【バンドリ】ポピパ「「綺羅綺羅怒気怒気する!」」 (189)

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534067662/l50
の続きです。

本当は1スレで終わらせる予定だったんですが思った以上に伸ばしてしまいました

これで完結の予定です

現在の状況

花女 対 羽丘

花女の残り ポピパ、紗夜、彩、花音、ゆり


羽丘の残り 友希那、リサ、校章前の三年生達


残り 30分ほど


そろそろ決着です

ゆり「だぁ!」キック!

友希那「ふっ!」キック!

ゆり「ぐっ!」ドゴ!

ゆり「うっ!」バタ

友希那「強かったわ、貴方達。けどここまでよ」

ゆり「それは、どう、かな」フラフラ

友希那「そう。なら、終わりにして上げるわ!」ダッ!

ゆり(ふふ、これは厳しそうだね、けど)

ゆり(私達にも三年の意地がある!)ダッ!



友希那「スターマイン!!」パンチ!!



ゆり「うぅっ!」ドン!!!

友希那「終わりね」

ゆり「....まだ、だよ」ガシ

友希那「!?」

ゆり「せめて、片腕、だけでも!」グイ!



ゆり「グリーグリーグリー!!」バキ!!



友希那「っ~~!!」

友希那「っ、はぁ!!」キック!!

ゆり「っつ!」バシン!!

ゆり「へ、へへ...最後の、さいご、でわざ、、が」バタン

リサ「友希那!」タッタタ

友希那「リサ、貴方も勝ったのね。良かったわ」

リサ「う、うん。って、それよりもその右腕!」

友希那「えぇ、悔しいけどやられたわ。まったく動かない」

リサ「お、折れてるんじゃ?」

友希那「かもしれないわね」

リサ「大変じゃん! ちょっと見せて!」

友希那「大丈夫よ。片腕くらい」

リサ「ダメダメ! ほら! こっちに来て!」

友希那「...わかったわ」



リサ「これでよし、っと。簡単な手当だけど」ギュ!

友希那「大丈夫よ、ありがとう。貴方は大丈夫?」

リサ「私? 私は体中痛いけどすぐに手当しないといけない、って訳ではないからさ」

友希那「そう。なら行きましょう」

リサ「うん。そうだね。あと少しだもんね」

友希那「ええ、ようやく」

友希那「これでまずは第一歩」

友希那「紗夜との決着もあるけれど、まずはこの戦いを終わらせましょう」

リサ「うん」

校章前 


友希那「あれね」

リサ「取ってこようか?」

友希那「...お願い」

リサ「おっけー」タッタタ




ダッダダ!!!



リサ「!?」

友希那「?」




香澄「ちょっと待ったー!!」ザザー

ここまでで

少し前


香澄「あ~、コロッケ美味しかったね」タッタタ

有咲「いやいや、食い過ぎだろ。お前とおたえは」タッタタ

たえ「おかげで良い感じで回復」

りみ「花音先輩やはぐみちゃんに感謝だね」

沙綾「全部終わったらお礼するとして、今は急ごっか」

香澄「うん」


三階  階段付近

りみ「お、お姉ちゃん!?」


ゆり「...」


沙綾「気を失ってるみたい」

香澄「やられた、ってことだよね。友希那さん達に」

りみ「そんな...」

有咲「ってか、やばくないか? もしかしたらもう校章も」

香澄「急いで校章の場所に向かおう!」クル

りみ「でも、お姉ちゃん達をこのままここに寝せて置きたくないよ!」

有咲「けど今は!」

沙綾「はいはい、ストップ!」

沙綾「言い合ってる時間が無駄でしょ?」

沙綾「校章に向かう人と、ゆりさん達を運ぶ人、二つに分けよう」

りみ「な、なるほど」

香澄「私は向かわせて貰うよ」

有咲「ま、だよな」

たえ「確か向こうは二人、だよね?」

沙綾「なら二人先に行かせて三人でグリグリの人達を移動させよう」

たえ「私、ひなこ先輩運ぶね。前に助けて貰った恩あるし」

沙綾「りみがゆりさんだとして、そうなると」

有咲「沙綾、香澄と先に行ってくれ」

沙綾「え? あ、うん。いいけど...」

有咲「悔しいけどお前の方が強いからな」

沙綾「ふふ、期待に応えれるように頑張るよ」

香澄「それならさーや行こう! みんな後でね」ダッ!

たえ「私達もすぐに追いつくから」

有咲「速攻でやられたりすんなよ!」

沙綾「わかってるって!」ダッ!

現在 校章前


香澄「はぁ、はぁ、よ、良かった。校章はまだ無事だ」

沙綾「ギリギリセーフ、だね」



友希那「彼女達は...確か、前に美竹さん達と喧嘩をしていた..」

リサ「香澄、っと沙綾、だっけ? 蘭達が倒したいって言ってたポピパっていうグループの子達だね」

友希那「そう。...あのボロボロな様子、つまり」


友希那「貴方達。ここに来たと言うことは美竹さん達、アフターグロウを倒してきた、と言うことで良いのかしら?」

香澄「そうです! まぁ、半分くらいはこころ達が倒してましたけど」

香澄「そういう貴方こそ紗夜さんと同じグループ、ロゼリアの湊友希那さん、で間違いないですよね!?」

沙綾「そしてそっちの方が今井リサさん、ですよね?」

友希那「ええ、そうよ」

リサ「うん。あってるよ」

香澄(...なるほど。こうやって向き合うと紗夜と同等以上だってはっきりわかる)

香澄(この人が羽丘の名実ともにトップ。そしてロゼリアのリーダー)

香澄「これはかなりやばそう、だね」


友希那(美竹さん達を倒してきたとなると単純に考えて強さは彼女以上、かしら?)

友希那(侮る気はないし、私は右腕を満足に動かせない)

友希那(それにここは花女。ダラダラしてたらドンドン人が集まってくる可能性もある)

友希那「最初から本気でいかせてもらうわ」


沙綾(あの人は香澄に任せるとして)

沙綾「私の相手、してもらいますよ」

リサ「あはは、まっ、そうなるよね」

リサ(互いに一対一か。けど、校章はすぐそこなんだから)

リサ「すぐに終わらせるよ!」

羽丘 二階


彩「紗夜ちゃん、紗夜ちゃん!」ユサユサ

紗夜「...うぅ、、はっ!」ガバッ

彩「あ! 良かった~、やっと起きた」

紗夜「私は、確か...」

紗夜(日菜と戦い、そして勝ち、それから...)

彩「今集まれる分の花女の人達はみんな集まったよ!」

紗夜「え? あ、えぇ、わかりました」

紗夜(そうでした。日菜との決着後、少し休もうとして)

紗夜(少しの間とはいえ、本当に寝てしまうとは///)


紗夜「それでは残りのメンバーで校長室に向かいます」ムクリ

紗夜(少しは回復出来たようです)

紗夜(パッと見たところ全員で20人ほど、ですか。この人数で何とか...)

紗夜「目標は校章を壊すこと。恐らく、校長室では向こうも戦力を残していることだろと思いますが」

紗夜「ここまで来たらやるしかありません」

紗夜「行きましょう」

校長室 前

彩「着いた! この中に...」


ゾロゾロ


三年羽モブ「やっときたか。花女!」

三年丘モブ「戦わないまま勝負がつくかと思ったぜ」

三年元トップ「....」


紗夜「やはり待ち構えていましたか」

紗夜(校長室前の警備と中から出てきた人達を足すと約20人ほど)

紗夜(人数的には同じとは言え、あちらはほぼ無傷。それに対してこちらはほとんどが手負いの状態)

紗夜(しかしここまで来て引くわけにはいきません)


三年元トップ「そこのアンタ... 氷川紗夜、だったか?」

紗夜「ええ、それが何か?」

三年元トップ「何、ただ確認しただけだ。アンタはアタイが相手してやる。他は手を出すなよ」

羽丘モブ「「分かりました!!」」

紗夜「はぁ、めんどうですね」

紗夜(本当は私が率先して数を減らしたかったのですが)

紗夜「丸山さん、それに他の方も。あの人は私が相手をします。皆さんは他の人をお願いします」

紗夜「そして隙があったら校長室に入り、校章を狙ってください」

花女モブ「「わかりました!」」

彩「紗夜ちゃんも無理しないでね」

紗夜「心配無用です。私は私に出来ることをするまでですので」

彩「う、うん。わかった! 私も頑張るね!」


三年元トップ「もういいだろ? それじゃ、早速!」ダッ!


紗夜「っ!」ダッ!

花女 校章前


香澄「たぁ!」ブン!

友希那「...」フッ

香澄「ふっ! とりゃ!」シュ!ガッ!

友希那「ふん、はっ!」バシ、バン!

香澄「!! ぐっ!」バシ!

香澄(左腕、そして細かいステップだけで私の攻撃を完全にいなしてる)

香澄(動きを見極められてる? いや、それは早すぎる)

香澄(ってことは純粋な反射神経ってこと)ギュッ!

友希那「私の右腕を気にしながら戦っているのならいい迷惑よ」

香澄「...」

友希那「それともそれが本気?」

香澄「そんなわけ、ないですよ!」ダッ!

香澄「たぁ!」ブン!

友希那「...」スカ

香澄「くっ! この!」シュ!シュ!

友希那「甘いわ」ガシ、グイ

香澄「うわぁ!」グイ

友希那「はっ!」ブン!

香澄「うぐ!」バン!

友希那「ふっ!」ブン!

香澄「がはっ!」バン!

友希那「ん!」ブン!

香澄「うっ! だはっ!」バン!ゴロゴロ


香澄「いっつつ...」ムク

香澄(片手で私の体を振り回すなんて。なんて力..)

友希那「この程度? 貴方は?」

香澄「っ! まだまだですよ!」ダッ!

香澄「はぁ!!」ビュン!!

友希那「!!」チッ

香澄「うりゃ!!」シュン!!

友希那「っ!」ツッ

香澄(違う! もっと、もっと速く、鋭く!)」

香澄「だっ!」キック!

友希那「はっ!」キック!

友希那「...」グググ

香澄「...」グググ

友希那「やっと本領発揮?」

香澄「そんな感じ、です!」ブン!

香澄(この人だってまだまだ本気じゃない。けどこっちの強さに合わせている内に)

香澄「思いっきりたたき込む!」グル

友希那「そう。なら私も少しは...」



香澄「スタービート!!」回し蹴り!!



友希那「本気で喧嘩して上げるわ」ビュン!


バシン!! 


香澄「だはっ!!」ゴロゴロ、バタン


友希那「...」スタ


香澄(い、今、あの人。私の蹴りをギリギリで避けて、逆に私に蹴りを...)ゴホゴホ

友希那「あら、もう立てるのね」

香澄「はぁ、はぁ、ゴホゴホ!」ズキ

香澄(うっ、体力は回復しても、蘭ちゃん達との傷が)

友希那「さっきに攻撃、確かに美竹さん達を倒したというのもわかるわ」

友希那「一撃のパワー、そして動きの速さ。確かにいい線はいってる。けど」

友希那「それだけじゃ、私には届かないわ」

香澄「まだまだ、これからです、よ!」ダッ!

友希那「そう。なら...」



友希那「格の違いを教えてあげる」

沙綾「てりゃ!」シュ!

リサ「おっと...っ!」ズキ!

沙綾「!!」

沙綾(チャンス!)

沙綾「えい!」キック!

リサ「っとと!」ベシ

沙綾(あと少し!)

リサ「危ない、危ない~」スタ


リサ(う~、さっきのグリグリとやった痛み残ってるな~)

リサ(けど、この子はあっちの子ほど強くはないみたいだし)

リサ(もう少しやれば動きも読めるし)

リサ「友希那は問題ないだろうから、私も集中しなきゃね!」ググ

沙綾(少しやり合った感じ、この人は倒せないこともない、って感触)

沙綾(まだ巴とかの方が強い気がする)

沙綾(勿論、油断は禁物だけど)

沙綾(あっちは香澄が何とかする、いや、して貰わないと)

沙綾「そのためにも私がこの人を倒す!」ダッ!

