【ポケモン】男「フェローチェが背中から降りてくれない」【人化あり】 (53)

【ポケモン】男「ミュウに愛されすぎて昼でも眠れる」【人化あり】
https://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/index.html
【ポケモン】男「ジラーチに愛され過ぎて夜しか眠れない」【人化あり】
【ポケモン】男「ジラーチに愛され過ぎて夜しか眠れない」【人化あり】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1604250365/)

の続編。ミュウとミュウツーとジラーチが人間の姿になってます。


このSSは以下の要素を含みます

基本的に原作キャラは出ない
性別不明ポケモンに性別あり
ポケモンが人型になる
ミュウはママ
ミュウツーもママ
ジラーチもママ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1606925553

男:ポケモントレーナーとして各地方を回っていたが、一度もチャンピオンに勝てずに挫折。ポケモンスクールの先生を目指してタマムシ大学で勉強中。特定の時間になるとママを求めだす。

ミュウ:4歳のころからのパートナー。男の敗北と挫折を目の前で何度も見てきたため、甘やかしてあげたい。ミルクのみをおぼえて授乳させている。へんしんで人型になっている。

ミュウツー:カントー地方で激戦の末に捕まえた。戦うこと以外の楽しさを覚えたのでいろいろとやりたがるお年頃。おくびょうなので一人で外には出られない。ものまねへんしんで人型になっている。

ジラーチ:七夕の短冊に引っかかっていたところを助けたら懐かれた。つるぺたミニマムなボクっ娘でパッと見では性別がわからないが、立派なメス。ねがいごとで人型になった。戻れない。

マホイップ:ガラル地方で出会ったなぜか人の言葉をしゃべるマホイップ。生まれつきらしい。こんなのでもガラル地方では切り札だった。キョダイマックスしても喋るのでうるさい。

サーナイト:気が付いたら勝手に付いてきているポケモンその1。とても世間様には公開できない発言を平気でする。メガシンカすると欲望を解放するのでさせない。

ブリムオン:気が付いたら勝手に付いてきているポケモンその2。同性相手でもセクハラになりそうな発言を平気でする。キョダイマックスしたいけどダイスープが嫌いなのでできない。

チラチーノ:掃除係。どんな状態であろうとも掃除を遂行することに命を懸ける。掃除のためならばたとえ伝説ポケモンでもまとめて片付ける。

シャンデラ:男の妹と共に怪しいことをしている。

ラティアス:ポケモンハンターに狙われていたところを助けたらついてきた。多分一番の常識ポケ。

マッシブーン・カイリキー・キテルグマ・バシャーモ・ガオガエン:今日も今日とて己の肉体を磨く日々。

アマージョ・ルージュラ・トゲキッス・ユキメノコ・ポットデス:お茶会は淑女の嗜み。

メロエッタ・ミミロップ・アシレーヌ・フラージェス:女子会大好き。

マナフィ:まだ幼いので女子会には参加できない。

フィオネ:まだ幼いのに女子会に参加できる。

シェイミ:牧場のまとめ役を買って出てるのでみーにかんしゃするでしゅ。

ビクティニ:今でも男をチャンピオンにすることを諦めていない。

レジアイス:冷房には向いていない。

サンダー・ファイヤー・フリーザー:家電の代わりになれるポテンシャルがある。

ゴリランダー・ストリンダー・マラカッチ・コロトック・ニンフィア:バンド名は「荒れ果てた草原のジャングルビート」。

サザンドラ:バンド名を付けた。

ワタシラガ・ワタッコ・チルタリス:枕にするといい感じ。

ネイティオ:ちくわ明太子。

ヤドキング:結果発表はしない。

ユキハミ・ナマコブシ・バチンウニ:将来の夢はポケモンダッシュの走者になること。

ユクシー・エムリット・アグノム:自分たちよりも珍しいポケモンが多数いることに危機感を感じている。

ロトム:スマホに入れば喋る。図鑑の役目もする。戦闘はできない。

ポリゴンZ:USBに潜んでいたところ、取り外されたため外に出られなくなっている。

カクレオン:商売は苦手。

ハピナス:資金源その1。牧場の経営状態を常に気にしている。

ミルタンク:資金源その2。札束プールに入るのが夢。

タブンネ:牧場のポケモンたちの健康管理をしている。多分ね。

キュワワー:やっかいなポケモンはドレインキッスで強引に黙らせる。

ウツロイド:少女のような仕草をしながら浮いているウルトラビースト。言葉を話せる疑惑がある。

フェローチェ:お茶会は嫌い。飛行タイプが恐い。美しいものを好む。天敵はトゲキッス。

フェローチェ「かぶりん」

男「どうしよう」

マホイップ「そんなことマホに言われても~。そもそもなんで乗ってるのさ」

男「わからん」

マホイップ「じゃあこの話は終わりだね~。お疲れ様~。ウルガモス、ご飯食べに行こ」

ウルガモス「ぷひぃっぷ」

男「ああっ!経緯は話す!経緯は話すから!」

マホイップ「最初からそうしておけばよかったんだよ。あ、長くなりそうだったら向こうで暇そうなヌケニンとかヒードランとかモスノウとかつれていってね」

ウルガモス「ぷひぃっぷ」

男【さーて、チラチーノが掃除始めたし部屋に入れない間に街でカレーの材料でも買うか】

男【よし!自転車にライドオン!唸れ俺の両足!ギャラドス号、出発だ!】

男【ははははは!風が気持ちいいな!やっぱ自転車をかっとばすのは気持ちいいな!】

フェローチェ【かぶりん】シュタタタタタタ

男【そうだよなー!お前もわかってくれるか、ふぇろ・・・・・・え、追いついて来てる!?】

フェローチェ【かぶりん】シュタタタタタタ

男【フェローチェはぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!】

フェローチェ【かぶりん】シュタッ

男「で、なぜか背中に乗られて買物中も全然下りてくれなくて今にいたる」

フェローチェ「かぶりん」

マホイップ「自転車に追いつけるなんてすごいね~。マホは歩くのにも追いつかないのに~」

男「今度自転車の前かごに乗せてやるよ。世界が変わるぜ」

マホイップ「男は狂ったようにかっ飛ばすから嫌~」

男「うるせぇ!地方全部回ろうと思ったらあれぐらいのスピードがいるんだよ!」

マホイップ「まあそれもそうか~。ワイルドエリアを徒歩で抜けるのとか相当キツかったし~」

男「くっそ、なんであのときパンクしたんだよ、俺の自転車・・・・・・」

シュバルゴ「シュババ」シュババババ

男「いや、大丈夫。怒ってないから。メガホーンがたまたまタイヤにあたっただけだからな」

マホイップ「ミュウがおせっかいでテレポートしたら元居た場所に戻っちゃって最初からやりなおしになったの辛かったね~」

男「あの街に自転車修理できる施設があればなぁ・・・・・・もっとスピードが出せたのになぁ・・・・・・」

フェローチェ「かぶりん」

マホイップ(男とマホで辛さの認識が違う気がする)

