから早速着替えてくれ」


曙「分かったわ」ガチャ

提督「曙は隣の部屋で俺が用意しておいたものに着替えている。そこを覗けば何かしらのリアクションはあるはずだ!」


提督「用意してあるモノも、以前の曙なら間違いなく怒鳴り散らす!」


提督「クソ提督!よくもこんなものを用意して……そう言うに決まっている」


提督「…そろそろ服を脱いで裸になっている頃か」


提督「バレないように覗くのではなく、堂々とドアを開けてやれば…!」ガチャ


下2 曙に用意されていたもの

提督「曙ぉーー!」ガチャ


曙「どうしたのあなた?」真っ裸


提督「お……怒らないのか…」


曙「裸なんて何度も見せてるじゃない。それこそ昨日の夜だって愛し合ったばかりじゃない」


提督「いや、その…」


曙「あと用意してあったのはメイドビキニってやつなのね。メイド服みたいな下着って解釈でいいの?」


提督「あぁ…」


曙「これを制服の中に着ていればいいのね。すぐに着替えるから待ってて」


提督「注意すらされないなんて…こんなはずじゃ無かったのに……」

曙「着替え終わったわよ」


提督「あけぼ……の?!」


曙「上はいいけど下は少しダメね。布面積が小さすぎて毛が少しはみ出てるわ」


提督(サイズが小さすぎたのか?!だがこれは嬉しい誤算だ、これなら曙が怒ってもおかしくはない…!)


曙「ごめんなさい、こんなことになるなんて思ってなかったから毛の処理をしてなかったのよ」


提督「あ…謝まられた……」ガクッ


曙「これからはいつでも対応できるように下の毛もツルツルにしておくわね」


下2 次の展開とか

提督「…もういい。さっさと執務室に戻ってこい」


曙「あ…え?」


提督「……」ガチャ


曙「ちょっと、あなた……」


提督(発想の逆転だ。俺が曙に対してツンツンしてやれば何か動きがあるに違いない!)


曙「待って、あなた…ねぇ……」


提督「……」

執務室


提督「……」


曙「そんなに見苦しいものを見せちゃったの?生えてるのもいいって前に言ってくれてたじゃない」


提督「……」


曙「ねぇあなた…」


提督「今は仕事中だ話しかけないでくれ」


曙「ごめんなさい……」


提督(これは効いているようだ!やっと効果のある方法がわかったな)


曙「……」


提督(だがこれが目的ではない。曙にツンツンさせることがゴールなんだ!)


