【安価・コンマ】不死身で生きる終末世界 (40)

――あなたは硬く冷たい感触で目を覚ます。その感覚はあなたの下から伝わってくるようだ。
身を起こしたあなたの目に映ったのは、無機質なコンクリートの壁と血にまみれた床。鼻には腐臭が飛び込んでくる。

ここはどこか、この状況はなんなのか、いまの時間は?あなたは知る術をもたず、また思い出すこともできない。それどころか、自身に関する記憶もほとんど失われてしまっている。

あなたが知っていることはたった三つ。
一つ、世界はバイオハザードに見舞われ、崩壊寸前だということ。
二つ、おそらくは自分もその状況で生き延びてきたということ。
三つ、そんなあなたは――――先ほど、ゾンビに喰われて死んだはずだということ。

キャラメイクになります

あなたは・・・

直下コンマが
偶数:男性  奇数:女性

直下コンマ

あなたは男性のようです

では次にステータスを決定します

ステータスの説明は以下の通りです
体力・・・HPと同義。戦闘以外でもイベントで増減。手当て、休息などで回復
筋力・・・力の強さ。戦闘においては攻撃力と同義
俊敏・・・身のこなしの軽さ。戦闘においては回避力と同義。状況により減少あり
知力・・・頭の回転の早さや知識の豊富さ
回復・・・身体の回復力。これの五分の一が戦闘中の回復力

体力は最大値500、回復力は300、その他のステータスは100になります

説明の順に、直下から下5のコンマで決定します

下1 体力
下2 筋力
下3 俊敏
下4 知力
下5 回復

コンマ>>3なら女性では?

>>8 ご指摘ありがとうございます、修正しておきます

あなたのステータスが決定しました
体力:100 筋力:61 俊敏:62 知力:23 回復:17

では最後にあなたの目標を決定します
あなたの目標は・・・

1. 終わりを迎えようとしている世界を救うことだ
2. 世界の終焉を見届けることだ
3. 自由安価

下5までで一番コンマが高いものを採用します

あなたの目標が決定しました
あなたの目標は「世界を救う」ことです

最後に、せっかくゾロ目(しかも00)がでましたのでボーナスを決定しようと思います
一緒に名前と性格、口調を募集します

希望するボーナスと名前、性格、口調を書き込んでいただき、ボーナスはコンマが一番低いものを、名前等は一番高いものを採用します

下5まで

名前:高辻 葵(たかつじ あおい)
性格:明るく元気で礼儀正しい、努力家
口調:基本的に丁寧(~です。~ます)
ボーナス:女子サッカーの日本代表レベル。サッカーに一筋だから勉強に集中できないだけで、地頭は良い(いざというときの判断力や洞察力にプラス補正)

ありがとうございました
これにてキャラメイクは終了となります
以下が決定したステータスです
ボーナスのほうは、勝手ながら改変を加えさせていただきました

名前:葵 静(あおいしずか)
性格:物静かで大人しい
口調:無口気味だが心の中ではかなり喋る
性別:女性
体力:100 筋力:61 俊敏:62 知力:23 回復:17
本人は覚えていないが、女子サッカーの日本代表レベル。サッカーに一筋だから勉強に集中できないだけで、地頭は良い(いざというときの判断力や洞察力、なにかを蹴る動作にプラス補正)

目標:終わりを迎えようとしている世界を救うこと

それでは物語を開始します

??「・・・あ、え?」

??(な、なんなのここ・・・うっ、臭い・・・)

??(わ、私はなんでここに・・・あれ?そもそも、私って、だれ・・・?)

はじめは驚いたものの、徐々に状況の異様さに気がつき始めた少女は、とにかくなにか情報を得ようとやみくもに辺りを探った。
寝袋、タオル、心もとない量の保存食・・・そして。

??(・・・サッカー、ボール?)

