【マギレコ】古町みくら「……アンダーヘアの処理?」 (38)


三穂野「ふぅん……」

吉良「(三穂野が……)」

三穂野「へぇ……」

古町「(読んでる本って……)」

三穂野「あー……」

吉良「(まさか……)」

三穂野「……成る程……!」

吉良・古町「「(女性誌……!?)」」


キャラ崩壊注意(各まほスト未読)
書き溜めなし注意
その他二次創作に関する諸注意


キャラ崩壊注意(各まほスト未読)
書き溜めなし注意
その他二次創作に関する諸注意


三穂野「はぁ~。参考になるなぁ」

古町「あの、三穂野……。その、一体何が参考に……?」

吉良「(古町が興味を持った!?)」

三穂野「え? 若手映画監督のインタビューが載ってたからで……」

吉良「(三穂野が読んでたのは納得の理由ですね)」

三穂野「あー……。古町先輩、これが女性誌だからですか?」

古町「っ!?」

吉良「(三穂野!?)」


古町「そっ……うね。珍しかったから」

三穂野「先輩も~、意外と女の子らしいところあるんですね~」

古町「うるさい」

三穂野「あはははは、可愛いところありますねぇ。私はこれから先、古町先輩を越える男優に出会えるか不安ですのに」

古町「あれは月木彦が入ってたからで私本来の演技力じゃ……って、男優!?」


三穂野「冗談ですよー、まぁまぁ本気ですけどね」

古町「どっちよもう……」

三穂野「あははは。あ、私もう帰るんで、読みたかったら読んでもいいですよ」

古町「え、あ、そう」

三穂野「じゃあ、お先ですー」

古町「お、お疲れ……」

バタン


吉良「(古町、黙ってあの女性誌を見つめてますね……)」

古町「…………」

吉良「……読まないんですか?」

古町「ひぅっ!?」ビクッ

古町「き、吉良! 驚かさないでよっ」

吉良「別に、驚かせたつもりはないですけど」

古町「うぐ……。読む」


吉良「ふぅん、何目当てです? 女性誌にありそうな内容なら、恋愛とか、美容とか……ちょっとエッチなヤツとか」

古町「美容……かな」

吉良「(スルーされました……って)古町が美容!?」

古町「そこまで驚くことないでしょ」

吉良「ごめんなさい……てっきり古町は歴史一辺倒で、他のことには興味無いかと思っていました」

古町「“今”流行のファッションも、数十年後には“歴史”よ」

吉良「確かに……つい数十年前の話題や事件も、私達にとっては歴史ですからね」

古町「ごめん、流石にこじつけだった」

吉良「私納得しかけてたんですけど!?」


古町「いやぁ、この前の映画撮影とその事件で、沢山の魔法少女に会ったでしょ?」

吉良「そうですね」

古町「皆……女学生と魔法少女との二足の草鞋で忙しい筈なのに、しっかりしてて凄いなー、って」

吉良「あー……。阿見さんと七海さんに至ってはモデルでしたっけ」

古町「だから私も、これを機に多少は身嗜みを整えようかな……ってね」

吉良「……別に私は、古町の身嗜みが乱れてるなんて思ったことないですが」

古町「お世話はいいよ。吉良だって、私よりよっぽどしっかりしてるし」

吉良「うぐ(それは、毎日古町と会うからで……)」


古町「じゃ、読むわ」パラッ

古町「えっと……アンダーヘアの処理? アンダーヘア?」

吉良「……陰毛のことです」

古町「ああ、下の毛。じゃあ……ちょっとエッチなヤツにも該当する訳だ」

吉良「ちょ、聞こえてたなら突っ込んでくださいっ」


古町「うーん、いきなり無駄毛処理系統かー。幸先悪いなー」

吉良「まぁ、アンダーヘアの処理は抵抗があるって人、結構居ますよね」

古町「……違うの」

吉良「?」

古町「カミソリ、使うから……」

吉良「(古町は刃物にトラウマがある。それにしても……)T字形のヤツもです?」

古町「うん……」

吉良「アレ、名前“安全カミソリ”ですよ!?」

古町「ダメなものはダメなの!」


吉良「子供の頃から一緒の幼馴染でも、分からないことはあるものですね……」

古町「そんな幼馴染に一つお願いが」

吉良「……あまり良い予感はしませんが、聞くだけ聞きましょう」

古町「私のアンダーヘア処理、やってくれない?」

吉良「それくらいならまぁ…………って、え゛」

吉良「(そ、それって! もしかしなくても! 古町の女性器が! 陰部が! おまんこが!!!!!)」

古町「吉良?」

吉良「こっ、古町! 自分がナっ、ナニを言っているか、解っているんですかっ!?」

古町「吉良に下の毛剃ってって言ってる」

吉良「ぅ゛う゛ん゛っ//////」


吉良「い、いや、理解しているのならそれはそれでダメですよ!」

古町「えー? この年齢になってからも、何度か一緒にお風呂入ったわよね?」

吉良「そ、そういう問題じゃなくっ」

