デレジョジョ その5【デレマス&ジョジョ】 (36)

そして何番煎じなのか今回もわからない。

前作を読まなくてもきっと問題ありません。

デレマスのキャラがゆるゆるとスタンドを使うだけです。

オリジナルのスタンドは出ません。


では、

例の如くR-18に立ってしまいました。なんかすいません。



その1


あい「『ティナー・サックス』」


あい「……」


あい「……たしかに私はサックスを演奏するけどね」



あい「……些か、安直すぎやしないかい?」




その2



杏「……」グデーーン

杏「んあーー喉乾いたなーー」グダーーー

杏「冷蔵庫まで行くの……めんどくさ……」グダラーーン

杏「……よし」


杏「『タスク act2』」シュルシュルシュルシュルシュル


タスク『チュミミ~~~ン』




杏(まず爪弾を冷蔵庫に撃ち込む)


バシュンッ!


バスッ!


シュルシュルシュルシュルシュル


杏(冷蔵庫の回転の穴が残っているうちに……)


杏「『タスク act3』」


杏(黄金の回転に自分の上半身を巻き込む)


バシュンッ!


グルグルグルグル


杏(穴の中を移動して、冷蔵庫の穴から出る)


杏(冷蔵庫の中からジュースを取り出して……)ガサガサ


杏(ジュースを下半身に向かって投げる)ポイッ


グルグルグルグル


杏(後はまた穴を通って、元の場所に戻り)


シュルンッ!


杏(ジュースをキャッチ)パシッ


ゴクゴクゴク


杏「ぷはー」


杏(この要領で、大体の事は一歩も動かずにできる)


杏「この爪でスパゲティ巻いて食べることもできるし、歯磨きもできるよ」


杏「便利だな~~」グダーーン


杏「観葉植物の世話をしなきゃいけないのがネックだけどねー」



その3


卯月「最近、ライバルプロダクションさんから、私たちの事務所が嫌がらせを受けています……」

卯月「どうしたらいいでしょう……」

周子「困ったねー」

紗枝「そうやなぁ……」


ガサコソ


紗枝「ほんなら、これをらいばるぷろだくしょんの敷地に埋めてきて欲しいんやけど」


卯月「? なんですか?このレゴブロックのお家みたいな物は?」


紗枝「これは、うちのすたんどの『おぞん・べいびー』言うんどす」


卯月「そうなんですか」



周子「相手方壊滅させる気!?」ビクーーン




卯月「?? 危ない物なんですか??」

周子「卯月ちゃん……危ないなんて物じゃないよ……たぶん、全員あの世行きだよ……」

卯月「ええっ!?」ウヅーン


紗枝「……」ピキピキ


周子(あっ、紗枝ちゃん。これブチギレですわ……)


紗枝「うちらのぷろだくしょんに、よぉ手ぇ出してくれはったなぁ?」ピキピキピキ




周子「お、抑えて! ね? 紗枝ちゃん?」

紗枝「周子はん、これは落とし前つけんと……」

周子「いや! シャレにならないから!!」

卯月「あわわわわ……」



穂乃香「なら、私が行きましょうか?」バァン!



うづしゅーさえ「!!」




周子「お、おお! 穂乃香ちゃん! 助かるよ!」

卯月「で、でも、どうしてですか?」

穂乃香「実は、ぴにゃこら太のぬいぐるみ販売キャンペーンを相手方に潰されまして」

穂乃香「少し、頭に来ているんです。 お灸を据える事ができれば、と」


周子「な、なるほどねー」

紗枝「……」

卯月「それは悲しいですね!」

穂乃香「もうこちらに手を出せないように懲らしめてあげますよ」

周子「頼もしいなー。 ちなみに穂乃香ちゃんのスタンドってなんだっけ?」


穂乃香「ええ、『グリーン・デイ』と言います」



周子「やっぱり壊滅させる気満々やんっ!?」ガーン




穂乃香「……」ピキピキ


周子(あっ……穂乃香ちゃんもブチギレてる……)


穂乃香「ぴにゃこら太の恨み……」ボソッ


卯月「あわわわわわわ」



さえほのか「……」ピキピキ


周子「……まずいなー、この二人はシャレにならないって……」

卯月「ど、どうしましょう!」アセアセ



小梅「ね、ねぇ……涼さん……」ツンツン

小梅「出番じゃない……かな?」

涼「えっ、いや、私のもダメだろ……」


卯月「あっ、小梅ちゃんと涼さん!」

周子「……イイ感じの能力なの?」

涼「い、いや……」


小梅「……うん! すごくね……素敵な能力なんだよ……!」オメメキラキラー


涼「お、おい! 小梅!!」


周子「ほほう」

卯月「どんなのですか??」



小梅「あのね……『ブルー・ハワイ』って言ってね……」



小梅「ゾンビパンデミックごっこができるんだよ……!!」キラキラキラーン



周子「あっ……これまたシャレにならないヤツ……」ズーン



涼「……な? ダメだろ?」



フレデリカ「じゃあ、フレちゃんが!!!」バァーン



周子「……おー唐突やねフレちゃん」


周子「フレちゃんは世界ごと殺る気かな??」


フレデリカ「フンフフーーン♪『ボヘミアン・ラプソ――「『セト神』!!!」シュッ!