羽丘 校長室 前


羽三年モブ「おりゃ!」ブン!

彩「わわわ!」スカ

丘三年モブ「この!」シュ!

彩「きゃ!」ズコ、スカ

羽三年モブ「こいつ!!」

丘三年モブ「できる!!」

彩「あ、あはは...」

彩(う~! 私ただ躱してばっかりだよ~!)

彩(千聖ちゃんとイヴちゃんの分も頑張らないといけないのに!)

三年元トップ「ふん!」ブン!

紗夜「くっ!」バシ

紗夜(予想以上に強い)

紗夜(けど、何より...)

紗夜「はぁ!」パンチ!

三年元トップ「ふっ!」パン!

紗夜「ぐっ!」ヨロ

紗夜(私の力があまりにも弱い。やはり日菜の時のダメージが...)ヨロ

三年元トップ「どうした? その程度か?」

紗夜「ここから、です」バッ!

三年元トップ「そうこなくっちゃ。頼むぜ。こっちはやっと暴れられるんだからさ!」ブン!

紗夜「っ!」バン!

ここまでで

花咲川

香澄「ぐっふ! ゴホッ!」ドガ!

友希那「はぁ!!」シュ!

香澄「っ! たぁ!」バッ!

友希那「...うまく避けたわね」


香澄「はぁ、はぁ、」

香澄(つ、強い)

香澄(私の攻撃が全く通じない。しかもあっちは片腕が使えないのに)ギリ

友希那「貴方の攻撃、確かに重くて速いわ」

香澄「!?」

友希那「けど動きが単純で読みやすい。片手でいなせるくらいに」

香澄「っ!」ギリ

友希那「私と貴方の相性の問題かしらね」

香澄「そんなの関係ありませんよ!」ダッ!

香澄(動きが単純... 今まで言われたことがなかったけど)

香澄(この人にとっては私の動きなんてそういう方に見えてるって事。だったら!)

香澄「はぁ!」シュ!!

友希那「...」スカ

香澄「この!」ビュン!

友希那「無駄よ」ヒョイ

香澄(やっぱり私の動きじゃダメ。それなら!)

香澄「ん!」スタ

友希那(後ろに下がった?)

香澄「いっっけ!」バッ!



香澄「空色デイズ!!」ジャンピングキック!



友希那「!! はっ!」バシン!

香澄(対応された! けどまだまだ!)

香澄「次は!」スタ、クル



香澄「メランコリック!!」回転キック!



友希那(また違う動きを...)バッ!

香澄(また躱された。けど)

香澄(反撃が来ない上に一回ごとに距離を取ってる。やっぱり効果ありだ!)

香澄(まぁ、私の技じゃなくて今まで戦ったことがある人の技なんだけど)

香澄「このままおす!」ダッ!



香澄「グラマーズ・スカイ!!」ボディーブロー!


友希那「ふっ!...くっ!」ズッ!

香澄(体勢が崩れた!)

香澄「ここだ!」



香澄「ゴッドノウズ!!」右ストレート!!




友希那「魂のルフラン」左ストレート!



ガツン!!!



香澄「~~~!! いっったー!!」バタン!

友希那(流石に痛いわね)ブンブン

香澄「ふー!ふー!」

友希那「手に息を吹きかけても意味がないと思うけど?」

香澄「私の問題ですから!」

香澄(こっちはこんなに痛いのに向こうは全然って感じだし!)グッ!

香澄「意地でも貴方に痛がって貰います!」ダッ!

友希那「言われたからのその対応力、流石ね。けど...」

香澄(私が一番相手にしたときに手こずったこの技で!)ダッ!

友希那「所詮は他人の技。動きのキレが落ちてるのよ」スゥ




友希那「残酷な天使のテーゼ」ビュン!!




香澄「オンリーマイレッ...」ガツン!!!


グルグル...バタン!



香澄「がっ、ぐはっ!!」ゴロゴロ

友希那「こんな感じにね」

香澄(こ、こっちが、攻撃しようとした瞬間)

香澄(逆に私が攻撃、された?)

香澄「そ、そんな...」グググ

友希那「両手が仕えたら今の技で決まっていたのだけど」

香澄(もう、こうなったら...)グググ

友希那「まだ動けるようね。たいしたタフさだわ」

香澄(最後の、手段...)

友希那「けど、もう限界が近いはず。終わらせてあげるわ」


香澄「そうですね」ムク


友希那「!!」

友希那(もう立ち上がった?)



香澄「終わりに、しましょう」ドックンドックン

友希那(戸山さんの雰囲気が変わった?)

香澄(一日で二回も『星の鼓動』が聞こえるなんて)

友希那(ここからが本当の力、ってことかしら?)

香澄(それほどの喧嘩って体が感じてるんだよね)

友希那「戸山さん、貴方こんなに追い込まれてもまだ力を温存していたのね」

香澄「いえ、そういうわけではないですけど」ドックンドックン

香澄「でも、ここからが私の正真正銘最後の力です」ドックンドックン

友希那「どうかしらね。まぁ、いいわ」

友希那「どちらにしろ叩き潰すだけ」グッ!

香澄(友希那さんも雰囲気が変わった)

香澄(紗夜さんと互角で精一杯の『星の鼓動』で片腕とは言え、友希那さんとどこまでできるか)

香澄(やるしかない、か)


香澄「ここからは正真正銘、真剣勝負です」ドックンドックン


友希那「望む所よ」

ここまでで

羽丘


3年羽丘モブ「そら!」ブン!

彩「ひゃぁ!!」スカ

3年羽丘モブ「このぉ!」シュ!

彩「わわ!」チッ!

3年羽丘モブ「逃げるな!!」ドッ!

彩「きゃあ!」ヒョイ

3年羽丘モブ「くっ、こいつ!」

彩「はぁ、はぁ、あ、危ないよぉ」

彩(千聖ちゃんに頼まれて校章を壊す目的出来たけど)

彩「私全然役に立ててない気が...」

3年羽丘モブ「今度こそ!!」ビュン!

彩「ひゃあぁ!!」スカ!

元トップ「おら!」ブン!

紗夜「ぐっ!」ドゴ!

元トップ「ほら!!」ビュン!

紗夜「うぐっ!」バシ!

元トップ「そら!」バン!

紗夜「うっ!」バタン!


元トップ「ふん、こんなもんか」

紗夜「くっ...うっ!」ムクリ

元トップ「そうだ。もっと頑張ってくれよ」

紗夜「この...ままでは」ハァハァ

紗夜(校章を壊すところかそこまでたどり着けない)

紗夜(しかも私を含め、全員が自分の相手で精一杯の状況)

紗夜(時間も残されていないのに)

元トップ「それ!」ビュン!!

紗夜「!!」バシン!

紗夜「がはっ!」ドゴ!

紗夜(しまった! 集中が!)

元トップ「気を抜くなよ。ほら!」ブン!

紗夜「っ!」ヒョイ

紗夜「たっ!」シュ!

元トップ「ふん!」パシ

紗夜「くっ!」

元トップ「こんなんじゃ、きかないぜ!」パンチ!

紗夜「なら!」グル

元トップ「!!」



紗夜「ブラックシャウト!!」回し蹴り!

元トップ「こっ、のぉ!」バッ! スカ!


紗夜(躱された!?)

元トップ「ふぅ、危ない危ない。そう来なくっちゃな」

紗夜(私の蹴り....威力もですが、速さも明らかに落ちている)

元トップ「お返ししないとな」ダッ!

紗夜(このままでは!)ギリ

花咲川


沙綾「はぁぁ!」シュ! ビュン!

リサ「ほっ、よっ」ヒョイヒョイ

沙綾「てっ、りゃー!」キック!

リサ「それ!」クル、スカ

沙綾「また、躱された」ハァハァ

リサ「よし、良い感じ~」

沙綾(段々当たらなくなっていって、もう完全に躱されてる)

沙綾「動きが完全に読まれたってこと?」

リサ「さーて、どうでしょうね?」

リサ「さて、そろそろ私からも反撃させて貰おっかな」ダッ!

沙綾「くっ! たぁ!」ブン!

リサ「おっと、ダメダメ~。動きが読まれてるかもしれないのに」シュ!

沙綾「っわ!」バシ!

リサ「無計画に攻撃してちゃ、ね」ビュン!

沙綾「うっ!」バシ!

リサ「それ!」シュ!

沙綾「きゃ!」バン!

沙綾(対応しきれない!)

リサ「そりゃー!」キック!

沙綾「ぐっ、うわぁ!」バシン!

リサ「さてさて、どうかな?」

沙綾「くっ、まだ、まだ」フラフラ

リサ「う~、しぶといね」

リサ(やっぱりさっきの三年生の人とのダメージが結構残ってるなぁ~)

リサ「まぁ、私は元々あまり攻撃が強くないけどさ」

沙綾「はぁ...はぁ...よし!」グッ!

沙綾(ここで、倒れるわけにはいかない)ギュッ

リサ(とはいえ、この子もかなりフラフラだし、あと少しだね)



バシン!!!



リサ「!?」

沙綾「!?」


香澄「だあぁぁーー!!」ビュン!!


友希那「はぁっ!」ガシ!

香澄「でりゃ!!」キック!!

友希那「ふっ!」膝受け!!

香澄「はぁぁーー!!」正拳突き!

友希那「くっ!」パシン!!


沙綾「かす、み?」

沙綾(すごい。あれが香澄の本気...)


リサ「友希那!」

リサ(右腕が使えないとは言え、友希那が完全に受けに徹してる)

香澄「うっ!」ザザー

友希那「っ!」ザザー


香澄(くっ! こんなに攻めてるのにまだ一発もきれいに攻撃が当てれてない!)ハァハァ

友希那(左腕で受けすぎたわね。痛みが引かない)

香澄(けど、このままいけば...)

香澄(いや、もしかしたらここから対応してくるかもしれない)

友希那(完全に押し込まれてる。動きが一気に変わったわね。読めていても躱すのはおろか、防ぐので精一杯)

香澄(こうなったら『星の鼓動』が聞こえてる内に、必殺技で!)

友希那(もう私も余裕ぶってはいられないわね)



香澄「...いきます」ドックンドックン


友希那「...来なさい」ググ

香澄「ふっ!」ダッ!

友希那「はっ!」ビュン!

香澄「!!」

香澄「ぐっ!」ガン!

友希那「はぁ!」パンチ!

香澄「っ!」チッ

香澄(攻撃が一段と鋭くなった!)

香澄(もう対応してきたんだ。けど!)

香澄「それぐらいできるってわかってますよ!!」パンチ!

友希那「ぐっ!」バシン!

友希那「ふっ!」キック!

香澄「うぐ!」ガッ!

香澄「このっ!」バッ!



香澄「サークリング!」裏拳!!

友希那(これ以上左腕で受けるのはまずいそうね)ダッ

友希那「ぐっ!」チッ

香澄(ギリギリで躱されたけど、体勢が崩れかけてる!)

香澄「まだ、まだぁ!!」


香澄「タイム・ラプス!」ラッシュ!!



友希那「!!」

友希那(いけない!)

香澄「だりゃー!」シュ!シュ!

友希那「ぐっ、うっ! っ!」バッ!バッ!ガッ!

香澄(ここだ!!)



香澄「どきどきシングアウト!!!」キック!!

友希那(ガードが間に合わ....)


ドゴ!!!!


友希那「がはっ!!」

香澄(はいった!!)

友希那「ぐっ、ゴホッ!」

香澄(もう一撃!)



香澄「ライトディライト!!」パンチ!!



バシン!!!



友希那「だはっ!」ドゴ!

香澄(いける!!)

香澄「このまま...」ダッ!

友希那「...ふぅ」フラフラ

友希那「...」ギロ

香澄「たぁ!!」パンチ!!


