【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目 (1000)
安価とコンマで現在はハーピーが学園生活を満喫しています。
亀更新。行き当たりばったりですが、宜しくお願いします
連投禁止。決まったコンマや安価に文句は言わない。場合によっては安価方法を変更します。ルールも増えます。
荒れたり空気が悪くなったら皆でお嬢様になります。意味が分からない? 心で理解してください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1587562789
過去スレ
【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1585048039/)
二巡目
【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 2巡目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1586270665/)
ああああ
前スレまだ埋まってないけどやるよー、私すっげぇやるよー。
※
レンジ「じゃあ今日の授業ではマラソンだ! 健全健康な肉体にこそ! 体力が宿るのだ!
なんかよくわかんないこと言いながら、先生はサムズアップしている。
親指をぐっとするんじゃないよ、ぐっと。
レンジ「まずは皆体操着に着替えてくるんだ! ジャージでもいいぞ!」
……体操着とか買ってないんだけど。
レンジ「なぁに全員もう揃ってる! 更衣室に用意してるからみんな行ってこい!
……えぇ? 着替えるの?
…………えぇ?
――――
――
―
男子更衣室の端っこのほうでこそこそとジャージに着替えて、グラウンドに戻る――が。怖いことがあった。
体育着もジャージもサイズがぴったりだった。
なんならハーピー用に体育着もジャージも腕を通すところが大きくなってた。
ワイズ「なんか怖いんだけど」
……い、いつ測ったんだ?
レンジ「よぉし! じゃあグラウンドをぐるりと――軽く十周するか!」
ワイズ「え」
十周?
結構一周が大きそうだけど?
レンジ「疲れたやつはスピードを落としていいからゆっくりと走れ! けど歩くことは許さん! いいか、歩いたら自分に負けたことになるぞ!」
五月蠅い。
レンジ「じゃあ行くぞ! 十周走り終わったものからゆっくりとコースを外れて歩け! いきなり止まるのは危険だからな!」
ワイズ「…………はーい」
走る前からもうつらい。
結果は?
1 おええええ
2~4 ひぃ……ひぃ……
5~9 ちょっと疲れたけど走りきれたぞ!
0 お、楽勝じゃーん
コンマ一桁直下
コンマ4 ひぃ……ひぃ……
ワイズ「…………ひぃ……」
汗が全身から吹き出てくる。ジャージだからか何か蒸れている気もする。
……足が、棒のようだ。
最初の三週くらいは、結構いいペースだったんだけどなぁ。集団の中でも前のほうだったし。
…………あと。
レンジ「よぉおおおおし! 頑張ってるぞワイズ! あと三週! 最後まで走りきるんだ!」
五月蠅いよぉおおおおおおおお…………うぁああああ……。
絶対にあの声がなかったらもっといいペースで走れてるよぉおお……。
うぁあああ! なんか他の男の汗の匂いがする! 二度と取るもんか!
コンマ7以上で誰かが頑張ってるワイズに声をかけてくれたり
コンマ一桁直下
コンマ0
だーれだ
1~4 レンジ先生
5~6 ユウナ
7~8 サニャ
9~10 フラン
コンマ一桁直下
コンマ8 サニャ
わ……ワイズさーん!
と、グラウンドの内側から名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
ワイズ「……へぇ……?」
クタクタになりながら声のするほうに目を向けると。
サニャ「が、頑張って……くださー……ぃ」
もう十周走り終えているサニャが応援してくれていた。
……いきなり僕の名前を叫んだからか、他の生徒から視線を浴びて。恥ずかしさに最後のほうが小さな声になってしまい。顔が俯いてしまったが。
あと、体育着だった。
ワイズ「…………は、はは」
まぁ、うん。僕も女の子に応援されたんなら。しかも名前まで呼んでくれたんなら。
僕ももう少し頑張ろうと――。
レンジ「どうしたワイズ! スピードが落ちてきているぞ! あと三週頑張れ!」
うるせぇ! 応援すんな!
結果は?
1~5 体力上昇なし
6~9 体力1上昇
0 体力2上昇
コンマ直下
女子からの応援だ! +1
コンマ2+1=3 体力上昇なし
ワイズ「」
な、何とか走り切った……。
サニャ「お、お疲れ様……」
グラウンドの芝生に倒れている僕のそばに、サニャが近づいてきてそんな言葉を掛けてくれた。
すっごい嬉しい。
ワイズ「は、はは。ありがとう……サニャ」
サニャ「うわ、汗だくですね……タオル、要りますか?」
ワイズ「…………下さい」
少し恥ずかしいが、サニャからタオルを貰って顔の汗だけ吹く。
サニャ「女子の更衣室の中にはシャワーがあったので、男子のほうにもシャワーがあると思います。だからそこで軽く汗を流したほうがいいですよ」
ワイズ「あ、ありがとう……」
なんかもう、至れり尽くせりって感じだ。
もう体育取りたくないけど。
……あれ、次の授業何だっけ。すっげぇ足痛いけど。
サニャの好感度が2上がりました(60)
レンジの好感度がなんか1上がりました(87)
――――
――
―
~戦闘用グラウンド~
ワイズ「やばいかもしれない」
とりあえず軽く汗を流して、僕は次の授業の場所に移動する。
非魔法戦闘学。
思いっきり、運動系の。戦う感じの授業だ。
…………。
ワイズ「足が、動かねぇ……」
小鹿のようにプルプルしている。
サンドバッグになるかもしれない。
「……うむ、全員揃っているな」
……スーツを着た、メガネのおじいちゃんがやってきた。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
あ
>>26-27のコンマの格差やばくてなんか草生える。
一応言っとくけど00は100扱いです!!! 好感度で出したら一発親友です!
※
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
「では、初めてこの授業を取るもののために軽い自己紹介をしておこう。何、すぐに終わる」
ロズウェル「私はロズウェル・クラマイン。ヴェルヴァディオ魔法学校で非魔法戦闘学の授業を請け負っている」
宜しく頼む。と、丁寧に挨拶をしてくれた。
ロズウェル「また、三四年の男子寮の担当もしているが……まぁ、この授業を初めて受ける生徒には関係のない話だな」
ロズウェル「……では、次にこの授業の説明をしよう」
ロズウェル「この学校は確かに魔法学校、魔法使いを養成する学校ではあるが――」
ロズウェル「もし魔法が使えない状況に陥った時、どのようにして闘うのか?」
ロズウェル「MPが枯渇したとき、どのように対処をするのか――まぁ、これに至っては情けないが」
ロズウェル「こほん」
ロズウェル「それに魔法使いといえど接近戦に持ち込まれたときにもたもたと魔法を使っていて殺される、これも情けない。だから簡単な武術も学んでもらう」
ロズウェル「道具を使うのもいい、ナイフや針――ああ、メリケンサックを付けた魔法使いとかもいたな」
ロズウェル「とにかく、貴様たちには魔法を使わないありとあらゆる戦闘を学んでもらうことになる」
ロズウェル「ではどうすればその戦闘の技術を学ぶのか――もちろん戦闘でしか技術は学べない」
ロズウェル「ガンガン戦闘して、ガンガン身体に刻み付けるがいい……なぁに。この学校には腕だけはいい保険医がいるからな、それを頼りにするといい」
では、各自相手を見つけて闘うといい!
……そう言って、先生は手をパンパンと叩いた。
それを合図に各々距離を取って闘うための相手を探し始めた……。
ワイズ「…………うーん」
どうしよう。
足すげぇ痛い。筋肉痛にしては早い気もするが……痛いものはしょうがない。
……うーん。
どうする?
1 まぁ闘ってみようぜ!
2 ちょっといろいろと他の人の戦闘見てみよう
3 その他(自由安価)
安価下3
ワイズ「……足痛いし、ちょっと今日は見学みたいな感じで」
足が痛くて自慢の速さも出せないのに戦っては意味がない気がする。
こう、俊敏力は僕の武器なのに今はその武器を失っているのだ。
ワイズ「それに他の人の戦いを見て学べることもあるだろうし……うんうん」
コンマ7以上で先生!? 僕は見学をですね!?
コンマ直下
コンマ5 失敗……?
誰に戦闘見る?
1 僕と同じじゃん
2 魔法とは違うんですか?
3 ラストマン
安価下3
クスノキ「ふははは! どうだ近寄れるかこの手裏剣弾幕に!」
なんかハイテンションな忍者がいたので、その戦闘を見学することにした。
なんか途中送信しちゃいました。
※
クスノキ「ふははは! どうだ近寄れるかこの手裏剣弾幕に!」
なんかハイテンションな忍者がいたので、その戦闘を見学することにした。
相手は……うーん、知らない男の生徒だ。
クスノキ「忍者とは隠れ忍ぶもの! 貴様が拙者に近寄ることなどできないと知れ!」
いや全然忍んでないじゃん。という突込みはしないほうがよさそうだ。
……相手の周りをぐるぐると回りながら手裏剣を投げつける、結構な速さなのでその速さに相手も対応できていないようだ。
まぁ、僕のほうが早いんですけどね!
クスノキ「…………ん?」
ぐるぐると回転している忍者と、目が合った気がする。
クスノキ「……気が変わった。こい! 手裏剣なんて使わずに倒せるところを見せてやろう!」
ニヤリ、と笑い。手裏剣を投げるのを止める。
それと同時に、相手は走ってクスノキに近づきその拳を放つ!
……が。
クスノキ「忍法・変わり身の術」
それは、クスノキの格好をした――小さな木の丸太だった。
当のクスノキ本人は相手の背後にいて。
クスノキ「これで最後だ! 火遁・火の息!」
相手に浴びせるように、クスノキの口から勢いよく炎が吹き出て――。
……え!? あれは魔法じゃないの!?
変わり身とかは、まぁギリセーフな気がするけど!
火の息はあれ魔法だろ!?
コンマ6以上で怒られてる人がいますね!!!!!
コンマ直下
――――
――
―
手裏剣弾幕。まぁ、躱せそうだなぁ。
変わり身の術。すごいけどあれ、僕も残像で似たようなことしてるし。
火の息。…………燃えたらヤバいけど、躱せそう。
…………うーん。
ワイズ「なんだかなぁ」
結局授業終わりまで見学して終わったので。
いつかあの忍者と戦った時のためイメージトレーニングをしてみるが、なんか躱せば何とかなるな! と頭の悪い戦闘しか思いつかなかった。
あと、一発真空の刃当てれば勝てそう――いや、さすがにそれはないな。
クスノキ「う、うう……ぐすっ……」
……それと、なんか端っこのほうで忍者が泣いていた。
なぜ泣いているんだ? と、思っていたら先生が集まっている僕たち全員の前に立つ
ロズウェル「えー……では授業はこれで終わる。が、私は最初にちゃんと言ったと思うが」
この授業では魔法を使わない戦闘を学ぶ。
ロズウェル「……それなのになぜか思いっきり魔法を使っている生徒がいた。まぁ、それが誰なのかは言わないでおいておくが」
ワイズ「えぇ……?」
クスノキ「う、ううぅ……だってぇ……うぅ」
ロズウェル「それに何人か戦闘もせず見学をしていた者もいるようだ……まぁ、今回は見逃すが。私は妥協が嫌いだ、何関係ないことだがな」
…………はっはっは。と笑っているが。先生の目は笑っていない。
……あ、足が棒なのがいけないんです! 僕は悪くない!
非魔法戦闘学で学んだことは、忍術も魔法だということと。
そんな忍術を自慢したいだけの忍者がいるということだけだった。
ワイズ「ほ、本当に何だったんだ……」
そんなこんなで、放課後。
足はまだピリピリするが――楽しかったら気にならないな!
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3
誰に会いに行こう?
1 生徒
2 先生と用務員
安価下3
生徒の誰と話す?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ゾラ
8 ディアン
9 ツクヨミ
10 フラン
安価下5 十分立っても来なかったら最後のやつを採用します。
――――
――
―
~グラウンド~
ワイズ「えーっと……」
彼女のことだからグラウンドで遊んでいるんじゃないかと思い、向かってみると。
ユウナ「いっくよー! そーれ!」
ワイズ「おお」
案の定他の生徒たちと遊んでいた。
……男子も女子も入れ混じってバレーボールしてた。
ワイズ「……すげえ」
まだ入学して一週間も経っていないのに、もう放課後にバレーボールをするような友達を作ったのか?
……僕もまぁコミュニケーション能力に自信はあるけど、格が違う気がする。
とりあえず、バレーをしているのを邪魔にならないところで見ている僕では。
ユウナ「じゃあ僕のスペシャルスパイクで――!」
と、ユウナが大きくジャンプをして、仲間から上げられたボールに勢いよく手を振りかざして――。
ユウナ「あっ――!」
ワイズ「え?」
そのボールが、変な方向に勢いよく飛んでいき。
ワイズ「――――むぎゃっ!?」
……僕の顔にボールがめり込んだ。
ユウナ「ご、ごめんね! 僕のスペシャルスパイクがあらぬ方向に飛んでっちゃて……決して! わざとじゃないんだ!」
そう言って、彼女は僕に向かってこの通り! と、手を合わせている。
ワイズ「だ、大丈夫だよ。わざとじゃないのは分かるし……ほら、距離あったからそんなに痛くなかったし」
これは嘘である。ボールが当たって結構痛かったがなんか見栄を張ってしまったのだ。
……顔がひりひりする。
ユウナ「うう、勇者の末裔が人を傷つけるだなんて……勇者に聞かれたら怒られちゃう! ぜひ、お詫びをさせてほしい!」
ワイズ「いや、だから別に――」
ユウナ「……うぅ」
しょんぼりしてしまった。
ワイズ「あー…………」
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
安価下3まで多数決
何誘う?
何に誘うのか、というかイベント内容書いてください。
内容下3までで一番コンマが高いものを採用します。十分経っても来なかったらその時点ので終わり。
今度一緒に古代異種文字学の授業受けよう、っていうのは有りかな
あの先生がユウナを凡人判定するか否か興味あるってだけなんだが
>>70 全然オッケー。どんどんやれ。
コンマ97 服を買いに行く
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。結構な時間やりましたが、お疲れ様でした。
忍術は魔法です。なのでMP消費があります。なんだ忍者って魔法使いじゃん!
乙
いろんな種類の忍術使えて忍者としては優秀なんかな
ワイ、服を買いに行くからワイズ君の普段着考えとくかぁ。と思い考えるもファッションセンスがなさ過ぎて思いつかない。
服を買いに行くときにワイズの服について沢山安価とるから皆考えておいてくれ!!!! あとユウナの服を選ぶ安価もあるかもしれないからそれも!!!!
>>78 あんまり忍んでないからなぁ。うーん。
羽根の関係で長い袖は着れなさそう
タンクトップの動きやすさを生かした羽ビンタ
ハーピーの男の子ってどんな服着てるんだろうなぁ、ってネットで検索掛けてるけどハーピーの男の子のイラストとかが全くないんだよね。うーん。
>>80 袖を通せなくて悲しくなってるワイズ君ですか!?
>>81 タンクトップ良き。とても良き。
童貞を[ピーーー]セーター
ハーピー♀「上裸でよくない?」
>>84 えっちだけどハーピーだとそういう服装になるんかな。あと童貞を殺すセーターだとワイズ君が無限に死と再生を繰り返すことになる。
>>85 毛みたいなので乳首とか隠してるハーピー多いっすね……えっちだ。
ファンタジーにありそうな服を一から想像したほうがいいのか、現実でありそうなのを基準に考えたほうがいいのか
羽毛みたいなもので巻いてるとか
>>87 どっちかというとファンタジー寄りの服だと嬉しいです。けど、全然現実でありそうなのでもOKです。ワイズ君のファッションをコーデしてあげてください。
>>88 ああ、ハーピーだとそういう選択肢もあるんですよね。全然考えてなかった……。
じゃあ今日は19時半くらいから始めていきますが。ご飯とかなんやらで離席も多くなると思います。
じゃあちまちまやっていきます。
※
ワイズ「んー……」
何かユウナに頼み事はないかと頭を悩ませるが、何も思いつかない。
いきなり焼かれて殺されたりするんだから、別に顔にボールがぶつかったくらいで怒ったりしないし。
しかし、それではユウナがしょんぼりしてしまう。
ワイズ「…………じゃ、じゃあ。そうだなぁ」
必死に考えて、捻りだした結果が。
――僕の買い物に付き合ってもらうとか?
これだ。
ユウナ「……へ?」
ワイズ「さ、最近――洋服とか買ってないからさ。新しい洋服とか見たいなぁって、思っててさ?」
嘘も嘘である。別に洋服になんて興味はないし、買い物にも別に行きたくない。
ただただ、ユウナのメンツを保つためについた嘘だ。
ワイズ「ほら、僕あんまり自分で服とか選んだこと無いし――だから、ユウナに洋服を選んでもらったり、して欲しいなって?」
ユウナ「……! わ、分かったよ! 精一杯ワイズに似合いそうな服をチョイスするよ! 僕はこれでも、友達のお洋服を選んだりすることも多いからね!」
ま、まぁ、男友達の服を選ぶのは初めてだけど……と。恥ずかしそうに頬を掻きながらユウナは言う。
ユウナ「じゃあ、えっと。学校に外で洋服を買うよね? じゃあ明後日は学校が休みだから、その日に買い物に行こう!」
ワイズ「……休み?」
この学校に休みなんてあったのか、と首を傾げるが。普通に考えたら学校は週休二日制だ。多分。
ユウナ「じゃあその日に――広場で集合ね! ふふん、精一杯コーディネートするよ!」
ワイズ「お、おー」
嬉しそうにぴょんぴょん跳ねてテンションを上げているユウナに、そんな声しか掛けることが出来なかったが。
休日に買い物に行くという出来事が、少し楽しみになった。
ユウナの好感度が2上がりました(102)
六日目と七日目は学校が休みのようです! また、一週間のうち五日間学校行って二日間休み、というのが繰り返されます! 言い忘れてませんよ!
そして、六日目にユウナと一緒に買い物に行くことになりました!
ユウナ「じゃあまた明日ね!」
手を振って、ユウナはそのまま女子寮のほうに走って行ってしまった。
ワイズ「……あー」
買い物かぁ。そういえばこっちに来てから買ったものなんて――ああ、情報か。
と、今までのことを思い返しているとあることに気づいた。
ワイズ「…………ん?」
学校の外に出るということは、僕が犯罪者であることがバレるリスクが大きいのではないか? とかそんなんじゃなくて。
……女子と二人っきりで買い物だと……?
ワイズ「いやいやいやいや」
ほんのりと顔が温かくなったが、顔を勢いよく横に振って冷やす。
気のせい気のせい、と。自分に言い聞かせて。ワイズも寮に帰って行った。
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:31 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
【所持金】
銀貨八十五枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ102「精一杯お洋服選ぶよ!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ60「……悪い人じゃ、ないと思うんだけど」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア45「……あいつの歌はかなり上手いんですよね」
レンジ87「宜しくな!!!」
クスノキ19「拙者、主君募集中である」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン47「体育祭! 文化祭!」
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
ハルエル37「一緒にご飯食べたいね!」
五日目
ワイズ「……」
寝る前は気づかなかった、いや感じすらしなかった。痛み。
ワイズ「…………」
それは、的確に足の筋肉を刺激し。布団から出ることすら――否、動くことすら不可能にさせた。
そう、これは――。
ワイズ「き、筋肉痛だ……!」
足が、刃物に刺されるように痛い……っ!
……じんわりと、涙が出てきたぁ。
――――
――
―
~大食堂~
ワイズ「う、ううう…………」
大食堂までは自慢の翼で飛ぶことで何とか済んだが。大食堂からは自分の足では歩かないといけない。
……一歩一歩が、とてつもないダメージだ・
ワイズ「だれか僕の足を切り落としてくれぇ……!」
一回ちょん切られれば、新しい足が生えてきて痛みもなくなるはずだ。
……あああああああ……。
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ランダムな人と食べてしまう
安価下3
誰と食べる?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9ゾラ
10 ディアン
安価下4までで一番コンマが大きいものを採用
サニャ
というわけでご飯食べてきますので離籍します。21時くらいには戻ってきたいなって思ってたりします。
今から書くのでもう少しかかりそうです。
じゃあやっていきまーす。
朝食で何かを誘うのをありにしました。なんか出来そうな気がしたので。
※
サニャ「あの。隣、いいですか……?」
ワイズ「へ?」
珍しく一人でご飯を食べていると、横からお盆を持っているサニャに声を掛けられた。
ワイズ「あ、うん。大丈夫だよ」
サニャ「あ、ありがとう、ございます……」
軽く頭を下げてから、サニャは僕の隣の椅子に腰を掛けてお盆をテーブルの上に置く。
……とんかつ定食だった。
ワイズ「朝からがっつり食べるんだね?」
サニャ「っ!? す、すみません…………」
そのことを指摘すると、顔を赤くして縮こまってしまった。
…………デリカシーがなかったな、うん。
ワイズ「ご、ごめん……い、いっぱい食べるのは良い事だよ!」
サニャ「…………うぅ」
声がどんどん小さくなっていく。
……またやらかしたようだ。
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
安価下3まで多数決
何話す?
話す内容下2までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ90 昨日の体育の時間に応援してくれたことについて改めてお礼を言う
ワイズ「え、えーっと」
気まずい雰囲気を何とか変えようと話題を探す。
ワイズ「あ、そうだ。昨日の体育の時間、ありがとね」
サニャ「え……?」
ワイズ「ほら、走ってる僕を応援してくれたでしょ? あれがあったから諦めないで最後まで走れたと思うし……その、お礼を言ってなかったから、お礼を」
サニャ「わ、私のおかげだなんてそんな……! ち、違います! わ、ワイズさんなら私の応援なんてなくても最後まで走りきれたと思いますから……!」
恥ずかしそうに両手で顔を隠して。サニャは言う。
サニャ「それに、応援だったらレンジ先生の声のほうが大きかったですし……」
ワイズ「あれは別」
五月蠅いだけの応援なんて、耳が痛くなって逆に疲労する。
サニャ「…………そ、そうですか。はい」
ワイズ「はは……僕、サニャの応援すっごい嬉しかったんだ。何回でも言うけど、本当にありがとうね!」
サニャ「……は、はい」
サニャの好感度が4上がりました(64)
サニャ「……えっと、私は食器を片してきます。そのワイズさん」
ワイズ「ん?」
空になった食器が乗ったお盆を持ちながら、サニャはワイズのことを見て言う。
サニャ「また体育で一緒になったら……が、頑張りましょう……ね……!」
最後のほう恥ずかしくなってしまったのか、駆け足でサニャは言ってしまった……。
ワイズ「……た、体育かぁ」
もう取る気はない。疲れるし五月蠅いし臭いし足が痛いしで、辛いからだ。
……けど。あ、あんなふうに言われるとなぁ。
ワイズ「で、でも今日は運動系のやつはやりたくないなぁ……足が本当に……」
これ以上足を痛めつけたら、もう歩けなくなりそうだ。
何の授業を受ける?