――――――――

――――――

――――

――




ろりふれ「やぁ~~~~~~ん!!!」ジタバタ


美嘉「お騒がせしました~★」スタスタ




周子「……」

周子「結局どうしようか……」

周子「あたしのスタンドはー、ビルを柔らかくするのもダメやね……」



さえほのか「……」ピキピキピキ

小梅「パンデミック……」

涼「いや、やらないからな?」

小梅「……」ショボーーン


紗枝「……やっぱりうちが――」

穂乃香「……いえ、私が――」


周子「アンタらは論外だって!」


さえほのか「……」ピキピキ


周子「もはやあたしに矛先向いてない?」



卯月「あわわ、大変です!」

卯月「こ、こうなったら私が行って来ますので!!」


周子「え!? 卯月ちゃん!?」


卯月「だ、大丈夫です!! 頑張ります!!」ピューーン


周子「あっ、ちょっ!」


ガチャッ

バタンッ


周子「行っちゃった……」



周子「……よく考えたらプロデューサーさんに相談すればよかったじゃん……」



~ライバルプロダクション~


卯月「わ、私達のプロダクションに嫌がらせするのをやめて欲しいんです!」

卯月「みんな困っているので……その……お願いします!!」


悪い人「んー? キミィ? 言いがかりはよしてくれないか」

悪い人「私達の仕業だなんて証拠はどこにも無いだろう? ん?」


卯月「で、でも……」


悪い人「でも……じゃないんだよ。 こういう話題は繊細なんだ。 こちらのプロダクションに変な悪評が付いたらどうしてくれるんだい?」

悪い人「間違いでそんな事になったら、責任取れるのかい?? ん???」


卯月「あう……」


悪い人「まったく……これだからぽっと出の弱小プロダクションは嫌なんだ」

悪い人「アイドルの躾もできないとは、まあ、程度が知れてるよねぇ。 ははは」


卯月「……」


卯月「……」ピキッ


悪い人「ん? どうしたんだい? 何か文句でもあるかい?」


卯月「……」

卯月「……いえ……なにも……ないです……」

卯月「失礼しました……」


ガチャッ

バタンッ



悪い人「……最近ちょっと話題になってきたからって調子に乗りおって」


悪い人「どんどん嫌がらせを敢行して、勢いを削いでやる!!」


悪い人「さあ、もっとだ!! 奴らの仕事を干してしまえ!!」


悪い人の部下「……」


悪い人「ん? どうした!! 早く取り掛かれ!!」


悪い人の部下「……」ピキピキ


悪い人「おい!」



悪い人の部下「……テメェ!! このハゲ!!」バァーーン!



悪い人「!?」




悪い人の部下「よくも卯月ちゃんにあんな言葉吐きやがったなっ!!?」ドーーン


悪い人「な、なんだお前は!! 誰に向かって!!」


悪い人の部下「うるせぇ!! 死ねぇ!!!」ブゥン!!


ゴスッ!


悪い人「ぐおぅ!!」


悪い人「ぐ……き、貴様!! 私に手を上げるとはっ!!!」ピキピキピキピキ


バッ!!!



悪い人「この若造がっ!!! 相手になってやる!!!!」バァーーン!



悪い人の部下「上等だ!! このハゲ上司!!」デェーーン!


悪い人「うおーー! ファイトクラブだ!! お前ら戦えぇーーー!!」


悪い人の部下「見える!! こいつの最強の筋肉が!! 戦う事の素晴らしさが!!」



社内の人達「死ねぇぇぇ!!」「前々からてめぇの事は気に食わなかったんだよ!!」「それはこっちのセリフだ!!」「このクソカス共がァーーー!!!」「俺が最強だァーーー!!」「カス上司地獄に落ちろ!!」「この便器に吐き出されたタンカス共がァーーーー!!」「毛根死滅しやがれ!!」ブチッブチッブチィッ!!



