グレイ「師匠をおとします」 (10)

原作はロードエルメロイの事件簿です。思い付きで書いた駄文の上に原作をきちんと読んではいないので型月厨の兄貴たちには見苦しいとこもあるかもしれない


ロードⅡ「ふーやっと終わった。ライネスめ、書類の山だけ押し付けて帰っていくとはなんて女だ・・・」


ロードⅡ「私も今日はもう休むとしよう。レディ、すまないが部屋の片しだけ任せてもいいかな?」


グレイ「もちろんです。ただ師匠、今日はもう遅いので、もしよろしければ今日は泊まらせていただいてもよろしいですか?」


ロードⅡ「そうだな、すまないこちらの気遣いが足りなったな。本来なら送っていきたいところなのだが・・・明日は朝早くから外せぬ用事がある」


ロードⅡ「だがいくら内弟子とはいえ男の家に泊まるとはいかがなものか。金は私が出すから近くのホテルでとm-」


グレイ「いいえ師匠、拙は思うのです。師匠は明日朝早くから用事がある。そして師匠は超がつくほどの寝ぼすけです。であれば誰か起こす人が必要でしょう?」ニッコリ


ロードⅡ「そうかもしれんが・・・しかし、着替えはどうすrー」


グレイ「今日は遅くなることを見越してもってきました^^」


ロードⅡ「そ、そうか」


ロードⅡ「わかったよレディ、君さえよければ泊まっていくといい」


グレイ「ありがとうございます。師匠」

再開再開

グレイ(やった!今日こそ師匠と既成事実を・・//師匠は責任感の強い紳士だから一度しちゃえばそれだけで束縛できるはず。これで教室の哀れなモブヒロインどもから師匠を守れる!)


グレイ(まずは片付けだけ終わらせてシャワー浴びてそれから//)


グレイ(よし片付け頑張ろう!)


~~~~~


グレイ「ん~あれ?寝ちゃったのかな・・・」ゴシゴシ


グレイ「片づけを終えた後、シャワー浴びてソファーで休憩してたら疲れが出てそのまま・・・」



グレイ「でも布団で寝てるってことは師匠が運んでくれたのかな?」



グレイ(明日も早いって言っておきながら一つしかないベッドを拙に譲る師匠///)



グレイ「・・・」



グレイ「時間はもう2時過ぎ師匠もさすがに寝ているはず」



グレイ(ほんとは襲ってほしかったけど、夜這いで妥協しよう)


~~~~~



スタスタ



グレイ(あれ?リビングのあかりがまだついてる。・・・?)チラッ



グレイ(何してるんだろ?)



ゴソゴソ

ロード「アッアッんんっ・・くっ・・//」


グレイ「」


ロード「ふーっ」



グレイ(嘘・・・師匠そんなに溜まっていたんですか・・・気づいてあげられなくてすみません師匠。拙は情けない内弟子です。拙が不甲斐ないばかりに色々と我慢を強いてしまったのですね)



グレイ(今からでも遅くない師匠のお手伝いをー)



ロード「アッーーいいぞスヴィン。もう少しテクを磨けば落とした単位を免除してやることもやぶさかじゃないぞー」シュッシュッ



グレイ「」



ロード「さっさと足を開けフラット!さっさとおまえのヘヴンズホールを見せてみろ!」



アースンゴイ



グレイ(合点がいきました・・・道理で拙やライネスさんのような美少女に囲まれても眉一つ動かさず理性を保っていられるわけですね・・)ワナワナ



グレイ(で、でもイヴェットさんによると今どきの男性は両刀?なる人が多いとかなんとか・・。つまり拙にもまだチャンスはあるはず!そうネガティブになっちゃダメ、あくまでポジティブに)



グレイ(それにしてもあの山積みのティッシュの量といい、ずりネタの切り替えの早さといい、もしかしてエルメロイ教室の男子生徒は皆使用済みなのだろうか・・・)



ロードⅡ「ンアーアッドアッド アッドの中は固くて気持ちい~こりゃたまらん。」



グレイ(もう見境ないですね。まさかアッドまでが師匠の毒牙に・・・世界広しといえど魔術礼装をオナホにするロードはここにしかいないだろう。アッドを部屋においてきて正解だった)

