文香「プロデューサー、今お時間大丈夫でしょうか?」 (11)

周子「おはよー文香ちゃん」

奏「あ、文香おはよう」

文香「あ、もしかして打ち合わせ中でしたか?」

P「あ、今終わったところだから問題ないよ。で、どうした?」

文香「実は最近、プロデューサーの食生活が不安定だとお聞きしまして、料理を作ってみたんです」

P「え?珍しいな」

文香「実は最近ハマっておりまして…プロデューサーに食べていただきたいのですが…」

P「もちろん食べさせてもらうよ。俺もそろそろ改善しないととは思ってたところだからな」

P「あ、お前らはどうする?」

周子「い、いや私たちはいいよ」

奏「打ち合わせ前に食べてきたから」

P「そうか。じゃあいくか」

文香「あ、その前にありすちゃんのところによっていいですか?この前私が貸した本そろそろ読み終えたと思うので」

P「わかった。じゃあ行くか」

かなしゅー「「…」」

かなしゅー((プロデューサー、ご武運を!))

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文香「失礼します」

ありす「あ、文香さんおはようございます」

晴「おはよう文香」

P「宿題教えてもらってたのか?」

ありす「はい。晴さんがどうしても分からない箇所があるというので」

晴「まあありすのおかげで全部おわったけどな」

文香「ところでありすちゃん、あの本持ってますか?」

ありす「あっはい。あの本すごくおもしろかったです」

文香「ふふっ、頑張って選んだかいがありました」

ありす「昨日読み終えたのでお返しします」

文香「後で詳しい感想聞かせてくださいね」

ありす「はい」

P「じゃあそろそろ行くか。文香の料理が冷めるからな」

ありす「え…」

文香「では行きましょうプロデューサー」

P(…ん?)

P(おいちょっと待て。なんだ今のありすの『え…』は)

P(文香まさか…そんなベタな展開あるのか?)

P(俺の思い過ごしで合ってほしいが)

文香「プロデューサー、どうぞ」

料理(変な色の煙付き)

P(だめだったーーーーー!!)

周子「…」

P(周子のやつ、文香がメシマズだとしってて逃げやがったな!)

周子「ズズー」

P(おいこらこっち向け!なに茶すすってるんだ)

P(というかよく見たら隣に奏いるじゃねーか!完全に気配消してやがる!)

周子(プロデューサーごめん…)

奏(これもプロデュースの一環だと思ってよね…)

蘭子「魔王の帰還ぞ!」

飛鳥「ふう…今日もレッスンきつかったな」

P(こうなったら勇気出すしかないな)

P(ま、まあいい。別に死にはしないだろう)

料理(ニヤリ)

P(料理が不気味な笑み浮かべてやがる…)

P(こ、これはあれだ。シミュラクラ現象だ)

料理(オオオオオオオオオオオオオオオオオ)

P(くそう!どうすればいいんだ!)

その時Pに神のお告げが聞こえた。

資格を閉ざして右斜め方向にスプーンを突き出せば命は助かると。

P(…頼む神よ!)

?「むぐっ!」

P「…むぐっ?」

飛鳥「…」

P「!?」

飛鳥「グ…」

飛鳥「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

蘭子「飛鳥ちゃん!?」

飛鳥「ふぐ…」

し~ん

文香「…あれ?」

P「…文香」

文香「は、はい!」

P「今後人に出す飲食物を作る際は、周子の許可を得てからするように」

周子「!?」

文香「わ、わかりました…」

周子(あ、あんまりだよプロデューサー!)

P(知らん。監督はお前に任せた)

P(あ、そうだ)

P「すまない飛鳥。君の今までの功績は忘れないよ」

飛鳥「…まだ死んでないから」

なんとか大阪公演には間に合った

終わり

P「ところで、あれなんの料理だったんだ?」

文香「ささみと青菜の澄まし汁ですが…」

P「そんな上品な料理だったの!?」

本当に終わり

某転生漫画のあれをやりたかっただけです

ではHTML化してきます

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