一人二つ選択し、その中から一番コンマ二けたが大きいものを採用します。
そして、どの授業を一回目に受けるか二回目に受けるか記述してください。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
一回目→
二回目→
下5まで
受講不可能授業 【体育】【薬草学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】
一回目→【魔道具作成学】
二回目→【魔法薬学】
では>>119を採用したいと思います!
――――
――
―
~アトリエ~
ジェノム「ええ、では早速授業を始めていく……と言っても、今回の授業の内容は今までの復習のようなものだがな」
ボサボサの髭を片手で触りながら、先生は話を続ける。
ジェノム「基礎を覚えた、じゃあ次のステップ――なんてとんとん拍子で進んでいくと物理的に爆発したりするからな。基礎の基礎の基礎の基礎の基礎までを完璧に出来るようになってようやく次のステップだ」
ジェノム「……では、前と同じように銀の石と木の棒を配るので。銀の木の棒を作るように」
ワイズ「よ、よぉし!」
前の授業の時は失敗に終わったけど! 今回はきっと大丈夫だ!
先生に教えてもらったことちょっと忘れかけてるけど、うん!
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
忘れかけの先生の教え-10
コンマ30-10=20 成功!
ワイズ「お、おおおお!」
銀メッキの石と木の枝を混ぜて、銀メッキの枝が出来た!
ワイズ「せ、せんせー! せんせー!」
ジェノム「あー……?」
出来たばかりの銀の枝をぶんぶんと振り回しながら先生を呼ぶ。
ジェノム「……何だワイズ」
ワイズ「で、出来た! 銀の枝出来た! こ、これ完璧でしょ!?」
ジェノム「ああ、見事な銀の枝だ。前回の失敗から何か学んだか?」
ワイズ「よ、よく分かんないけど……出来た!」
目からきらきらとした星が出てくるのを感じる。
ジェノム「じゃあ、もう一度作ってみろ」
ワイズ「え」
ジェノム「当然だろう。一度作れたから完璧だなんて思うなよ。何回も何回も完璧に作れて、ようやくだ」
ワイズ「…………は、はーい」
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
忘れかけの先生の教え-10
コツつかんだ!-10
コンマ97-20=77 失敗
木の枝と普通の石が出来た!
ワイズ「……」
ぷるぷると、ジェノム先生に支線を合わせる。
ジェノム「…………」
……はぁ。と、溜息を吐かれてしまった。
ワイズ「ま。また……また銀要素が消えた!?」
ジェノム「調子に乗りすぎだ、間抜け」
ワイズ「あうっ」
デコピン食らった。痛くはなかった。
通常スキルを入手しました。
融合[Lv1]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-10。
あとついでに知能が2上がりました(33)
※
――――
――
―
~アトリエ~
アマンダ「で、では……今日は解毒薬を作ります」
先ほどの授業で見事作った銀の枝を手に持ちながら、アマンダ先生の授業を受ける。
アマンダ「毒とはダンジョンなどに出現するモンスター……蠍型のや蜘蛛型のモンスターがよく持っている毒」
吸い込むだけでじわじわと体力を削ったりするものが一般的だけど……麻痺の要素を持った身体を動かなくさせる毒なんかもあるわね。
アマンダ「では、皆さんには毒消し草を渡すので、まずはそれを燃やしてその灰を――――」
知能判定!
31以下で成功!
コンマ直下
前回の授業-5
33以下で成功ね! コンマ直下!
まともな大人の男性はジェノム先生だけ
>>137 なんでや! レンジ先生いい人やろ!
※
コンマ68-5=63 失敗
ワイズ「…………」
毒消し草に色々手を加えて、解毒薬を作った……が。
ワイズ「……なんかぼこぼこ言ってるんだけど」
あと、なんか紅葉色だ。
……消しゴムのカスをなんとなく入れてみる。
爆竹のような音ともに溶けた。爆発はしていない、どろりと溶けた。
ワイズ「…………だ、誰かー!」
もう一度チャレンジぃ!
知能判定!
33以下で成功!
コンマ直下
前回の授業-5
繰り返し-10
バレリア一人でだいぶ平均値下がってないか
>>141 バレリア先生は多分やばいと思う。バトルジャンキーはヤバい。
※
コンマ40-15=25 成功!
ワイズ「よ、よぉおし!」
綺麗な紫色をした液体が、ツボの中に生成されている。
匂いも気にならない、爆発したりもしない。普通の解毒薬。
ワイズ「……れ、レシピ通りにやれば出来るものだなぁ」
いや、今までもレシピ通りにやったわけだが。先生の言葉通りにやったつもりだが。
ワイズ「じゃあ一口――――んみゃぁ!?」
なんか。舌がビリビリする!?
通常スキルを入手しました。
調合[Lv1]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-10。
――――
――
―
~一二年男子寮~
ユレイ「え、ワイズ君筋肉痛で足が痛いの!? それは大変! 湿布を張らないと!」
ユレイ「じゃあまずは生足――ん、んんっ! 筋肉痛が酷いほうの足を私のほうに向けてね。辛いと思うけど頑張って!」
ユレイ「…………はい、ぴったりと張りましたっと……ね、ねぇ筋肉痛の足は優しくもみもみと揉むと完治が早くなるのよ? 知ってたかしら」
ユレイ「では、早速治療を――――な、なんで帰っちゃうの!? わ、私にも男の子の体を触らせてよ! 立派な治療よ治療!? ねぇ!?」
……と、これが先ほど行った保健室での出来事だ。
筋肉痛なので湿布を貰うために立ち寄ったが――危うく大変な目に合うところだった。
手の動きが変態じみていた。目がぎらついていた。
貞操の危機? を感じ取った。
と、まぁそんなこんなで。
僕はまた自分の部屋のドアノブに手をかけて部屋に入る。
……また、と言われても。部屋に入るためにはドアを開けなくてはいけないのだからまたも何もない。
燃やして通るとか、空間を繋げるとか。そんなわけ分からない方法を、僕がとることなど出来ないのだから。
だから、僕は普通にドアを開けて中に入って――――。
「やぁ! 君がワイズ君か! うんうん、もし違う生徒の部屋に入ってたらどうしようかと冷や汗流しまくりだったよ!」
ワイズ「」
うわぁあああああああああああああああああああああああ!?
だ、誰だお前!?
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
男嫌い-5
なるほどなるほど+15
コンマ85+10=95
「いやぁ、これは失礼。入学式からここでボランティアをしている悪魔の用務員さんがよく話に出すから一度会ってみたい、って思っていたんだがなかなかタイミングが合わなくてね」
少し驚かせるような形で、無理やり顔を合わさせてもらったが……不味かったかな?
はっはっは……と、その男は笑いながら頬を掻いている。
……若いエルフの男性だ。見た目年齢20歳くらいの、好青年だ。
それなりの身長で、短い白髪で髪の先端にかけて薄い緑色のグラデーションがかかっているように見える。
「おっと自己紹介が必要かな? 個人的には結構顔が知られているほうだとは思うが……顔だけしか知られていないからねぇ、まぁ。楽しいのは好きだけどあんまりメディアに露出はしたくないのが私だし、その辺りは当然かな?」
コホンこほん、と。わざとらしく咳払いをして、僕の顔をじーっと見つめてくる。
……よく見ると。そのエルフの男性が来ている服は先生がよく来ている教師の制服に――何かローブのようなものを羽織った格好だった。
凄く豪華っぽい感じの、ローブだった。
「ではでは、改めまして――いや、初めてなんだけど」
そして、男性は――言う。
アンブローズ「私はアンブローズ・ヴェールド。このヴェルヴァディオ魔法学校の創立者にして、この魔国の王をやっている者だ」
宜しく、宜しく。と……何事のなかったように、アンブローズは言ってのけた。
…………。
……ま、まだ増えるのか!?
アンブローズ「はっはっは、どっきり大成功だね。校長先生が生徒の部屋で出待ちしてしてみた……なーんて、今のご時世怒られちゃうね」
ワイズ「……」
こ、これが校長先生……。
……な、なんか。もっとお爺ちゃんを想像してた……。
アンブローズ「ああ、いやいや分かるよ? 君の気持ちも、校長先生だからもっと厳格な人物のはずだ。王なのだからもっと年を取った人だ……って」
ワイズ「!?」
こ、心を読まれた!?
アンブローズ「こ、心を読まれた!? って表情してるねー、いやぁ私にサトリのような心を読む力なんてないよ。ただ単に、ごく普通に。何回も何回も同じ反応を他の人にやられているからもう分かっちゃうんだよ」
ワイズ「……は、はぁ」
アンブローズ「それと先に言っておくけど――ああ、これは自意識過剰かもしれないけど。まあ一応」
校長先生についての噂とかって、聞いたことあるかい?
ワイズ「噂、ですか?」
アンブローズ「ああ、その反応は何も聞いたことがないんだね。実に素晴らしい。いやぁよくいるんだよ、校長先生は隕石を空から落とすくらい朝飯前だとか、セブンスアビスより強いとか。地上最強の魔法使いだとか、エトセトラエトセトラ」
そんな根も葉も何もない噂を、生徒から目をキラキラさせながら尋ねられるの。すっごい辛いのよ?
ワイズ「……」
なんか愚痴を聞かされてしまった。
アンブローズ「隕石なんか落とせないし、セブンスアビスには勝てないだろうし、地上最強の魔法使いなんかじゃないんだよ校長先生は? まったく、勝手にハードル上げないでほしいよね? 隕石を落とすのは違う先生のお仕事だよ」
ワイズ「え」
アンブローズ「あっはっは。まぁいいや。それじゃあ僕はもう君の顔を一回見るというお仕事を果たしたからもう帰るけど――何か校長先生に直接訊きたいこととかあるかい? 何でも、とはいかないけど大体答えるよ」
ワイズ「……えぇ……?」
ま、マイペースといえばいいんだろうか? この校長先生は?
なんか話す?
自由安価下2までで一番コンマが高いものを採用
コンマ89 エルフは部屋で待ち構えて人を驚かせるのが好きな種族なんですか
ワイズ「……校長先生といいあの人といい。エルフっていう種族は部屋で待ち構えて人を驚かせるのが好きな種族何ですか?」
アンブローズ「うん? エルフという種族は人を驚かせることをで愉悦を感じる種族ではないと思うけど……愉悦を感じるのはその人のキャラクターによるものだよね」
マジレスされてしまった気がする。
ワイズ「いたんですよ! 一昨日! エルフのセブンスアビスの人が僕の部屋で待ち構えたんですから!」
二連続でエルフに驚かされたらそうも思いたくなりますよ! と、僕は投げやりで叫んだ。
アンブローズ「……セブンスアビスのエルフ?」
コンマ8以上で流れ変わったな。
コンマ直下
コンマ3 別になんも
アンブローズ「ああ、ハルエルさんか! へぇ、あの人がここに来たのか……ああ、彼女は家の禁術だった空間魔法を使えるから魔法学校のセキュリティもあんまり作用しないんだよね」
ワイズ「な、なんでちょっと嬉しそうなんですか!?」
アンブローズ「おや、そんな風に見えるかい? もしかしてセブンスアビスの一人であるハルエル・フォートランドと魔法学校の校長である私、アンブローズ・ヴェールドが実は幼馴染で幼少を共にした中……だなんて思ったりしたかい?」
ワイズ「……え?」
アンブローズ「なんてね、彼女と私じゃ年齢がまず違うからね。彼女は私が里を出たときに生まれたみたいだし……」
ワイズ「…………」
もう僕にはこの人のことがよくわからない。
アンブローズ「ま、きっと彼女は優しいから。殺したりしないと思うよ? ああ、君は不死鳥だから――いや、その力を持っているから死なないのか」
ワイズ「へっ!? し、知ってるの!?」
アンブローズ「知ってるよ、だって私は、エスパーだからね!」
ワイズ「…………何でもないです」
アンブローズの好感度が1上がった(96)
これは8以上だったら実は幼馴染みで幼少を供にした仲になってたやーつ?
>>159 そだよー
※
アンブローズ「それじゃあ、そろそろ私は帰るとするよ。青少年の部屋に長い時間要るとあらぬ疑いを掛けられるんじゃないかと怖くてね」
ワイズ「そ、そうですか」
アンブローズ「ではではワイズ君? 君は十二分にこのヴェルヴァディオ魔法学校で青春を満喫するといい、なぁに君は自分の犯罪なんて忘れて意気揚々と楽しみなさい。若人が昔の出来事をずっと引きづっててもいいこと無いからね」
ワイズ「……」
……きっとベルフェから訊いたんだよね。そうだよね、うん。
アンブローズ「若者は自分の可能性を信じるんだー、さすれば道は開かれーん……なんて言葉。君には必要なさすぎる言葉かな?」
ワイズ「…………?」
最後の最後は、よく意味が分からないことを言って。校長先生は――。
普通にドアを開いて、帰って行った。
ワイズ「…………」
激動のエルフ襲来が終わり。一安心一安心……。
ワイズ「もうエルフはダメかもしれない」
いや、コレットさんとかすっごいいい人だけど。最近会った種族エルフが飛んでも過ぎてもう怖い。
ベッドの中からこんにちは、とかしてくるかもしれない。
そんなこんなで嵐の放課後。学校生活最初の休日の前。
……何をしようか。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ82 自己鍛錬!
ワイズ「自己鍛錬をしよう」
そう思い立ったのは、なんとなくだった。
別に理由なんてないし、ただ何となく。自己鍛錬をしたほうがいいんじゃないかと思っただけだ。
ワイズ「……ほら、予習復習は大事だっていうし?」
このまま何回も何回もよくわからない劇物を授業で作るなんてしたくないし。
ジェノム先生のデコピンも食らいたくない。いや、痛くないんだが。
ワイズ「……で、何をしようかな」
何を鍛える?
1 ステータス
2 スキルLv
3 こんなん鍛えたらよくないですか!(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ18 ステータス
ステータスの、何を鍛える?
1 HP
2 魔力
3 筋力
4 俊敏性
5 知能
6 話術
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用。十分立っても来なかったらその時で大きいものを採用。
コンマ67 知能
――――
――
―
~図書室~
学校の授業についていくためには、まずは頭を良くしないと!
そう意気込んで図書室に向かったが……。
ワイズ「……な、なにから勉強すればいいんだろう」
勉強をするために何を勉強すればいいのかを勉強しなくてはいけなかった。
文字にすると、もう訳が分からないよ。
ワイズ「え、えーっと。魔道具作りに魔法薬に、採取とか……あとルーン文字?」
…………。
ワイズ「が、頑張ろう!」
とりあえず、それっぽい本を適当に取ってこよう!
コンマ6以上で誰かが勉強を見てくれるよ
コンマ直下
コンマ8 成功!
誰が見てくれた?
1~3 レヴィア
4~6 ファティマ
7~9 ドロシー
0 ラディア先生
コンマ一桁直下
なんかぞろ目多いですね……まぁ今のところぞろ目でなんかボーナスとか考えてないんですけど。
コンマ2 レヴィア
レヴィア「……何やってるんですか?」
ワイズ「あ、レヴィアさん。どうも」
勉強をしている最中、レヴィアさんが声をかけてきてくれた。
……なんか若干呆れ気味だが。何故だろうか?
レヴィア「もしかして、今勉強の最中ですか?」
ワイズ「はい。授業にもっとついていくためにもまずは頭を良くしないと……って、思いまして?」
レヴィア「……この本全部、勉強に使うんですか?」
ワイズ「勉強するなら沢山詰め込まないとですよね!」
レヴィア「…………」
呆れて声も出ない。といった感じで、レヴィアさんは顔に手を当ててやれやれとしている。
……んー? どうしてだろう。
レヴィア「……まずこんなに沢山本は要りません。何ですか薬草学にヒエログリフに――統一性がなさすぎるでしょう」
ワイズ「そうですか?」
レヴィア「まず勉強するなら一つの本をしっかり読みこんで知識を確かなものにしたほうがいいです、本当なら実技のほうも一緒にしてアウトプットもするんですが――兎に角、私が今からおすすめの本を持ってきますから、それで勉強しましょうか」
ワイズ「へ? いや、レヴィアさん――」
レヴィア「勉強も私が見ます、何。後輩が勉強に意欲を出しているのに無視はできませんよ」
ワイズ「……れ、レヴィアさん!」
こうして、レヴィアさんとの勉強が始まった。
結果は?
1~4 失敗
5~7 知識が1上昇
8~9 知識が2上昇
0 知識が3上昇
コンマ直下
レヴィアさんの教え+2
コンマ3+2=5 知識が1上昇
――――
――
―
ワイズ「あの、この部分よく分からないんですけど……」
レヴィア「だからそこは――――」
結構な時間勉強を見てもらったが……まぁ、何だろう。
そんなに進まなかった気がする。
レヴィア「……今日はこれで終わりにしましょうか。何時間も一日でやっても効率が悪くなるだけだし」
ワイズ「で、ですね……ははは」
レヴィア「ワイズさんも、分からないところはすぐに言ってください。それと説明はしっかり聞いてください。おんなじ説明を何回もした気がします」
ワイズ「けど、その分覚えました!」
レヴィア「サムズアップじゃないんですよ……はぁ。まぁでも、予習復習をしようとする姿勢、私は好きですよ」
ワイズ「……そ、そうですか?」
知識が1上昇しました(34)
レヴィアの好感度が3上昇しました(48)
――――
――
―
ワイズ「さて」
レヴィアさんに勉強を見てもらって。ご飯食べて、寮に戻って、お風呂入って、お布団に入る。
……下からは、もう気持ちよさそうな寝息が聞こえてくる。
ワイズ「…………」
別に、別に何でもない。ただ明日は――買い物に出かけるだけだ。
女の子の友達と、洋服を買いに行くだけだ。
そう、何でもない。ただ普通のデート――。
ワイズ「デートじゃねぇし!?」
ゾラ「んー……?」
ワイズ「あ、ごめんなさい…………」
デートではない。断じてデートではない。
何だ全く、気持ち悪いぞワイズ? 自意識過剰すぎるぞ?
ワイズ「……」
布団を顔までかぶって、猫のように丸くなる。
……羽が邪魔で少し辛いが、まぁしょうがない。
ぐっすりと眠って、すっきりと明日の買い物に臨もう。
ワイズ「…………」
……。
…………。
……………………。
ワイズ「ね、眠れねぇ……!」
た、楽しみすぎて眠れないんだな! 遠足の前と同じだな! うん!?
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:34 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
融合[Lv1]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-10。
調合[Lv1]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-10。
【所持金】
銀貨八十五枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ102「精一杯お洋服選ぶよ!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ64「素直にそう言われると……う、嬉しいです」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア48「その姿勢、私好きですよ」
レンジ87「宜しくな!!!」
クスノキ19「拙者、主君募集中である」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン47「体育祭! 文化祭!」
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
アンブローズ96「存分に青春を満喫するといい」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
ハルエル37「一緒にご飯食べたいね!」
では、クッソ長くやりましたが今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さん本当に、お疲れさまでした。おやすみなさい。
明日、女の子と買い物します。二次元でも三次元でも女の子と遊びまくってる皆さんなら、余裕ですね!!!!!
洋服案も考えてくれると嬉しいです! ワイズ君の服とユウナちゃんの服の両方!
耳かき
あ、いや。ごめんなさい……なんかこっちに送信してました。ラインに打ち込んでたんだけどなぁ……。
あと意見もまだです。嬉しいんですけど。
今日はじゃあ20時くらいからやりたいなぁって思います。ご飯休憩もあります。
あと花垣って何……?
寝起きなので変な感じしてます。ごめんなさい。
本当にすみません。ご飯のため遅れます……始まる前からうーんこの。
そのため、まだ描写もしていないですが先に洋服を募集したいと思います。
募集するのは『ユウナが選んだワイズの服』と『ワイズが選んだユウナの服』の二つです。どっちか片方でもいいです。一人何個でもいいです。そんな沢山出ない気がするので。
募集時間は21時半までとします。募集をした後、たぶん多数決かなんかで決定します。
では、この下からお願いします。
『ユウナが選んだワイズの服』
『ワイズが選んだユウナの服』
>>1が決めていいと思うけどね
『ユウナが選んだワイズの服』
白のシャツに黒ネクタイ、黒のジャケット、黒のパンツにブーツ
燕尾服をラフにした感じ
『ワイズが選んだユウナの服』
ボーダーシャツに白のロングカーディガン、ホットパンツ
『ユウナが選んだワイズの服』
ノースリーブタートルネックの黒のニット
青のタイトジーンズ
白の牛皮ベルト
『ワイズが選んだユウナの服』
赤のデニムジャケット
白のブラウス
黄色のショートパンツ
『ユウナが選んだワイズの服』
肩と鎖骨を露出した袖なしセーター
『ワイズが選んだユウナの服』
ジーパンとチューブトップ
申し訳ないファンタジーの服って表現が難しいから現実の服になってしまう
『ユウナが選んだワイズの服』
星のヘアピン、黒色の袖なしパーカーで背中に戯言遣いのトレードマークの橙色二重丸デザイン、白色の短パン、黒ニーソ、風と羽をモチーフにした緑色のスニーカー
『ワイズが選んだユウナの服』
桜のヘアゴムでサイドテールをまとめ、肩出しVネックラインで谷間が見えるセクシー系の白のブラウス、ベージュ色でミニのタイトスカートに黒ストッキング、赤い靴
普段は可愛い系かボーイッシュ系を着ているユウナちゃんにセクシー系を着せてはずかしめるワイズ
まあ現実の服みたいなデザインのファンタジー服もあるし
そういう傾向の服ってことでいいと思う
ええ、すみません。お風呂にも入りたいし大きなミスも見つけたので募集終わりを22時に変更したいと思います。
>>201 そうですかね? けどやっぱり皆の好みも反映したいというあーだこーだ。
>>203 ぜんっぜん大丈夫です! どんどん好きな服書き込んでください! けどさすがに逆バニーとか書かれたら困りますけど!
