【安価】女遊び人「勇者パーティ、クビになったから転職しよっと」 (36)

遊び人「そーゆーことで」

遊び人「なんかめっちゃすごい職に就かせてください」

神官「おっけー」

女遊び人の次の職業↓1

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キラキラ

神官「これで貴女はスーパースターになりました」

スーパー「なんかすごそう」

神官「そりゃスーパーだし」


スーパー「……」チラッ


スーパー「うん、まぁそれはいいんだけど」

スーパー「なんで私の名前スーパー表記なの」

神官「名前欄に四文字までしか入れられないんで」

スーパー「マジか」

神官「マジです」

スーパー「これSスターに変えられないかな」

神官「うちでは英数字使用不可なんで」ニコニコ

神官「スーパースターさんのご武運を祈っております」



神殿から追い出された!


スーパー「(どこへ行こうかな)」
↓1

スーパー「ドラッグストアに着いたわ」

スーパー「オムツは状態異常を治すのに一番安く済むからお得よねー」

スーパー「毒とかもうまく使えば治せるし」

スーパー「ホント、なんで勇者たちは金策のために取り入れないのか意味不明だわ」


スーパー「……」キョロキョロ


スーパー「あった!」

スーパー「品切れになる前に買っとかなきゃ」


スーパー「おやっさん、これ二つください」

親父店員「お嬢ちゃん可愛いから10Gでいいよ」

スーパー「ありがとー」


ーオムツ(状態異常回復アイテム)を手に入れたー



ドラッグストアから出た!


スーパー「(どこへ行こうかな)」
↓1

スーパー「酒場に着いたわ」


スーパー「……」

女主人「おや、この店は初めてかい?」

スーパー「(転職すると、それを知らない人からは別人に見えるシステム……よく考えなくても結構ヤバいなぁ)」

スーパー「…ううん。前にも来たことがあるわ」

スーパー「今日は良さそうな人が居ないか聞きに来たの」


女主人「……」ジロジロ


女主人「そうだね、一応三人ほど紹介してやるよ」



↓1~3
コンマ35以下で仲間にならない

女主人「ほれ、こいつが資料だ」


資料1<相撲力士>

スーパー「(力と体力があり、タンク役としてもアタッカーとしても優れている)」

スーパー「(その上レベルも半端なく高い)」

スーパー「(だけど、どんだけ優れていようとふんどし派な時点でこの人は論外ね)」ペラッ



資料2<近所の爺>

スーパー「(資料を見る限り、あまり強そうには見えない)」

スーパー「(ただ、この一点だけはとても魅力的すぎる……!)」


[備考]尿漏れや脱糞対策のためにオムツを所持しております。また、私が装備している杖はXXの……


スーパー「(この人はなんとしても手に入れるべきね)」

スーパー「ふぅ」

スーパー「(あとは、戦士だったっけ)」ペラッ



資料3<男戦士>

スーパー「!」

スーパー「うそ、でしょ……」

女主人「…決まったようだね」

スーパー「はい。二番目の人と三番目の人でお願いします」

女主人「そうかい。じゃあ申請しておくから、少し待っててくれ」

スーパー「わかりました」


スーパー「(どうして、男戦士がここに……?)」

スーパー「(まさかもう一人の仲間も勇者パーティをクビになったりしてるのかな)」


スーパー「なんだか嫌な予感がする」ボソッ


男戦士「……」



男戦士「(どうすっかな)」
↓1

スーパー「(殺気!?)」


男戦士「ふっ」ザシュ

スーパー「!」


男戦士「とっさにオムツを盾にする…か」

男戦士「転職していたのか、女遊び人。それでもお前の腕は鈍っていないようだな」


スーパー「ふん」

スーパー「辻斬り気質、まだ治ってなかったのね」

スーパー「これを二つ買っておいて、ホント正解だった!」


男戦士「ははは、これは俺の性分だからな。治るようなものではないよ」

男戦士「それにしても、これを防げるような仲間に再度出会えるとはな」

男戦士「本当に嬉しい限りだ」


スーパー「(この戦闘バカめ)」

男戦士「どうした?」

スーパー「別に」

男戦士「……」

スーパー「(あれ、そういえばまだもう一人が来てないなぁ)」

スーパー「(早く来てくれないと気まずくてつらい)」


近所の爺「ほっほっほ」

近所の爺「パーティメンバーになるんじゃから、二人とも仲良くせんと駄目じゃよ」


男戦士「……」

スーパー「あ、じっちゃん居たんだ」

近所の爺「モチのロンじゃて」


近所の爺「いやぁ~、まさか女遊び人ちゃんがこんなべっぴんさんになるとはの」

近所の爺「もっと前から目をつけとけばよかったのぉ」

スーパー「あはは…じっちゃんも相変わらずのスケベじじいっぷりだね……」


近所の爺「ウヒョヒョ…あまり褒められると照れちゃうぞい」

スーパー「褒めてないって」


男戦士「(この俺に気配を気取らせずに近寄っていた)」

男戦士「(まさかこの爺、只者ではない…?)」



スーパー「(どこへ行こうかな)」
↓1

近所の爺「…それで、このパーティでどこに行くんじゃ?」

男戦士「そうだな。酒場に来たってことはどこか行きたい場所があったんだろう」

スーパー「……」


スーパー「(転職代、アイテム費用、紹介料……)」

スーパー「男戦士、じっちゃん…とりあえず、お金があんまりないから金稼ぎを優先させて」



~フィールド~


スーパー「(モンスターどっからか来ないかなぁ)」
↓1

できれば安価で

↓1

モンスターが現れた!


男戦士「(雑魚だな)」

近所の爺「ふぉっふぉっふぉ」

スーパー「魅せてあげるわ!」


男戦士のこうげき!

モンスターに830のダメージ!

モンスターは倒れた!


男戦士は620の経験値を手に入れた!
近所の爺は620の……


520Gを手に入れた!



スーパー「(一瞬で終わった)」


スーパー「(その後も私やじっちゃんが出る幕はなく、男戦士一人で戦闘は終わった)」

スーパー「(そりゃあ勇者パーティが弱いわけがないけど、さすがに敵を一撃で消しとばしていくのはレベルが違いすぎるというか)」

スーパー「(なんというか……)」


スーパー「(一応お金は10000Gほど貯まった)」



スーパー「(次はどうしようかな)」
↓1

スーパー「(そういえば忘れかけてたけど)」


スーパー「(さすがにこんなに強い男戦士が抜けたら、勇者パーティも危なくなってそうよね)」

スーパー「(というか、私をクビにする節穴パーティがどうなってるかとか知ったこっちゃないけど…)」


スーパー「一応、元仲間だし」ボソッ

男戦士「……」


近所の爺「ふむ。それじゃあ勇者パーティの情報収集にでも行くかの?」

スーパー「え、あ、そうね。それもいいと思う」



勇者パーティの現状
↓1~3

コンマの値が高いほど信憑性が高い

[生きる伝説として世界中の人々から称賛されている]

[龍神の討伐に成功した]

[王様になった]


スーパー「うぅん、なんかおとぎ話にしか思えないラインナップね」

男戦士「それほど勇者パーティがすさまじいってことなんだろうな」


スーパー「そうは言っても、龍神は四天王の一人だし」

スーパー「まさかこれが本当ってことはないでしょ」


近所の爺「いや、龍神を倒したというのだけは間違いない話じゃ」

スーパー「どうしてそんなことが分かるの?」


近所の爺「龍神の住処とするところでは、ある物質が生成しやすいという」

男戦士「その物質が、今市場に出回り始めた……ということか」


近所の爺「その通りじゃ」


スーパー「それじゃあ、勇者パーティは二人だけで四天王を倒したってこと…?」

近所の爺「そこまでは分からん」


スーパー「…まぁでも、順調に進んでいるようならそれに越したことはないし」

スーパー「(私は私で、やるべきことをやるだけ)」



スーパー「(次にすることは……)」
↓1

スーパー「(そう、修行しかない)」


スーパー「男戦士、じっちゃん、今から修行に行くわよ…!」

男戦士「あぁ……」

近所の爺「ふぉふぉふぉ」

近所の爺「そうじゃな、二年後にジャパンディ諸島で待っておるぞ…!」



ありったけのゆーめを

かきあーつーめ

さがしものさーがしーに

ゆーくーのーさー


1P(パーティの)S(ストーリー)

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