【デレマス】たまの休日 (13)

モバP(以下P)「ふぁぁあ……」

P「たまの休日だってのに、やることがない……」

P「洗濯物は毎日のように全部新品になってるし、ゴミは全部消えてるし、飲みさしのジュースも新品になってるからなぁ……」





P「何より恐いのは、抜き忘れたはずの風呂の湯が、朝起きたら綺麗さっぱりなかったことだ」

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短めです

こちら独自の内容がありますのでよろしくお願いします

P「腹も減ったし……カレーでも作るか」

ガチャ

P「うーん、何故か作り起きの食材がいっぱいだな」

P「昼ご飯はこれでいいから、カレーの材料はっと」

P「うむ、やたら豚肉が多いし、おいかわ牧場の牛乳も沢山あるし、りんごは青森産と山形産とあるし、はちみつとメープルシロップも」

P「まぁ……買った覚えはないが、にんじんと玉葱とじゃが芋があるのは助かるな」

P「よしっ、やるか!」

P「まずはスープストックからだな」

P「……さすがにそれはないから」

ガサゴソ!

P「ん?鼠か?……まったく、ゴミ一つない部屋に来てもどうしようもないだろうに」

P「……鳥ガラで作るのがうまいが、コンソメとローリエはあるからそれでいいか」

P「昆布だしの元もあるからこれもっ……と」

グツグツ

P「その間に玉葱を炒めるか」



ジュージュー

P「いい狐色になったな」

コーン

P「ん?狐の鳴き声か?…………さすがに気のせいだよな」

P「狐といえば、こないだの周子と紗枝……よかったなぁ」

ガタガタッ

P「っ!」

P「……また、何だ?」

P「んじゃ、カレー粉を炒めて……おくかな」

P「カレー粉も買ったおぼえはないんだが……」

P「まぁ、いいか。とりあえずガラムマサラはないから、これだけでいいか」

P「あ!肉を漬けるのを忘れていた!」

バタバタ

P「えっと、ワインとりんご……青森も山形も入れるか」

P「そういえば、りんごの産地上位のうち、青森な忍に、長野のあずきに山形のあかりはいいが、岩手って…………志希?」

P「イメージにそぐわないからヤメヤメ」

ガタゴトッ

P「まだ何かいるのか……もしかしてあの子か?」

あの子「チガウヨー」

P「違うか。すまんすまん」





P「……あれ?」

P「よし、りんごとパインを入れて付け込んでおくか」

P「コーラやビールでもいいが、今日はストックがなかったからな」

ガタガタッ

ゴトゴトッ

P「うわっ……何がいるんだ?2LDKの我が家に……



P「『1LDK+JK』の一巻は出版社にも返却以外の在庫がないのは残念だ」

P「それじゃあ、先に昼にするか」





P「うむ、この肉じゃがうまい。菜々さんの味そっくりだ」

P「この味噌汁、まゆが以前作ってくれた感じと同じみたいだな

P「こっちのきんぴらは、響子に教えた我が家のレシピのそれによく似てるなぁ」

P「茄子の一夜漬けにぬか漬けもあるし」ポリポリ

P「食後はいちごパスタ……なんであるんだ!?…はおいておき、アップルパイとパフェ…はおやつの時間にしてミックスジュースをいただくか」

ゴキュゴキュ

P「ん……ネネが作ってくれた味に似てるが、これは悠貴が好きな甘さだな」

ゴトゴト

ガタゴト

P「……」

P「……もう無視するか」

P「漬け込んだ豚肉をかるく焼き色をいれて取り出しておいて」

P「スープに炒めた玉葱と煮込む野菜を入れる」

P「あくを抜きながら、炒めたカレー粉も入れると」

P「あ、コンビーフがあるから、これも入れるか」

P「んで、カレーフレークを入れて煮込み、野菜が中まで火が通ったらカレールーを入れる」

P「隠し味はあまりしない。せいぜい、味見をしながらコクが欲しかったらとんかつソースやデミソース。辛さが欲しいなら鷹の爪やラー油」