マホイップ「・・・・・・あれ?そういえばミュウとかミュウツーとかジラーチとかは?こういう話になったらすぐ出てきそうなもんだけど」

男「筋肉痛で寝てる」

ソーナンス「ソーナンス?」

マホイップ「えっ」

男「ほら、あいつら普段サイコパワーで浮いて移動してるだろ」

マホイップ「合点がいった。つまり普段歩いて移動しないから筋肉が衰えてたんだ」

ルチャブル「るちゃぁーぶ!」

男「そう。人間の姿で飛び回るのもよろしくないらしく歩いて移動してたみたいなんだが・・・・・・なんせここ広いからな」

マホイップ「お母さんとかに気に入られようとお手伝いがんばってたからね~。それが仇となったか」

タブンネ「多分ね」

ミュウ「くそぅ、くそぅ・・・・・・今男が面白そうなことしてる気配がするのに・・・・・・」

ミュウツー「わ、我は死ぬのか?このまま激痛に襲われ続けて苦しみながら死に至るのか?」

ジラーチ「い、痛くて、寝れない」

母「湿布貼ってたらしばらくしたらマシになってるわよ。多分」

サーナイト「さーな」ペチペチ

ブリムオン「むおん」ペチペチ

ミュウツー「ぐわああああ!!!!やめろおおおおお!!!!」

ミュウ「ぎゃああああああ!!!」

フィオネ「ふぃ~♪」ぺちぺち

マナフィ「ねむ~?」ぺちぺち

ジラーチ「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

母「こらこら、イタズラしない!」

チラチーノ「ちらっ☆」

ジラーチ「あんぎゃああああああ!!!!!」

ミュウ「ぐぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ミュウツー「うわぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

母「スピードスターを飛ばさない!もう!」

妹「こうかはばつぐんだ!」

マホイップ「全治1スレだってさ」

男「え、出番これだけってこと?」

マホイップ「あいつら出てくるとマホの存在価値がなくなるじゃん!あいつら喋ってポケモンの言葉もわかる人型ヒロインじゃん!勝ち目ないじゃん!」

男「なに言ってんだ我が家の掲示板。お前はお前の役目があるんだよ」

マホイップ「男・・・・・・」トゥンク

ネイティオ「ちくわ明太子」

マホイップ「って誰が掲示板だーーー!!!!!」マジカルシャイン

男「いてぇ!」

フェローチェ「かぶりん」ヒンシ

男「フェローチェーーーーー!!!!!」

マホイップ「しまった!こうかはばつぐんだ!」

男(でも背中にしがみついたままである)

マホイップ「ごめんねフェローチェ。君に当てるつもりはなかったんだ。あそこのマホをポケモンとも思わないヤツにだけあてるつもりだったんだ」

フェローチェ「かぶりん」

男「ああ、げんきのかたまりが・・・・・・高いのに・・・・・・」

マホ(お金に困ってないくせに)

男「っと、それはともかく」

マホイップ「ん?」

男「フェローチェがなんで下りてくれないのか聞いてみてくれよ」

マホイップ「えー」

男「いいだろー。ホイップカレー作ってやるからー」

マホイップ「あっはっは!殺すよ」

男「なぜゆえに!?」

マホイップ「カレーに!ホイップを!乗せるんじゃねぇ!せめて混ぜろや!」

男「公式なんだよ!」

マホイップ「まったく。まるくてふわふわなパンケーキにホイップタップリ乗せてよね」

男「おう。エスパータイプがつきそうだな」

マホイップ「それも悪くないかも」

ライチュウ「ライラーイ!」

マホイップ「いや、今から食べても遅いと思う」

ライチュウ「らい・・・・・・」

男「ってことで頼む」

マホイップ「しかたないな~。フェローチェー、教えてー」

フェローチェ「かぶりん」

マホイップ「ふんふむ」

フェローチェ「かぶりん」

マホイップ「ほうほう」

フェローチェ「かぶりん」

マホイップ「あっはっはっは!それな!」

男「めちゃくちゃ盛り上がってるな。なんて言ってたんだ?」

マホイップ「まったくわかんね」

男「今のリアクションなんだったんだよ!」

マホイップ「うるさい!男だって英語もフランス語もわからないだろ!日本語だけだろ!」

男「ポケモンのしゃべる言葉って統一されてねぇの?」

マホイップ「こいつらウルトラビーストだからわかんないんだよ」

男「マジかよ。ってことはこっちの言葉も伝わってないのか?」

フェローチェ「かぶりん」フルフル

男「こっちからのはわかるのか」

マホイップ「はぁ、しかたないな」

男「なんか策があるのか?」

マホイップ「マホが唯一言葉を聞き取れるウルトラビーストに間に入って通訳してもらおう」

男「そんなバイリンガルがウチにいるのか!」

マホイップ「マホも一応バイリンガルなんだけど。でもな~、あいつな~、やだな~」

男「いいじゃねぇか。ダイミツもつけるから」

マホイップ「まったく、特別だよ~?男のためじゃないとこんなことしないんだからね~?」

マホイップ「で、こいつがそれ」

ウツロイド「べのめのん」

男「ウツロイドか・・・・・・いや、でもマホイップがてきとうぬかしてるだけかもしれん」

マホイップ「ほんとだし!試してみてもいいからね!」

ウツロイド「べのめのん」

マホイップ「やってみろって言ってる!」

男「ほう、言うじゃねぇか。じゃあウツロイド、俺の手のひらを見てくれ」

ウツロイド「べの」

マホイップ「見えないー」

男「みせてないんだよ。さあ、なにがあった?」

ウツロイド「じぇるるっぷ」

マホイップ「平成17年の500円硬貨だってさ」

男「文字も読めるのか!すげぇな!」

マホイップ「うちの牧場の奴らはだいたい文字読めるよ」

男「マジかよ!すげぇな!」

マホイップ「じゃないと男の部屋にある漫画が読めないしねー」

男「俺の部屋のスーパーマリオくんが妙にべたついてたのお前のせいか!」

マホイップ「ポテチ食べた後手は洗ったよ!」

男「お前のクリームの問題だよ!!!」

男「よし、じゃあ本題だ!フェローチェが言ってることをウツロイドがマホイップに伝えて俺に伝える!」

マホイップ「すごい遠回り!」

ウツロイド「英語をオランダ語に翻訳してオランダ語で伝えてオランダ語を日本語に訳していた江戸時代のようですわね」

男「フェローチェ、頼む!」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「フェローチェは基本的にこの世界の物に触れたくないそうです」

マホイップ「フェローチェはここの物に触りたくないんだってさ」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「しかしマスターが触れた物であればなんとか許容できるそうです」

マホイップ「男の物なら触ってもいいらしい」

フェローチェ「りりりん」

ウツロイド「そして、今日もお茶会に無理矢理参加させられそうになって我慢の限界が来たとのことです」

マホイップ「お茶会が嫌になったんだってさ」

フェローチェ「かぶりんりん」

ウツロイド「そこで外へ出かけるあなた様を見つけて抜け出す口実にしたようです」

マホイップ「男についていけばお茶会回避できると思ったんだってさ」

フェローチェ「かぶ」

ウツロイド「しかし、牧場の外はマスターが触れていないものだらけ。なので、マスターにしがみつくことでそれらに触れることを逃れたそうです」

マホイップ「牧場の外は汚いから触りたくなくて男に乗ったんだってさ」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「ただ、背負われている状態が思ったより心地よかったので下りたくないそうです」

マホイップ「おんぶにハマったって」

男「すげぇ。翻訳ってこういう風にやってたんだな。ん?」

マホイップ「ただ直訳するだけじゃない、意訳も大事なんだよ~。・・・・・・あれ?」






「「しゃべってるううううう!?!?!?!?!?!?!?」」




ウツロイド「何を言っていますか皆様方。わたくし、前スレの時点で人の言葉を話していましてよ」

男「いやいやいや!あんときは勘違いってことになったから!」

マホイップ「なんで!?なんでそうやってマホのアイデンティティを奪っていくの!?」

男「そっちかよ!」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「あなた様、フェローチェはお腹が空いたようです。ポケマメを望んでいますわ」

