「「「お疲れ様でした」」」
撮影のお仕事で京都に訪れた羽衣小町の2人と俺は、無事に撮影を終えた。あとは2人をそれぞれの実家に送り届けて、俺はビジネスホテルに向かう……予定だった。
「ねぇプロデューサーはん?まさか京都に来て1人で夜を過ごそうとか、考えてまへんか?」
「この前のキンタマ蹴り飛ばして射精したの無様だったなー」
俺は小早川紗枝と塩見周子の2人に弱みを握られている…というより性的に支配されている。
「……何すればいいんだ。2人とも泊まりは実家だろ?」
「もう家に帰らないと伝えておりますえ」
「そうそう!シューコちゃんも同じでーす。今から言うところに向かってな〜」
周子に指示された住所をカーナビに入力した。どうやら目的地周辺はラブホテル街らしい。アイドルとラブホ……というのは戸惑うが拒否権などあるはずもなかった。
「せっかく京都に来たんやから楽しみましょ?」
「まぁもちろん本番はナシやけどねー」
紗枝と周子を車に乗せラブホテル街へと向かった。
たどり着いたラブホテルの部屋は和風の部屋だった。遊郭がモチーフだろうか?木製の格子で区切られた区画がある。
「和風やな〜いめーじ通りやわ〜」
「そろそろはじめよか、プロデューサー」
ガサッ
2人は迷いなく服を脱ぎ着替えを始めた。現役アイドルの下着姿に目のやり場に困る。紗枝は薄紅色、周子は黒だった。
「プロデューサーはん?勃起してはりますえ?」
気づかぬうちに勃起していたようだ。だがアイドルの生下着を前にどうすることも出来なかった。
「うわぁホントだ〜プロデューサーキモっ!」
2人は俺を罵倒しながら、スーツケースから取り出した袴を着た。しかも女性が着るようなものではなく男性用の袴である。
「周子はん似合ってますなぁ〜」
「紗枝はんだって、男装似合ってるやん。やっぱりカレシにするなら可愛い子がええわ」
そう2人がしたのは男装だった。嫌な予感がする。2人が男装したという事は……?
「さぁさぁプロデューサー?堕ちるとこまで落ちちゃえ❤」
木製の格子が目の前にある。俺はそこに閉じ込められていた……というより見世物にされていた。
「ねぇねぇ紗枝はん、女買わない?」
「えーどすなぁ〜でも可愛い子はみんな売り切れやわ〜」
そう、2人がしているのはいわゆるイメージプレイである。若いオトコ2人が遊郭でオンナを買う……そんな話だった。遊女役は……
「こんなひんそーな娘しか残ってないんどすか?」
「でもこの娘、買って欲しそうだよ?どうせまともにサービスもできへんやろうし、おもちゃにしよーや」
遊女役は女装させられた俺だった。2人に徹底的にメイクを施され、ウィッグや着物で遠目から見ると女にしか見えない。
「仕方ありまへんなぁ……この娘にしますぇ」
俺は深々と土下座した。それを見て微笑む2人、これから何をされるのだろう?
「はよ、舐めろや!売女ァ!」
ペニスバンドを腰に巻いた周子が、仁王立ちした俺に命令する。俺は太いペニスバンドを口に含み必死に奉仕をはじめた。
「舐めるの下手すぎへん?これでよく店に出れたなぁ〜」
周子は俺の頭を掴み、ペニスバンドを喉の奥まで突っ込んできた。抵抗する間もなく無様にイラマチオをさせられる。
「ゲホォ…やっ」
苦しい息が出来ない……あまりの辛さに涙が出てくる。
「泣いてるん?そんなヒマあるんやったら舐めてよ!」
「あらあら周子はんはドSやなぁ❤うちはじっくり…」
紗枝はイラマチオさせられている俺の着物をゆっくりと脱がせていく、ちょうど上が開けて乳首があらわになった。
「ひんそーな旨やなぁ❤でも感度はよさそうやぁ❤」
コリコリ
乳首責め…乳輪から乳首にかけて指で優しく撫で回す。周子の責めとは違いとても気持ちがいい…
「あらあら〜❤ぺにくりが勃起してはりますえ…?❤」
「ちゃんと舐めろや!」
乳首への責めは優しかったが、口へのペニバンの責めは更に激しくなる。
「い、くる…じ…」
「爪で乳首弾いてみましょかー❤❤」
苦痛と快楽が同時に訪れる。もう頭は真っ白。乳首への刺激に気を向けた瞬間、勢いよく吐精してしまった。