下2 この次の展開とか

曙「ねぇあなた……」


提督「……」


曙「ぅ……え…」


提督「ん……?」


曙「ぉぇ……え…!」プルプル


提督「どうした曙……?」
 


曙「げ……ぇ…っ……」


提督「……!!バケツ!吐くならバケツがあるぞ!」


曙「ぁ……げぼっ…」

医務室前


漣「ご主人様ぁ、よくもうちの可愛いぼのたんを寝込ませてくれましたなぁ?」


提督「まさかこうなるとは思わなかったんだ…」


朧「あらためて聞きますが曙には何もしてないんですね?」


提督「俺は少し冷たくというか…曙がしてたようにツンツンしてみただけだ」


潮「まさか曙ちゃんを罵ったりしたんじゃ…!」


提督「そんなことはしない!」


漣「どっちにしろご主人様のせいでぼのたんが倒れてんすよ。これは責任問題っすね」


朧「早く中に入って曙を元気付けてあげて下さい」


提督「わかっているさ…」


下2 次の展開とか

医務室


提督「曙……」


曙「んぅ……」
 

提督「寝ていたか…」


曙「て…いと……く…」


提督「譫言で俺のことを呼んでいる…そこまで俺の事を思ってくれているのか」


提督「すまなかった…こんなことになるとは思わなかったんだ」


提督「俺はただ曙が元に戻って欲しかっただけだ。傷付けるつもりなんて無かった」


提督「ダメだ…こんなことを言っても言い訳に過ぎない。俺が今できることをしよう」


提督「こんな俺ができることは…」

曙「ぁ……ん…んん……」


曙「ここ…医務室……そっか、あたし…」


曙「クソ提督に嫌われて……うぅ、ぐす……」


曙「あの人に嫌われたらあたし…もう生きる意味なんて無いのに……」


曙「…そっか。もう死ねばいいんだ……」


曙「せめて最後に…遺書を……」ゴソッ


提督「ん……」


曙「あ…あなた……?どうして私の隣に…?」


提督「……」


曙「私…嫌われたんじゃないの?嫌ってるなら添い寝なんかしてくれないわよね?」 


提督「曙ぉ……」


曙「寝言で私のこと……呼んでくれてる…」



下2次の展開とか

明石「曙ちゃん調子はどうですか?」ガチャ


提督「んぁ……?」


曙「あ、起きちゃった…」


明石「あちゃー…もしかしてお邪魔しちゃいました?」


曙「そうね、確かにもう少し二人だけにして欲しかったわね」 


明石「タイミング悪くてすいません…」 


提督「明石……曙…?」


曙「あなた…」ギュッ


提督「…そうだ、俺は曙に謝ろうとしていたんだ」


曙「あなたが謝る必要なんて無いの、悪いのは私。私が至らなかったから…」


提督「やっぱり曙はおかしい…そうだ明石、曙は病気なんじゃないか?」


明石「そうなんです、実は曙ちゃんが倒れたって聞いて色々調べたんですけどあることが分かったんです」


曙「あること…?」   


提督「まさか重い病気なんじゃ…」


明石「重いどころか真逆ですよ!曙ちゃんはおめでたです!」


提督「は……?」

曙「おめでたってことは…」


明石「曙ちゃんは妊娠中です!吐いちゃったのはつわりですね!」


提督「俺が…父親?」


明石「提督もやりますねぇ~~!艦娘を妊娠させるなんて大した男ですよ!」バンバン


提督「いたたた…」


明石「あ、ここ最近曙ちゃんが大人しかったのはそれが原因だと思いますよ。どれくらい前からツンツンしなくなったか覚えてますか?」


提督「えっと…1ヶ月くらい前か?」 


明石「曙ちゃん、それくらい前に妊娠するようなことしてませんか?」


曙「確か…あなたとケッコンして初めて抱いてもらったのがそれくらい前ね」


明石「おぉ、一発必中とは凄いじゃないですか!」


提督「曙が妊娠…俺が父親……」


曙「私が母親…」


明石「うーん…これは暫くこのまま固まってそうですね」


下2 次の展開とか

執務室


青葉「どうも青葉ですぅ!お二人のことを取材させてもらいますよぉ!」


提督「取材も何も…俺もまだ実感が無いんだ」


曙「私もそうね。急に妊娠してるだなんて言われても、混乱してるわ」


青葉「むぅーー青葉はそんなリアクションが欲しいんじゃないんですぅ!」


提督「そう言われてもな…」


曙「まだお腹も大きくなってないし、見た目も変わらないものね」


青葉「せっかくの特ダネなのに、もっと面白い記事が書きたかった…」

1ヶ月後


提督「曙のお腹はすっかり大きくなったな」


曙「もうすぐ臨月らしいわ」ボテっ


提督「艦娘の妊娠期間は長くても5ヶ月と聞いているが、曙はかなり早い方になりそうだな」


曙「妊娠期間のあれこれは艦娘によるらしいわ。安定期が長いだけって説もあるって」


提督「人間とはまた違うということか…」


曙「それはそうよ私達は艦娘、だもの」


提督「そうか、そうだよな…」

提督(曙がツンツンしなくなったのは妊娠したせいだと明石は言っていた。だが俺は納得していない)


提督(安定期に入るまでは曙に何かを仕掛けたりすることは自重していた。もし突然ツンが戻ってきたら何か悪影響があるかもしれなかったからな)


提督(だがその心配が無くなった今、再び曙をツンツンさせる作戦を始動させる!)


提督(そうだな、まずは手始めに…) 


下2 提督の言動や行動

提督「曙、俺の膝の上に座ってくれないか?」


曙「もちろんいいわよ」


提督(曙を膝に座らせて必要以上にベタベタする。そうすれば何かしら反応はあるだろう)


曙「よいしょ…あなたの温もりが感じられて安心するわ」


提督「……」さわさわ


曙「なに?こんな時間からえっちしたいの?」


提督「そうじゃない曙の感触を楽しんでいるだけだ」


曙「ふぅん…」


提督(…お?これは少し反応があるな)なでなで


曙「……」


提督(そわそわというか、落ち着きのない感じだ。これは効果があるようだ!)

曙「あなた…」


提督「どうした?」なでなで


曙「うぅん…なんでも無いの」


提督(この感覚は…きたぞ!曙がツンツンする前兆だ!)


提督(以前の曙ならこのまま黙ったあと突然爆発していた。いい加減にしろクソ提督っ!てな感じだ)


曙「……」


提督(よし…よし!これは期待大だ!)


曙「安価」


下2 曙の台詞や行動その他

曙「ねぇ……あなた…」


提督(ついに来たか!)


曙「ん……」


提督「おぉん?」


曙「も…限界……キスして…」


提督(なんでそうなるんだ?!)


曙「んぅ……」


提督(ぐ…!男としてキスを待っている曙を無視するわけにはいかない!)


曙「早く…ちゅーして……」


提督(ダメだ…キス顔の曙……反則的に可愛い……!)