男「あ、うん。えっと、確かカバンのこの辺に・・・・・・虹のポケマメ一個だけあったわ。これで我慢してくれ」

フェローチェ「かぶりん」プイッ

男「え、食わねぇの?」

マホイップ「じゃあマホが食べる~」

フェローチェ「かぶりん」ドクヅキ

マホイップ「ぎゃあああああ!!!なんでーーーー!?!?」

男「え、食うのか?じゃあはい」

フェローチェ「かぶりん」プイッ

ウツロイド「そのままの状態では食べたくないそうです」

男「調理しろと?」

フェローチェ「りんりん」

ウツロイド「ふむふむ」

フェローチェ「りりりん」

ウツロイド「なるほど、そういえばそうでしたね」

フェローチェ「りんりんりりん、りんりんりりんりん、りんりんりりん、りんりりりりん」

リーシャン「りりりん♪」

チリーン「ちりーん♪」

ウツロイド「しかし、さすがにそれは看過できませんわね」

男「これ、遊んでるよな?」

マホイップ「また懐かしい曲を」

ウツロイド「あなた様。フェローチェは口移しを所望しています」

男「・・・・・・は?」

ウツロイド「ほら、彼女を発見したときの事を覚えていますか?」

男「えっと、あれだろ?ウルトラホールでウツロイドの住処を探してたら空腹で倒れてたフェローチェを見つけたあれだろ?」

ウツロイド「はい。フェローチェという種族はとてもきれい好きです。この世界の物は全て汚いから触れたくないと思ってるほどに」

男「エーテル財団の人にも言われたな、それ」

ウツロイド「ですからこの世界の物は口に入れるのも嫌だとか」

男「え、今まで食ってたじゃん」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「背に腹は代えられませんので」

男「我慢してたってことか」

ウツロイド「しかし、先ほども言った通り彼女は我慢の限界。この世界で唯一彼女が汚物だと思わない食べ物である、マスターが口にした食べ物を食べたいと」

男「なんでそうなるんだ」

ウツロイド「あの時無理矢理食べさせるためにあなた様がわざわざ口で噛み砕いたものを押し込んだからじゃないでしょうか?」

フェローチェ「かぶりん!」

ウツロイド「いやいや、そこまで言うなと言われましても今更じゃありませんか。わたくしもその気持ちはわかりますしね」

マホイップ(思ってたよりウルトラビーストたちが男に依存してる感がある。え、あの筋肉モリモリマッチョマンも?)

ウツロイド「しかし口移しはやりすぎだと思うのです。前回と同じく口に入れて噛み砕いたものを取り出して与えるのが折衷案になるかと」

男「翻訳から推測と代案まで全部やってくれてありがとう」

ウツロイド「いえ、これもあなた様のためですから」

男「とりあえずこのまま何も食わないのも問題だし、折衷案通りにするか」

フェローチェ「かぶりん・・・」

マホイップ(若干不服そう。さすがにこれはマホでもわかる)

マホイップ「しっかしなんでウツロイドも喋れるのさ。喋れるのなら最初から喋ればよかったのに」

ウツロイド「はぁ、キモイップは脳みそまでクリームでできていますのね」

マホイップ「誰がキモイップだ!すぐそんな感じで喧嘩売ってくるからお前と喋りたくないんだよ!」

ウツロイド「自らの種族の言葉を使わず、生まれた時より人の言葉を介して話す珍獣。普通のマホイップはあんなにかわいらしいというのに」

マホイップ「うっせぇ!だいたいお前も脳とかないだろ!クラゲなんだし!」

ウツロイド「ドククラゲやブルンゲルに怒られなさいな」

マホイップ「え、おまえら脳みそあんの?」

ドククラゲ「エチゼンクラゲ」

ブルンゲル「ミズクラゲ」

ドククラゲ「ビゼンクラゲ」

ブルンゲル「アカクラゲ」

キノガッサ「キクラゲ」

オクタン「タコクラゲ」

ドククラゲ「ハブクラゲ」

ハブネーク「ハァブネーック」

マホイップ「レントゲンには映ってたのかぁ・・・・・・」

ウツロイド「キクラゲはキノコでしてよ」

キノガッサ「ガッサ!?」

マホイップ「で、なんで今まで喋んなかったの?」

ウツロイド「いいですこと?そもそもわたくしはフェローチェやマッシブーンと同様にこちらの存在と言葉でコミュニケーションをとることはできませんでした」

マホイップ「えっ、そうだったんだ」

ウツロイド「しかし、マスターには大恩のあるこの身、何らかの手段でお役に立つことができないかと模索していたのです」

マホイップ「え、もしかしてお前後になって覚えたの?」

ウツロイド「ええ。マスターを驚かせたくてばれないように独学で学習しましたが、功を奏したようですわね」クスクス

マホイップ「ほぇー。まじかー」

ウツロイド「フェローチェはあの性格ですし、マッシブーンは筋肉とポーズにしか興味がありません。牧場で過ごす以上あなた方と言葉を交わすことができなければ溝ができることは確実でしたしね」

ウツロイド(知りたくなかった声もわかるようになってしまいましたが)

―過去―

ヘラクロス【かえんだまが叩き落とされた!こうなったら、ウツロイド!オイラにどくどくだ!】

ウツロイド【はぇっ!?】

ヘラクロス【いいからやるんだよぉぉぉ!!!!】

ウツロイド【は、はぁ。どくどくっ】

ヘラクロス【うっひょおおおおお!これだぜぇぇぇぇっぇぇ!うっへへへへぇぇぇぇぇ!!!!からげんき!!!】

ウツロイド【ひぃっ!?】

・・・・・・

イエッサン♀【ここは一気に押し切りましょう!ウツロイドさん!私もろともぶん殴ってください!】

ウツロイド【ええっ!?】

イエッサン【いいから!はやく!】

ウツロイド【え、えぇーい!ぶんまわす!】

イエッサン【いたぁい!ここでじゃくてんほけんをひとつまみ】

ウツロイド【え、この状況からでも入れる保険があるんですか!?】

イエッサン【オラオラァ!テメェらなに好き勝手やってくれてんのじゃボケェ!!ワイドフォース!!!】

ウツロイド【保険詐欺にもほどがありませんか!?】

ウツロイド(まあコミュニケーションがとれるおかげで勝ち取れた戦いも多いですけれど・・・それ以上に何かを失っているような・・・・・・)

マホイップ「へー。だからバイリンガルに・・・・・・」

ウツロイド「あら。わたくし、トリリンガルでしてよ」

マホイップ「・・・・・・そういえばそうだ!え、じゃあ今まで喋らなかったのなんで?」

ウツロイド「マスター以外に知られると面倒ではありませんか。先のエーテル財団もそうですが、研究資料としてなにをされることやら。ああ、おそろしい」

マホイップ「意外となんとかなるもんだよ。全身まさぐられたからデコレーションしてやったけど」

ウツロイド「アホイップの知能では仕返しで能力をあげることしかできないのですね」

マホイップ「だれがアホイップだ!やんのかクズロイドごらぁ!」

ウツロイド「あら、かかってきなさって?」

マホイップ「・・・・・・男ァ!サイコショックのわざレコードよこせァ!」

ウツロイド「それはどうやって発音していらっしゃるのでして?」

男「とりあえずポケマメは食わせた」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「大変満足しているようです」

マホイップ「サーナイトといいブリムオンといいフェローチェといいミュウといい、ウチの牧場の奴らはどうしてこう変態ぞろいなんだ」

ウツロイド「マスターには我々を心酔させるほどの魅力がありますからね」

マホイップ「え、どこが?」

ウツロイド「マスターは常に我々に深い愛情を注いでくれています。昨今の世の中ではポケモンを道具扱いするような人も多い中、共に過ごす仲間として対等の関係を築いてくれています」