そのボールに記された名前を、そのまま読み上げる。

??「・・・葵 静(あおい しずか)」

ズキリ、と、頭が鈍く痛みを訴えた。

静(っ・・・!そうだ、これは私の名前・・・)

静(なんで、こんな大事なことを・・・)

名前に引きずられるように、彼女の頭の中に情報が流れ込んでくる。
世界がバイオハザードによって危機に瀕していること。そして、自らの末路。

静「っ・・・おえっ・・・」

臓物を食い散らかされる感覚をありありと思い出してしまい、吐き気がこみ上げる。しかし、胃が空なのか吐き出されるのは胃液ばかりだ。

一通り吐くと、次はなぜ自分が生きているのかという疑問が湧いた。しかし名前とは違い、こちらには解答にたどり着けそうな手掛かりは存在しない。

静(・・・考えても、仕方ないかな)

元来考えることが苦手であった静はその問いをいったん脇に押しやり、状況の把握に努めることにした。

静(ここは・・・)

直下コンマ
偶数 地下駐車場だ
奇数 建設中のビルだ
ゾロ目 ??

静が辺りを見渡すと、そこは広い空間になっていた。規則正しく引かれた白線に、主のいない車やバイク。

静(駐車場、かな?)

幸い一般常識までは忘れていなかったらしく、そう当たりをつけることができた。彼女の推測通り、そこは地下に存在する駐車場だった。
暗闇の中で観察を続けていると、静の目に留まったものがある。一つは、駐車場から直接外に出られると思わしき通路。もう一つは、地下駐車場の真上に繋がっているであろう階段。

静(どっちに行こう・・・)

1 通路
2 階段
下2

静(・・・階段にしよう)

向かう方向を定め、静は階段に足を進める。カツ、コツといやに響く足音が、不気味さを増幅させていた。静の足がわずかにすくむ。

静(落ち着いて・・・まずは、ここがどこだか確かめないと・・・)

そう言い聞かせながらまた一歩踏み出した、その瞬間。


びちゃり


静「ひっ・・・!」

いまの静にとっては初めて聞く――しかし聞き慣れた音が、確かに彼女の鼓膜をうった。
階段から聞こえる音は、着実にこちらへ近づいてくる。そして――『それ』は姿を現した。


敵作成システム
1 直下コンマの一の位が1~3で人間体、4~6で動物体、7~9で植物体、0で複合体
2 下2の一の位が1・2で体力特化、3・4で筋力特化、5・6で俊敏特化、7・8で回復特化、9・0で四要素特化。また十の位が一の位と同じように対応 して弱化
3 ゾロ目の場合は特化・弱化をなしにして特性を自由安価で募集し、コンマが最も高いものを採用
ex)直下の一の位が5、下2が38→動物体で回復特化・筋力弱化
  直下の一の位が1、下2が77、自由安価で「毒の爪」が最高コンマ→人間体で毒爪持ち
上記に従って敵を作成します
直下コンマ、及び下2

静の目に飛び込んできたのは、ヨタヨタと階段を下りる犬・・・だったものの姿だった。

顎の肉は裂けて筋肉がむき出しになり、そこからはよだれの代わりに赤い液体がこぼれ落ちていく。それを踏む四肢は異常にでこぼことしており、凶悪な爪が見てとれる。目はどんよりと濁っているが、その身体は確かに静のほうを向いていた。

静「あ・・・」

恐怖に支配され、静の足は本能が鳴らす警鐘に反して動かない。

それを知ってか知らずか・・・ゾンビ犬は静に飛びかかってきた!

!戦闘開始!
ゾンビ犬
体力:45  筋力:50  俊敏:50  知力:5  回復5
勝利条件:敵の体力を0にする

直下コンマ
62以下で回避成功

直下コンマ

恐怖に固まった足では、迫りくる狂犬の牙を避けられるはずもなく。

静「あ」

ふと瞬きをしたその次には、限界を超えて開かれた顎が視界を覆い尽くしていた。

ザシュッ!!


ダメージ算出
基本ダメージ:50
直下コンマが50未満だった場合差分を加算し、ゾロ目の場合半分を端数切捨てで加算します

直下コンマ

50ダメージ!

静 50/100


グチャリ

静「っ・・・あああああああああっ!?」

腐った果実が潰れ落ちるかのような音と、一拍遅れて静の絶叫が広がる。不幸なことに、ゾンビ犬の牙は静の頭部を一撃では食いちぎれなかったのだ。
頭半分を持っていかれた静の顔は自身の血で染まり、噛み傷からはぼたぼたと脳がこぼれていく。

静(いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい)

静の思考がその言葉だけに支配される。しかし一方で、彼女の身体は防衛本能からか――あるいは、ゾンビ犬に触発されたのか。自分を傷つけた存在に、獣のように飛びかかった。


直下コンマ
50以下でゾンビ犬の回避成功

直下コンマ

今日はここまで

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