吉良「(ちょっと眼を逸らせば済む銭湯とかと違って、否が応でも古町の古町を凝視することに……!)」

古町「あ……もしかして、嫌……だった? ごめんね、変なこと言って……」

吉良「嫌とは言ってませんが!?!?!?!?」

古町「いいの? じゃあよろしく~」

吉良「あっ」


  ――古町家、風呂場――

吉良「(大丈夫です、大丈夫……。ずっと我慢してきたんです。今回も、大丈夫……)」

古町「吉良ー、準備出来たー? あ、カミソリはまだ出さないでね」

吉良「(全裸の古町っ///////)」

吉良「はい、出来ましたよ」

古町「あれ、服脱がないの? 家隣なんだし、ついでにお風呂入っちゃえば? なんなら泊まってく?」

吉良「(誘惑っ///////////)」


吉良「(い、いえ、古町は昔から表裏がありませんでした。変に解釈する必要はないんです)」

吉良「ぬ、脱ぎました、よ……」

古町「うん。じゃあ私が目隠ししてからカミソリ出してね。……よし、と」スチャッ

吉良「(全裸目隠しの古町っ/////////)」

古町「……いいよ、吉良」グググ

吉良「(全裸目隠しで股を広げて陰部を私に見せつける古町っ///////////////)」


吉良「(綺麗……。控えめながらも女性らしい胸、少し浮き出た肋骨、あからさまなくびれ)」

吉良「(細い脚、長身を活かし切ったスレンダーなシルエット…………そして、不揃いな毛に覆われた女性器)」

吉良「(……はっ。いつまでも眺めてはいられません。私はここに……アンダーヘアの処理に来たんです)」

吉良「じゃあ……まずは洗いますね」

古町「ん、お願い……」

吉良「(ボディソープを手で泡立てて、まずは陰毛、上部から……)」

古町「…………」


吉良「(古町は、目隠ししてる古町は気付かないでしょうね。私が、ずっと、ナニを、見てるか……)」

吉良「(……避けられない、ですよね。ええい、ままよ!)」サワッ

古町「ぁあんっ」

吉良「っ! 変な声出さないでください!」

古町「吉良が変なトコ触るからでしょ!」

吉良「その変なトコを洗っているんですから当然でしょう!」

古町「確かに!」


古町「じゃあ続けて貰っていい?」

吉良「勿論です。ただ、また触りますよ」

古町「うん、大丈夫」

吉良「じゃあ、行きますよ……」

古町「ぅ……ん、ひう…………あっ、ぅっ」

吉良「(私が陰裂をなぞる度、古町が少し我慢したような喘ぎ声をあげます)」


古町「ぅぅんっ、あっ……っ、はぁー……っぐ、ぁ」

吉良「(あー、ずっと古町のおまんこ撫でていたいです…………)」

古町「(吉良、洗ってる割には、手つきがいやらしいような……)」

古町「吉っ良、いくら何でも……さぁ、もう綺麗なっ、んじゃない?」

吉良「…………はっ。そうですね、流しましょうか」

ジャー……


吉良「(カミソリで剃る……前に、まずはハサミで……)」チョキン

モワッ

吉良「(こ、これ、古町の陰毛……。も、持って帰ってもいいですかね……)」

吉良「(い、いや、ここは冷静に。私にそんな変態的趣味は無い筈です。流しましょう)」

吉良「(……洗っちゃいましたしね)」

ジャー……


吉良「シェービングジェル、塗りますよ」

古町「ん、わかった」

ヌリッ

古町「ひゃうんっ」

吉良「っ! (……あぁ、古町が目隠ししててよかったです)」

吉良「(私の股間、見られたら結構まずいことになっています……!)」トロー


吉良「これからが、カミソリです」

古町「遂にね……」

吉良「(これ……冷静に考えたら、目隠しプレイな上に剃毛プレイですよね……?)」

吉良「(官能作品を読める年齢にもなってないのに、随分高度なことをしてるような……)」

吉良「(……でも)じゃあ、行きますよ」

サー

ジャッ

ジョリ


サー

ジャッ

ジョリ

ジャー……

吉良「(……これで、大部分は剃れましたね。でも、どうしても、大陰唇に生えてる毛だけは…………)」

古町「……吉良、終わったの?」

吉良「いえ、まだです。あの……触って、いいですか?」

古町「? さっきから触ってるじゃない」

吉良「ほんとに、触りますからね?」

古町「だから、いいって」


吉良「ほんとに、ほんとにヤりますからね……!」

クパァ

古町「!?」

吉良「(これが、古町の、全て!!)」

古町「(改めて触っていいかって、こういうことだったの!?)」ジタバタ

吉良「動かないでください!」

古町「でもっ!」


吉良「怪我、しますよ」

古町「あっ(そうだった。カミソリで……刃物で、陰毛を剃ってもらってるんだった)」

古町「ごめん……。急に恥ずかしくなって」

吉良「こちらこそ声を荒げてしまって……。じゃあ、続きしますね」

古町「うん」

サー

ジャッ

ジョリ

ジャー……


古町「終わっ、た……?