友希那「はっ!」パンチ!


バチン!!


香澄「うっ!」バッ!

香澄(押し負けた!?)ズズー

香澄「っく!」ムクリ


友希那「....」グッ

友希那「ここまでやられたのは、本当に久しぶりだわ」ギロ


香澄「....」ドックンドックン

香澄(まさか、友希那さんも...)ドックンドックン

友希那(ここまで追い込まれるなんて)

友希那「正直、貴方のことを少し侮っていたわ。ごめんなさい」

香澄「友希那さんもいよいよ本領発揮、って事ですか?」ドックンドックン

友希那「心構えの問題よ。私は心のどこかで貴方を侮っていた」

友希那「けど、もうやめるわ。ここからは少しの隙も見せない。全力で倒すわ」

香澄「なるほど。望む所です」ドックンドックン

香澄(私を認めてくれたって事だよね?)ドックンドックン

香澄(嬉しいような、これ以上強くなって欲しくないような)ドックンドックン

友希那「いくわよ!」ダッ!

香澄「こっちだって!」ドックンドッ

香澄(向こうがどうなろうとやることは変わらない!)ドックン

香澄(思いっきり、私の全力をぶつける!)ドック

香澄(紗夜さんの時に決めれなかったスタービートで)ドッ

香澄「勝負!」グル

友希那「ふっ!」グル



香澄「スタービート!!」回し蹴り!



友希那「ブラックシャウト!!」回し蹴り!


バシン!!!

香澄「ぐっ!」ヨロ!


友希那「っ!」ザッ!


友希那「まだよ!」ダッ!

香澄(こっちだってまだダブルレンボーが... あれ?)

香澄(『星の鼓動』が聞こえ、ない?)

友希那「はっ!」ザッ!

香澄(!! いけない! 技を!)グル



友希那「ネオアスペクト!!」回転蹴り!!



香澄「ダブルレインボー!」キック!!




友希那「一瞬...気を緩めたわね」ビュン!!



ガツン!!




香澄「がぁ、あぁ..」ゴロゴロ、バタン

香澄「う、うぅ...」グググ

香澄(ダメ、だ。立ち...上がれない)プルプル


友希那「残念ね。貴方となら紗夜とのような本気の勝負が出来ると思って...っ!」ズキ!

友希那(蹴られた脇腹が。それに左腕もかなり...)

友希那(気力、体力はともかく体の方は思っているよりギリギリだったようね)

友希那(それでも校章は壊せる)


沙綾「香澄!!」

リサ「おっと!」シュ!

沙綾「!! くっ!」バシ!

リサ(友希那、やったんだね!)

リサ「よーし、私も!」ダッ!

香澄「うぐぐぐ!」プルプル

香澄「だ、ダメだ」バタ

香澄(一人じゃ、立ち上がれない)

香澄(それにもし立てたとしても友希那さんには...)

香澄(もう『星の鼓動』も聞こえない。立ち上がる力もない)

香澄(ごめん、なさい。紗夜さん。みんな...)

香澄「私はここまで...」



たえ、有咲、りみ「「ちょっと待ったー!!」」

ここまでで


香澄「三人共...」

りみ「大丈夫!? 香澄ちゃん!」

たえ「うわぁ~、ボロボロだ」

有咲「ほら、立てるか?」スッ

香澄「...あ、うん。えーと、ありがとう」ガシ

たえ「私もっと」ガシ

有咲「よい、しょ!」グイ

香澄「っと」ムクリ

香澄「あ、ありがとね」

有咲「な、何かお前に素直に感謝されるのは恥ずかしいな」

たえ「香澄が素直だ」

香澄「私はいつも素直だよ」


沙綾「みんな!」タッタタ

りみ「沙綾ちゃん!」

たえ「沙綾も無事で良かった」

有咲「正直、一息ついてる場合じゃねーけどな」

沙綾「香澄、大丈夫?」

香澄「まぁ、何とかね」

りみ「遅れてごめんね。お姉ちゃん達を運んだのはいんだけど」

たえ「その後ここに向かってきてた羽丘の人達と出くわして」

有咲「やり合ってたら遅れちまった」

沙綾「そっか。けど、助かったよ。私達だけだったら、やられてた」

香澄「悔しいけどその通りだね」

有咲「やっぱり強いのか?」

沙綾「私がやり合ってた今井さん、って人もやっぱり強い。それに...」

香澄「友希那さんも滅茶苦茶強いよ。あっちは片腕が使えないのに、それでも間違いなくあっちの方が強い」

りみ「そんな..」

たえ「片腕一本で香澄より強いなんてとんでもないね」

有咲「いやいや、片腕一本使わないで、だよ」

リサ「友希那! 無事!?」タッタタ

友希那「リサ。ええ、勿論」

リサ「良かった~。まぁ、友希那が負けるわけないって知ってるけどね」

友希那「喧嘩には負けなくてもこの勝負に勝たなければ意味がないわ」

リサ「それは、そうだね」

友希那「恐らく、あの五人がグループなのでしょうね」

リサ「確かね。名前は...ポッピンパーティー? だった気がするけど」

友希那「そう...」

リサ「友希那?」

友希那「相手が何人でも戦ってみせる。けれどあまり時間がないわ。あの五人を倒し、それでも他に来るようなら先に校章を壊しにいきましょう」

リサ「五人を倒してから? もう狙った方がいいんじゃ?」

友希那「戸山さんときっちり決着をつけてからにするわ」

リサ「そっか。わかった。それじゃ、あと少し私も頑張るね!」

友希那「...ありがとう、リサ」

有咲「はぁー、やるしかねーよな」

たえ「うん。ここまで来たんだもん。あと少し」

りみ「みんなボロボロだけどね」アハハ

沙綾「香澄、いける?」

香澄「うん。みんながいるしね。私も友希那さんに借り、返さないと」

香澄(それに不思議と力が少し湧いていた。思い込みかもしれないけど)ググ

沙綾「そっか。ならやろう!」

有咲「誰がどうする?」

沙綾「私がやりあってた今井さんは戦ってると段々こっちの動きを読んでくるから気をつけて」

有咲「ってことは沙綾はもう?」

沙綾「完全に攻撃が当たらなかったところ。みんなが来てくれて助かったよ」

りみ「それなら、私がその人とやるよ!」

たえ「いいかも」

香澄「なら私と、沙綾と、あとは...」

たえ「私も友希那先輩とやりたい」

有咲「わかった。それじゃ、私がりみと一緒に戦うか」

りみ「ありがとね」

香澄「それじゃ、そんな感じで」

有咲「頼むぞ。もし、私達が勝っても湊さんには瞬殺だからな」

沙綾「わかってるって。そっちもお願いね」

りみ「うん。頑張る!」

たえ「私だって片腕一本で相手してみせる」

香澄「おたえ、速攻でやられないでね」

香澄(...今思えば誰かと一緒に肩を並べて戦うって初めてかも)

香澄(こんな日が来るなんて...)

香澄「まぁ、友希那さんが強すぎるから仕方ないか」

りみ「香澄ちゃん?」

香澄「ううん。何でもない」


香澄「それじゃ、みんな。ラスト勝負、頑張ろう!!」

羽丘

元トップ「はぁ!」シュ!

紗夜「この!」シュ!

元トップ(少しは力が戻ってきたみたいだが)

元トップ「それでもアタシには及ばないな!」パンチ!

紗夜「ぐっ!」バシン!

紗夜(まだ、まだ足りない!)

紗夜(せめて、もう少し休めたなら... いえ、そんなこと言っても仕方ない)

紗夜(それに私のすべきことはこの人を倒すことではなく校章を壊すこと...)

紗夜「この人さえ躱せれば!」バッ!

元トップ「遅い!」キック!

紗夜「うっ、がはっ!」バシン!

紗夜「っく..この」フラフラ

元トップ「少しは勢いが巻き返したと思ったらどうやらそうでもなかったみたいだな」

紗夜「まだ、です」フラフラ

元トップ「そうかい。なら、終わらせてやるよ」ポキポキ

元トップ「アタシは湊のようになめたマネはしないからな」

紗夜「湊、さん?」

元トップ「あいつは、アタシとの喧嘩でまねたマネしてくれたからな。ムカつく野郎だぜ」

紗夜「なる、ほど。湊さんは貴方に勝った、のですね」フラフラ

元トップ「今は関係のない話だ。お前にとってもな」

紗夜(湊さんは勝った。その相手に私が負けたとなるとそれは...)

紗夜(湊さんより劣る、っと言うことになってしまう)

紗夜(それは!)バッ!

元トップ「ん? 勢いよく顔を上げてどうした?」

紗夜「もう、校章のこととか、後先考えるのはやめます」

紗夜「今、貴方を倒すために全力を出します」

ここまでで

花咲川 三階


香澄「たっ!」シュ!

友希那「ふっ...」ザッ

たえ「それ!」キック!

友希那「...」クル

沙綾「この!」パンチ!

友希那「...」ヒョイ


友希那「はっ!」シュ!

香澄「ぐっ!」ザッ

たえ「やぁー!」ブン!

友希那「....」ガシ...グルン!

たえ「わぁ!」ズコ!

沙綾「二人とも!」

友希那「....」バッ!

沙綾「!!」

友希那「はっ!」パンチ!

沙綾「きゃあ!」バン!

香澄「おたえ! さーや!」タッタタ

沙綾「いたた...」

沙綾(ポピパでも速い三人で攻撃してるのに)

たえ「攻撃が当たらない」

香澄「...だね」

香澄(友希那さんにもダメージはあるはずなのに)

香澄(それが全く感じられない)


友希那(多対一なんて喧嘩すれば常にそんな状況)

友希那(しかも少し前に三人でもっと連携がとれている人達とやり合ったばかり)

友希那「人数が増えた程度では私は倒せないわよ」

たえ「三方向から別々に攻撃するっていうのは?」

香澄「うーん、通用するとは思えないけど」

香澄「大体肩を並べて戦うのって初めてなんだし連携、っていってもうまくいかないだろうしね」

たえ「香澄を盾にしながら突っ込んで、私とさーやで後ろから攻撃するとか?」

香澄「本気で言ってる?」

たえ「香澄、タフじゃん」

香澄「今ここでおたえを気絶させて盾にした方が早そうだね」

沙綾「冗談言い合ってる場合じゃないよ」

たえ「私結構真面目に言ったんだけど」

香澄「おたえ...」

沙綾「ああ、もう!」

沙綾(けど、さっきに交戦で明らかに香澄の攻撃だけはしっかりと防いでた)

沙綾(やっぱり香澄の攻撃は警戒してるんだ)

香澄「私がたたき込めれば良いんだけど...」

沙綾(香澄も気づいてる)

沙綾(ここは私達で何とか隙を作って...)


香澄(私がたたき込めれば良い、けれど実際は攻撃するのでやっとなんだよね)

香澄(今は友希那さんが私達三人に意識を割いてるから攻撃の方も少し緩くなってるけど)

香澄(もし、一人一人に集中されたらすぐにやられちゃう)

香澄(けどこのままじゃこっちの攻撃は当たらない)

香澄(こうなったら私が隙を作って二人に...)


たえ「決めた」

沙綾「え?」

香澄「ん?」

たえ「香澄、やっぱりさっきの作戦でいこうよ。私がやるから」

リサ「たぁ!」ブン!

有咲「おわぁ!」バシ!

リサ「それ!」シュ!

りみ「きゃ!」ドン!


有咲「沙綾のやつ! 話が違うぞ!」ハァハァ

りみ「こっちの動きを読むとかじゃなくてすごい攻撃してくるね」ハァハァ


リサ(ホントは動きが読めるまであまり仕掛けないスタイルだけど今は!)ビュン!

りみ「うぅ!」バシ!

リサ(友希那は負けない。けど、万が一、倒しきれなかったら)

リサ(その時は私が)

リサ「校章を壊す!」ブン!