>>205 イエス! その通りです!
それでは、予定よりかなり遅れてしまいましたがやっていきたいと思います。
ええ皆さん洋服の案を送ってくださり誠にありがとうございます! 皆さんなんでそんなに洋服出てくるん? すげぇよ。
※
六日目(休日)
ワイズ「……」
疲れは取れたがなんか寝た気がしない……まだ夢の中なんじゃないかと思うほど、ぼんやりしている。
ワイズ「んー……」
この感覚を吹き飛ばすために、洗面台に向かう。
そして、バシャバシャと寝ぼけ眼の顔に水をぶっかける。
……よぉし。
ワイズ「……ああでも。まず着替えないとなぁ」
――――
――
―
~広場~
学校がある日と違い大食堂の人数は疎らだったため、さっさと食べてさっさと行くことに決めた。
一応ユウナがいるかもしれないと思い食堂をきょろきょろ見て回ったが、その姿はなかった。
ワイズ「えーっと」
広場に向かうと制服ではない、様々な私服を身に纏った生徒達が沢山いた。
これはこれで、かなり新鮮な気がする。まぁ尤も、僕は普段制服を着ていないのだが。
制服でも私服でもオッケーな感じ。この学校は自由だなぁと思う……あの校長先生だからなぁ。
……えーっと、広場の時計を見ると集合時間より少し早めに着いてしまったみたいだ。
ワイズ「じゃあベンチに座ってボーっとしてよ――」
ユウナ「おーい! ワーイーズーっ!」
そう思った瞬間、大きな声で僕の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。
振り返ってみると、ユウナが手を振りながらこちらに向かって走ってきていた。
……ちょっとびっくりした。
ユウナ「おっはよー! ワイズ!」
ワイズ「お、おはよう……ユウナ」
元気のいい朝の挨拶に、どきまぎしながら返事をする。
ユウナ「僕、早めに待ってワイズを驚かそうと思って来たのに……なんか同じタイミングで来ちゃったみたいだね?」
ワイズ「そうみたいだね? 僕もびっくりしたよ、後ろからいきなり大声で呼ばれるんだもん」
ユウナ「あはははは……ごめんごめん。っと、立ち話はここまでにして、早速行こうか!」
ワイズ「……どこに?」
ユウナ「いやいや、とぼけないでよ!? ワイズが言い出したんでしょ? 洋服を買いにいこーって!」
ワイズ「そ、そうだっけ?」
ユウナ「んもう、兎に角洋服屋さんに行くよ! まずは馬車に乗って――」
ワイズ「ま、待って! 待ってよ!」
緊張で自分でも何を言っているのか分からなくなってしまった。
……てか、このままだと本当に置いて行かれそうな気がする! それは流石に嫌だ!
――――――――――――――――
――――――――
――――
――
―
~服屋~
馬車にがたんごとんと揺られてたどり着いた場所は――大きな町だった。
魔法学校から馬車で大体五分くらいの場所に存在する。王国の王都より小さいかな? くらいの町。
……城下町と言うんだろうか? こう言うのって。いや、なんか違う気がする。
と、まぁ。ユウナはこの城下町に来たことがあるみたいだったのでその案内に流されるままに――――。
ユウナ「うわぁ、すっごいねここ!」
ワイズ「う、うん」
今僕はユウナと二人っきりで洋服屋さんに来ています。
洋服を売っているお店なんか来るのはこれが初めてなんだけど――これ、結構高いんじゃないか?
何だろう。ブランドもの? って感じがする。
ユウナ「ここのお店いろんなお洋服売ってるし安くて凄いんだよ! ……まぁ、僕ここに来るの初めてだけど」
ワイズ「初めてなんだ」
ユウナ「しょ、しょうがないでしょ!? 学校の友達に、お勧め訊いたらこのお店だって……言われたし」
そう言って、彼女は頬を膨らませて背を向けてしまった。
……。
ワイズ「じゃ、じゃあ早速お洋服選んでもらおうかなぁ。ユウナに期待してるよ?」
ユウナ「む、無視!?」
がびーん、という効果音が聞こえてきそうな。そんな感じの声だった。
ユウナ「じゃあ早速選んでくるから! ワイズもなんか色々お洋服見ててよ!」
それじゃあ、そういうことで! そう言い残して彼女は言ってしまった。
ワイズ「あ、うん」
……さて。
ワイズ「残されちゃったし、やることもないから色々見てみるかぁ」
結構広いし、なんかネタみたいな面白ファッションとかあるかもしれない。
…………んー。
ワイズ「逆に僕がユウナをコーディネート……なーんて?」
ま、まぁ。見て妄想するだけならタダだし?
よこしまな思いなんて一つもなく。僕も色々と見ていくことにした……。
では、二人が選んだ洋服を決めていこうと思います。
まず最初に『ユウナが選んだワイズの服』を決めたいと思います。
1 >>201
2 >>202
3 >>203
4 >>204
この中から先に三つ取ったものを採用したいと思います。
結果 >>204
普段は可愛い系かボーイッシュ系を着ているユウナちゃんにセクシー系を着せてはずかしめるワイズ
ほーん?
ユウナのR-18耐性しますね!
コンマが高いほどへっちゃらで、低いほど初心
コンマ直下
コンマ59 ちょっと強いよ!
――――
――
―
ワイズ「…………」
どうしよう。
結局ユウナに着てほしい服を選んでしまった……っ! 手に取ってしまった……っ!
しかも……な、なんかちょっと……その。お、大人な感じがする――――。
ユウナ「おっまたせー! ばっちりワイズのお洋服選んできたよ!」
ワイズ「うひゃぁあ!?」
ユウナ「うん? どうしたのそんなに大きな声出しちゃって――あ、もしかしてワイズも自分の洋服選んでたの? まぁ確かに、自分が良いなって思う服のほうが――」
ワイズ「あ、ちが、その……!」
ま、不味い! こ、これを持ってるのがバレたら――。
ユウナ「……あれ? これ、全部女物の――もしかして! 僕のお洋服選んでくれたの!?」
ワイズ「うひゃ――」
ば、バレた! 即急に話を逸らしてこの洋服を元の場所に戻して。
ユウナ「えへへ、嬉しいなぁ……じゃあこうしよう! お互いがお互いに選んだ洋服試着してみて、見せ合いっこしよう! いやぁ、僕も新しいお洋服欲しいなーって思ってたし、ちょうどいいね!」
ワイズ「その、だから。違う――」
ユウナ「じゃあ、すぐそこに試着室あるから! 行こう行こう!」
ワイズ「あ、はい…………ってぇ、そうじゃなくて――!」
結局、僕が手に取ってしまった服を取ってユウナは試着室の中に行ってしまった。
……それと交換するように、僕の手にはユウナが選んだ洋服があった。
…………だ、大丈夫かなぁ。うぅ。
ユウナの判定
コンマ59以下で平気。60以上で顔が赤い。
コンマ直下
じゃあワイズの判定もしよう
コンマ33以下でまぁ自分で選んだ奴だし……。
それ以上で自分で選んだくせに何恥ずかしがってんだ! 見せ合いっこしろ!
コンマ直下
コンマ5 成功
コンマ22 成功
うーん。この二人。
てかショタにニーソってすっげぇ良いな!!!!!!!!!
はー、好き。いいなぁ、うん。あー、もう。好き。
※
ワイズ「……おお」
試着室の中にある鏡の前で、くるりと一回転してみる。
黒い袖なしのパーカーに白い短パン。それと黒くて長い靴下――ニーソックス、って言うんだろうか?
それとまさか靴まで用意されているとは……いや、まぁ僕もちゃっかりユウナに似合いそうな靴を選んだんだけども。
あと、パーカーの後ろにあるオレンジ色の二重丸がちょっとお気に入りだ……けど、なんかこの二重丸は他人に迷惑を掛けそうな気がする。
……まぁ、うん。気のせいだろう。
ワイズ「星のヘアピンとかも用意してくれて……うーん。でもヘアピンとかますます付けたこと無いや」
とりあえず、髪の毛の脇のほうに、でもちょっと見えるところに付けておこう。
……おおう。なんか別人みたいだ。
と、自分が今着ている洋服にびっくりしながら。試着室を出ると――。
ユウナ「あっ! 遅かったねワイズ! 着るのに手間取った?」
ワイズ「…………!」
僕が選んだ服を着たユウナの姿があった。
ユウナ「おー! ワイズ似合ってるじゃん! いやぁワイズってハーピーでしょ? だから袖が無いほうがいいなーって思ったらいい感じに袖なしのパーカーがあってさ! ビビッて来たよね!」
彼女は、何も変わらない笑顔でそう語る。
肩を出していて胸の谷間も見えちゃうくらいのVネックラインの、白いブラウス。
ベージュ色でミニのスカートから見える黒いストッキングの足が……うん、凄い。赤い靴も、それを目立たせている気がする。
ユウナ「えへへ、どう? ワイズが選んでくれた服、似合ってる? ヘアゴムまで用意してくれちゃって用意周到だね!」
…………似合うなぁ。
僕が選んだ服が似合うかどうか不安だったけど……これは、すごいなぁ……。
……ユウナ自身かわいいし。スタイルもいいし……うん。凄い。
ユウナ「それにしても、ワイズって結構大人っぽい服が好きなんだね?」
ワイズ「へっ?」
ユウナ「つまり年下と年上だったら、年上が好きなんだね!」
そ、それは違う気がする。
ワイズ「そ、それは違うんじゃない?」
ユウナ「あはは、冗談だよ冗談。でも、僕こんな大人っぽい雰囲気の洋服着たこと無いから新鮮だよ!」
ワイズ「……へ、へぇ」
ユウナ「いやぁワイズセンスあるじゃん! じゃ、僕この服買ってきちゃうよ! ワイズはどうする? 僕が選んだ洋服、買ってくれる?」
ワイズ「か、買います!」
これで買わないって言ったら、もうなんか色々おしまいだ!
同船してたユウナちゃんの銀貨の可能性
>>242
コンマ0で
コンマ直下
コンマ4 成功
悪逆非道ではなかった。
※
銀貨十枚だった。
……高いのか安いのか、良く分からない。確か、王国でアルバイトした時十二枚貰ったから――うーん?
まあいっか。
ユウナ「あー、もうお昼かぁ。楽しい時間はすぐに過ぎるって言うのは本当だね!」
ワイズ「う、うん」
僕が選んだ洋服の入った紙袋を持ちながら、ユウナはさらっとそんなことを言う。
……は、恥ずかしい。
ユウナ「じゃあご飯食べよっか! こんな大きな町なんだからおいしいレストランくらいあるでしょ!」
ワイズ「そ、そうだね……」
ユウナ「ふんふふーん……」
よっぽど洋服が気に入ったのか、ユウナは鼻歌を歌いながら歩いている。なんとなく、スキップ気味な気もする。
ワイズ「…………」
……ユウナが選んでくれた服、明日から着よう。絶対。
――――
――
―
~レストラン~
ユウナ「いやぁ凄い偶然だね! まさか十万人目のお客様が僕たちだなんて……」
ワイズ「けど、だからって無料で食べ放題にしてくれるかな……?」
適当なレストランに入った瞬間、僕たちを迎えてくれたのは紙吹雪だった。
おめでとうございます! 貴方様方は当店の十万人目のお客様で――――なんて、上手く出来すぎている気もするが。
ユウナ「じゃあ何食べよっかなー! ハンバーガーとかあるかなぁ?」
ワイズ「な、ないんじゃないかな?」
席の向かい側にいる彼女は、何も気にしないでご飯を食べる気満々だった。
ユウナ「僕、結構運がいいからこういうことたまにあるんだ!」
へ、へぇ……運がいいだけでこんなレストランで無料ご飯……。
結構、レベルじゃない気がする。
どうする?
1 何か話す
2 これからすること、何か誘う
安価下3まで多数決
何話す?
内容下3まででコンマが高いもの二つを採用します。十分経っても来なかったらその時点のもので終わりにします。
記憶を取り戻し元の世界に帰るために神の身体集めをしていることを話す
魔法学校卒業した後はどうするのか
コンマ64 >>255
コンマ47 >>256 採用!
では、今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れ様でした!
明日もやるので、参加してくれると嬉しいです。
ユウナちゃんすっげぇいい子やん。いま一緒にご飯食べてる子犯罪者やぞ。
乙乙
ワイズベルフェの仲間になるということは自動的に犯罪者になるということか
おつおつ
ユウナちゃんが魔国の「ワイズ殿……」ポジになるって?()
ショタに適度なストレスを与えると美味しいショタになるのです
乙
キャラが採用されるたび前スレに飛んでどんなキャラか確認してるんだけど
手間だからキャラまとめみたいなの作って欲しい
もしくは作ってもいい?
乙
体育祭優勝して合法的に神パーツとユウナちゃんを手に入れよう
過去の悪行? 賞金首? 校長任せた
一応作ったので報告→【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです【キャラまとめ】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587776655/)
本当に簡単なやつだけど
>>268 おお、ありがとうございます! そしてお疲れ様です。
こんばんは、今日は21時半くらいからやっていきたいなって思います。
ごめんなさい、遅れそうです。
遅れに遅れましたが、やっていきたいと思います。
※
記憶を取り戻し元の世界に帰るために神の身体集めをしていることを話す
ワイズ「んー…………」
ユウナ「?」
目の前でむしゃむしゃとオムライスを食べているユウナの姿をぼんやりとみながら、僕は思う。
……神の身体を探していることを言ってもいいんじゃないかと。
いや、それだけじゃない。僕が記憶を無くしていて、それを取り戻して元の世界に帰るために必要だということとか、全部含めて。言っちゃってもいいんじゃないかと。
……は、犯罪者なことはまだ言わないでおこう。き、嫌われたくないし。
ワイズ「あー……えっと。その、ちょっとお話があるんだけど――」
ユウナ「ん、なぁにー?」
ワイズ「僕、実は記憶がないんだ」
ユウナ「…………へ?」
スプーンの上に乗っていたケチャップライスが、ぐしゃりと落ちた。
……もう少し前振りをしたほうがよかったか。
――――
――
―
ユウナ「……そっかぁ。ワイズって、そんな使命を背負ってたんだ……」
オムライスを食べる手を止めて、彼女はしっかりと僕の話を聞いてくれた。
ワイズ「し、信じてくれるの?」
ユウナ「そりゃあ信じるよ! だって信じない理由もないし、ワイズが嘘を言う理由もないでしょ?」
ワイズ「……なんかすんごい理由があって、嘘ついてるのかもよ?」
ユウナ「僕の知ってるワイズはそんな嘘つく人じゃないから!」
ワイズ「…………!」
な、なんて純粋な――いや、純粋というか。真っ直ぐとした心を持った……しゅ、主人公みたいな人だなぁ。
そんな真っ直ぐとした瞳で見つめられると、心が痛い。
嘘はついていないけれでも、それ以外の理由で心が痛い。
ユウナ「えーっと、体育祭でその神の身体が手に入るかもしれないんでしょ? だったら僕が体育祭で優勝したらその神の身体プレゼントするよ!」
ワイズ「ふぁ!?」
ユウナ「いいのいいの! 別に僕体育祭で欲しいものとか特にないし――困ってる人がいたら助けてあげるのが勇者だもんね!」
ワイズ「……」
ユウナ「神の身体全部集めて、記憶を取り戻して元の世界に帰れるといいね! 君がこの世界から居なくなっちゃうのは寂しいけど、使命ならしょうがないもんね!」
ニコッと笑って、ユウナは食事を再開した。
…………凄いなあ、この人は。
魔法学校卒業した後はどうするのか
ワイズ「ねぇ、ユウナは魔法学校卒業した後はどうするの?」
ユウナ「ん? そうだなぁー……他の国に行こうかなぁ」
ワイズ「他の国?」
ユウナ「うん! 砂国に海国に雪国に闇国に――色んな所に行って、真の勇者になるためにバンバン強くならないと! 」
ワイズ「……そっかぁ、修行かぁ」
ユウナ「そんなワイズは卒業したらどうするの?」
ワイズ「へ?」
卒業したらどうするのか。
いや、まぁ。そんなこと決まってるけど――。
ワイズ「……まず、卒業できるかなぁ」
ユウナ「へ? 留年ってこと? ワイズならそんな心配いらないと思うんだけどなぁ」
ワイズ「あ、そうじゃなくて……」
髪の頭を手に入れたらもうこの学校に用はないから――と、言おうとしたが。なんとなく止める。
ワイズ「ま、まぁ。卒業したら他の国に行って神の身体集めかなぁ……」
ユウナ「あ、そっか。使命だもんね!」
ワイズ「う、うん。使命使命」
使命なんて大層なもの――なのか? 神様直々――でもなかったな。
……なんたらかんたらゴーレムの人、元気かな?
ユウナ「あ、全然違うこと考えてる顔だ。僕が目の前にいるのに」
ワイズ「…………」
びびった。
ユウナの好感度が4上がった!!!(106)
ユウナ「いやぁ食べた食べた! 美味しかったねワイズ!」
ワイズ「う、うん」
……三つもオムライス食べてたな、ユウナ。
僕、一つでお腹一杯なんだけど。
ワイズ「……」
そういえば船でも沢山ハンバーガーを食べていたし、結構食いしん坊なのかもしれない。
……それにしてはスタイルが良いし――ああ。
そこに栄養が言ってるから――――。
ユウナ「ん? まだ食べたりない?」
ワイズ「んえっ!?」
ち、違います何でもないです! 変なこと考えてません!
ユウナ「……変なワイズ?」
ワイズ「あ、あはは……いや、もうお腹一杯だからいいや。どうする? これから」
ユウナ「そうだなぁ、もう目的のお洋服は買ったわけだし……ワイズが決めていいよ? どこに行くか」
ワイズ「あ、うん」
とりあえず、レストランの外に出ることにした。
どうする?
1 もうちょっとユウナと一緒にいよう
2 いや、そろそろ帰ろう。
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
1
コンマ87 いや、そろそろ帰ろう。
ワイズ「いや、もう帰ろうよ」
服も買ってずっと手に紙袋を持ったままというのも疲れるし、遅くなってから帰るのもすこし危ない気がする。
ユウナ「えー? もう少し遊ぼうよー! ほらほら、まだ十二時ちょっとくらいだよ?」
ワイズ「え、えぇ?」
駄々をこねられてしまった。
ユウナ「今きっと学校に戻ったらお腹いっぱいでそのままベッドですやすやと眠っちゃうよ! ほら、消化するためにもう少し遊ぼう! 紙袋の重さなんて微々たるものだよ!」
ワイズ「ぼ、僕が決めていいって言ったじゃん!」
ユウナ「それはそれ、これはこれ! もう少し色々見たい! 買い物とかしたい!」
ワイズ「……む、むぅ」
よ、予想以上にぐいぐい来るなぁ……。
どうする?
1 しゃーない、もうちょっと遊ぼう
2 僕は帰るんだい!!! 他の生徒とも交流するんだい!
安価下4までで一番多いものを採用
1
ワイズ「わ、分かったよぅ……も、もうちょっとだけね?」
……ぐいぐいとくるユウナの誘いを断ることが出来ず。結局もう少しだけ遊ぶことになってしまった。
ユウナ「いっえーい! さっすがワイズ! わかってるー!」
ぱぁ……っとユウナは笑顔になって、このこのと、僕のわき腹をつんつんしてきた。
ワイズ「うひゃぁ!? や、止めてよ!?」
ユウナ「良いじゃん良いじゃん。いやぁ、ワイズは優しいなぁ。僕の我儘聞いてくれて」
ワイズ「……うぅ」
恥ずかしいが、何も言い返すことが出来なかった。
どこに行こう?
なんかこう、魔国の街にありそうなスポット募集します。
ディ〇ニーランドとかじゃなかったら、なんでも。
下3まで募集。その後多数決。
1 魔法植物園
2 コインを入れたら願い事が叶うかもしれない街の広場の噴水
3 秘密魔導実践探求学派本部
ユウナと一緒にどこに行く?
先に二つ取ったものを採用します。
結果 魔法植物園
――――
――
―
~魔法植物園~
ワイズ「おー……」
銀貨一枚支払って、僕とユウナは今植物園の中にいる。
植物園は植物園でも、魔法植物園だが。
ユウナ「普通の植物じゃなくて、魔法をふんだんに使って栽培された植物が見れるんだってね」
ワイズ「……魔法を使って栽培された植物って?」
ユウナ「なんか、成長速度を上昇させる魔法を使って一日で開花した花とか、変化魔法を使って一分ごとに草の色が変わる木とかがあるんだってー」
それはもう植物ではないのでは?
……いや、自然の神秘。って言えば何の問題もないのか? そもそも魔法でそうなっているのだから、神秘も何も関係ないのか?
ワイズ「けど、そういうのをボーっと見るのって面白うだね」
ユウナ「学校の近くにも森はあるけど、そういうのとはなんか違うもんねー。あと、緑は目に良いらしいし!」
ワイズ「……その情報今いる?」
兎に角、色々と見学してみよう。
どんな植物があった?
安価下4までで一番コンマが大きいものを採用
発情するフェロモンを放つラフレシア
コンマ95 蜜が媚薬の成分になる花
コンマ高いやつ大体エッチな感じでなんか草生える。おっ、Rか?
なんでや幸せはエッチじゃないやろ!
幸せな気分(意味深)
>>306 すまねぇ……!