吉良「はい。おわり、ました……」

吉良「(耐え、きり、まし、た……)」

古町「ず、随分疲れた声色だけど大丈夫?」

吉良「(でも、ここから先は、目の前のパイパン古町には、もう耐えられません)」

吉良「限、界……です」

吉良「(こんなことも、あろうかと……)」

古町「えっ、ひょっとして私、大変なお願いしちゃった!?」

吉良「理性の」

古町「へ」

吉良「(爪は毎日、切ってます)」

ズチュッ


古町「ひゃぁぁああぅうんっ!?」

古町「(嘘!? 挿れられた!? 吉良に!?)」

吉良「ごめんなさい……ごめんなさい古町!」ズチュッズチュ

古町「あんっ、あ、謝るくらい……なら、止まって……っ」

吉良「私、古町に……ずっと言ってないことがあるんです!」ズチュッズチュ

古町「(ああ、でも、吉良の指、きもちい……)」

吉良「好きです古町! 貴女が好きです!!」ズチュッズチュ

古町「!?」


吉良「貴女のことを恋愛対象として見ています!」ズチュッズチュ

吉良「貴女のことを性的対象として見ています!」ズチュッズチュ

吉良「貴女と……ずっとこうしたかったです!!」ズチュッズチュ

古町「(ああ、断ろうとしたけど嫌じゃなかったってそういう……)」

吉良「だから……自分でキャスティングしたとはいえ、古町と三穂野が急接近したのは気が気じゃありませんでした」ズチュッズチュ

吉良「このまま月木彦と瑠璃だけでなく、古町と三穂野が付き合うんじゃないかって」ピタッ

吉良「『主人公になりたくない』『感情を動かしたくない』古町にこの想いをぶつけるのは迷惑じゃないかって、ずっと勇気の無さをごまかしてきました」

吉良「そう自分をごまかしてる間に、三穂野に先を越されるんじゃないかって……!」

古町「吉良……」


古町「だからさ、動いて?」

吉良「……分かりました!」ズチュッズチュッ

古町「はぅっ、う、うん、ちゅ、ひうっ、ふあっ……」

吉良「気持ち、いいですか? 古町」

古町「うんっ、気持ちっ、いい……気持ちいいよっ、吉良ぁっ」

吉良「良かった、です。感じて、ください。ヨガって、ください……!」

古町「ぅ、あっ……イク、もうすぐ……イクぅっ」

吉良「イって、ください、古町。私の指で、イって……っ!」

古町「吉良、吉良、吉良ぁ、吉良あああああああああああっ!!!!!」


吉良「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ~。大変なこと、しちゃいましたね」

古町「はぁ、ふぅ~……吉良が、我慢出来ないから」

吉良「今、それ言います?」

古町「ふふふ、冗談。ところでそこのカラフルなヤツ何? あんなのウチの風呂場にあったっけ」

吉良「ああ、眼鏡も外してますもんね。これはカミソ……あ」

古町「」サー

ガクッ

吉良「こ、古町ぃーーーーーーーっ!」



終わりです。
『忘却の輪舞曲は久遠に睡る』が良すぎたので半ば衝動的に書きました。
てまり→みくらの巨大感情と刃物トラウマ設定を活かしたいと思った結果剃毛プレイになりました。なんで?????

アプリでは2部メインが都度都度更新されますし、1月にはアニメが始まるので、マギアレコードを宜しくお願いします(ダイマ)


余談っすけど三穂野の口調が気を抜くとひかると同じになるっすよ!
三穂野はショタキャラ(?)の中ではショタ感薄めっす!

>>28 の後に1レス入れ忘れてて29で古町が急にねだったみたいになってて草


スッ

ポイッ

吉良「古町? (目隠しを、外した?)」

古町「ダメだなぁ私。刃物だけじゃなく、吉良の気持ちも見えないようにしてたみたい」

古町「吉良との、深入りしない友達としての距離感が心地良過ぎてさ、変わりたくなかったんだ」ダキッ

吉良「古町……」

古町「ずっと歴史漬けだった私には、好きとか恋愛とか実感湧かないけどさ……」

古町「吉良にこうされるのは、嫌じゃない」キュッ

吉良「っ//////」



おつありですー。
確かに剃毛は視覚情報で魅せるものなのでSSでは珍しいですねー

加筆修正してpixivに上げました。そこで気付いたのですが >>9 で結構笑える誤字してますねww

確かにこっちも全年齢の方もあんまり無いですよねマギレコ。
私は完全に気まぐれなので、アニメ効果で増えてくれれば……!

test ♡

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