有咲「わっ!」ヨロ

リサ「それ!」キック!

有咲「ぐわっ!」バシン!

りみ「有咲ちゃん!」タッタタ

有咲「はぁー、ゴホッ! くそっ、いてー」ヨロヨロ

有咲「りみの方も大丈夫か?」

りみ「う、うん。ただ、全然躱せなくて防ぐので精一杯」

有咲「だよな、うっ!」ムクリ

リサ「悪いけどドンドンいかせてもらうからね!」ダッ!

りみ「!!」ザッ!

有咲「ちくしょう!」ガバ!

有咲(防戦一方だ。このままじゃやばい。...けど)

有咲(この人の攻撃、思ったより軽い気がするな)

リサ「それ!」シュ!

香澄「おたえ? 私がやるって一体?」

たえ「それは...」


友希那「悪いけど、作戦タイムはその辺にして貰うわよ」ダッ!


沙綾「!! 来るよ!」ザッ!

たえ「それじゃ、いっくよ!」ダッ!

香澄「ちょ、おたえ!?」


友希那「はぁっ!」パンチ!

たえ「やー!」パンチ!

バチン!

たえ「いっったー!」ヨロ

たえ「...」チラ

沙綾「!!」

沙綾(そっか。おたえも私と同じ事を)

沙綾「いくよ!香澄!」ダッ!

香澄「え? わ、わかった!」ダッ!

友希那「ふっ!」ドゴ!

たえ「うぐ! うぅ..」フラフラ、バタ

沙綾「それ!」キック!

友希那「遅いわね」ガシ

沙綾「あ!」

友希那「一人すつなら通じないのよ!」グル、バシン!

沙綾「っ! がはっ!」ドン!

沙綾「くっ!」キッ!

沙綾「それ!」ガシ!

友希那「!? この、離しなさい!」ブンブン

たえ「私も足に!」ガシ!

友希那「!!」

たえ「まともにやっても、効かないなら!」ギュウ!

沙綾「たとえずるくても、人数の差を生かすしかない!」ギュウ!

たえ、沙綾「香澄!」」

香澄(ありがと、二人とも)グル


香澄「スタービート!!」回し蹴り!!


友希那「がっ!」ドゴ!!

香澄(手応えありだ!)

沙綾「香澄、続けて!!」

香澄「うん! サークリ...」ググ

友希那「っ、はぁ!」ブン!

沙綾「わわ!!」

香澄「え!? うわ!」ボフ!

友希那「貴方も離しなさい!」ドン!

たえ「うげぇ!」ドン!

友希那「ふん!」キック!!

たえ「のわぁ!」バシン!

沙綾「うっ、ご、ごめん」

香澄「いや、大丈夫。おたえー! 大丈夫?」

たえ「な、なんとか」ヨロヨロ


友希那(あの子もまだ意識があるのね)

友希那(思った以上に私の攻撃の威力が落ちてる)

友希那(こうなったら)


沙綾「も、もう一度、いくよ」

たえ「う、うん」ヨロヨロ

香澄「...わかった。今後はもっと強力なやつを」ググ

沙綾「今度は私から!」ダッ!

友希那「同じ攻撃が通用すると思ったら、大間違いよ」

沙綾「ふっ!」パンチ!

友希那「...」クル

友希那「はっ!」キック!

沙綾「うわっ!」バッ!

香澄「さーや!!」

香澄(蹴り飛ばされた!)

友希那「これで掴めないでしょ」

たえ「私が!」シュ!

友希那「ふん!」ベシ!

たえ「うっ!」

友希那「動きが単調すぎよ」

友希那「貴方もこれで...」ググ


香澄「でりゃーー!!」バッ!

たえ「!?」

友希那「何を!?」

香澄(隙を突けた! ここだ!)ガシ!

香澄「うぐぐぐ!」グググ!

友希那「なっ、この!」グググ

たえ「香澄の羽交い締め!」

香澄「攻撃、してぇ!」グググ!

香澄(思ったより抵抗力がない。やっぱりダメージは残ってるんだ!)

たえ「うん!」


たえ「花園電気パンチ!!」パンチ!

友希那「ぐぐ、はぁ!」キック!

たえ「うっ、うわぁ!」バシン!

香澄「おたえ! このぉ!」グググ

沙綾「香澄!そのまま!」ダッ!


沙綾「ハートビート!!」回し蹴り!!


友希那「うぐっ!」ドゴ!

香澄「も、もっと!」グググ

たえ「わ、私だって!」バッ!


友希那「いい加減に」キッ!

友希那「しなさい!」ガッ!

香澄(一気に力が!?)

香澄「うわっ!」バッ!

友希那「戸山さん、まずは貴方からよ!」グル

沙綾「香澄!」バッ!



友希那「ブラックシャウト!!」回し蹴り!

バシン!!


沙綾「う..ぁ...」バタン


香澄「さーや!」

たえ「くっ! とりゃー!」

友希那「ふっ」スカ

友希那「貴方にも眠って貰うわ」ガシ,,グルン!!

たえ「!!」


友希那「ヒロイック・アドベント!!」バックドロップ!


ガツン!!


たえ「う..がぁ..」バタン

香澄「おたえ...」


友希那「すぅー、はぁー」

友希那「これでまた一対一、元通りね」

香澄「確かにそうですね。けど、元通りではないです」

香澄「二人もおかげで友希那さんに攻撃できた」

香澄「確実にダメージは残ってるはずです」

友希那「そうかしら?」

香澄「そもそもおたえ達が来てくれなかったら私は立ち上がれなかった」

香澄「それに友希那さんをここまで追い込むのに、もっと沢山の人達が戦ったんです」

香澄「そんなみんなのためにも後は私が」グッ!

友希那「私にダメージが残っているとしても、貴方の方がひどいと思うけど?」

香澄「そこは...気合いですよ」

友希那「ふふ、同感ね」スッ

香澄(ありがとう、さーや、おたえ。ここからは例え、体がどうなろうとも友希那さんを...)


香澄「絶対に倒す!!」ダッ!

ここまでで

羽丘

紗夜「はぁ!!」パンチ!

元トップ「ぐっ! この!」ブン!

紗夜「うっ! だぁ!」キック!



彩「やぁ!!」シュ!

羽3モブ「とと! それ!」シュ!

彩「わわ!」ヨロヨロ

羽3モブ「チャーンス!」パンチ!

彩「危なっ!」クル

羽3モブ「おっと、避けるね」

彩「はぁ、はぁ」

彩(どうしよう。一人も倒せない)

彩(一人相手にするので精一杯だよ)

紗夜「せい!」ブン!

元トップ「チッ!」スタ

元トップ(どうなってる!? さっきまでヨロヨロだったのに!)シュ!

紗夜「甘い!」スカ

元トップ「なぁ!?」

紗夜「はぁ!」パンチ!

元トップ「がぁ!」ドゴ!

紗夜「ふん!」キック!

元トップ「ぐっ!」バシ!

元トップ「この! やられっぱなしでたまるか!」シュ!

紗夜「うぐ!」バシン!

紗夜(このまま、攻めて勝つ!)ゼェゼェ

元トップ(めんどくさいな。アタシとの勝負で全部力使い切るつもりか)

元トップ「上等だ。返り討ちにしてやるよ」

紗夜「はぁ!」シュ!

元トップ「このぉ!」シュ!


バチン!


紗夜「ぐぅ..」ヨロ

元トップ「くっそ..」ヨロ

紗夜「まだ、、まだ!」シュ!シュ!

元トップ「こっちもなぁ!」ブン!ブン!

紗夜「がはぁ! こ、のぉ!」ドゴ!シュ!!

元トップ「っ! うら!」バシン!ブン!


紗夜(い、意識が.. もう...)

紗夜(その前に、この人だけでも、、必ず..)ギリギリ

元トップ(くっそ、湊のやつといい、どいつもこいつも私の得意なスタイルでかかって来やがる)

元トップ(なおさら負けるわけにはいかないんだよ!)ギリ!

紗夜「!!」グル


紗夜「ブラックシャウト!!」回し蹴り!


元トップ「おらぁ!」ガシン!

紗夜「くっ!」グググ

元トップ「こんな遅い蹴り、止めてくださいって言ってるようなもんだぞ!」ブン!

紗夜「なぁ! うっ!」ガツン!

紗夜「がはっ!」ゴホッ!

元トップ「もういっちょ!」ブン!

紗夜「うっ!」キリ!

紗夜「だっ!」足払い!

元トップ「うおぉ!?」グラ

紗夜(ここです!!)

紗夜(私の残り全ての力を)ググ!

紗夜(この一撃に!!)グルン!


紗夜「デタミネーション・シンフォニー!!!」キック!!



バシン!!!!


元トップ「があぁぁ!!」

紗夜(完全に入った)

紗夜「なんとか、ギリギリ...」


元トップ「まだ勝ってねーよ」ギロ


紗夜「!?」

元トップ「お返しだ」ダッ!

紗夜(いけない! でも...)

紗夜「体、が..」ググ


元トップ「おらぁ!!」パンチ!!


パシン!!!


紗夜「うっ! ぐぅぅ...」バタ

紗夜(い、いけ、、ない)

紗夜(立ち、あがらなくて、は..)

紗夜「私、は、まだ....」

紗夜「まけて、な....ぃ」ガク


元トップ「ぜぇ、ぜぇ、よ、ようやく」グラグラ

元トップ「たおれ、、やがった、ぜ」バタン

羽丘3年モブ「そんな!?」

丘3モブ「トップさんが、やられた!?」


花2モブ「あぁ! 紗夜ちゃんが!」

咲3年モブ「引き分け、ってこと?」


彩「紗夜ちゃん!」

羽3モブ「マジか...」

彩(ん?...あ!)

彩(紗夜ちゃんと向こうの人の戦いで校長室付近が空いてる!)

彩(みんな気づいてない...)ゴクリ

彩(い、行っちゃえ!!)ダッ!

羽3モブ「ん? ...あっ!」

羽3モブ「ちょっと! 卑怯だよ!!」

花咲川

リサ「やぁ! そりゃ!」ブン!ブン!

りみ「うっ、きゃ!」バシ!

有咲「どわ! うぐ!」バシ!


リサ「い、いける」ハァハァ

リサ「あと、あと少し!」ゼェゼェ


りみ「うぅ、いたた」ムクリ

有咲「ふ、踏ん張れよ。りみ」ググ

りみ「う、うん。有咲ちゃんも」フラフラ

有咲「当たり前、だぜ」ムクリ

有咲(くそ、私もだけどりみはもう完全に限界そうだ)

有咲(あの人の一撃一撃は思ったよりくらわない、っていってもこう何発もくらってちゃ流石にきつい)

有咲(けど)チラ

リサ「はぁ、はぁ、」

有咲(あの人もかなりきつそうに見える)

有咲「せめて、何発か食らわせれれば何とか」ググ

リサ「そろそろ決めさせて貰うよ!」ダッ!

有咲「!!」

有咲「来るぞ! りみ!」

りみ「う、うん」フラフラ

リサ「てりゃー!」ブン!

有咲「ぐっ!」バシ!

リサ「ふっ!」クル

リサ「そりゃ!」キック!

りみ「きゃっ!」ドゴ!

有咲(やばい!)

有咲「りみ!」

リサ「これで、終わり!」パンチ!

りみ「うあぁ!」ドゴ!

有咲「くっそ! りみ!」

リサ「はぁ、はぁ、こ、これで、後は貴方だけ」ゼェゼェ

りみ「うっ...」ガバ

リサ「!? ちょ、私に寄っかから... うわぁ!」フラフラ

有咲「!!」

有咲(りみが良い感じにあの人にのしかかった!)

有咲「ナイスりみ!」ダッ!

リサ(一人を支えるのも出来ないなんて)フラフラ

有咲「ごめんなさい!」ガッ!

リサ「!?」

リサ「やばっ...」



有咲「切ないサンドグラス!!」パンチ!!