※
ユウナ「あっ、見て見て! なんか沢山お花咲いてるよ!」
ワイズ「ほんとだ……って、なんか全部ピンク色だね……? 同じ種類の花かな」
柵から身を乗り出して、ユウナはその花を見ている。
……てか、何の花何だろうかこれは。
ユウナ「なんか小っちゃくて可愛いー……あ、解説あるじゃん! えーっと、何々……?」
柵の近くに小さく立てられた看板にそのピンク色の花の説明書きがあったようで、それをユウナは膝に手ををついて読む。
ユウナR-18判定
59以下で成功
コンマ直下
きたか(ガタッ
これ以上で成功じゃね? いやこの場合の成功がどういうものか分かんないけど。
59以下で平気だった。失敗で顔真っ赤っか。だからユウナちゃん顔真っ赤っかだな!
コンマ60
以上で成功だな、うん
ユウナ「この花の蜜は――ぁ?」
最初のほうの説明は普通に読んでいたがその声は段々と小さくなっていき、最終的にユウナは説明を読まなくなってしまった。
そして、声が小さくなるのと比例するように。顔が赤く染まっていくのも確認出来た。
ユウナ「…………」
ワイズ「……ユウナ?」
ユウナ「うひゃぁ!?」
何か心配になって声をかけると、ユウナは変な声を上げてこちらを振り向いた。
……な、なんか見たことがない様子だ。
ワイズ「どうかした? いきなり黙っちゃったけど」
ユウナ「な、何でもないよ! そ、それよりも! 他のしょくぶちゅを見に行かない!?」
ワイズ「……?」
先ほどまでくぎ付けになっていたピンク色の花から、その柵から距離を取ってユウナは叫ぶ。
……何なんだ一体?
ワイズ「じゃあ待ってよ、僕まだ説明見てないから」
ユウナ「ふぇ!? ま、待って!?」
ワイズ「えーっと?」
ユウナ「わー! わー! わー!」
ワイズR-18判定
33以下で恥ずかしくない
コンマ直下
コンマ87 恥ずかしかった。
――この花の蜜を人間が経口摂取することで、男女ともに性的興奮を活性化させる効果があります。
そのため。この花の蜜はそういった男女の夜の営みをサポートする薬として販売されており、通称媚薬花と――――。
ワイズ「……」
ユウナ「あ…………」
見てしまったか、といった意味を含んでいそうな声が。ユウナの口から漏れ出した。
媚薬、媚薬……そうか、媚薬――。
ワイズ「…………っ!」
顔がボンと熱くなる。
い、いやいや!? なんでそんな効果の花を魔法で作ろうとした!?
ユウナ「あ、あのぉ。そろそろ他の植物にぃ……」
ワイズ「へっ?」
ユウナに声を掛けられて、ようやく僕は看板から目を離してユウナのほうを向いた。
……顔を、きっと僕と同じくらい赤くしている。気まずさからか、目を合わせてくれない。
ユウナ「そ、そんなに見ないでよ! …………え、えっち」
ワイズ「なっ……!? み、見てないもんっ!」
そ、そんなことを言われたらこっちも恥ずかしくなって……ぁぅ。
僕も、ユウナから目を逸らす。
……あの花の蜜は経口摂取しなければ効果は出ないはずだ。それに、蜜の匂いも特にしなかった。
なら、何の問題もないはず、ないはず。ない、はず…………。
ワイズ「……」
ユウナ「…………」
あぁああああああああああ…………っ!
――――
――
―
ワイズ「……」
ユウナ「…………」
結局、あの後口数も少なくなって。特に他の植物を見ることなく植物園を出てしまった。
……出口の近くに植物園のお店があったが、嫌な予感がするので立ち寄りはしなかった。
もうこれ以上変な気持ちになってたまるか!
ワイズ「……あ、あの。ユウナ?」
ユウナ「ひゃい!?」
どんだけだ。いや僕もまだちょっと恥ずかしいんだけど。
ワイズ「……ど、どうする? これから」
ユウナ「ど、どうする!?」
ワイズ「どうするって!?」
なんかテンションがおかしな方向に向かってる気がする!?
ワイズ「いや、もう帰る? ってことなんだけど……ユウナはまだ遊びたい?」
ユウナ「…………わ、ワイズにお任せします」
……そろそろ暗くなってきたし。うーん。
どうする?
1 暗くなるまで遊ぼう! せいいっぱい!
2 もう色々疲れたし、帰ろう。
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ75 暗くなるまで遊ぼう! せいいっぱい!
ワイズ「も、もうここまで来たし……最後まで遊ぼう! せっかく町まで来たんだしね!」
ユウナ「わ、分かった……よ、良し! じゃあいっぱい遊ぼう!」
赤くなった顔を両手で挟むようにパンパンと叩いて、ユウナはワイズの顔を真っ直ぐと見つめた。
ユウナ「植物園での出来事は忘れよう! そのほうが楽しくなるよね! ね!?」
ワイズ「そ、そうだね! 忘れよう忘れよう!」
ユウナ「よぉーし! じゃあ夜の街にくりだすぞー!」
ワイズ「おー!」
二人して右手を真上に突き出して、また何処かに向かっていった。
どこに行こう?
下3まで募集。その後多数決。
1 居酒屋
2 夜景が見える小高い丘
3 カラオケボックス
先に二つ取ったものを採用
自分で自分のに入れるのってありなん?
一応2
>>337 今回は良いよー。自分のに入れちゃダメなときは明記します……忘れてなければ。
※
結果 カラオケボックス
――――
――
―
~カラオケボックス~
ユウナ「いやー、夜に遊ぶと言ったらカラオケだよね!」
誘われるがままにユウナの後を着いていくと、そこはカラオケボックスだった。
……か、カラオケ……!
ワイズ「う、歌っていい場所だよね!?」
ユウナ「へ? カラオケは歌う場所だからそんな――もしかして、ワイズってカラオケに来るの初めて?」
ワイズ「う、うん!」
ユウナ「そっかそっか……じゃあ! 今宵は楽しもう! ワイズも沢山歌ってね!」
ワイズ「あ、でも。僕はどっちかっていうと歌を聴くほうが」
ユウナ「じゃあ代わりばんこに歌おうね! じゃあ一発目ユウナ!」
僕の言葉を遮るようにしてユウナはテーブルの上に置いてある小さな機械に何かを入力すると、部屋にある大きなスピーカーから音楽が流れてきて――。
ユウナ「歌います!」
ユウナは歌いだした。
ユウナ歌判定
コンマ二桁、高いほど上手い、低いほどジャイアン
コンマ直下
コンマ86 すっげぇ上手
ベルフェより上手いやん! この勇者の末裔ハイスペックか……?
ワイズ「――」
ユウナ「…………っとぉ! どう? 上手かったでしょー!」
曲が終わり、ユウナは満足げにマイクをテーブルの上に置いた。
……その歌は。
ユウナのその歌は――とても上手かった。
聴いているだけで心が高ぶり、高揚し、テンションが。テンションがぐんぐんと上がってくる。
そんな、歌声だった。
ワイズ「ゆ、ユウナっ!」
ユウナ「へっ!?」
マイクを離したばかりのユウナの手を、勢いよくぎゅうと力強く握る。
そして、興奮しながらユウナを見て。その高ぶった思いを口にする。
ワイズ「ゆ、ユウナってすっごい歌上手いんだね! ぼ、僕すっごい感動しちゃったよ! なんか、もう、その! 言葉に上手く表せないんだけど……っ!」
最高! 超最高だった!
ユウナ「そ、そう? あ、あはははは……そこまで熱心に言われちゃうと、僕も照れちゃうよ……えへへ」
ワイズ「聴いてるだけで胸の鼓動が早くなって! 気持ちが高ぶって! もう、こう……ハイになって! もっと、もっとユウナの歌声が聴きたいって思っちゃって!」
ユウナ「……ふぇ!?」
突然の言葉に、ユウナは驚いている。
なんかまた顔が赤くなろうとしていた。
ワイズ「もっかい! もっかいだけ――いや沢山歌って! ユウナの歌もっと聴きたい!」
ユウナ「そ……そう、言われちゃぁ。しょ、しょうがないなぁ……」
てれてれしながら、ユウナはもう一度マイクを握る。
ユウナ「じゃあ、もう一度ユウナ! 歌います!」
ワイズ「イエーイ!!!」
――――
――
―
ユウナ「ふぅ、ちょっと休憩……」
ワイズ「お疲れ様!」
そう言って、先ほどドリンクバーから持ってきたジュースをユウナに渡す。
ユウナ「ん、ありがとー……って、ワイズも歌ってよー! 僕しか歌ってないじゃん!」
ワイズ「僕はそんなに上手くないの! それに僕はユウナの歌を聴きたいんだ!」
ユウナ「うっ……そ、そういうこと言うなぁ! あーあーあー!」
耳をふさいで、あーあー言って聞こえないふりをした。
ワイズ「……だって本当のことだし」
ユウナ「……はぁ。分かったよぉ、今日はワイズの為に沢山歌うよぉ……けど! 一回は歌ってよ! ワイズが僕の歌を聴きたいように、僕もワイズの歌聴きたいんだから!」
ワイズ「わ、分かってるよー……ははは」
さて。
休憩中なわけだし、何か雑談でもしようか。
何話す?
内容下3まででコンマが高いもの二つを採用します。十分経っても来なかったらその時点のもので終わりにします。
体育祭の種目について
古代異種文字学とった?
コンマ28 >>344
コンマ07 >>345 採用!
では、今日はこれで終わりにします! 長い時間お疲れさまでした!
ユウナちゃんとの好感度がぐんぐん上がってきててヤバい。しかも歌上手いのヤバい。てか可愛いヤバい。
キャラまとめ見てたけどユレイ先生の種族って言ってなかったっけ? 人間です。
ワイズ君の新衣装? やっぱり可愛いな! ショタにヘアピンとかめっちゃいいやん。ニーソ好き、パーカーとか少年っぽくて好き。あー、短パン。良き。
今日はお風呂入ってからやるので多分22時くらいにやると思います。
あと今日は多分短めです。早めに寝たいという願望があります。
全然関係ないけど二人のサキュバスめっちゃ出したい。
ぶ、文化祭ワンチャン……
ではやっていきます!!!!!!
※
体育祭の種目について
ワイズ「そういえば、体育祭についてなんか知ってる?」
コップの中に入ったオレンジジュースを一口飲んだ後、そんなことを訊ねる。
ユウナ「体育祭? ああ、友達にちょっと聞いたくらいかな?」
ワイズ「例えば?」
ユウナ「えーっと、体育祭……と文化祭は新入生が入学して結構すぐに開催するらしいよ?」
視線を上のほうにずらして、ユウナは思い出しながら情報を口に出す。
……結構すぐに、か。それは嬉しい。
ユウナ「何でも新入生がすぐに学校に馴染めるように、生徒たちとより仲良くなるためにーって理由で、入学してすぐにそういう大きいイベントが開催されるらしいよ?」
ワイズ「ちなみに、具体的な開催日とかって――」
ユウナ「うーんごめん、僕もそこまでは……」
ワイズ「そ、そっか……」
ユウナ「け、けど! 体育祭で何の競技するかは知ってるよ!」
魔法学校の体育祭の競技
下5まで募集。普通のでもなんか特殊な奴でも。
ユウナ「えっと、二人三脚に騎馬戦に徒競走に借り物競争に――」
指を折って数えながら、ユウナは競技の名前を挙げていく。
ワイズ「あ、魔法学校って言うのに結構普通――」
ユウナ「インク陣取りゲームに、箒エアレースに魔法バトルトーナメントとか?」
ワイズ「……ん?」
なんか後半訊いたことのない競技名が出てきた。
……い、インク? 箒エア――バトルトーナメント!?
ワイズ「い、インク陣取りゲームって?」
ユウナ「二チームに分かれて、お互いに指定されたエリアを特殊なインクで塗ってって、一番インクでエリアを染めたチームが勝ちのゲームだよ!」
ワイズ「……ほ、箒エアレースは?」
ユウナ「箒に乗って行う空上レースだよ! あ、でも箒に乗らなくてもいい生徒は乗んなくていいんだって!」
ワイズ「…………ば、バトルトーナメント」
ユウナ「魔法でも道具でも! 何を使ってもいいバトルトーナメントだよ!」
ワイズ「うぁああああああ! な、なんか思ってたのと違う! 特に最後の! 体育祭でやる内容じゃないよ! トーナメントって!」
ユウナ「そうかな? 戦うって言うんなら騎馬戦とかも戦ってると思うけど」
ワイズ「安全性が違う!」
ワイズ「…………うぅ、何だよインク陣取りって……ゲームかよぉ……」
ユウナ「ゲームだよ!? 体育祭の!」
古代異種文字学とった?
ワイズ「……そうだ。ユウナって古代異種文字学の授業って受けたことある?」
ユウナ「へ?古代異種……」
コンマ7以上で取ったことあるよ!
コンマ直下
ちなみにスプラ全然知らない。買ったけど酔う。
コンマ5 取ってない
ユウナ「ううん、まだ受けたこと無いな! その授業がどうかしたの?」
ワイズ「あ、いや……」
勇者の末裔を、あのやべぇ教師はどう判断するんだろうか気になっただけなのだ。
……凡人なのか、それとも。
ワイズ「ちょっと頭のおかしい先生が受け持っててさ、受ける時は気を付けてねって言いたかったんだ」
ユウナ「あ、そうなの? うーん、でも一回くらいは受けときたいんだよねぇ、ダンジョンとかで知らない文字とかが出てきたとき役立ちそうだし!」
ワイズ「あー……そっか」
成程、あの授業を受けるとそういうのに役立つのか。
……まぁダンジョンに行ったことがないから、どんな感じなのか知らないけど。
ワイズ「あ、じゃあユウナはダンジョンに行ったことあるの?」
コンマ6以上で行ったことあるよ!
コンマ直下
コンマ9 行ったことあるよ!
ユウナ「ん、あるよ! 確か王国の近くにあったダンジョンに行ったかな?」
ワイズ「おうこ……っ!?」
別に何でもない国名のはずなのに、やっぱり反応してしまう。
ワイズ「…………へ、へぇ? そうなんだ」
ユウナ「うん! でっかいネズミとか、動くキノコとかいたよ! あと青いプルプルしたスライム!」
ワイズ「…………」
ユウナ「……ど、どうかした?」
ワイズ「な、何でもない。何でもない」
――――
――
―
ユウナ「――――」
雑談を終えて。
もう一度ユウナが歌っている最中、音楽を遮るように壁にくっ付いていた電話からコール音が鳴り響く。
ワイズ「ぼ、僕が取るね! も、もしもし……?」
電話の受話口を耳に当てて知らない男性――このカラオケボックスの店員からの話を聞く。
…………あー。
ワイズ「もう終わりだってー」
ユウナ「――えーっ!? もう終わり!? 結局僕しか歌ってないんだけど! ほら、まだ間に合うからワイズも歌って!」
頬を膨らませながら、ユウナは今手に持っているマイクをグイグイと僕に押し付けてくる。
……ほ、ほっぺには止めて……!
ワイズ「ま、また今度ね? ほら、これ以上歌うと延滞料金? が発生するみたいだし……」
ユウナ「むぅ……んもう、しょうがないなー。じゃあ今度カラオケ行くときはぜーったいに歌ってよ!? 約束だかんね!?」
ワイズ「分かってる、分かってる――でも、ユウナの歌も沢山聞かせてね! 僕、ユウナの歌声大好きなんだから!」
ユウナ「うっ……そ、そういうことあんまり言わないでよ、嬉しいけど恥ずかしいんだから……」
ワイズ「でも本当のことだし……」
ユウナ「あああもう! もう出るよ! ほら、急いだ急いだ!」
大きな声で急かす様にして、ユウナは先に行ってしまった。
ワイズ「ま、待ってよぉ!」
コンマ6以上で――?
コンマ直下
コンマ4 好感度ブーストなし
ユウナの好感度が3上がった!!(109)
――――――――――――――――
――――――――
――――
――
―
~ヴェルヴァディオ魔法学校~
城下町から出ている馬車に乗って、魔法学校の校門の前で降りる。
ユウナ「いやぁ、遊んだ遊んだ! もうすっかり夜だね!」
んんーっ! と気持ちよさそうに声を出しながら大きくユウナは伸びをする。
上に延ばされた手には、紙袋の紐が握られている。
ワイズ「そうだな、僕もこんなに遊んだのは始めてだよ」
ユウナ「えっ!? そ、そうなの――あ、そっか。ワイズは記憶がなくて――」
ワイズ「ははは、でも初めてがユウナでよかったな。すっごい楽しかったし!」
ユウナ「……そ、そう? えへへ、なら良かった! また今度、沢山遊ぼうね!」
そう言って、ユウナは女子寮のほうに歩いて行ってしまった……。
ワイズ「うーん! またねー! ……じゃ、僕も帰るかぁ」
そして、僕も寮に帰ろうとしたとき――。
ユウナ「あっ! わーいーずー!」
ワイズ「へ?」
離れたところから、大きな声でユウナは叫び。
ユウナ「もっかい言うけど、お洋服ありがとうねー! 僕、すっごい嬉しかったー!」
……改めてお礼を言い。ユウナは帰って行った……。
ワイズ「……ぼ、僕も! ユウナに選んでもらえてすっごい嬉しかったー!」
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:34 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
融合[Lv1]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-10。
調合[Lv1]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-10。
【所持金】
銀貨八十四枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ109「ぜーったいに今度は歌聴かせてよね!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ64「素直にそう言われると……う、嬉しいです」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア48「その姿勢、私好きですよ」
レンジ87「宜しくな!!!」
クスノキ19「拙者、主君募集中である」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン47「体育祭! 文化祭!」
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
アンブローズ96「存分に青春を満喫するといい」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
ハルエル37「一緒にご飯食べたいね!」
銀貨は七十四枚だぜ……お洋服盗んだことになっちまうぜ……。
※
七日目(休日)
~大食堂~
買ったばっかり、ピカピカの洋服に身を包んで僕は大食堂に向かう。
ワイズ「ふんふーん……」
洋服を買えただけなのに、心弾む気分である。
さて、そんな気分のまま今日は誰とご飯を食べよう。
……昨日はあんまり人がいなかったが、今日は結構いそうな感じだ。
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ランダムな人と食べてしまう
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用!
前のなっがいコンマ表はもう使わねぇぜ! これからの時代俺がランダムに決めてコンマする時代だ!
コンマ56 ランダム!
1 レンジ
2 ジョンソン
3 ゾラ
4 サニャ
5 ベルフェ
6 クスノキ
7 ユレイ
8 ディアン
9 ファティマ
10 ユウナ
コンマ直下
コンマ1 レンジ
ワイズ「……んー」
軽く知っている人がいないか探してみたが、知っている生徒は特にいなかった。
しょうがない、一人で食べるか。
……そう思って空いている席を探したとき。
レンジ「ん?」
ワイズ「あ」
個人的に目が合ってはいけない人物ベスト2と目が合ってしまった。
一瞬で目を逸らし、離れた場所に座ろうとして――。
レンジ「おおい! ワイズ食べる相手が居ないんだったら俺と一緒に食べないか!」
ワイズ「……」
無視して、立ち去ろう――。
レンジ「おーい!」
ワイズ「ああもうなんですか五月蠅い……!」
結局無視できなくて、そのままレンジ先生の向かい側に座ってしまった。
……お、押しに弱すぎる。いや、押しでもなんでもなかったぞ多分今のは……!
……ぐぅ。
レンジ「おっ! 一緒に食べてくれるのか! いやぁ優しいなワイズは!」
ワイズ「……ど、どうも」
レンジ「ん? 朝食だがそんな量で大丈夫か? もっと食べて体力付けたほうがいいんじゃないか?」
ワイズ「…………うぅ」
ぱっぱと食べて帰ろう。
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
安価下3まで多数決
結果 何か話す
何話す?
安価下3までのものでコンマ一番高いもの採用
30分になっても来なかったら締め切ります。てかなんで下3までにした自分。
あ、最後の一つはこの下でお願いします
コンマ77 手軽にできる体力トレーニングはありませんか?
ワイズ「あの、レンジ先生?」
レンジ「……うん、どうしたワイズ!」
口の中に入っていたものをごくんと飲み込んでから、レンジ先生話始めた。
……結構そういうところ考えられる人みたいだ。いや、だから何だという話なんだが。
ワイズ「手軽に出来る体力トレーニングとかってありますか? 体力付けたいんですけど」
レンジ「むっ…………手軽に、か」
珍しくレンジ先生が眉間に皺を寄せる。
レンジ「そうだな、手軽に出来る体力づくり――エア縄跳びとかどうだ?」
ワイズ「エア縄跳び?」
レンジ「ああ、縄跳びをしているようにつま先でジャンプをするんだ。五分間つま先ジャンプ、一分休憩して。また五分……これを繰り返すだけでも結構体力がつくんじゃないか?」
室内でもできるし、道具もいらないしな! と、レンジ先生は親指を立てて言った。
ワイズ「へー……ありがとうございます、教えてくれて」
レンジ「ま、まずワイズの場合体力よりも筋力をつけたほうがいい気もするがな! 前の体育の時間の後も、筋肉痛が酷かっただろう?」
ワイズ「うっ」
ば、バレてる……。
レンジ「はっはっは! 校庭を何十周も出来る体力があっても、一周しか持たない筋力では走れないからな! どうだ? よかったら今日は体力トレーニングと筋力トレーニングを俺を一緒に」
ワイズ「結構です」
其れだけは絶対に嫌だ。
レンジの好感度が3上がった(90)
――――
――
―
ご飯をぱっぱと食べて、僕は逃げるように食堂を出た。
レンジ先生には申し訳ないが、僕はあの人が苦手なのだ。
……はぁ。辛かった。
ワイズ「ん、んぅ」
広場のベンチに腰を掛けて、大きく伸びをする。
ワイズ「……今日は何しようかなぁ」
昨日はずーッと遊んでいたし、今日も……遊ぶかなぁ。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下4まででコンマが一番大きいものを採用
言ってなかったけど「どこかに行く」だと必ずまだ会っていない人に出会います。
※
どこに行く?