マホイップ「マホは掲示板扱いなんだけど」

ウツロイド「そしてトレーナーとしての腕も一流、ブリーダーとしても一流です。我々は一匹一匹好きなことが違いますが、マスターはよく観察してそれぞれがやりたいことを把握してくれています」

マホイップ「マホは把握されてないんだけど」

ウツロイド「言葉は通じずとも気持ちが通じ合える・・・・・・そんなお方が自分たちの主人なのですもの。懐くことを通り越して心酔したり陶酔したりしてしまうこともあるでしょうね」

マホイップ「言葉は通じるけど気持ちが通じ合わないんだけど」

ウツロイド「アホイップが気付いていないだけなのでは?」

マホイップ「てめぇ!ぶっ転がしてやる!面貸せごらぁ!」

ウツロイド「あら、やりますの?構いませんが」

マホイップ「後悔するなよ!」

男「ほどほどになー」

ウツロイド「メテオビームヘドロばくだんヘドロばくだんヘドロばくだんヘドロばくだんメテオビームへどろばくだん」

マホイップ「めいそうじこさいせいめいそうじこさいせいめいそうめいそうじこさいせいめいそうめいそうじこさいせいリフレッシュじこさいせい」

ウツロイド「ヘドロウェーブ!」

マホイップ「マジカルシャイン!」

フェローチェ「り!?」

男「フェローチェーーーーー!!!!!」

マホイップ「・・・・・・やっちゃった☆」

ウツロイド「ああ、もうしわけありませんフェローチェ。決して先ほどのポケマメの一件に嫉妬していたわけではありませんがもうしわけありません」

男(とりあえず回復させに戻ろう)

―牧場内リラクゼーションルーム―

ウツロイド「わたくしの欠点は頭に血が上りやすいところですね。あとはすぐに相手を煽るところ」

ミュウ「どくタイプって感じだよね」

ウツロイド「あら、筋肉痛は治ったのですか?全治1スレだったような気がしますが」

ミュウ「近くを歩いてたヘラクロスにサイコシフトしてきた」

ウツロイド「筋肉痛って状態異常だったんですね」

ミュウ「あいつ変態だしいいかなって」

ウツロイド「ええ・・・・・・というか、ここは個性が強いお方が多すぎて」

ミュウ「留守番組は基本あいつらに囲まれてるのかわいそうに」

ウツロイド「そう思うなら代わっていただいても構いませんが。わたくしも授乳に興味がないと言えばウソになりますので」

ミュウ「お断りー」

ウツロイド「まあそうですよね。逆の立場でも断ります」

ラティアス(しかしウツロイドのあの人への心酔ぶりは相当ですね。あなたも他のポケたちと同類ですか?)

ウツロイド「うっ、エスパータイプのテレパシーは微妙に苦手なのです・・・・・・というか、わたくしをあの変態共と同類扱いしないでいただけませんこと?」

ミュウ「ウツロイドと同じパターンのやつだと・・・・・・フィオネとかサザンドラかな」

ラティアス(その二匹のパターンも知らないのですが)

マホイップ「ウルトラビーストなのに入ってるボールはヒールボールってのも気になるよね~。マッシブーンとフェローチェはウルトラボールなのに」

ミュウ「全部アローラが悪い」

ラティアス(アローラで一体何があったのですか)

ウツロイド「アローラ地方は自転車もそらをとぶもなみのりも禁止なのです。ポケモンライドを使って代用してはいますが、ライセンスを持っていないと使えないので」

ミュウ「だから応急処置のためにヒールボールに入ってもらったの。あのときのウツロイドはボロボロだったから」

―アローラ地方―

ウツロイド【うう・・・・・・体中が、痛い・・・・・・私はここで死ぬの・・・・・・?】

ウツロイド【なによ、ちょっと寄生して毒液を注入しただけで危険生物扱いして・・・・・・ほんのちょっと生態系を狂わせただけじゃないの。茶目っ気もわからないだなんてこれだから野蛮人たちは】

ウツロイド【そもそもいきなりこんなところに放り出されたのだって納得いかないし・・・・・・なによあのラリオーナとかいうやつ。ラリってるんじゃないの?】

ウツロイド【う・・・・・・本格的に、まずい・・・・・・意識が、飛びそう】

ウツロイド【せめて、自分の世界で、死にた、か・・・・・・】

男【・・・・・・アローラについてから約3時間。そろそろ辛くなってきた】

ミュウ【みゅう!】

男【自転車が使えないなんて聞いてないよ・・・・・・俺のギャラドス号・・・・・・かっ飛ばしたい・・・・・・】

ミュウ【みゅう・・・・・・】

男【いや、でもここの地方は最近ポケモンリーグができたばかりって話だ。だとすると他の地方よりも突破が楽かもしれない!】

ミュウ【みゅう!】

男【今回も頼むぜ、相棒!】

ミュウ【みゅう!】

男【・・・・・・しかしあれだな。やっぱり南国だけあって自然が多】ブニッ

ウツロイド【べのっ】

男【ん?なんか踏んだか?】

ウツロイド【べの・・・・・・めの・・・・・・るっぷ・・・・・・】

男【・・・・・・ぽ、ポケモンか?こんなの図鑑でも見たことないが・・・・・・って、ボロボロじゃねーか!】

ミュウ【みゅう!】

男【とりあえずポケモンセンターに連れていこう。ミュウ、テレポートを】

スマホロトム【アローラではテレポートでの移動は禁止されてるぜっ!けけけ!】

男【ああ、そうだった!回復の道具は、ああ切らしてる!】

スマホロトム【イッシュのチャンピオンと戦った時に使い切って補充してなかったぜ!けけっ!】

男【やばいやばい!手持ちも今はミュウとマギアナだけだから捕まえてもボックスに送れねーし!・・・・・・捕まえる?】

ミュウ【みゅう?】

男【そ、そうだ!ヒールボール!残ってた!よかった!】

ウツロイド【じぇ、じぇるる・・・・・】

男【あ、こら!大人しくしてくれ!一個しか残ってないんだから!】

ウツロイド【べの・・・・・・?】

男【よーしよし、とりあえずこれに入ってくれな。あとで逃がしてやるからな。ちょっと応急処置のために入れるだけだからな】

ウツロイド【べの・・・・・めの・・・・・・】

男【よし!唸れ俺の両足!近くのポケモンセンターまで全力ダッシュだ!ミュウ、こうそくいどう!マギアナ、ギアチェンジ!】

ミュウ【みゅう!】

マギアナ【ナゼソトニダシタシ】

男【どう、ですか?このポケモンは】

ジョーイ【ええっとですね、あのポケモンを野性で保護した、と言っていましたよね?】

男【はい。こっから少し離れたところでボロボロになってて】

ジョーイ【あのポケモンは、いや、ポケモンといっていいのでしょうか。ウルトラビーストと呼ばれる異世界から来たポケモンなんです】

男【へぇ、異世界から・・・・・・?】

ジョーイ【最近この付近で暴走したポケモンによる被害が増えていたんですけど、その暴走の原因があのポケモンでして】

男【え、そうなんですか?】

ジョーイ【はい。なので、こちらで引き取らせてもらおうかと思いまして】

男(引き取る、ってあいつはこれから・・・・・・)

ジョーイ【被害が拡大する前に見つかってよかったです。他の生き物に寄生する生態だそうなので、いくら弱っていても油断はできませんから。エーテル財団に来てもらって・・・】

