俺は天空寺タケル！

１８歳の誕生日に襲ってきた眼魔に倒され、紆余曲折あって生き返る事ができた

それから、鬼太郎という不思議な少年に出会った

それから、彼らと親しくなり、共に戦ったりもした。

そして、大きな戦いがひと段落したある日、俺はバイクを走らせていた

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛﾛ･･･

タケル「ん？あれは・・・」




まな「おーい！」ﾌﾘﾌﾘ

俺と同じく鬼太郎と仲良くなった女の子、犬山まなちゃんだった

まな「こんにちは！」

タケル「こんにちは、もしかして君も・・・」

まな「はい、ゲゲゲの森です」

タケル「そっか、じゃあ一緒に行こうか」

まな「はい！」

俺は彼女をバイクに乗せた

走っている間、俺たちはこんな話をしていた

まな「タケルさんにも色々ご迷惑かけて・・・すみませんでした」

タケル「いやいや、いいんだよ別に」

ちょっと前に名無しという奴の事件があり、彼女も事件の中心にいたのだ

俺も、鬼太郎と一緒に必死に戦ったのだ

まな「西洋妖怪の時だって・・・」

タケル「ああ、あの時はむしろ晴人さんや渡さんの方が・・・」

まな「そうですね・・・あ！」

タケル「おっ」


そうこうしてるうちに、俺達はゲゲゲの森の鬼太郎の家にたどり着いた

まな「猫姉さーん！」ﾀﾀﾀ･･･

タケル「あっ・・・」

バイクから降りた瞬間、まなちゃんは家の中に入ってしまった


タケル「仕方ない、ちょっと待ってるか」

タケル「あの2人も色々あったしなぁ・・・」

そしてしばらく待っていると

子ねこ娘「わーい！」ﾀﾀﾀ･･･

まな「ま、待ってよ～」ﾀﾀﾀ･･･

タケル「あ・・・」


小さくなった「猫ちゃん」が出てきた

子ねこ娘「あ！タケルだ！」

タケル「あはは・・・こんにちは」

子ねこ娘「こんにちはー！」

彼女はわけあって、今こんな姿になっている

ねこ娘「タケルもあそぼー！」ﾀﾞｷッ

タケル「うおっと・・・」ﾎﾟﾛ

彼女にしがみつかれた瞬間、俺の懐から眼魂が一個落ちた



ツタンカーメンゴーストアイコン「子供って無邪気でいいよね」

タケル「ツタンカーメンさん・・・」

子ねこ娘「あ、めだまだ！かわいいー！」ｶﾞｼッ

ツタンカーメン「あ、ちょっ・・・」

子ねこ娘「あははー！」ｶﾁｶﾁ

猫ちゃんはツタンカーメンさんを手に取って遊び始めた

まな「猫ちゃんやめなさい！その人世界の偉人なんだよ！」

子ねこ娘「ぶー」ﾌﾟﾝｽｶ

まな「すみません・・・ちょっとよだれでベトベトになっちゃいましたけど」

ツタンカーメン「」ｸﾞｯｼｮﾘ

タケル「大丈夫だよ、ツタンカーメンさん子供には甘いから」

まな「え？」

タケル「ツタンカーメンさんは10代でお亡くなりになったから・・・」

まな「そうだったんですか・・・」

タケル（最近の中学生はツタンカーメンについて習わないのかな・・・？）

そんなこんなで3人で遊んでいると・・・

ｶﾗﾝｺﾛﾝ･･･

まな「ん？」

子ねこ娘「あ！」



鬼太郎「何だ、君も来てたのか」

タケル「ああ、久しぶりだね、鬼太郎」

鬼太郎「早速で悪いが、僕は出かけなくちゃいけないんだ」

タケル「えっ・・・？」

子ねこ娘「ねこも行くー！」

その後、妖怪ポストからの手紙で東北へ行く鬼太郎に猫ちゃんもついていった

仕方ないので、俺も帰ることにした

その帰り道・・・

ｲｰッ!


タケル「ん？向こうが騒がしいな・・・」






ショッカー戦闘員「イーッ！」

花子さん「な、何なんですかあなた達・・・？」

？？「ククク・・・貴様を改造し学校の怪談作戦を実行するのだ！」

花子さん「はぁ・・・」


ﾊﾞッ


タケル「そんなことさせないよ」

？？「むっ・・・」

花子さん「あなたは・・・」

タケル「やぁ、君はトイレの花子さんだね」

花子さん「はい、そういうあなたは・・・」

タケル「俺は・・・」


？？「おい！我々を無視するな！」

タケル「ああもう、何なんだよあんた達・・・」