1 広場
2 戦闘用グラウンド
3 用務員室
安価下3まででコンマが一番大きいものを採用
コンマ59 用務員室
――――
――
―
~用務員室~
ワイズ「失礼、しまーす」
こんこん、と。二階ノックをして用務員室の扉を開ける。
ワイズ「…………ぅ?」
「…………へっ?」
――と、その用務員室の中を掃除している少女がいた。
地面にくっ付いているほど長い黒髪に、ぼろぼろの用務員服を着た。小柄な少女。
そんな僕と変わらない背丈の少女が、一生懸命に雑巾がけをしていた。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
クレーナ90「よ、よろしくお願いします……」
ワイズ「あっ、すみません……邪魔しちゃいましたか?」
「あ、いや…………だ、大丈夫です」
雑巾がけの手を止めて軽く頭を下げた後、その少女はすぐに雑巾がけを始める。
ワイズ「……あの、えっと。僕新入生のワイズって言います。貴女は?」
「え…………あ……」
ワイズ「……?」
クレーナ「く、クレーナ……と、言います」
一瞬の間の後、クレーナさんは小さな声でそう言った。
ワイズ「あ、クレーナさんですか。教えてくれてありがとうございます!」
クレーナ「…………は、はい」
ワイズ「……」
クレーナ「…………」
き、気まずい……!
何話す?
自由安価下2までで一番コンマが大きいものを採用
クレーナ側から「なんでこんな所に?」
今このタイミングで訊くのすっげーへんですけど、今の一番コンマが大きいもの採用システムに不満とかないですか?
下3とか直接的になるとなんか連取りとかになるんじゃないかって思って、こうしたんですけど。どうですか?
ん、じゃあやってきます。
※
コンマ83 なんでこんな所に?
クレーナ「あの……ワイズさんは、なんでこんな所に?」
ワイズ「あー……」
そりゃそういうことを聞かれるに決まっている。
用務員室に好き好んでくる生徒なんて――――いや、なんか探せばいそうだな。
知らないけど。
ワイズ「それは、ですね」
来た理由は?
1 ベルフェに会いに来た
2 ぶ、ブレイドさんに……
3 貴女に会いに来たんですよ!
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ88 ベルフェに会いに来た
ワイズ「……ベルフェに会いに来たんですけど、居ないみたいですね」
クレーナ「あ、ああ。ベルフェさんに……そっか、貴女がベルフェさんと一緒に居たっていう生徒の……」
ワイズ「…………」
クレーナ「だ、大丈夫っ! き、気にしないで? ……わ、私そういうの気にしないから……」
雑巾がけをしながら、クレーナさんはそう言う。
……いつまで雑巾がけをしているんだろう。
クレーナ「……ベルフェさんなら、いまは校内の掃除をしているんじゃないかな?」
ワイズ「あの、僕が言うのもなんですけど……ベルフェってちゃんと掃除してるんですか?」
クレーナ「最近はちゃんと……最初は何でもかんでも燃やそうとして大変だったの……」
ワイズ「えぇ……?」
クレーナの好感度が2上がった(92)
コンマ判定一桁
コンマ0で…………?
コンマ直下
なんじゃらほい
コンマ0 成功!
クレーナ「あ、そうだ……」
雑巾を物干しざおに掛けて、クレーナはこちらを向く。
そして、こんなことを訊いてきた。
クレーナ「ワイズさんは……神様について何か知ってる?」
ワイズ「…………」
……。
ワイズ「…………は?」
クレーナ「実は私……この世界の神様について調べてて、ね? 」
ワイズ「か、神様って……こ、この世界を創り出した的な?」
クレーナ「は、はい……そうですけど」
これは、これはこれは――凄い情報じゃないか?
神様、あの忌々しき神の情報を知ることが出来る――チャンスなのでは?
クレーナ「私もまだまだ調べ始めたばかりなので、こうして色々な人に神様の情報を訊ねているんですけど……何か、知っていますか?」
ワイズ「え、あ、いや……」
知ってるも何も、こっちが知りたいくらいなのだが。
ワイズ「どっちかっていうと僕が神様のことを知りたいくらいなんですけど……」
クレーナ「あ、ご、ごめんなさい……私ったら、自分のことばっかりになっちゃって……!」
ぺこぺこを、何回も頭を下げる。
クレーナ「でしたら、何か神様の情報を教えます。と言っても、そろそろ交代の時間なので一つしか答えられないと思いますけど……それでもいいなら」
ワイズ「……」
か、神様の情報……!
何を訊いてみよう?
1 神様の名前は?
2 神様の性別は?
3 神の身体――(コンマ判定あり)
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ99 神様の名前は?
では、今日はこれで終わりにしたいと思います。結局遅くまでやっちゃった!
お疲れさまでした、おやすみなさい。
明日は神様の名前決めしまーす。
すっっっっっっっっごい暇なので今からやりたいんですけど、人います?
今から参加できるよって人挙手してほしいです。いなかったら時間ずらすし、いつも通りの時間になるんですけど。
うーん、一人だけかぁ。てか神様の名前安価があるんだよなぁ……んー。
よぉし、一時間後くらいにもっかい聞いてやっぱりいなかったらなしな!
ここにもいるぞ!
お、結構いんね。じゃあ14時半にする点呼にも参加してくれな!
ひゃぁああああ! 点呼だぁ! こんな平日の真昼間から参加してやるぜ此畜生って人は挙手してくれぇ! ひやぁあああああ!
二人……ふた、二人…………いけるな!!!!!!!!!!!!!! じゃあやるよ!!!!!!!!
お、まだいるね。なんだ人いるじゃん!!!!!!
※
ワイズ「神様の名前を、教えてくれませんか?」
そういえば神様神様と言っていたが、そのちゃんとした名前を僕は聞いたことがない気がする。
神の身体を見るに、性別は女性だと思うから女性っぽい名前だとは思うけど――いや、そもそもそれがあっているのかも分からない。
……どんな名前にせよ。この世界を創った神にも、名前はあるだろうと思うし。
クレーナ「ふふ、神様の名前……じゃあ――――」
あなたは、どんな名前だと思う?
彼女は、その長い髪の毛の奥からその瞳を真っ直ぐとこちらに向けて言った。
神様の名前は?
下5まで募集。
クレーナ「じゃあ、どれが神様の名前だと思う? 君が思う神様の名前をこの中から選ぶとするなら?」
ワイズ「…………あ、えっと」
……色々端折られた気がする?
神様の名前は?
1 アザトス
2 ノアム
3 アンジェリアス
4 サタン
5 PTCHN
多数決先に二つ取ったものを採用 自分の者に入れるの禁止。
5
結果 サタン
ワイズ「……サタン、かなぁ」
なんとなく、ぼんやりと、神様の名前はこれだと思いその名前を口にする。
サタン。この世界を創った神様の名前は、サタンであると――――。
クレーナ「――――サタンは、どちらかというと悪魔じゃない?」
ワイズ「あ」
クレーナさんにそう指摘されて、僕はやってしまったと思う。
……お、怒られるか?
クレーナ「ふふふ……別にそんなびくびくしないでも。私は怒ったりしないよ。そっか……ワイズさんにとっての神様の名前は「サタン」なんだ」
ワイズ「…………?」
なんか、意味ありげな言葉だった。
僕にとっての?
クレーナ「この世界を創った神様に名前はないの――けど、確かに名前は存在する。そう、一人一人の心の中にね」
ワイズ「はい?」
クレーナ「一人が神の名前はアザトスだと言えば、その人にとっての神様はアザトスになるし。違う人がノアムと言えば神の名前はノアムとなる」
一人がサタンと言えば、その者にとっての神の名前はサタンとなる。
クレーナ「この世界の神様は、都合がよくて誰にでも媚びて、スライムみたいに姿形、名前ですら不安定なの」
ワイズ「……はぁ」
ぶっちゃけ、よく意味が分からない。
クレーナ「ふふ、君の神様の名前がサタンなのは、神様は悪魔みたいだって意味も含まれているのかもね? 興味深い、本当に……」
ワイズ「うっ」
……神様は悪魔である。
それは、合っているのかもしれない。
そういやフェニックスは悪魔に数えられたりするな(深読み)
クレーナ「…………あ、ご、ごめんなさい。私張り切ってこんなに一方的に話しちゃって……!」
やってしまった、と顔を赤くして。クレーナさんは俯いて――今度は何かローラーのようなもので地面をコロコロし始めた。
ワイズ「いやいや、すっごい面白かったですよ! 神様についてもよく知ることが出来ましたし」
クレーナ「……わ、私! そろそろお掃除に行かないといけないのでぇ!」
そう叫んで、クレーナさんは――。
ワイズ「…………はっ!?」
消えてしまった。
先ほどまで転がしていたローラーが地面に放置されている。
ワイズ「き、消えた……!? し、神出鬼没……!?」
意味が違う気がする。
現状あった事ある天使が・・・ねぇ?
>>462 はえー、そうなんか。良い事知った。
>>464 いい子だったね!
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下4まででコンマが一番大きいものを採用
1
コンマ93 どこかに行く
どこに行く?
1 広場
2 戦闘用グラウンド
安価下3まででコンマが一番大きいものを採用
~広場~
結局、僕は用務員室を出て広場に戻ってきてしまった。
ちょっとお茶菓子を失敬しようかとも考えたが。嫌な予感しかしなかったから止めた。
ワイズ「えーっと」
広場の邪魔にならないところに建てられている時計をちらりと見る。
……ちょうどお昼の時間だ。
ワイズ「……確かにあんまり人がいないなぁ」
皆、食堂に行っているのだろうか? それとも町に行ってレストランに行ってるんだろうか?
まぁ、僕は今お腹が空いていないので、どうでもいいが。
おそらく最後の!
1 といすら
2 のなすにとな
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ79 のなすにとな
ワイズ「……おっ」
向かい側のベンチに、見たことのない女性が座った。
……エルフだろうか。腰まである金髪を首のあたりで束ねている。
と、言うか。生徒っぽくない感じがする。先生かな?
ワイズ「すみませーん!」
「…………っ!」
僕が大きな声で声をかけると、女性はハッとした表情でこちらを向いた。
……しかし、すぐにその表情はなくなり。クールな感じに、無表情になった。
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
クリス78「…………」
「…………」
ワイズ「あの、この学校の先生ですか? すみません僕、まだこの学校に来たばっかりで先生のこと把握してなくて……あの、名前を聞いても?」
「…………私」
ぽつり、と声が呟かれる。
「先生じゃ、ないから……」
ワイズ「あ、そうなんですか?」
……失礼なことを訊いてしまった。と思うと同時に、疑問が浮かび上がる。
ワイズ「あれ、じゃあどうして学校に? もしかして生徒?」
クリス「…………私はクリス」
ワイズ「あ、はい。クリスさんですか」
クリス「…………」
ワイズ「…………」
で。なんで学校にいるの!?
何話す?
自由安価下2までで一番コンマが大きいものを採用
魔国ってエルフの方が多いですね
確定
コンマ100 魔国ってエルフの方が多いですね
ワイズ「ま、魔国ってエルフの方が多いんですね?」
この国に来てから――というよりこの学校に来てからエルフの人によく会っている気がする。
悪い意味でも、良い意味でも。
クリス「…………魔国には、エルフの里があるから」
ワイズ「へぇ、そうなんですか」
……そういえば、前にベルフェがそんなことを言っていたような気がする。
ワイズ「……」
クリス「…………」
ワイズ「あ、じゃあクリスさんもそのエルフの里から来ているんですか?」
クリス「……違う」
ワイズ「え?」
クリス「…………私は、もう里には住んでいないから……」
ワイズ「あ、そうなんですか……」
……申し訳ない気持ちが胸に広がる。
クリスの好感度が2上がった(80)
クリス「……もう行くね」
それだけ言って、クリスさんは学校の外に行ってしまった。
……寡黙な人だなぁと思ったが。なんかそれだけではない気がした。
結構話してはくれたし。
ワイズ「ううん、謎だ」
と言うか、あの人は何で生徒でも先生でもないのに学校にいたんだろう?
……まさか、セブンスアビス!?
ワイズ「……ないない」
気が付くと、もう結構な時間になっていた。
夕方……そろそろ辺りが暗くなってくる時間だ。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下4まででコンマが一番大きいものを採用
3
今までは生徒としか話せなかったけど、先生とも話せるようになったよ!
※
コンマ80 知ってる人と話に行く
どっち?
1 生徒
2 先生
下3までで一番コンマが大きいものを採用
2
コンマ98 生徒
誰と話しに行く?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9 ゾラ
10 ディアン
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用!!!
お前らクッソ早いやん……すごいね
結果95 クスノキ
クスノキ「むっ」
ワイズ「あ」
これからどうしようか、と考え事をしながらぶらぶらと学校の中を歩いていると。クスノキとばったり会ってしまった。
……に、睨まれている。
クスノキ「……なんだ。拙者に何か用か」
ワイズ「あ、いや。別に用とかはなくて――」
クスノキ「そういいながら拙者から情報を抜き取るつもりだろう! ふははは! そんなちんけな企み! 拙者にかかればちょちょいのちょいだ!」
ワイズ「……じゃ、じゃあ。近くのベンチにでもすわろっか?」
クスノキ「ふんっ。そんな正々堂々と来るとは馬鹿なのか? まぁしかし、その心意気的ながら天晴と言わざるを得ないな」
と、言いながら。真っ先にクスノキはベンチに腰を掛けた。
……き、嫌われている?
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
安価下3まで多数決
1
結果 何か話す
何話す?
安価下2までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ57 忍者ということは海国出身なの?
ワイズ「クスノキって忍者なんだよね? ということは海国出身なの?」
クスノキ「……その通り、拙者は海国に生まれ海国に育ち――現在は海を渡り、この学校にて生活をしている」
ワイズ「ああ、うん。えーっと……何年生だっけ?」
クスノキ「ふん、貴様にそこまで情報を与えると思うか。拙者、この一年間でより忍びとしての技術を磨き――」
一年間、一年間学校にいたということだろうか?
ワイズ「……あ、じゃあクスノキさんは二年生か」
クスノキ「…………っ!?」
な、何故それを……!? といった表情をしている。
うーん。なんだろうこの。
ワイズ「あ、そういえば。海国と言えば最近海賊が攻めてきたって聞いたけど大丈夫なの?」
クスノキ「うん? ……はっ! まさか、海賊などという野蛮な輩に我が国が負けるわけなかろう?」
ワイズ「……へー」
クスノキ「あんな船上でしか強がれない人種、我らに掛かればイチコロよ」
自慢気に語っているが、本当に大丈夫なのだろうか?
……海国に行ったときは気を付けよう。
クスノキの好感度が6上がりました(25)
クスノキ「ふん、馬鹿なことを言うな。全く全く……」
そう言いながら、クスノキは去っていった。
ワイズ「…………」
……そろそろ暗くなるし、明日も授業がある。
もう帰って僕も寝よう。そう思って僕も寮に戻っていった……。
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:34 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV1][消費7]相手に(最大魔力-5)+コンマ一桁直下のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
融合[Lv1]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-10。
調合[Lv1]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-10。
【所持金】
銀貨七十四枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ109「ぜーったいに今度は歌聴かせてよね!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ64「素直にそう言われると……う、嬉しいです」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ65「分からないことがあったらいつでも聞きに来てね」
レヴィア48「その姿勢、私好きですよ」
レンジ90「一緒にトレーニング……結構か! そうか!」
クスノキ25「海賊なんぞに負けるか、馬鹿め」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー7「……ふん」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン47「体育祭! 文化祭!」
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
アンブローズ96「存分に青春を満喫するといい」
クレーナ92「ご、ごめんなさいごめんなさい……!」
クリス80「…………」
んじゃ、ちょっときゅうけーい。18時半くらいから再開します。
学校生活の一週間で一スレと半分使ってるのか……!? これやべぇな。
1年52週間として1年間の学生生活が終わるのに78スレかかるのか
>>516 えぇ……? スレタイトル変えないと……。
まぁ何回も言ってるけど一年も学校にいないし! そろそろ何日学校にいるか制限時間決めないとなぁ!
流石に数カ月単位とかになると冗長かなぁ
ダイジェストとかでもいいのよ
>>518 いや、もうなんか隠してても仕方ないなぁって思うから言うけど。
学校生活は多分一か月くらいで終わると思います。多分おそらくきっと一か月後が体育祭。
長くて2ヶ月かの
魔国編のラスボスは誰かな
>>520 二か月かぁ……うーん。ぶっちゃけそれくらいやりたい。永遠と学校生活やって青春やりたい。
>>521 全然考えてねぇや。
てか学校生活やりまくると授業でスキルやらスタータスが上がりすぎて今後無双するという。
学校に闇国から魔翌力を狙ったエロテロリストが
という展開を思いついた
>>523 それすっげぇ面白いけどまじでR板ですね……。うーん。
いーやワイズくんにはセブンスアビスと渡り合うくらい強くなってもらうね
>>528 アベル「^^」
R板でなんか書きたいけどなー、本編に組み込んだら時間すっげぇかかるし。あと自分の性癖が盛り込まれるからワイズ君がマゾになる。
学校の授業でセブンスアビスと戦えたら……ベルフェには本当に頑張って頑張れば勝てそう。ハルエルさんは能力がチートだからきつい。
もう少し時間かかりそうです、ごめんなさい。
文化祭すぐやりたい? それともキャラともう少し交流深めてからにしたい?
訊いてなんですけど安価多数決したほうが早いな……!
※
八日目
ワイズ「ふぁああ…………」
欠伸をしながら部屋を出ると、何人かの生徒が寮のロビーに集まっているのが見えた。
ゾラ「あ、ワイズ君。おはよぉ」
ワイズ「ん、おはようゾラさん」
ルームメイトであるゾラもその場にいて、ほんの少しだけ安心する。
……知らない人しかいなかったら、もうすぐに逃げていただろうし。
ワイズ「それで、この集まりは?」
ゾラ「文化祭のアンケートだよぉ。あ、そっかワイズ君は初めてだから分かんないか」
ワイズ「……文化祭」
そういえば、フランがそんなイベントのことについて話してた気がする。
……え、早くない? ああそういうイベントは全部早めにやるんだっけ?
ゾラ「それで、今文化祭でお店を出すかどうかのアンケートをやってるんだぁ。お店を出す人はこの用紙に色々書いて、先生に提出するの」
はいこれ、と言って。ゾラからその用紙を貰う。
……お店の名前、内容、誰と一緒にやるか誰が責任者か……。
…………ふーん。
ワイズ「ていうか、文化祭っていつやるんです?」
ゾラ「ああ、それは――――」
文化祭は――。
1 【三日後(11日目)】
2 【一週間後(15日目)】
3 【来週の水曜日から(17日目)】
19時10分まで募集、一番多いものを採用。
また【】ごとコピペしてください! コピペじゃないと多分反応できないです! また、一人一つです!
3 【来週の水曜日から(17日目)】
2 【一週間後(15日目)】
しゅーりょー
【一週間後(15日目)】6
【来週の水曜日から(17日目)】6
ああああああかぶった!!!!!!
ええい決選投票!2と3から選んでください!
下5までで一番多いものを採用します!
【来週の水曜日から(17日目)】
まってまって
17日が5票
15日6票じゃ?
結果 来週の水曜日から(17日目)!
※
ゾラ「来週の水曜日からだよぉ」
ワイズ「あ、そうなんだ」
……来週の水曜日かぁ。
ゾラ「それでその用紙は三日後に締め切りだから。もしワイズ君が何かお店出したいなぁって思ってたら早めに決めちゃったほうがいいかもね?」
ワイズ「うーん」
お店かぁ……別に考えてなかったけど。
もしお店を出すとしたら……一緒にやってくれる人を探さないといけないし、何のお店をやるかも考えないといけないなぁ。三日後までに。
……まぁ、とりあえず今は保留で。
十七日目に文化祭です!
そして十一日目までに文化祭にお店を出すかどうか決めましょう! 仲間集めとお店決めも一緒にね!
あーあ。私ってほんとばか。どうすんだこれ決選投票しちゃったぞこれ。荒れるぞ。お嬢様だぞ。
まじでさぁ……ほんと自分さぁ……何? 小学生かな?
間を取って16日目
文化祭3日やる(15~17日)(提案)
>>562 十六日目なー。良いんだけどうーん……?
>>563 三日間やるかぁ……? 文化祭でのイベント特に考えてないぞ……?
いや自分の失態ですから自分で何とかしなくちゃいけないんですけど……。
ああもう最後の安価! 最後の最後までごめんね!
1 正しい結果は一週間だろ!
2 決選投票してもう書いちゃっただろ! 水曜日!
3 三日間やれよ
安価下7までで一番多いものを採用!!! これが正真正銘最後! 本当にごめんなさい!
3
3
結果! 三日間やれよ!
自分のミスなんでがんばりまぁす。けどイベントは募集します。今日の終わりに。
自分一人だけお嬢様になるルートはないです。本当に荒れた時だけあれは。
ゾラ「あ、ごめん。文化祭の日程間違えちゃった」
ワイズ「え」
何か色々歪んだ気がする。
ゾラ「正しくは一週間後から水曜日までの三日間、文化祭ね?」
ワイズ「え、え?」
ゾラ「じゃあ、頑張ってね?」
ワイズ「え、え、え、え……え?」
十五日目から十七日目まで文化祭です!
十一日目までにどうするか決めましょう!
ああもう御免なさい! 本当にごめんなさいご飯のため離席です!
また文化祭のイベント募集します! てか文化祭にお店だすかどうかとかも決めといてください!
あと誰と一緒にやるか! 行動決める時にわちゃわちゃするのも楽しいけど!
再開して早々ですが、誰とご飯食べるか決めて今日は終わりにしたいと思います。
※
――――
――
―
~大食堂~
ワイズ「んー」
いつものようにご飯を選びながら、今日の授業――ではなく、文化祭について考える。
……別に、お店を出すことに興味があるわけではないが。
ワイズ「誰かと一緒になんか出来たら楽しいだろうけど……文化祭も見て回りたいしなぁ」
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ランダムな人と食べてしまう
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ57 知ってる人と食べる
どっちと食べる?