男【・・・・・・戻れ、ウツロイド】

ジョーイ【え?】

男【ミュウ!テレポートだ!逃げるぞ!】

ミュウ【みゅう!】

ジョーイ【えっ!?あの、えっ!?】

男【しまった・・・・・・つい逃げちゃったけど、これからどうしよう・・・・・・】

スマホロトム【多分犯罪者だな、けけっ】

男【だよ、なぁ・・・・・・こいつがどんな目にあうかわからないと思ったからってやっちまったよ・・・・・・】

ミュウ【みゅう?】

マギアナ【シメイテハイフカヒ】

男【しかし、あんなにボロボロになってたのを見捨てるわけにもいかねぇしな。とりあえずしばらくは隠れるしかないか。なんとかほとぼりが冷めたぐらいに家に戻ろう】

スマホロトム【リーグはどうするんだ?けけっ】

男【ミュウには悪いけど、今回は無しかな。はぁー、しばらくは野宿かぁ・・・・・・】

マギアナ【リーグイッテミタカッタ】

男【いつかちゃんと連れていくから!・・・・・・いっそカントーに出戻りするか?】

ミュウ【みゅう!】

男【ああ、一緒に頑張ろうな】

ウツロイド「と、このようにマスターはわたくしを助けるために自身の危険や立場も顧みず行動してくれて・・・・・・」

ラティアス(いや、ボロボロになってたの完全に自業自得じゃありませんか)

ミュウ「やー、やっぱり私のご主人様はなんていうか徳があるよね、徳が」

マホイップ「おっかしいなぁ・・・・・・マホのときは初見で顔面にスーパーボールぶつけられたんだけど」

ミュウ「ダメージを与えつつボールに入れる実に効率的な捕まえ方だよね」

ウツロイド「その後もエーテル財団に追われたり、わたくしを元の世界に返すためにチャンピオンに話を付けに行ったりとたくさんの苦難を乗り越えて今わたくしはここにいるのです」

ラティアス(それに恩義を感じているからここでは大人しくしているんですね)

ウツロイド「ええ。わたくしがいた世界に戻った時、一度はあのヒールボールから逃がされましたけれども・・・・・・それでもわたくしはあのボールに戻ることを望みました」

マホイップ「マホはラブラブボールに入りたかった!持ってないから無理って言われた!なんでスーパーボールなんだよ!」

ウツロイド「たとえ住み心地が悪くとも、わたくしの肌に合っていなくとも、あのボールはわたくしとマスターとの絆の証。決して離れはしませんわ」

ミュウ「やー、わかるよー、その気持ちー。私は偶然入っちゃったクチだけど、あのときの偶々がなかったら男には会えなかったわけだしね。たとえ安物でもずっと大事にしていきたいもんだよ」

ラティアス(まあ、わからなくもないですが)

マホイップ「高速回転したボールを顔面にぶつけられてから同じこと言ってみろごらぁ」

幕間

ビクティニ「てぃに!」

シェイミ(やーめーるーでーしゅー。みーはバトルは好きじゃないんでしゅー)

ビクティニ「てぃにてぃに!」

シェイミ(別に男もバトルが嫌いになったわけじゃないでしゅ。チャンピオンになることを諦めただけで)

ザングース「ざんぐっ!」

バンギラス「ババンバンバンバンギラス!」

シェイミ(おまえらもポケモンリーグ以外の目標とか趣味とか探すといいでしゅ。アドバイスしてやったみーに感謝するでしゅ)

ウオノラゴン「らごっ」

パッチルドン「ちるどっ」

シェイミ(こいつらを見るでしゅ。生命の危機がなくなった現代で楽しそうに毎日ガーデニングしてるでしゅ)

ディアンシー(毎日が充実していますよね)

ビクティニ「てぃに!」

シェイミ(確かにあの才能を埋もれさせるのはもったいないかもしれないでしゅが・・・・・・)

ディアンシー(チャンピオンたちは一筋縄ではいかない方々ばかり。わたくしもメガシンカと同時に一撃で切り伏せられて恐怖を覚えましたし)

ビクティニ「てぃ、てぃに」

シェイミ(おまえもおまえでチャンピオンのトドゼルガを倒しきれずにあられとうずしおくらって逃げれずにボコボコにされたのにまだやりましゅか)

ビクティニ「てぃ、てぃに」ブルブル

ディアンシー(トラウマになっているではありませんか)

―後日―

男「よし!今日はフェローチェが自力で歩くための特訓だ!」

ウツロイド「赤子ですか」

フェローチェ「かぶりん」

男「逆転の発想だ。俺がさわった物ならさわれるというのなら俺の後ろにならぴったりついてきてくれるはず」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「おんぶ状態が心地いいそうで下りたくないようですが」

男「もちろんそのための対抗手段も用意してある」

ウツロイド「さすがあなた様は賢明でございますね」

男「出てこい、バクガメス!」

バクガメス「がめーっ!」

男「そして俺がこいつを背負うことでフェローチェは背中に乗ることはできないという寸法だ!バクガメス!俺に向かってのしかかり!」

フェローチェ「ふぇろっ!?」シュバッ

バクガメス(212㎏)「がめーっ!」

男「ぐぇっ」

ウツロイド「マスターーーーーっ!!!!」

男「いやー、流石にバクガメスは重いな」

ウツロイド「なぜ背負えるのですか!」

男「ポケモントレーナーならこれくらい当然だ!」

フェローチェ「かぶりん」スタッ

男「・・・・・・あれ、フェローチェは?」

ウツロイド「頭に乗りました」

男「・・・・・・よし!次は頭にコータスを」

ウツロイド「別の方法を考えてはいかがでございましょうか。多分このままだとあなた様が重みで潰れてしまいます」

男「大丈夫だ!こう見えてメタグロスを背負って山登りしたこともあるから!足腰には自信がある!」

スマホロトム「メタグロス。重さ550㎏」

ウツロイド「わたくしはメタグロスのヘビーボンバーにやられたこともございますのに、あなた様は頑丈でいらっしゃいますね」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「え、マッシーブーンのきあいパンチを受け止めてたって嘘でしょ!?」

男「いや、折角覚えさせたから試し打ちしたくて」

ウツロイド「・・・・・・今ならマホイップに同情できますわ」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「え、それは本気で言ってますの?あなた趣味悪いですね」

フェローチェ「かぶりん!」

男「いったいどんな話を・・・・・・」

ウツロイド「フェローチェは筋肉フェチらしいですわ。わざわざコーチングを覚えたがったのはそういう理由だったのですね」

男「おっ?俺も筋肉になら自信があるぞ!」

ウツロイド「・・・・・・あなた様がそれでいいのなら構いませんが。わたくし、見た目の美醜は気にしませんもの」

男「・・・・・・閃いた!」

ウツロイド「え?なにをですか?」

男「フェローチェ!俺は今から体を鍛えるために走り込みを始める!お前はコーチングで手伝ってくれ!」

フェローチェ「ふぇろっ!」

ウツロイド「乗り気なのですか!?」

男「ウツロイドはフェローチェの指示を俺に伝えてくれ!」

ウツロイド「まあ、あなた様がそうおっしゃるのでしたらお手伝いいたしますわ」

男「よし、じゃあ俺は今から言ってくるからバクガメスとコータスは留守番頼むぞー」

バクガメス「がめっ」

コータス「こー!たす!」

ウツロイド「ひだりー!ひだりー!ひだりみぎ!」

男「応!」

ウツロイド「ひだりー!ひだりー!ひだりみぎ!」

男「応!」

ウツロイド「号令!」

男「いち!」

ウツロイド「号令!」

男「に!」

ウツロイド「号令!」

男「さん!」

ウツロイド「号令!」

男「し!」

ウツロイド「いーち!にぃー!さーん!しー!」

男「いち!に!さん!し!に!に!さん!し!」

ウツロイド(わたくしは何をしているのでしょう。フェローチェに言われたとおりに先導していますが・・・・・・)