ドピュウウ
「あらあら~❤くっさい液体が出てきました〜❤」
「えぇ……もう逝ったん?シューコの事、全然満足させれてへんやん」
「うげぇっ、ゲホッゲホッ」
ペニバンから解放され息が乱れる俺に2人はさらに命令する。
「お尻をこっちに向けてよつん這い、早く!」
「周子はんの性欲すごいどすなぁ〜❤」
よつん這いでお尻を周子の方に向けると、周子はペニバンを勢いよくアナルに挿入してきた。唾液で若干の滑りは良くなってるとはいえ、とてもキツイ。
「うああああああ」
「ナカは結構ええやん?サービス下手やけど穴としては合格やわ」
パンパン
「うっ……うっ……」
「紗枝はんはヤらんでええの?」
腰を使い俺のアナルを犯しながら周子は紗枝に話しかける。
「うちは後でやりますぇ❤それより横から乳首責めの続き…❤」
コリコリ
周子のペニバンは俺の前立腺を刺激し、紗枝の乳首責めは的確に俺の感じるところを刺激する。
「あらあら、くっさい液体……今度は透明やわ❤」
前立腺への刺激がダイレクトに精巣を刺激して、透明の液体、我慢汁がダラダラと流れ出ていた。
「やっぱり淫乱やね、シューコの穴奴隷にしちゃお❤」
周子のペニバン責めは激しさを増し、紗枝の乳首責めもソフトなものから爪を使ったハード目なものになっていった。
「乳首も勃起してはりますえ?❤」
「あれー?腰がビクビクしてるよ?どーしたん?逝きそうなん??❤……」
周子は一息置いて、ペニバンを一気に奥まで突っ込んだ。
「なら逝けっ!!淫乱娘!!」
ドピューウウウウ
2度目の射精はアナルと乳首責めによる吐精だった。白濁液がおもらしのように床に滴った。
「ふぅー満足したわー!紗枝はんはどうなん?ずっと乳首いじってたけど……」
「せやなぁ…うちもそろそろ❤」
冗談じゃない。2回も出してフラフラだ。とにかくここから逃げ出そう……そう思い2人を振り払った。だが……
ドテーン
その場に崩れ落ちてしまった。原因は単純、足に力が入らなかったからだ。
「あれー?どこ行くん❤」
「うちらから逃げられると思ってたんどす?」
だめだこの2人からは逃げられない……
「こんどはうちの番どすえ…❤売れ残りの遊女はん❤ちゅっ❤」
「あたしはこっちねー❤ちゅっ❤」
クチョォ
2人は俺の両乳首を口に含んだ。そう乳首舐めである。先程までの激しい責めとは違うソフトな責め。だがずっと刺激され続けていた乳首の感度は尋常ではない程上がっていた。
「「んちゅううううう❤うううう❤❤」」
「……!」
弱々しい喘ぎ声が部屋に響き渡る。乳首で感じてしまっている……もう発情した雌である。
「ぷはぁ❤あらあら遊女さんは乳首弱いんやなぁ❤」
「くちゅ❤くちゅ❤」
「……!」
乳首だけの刺激……なのに身体全体に火照りを感じ、性的興奮が高まる。ふいに2人は乳首を甘噛みした。
「ああああっ」
ダラーン
その射精は予想外だった。触れてもいないペニスからダラダラとザーメンが流れ出たのである。
「あっ、プロデューサーはん、逝ってしまいましたわぁ❤」
「うわっ乳首イキとか……プロデューサー、すごーい❤」
「よく頑張りはりましたわぁ❤」
「うん、さすがシューコちゃんのプロデューサー❤」
紗枝と周子の優しい声に包まれながら気を失った。なんだかんだ彼女たちはいい娘なんだ……そう思った。
ラブホテルのベッドは大きいが、流石に3人で寝るのには狭すぎたようだ。気がつくと俺はソファーに寝かされていた。
「…あぁ、2人は……」
「「すぅー」」
羽衣小町の2人は仲良くベッドで眠っていた。時間は早朝のようだ、時間を確認しようとスマホを手に取る。
「ん?」
▷新着のメッセージがあります。
メッセージアプリを開くと、女装して気絶した俺の写真と短文が表示された。
『バラされたくなかったら……分かるよね❤はごろもこまち❤』
小早川紗枝と塩見周子に遊ばれる日々は終わりそうにもない。
(おしまい)
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