1 生徒
2 先生とか用務員さんとか
安価下3までで一番多いものを採用
1
ごめん、一番コンマが大きいもの採用です。安価とってたら下にずらしてください……
コンマ56 生徒
誰と話しに行く?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9 ゾラ
10 ディアン
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用します
コンマ93 ユウナ
じゃあ今日はこれで終わりにします。お昼からやっていましたがお疲れさまでした!
では、おやすみなさい……。
文化祭でやってそうなイベント、募集しています。いや全部採用できるわけじゃないですけど、面白そうなのは採用します。三日間の文化祭だしね!
ひょっとしてもう意見出していいの?
乙
クラスの出し物でコスプレ喫茶とか?
そして当然のように女物の衣装を着て接客させられるワイズ
>>589 はい、もう意見のほう出してもらって構いません。
期間制限とかも決めてないですし、一人一つとかの制限もやってません。まじで思いつかねぇから沢山募集します。
あと女装ワイズはすっげぇ見たいから確定です。
3日間それぞれ違う相手と回るタラシワイズくん
模擬店の内容とか全然考えてねぇや。でもショタに綿あめ食べてほしい。
女装? コスプレ? 全部皆で決めよう! ミスコンの質問の受け答え? 皆で媚びよう!
これ主人公ショタじゃなかったら続いてねぇな……。
>>605 これ普通にあり得るんだけど。実際にやったらすげぇ女子から嫌われそうやなって。好感度上がってる子からは特に。
文化祭は好感度アップイベじゃろ
複数人の好感度上げていくつもりじゃよ
>>608 うん、そういうと味気ないけど色んなキャラの好感度上げるイベントです。
男友達と騒いで、女友達といちゃついて、女装してください。
文化祭を楽しむ王国のキャラとかはありかな?
アイドル活動にくるペアリスとか。
>>611 王国のキャラ一応出せるけど……ま、ワイズ君の運が良ければ大丈夫だな! ペアリスは平気な気がするけど!
では、今日は19時半くらいからのんびりやっていきたいと思います。
じゃあやっていきます。
※
ユウナ「あ、ワイズ! 隣いい?」
僕のお盆の隣に誰かのお盆が置かれ、誰だろうとちらり横を見ると、そこにいたのはユウナだった。
……!
ワイズ「お、おはよう。ユウナ」
ユウナ「おはようワイズ! えへへ、僕が選んでくれた洋服着てくれてるんだね!」
ワイズ「そんなこと言ったらユウナだって……ぼ、僕が選んだ……」
いつもの服装と違い、今日のユウナはあの日僕が選んだ洋服を身に纏っていた。
ユウナ「うん! だってワイズが選んでくれたんだから着ないのは申し訳ないでしょ? ちょ、ちょっと……まぁ、視線があるけど」
あはは……と、笑いながらユウナは胸のところを手で隠した。
……あー、そうだ。胸の谷間がちょっと見えてるから――って!
ワイズ「ご、ごめんね……?」
ユウナ「う、ううん!? 気にしないで! ワイズが悪いんじゃないんだから! ほ、ほら! 一緒に食べよ?」
ワイズ「……うん!」
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
安価下3まで多数決
結果 何か誘う
何を誘う?
下4までで一番大きいものを採用します!
そしてすみません、離席させてもらいます……。出来るだけすぐに戻ってきたいと思います、はい。
では、やっていきたいと思います。
※
コンマ94 文化祭でお店出さないか誘う
ワイズ「あ、ねぇユウナ。ユウナって文化祭どうするの?」
朝食を食べながら、文化祭のことを訊ねる。
ユウナ「ん? んー……文化祭かぁ。友達と一緒に回ったりかなぁ? どんなお店があるのかも、どんなイベントがあるのかも良く分かってないし」
ワイズ「そうなんだ……」
どうやらまだ何をするか完全に決まってる訳ではないようだ。
…………う。
い、一応。誘ってみるか……? いや、こっちもまだ絶対にやると決まったわけではないけど……。
ワイズ「あのユウナ? その――僕と文化祭でお店とか、出さない?」
ユウナ「へ? ……お店?」
いきなり誘われて目を丸くしている。
ぽかん、と。口が開いている。
ユウナ「……いいね! 面白そうだし! で、何のお店を出すのワイズ?」
ワイズ「へっ?」
……な、何のお店を出すのか全然考えてなかった。
え、えーっと……。
何のお店出したい? (本当に出すお店を決めるのは三日後となります、今はぼんやりとで大丈夫です)
とりあえず45分まで募集。一人何個でも。
すみません。ネットの調子も悪いし専ブラの調子も悪くすっごく遅れました。
※
ワイズ「――――かなぁ」
とりあえずぱっと思いつくだけのお店を挙げてみる。
まぁ、今挙げたものの中から絶対に決めるわけではないけど。
ユウナ「ふぅん。なんか食べ物系のが多いんだね?」
ワイズ「そりゃあ、やっぱりそういうやつのほうが文化祭のお店っぽいし?」
ユウナ「……食べ物系のは良いんだけどさ。風魔法で浮かせるやつって、僕必要?」
ワイズ「ひ、必要に決まってるよ!」
ユウナ「僕風魔法使えないし……んー? 僕、お金の計算とか苦手だし……」
ワイズ「…………そ、そっかぁ」
どうやら、ユウナはしっかりとお店の仕事に参加したいようだ。
お会計は十分表方な気がするけど……苦手なものを無理やりやらせてもなぁ。
ユウナ「あ、でも! 喫茶店とかは楽しそうだな! お客さんと話したいし!」
ワイズ「喫茶店はお客さんと話す仕事ではなくない?」
……ど、どうなんだろう?
ユウナ「……で、究極のアイスクリーム屋さん? は良いんだけど。メイド喫茶とかコスプレ喫茶とか……ねえ。ワイズの趣味?」
ワイズ「はっ!?」
な、なんか突然変なこと訊かれた!?
ユウナ「ね、ねぇ。そこんところどうなの? ねぇねぇ」
ワイズ「…………う」
どう答えるべ
1 しゅ、趣味じゃなくて! ほら、人気ありそうじゃん?
2 …………趣味です。
3 ゆ、ユウナのそういう姿が見たいなぁ、って……。
安価下3まででコンマが一番大きいものを採用。
コンマ90 1
ワイズ「 しゅ、趣味じゃなくて! ほら、人気ありそうじゃん?」
べ、別に嘘は言ってない。そういう喫茶店は実際人気ありそうだと思ったのは事実だ。
……うん。
ユウナ「うーん。ま、良いけどさぁ――じゃあ分かった! 僕もワイズのお店に参加するよ! 文化祭でそういうのやるって思い出になるしね!」
ワイズ「ほ、ほんと!?」
ユウナ「うん! ……そういえば僕以外に誰と一緒にお店やるの?」
ワイズ「……まだ決まってないです」
ユウナ「じゃあ一緒にやってくれそうな子僕も探しとくよ! だからワイズもいろんな子誘っといてよね! 三日後まで? だもんね!」
にっこりと笑ってユウナはそう約束してくれた。
……探さないとなぁ。参加してくれる人、三日後までに。
ユウナの好感度が2上がりました(111)
――――
――
―
ユウナ「じゃ、僕はもう行くよ! それじゃあね!」
そう言い残してユウナはお盆を持って行ってしまった。
ワイズ「それじゃあ、僕もそろそろ行こっと」
ああ、そうだ。授業も決めておかないと……。
何の授業を受ける?
一人二つ選択し。どの授業を一回目に受けるか二回目に受けるか記述してください。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
一回目→
二回目→
下5までで一番コンマが大きいものを採用。
一回目→【魔法基礎学】
二回目→【魔法戦闘学】
コンマ87 >>636
――――
――
―
~第一魔法教室~
ラディア「では早速授業を始めていきます! よろしくお願いしま――うぁああああああ!?」
丁寧に頭を下げて、先生の頭がごろごろ転がって行って、メガネがどっかに飛んで行った。
……最初の授業の時に比べて、ずいぶんとドジなところが露見してきている気がする。
ラディア「あーもう、始まる前にちゃんとくっつけといたのに……うぅ。あ、ありがとうございますメガネ……」
生徒に拾われたメガネを申し訳なさそうに返してもらい。そのデュラハンは取れる顔を赤くしている。
ラディア「……では、今回の授業でも。魔力の向上、既存の魔法の強化、もしくは新しい魔法の取得――をやってもらいます。もし何か困ったことがあったり質問したいことがある方はぜひぜひ自分を呼んでください!」
ワイズ「……んー」
体育祭で神の身体が貰えるとしたら、優勝に向けて頑張らないといけない。というか、その為に今日の授業は取った。
魔力を向上させれば沢山魔法が使えるようになるだろうし、魔法の威力も上がるだろう。
魔法のレベルを上げれば、いまある真空の刃がもっと強くなるだろう。
新しい魔法は――夢がある!
じゃあ、どうしようか!
どうする?
1 魔力の向上
2 スキルレベル上げよう
3 新しい魔法の取得
先に三つ取ったものを採用
結果 スキルレベル上げよう
ワイズ「真空の刃をもっと強くしよっと」
先生が言っていたように、まずは今ある魔法を強くしたほうがいいだろう。
ドロシーさんの時はいい感じにいったけど、全員が全員初手真空の刃でノックアウトってわけじゃないだろうし。
……もっと刃を鋭く! もっと刃を大きく!
ワイズ「沢山使えばいいんだっけ? 馴染ませる感じで……」
とりあえず、他の人と同じように……沢山魔法を使ってみよう!
結果は?
1~6 失敗
7~0レベルが1上がった!
コンマ一桁直下
コンマ3 失敗
ワイズ「……んー?」
刃をもっと大きくしようとすると形がブレ、風の勢いを強めようとするとただの突風になってしまう。
……むむむ、流石にそんなに上手くはいかないようだ。
ワイズ「でも結構上手くなってる気がするんだけどなぁ……」
兎に角、もっともっと使ってみないことには始まらない。
撃つべし撃つべし! 唱えるべし唱えるべし!
――――
――
―
~グラウンド~
ジョンソン「では魔法戦闘学の授業を始めたいと思います」
魔法基礎学の授業から流れるようにして、グラウンドに移動する。
ジョンソン「え――皆さんの中には魔法基礎学の次にこの授業を受けた方もいると思いますが、もしかして残りのMPを気にしている方はいますか?」
ジョンソン「ご安心ください、HPと違いMPは戦闘や授業が終わったら自動回復……つまり、戦闘中と違い聖水何かを飲む必要がないのです」
っと、こんなことはもう皆さん知っていますか。と、ジョンソン先生は笑いながら言った。
……知らなかったし、なんかシステム的だった。
ジョンソン「では、さっそくばしばし戦闘を繰り返してください。模擬戦を行わないと、授業の意味がありませんから」
ワイズ「……どうしよ」
どうする?
1 戦闘しようぜ!
2 いーや、まだ魔法の強化だね
3 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ63 戦闘しようぜ!
魔法戦闘学で戦闘をしないのは違うだろう。
ワイズ「じゃあ、誰と戦おうかなー」
……って、そんな対戦相手を選べるようなハーピーじゃないんだけど。
速くて風魔法を使えるだけのハーピーが、対戦相手に文句を付けたりだ何て出来る訳が無い。
誰と戦った?
1~7 リベンジです!!!!
8~9 ほかの人と
コンマ一桁直下
実は半分モブにしようと思ったけどやっぱりキャラが出たほうが盛り上がるしね!
※
コンマ6 ドロシーさん!?
とりあえず軽くバトル用のフィールドに行って暇そうな人を――――。
ドロシー「ワイズさん! ずーっと貴方を待っていましたわ!」
ワイズ「…………ど、どうも」
なんか居た。
ドロシー「毎日毎日貴方が魔法戦闘学を取る日を待ち続ける日々……! 食堂で話しかけて誘おうとも考えましたが、そういう時に限りいつもいつも他の人と話してて……!」
ワイズ「いや、別に一緒に食べましょうよ。ご飯」
そう言うと、ドロシーさんは力強く拳を握って。こちらを睨んできた。
……ご、ごめんなさい。
ドロシー「風魔法を教えてもらう約束も有耶無耶になってしまいましたし、探そうにもどこに貴方がいるか分からない! ついに、ついにこの時が――! さぁ!リベンジです!」
びしぃ! と、人差し指まで突き付けられてしまった。
……言っちゃあなんだけど。ドロシーさん普段はこんな性格じゃないでしょ?
もっと冷静沈着な感じでしょ?
ドロシー「さぁ行きましょう! もうわたくしたちが戦う場所は取っておきましたから! ふふふ、わたくしは――貴方に勝つために体力を上げてきましたわ!」
ワイズ「そ、そうですか」
目まぐるしい努力だ、その姿勢は凄く見習わないといけない。
~戦闘用グラウンド~
ワイズ「よぉし! じゃあ早速――」
ドロシー「おっと、その前に」
前と同じように向かい合っているこの状況で、ドロシーさんは待ったを掛けるように手の平を突き出した。
ドロシー「……確かに、貴方の速さはとても凄いものです。この学校で貴方の速さに勝てるのは――生徒では一人しかいないでしょう」
ワイズ「え」
いや、別に調子に乗っていたわけじゃないけど――僕より早い人がいるの?
……え?
ドロシー「しかし、しかしですよ? 先手を取ってワンパン……それじゃああまりにも、戦闘の意味がないんじゃないですか?」
ワイズ「……うん?」
ドロシー「貴方だって対戦相手の魔法やらなんやらを見たいでしょう!? だって魔法戦闘学なんですから! ね!? だから――最初はわたくしが行動するというのは、どうでしょう?」
ワイズ「…………」
つまり、最初のターンをください。と言っているのか?
……えー?
どうする?
1 しゃーない。最初は君からでいいよ
2 やだ
安価先に二つ取ったものを採用
結果 しゃーない。最初は君からでいいよ
ワイズ「……しょうがないなぁ。じゃあ最初はドロシーさんからね」
ちょっとなんかなぁ、と思うところはあるが。確かに他の人がどんな魔法を使うのかは、見てみたい。
ドロシー「ふふ、ありがとうございます……では、始めましょうか!」
ワイズ「うん! 今日も負けないよ!」
ドロシー「体力をつけた、さらに新しい魔法も覚えた……さぁ、絶対に負けませんわ!」
対戦相手の絶対に負けないという思いが、こちらまで伝わってくる。
……よほど負けたのが悔しかったんだろう。
でも、だからこそ僕も負けたくない! 勝つぞぉー!
【模擬戦を開始します】
1ターン目
ドロシー「では、わたくしから!」
そう言ってドロシーさんは何か呪文を唱えている。
……こちらはドロシーさんが行動を終えるまで動くことは出来ない。が、何だろうあの魔法は?
ドロシー「…………ふふ、これでもう大丈夫! さぁ、どこからでも来なさい!」
呪文の詠唱が終わり、ドロシーさんの身体の周りに――何だろう? あれ、オーラ?
ワイズ「あ、じゃあもう行っていいの?」
ドロシー「ええ!」
……んー?
ワイズ「じゃあ行くよ!」
前と同じようにドロシーさんの近くまで一瞬で近づく。
ここまでは、一緒だ。
ドロシー「っ……!」
一度見たことがあるとはいえ、僕のこのスピードはビックリするらしく。軽く目を見開いていた。
……けど、声は出さなかった。
ワイズ「じゃあ、一撃で――!」
ワイズ HP15/15 MP15/15
何する?
1 羽ビンタ
2 風魔法・真空の刃
3 防御
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ93 防御
ワイズ「――っ!」
ドロシー「……あら?」
思いっきり近づいて攻撃しようと思ったが、あのオーラが不穏すぎて攻撃を止めてしまった。
……ふ、触れただけでダメージとか。そんなんな気がする! なんかオーラが刃物!って感じするし!
ワイズ「……」
バックステップで距離を取る。その様子をドロシーさんはにやにやと見ている。
ドロシー「あら、あらあらあら――ふふ、やはり初めて見る魔法は怖いですもんねぇ? 効果が分からないから迂闊に手を出せない……」
ワイズ「む、むむむ……」
ドロシー「まぁ、そうやって燻ぶってる間にわたくしはどんどん積ませて頂きますけど!」
2ターン目
ドロシー「では、もう一度わたくしの――」
ワイズ「……何言ってるの! 出番を譲るのは最初だけって言ってたでしょ!」
なら、このターンからは僕が最初の行動だ!
自慢の足は、自慢の羽はまだ動く! 筋肉痛も克服してる!
ワイズ「じゃあ、じゃあ僕は――!」
ワイズ HP15/15 MP15/15
何する?
1 羽ビンタ
2 風魔法・真空の刃
3 防御
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ99 風魔法・真空の刃
ワイズ「そんな風に言うんだったら! デカいの一発やってあげるよ!」
少しだけ、ほんの少しだけイラっとした。
なのでもう自慢の一発をぶちかますことにした。
ワイズ「いっ……くぞぉ!」
風を溜める溜める溜める溜める――!
バックステップ、からの加速! ドロシーさんの懐にその一撃を――!
ダメージ判定!
10+コンマ一桁直下
コンマ直下
ダメージ10+10=20 最大ダメージ!
反射の鎧コンマ判定!
コンマ8以上でダメージを反射! 失敗でダメージ-5!
コンマ直下
コンマ4 失敗
ダメージ20-5=15
ドロシー「――――みゃっ!?」
ワイズ「うっ!?」
真空の刃によってドロシーは大きく吹き飛んだが――な、なんだ今の感触!?
な、なんかあのオーラに吸い込まれた――というか! 下手したらこっちが終わってた気がする!?
ドロシー「ごほ、えほっ……! ど、どうして反射鎧を纏っているのにこんなに痛いのよぉ……!」
ワイズ「は、反射!?」
ま、まさかこの人最初にこの魔法を仕込むために――な、なんかせこっ!
情報を開示します。
魔法反射の鎧[LV1][10]3ターン、コンマ8以上で消費のあるスキルのダメージを反射する。失敗でダメージ-5
ドロシー「ふぅ、危ない危ない……回復しないと……」
ボロボロになりながら立ち上がって、その鎧を纏いながらドロシーさんは違う魔法を使用する。
ワイズ「……む、むむむ」
すると、ドロシーさんの身体の傷が見る見るうちに治っていく。
……すっげぇ。死ななくても身体が治ってる。
情報を開示します。
回復魔法[Lv1][5]自分のHPを10回復する
3ターン目
ドロシー「ふ、ふふふ……」
ワイズ「けど、攻めれているわけだし――!」
正直、僕の攻撃にドロシーさんはもうギリギリといった感じがする。
反射も確定ではないみたいだし。
ワイズ「――まぁ、こっちはまだ魔力あるしね!」
あと一回しか使えないけどね!
ワイズ HP15/15 MP8/15
何する?
1 羽ビンタ
2 風魔法・真空の刃
3 防御
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ60 風魔法・真空の刃
ワイズ「じゃあ、もう一回――!」
あの鎧ごと切り裂けば問題ないな! という頭の悪い行動だが――! 今出来るのはこれくらいなんだからやるしかない!
ドロシー「あらまたその魔法ですか! もうその魔法は、通用しませんわ! 貴方の速さだって、所謂所見殺しに過ぎないんですから!」
ワイズ「うっさい!」
溜めて溜めて溜めて溜めて溜めて――――っ!
ワイズ「やぁああああっ!」
ダメージ判定!
10+コンマ一桁直下
コンマ直下
コンマ10+8=18
反射の鎧コンマ判定!
コンマ8以上でダメージを反射! 失敗でダメージ-5!
コンマ直下
マジでワイズ君の殺意が凄い。割とワイズ君ぶっ飛ばすつもりで組んだんだけど。
※
コンマ1 失敗
ダメージ18-5=13
ワイズ「いっけぇ――――!」
鎧にもう一度風の刃をぶっぱなす。
二度目の刃、しかしそのどちらも――殺意が高かった。
勢いに乗りに乗って、乗りまくっていたのだ。
ドロシー「う、そでしょぉ――!?」
嘘ではない。
ワイズ「嘘じゃない! 鎧ごとふっとべぇ!」
――ドロシー自慢の鎧に、罅が入る。
そして、そしてそして――――ドロシーが白線の向こう側まで吹き飛んで行った。
ワイズ「……きまった!」
【戦闘終了しました。お疲れさまでした】
ドロシーさん追加アップデート二回くらいしたんだけどなぁ……最初は反射すら持ってなかったし。
「ふぁっ! なんかいきなり最大ダメージたたき出したぞこいつ!?」
「うーん、なんか反射かな? って声もあるし反射系のスキルに変更するか……けど、それだと失敗したらドロシー死ぬな……」第一アップデート
「……じゃあ本来組み込んでたダメージ軽減も組み込んだろ! 反射の鎧! うんかっこいい!」第二アップデート
じゃあまぁ、続けてきまーす。ドロシーさんは本当に強い子なんだよ……! 魔力もたけぇし! スキル沢山あるし!
※
――――
――
―
ドロシー「……………………」
ワイズ「あの、ドロシーさん? ドロシーさん?」
前と同じベンチの上で体育座りをして、ドロシーさんは口にチャックをして黙ってしまった。
……目尻に、涙が浮かんでいる。
ワイズ「…………そ、その。今回は本当に、運が良かったというか……」
ドロシー「……ふんっ」
ぷいっ、と。目を逸らされてしまった。
……き、嫌われてる……!
ドロシー「わたくし、貴方に勝つために予定を繰り上げて反射魔法まで覚えて、走り込みもして体力もつけて……うぅ」
ワイズ「あ、ありがとうございます……?」
ドロシー「はぁ!?」
ワイズ「ひっ!」
まずい! 殺される!