――――――――

――――――

――――

――



卯月「うう…………何も出来ませんでした……」トボトボ

周子「卯月ちゃん!」

卯月「あっ……周子さん……」

卯月「すいません……私、なにも――」


周子「ら、ライバルプロダクションの社員が!」


卯月「?」

周子「……全員、急に社内で喧嘩始めたらしくて……」

卯月「!?」


周子「散々殴りあった挙句にみんな会社やめちゃって、ライバルプロダクション自体が潰れたってさ……」


卯月「ええっ!?!? どういう事ですかっ!?」ウヅーーーン


周子「あ、あたしもよくわかんないんだけど……卯月ちゃん、何も無かったん?」

卯月「は、はい。 私がいた時はみなさん普通でした……」

周子「そ、そっか……」

卯月「一体何があったんでしょう……」



ウニョウニョ



サバイバー『……』




その4



杏(黄金の回転は、自然から『無限のスケール』を学び、体全体で回す)



杏「……」

杏「……準備はいい?」ゴゴゴゴゴ


杏「きらり」


きらり「うん! おっけーだよ☆杏ちゃん!!」




杏「じゃあ、頼むよ」

きらり「はぁーい☆ ちゃんと掴まっててね!」


杏(まずは、きらりにおぶってもらう)ヨジヨジ


杏「よし、杏もおーけーだよ」

きらり「じゃあ、行くよ!」

杏「うん」


杏(そして、走る)


ダッ!


ダダダダダダダ


キュルキュルキュルキュル


杏(しかし、ただ走れば良い訳じゃ無い)


杏(きらりには、「黄金長方形」のフォームで走って貰う)


きらり「にょわー☆」ダダダダダ


杏(きらり自身が「良い」と思うように……)


杏(きらりがステージの上で自然体でパフォーマンスするように……)


杏(きらり自身が、アイドルになれた事を感謝するように……)


杏(それが「黄金長方形」を"つくる時だ")


ダダダダダダダダダダダダ


キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル


きらり「どう!? 杏ちゃん!」


杏「うん、できてるよ。 おーけー」


杏「……」


杏(ありがとう、きらり……本当に……)


杏(本当に……『ありがとう』……それしか言う言葉がみつからない……)


杏(そして……)



杏「行くよ! 幸子!!」ギャルギャルギャルギャル


幸子「は、はい!!」


杏「『タスク act4』!!」バッ!


タスク『チュミミ~~~ン』



バシュンッ!!



幸子「っ! き、きましたっ!」



幸子「『20thセンチュリーボーイ』!!」ガバッ!


ガギャアァァァッ!!


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル
ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル




「タスク act4と20thセンチュリーボーイ。 この2つがぶつかるとどうなるのか」



志希「好奇心が抑えられなかったねー」



フレデリカ「おもしろい結果になるといいねー!」



杏「ふう、つかれた……」スタスタ

きらり「にょわー! 志希ちゃん! フレデリカちゃん!」スタスタ

志希「おつかれ~。 協力ありがとね~」

杏「あー、うん。 まあ、協力はいいんだけどさ」


杏「幸子は大丈夫なの? アレ……」


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル
ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル
ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


しきふれ「……」


杏「なにさその沈黙は……」


志希「だ、大丈夫だよ~~」アセアセ

フレデリカ「ナントカナルヨー」アセアセ


杏「じゃあ、なんでそんなにアセアセしてるのさ……」



ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


幸子(……)


幸子(えーと、これ、どうしたらいいんでしょう……一向に回転が止まる気配が無いんですが……)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


幸子(し、志希さん、本当に大丈夫なんですよね……?)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


しきふれ『HAHAHA』


幸子(……今思えばヘラヘラ笑ってた志希さんとフレデリカさん、全然信用できない!!)


幸子(……)


幸子(そもそもどうしてボクは志希さんの言う事にホイホイと乗ってしまったんですか!!)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


幸子(うう……どうしましょう……この状況……本当にどうしましょう……)



幸子(そうです……きっと『彼』が)



幸子(プロデューサーさんが来てくれます)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


幸子(オーディションの時はたまたま、プロデューサーさんが面接官をしていて、ボクをアイドルにした)

幸子(きっと、ボクとプロデューサーさんは運命の糸で結ばれているから出会ったんです)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


幸子(……ちょっとまゆさんみたいな事を考えましたが)


幸子(ボクの事が大好きなプロデューサーさんのことですから、すぐにボクの危機に駆け付けて来るはずです)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル


幸子(早くプロデューサーさんが助けに来てくれませんかね……)


幸子(もうすぐ来てくれる……会いたいな……もうちょっと待ってみましょう)


ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル
ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル
ギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャルギャル――