グレイ(感心してる場合じゃない!止めなきゃいけないんだけど・・・拙ではしてくれないのかな師匠・・・)ドキドキ


ロードⅡ「ふーっ 今日はこんなもので終わらせようか、やはり寝る前はアッドのアヘ顔や時計塔の美少年に限るな」



グレイ 「えっ」



ロードⅡ オテテフキフキ



ロードⅡ ソロソロ ネルカー



グレイ「魔術礼装に負けた・・・師匠は・・・女性のことが眼中にも」ウルウル



グレイ プチン



ドア バァン!



ロードⅡ「!?」ビクッ



グレイ「・・・」



ロードⅡ「ぐ、グ、ググレイ!起きてたのか・・・」



ロードⅡ「そ、その・・・いつから見ていたんだ?」



グレイ「なんで・・なんでなんですか師匠・・・」



ロードⅡ「えっ?」



グレイ「どうして拙じゃダメなんですか!」



ロードⅡ「レディ・・・君が何を言ってるのかさっぱりわからないんだが・・・」



グレイ「もういいです!ホモロードのことなんか知りません!師匠なんてスヴィンさんやフラットさんでも交えて王様と4Pでもしてればいいんです!」ダッ



ロードⅡ「なっ//ま、待てグレイ!」

~~~~~

エルメロイ邸



グレイ「こんな夜遅くにすみません・・・」



ライネス「なーに気にすることはない。私とグレイの仲だ」



ライネス「まずはカモミールでも飲みながら落ち着くといい。トリムマウ、私と彼女に紅茶を」



ライネス「どうせまた我が兄が君の素朴な気持ちを汲み取れず無神経なことでも言ったんじゃないのかい?」



グレイ「い、いえ拙の心の狭さが招いてしまった事態なんです・・・それで、ライネスさんにはもしかするとショッキングな話かもしれないです」



ライネス「侮ってもらっちゃ困るな。私は将来ロードとなるべく育てられた身だ。いついかなるときでも相応の心構えができるつもりだよ」フフン



ライネス「君の話ならどんなことでもきちんと聞いてあげられると思うよ」



グレイ「ありがとうございます!・・・実はーー」


――事情説明中――



ライネス「」紅茶ボタボタ



グレイ「あ、あのライネスさん?紅茶がこぼれて・・・」



ライネス「あ、あー聞いていたとも。すまないグレイ、私としたことが少しばかり動揺してしまったようだ。」



グレイ「無理もないと思います」



ライネス「そう言ってくれるとありがたいよ」

ライネス「コホン」



ライネス「それで君はどうしたい、グレイ?」



グレイ「ど、どうしたいって・・・」



ライネス「うん、きっと君の中ではいろいろと整理がついていないだろう。兄の特殊な性癖が発覚し敬遠したくなる気持ちがあるのは当然のことだ。」



グレイ「そ、そんな敬遠だなんて・・・拙はただ・・・」



ライネス「これは私の勝手な決めつけでしかないが、君にとって我が兄との関係がただの師弟関係であったならばその状況においても、ただの人の性癖の多様      性として受け入れることもできたんじゃないのかな」



グレイ「そう・・かもしれません」


ライネス「我が兄は魔術がどうこうと偉そうにウンチクを語るくせに人の気持ちには時計塔随一の鈍感だよ。きっと君が憤りを感じた理由をいっても理解はで      きないだろう」


ライネス「君は自身の気持ちを我が兄に伝えはしたのかい?」



グレイ「いえ・・・ただ一方的に罵声だけ浴びせて出てきてしまったので・・・」



ライネス「そうか、今後兄との関係を断つにしても、続けるにしてもまずは自身がどうしたいのか、よく考えみるといい」



グレイ「はい・・・整理がつくまでここにいさせてもらってもいいですか?」ウルウル



ライネス(かわいい)



ライネス「うん、そうするといい」



グレイ「ありがとうございます」



グレイ(拙は一体どうしたいのか・・・か)

