―――公園
ミサト「使徒迎撃専用要塞都市、第3新東京市。そしてシンジ君。あなたをパイロットとして育てるための街でもあるわ」
シンジ「……僕、さっきのロボット……エヴァに乗るなんて言ってませんよ」
ミサト「まーまー。まだ使徒が来るまで時間もあるし、そう結論急がないでいいじゃない」
シンジ「父さんに会いに来ただけなんです。でも、あんな用事だったなんて」
ミサト「……」
ミサト「分かった。でも、もうこんな時間だし。今夜は泊って、帰るのは明日ってことにしましょ」
シンジ「はい」
ミサト(そしたら明日にはもう、ここから離れられなくなってるから。男の子ならね)
ミサト「さて。ホテルまで送るから、乗ってちょうだい」
ブロロロ…
ミサト「―――ねえシンジ君。せっかくだから、今夜だけでも第三新東京市での暮らしを体験してみない?」
シンジ「ここでの暮らし…?」
ミサト「そ。言ったでしょ、あなたを強くする、鍛える、つまり気持ち良く射精させるための街だって」
シンジ「…………っ ///」
ミサト「恥ずかしがらなくていいわよー。人類にとって大きな意義のあることなんだから」
ミサト「で、その為に色々準備もしてきたわけ。まあ帰っちゃうのは仕方ないとしても、当のシンジ君が足を運んでくれた機会に、ほんの少しも試されないままってちょっち寂しいでしょ?」
シンジ「で、でも……」
ミサト「ありゃ。捕まっちゃった。ここの信号長いのよねー」
シンジ「……」
ミサト「シンジ君」
シンジ「は、はいっ」
ミサト「こっち向いて……やっぱり可愛い顔してるわね」
チュッ
シンジ「!?」
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