【安価コンマ】勇者「魔王から淫語の呪いをかけられた」 (16)

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魔王「フフフ…勇者よ。ざまあないな」

魔王「貴様には魔王に代々伝わっている、呪いをかけさせてもらった」

魔王「これはその者にとって最も苦痛なことを強いる呪いだ」

魔王「例えば、力は弱いが魔力が強かった者には、己の拳しか振るえなくなり…その者の力の半分も出せなくした」

魔王「また、才はあるが努力が嫌いだった者は、努力を強いられ続け…精神を病んでしまった」

魔王「……歴代の勇者は皆、この呪いの前に屈していったよ」

魔王「だがこの呪いにも穴があってね」

魔王「私か貴様が死ぬ時、この呪いは解けるようになっている」

魔王「貴様が最終的にどちらを選ぶのか、楽しみにしているぞ……」


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勇者「変な夢だな」

勇者「まぁいい。今日から旅立ちの日だし、いつも以上に気を引き締めていけばいいだけだ」

勇者「……一応、幼馴染に挨拶だけでもしておくか」

勇者「何も声かけないでイクと、あいつはすぐ拗ねるからな」


勇者「…?」

勇者「(今何か変な感じがしたような)」

勇者「いや、ただの気のせいだろう」


幼馴染「…ねぇ、何が気のせいなの?」


勇者「!」

勇者「>>4



コンマ60以上で好感度-(コンマ一桁目)
コンマ60未満で好感度+(コンマ一桁目)

ゾロ目は効果二倍

幼馴染てお前は呪怨の加耶子じゃないか、

幼馴染?「ア、ア、フフ、フフフ、ウフフフフフ」

幼馴染→加耶子「ウレシイ……私のこと、分かるのね?」

加耶子「やっぱりあなたは私の運命の人」

加耶子「…魔王討伐の旅、あなた一人じゃ心配だし、私も着いて行くわ」

加耶子「大丈夫。これでも私、結構強いもの」

勇者「あ、あぁ。助かる……」


▼加耶子が着いてくるようになった

▽加耶子の好感度が18になった

~酒場~

勇者「(仲間を求めて酒場に来たのまではいいんだが……)」

勇者「(周りの人間を射殺さんばかりの目で見つめている)」

加耶子「勇者。私以外の仲間なんているのかしら」

加耶子「私達は恋仲でしょう?邪魔者なんていらないわ」


勇者「…そうは言っても、ある程度は仲間が居ないと魔王も倒せないだろう」

勇者「おっぱいの兵が居ても駄目だが、二人だけでは少なすぎる」


加耶子「……」

加耶子「そうよね、女は私だけで充分よ」


勇者「(?)」

勇者「(女の話なんかしたか…?)」

勇者「(とにかく、こいつと二人じゃ身が持たない)」


僧侶「あのぉ…」

僧侶「魔王討伐の旅に行くんですよね?」

僧侶「でしたら……私にその、祓わせてくれませんか?」


勇者「>>10



コンマ60以上で好感度-(コンマ一桁目)
コンマ60未満で好感度+(コンマ一桁目)

ゾロ目は効果二倍

お願いします

僧侶「……」

僧侶「いえいえ、神に仕えるものとして当然のことです」

僧侶「貴方の身には他にも強大な呪いがかかっているようですし、これで少しだけでも助けになれれば…と思っただけですよ」

僧侶「それじゃあ少し待ってて下さいね」


・・・・・・・・・・


僧侶「えぇと、とりあえずは貴方の近くに寄れなくなりました」

僧侶「呪いが呪いを呼んだみたいで…執着が凄まじかったですよ」


僧侶「やはり書物に載ってたのは本当なのですね。勇者は代々、魔王から呪いをかけられているというのは」

僧侶「そして、魔王の本領は強力な呪いをかけたことにより、負のエネルギーを呼び込みやすくする……」

僧侶「恐ろしいものです」


勇者「……君は、どうしてそんなに詳しいんだ?」


僧侶「そこそこの立場についているから、でしょうか」

勇者「魔王討伐の旅に着いてきてもらうことは出来ないのか?」


僧侶「うぅん…その件は、保留でお願いします」

僧侶「私にも準備がありますので……でも、今度会えた時は喜んで受けさせていただきます」

僧侶「それでは」


▼次の街に着いた時、僧侶が同行するようになる

▽僧侶の好感度が7になった

~夜・テント~

勇者「どうやら、今朝の夢はタダの夢じゃなさそうだな」

勇者「だが、もしそうなら俺は…魔王を倒せるのか?」

勇者「……」

勇者「考えても仕方ない。できるだけ体を休めなければ…」

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魔王「気分はどうだ、勇者よ」

魔王「どうやら貴様には淫語の呪いと……いや、単純に言うならば、人と不仲になる呪いがかかったみたいだな」

魔王「人と不仲になりやすくなる要素は増加しやすく、逆は減る……」

魔王「くくく。お前は孤独が嫌いなようだ」

魔王「それに、人に対して誠実であろうと考えていたとしても、この呪いのせいで難しいのではないか?」

魔王「…それでもいつも私の一人勝ちじゃ、つまらないからな」

魔王「私から特別に贈り物を届けてやろう」

魔王「精々楽しませてくれよ……」


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勇者「また、魔王が出てくる夢だ」

勇者「ということは、何かがおっきする…?」

勇者「とはいえ相手は魔王だ。いくら夢の中で良いことが起こりそうな口ぶりをしていても、それが俺にとって良いこととは限らない」

勇者「……ただ、魔王からの贈り物がどこにあるかも分からないし」

勇者「いつも通り気を引き締めていけばいいだけだ」




魔王からの贈り物↓1

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