ドロシー「貴方みたいな、貴方みたいな頭の悪そうな人には余裕で勝てると思ってたのにぃ……! どうして、どうしてぇ……!」
ワイズ「ほ、本当にたまたま勝てただけですから! 嘘言ってないです僕!」
本当に、次戦ったら負けると思う。
MPも尽き欠けたわけだし……羽ビンタは、柔らかいし。
ドロシー「知りませんそんなこと……魔法も教えてもらえませんでしたし。約束したのに……」
ワイズ「ドロシーさんそんなキャラじゃないですよね? もっと、ほら。冷静沈着って感じですよね!?」
ドロシー「魔法に関することでわたくしが冷静にいられると思いますか!? 魔法を使った戦闘で負けて、悔しくないわけないじゃないですか!?」
ワイズ「はいその通りですごめんなさいっ!」
……結局、授業が終わるまでドロシーさんを慰め続けた。
ドロシーの好感度が……あ、上がってるの? あ! 凄い上がってる!?(25)
あとついでに風魔法のレベルが上がったよ!
風魔法・真空の刃[LV2][消費7]相手に(最大魔力-5)+(コンマ一桁直下+2)のダメージを与える。
――――
――
―
さて、放課後だ。
……ドロシーさんの印象が大きすぎて忘れてしまったが。僕は文化祭のお店を一緒にやってくれる人を探さないといけないのだ。
いやまだ決めたわけじゃないんだけど――ユウナに言っちゃったしなぁ。
ワイズ「てか、何のお店やるのか決まってもないのに付き合ってくれる人いるのかな……」
……優しい人が比較的多いこの学校だけど、そんなにも優しい人はいるのだろうか?
ああでもドロシーさん――止めよう、この話は。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ94 知ってる人と話に行く
誰と話そう?
1 生徒!
2 先生と用務員!
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ85 生徒
生徒の誰と話す?
誰と話しに行く?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9 ゾラ
10 ディアン
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用 十分経っても来なかったらその時に一番大きいものを採用
コンマ91 ファティマ
では、今日はこれで終わりにしたいと思います。遅くまでお疲れさまでした!
ドロシーさん可愛い。なんで普通に強いのに勝てないの……?
乙乙
ワイズくん特に魔法鍛えてないけど俊敏だけで学校の天下とれるのでは
乙
モブから運命ポンコツヒロインに昇格したよやったね
>>1メンバー集め期間中は簡略化で
1 何か話す
2 何か誘う
3 出店メンバーに誘う
みたいに3つ目の選択肢が欲しいデス
>>723 頑張ればいけるよ! ワイズ君の上位互換みたいなキャラいるけどね!
>>724 なんでや! ドロシーさんはモブじゃないって何回も言ってるやろ! 強いんやぞ!
>>728 分かったー
あと皆さんにお知らせがあります。生徒を二人ほど増やしました。 出す予定なかったんだけど出したくなったから出します! サキュバスじゃないよ!
んじゃあ、今日は暇なので15時くらいに人がいたらやりたいと思います。
あの、すみません。やる予定だったんですけど物凄く眠いのでちょっと寝させてもらいます……。
また今日やるときは連絡しますので、よろしくお願いします……。
おはようございます。
では今日は19時半ほどからやっていきたいと思います! 参加してくれるとすげぇうれしいです!
では、やっていきたいと思います。
あと、生徒も増やしたしメンバーも集めないといけないので暫くは放課後二回行動します!
※
――――
――
―
~保健室~
ファティマ「ん、ああワイズ君! いらっしゃい!」
保健室の扉を開けると、明るくファティマさんは迎えてくれた。
……あの先生はどうやらいないようだ。
ワイズ「こんばんはファティマさん、仕事中ですか?」
ファティマ「あはは……まぁ、そういうところかな? 本来保健室の仕事はユレイ先生の仕事なんだけどねー……」
ワイズ「あー」
……もう慣れてるけどね、と。ファティマさんはそんな表情をしていた。
ファティマ「こほん、で。ワイズ君? 今日は何の用で? 見たところケガとかはしてなさそうだけど」
ワイズ「ああ、えっと……」
ファティマ「勿論、雑談したいだけっていうのもありだけどね?」
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
3 お店のメンバーに誘う
下4までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ94 お店のメンバーに誘う
ワイズ「あの、僕文化祭でお店出したいなぁって思ってるんですけど……」
ファティマ「あ、そうなの! へぇ、ワイズ君のお店かぁ……ねぇ、どんなお店やるの?」
両手をぴったりを合わせて、ファティマさんは目を輝かせて訊ねてくる。
……す、凄い楽しそうだ。
ワイズ「えっと、今のところ料理関係の……? 喫茶店みたいな? そんな感じのをやろうと思ってるんですけど」
ファティマ「へー。ワイズ君お料理得意なんだ!」
ワイズ「いや、正直僕料理はそんなに……あの、僕今文化祭で一緒にお店をやってくれる人を探してるんですけど、ファティマさん。一緒にどうですか?」
ファティマ「……え? 私?」
結果は?
コンマ6以上で誘えたよ!
コンマ直下
まーた書き忘れたけどコンマ一桁です!
※
コンマ7 成功!
ファティマ「わ、私は別に良いんだけど……本当に私が参加してもいいの? 私三年生なんだけど、同じ一年生とやったほうがいいんじゃない?」
ワイズ「いやいや! そんなの関係ありませんよ! 一年生とか三年生とか! 一緒に楽しくやりましょうよ!」
色んな人とワイワイ楽しくやったほうがいいに決まっている!
ファティマ「……よ、よーし! 分かった! 私もワイズ君のお店に参加させてもらいます! 私、よくお皿とか割っちゃうかもしれないけど……頑張るね!」
やる気満々に、ファティマさんはそう宣言してくれた。
……お皿割るくらいなら、まぁ。うん、全然大丈夫だな!
ワイズ「じゃあよろしくお願いします! ファティマさん!」
ファティマ「うん!」
ファティマ「文化祭当日は先生や私以外の人も保健室を管理してくれるから……うん! 三日間たっぷり参加できると思うわ!」
ワイズ「……べ、別にそんなに張り切ってもらわなくても。ほら、せっかくの文化祭なんですし」
ファティマ「あらそう? んー……」
別にいいのに……と、声を漏らす。
ずっとやってると疲れてしまうし、色んな人と変わりばんこにやってもらいたい。
ワイズ「……もう少し時間があるな」
メンバーも探さないといけないし、色んな人に声をかけてみよう!
……勿論、それだけじゃなくてもいいけど。一杯一杯になっちゃうとダメだしね!
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ96 知ってる人と話しに行く
どっちだ
1 生徒
2 先生と用務員さん
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ94 生徒
誰と話しに行く?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9 ゾラ
10 ディアン
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用 十分経っても来なかったらその時に一番大きいものを採用
同数……!?
コンマ91 レヴィアとクスノキ
決選投票
どーっちだ
1 レヴィア
2 クスノキ
先に二つ取ったものに決定
結果 クスノキ
――――
――
―
ワイズ「ふぁああ」
クスノキ「……」
さて、誰を誘ったものか。
一応今のところは料理関係のお店をやる予定なのだから、料理ができそうな人を誘いたいが……んー。
ワイズ「でもなんかなぁ、そういうのじゃなくて。やっぱり楽しく……」
よく分かんないけど文化祭のお店をそんなガチガチにしてもあんまり意味がない気がする。
いやそれは僕が勝手にそう思ってるだけで、ユウナとかファティマさんが滅茶苦茶本気を出してくれて、すっごい料理……なんだろう。満漢全席? とか作って――。
ツクヨミ「…………」
ワイズ「あの」
先ほどからチラチラと見えている、わざと存在感をアピールするように隠れている気がする忍者に声をかける。
……な、なんかやっちゃったかな?
ツクヨミ「むっ!? まさか拙者の隠れ身の術を見破るとは……!」
ワイズ「いや、すっごい分かりやすい感じしたけど」
ツクヨミ「ふんっ、馬鹿を言うな。拙者は忍者、その技がお粗末であるわけがなかろう!」
ワイズ「……まぁ、口から火を出すのとか凄かったけど」
ツクヨミ「ふっふっふ、分かればいいのだ!」
ワイズ「…………」
褒められたいのか?
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
3 お店のメンバーに誘う
下4までで一番コンマが大きいものを採用
途中からツクヨミになってる
安価下
>>765 …………スッー。
いや、その。違うねん。キャラまとめでツクヨミちゃんのページ見ててその影響やねん。その、マジで、あの、その。
……許して!!!!!!!!!!!!! 何でもは出来ないけど! 許して!
コンマ72 お店のメンバーに誘う
ワイズ「……あの、僕お店のメンバーを探してるんだけど。一緒に――」
クスノキ「ふっふっふ! そう言ってくると思っていたぞ馬鹿め!」
ワイズ「え」
クスノキ「確かに拙者、料理などの家事は大得意……しかし! そんな理由だけで貴様の店の一員になると言ったら大間違い!」
ワイズ「あ、料理上手なの!?」
……い、意外だ!?
クスノキ「……しかし、どうしても。というなら参加してやらないこともない、が――熱意が足りんなぁ?」
ワイズ「熱意?」
クスノキ「そう! 拙者、そんな熱意のない主君に一時ではあるとはいえ使えるのは嫌だからな!」
ワイズ「お、おう……おう?」
別に主君になるわけじゃないのだが。
……しかし、熱意。熱意?
…………なんか言えばいいのだろうか。
クスノキに一緒にお店をやりたい! という熱意を見せよう!
クスノキと一緒にやりたいんだうおー! っていう思いをぶつけよう!
45分まで募集。そして、そっから良さそうなの採用
ハイ終了! ありがとうございました!
では、ご飯のため休憩したいと思います! 皆さんもご飯食べて下さい!
クスノキちゃんは、あれ。自分の勝手なイメージで褒められれば勝手にホイホイついてくるから……。しっぽが生えてたらブンブン振ってるから
駄犬タイプ好きよ
>>780 僕も好き!
そろそろやっていきます。
ワイズ「……そ、そのずば抜けた忍術と家事能力! そしてその忠義に惚れた!」
我が右腕として全力で文化祭を盛り上げて欲しい!
クスノキ「……!」
そう言うと、クスノキの表情がパーッと晴れるように明るくなった。
クスノキ「も、もう一声! もう一声!」
ワイズ「え」
何かもっと求められてしまった。
ワイズ「……か、可愛い! 忍術も使えて家事も出来るなんて凄い! 忍者の中の忍者! そんな子と一緒にお店が出来たら絶対楽しい!」
何かさっきよりも適当になってしまった。
クスノキ「…………!」
が、効果は抜群だったようだ。
クスノキ「ふ、ふふふ、ふふふふふ……! そ、そうか。そうかそうかそうか……! そ、そこまで言われると、拙者も、うん。やぶさかではないな? うん」
……ブンブンと振れまくっている犬の尻尾が見える。
何か凄く嬉しそうだ。口を隠している黒い布があるが、それが意味をなさないほど。にっこにこしている。
クスノキ「では! そんなお主のために拙者は身を粉にして働こう! 最初は怪しいやつだと思ったが――ここまで言われて信じないやつはいない!」
ワイズ「ほ、ほんと!?」
……忍者としてそれはオッケーなんだろうか? いや、そうだとしても一緒にお店をやってくれるのは嬉しいんだけど!
コンマ0で何かもっとチョロい
コンマ一桁直下
コンマ2 主君扱いはまだだった
クスノキ「ではお主――いやワイズ殿! ワイズ殿の右腕として、文化祭を盛り上げよう! はっはっはー!」
ワイズ「…………ど、殿って言うの、止めない?」
クスノキ「う? 何故?」
ワイズ「あ、いや……な、何でもないです」
クスノキの好感度がチョロくなった!!!!!(71)
あとファティマさんの好感度上げ忘れたので上げます! 6上がった!(71)
――――
――
―
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:34 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV2][消費7]相手に(最大魔力-5)+(コンマ一桁直下+2)のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
融合[Lv1]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-10。
調合[Lv1]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-10。
【所持金】
銀貨七十四枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ111「楽しい文化祭になるといいね!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ64「素直にそう言われると……う、嬉しいです」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ71「精一杯頑張るわ!」
レヴィア48「その姿勢、私好きですよ」
レンジ90「一緒にトレーニング……結構か! そうか!」
クスノキ71「ワイズ殿の右腕として文化祭を盛り上げよう!」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー25「……どうしてこんなに勝てないんですかぁ!」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド26「…………」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン47「体育祭! 文化祭!」
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
アンブローズ96「存分に青春を満喫するといい」
クレーナ92「ご、ごめんなさいごめんなさい……!」
クリス80「…………」
九日目
~大食堂~
ワイズ「ユウナにファティマさんにクスノキに……もう結構人数が集まってきたなぁ」
三人と僕がいれば、もう大丈夫――――なのかなぁ? 喫茶店とかぶっちゃけよく知らないし。
…………というか、クスノキは多分大丈夫だろうけど。ユウナとファティマさんは料理できるのかな?
……あれ、なんか怖くなってきたぞ?
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ランダムな人と食べてしまう
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ100 知ってる人と食べる
どっちやねん
1 生徒!!!!
2 先生と用務員さん!!!!!
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ72 先生と用務員さん!!!!!
だーれだ!
1 アンブローズ
2 ジョンソン
3 リィ
4 レンジ
5 アマンダ
6 ユレイ
7 ジェノム
8 ロズウェル
9 ラディア
10 バレリア
11 ブレイド
12 クレーナ
13 ベルフェ
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用
用務員さん人気が半端ない
※
コンマ85 ブレイド
ワイズ「……今日は結構混んでるなぁ」
良い感じに空いている席を探そうとするが、なかなか見つからない。
ワイズ「あ、あそこの席でいいや」
……が、一席開いていたのでそこに滑り込むように腰を掛けると――。
ブレイド「……おいこら、椅子に座るくらい静かにやれ」
ワイズ「うひゃああああっ!?」
向かいの席に、あの日あった用務員のブレイドさんが居た。
……め、めっちゃ睨まれてる!
ワイズ「ご、ごめんなさい……!」
ブレイド「…………ふん」
頭を下げた僕から視線をずらして、ブレイドさんは納豆を混ぜ始めた。
……和食派なのか。
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
3 お店のメンバーに誘う
下4までで一番コンマが大きいものを採用
ワイズ「……あの、僕。文化祭でお店をやろうと思うんですけど」
ブレイド「……あ?」
ワイズ「ひっ……あの、もし宜しければブレイドさんも一緒に――」
ブレイド「お前、本当に俺と一緒に店やりてぇのか? ビビってるくせに」
ワイズ「…………」
な、なんか。なんも言えねぇ……!
ブレイド「ま、教師や用務員を誘うのは止めとけ。文化祭なんて生徒が楽しむためにあるもんだからな」
ワイズ「……す、すみません」
ブレイド「宜しい。おら、とっとと食って授業に行けな」
……けど、これで終わりって言うのも。寂しい気がする!
意味がない選択肢踏まされた気がするし! いや意味がないことに気づけたからいいのか!?
誘えなかったからなんか話そう!
下2までで一番コンマが大きいものを採用
これからは書いてなくても「十分経ったらそのときで一番大きいものを採用」にしよう……、注意書きにも書いておこう。
コンマ79 もしお客の立場としてどういう店に行ってみたいとか聞いてみる
ワイズ「あの、じゃあブレイドさんがお客さんだとしたら。どういうお店に行ってみたいですか?」
ブレイド「あ?」
まだ聞くことがあるのかと、ブレイドさんはそんな表情をした。
ブレイド「……俺の意見何て意味ねぇだろ」
ワイズ「いやいや、そんなことありませんよ!」
ブレイドさんはおそらく何年もこの学校で働いている用務員さん!
ならば! 今までの文化祭で人気だったお店とか知ってるはず! それを参考に――
ブレイド「文化祭なんて自分がやりてぇ店やるのが一番だろうが。変に他人に合わせんなよ」
ワイズ「…………」
何か、もう全部見透かされている気がする。
これが、年上……!?
ブレイド「……でもまぁ、俺が客だったら行ってみたい店……ねぇ。美味くて安い、酒が飲める店――ああ、文化祭で酒類は禁止されてんだ、くそ」
ワイズ「美味くて安いお店……」
ブレイド「そういうのが一番人気でんだよ。そうなりゃ口コミっつーか噂が広まってって人が来るからな。飲食関係も、普通に人気だしな」
ワイズ「……あ、ありがとうございます!」
ブレイドの好感度が4上がった(30)
ワイズ「ふぅ、ご飯食べた食べた……じゃ、今日の授業決めないと」
何の授業を受ける?
一人二つ選択し。どの授業を一回目に受けるか二回目に受けるか記述してください。
【箒飛行学】【体育】【魔法薬学】【薬草学】【魔道具作成学】【非魔法戦闘学】【魔法戦闘学】【魔法基礎学】【古代異種文字学】
一回目→
二回目→
下5までで一番コンマが大きいものを採用。
一回目→【魔法基礎学】
二回目→【体育】
コンマ29 >>813
じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います! 皆さんお疲れさまでした!
言い忘れていましたが十一日目の放課後はイベントです! 集めたメンバーと何のお店にするか決めよう!
また、その時に料理判定してない子は料理判定です! もし皆低コンマだったら? クスノキ頑張れ!
今思ったら十一日に決めるんじゃなくて十一日までに決めるんだったな…………まぁ気にしないで大丈夫だな!
てか別に料理関係のお店に決まったわけじゃないんだよなぁ……その時は料理判定しないけど。
こんにちは、最近は結構早くからやりたいなって思う感じです。はい。
今日は18時半ほどからやっていきたいと思います。ゆっくりやってきます。
ちょっと遅れましたが、やってきたいと思います。
※
――――
――
―
~第一魔法教室~
ラディア「では、今回も皆さんには魔力の向上や魔法の強化、取得をやってもらいます! 何か困ったことがあったり聞きたいことがあればぜひ自分のところまで来てくれると助かります!」
今日も今日とて魔法基礎学の授業は平和だ。
……うん。では。
何をしようかな?
どうする?
1 魔力の向上
2 スキルレベル上げよう
3 新しい魔法の取得
先に三つ取ったものを採用
結果 新しい魔法の取得
ワイズ「新しい魔法、何か覚えようかなぁ」
ドロシーさんと戦って分かったけど、僕はもうちょっと魔法を覚えてもいいと思う!
確かに真空の刃は強いし、結構殺意も高いけど……二回しか打てないのはきつい!
ワイズ「こう、何だろう……もっとレパートリーを……」
先手を取って刃を放つ、それだけでいい。だなんて! 単純すぎる!
ロマンがあっても夢がない!
ワイズ「ちょ、ちょっと色々考えてみようかなぁ……」
いざとなったら、先生を呼ぶということで。まぁ。
どんな魔法を覚えたい?
前と同じ要領でいろいろと募集します。
とりあえず、19時10分ほどまで募集!
質問なんですけど、影分身と分身って何が違うんですか……?
はえー、影分身と分身でそんな違いがあるんすね。ありがとうございます!
……空間魔法……いやぁ、どうだろう? ハルエルさんが使っていたのを見た感じ、凄く強そうな感じがしなくもないけど……。
ワイズ「僕じゃ使えない気がするなぁ」
というか、校長先生があれは禁術だと言っていた気がする。曖昧だが。
ワイズ「じゃあ破壊光線!」
己の何か魔力とか生命力とか可能性とか全部ぐちゃぐちゃに纏めて、ドーンと放つ!
全てを破壊し! 全てを消滅させる! 破壊光線相手は死ぬ!
ワイズ「…………い、イメージできねぇ」
ラディア先生はイメージが大事! と言っていたがその大事なイメージが上手くいかない。
僕が相手を破壊する光線を出せる気がしない。むむむ。
ワイズ「あとは影分身とか! …………魔法にしなくても頑張れば使えそうだな」
けどあれは残像なわけだし……動かないしなぁ。いや、全然別物だな。うん。
ワイズ「あとは、ドロシーさんが使ってたみたいな二つの効果を持った魔法なんだけど……難しそうだなぁ」
いや、頑張ればできそうな気がするけど。……頑張ればできるってことは、不可能じゃないな!
ワイズ「じゃあ、とりあえずやってみよう頑張ろう!」
何の呪文を覚える?
1 羽で洗脳系
2 治癒魔法
3 守りながら回復
4 影分身
5 羽の強化
6 攻撃力も防御力も自動回復も!
先に三つ取ったものを採用します。 また自分のに入れるの禁止です。
結果 影分身
ワイズ「うん、影分身なら上手く出来そうな気がするな」
残像なら魔法を使わなくても自慢の素早さでできたし、魔法を使えば分身も楽勝よ!
……と、意気込んだものの。
ワイズ「……残像とか、やり方考えないで出してるからなぁ」
こう、攻撃に当たりそうになって危ない避けなきゃ! って必死になって出るものだから……うーん。
ワイズ「でも、イメージイメージ! イメージすれば何とかなる何とかなる!」
もう一人の自分が生えてくる感じ! 反復横跳び反復横跳び!
結果は?
1~5 ……うーん。駄目だなぁ
6~9 おっ、出来た!
0 メガガルーラ
コンマ一桁直下
コンマ5 ……うーん。駄目だなぁ
では、すみませんがご飯のため離席させてもらいます! 休憩します!
グロウパンチ、すてみタックル、ねこだまし。
相手の魔法効果解除みたいなのも欲しい
では、再会していきます。
>>859 無効化系はなー。ちょっと厳しいかなぁ。うん。
※
ワイズ「うーん、駄目だなぁ」
作ることは出来るが、その分身は十秒もしたら消えてしまう。
十秒しか形を保つことが出来ない分身……まだまだだ。
ワイズ「せめて、おとりになるくらいは――いや、分身を受けに使うくらいなら責めに使ったほうがいいよなぁ」
分身がどれくらい動いてくれるのかわからないけど、変にぎこちないとおとりにならない気がする。
ワイズ「…………えいっ!」
もう一度分身を作ってみる。
一秒、二秒、三秒、四秒――――。
ワイズ「……七秒、かぁ」
課題は山積みである。
――――
――
―
~グラウンド~
レンジ「よぉおおおおおおっし! 全員揃っているな! じゃあ準備体操から始めるぞ!」
ワイズ「」
レンジ「何度でもいうが準備体操は大事だ! これ怠るとケガをするからな! 全員しっかりと行えよ!」
ワイズ「」
レンジ「おいっちにー! さんしー!」
ワイズ「あの、先生」
レンジ「ん? どうしたワイズ!」
ワイズ「体調が悪いので保健室に――」
レンジ「その申し出ができるということは元気だ! 気にするな! おいっちにー!」
ワイズ「!?」
もう少しちゃんと訊けよ!?