フェローチェ「かぶりん・・・・・・♡」

ウツロイド(当のフェローチェはなぜか上の服を脱いだマスターに見惚れている始末。マスターは本当に走っているだけですし)

男「よーし!このままあの丘の向こうへ!」

フェローチェ「ろーちぇっ!」

ウツロイド(マスターは実はかくとうタイプだったのでしょうか。それならばミュウやミュウツーに弱いのも納得ですね。マホイップには強いですけれども)

ウツロイド「やっとなんとかつきました。はぁ、少し疲れましたわ。わたくしはボールの中で休んでいます」

男「おう!悪いな、無理矢理付き合わせて」

ウツロイド「いえ、あなた様が満足しているのならわたくしは構いません」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「筋肉には適度な負荷と適度な栄養、そして適度な休息が必要だそうです。あなた様も一度お休みになられてはいかがでしょうか」

男「なるほど。コーチが言うことなら仕方ないな」

ウツロイド(フェローチェも生き生きとしていますわね。フェローチェを下ろすという当初の目的は達成できているのでよいとしましょうか)

男「よーし、とりあえず服を着るか。流石にこのままだとかくとうタイプの四天王とかいわタイプのジムリーダーと勘違いされるからな」

フェローチェ「かぶりん」

男「・・・・・・いい天気だなー」

フェローチェ「かぶりん」

男「お前を見つけたウルトラデザートでもこれぐらい澄み渡る青空が広がってたな」

フェローチェ「かぶ」

男「今更だが、帰りたいとかは考えないのか?」

フェローチェ「ふぇろっ」フルフル

男「そんなもんなのか。俺は旅してる途中度々ホームシックになったけどなー」

フェローチェ「かぶりん」

男「まあお前が満足できてるんならいいんだが・・・・・・不満があったらちゃんとウツロイドを通して言うんだぞ?言わなきゃ伝わらないからな。お茶会のこととか」

フェローチェ「ろーちぇ・・・・・・」

男「あいつらも嫌がるやつに無理矢理やらせるようなやつじゃないさ。多分馴染ませようとしてくれてるだけのお節介でさ」

男(マッシブーンはすぐにかくとうポケモンたちと仲良くなったし、ウツロイドはアローラでずっと一緒だったからマギアナとかアブリボンとかと仲良くしてるけど・・・・・・フェローチェは基本一匹で過ごしてるからな。心配になるのもわかる)

ガサガサ

男「ん?茂みが揺れて・・・・・・」

フェローチェ「ふぇ?」

???「ヘルガー!かえんほうしゃ!」

男「フェローチェ!とんぼがえり!出てこい、ウツロイド!」

フェローチェ「ろろろっ!」

ウツロイド「え、いったいなんでsきゃあ!」

???「なっ!?」

男「誰だてめぇ!とつぜん攻撃してくるなんて!悪い、ウツロイド。半減だから咄嗟に受けさせちまった」

ウツロイド「い、いえ。構いません」

???「くっ、珍しいポケモンを連れてるから倒して捕まえてやろうと思ったのによ!」

男「お前・・・ポケモンハンターか!」

ハンター「ああそうさ!兄ちゃん、痛い目みたくなかったら大人しくそいつらを差し出しな!」

男「ウツロイド、パワージェム」

ウツロイド「べのっ!!」

ヘルガー「へがっ!?」

ハンター「ヘルガー!?くそっ、もどれ!なにしやがる、てめぇ!」

男「それはこっちの台詞だ!人のポケモンをとったらどろぼう!悪人に容赦はいらねぇだろうが!」

ハンター(こいつ・・・・・・不意打ちのかえんほうしゃにもすぐ反応しやがったし、ポケモンの方もすぐ動きやがった。かなりの実力者だ。まともにやったら勝ち目はねぇ・・・・・・なら!)

ハンター「行け!マタドガス!えんまくだ!」

男「・・・・・・視界を封じたぐらいで俺のウツロイドに勝てるとでも思ってんのか?ウツロイド、ヘドロウェーブ!」

ウツロイド「じぇるる!」

ハンター「けっ!でてこい、キリキザン!その男に向かってアイアンヘッド!」

キリキザン「ジャキッ」

男「なっ、二匹目を、ぐあぁっ!!!」

ウツロイド「ま、マスター!よくもマスターを!」

ハンター「マタドガス!スモッグ!キリキザン、続けてアイアンヘッド!全部その男にだ!」

ウツロイド「や、やらせませんわ!」

キリキザン「ざっ!」ガゴォン

ウツロイド「ぐぅっ!?」

ハンター「おっと、勝手にやられてくれやがった!これは好都合だ!」

ウツロイド「この・・・トレーナーを狙うだなんて、卑怯者・・・!」

ハンター「なんとでもいいやがれ!お前は今から俺のポケモンになるんだからな!喋るポケモンなんていくらで売れることやら!」

ウツロイド「そんなものになるものですか!わたくしは身も心もマスターのモノ!たとえどんなことがあろうともマスター以外に従うことはありません!」

ハンター「ところがどっこい、できちまうんだな!この、オーレ地方でかっぱらってきたスナッチマシンを使えば!」

ウツロイド「スナッチ、マシン?」

ハンター「スナッチだ!弱ってりゃ好都合!モンスターボール!」

ウツロイド「きゃあっ!」シュイン

ハンター「よし、入った!あんだけ弱らせたら出て来れないはずだ!」

クイックイックイッ

ハンター(ついでにもう一匹の方も捕まえてやるか。男の方は・・・・・・その辺に捨てとけば野性ポケモンの餌にでもなるだろ)

ピシッ

ハンター「・・・あん?」

バキバキバキッ

ハンター「な、なんだ!?も、モンスターボールがひびだらけに!?」

バカッ

ハンター「ぶ、ぶっ壊れた!?」

ウツロイド「・・・・・・じぇるるっぷ」

ハンター「ちっ、出てきやがったか!なら、もう一回!」

ウツロイド「カエルの、ダストシュートよりも下衆な・・・モンスターボールなぞをこのわたくしに・・・・・・!」

ハンター「いけっ!モンスターボーr」

ウツロイド「・・・・・・」ピッ

ボンッ!

ハンター「いてぇっ!え、す、スナッチマシンが!ま、まさか、その距離からわざを当ててぶっ壊したってのか!?」

ウツロイド「わたくしが入るボールはマスターに救われたときの絆の証であるヒールボールのみ!それを!てめぇは!インド象の糞よりも下劣なモンスターボールなぞに入れやがって!」

ハンター「ひぃっ!?」

ウツロイド「いい気になるなよムシケラが!てめぇらはこのわたくしにとって所詮エサにしかすぎない存在!マスターの温情によって生かされているだけのサルだというのに!」

ウツロイド「わたくしのマスターに傷をつけ、マスターとの絆を汚したてめぇには一切の慈悲も与えない!己の愚かさを悔いながら永遠の苦痛を味わうがいい!」

ハンター(こ、こいつは、ヤバイ!俺の勘がこれ以上は関わるなと言っている!)

