【デレマス】青い空はポケットさ (16)

バサバサ

響子「うーん、今日もいいお天気です」

響子「最近みんな汗びっしょりで帰るから、毎日洗濯しなくちゃいけないから助かります」

響子「……」

響子「思えば……あの日もこんな青空だったかなぁ」

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タイトルはドラより拝借

五十嵐響子誕生日SSになります

響子「そう……あの日」



~~~~~~~~~~~~~~~

―女子寮

響子「さてと、今日には鳥取に帰らないとみんな煩いから、急いで支度しないと」

響子「うーん、今日もいいお天気です。帰省じゃなければシーツでも干すけどなぁ」

パンパン

響子「さて、取り掛からないと」

ガサゴソ

響子「下着や靴下は部屋干しにして」

響子「セーターやスカートはっと」

ピーッビーッ

響子「いけないっ!お昼の準備もしないと」

バタバタ





『いただきまーす』

みく「今日は冷やし中華だにゃ」ズルズル

あかり「輪切りのりんごを乗せるのが辻ーん流んご!」

響子「……みんな帰っちゃって、作る量も少ないから簡単にしちゃった……けど」

みく「そんな。文句を言ったらバチが当たるにゃ」

あかり「そうですよ。ハムでなく手作りのチャーシューに、タレも出来合いでなく酢と胡麻油と醤油タレベースの色々入っている仕様」

あかり「山形でお店を開けます!」

みく「大阪でも問題ないにゃ」

響子「ありがとうございます。ささ、食べちゃいましょう」

ザーッザーッ

みく「洗いものなんて、みく達でやるのに。響子チャンも今日出るんでしょ?」

響子「そうなんですが、最後ぐらいちゃんとやらないと」

あかり「今生の別れじゃないのに……」

みく「じゃあ、洗濯モノぐらい」

響子「大丈夫ですよ」

みく「にゃあ……」

…………
……

トントンッ

響子「さ、畳むのは終わりましたから」

クラッ

響子「あ……」

響子「……少しクラクラします」

響子「頭も痛いし、少し休んで……」





パサッ

みく「響子チャン、みく達行くねーっ」

あかり「おみやげは山形りんごを持ってきますね」

みく「それはいつもだにゃ。たまにはマンゴーやバナナを持ってくるにゃ」

あかり「なしてやーっ!」



みく「あれ……?響子チャンの返事がないにゃ」

あかり「おかしいですね。いつもならすぐ返事があるのに、響子さんどうしたんでしょうか?」

みく「響子チャン……?」ギィ

『響子チャン!?しっかりするにゃ!』

『あわわわ、こういうときは118でしたっけ』ピポパポ

『それは航空自衛隊だにゃ!』

ガチャ

『何だ?どうした、まだ実家に帰ってなかったのか?』

『あ……』

『あかり……だよな?どうした?』



『ぴ……』

『Pチャン!助けてにゃー!』

…………
……

響子「ん……」

響子「あれ……」

響子「わ、私……」

ガクッ

響子(体の……自由が……)

「気がついたか、響子」

響子「え……その声は……」



モバP(以下P)「よ、大丈夫か!頭が痛いとかないか?」



響子「プロデューサー……さん……?」

響子「そうですか……私……」

P「みく達が見つけてくれてよかったぞ。……さっきまで居たが、航空便でもギリギリだったからな」

響子「……ごめんなさい」

P「謝ることはない。寮のことまで管理できていない事務所の責任だ。気に病むことはない」

響子「でも……もっとしっかりしていれば」

P「うむ。今はその気持ちだけで充分だ。とりあえず休め。今夜は付き合ってやるよ」

響子「はい…………え?」

P「今日帰れなかったから、明日誕生日ってのもあるから、直接俺が連れて行ってやるよ」

響子「え、え、え……えぇ~!」

P「あぁ、さすがにお前の部屋で寝泊りはしないだから……」ヨイショット

響子「……」

クイッ

P「ん……離してくれないと、夕飯のしたくもできないんだが」

響子「……その……もう少しだけ……ここに……」

P「そういうことなら……」ナデナデ

響子「あ……(///)」

響子「えへへ……」

P「あ、それはそうと……」ゴソゴソ

P「本当は早いが誕生日プレゼントだ」

響子(そうやってポケットから取り出したのは)

響子「綺麗……」

P「ブレスレットだ。品のいいのだから、そんぞそこらのきらびやかな衣装にも負けないのを選んだぞ」

響子「プロデューサーさん……」ゴソゴソ

P「お、おい……起き上がって……」

フラッ

P「とと……無理するな」

響子「大丈夫……だから」

P「え……ちょ……顔……近い!」

響子「んーっ」チュッ

P「」

響子「世界で……一番……愛してます」ニコッ

~~~~~~~~~~~~~~

響子「そうやってキスして……」

響子「付き合い始めて……」

響子「婚約指輪も右のポケットからだったな……」

響子「……えへへ」キラーン

響子(あなたの青い背広のポケット)

響子(それは私を幸せに導く……)

響子(まるで22世紀のロボットのポケットみたいに)

響子(こんな青空みたいな色のポケットから色々と、私を……)

「ただいまーっ」



響子「あ」

響子「お帰りなさい……」

響子「あなた」

P「おぅ、ただいま響子。それから」



『ママーっ!お誕生日おめでとう!』

響子「まぁ……」

P「ふふーん」

響子「嬉しいっ!」ダキッ

響子「んー」チュッ

P「お、おいおい。みんな見て……」

「次は妹がいいぜ」

「えー、弟がいいよぉ」

響子、P『…………』

響子、P『あははは』

P「頑張るか?」

響子「頑張りますねっ」

アハハハハ



―お幸せに

携帯水没して変えたからトリップわからんです。……しくしく(普段、由愛ちゃんの薄い本ネタ書いてる人です)

しぶりんは夜に何作か見たので、響子を作りました

では、ありがとうございました

>>13修正

響子(あなたの青い背広のポケット)

響子(それは私を幸せに導く……)

響子(まるで22世紀のロボットのポケットみたいに)

響子(こんな青空みたいな色のポケットから色々と私を)

響子(そういえば、スカウトされた時、あの時もそうだったな……)

「ただいまーっ」



響子「あ」

響子「お帰りなさい……」

響子「あなた」

P「おぅ、ただいま響子。それから」チョイチョイ

響子「?」

ガラッ

『ママーっ!お誕生日おめでとう!』

響子「まぁ……」

P「ふふーん」

響子「嬉しい、あなたっ!」ダキッ

響子「んー」チュッ

P「お、おいおい。みんな見て……」

「次は妹がいいぜ」

「えー、弟がいいよぉ」

響子、P『…………』

響子、P『あははは』



P「今夜、頑張るか?」ボソッ

響子「(//////)」

響子「は、はいっ、頑張りますねっ!」

アハハハハ



―お幸せに

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