P「辛過ぎたり、甘みが欲しかったらチャッネかはちみつを……あれ?チャッネがあったはずなのにない??」

P「まぁ、ミックスジュースで代用はできるか」

ガサゴソ

P「……鼠も匂いがわかるのか?」

P「で、素揚げした野菜とご飯……」







P「ご飯を炊くのを忘れていた!!」

ガチャガチャ

P「ん??」



バタン

茜「そう思って」

未央「ご飯を」

藍子「持ってきました~」

P「なんで、今日カレーだって知ってるんだ!」

ガタッ

P「ん?」

ガタゴトガタガタッ

バタンッ

卯月「痛たたた……まゆちゃん、押さないでくださいよ……」

まゆ「い、いまのは響子ちゃんで……」

響子「だって、美穂ちゃんのお尻が……」

美穂「あ、あのっ!智絵里ちゃんのツインテールがこそぐったかったから……」

智絵里「ご、ごめんなさいっ!」



P「」

P「まぁ、いいや。みんなも食べるか」ゲンジツトーヒ

みんな『わーい』

バンッ

凛「ちょっと!狡いよ!」

加蓮「そうだよ!素揚げのお芋の匂いがただよっても我慢していたんだよ!」

千枝「千枝だって食べたいです!」

ありす「それより、いちごパスタを食べてください!」



凛「あれ?奈緒は?」

加蓮「奥。奥に……」

奈緒「」チーン

楓「潰れちゃってますね。このまま酔いでつぶしちゃいましょうか」

茄子「ダメですよ、奈緒ちゃんは17歳ですから」



P「」

友紀「でも17歳なら大丈夫だよね」

菜々「な、ナナが飲んでるのは泡の出るジュースですから!」

心「今更だって☆」

早苗「とりあえず、カレー……足るかな?」

美優「スープストックでのばすのも限界がありますし……」

千秋「スープカレーなら時間もかからないから……」

杏「でも一時間はかかるからね~杏、待ちきれないよ~」

かな子「もぅ!」



ネネ「材料はまだあるみたいですし、一時間あれば」

響子「そうですね。やりますか」

まゆ「プロデューサーさんとの共同作業ですねぇ……うふっ」

時子「豚」

法子「あれー?ドーナツがあるのに起きないね」ツンツン

雫「なら、私の胸を押し付けちゃいますね」

りあむ「Pサマは(アイドルとして売れるから)ぼくの胸が(テレビの前の大きなお友達の)お気に入り(になるように大胆な衣裳で見せたい)だから……」

あきら「#間」

あかり「りんごは山形産です!」

忍「青森だよっ!」

柚「あずきちゃんは参加しないの?」

あずき「ふふふっ、漁夫の利大作戦だよっ!」

穂乃香「あずき……恐ろしい娘……っ」

加奈「ところでプロデューサーさんは?」

美羽「立ったまま寝てますね」

飛鳥「……」

蘭子「同胞よ、いかなる悩みか?(飛鳥ちゃん、どうしたんですか?)」

飛鳥「いや……2LDKにこれだけ集まって大丈夫かな……って」

蘭子「だって、みんなプロデューサーの住んでるマンションに引っ越してるから(螺旋の渦に捕われし人に巻かれよ)」

飛鳥「逆」



みく「ねー、Pチャン」

芳乃「そなたー?」

唯「ねーねー、早く食べよーよ☆」

P「あ……あぁ……」ゲンジツトーヒ



颯「こうして、みんなでカレーパーティをしましたってさ」

凪「まさか、女子寮が一般のマンションを借りているだけとは、この凪を以てしても(ry

颯「これで、Pちゃんといつも一緒だね」

ちとせ「コンビーフってカレーに入れるんだね」ウマウマ

千夜「認めたくはないが……おいしいですよ、お前」ウマウマ

P「そりゃどーも」

千夜「これなら、今すぐでも私と一緒に、ちとせお嬢様に仕えられますね」

P「ははっ、一緒にって永久就職か?」

千夜「」

ちとせ「千夜ちゃん?」

千夜「(///)」ボボンッ

P「うわっ、爆ぜた!」

千夜「お前ーっ!!」

おしまい

全員出したかったが、無理でした。すみません

ではHTML依頼してきます

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