ハンター「マタドガス!キリキザン!そいつを足止めしろ!」

ウツロイド「フェローチェ、出てきなさい」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「雑魚の相手はお任せいたしますわ」

ハンター「出てこいドンカラス!そらをとぶで逃げ」

ウツロイド「じぇるるっぷ」フュン

ハンター「え、な、なんで、俺の、目の前に、て、テレポート?」

ウツロイド「じぇるるっぷ」フュン

ハンター「い、いやだ!お、俺が悪かったから!た、たすけ」





ウツロイド「じぇるるっぷ」




男「・・・・・・うーん、なんか、肩が痛い・・・・・・」

ミュウ「あ、起きたんだね、男。大丈夫?おっぱい飲む?」

男「マンマーーーー!!!!」

マギアナ「ナンデヤネン」バシッ

ミュウ「あいたーっ!なんで叩いたのーっ!?」

マホイップ「これがジャパニーズ・ツッコミだよ」

マギアナ「タノシイヨ」

ミュウ「むぅ。ミルクのみでHPを回復させようと思っただけなのに」

男「・・・・・・はっ!俺はなにを、えーっと、たしかなんかポケモンハンターの男に襲われて、それから・・・」

ミュウ「びっくりしたよ。フェローチェが倒れた男をかついで戻ってくるんだもん」

男「そ、そうだ!ウツロイドとフェローチェは無事なのか!?」

マホイップ「自力で撃退したってさ」

男「そうか・・・まあ俺の意識が飛んだからってあいつらも自分で戦えるよな」

ミュウ「それにしても、トレーナーの方を狙うだなんてひどい奴だよ。普通のバトルだったらぜぇったい男が圧倒してたのに!」

男「・・・いや、ああいう外道がいることも考えておかないとな。この牧場にはただでさえ珍しいポケモンがいっぱいいるんだから。対策はしておかないと」

マホイップ「言われなくてもみんな自力で撃退できるよ」

男「いや、ほら、こう巨大マシンとかで襲ってきたりとかありえるじゃん」

マホイップ「機械如きがマホたちに勝てると思ってんの?」

ミュウ「なんてったって男が育てたポケモンたちだからね。みんなチャンピオンまでの戦いを乗り越えてきた猛者ばっかりだし」

男「そ、そうか・・・・・・みんな強いもんな」

マホイップ(てか、こいつキリキザンのアイアンヘッド喰らったって聞いたんだけど。なんで痛いで済んでるの?)

ミュウ「とりあえず、今はゆっくり休んで身体を癒してね。あ、おっぱいいる?」

男「いりゅーーーーーー!!!!」

マホイップ「マギアナ、やっちゃえ!」

マギアナ「オイルデヨケレバワタシモ」

マホイップ「マギアナ!?」

男「お、いたいた。ウツロイド。それにフェローチェ」

ウツロイド「あなた様、お体の具合はよろしいのですか?」

男「ああ。湿布貼ったら治った」

ウツロイド「それはすごい回復力ですわね。わたくしはオボンのみをたくさん食べてようやくですのに」

フェローチェ「かぶりん」

男「フェローチェもウツロイドもありがとう。お前らがいてくれて助かったよ」

ウツロイド「まあ。わたくしはあなた様の従えるポケモンとして当然のことをしたまでの事です。むしろ不意打ちとはいえあなたさまに傷をおわせてしまったことをお詫び申し上げます」

男「大したケガじゃないし気にしなくていいよ」

フェローチェ「かぶりん」

男「で、聞きたいんだが」

ウツロイド「あのハンターのことですわね?」

男「ああ。あのあとどうなったんだ?」

ウツロイド「うふ、うふふ」

男「あの、ウツロイドさん?その不敵な笑みはいったい」

ウツロイド「あの男には私の毒を注入しておきました。今頃今まで違法に捕まえたポケモンたちをつれてジュンサーさんの元へ向かっているでしょう」

男「そんな使い道が・・・・・・てか、毒って大丈夫なのか?」

ウツロイド「そうですね、しばらく摂取できなければおそらく薬物依存のような禁断症状が出るとは思いますが・・・・・・わたくしの知ったことではありませんわね」

男「お、おう・・・・・・まあ、これ以上ポケモンたちへの被害が無くなったと考えたらよしとするか」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「しかし、あなた様がやられてしまったからといって激高して汚い言葉を使って罵ってしまうとは・・・・・・その上日本語が時々出なくなりましたし・・・・・・わたくしもまだまだ訓練が足りませんね」

男「頭に血が上ったらそんなもんじゃないか?多分俺も英語で怒れとか言われても無理だし」

ウツロイド「このままではいつかあなた様の前で口汚い様を見せるのではないかと不安なのです。せっかく上品な言葉遣いをお勉強していますのに」

男「その妙なお嬢様口調はそういうことだったのか」

ウツロイド「あなた様に仕えるポケモンとして品位が問われるような行動は避けなければなりませんからね」

マホイップ「いっそ自分のとこの言語で喋ればいいんじゃない~?誰にも伝わらないから汚くなっても気付かれないし~」

ウツロイド「何を言っているのですか」

男「・・・・・・マホイップはポケモン語?で喋れるのか?」

マホイップ「できるよ~」

ウツロイド「べのめのん」

マホイップ「くるくる~」

ウツロイド「じぇるるっぷ」

マホイップ「く~る~る~」

ウツロイド「べの・・・・・・」

マホイップ「まほ・・・・・・」

ウツロイド「てめぇ、ぶっ飛ばして差し上げますわ!!」

マホイップ「返り討ちだオラァ!!!」

男「なんて会話してたんだ!?」

ウツロイド「聞いてくださいあなた様!このアホイップがわたくしのことを『ToLoveるのエロ触手役で出てきそうだな!』とか言ったのです!」

男「なんでToLoveる」

マホイップ「このクズロイドだってマホのこと『あなたにはToLoveるでエロ衣装役をしているのがお似合い』とか言ってくるんだもん!」

男「え、俺の家にToLoveるあんの?俺知らないんだけど?」

ウツロイド「妹様のお部屋にございますが」

マホイップ「よく読み聞かせしてくれる」

男「なにやってんだあの妹」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「え、あ、はい。ごめんなさい」

マホイップ「ごめん」

男「え、なんて言ったんだ?」

ウツロイド「『ToLoveるは聖典。バカにするやつはドリルライナーからのどくづきでボコすぞ』と」

男「お前もかフェローチェ」

マホイップ「いや、確かに異類婚姻譚的な要素はあるっちゃあるけど・・・・・・リト春推しのマホは賛同しかねるかな」

ウツロイド「リトヤミが最尊ですが」

フェローチェ「かぶりん」

ウツロイド「ララリトも確かに王道ではありますが・・・・・・」

マホイップ「リトさんが女相手に受けに回るわけねぇだろ!」

男「お前ら、これToLoveる評論スレじゃねぇから」

男「・・・・・・マホイップ、いつからフェローチェの言葉がわかるようになったんだ?」

マホイップ「よく考えたらウツロイドにできてマホに出来ないわけがないと思ったらなんかいけた」

男「その理屈はよくわからんがすげぇな。よくがんばった」ナデナデ

マホイップ「もー、そんなにマホの好感度稼いでもホイップしか出ないよ~?」

ウツロイド「あ、あなた様、わたくしも・・・い、いえ、淑女は控えめでないといけません。何も聞かなかったことに」

男「ウツロイドもわざわざ俺のために覚えてくれたんだってな。ありがとう」ナデナデ

ウツロイド「はわわわぁぁぁぁぁぁ」ドバドバ

マホイップ「ウツロイドー、気分が良くなるのはいいけど毒を垂れ流すのやめてー」

チラチーノ「ちらっ☆」

ウツロイド「あ、ご、ごめんなさい。お掃除は自分でしますので・・・・・・」

チラチーノ「ちらっ☆」

ウツロイド「あ、かまいませんの?でしたらお願いします」

マホイップ(こいつ掃除するためだけに出てきたのか)