事務所の時はいつまでも同じ様に流れ



そのうち幸子は、




待つ事と、考える事をやめた――











そのうち志希とかが逆回転を撃ち込むことを思い付いて助けられた。




『ティナー・サックス』
幻覚を見せるスタンド。海や小島、地下迷路など様々な幻覚を見せる事ができ、潮風の匂いまで再現できる。


『タスク』
基本は、爪が回転し銃のように撃てるスタンド。act1~4まであり、
1.人体を切断できる切れ味の爪を発射する。
2.黄金長方形の軌跡で爪を回転させることにより、爪弾のパワーの上昇と弾痕の穴が標的を追尾する能力を得る。
3.自身の肉体を黄金長方形の回転に巻き込む事により、穴を通じ肉体を任意の場所に移動させる事ができるようになる。
4.馬を黄金長方形のフォームで走らせる事で、鐙を通じ、無限の回転の爪弾を放てるようになる。絶対殺すマン。
といったように進化する。
下半身不随でも移動がとても楽なので、めんどくさがりな杏に発現した。


『オゾン・ベイビー』
レゴブロックでできたホワイトハウスの様な形のスタンド。
スタンドを地面に埋める事で周囲100mの屋内の空気を徐々に加圧して攻撃する。外に出ると一気にゼロ気圧に戻るため減圧症に陥ってしまう。
また、本体がスタンドを抱えている状態だと本体を中心に加圧される特性がある。屋内ならほぼ必殺のスタンド。
ちなみに紗枝はんがこのスタンドの理由は、紗枝はんのスタンドもオゾン・ベイビーの本体も思い付かなかった為、完全になんとなく。


『グリーン・デイ』
カビを散布するスタンド。体が現在の位置より低い位置に行くと攻撃が始まり、瞬く間にカビが増殖し、体をグズグズにしてしまう。
その特性により死体から死体へカビが増殖し、射程距離は実質無制限。
更に、体をバラバラにし、切断面をカビで包むことにより自由自在に動くことも可能。つよい。
グリーンに縁があるため発現した。


『ブルー・ハワイ』
対象をゾンビ化させる能力。
本体の体液に触れた相手をゾンビ化し、標的に向かって一直線に進み続ける。一度にゾンビにできるのは一人だけだが、どんなダメージを受けても止まらない。
人間の赤ちゃんや蠅までもゾンビ化できる。
涼は、趣味のホラー映画鑑賞と小梅の影響で発現した。


『ボヘミアン・ラプソディー』
漫画や絵画などのキャラクターを実体化する。射程距離は全世界に及び、実体化したキャラクターは一般人にも見える。肉体と精神が分離して、心惹かれたキャラクターの物語の結末と同じ道を辿る。倒したキャラクターは元に戻らない。


『セト神』
影のスタンド。影に触れた者を若返らせる。一瞬触れただけでもかなり若返る。強い。


『スパイス・ガール』
殴った物を柔らかくするスタンド。柔らか具合は調整できる模様。ダイヤモンドより壊れない。


『サバイバー』
円盤の様な形をしたスタンド。
闘争本能を刺激する微弱な電流を流し、敵味方関係無く戦わせる能力。
この能力の影響を受けた者は最も強い部分が輝いて見え、逆にダメージを受けた部分は黒ずんで見える。
本来は多少、水に濡れている必要があるが、ご容赦願いたい。
サバイバー君は卯月の大ファンなので、卯月に酷い事をすると乱闘が始まる。


『20thセンチュリーボーイ』
被るタイプのスタンド。被ってる間は無敵だが身動きが取れない。一般人目線では変なポーズで幸子が無敵になる。バラエティに引っ張りだこ。



おまけ



その1


~まゆの部屋~


ドアバタンッ


まゆ「ふう……今日もお仕事頑張りましたぁ」

まゆ「……よしっ!」


オリオリオリ


まゆ「~~♪」オリオリ

まゆ「折り紙折りましてー♪」オリオリ

まゆ「~~~♪」オリオリ

まゆ「できました♪」バァーン



まゆ「『ペーパー・ムーン・キング』」



まゆ「この部屋の家具が全て、Pさんに見えるようにしました♪」ドォーン!



まゆ「うふふふふふふふ♪」



まゆ「天国♥♥♥」



その2


クリーム『……』


法子「……」ゴクリッ


クリーム『……』スッ…



ガオンッッ!!!!!