リサ「がはっ!」ドゴ!

有咲(よっしゃ! 手応えあり!)

リサ「う、うぅ..」フラフラ

リサ「ゴホッ!」

リサ(みぞおち、をやられた!)ググ

リサ「き、きっつい、なぁ」フラ、バタン


有咲「や、やった、のか?」

有咲「へ、へへ、やった、ぜ」ヘナヘナ

有咲「くっそ、立つのも、きついな」

有咲「そうだ、香澄達、は?」チラ


香澄「はぁ...はぁ...」ポタポタ



友希那「..はぁ,,,,はぁ」



香澄「あー! もう!」ググ!

香澄「いい加減に倒れてください!!」ブン!

友希那「そうはいかないの、よ!」サッ

友希那「貴方こそ、もう休みなさい!!」シュ!

香澄「うぐっ!」ドゴ!

香澄「っ! ゴホッ、ゴホッ!」

香澄(きっついなぁ。もう痛みとか、感じなくなって、きたし)ゼェゼェ

香澄(意識、までなくならないうちに、何としても)ググ

香澄「この人、だけは」グッ!

香澄「だっ!」パンチ!

有咲「かす、み...」

有咲「マジでギリギリじゃねーか」

有咲「くっそ、助けって言っても今の私じゃ」グググ


リサ「はぁ、はぁ、よし!」


有咲「!?」

有咲「まだ意識があったのか!」

リサ「まだ、戦える」グググ

有咲「やべえ、もうこっちは起き上がれないねーぞ」

有咲「こ、こうなったら!」ググ


リサ「私が、校章、を...」ムク

有咲「そ、それー!」ガバッ!

リサ「うわぁ!」バタン

有咲「りみー! 起きてくれ!」

りみ「...ぅう、あり、さ、ちゃん?」

リサ「さっきの子といい、どうして私にのしかかるの!」ググ!

有咲「りみ! 私みたいにこの人にのっかってくれ!」

りみ「へぇ?」

リサ「な! それは、やめて」グググ!

有咲「頼む!りみー!」

リみ「う、うん!」ヨイショ!

リサ「ちょ、こんなことしないでちゃんと戦いな、よ」ググ!

有咲「もう立ち上がれないんですよ!」

りみ「うぅ! それ!」ガバ!

有咲「うげぇ!」ズガ!

リサ「うぐっ!ズガ!!

リサ「お、重い...」ピクピク

有咲「お願いですから、このままでいてください」グググ

沙綾「...うっ」パチリ

たえ「..い、たた」パチリ

沙綾「ここは...そうだ! 私.. っ!」ズキ!

沙綾「うぐぐ! ダメ、体が動かない」グググ

たえ「私も、体が言うこと聞かない」

沙綾「おたえ... 香澄は?」

たえ「まだ戦ってる」チラ

沙綾「...香澄」チラ

香澄「だあぁ!」シュ!シュ!

友希那「っ、くっ!」バッ、バッ

友希那(もうとっくに限界なんて超えてるはず。なのにこの力強さ)

友希那(たいしたものよ。けれど!)ググ!

友希那「私も負けられないのよ!」ブン!

香澄「ぐっ! らっ!」パンチ!

友希那(躱して、カウンターを...)ガク!

友希那(足が!)

香澄「でりゃ!」パンチ!

友希那「うぐ!」バシン!

友希那「うっ...」ヨロヨロ

香澄(!! チャンス!!!)

香澄(ここしかない!)

香澄(ここで全てをかける!!)グル

友希那(足にも、きていたのね)フラフラ

友希那(けど大丈夫。私は、まだやれる)ギュ!

友希那(いいわ)

友希那(私もこれで終わりにする!!)グル!



香澄(今の私の)


友希那(最高の蹴りで)


香澄、友希那「「決める!!!」





香澄「キズナミュージック!!」回し蹴り!!!



友希那「ブレイブジュエル!!」回し蹴り!!!


バシン!!!   バシン!!!


沙綾「!!」

たえ「!!」

りみ「!!」

有咲「!!」


リサ「!!」

すめません、ここまでで


バシン!! バシン!!




香澄「がぁっ!」バキ!!




友希那「づっ!」ドゴ!

沙綾「どっちの蹴りも!」

有咲「決まった!?」




香澄(もう...いし、き..が、)グラ

香澄(い、や!)ギリ!

香澄(あと、いち..げき!)バッ!


友希那(ぐっ!)ザッ!

友希那(この蹴りの威力、は...)グラ

友希那(だけど、私は!)バッ!



りみ「二人とも動き出した!」

たえ「あ! 見て!!」

有咲「香澄の方が!」

沙綾「速い!」

リサ「そんな... ゆきなぁー!!」


香澄(これで... た、おれ、て!)ブン!



香澄「ティアドロップス!!」かかと落とし!!



バキ!!



友希那「っ! あぁぁ!!」ブラン



りみ「!!」

たえ「今の音!」

沙綾「防ごうとした左腕ごと!」

有咲「流石にこれなら!」



リサ「....もう」

リサ「不安にさせないでよ、友希那」



友希那「....」ザッ!


香澄「!!」

香澄「そん、な...」

友希那「戸山さん。強かったわ、貴方達。だからもう...」グル

香澄(だめ、だ。もう、からだ、が、うごかな...)

友希那「ゆっくり、休みなさい」バッ!




友希那「ラウダー!!!」回転蹴り!!




ドゴ!!!



香澄「がはっ!!」ドン、ドン、バン!!

バン!!


香澄「...」バタン



りみ「香澄ちゃん、が...」

たえ「壁まで、蹴り飛ばされた...」

沙綾「そん、な...」

有咲「おい... おい! 香澄ぃー!!」



リサ「へ、へへ。良かった」ヘナヘナ

友希那「...」フラフラ

リサ「友希那! 頑張って! あとは校章を壊すだけ!!」

友希那「わかってるわ。これで、決着よ」クル

りみ「あぁ! 校章の方に!」

たえ「止めたい、けど」ググ!

沙綾「私達も、動け、ない」ググ!

有咲「そんな、香澄が、負けるなんて...」


友希那(予想以上に、苦戦、したわ)

友希那(正直、ギリギリだったわね)フラ

友希那(けどこれでもう邪魔する人はいない)フラフラ

友希那(校章を壊して、この戦いに私達が...)グラグラ

友希那(勝っ....)フラ、バタン


リサ「!? 友希那!」

沙綾「!?」

たえ「友希那さんも倒れた?」


リサ(嘘.. 友希那が倒れるなんて)

リサ「そんなこと..」

リサ「友希那! い、意識は!?」

友希那「動かない、のよ」

リサ「え?」

友希那「体が、動かないのよ」

友希那「両腕は勿論、足にも力が伝わらない」プルプル

友希那「立ち、上がれない」ググ

りみ「それって...」

沙綾「今までのみんなの、香澄の攻撃がちゃんと効いてたってことだよ!」

有咲「あ、当たり前だぜ!! どうだ!」

たえ「私の攻撃もかなり効いてるはず」フンスー


友希那「っく! ふっ!」ググ!

友希那(ここまできて、あと少し、なのに!)ググ!

リサ「....友希那」

リサ「後は私に任せて」

友希那「リサ?」

リサ「すぅー、てりゃ!」ググ!

有咲「わわ!」

りみ「きゃあ!」

リサ「私が、今、校章を壊す、から」ググ!

リサ(友希那があんなになるまで頑張ったんだ)

リサ(私はここまであまり役に立てなかったんだから、せめて最後くらい)

リサ「友希那のために何かしないと!」ググ!


有咲「や、やべーぞ!」

りみ「うぅ! 抑えきれない!」

有咲「さーや! おたえ! 手伝ってくれ!」

たえ「わ、わかった」ググ、ムクリ

沙綾「わ、私、本当に動けないんだけど」ググ


リサ「うぐぐ! 重い..」ググ!

有咲「重いとかやめてください! こっちは二人なんですから当然です!」

りみ「す、すごい、力」ググ!


たえ「う、っりゃ!」ガバ! フラフラ

たえ「っ! そっちまで、いけそうにない。こうなったら..」




たえ「私、こっちの人抑えておくね」ガバッ!



友希那「うぐっ!」ガバ!



リサ「...はぁ?」


沙綾「へ?」

有咲「ん??」

りみ「え?」


友希那「邪魔、よ。どきなさい」

たえ「すみません。けど校章に向かわせないためにもこうするしかなくて」



リサ「ちょ、ちょっとちょっと!! 何してんの!?」



たえ「何、と言われましても。のしかかってます」

リサ「見れば分かるよ!! そうじゃなくて!!」

たえ「校章に向かわせないためです。そちらまで行く体力がないので」

リサ「ふざけないでー!!」ググ、バッ!

有咲「のわぁ!」バッ!

りみ「きゃあ!」ガバ!

有咲「いきなり力が!」ゴロ

りみ「いたっ!」ドテ


リサ「友希那から離れて!!」キック!

たえ「うげぇ!」ドゴ!

リサ「友希那! 大丈夫!?」ナデナデ

友希那「私のことは、いいから、速く、校章、を」

リサ「はっ! そ、そうだった!」

リサ「今壊して...」


ゴーン、ゴーン

沙綾「この音は鐘の音?」

有咲「ってことは時間、ってことか?」


リサ「...そんな」

友希那「...」ギリッ

友希那(あと少し、だったのに)ギリギリ


りみ「お、終わった、の?」

沙綾「多分、ね」

有咲「や、やった」ヘナヘナ

沙綾(羽丘の方はどうなったんだろ)

リサ「友希那.. ごめん、私がもっと速く...」

友希那「リサは悪くないわ。私の力が、気力が足りなかったのよ」

リサ「そんなこと、そんなことない! だって友希那は!」

友希那「学校を任せて乗り込んでおいて、結果校章は壊せなかった」

友希那「全ては私の責任よ」

リサ「違うよ。友希那だけのせいじゃない。そもそも誰のせいとかじゃないって」

友希那「...」ゴロ

友希那(勝ちたかった、わ)ギュッ!

友希那(私は、頂点にはまだまだ、っということなのかしら)

友希那(一体いつになったら、どうすれば、最強の..)

リサ「あ、あっちは、どうなったんだろうね」

友希那「向こうから校章が壊された、と言う連絡はないわ」

友希那「この勝負は引き分け、かしらね」

羽丘 校長室

羽3モブ「そりゃ!」シュ!

丘3モブ「ほら!!」ビュン!

彩「うっ! きゃ!」バシ、バシ

羽丘3モブ「とっりゃー!」ブン!!

彩「きゃあー!」バタン!


羽3モブ「ここまで、だね」

丘3モブ「校長室に入られたときはヒヤっとしたけど」

羽丘3モブ「入れたのが貴方だけじゃね」

羽3モブ「ちなみにアンタ以外はもう外でおねんねしてるよ」

彩「はぁ、はぁ、」

彩(体中が痛い)

彩(それに複数で相手するなんて卑怯だよ!)

彩(うぅ~、どうしよー!)

羽女3モブ「さーてと、あと一人?」ガチャ

丘女3モブ「そいつ倒して終わりか」ガチャ


彩「さらに増えた!?」


羽3モブ「ということで貴方に勝ち目はありません」

丘3モブ「おとなしく、ここでボコボコにされな」

羽丘3モブ「それ!」ガツン!

彩「いたっ!」

羽3モブ「ほら!」シュ!

彩「あぁ!」バシ!

彩(もう、本当に、やばい、いよぉ)フラフラ

丘3モブ「ま、一人で頑張った方だよ。とぉ!」シュ!

彩「うぐ! ..とと、きゃぁ!」ズコ!


スパ!


彩「あっ! 私の靴が!」

羽女3モブ「あとでそばに置いといて上げるから」

丘女3モブ「...待て、靴が飛んだ方向には...」

羽丘女3モブ「校章が...」


ガツン!