フェローチェ「かぶりん」

マホイップ「・・・いや、そんなこと言われても。マホは生まれつき喋れるし」

男「フェローチェも言葉を覚えたいって?」

マホイップ「うん」

男「じゃああれだな。いっそミュウとかジラーチみたいに人型になればいけるかもな」

ネイティオ「ちくわ大明神」シンプルビーム

フェローチェ「かぶりりりりりりりり」ビビビビビビビ

ウツロイド「そう簡単に人型になどなれるはずがございませんわ。なれるのならわたくしだって・・・・・・」

マホイップ「誰だ今の」

フェローチェ「なれたわ」ポンッ

ウツロイド「!?」

ネイティオ「ちくわ明太子」シンプルビーム

ウツロイド「べののののののののの」ビビビビビビビ

ウツロイド「なれました!」ポンッ

マホイップ「なんでだよ!」

ネイティオ「シンプル(に問題を解決する)ビーム」

マホイップ「行間!」

男「シンプルビームってそういうわざじゃねぇから!」

ブリムオン「むおん」シュン

サーナイト「さーな」シュン

マホイップ「どっから来たおまえらっ!」

ウツロイド「あなたがたもシンプルビームを撃ってもらいに・・・・・・?」

ネイティオ「トゥートゥー」シンプルビーム

ブリムオン「むおん」マジックミラー

ネイティオ「トゥートゥー」マジックミラー

サーナイト「さーな」トレースマジックミラー

男「めちゃくちゃ反射してる!」

マホイップ「うわ、あぶねっ!」カイヒ

チラチーノ「ちらららららららららら」ビビビビビビビ

男「あっ」

マホイップ「やっべ」

チラチーノ「・・・・・・?」

マホイップ(目線が突然高くなったことに困惑してる)

ウツロイド(なんですのあのネズミ。どうしてあのちんちくりんから巨大乳になるんですの。忌々しいっ!)

フェローチェ(今なら子供が作れる)

マホイップ(お前はもうちょっと違うこと考えろ)

チラチーノ「・・・・・・男!掃除機!ちっちゃい!」

男「あ、はい」

チラチーノ「掃除機!おっきいの!ちょうだい!」

男「あ、はい」

マホイップ「人型になろうが掃除婦は掃除婦なんだね」

チラチーノ「あと大好き!」

男「あ、はい。ありがとう」

ウツロイド(なんと大胆な!?)

フェローチェ(30人は欲しい)

ネイティオ(ちくわ大明神)

マホイップ(大胆な告白は女の子の特権)

ウツロイド「うふふ、しかしまあ人の身体というのはいいですわ、ねっ!?」コケッ

マホイップ「え、なんでこけたの?」

ウツロイド「・・・・・・に、二足歩行はどうやってやるのでしょうか・・・・・・」

男「元が足のないポケモンだから歩けないのか・・・・・・」

フェローチェ(子作りをしたら実家に挨拶に来てもらわないといけない。アローラから帰れるか)

男「しばらくは歩く訓練だな。明日にでも歩行訓練の器具を買いに行くとして、とりあえずは」

ウツロイド「きゃっ!あ、あなた様!?なぜ背負われるのでして!?」

マホイップ「まあ歩けないならおんぶが一番効率いいよね」

男「フェローチェが背負われているときに羨ましそうにしてたしな。どうだ?背負われる気分は」

ウツロイド「ええと・・・・・・下りたくなくなる気持ちがわかりましたわ。温かくて、心地いい・・・・・・」

マホイップ(フェローチェはその状態で爆走自転車に揺られてたんだけどね)

―数日後―

男「・・・・・・そろそろ夏休みが終わるから向こうに戻るわけだが」

ミュウ「どしたの?」

男「この大所帯は無理だ!」

ウツロイド「言われてますよ。残りなさいアホイップ」

マホイップ「やだよ!なんでここに残って掲示板しないといけないんだ!」

フェローチェ「子作りはよ」

ミュウツー「わ、我を置いていくのか?おいていかれるのか?そしてまた新しい女を作るのか?」

ジラーチ「ねむいよ・・・・・・その話は着いてからにしない?」

チラチーノ「帰ったらまずベッド周りを重点的に掃除機かけて棚の上とかも絶対埃まみれだから綺麗にして水回りのカビも心配だし・・・・・・」ブツブツ

男「前はみんなもっとサイズが小さかったから大丈夫だったんだよ!見ろよ今の状態!マホイップ以外人型だ!あそこ1人部屋だぞ!7人も入るわけないだろ!寝れねぇよ!」

ミュウ「ひっこーし!ひっこーし!さっさとひっこーし!しばくぞ!」

男「お前はどういうキャラなんだ」

ミュウ「後期以降の暮らしの計画!豪邸引っ越しはじまる贅沢!これから始まる爛れた生活!」

マホイップ「ラップ調!?」

男「韻を踏むな!そして爛れねぇよ!」

ミュウ「ほんとに?おっぱい我慢できる?」

男「まんまーーーーーっ!!!!」チュパチュパ

ミュウ「はい、勝利」

ミュウツー「次は我だ!我だぞ!」

ウツロイド(ミルクのみが使えるのは羨ましいです・・・・・・)

サーナイト「さーな」

ブリムオン「むおん」

マホイップ「お、どうした人になれなかった組」

ウツロイド「いえきもなやみのたねもなかまづくりも跳ね返し、なりきりのわざマシンもスキルスワップのわざレコードも手元にない。コアパニッシャーも効かない。可哀想です」

サーナイト「さーな」

マホイップ「えっ、マジで言ってんの?それは引くわ」

ブリムオン「むおん」

ジラーチ「そういうえっちなの禁止!」

ミュウツー(確かに世の中にはその姿でも興奮する人間もいるらしいが。妹君が言ってたから間違いないだろう)

フェローチェ「それでは子作りができない」

サーナイト「さーな」

フェローチェ「無理だと思う」

ブリムオン「むおん」

ウツロイド「妹様の持っている本にそんなものが・・・・・・」

フェローチェ「行ける気がしてきた」

ジラーチ(同人誌ってなんだろう。オスのポケモンでも卵が産めるとかありえないし。妹ちゃんの部屋になにがあるんだろう)

男「まんまっ、まんまっ」チュパチュパ

ミュウ「は~い、ママだよ~。いっぱい飲んでいいからね~」

チラチーノ(考えるのめんどくさくなってきた。どうせ他のやつら手伝わないしとりあえず男だけつれて帰って掃除しよう)

擬人化チラチーノはむっちりロリ巨乳。異論は認めない。
男くんの地方巡りの旅もいつかは書いてみたい。少なくとも最初のカントーはミュウ・ラルトス・ミブリムのエスパー組で挑んでるのは確定だからマチスのコイルに多分泣かされてる。
フェローチェのコーチングでダイマチョッキマッシブーンを戦わせるの楽しい。まさに脳筋。
ウツロイドのメテオビームでカミツルギを半減にもかかわらず一撃で倒せたのは笑った。そしてゴリラスライダーになすすべなくやられた。
チラチーノを常にパーティに入れてるけれどもチラチーノを選出する機会がなかなかない。ところどころで仕事をしてくれるけど、相手を選ばないと仕事できない。
スキリンようきチラチーノの帯タネマシンガンでアシレーヌが確定一発になるのエライ。トリプルアクセルも命中90で撃てるからランドロスにも強いのエライ。
新生児の甥っ子をつれて姉が嫁ぎ先に行ってしまったため寂しい日々を送ってます。あのむちむちほっぺがつつけないのが寂しい。
ToLoveるでは美柑推しです。

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