今日はなーんだ
1 体力づくりのマラソンだぁ
2 ムキムキの筋トレだぁ
3 足腰パンパンの徒競走だぁ
安価下4までで一番コンマが大きいものを採用
体育だけ他のキャラ出すのズルいから他の授業でも出せるようにするか……。
※
コンマ95 ムキムキの筋トレだぁ
レンジ「では今日は筋トレだ! 腕立て伏せに腹筋背筋! 筋肉がないと生きていけない、と言うわけではないが最低限力はないとな!」
そういって、先生は地面に結構分厚いマットのようなものを敷き始めた。
……室内でやったほうがよくない?
レンジ「じゃあ早速各々始めてくれ! やり方が分からない生徒は気軽に聞いてくれ! 先生も見て回っているから、大丈夫だ!」
何が大丈夫なのだろうか?
……とりあえず、始めようかな。腕立て伏せ、腕立て伏せ。
ワイズ「……で、出来るのか?」
ハーピーだけど、まぁ手はくっ付いてるし――なお無理じゃね?
コンマ6以上で一緒にやろうぜ!
コンマ直下
コンマ一桁!!!! 3 失敗!
結果は?
1~4 ひ、ひぃ……!
5~7 も、もう無理ぃ……あああああ……
9~8 …………き、筋肉痛だぁ……!
0 な、なんとか行けるぞぉ!
コンマ一桁! 直下!
コンマ3 ひ、ひぃ……!
ワイズ「んっ、くくくくくぅ……!」
力強く握ったその拳をぴったりとマットにくっつけて、四つん這いになる。
そして、二の腕――辺りのそれっぽい羽の部分に力を籠めるが。
ワイズ「……ひ、ひぃ……!」
一回、それで終わりである。
自分の身体を一回持ち上げただけで、もう身体全体の力が抜けたように動けなくなってしまう。
ワイズ「…………」
ちらりと、隣の生徒の様子を見る。
女子生徒が――うん、結構な回数腕立てしていた。
…………。
ワイズ「ん、ぎぎぎぎぎぎぎぎ――――ぃ」
一回も上がらなかった。
――――
――
―
ワイズ「」
疲れた。
何か心も折れたし、腕痛いし、息も上がってるし、耳もキーンってするし。
ワイズ「」
…………ふと、自分の腕やら足やらを見てみる。
男の子か女の子か、と言われたら女の子な。細い手足だった。
ワイズ「……はぁ」
もう体育は取らない。辛い思いをしてまで体力やらなんやらは欲しくない!
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ59 知ってる人と話に行く
1 生徒
2 先生と用務員さん
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ72 せいと!!!!
誰と話しに行く?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9 ゾラ
10 ディアン
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ80 ドロシー
~図書室~
ドロシー「…………」
ワイズ「あ、いたいた」
なんとなく図書室にいそうだなぁ、と思ってきてみたらビンゴだった。
……そういえば魔法戦闘学以外でちゃんと話したことがなかったなぁ、と思いながら。ドロシーさんに近づいて声をかける。
ワイズ「ドロシーさーん?」
ドロシー「……へっ……!?」
気の抜けた声とともに、ドロシーさんは僕のほうを向いた。
ポカーンとした表情の後、かっ! っと目を見開いて勢いよく椅子から立ち上がる。
ドロシー「わ、ワイズさん!? も、もしかしてついにあの風魔法を!?」
ワイズ「ここ、図書室だよ?」
ドロシー「……あ、はい。すみません……」
冷静になって、顔を赤くしながらゆっくりと椅子に座りなおした。
軽い咳払いの後、彼女は隠し切れないワクワクを見せながら話しかけてくる。
ドロシー「そ、それで? ついにあの魔法を? え、えへへ、えへへへ……! わ、わたくし! な、何でも代わりに教えますわよ!?」
ワイズ「……何でも?」
これ以上はいけない。
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
3 お店のメンバーに誘う
下4までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ97 何か話す
ワイズ「ああ、いや。んんっ……こほん」
口に出かけた言葉をぐっ、と飲み込む。
ワイズ「……ちょ、ちょっとドロシーさんとお話ししたくてさ。ほら、魔法戦闘学以外でちゃんと話したことなかったじゃん?」
ドロシー「まぁ確かに、わたくしが必死に探しても見つからなかった貴方が、こうして来てくれたわけですし――さぁ! さぁ!」
目がキラキラと輝いている。
ワイズ「だからここ図書室……」
ドロシー「あ、うぅ……」
……なんだろう。この既知感。
…………クスノキ?
何話す?
下2までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ92 文化祭の予定を訊く
ワイズ「あれ、そういえばドロシーさんって文化祭どうするの?」
ドロシー「文化祭ですか? いえ、特に予定はありませんけど……そうですね、屋台を適当に回ってそれを食べながら文化祭のイベントを見たり……?」
首を傾げながら、ドロシーさんは答えた。
……どうやら、はっきりと予定が決まっているわけではないようだ。
ワイズ「…………」
正直、もう誘ったら来てくれそうな気配はするが……。
何だろう、ちょっと怖い。
どうするべ。
1 誘おうぜ!
2 ちょ、ちょっと怖いし……
先に三つ取ったものを採用します
皆、仲良くしようねー! 皆ねー! 富士山の頂上でおにぎり一緒に食べようねー!
※
コンマ89 誘おうぜ!
ワイズ「あ、あの実は僕文化祭でお店やろうと思ってるんだけど――ドロシーさん、一緒にやらない?」
ドロシー「ふぇ?」
……固まってしまった。ドロシーさんが。
ドロシー「……わ、わたくしとですか!? えっ、え!?」
ワイズ「うん、あ! 勿論嫌だったら嫌って言ってもらって結構だからね!」
ドロシー「ふ、ふふふ……そんな嫌だなんて……わ、分かりました! わたくし、ワイズさんのお店、お手伝いしましょう!」
胸を張って、ドーンと。ドロシーさんは宣言した。
……お、大きい胸が。プルンと揺れて――――。
ドロシー「ただし! 条件があります!」
ワイズ「ふぇ、ふぇえ?」
ドロシー「文化祭が終わった後でいいので、その。ワイズさんが使ったあの魔法を教えてください!」
ぺこりと頭を下げて、真空の刃を教えてとお願いしてきた。
正直、このお願いが来るような気はしていた。けど、あの魔法は何か感覚で撃てるようになったものだから教えるとか――――。
……いや、女性に頭まで下げさせておいてそれは可哀そうだ、酷すぎる。
ワイズ「……わ、分かった! じゃあ文化祭が終わったら教えるよ! だから、文化祭宜しくね!」
ドロシー「――――っ! あ、ありがとうございます! では、本当に! よろしくお願いしますね!」
満面の笑みで僕の手を握って、ブンブンと振る。
……が、頑張ろう!
ドロシーさんの好感度がまーた上がったよ。(55)
知らない魔法教えてもらえる! 一緒にお店してくれる! 二回も戦ってくれた!
その結果がこれだよ。なんだ!? ワイズ君なろう主人公かな!?
ドロシー「……ふふふ。結構優しいんですねワイズさん?」
ワイズ「い、いや。普通じゃない?」
ドロシー「あら、まぁ確かに。優しい人だったらあんなにわたくしをボコボコにしないですもんね」
ワイズ「…………」
それは、違うと思う。
何する?
1 どこかに行く
2 知ってる人と話に行く
3 自己鍛錬!
4 その他(自由安価)
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ97 どこかに行く
どーこに行くの。キャラがふーえたよ。
1 広場
2 戦闘用グラウンド
3 保健室
4 ここ
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用
ドロシー巨乳枠なのか
コンマ78 広場
>>921 ドロシーのキャラ設定に「胸は大きめ」って書いてあった!!!!!!!
――――
――
―
~広場~
そろそろ帰ろうと僕は寮に向かったが、その途中なんとなく広場に向かいたくなったので広場に足を向けた。
……本当に特にやることがあるわけではないが、まぁぐるーっと一周して寮に戻ろう。
ワイズ「…………ん?」
辺りを軽く見渡しながら歩いていると、空に――何かが浮いていた。
鳥や、ゴミなんかではなく――それは人型だった。
ワイズ「あれ、は?」
もしかして生徒なのだろうか? と思い、軽くその人型を見つめていると。
「…………?」
それは、ゆっくりとこちらに降下してきた。
「何ですか? 私をそんなに見つめて……」
【好感度】
01 親の仇が如く
02~10 大っ嫌い
11~30 良い印象は無し
31~50 知り合い
51~70 かなり好印象
71~99 友人
100 親友
コンマ直下
セロ42「……ふーん」
ワイズ「あ、ごめんなさい。何か珍しくなっちゃって……」
軽く謝りながら、ワイズは目の前に降りてきた人を見る。
ローブやマントを重ねて来ていて、肌が全く見えない。そして、男なのか女なのかが全く分からない!
「珍しく? もしかして貴方は……いえ、別に何でもいいですね」
ワイズ「へ?」
セロ「私はセロ・ヴァンホード。このヴェルヴァディオ魔法学校の四年生」
ワイズ「あ、僕はワイズって言います。この間入学したばかりの一年生です」
セロ「……そうですか。まぁ、よろしくお願いしますね」
……どことなく、見下されている気がする。
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
3 お店のメンバーに誘う
下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ97 お店のメンバーに誘う
と、とりあえず。当たって砕けろの勢いで誘ってみるか……?
しょ、初対面で? 四年生の相手に? いやでも案外いける……。
ワイズ「あの、僕文化祭でお店やるんですけど……一緒にやりませんか?」
セロ「は?」
あ、呆れられた……っ!
コンマ0でマジで!?
コンマ一桁直下
コンマ8 失敗
セロ「…………いえ、私はそのようなものに参加するほど暇ではないので、遠慮させてもらいます」
ワイズ「あ、そうですか……」
すっごく馬鹿にされながら、やんわり断られてしまった。
セロ「……あの、もういいですか? 夜の散歩を終えて、もう帰りたいんですけど」
ワイズ「へっ!? あ、すみません! けどあの、も、もう少しだけ……」
セロ「…………はぁ」
な、なんか話そう! こ、このままでは終われない!?
なんか話そう
安価下2までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ65 なんでそんなに退屈そうなんですか?
ワイズ「えー……その、な、なんか退屈そうですね?」
セロ「……まぁ」
ワイズ「なんでそんなに退屈そうなんですか?」
今思ったことをそのまま口に出してしまったが、わ、悪くないはず……?
セロ「確かに私は最近……いえずっと退屈に襲われています」
やれやれと肩をすくめて、セロさんは言う。
セロ「自慢じゃありませんけど、私この学校に来てから――いえ、誕生してから一回も負けたことがないんですよ」
ワイズ「……へ?」
セロ「勉学においても、戦闘においても。誰かが私を地に堕としたことはありません……だからこそ、私はそんな退屈を忘れさせてくれる相手を探しているんですよ」
ワイズ「……はぁ」
セロ「もう学校で学ぶこともありませんし……卒業したら、龍に喧嘩でも吹っ掛けましょうかねぇ」
ワイズ「りゅ、龍!?」
……す、凄い人だった!
セロの好感度が2上がりました(44)
――――
――
―
【ステータス】
名前:ワイズ
性別:男
種族:ハーピー
HP:15 魔力:15 筋力:28 俊敏性:95 知能:34 話術:73 可能性:測定不能
料理:44 R-18耐性:33 乗り物酔い耐性:34歌:51
好き:歌・歌が上手な人
嫌い:男
【戦闘スキル】
羽ビンタ[Lv2]相手に4のダメージ。
風魔法・真空の刃[LV2][消費7]相手に(最大魔力-5)+(コンマ一桁直下+2)のダメージを与える。
【通常スキル】
フェニックス[LvMAX]寿命以外で死なないし、死んでも生き返る。千切れたら灰になり、新しいのが生える。
嘘から出した実[LvMAX]嘘を無理やり真実に変える口八丁。ノリと勢いでごり押す。
不幸体質[LvMAX]何かもう目も当てられない。ある意味主人公……?
鉄の胃袋[Lv2]嫌いなものを無理に食べてもリバースしないくらい
歌好き[Lv1]歌を聴くと、ちょっとテンションが上がる。
それは残像![Lv1]自分に攻撃が当たるとき。自分の残像を作り出し、俊敏性の半分の確率で攻撃を回避する。
採取[Lv1]欲しい薬草なんかが手に入れやすくなる。採取時にコンマ-10。
古代文字翻訳[Lv1]ルーン文字の簡単な単語くらいは理解できる。ルーン文字翻訳時ににコンマ-5。
融合[Lv1]一つのアイテムに他のアイテムの要素を付け加えることが出来る。融合時にコンマ-10。
調合[Lv1]薬草などを使って薬を作ることが出来る。調合時にコンマ-10。
【所持金】
銀貨七十四枚
【所持アイテム】
神の胴:神の身体の一つ。
よく分かんない鍵:魔国行きの船で見つけた鍵。小さくて銀色。
【好感度一覧】
『王国』
メリル43「ダンジョンはやっぱり危険ですから」
ペアリス100「また聴きに来てね!」
コレット59「…………ワイズ殿」
ローア87「まさかそんな敏感に変化に気が付くとは」
フレア50「もっと頑張らねばいけないな」
ショコラ100「仲よくしよーね!」
『魔国』
ユウナ111「楽しい文化祭になるといいね!」
アーティ73「また出会ったら宜しくお願いしますね」
サニャ64「素直にそう言われると……う、嬉しいです」
リィ89「まぁ、分かってくれたら良いんだよ。うんうん」
ゾラ81「これから仲よくしようねぇ、ワイズ君」
ファティマ71「精一杯頑張るわ!」
レヴィア48「その姿勢、私好きですよ」
レンジ90「一緒にトレーニング……結構か! そうか!」
クスノキ71「ワイズ殿の右腕として文化祭を盛り上げよう!」
ラディア71「一から頑張ろうね!」
ジョンソン58「真面目に授業を受けてくれるなら、それで」
ドロシー55「やった、やったぁ!」
ユレイ56「私の人生に潤いを! 潤いを!」
ブレイド30「自分がやりてぇ店やるのが一番だろ」
ディアン43「これ以上の言葉は不要であろう?」
ジェノム59「真面目に授業を受けているようだな」
アマンダ26「……ふぅん」
ツクヨミ39「ピーマンはあれるぎぃなのじゃ」
バレリア68「……ふむ?」
フラン47「体育祭! 文化祭!」
ロズウェル86「磨けば光るな……うむうむ」
アンブローズ96「存分に青春を満喫するといい」
クレーナ92「ご、ごめんなさいごめんなさい……!」
クリス80「…………」
セロ44「どこかに退屈を忘れさせてくれる人はいませんかねぇ」
『七聖剣』
アベル1「断罪を開始する」
『セブンスアビス』
ベルフェ93「気に入ったぜ! 少年!」
ハルエル37「一緒にご飯食べたいね!」
十日目
~大食堂~
十日目だ。
明日がお店登録の締め切り日だから――今日の放課後まではお店のメンバーを探すことができるな。
えーっと、ユウナにファティマさんにクスノキにドロシーに……。
……う、うーん。全員女子だなぁ。
ワイズ「まぁ、むさくて五月蠅い男が加わるのも嫌だし」
仲がいい女の子と、楽しくやろう。
……な、なんかすっごくむかつく発言をした気がするぞ!?
どうする?
1 知ってる人と食べる
2 知らない人と食べる
3 ランダムな人と食べてしまう
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ99 知ってる人と食べる
へい
1 せーと
2 せんせーとよーむいん
安価下3までで一番コンマが大きいものを採用
先生と用務員選ばれねぇな……。
※
コンマ88 せーと
誰と話す?
1 ユウナ
2 サニャ
3 ファティマ
4 レヴィア
5 クスノキ
6 ドロシー
7 ツクヨミ
8 フラン
9 ゾラ
10 ディアン
11 セロ
安価下5までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ35 レヴィア
では、今日はこれで終わりにしたいと思います。皆さんお疲れさまでした!
寝れねぇや。ショタが前髪をヘアピンで止めてんのクッソ可愛いや。
分かる。ちょっと目が隠れるくらいの髪を分けてるのが好き
ショタがー! 年上のお姉さんにいいように遊ばれてー! あたふたしてー! いちゃいちゃちゅっちゅするのがー! 好きなんですよー!
こんばんはー、今日は21時半くらいからやっていきます。
毎日投下お疲れ様です
これだとすぐに次スレ行きそうですね。まぁ、いいや! やっていきます。
>>969 すっげぇ暇だし……。
※
レヴィア「隣、良いですか?」
ワイズ「ひゃい?」
もぐもぐとサンドイッチを頬張っていると、そう一言だけ声をかけて隣にレヴィアさんが座ってきた。
レヴィア「突然すみません。誰か知ってる人と食べたいと思って辺りを見渡していたら、貴方の隣が開いていたので」
ワイズ「んぐんぐ……ごくん。いいですよ? ……って、いやもう座ってるんですけど」
レヴィア「あれ、駄目でしたか?」
ワイズ「いや全然駄目じゃないんですけど。まぁ、一緒に食べましょうか」
ちょっと驚いただけでして。まぁ、悪い人じゃないし優しい人だから一緒にご飯を食べるのは大歓迎だ。
……あの悪魔の妹、だなんて到底考えられない事実だな。うん。
どうする?
1 何か話す
2 何か誘う
3 お店のメンバーに誘う
下3までで一番コンマが大きいものを採用
コンマ84 お店のメンバーに誘う
ワイズ「あ、レヴィアさん。実は僕文化祭でお店をやるんですけど」
ご飯を食べながら、お店のことを話す。
無論、メンバーとして誘うためだ。
レヴィア「ん……?」
ワイズ「よかったら一緒にやりませんか? 勿論、レヴィアさんが文化祭の日にやることがあって忙しい、っていうんならしょうがないですけど」
結果は?
コンマ7以上で誘えたよ!
コンマ直下
コンマ4 失敗
レヴィア「……すみません、文化祭の日は少しやりたいことがありまして」
ワイズ「あ、そうなんですか?」
少し考える間の後、申し訳なさそうな顔をされながら断られてしまった。
まぁ、やりたいことがあるならしょうがない。
レヴィア「それに、その。何ですか、文化祭でお店……というのは、少し私には荷が重そうといいますか、何と言いますか」
ワイズ「ん?」
レヴィア「ちょっと苦手なんですよ。私には、軽く屋台を回るくらいがちょうどいいですから」
じゃあなんか話そう!
下2までで一番コンマが大きいものを採用
やっべぇ、見直したらレヴィアがベルフェの妹ってことワイズに言ってねぇや
>>970の最後の一文はなかったことにしてね! 見えない見えない!
※
コンマ57 ベルフェのこと
ワイズ「…………あの、レヴィアさん」
レヴィア「はい?」
初めて会ったとき踏んでしまった地雷。そろそろその地雷の正体について訊いても大丈夫だろう。
……ぶん殴られたりしたら、どしよう。
ワイズ「結局、貴方とベルフェってどんな関係で――」
レヴィア「んぐっ!? ごほごほっ!」
不味い、いきなり突っ込みすぎてレヴィアさんがむせてしまった。
レヴィア「…………はぁ。ふぅ。それで、ええ、何の話でしたっけ?」
ワイズ「ベルフェの話ですよ」
レヴィア「…………はぁ」
ついにその話が来てしまったかと、息が漏れる。
レヴィア「そう、ですよね。貴方は、貴方はこんな人なのにあいつと旅をしていたんですよね……なら、私とあいつの関係について興味を持ってもしょうがありませんよね」
ワイズ「……まぁ、そうですね」
レヴィア「もう隠してもしょうがありません。はっきりと言いましょう、私は、レヴィア・へルティア――その、ベルフェの妹なんですよ」
ワイズ「え」
マジか。と、三文字のそんな感想しか出てこない。
……レヴィアさんとベルフェが、血縁関係?
ワイズ「マジすか?」
レヴィア「ええ。ベルフェ・ヘルティア……彼女は闇の国の貴族で、へルティア家の次期党首だったわ
だった、と言うことは。今はもう次期党首ではないということだ。
ワイズ「じゃあ、えっと。今はレヴィアさんが次期党首ということで?」
レヴィア「そういうことになりますね……あいつ、あいつはある日突然、何の前触れもなく気配もなく家を飛び出していきました」
ワイズ「……」
レヴィア「そしたら、いつの間にかセブンスアビスとかいう賞金首の一員になってて……もう、なんか、もう……!」
ワイズ「あー……」
家出したお姉さんがやばそうな賞金首になってました! 気絶しそうだ、うん。
レヴィア「…………こほん、だから私は早く姉さんに会って家を飛び出していった真意を訊かないといけないんです……!」
ワイズ「……」
正直なところ。
これ以上家庭の事情に口を挿むのは、好くない気がしてきた。
レヴィア「なので、その。ねえ――あいつを見つけたら私に報告してくれませんか? 前に探しに行った時、何処にもいなかったので……」
ワイズ「わ、分かりました」
レヴィアの好感度が4上がりました
ツギスレ・タテテ・キ・マース
【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 3巡目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1588339110/)
ええ!? 次も3巡目で新スレ何ですか!?
まって、スレ立てなおします
ぐだぐだじゃぁ・・・
>>987 許せ1!!!!!!!!!!!!1
スレ立てられないので3巡目が新スレです!!!!!! はいじゃあもう埋めて結構です1!!!!!!!!! 埋めろ!!!!!!!!!!
おっ、筋肉がいるねぇ
今日も学校楽しかったな、早く帰って宿題しなきゃ
埋めるべ
桜の木の下にはー死体が埋まってたり埋まってなかったり
あああああああああああああ
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