法子「!!!」



シュウ~~~



法子「……このコルク栓を抜いたようなキレイな切り口」





法子「ドーナツみたいだねっ!!」バァーーン





クリーム『……』テレテレ//




その3


カツンッ



コツンッ



カツンッ




P「あ、あいつ……」



P「雨の雫の上を……歩いているッ!!」バァーン



菜々「ッ!!」



カツンッ



コツンッ




P「こっちに向かってきているぞ!! あいつは一体何者なんだッ!!」






「スイマセーン」






P「!!」


菜々「!!」









「そろそろ準備のほうお願いしますゥ~↑」バァァァァン!!!







その4


~鏡の前の幸子~



幸子「うーん! 今日のボクも相変わらず、なんて……なんて……」




幸子「なんて!! カワイクないんでしょう!!」ドォーーン!!




幸子「!?!?」




幸子「とってもとっても、カワイク無い!! それはもうカワイク無い!!」


幸子「んむむ……本当に……カワイク無いんです!!!」ジタバタ


幸子「か、カワイク無さすぎて、何故アイドルをしているのか不思議なくらいですよ!?!? んんーー!?」ジタバタ


幸子「いえっ! ボクはこんなにもカワ……カワ……イク無い!!? アイドル界でも、いえ、世界でも類を見ないカワイク無さです!!!」ジタバタ


幸子「カワイ……ク……無さ過ぎて……罪ですよぉー!!! んみゅーー!!!!」バタバタバタバタ


幸子「この状況の意味が分かるー! 意味が分かりますよぉー!! 理解及びますとも!!!」ジタジタバタバタ


幸子「いや、カワイク無いんですってば!! ボクは賢くなくてカワイク無いんですけど、流石に今の状況は全て分かります!!」ゴロゴロゴロゴロ



幸子「わぁーーん! ボクはカワイク無いー!! ボクはカワイク無いんですよぉー!!(泣)」




トーキング・ヘッド『……』ニヤニヤ




その5


「……」



「……今まで、色々な事がありました」


「プロデューサーさんと出会う前……アイドルという夢にしがみついていた時、楽しい事、嬉しい事も沢山あったけど、辛い事もあって」


「アイドルにはなれないんじゃないか……」

「いつまでも夢を追いかけてはいられないんじゃないか……」

「……夢は夢だから美しいんじゃないかって、そんな風に悩む事もありました」




「……だけど、あなたに出会って、あのキラキラした世界に触れて……」


「まだ夢を見ていていいんだって、思えたんです」



――ずっと焦がれていた夢を、あなたが見せてくれたから。



一緒に、夢を見てくれたから。



「あなたの素敵な魔法にかけられて、ここまでこれたんです」



――あの時、あなたと見た夢は、現実になって今も世界を彩っています。


こんなに、キラキラ光る、夢みたいに――







「『シンデレラ』」





「これからもずっとずっと、菜々と一緒に夢を見てください!」


「今度は菜々が、プロデューサーさんに夢を見せちゃいますから!」



「よろしくお願いしますね?菜々の、最高のプロデューサーさんっ!」




『ペーパー・ムーン・キング』
折り紙のスタンド。
折り紙、もしくは折り紙状に折った物を操り、その物に触れた人間を人相やデザインの区別をできなくさせる能力。
蝉や鶴を折り飛ばしたりできるが、折った物を攻撃されると本体へダメージが行く。
使い勝手がとても良い能力。


『クリーム』
口の中が暗黒空間に繋がっていてなんでも飲み込めるスタンド。本体が口の中に隠れれば無敵状態で攻撃できる。隠れながらは周りが見えないなど欠点はあるが、それを差し引いても極悪。


『キャッチ・ザ・レインボー』
雨を空中に固定するスタンド。お面の様な形をしている。
雨粒の上を歩くことができ、固定した雨粒で敵を切り裂くこともできる。
体をバラバラにして動くこともできる。


『トーキング・ヘッド』
標的の舌に取り付き、逆の事を言わせる能力。ジェスチャーなども逆になり、筆談も嘘しか書けなくなる。
スタンド自体に戦闘力は皆無で、なかなかに使いづらい能力。


『シンデレラ』
人間のパーツを組み替える事ができる能力。これにより、他人に成りすます事ができ、運を呼び込む顔に変える事なども出来る。
簡単に言うと整形できるスタンド。
菜々さんは整形したりしないもん!

以上です。

今更ですが、第8回シンデレラガールが決まる前にこういうのやりたかったんです。はい。

以下、スタンドを決めてはいるが、お話が思い浮かばない方々



パール・ジャムと響子

プラネット・ウェイブスとアーニャ

ザ・ブックと文香

ヘブンズ・ドアーと荒木先生

イン・ア・サイレント・ウェイと音葉


これ!とは決まってませんが、

バッド・カンパニーかセックス・ピストルズかマンハッタン・トランスファーの亜季

改めて以上です。

読んで頂きありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom