ある人に

「今晩辺り枕元に、ハイライトのうっすい島村卯月とハトがお邪魔すると思います」

と脅されましたので一日遅い島村卯月誕生日ＳＳになります

こちら、キャラ崩壊等独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします

ﾂﾝｯ

「プロデューサーさん……」

よかった。夢じゃないんだ

……そうすると、手には

「あ、あった」

左手の薬指に光るこれ……

「婚約指輪……えへへへっ」

どうしよう……昨日もそうだったけど、笑顔……というより、にやけ顔が止まりません

笑顔の話題になって……そして、一生隣に…………

「やだぁーっ！もう、プロデューサーさんったら！」

ﾊﾞｼﾊﾞｼ

「痛い痛い！！」

あ、あれ……



私ったら、どうしよう……枕を叩いているつもりで、プロデューサーさんを叩いていました

も、もしかして、これがきっかけで……婚約解消なんて……

やだよぉ……そんな……ｼﾞﾜｧ

モバP（以下P）「あー、卯月。そんなことはないから落ち込まないで欲しい」

卯月「え？えと？」

P「実は、さっきガバッって起きたから、何かと思ってずっと静かにしていたんだ」

P「そうしたら、指輪を見たりにやけたりしていたから安心していたとこのビシバシだったからな……」

卯月「う……(///)ずっと聞いていたんですかぁ？」ｼﾄﾞﾛﾓﾄﾞﾛ

P「あー」



P「うん。聞いてた」







P「だからって布団に潜り込まないで。……可愛いお尻が丸見えだよ」

卯月「うーっ！うーっ！」

P「……多分、幸せ過ぎる反動だと思うよ。今の卯月の気持ちは」

卯月「反動……ですか？」

P「昨日、俺から告白して、指輪を渡して……そのまま結ばれて」

卯月「うぅぅ……(///)」

P「イッペンに幸せが来ちゃったから、頭がオーバーヒートして……これが某パッションなら服を脱いだり、パフェを食べたり、お散歩したり」

卯月（愛梨ちゃんと志保さんと藍子ちゃんかな？）

P「そうやって、反らす方法を自然と身につけているんだが……キュートはみんな真面目だからな」

P「チョップしたり、飴を寄越せと言ったり、俺に迫ったりして物理的に消耗しようとするからなぁ」

卯月（智絵里ちゃんに杏ちゃんに……あとはまゆちゃん？響子ちゃん？）

P「だが、俺はここにいるし、そばで常にくっついていたいと思っている」ｷﾞｭｯ

卯月「あ……はい（暖かい温もり……）」

P「もし、それでも足らないなら……」

卯月「あ……」

chu!

卯月「……もっと……してください」

chu!

卯月「あぁ……プロデューサーさ……ん」

chu!

卯月「もっと……もっといっぱい下さい」

卯月「プロデューサーさん……Pさんの温もりを忘れないために」

――30分後

卯月「はぁ……はぁはぁ……Pさん……好きです」

P「俺もだよ……」



P「って、時間！！」

卯月「え……もう9時なんですか？」

P「俺は10時までに行けばいいけど……」

卯月「うぅ……朝帰り……」

ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

P「俺も付き合うから……将来の義理の親御さんになるかもしれないしな」

卯月「…………」





卯月「はいっ！」

卯月（それからですか？）

卯月（うぅ……ママにはやっぱり怒られました）

卯月（……でも最後はちゃんとお祝いしてもらえました！）

卯月（あと、Pさんは結局遅刻したみたいです）

卯月（レッスンに行くとき、こっそり教えてくれましたので）

卯月（それから、何故か他のみんなからPさんとの仲がバレてしまいました）

卯月（私って、そんなにわかりやすかったんでしょうか？）

卯月（反省しないと……）

卯月（でも、今日も島村卯月は）



卯月「頑張ります！えへっ！」

HAPPY BIRTHDAY SHIMAMURA UZUKI

おまけ

卯月と同じユニット仲間A「何で卯月とプロデューサーとの仲がわかったかって？」

卯月と同じユニット仲間B「しまむーってば、左手に指輪をしたまんまだったからね……」



別の卯月と同じユニット仲間C「ふふふふふ」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

別の卯月と同じユニット仲間D「きょ……響子ちゃん。落ち着いて……」ｱﾀﾌﾀ