校章「 」フラフラ


羽3モブ「へぇ? まさか...」

丘3モブ「いやいや! 落ちるって!」ダッ!

羽丘3モブ「冗談じゃないよ!」ダッ!


フラフラ、ポロ

羽丘女3モブ「あ...」

羽女3モブ「あ...」

丘女3モブ「あ...」



ガシャン!!!



彩「........あ」

ここまでで
あと数回の更新で終わる予定です



花咲川と羽丘の喧嘩が終わって一ヶ月後....





有咲家の蔵


たえ「...ここに理想の花園ランドを建設するの。こっちが有咲の部屋、そしてこっちが...」

りみ「おたえちゃん! しっかりして!」ユサユサ



有咲「おたえのやつ、どうしたんだ? 変な発言はいつものことだけど」

沙綾「何でもスペースが閉店するんだって」

有咲「あ、そうなのか」

沙綾「それでおたえがあんな感じに」

有咲「そういやそこでバイトしてたんだっけ?」

沙綾「あっ、けどそこが新しくなってサークルって店が...」

香澄「ただいま~」ガチャ

有咲「お、香澄じゃん」

沙綾「退院おめでと」

香澄「ありがと。一ヶ月の病院生活は退屈だったよ」

有咲「むしろあんなに怪我して一ヶ月ですんで良かっただろ」

香澄「それはそうだけどさ。いや~、体がすっかりなまっちゃってるかも」ブンブン

沙綾「お見舞い行ったときから気にしてたもんね」

有咲「しかもベットが湊さんと隣同士ってお前...」

香澄「それは私が悪くはないでしょ。私だって『え?マジ?』って思ったし」

沙綾「少しは仲良くなったんじゃない?」

香澄「他人事だと思って。けど実際、ふつーに話すようにはなったかな?」

有咲「げっ、マジかよ」

香澄「私より先に退院したけどね。..悔しい」

沙綾「そこで張り合わなくても」

香澄「ところでおたえとりみは? 何してるの?」

りみ「あっ、香澄ちゃん! おかえり!」

香澄「ん、ただいま」

たえ「あ、香澄。香澄はこっちの部屋ね」

香澄「...なんのこっちゃ」

有咲「そっとしておいてやれ」

沙綾「スペースが閉店するんだって」

香澄「ああ、それ聞いた。美咲ちゃんとかが言ってたっけ?」

有咲「いつの間に話したんだ?」

香澄「ハロハピでお見舞いに来てくれてさ。その時言ってた」

りみ「実際入院した人って花咲川だと香澄ちゃんだけかな?」

香澄「うっ! そう言われると何か悔しいね」

りみ「ちがっ、そういう意味じゃなくて!」

香澄「ごめんごめん。わかってるよ」

有咲「そうだな。香澄~、情けないぞ~」ニヤニヤ

沙綾「あーあ、そうやってすぐ煽る」

香澄「有咲、ちょっと、リハビリ付き合ってよ」ズルズル

有咲「ちょ! ちょまま!!」ズルズル


有咲「...」ピクピク



香澄「んっしょ」グググ!

沙綾「ほどほどに」

りみ「もう遅いよね」


香澄「そう言えば、そのスペースの場所にさ」

沙綾「新しい店、サークルだよね?」

香澄「そそ。できるらしいよね」

りみ「そうなんだ」

香澄「まぁ、もう少し先の話だけど」

たえ「なら私そのサークルでバイトする!」

香澄「うわっ!」

沙綾「おたえ...」

りみ「復活したんだね」

たえ「うん!」フンスー

有咲「うう、いって-」フラフラ

りみ「あ、有咲ちゃん。大丈夫?」

有咲「何とかな」チラ

香澄「手加減したでしょ。大体、有咲が調子になるから悪いんだよ」

沙綾「こうやって五人で蔵で話すのも久しぶりだね」

たえ「あの羽丘と喧嘩した日以来かも」

香澄「羽丘との喧嘩、かぁ」

沙綾「大変だったね」

有咲「ホントにな。あんなにやり合ったの人生初だ」

たえ「私も」

りみ「すっごく大変だったけど、でも良い思い出になったよ!」

香澄「良い思い出か...」

香澄「あ、そう言えば...」

有咲「ん?」

香澄「この話しようと思ってたんだ」ゴソゴソ

香澄「新しいサークルで開催されるんだけど...あ、あった!」

沙綾「チラシ?」

香澄「これ!」ビシ!

りみ「ええっと..」

たえ「これは....」

スタジオ 空きスペース


千聖「ガルパ杯?」



彩「うん! 何でも最大五人までのグループで参加出来るそうなんだけど...」

千聖「ちょっと待って彩ちゃん。それって何の大会なの?」

彩「え? 喧嘩だけど...」

千聖「何普通に出ようとしてるのよ」

彩「いやー、みんな出るって言うし」

千聖「そんな気軽に出ていいものじゃないでしょ!」

彩「うぅ、ごめんなさい」

千聖「はぁー、今すぐにでもやめなさい」

彩「あ、あの、それが...」


イヴ「アヤさん! 登録完了です!」

麻弥「メンバー登録もOKッス」


彩「あ、二人とも!」

千聖「えーっと、貴方は? 確か...」

麻弥「あ、自分は大和麻弥って言います。どうかよろしくお願いします」ペコ

千聖「え、えぇ、よろしく。って、そうじゃなくて!」

イヴ「それと私達のチーム名はパステルパレットです!」

彩「おぉー! 可愛い!」

千聖「チーム名?」

麻弥「それともう一人のメンバーのOKもらえました。実力は折り紙つきですよ。少し、お姉ちゃんが好きすぎるところはありますけど」

千聖「もう一人のメンバー?」

麻弥「もうすぐ着くそうです」

彩「ちょ、ちょっと緊張するね」

千聖「ちょっと、彩ちゃん! ちゃんと説明して!」

千聖「まさか本当に出るつもり? このメンバーで?」

彩「う、うん」

千聖「はぁー、貴方って人は。最近少し調子に乗ってるんじゃない?」

彩「そ、そんなことない、よ?」

千聖「お説教が必要かしら?」

彩「...」セイザ

千聖「いい!? 貴方は結局校章を壊せてないのよ? ただヒビが入っただけ!」

千聖「しかもその後、終了の鐘が鳴るまでボコられたんでしょ!?」

彩「はい...」

千聖「あの時は学校のためっていうことだったけど今回のは違うのよ?」

千聖「完全に自己責任。もし万が一、ありえない確率だけど貴方のファンがいたらどうするの?」

彩「そ、そんなに言わなくても...」

千聖「見つかって、ネットにでもあげられたらどうするの!?」

千聖「いつもみたいに丸山とちった、なんて通用しないわよ!?」

彩「うぅ...」ウルウル


麻弥「あのー、止めなくていいんですか?」

イヴ「こ、これは」オロオロ


千聖「これだけ言えばもう分かったでしょ?」

彩「だ、だって、みんな出るって言うから。香澄ちゃんとか、ハロハピちゃんとか...」

千聖(ハロハピ?)

彩「私も誘われて、花音ちゃんも千聖ちゃんが出てくれたら嬉しいって言ってたから、その、一緒に登録しちゃったんだけど...」

千聖(花音が!?)

彩「でも、そうだよね。私もアイドルなら自分の行動にもっと責任を...」

千聖「いつ?」

彩「え?」

千聖「それはいつ開かれるの?」

彩「えっと、出てくれるの?」

千聖「もう登録してしまったのでしょう? それを取り消すとなると向こうにも迷惑がかかるわ」

彩「あ、ありがと~!」

千聖「ただし! これっきりよ!」

彩「うん! わかった!」

千聖「本当にわかったのかしら?」


イヴ「一件落着ですね!」

麻弥「そうみたいっスね」

千聖「ところで、どういった感じで貴方が?」

麻弥「ジブンですか?」

イヴ「麻弥さんは私の友なのです!」

千聖「友?」

イヴ「昨日の敵は今日の友、です!」

麻弥「いやー、あれ以来何となくイヴさんとは気が合っちゃって」

イヴ「よく話したりするんですよ!」

千聖「そ、そうなのね」

彩「それじゃもう一人の人ってあの時千聖ちゃんと戦ってた人?」

千聖「え!?」

麻弥「いえ、違うッス」

麻弥「あの場にはいなかったけどとにかく強いッスよ」

彩「ど、どんな人なんだろ」ゴク

麻弥「あ、着いたみたいです」ピロリン






日菜「ここかな? 麻弥ちゃんに言われたところ」

日菜「るん♪ってくればいんだけな~」ガチャ

ここまでで

羽沢珈琲店


巴「おぉ! それじゃ認められたんだな! 蘭のお父さんに!」

蘭「まぁ、その、認められたというか、華道の方もちゃんとやるならって喧嘩の方も目を瞑ってやるって」

ひまり「良かったじゃん!!」

つぐみ「みんなで蘭ちゃんの家に行った甲斐があったね!」

ひまり「うん! 蘭のお父さん、少し怖かったけど、話せばちゃんと分かってくれたしね!」

蘭「みんなのおかげ。ありがとね」

モカ「今日の蘭、心なしか元気に見えるしね~」

蘭「うるさいよ、モカ」

巴「よーし、じゃあパーッとラーメンでも食いに行くか!」

ひまり「えぇー! 嫌だよ! ケーキにしよ!」

つぐみ「うちのでよければ」

モカ「モカちゃん的にはパンがいいな~。出来れば山吹ベーカリーの」

蘭「みんないつも通りだね」

モカ「今日はさーやの話だとメロンパンがオススメで...」

蘭「さーやってあのポピパの?」

モカ「そうだよ~」

ひまり「へぇー、いつの間に仲良くなったの?」

モカ「前からだよ~。ただ最近はよく話すようになったかな?」

つぐみ「ひまりちゃんもポピパの子と話してなかった?」

ひまり「え? あ、うん。りみって子とね。いや~、何か話が合ってさ」

蘭「みんな、いつの間に」

巴「まー、実際花女との喧嘩以来なんか距離縮まった感じがするよな」

蘭「私はしないんだけど」

モカ「蘭はもっとグイグイいかないと~」

蘭「別に私は...」

ひまり「そうだ! これどうする?」バッ!

つぐみ「ガルパ杯?」

モカ「ひーちゃんが学校で言ってたやつ」

巴「誰が一番強いか決める大会だろ? 勿論出るぜ!」

ひまり「誰が、じゃなくてどこのグループが、でしょ?」

つぐみ「つまりアフターグロウで出ようってこと?」

ひまり「うん! どうかな?」

蘭「別に良いけど」

モカ「おっけ~」

つぐみ「みんながいいなら私もいいよ」

ひまり「それじゃ決まり!」

巴「他に誰が出るとかわかるか?」

ひまり「うんとね、りみの話だとポピパは出るだろうって」

蘭「...へぇ、それは良かった」

巴「おお、早速リベンジのチャンスか」

モカ「モカちゃんもやり返したかったからちょうどいいね~」

ひまり「あとは、リサ先輩にも聞いてるんだけど...」

蘭「出ないの? ロゼリア」

ひまり「今色々あるらしくて」

巴「帰ったらあこにも聞いてみるか」

ひまり「うちの学校の人達も何人か出るってさ」

つぐみ「思ったより人が多そうだね」

巴「その方が燃えるぜ!」

蘭「いつやるの?」

ひまり「大体一ヶ月後かな?」

モカ「準備しないとね~」

つぐみ「やるからには勝ちたいもんね!」

巴「よっしゃ! 景気づけにやっぱりラーメンだ!」

ひまり「ううん! ここはちょと豪華なケーキを!」

モカ「むむ~、宣戦布告の意味で山吹ベーカリーのパンを買い占めて...」

つぐみ「さ、三人とも!」

蘭「ふふ、やっぱりいつも通り」

河川敷


あこ「あわわ...」プルプル

燐子「すごく、痛そう..」プルプル





紗夜「はぁ、はぁ」ゼェゼェ




友希那「はぁ、はぁ」ハァハァ

紗夜「っ!」バッ!