~~~~~

数日後のエルメロイ教室



ロードⅡ「それでは今日の講義はこれにて終了とする・・・」



フラット「なんかここ最近の先生の元気ないねー。講義中何度も教壇踏み外して転げまわるし、髪は若干ボサってるし」



スヴィン「おまえが多忙な教授を煩わせるから、疲労がたまっているんだろう。」



フラット「ひどいよ!ル・シアンくん!」



スヴィン「犬みたいな名前で呼ぶな!スヴィンだといってるだろう!」



ガミガミ ワーワー



イヴェット「ちょっと教授、二人がまた暴れだして教室の備品壊しそうなんですけ、ど?教授?」



ロードⅡ「・・・」スタスタ



~~~~~



ロードⅡ(あれからもう7日・・・グレイは講義はおろか、学内の私室にすら顔を出さない・・・)



ロードⅡ(生活面において完全に彼女に依存しきっていたツケが回ってきた。寝坊はするし、髪をとかす時間もないし、部屋はぐちゃぐちゃだし散々だ)



ロードⅡ(慰めをシーンを見られたことよりもいなくなってしまったことの方がつらい・・・)



ロード「はー考えても仕方があるまい。さっさと私室に戻って部屋の掃除をせねば・・・」

ガチャ

部屋中ピカピカ



ロード「!?」



ロードⅡ「こ、これは一体・・・」



グレイ「おかえりなさい師匠。一週間も講義を休んでしまいすみませんでした」ペコリ



ロード「グ、グレイ!戻ってきてくれたのか・・・てっきり内弟子をやめて故郷に戻ってしまったものかと」



ロード「そ、それよりもグレイ!説明をさせてくれ!あれはなんとかゆうかその・・・」



グレイ「そのことはもういんです」



ロードⅡ「えっ?」



グレイ「それよりも師匠に聞いてほしいことがあるんです」



ロードⅡ「な、なんだ?なんでも言ってくれ!君が望むならもう生徒たちをネタに使うのは自重すると誓おう!ただ・・・我が王でヌくのだけは許してほし       い・・・。だからこれからも内弟子でいてくれ!」

グレイ「もう・・・最後まで話を聞いてください」



グレイ「いいですか?師匠、これから私がいうことをしっかりと、その男の裸体にしか興味のない脳みそにちゃんと記憶してくださいね?」



ロードⅡ「ぐっ・・・」



グレイ「すぅ・・・拙は、拙は師匠のことが好きなんです。内弟子としてではなく、ただ一人の女性として」



ロードⅡ「し、しかしレディ。私は男性にしかー」



グレイ「わかってます。拙にそんなこと言われても師匠は迷惑に感じるだけだって。でも、拙はあの日の夜、師匠がそういった性癖をもってるって知っても、     師匠のことを嫌いにはなれなかったんです」

グレイ「確かにショックではありました。師匠の中では拙がただの内弟子のままで終わってしまうんじゃないかって」



ロードⅡ「グレイ・・・」



グレイ「それで諦められたらよかったんですけど、やっぱり諦められなくて・・・」



グレイ「だから拙は決めたんです。そんな師匠でもきっと拙は落として見せるって」



ロードⅡ「しかし、そんな残酷なことを強いるわけには・・・」



グレイ「いいんです今はそれでも」ダキ



ロードⅡ「なっグ、グレイ!?」



グレイ「師匠はいやですか?拙が一緒にいるのは?」



ロードⅡ「嫌なわけがあるか!だが・・・」



グレイ「よかったです。師匠は難しく考えすぎですよ。拙が師匠にどんな好意をもっていようと師匠がそれを受け入れる義務なんてありません。今まで通り拙     をただの内弟子として扱ってくれもかまいません。これはただの拙の意思の話なんです」


グレイ「だから師匠はどーんと構えていてくれないと」



ロードⅡ「はぁ・・・」



ロードⅡ「わかったよ・・・レディ、私の負けだ・・・」



ロードⅡ「君さえよければ、いや是非このまま内弟子として私の身の辺りの世話を続けてほしい」



ロードⅡ「ただ、辛くなったならやめたって私は責めたりはしない」


グレイ「ありがとうございます!師匠、これからもよろしくお願いします!」

おわり

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