曙「ん…ふふふ……」

執務室前


漣「うぃーすおぼろん、只今執務室には入れませーん」


朧「ドアの前で座り込んでどうしたの?」


漣「ご主人様とぼのたんが中で盛ってます」


朧「あぁ…」


漣「ほんと朝から元気っすよねぇ。まぁ夫婦なんで別にいいですけど」


朧「曙の体調は平気なのかな」


漣「安定期に入ったらしいんで大丈夫っしょ。それより今日の仕事をどうにかしないとですな」


朧「こっちでやれることはやっておく?」 


漣「面倒臭いけどそれしか無い感じです」


朧「二人が喧嘩するよりいいけど、もっと時間とか考えて欲しいね」


漣「同感ってヤツです」


下2 次の展開その他

満潮「この中にあの二人はいるわね」


朧「満潮?」


漣「は!貴女達は提督ラブ勢のトップ、ツン四天王の残りの三人!」


叢雲「なんですって?」


霞「誰がクズの事を好きだって?!」


漣「ひゅー!流石現役のツン四天王だ!」


朧「曙はツンツンしなくなったから四天王はおかしくない?」


漣「語感が良いのであえて四天王のままなんですよ」


満潮「ごちゃごちゃとうるさいわね!」


朧「懐かしいね、曙も毎日こんな感じだった」


漣「そう思うと随分ぼのたんは大人しくなったものです」

叢雲「そこを退きなさい漣。抵抗するなら痛い目見るわよ」


漣「中に入ってどうするつもりなんです?」


霞「私達は納得してないのよ。曙と何が違うのかをちゃんと説明してもらうの」


満潮「体型も性格も似てるのに。なんで私達が選ばれなかったのよ!」


朧「三人が選ばれなかったのはそういう所じゃないかな…」


漣「残念ながらお三方を中に入れることはできません。どうかお引き取りを」


叢雲「…どうする?」


霞「やるしかないわね」


満潮「後悔してもしらないわよ」


漣「うげぇ、マジッすか…」


朧「いくよ漣、提督と曙を守ろう」


漣「仲間内で揉めたくないんすけどねぇ」


下2 次の展開、その他

長門「ほう、何やら楽しそうな話をしているな」


叢雲「げっ…!」


満潮「長門さん?!」 


長門「貴様らはよほど訓練がしたいらしいな」


霞「な、なんでそんな話に…?」


長門「身内同士での戦闘はご法度だ。まさか忘れたわけじゃないな?」ギロッ


叢雲「と……当然よ」


長門「ならお前達は漣達と演習をするつもりだったことになるな?」


霞「それは…」


満潮(そうって言わないと私達が沈められるわよ!)ヒソヒソ


霞「ぐ…ぅぅ……!」

長門「話は決まったな。お前達は私が連れて行く」ガシッ


満潮「ちょっと…!」
霞「嘘でしょ?!」
叢雲「私達三人を軽々持ち上げるなんて…!」


長門「貴様ら覚悟しろ。二度と邪な考えができないようにしてやる」


霞「い、いやぁーーー!」
満潮「なんでこうなるのよーー!」


長門「漣、朧。邪魔して悪かったな」スタスタ


漣「ふぇぇ…ビッグセブンさんのお陰で助かった…」


朧「あのままだと数で負けてたから、勝ち目無かったね」


漣「あの三人には実力でも負けてますもんね。長門さんにマジ感謝」


下2 次の展開

ジリリリリリ


朧「あ、電話」


漣「ご主人様~~~~!流石に電話は出といて下さいよーー!」


ゴソゴソ


朧「あ、電話出たみたい」


漣「そりゃそうしてくれないと困りますって」


朧「…どうする、中に入る?」


漣「急な仕事かもしれないんで入っときますか。ぼのたん、入りますよ~」コンコン

曙「いつから部屋の前に居たの?」


漣「漣は割と初めからですな」


朧「執務室の前で見張っててくれたって」


曙「ごめんなさい、世話をかけたわね」


漣「貸し1っすよ?」


曙「借りは必ず返すわ」


提督「ですから……」


朧「電話の相手は大本営みたいだね」


曙「何かあったのかしら?」


漣「この時期に一番偉いさんからの電話といえば辞令とか…」


提督「なんだって?!俺が転勤?!」


朧「あ…」


漣「うーん、悪い勘ほど当たるってやつですな」

提督「はい…分かりました……」ガチャン


漣「左遷ですか?」


提督「いや…大本営近くの鎮守府へ……異動だ…」


朧「つまり栄転ってことですね」


漣「ご主人様が偉くなるのは嬉しいですけど、漣達も一緒に行けるわけじゃないですよね?」


提督「そうだ…俺一人での転勤になる……」


朧「提督だけが転勤ってことは…」


曙「…」


漣「あのー…ぼのたん?」


曙「安価」


下2 曙の台詞や行動