友希那「...」グッ!

紗夜「はっ!」ブン!

友希那「くっ、この!」チッ、スタ

友希那「はぁ!」ビュン!

紗夜「ぐっ!」バシ!

紗夜(流石です。ですが!)スタ

友希那(距離を取ろうとしても)

友希那「そうはいかないわ」ダッ!

紗夜「ふっ!」グル!

友希那「!?」



紗夜「デタミネーション・シンフォニー!!」キック!!!!

友希那(速い!)チッ!

紗夜「なっ!?」

紗夜(かすっただけ!? まさか!)

友希那「...」スタ

友希那「こっちの番ね」グル

紗夜(まずい!)




友希那「ブレイブジュエル!!」回し蹴り!!!

紗夜「ぐぅぅ! だぁ!」バッ!

友希那「!?」

紗夜「くっ!」ゴロゴロ

友希那(あの体勢から躱すなんて)

紗夜「はぁ、はぁ」ハァハァ

紗夜(今のを食らったら確実にやられてましたね)ムクリ

紗夜「流石、ですね。湊さん」

友希那「それはこちらのセリフだわ。何度も決まったと思ったのに」

紗夜「そう簡単にはやられませんよ」

友希那「そうみたいね。けど、私もよ?」

紗夜「わかってますよ。だから、もっと激しくいきます」ググ!

友希那「望む所よ」ググ!


リサ「ごめーん! 遅れ... って!何してるの!?」


あこ「リサ姉ー!」

燐子「今井さん! 助かりました!」

リサ「いや、え? 何で二人はボロボロなの?」


友希那「リサ、悪いけど止めないでもらえる?」

リサ「いやいや! 止めるよ! 何で二人は喧嘩してるの?」

紗夜「私と湊さん、どちらが強いかはっきりさせる為よ」

リサ「なんで今なの!? 確か今日集まったのってロゼリアとして今後どうしていくかって話をするためだったんじゃ?」

友希那「そうよ。けどその前に」

紗夜「私達は互いに学校のトップとして戦ったにもかかわらず互いにやられ、さらに結果も引き分け」

友希那「正直不甲斐ない結果だったわ」

紗夜「そこでせめて実現できなかった私と湊さんとの勝負を、どちらが強いかをここで決めよう、と言うことです」

リサ「な、なるほど」

友希那「そういうことよ。さ、続きよ」

紗夜「ええ」

リサ「いやいや! 待ってよ!」

友希那「まだ何か?」

リサ「何か、って言われても.. あ!」

リサ「これ! ガルパ杯についてなんだけど!」ビシ!

紗夜「ガルパ杯?」

リサ「私これについて呼ばれてここに遅れたんだけどさ」

リサ「何でもグループで喧嘩する大会なんだって」

リサ「それでここで改めて勝負しろって羽丘の元トップさんが言っててさ」

リサ「ど、どうする?」

友希那「売られた喧嘩は買う、当然のことよ」

リサ「だ、だよね。けどさ、これ最大五人までで向こうは当然で来るわけでしょ?」

リサ「友希那と私とあこ、三人でいいのかな~って」

友希那「だったら」



友希那「私達、ロゼリアの五人で出れば良いじゃない」

リサ「え!?」

友希那「構わないかしら? 紗夜、燐子?」

紗夜「ええ、私は問題ありませんが」

燐子「え、えっと、それってつまりまた五人で、ってことですよね?」

友希那「そういうことよ」

リサ「ほ、ほ、本当に?」

友希那「何度も言わせないでちょうだい」


あこ「り、りんりん。これってさ、す、すごいことだよね?」

燐子「う、うん。花女と羽丘のトップの二人が同じグループで戦うって事だから」

あこ「つまり、ラスボスと勇者が手を組む、って感じだよね!」

燐子「ラスボスがどっちかはわからないけど、そんな感じだよ」

あこ「それにそれに! またりんりんや紗夜さんと、ロゼリアとして戦うってことだよね!」

燐子「うん、そういうことだよ」

リサ「...」

リサ「~~~!!」パァァ!

リサ「わ、私! 今すぐ申し込んでくるから!!」ダッ!

あこ「あぁー!」

燐子「今井さん! まずは二人を... 行っちゃった」



友希那「ふぅー、とんだ邪魔がはいったわね」

紗夜「まさか集中力が切れた、なんて言いませんよね?」

友希那「当たり前よ。ここまでやった以上しっかりと決着をつけるわ」グ!

紗夜「そうこなくては」グ!

羽丘

花音「ふぇぇ、本当に来ちゃったよぉ」

美咲「まさか本当に羽丘に来るなんて」

はぐみ「あ、こころんがもうあんな所に!」

美咲「はぁ!? ちょ、こころー!」タッタタ


こころ「うーん、見当たらないわね」キョロキョロ

美咲「こ、こころ!」ガシ!

こころ「あら、美咲」

美咲「あら、じゃないよ。いつもの事だけど、今日はどうして羽丘に来たの?」

こころ「ここに私達ハロハピの新メンバーがいるからよ!」

はぐみ、花音「「新メンバー?」」

薫「さて、今日はもう帰...」


こころ「見つけたわ!!」


薫「ん?」

こころ「この人よ!」

薫「君は確か花女の...」

美咲「す、すみません! うちのこころが!」ペコ

薫「おや、君も見覚えが...」

こころ「さぁ! 私達ハロハピに入って貰うわよ!!」

美咲「え?」

薫「ハロハピ?」

こころ「そう! 私達のグループよ!」

はぐみ「この人が新メンバー?」

花音「どうしてこころちゃんはこの人を新メンバーに?」

こころ「前に約束したのよ!」

美咲「前に?」

薫「約束.. そう言えば」

こころ「この五人でガルパ杯に出るわよ!」

花音「ほ、本気なの!?」

はぐみ「はぐみは賛成!」

美咲「ちょっと待って! そもそもこの人が入ってくれるかどうかで」

薫「わかった。入らせて貰おう、ハロハピにね」

美咲「マジすか?」

薫「確かに前にそんな話をしたことがあった」

美咲「こころの思い込みじゃなかったんだ」

薫「それに、可愛い子猫ちゃんのお願いとあらば断るわけにはいかないからね」

こころ「これで人数がそろ...あ!」

美咲「今度は何?」

こころ「ミッシェルを入れたら六人だわ!」

美咲「だからミッシェルは私で」

こころ「美咲は人間よ?」

はぐみ「ミッシェルは熊だよ?」

美咲「...ダメだこりゃ」

花音「あ、あはは...」

薫「さて、ではこれからよろしく頼むよ」

薫「そのガルパ杯? というのがよく分からないがね」

こころ「受付の人に聞いてみましょう!」

はぐみ「だね! ミッシェルもハロハピだもん!」

美咲「はぁ、会話がつながってない」

花音「何かすごい人がはいちゃったね」

美咲「ガルパ杯、大丈夫かな」

サークル


オーナー「...」パタン

まりな「本当にここ、たたんじゃうんですね」

オーナー「決めてたことだからね」

まりな「さみしいです」

オーナー「何言ってるんだい。すぐに新しい店になるんだ。悲しんでるヒマなんてないよ」

まりな「それはそうですけど...」

オーナー「サークル、だっけ? どんな店でもやりきらないとねぇ」

まりな「わかってます! まずはガルパ杯です!」

オーナー「そうかい。頑張りなよ」

まりな「はい!」

ここまでで

一ヶ月後 サークル



まりな「皆さん! 本日は集まっていただきありがとうございます!」

まりな「今日はこの店、サークルのオープン日です!」

まりな「それを記念してここに、第一回ガルパ杯の開催を宣言しまーす!!」



客「「イエーイ!!」」


客「やっとだぜー!」

客「こちとら徹夜で待ってたんだから!」

客「すみませーん! コーラお願いしまーす!!」



まりな「それでは本日の参加者を紹介していきましょう!!」

まりな「まずは~、花咲川の高校3年生の4人組!」

まりな「グリッターー、グリーーン!!!」

サークル前



六花「や、やっと着いたぁ」ヘナヘナ

六花「ここが不良達が頂点を決めるために争ったと言われてるスペースの跡地。今はサークルって言うんだ」

六花「よ、よし! 早速中に...」

元オーナ「待ちな」

六花「ひぃー!! ごめんなさい!!」

元オーナー「中に入る前にチケットを買いな」

六花「あ、あの、私ライブを見に来たんじゃなくて、その..」

元オーナー「ガルパ杯かい?」

六花「!! はい! そうです!」

元オーナー「だったらチケット売ってる店員に言いな。用意してくれるはずさ」

六花「あ、ありがとうございます!!」




レイヤ「チケット二枚お願いします。あ、ガルパ杯の方で」

マスキング(お、あいつ可愛いな)」

まりな「さーてドンドン行きますよ! チスパに続いて入場してきたのは!」

まりな「アフターーグローーウ!!」


不発の大号令 上原ひまり

大いなる普通 羽沢つぐみ

反骨の赤メッシュ 美竹蘭

ゴーマイウェイ 青葉モカ

豚骨しょうゆ姉御肌 宇田川巴


まりな「幼なじみ同士で結成した仲良しな王道グループ!!」

まりな「意気込みは『別に、いつも通りやるだけ。あ、モカ。そのコロッケ私にも頂戴』とのことです!」

蘭「ちょ、ちょっと///」

蘭「なんであそこも含まれてんの!?」

つぐみ「見事に録画されてるね」

モカ「ちなみにそのコロッケは蘭が美味しくいただきましたよ~」

巴「ほら、後が詰まってるぞ。進まないと」

ひまり「よーし! 頑張ろうね!えいえいおー!」

四人「「...」」

ひまり「何でよー!!」

まりな「さて! 続いて軽やかなステップで入場してきたのは!」

まりな「パステルーーパレットーー!」


微笑みの鉄仮面 白鷺千聖

北欧から来たサムライ 若宮イヴ

とびだせエゴサーチ 丸山彩

荒れ狂う機材オタク 大和麻弥

となりの天才ちゃん 氷川日菜


まりな「可愛いだけと侮るなかれ! 実力はすごいぞ! 多分!」

まりな「意気込みは『まんまるお山に...ブツン』」

まりな「すみません! 機材の調子が悪いようです!」

彩「そんな! 私の意気込みが!」

千聖「意気込みでも何でもないでしょ」

日菜「おねーちゃん、どこかな?」キョロキョロ

イヴ「うぅ...武者震いが」プルプル

麻弥「まぁ、気楽に頑張りましょう、と言いたいですけど」

麻弥「予想以上の参加者ッスね」

まりな「さーて次は...」


こころ「これじゃ暗くて見えないわ!」キック!


まりな「おーっと! 何とすでにスタジオ入りしていた!扉を蹴るのはやめてください!」

まりな「ハローーハッピーワールドーー!」


北沢印は元気印 北沢はぐみ

熊の中の常識人 ミッシェル

笑顔の波状攻撃 弦巻こころ

荒唐無稽の一人芝居 瀬田薫

迷宮のジェリーフィッシュ 松原花音


まりな「弦巻こころ率いる異色過ぎるグループです!!」

まりな「意気込みは『ハッピーラッキースマイルイエーイ!!』とのことです!」

こころ「今日もここにいるみーんな、笑顔にしてみせるわ!」

はぐみ「にしても残念だね、みーくん。いきなり来れなくなったなんて」

薫「大丈夫さ。美咲はいる。私達の心の中に、ね」

ミッシェル「いませ~ん。何なら隣にいますよ~」

花音「あれ? ミッシェル新しくなった?」

ミッシェル「あ、気づいてくれました? 実は性能がアップしたんですよ」

ミッシェル「ミッシェルMr-2、とでも言ってください」ドヤァァ

花音「う、嬉しそうだね、美咲ちゃん」

 バタン!!!


花音「!?」

こころ「はっ...あなたたちは!!」


まりな「その姿..さながら召喚されし漆黒の邪心といったところか!」

まりな「ロゼーーリアー!」


サッドネスメトロノーム 氷川紗夜

闇の波動がアレする黒っぽい堕天使 宇田川あこ

狂い咲く紫炎の薔薇 湊友希那

不動のスキルマ 白金燐子

慈愛の女神 今井リサ


まりな「その実力は誰もが認める本格派グループだぁー!」

まりな「意気込みは『今宵、この地に集いし有象無象の者達よ。汝らはこの聖堕天使あこが一人残ら...』はい! 長すぎるのでカットしまーす!!」

紗夜「締まらない意気込みですね」

あこ「あれー!? あの後からかっこいいのに!」

燐子「ひ、人がいっぱい。か、帰りたい、です」

リサ「友希那! 準備は?」

友希那「出来てるに決まってるじゃない。行くわよ」

リサ「うん! そう来なくっちゃ!」

まりな「そして最後は...」


パリーン!!


まりな「窓ガラスが!?」


香澄「ふっ...ありゃ?」ズコ

香澄「うげぇ!」ズコ


まりな「闇を晴らす五つの綺羅星!今日も心は輝いているか!」

まりな「ガラス代はたえちゃんの給料引いておきます。ポッピーーンパーティーー!」


これでいちコロネ 牛込りみ

鬼追いし花園 花園たえ

甘辛パーソナリティ 市ヶ谷有咲

発酵少女 山吹沙綾


星のカリスマ 戸山香澄


まりな「無限の可能性を秘めた超新星(笑) 期待?の新生グループだぁ!」

まりな「意気込みは『ポピパ!ピポパ!ポピパパピポパ!』です!」

有咲「何か馬鹿にされてね?」

香澄「いたた.. 何でここだけ濡れてるのさ」

たえ「私まだ働いてすらいないんだけど...」

沙綾「おたえ...」

りみ「何かスポットライト当たってると恥ずかしいね///」



まりな「以上のグループによる熱い勝負が今日! 行われます!!」

まりな「果たして優勝するのはどこのグループなのか!?」

有咲「何かすげー人達じゃね? てか、湊さんと紗夜先輩が同じグループとかダメだろ?」

沙綾「そっか、ナツ達も出てるんだ。よーし、頑張ろっかな」

たえ「そうだ。バイトやめよっと」

りみ「おたえちゃん、目にハイライトがないよ?」

香澄「みんな大集合のガチ総力戦だね。燃えてきた」


蘭「私達、ロゼリアより先に入場しましたけど?」

友希那「そう。それが何か?」

モカ「うちの蘭がどうもすみません」

リサ「いいっていいって!」


日菜「あ、おねーちゃん!」ダキ!

紗夜「うっ、日菜。貴方また」

日菜「えへへ~」

千聖「花音! 大丈夫!? 薫に変なことされてない?」

花音「だ、大丈夫だよ。特に何も...」

千聖「良かったぁ。薫、貴方花音に近づくんじゃんないわよ」

薫「んん、なぜだかいつも以上に辛辣だね、千聖」


巴「戦った時から気になってたんだが、これはどうなってるんだ?」モフモフ

ミッシェル「良い手触りでしょ? 外側も改良されてるから」

ひまり「よ、よく見ると可愛い!」


彩「ああ!  もしかして、あのカフェでバイトしてる子?」

つぐみ「え、えぇ、そうですけど、貴方は... あ! あの時ポテトとチキンナゲットを間違えて怒られた方バイトの方じゃないですか?」

彩「うっ! そ、それはぁ...」


イヴ「ハグミさん! コロッケ、ありがとうございました!」

麻弥「この方のだったんですね。美味しかったです」ペコ

はぐみ「ううん! まだまだあるからね!」

あこ「りんりん! 聞いた!? 意気込み! あの後からもっとかっこよくなったのに!」

燐子「うん。10回も取り直したもんね」



羽丘3年元トップ「おい、湊」

友希那「先輩...」

羽丘3年元トップ「今日こそ、リベンジさせて貰う。いいな?」

友希那「望む所です」



ゆり「りみ、やっぱり出場してたんだ」

りみ「お姉ちゃん!」

ゆり「本戦であたっても容赦はしないからね?」

りみ「うん! 私達ポピパも絶対負けないから!」

香澄「...」

有咲「おーい、香澄」

沙綾「どうしたの?」

香澄「ん? いや、さ」

香澄「高校入学したときは喧嘩なんて! 不良なんて!」

香澄「と思ってたけど」

香澄「今周りを見たら正反対だなって」

有咲「確かに。不良しかいねーな」

香澄「けど、大切な友達も出来た」

香澄「今だって周りの人、ほとんど知り合いだし」

沙綾「確かにね」

香澄「はぁー、やっぱり私にはこれが一番似合ってるのかも」

有咲「嬉しそうだな」

香澄「そうかな?」ニヤ

まりな「さて! それでは試合を始めて行きたいと思います!」

まりな「この箱からランダムで選ばれた2チームが勝負、勝ったら二回戦へ、といった感じです!」

まりな「ステージは二つあるので二試合同時進行ですので、ドンドン行きましょう!」

まりな「まずは~」ゴソゴソ

まりな「チーム『ポッピンパーティー』」

まりな「そのお相手は~」ゴソゴソ


有咲「いきなり私達か」

沙綾「さーてと」スタ

たえ「よし! 辞表書いてきた!」

りみ「おたえちゃん、元気になって良かった」


香澄「...」

香澄「ふふ!」

香澄「それじゃみんな!」



香澄「行こう! キラキラドキドキしに!」

ということで完結です!!

こんな誤字脱字だらけのssを最後まで見てくださった方々!
本当にありがとうございました!!
もし違うのを書くときは少しでもよくしていこうと思います!


ガルパ杯優勝チームは皆さんの推しのグループということで!
自分の中ではハロハピです!
こころがさらなる覚醒しますし、花女と羽丘との戦いで唯一、まともに攻撃を食らわなかった花音。
運動神経抜群のはぐみに、相手になりきることで相手の技をコピーするという能力を獲得した薫
そして飛行能力を得て巨大化も出来るようになったミッシェルMr-2!
これで負けるわけがありません!(あくまで妄想です)

最後にコメントや指摘をしてくださった方々、本当にありがとうございました!
とても嬉しかったです!

おまけ(嘘予告です)


香澄「いや~、今日から私達・・・」

香澄「二年生だね!!」


有咲「お前とおたえ」

沙綾「成績大丈夫なの?」



香澄(二年生になったを私達を待っていたのはキラキラドキドキな日々...ではなく)

香澄(一年生の時以上の綺羅綺羅怒気怒気な日々だった....)



香澄「サークルが乗っ取られた!?」



沙綾「いきなり表われた謎の集団に襲われたんだって!」

有咲「抵抗したまりなさんと新人スタッフさんは入院してるみたいだ」

蘭「何それ!? 誰がやったの?」

ひまり「ギャラクシー、って名乗ったらしいよ!」

巴「許せねぇ! 今すぐ取り返しに行こうぜ!」

りみ「そ、それよりおたえちゃんは!?」

つぐみ「確かサークルのバイトに復帰してたんじゃ?」

香澄「さっきから電話してるのにつながらないの!」



たえ「レ、、イ?」



レイヤ「久しぶり、花ちゃん」



たえ「どうし、て? 何で、ここに?」

レイヤ「細かい話は後。今は着いてきて」

たえ「なんで、サークルを襲ったの?」

レイヤ「私達の目標のためだよ」

たえ「目標って。それでも...」

レイヤ「着いてきてくれれば、全部話すから」

たえ「...」

パレオ「チュチュ様~、ジャーキーです!」ササ

チュチュ「ありがと、パレオ」

チュチュ「....」モグモグ

チュチュ「花女だとか、羽丘だとか、小さいわね」


チュチュ「私達がこの地域を、そして最終的には全国の頂点に立つのよ!」


パレオ「はい! パレオはついて行きます!!」

六花「私! あのガルパ杯の試合の後からポピパさん達のファンなんです!!」

六花「握手してください!」

六花「それとサインもお願いします!」

六花「あ、六花へ、でお願いします!」

六花「はい、はい! ありがとうございます!」

六花「それで、その...」


六花「よろしければ、私をポッピンパーティーに入れてくれませんか!?」

紗夜「私は別に自分の二つ名などに興味はありません」

紗夜「他人から何と呼ばれようと知ったことではないからです」

紗夜「しかし貴方がそれ以上この学校の風紀を乱すというのなら容赦はしませんよ」


マスキング「そんなこと言われたってな」

マスキング「悪いけどこっちも頼まれごとなんだよ」

マスキング「やりたくはないけど、力づくで行かせて貰うぜ」

香澄(そんな私達に襲い来る数々の困難!)



有咲「私の蔵の中が、段ボールの迷宮に!? どーなってんだよ!!」



彩(誰にも見られてないし、変装もしてるし、少しくらい戦っても大丈夫だよね?)ダッ!

モブ「ん? あれ丸山じゃね?」パシャ!



花音「ふぇぇ~! いつの間にこんな雪山に!?」カチカチ



巴「蘭が風邪ひいちまった!? どうすれば!?」

モカ「こうなったらババンボ様を頼ろう~」



紗夜(いけない! ポテト力が不足しています! このままでは!)フラフラ

日菜「お姉ちゃんはポテト力が不足すると本来の半分の力も出せないんだよ!」

香澄(一方、パワーアップする人達も!)


ひまり「よーし、行くよ!みんな!」

オォーーー!!!

ひまり「ふふふ、もう不発、なんて言わせない! 今から私は...」

ひまり「超絶怒濤の大号令! 上原ひまりだよ!」


イヴ「これが私の修行の成果。一度使ったら二度と元の顔には戻れない究極奥義!」

イヴ(`-´)「ブシドーモードです!」


ミッシェル「悪いけど今の私は空も飛べるんだよね」

ミッシェル「ハッピーフライモード、起動!!」

『了解しました。ミッシェルのハッピーフライモードを起動します』


りみ「チョココロネを食べたら!」モグモグ

りみ「チョココロネアーマー!」

りみ「この状態だとあらゆる物理的ダメージは無効!殴られてもチョコレートが飛び出すだけ!」

りみ「さらにお腹がすいたらいつでもチョココロネを食べれる、まさに夢の装備!」


友希那「知らないのなら教えて上げる。この子達が新しいロゼリアのメンバーよ!」バッ!

猫「にゃーん」

猫「にゃ~ん」

香澄(そして集結するメンバー!)



彩「ま、まさかこのメンバーで動くことになるなんて」


こころ「とっっても楽しみね!」


蘭「手を組むのは今回だけだから」


友希那「必要なら手を組む。目的が同じなら協力する、それだけの事よ」


香澄「よーし、それじゃこのグループの名前はガルパピコで!」



次回!

香澄「クインティプル朱魔翌李靇!!」

すみません。最後のやつ

香澄「クインティプル朱魔翌李靇!!」

です。最後の最後にやらかす辺り本当にだらしないですよね。

後これは書いてある通り嘘予告ですので特に書く予定はありません。
ただ次回予告みたいなもの書きたかっただけですので。
これにて本当に終わりです。
ありがとうございました。

クインティプル朱魔翌李靇、です

なぜか二回とも間に翌、と言う字が入ってしまいました。
一回目はともかく二回目はちゃんと見たはずなのですが、すみません

何度やっても翌、という字が入ってしまうのですがどうしてなのでしょうか?
環境依存文字のせいですかね?

E-mailの欄に「saga」って打ち込まないと、フィルターのせいで魔って文字の後に翌の字が入っちゃう

クインティプル朱魔李靇

どうでしょうか?

>>184
ありがとうございます!

やっといきました
締まらない終わり方でほんとうにすみません

あ「sage」の方はいらないよ
sageはスレを立てた人は基本付けなくていい

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