食堂


潮「提督…まだ曙ちゃんは離れないんですか?」


提督「そうなんだ…」


曙「…」ギュウウ


潮「提督の服が伸びちゃってますね…」


提督「かなり強い力でしがみついているみたいでな…実は背中はもう破れている」


潮「うぅ…曙ちゃん、せめてご飯を食べる時は提督を離れたら?」


曙「…」


提督「…無理なようだな」


潮「曙ちゃぁん…」

提督「無理矢理引き剥がすのは曙の負担になる。曙が離してくれるのが一番なんだがな」


潮「曙ちゃんこのままじゃいけないよ。ご飯とかはどうするの?」


曙「…」  


提督「なぁ曙…」


曙「…」


潮「曙ちゃんがこうなったのは提督が転勤しちゃうって話を聞いてからなんですよね?」


提督「大本営からその報せを聞いてからだな」


潮「曙ちゃん、提督は出世するんだよ。偉くなるんだから誉めてあげようよ」


曙「…」


潮「遠距離になっちゃうけど、妻として提督を支えてあげられるのは曙ちゃんだけなんだよ」


曙「…」


潮「何を言っても駄目かぁ…」


提督「俺だって曙を残していきたくはない。だがもう決まってしまったことなんだ」


下2 次の展開

数日後


女提督「はじめまして、私が提督の後任の女提督よ」


提督「ここの皆を宜しく頼む」


女提督「貴方の噂は聞いてるわよ。かなりやり手の提督らしいじゃない」


提督「そんな事は…」


女提督「謙遜するとかえって嫌味よ。自分に与えられた評価は誇るべきね」


提督「はぁ…」


女提督「この鎮守府に関しては大まかには聞いてるけど、細かい所はまだなのよ」


女提督「色々と知る為にも暫くの間貴方の補佐として働かせてもらうことになったから」


提督「そうか…了解した」


女提督「…で、この子が問題の曙ね」


曙「…」ギュウウ

女提督「貴方の服だるんだるんじゃない。ずっと曙が引っ付いてるの?」


提督「片時も離れようとしないんだ…」


女提督「それは困ったわね。これじゃ業務に支障が出るじゃない」


曙「…」


女提督「いい加減にしなさい。単身赴任なんてよくある話なんだから、我が儘なんて通らないわよ」


曙「…」


女提督「この…!妊娠してるから下手に手を出せないのが厄介ね!」


提督「曙…せめて何か喋ってくれないか?」


曙「…」



下2次の展開

曙「そんなに行きたいなら行けばいいじゃない…」


提督「ん…」


曙「それで…どうせあっちで他の子に手を出すんでしょ!」


女提督「ちょっと貴女、提督に対してそんな口の聞き方はやめなさい!」


提督「あ…曙にツンが戻ったぁぁぁぁぁ!!」


女提督「は?!」


曙「浮気なんか好きなだけすればいいのよ!このクソ提督!!」


提督「やったぁぁぁぁぁ!クソ提督呼びが戻ってきたぁぁぁぁ!!」


女提督(なに言ってるのコイツ…)

曙「向こうでもあたしみたいなのに手を出すに決まってるのよ、このロリコン!!」


提督「ひゅーー!罵倒も最高だ!」
  

女提督「……」


曙「クソ、クソ、クソ提督!!」


提督「久しぶりの罵倒はビリビリ来るな!それでこそ曙だ!!」


女提督「…もう帰ろうかしら」


下2 次の展開

後日


漣「あれからもう一度大本営から連絡があって、ご主人様の異動が間違いだと分かりました」


朧「まさか提督と同姓同名の人が居たなんて」


潮「せっかくの栄転だったのに残念だなぁ…」


漣「よく考えたらご主人様が栄転なんかあり得ないですよね。駆逐艦に手を出すロリコンですもん」


朧「ロリコンだけど仕事はちゃんとしてるよ」


潮「ロリコンだけど頼える提督です…」


漣「誰もロリコンを否定しないのが笑えますな」


朧「だって事実だから」


潮「うぅぅ……」

漣「さて、肝心のご主人様はと言うと」


提督「曙!もう一度言ってくれ!」


曙「こっち来んなこのクソ提督!」


提督「うぉぉぉーー!」


漣「なんすかねあれ」


朧「元通りになってよかったんじゃない」


潮「曙ちゃん前よりパワフルになってるよぉ」


漣「妊娠すると女は強くなるって言うじゃないですか」


朧「そうだっけ?」 


漣「そういうことにしときましょうよ」


曙「キモい!ウザい!近寄んな!」


提督「やっぱ曙はこうでなくっちゃなぁ!!」

区切りいいのでこれにて終わりで

これ以上展開思い付かないのもあります

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